JPH1073327A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JPH1073327A JPH1073327A JP24697096A JP24697096A JPH1073327A JP H1073327 A JPH1073327 A JP H1073327A JP 24697096 A JP24697096 A JP 24697096A JP 24697096 A JP24697096 A JP 24697096A JP H1073327 A JPH1073327 A JP H1073327A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気調和装置を運転制御するための制御装置
を構成する電源部品や制御用部品などの電気部品から発
生する熱を、冷凍サイクル系と熱交換するシステムと
し、冷凍サイクルの運転効率を高めるように成した空気
調和装置を得る。 【解決手段】 冷凍サイクルの冷媒配管8の一部を、制
御装置13を構成する回路部品16a…と熱交換するよ
うに放熱用フィン18などの傍を通させて、回路部品か
らの熱で冷媒を加熱し、冷媒の蒸発を促進させ熱エネル
ギーを高める熱交換システム20を構築することによ
り、能力の小さい圧縮機1でも、所要の冷凍能力が発揮
できるというコストが安く、経済的で小型化も期待でき
る空気調和装置と成す。
を構成する電源部品や制御用部品などの電気部品から発
生する熱を、冷凍サイクル系と熱交換するシステムと
し、冷凍サイクルの運転効率を高めるように成した空気
調和装置を得る。 【解決手段】 冷凍サイクルの冷媒配管8の一部を、制
御装置13を構成する回路部品16a…と熱交換するよ
うに放熱用フィン18などの傍を通させて、回路部品か
らの熱で冷媒を加熱し、冷媒の蒸発を促進させ熱エネル
ギーを高める熱交換システム20を構築することによ
り、能力の小さい圧縮機1でも、所要の冷凍能力が発揮
できるというコストが安く、経済的で小型化も期待でき
る空気調和装置と成す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内を冷房または
暖房をする空気調和装置に関し、特に該空気調和装置を
運転制御するための制御装置を構成する電源部品や制御
用部品などの電気部品から発生する熱を、冷凍サイクル
系と熱交換するシステムとし、冷凍サイクルの運転効率
を高めるように成した空気調和装置に関する。
暖房をする空気調和装置に関し、特に該空気調和装置を
運転制御するための制御装置を構成する電源部品や制御
用部品などの電気部品から発生する熱を、冷凍サイクル
系と熱交換するシステムとし、冷凍サイクルの運転効率
を高めるように成した空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、空気調和装置は圧縮機、凝縮器、
アキュームレータなどを収容した室外機と、膨張装置や
蒸発器などを収容した室内機とに分離したタイプの空気
調和装置が主流となり、かつ圧縮機からの吐出冷媒を四
方弁により、圧縮機、凝縮器、膨張装置、蒸発器から成
る冷凍サイクルに可逆的を流せるように構成して、冷房
運転と暖房運転ができるようにしている。
アキュームレータなどを収容した室外機と、膨張装置や
蒸発器などを収容した室内機とに分離したタイプの空気
調和装置が主流となり、かつ圧縮機からの吐出冷媒を四
方弁により、圧縮機、凝縮器、膨張装置、蒸発器から成
る冷凍サイクルに可逆的を流せるように構成して、冷房
運転と暖房運転ができるようにしている。
【0003】そして、このような分離型空気調和装置の
運転方法も、単に設定温度に基づくON/OFF運転だ
けでなく、設定温度に短時間で到達させるように運転制
御するインバータ制御など、より快適な空気調和を行う
ことのできる高度な運転制御が実施されるようになって
来た。
運転方法も、単に設定温度に基づくON/OFF運転だ
けでなく、設定温度に短時間で到達させるように運転制
御するインバータ制御など、より快適な空気調和を行う
ことのできる高度な運転制御が実施されるようになって
