JPH1073287A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH1073287A
JPH1073287A JP22857796A JP22857796A JPH1073287A JP H1073287 A JPH1073287 A JP H1073287A JP 22857796 A JP22857796 A JP 22857796A JP 22857796 A JP22857796 A JP 22857796A JP H1073287 A JPH1073287 A JP H1073287A
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JP
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air
hot water
heat exchanger
room
radiator
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JP22857796A
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Inventor
Seiichi Hosoda
清一 細田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内ユニットを小型化すると共に温水熱放射
器の凍結を防ぐ。 【解決手段】 室内ユニット10に空気吸入口10Aと
空気送風口10Bとを設け、室外ユニット12に冷媒熱
交換器16及び温水熱放射器17を配置する。そして、
室内ユニット10と室外ユニット12とをダクト11で
連結し、空気吸入口から冷媒熱交換器16及び温水熱放
射器17を通って空気送風口に至る空気通路を形成し、
該空気通路内の空気循環用のファン31を設ける。これ
により、室外ユニット12に冷媒熱交換器16及び温水
熱放射器17を配置しても室内の冷暖房運転が可能とな
り室内ユニットの大幅な小型化が図れる。また、冷媒熱
交換器16及び温水熱放射器17とを所定間隔以上分離
して配置するため冷房運転時の冷媒熱交換器16の冷却
作用による温水熱放射器17の凍結を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷媒を蒸発又は凝縮
させて室内の空調を行う空気調和機に係り、より詳しく
は、室外のユニット側に暖房運転時に凝縮器として作用
し冷房運転時に蒸発器として作用する熱交換器及び温水
を利用した放射器を備えた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機(エアコン)には、暖房運転
時に凝縮器として作用し冷房運転時に蒸発器として作用
する利用側熱交換器と、暖房運転時に蒸発器として作用
し冷房運転時に凝縮器として作用する被利用側熱交換器
と共に、加熱された温水を用いて室内の暖房を行う利用
側放射器を備えたものがある(温水式エアコン)。
【0003】従来の温水式エアコンは、被利用側熱交換
器を室外ユニット内に配置すると共に利用側熱交換器及
び利用側放射器を室内ユニット内に配置していた。すな
わち、この室内ユニット内だけで利用側熱交換器により
調和された空気又は利用側放射器により暖房された空気
の送風循環を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の温水式エアコンでは、室内ユニット側に利用側熱交
換器と利用側放射器の2つの熱交換器を配置するため、
室内ユニットが大型化する、という問題点が有った。
【0005】また、可能な限り室内ユニットを小型化す
るため利用側熱交換器と利用側放射器とを近接して配置
すれば、冷房運転時に利用側熱交換器の冷房作用によっ
て利用側放射器が凍結する、という問題点が生じる。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、室内ユニットの小型化を図ると共に冷房
運転時に利用側放射器が凍結しない空気調和機を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、暖房運転時に凝縮器として作用
し冷房運転時に蒸発器として作用する利用側熱交換器
と、暖房運転時に蒸発器として作用し冷房運転時に凝縮
器として作用する被利用側熱交換器と、暖房運転時に温
水を生成する温水生成手段と、前記温水生成手段で生成
された温水による熱を放射する利用側放射器と、を用い
て被調和室の暖房又は冷房を行う空気調和機において、
前記利用側熱交換器及び前記利用側放射器を、被調和室
の室外に設けられたユニット内に配置すると共に、被調
