JPH1074145A - 命令供給装置 - Google Patents
命令供給装置Info
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- JPH1074145A JPH1074145A JP23052996A JP23052996A JPH1074145A JP H1074145 A JPH1074145 A JP H1074145A JP 23052996 A JP23052996 A JP 23052996A JP 23052996 A JP23052996 A JP 23052996A JP H1074145 A JPH1074145 A JP H1074145A
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- memory
- vliw
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F9/00—Arrangements for program control, e.g. control units
- G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
- G06F9/30—Arrangements for executing machine instructions, e.g. instruction decode
- G06F9/3017—Runtime instruction translation, e.g. macros
- G06F9/30178—Runtime instruction translation, e.g. macros of compressed or encrypted instructions
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プログラム容量、及び命令メモリ容量を削減
することが命令供給装置を提供する。 【解決手段】 命令供給装置は、命令メモリ部21が、
命令メモリ22、命令長メモリ23、加算器24、バッ
ファ25及びデコーダ26を備え、1つ、又は、最大命
令実行部数までの複数個の並列実行可能な要素命令のみ
で構成される可変長のVLIW命令を、1つの語、ある
いは、連続する2つの語にまたがり、余す所なく格納す
る命令メモリ22、及び各可変長のVLIW命令を構成
する要素命令の数を格納する命令長メモリ23に対し
て、与えられた要素命令を単位とする命令アドレスによ
り、命令メモリ22、及び命令長メモリ23とを同時に
読み出し、命令メモリ22より読み出した1語あるいは
2語にまたがる命令実行部数に等しい数の要素命令のう
ち、命令長メモリ23より読み出した要素命令数で指定
される並列実行可能な要素命令、すなわち、読み出し対
象とするVLIW命令のみを選択し、これらを対応する
1つ、又は、複数個の命令実行部12に供給する。
することが命令供給装置を提供する。 【解決手段】 命令供給装置は、命令メモリ部21が、
命令メモリ22、命令長メモリ23、加算器24、バッ
ファ25及びデコーダ26を備え、1つ、又は、最大命
令実行部数までの複数個の並列実行可能な要素命令のみ
で構成される可変長のVLIW命令を、1つの語、ある
いは、連続する2つの語にまたがり、余す所なく格納す
る命令メモリ22、及び各可変長のVLIW命令を構成
する要素命令の数を格納する命令長メモリ23に対し
て、与えられた要素命令を単位とする命令アドレスによ
り、命令メモリ22、及び命令長メモリ23とを同時に
読み出し、命令メモリ22より読み出した1語あるいは
2語にまたがる命令実行部数に等しい数の要素命令のう
ち、命令長メモリ23より読み出した要素命令数で指定
される並列実行可能な要素命令、すなわち、読み出し対
象とするVLIW命令のみを選択し、これらを対応する
1つ、又は、複数個の命令実行部12に供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、並列計算機におけ
