JPH1072822A - 基礎用杭及び構築物の基礎施工方法 - Google Patents
基礎用杭及び構築物の基礎施工方法Info
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- JPH1072822A JPH1072822A JP8248689A JP24868996A JPH1072822A JP H1072822 A JPH1072822 A JP H1072822A JP 8248689 A JP8248689 A JP 8248689A JP 24868996 A JP24868996 A JP 24868996A JP H1072822 A JPH1072822 A JP H1072822A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】構築物の重量を地中で支える基礎用杭は、木杭
である場合は腐食しやすく、コンクリート杭である場合
は構築物の重量によって沈下しやすかった。 【解決手段】基礎用杭1は、松杭部材3と、その元口6
に接合パイプ5で接合されているコンクリート杭部材2
とを備えている。基礎用杭1は地盤中に打ち込まれた状
態では、下部の松杭部材3が地盤の常水部Hに対応し、
上部のコンクリート杭部材2は地盤の無水部Eに対応し
ている。
である場合は腐食しやすく、コンクリート杭である場合
は構築物の重量によって沈下しやすかった。 【解決手段】基礎用杭1は、松杭部材3と、その元口6
に接合パイプ5で接合されているコンクリート杭部材2
とを備えている。基礎用杭1は地盤中に打ち込まれた状
態では、下部の松杭部材3が地盤の常水部Hに対応し、
上部のコンクリート杭部材2は地盤の無水部Eに対応し
ている。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基礎用杭及び構築
物の基礎施工方法に関するものである。更に詳しくは、
地盤中等に打ち込んだ後に、沈下防止と腐食防止の両方
を同時に達成し得る基礎用杭及び構築物の基礎施工方法
に関するものである。
物の基礎施工方法に関するものである。更に詳しくは、
地盤中等に打ち込んだ後に、沈下防止と腐食防止の両方
を同時に達成し得る基礎用杭及び構築物の基礎施工方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築物のような各種構築物の重量を地盤
中或いは地盤中の深部で分散して支えるために、基礎用
杭が用いられている。基礎用杭には、通常、木杭とコン
クリート杭があり、木杭はその殆どが、アカマツ、クロ
マツ等のいわゆる松杭である。
中或いは地盤中の深部で分散して支えるために、基礎用
杭が用いられている。基礎用杭には、通常、木杭とコン
クリート杭があり、木杭はその殆どが、アカマツ、クロ
マツ等のいわゆる松杭である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】松杭は、通常、樹皮を
剥いだものが使用される。それは、表面に節等による多
数の凹凸があり、また径小側である末口を下にして地盤
中に打ち込むことにより表面の摩擦抵抗が大きくなり、
構築物の重量に耐え、沈下しにくいからである。しか
し、地表近くの地下水等の比較的少ない部分(以下、便
宜上、無水部という)では、空気に触れやすいため、腐
食しやすい欠点があった。
剥いだものが使用される。それは、表面に節等による多
数の凹凸があり、また径小側である末口を下にして地盤
中に打ち込むことにより表面の摩擦抵抗が大きくなり、
構築物の重量に耐え、沈下しにくいからである。しか
し、地表近くの地下水等の比較的少ない部分(以下、便
宜上、無水部という)では、空気に触れやすいため、腐
食しやすい欠点があった。
【0004】一方、コンクリート杭は、地盤中に打ち込
んだ後、無水部や無水部より下方の地下水等の比較的多
い部分(以下、便宜上、常水部という。なお、場所によ
って異なるが、普通、地表から1.5m程度の深さ以下
の所が多い)の両部で長期間経ても腐食しにくいが、表
面に凹凸がなく滑りやすいため、構築物の重量に耐える
ことができず、沈下しやすい欠点がある。