和室内の空気吸入口から前記利用側熱交換器及び前記利
用側放射器を通過して被調和室内の空気送風口まで通さ
れた空気通路と、前記空気吸入口から被調和室内の空気
を吸入し、前記空気通路を通って前記利用側熱交換器及
び前記利用側放射器を通過した空気を前記空気送風口か
ら被調和室内に送り込む空気循環手段と、をさらに備え
たことを特徴とする。
【0008】請求項1の発明では、空気循環手段によ
り、被調和室内の空気吸入口から空気が吸入され、吸入
空気が空気通路を通って被調和室該に設けられたユニッ
ト内の利用側熱交換器及び利用側放射器を通過して被調
和室内の空気送風口まで送り込まれる。
【0009】冷房運転時には利用側熱交換器が蒸発器と
して作用し被利用側熱交換器が凝縮器として作用するた
め、利用側熱交換器により空気通路内の空気が冷却され
て被調和室に送り込まれる。暖房運転時には、利用側熱
交換器が凝縮器として作用し被利用側熱交換器が蒸発器
として作用し、また利用側放射器が温水熱を放射するた
め、利用側熱交換器及び利用側放射器により空気通路内
の空気が温められて被調和室に送り込まれる。すなわ
ち、利用側熱交換器及び前記利用側放射器を、被調和室
の室外に設けられたユニット内に配置しても冷暖房運転
が可能である。このように本発明では、利用側熱交換器
及び前記利用側放射器を被調和室の室外に設けられたユ
ニット内に配置したため、被調和室の室内ユニット内に
利用側熱交換器及び利用側放射器を収容した従来の温水
式空気調和機と比較して大幅な室内ユニットの小型化が
図れる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記利用側熱交換器の冷房運転時に前記利用側放射
器が凍結されないように前記利用側放射器と前記利用側
熱交換器とを所定間隔以上分離して配置したことを特徴
とする。
【0011】請求項2の発明では、利用側放射器と利用
側熱交換器とを所定間隔以上分離して配置したため、冷
房運転時の利用側熱交換器の冷却作用による利用側放射
器の凍結を防止できる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、前記利用側熱交換器及び前記利用側放
射器の風上側の空気通路に、前記空気吸入口からの空気
の一部を逃がし前記ユニット外の空気を取り入れる換気
手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
【0013】請求項3の発明では、被調和室内の空気と
共にユニット外の空気を調和して被調和室に送り込むこ
とが可能であるので、より快適な冷暖房運転が可能とな
る。
【0014】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
のいずれか1項の発明において、前記温水生成手段で生
成された温水を用いて被調和室又は該被調和室以外の室
の床暖房を行う床暖房手段と、をさらに備えたことを特
徴とする。
【0015】請求項4の発明では、床暖房手段を備えて
いるので、さらに快適な暖房が可能となる。
【0016】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
のいずれか1項の前記空気通路が、複数の被調和室に各
々備えられた空気吸入口及び空気送風口毎に分岐された
ことを特徴とする。
【0017】請求項5の発明では、空気通路が複数の被
調和室に各々備えられた空気吸入口及び空気送風口毎に
分岐されたため、1つのユニットに対して複数の被調和
室の空気調和が可能となり、本発明の利用範囲を大幅に
拡大することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。本実施の形態の空気調和機
(エアコン)は、図1に示すように、被調和室内の室内
ユニット10と被調和室外の室外ユニット12とを備え
ると共に、室外ユニット12にのみ冷媒を循環させる冷
媒循環路と温水を循環させる温水循環路とが設けられて
いる。
【0019】室内ユニット10の筐体には、空気吸入口
10A及び空気送風口11Bが設けられており、空気吸
入口10A側の筐体内部には、室温センサ80A及び湿
度センサ80Dが設置されている。また、空気送風口1
1Bには、図示しない上下左右のフラップが取り付けら
れている。
【0020】室内ユニット10の内部は、空気吸入口1
0Aから吸入された空気が通過する第1の室と、空気送
風口10Bから送風される空気が通過する第2の室とに
仕切られており、各々の室は、被調和室の外部から亜鉛
鋼板などの材料で作られた通風路としてのダクト11が
連結されている。
【0021】室内ユニット10の第1の室に連結された