る命令供給装置に係り、詳細には、VLIW型並列計算
機(Very Long Instruction Word:超長形式機械命令型
並列計算機)における命令供給装置に関する。
る命令供給装置に係り、詳細には、VLIW型並列計算
機(Very Long Instruction Word:超長形式機械命令型
並列計算機)における命令供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】1クロック・サイクル当たり複数の命令
を発行する方法がある。この方法により、命令実行速度
がクロック速度を超えることが可能になる。
を発行する方法がある。この方法により、命令実行速度
がクロック速度を超えることが可能になる。
【0003】VLIW型並列計算機(Very Long Instru
ction Word:超長形式機械命令型並列計算機)は、真に
同時発行可能な命令をまとめて1つの超長形式機械命令
とするところまでコンパイラが責任を持って行うので、
ハードウェアは命令の同時実行可能性に関して何も迷う
必要はない。
ction Word:超長形式機械命令型並列計算機)は、真に
同時発行可能な命令をまとめて1つの超長形式機械命令
とするところまでコンパイラが責任を持って行うので、
ハードウェアは命令の同時実行可能性に関して何も迷う
必要はない。
【0004】例えば、この種の並列計算機として「ヘネ
シー&パターソン コンピュータ・アーキテクチャ −
設計・実現・評価の定量的アプローチ−」(日経BP
社、1992、pp312〜323)に記載されたもの
がある。
シー&パターソン コンピュータ・アーキテクチャ −
設計・実現・評価の定量的アプローチ−」(日経BP
社、1992、pp312〜323)に記載されたもの
がある。
【0005】図3は従来のVLIW型並列計算機の構成
を示す図であり、この図において、VLIW型並列計算
機は、命令メモリ部11、実行部12(実行部1〜
N)、及びレジスタファイル13から構成される。
を示す図であり、この図において、VLIW型並列計算
機は、命令メモリ部11、実行部12(実行部1〜
N)、及びレジスタファイル13から構成される。
【0006】上記命令メモリ部11は、実行部1〜Nに
対して毎命令実行サイクルにそれぞれVLIW命令を構
成する各要素命令(以下、単に要素命令という)を供給
する。このため、命令メモリ部から一度に読み出される
命令長は、各実行部に与える要素命令長×Nとなる。そ
れぞれの実行部に与える要素命令長は、通常の一般的な
計算機と同様に32ビット程度である。
対して毎命令実行サイクルにそれぞれVLIW命令を構
成する各要素命令(以下、単に要素命令という)を供給
する。このため、命令メモリ部から一度に読み出される
命令長は、各実行部に与える要素命令長×Nとなる。そ
れぞれの実行部に与える要素命令長は、通常の一般的な
計算機と同様に32ビット程度である。
【0007】したがって、命令メモリ部から読み出され
る命令長は、32×Nビットとなり、非常に長くなる。
これが、VLIW型並列計算機と呼ばれる理由である。
各実行部は、命令実行サイクル毎に、命令メモリ部から
供給される要素命令を実行する。
る命令長は、32×Nビットとなり、非常に長くなる。
これが、VLIW型並列計算機と呼ばれる理由である。
各実行部は、命令実行サイクル毎に、命令メモリ部から
供給される要素命令を実行する。
【0008】一方、オペランドデータは、レジスタファ
イル13から入力(又はレジスタファイル13に出力)
される。全ての実行部が、レジスタファイル13内の任
意のレジスタを必ず参照(又はレジスタに必ず書き込
み)できるためには、各実行部が2つの入カオペランド
に対して演算を行い、1つの出力オペランドをレジスタ
に書き込むことを考えると、2×N出力、N入力の多ポ
ートレジスタファイルが必要となる。
イル13から入力(又はレジスタファイル13に出力)
される。全ての実行部が、レジスタファイル13内の任
意のレジスタを必ず参照(又はレジスタに必ず書き込
み)できるためには、各実行部が2つの入カオペランド
