JPH1072628A - エアバッグ用インフレーターの再利用 - Google Patents

エアバッグ用インフレーターの再利用

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JPH1072628A
JPH1072628A JP18353397A JP18353397A JPH1072628A JP H1072628 A JPH1072628 A JP H1072628A JP 18353397 A JP18353397 A JP 18353397A JP 18353397 A JP18353397 A JP 18353397A JP H1072628 A JPH1072628 A JP H1072628A
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inflator
metal
furnace
melting
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JP18353397A
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Harry W Ii Miller
ダブリュ.ミラー ザ セカンド ハリー
Jeff K Morley
ケイ.モーレイ ジェフ
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    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B09B3/00Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless
    • B09B3/40Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless involving thermal treatment, e.g. evaporation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B09B3/00Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless
    • B09B3/30Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless involving mechanical treatment
    • B09B3/35Shredding, crushing or cutting
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C06EXPLOSIVES; MATCHES
    • C06BEXPLOSIVES OR THERMIC COMPOSITIONS; MANUFACTURE THEREOF; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS EXPLOSIVES
    • C06B21/00Apparatus or methods for working-up explosives, e.g. forming, cutting, drying
    • C06B21/0091Elimination of undesirable or temporary components of an intermediate or finished product, e.g. making porous or low density products, purifying, stabilising, drying; Deactivating; Reclaiming
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B1/00Preliminary treatment of ores or scrap
    • C22B1/005Preliminary treatment of scrap
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
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    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