来た。
【0004】そのため、これら複雑で多岐に渡った高度
な制御を行うために必要とする制御装置も、自ずから多
数のまた多種類の制御用電気部品で構成されるものとな
っている。
な制御を行うために必要とする制御装置も、自ずから多
数のまた多種類の制御用電気部品で構成されるものとな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、冷凍装置で
冷媒が圧縮→凝縮→膨張→蒸発の行程を繰り返す中で、
圧縮機は、蒸発した冷媒を吸込み、所定の高温、高圧の
冷媒とする仕事を行っているが、この仕事量が少なくし
て所定の圧縮能力を発揮できるほど、圧縮機の運転効率
は上がる。
冷媒が圧縮→凝縮→膨張→蒸発の行程を繰り返す中で、
圧縮機は、蒸発した冷媒を吸込み、所定の高温、高圧の
冷媒とする仕事を行っているが、この仕事量が少なくし
て所定の圧縮能力を発揮できるほど、圧縮機の運転効率
は上がる。
【0006】そこで、この仕事量と圧縮機の運転効率を
考える上で、冷凍サイクルと圧力(p)−熱エネルギ
(エンタルピーh)との関係を示す図4が参考になる。
考える上で、冷凍サイクルと圧力(p)−熱エネルギ
(エンタルピーh)との関係を示す図4が参考になる。
【0007】図4は暖房運転時の場合を示し、同図で、
グラフAは冷媒の状態相図であって、頂点pを境にグラ
フAの外側における左側領域は冷媒が液相であり、右側
領域は冷媒が気相の状態にあることを示す。また、グラ
フAの内側領域は冷媒が液と気体で混合している二相領
域を示している。
グラフAは冷媒の状態相図であって、頂点pを境にグラ
フAの外側における左側領域は冷媒が液相であり、右側
領域は冷媒が気相の状態にあることを示す。また、グラ
フAの内側領域は冷媒が液と気体で混合している二相領
域を示している。
【0008】そして、グラフMは、モリエール線図を示
し、同モリエール線図でa−bは蒸発行程、b−cは圧
縮行程、c−dは凝縮行程、d−aは膨張行程を示して
いる。
し、同モリエール線図でa−bは蒸発行程、b−cは圧
縮行程、c−dは凝縮行程、d−aは膨張行程を示して
いる。
【0009】従って、圧縮機はモリエール線図で示す状
態b→状態cに冷媒を変化させる仕事を行っている。す
なわち、その状態変化のために、圧縮機は熱エネルギー
ΔX量分(エンタルピーh)の仕事を行うものとなって
いる。
態b→状態cに冷媒を変化させる仕事を行っている。す
なわち、その状態変化のために、圧縮機は熱エネルギー
ΔX量分(エンタルピーh)の仕事を行うものとなって
いる。
【0010】ここで、ポイント(状態)bは、冷凍サイ
クルで蒸発し、アキュームレータからまさに圧縮機の冷
媒吸込口に吸い込まれようとする冷媒が持つ熱エネルギ
ーを表わすものともなっている。
クルで蒸発し、アキュームレータからまさに圧縮機の冷
媒吸込口に吸い込まれようとする冷媒が持つ熱エネルギ
ーを表わすものともなっている。
【0011】従って、仮りにポイントbが更に右に移行
し、熱エネルギーをより高く維持した状況、例えばg状
態になっている冷媒が圧縮機に吸い込まれるならば、圧
縮機で吸い込んだ冷媒を高圧のc状態にするのに必要な
仕事量(熱エネルギー)はΔYと少なくすることが可能
である。
し、熱エネルギーをより高く維持した状況、例えばg状
態になっている冷媒が圧縮機に吸い込まれるならば、圧
縮機で吸い込んだ冷媒を高圧のc状態にするのに必要な
仕事量(熱エネルギー)はΔYと少なくすることが可能
である。
【0012】そこで、この熱エネルギーをより高めた状
況で、圧縮機に冷媒を吸い込ませることを可能とさせる
ために、本発明では、制御装置を構成する発熱部品であ
る回路部品の熱を利用して、冷媒が冷凍サイクルを循環
する過程でこの回路部品との熱交換が行なわれるように
し、それによって熱回収を行って、熱エネルギーの高い
冷媒を圧縮機に送り、これにより圧縮機は少ない仕事量
で所要の圧縮能力を発揮できるようにして、冷凍装置の
運転能力および運転効率の向上した空気調和機を得るよ
うにしたものである。
況で、圧縮機に冷媒を吸い込ませることを可能とさせる
ために、本発明では、制御装置を構成する発熱部品であ