ダクト11は、室内ユニット10から流出する空気の空
気通路13を形成し、第2の室に連結されたダクト11
は、室内ユニット10へ流入する空気の空気通路18を
形成する。
【0022】そして、空気通路13は、室外ユニット1
2の内部に設けられた空気通路14に連結されており、
空気通路18は、室外ユニット12の内部に設けられた
空気通路15に連結されている。室外ユニット12内の
空気通路14及び空気通路15は、終端部が開放されて
いるしきい板27により仕切られているため、空気通路
14を通った空気は、しきい板27の開放された終端部
を通って空気通路15に至る。
【0023】すなわち、室内ユニット10の空気吸入口
10Aから吸入された被調和室内の空気は、空気通路1
3を通って室外ユニット12に至り、空気通路14、空
気通路15を通って室外ユニット12から空気通路18
を介して再び室内ユニット10に至り空気送風口10B
から被調和室内に送り込まれる(空気循環路)。
【0024】室外ユニット12の空気通路14には、単
一のユニットに冷房運転時に蒸発器として作用し、暖房
運転時に凝縮器として作用する冷媒熱交換器16が設け
られている。冷媒熱交換器16の蒸発器は、冷媒コイル
を備え、該冷媒コイル内を流通する冷媒を蒸発させて熱
吸収を行い、凝縮器は凝縮コイルを備え、該凝縮コイル
内を流通する冷媒を凝縮させて熱放射を行う。なお、こ
の冷媒熱交換器16には、冷媒コイル又は凝縮コイルの
温度を検出する冷媒熱交換器用温度センサ80Bが取り
付けられている。
【0025】また、冷媒熱交換器16の風下側の間隔d
離れた位置には、温水により熱放射を行う温水熱放射器
17が配置されている。この温水熱放射器17は、温水
コイルを備え、該温水コイル内を流通する温水により熱
放射を行う。なお、温水熱放射器17には、温水コイル
の温度を検出する温水温度センサ80Cが取り付けられ
ている。なお、間隔dは、冷房モード時の冷媒熱交換器
16の冷却作用によって温水熱放射器17が凍結するお
それのない間隔に設定される。
【0026】また、冷媒熱交換器16及び温水熱放射器
17の風上側の空気通路14内には、上記空気循環路で
空気循環を行うためのファン31が配置されている。こ
のファン31は、後述するファンモータ114Aによっ
て駆動される。
【0027】さらに、冷媒熱交換器16及び温水熱放射
器17の風上側の空気通路14には、換気窓19が設け
られており、この換気窓19には、換気窓の開閉を行う
ための換気弁23が配置されている。この換気弁23
は、P方向に回動可能とされており、実線で示した位置
23Aから破線で示した位置23Bまでの回転位置のい
ずれか(中間の位置も含む)に設定される。
【0028】換気弁23が位置23Aに設定された場
合、空気吸入口10Aから吸入されて空気通路13を通
ってきた吸入空気の一部が室外ユニット12の外部へ放
出されると共に、外部空気が空気通路14に流入して放
出されなかった吸入空気と混合されて冷媒熱交換器16
及び温水熱放射器17に至る。
【0029】換気弁23が位置23Bに設定された場
合、換気窓19は完全に閉じられ、空気通路13を通っ
てきた吸入空気は外部へ放出されずに、また外部からの
空気の流入もなく冷媒熱交換器16及び温水熱放射器1
7に至る。
【0030】冷媒熱交換器16は、太管で構成された冷
媒配管16Aを介して冷媒の流路を切り換える四方弁2
2の冷房時の入力端に接続されている。四方弁22の冷
房時の一方の出力端には、アキュムレータ24、コンプ
レッサ26を介して再び四方弁22に接続されている。
四方弁22の他方の出力端は、単一のユニットに冷房運
転時に凝縮器として作用し、暖房運転時に蒸発器として
作用する室外熱交換器28が接続されている。この室外
熱交換器28は、冷暖房用のキャピラリーチューブ30
を介して冷媒熱交換器16に接続されており、密閉され
た冷媒循環路すなわち冷凍サイクルが形成されている。
【0031】なお、室外熱交換器28の風上側には、送
風冷却用の後述するファンモータ112Aによって駆動
されるファン29が設けられており、この送風によって
凝縮コイル内の冷媒が冷却される。また、冷媒配管16
Aには、冷媒の温度を検出する温度センサ21が設けら
れている。
【0032】温水熱放射器17は、温水ペアチューブ1
7Aを介して温水入口ニップル38に接続されている。
温水入口ニップル38は、温水配管38A、プレッシャ
ーキャップ41を備えたプレッシャータンク40、ポン
プ42を介して温水コイルを備えた温水熱交換器44に
接続されている。そして、温水熱交換器44が、温水配
管17Bを介して温水熱放射器17に接続されることに
より密閉された温水循環路が形成されている。
【0033】温水熱交換器44の下方には、ガスバーナ