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    • C22B7/004Dry processes separating two or more metals by melting out (liquation), i.e. heating above the temperature of the lower melting metal component(s); by fractional crystallisation (controlled freezing)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不良品が装着された又は未装着の、自動車の
エアバッグ用インフレーターの再利用法を提供する。 【解決手段】 インフレーターを、機械にかけ、インフ
レーター部品をせん断する。その発生剤は、分離されか
つ回収される。アルミニウム部品は、アルミニウム合金
の回収のために、溶解炉に供給される。分離された発生
剤は、該溶解炉に、追加燃料として供給され、かつ他の
金属部品は、スクラップとされる。他の金属部品を溶解
し、あらゆる非金属を取り除くことが望ましい。様々な
金属を回収するために、この溶解温度は、変動すること
ができ、かつ融剤を添加することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装着又は未装着の
自動車のエアバッグ用のインフレーターの再生/再利用
の方法に関する。エアバッグ用インフレーターは、今日
自動車製造業者によって広範に使用されていて、かつエ
アバッグインフレーター/モジュールユニット及び自動
車の製造業者、自動車販売業者、点検及び整備業者、自
動車解体業者、自動車のスクラップ加工業者、並びにこ
の業界の他の関係者によって、再利用のための材料源が
提供されている。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】スクラ
ップの自動車ボデーから鉄及び非鉄金属を分離するため
に、キュポラ又は炉の中で、このようなスクラップを溶
融するのに十分な温度まで加熱することによって溶融
し、かつ低融点の非鉄材料を回収し、かつ最終的に温度
を鉄材料の融点まで上昇することは、周知でありかつ一
般的なことである。このような先行技術の例は、米国特
許第3,323,908 号、第3,484,231 号、第3,556,500 号及
び第3,917,239 号に開示されている。先行技術におい
て、鉄成分を含有するスクラップから、アルミニウムの
ような非鉄金属類を溶融しかつ分離するために、アルミ
ニウムを迅速に溶融し鉄の混入を避け、かつその溶融ア
ルミニウムを分離することも公知である。このような先
行技術の方法の例は、米国特許第4,203,762 号及び第4,
457,494 号に開示されている。
【0003】現在、衝突した場合に乗員を拘束するため
に膨張するエアバッグ拘束システムが、米国において販
売される全ての自動車について、連邦政府自動車安全基
準(FMVSS) の規定により求められている。エアバッグの
インフレーターモジュールは、エアバッグクッションの
膨張のための膨張ガス供給源を含む、金属アッセンブリ
である。エアバッグシステムは、火工品又はハイブリッ
ド規格のいずれかを基にした個々のデザインに分けられ
る。火工品システムは、固形ガス発生剤、例えば直接的
なガス、主に窒素の発生剤として、アジ化ナトリウムな
どを組込んでいる。ハイブリッドシステムは、アルゴン
又は窒素のような、圧縮貯蔵された不活性ガスを増大す
るための、化学ガス発生剤を利用する。他の発生剤は、
アジド以外の物質、流体又は液体成分、気体及び発熱物
質を含む。
【0004】典型的にはエアバッグ用インフレーターの
構造部品は、主にアルミニウム及び鉄の合金材料で構成
されるが、金属及び非金属の両方を含む他の材料も、こ
れらの製造において使用される。本産業において、エア
バッグ用インフレーターから金属有価物を回収する試み
がなされている。エアバッグ用インフレーターからの様
々な金属部品の分離及び回収は、手作業又は機械によっ
て取り外しが行われている。しかし、このような方法
は、労働集約的であり、かつこれらが再利用可能な材料
を得るためには、更なる加工が必要であることから、採
用されてはいない。
【0005】当該技術分野において、燃焼されたエアバ
ッグ用インフレーターから金属を再生するために、キュ
ポラ溶解が使用されている。燃焼されたインフレーター
は、キュポラ炉中で加熱され、金属部品が溶融する。得
られる金属の最終生成物は、有害な鉄−アルミニウム金
