JPH1073058A - 内面カム式分配型燃料噴射装置 - Google Patents
内面カム式分配型燃料噴射装置Info
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- JPH1073058A JPH1073058A JP8247105A JP24710596A JPH1073058A JP H1073058 A JPH1073058 A JP H1073058A JP 8247105 A JP8247105 A JP 8247105A JP 24710596 A JP24710596 A JP 24710596A JP H1073058 A JPH1073058 A JP H1073058A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M41/00—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor
- F02M41/08—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined
- F02M41/10—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined pump pistons acting as the distributor
- F02M41/12—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined pump pistons acting as the distributor the pistons rotating to act as the distributor
-
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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- F02M41/14—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined rotary distributor supporting pump pistons
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- F02M41/1411—Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined rotary distributor supporting pump pistons pistons being disposed radially with respect to rotation axis characterised by means for varying fuel delivery or injection timing
- F02M41/1416—Devices specially adapted for angular adjustment of annular cam
-
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カムリングとこれを保持する部材とのクリア
ランスを小さくし、カムリングの振動を抑えてカムリン
グの衝突音、エロージョンの低減を図る内面カム式分配
型燃料噴射装置を提供する。これに加えて、カムリング
とタイマ機構との連結強度を高める。 【解決手段】 機関に同期して回転するロータ3をハウ
ジング2内に設け、カムリング14をロータ3の外側に
配して、プランジャ10をロータ3の回転によりカムリ
ング14によって径方向に往復動させる。カムリング1
4の両側には、ハウジング2に固定されてカムリング1
4と同一素材で構成された支持部材(バレル6,ベアリ
ング支持部材8)が固定され、この支持部材のみによっ
てカムリング14を両側から回動自在に保持する。カム
リング14とタイマ機構21とを連結する連結ロッド2
4をカムリング14に一体形成する。
ランスを小さくし、カムリングの振動を抑えてカムリン
グの衝突音、エロージョンの低減を図る内面カム式分配
型燃料噴射装置を提供する。これに加えて、カムリング
とタイマ機構との連結強度を高める。 【解決手段】 機関に同期して回転するロータ3をハウ
ジング2内に設け、カムリング14をロータ3の外側に
配して、プランジャ10をロータ3の回転によりカムリ
ング14によって径方向に往復動させる。カムリング1
4の両側には、ハウジング2に固定されてカムリング1
4と同一素材で構成された支持部材(バレル6,ベアリ
ング支持部材8)が固定され、この支持部材のみによっ
てカムリング14を両側から回動自在に保持する。カム
リング14とタイマ機構21とを連結する連結ロッド2
4をカムリング14に一体形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内周にカム面が