んだ後、無水部や無水部より下方の地下水等の比較的多
い部分(以下、便宜上、常水部という。なお、場所によ
って異なるが、普通、地表から1.5m程度の深さ以下
の所が多い)の両部で長期間経ても腐食しにくいが、表
面に凹凸がなく滑りやすいため、構築物の重量に耐える
ことができず、沈下しやすい欠点がある。
【0005】本発明は、上記課題を解決するもので、地
盤中或いは地盤中の深部にあって構築物の重量を分散し
て支える基礎用杭において、沈下しにくく、かつ腐食も
しにくい基礎用杭を提供することを目的とする。又、そ
の基礎用杭を使用することによる構築物の基礎施工方法
を提供することを目的とする。
盤中或いは地盤中の深部にあって構築物の重量を分散し
て支える基礎用杭において、沈下しにくく、かつ腐食も
しにくい基礎用杭を提供することを目的とする。又、そ
の基礎用杭を使用することによる構築物の基礎施工方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、構築物の基礎工事等に使用する基礎用杭で
あって、木杭部材と、当該木杭部材の上端部に載置され
るコンクリート杭部材と、を備えている、基礎用杭であ
る。
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、構築物の基礎工事等に使用する基礎用杭で
あって、木杭部材と、当該木杭部材の上端部に載置され
るコンクリート杭部材と、を備えている、基礎用杭であ
る。
【0007】第2の発明にあっては、構築物の基礎工事
等に使用する基礎用杭であって、木杭部材と、当該木杭
部材の一端部に接合手段を介して接合されるコンクリー
ト杭部材と、を備えている、基礎用杭である。
等に使用する基礎用杭であって、木杭部材と、当該木杭
部材の一端部に接合手段を介して接合されるコンクリー
ト杭部材と、を備えている、基礎用杭である。
【0008】第3の発明にあっては、構築物の基礎工事
等に使用する基礎用杭であって、樹皮を剥いだ松杭部材
と、当該松杭部材の径大側である元口に接合手段を介し
て接合されるコンクリート杭部材と、を備えている、基
礎用杭である。
等に使用する基礎用杭であって、樹皮を剥いだ松杭部材
と、当該松杭部材の径大側である元口に接合手段を介し
て接合されるコンクリート杭部材と、を備えている、基
礎用杭である。
【0009】第4の発明にあっては、上記木杭部材は、
上端部が径大に形成され、下端部側が徐々に径小となる
よう形成してある、第1、第2の発明に係る基礎用杭で
ある。
上端部が径大に形成され、下端部側が徐々に径小となる
よう形成してある、第1、第2の発明に係る基礎用杭で
ある。
【0010】第5の発明にあっては、上記接合手段が棒
状体である、第2、第3または第4の発明に係る基礎用
杭である。
状体である、第2、第3または第4の発明に係る基礎用
杭である。
【0011】第6の発明にあっては、構築物の基礎施工
方法であって、木杭部材を地盤中に打ち込むステップ、
上記木杭部材の上端面にコンクリート杭部材を載置する
ステップ、上記コンクリート杭部材を上記木杭部材と共
に地盤中に打ち込むステップ、を含む、構築物の基礎施
工方法である。
方法であって、木杭部材を地盤中に打ち込むステップ、
上記木杭部材の上端面にコンクリート杭部材を載置する
ステップ、上記コンクリート杭部材を上記木杭部材と共
に地盤中に打ち込むステップ、を含む、構築物の基礎施
工方法である。
【0012】第7の発明にあっては、構築物の基礎施工
方法であって、木杭部材を地盤中に打ち込むステップ、
上記木杭部材の上端部に接合手段を介してコンクリート
杭部材を接合するステップ、上記コンクリート杭部材を
上記木杭部材と共に地盤中に打ち込むステップ、を含
む、構築物の基礎施工方法である。
方法であって、木杭部材を地盤中に打ち込むステップ、
上記木杭部材の上端部に接合手段を介してコンクリート
杭部材を接合するステップ、上記コンクリート杭部材を
上記木杭部材と共に地盤中に打ち込むステップ、を含
む、構築物の基礎施工方法である。
【0013】第8の発明にあっては、構築物の基礎施工
方法であって、樹皮を剥いだ松杭部材を、径小側である
末口から地盤中に打ち込むステップ、上記松杭部材の径