属間化合物の形の、鉄を含む他の金属が混入したアルミ
ニウム合金を含む。混入したアルミニウムは、ほとんど
市場価値がなく、更に加工されなければならない。米国
特許第5,294,244 号は、まず第一溶解炉中で加熱し、ア
ルミニウム有価物を回収し、かつ第二の炉で更に処理さ
れる非アルミニウム生成物を分離し、ステンレス鋼生成
物を回収することを含む、インフレーターの回収法を開
示している。この特許は、点火及び非点火の双方のイン
フレーターの再生を広く示している。
【0006】この発明の譲受人であるMorton Internati
onal.Inc. は、そのPromotory (ユタ州)工場で、エア
バッグ用インフレーターを、アルミニウム合金有価物を
溶融しかつ回収することによって、再利用している。エ
アバッグ用インフレーターは、収集されかつ分類されて
コンテナの中に入れられ、ガスで燃焼された溶解炉に送
入される。この炉の温度は、アルミニウムが溶融される
以前に、送入された装填材中のあらゆる未燃焼のインフ
レーターが燃焼するのに十分な温度にまで上昇され、そ
の後この温度は、アルミニウム合金成分を溶融するため
に、927 ℃(1700°F )まで上昇される。この溶融され
たアルミニウムは、溶解炉から流出され、チャンバーに
収集され、そこから型に放出されてインゴットを形成
し、その後回収されかつ販売される。インフレーターの
溶融していない鉄成分を含有する残留物質は、溶解炉の
中に留まり、かつそこから回収され、スクラップとして
売却される。
【0007】
【課題を解決するための手段】廃棄されたインフレータ
ー/モジュールユニットの再利用は、その製造に使用さ
れた金属を大量に回収する点で、多くの利益の可能性を
提供する。本発明の方法は、ガス発生剤が回収され、か
つこの金属有価物の回収に使用されるガス燃焼の溶解炉
に燃料が供給される点で、特に利点がある。回収された
発生剤物質は、英熱単位(BTU)の要求に一致する規定の
流速で、該溶解炉へと吹き込まれる。
【0008】本発明は主に、インフレーターの構造部品
の製造において使用されたアルミニウム合金有価物の回
収法を示している。低炭素鋼、ステンレス鋼などのよう
な、様々な他のインフレーター構造部品の製造において
使用される、アルミニウムよりも高い融点を持つ金属
も、本発明を用いて回収される。この方法は、インフレ
ーターにせん断又は裁断の操作を行い、これらをばらば
らに破壊する工程、内側部品を破棄する工程、磁石又は
他の適当な手段により、様々な金属を分離する工程、並
びに篩い分けなどによりその発生剤物質を区別する工程
を含む。固形発生剤、すなわち火工品インフレーターシ
ステムの場合は、裁断操作後に、供給原料を篩い分け
し、ガス発生剤物質を取り除く。ハイブリッドシステム
の場合は、真空チャンバー、収集チャンバーなどのよう
な、適当な手段を用いて、化学ガス発生剤、すなわち気
体、液体などを回収することができる。所望であるなら
ば、鉄金属部品を、磁石による分離又は他の適当な手段
により、アルミニウム部品から分離することができる。
裁断及び篩い分けの工程以後、この裁断された供給原料
を、シリコーンシール、電線コーティング、及びプラス
チックのような可燃物を除去するために、加熱工程に晒
すことができる。燃焼及び分解を通じて揮発分から発生
した熱は、対流により、スクラップ材料に移される。回
収されたアルミニウム部品は、溶解炉に装填材として供
給され、かつ回収された発生剤は、この溶解炉を燃焼す
るために、燃料ガスと共に同時に供給される。
【0009】互いに結合された異なるアルミニウム合金
類で製造された構成要素を有するインフレーターの場合
は、この供給原料は、この結合された構成要素が、互い
に分離するように処理することができる。米国特許第5,
419,578 号は、異なるアルミニウム合金で構築された運
転手側のインフレーターを開示している。これは、分離
されたアルミニウム供給原料を、米国特許第4,468,847
号及び第4,498,523 号に開示されたような、最低の初期
融点を有する合金成分を、破壊されやすくする(fractur
e sensitive)のに十分な高温に加熱することによって、
達成することができる。その後、これら異なるアルミニ
ウム合金部品は、溶融するために、分離かつ回収し、所
望の元来の合金有価物を得ることができる。
【0010】回収された非アルミニウム(鉄)材料は、
スクラップとして収集し、かつ再利用のために鉄筋業者
に売却することができる。シリコーンシール、電線コー
ティング、プラスチックなどのような非金属材料を燃焼