ー50が配置されており、このガスバーナーの加熱作用
によって温水熱交換器44の温水コイル内を流れる温水
が加熱される。このガスバーナ50には、ガス供給路と
してのガス注入管65が接続されており、該ガス注入管
65は、ガス注入量を調節する比例弁65A、電磁弁6
5Bを介してガス元栓と接続されている。
【0034】また、温水配管17Bには、温水熱放射器
17へ流入する温水流量を制御する流量可変弁62及び
温水熱交換器44によって温められた直後の温水の温度
を検出する高温サーミスタから構成された温水温度セン
サ63が設けられている。
【0035】温水循環路のプレッシャータンク40は、
ドレインに接続されたドレインタンク52にプレッシャ
ーキャップ41を介して接続されている。また、ポンプ
42と温水熱交換器44との間の温水配管47には、注
入管56が接続されており、この注入管56は逆止弁5
4を介して加圧注水口57に接続されている。この注入
管56を介して温水循環路に水道水等が注入される。
【0036】この温水循環路では、水温が上昇し内圧が
所定値(例えば、0.9kg/cm2)以上になるとプレッシ
ャーキャップ41の圧力弁が作動し、温水は圧力逃がし
口からドレインタンク52へ流入する。一方、運転を停
止して温水の温度が低下し、温水循環路の内圧が所定値
未満に低下すると、負圧弁が作動し、ドレインタンク5
2から温水が回収される。
【0037】また、温水配管47は分岐管60によって
分岐されており、この分岐管60は熱動弁58を介して
床マット往きの逆止弁59、温水配管67に接続されて
いる。この温水配管67は床マット66を循環し、温水
入口ニップル38の床マット戻り口に接続されている。
この温水配管67を循環する温水によって床マット66
が暖房される。
【0038】なお、熱動弁58はバイメタル等から構成
され、加熱による変形によって分岐管60の開閉を行
う。この熱動弁58は、一定周期で開閉を繰り返すよう
に制御され、開時間と閉時間との比(デューティ比)の
調節によって床マットの暖房レベルが制御される。な
お、分岐管60には、床マット66往きの温水の温度を
検出する低温サーミスタから構成された温水温度センサ
61が設けられている。
【0039】次に、室内ユニット10の電気回路を図2
を用いて説明する。
【0040】図2に示すように、室内ユニット10の電
気回路は電源基板70及びコントロール基板72を備え
ている。電源基板70には、制御回路用の電力を生成す
る制御回路用電源回路70C、及びシリアル回路用の電
力を生成するシリアル回路用電源回路70Dが設けられ
ている。
【0041】コントロール基板72には、シリアル回路
用電源回路70Dに接続されたシリアル回路72A、モ
ータを駆動する駆動回路72B、及び制御回路としての
マイクロコンピュータ(マイコン)72Cが設けられて
いる。駆動回路72Bには、フラップを上下動させる上
下フラップモータ74A、左右フラップモータ74B、
74C、及び床面全面の温度を検出するために床面の温
度を検出するフロアセンサを回転駆動するフロアセンサ
モータ74Dが接続されている。
【0042】また、マイコン72Cには、表示基板76
に設けられた運転モード等を表示する表示用LED、光
センサ、リモートコントローラからの操作信号を受信す
る受信回路が接続され、さらにセンサ基板78に設けら
れた床面の温度検出エリアを表示するエリアLED及び
フロアセンサが接続されている。
【0043】さらに、マイコン72Cには、既に述べた
室温センサ80A、湿度センサ80Dが接続されると共
に、スイッチ基板82に設けられた自己診断用LED、
運転モード(冷房モード、暖房モード、ドライモード、
自動モード)を切り換える運転切換スイッチ、自己診断
スイッチ、床暖房スイッチが接続されている。この運転
切換スイッチには、各運転モードの表示が設けられてお
り、現在の切り換え状態が表示基板76に設けられた表
示用LEDによって表示される。
【0044】なお、運転モードの切り換えは、図9に示
す運転モード切換スイッチ75を備えたリモートコント
ローラ77による遠隔操作によっても可能とされてい
る。さらに、このリモートコントローラ77には、床暖
房スイッチ71と床暖房レベルスイッチ73とが備えら
れており、この床暖房スイッチ71を用いて遠隔操作に
より床暖房モードに切り換えることもできる。
【0045】また、床暖房レベルスイッチ73のプッシ
ュ数に応じて床暖房レベルを遠隔から設定することがで
きる。すなわち、図9に示すように、床暖房レベルスイ
ッチ73を停止状態から1回押すと床暖房レベル”
高”、2回押すと床暖房レベル”中”、3回押すと床暖
房レベル”低”、4回押すと停止状態に戻り(液晶表示