形成されたカムリングをロータの周囲に設け、ロータに
設けられたプランジャをカムリングによって径方向に往
復動させて圧縮室の容積を変化させる形式の分配型燃料
噴射装置に関する。
形成されたカムリングをロータの周囲に設け、ロータに
設けられたプランジャをカムリングによって径方向に往
復動させて圧縮室の容積を変化させる形式の分配型燃料
噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内面カム式分配型燃料噴射装置
は、例えば、特開昭61−237840号公報、特開平
7−247932号公報等にみられるように、ロータの
周囲に内周にカム面が形成されたカムリングを配し、ロ
ータの径方向に摺動自在にプランジャを設け、このプラ
ンジャをロータの回転に伴ってカムリングのカム面によ
り径方向に往復動させるようにした基本構成を有してお
り、カムリングをハウジングによって保持しつつ、下方
に設けられたタイマ機構によりカムリングを周方向に回
動できるようにしている。
は、例えば、特開昭61−237840号公報、特開平
7−247932号公報等にみられるように、ロータの
周囲に内周にカム面が形成されたカムリングを配し、ロ
ータの径方向に摺動自在にプランジャを設け、このプラ
ンジャをロータの回転に伴ってカムリングのカム面によ
り径方向に往復動させるようにした基本構成を有してお
り、カムリングをハウジングによって保持しつつ、下方
に設けられたタイマ機構によりカムリングを周方向に回
動できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】燃料噴射装置を構成す
るハウジングは、軽量化を目的としてアルミニウム合金
等が用いられているが、カムリング自体は、硬度を高め
る必要から鋼等で構成されている。このため、冷寒時に
おいては各構成部材の熱膨張率の相違により、カムリン
グとハウジングとがスティックする虞があることから、
上述のような従来構成においては、スティックを防止す
るに足りる十分なクリアランスをハウジングとカムリン
グとの間に予め形成するような設計が試みられる。
るハウジングは、軽量化を目的としてアルミニウム合金
等が用いられているが、カムリング自体は、硬度を高め
る必要から鋼等で構成されている。このため、冷寒時に
おいては各構成部材の熱膨張率の相違により、カムリン
グとハウジングとがスティックする虞があることから、
上述のような従来構成においては、スティックを防止す
るに足りる十分なクリアランスをハウジングとカムリン
グとの間に予め形成するような設計が試みられる。
【0004】しかしながら、異部材の熱膨張率を考慮し
てハウジングとカムリングとのクリアランスを大きくし
なければならない上述の構成においては、カムリングの
軸中心と、ロータの軸中心とに微妙なずれが生じ、燃料
噴射装置の作動時にカムリングの振動が生じやすくな
る。その結果、カムリングがハウジングにぶつかること
によって生じる衝突音が大きくなると共に、カムリング
とハウジングとの接触面でエロージョンが発生しやすく
なる不都合があった。
てハウジングとカムリングとのクリアランスを大きくし
なければならない上述の構成においては、カムリングの
軸中心と、ロータの軸中心とに微妙なずれが生じ、燃料
噴射装置の作動時にカムリングの振動が生じやすくな
る。その結果、カムリングがハウジングにぶつかること
によって生じる衝突音が大きくなると共に、カムリング
とハウジングとの接触面でエロージョンが発生しやすく
なる不都合があった。
【0005】また、上述の従来技術によれば、カムリン
グとタイマ機構とを別体の連結ロッドによって連結させ
ているが、クリアランスを大きくする場合には連結ロッ
ドにかかる負荷も大きくなるので、十分な連結強度を得
にくいものであった。
グとタイマ機構とを別体の連結ロッドによって連結させ
ているが、クリアランスを大きくする場合には連結ロッ
ドにかかる負荷も大きくなるので、十分な連結強度を得
にくいものであった。
【0006】そこで、この発明においては、カムリング
とこれを保持する部材とのクリアランスを小さくし、カ
ムリングの振動を抑えてカムリングの衝突音の低減を図
ると共に、カムリング−ハウジング間でのエロージョン
の低減を図ることができる内面カム式分配型燃料噴射装
置を提供することを課題としている。また、これに加え
て、カムリングとタイマ機構との連結強度を高めること
を課題としている。
とこれを保持する部材とのクリアランスを小さくし、カ
ムリングの振動を抑えてカムリングの衝突音の低減を図
ると共に、カムリング−ハウジング間でのエロージョン
の低減を図ることができる内面カム式分配型燃料噴射装
置を提供することを課題としている。また、これに加え
て、カムリングとタイマ機構との連結強度を高めること
を課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、カムリング
をハウジングによって直接保持することに伴う上記不都