大側である元口に接合手段を介してコンクリート杭部材
を接合するステップ、上記コンクリート杭部材を上記松
杭部材と共に地盤中に打ち込むステップ、を含む、構築
物の基礎施工方法である。
方法であって、樹皮を剥いだ松杭部材を、径小側である
末口から地盤中に打ち込むステップ、上記松杭部材の径
大側である元口に接合手段を介してコンクリート杭部材
を接合するステップ、上記コンクリート杭部材を上記松
杭部材と共に地盤中に打ち込むステップ、を含む、構築
物の基礎施工方法である。
【0014】上記コンクリート杭部材は、遠心力鉄筋コ
ンクリート杭部材、遠心力プレストレスト杭部材が、通
常用いられる。木杭部材の一端部とコンクリート杭部材
の端部との接合手段としては、限定はされないが、通常
は棒状体が使用される。棒状体としては、例えば棒状鉄
筋、その表面に凸状帯が設けられている鉄筋、又は断面
が円形、方形、菱形、星形等の適宜形状の鉄筋いわゆる
異形鉄筋などである。
ンクリート杭部材、遠心力プレストレスト杭部材が、通
常用いられる。木杭部材の一端部とコンクリート杭部材
の端部との接合手段としては、限定はされないが、通常
は棒状体が使用される。棒状体としては、例えば棒状鉄
筋、その表面に凸状帯が設けられている鉄筋、又は断面
が円形、方形、菱形、星形等の適宜形状の鉄筋いわゆる
異形鉄筋などである。
【0015】断面形状が円形、方形、菱形、星形等のも
のについては、充実体のみならず、中空体(例えば、パ
イプ等)も含む。また、棒状体が中空体の場合は、木杭
に受側の穴を開けなくても、割れなどを生じることなく
木杭を打ち込むことが可能で作業効率が向上する。な
お、基礎用杭を地盤中に打ち込む工法としては、打撃工
法、振動工法、圧入工法、掘削工法、ジェット工法等が
ある。
のについては、充実体のみならず、中空体(例えば、パ
イプ等)も含む。また、棒状体が中空体の場合は、木杭
に受側の穴を開けなくても、割れなどを生じることなく
木杭を打ち込むことが可能で作業効率が向上する。な
お、基礎用杭を地盤中に打ち込む工法としては、打撃工
法、振動工法、圧入工法、掘削工法、ジェット工法等が
ある。
【0016】(作 用)基礎用杭は、常水部に対応する
下部側が木杭部材で、無水部に対応する上部側がコンク
リート杭部材となっており、常水部に打ち込まれる木杭
部材は空気に触れることが少なく、腐食を防止でき、コ
ンクリート杭部材は空気に触れやすい無水部に打ち込ま
れるが、コンクリートは本来腐食しにくいものである。
従って、基礎用杭は全体としての耐腐食性に優れる。
下部側が木杭部材で、無水部に対応する上部側がコンク
リート杭部材となっており、常水部に打ち込まれる木杭
部材は空気に触れることが少なく、腐食を防止でき、コ
ンクリート杭部材は空気に触れやすい無水部に打ち込ま
れるが、コンクリートは本来腐食しにくいものである。
従って、基礎用杭は全体としての耐腐食性に優れる。
【0017】木杭部材の上端部が径大に形成され、下端
部側が徐々に径小となるよう形成してあるもの(松杭を
含む)にあっては、径小側の末口を下にして打ち込むこ
とにより、打ち込むときの直進性に優れ、作業がしやす
い。また、木杭部材の表面全体はほぼ均等に地盤と接触
するので、表面が傾斜面であることと相まって、摩擦抵
抗が大きくなり、杭全体の施工後の沈下を防止できる。
なお、松杭部材を使用した場合は、表面に節などによる
自然な凹凸部が形成されているので、更に効果的に基礎
用杭の沈下を防止することができる。
部側が徐々に径小となるよう形成してあるもの(松杭を
含む)にあっては、径小側の末口を下にして打ち込むこ
とにより、打ち込むときの直進性に優れ、作業がしやす
い。また、木杭部材の表面全体はほぼ均等に地盤と接触
するので、表面が傾斜面であることと相まって、摩擦抵
抗が大きくなり、杭全体の施工後の沈下を防止できる。
なお、松杭部材を使用した場合は、表面に節などによる
自然な凹凸部が形成されているので、更に効果的に基礎
用杭の沈下を防止することができる。
【0018】木杭部材とコンクリート杭部材を接合手
段、例えば棒状体で接合するようにしたものは、打ち込
み時及びそれ以降も基礎用杭が直線状に保たれ、耐久性