る回路部品の熱を利用して、冷媒が冷凍サイクルを循環
する過程でこの回路部品との熱交換が行なわれるように
し、それによって熱回収を行って、熱エネルギーの高い
冷媒を圧縮機に送り、これにより圧縮機は少ない仕事量
で所要の圧縮能力を発揮できるようにして、冷凍装置の
運転能力および運転効率の向上した空気調和機を得るよ
うにしたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、圧縮機と室外側熱交換器と膨張装置と室
内側熱交換器等を冷媒配管で環状に接続して冷凍サイク
ルを構成すると共に、この冷凍サイクルを運転制御する
ための制御装置を備える空気調和装置において、冷凍サ
イクルの冷媒配管の一部を、前記制御装置を構成する回
路部品と熱交換関係に配設し、回路部品から回収される
熱にて冷凍サイクルを循環中の冷媒を加熱し、冷媒の蒸
発を促進させるような熱交換システムを具備するように
したものである。
に、本発明は、圧縮機と室外側熱交換器と膨張装置と室
内側熱交換器等を冷媒配管で環状に接続して冷凍サイク
ルを構成すると共に、この冷凍サイクルを運転制御する
ための制御装置を備える空気調和装置において、冷凍サ
イクルの冷媒配管の一部を、前記制御装置を構成する回
路部品と熱交換関係に配設し、回路部品から回収される
熱にて冷凍サイクルを循環中の冷媒を加熱し、冷媒の蒸
発を促進させるような熱交換システムを具備するように
したものである。
【0014】また、前記熱交換システムは、前記制御装
置の制御用基板の前記回路部品を取付けている面側と反
対側の面より一体に突出形成されている多数の放熱用フ
ィンと放熱用フィンとの間の溝部に、前記冷凍サイクル
の冷媒配管の一部を収設するようにした構造の蒸発促進
装置としたものである。
置の制御用基板の前記回路部品を取付けている面側と反
対側の面より一体に突出形成されている多数の放熱用フ
ィンと放熱用フィンとの間の溝部に、前記冷凍サイクル
の冷媒配管の一部を収設するようにした構造の蒸発促進
装置としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態用を図面に
基づき説明する。
基づき説明する。
【0016】図1は、冷凍サイクルの過程で、制御装置
を構成する電気部品の熱を循環する冷媒に回収するシス
テムを示す概念構成図である。
を構成する電気部品の熱を循環する冷媒に回収するシス
テムを示す概念構成図である。
【0017】同図に示すように、圧縮機1、四方弁2、
室外側熱交換器3、第1逆止弁4、キャピラリチューブ
(膨張装置)5、室内側熱交換器6およびアキュームレ
ータ7を冷媒配管8によって環状に接続して、冷凍サイ
クルを形成している。
室外側熱交換器3、第1逆止弁4、キャピラリチューブ
(膨張装置)5、室内側熱交換器6およびアキュームレ
ータ7を冷媒配管8によって環状に接続して、冷凍サイ
クルを形成している。
【0018】また、前記第1逆止弁4にキャピラリチュ
ーブ11を並列に接続し、前記キャピラリチューブ(膨
張装置)5に第2逆止弁12を並列に接続して構成され
ている。
ーブ11を並列に接続し、前記キャピラリチューブ(膨
張装置)5に第2逆止弁12を並列に接続して構成され
ている。
【0019】そして、この冷凍サイクルにおいて、四方
弁2の切換により、冷房運転の際は実線矢印に示す方向
に冷媒が循環し、暖房運転の際は破線矢印に示す方向に
冷媒が循環する。
弁2の切換により、冷房運転の際は実線矢印に示す方向
に冷媒が循環し、暖房運転の際は破線矢印に示す方向に
冷媒が循環する。
【0020】さて、ここで13は、冷凍サイクルの運転
制御を行うための運転制御装置を示し、圧縮機1のON
/OFF運転制御や室外側熱交換器3の冷却用ファン1
4Fおよび室内側熱交換器6の冷却用ファン15Fの回
転制御などを行う制御部となっている。
制御を行うための運転制御装置を示し、圧縮機1のON
/OFF運転制御や室外側熱交換器3の冷却用ファン1
4Fおよび室内側熱交換器6の冷却用ファン15Fの回
転制御などを行う制御部となっている。
【0021】前記運転制御装置13は、ICや、パワー