合は、カムリングの保持構造を改良してカムリングとハ
ウジングとが接触しない構造にすると共に、カムリング
とこれを保持する部材とのクリアランスを小さくすれば
解消できることから、これを実現する実用的な構造につ
いて鋭意研究を重ねた結果、本願発明を完成するに至っ
た。
をハウジングによって直接保持することに伴う上記不都
合は、カムリングの保持構造を改良してカムリングとハ
ウジングとが接触しない構造にすると共に、カムリング
とこれを保持する部材とのクリアランスを小さくすれば
解消できることから、これを実現する実用的な構造につ
いて鋭意研究を重ねた結果、本願発明を完成するに至っ
た。
【0008】即ち、本発明にかかる内面カム式分配型燃
料噴射装置は、機関に同期して回転するロータをハウジ
ング内に保持し、内周にカム面を有するカムリングを前
記ロータの外側に設け、このカムリングを周方向に回動
させて前記ハウジングに対するカム面の相対位置を変更
可能とし、前記ロータに形成された燃料圧縮部に臨むプ
ランジャを該ロータの径方向に摺動自在に設け、前記ロ
ータの回転により前記プランジャを前記カム面によって
前記径方向に往復動させるようにしたものであり、前記
カムリングと同一の素材で構成された支持部材を前記カ
ムリングの両側でハウジングに固定し、前記カムリング
を前記支持部材のみによって両側から回動自在に保持す
るようにしたことを特徴としている(請求項1)。
料噴射装置は、機関に同期して回転するロータをハウジ
ング内に保持し、内周にカム面を有するカムリングを前
記ロータの外側に設け、このカムリングを周方向に回動
させて前記ハウジングに対するカム面の相対位置を変更
可能とし、前記ロータに形成された燃料圧縮部に臨むプ
ランジャを該ロータの径方向に摺動自在に設け、前記ロ
ータの回転により前記プランジャを前記カム面によって
前記径方向に往復動させるようにしたものであり、前記
カムリングと同一の素材で構成された支持部材を前記カ
ムリングの両側でハウジングに固定し、前記カムリング
を前記支持部材のみによって両側から回動自在に保持す
るようにしたことを特徴としている(請求項1)。
【0009】ここで、カムリングと支持部材との支持構
造としては、カムリングにその周縁に沿って両側へ突出
する係合突部を形成し、この係合突部の内側又は外側に
支持部材を嵌合するような構成が考えられる(請求項
2)。例えば、カムリングの周縁に、環状の係合突部又
は円周上に配された複数の係合突部を設け、この係合突
部の内側を摺動面とするよう支持部材を内嵌する構成で
あってもよい。
造としては、カムリングにその周縁に沿って両側へ突出
する係合突部を形成し、この係合突部の内側又は外側に
支持部材を嵌合するような構成が考えられる(請求項
2)。例えば、カムリングの周縁に、環状の係合突部又
は円周上に配された複数の係合突部を設け、この係合突
部の内側を摺動面とするよう支持部材を内嵌する構成で
あってもよい。
【0010】したがって、カムリングは、ハウジングに
固定された支持部材のみによって両側から保持されるの
で、ハウジングに接触することがなくなる。しかも、支
持部材がカムリングと同一素材で形成されているので、
カムリングと支持部材との間のクリアランスは温度変化
があってもほとんど変化することがなく、クリアランス
を予め小さく設定しておくことが可能となる。
固定された支持部材のみによって両側から保持されるの
で、ハウジングに接触することがなくなる。しかも、支
持部材がカムリングと同一素材で形成されているので、
カムリングと支持部材との間のクリアランスは温度変化
があってもほとんど変化することがなく、クリアランス
を予め小さく設定しておくことが可能となる。
【0011】ハウジングは軽量化のためにアルミニウム
合金で構成し、カムリングとこれを支持する支持部材
は、ある程度の硬度を確保する必要から、いずれも鉄又
は鋼とすることが望ましい。
合金で構成し、カムリングとこれを支持する支持部材
は、ある程度の硬度を確保する必要から、いずれも鉄又
は鋼とすることが望ましい。
【0012】また、本願発明のように、カムリングの両
側を別部材で保持するような構成にあっては、ロータの
径方向からカムリングを嵌め込むことが可能となる。即
ち、従来の構成では、ハウジングに直接カムリングを保
持する必要があることから、ハウジングの内周面に径方
向からカムリングを挿入するような取り付け孔を設ける
ことができなかった。このため、ロータの軸方向に支持
部材やカムリングを順次嵌め入れて組み付ける必要があ
った。これに対して、本件発明によれば、ハウジングと
は別の支持部材によってカムリングが保持されるので、
支持部材をハウジングにしっかり固定できるかぎりカム
リングの周囲にハウジングは必要ではなく、ハウジング
にカムリングを径方向から嵌め込む取付け口を形成して
も一向に差し支えない。
側を別部材で保持するような構成にあっては、ロータの
径方向からカムリングを嵌め込むことが可能となる。即