するために、スクラップを炉に通す必要のあることがあ
る。非金属の燃焼後、このスクラップ材料は、金属回収
の技術分野において公知の方法によって、更に加熱さ
れ、その中に含有された各種他の金属有価物を回収する
ことができる。
【0011】別法では、前述の発生剤のみが、せん断さ
れたインフレーター材料から分離される。残りの材料
は、装填材として溶解炉に供給され、かつアルミニウ
ム、鋼、ニッケル、モリブデン、銅、金などのその中に
含まれる様々な金属を移す(droff)ことによって分離さ
れる。分離/回収された発生剤は、金属有価物の回収の
ために使用される溶解炉に添加される燃料として使用さ
れる。この溶解条件、すなわち温度、融剤、溶融条件、
炉の種類などは、各種金属を回収するために変更するこ
とができる。更に、通常の融剤を、鋼、モリブデン、ニ
ッケルなどのような、各種金属を移す(分離する)ため
に、添加することができる。当業者は、このような結果
をもたらす一般に使用される融剤物質を承知している。
【0012】回収された火工品及び化学ガス発生剤は、
燃料ガスと共に、溶解炉に、増大する燃料源として供給
される。この発生剤は、適当な装置により、BTU 要求に
一致する規定の流速で、該炉チャンバーの加熱部位に、
供給され/吹き込まれる。この発生剤の流速は、公知の
方法で該供給装置を調節することにより、変更すること
ができる。本発明で取扱うことができる発生剤は、ウェ
ハー、ペレット、粉砕された発生剤粉末、気体、液体な
どである。
【0013】米国特許第5,294,244 号は、装着又は未装
着のいずれかのインフレーターの溶解を述べているけれ
ども、本発明者等は、未装着のインフレーターは、最初
にせん断しないと、溶解炉の溶融へと供給することがで
きないことを発見した。この溶解炉の破滅的失敗は、未
装着のインフレーターがアルミニウムの溶融物中に入る
場合に生じる。この溶解炉中での未装着インフレーター
の放出又は燃焼は、炉の無傷性及び操作者の安全性にと
って致命的な、制御することができない事故を生じる。
溶解炉に供給される燃料の一部として再利用するため
に、溶解炉へインフレーターを装填する以前に、インフ
レーターをせん断し、かつこのガス発生剤物質を回収す
るという本発明の利点のひとつは、燃料ガスのBTU 加熱
容量を正確に制御することを可能にする。別の重要な利
点は、環境に安全な方法で危険性がある材料を処理する
ことである。
【0014】当業者は、このインフレーターの鉄合金部
品に由来する、鉄のアルミニウム合金への混入を防ぐた
めに、溶解炉の温度は、正確に制御されなければならな
いことを理解している。従ってアルミニウム合金部品
を、非酸化雰囲気下で、約450℃(842 °F )から始ま
り、アルミニウムの融点以上の温度に至る臨界的温度範
囲で、迅速に加熱し、有害な鉄−アルミニウム金属間化
合物を生成することなく、アルミニウムを液相に迅速に
転換することが望ましい。この溶解炉は、典型的には、
アルミニウム合金が燃焼しないような酸素が枯渇した環
境を作り出す、中立ないし還元性の火炎の(under neutr
al to reducing flame) 条件下で作動された、天然ガス
バーナーによって加熱される。この炉の温度は、公知の
方法で監視される。ガス発生剤を回収し、かつこの炉の
燃料流に注入することによって、該燃料のBTU 加熱容量
を正確に制御することができ、かつ鉄−アルミニウム金
属間化合物の生成を避けるために必要な迅速な加熱を得
ることができる。
【0015】本発明は、エアバッグ用インフレーターか
ら、アルミニウム合金、鉄合金及び他の金属有価物を回
収する方法に関する。このエアバッグ用インフレーター
は、様々な構造であり、かつこれは運転手側、乗客側及
び側面のモデルを含む。本発明によって加工されるエア
バッグインフレーターは、一般に未装着のものである
が、装着されたインフレーターも、この供給材料の中に
含み得る。
【0016】本発明の方法は、インフレーターの当初の
製造において使用されるアルミニウム合金と一般に同じ
組成であるアルミニウム合金製品を製造し、かつ例えば
アジ化ナトリウムのような、ガス発生剤の環境に安全な
処理法を提供する。本発明の方法の正味の結果は、利用
不可能なインフレーターユニットの、産業用途にとっ
て、回収可能な金属有価物への転換である。
【0017】前記エアバッグ用インフレーターのアルミ
ニウム合金部品は、ハウジング、エンドプレート、及び
各種の他の構造部品を含む。インフレーターの非アルミ
ニウム部品は、ガスフィルターアッセンブリ、点火装置
アッセンブリ、ガス発生剤物質、リード線、シール、コ
ーティングなどを含む。このガスフィルターアッセンブ
リは、鉄、及びセラミックペーパーのような非金属材料
の、様々なフィルター層で構成されている。ステンレス
及び低炭素鋼合金の両方が、これらのフィルター層の製
造に使用される。このガス発生剤ウェハーを分離してい
るスクリーンも、低炭素鋼で構成されている。圧縮され
た低炭素鋼のエンドプレートも、特定のモジュール用途
に応じて使用することができる。当業者は、運転手側、
乗客側及び側面の衝撃用のインフレーターの基本的な形
状、更にはこれらの製造において使用された材料の組み
合わせに、差異が存在することを理解しているであろ
う。
【0018】本発明のエアバッグ用インフレーターから
金属有価物を再利用及び再生する好ましい方法におい
て、これらのインフレーターは、まず外形によって区別
される。区別されたインフレーターは、その後、それら
がせん断されるせん断部位に供給される。次にせん断に
よって得られる微粉砕された破片は、コンベヤによっ
て、火工品ガス発生剤が回収される篩い分け操作へと運
搬されるか、もしくは気体、液体などの化学ガス発生剤
の場合は、適当な回収部位へと運搬される。これらの金
属部品は、その後磁石又は他の手段を用いて分離され、
非鉄有価物から鉄有価物を分離する。分離されたアルミ
ニウム部品は、公知の方法で、温度を約700℃(1292°F
)〜約1000℃(1832°F )に保つために加熱すること
により、非酸化雰囲気下で溶解するための炉へと、コン
ベヤで運搬される。アルミニウムを、有害な鉄−アルミ
ニウム化合物を生成することなく、素早く液体に転換す
るために、約450 ℃(842 °F )で始まり、アルミニウ
ムの融点以上の温度に至る臨界的温度範囲で、迅速にア
ルミニウムを加熱することが望ましい。この溶解炉の中
で形成された溶融アルミニウムは、収集され、かつイン
ゴット型に注がれ、冷却される。このエアバッグインフ
レーターから回収されたアルミニウム合金は、一般に、
エアバッグインフレーターの製造において使用されたア
ルミニウム合金と、同じ合金組成及び成分の重量百分率
を示す。
【0019】主に鉄材料からなる残留スクラップ材料
は、収集区域に運搬される。この収集されたスクラップ
は、更に加工するために鉄筋業者に販売することができ
る。この残留スクラップ材料は、このスクラップ混合物
を、燃料燃焼炉の中で加熱し、シリコーンシール、電線
コーティング、プラスチックなどを分解することによ
り、加工することが必要なこともある。この揮発分の分
解産物は、燃焼及び分解によって発生した熱を持ち、そ
の熱含量(エンタルピー)は、アルミニウム溶解炉への
供給材料もしくは燃料の予備加熱、又はこのような生成
物のエンタルピーの回収を目的とする他の適当な熱交換
に使用することができる。
【0020】別の実施態様において、ガス発生剤のみ
が、微粉砕されたインフレーター部品から分離される。
このような実施態様では、該発生剤の回収後、残りの部
品を溶解し、アルミニウム合金有価物を回収する。残留
非アルミニウム部品は回収され、かつ融剤を添加し、か
つこの非アルミニウム部品を、当該技術分野において公
知の方法で、約1427℃(2600°F )〜約1649℃(3000°
F )の範囲の最高温度まで加熱することによって、各種
他の金属有価物を回収するために、溶解操作が施され
る。
【0021】本発明の最も重要な点は、火工品又は化学
ガス発生剤物質を回収し、そして追加燃料源としてアル
ミニウム溶解炉の燃焼において使用される燃料へ注入す
ることにある。この発生剤は、アルミニウム溶解炉に、
BTU 要求に一致する規定の流速で吹き込むことができ
る。別の実施態様においては、回収されたガス発生剤物
質の一部又は全部が、非金属の燃焼のために燃料と共に
注入され、また、必要であるならば、非アルミニウム金
属有価物の回収のために使用される炉の燃焼に使用され
る燃料と共に注入される。
【0022】アルミニウム合金の回収のために使用され
る溶解炉は、様々な構造であることができる。例えば、
米国特許第5,294,244 号に開示された炉を使用すること
ができ、これは天然ガス及び圧縮空気の規定された混合
物を操作し、アルミニウムの溶融に必要なBTU 加熱容量
を提供する。更に、米国特許第5,294,244 号に開示され
た型の炉を、ピグ又はビレット型の鉄金属有価物の回収
に使用することができる。米国特許第3,984,090 号及び
第4,457,494 号は、鉄及びアルミニウムを含むスクラッ
プ金属からアルミニウムを抽出するための、炉及び方法
を開示しており、この装置は本発明の実施において使用