トランジスタ、ダイオード、リアクターなど、多数、多
種類の回路部品16a、16b、16c…から構成され
ている。
トランジスタ、ダイオード、リアクターなど、多数、多
種類の回路部品16a、16b、16c…から構成され
ている。
【0022】そして、これら回路部品16a、16b、
16c…は発熱するので、部品が高熱状態となって制御
装置13による制御動作の信頼性が失われないように、
制御装置13は図2に示すように、制御基板17の前記
回路部品16a、16b、16c…を取付けている面と
反対側の面に、多数の放熱用フィン18を一体に突設形
成して、放熱を十分とさせ高温とならないようにしてい
る。
16c…は発熱するので、部品が高熱状態となって制御
装置13による制御動作の信頼性が失われないように、
制御装置13は図2に示すように、制御基板17の前記
回路部品16a、16b、16c…を取付けている面と
反対側の面に、多数の放熱用フィン18を一体に突設形
成して、放熱を十分とさせ高温とならないようにしてい
る。
【0023】本発明は、この冷凍サイクルの冷媒配管の
一部を、この制御装置を構成する回路部品と熱交換が行
われるようにその傍を通させるように構成している。こ
れにより回路部品から発する熱を回収して、冷凍サイク
ルを循環中の冷媒を加熱し、冷媒の蒸発を促進させるよ
うな働きを担わせている。
一部を、この制御装置を構成する回路部品と熱交換が行
われるようにその傍を通させるように構成している。こ
れにより回路部品から発する熱を回収して、冷凍サイク
ルを循環中の冷媒を加熱し、冷媒の蒸発を促進させるよ
うな働きを担わせている。
【0024】具体的には、図2及び図3に示すように、
制御基板17に設けた放熱用フィン18と放熱用フィン
18との間に形成される溝部19に冷媒配管8を通す。
そして、例えば、制御基板17を上から下へと通った冷
媒配管8は、下端でU状に曲がり左方に延在する隣の放
熱用フィン18と放熱用フィン18との間に形成される
溝部19を通って上へと戻るというように蛇行状に配管
される。
制御基板17に設けた放熱用フィン18と放熱用フィン
18との間に形成される溝部19に冷媒配管8を通す。
そして、例えば、制御基板17を上から下へと通った冷
媒配管8は、下端でU状に曲がり左方に延在する隣の放
熱用フィン18と放熱用フィン18との間に形成される
溝部19を通って上へと戻るというように蛇行状に配管
される。
【0025】このように冷媒配配管8を制御基板17に
蛇行状に配設することにより、制御基板17の前記冷媒
配管8を取り付けている面と反対側の面に取り付けてい
る種々の回路部品16a、16b、16c…から伝わり
放熱フィン18から放熱される熱を、冷媒配管8に伝達
し、冷媒配管8中を通流している冷媒を加熱させるよう
に熱交換させて、熱回収をさせることのできる熱交換シ
ステム(装置)20を形成している。
蛇行状に配設することにより、制御基板17の前記冷媒
配管8を取り付けている面と反対側の面に取り付けてい
る種々の回路部品16a、16b、16c…から伝わり
放熱フィン18から放熱される熱を、冷媒配管8に伝達
し、冷媒配管8中を通流している冷媒を加熱させるよう
に熱交換させて、熱回収をさせることのできる熱交換シ
ステム(装置)20を形成している。
【0026】次に、こうした熱交換システム20による
熱交換の様相を現象的に追及してみる。
熱交換の様相を現象的に追及してみる。
【0027】すなわち、例えば図1で、冷媒が点線矢印
方向に流れる暖房運転の場合、上述した熱交換システム
20を冷凍サイクルの途中に設けることで、室外側熱交
換器2による蒸発能力に加えて、制御装置17の回路部
品16a、16b、16c…から発する熱による蒸発が
作用するため、アキュームレータ7を介して圧縮機1に
流入する冷媒は蒸発度がより高まった状況にある。すな
わち熱エネルギーが高い冷媒となって吸い込まれること
になる。
方向に流れる暖房運転の場合、上述した熱交換システム
20を冷凍サイクルの途中に設けることで、室外側熱交
換器2による蒸発能力に加えて、制御装置17の回路部
品16a、16b、16c…から発する熱による蒸発が