が高く、基礎用杭本来の機能を十分に発揮できる。な
お、棒状体として異形筋を使用すれば、地盤の振動等に
よって接合部分が緩んだりすることがなく、接合をより
確実にすることができる。
段、例えば棒状体で接合するようにしたものは、打ち込
み時及びそれ以降も基礎用杭が直線状に保たれ、耐久性
が高く、基礎用杭本来の機能を十分に発揮できる。な
お、棒状体として異形筋を使用すれば、地盤の振動等に
よって接合部分が緩んだりすることがなく、接合をより
確実にすることができる。
【0019】構築物の基礎施工方法にあっては、まず、
地盤に木杭部材または松杭部材を打ち込んでからコンク
リート杭部材を接合する等して杭全体を打ち込み、基礎
用杭を現場で施工と共に一体化するようにしている。従
って、基礎用杭の保管や運搬する際には、木杭部材また
は松杭部材とコンクリート杭部材とを一体化しておく必
要はなく、それぞれ別々に管理できるので、取り扱いが
容易にできる。
地盤に木杭部材または松杭部材を打ち込んでからコンク
リート杭部材を接合する等して杭全体を打ち込み、基礎
用杭を現場で施工と共に一体化するようにしている。従
って、基礎用杭の保管や運搬する際には、木杭部材また
は松杭部材とコンクリート杭部材とを一体化しておく必
要はなく、それぞれ別々に管理できるので、取り扱いが
容易にできる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施の形態
に基づき更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る基
礎用杭の上部を構成するコンクリート杭部材と下部を構
成する木杭部材を示す分解斜視図である。図2は、図1
中のA−A線端面図である。図3は、本発明に係る基礎
用杭を地盤中に打ち込んだ状態を示す説明図である。基
礎用杭1は、コンクリート杭部材2(長さ1m、直径2
0cm)と木杭部材である松杭部材3(長さ6m、元口
の直径20cm、末口の直径10cm)より構成されて
いる。上記コンクリート杭部材2と松杭部材3の長さと
直径は、施工場所の地盤の特性等によって適宜変えるこ
とができる。
に基づき更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る基
礎用杭の上部を構成するコンクリート杭部材と下部を構
成する木杭部材を示す分解斜視図である。図2は、図1
中のA−A線端面図である。図3は、本発明に係る基礎
用杭を地盤中に打ち込んだ状態を示す説明図である。基
礎用杭1は、コンクリート杭部材2(長さ1m、直径2
0cm)と木杭部材である松杭部材3(長さ6m、元口
の直径20cm、末口の直径10cm)より構成されて
いる。上記コンクリート杭部材2と松杭部材3の長さと
直径は、施工場所の地盤の特性等によって適宜変えるこ
とができる。
【0021】コンクリート杭部材2は、一方の端部4の
中心に、先端が突出するように、鉄製の接合パイプ5が
埋設されている。松杭部材3は、径が大きい方が元口6
であり、小さい方が末口8である。末口8は、地盤中に
打ち込み易いように先部を削って尖らせてある。松杭部
材3の表面は樹皮を剥いだ状態であり、節などによる自
然な凹凸部9が形成されている。なお、コンクリート杭
部材2と松杭部材3は後で説明するように、施工と共に
一体化され、基礎用杭1となる。
中心に、先端が突出するように、鉄製の接合パイプ5が
埋設されている。松杭部材3は、径が大きい方が元口6
であり、小さい方が末口8である。末口8は、地盤中に
打ち込み易いように先部を削って尖らせてある。松杭部
材3の表面は樹皮を剥いだ状態であり、節などによる自
然な凹凸部9が形成されている。なお、コンクリート杭
部材2と松杭部材3は後で説明するように、施工と共に
一体化され、基礎用杭1となる。
【0022】(作 用)図1ないし図3を参照して本実
施の形態の施工方法及び作用を説明する。松杭部材3の
末口8を下に向けて、圧入工法により地盤中に打ち込
む。松杭部材3の元口6の中心に、コンクリート杭部材
2の接合パイプ5を打ち込み、コンクリート杭部材2と
松杭部材3とを直線状に接合し、基礎用杭1とする。な