に対して演算を行い、1つの出力オペランドをレジスタ
に書き込むことを考えると、2×N出力、N入力の多ポ
ートレジスタファイルが必要となる。
【0009】命令メモリ部11は、VLIW命令長(要
素命令×N)のデータ幅をもつ。それぞれのVLIW命
令は、必ずN個の要素命令で構成される。プログラムを
コンパイルした結果、並列実行可能な要素命令数がN個
に満たない場合には、全ての実行部において、要素命令
を実行することはできない。この場合には、要素命令を
実行しない実行部に対して、何ら処理を行わないため
の、NΟΡ命令(Non OPeration命令)を、要素命令と
して同一VLIW命令に埋め込み、命令メモリ部の同一
語に格納しておく。したがって、並列実行できる要素命
令数が少ないプログラムに対しては、NOP命令の数は
多くなる。
素命令×N)のデータ幅をもつ。それぞれのVLIW命
令は、必ずN個の要素命令で構成される。プログラムを
コンパイルした結果、並列実行可能な要素命令数がN個
に満たない場合には、全ての実行部において、要素命令
を実行することはできない。この場合には、要素命令を
実行しない実行部に対して、何ら処理を行わないため
の、NΟΡ命令(Non OPeration命令)を、要素命令と
して同一VLIW命令に埋め込み、命令メモリ部の同一
語に格納しておく。したがって、並列実行できる要素命
令数が少ないプログラムに対しては、NOP命令の数は
多くなる。
【0010】図4は要素命令のフォーマットを示す図で
ある。
ある。
【0011】図4に示すように、一般的なVLIW型並
列計算機における要素命令としては、基本的にデータ処
理を行うための演算命令、及び、処理の流れの制御を行
うための分岐命令とがある。演算命令は、ソースオペラ
ンド1で指定されるレジスタの値、及び、ソースオペラ
ンド2で指定されるレジスタの値を、それぞれレジスタ
ファイルから読み出し、これらを実行部において演算
し、結果データをデスティネーションオペランドで指定
されるレジスタに格納するものである。また、分岐命令
は、分岐指定で示される分岐条件を評価し、これが満た
される場合には、分岐アドレスに分岐を行い、分岐条件
が満足されない場合には、分岐命令の次の命令を逐次的
に実行するものである。VLIW型並列計算機では、演
算命令は1つ、又は、複数同時に実行されるが、分岐命
令は1つのみが、同時に実行される。このため、分岐命
令を要素命令として含むVLIW命令は、1つの分岐命
令とN−1個のNOP命令で構成される。
列計算機における要素命令としては、基本的にデータ処
理を行うための演算命令、及び、処理の流れの制御を行
うための分岐命令とがある。演算命令は、ソースオペラ
ンド1で指定されるレジスタの値、及び、ソースオペラ
ンド2で指定されるレジスタの値を、それぞれレジスタ
ファイルから読み出し、これらを実行部において演算
し、結果データをデスティネーションオペランドで指定
されるレジスタに格納するものである。また、分岐命令
は、分岐指定で示される分岐条件を評価し、これが満た
される場合には、分岐アドレスに分岐を行い、分岐条件
が満足されない場合には、分岐命令の次の命令を逐次的
に実行するものである。VLIW型並列計算機では、演
算命令は1つ、又は、複数同時に実行されるが、分岐命
令は1つのみが、同時に実行される。このため、分岐命
令を要素命令として含むVLIW命令は、1つの分岐命
令とN−1個のNOP命令で構成される。
【0012】図5は従来のVLIW型並列計算機の命令
メモリ部11の構成を示す図である。
メモリ部11の構成を示す図である。
【0013】図5において、命令メモリ部11は、要素
命令×Nの読み出しデータ幅をもち、与えられる命令ア
ドレスで、該当するVLIW命令を読み出し、これを各
実行部に供給する。VLIW命令は、必ず、要素命令×
Nの長さでなければならないため、並列実行できる要素
命令数がNに満たない場合には、予め、必要数のNOP
を命令メモリ部11に格納しておく必要がある。この図
5では、VLIW命令1、VLIW命令2、及びVLI
W命令3共にハッチング部分で示される部分のNOP命
令を含む。
命令×Nの読み出しデータ幅をもち、与えられる命令ア
ドレスで、該当するVLIW命令を読み出し、これを各
実行部に供給する。VLIW命令は、必ず、要素命令×
Nの長さでなければならないため、並列実行できる要素
命令数がNに満たない場合には、予め、必要数のNOP
を命令メモリ部11に格納しておく必要がある。この図
5では、VLIW命令1、VLIW命令2、及びVLI
W命令3共にハッチング部分で示される部分のNOP命
令を含む。
【0014】図6は従来のVLIW型並列計算機の命令
アドレス生成部を示す図である。
アドレス生成部を示す図である。
【0015】図6において、上記命令メモリ部11に命
令アドレスを供給する命令アドレス生成部14は、定数
1を加算する加算器15、加算器15出力と分岐アドレ
スを選択するセレクタ16、及びセレクタ16出力に従
って命令アドレスを出力する命令アドレスレジスタ17
から構成される。
令アドレスを供給する命令アドレス生成部14は、定数
1を加算する加算器15、加算器15出力と分岐アドレ
スを選択するセレクタ16、及びセレクタ16出力に従
って命令アドレスを出力する命令アドレスレジスタ17
から構成される。
【0016】命令アドレスは、VLIW命令を計数単位
とする。演算命令のみのVLIW命令実行の場合には、
次の命令アドレスはそのVLIW命令の次、すなわち、
1だけ大きな値となり、また、分岐命令を含むVLIW
命令実行の場合には、分岐条件が満たされ、分岐指定が
アサート(論理“1”となる)された場合には、分岐ア
ドレスが次の命令アドレスとなり、分岐条件が満たされ
ない場合には、その命令アドレスより1だけ大きな値
が、次の命令アドレスとして出力される。
とする。演算命令のみのVLIW命令実行の場合には、
次の命令アドレスはそのVLIW命令の次、すなわち、
1だけ大きな値となり、また、分岐命令を含むVLIW
命令実行の場合には、分岐条件が満たされ、分岐指定が
アサート(論理“1”となる)された場合には、分岐ア
ドレスが次の命令アドレスとなり、分岐条件が満たされ
ない場合には、その命令アドレスより1だけ大きな値
が、次の命令アドレスとして出力される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のVL
IW型並列計算機では、毎命令実行サイクルにそれぞれ
の実行部に対して、別々の命令を与える必要があるた
め、VLIW命令長(要素命令×N)のデータ幅をも
つ。それぞれのVLIW命令は、必ずN個の要素命令で
構成される。プログラムをコンパイルした結果、並列実
行可能な要素命令数がN個に満たない場合には、全ての
実行部において、要素命令を実行することはできない。
この場合には、要素命令を実行しない実行部に対して、
何ら処理を行わないための、NOP命令(Non OPeratio
n命令)を、要素命令として同一VLIW命令に埋め込
み、命令メモリ部の同一語に格納しておく。したがっ
て、並列実行できる要素命令数が少ないプログラムに対
しては、NOP命令の数は多くなる。
IW型並列計算機では、毎命令実行サイクルにそれぞれ
の実行部に対して、別々の命令を与える必要があるた
め、VLIW命令長(要素命令×N)のデータ幅をも
つ。それぞれのVLIW命令は、必ずN個の要素命令で
構成される。プログラムをコンパイルした結果、並列実
行可能な要素命令数がN個に満たない場合には、全ての
実行部において、要素命令を実行することはできない。
この場合には、要素命令を実行しない実行部に対して、
何ら処理を行わないための、NOP命令(Non OPeratio
n命令)を、要素命令として同一VLIW命令に埋め込
み、命令メモリ部の同一語に格納しておく。したがっ
て、並列実行できる要素命令数が少ないプログラムに対
しては、NOP命令の数は多くなる。
【0018】このため、一般的なプログラムにおいて
は、VLIW型並列計算機でこれを実行する場合には、
NOP命令比率が相当程度高く、プログラム容量が膨大
となってしまうことが、問題となっている。
は、VLIW型並列計算機でこれを実行する場合には、
NOP命令比率が相当程度高く、プログラム容量が膨大
となってしまうことが、問題となっている。
【0019】本発明は、プログラム容量、及び命令メモ
リ容量を削減することが命令供給装置を提供することを
目的とする。
リ容量を削減することが命令供給装置を提供することを
目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明に係る命令供給装
置は、命令メモリ部、複数の命令実行部及びレジスタフ
ァイルを備えた並列計算機に命令を供給する命令供給装
置であって、命令メモリ部は、命令メモリ、及び命令長
メモリを備え、1つ、又は、最大命令実行部数までの複
数個の並列実行可能な要素命令のみで構成される可変長
のVLIW命令を、1つの語、あるいは、連続する2つ
の語にまたがり、余す所なく格納する命令メモリに対し
て、与えられた要素命令を単位とする命令アドレスによ
り、命令メモリ、及び命令長メモリとを同時に読み出
し、命令メモリより読み出した命令実行部数に等しい数
の要素命令のうち、命令長メモリより読み出した要素命
令数で指定される並列実行可能な要素命令のみを選択
し、これらを対応する1つ、又は、複数個の命令実行部
に供給するように構成する。
置は、命令メモリ部、複数の命令実行部及びレジスタフ
ァイルを備えた並列計算機に命令を供給する命令供給装
置であって、命令メモリ部は、命令メモリ、及び命令長
メモリを備え、1つ、又は、最大命令実行部数までの複
数個の並列実行可能な要素命令のみで構成される可変長
のVLIW命令を、1つの語、あるいは、連続する2つ
の語にまたがり、余す所なく格納する命令メモリに対し
て、与えられた要素命令を単位とする命令アドレスによ
り、命令メモリ、及び命令長メモリとを同時に読み出
し、命令メモリより読み出した命令実行部数に等しい数
の要素命令のうち、命令長メモリより読み出した要素命
令数で指定される並列実行可能な要素命令のみを選択
し、これらを対応する1つ、又は、複数個の命令実行部
に供給するように構成する。
【0021】また、本発明に係る命令供給装置は、命令
メモリ部、複数の命令実行部及びレジスタファイルを備
えた並列計算機に命令を供給する命令供給装置であっ
て、命令メモリ部は、命令メモリ、及び命令長メモリを
備え、1つ、又は、最大命令実行部数までの複数個の並
列実行可能な要素命令のみで構成される可変長のVLI
W命令を、1つの語、あるいは、連続する2つの語にま
たがり、余す所なく格納する命令メモリ、及び各可変長
のVLIW命令を構成する要素命令の数を格納する命令
長メモリに対して、与えられた要素命令を単位とする命
令アドレスにより、命令メモリ、及び命令長メモリとを
同時に読み出し、命令メモリより読み出した1語あるい
は2語にまたがる命令実行部数に等しい数の要素命令の
うち、命令長メモリより読み出した要素命令数で指定さ
れる並列実行可能な要素命令のみを選択し、これらを対
応する1つ、又は、複数個の命令実行部に供給するよう
に構成する。
メモリ部、複数の命令実行部及びレジスタファイルを備
えた並列計算機に命令を供給する命令供給装置であっ
て、命令メモリ部は、命令メモリ、及び命令長メモリを
備え、1つ、又は、最大命令実行部数までの複数個の並
列実行可能な要素命令のみで構成される可変長のVLI
W命令を、1つの語、あるいは、連続する2つの語にま
たがり、余す所なく格納する命令メモリ、及び各可変長
のVLIW命令を構成する要素命令の数を格納する命令
長メモリに対して、与えられた要素命令を単位とする命
令アドレスにより、命令メモリ、及び命令長メモリとを
同時に読み出し、命令メモリより読み出した1語あるい
は2語にまたがる命令実行部数に等しい数の要素命令の
うち、命令長メモリより読み出した要素命令数で指定さ
れる並列実行可能な要素命令のみを選択し、これらを対
応する1つ、又は、複数個の命令実行部に供給するよう
に構成する。
【0022】上記命令長メモリより読み出した要素命令
数で指定される並列実行可能な要素命令は、読み出し対
象とするVLIW命令であるこってもよい。
数で指定される並列実行可能な要素命令は、読み出し対
象とするVLIW命令であるこってもよい。
【0023】上記命令供給装置は、NOP命令(Non OP
eration命令)を挿入することなく、処理を伴う要素命
令のみで構成されるVLIW命令列を、連続して命令メ
モリに格納するようにしてもよい。
eration命令)を挿入することなく、処理を伴う要素命
令のみで構成されるVLIW命令列を、連続して命令メ
モリに格納するようにしてもよい。
【0024】上記並列計算機は、同時に複数の命令実行
部において、それぞれ独立した処理を行う並列計算機で
あってもよく、上記並列計算機は、VLIW(Very Lon
g Instruction Word:超長形式機械命令)型並列計算機
であってもよい。
部において、それぞれ独立した処理を行う並列計算機で
あってもよく、上記並列計算機は、VLIW(Very Lon
g Instruction Word:超長形式機械命令)型並列計算機
であってもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明に係る命令供給装置は、並
列計算機における命令供給装置に適用することができ
る。
列計算機における命令供給装置に適用することができ
る。
【0026】本実施形態のVLIW型並列計算機は、命
令メモリ部、及び命令アドレス生成部が、従来例による
VLIW型並列計算機と異なる。また、命令アドレス
は、従来例によるVLIW型並列計算機では、VLIW
命令を単位として与えらるのに対し、本実施形態のVL
IW型並列計算機では、要素命令を単位として与えられ
る点が異なる。
令メモリ部、及び命令アドレス生成部が、従来例による
VLIW型並列計算機と異なる。また、命令アドレス
は、従来例によるVLIW型並列計算機では、VLIW
命令を単位として与えらるのに対し、本実施形態のVL
IW型並列計算機では、要素命令を単位として与えられ
る点が異なる。
【0027】図1は本発明の実施形態に係る命令供給装
置を備えるVLIW型並列計算機の命令メモリ部を示す
図である。
置を備えるVLIW型並列計算機の命令メモリ部を示す
図である。
【0028】図1において、VLIW型並列計算機の命
令メモリ部21は、VLIW命令を格納する命令メモリ
22、各VLIW命令の長さ、すなわち、要素命令数を
示す命令長メモリ23と、命令メモリアドレスを計算す
るための加算器24と、命令メモリ22から読み出した
命令コード1〜Nを、要素命令1〜Nとして供給するた
めのバッファ25(バッファ1〜N)と、バッファ1〜
Nのそれぞれの駆動許可を与える、イネーブル1〜Nを
生成するためのデコーダ26とから構成される。
令メモリ部21は、VLIW命令を格納する命令メモリ
22、各VLIW命令の長さ、すなわち、要素命令数を
示す命令長メモリ23と、命令メモリアドレスを計算す
るための加算器24と、命令メモリ22から読み出した
命令コード1〜Nを、要素命令1〜Nとして供給するた
めのバッファ25(バッファ1〜N)と、バッファ1〜
Nのそれぞれの駆動許可を与える、イネーブル1〜Nを
生成するためのデコーダ26とから構成される。
【0029】図2は上記VLIW型並列計算機の命令ア
ドレス生成部の構成を示す図である。
ドレス生成部の構成を示す図である。
【0030】図2において、命令アドレス生成部31
は、次の命令アドレスを計算するための加算器32と、
逐次的命令アドレス、及び分岐アドレスとから次命令ア
ドレスを選択するためのセレクタ33と、次命令アドレ
スを保持するための命令アドレスレジスタ34とから構
成される。
は、次の命令アドレスを計算するための加算器32と、
逐次的命令アドレス、及び分岐アドレスとから次命令ア
ドレスを選択するためのセレクタ33と、次命令アドレ
スを保持するための命令アドレスレジスタ34とから構
成される。
【0031】以下、上述のように構成された命令供給装
置を備えた並列計算機の動作を説明する。
置を備えた並列計算機の動作を説明する。