作用するため、アキュームレータ7を介して圧縮機1に
流入する冷媒は蒸発度がより高まった状況にある。すな
わち熱エネルギーが高い冷媒となって吸い込まれること
になる。
【0028】一方、冷凍サイクル全体を見ると、前述の
図4を参照すれば理解されるように、圧縮機1で冷媒を
b状態からc状態にと圧縮動作が成されて圧力が高めら
れ、次いで室内側熱交換器6で、c状態からd状態にと
定圧で凝縮し、次にキャピラリチューブ11でd状態か
らa状態にと膨張して低圧の液冷媒となり、そして室外
側熱交換器3でa状態からb状態にと蒸発し、再びb状
態からc状態の圧縮行程にと戻るa→b→c→dなる冷
凍サイクルが繰り返されている。
図4を参照すれば理解されるように、圧縮機1で冷媒を
b状態からc状態にと圧縮動作が成されて圧力が高めら
れ、次いで室内側熱交換器6で、c状態からd状態にと
定圧で凝縮し、次にキャピラリチューブ11でd状態か
らa状態にと膨張して低圧の液冷媒となり、そして室外
側熱交換器3でa状態からb状態にと蒸発し、再びb状
態からc状態の圧縮行程にと戻るa→b→c→dなる冷
凍サイクルが繰り返されている。
【0029】ここで、暖房運転時の運転効率(CoP
H)は、圧縮機の暖房能力(凝縮能力)/圧縮機への入
力(仕事量).で求められる。
H)は、圧縮機の暖房能力(凝縮能力)/圧縮機への入
力(仕事量).で求められる。
【0030】従って、本発明のような電気部品との熱交
換器システム20が備わっていない通常の冷凍サイクル
では、ΔZの暖房能力(単位エンタルピー)を得るの
に、圧縮機はΔXの仕事(単位エンタルピー)をするこ
とになり、よって、この場合の運転効率(CoPH)は
下式で算出される。
換器システム20が備わっていない通常の冷凍サイクル
では、ΔZの暖房能力(単位エンタルピー)を得るの
に、圧縮機はΔXの仕事(単位エンタルピー)をするこ
とになり、よって、この場合の運転効率(CoPH)は
下式で算出される。
【0031】 現状の運転効率(CoPH1) =ΔZ(44.0)/ΔX(155.8−149.0) =6.47 …(1) となる。
【0032】これに対して、図1に示す本発明のような
電気部品との熱交換器システム20が備わっている冷凍
サイクルであると、室外側熱交換器3によるΔW(3
7.2)の蒸発能力(単位エンタルピーh)に、制御装
置13の電気部品16a、16b、16c…の熱による
蒸発能力ΔV(149.6−149.0=0.6エンタ
ルピーh)が追加される結果、冷凍装置の蒸発能力は実
質的に増加し、b状態(149.0エンタルピー)から
g状態(149.6エンタルピー)へと熱エネルギーが
増えた冷媒の状態で、圧縮機1に吸い込まれる。
電気部品との熱交換器システム20が備わっている冷凍
サイクルであると、室外側熱交換器3によるΔW(3
7.2)の蒸発能力(単位エンタルピーh)に、制御装
置13の電気部品16a、16b、16c…の熱による
蒸発能力ΔV(149.6−149.0=0.6エンタ
ルピーh)が追加される結果、冷凍装置の蒸発能力は実
質的に増加し、b状態(149.0エンタルピー)から
g状態(149.6エンタルピー)へと熱エネルギーが
増えた冷媒の状態で、圧縮機1に吸い込まれる。
【0033】よって、この場合の運転効率(CoPH
2)は下式で算出されるものとなる。
2)は下式で算出されるものとなる。
【0034】 改善運転効率(CoPH2) =ΔZ(155.8−111.8=44.0) /ΔY(155.8−149.6)×0.045/0.046(定数) =6.94 …(2) となる。
【0035】また、この時の回収熱量QHは、下式で求
められる。
められる。
【0036】 回収熱量QH=0.6×{3500×0.86/44} =41Kccl/H =47W …(3) となる。
【0037】従って、上記(1)式と上記(2)式か
ら、運転効率が従来の6.47から6.94と本発明に
よって向上し、双方の比率を計算すると、運転効率6.
47/6.94=1.00/1.07と運転効率の改善
が確認された。
ら、運転効率が従来の6.47から6.94と本発明に
よって向上し、双方の比率を計算すると、運転効率6.