無し)、プッシュ数に応じてサイクリックに床暖房レベ
ルを設定することができる。なお、図9に示すように、
設定された床暖房レベルがリモートコントローラ77の
液晶部に表示される。
【0046】次に、室外ユニット12の電気回路を図3
を用いて説明する。
【0047】図3に示すように、室外ユニット12の電
気回路は整流回路100及びコントロール基板102を
備えている。なお、室外ユニット12の電気回路は、
、において室内ユニット19からの交流電源と接続
されており、において図2の室内ユニット10のコン
トロール基板(シリアル回路72A、マイコン72C)
に接続されている。
【0048】コントロール基板102には、室内ユニッ
ト10のシリアル回路用電源回路70Dに接続されたシ
リアル回路102A、ノイズを除去するノイズフィルタ
102B、102C、102D、インバータ104をス
イッチングするための電力を生成するスイッチング電源
回路102E、室外ユニット12全体を制御・管理する
マイコン102Fが設けられている。
【0049】スイッチング電源回路102Eにはインバ
ータ104が接続されており、インバータ104には、
冷媒を圧縮するコンプレッサ26が接続されている。
【0050】マイコン102Fには、該マイコン102
Fの指示に基づいて四方弁22の切り換えを駆動制御す
る弁切換コントローラ120が接続されている。
【0051】また、マイコン102Fには、熱動弁58
の開閉を制御する熱動弁コントローラ122が接続され
ている。マイコン102Fは、リモートコントローラ7
7から受信した操作信号に基づいて床暖房の設定レベル
を判断し、該床暖房レベルに相当する熱動弁58のデュ
ーディ比を演算し、演算結果を熱動弁コントローラ12
2に伝達する。熱動弁コントローラ122は、伝達され
たデューティ比に熱動弁58を制御して床マット66の
温度制御を行う。このデューティ比の制御の流れは後述
する。
【0052】さらに、マイコン102Fには、比例弁6
5A、電磁弁65Bを制御してガスバーナー50に供給
されるガス流量を制御し、ガスバーナー50の燃焼度合
いを制御するバーナーコントローラ108、流量可変弁
62及びポンプ62を制御して温水流量を制御する温水
流量コントローラ124、及び換気弁23の開閉を制御
して換気量を制御する換気コントローラ126が接続さ
れている。なお、換気コントローラ126による換気量
を、リモートコントローラにより調節できるようにして
も良い。
【0053】さらに、マイコン102Fには、上述した
冷媒熱交温度センサ80B、温水温度センサ80C、外
気温度を検出する外気温センサとしての外気温度サーミ
スタ110A、室外熱交換器28の冷媒コイルの温度を
検出するコイル温センサとしてのコイル温度サーミスタ
110B、コンプレッサの温度を検出する温度センサと
してのコンプレッサ温度サーミスタ110C、上述した
温度センサ21、低温サーミスタの温水温度センサ6
1、高温サーミスタの温水温度センサ63が接続されて
いる。
【0054】なお、ファンモータ112Aとファンモー
タ用コンデンサ112B、及びファンモータ114Aと
ファンモータ用コンデンサ114Bが室外ユニット12
の電源回路とシリアル回路102Aとに各々接続されて
いる。
【0055】次に、本実施の形態に係る空気調和機の作
用を説明する。
【0056】暖房モードのときは、冷媒熱交換器16が
凝縮器として作用し室外熱交換器28が蒸発器として作
用する。そして、弁切換コントローラ120が、図1の
四方弁22の破線部分の通路を冷媒が通過するように四
方弁22を切り換える。これによって、図1の破線矢印
で示したように、冷媒熱交換器16から流出した冷媒
が、キャピラリチューブ30、室外熱交換器28、四方
弁22、アキュムレータ24、コンプレッサ26、四方
弁22を介して、再び冷媒熱交換器16に流入する冷媒
循環が形成される。
【0057】また、ガスバーナー50が着火され、ポン
プ42が始動すると、ガスバーナー50の加熱作用によ
り温められた温水熱交換器44内の温水が温水ペアチュ
ーブ17Aを介して温水熱放射器17に流入し、温水熱
放射器17から流出した温水が、温水配管17B、温水
入口ニップル38、温水配管38A、ドレイン40、ポ
ンプ42を介して再び温水熱交換器44に流入する温水
循環が形成される。
【0058】このように冷媒循環、温水循環が形成され
てファン31が駆動されると、空気吸入口10Aから吸
入された被調和室内の空気は、空気通路13を通って空
気通路14に至り、ここで凝縮器として作用した冷媒熱
交換器16の熱、温水熱放射器17により放射された温
水熱により温められ、空気通路15、空気通路18を介
して空気送風口10Bから暖風として被調和室内に送り