お、松杭部材3は径小側の末口8を下にして打ち込まれ
るので、打ち込むときの直進性に優れ、作業がしやす
い。
施の形態の施工方法及び作用を説明する。松杭部材3の
末口8を下に向けて、圧入工法により地盤中に打ち込
む。松杭部材3の元口6の中心に、コンクリート杭部材
2の接合パイプ5を打ち込み、コンクリート杭部材2と
松杭部材3とを直線状に接合し、基礎用杭1とする。な
お、松杭部材3は径小側の末口8を下にして打ち込まれ
るので、打ち込むときの直進性に優れ、作業がしやす
い。
【0023】更に、基礎用杭1全体を地盤深くに打ち込
み、松杭部材3が常水部Hに、コンクリート杭部材2が
無水部Eにそれぞれ存在するようにする。符号10は、
構築物を支えているフーチングを示す。なお、上記した
ように、松杭部材3が常水部Hに対応し、コンクリート
杭部材2が無水部Eに対応している態様は、あくまでも
説明のためのモデルケースであって、実際の施工では常
水部H、無水部Eの層の厚さは実に多様であり、必ずし
もモデルケースと同様になるとは限らない。
み、松杭部材3が常水部Hに、コンクリート杭部材2が
無水部Eにそれぞれ存在するようにする。符号10は、
構築物を支えているフーチングを示す。なお、上記した
ように、松杭部材3が常水部Hに対応し、コンクリート
杭部材2が無水部Eに対応している態様は、あくまでも
説明のためのモデルケースであって、実際の施工では常
水部H、無水部Eの層の厚さは実に多様であり、必ずし
もモデルケースと同様になるとは限らない。
【0024】基礎用杭1は、下部の松杭部材3が、上に
なる程直径が大きくなっており、しかも、表面に多数の
凹凸部9を有しているので、沈下方向への摩擦抵抗が大
きくなっており、効果的に杭全体の沈下を防ぐことがで
きる。下部の松杭部材3は、地盤中の常水部H以下に存
在しているので、空気に触れにくく、腐食を防止するこ
とができる。
なる程直径が大きくなっており、しかも、表面に多数の
凹凸部9を有しているので、沈下方向への摩擦抵抗が大
きくなっており、効果的に杭全体の沈下を防ぐことがで
きる。下部の松杭部材3は、地盤中の常水部H以下に存
在しているので、空気に触れにくく、腐食を防止するこ
とができる。
【0025】松杭部材3の上部にあるコンクリート杭部
材2は、地表近くの無水部Eに存在しているけれども、
コンクリートは本来腐食しにくい材料である。従って、
基礎用杭1は全体として耐腐食性に優れている。また、
松杭部材3の元口6とコンクリート杭部材2の端部4と
は接合パイプ5によって接合されているので、基礎用杭
1は打ち込み後及びそれ以降も直線状に保たれる。
材2は、地表近くの無水部Eに存在しているけれども、
コンクリートは本来腐食しにくい材料である。従って、
基礎用杭1は全体として耐腐食性に優れている。また、
松杭部材3の元口6とコンクリート杭部材2の端部4と
は接合パイプ5によって接合されているので、基礎用杭
1は打ち込み後及びそれ以降も直線状に保たれる。
【0026】本明細書で使用している用語と表現は、あ
くまでも説明上のものであって、なんら限定的なもので
はなく、本明細書に記述された特徴及びその一部と等価
の用語や表現を排除する意図はない。又、本発明の技術
思想の範囲内で、種々の変更態様が可能であることは言
うまでもない。
くまでも説明上のものであって、なんら限定的なもので
はなく、本明細書に記述された特徴及びその一部と等価
の用語や表現を排除する意図はない。又、本発明の技術
思想の範囲内で、種々の変更態様が可能であることは言
うまでもない。
【0027】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)基礎用杭は、常水部に対応する下部側が木杭部材
で、無水部に対応する上部側がコンクリート杭部材とな
っており、常水部に打ち込まれる木杭部材は空気に触れ
ることが少なく、腐食を防止でき、コンクリート杭部材
は空気に触れやすい無水部に打ち込まれるが、コンクリ
ートは本来腐食しにくいものである。従って、基礎用杭
は全体としての耐腐食性に優れる。
する。 (a)基礎用杭は、常水部に対応する下部側が木杭部材
で、無水部に対応する上部側がコンクリート杭部材とな