47/6.94=1.00/1.07と運転効率の改善
が確認された。
【0038】なお、本発明の制御用電気部品と冷媒とが
熱交換する熱交換システム20によって、冷媒がこの熱
交換システムに流入する前と流出した後の時点で、実測
した冷媒の温度や熱エネルギー値を、図6に表として示
した。
熱交換する熱交換システム20によって、冷媒がこの熱
交換システムに流入する前と流出した後の時点で、実測
した冷媒の温度や熱エネルギー値を、図6に表として示
した。
【0039】同図の表より、理解されるように、電気部
品の熱が冷媒に回収される結果、冷媒の温度は、熱交換
システムに流入する前は2℃であるが、流出した後では
5℃に上がり、また電気部品の熱が冷媒に回収される結
果、冷媒の熱エネルギーも149.0Kcal/Kgか
ら149.6Kcal/Kgに増加していることが判
る。
品の熱が冷媒に回収される結果、冷媒の温度は、熱交換
システムに流入する前は2℃であるが、流出した後では
5℃に上がり、また電気部品の熱が冷媒に回収される結
果、冷媒の熱エネルギーも149.0Kcal/Kgか
ら149.6Kcal/Kgに増加していることが判
る。
【0040】また、上記(2)式の定数に係る数値は、
この表からの数値を引用したものである。
この表からの数値を引用したものである。
【0041】また、同様に冷房運転の場合にも、制御用
回路部品の熱を回収することによって、圧縮機の運転効
率が改善されることが、図7に表として示すように確認
された。
回路部品の熱を回収することによって、圧縮機の運転効
率が改善されることが、図7に表として示すように確認
された。
【0042】すなわち、従来では、図5に示している、
冷凍サイクルと圧力(p)−熱エネルギ(エンタルピー
h)との関係を参照すると理解されるように、圧縮機で
ΔM量の仕事をして、冷却能力(蒸発能力)ΔNを得て
いる。
冷凍サイクルと圧力(p)−熱エネルギ(エンタルピー
h)との関係を参照すると理解されるように、圧縮機で
ΔM量の仕事をして、冷却能力(蒸発能力)ΔNを得て
いる。
【0043】これに対し、本発明では、圧縮機はΔM量
より少ないΔPの仕事をして、冷却能力(蒸発能力)Δ
Nを得られるようになり、運転効率が改善される。
より少ないΔPの仕事をして、冷却能力(蒸発能力)Δ
Nを得られるようになり、運転効率が改善される。
【0044】以下に上記の事柄を数値で実証する。
【0045】 現状の運転効率(CoPC1) =ΔN(149.8−111.3=38.5) /ΔM(157.0−149.8) =5.37 …(4) となる。
【0046】これに対して、図1に示す本発明のような
電気部品との熱交換器システム20が備わっている冷凍
サイクルであると、室内側熱交換器3によるΔN(3
8.5)の蒸発能力(単位エンタルピーh)に、制御装
置13の電気部品16a、16b、16c…の熱による
蒸発能力ΔS(150.25−149.8)=0.45
エンタルピーh)が追加される結果、冷凍装置の蒸発能
力は実質的に増加し、b状態(149.8エンタルピ
ー)からk状態(150.25エンタルピー)へと熱交
換器エネルギーが増えた冷媒の状態で、圧縮機1に吸い
込まれる。
電気部品との熱交換器システム20が備わっている冷凍
サイクルであると、室内側熱交換器3によるΔN(3
8.5)の蒸発能力(単位エンタルピーh)に、制御装
置13の電気部品16a、16b、16c…の熱による
蒸発能力ΔS(150.25−149.8)=0.45
エンタルピーh)が追加される結果、冷凍装置の蒸発能
力は実質的に増加し、b状態(149.8エンタルピ
ー)からk状態(150.25エンタルピー)へと熱交
換器エネルギーが増えた冷媒の状態で、圧縮機1に吸い
込まれる。
【0047】よって、 改善運転効率(CoPC2) =ΔN(38.5)/ΔP(157.0−150.25) ×0.0329/0.0337(定数) =5.57 …(5) となる。
【0048】また、この時の回収熱量Qcは、下式で求
められる。 回収熱量Qc=0.45×{245.0×0.86/38.5} =24.7Kcal/H =29W …(6) となる。
められる。 回収熱量Qc=0.45×{245.0×0.86/38.5} =24.7Kcal/H =29W …(6) となる。
【0049】従って、上記(4)式と上記(5)式か
ら、運転効率が従来の5.37から5.57と本発明に
よって向上し、双方の比率を計算すると、運転効率5.
37/6.57=1.00/1.04と運転効率の改善
が確認された。
ら、運転効率が従来の5.37から5.57と本発明に
よって向上し、双方の比率を計算すると、運転効率5.