ち、従来の構成では、ハウジングに直接カムリングを保
持する必要があることから、ハウジングの内周面に径方
向からカムリングを挿入するような取り付け孔を設ける
ことができなかった。このため、ロータの軸方向に支持
部材やカムリングを順次嵌め入れて組み付ける必要があ
った。これに対して、本件発明によれば、ハウジングと
は別の支持部材によってカムリングが保持されるので、
支持部材をハウジングにしっかり固定できるかぎりカム
リングの周囲にハウジングは必要ではなく、ハウジング
にカムリングを径方向から嵌め込む取付け口を形成して
も一向に差し支えない。
【0013】このことから、カムリングとタイマ機構と
を連結する連結ロッドをカムリングに一体形成するよう
にしてもよい(請求項3)。つまり、カムリングを径方
向から嵌め込むことができるのであれば、今まで別部材
として組み付けていた連結ロッドをカムリングに一体化
してもカムリングの組み付け作業に何ら支障はない。む
しろ、連結ロッドをカムリングに一体形成することで、
連結ロッドの強度を高めることができるし、連結ロッド
を別部材にした場合に生じうる連結ロッドとカムリング
とのガタつきもなくなる。
を連結する連結ロッドをカムリングに一体形成するよう
にしてもよい(請求項3)。つまり、カムリングを径方
向から嵌め込むことができるのであれば、今まで別部材
として組み付けていた連結ロッドをカムリングに一体化
してもカムリングの組み付け作業に何ら支障はない。む
しろ、連結ロッドをカムリングに一体形成することで、
連結ロッドの強度を高めることができるし、連結ロッド
を別部材にした場合に生じうる連結ロッドとカムリング
とのガタつきもなくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面により説明する。図1及び図2において、内面カム式
分配型燃料噴射装置の要部構造が示され、この燃料噴射
装置1は、ハウジング2内にロータ3が配置され、この
ロータ3は図示しない機関からドライブシャフト4を介
して駆動トルクを受け、機関と同期して回転するように
なっている。ロータ3は、ハウジング2によって画成さ
れたチャンバ5を貫くように延びており、このチャンバ
5には、図示しないフィードポンプを介して燃料タンク
からの燃料が供給されるようになっている。
面により説明する。図1及び図2において、内面カム式
分配型燃料噴射装置の要部構造が示され、この燃料噴射
装置1は、ハウジング2内にロータ3が配置され、この
ロータ3は図示しない機関からドライブシャフト4を介
して駆動トルクを受け、機関と同期して回転するように
なっている。ロータ3は、ハウジング2によって画成さ
れたチャンバ5を貫くように延びており、このチャンバ
5には、図示しないフィードポンプを介して燃料タンク
からの燃料が供給されるようになっている。
【0015】ドライブシャフト4は、ハウジング2に固
定されたベアリング支持部材6にラジアルベアリング7
を介して回転自在に取り付けられ、ロータ3は、ハウジ
ング2に固定されたバレル8等に回転自在に挿入されて
支持されると共に、径方向に突出した突片3aをドライ
ブシャフト4の連結端部に形成された径方向の溝4aに
嵌合して回転動力を受けるようになっている。ロータ3
に形成される突片3aは、連結端部に径を拡大して形成
された拡径部3bに一体形成されており、拡径部3bに
は、径方向(放射方向)に延びるプランジャ通路9が形
成されている。この構成例においては、同一平面上に例
えば180度の間隔をおいて2つのプランジャ通路9が
形成されており、各プランジャ通路9にはプランジャ1
0が摺動自在に挿入されている。
定されたベアリング支持部材6にラジアルベアリング7
を介して回転自在に取り付けられ、ロータ3は、ハウジ
ング2に固定されたバレル8等に回転自在に挿入されて
支持されると共に、径方向に突出した突片3aをドライ
ブシャフト4の連結端部に形成された径方向の溝4aに
嵌合して回転動力を受けるようになっている。ロータ3
に形成される突片3aは、連結端部に径を拡大して形成
された拡径部3bに一体形成されており、拡径部3bに
は、径方向(放射方向)に延びるプランジャ通路9が形
成されている。この構成例においては、同一平面上に例
えば180度の間隔をおいて2つのプランジャ通路9が
形成されており、各プランジャ通路9にはプランジャ1
0が摺動自在に挿入されている。
【0016】それぞれのプランジャ10の先端は、ロー
タ3の中央に設けられた圧縮室11を閉塞するように臨
み、該プランジャ10の基端は、突片3a間に配された
シュー12及びローラ13を介してリング状のカムリン
グ14の内面を摺接するようになっている。このカムリ
ング14は、ロータ3の外側に同心状に設けられると共
に、気筒数に対応したカム面14aが内周に形成され、
ロータ3が回転すると、各プランジャ10がロータ3の
径方向(放射方向)に往復動し、圧縮室11の容積を可
変するようになっている。
タ3の中央に設けられた圧縮室11を閉塞するように臨
み、該プランジャ10の基端は、突片3a間に配された
シュー12及びローラ13を介してリング状のカムリン
グ14の内面を摺接するようになっている。このカムリ
ング14は、ロータ3の外側に同心状に設けられると共
に、気筒数に対応したカム面14aが内周に形成され、
ロータ3が回転すると、各プランジャ10がロータ3の
径方向(放射方向)に往復動し、圧縮室11の容積を可
変するようになっている。
【0017】即ち、カムリング14は、例えば4気筒に
対応して形成されているものであれば、内側に凸面が9
0度毎に形成されており、したがって、2つのプランジ
ャ10は、圧縮室11を挟み付ける形で同時に圧縮する
ように移動し、また圧縮室11から同時に遠ざかるよう
になっている。
対応して形成されているものであれば、内側に凸面が9
0度毎に形成されており、したがって、2つのプランジ
ャ10は、圧縮室11を挟み付ける形で同時に圧縮する
ように移動し、また圧縮室11から同時に遠ざかるよう
になっている。
【0018】ロータ3には、その軸方向に形成されて圧
縮室11に通じる縦孔15が形成され、この縦孔15に
は、気筒数に対応する複数の分配通路(図示せず)と順
次連通する分配ポート16が形成されていると共にチャ
ンバ5に開口可能な流出入ポート17が形成されてい
る。
縮室11に通じる縦孔15が形成され、この縦孔15に
は、気筒数に対応する複数の分配通路(図示せず)と順
次連通する分配ポート16が形成されていると共にチャ
ンバ5に開口可能な流出入ポート17が形成されてい
る。
【0019】尚、各分配通路には、デリバリーバルブが
取り付けられ、このデリバリーバルブから噴射ノズルへ
圧縮燃料が圧送されるようになっている。また、ロータ
3のチャンバ5に表出した部分には、吸入工程において
流出入ポート17をチャンバ5に開放してチャンバ内の
燃料を圧縮室11へ導くと共に、圧送工程時に流出入ポ
ート17をチャンバ5に開放して燃料の圧送をカットオ
フする開閉機構が設けられている。
取り付けられ、このデリバリーバルブから噴射ノズルへ
圧縮燃料が圧送されるようになっている。また、ロータ
3のチャンバ5に表出した部分には、吸入工程において
流出入ポート17をチャンバ5に開放してチャンバ内の
燃料を圧縮室11へ導くと共に、圧送工程時に流出入ポ
ート17をチャンバ5に開放して燃料の圧送をカットオ
フする開閉機構が設けられている。
【0020】前記カムリング14は、ハウジング2の上
部に形成された取付け口18から挿入されるもので、軸
方向に突出する環状の係合突部19が両側に形成され、
前記バレル8とベアリング支持部材6の周縁に形成され
た環状段部20に摺動自在に外嵌されている。このカム
リング14とこれを支持するバレル8及びベアリング支
持部材6は、同一素材(例えば、鉄)で構成されてお
り、これらの間のクリアランスは、カムリング14の滑
らかな摺動を確保すると共にガタつきが生じないように
設定されている。
部に形成された取付け口18から挿入されるもので、軸
方向に突出する環状の係合突部19が両側に形成され、
前記バレル8とベアリング支持部材6の周縁に形成され
た環状段部20に摺動自在に外嵌されている。このカム
リング14とこれを支持するバレル8及びベアリング支
持部材6は、同一素材(例えば、鉄)で構成されてお
り、これらの間のクリアランスは、カムリング14の滑
らかな摺動を確保すると共にガタつきが生じないように
設定されている。
【0021】カムリング14の下方には、タイマ機構2
1が設けられ、このタイマ機構21は、ハウジング2に
形成されたシリンダ22に摺動自在に収納されたタイマ
ピストン23を有し、このタイマピストン23の連結孔
28に径方向(上方)からカムリング14と一体に形成
された連結ロッド24が挿入され、タイマピストン23
の直線動をカムリング14の回転動に変換し、機関の運
転条件に応じて噴射タイミングの調節を図っている。
1が設けられ、このタイマ機構21は、ハウジング2に
形成されたシリンダ22に摺動自在に収納されたタイマ
ピストン23を有し、このタイマピストン23の連結孔
28に径方向(上方)からカムリング14と一体に形成
された連結ロッド24が挿入され、タイマピストン23
の直線動をカムリング14の回転動に変換し、機関の運
転条件に応じて噴射タイミングの調節を図っている。
【0022】タイマピストン23の一端には、チャンバ
5内の燃料が導入される高圧室25が、また、他端に
は、フィードポンプの吸入経路と連通する低圧室26が
形成されている。低圧室26には、タイマスプリング2
7が弾装され、このタイマスプリング27によりタイマ
ピストン23が常時高圧室側に付勢されている。したが
って、タイマピストン23は、タイマスプリング27の
スプリング力と高圧室圧とが釣り合った位置で停止し、
高圧室圧が高くなると、タイマピストン23がタイマス
プリング27に抗して低圧室側に移動し、カムリング1
4が噴射時期を進角する方向に回動させられ、高圧室圧
が低くなると、タイマピストン23が高圧室側に移動