っており、常水部に打ち込まれる木杭部材は空気に触れ
ることが少なく、腐食を防止でき、コンクリート杭部材
は空気に触れやすい無水部に打ち込まれるが、コンクリ
ートは本来腐食しにくいものである。従って、基礎用杭
は全体としての耐腐食性に優れる。
【0028】(b)木杭部材の上端部が径大に形成さ
れ、下端部側が徐々に径小となるよう形成してあるもの
(松杭を含む)にあっては、径小側の末口を下にして打
ち込むことにより、打ち込むときの直進性に優れ、作業
がしやすい。また、木杭部材の表面全体はほぼ均等に地
盤と接触するので、表面が傾斜面であることと相まっ
て、摩擦抵抗が大きくなり、杭全体の施工後の沈下を防
止できる。なお、松杭部材を使用した場合は、表面に節
などによる自然な凹凸部が形成されているので、更に効
果的に基礎用杭の沈下を防止することができる。
れ、下端部側が徐々に径小となるよう形成してあるもの
(松杭を含む)にあっては、径小側の末口を下にして打
ち込むことにより、打ち込むときの直進性に優れ、作業
がしやすい。また、木杭部材の表面全体はほぼ均等に地
盤と接触するので、表面が傾斜面であることと相まっ
て、摩擦抵抗が大きくなり、杭全体の施工後の沈下を防
止できる。なお、松杭部材を使用した場合は、表面に節
などによる自然な凹凸部が形成されているので、更に効
果的に基礎用杭の沈下を防止することができる。
【0029】(c)木杭部材とコンクリート杭部材を接
合手段、例えば棒状体で接合するようにしたものは、打
ち込み時及びそれ以降も基礎用杭が直線状に保たれ、耐
久性が高く、基礎用杭本来の機能を十分に発揮できる。
なお、棒状体として異形筋を使用すれば、地盤の振動等
によって接合部分が緩んだりすることがなく、接合をよ
り確実にすることができる。
合手段、例えば棒状体で接合するようにしたものは、打
ち込み時及びそれ以降も基礎用杭が直線状に保たれ、耐
久性が高く、基礎用杭本来の機能を十分に発揮できる。
なお、棒状体として異形筋を使用すれば、地盤の振動等
によって接合部分が緩んだりすることがなく、接合をよ
り確実にすることができる。
【0030】(d)構築物の基礎施工方法にあっては、
まず、地盤に木杭部材または松杭部材を打ち込んでから
コンクリート杭部材を接合する等して杭全体を打ち込
み、基礎用杭を現場で施工と共に一体化するようにして
いる。従って、基礎用杭の保管や運搬する際には、木杭
部材または松杭部材とコンクリート杭部材とを一体化し
ておく必要はなく、それぞれ別々に管理できるので、取
り扱いが容易にできる。
まず、地盤に木杭部材または松杭部材を打ち込んでから
コンクリート杭部材を接合する等して杭全体を打ち込
み、基礎用杭を現場で施工と共に一体化するようにして
いる。従って、基礎用杭の保管や運搬する際には、木杭
部材または松杭部材とコンクリート杭部材とを一体化し
ておく必要はなく、それぞれ別々に管理できるので、取
り扱いが容易にできる。
【図1】本発明に係る基礎用杭の上部を構成するコンク
リート杭部材と下部を構成する木杭部材を示す分解斜視
図。
リート杭部材と下部を構成する木杭部材を示す分解斜視
図。
【図2】図1中のA−A線端面図。
【図3】本発明に係る基礎用杭を地盤中に打ち込んだ状
態を示す説明図。
態を示す説明図。
1 基礎用杭 2 コンクリート杭部材 3 松杭部材 4 端部 5 接合パイプ 6 元口 8 末口 9 凹凸部 10 フーチング H 常水部 E 無水部
Claims (8)
- 【請求項1】 構築物の基礎工事等に使用する基礎用杭
であって、 木杭部材と、 当該木杭部材の上端部に載置されるコンクリート杭部材
と、を備えていることを特徴とする、 基礎用杭。 - 【請求項2】 構築物の基礎工事等に使用する基礎用杭
であって、 木杭部材と、 当該木杭部材の一端部に接合手段を介して接合されるコ
ンクリート杭部材と、を備えていることを特徴とする、 基礎用杭。 - 【請求項3】 構築物の基礎工事等に使用する基礎用杭
であって、 樹皮を剥いだ松杭部材と、 当該松杭部材の径大側である元口に接合手段を介して接
合されるコンクリート杭部材と、を備えていることを特
徴とする、 基礎用杭。 - 【請求項4】 上記木杭部材は、上端部が径大に形成さ