することができるであろう。米国特許第3,984,090 号、
第4,457,494 号及び第5,294,244 号は、ここに引用して
本明細書の記載に含める。本発明が意図する当業者は、
前述の内容を判読することによって、本発明が、再利用
されたインフレーターから金属有価物を回収するいずれ
か特定の溶解法又は装置を示すのではなく、再利用され
たインフレーターからのガス発生剤物質の回収及び追加
燃料成分としての使用の新規方法を示すことを理解する
であろう。
【0023】前述の内容は、本発明の原理のみを詳細に
説明するとみなされる。更に、当業者は、前述の説明か
ら、多くの修正及び変更を認めるであろう。このような
修正及び変更は、添付されたクレームの範囲に属すると
みなされる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非アルミニウム金属部品に加え、ガスフ
    ィルターアッセンブリ及びガス発生剤物質を含む非金属
    部品を備える、アルミニウム合金ハウジングを具備する
    エアバッグ用インフレーターからの金属有価物の回収法
    であって、下記の工程を含む方法:エアバッグ用インフ
    レーターに、せん断操作を施し、該インフレーターを微
    粉砕する工程;前記ガス発生剤物質を含む、せん断操作
    からの、様々な金属及び非金属材料を分離しかつ回収す
    る工程;前述の分離かつ回収されたアルミニウム合金部
    品を、ガス燃料で燃焼された溶解炉に供給する工程;前
    記アルミニウム合金部品を、分離かつ回収されたガス発
    生剤物質の少なくとも一部を、流入(inflow)ガス燃料に
    供給することによって、該部品の溶融に十分な温度で加
    熱し、該アルミニウム合金部品の溶融に必要な加熱容量
    を提供する工程;及びアルミニウム合金を回収する工
    程。
  2. 【請求項2】 前述のアルミニウムの融点まで加熱する
    工程が、約700 ℃(1292°F )〜約1000℃(1832°F )
    の範囲の保持温度に、該エアバッグ用インフレーターを
    加熱することを含む、請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 更に、該アルミニウム合金部品を、約45
    0 ℃(842 °F )で始まり、アルミニウム合金部品の融
    点以上の温度に至る臨界的温度範囲で、迅速に加熱し、
    鉄−アルミニウム金属間化合物の検出可能な生成を伴う
    ことなく、アルミニウムを溶融相に素早く転換すること
    を含む、請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 前述のアルミニウム合金の回収工程が、
    該溶融アルミニウムを、当初のアルミニウム部品と純度
    がほぼ同じであるインゴットに鋳造することを含む、請
    求項2の方法。
  5. 【請求項5】 前述のインフレーターのアルミニウム合
    金部品を溶融するために加熱する工程が、天然ガスで燃
    焼された炉への該部品の供給によって行われる、請求項
    1の方法。
  6. 【請求項6】 更に前記せん断操作から生じる、ガス発
    生剤以外の、あらゆる金属及び非金属の微粉砕された材
    料を、前記アルミニウム部品と共に、溶解炉に供給する
    ことを含む、請求項1の方法。
  7. 【請求項7】 前記溶解炉の中で、前記非金属材料の分
    解に十分な熱が発生される、請求項6の方法。
  8. 【請求項8】 前記インフレーターに由来する非アルミ
    ニウム金属残留物が、該アルミニウム溶解炉から回収さ
    れる、請求項7の方法。
  9. 【請求項9】 更に、前記アルミニウム溶解炉から、非
    アルミニウム残留物に結びついた様々な金属を回収する
    下記工程を含む、請求項8の方法:前記非アルミニウム
    残留物に融剤を添加し、装填材を形成する工程;前記添
    加された融剤と混合された非アルミニウム装填材を、第
    二の炉に入れる工程;前記炉の温度を上昇し、添加され
    た装填材を、約1427(2600°F )〜約1649(3000°F )
    の範囲の最高温度まで加熱し、各種金属材料を溶融する
    工程;及び前記装填材中で溶融している間に、鉄金属有
    価物を含む、各種金属有価物を回収する工程。
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