37/6.57=1.00/1.04と運転効率の改善
が確認された。
【0050】また暖房運転の場合と同様に、本発明の制
御用電気部品で構成された熱交換装置によって、冷媒が
この熱交換装置に流入する前と流出した後の時点で、実
測した冷媒の温度や熱エネルギー値を、図7に表化して
示した。
御用電気部品で構成された熱交換装置によって、冷媒が
この熱交換装置に流入する前と流出した後の時点で、実
測した冷媒の温度や熱エネルギー値を、図7に表化して
示した。
【0051】同図の表より、理解されるように、電気部
品の熱が冷媒に回収される結果、冷媒の温度は12℃か
ら14℃に上がり、また冷媒の熱エネルギーも149.
8Kcal/Kgから150.25Kcal/Kgに増
加していることが判る。
品の熱が冷媒に回収される結果、冷媒の温度は12℃か
ら14℃に上がり、また冷媒の熱エネルギーも149.
8Kcal/Kgから150.25Kcal/Kgに増
加していることが判る。
【0052】また、上記(5)式の定数に係る数値も、
この表からの数値を引用したものである。
この表からの数値を引用したものである。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、冷凍サイ
クルの冷媒配管の一部を、この冷凍サイクルを制御する
制御装置を構成する回路部品と熱交換関係に配置して、
圧縮機で吐出された冷媒が循環の途中で、回路部品から
の熱を受けて蒸発が更に進み熱エネルギーを高められる
という蒸発促進手段を冷凍サイクルに付加した格好の空
気調和装置としたので、圧縮機が所要の冷凍能力を得る
ために必要な仕事量の一部を前記蒸発促進手段で賄うこ
とができ、よって能力の小さい圧縮機が使用できるよう
になり、空気調和装置全体のコストおよび運転コストを
低減できるようになる。
クルの冷媒配管の一部を、この冷凍サイクルを制御する
制御装置を構成する回路部品と熱交換関係に配置して、
圧縮機で吐出された冷媒が循環の途中で、回路部品から
の熱を受けて蒸発が更に進み熱エネルギーを高められる
という蒸発促進手段を冷凍サイクルに付加した格好の空
気調和装置としたので、圧縮機が所要の冷凍能力を得る
ために必要な仕事量の一部を前記蒸発促進手段で賄うこ
とができ、よって能力の小さい圧縮機が使用できるよう
になり、空気調和装置全体のコストおよび運転コストを
低減できるようになる。
【0054】また、制御装置から発する熱エネルギーを
有効的に放熱させて、制御装置自体の冷却も十分に行え
るので、信頼性の高い制御を行えるようになると共に、
制御装置を冷却するための冷却手段も簡易で、コンパク
トな構造のものが使用できるメリットが生まれる。
有効的に放熱させて、制御装置自体の冷却も十分に行え
るので、信頼性の高い制御を行えるようになると共に、
制御装置を冷却するための冷却手段も簡易で、コンパク
トな構造のものが使用できるメリットが生まれる。
【0055】そして、蒸発促進手段は、冷媒配管を制御
装置の制御基板に設けられている多数の放熱フィンと放
熱フィンとの間の溝部に挿通させるという構造を採るこ
とで、簡単に達成できるものとなり、既存の冷凍サイク
ルを大幅に変更したり、格別に複雑な構造にせずとも、
冷媒と冷凍サイクル系との熱交換率の良い熱交換器シス
テムを構築できる。
装置の制御基板に設けられている多数の放熱フィンと放
熱フィンとの間の溝部に挿通させるという構造を採るこ
とで、簡単に達成できるものとなり、既存の冷凍サイク
ルを大幅に変更したり、格別に複雑な構造にせずとも、
冷媒と冷凍サイクル系との熱交換率の良い熱交換器シス
テムを構築できる。
【図1】制御装置の熱で冷媒の蒸発を促進させ、運転効
率を高めるようにする熱交換システムを有する本発明の
冷凍サイクルの回路図。
率を高めるようにする熱交換システムを有する本発明の
冷凍サイクルの回路図。
【図2】冷媒配管の一部を制御装置の制御基板に放熱用
フィンと放熱用フィンとの間に挿通して構成した上記熱
交換システムを示す具体的平面構造図。
フィンと放熱用フィンとの間に挿通して構成した上記熱
交換システムを示す具体的平面構造図。
【図3】図2に示す熱交換システムの部分的構造斜視
図。
図。
【図4】本発明により運転効率が改善されることを説明
するために引用した暖房運転時の場合の冷凍サイクルと
圧力(p)−熱エネルギ(エンタルピーh)との関係
図。
するために引用した暖房運転時の場合の冷凍サイクルと
圧力(p)−熱エネルギ(エンタルピーh)との関係
図。
【図5】本発明により運転効率が改善されることを説明
するために引用した冷房運転時の場合の冷凍サイクルと
圧力(p)−熱エネルギ(エンタルピーh)との関係
図。
するために引用した冷房運転時の場合の冷凍サイクルと
圧力(p)−熱エネルギ(エンタルピーh)との関係
図。
【図6】暖房運転時の場合に、本発明の熱交換システム
にて確認される冷媒温度の上昇及び回収熱量を測定した
データ値の図表。
にて確認される冷媒温度の上昇及び回収熱量を測定した
データ値の図表。
【図7】冷房運転時の場合に、本発明の熱交換システム
にて確認される冷媒温度の上昇及び回収熱量を測定した
データ値の図表。
にて確認される冷媒温度の上昇及び回収熱量を測定した
データ値の図表。
1 圧縮機 2 四方弁 3 室外側熱交換器 5 膨張装置 6 室内側熱交換器 7 アキュームレータ 8 冷媒配管 13 制御装置 16a、16b、16c… 回路部品 17 制御基板 18 放熱用フィン 20 熱交換システム
Claims (2)
- 【請求項1】 圧縮機と室外側熱交換器と膨張装置と室
内側熱交換器等を冷媒配管で環状に接続して冷凍サイク
ルを構成すると共に、この冷凍サイクルを運転制御する