込まれる。
【0059】また、熱動弁58が開状態とされると、温
水配管47を流れる温水の一部が分岐管60で分岐し、
床マット66内に配管された温水配管67を循環して温
水入口ニップル38に至り、再び同様の循環を繰り返
す。この温水配管67からの熱放射により、床マット6
6が温められる。すなわち、温水は室内ユニット10の
温水熱放射器17と床マット66の温水配管67の両者
を循環する。
【0060】冷房モードのときは、冷媒熱交換器16が
蒸発器として作用し室外熱交換器28が凝縮器として作
用する。そして、弁切換コントローラ120が、図1の
四方弁22の実線部分の通路を冷媒が通過するように四
方弁22を切り換える。これによって、図1の実線矢印
で示したように、冷媒熱交換器16から流出した冷媒
が、四方弁22、アキュムレータ24、コンプレッサ2
6、室外熱交換器28、キャピラリチューブ30を介し
て再び冷媒熱交換器16に流入する冷媒循環が形成され
る。
【0061】このように冷媒循環が形成されてファン3
1が駆動されると、空気吸入口10Aから吸入された被
調和室内の空気は、空気通路13を通って空気通路14
に至り、ここで蒸発器として作用した冷媒熱交換器16
によって冷却され、空気通路15、空気通路18を介し
て空気送風口10Bから冷風として被調和室内に送り込
まれる。
【0062】また、ドライモードのときは、上記の冷房
モードと同様の冷凍サイクルでコンプレッサ26を最小
能力で運転し、同時に温水熱放射器17に温水を流通さ
せる。このように構成することによって冷凍サイクルの
蒸発器で冷却し、除湿された空気を室温とほぼ同じ温度
まで温水熱放射器17で再加熱し、温度が変わらず除湿
された空気を被調和室に供給する除湿運転を行ってい
る。
【0063】また、自動モードのときは、予め設定され
た設定温度と運転開始時の室温とを比較して、運転開始
時の室温が設定温度より所定値以上低ければ暖房モード
を選択し、運転開始時の室温が設定温度を含む所定範囲
内の温度であればドライモードを選択し、運転開始時の
室温が設定温度より所定値以上高ければ冷房モードを選
択して運転している。
【0064】なお、上記各モードの空気調和機では、換
気弁23を開くことにより室内の換気を同時に行うこと
ができ、より快適な制御が可能となる。
【0065】以上のように本実施の形態に係る空気調和
機では、室外ユニット側に冷媒熱交換器16及び温水熱
放射器17を配置したため、従来のように室内ユニット
側に冷媒熱交換器16及び温水熱放射器17を配置した
ものと比較して、室内ユニットの大幅な小型化が図れ
る。これによって、室内のスペースを確保することがで
きる。
【0066】また、アメニティドライ運転によるドレイ
ン水は室外ユニットに出るため、排出が容易となり、室
内にドレイン水がオーバーフローするなどの事故が無く
なるという利点も生じる。
【0067】また、冷媒熱交換器16と温水熱放射器1
7とを、間隔dだけ離して設置しているため、冷房モー
ド時の冷媒熱交換器16の冷却作用による温水熱放射器
17の凍結を防止できる。
【0068】さらに、室外ユニットで調和された空気を
ダクト11を通して室内に供給するため、空気調和機の
利用範囲が拡大する、という利点も生じる。例えば、図
10に示すように、1つの室外ユニット12から延設さ
れたダクト11の空気吸入用の空気通路13及び空気送
風用の空気通路18を各々分岐させて室A、室B、室C
に各々設置された室内ユニット33A、33B、33C
に連結させることにより、1つの室外ユニットで複数の
室の冷暖房運転が可能となる。すなわち、室内ユニット
の増設が容易となる。
【0069】次に、コンプレッサ26の制御及び温水に
よる暖房制御の詳細を図4乃至図7のフローチャートを
用いて説明する。
【0070】図4は、コンプレッサ26の制御の詳細を
示すもので、まず、現在の室温Troomと予め設定された
設定温度Ts との差Etを演算する(ステップ24
0)。次に、ステップ240で求めた差Etの単位時間
あたりの変化量を演算する(ステップ242)。
【0071】次に、差Etと差Etの単位時間あたりの
変化量とに応じてファジイ推論則によりコンプレッサ2
6の周波数変化量を演算する(ステップ244)。そし
て、ステップ244で求めた周波数変化量だけコンプレ
ッサ周波数が変化するようにインバータを制御してコン
プレッサの周波数制御を行い(ステップ246)、再び
ステップ240に戻って同様の処理を繰り返す。また、
上下フラップモータ74A、左右フラップモータ74
B、74Cが制御されて風向きが制御されると共に、暖
房モードのときにはフロアセンサの出力に基づいても制
御される。