し、カムリング14が噴射時期を遅角する方向に回動さ
せられる。尚、高圧室圧は、要求されるタイマ進角が得
られるようにタイミングコントロールバルブ(図示せ
ず)で調節されるようになっている。
5内の燃料が導入される高圧室25が、また、他端に
は、フィードポンプの吸入経路と連通する低圧室26が
形成されている。低圧室26には、タイマスプリング2
7が弾装され、このタイマスプリング27によりタイマ
ピストン23が常時高圧室側に付勢されている。したが
って、タイマピストン23は、タイマスプリング27の
スプリング力と高圧室圧とが釣り合った位置で停止し、
高圧室圧が高くなると、タイマピストン23がタイマス
プリング27に抗して低圧室側に移動し、カムリング1
4が噴射時期を進角する方向に回動させられ、高圧室圧
が低くなると、タイマピストン23が高圧室側に移動
し、カムリング14が噴射時期を遅角する方向に回動さ
せられる。尚、高圧室圧は、要求されるタイマ進角が得
られるようにタイミングコントロールバルブ(図示せ
ず)で調節されるようになっている。
【0023】上述の構成において、ハウジング内部の構
成部材を組み付けるには、カムリング14をハウジング
2の取け口18から連結ロッド24を下方に向けて嵌め
入れると共に、連結ロッド24をタイマピストン23の
連結孔28に挿入する。この状態を維持しながら、バレ
ル8、ロータ14、ベアリング支持部材6、ベアリング
7、ドライブシャフト4を軸方向からハウジング内に挿
入し、図1で示す如く、カムリング14の係合突部19
をバレル8とベアリング支持部材6の段部20に外嵌し
てカムリング14を両側から支持すればよい。
成部材を組み付けるには、カムリング14をハウジング
2の取け口18から連結ロッド24を下方に向けて嵌め
入れると共に、連結ロッド24をタイマピストン23の
連結孔28に挿入する。この状態を維持しながら、バレ
ル8、ロータ14、ベアリング支持部材6、ベアリング
7、ドライブシャフト4を軸方向からハウジング内に挿
入し、図1で示す如く、カムリング14の係合突部19
をバレル8とベアリング支持部材6の段部20に外嵌し
てカムリング14を両側から支持すればよい。
【0024】したがって、カムリング14はハウジング
2と接触することなく、ハウジング2と別体をなす部材
(バレル8、ベアリング支持部材6)によって両側から
回動自在に支持されるので、タイマピストン23が動く
とカムリング14が両側の部材の段部20を摺動して回
動することとなる。この際、バレル8とベアリング支持
部材6は、カムリング14と同一素材で構成されている
ことから、熱変化による膨張率も同一であり、したがっ
て、各段部20とカムリング14の係合突部19との間
のクリアランスを予め小さく設定しておいても、寒冷時
にこのクリアランスが大きく変化してカムリング14の
回動を損なうことがない。
2と接触することなく、ハウジング2と別体をなす部材
(バレル8、ベアリング支持部材6)によって両側から
回動自在に支持されるので、タイマピストン23が動く
とカムリング14が両側の部材の段部20を摺動して回
動することとなる。この際、バレル8とベアリング支持
部材6は、カムリング14と同一素材で構成されている
ことから、熱変化による膨張率も同一であり、したがっ
て、各段部20とカムリング14の係合突部19との間
のクリアランスを予め小さく設定しておいても、寒冷時
にこのクリアランスが大きく変化してカムリング14の
回動を損なうことがない。
【0025】また、ハウジング2とは別部材によってカ
ムリングを両側から保持し、カムリング2を前述した如
く取付け口18からハウジング2に装着できるようにし
たので、カムリング2とタイマ機構21とを連結する連
結ロッド24をカムリング14に一体形成しても一向に
差し支えなく、一体形成により連結ロッド24の強度を
高めると共に連結ロッド24のガタつきを無くすことが
できる。
ムリングを両側から保持し、カムリング2を前述した如
く取付け口18からハウジング2に装着できるようにし
たので、カムリング2とタイマ機構21とを連結する連
結ロッド24をカムリング14に一体形成しても一向に
差し支えなく、一体形成により連結ロッド24の強度を
高めると共に連結ロッド24のガタつきを無くすことが
できる。
【0026】尚、カムリング14の周縁に形成される係
合突部19は、上述のように環状に形成されるものに限
らず、バレル8やベアリング支持部材6と摺動自在に嵌
合できる構造であれば、環状の一部分を切り欠いた形状
としても、円周上に複数の突起を配置するような形状と
しても上述と同様の作用効果を奏することは言うまでも
ない。
合突部19は、上述のように環状に形成されるものに限
らず、バレル8やベアリング支持部材6と摺動自在に嵌
合できる構造であれば、環状の一部分を切り欠いた形状
としても、円周上に複数の突起を配置するような形状と
しても上述と同様の作用効果を奏することは言うまでも