れ、下端部側が徐々に径小となるよう形成してあること
を特徴とする、 請求項1または2記載の基礎用杭。 - 【請求項5】 上記接合手段が棒状体であることを特徴
とする、 請求項2、3または4記載の基礎用杭。 - 【請求項6】 構築物の基礎施工方法であって、 木杭部材を地盤中に打ち込むステップ、 上記木杭部材の上端面にコンクリート杭部材を載置する
ステップ、 上記コンクリート杭部材を上記木杭部材と共に地盤中に
打ち込むステップ、を含むことを特徴とする、 構築物の基礎施工方法。 - 【請求項7】 構築物の基礎施工方法であって、 木杭部材を地盤中に打ち込むステップ、 上記木杭部材の上端部に接合手段を介してコンクリート
杭部材を接合するステップ、 上記コンクリート杭部材を上記木杭部材と共に地盤中に
打ち込むステップ、を含むことを特徴とする、 構築物の基礎施工方法。 - 【請求項8】 構築物の基礎施工方法であって、 樹皮を剥いだ松杭部材を、径小側である末口から地盤中
に打ち込むステップ、 上記松杭部材の径大側である元口に接合手段を介してコ
ンクリート杭部材を接合するステップ、 上記コンクリート杭部材を上記松杭部材と共に地盤中に
打ち込むステップ、を含むことを特徴とする、 構築物の基礎施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8248689A JPH1072822A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 基礎用杭及び構築物の基礎施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8248689A JPH1072822A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 基礎用杭及び構築物の基礎施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1072822A true JPH1072822A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=17181878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8248689A Pending JPH1072822A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 基礎用杭及び構築物の基礎施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1072822A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009046832A (ja) * | 2007-08-16 | 2009-03-05 | Kyushu Piling:Kk | 基礎用杭装置、それに用いられる縦連結手段並びに基礎用杭の打ち込み設置方法 |
| AT15636U1 (de) * | 2016-11-23 | 2018-03-15 | Guenter Keuschnig | In einen untergrund einrammbares system |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP8248689A patent/JPH1072822A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009046832A (ja) * | 2007-08-16 | 2009-03-05 | Kyushu Piling:Kk | 基礎用杭装置、それに用いられる縦連結手段並びに基礎用杭の打ち込み設置方法 |
| AT15636U1 (de) * | 2016-11-23 | 2018-03-15 | Guenter Keuschnig | In einen untergrund einrammbares system |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |