JPH1073738A - 光伝送用波長多重通信リンク - Google Patents
光伝送用波長多重通信リンクInfo
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- JPH1073738A JPH1073738A JP9180557A JP18055797A JPH1073738A JP H1073738 A JPH1073738 A JP H1073738A JP 9180557 A JP9180557 A JP 9180557A JP 18055797 A JP18055797 A JP 18055797A JP H1073738 A JPH1073738 A JP H1073738A
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- dispersion
- fiber
- dcf
- smf
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は既設の1300nm零分散シングルモード
ファイバ網を用いて波長1550nm帯での超高速大容量波長
多重通信を可能にする光伝送用波長多重通信リンクを提
供する。 【解決手段】 既設の1300nm零分散シングルモードファ
イバ網のシングルモードファイバSMFに波長1550nm帯
で負の分散値をもつ分散補償ファイバDCFが前記シン
グルモードファイバSMFの分散スロープを零に補償す
る条長でもって接続される。そして、シングルモードフ
ァイバSMFと分散補償ファイバDCFとの接続リンク
の終端に分散スロープを零とする分散フラットファイバ
が残留する分散値を零とする条長をもって接続され、分
散フラットファイバDFFの終端においてシングルモー
ドファイバSMFの分散スロープおよび分散値が共に零
に調整される。
ファイバ網を用いて波長1550nm帯での超高速大容量波長
多重通信を可能にする光伝送用波長多重通信リンクを提
供する。 【解決手段】 既設の1300nm零分散シングルモードファ
イバ網のシングルモードファイバSMFに波長1550nm帯
で負の分散値をもつ分散補償ファイバDCFが前記シン
グルモードファイバSMFの分散スロープを零に補償す
る条長でもって接続される。そして、シングルモードフ
ァイバSMFと分散補償ファイバDCFとの接続リンク
の終端に分散スロープを零とする分散フラットファイバ
が残留する分散値を零とする条長をもって接続され、分
散フラットファイバDFFの終端においてシングルモー
ドファイバSMFの分散スロープおよび分散値が共に零
に調整される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、超高速大容
量光多重伝送に適した光伝送用波長多重通信リンクに関
するものである。
量光多重伝送に適した光伝送用波長多重通信リンクに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】光伝送システムのファイバネットワーク
として、1300nm帯零分散シングルモードファイバ網が知
られている。このファイバネットワークは、波長1300nm
の光信号を伝送することによって、受信側でほぼ零分散
の受信信号が得られるものである。
として、1300nm帯零分散シングルモードファイバ網が知
られている。このファイバネットワークは、波長1300nm
の光信号を伝送することによって、受信側でほぼ零分散
の受信信号が得られるものである。
【0003】最近においては、この既設の1300nm帯零分
散シングルモードファイバ網を用い、光伝送路に介設さ
れるエルビウムドープファイバ増幅器EDFAの励起帯
である波長1550nm近辺の波長帯での光伝送が試みられて
おり、さらなる高速大容量伝送を目指し、1550nm近辺の
広い波長帯で、波長多重伝送(WDM)を行うことが盛
んに検討されている。
散シングルモードファイバ網を用い、光伝送路に介設さ
れるエルビウムドープファイバ増幅器EDFAの励起帯
である波長1550nm近辺の波長帯での光伝送が試みられて
おり、さらなる高速大容量伝送を目指し、1550nm近辺の
広い波長帯で、波長多重伝送(WDM)を行うことが盛
んに検討されている。
【0004】既設の1300nm帯零分散シングルモードファ
イバ網のシングルモードファイバは正の分散値と、波長
が大きくなるにつれ分散量が大きくなる正の分散スロー
プ特性とを有している。したがって、既設の1300nm帯零
分散シングルモードファイバ網を用いて1550nm波長帯で
波長多重伝送を行うと、シングルモードファイバの伝送
距離が長くなるにつれ分散量が大きくなるために、多重
伝送された各波長の信号の分離が困難になり、信頼性の
高い波長多重伝送が行えなくなるという問題が生じる。
このことから、通常は、シングルモードファイバに大き
な負の分散値と負の分散スロープ特性を有する分散補償
ファイバを接続した通信リンク(伝送リンク)を用いて
波長多重伝送を行うことが試みられている。
イバ網のシングルモードファイバは正の分散値と、波長
が大きくなるにつれ分散量が大きくなる正の分散スロー
プ特性とを有している。したがって、既設の1300nm帯零
分散シングルモードファイバ網を用いて1550nm波長帯で
波長多重伝送を行うと、シングルモードファイバの伝送
距離が長くなるにつれ分散量が大きくなるために、多重
伝送された各波長の信号の分離が困難になり、信頼性の
高い波長多重伝送が行えなくなるという問題が生じる。
このことから、通常は、シングルモードファイバに大き
な負の分散値と負の分散スロープ特性を有する分散補償
ファイバを接続した通信リンク(伝送リンク)を用いて
波長多重伝送を行うことが試みられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】既設の1300nm帯零分散
シングルモードファイバ網を用いて波長多重伝送を行う
場合、前記のエルビウムドープファイバ増幅器の励起帯
である1.55μmの波長帯で通信が行われるが、例えば、
1530nm〜1560nmまでの波長帯で波長多重伝送を行うと、
最大で30nm×分散スロープ×光ファイバ長だけの分散格
差が波長多重信号光間で生じ、伝送容量が分散による制
限を受け、高速大容量波長多重伝送の支障となる。
シングルモードファイバ網を用いて波長多重伝送を行う
場合、前記のエルビウムドープファイバ増幅器の励起帯
である1.55μmの波長帯で通信が行われるが、例えば、
1530nm〜1560nmまでの波長帯で波長多重伝送を行うと、
最大で30nm×分散スロープ×光ファイバ長だけの分散格
差が波長多重信号光間で生じ、伝送容量が分散による制
限を受け、高速大容量波長多重伝送の支障となる。
【0006】このような波長分散を抑制するために、既
設の1300nm帯零分散シングルモードファイバ網のシング
ルモードファイバに分散補償ファイバを接続する場合、
中心信号波長の分散を全長で零になるように調整する
と、分散補償ファイバの分散値と分散スロープの値は接
続相手側のシングルモードファイバの分散値および分散
スロープの値に1対1に対応したただ1つの値となって
しまう。現実には、既設の1300nm帯零分散シングルモー
ドファイバ網で使用されている各シングルモードファイ
バの分散値および分散スロープは個々にばらついてお
り、これらのばらついたシングルモードファイバの分散
を補償するためには、それぞれのシングルモードファイ
バ1本毎に適合する分散補償ファイバを作製して接続し
なければならず、現実には、その実現は非常に困難であ
る。
設の1300nm帯零分散シングルモードファイバ網のシング
ルモードファイバに分散補償ファイバを接続する場合、
中心信号波長の分散を全長で零になるように調整する
と、分散補償ファイバの分散値と分散スロープの値は接
続相手側のシングルモードファイバの分散値および分散
スロープの値に1対1に対応したただ1つの値となって
しまう。現実には、既設の1300nm帯零分散シングルモー
ドファイバ網で使用されている各シングルモードファイ
バの分散値および分散スロープは個々にばらついてお
り、これらのばらついたシングルモードファイバの分散
を補償するためには、それぞれのシングルモードファイ
バ1本毎に適合する分散補償ファイバを作製して接続し
なければならず、現実には、その実現は非常に困難であ
る。
【0007】シングルモードファイバの分散と分散スロ
ープを完全に同時に補償するためには、シングルモード
ファイバの分散をDSMF ,シングルモードファイバの分
散スロープをSSMF ,分散補償ファイバの分散値をD
DCF ,分散スロープをSDCF としたとき、DSMF /S
SMF =DDCF /SDCF の関係を満たすことが必要とな
る。一般に、この条件を満たすように分散補償ファイバ
を作製することは極めて難しく、現実には、既設の1300
nm帯零分散シングルモードファイバ網に使用されている
各シングルモードファイバの分散と分散スロープを完全
に同時に補償することは極めて困難であり、このことが
1550nm近辺の波長帯を用いた超高速大容量波長多重伝送
を行う上で障害となっている。
ープを完全に同時に補償するためには、シングルモード
ファイバの分散をDSMF ,シングルモードファイバの分
散スロープをSSMF ,分散補償ファイバの分散値をD
DCF ,分散スロープをSDCF としたとき、DSMF /S
SMF =DDCF /SDCF の関係を満たすことが必要とな
る。一般に、この条件を満たすように分散補償ファイバ
を作製することは極めて難しく、現実には、既設の1300
nm帯零分散シングルモードファイバ網に使用されている
各シングルモードファイバの分散と分散スロープを完全
に同時に補償することは極めて困難であり、このことが
1550nm近辺の波長帯を用いた超高速大容量波長多重伝送
を行う上で障害となっている。
【0008】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、既設の1300nm帯零分散シン
グルモードファイバ網で使用されているシングルモード
ファイバの分散と分散スロープを1550nmの波長帯で完全
に容易に補償することができ、1550nm波長帯での超高速
大容量光多重伝送が可能な光伝送用波長多重通信リンク
を提供することにある。
たものであり、その目的は、既設の1300nm帯零分散シン
グルモードファイバ網で使用されているシングルモード
ファイバの分散と分散スロープを1550nmの波長帯で完全
に容易に補償することができ、1550nm波長帯での超高速
大容量光多重伝送が可能な光伝送用波長多重通信リンク
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の如く、シングルモ
ードファイバの分散と分散スロープを同時に完全に補償
するファイバを作製することは難しいが、分散値か分散
スロープの値だけを零にすることは、分散値あるいは分
散スロープを補償するファイバの条長を合わせることで
非常に容易に調整することができる。本発明者はこの点
に着目し、シングルモードファイバの分散値と分散スロ
ープを2段構成によって補償しようとするものである。
すなわち、まず、第1段階として、シングルモードファ
イバに第1段の分散補償ファイバが接続され、その条長
を調整して分散値か分散スロープのいずれか一方が零に
調整される。次に、第2段の補償用ファイバが接続さ
れ、その条長を調整することで、前記第1段の分散補償
ファイバにより分散値が零に調整されたリンクでは残留
した分散スロープと逆の分散スロープ特性を有する分散
シフトファイバにより分散スロープが零に補償される。
前記第1段の分散補償ファイバにより分散スロープが零
に調整されたリンクでは、分散スロープが零で分散値が
一定の値をもつ分散フラットファイバにより分散値が零
に調整される。このように、本発明はシングルモードフ
ァイバの分散値と分散スロープを共に補償することを目
的とするものである。
ードファイバの分散と分散スロープを同時に完全に補償
するファイバを作製することは難しいが、分散値か分散
スロープの値だけを零にすることは、分散値あるいは分
散スロープを補償するファイバの条長を合わせることで
非常に容易に調整することができる。本発明者はこの点
に着目し、シングルモードファイバの分散値と分散スロ
ープを2段構成によって補償しようとするものである。
すなわち、まず、第1段階として、シングルモードファ
イバに第1段の分散補償ファイバが接続され、その条長
を調整して分散値か分散スロープのいずれか一方が零に
調整される。次に、第2段の補償用ファイバが接続さ
れ、その条長を調整することで、前記第1段の分散補償
ファイバにより分散値が零に調整されたリンクでは残留
した分散スロープと逆の分散スロープ特性を有する分散
シフトファイバにより分散スロープが零に補償される。
前記第1段の分散補償ファイバにより分散スロープが零
に調整されたリンクでは、分散スロープが零で分散値が
一定の値をもつ分散フラットファイバにより分散値が零
に調整される。このように、本発明はシングルモードフ
ァイバの分散値と分散スロープを共に補償することを目
的とするものである。
【0010】本発明は上記目的を達成するために、次の
ような手段を講じている。すなわち、第1の発明は、光
伝送波長1300nm帯で零分散をもつ1300nm帯零分散シング
ルモードファイバ網のシングルモードファイバに波長15
50nm帯で負の分散値をもつ分散補償ファイバを接続して
光伝送波長1550nm帯での分散を補償する光伝送システム
において、前記シングルモードファイバの波長1550nm帯
での分散スロープをSSMF ,分散値をDSMF ,条長をL
SMF ,前記分散補償ファイバの波長1550nm帯での分散ス
ロープをSDCF ,分散値をDDCF ,条長をLDCF とした
とき、ほぼSSMF ×LSMF /|SDCF |=LDCF の関係
を満たす条長LDCF の分散補償ファイバが前記シングル
モードファイバに接続され、さらに、波長1550nm帯での
分散スロープをほぼ零、分散値をDDFF とする分散フラ
ットファイバがほぼDSMF ×LSMF +DDCF ×LDCF +
DDFF ×LDFF =0の関係を満たす条長LDFF をもって
接続されている構成をもって課題を解決する手段として
いる。
ような手段を講じている。すなわち、第1の発明は、光
伝送波長1300nm帯で零分散をもつ1300nm帯零分散シング
ルモードファイバ網のシングルモードファイバに波長15
50nm帯で負の分散値をもつ分散補償ファイバを接続して
光伝送波長1550nm帯での分散を補償する光伝送システム
において、前記シングルモードファイバの波長1550nm帯
での分散スロープをSSMF ,分散値をDSMF ,条長をL
SMF ,前記分散補償ファイバの波長1550nm帯での分散ス
ロープをSDCF ,分散値をDDCF ,条長をLDCF とした
とき、ほぼSSMF ×LSMF /|SDCF |=LDCF の関係
を満たす条長LDCF の分散補償ファイバが前記シングル
モードファイバに接続され、さらに、波長1550nm帯での
分散スロープをほぼ零、分散値をDDFF とする分散フラ
ットファイバがほぼDSMF ×LSMF +DDCF ×LDCF +
DDFF ×LDFF =0の関係を満たす条長LDFF をもって
接続されている構成をもって課題を解決する手段として
いる。
【0011】また、第2の発明は、光伝送波長1300nm帯
で零分散をもつ1300nm帯零分散シングルモードファイバ
網のシングルモードファイバに分散補償ファイバを接続
して光伝送波長1550nm帯での分散を補償する光伝送シス
テムにおいて、前記シングルモードファイバの波長1550
nm帯での分散スロープをSSMF ,分散値をDSMF ,条長
をLSMF ,前記分散補償ファイバの波長1550nm帯での分
散スロープをSDCF ,分散値をDDCF ,条長をLDCF と
したとき、ほぼDSMF ×LSMF /|DDCF |=LDCF の
関係を満たす条長LDCF の分散補償ファイバが前記シン
グルモードファイバに接続され、さらに波長1550nm帯で
の分散スロープをSDSF ,分散値をほぼ零とする分散シ
フトファイバがほぼSSMF ×LSMF +SDCF ×LDCF +
SDSF ×LDSF =0の関係を満たす条長LDSF をもって
接続されている構成をもって課題を解決する手段として
いる。
で零分散をもつ1300nm帯零分散シングルモードファイバ
網のシングルモードファイバに分散補償ファイバを接続
して光伝送波長1550nm帯での分散を補償する光伝送シス
テムにおいて、前記シングルモードファイバの波長1550
nm帯での分散スロープをSSMF ,分散値をDSMF ,条長
をLSMF ,前記分散補償ファイバの波長1550nm帯での分
散スロープをSDCF ,分散値をDDCF ,条長をLDCF と
したとき、ほぼDSMF ×LSMF /|DDCF |=LDCF の
関係を満たす条長LDCF の分散補償ファイバが前記シン
グルモードファイバに接続され、さらに波長1550nm帯で
の分散スロープをSDSF ,分散値をほぼ零とする分散シ
フトファイバがほぼSSMF ×LSMF +SDCF ×LDCF +
SDSF ×LDSF =0の関係を満たす条長LDSF をもって
接続されている構成をもって課題を解決する手段として
いる。
【0012】上記第1の発明では、条長LDCF の分散補
償ファイバがシングルモードファイバに接続されること
で、分散スロープが零に補償される。次に、このシング
ルモードファイバと分散補償ファイバが接続されたリン
クに分散スロープが零(ほぼ零を含む)、分散値をD
DFF とする分散フラットファイバを接続し、この分散フ
ラットファイバの条長がLDFF に調整されることで、残
留した分散値が零(ほぼ零を含む)に補償され、前記分
散補償ファイバと分散フラットファイバの条長調整によ
りシングルモードファイバの分散値と分散スロープが共
に補償されることとなって前記従来の課題が解決され
る。
償ファイバがシングルモードファイバに接続されること
で、分散スロープが零に補償される。次に、このシング
ルモードファイバと分散補償ファイバが接続されたリン
クに分散スロープが零(ほぼ零を含む)、分散値をD
DFF とする分散フラットファイバを接続し、この分散フ
ラットファイバの条長がLDFF に調整されることで、残
留した分散値が零(ほぼ零を含む)に補償され、前記分
散補償ファイバと分散フラットファイバの条長調整によ
りシングルモードファイバの分散値と分散スロープが共
に補償されることとなって前記従来の課題が解決され
る。
【0013】第2の発明では、シングルモードファイバ
に条長LDCF の分散補償ファイバが接続され、その条長
調整により分散値が零(ほぼ零を含む)に補償される。
次に、シングルモードファイバと分散補償ファイバが接
続されたリンクに分散値が零(ほぼ零を含む)の分散シ
フトファイバが接続され、その条長調整により、残留す
る分散スロープが零(ほぼ零を含む)に補償される。こ
のように、シングルモードファイバに分散補償ファイバ
と分散シフトファイバが接続され、それぞれの条長が調
整されることで、シングルモードファイバの分散値と分
散スロープが共に零(ほぼ零を含む)に補償されること
となって、前記従来の課題が解決される。
に条長LDCF の分散補償ファイバが接続され、その条長
調整により分散値が零(ほぼ零を含む)に補償される。
次に、シングルモードファイバと分散補償ファイバが接
続されたリンクに分散値が零(ほぼ零を含む)の分散シ
フトファイバが接続され、その条長調整により、残留す
る分散スロープが零(ほぼ零を含む)に補償される。こ
のように、シングルモードファイバに分散補償ファイバ
と分散シフトファイバが接続され、それぞれの条長が調
整されることで、シングルモードファイバの分散値と分
散スロープが共に零(ほぼ零を含む)に補償されること
となって、前記従来の課題が解決される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を説明
する。図1は第1の発明の一実施形態例を示すものであ
る。この実施形態例の通信リンクは、既設の1300nm零分
散シングルモードファイバ網のシングルモードファイバ
SMFに波長1550nm帯で負の分散値をもつ分散補償ファ
イバDCFを接続し、さらにその後に波長1550nm帯での
分散スロープが零(ほぼ零を含む)の分散フラットファ
イバDFFを接続したリンクとしたものである。
する。図1は第1の発明の一実施形態例を示すものであ
る。この実施形態例の通信リンクは、既設の1300nm零分
散シングルモードファイバ網のシングルモードファイバ
SMFに波長1550nm帯で負の分散値をもつ分散補償ファ
イバDCFを接続し、さらにその後に波長1550nm帯での
分散スロープが零(ほぼ零を含む)の分散フラットファ
イバDFFを接続したリンクとしたものである。
【0015】前記シングルモードファイバSMFの波長
1550nm帯での分散スロープをSSMF,分散値をDSMF ,
条長をLSMF とし、分散補償ファイバDCFの波長1550
nm帯での分散スロープをSDCF ,分散値をDDCF ,条長
をLDCF としたとき、次の(1)式をほぼ満たすように
分散補償ファイバDCFの条長LDCF が調整される。
1550nm帯での分散スロープをSSMF,分散値をDSMF ,
条長をLSMF とし、分散補償ファイバDCFの波長1550
nm帯での分散スロープをSDCF ,分散値をDDCF ,条長
をLDCF としたとき、次の(1)式をほぼ満たすように
分散補償ファイバDCFの条長LDCF が調整される。
【0016】 SSMF ×LSMF /|SDCF |=LDCF ・・・・・(1)
【0017】この条長LDCF の調整により、シングルモ
ードファイバSMFの分散スロープは零(ほぼ零を含
む)に調整され、分散値が残留した状態となる。
ードファイバSMFの分散スロープは零(ほぼ零を含
む)に調整され、分散値が残留した状態となる。
【0018】次に、分散フラットファイバDFFの波長
1550nm帯での分散スロープを零(ほぼ零を含む)、分散
値をDDFF としたとき、分散フラットファイバDFFの
条長LDFF が次の(2)の式をほぼ満足するように調整
する。
1550nm帯での分散スロープを零(ほぼ零を含む)、分散
値をDDFF としたとき、分散フラットファイバDFFの
条長LDFF が次の(2)の式をほぼ満足するように調整
する。
【0019】 DSMF ×LSMF +DDCF ×LDCF +DDFF ×LDFF =0・・・・・(2)
【0020】この(2)式の関係をほぼ満たすように条
長LDFF を調整して分散フラットファイバDFFをシン
グルモードファイバSMFと分散補償ファイバDCFの
接続リンクに接続することにより、残留する分散値が零
(ほぼ零を含む)に補償され、分散フラットファイバD
FFの終端からは分散値と分散スロープが共に零に補償
された信号が取り出される。
長LDFF を調整して分散フラットファイバDFFをシン
グルモードファイバSMFと分散補償ファイバDCFの
接続リンクに接続することにより、残留する分散値が零
(ほぼ零を含む)に補償され、分散フラットファイバD
FFの終端からは分散値と分散スロープが共に零に補償
された信号が取り出される。
【0021】なお、この第1の発明において、シングル
モードファイバSMFの終端側と分散補償ファイバDC
Fと分散フラットファイバDFFはそれぞれ別個のリー
ルに巻かれて、それぞれのリールは同軸状に重ねて置か
れるかあるいは同一平面(例えば床面)に並べて置かれ
る。また、シングルモードファイバSMFと分散補償フ
ァイバDCFと分散フラットファイバDFFの接続は融
着により接続されている。
モードファイバSMFの終端側と分散補償ファイバDC
Fと分散フラットファイバDFFはそれぞれ別個のリー
ルに巻かれて、それぞれのリールは同軸状に重ねて置か
れるかあるいは同一平面(例えば床面)に並べて置かれ
る。また、シングルモードファイバSMFと分散補償フ
ァイバDCFと分散フラットファイバDFFの接続は融
着により接続されている。
【0022】図2は第2の発明の一実施形態例を示すも
のである。この実施形態例は、既設の1300nm帯零分散シ
ングルモードファイバ網のシングルモードファイバSM
Fに波長1550nm帯で正又は負の分散値をもつ分散補償フ
ァイバDCFを接続し、さらにこの分散補償ファイバD
CFに波長1550nm帯での分散値が零(ほぼ零を含む)の
分散シフトファイバDSFを接続したものである。
のである。この実施形態例は、既設の1300nm帯零分散シ
ングルモードファイバ網のシングルモードファイバSM
Fに波長1550nm帯で正又は負の分散値をもつ分散補償フ
ァイバDCFを接続し、さらにこの分散補償ファイバD
CFに波長1550nm帯での分散値が零(ほぼ零を含む)の
分散シフトファイバDSFを接続したものである。
【0023】前記シングルモードファイバのSMFの波
長1550nm帯での分散スロープをSSMF ,分散値を
DSMF ,条長をLSMF とし、前記分散補償ファイバの波
長1550nm帯での分散スロープをSDCF ,分散値を
DDCF ,条長をLDCF としたとき、次の(3)式をほぼ
満たすように分散補償ファイバDCFの条長LDCF が調
整される。
長1550nm帯での分散スロープをSSMF ,分散値を
DSMF ,条長をLSMF とし、前記分散補償ファイバの波
長1550nm帯での分散スロープをSDCF ,分散値を
DDCF ,条長をLDCF としたとき、次の(3)式をほぼ
満たすように分散補償ファイバDCFの条長LDCF が調
整される。
【0024】 DSMF ×LSMF /|DDCF |=LDCF ・・・・・(3)
【0025】この(3)式の関係を満たすように分散補
償ファイバDCFの条長LDCF を調整することにより、
シングルモードファイバSMFの分散値が零(ほぼ零を
含む)に補償され、分散スロープが残留した状態とな
る。
償ファイバDCFの条長LDCF を調整することにより、
シングルモードファイバSMFの分散値が零(ほぼ零を
含む)に補償され、分散スロープが残留した状態とな
る。
【0026】次に、分散シフトファイバDSFの波長15
50nm帯での分散スロープをSDSF ,分散値を零(ほぼ零
を含む),条長をLDSF としたとき、次の(4)式をほ
ぼ満たすように分散シフトファイバDSFの条長LDSF
が調整されて分散補償ファイバDCFの終端にこの分散
シフトファイバDSFが接続される。
50nm帯での分散スロープをSDSF ,分散値を零(ほぼ零
を含む),条長をLDSF としたとき、次の(4)式をほ
ぼ満たすように分散シフトファイバDSFの条長LDSF
が調整されて分散補償ファイバDCFの終端にこの分散
シフトファイバDSFが接続される。
【0027】 SSMF ×LSMF +SDCF ×LDCF +SDSF ×LDSF =0・・・・・(4)
【0028】この(4)式をほぼ満たすように分散シフ
トファイバDSFの条長LDCF を調整することにより、
シングルモードファイバSMFと分散補償ファイバDC
Fのリンクに残留する分散スロープが零(ほぼ零を含
む)に補償される。この結果、分散シフトファイバDS
Fの終端においては、シングルモードファイバSMFの
分散値と分散スロープが共に零(ほぼ零を含む)に補償
された信号が取り出されることになる。
トファイバDSFの条長LDCF を調整することにより、
シングルモードファイバSMFと分散補償ファイバDC
Fのリンクに残留する分散スロープが零(ほぼ零を含
む)に補償される。この結果、分散シフトファイバDS
Fの終端においては、シングルモードファイバSMFの
分散値と分散スロープが共に零(ほぼ零を含む)に補償
された信号が取り出されることになる。
【0029】なお、この第2の発明においても、シング
ルモードファイバSMFの終端側と分散補償ファイバD
CFと分散シフトファイバDSFはそれぞれ別個のリー
ルに巻かれて、それぞれのリールは同軸状に重ねて置か
れるかあるいは同一平面(例えば床面)に並べて置かれ
る。また、シングルモードファイバSMFと分散補償フ
ァイバDCFと分散シフトファイバDSFの接続は融着
により接続されている。
ルモードファイバSMFの終端側と分散補償ファイバD
CFと分散シフトファイバDSFはそれぞれ別個のリー
ルに巻かれて、それぞれのリールは同軸状に重ねて置か
れるかあるいは同一平面(例えば床面)に並べて置かれ
る。また、シングルモードファイバSMFと分散補償フ
ァイバDCFと分散シフトファイバDSFの接続は融着
により接続されている。
【0030】
(実施例1)この実施例は第1の発明に対応するもの
で、図1に示すように既設の1300nm帯零分散シングルモ
ードファイバ網のシングルモードファイバSMFに分散
補償ファイバDCFと分散フラットファイバDFFが接
続されている。波長1550nmでシングルモードファイバS
MFの分散値DSMF は17ps/nm・kmであり、波長1550nm
帯での分散スロープDSMF は0.058 ps/nm2 ・kmであ
り、条長LSMF は42kmである。
で、図1に示すように既設の1300nm帯零分散シングルモ
ードファイバ網のシングルモードファイバSMFに分散
補償ファイバDCFと分散フラットファイバDFFが接
続されている。波長1550nmでシングルモードファイバS
MFの分散値DSMF は17ps/nm・kmであり、波長1550nm
帯での分散スロープDSMF は0.058 ps/nm2 ・kmであ
り、条長LSMF は42kmである。
【0031】また、分散補償ファイバDCFの波長1550
nmでの分散値DDCF は−102 ps/nm・kmで、波長1550nm
帯での分散スロープSDCF は−0.406 ps/nm2 ・kmであ
り、条長LDCF は6kmである。また、分散フラットファ
イバDFFの波長1550nmでの分散値DDFF は−6ps/nm
・kmであり、波長1550nm帯での分散スロープは零であ
り、条長LDFF は17kmである。
nmでの分散値DDCF は−102 ps/nm・kmで、波長1550nm
帯での分散スロープSDCF は−0.406 ps/nm2 ・kmであ
り、条長LDCF は6kmである。また、分散フラットファ
イバDFFの波長1550nmでの分散値DDFF は−6ps/nm
・kmであり、波長1550nm帯での分散スロープは零であ
り、条長LDFF は17kmである。
【0032】前記(1)式にSSMF =0.058 ps/nm2 ・
km,LSMF =42km,SDCF =−0.406 ps/nm2 ・kmを代
入すると、LDCF =6.0 kmとなり、分散補償ファイバD
CFの条長LDCF は前記(1)式を満足している。
km,LSMF =42km,SDCF =−0.406 ps/nm2 ・kmを代
入すると、LDCF =6.0 kmとなり、分散補償ファイバD
CFの条長LDCF は前記(1)式を満足している。
【0033】波長1550nm帯の波長1530nm〜1560nmで波長
多重通信を行う場合、基準波長の分散値をD0 ,その波
長帯での分散スロープをS0 としたとき、基準波長Fか
らΔFだけずれた波長F′の分散値D′はD′=D0 +
S0 (F′−F)で表される(ΔF=F′−F)ことか
ら、シングルモードファイバSMFの波長1530nmでの分
散値は15.84 ps/nm・kmであり、波長1560nmでの分散値
は17.58 ps/nm・kmとなり、シングルモードファイバS
MFの条長42kmを伝搬することによる分散値は波長1530
nmでは665.28ps/nmとなり、波長1550nmでは714.00ps/
nmとなり、波長1560nmでは738.36ps/nmとなる。
多重通信を行う場合、基準波長の分散値をD0 ,その波
長帯での分散スロープをS0 としたとき、基準波長Fか
らΔFだけずれた波長F′の分散値D′はD′=D0 +
S0 (F′−F)で表される(ΔF=F′−F)ことか
ら、シングルモードファイバSMFの波長1530nmでの分
散値は15.84 ps/nm・kmであり、波長1560nmでの分散値
は17.58 ps/nm・kmとなり、シングルモードファイバS
MFの条長42kmを伝搬することによる分散値は波長1530
nmでは665.28ps/nmとなり、波長1550nmでは714.00ps/
nmとなり、波長1560nmでは738.36ps/nmとなる。
【0034】分散補償ファイバDCFの波長1530nmでの
分散値は−93.88 ps/nm・kmであり、波長1560nmでは−
106.06ps/nm・kmであるから、条長6km伝搬した後の分
散値は、波長1530nmでは−563.28ps/nmとなり、波長15
50nmでは−612.00ps/nmとなり、波長1560nmでは−636.
36ps/nmとなる。
分散値は−93.88 ps/nm・kmであり、波長1560nmでは−
106.06ps/nm・kmであるから、条長6km伝搬した後の分
散値は、波長1530nmでは−563.28ps/nmとなり、波長15
50nmでは−612.00ps/nmとなり、波長1560nmでは−636.
36ps/nmとなる。
【0035】したがって、42kmのシングルモードファイ
バSMFと6kmの分散補償ファイバDCFとを伝搬した
終端での分散値は1530nm〜1560nmの波長帯で一定の102.
00ps/nmとなり、分散値が一定の値(102.00ps/nm)に
フラット化され、かつ、分散スロープは零に調整され
る。
バSMFと6kmの分散補償ファイバDCFとを伝搬した
終端での分散値は1530nm〜1560nmの波長帯で一定の102.
00ps/nmとなり、分散値が一定の値(102.00ps/nm)に
フラット化され、かつ、分散スロープは零に調整され
る。
【0036】このシングルモードファイバSMFと分散
補償ファイバDCFの接続リンクに接続される分散フラ
ットファイバDFFの波長1550nm帯での分散スロープが
零で、波長1550nmでの分散値が−6ps/nm・kmであるか
ら、条長17kmを伝搬する各波長(1530nm〜1560nm)の分
散値はいずれも−102.00ps/nmとなる。この結果、分散
補償ファイバDCFの端末終端に残留していた1550nm帯
での各波長の分散値102.00ps/nmは分散フラットファイ
バDFFの全長17km間で生じる分散値−102.00ps/nmに
よって完全に補償され、分散フラットファイバDFFの
終端では波長1550nm帯で分散スロープと分散値が共に零
になる信号が取り出される。これら、各ファイバ伝搬時
の分散値の計算結果は表1に示す。
補償ファイバDCFの接続リンクに接続される分散フラ
ットファイバDFFの波長1550nm帯での分散スロープが
零で、波長1550nmでの分散値が−6ps/nm・kmであるか
ら、条長17kmを伝搬する各波長(1530nm〜1560nm)の分
散値はいずれも−102.00ps/nmとなる。この結果、分散
補償ファイバDCFの端末終端に残留していた1550nm帯
での各波長の分散値102.00ps/nmは分散フラットファイ
バDFFの全長17km間で生じる分散値−102.00ps/nmに
よって完全に補償され、分散フラットファイバDFFの
終端では波長1550nm帯で分散スロープと分散値が共に零
になる信号が取り出される。これら、各ファイバ伝搬時
の分散値の計算結果は表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】なお、前記(2)式にDSMF ,LSMF ,D
DCF ,LDCF ,DDFF ,LDFF の値を各波長1530nm,15
50nm,1560nm毎にそれぞれの値を代入して計算すると、
いずれの波長においても、左辺の演算結果はいずれも零
となり、前記(2)式を満足していることが確認でき
る。
DCF ,LDCF ,DDFF ,LDFF の値を各波長1530nm,15
50nm,1560nm毎にそれぞれの値を代入して計算すると、
いずれの波長においても、左辺の演算結果はいずれも零
となり、前記(2)式を満足していることが確認でき
る。
【0039】(実施例2)この実施例も第1の発明に対
応するもので、前記実施例1と同様な波長1550nmで17ps
/nm・kmの分散DSMF と、同じく波長1550nm帯で0.058
ps/nm2 ・kmの分散スロープSSMF をもつ条長LSMF が
42kmのシングルモードファイバSMFに波長1550nmで分
散値DDCF が−102 ps/nm・kmで、その波長帯の分散ス
ロープSDCF が−0.290 ps/nm2 ・kmの分散補償ファイ
バDCFが前記シングルモードファイバSMFの分散ス
ロープが零になるように8.4 kmの条長LDCF で接続さ
れ、さらに、その終端に、波長1550nm帯での分散スロー
プSDFF が零で、波長1550nmでの分散値DDFF が10ps/
nm・kmの分散フラットファイバDFFが接続されてい
る。この実施例においても、前記(1)式にSSMF =0.
058ps /nm2 ・km,LSMF=42km,SDCF =−0.290 ps
/nm2 ・kmの値を代入することにより、LDCF =8.4 km
となり、前記(1)式が十分に満足されている。また、
(2)式の左辺にDSMF の値として波長1530nmでは15.8
4 ps/nm・km,波長1550nmでは17ps/nm・km,波長1560
nmでは17.58 ps/nm・kmの値をそれぞれ代入し、また、
LSMF =42km,DDCF の値として波長1530nmでは−96.2
ps/nm・km,波長1550nmでは−102.0ps/nm・km,波長1
560nmでは−104.9 ps/nm・kmの値をそれぞれ代入し、
さらにLDCF =8.4 km,DDFF =10ps/nm・km,LDFF
=14.28 kmをそれぞれ代入することにより、各波長にお
いて左辺の計算値は零となり、前記(2)式が十分に満
足されている。この実施例2の各ファイバ伝搬時の分散
の計算結果は表2に示す。
応するもので、前記実施例1と同様な波長1550nmで17ps
/nm・kmの分散DSMF と、同じく波長1550nm帯で0.058
ps/nm2 ・kmの分散スロープSSMF をもつ条長LSMF が
42kmのシングルモードファイバSMFに波長1550nmで分
散値DDCF が−102 ps/nm・kmで、その波長帯の分散ス
ロープSDCF が−0.290 ps/nm2 ・kmの分散補償ファイ
バDCFが前記シングルモードファイバSMFの分散ス
ロープが零になるように8.4 kmの条長LDCF で接続さ
れ、さらに、その終端に、波長1550nm帯での分散スロー
プSDFF が零で、波長1550nmでの分散値DDFF が10ps/
nm・kmの分散フラットファイバDFFが接続されてい
る。この実施例においても、前記(1)式にSSMF =0.
058ps /nm2 ・km,LSMF=42km,SDCF =−0.290 ps
/nm2 ・kmの値を代入することにより、LDCF =8.4 km
となり、前記(1)式が十分に満足されている。また、
(2)式の左辺にDSMF の値として波長1530nmでは15.8
4 ps/nm・km,波長1550nmでは17ps/nm・km,波長1560
nmでは17.58 ps/nm・kmの値をそれぞれ代入し、また、
LSMF =42km,DDCF の値として波長1530nmでは−96.2
ps/nm・km,波長1550nmでは−102.0ps/nm・km,波長1
560nmでは−104.9 ps/nm・kmの値をそれぞれ代入し、
さらにLDCF =8.4 km,DDFF =10ps/nm・km,LDFF
=14.28 kmをそれぞれ代入することにより、各波長にお
いて左辺の計算値は零となり、前記(2)式が十分に満
足されている。この実施例2の各ファイバ伝搬時の分散
の計算結果は表2に示す。
【0040】
【表2】
【0041】この実施例においても、分散フラットファ
イバDFFの終端で、分散および分散スロープが1550nm
の波長帯で零となる信号が取り出されることが確認され
る。
イバDFFの終端で、分散および分散スロープが1550nm
の波長帯で零となる信号が取り出されることが確認され
る。
【0042】(実施例3)この実施例は第2の発明に対
応するもので、既設の1300nm帯零分散シングルモードフ
ァイバ網の波長1550nmで分散値DSMF =17ps/nm・km,
波長1550nm帯での分散スロープSSMF =0.058 ps/nm2
・kmをもつ条長LSMF =42kmのシングルモードファイバ
SMFに波長1550nmで分散値DDCF =−102 ps/nm・k
m,波長1550nm帯での分散スロープSDCF =−0.406 ps
/nm2 ・kmをもつ分散補償ファイバDCFが分散値を零
にするように条長LDCF =7kmでもって接続され、さら
にその終端に波長1550nm帯での分散スロープDDSF =0.
08ps/nm2 ・km,波長1550nmでの分散値DDSF =0ps/
nm・kmの分散シフトファイバDSFが条長LDSF =5.07
5 kmとなるように接続されている。
応するもので、既設の1300nm帯零分散シングルモードフ
ァイバ網の波長1550nmで分散値DSMF =17ps/nm・km,
波長1550nm帯での分散スロープSSMF =0.058 ps/nm2
・kmをもつ条長LSMF =42kmのシングルモードファイバ
SMFに波長1550nmで分散値DDCF =−102 ps/nm・k
m,波長1550nm帯での分散スロープSDCF =−0.406 ps
/nm2 ・kmをもつ分散補償ファイバDCFが分散値を零
にするように条長LDCF =7kmでもって接続され、さら
にその終端に波長1550nm帯での分散スロープDDSF =0.
08ps/nm2 ・km,波長1550nmでの分散値DDSF =0ps/
nm・kmの分散シフトファイバDSFが条長LDSF =5.07
5 kmとなるように接続されている。
【0043】波長1550nmを基準とし、前記(3)式にD
SMF =17ps/nm・km,LSMF =42km,DDCF =−102 ps
/nm・kmを代入することにより、(3)式の左辺の計算
値はLDCF =7.0 kmとなり、(3)式の条件が満たされ
ている。なお、シングルモードファイバSMFの分散値
は波長1530nmでは、DSMF =15.84 ps/nm・kmであり、
分散補償ファイバDCFの波長1530nmでの分散は−93.8
8 ps/nm・kmとなり、これを(3)式に代入すると、分
散補償ファイバの条長LDCF は7.086km となる。また、
波長1560nmにおけるシングルモードファイバSMFの分
散値DSMF は17.58 ps/nm・kmであり、同じく波長1560
nmにおける分散補償ファイバの分散値DDCF は−106.06
ps/nm・kmとなり、これらの値を(3)式に代入するこ
とにより、波長1560nmにおける分散補償ファイバDCF
の条長LDCF =6.962 kmとなり、波長1530nmおよび1560
nmにおいても、(3)式で得られる分散補償ファイバD
CFの条長LDCF は約7kmとなり、波長1530nm〜1560nm
における各波長においても、前記(3)式が満足されて
いる。
SMF =17ps/nm・km,LSMF =42km,DDCF =−102 ps
/nm・kmを代入することにより、(3)式の左辺の計算
値はLDCF =7.0 kmとなり、(3)式の条件が満たされ
ている。なお、シングルモードファイバSMFの分散値
は波長1530nmでは、DSMF =15.84 ps/nm・kmであり、
分散補償ファイバDCFの波長1530nmでの分散は−93.8
8 ps/nm・kmとなり、これを(3)式に代入すると、分
散補償ファイバの条長LDCF は7.086km となる。また、
波長1560nmにおけるシングルモードファイバSMFの分
散値DSMF は17.58 ps/nm・kmであり、同じく波長1560
nmにおける分散補償ファイバの分散値DDCF は−106.06
ps/nm・kmとなり、これらの値を(3)式に代入するこ
とにより、波長1560nmにおける分散補償ファイバDCF
の条長LDCF =6.962 kmとなり、波長1530nmおよび1560
nmにおいても、(3)式で得られる分散補償ファイバD
CFの条長LDCF は約7kmとなり、波長1530nm〜1560nm
における各波長においても、前記(3)式が満足されて
いる。
【0044】また、(4)式にSSMF =0.058 ps/nm2
・km,LSMF =42km,SDCF =−0.406 ps/nm2 ・km,
LDCF =7km,SDSF =0.08ps/nm2 ・km,LDSF =5.
075kmをそれぞれ代入することにより、その演算値は零
となり、(4)式が満足されている。
・km,LSMF =42km,SDCF =−0.406 ps/nm2 ・km,
LDCF =7km,SDSF =0.08ps/nm2 ・km,LDSF =5.
075kmをそれぞれ代入することにより、その演算値は零
となり、(4)式が満足されている。
【0045】なお、この実施例3における各ファイバ伝
搬時の分散値を求めると、表3のようになり、分散シフ
トファイバDSFの終端において、分散値および分散ス
ロープが共に零となり、シングルモードファイバSMF
の分散値および分散スロープが共に補償されていること
が実証される。
搬時の分散値を求めると、表3のようになり、分散シフ
トファイバDSFの終端において、分散値および分散ス
ロープが共に零となり、シングルモードファイバSMF
の分散値および分散スロープが共に補償されていること
が実証される。
【0046】
【表3】
【0047】(実施例4)この実施例も第2の発明に対
応するもので、既設の1300nm帯零分散シングルモードフ
ァイバ網のシングルモードファイバSMFは波長1550nm
で分散値DSMF =17ps/nm・km,波長1550nm帯での分散
スロープSSMF =0.058 ps/nm2 ・km,条長LSMF =42
kmであり、このシングルモードファイバSMFに、波長
1550nmでの分散値がDDCF =−102 ps/nm・kmで、分散
スロープSDCF =−0.290 ps/nm2・kmの分散補償ファ
イバDCFが終端で分散値が零になるように条長LDCF
=7kmでもって接続され、さらにその分散補償ファイバ
DCFの終端に波長1550nm帯での分散スロープSDSF =
−0.1 ps/nm2 ・kmで、波長1550nmでの分散値DDSF=
0ps/nm・kmの分散シフトファイバDSFが条長LDSF
=4.06kmでもって接続した伝送リンクが得られている。
応するもので、既設の1300nm帯零分散シングルモードフ
ァイバ網のシングルモードファイバSMFは波長1550nm
で分散値DSMF =17ps/nm・km,波長1550nm帯での分散
スロープSSMF =0.058 ps/nm2 ・km,条長LSMF =42
kmであり、このシングルモードファイバSMFに、波長
1550nmでの分散値がDDCF =−102 ps/nm・kmで、分散
スロープSDCF =−0.290 ps/nm2・kmの分散補償ファ
イバDCFが終端で分散値が零になるように条長LDCF
=7kmでもって接続され、さらにその分散補償ファイバ
DCFの終端に波長1550nm帯での分散スロープSDSF =
−0.1 ps/nm2 ・kmで、波長1550nmでの分散値DDSF=
0ps/nm・kmの分散シフトファイバDSFが条長LDSF
=4.06kmでもって接続した伝送リンクが得られている。
【0048】この実施例4において、前記(3)式に、
DSMF =17ps/nm・km,LSMF =42km,DDCF =−102
ps/nm・kmを代入することにより、波長1550nmにおける
分散値が零になるための分散補償ファイバDCFの条長
LDCF は7kmとなり、前記(3)式を満足している。ま
た、波長1530nmにおいては、DSMF =15.84ps /nm・k
m,DDCF =−96.2ps/nm・kmを代入することにより、
(3)式で求められる条長LDCF は6.916 kmとなり、ま
た、波長1560nmにおいてはDSMF =17.58 ps/nm・km,
DDCF =−104.9 ps/nm・kmとなり、これを前記(3)
式に代入することにより、条長LDCF =7.039 kmとな
り、波長1530nmおよび1560nmのいずれにおいても、
(3)式により求められる条長LDCF はいずれも波長15
50nmにおける条長とほぼ等しい7kmとなり、波長1550nm
帯における各波長について求められる条長LDCF はほぼ
(3)式を満足している。
DSMF =17ps/nm・km,LSMF =42km,DDCF =−102
ps/nm・kmを代入することにより、波長1550nmにおける
分散値が零になるための分散補償ファイバDCFの条長
LDCF は7kmとなり、前記(3)式を満足している。ま
た、波長1530nmにおいては、DSMF =15.84ps /nm・k
m,DDCF =−96.2ps/nm・kmを代入することにより、
(3)式で求められる条長LDCF は6.916 kmとなり、ま
た、波長1560nmにおいてはDSMF =17.58 ps/nm・km,
DDCF =−104.9 ps/nm・kmとなり、これを前記(3)
式に代入することにより、条長LDCF =7.039 kmとな
り、波長1530nmおよび1560nmのいずれにおいても、
(3)式により求められる条長LDCF はいずれも波長15
50nmにおける条長とほぼ等しい7kmとなり、波長1550nm
帯における各波長について求められる条長LDCF はほぼ
(3)式を満足している。
【0049】また、SSMF =0.058 ps/nm2 ・km,L
SMF =42km,SDCF =−0.290 ps/nm2 ・km,LDCF =
7km,SDSF =−0.1 ps/nm2 ・km,LDSF =4.06kmを
代入することにより、(4)式の左辺の計算結果は零と
なり、前記(4)式を満足している。なお、この実施例
における各ファイバ伝搬時の分散の計算値は表4に示す
ものとなり、分散シフトファイバDSFの終端において
は、分散スロープおよび分散値が共に零となり、シング
ルモードファイバSMFの分散値および分散スロープが
共に零に補償されていることが確認できる。
SMF =42km,SDCF =−0.290 ps/nm2 ・km,LDCF =
7km,SDSF =−0.1 ps/nm2 ・km,LDSF =4.06kmを
代入することにより、(4)式の左辺の計算結果は零と
なり、前記(4)式を満足している。なお、この実施例
における各ファイバ伝搬時の分散の計算値は表4に示す
ものとなり、分散シフトファイバDSFの終端において
は、分散スロープおよび分散値が共に零となり、シング
ルモードファイバSMFの分散値および分散スロープが
共に零に補償されていることが確認できる。
【0050】
【表4】
【0051】上記シングルモードファイバSMFのみの
光伝送路は、波長1550nmで17ps/nm・kmの分散をもち、
波長1550nm帯で0.058p/nm2 ・kmの分散スロープをもつ
ので、条長1km当り波長1530nmでは15.84 ps/nm・kmの
分散値をもち、波長1560nmでは17.58 ps/nm・kmの分散
値をもつ。したがって、1530nmと1560nmの2波長間での
分散の差は1.74ps/nm・kmの大きな値となり、かつ、そ
れぞれの波長で大きな分散値をもつことから、この分散
により信号容量が大きな制限を受けることになる。
光伝送路は、波長1550nmで17ps/nm・kmの分散をもち、
波長1550nm帯で0.058p/nm2 ・kmの分散スロープをもつ
ので、条長1km当り波長1530nmでは15.84 ps/nm・kmの
分散値をもち、波長1560nmでは17.58 ps/nm・kmの分散
値をもつ。したがって、1530nmと1560nmの2波長間での
分散の差は1.74ps/nm・kmの大きな値となり、かつ、そ
れぞれの波長で大きな分散値をもつことから、この分散
により信号容量が大きな制限を受けることになる。
【0052】また、前記特性のシングルモードファイバ
SMFに波長1550nmでの分散値が例えば−85ps/nm・km
の値をもち、波長1550nm帯での分散スロープが0.11ps/
nm2・kmの分散補償ファイバDCFを接続した、トータ
ル分散値0ps/nm・kmで、分散スロープが0.08ps/nm2
・kmの光伝送リンクでは、波長1530nmと1560nmの信号間
に2.4 ps/nm・kmの分散値の差が条長1km当り生じ、同
様に伝送容量に制限を受けることになる。
SMFに波長1550nmでの分散値が例えば−85ps/nm・km
の値をもち、波長1550nm帯での分散スロープが0.11ps/
nm2・kmの分散補償ファイバDCFを接続した、トータ
ル分散値0ps/nm・kmで、分散スロープが0.08ps/nm2
・kmの光伝送リンクでは、波長1530nmと1560nmの信号間
に2.4 ps/nm・kmの分散値の差が条長1km当り生じ、同
様に伝送容量に制限を受けることになる。
【0053】これに対し、本発明における前記各実施例
においては、シングルモードファイバに分散補償ファイ
バを接続して分散スロープと分散値のいずれか一方を零
(ほぼ零を含む)に補償し、さらに分散シフトファイバ
を接続して、その零に補償された分散スロープ又は分散
値を零に保ったまま残留する分散値又は分散スロープを
零に補償するので、分散シフトファイバの終端における
分散値および分散スロープは1550nm波長帯の各波長にお
いて零となり、したがって、各波長間の分散値の差は零
となり、これにより、分散による伝送容量の制限を受け
ることなく、超高速大容量波長多重光通信が可能とな
る。
においては、シングルモードファイバに分散補償ファイ
バを接続して分散スロープと分散値のいずれか一方を零
(ほぼ零を含む)に補償し、さらに分散シフトファイバ
を接続して、その零に補償された分散スロープ又は分散
値を零に保ったまま残留する分散値又は分散スロープを
零に補償するので、分散シフトファイバの終端における
分散値および分散スロープは1550nm波長帯の各波長にお
いて零となり、したがって、各波長間の分散値の差は零
となり、これにより、分散による伝送容量の制限を受け
ることなく、超高速大容量波長多重光通信が可能とな
る。
【0054】なお、信号光ノイズ比(SNR)を高める
ためには、例えば、信号パワーPSを大きくすればよい
が、信号パワーPS を大きくすると、光ファイバの非線
形効果である自己位相変調SPM(Self-Phase Modulat
ion )によるスペクトル拡がりがファイバの分散と関連
して波形劣化を引き起こすという問題が生じる。この自
己位相変調が問題となる場合の分散限界は次の(5)式
で与えられる。
ためには、例えば、信号パワーPSを大きくすればよい
が、信号パワーPS を大きくすると、光ファイバの非線
形効果である自己位相変調SPM(Self-Phase Modulat
ion )によるスペクトル拡がりがファイバの分散と関連
して波形劣化を引き起こすという問題が生じる。この自
己位相変調が問題となる場合の分散限界は次の(5)式
で与えられる。
【0055】 B3 L3 D≦1.5 ×1010×Z2 exp (−αZ)/{1−exp (−αZ)}・・ ・・・(5)
【0056】この式で、Bは光伝送速度、Lは光ファイ
バの条長(伝送路長)、Dはファイバの分散値、Zは中
継間隔、αは伝送路損失である。
バの条長(伝送路長)、Dはファイバの分散値、Zは中
継間隔、αは伝送路損失である。
【0057】この(5)式を用いて計算すると、波長分
散3ps/nm・kmで、中距離にて波長多重通信容量に限界
が生じてしまうが、本発明では、前記実施形態例および
実施例において示したように、波長分散および分散スロ
ープが共に零(ほぼ零を含む)に補償されるため、前記
(5)式でD≒0となり、伝送路長Lの如何にかかわら
ず(5)式を満足し、自己位相変調に起因する分散限界
による影響を回避できるという効果が得られることにな
る。
散3ps/nm・kmで、中距離にて波長多重通信容量に限界
が生じてしまうが、本発明では、前記実施形態例および
実施例において示したように、波長分散および分散スロ
ープが共に零(ほぼ零を含む)に補償されるため、前記
(5)式でD≒0となり、伝送路長Lの如何にかかわら
ず(5)式を満足し、自己位相変調に起因する分散限界
による影響を回避できるという効果が得られることにな
る。
【0058】なお、本発明は上記実施形態例および実施
例に限定されることはなく、様々な実施の形態を採り得
る。例えば、上記第1の発明の実施形態例および実施例
では、シングルモードファイバSMFに分散補償ファイ
バDCFを接続し、さらにこの接続リンクに分散フラッ
トファイバDFFを接続したが、分散補償ファイバと分
散フラットファイバの接続順序は逆にしてもよい。
例に限定されることはなく、様々な実施の形態を採り得
る。例えば、上記第1の発明の実施形態例および実施例
では、シングルモードファイバSMFに分散補償ファイ
バDCFを接続し、さらにこの接続リンクに分散フラッ
トファイバDFFを接続したが、分散補償ファイバと分
散フラットファイバの接続順序は逆にしてもよい。
【0059】また、第2の発明の実施形態例およびその
実施例では、シングルモードファイバSMFに分散補償
ファイバDCFを接続し、さらにこの接続リンクに分散
シフトファイバDSFを接続したが、分散補償ファイバ
DCFと分散シフトファイバDSFの接続順序は逆にし
てもよい。
実施例では、シングルモードファイバSMFに分散補償
ファイバDCFを接続し、さらにこの接続リンクに分散
シフトファイバDSFを接続したが、分散補償ファイバ
DCFと分散シフトファイバDSFの接続順序は逆にし
てもよい。
【0060】
【発明の効果】第1の発明は、既設の1300nm帯零分散シ
ングルモードファイバ網のシングルモードファイバに分
散スロープが零(ほぼ零を含む)となるような条長でも
って分散補償ファイバを接続し、さらにこのシングルモ
ードファイバと分散補償ファイバとの接続リンクに分散
スロープが零(ほぼ零を含む)であって、前記分散補償
ファイバの接続終端に残留する分散を零(ほぼ零を含
む)となる条長でもって分散フラットファイバを接続し
て分散を零(ほぼ零を含む)に補償し、シングルモード
ファイバの分散スロープと分散値をトータル的に零(ほ
ぼ零を含む)に補償するので、分散による伝送容量の制
限を受けることがなくなり、これにより、超高速大容量
の波長多重光通信が可能となる。
ングルモードファイバ網のシングルモードファイバに分
散スロープが零(ほぼ零を含む)となるような条長でも
って分散補償ファイバを接続し、さらにこのシングルモ
ードファイバと分散補償ファイバとの接続リンクに分散
スロープが零(ほぼ零を含む)であって、前記分散補償
ファイバの接続終端に残留する分散を零(ほぼ零を含
む)となる条長でもって分散フラットファイバを接続し
て分散を零(ほぼ零を含む)に補償し、シングルモード
ファイバの分散スロープと分散値をトータル的に零(ほ
ぼ零を含む)に補償するので、分散による伝送容量の制
限を受けることがなくなり、これにより、超高速大容量
の波長多重光通信が可能となる。
【0061】また、シングルモードファイバの分散スロ
ープと分散値は前記の如く、分散補償ファイバと分散フ
ラットファイバの条長をそれぞれ調整することにより補
償するので、その分散スロープと分散値の補償調整が極
めて容易となり、既設の1300nm帯零分散シングルモード
ファイバ網に使用されているシングルモードファイバの
分散スロープと分散値が個々にばらついていても、これ
らのばらつきのある個々のシングルモードファイバの分
散スロープと分散値を共に零に補償することが容易とな
り、従来の問題点を一気に解決した実用性に富む通信リ
ンクを提供することができる。
ープと分散値は前記の如く、分散補償ファイバと分散フ
ラットファイバの条長をそれぞれ調整することにより補
償するので、その分散スロープと分散値の補償調整が極
めて容易となり、既設の1300nm帯零分散シングルモード
ファイバ網に使用されているシングルモードファイバの
分散スロープと分散値が個々にばらついていても、これ
らのばらつきのある個々のシングルモードファイバの分
散スロープと分散値を共に零に補償することが容易とな
り、従来の問題点を一気に解決した実用性に富む通信リ
ンクを提供することができる。
【0062】第2の発明においても、既設の1300帯nm零
分散シングルモードファイバ網のシングルモードファイ
バに分散補償ファイバをシングルモードファイバの分散
値を零(ほぼ零を含む)にする条長でもって接続し、さ
らにこの接続リンクに波長1550nm近辺に零分散(ほぼ零
分散を含む)をもつ分散シフトファイバを、前記分散補
償ファイバの終端に残留する分散スロープを零(ほぼ零
を含む)に補償する条長でもって接続するので、シング
ルモードファイバと分散補償ファイバと分散シフトファ
イバを接続して成る通信リンク(伝送リンク)の終端に
おいては、分散スロープおよび分散値が共に零(ほぼ零
を含む)に補償されたものとなり、前記第1の発明と同
様に分散の制限を受けることなく、超高速大容量の波長
多重通信が可能となる。
分散シングルモードファイバ網のシングルモードファイ
バに分散補償ファイバをシングルモードファイバの分散
値を零(ほぼ零を含む)にする条長でもって接続し、さ
らにこの接続リンクに波長1550nm近辺に零分散(ほぼ零
分散を含む)をもつ分散シフトファイバを、前記分散補
償ファイバの終端に残留する分散スロープを零(ほぼ零
を含む)に補償する条長でもって接続するので、シング
ルモードファイバと分散補償ファイバと分散シフトファ
イバを接続して成る通信リンク(伝送リンク)の終端に
おいては、分散スロープおよび分散値が共に零(ほぼ零
を含む)に補償されたものとなり、前記第1の発明と同
様に分散の制限を受けることなく、超高速大容量の波長
多重通信が可能となる。
【0063】しかも、分散値および分散スロープの補償
は分散補償ファイバと分散シフトファイバの条長を調整
することによって達成できるので、その分散スロープと
分散値の補償調整は極めて容易となり、前記第1の発明
と同様に既設の1300nm帯零分散シングルモードファイバ
網に使用されている個々のシングルモードファイバに分
散スロープと分散値が個々にばらついていても、容易に
これら個々のシングルモードファイバの分散スロープと
分散値を共に零(ほぼ零を含む)に調整することが可能
となり、実用性に富む超高速大容量の波長多重通信に適
した通信リンクの提供が可能となる。
は分散補償ファイバと分散シフトファイバの条長を調整
することによって達成できるので、その分散スロープと
分散値の補償調整は極めて容易となり、前記第1の発明
と同様に既設の1300nm帯零分散シングルモードファイバ
網に使用されている個々のシングルモードファイバに分
散スロープと分散値が個々にばらついていても、容易に
これら個々のシングルモードファイバの分散スロープと
分散値を共に零(ほぼ零を含む)に調整することが可能
となり、実用性に富む超高速大容量の波長多重通信に適
した通信リンクの提供が可能となる。
【0064】さらに、第1の発明および第2の発明にお
いては共に通信リンクの終端側で分散スロープと分散値
を共に零に補償できるので、自己位相変調に起因する分
散限界の影響を避けることができ、信頼性の高い超高速
大容量長距離の波長多重通信が可能となる。
いては共に通信リンクの終端側で分散スロープと分散値
を共に零に補償できるので、自己位相変調に起因する分
散限界の影響を避けることができ、信頼性の高い超高速
大容量長距離の波長多重通信が可能となる。
【図1】第1の発明の実施形態例の説明図である。
【図2】第2の発明の実施形態例の説明図である。
SMF シングルモードファイバ DCF 分散補償ファイバ DFF 分散フラットファイバ DSF シフトファイバ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04J 14/02 H04B 10/14 10/135 10/13 10/12
Claims (2)
- 【請求項1】 光伝送波長1300nm帯で零分散をもつ1300
nm帯零分散シングルモードファイバ網のシングルモード
ファイバに波長1550nm帯で負の分散値をもつ分散補償フ
ァイバを接続して光伝送波長1550nm帯での分散を補償す
る光伝送システムにおいて、前記シングルモードファイ
バの波長1550nm帯での分散スロープをSSMF ,分散値を
DSMF ,条長をLSMF ,前記分散補償ファイバの波長15
50nm帯での分散スロープをSDCF ,分散値をDDCF ,条
長をLDCF としたとき、ほぼSSMF ×LSMF /|SDCF
|=LDCF の関係を満たす条長LDCF の分散補償ファイ
バが前記シングルモードファイバに接続され、さらに、
波長1550nm帯での分散スロープをほぼ零、分散値をD
DFF とする分散フラットファイバがほぼDSMF ×LSMF
+DDCF ×LDCF +DDFF ×LDFF =0の関係を満たす
条長LDFF をもって接続されていることを特徴とする光
伝送用波長多重通信リンク。 - 【請求項2】 光伝送波長1300nm帯で零分散をもつ1300
nm帯零分散シングルモードファイバ網のシングルモード
ファイバに分散補償ファイバを接続して光伝送波長1550
nm帯での分散を補償する光伝送システムにおいて、前記
シングルモードファイバの波長1550nm帯での分散スロー
プをSSMF ,分散値をDSMF ,条長をLSMF ,前記分散
補償ファイバの波長1550nm帯での分散スロープを
SDCF ,分散値をDDCF ,条長をLDCF としたとき、ほ
ぼDSMF ×LSMF /|DDCF |=LDCF の関係を満たす
条長LDCF の分散補償ファイバが前記シングルモードフ
ァイバに接続され、さらに波長1550nm帯での分散スロー
プをSDSF ,分散値をほぼ零とする分散シフトファイバ
がほぼSSMF ×LSMF +SDCF ×LDCF +SDSF ×L
DSF =0の関係を満たす条長LDSF をもって接続されて
いることを特徴とする光伝送用波長多重通信リンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9180557A JPH1073738A (ja) | 1996-06-21 | 1997-06-20 | 光伝送用波長多重通信リンク |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-181599 | 1996-06-21 | ||
| JP18159996 | 1996-06-21 | ||
| JP9180557A JPH1073738A (ja) | 1996-06-21 | 1997-06-20 | 光伝送用波長多重通信リンク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1073738A true JPH1073738A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=26500038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9180557A Pending JPH1073738A (ja) | 1996-06-21 | 1997-06-20 | 光伝送用波長多重通信リンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1073738A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000028841A (ja) * | 1998-07-07 | 2000-01-28 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光ファイバ型光部品 |
| WO2000060775A1 (en) * | 1999-04-01 | 2000-10-12 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Wdm optical communication system |
| US6307985B1 (en) | 1998-07-10 | 2001-10-23 | Micro Therapeutics, Inc. | Optical transmission system |
| KR20020029530A (ko) * | 2000-10-13 | 2002-04-19 | 이계철 | 큰 음의 분산 값을 갖는 분산 평탄 광섬유를 이용한 분산보상 소자 |
| US6421484B2 (en) | 1999-12-15 | 2002-07-16 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical fiber transmission line and optical cable including the same |
| JP2003098373A (ja) * | 2001-08-27 | 2003-04-03 | Alcatel | 波長分割多重伝送システム用の光ファイバ |
| JP2004530345A (ja) * | 2001-03-30 | 2004-09-30 | コーニング・インコーポレーテッド | 光伝送線及びこれを用いた光伝送システム |
| JP2005311722A (ja) * | 2004-04-21 | 2005-11-04 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光伝送システム及びその送信機並びに受信機 |
| US7162129B2 (en) | 2003-04-22 | 2007-01-09 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical transmission line and optical transmission system |
| CN100347974C (zh) * | 2000-03-13 | 2007-11-07 | 住友电气工业株式会社 | 色散补偿器 |
| US7397981B2 (en) | 2000-01-11 | 2008-07-08 | Fujitsu Limited | Apparatus and method of compensating for wavelength dispersion of optical transmission line |
| JP5194185B1 (ja) * | 2012-06-20 | 2013-05-08 | 株式会社Nbcメッシュテック | 抗ウイルス組成物 |
| KR20210064764A (ko) * | 2019-11-26 | 2021-06-03 | 세종대학교산학협력단 | Rcf를 활용한 심혈관 oct 광학 프로브 |
-
1997
- 1997-06-20 JP JP9180557A patent/JPH1073738A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000028841A (ja) * | 1998-07-07 | 2000-01-28 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光ファイバ型光部品 |
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| US6687433B2 (en) | 1999-04-01 | 2004-02-03 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | WDM optical communication system |
| US6421484B2 (en) | 1999-12-15 | 2002-07-16 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical fiber transmission line and optical cable including the same |
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| KR20020029530A (ko) * | 2000-10-13 | 2002-04-19 | 이계철 | 큰 음의 분산 값을 갖는 분산 평탄 광섬유를 이용한 분산보상 소자 |
| JP2004530345A (ja) * | 2001-03-30 | 2004-09-30 | コーニング・インコーポレーテッド | 光伝送線及びこれを用いた光伝送システム |
| JP2003098373A (ja) * | 2001-08-27 | 2003-04-03 | Alcatel | 波長分割多重伝送システム用の光ファイバ |
| JP2013145394A (ja) * | 2001-08-27 | 2013-07-25 | Alcatel-Lucent | 波長分割多重伝送システム用の光ファイバ |
| US7162129B2 (en) | 2003-04-22 | 2007-01-09 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical transmission line and optical transmission system |
| JP2005311722A (ja) * | 2004-04-21 | 2005-11-04 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光伝送システム及びその送信機並びに受信機 |
| JP5194185B1 (ja) * | 2012-06-20 | 2013-05-08 | 株式会社Nbcメッシュテック | 抗ウイルス組成物 |
| KR20210064764A (ko) * | 2019-11-26 | 2021-06-03 | 세종대학교산학협력단 | Rcf를 활용한 심혈관 oct 광학 프로브 |
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