ための制御装置を備える空気調和装置において、 冷凍サイクルの冷媒配管の一部を、前記制御装置を構成
する回路部品と熱交換関係に配設し、回路部品から回収
される熱にて冷凍サイクルを循環中の冷媒を加熱し、冷
媒の蒸発を促進させるような熱交換システムを具備する
ことを特徴とする空気調和装置。 - 【請求項2】 前記熱交換システムは、前記制御装置の
制御用基板の前記回路部品を取付けている面側と反対側
の面より一体に突出形成されている多数の放熱用フィン
と放熱用フィンとの間の溝部に、前記冷凍サイクルの冷
媒配管の一部を収設するようにした構造の蒸発促進装置
であることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載
の空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24697096A JPH1073327A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24697096A JPH1073327A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1073327A true JPH1073327A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=17156443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24697096A Pending JPH1073327A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1073327A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004044818A (ja) * | 2002-07-05 | 2004-02-12 | Hitachi Home & Life Solutions Inc | 空気調和機 |
| EP1835243A1 (en) * | 2006-03-17 | 2007-09-19 | Delphi Technologies, Inc. | Evaporator with electronic circuit printed on a first side plate |
| WO2008059803A1 (en) * | 2006-11-13 | 2008-05-22 | Daikin Industries, Ltd. | Heat exchanging system |
| JP2009085526A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
| JP2013164248A (ja) * | 2012-02-13 | 2013-08-22 | Daikin Industries Ltd | 冷凍装置の熱源ユニットおよびその製造方法 |
| CN105928094A (zh) * | 2016-05-27 | 2016-09-07 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种具有模块换热部件的空调装置及其控制方法 |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP24697096A patent/JPH1073327A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004044818A (ja) * | 2002-07-05 | 2004-02-12 | Hitachi Home & Life Solutions Inc | 空気調和機 |
| EP1835243A1 (en) * | 2006-03-17 | 2007-09-19 | Delphi Technologies, Inc. | Evaporator with electronic circuit printed on a first side plate |
| WO2008059803A1 (en) * | 2006-11-13 | 2008-05-22 | Daikin Industries, Ltd. | Heat exchanging system |
| JP2008121985A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Daikin Ind Ltd | 熱交換システム |
| US10267541B2 (en) | 2006-11-13 | 2019-04-23 | Daikin Industries, Ltd. | Heat exchange system with fixed and variable expansion devices in series |
| JP2009085526A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
| JP2013164248A (ja) * | 2012-02-13 | 2013-08-22 | Daikin Industries Ltd | 冷凍装置の熱源ユニットおよびその製造方法 |
| CN105928094A (zh) * | 2016-05-27 | 2016-09-07 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种具有模块换热部件的空调装置及其控制方法 |
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