ない。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
カムリングと同一素材で構成した支持部材をカムリング
の両側でハウジングに固定し、カムリングを支持部材の
みによって両側から回動自在に保持するようにしたの
で、カムリングと支持部材とのクリアランスを予め小さ
く設定しておくことができ、カムリングのガタつきに伴
う異音の発生やカムリングのエロージョンを低減するこ
とができる。さらに、クリアランスを小さくできること
から、カムリングとロータとの軸中心がずれにくくな
り、カムリングの安定したスムーズな動作を保証するこ
とができる。
カムリングと同一素材で構成した支持部材をカムリング
の両側でハウジングに固定し、カムリングを支持部材の
みによって両側から回動自在に保持するようにしたの
で、カムリングと支持部材とのクリアランスを予め小さ
く設定しておくことができ、カムリングのガタつきに伴
う異音の発生やカムリングのエロージョンを低減するこ
とができる。さらに、クリアランスを小さくできること
から、カムリングとロータとの軸中心がずれにくくな
り、カムリングの安定したスムーズな動作を保証するこ
とができる。
【0028】また、カムリングをハウジングに固定した
支持部材によって両側から保持し、ハウジング自体によ
って直接保持しない構造としたので、カムリングをその
径方向から所定箇所に装着することが可能となり、した
がって、カムリングとタイマ機構とを連結する連結ロッ
ドをカムリングに一体形成することが可能となり、連結
ロッドを一体形成することでカムリングとタイマ機構と
の連結強度を高めると共に、連結ロッドがカムリングと
別部材であった従来の構成に比べてガタつきを抑えるこ
とができる。
支持部材によって両側から保持し、ハウジング自体によ
って直接保持しない構造としたので、カムリングをその
径方向から所定箇所に装着することが可能となり、した
がって、カムリングとタイマ機構とを連結する連結ロッ
ドをカムリングに一体形成することが可能となり、連結
ロッドを一体形成することでカムリングとタイマ機構と
の連結強度を高めると共に、連結ロッドがカムリングと
別部材であった従来の構成に比べてガタつきを抑えるこ
とができる。
【図1】図1は、この発明にかかる分配型燃料噴射装置
の要部であるカムリングとその周辺の構造を示す断面図
である。
の要部であるカムリングとその周辺の構造を示す断面図
である。
【図2】図2は、カムリングの端面が表出するように図
1を切断した断面図である。
1を切断した断面図である。
1 内面カム式分配型燃料噴射装置 2 ハウジング 3 ロータ 6 ベアリング支持部材 8 バレル 10 プランジャ 11 圧縮室 14 カムリング 14a カム面 19 係合突部 20 段部 21 タイマ機構 24 連結ロッド
Claims (3)
- 【請求項1】 機関に同期して回転するロータをハウジ
ング内に保持し、内周にカム面を有するカムリングを前
記ロータの外側に設け、このカムリングを周方向に回動
させて前記ハウジングに対するカム面の相対位置を変更
可能とし、前記ロータに形成された燃料圧縮部に臨むプ
ランジャを該ロータの径方向に摺動自在に設け、前記ロ
ータの回転により前記プランジャを前記カム面によって
前記径方向に往復動させるようにした内面カム式分配型
燃料噴射装置において、 前記カムリングと同一の素材で構成された支持部材を前
記カムリングの両側でハウジングに固定し、前記カムリ
ングを前記支持部材のみによって両側から回動自在に保
持するようにしたことを特徴とする内面カム式分配型燃
料噴射装置。 - 【請求項2】 前記カムリングには、その周縁に沿って
両側へ突出する係合突部が形成され、この係合突部の内
側又は外側に前記支持部材を嵌合するようにしたことを
特徴とする請求項1記載の内面カム式分配型燃料噴射装
置。 - 【請求項3】 前記カムリングの下方にこのカムリング
を周方向に回動させるタイマ機構を設け、前記カムリン
グと前記タイマ機構とを連結する連結ロッドを該カムリ
ングに一体に形成したことを特徴とする請求項1記載の
内面カム式分配型燃料噴射装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8247105A JPH1073058A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 内面カム式分配型燃料噴射装置 |
| KR1019970039891A KR19980018855A (ko) | 1996-08-29 | 1997-08-21 | 내면 캠식 분배형 연료분사장치 (inner cam system distributor type fuel injector) |
| DE19737912A DE19737912C2 (de) | 1996-08-29 | 1997-08-26 | Verteilerartige Kraftstoffeinspritzvorrichtung mit Innennockensystem für einen Verbrennungsmotor |