【0072】図5は、温水による暖房処理の詳細を示す
もので、まず、現在の室温T roomと予め設定された設
定温度Ts との差Etを演算する(ステップ250)。
次に、ステップ250で求めた差Etの単位時間あたり
の変化量を演算する(ステップ252)。次に、差Et
と差Etの単位時間あたりの変化量とに応じて予めファ
ジイ推論則により定められた流量可変弁62の弁開閉変
化量のマップから、弁開閉変化量を演算する(ステップ
254)。そして、ステップ254で演算された弁開閉
変化量に応じて流量可変弁62を制御し(ステップ25
6)、再びステップ250に戻って同様の処理を繰り返
す。
【0073】図6は、温水によるオンオフ暖房処理の詳
細を示すもので、まず、現在の室温T roomが予め設定
された設定温度Ts を越えているか否かを判定する(ス
テップ270)。室温T roomが設定温度Ts を超えて
いない場合は(ステップ270否定判定)、図5に示し
た温水による暖房制御を実行し(ステップ272)、室
温T roomが設定温度Ts を超えている場合は(ステッ
プ270肯定判定)、流量可変弁62をオフ(閉じる)
とする(ステップ274)。
【0074】図6のオンオフ暖房制御では、好ましくは
温度しきい値にデファレンシャルを導入し温度変化のヒ
ステリシスを考慮して流量可変弁62のオンオフを行
う。すなわち、温度が上昇してT roomがTs を越えた
場合に直ちに流量可変弁62をオフとするのではなく、
T roomがTs +α(α>0)を越えたときに流量可変
弁62をオフとする。また、温度が下降してT roomが
Ts 以下となった場合に直ちに流量可変弁62をオンと
するのではなく、T roomがTs −α以下となったとき
に流量可変弁62をオンとする。
【0075】図7は床マット66の温水制御の詳細を示
すもので、まず、床暖房の設定レベル(高、中、低のい
ずれか)を読み出す(ステップ280)。次に、設定レ
ベルに対応するデューティ比を予め定められた熱動弁5
8のデューティ比のマップに基づいて演算する(ステッ
プ282)。そして、演算されたデューティ比に基づい
て熱動弁58を制御する(ステップ284)。
【0076】ステップ284の熱動弁58の制御は、例
えば次のように行われる。すなわち、図8に示すよう
に、床暖房レベルが”高”の場合、熱動弁58を7分間
開状態とし、次に3分間閉状態とし(デューティ比
7:3)、以後この時間の開閉を1周期として同様の制
御を繰り返す。また、床暖房レベルが”中”の場合、熱
動弁の開時間を4分、閉時間を6分とし(デューティ比
4:6)、床暖房レベルが”低”の場合、熱動弁の開
時間を2分、閉時間を8分として(デューティ比2:
8)、同様の制御を周期的に繰り返す。
【0077】以上が本実施の形態に係る空気調和機の1
例であるが、上記例にのみ限定されるものではない。例
えば、床マット66を複数枚設置したり、被調和室以外
の室に設置しても良い。
【0078】また、換気窓19が全開した状態で、室内
ユニット10から吸入された空気をすべて逃がし外気の
みを冷媒熱交換器16の風上側に供給するようにしても
良い。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、利用側熱交換器及び前記利用側放射器を被調和
室の室外に設けられたユニット内に配置するようにした
ので、被調和室の室内ユニット内に利用側熱交換器及び
利用側放射器を収容した従来の温水式空気調和機と比較
して大幅な室内ユニットの小型化が図れる、という効果
が得られる。
【0080】請求項2の発明によれば、利用側放射器と
利用側熱交換器とを所定間隔以上分離して配置するよう
にしたので、冷房運転時の利用側熱交換器の冷却作用に
よる利用側放射器の凍結を防止できる、というさらなる
効果が得られる。
【0081】請求項3の発明によれば、利用側熱交換器
及び利用側放射器の風上側の空気通路に、空気吸入口か
らの空気の一部を逃がしユニット外の空気を取り入れる
換気手段と、をさらに備えたので、被調和室内の空気と
共にユニット外の空気を調和して被調和室に送り込むこ
とが可能となり、より快適な冷暖房運転が可能となる、
というさらなる効果が得られる。
【0082】請求項4の発明によれば、温水生成手段で
生成された温水を用いて被調和室又は該被調和室以外の
室の床暖房を行う床暖房手段と、をさらに備えたので、
より快適な暖房が可能となる、というさらなる効果が得
られる。
【0083】請求項5の発明によれば、空気通路が複数
の被調和室に各々備えられた空気吸入口及び空気送風口
毎に分岐されたため、1つのユニットに対して複数の被
調和室の空気調和が可能となり、本発明の利用範囲を大
幅に拡大することができる、というさらなる効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の空気調和機の構成図であ
る。
【図2】上記実施の形態の空気調和機の室内ユニットの
電気回路図である。
【図3】上記実施の形態の空気調和機の室外ユニットの
電気回路図である。
【図4】コンプレッサの制御の詳細を示すフローチャー
トである。
【図5】温水による暖房制御の詳細を示すフローチャー
トである。
【図6】温水によるオンオフ暖房制御の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図7】床マットの温水制御の詳細を示すフローチャー
トである。
【図8】床暖房の設定レベル”高”、”中”、”低”に
ついての熱動弁のデューティ比を各々示す図である。
【図9】リモートコントローラの概略図である。
【図10】ダクトを分岐させて複数の室の室内ユニット
に連結させた場合の図である。
【符号の説明】
10 室内ユニット 10A 空気吸入口 10B 空気送風口 11 ダクト 12 室外ユニット 13 空気通路 14 空気通路 15 空気通路 18 空気通路 16 冷媒熱交換器 17 温水熱放射器 28 室外熱交換器 44 温水熱交換器 66 床マット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暖房運転時に凝縮器として作用し冷房運
    転時に蒸発器として作用する利用側熱交換器と、 暖房運転時に蒸発器として作用し冷房運転時に凝縮器と
    して作用する被利用側熱交換器と、 暖房運転時に温水を生成する温水生成手段と、 前記温水生成手段で生成された温水による熱を放射する
    利用側放射器と、を用いて被調和室の暖房又は冷房を行
    う空気調和機において、 前記利用側熱交換器及び前記利用側放射器を、被調和室
    の室外に設けられたユニット内に配置すると共に、 被調和室内の空気吸入口から前記利用側熱交換器及び前
    記利用側放射器を通過して被調和室内の空気送風口まで
    通された空気通路と、 前記空気吸入口から被調和室内の空気を吸入し、前記空
    気通路を通って前記利用側熱交換器及び前記利用側放射
    器を通過した空気を前記空気送風口から被調和室内に送
    り込む空気循環手段と、 をさらに備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記利用側熱交換器の冷房運転時に前記
    利用側放射器が凍結されないように前記利用側放射器と
    前記利用側熱交換器とを所定間隔以上分離して配置した
    ことを特徴とする請求項1の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記利用側熱交換器及び前記利用側放射
    器の風上側の空気通路に、前記空気吸入口からの空気の
    一部を逃がし前記ユニット外の空気を取り入れる換気手
    段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2
    の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記温水生成手段で生成された温水を用
    いて被調和室又は該被調和室以外の室の床暖房を行う床
    暖房手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3
    のいずれか1項の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記空気通路は、 複数の被調和室に各々備えられた空気吸入口及び空気送
    風口毎に分岐されたことを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれか1項の空気調和機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100408942C (zh) * 2004-03-29 2008-08-06 三洋电机株式会社 空调冷冻装置及空调冷冻装置的控制方法
CN100408938C (zh) * 2004-03-29 2008-08-06 三洋电机株式会社 空调冷冻装置的室外单元

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CN100408942C (zh) * 2004-03-29 2008-08-06 三洋电机株式会社 空调冷冻装置及空调冷冻装置的控制方法
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