| US08/919,361 US5857444A (en) | 1996-08-29 | 1997-08-28 | Inner cam system distributor type fuel injector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8247105A JPH1073058A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 内面カム式分配型燃料噴射装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1073058A true JPH1073058A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=17158512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8247105A Pending JPH1073058A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 内面カム式分配型燃料噴射装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5857444A (ja) |
| JP (1) | JPH1073058A (ja) |
| KR (1) | KR19980018855A (ja) |
| DE (1) | DE19737912C2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109647045B (zh) * | 2014-12-18 | 2021-03-09 | 康明斯过滤Ip公司 | 过滤装置的自动排放塞 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4376432A (en) * | 1981-04-13 | 1983-03-15 | Stanadyne, Inc. | Fuel injection pump with spill control mechanism |
| JPS6032970A (ja) * | 1983-08-03 | 1985-02-20 | Hitachi Ltd | 燃料噴射ポンプの焼結カムリング |
| JPS61237840A (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-23 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 燃料噴射ポンプ装置 |
| GB8717326D0 (en) * | 1987-07-22 | 1987-08-26 | Lucas Ind Plc | Fuel pump |
| GB9204417D0 (en) * | 1992-02-29 | 1992-04-15 | Lucas Ind Plc | Fuel pumping apparatus |
| JPH07247932A (ja) * | 1994-03-08 | 1995-09-26 | Toyota Motor Corp | インナカム式燃料噴射ポンプ装置 |
| JPH07310619A (ja) * | 1994-05-19 | 1995-11-28 | Zexel Corp | 分配型燃料噴射ポンプ |
| GB9420254D0 (en) * | 1994-10-07 | 1994-11-23 | Lucas Ind Plc | Fuel injection pump |
-
1996
- 1996-08-29 JP JP8247105A patent/JPH1073058A/ja active Pending
-
1997
- 1997-08-21 KR KR1019970039891A patent/KR19980018855A/ko not_active Ceased
- 1997-08-26 DE DE19737912A patent/DE19737912C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-08-28 US US08/919,361 patent/US5857444A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE19737912A1 (de) | 1998-03-05 |
| US5857444A (en) | 1999-01-12 |
| KR19980018855A (ko) | 1998-06-05 |
| DE19737912C2 (de) | 2002-07-18 |
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