【0032】図2に示すVLIW型並列計算機の命令ア
ドレス生成部31において、クロックサイクル毎に次命
令アドレスが更新され、次に読み出すべきVLIW命令
のアドレスが命令メモリ部21に与えられる。命令アド
レスは、命令アドレス1〜mのmビットの信号で構成さ
れ、このうち、命令アドレス1〜nが、命令メモリ22
内の要素命令の先頭位置を示し、命令アドレスn+1〜
mが、命令メモリ22のワードアドレスとなる。つま
り、命令アドレスn+1〜mは、次に読み出すべきVL
IW命令を格納している、命令メモリ22内のワードを
指定し、また、命令アドレス1〜nは、読み出すワード
内のVLIW命令の先頭位置を示す信号である。
ドレス生成部31において、クロックサイクル毎に次命
令アドレスが更新され、次に読み出すべきVLIW命令
のアドレスが命令メモリ部21に与えられる。命令アド
レスは、命令アドレス1〜mのmビットの信号で構成さ
れ、このうち、命令アドレス1〜nが、命令メモリ22
内の要素命令の先頭位置を示し、命令アドレスn+1〜
mが、命令メモリ22のワードアドレスとなる。つま
り、命令アドレスn+1〜mは、次に読み出すべきVL
IW命令を格納している、命令メモリ22内のワードを
指定し、また、命令アドレス1〜nは、読み出すワード
内のVLIW命令の先頭位置を示す信号である。
【0033】実行部の数がNで、VLIW命令の最大長
が、要素命令×Nの場合には、 N=2n である。
が、要素命令×Nの場合には、 N=2n である。
【0034】また、命令アドレス生成部31において、
加算器32は、入力される命令長、すなわち、直前の命
令アドレスに格納されるVLIW命令の要素命令数を、
直前の命令アドレス1〜mとを加算して、逐次的な次命
令アドレスを生成する。
加算器32は、入力される命令長、すなわち、直前の命
令アドレスに格納されるVLIW命令の要素命令数を、
直前の命令アドレス1〜mとを加算して、逐次的な次命
令アドレスを生成する。
【0035】セレクタ33では、この逐次的な次命令ア
ドレスと、入力される分岐アドレスとを、入力される分
岐指示信号の値により選択して、正しい次命令アドレス
を出力する。分岐指示信号が1の場合には、分岐先アド
レスを選択し、また、分岐指示信号が0の場合には、逐
次的な次命令アドレスを選択することになる。
ドレスと、入力される分岐アドレスとを、入力される分
岐指示信号の値により選択して、正しい次命令アドレス
を出力する。分岐指示信号が1の場合には、分岐先アド
レスを選択し、また、分岐指示信号が0の場合には、逐
次的な次命令アドレスを選択することになる。
【0036】命令アドレスレジスタ34では、クロック
サイクル毎に、セレクタ33から与えられる次命令アド
レスを更新し、1クロックサイクルの間、その値を保持
する。
サイクル毎に、セレクタ33から与えられる次命令アド
レスを更新し、1クロックサイクルの間、その値を保持
する。
【0037】一方、図1に示すVLIW型並列計算機の
命令メモリ部21において、命令メモリ22は、要素命
令×N(N=2n)の読み出しデータ幅をもち、2(m-n)
語の容量をもつ。更に、命令メモリ22は命令コード1
〜N/2を格納するバンク(以下、バンク1という)
と、命令コードN/2+1〜Nを格納するバンク(以
下、バンク2という)の2つで構成され、それぞれ、命
令メモリアドレス1、及び、命令メモリアドレス2に対
して、独立に読み出しを行うことが可能である。
命令メモリ部21において、命令メモリ22は、要素命
令×N(N=2n)の読み出しデータ幅をもち、2(m-n)
語の容量をもつ。更に、命令メモリ22は命令コード1
〜N/2を格納するバンク(以下、バンク1という)
と、命令コードN/2+1〜Nを格納するバンク(以
下、バンク2という)の2つで構成され、それぞれ、命
令メモリアドレス1、及び、命令メモリアドレス2に対
して、独立に読み出しを行うことが可能である。
【0038】命令メモリ22には、可変長のVLIW命
令、すなわち、1つからN個までの任意の要素命令で構
成される、VLIW命令が余す所なく格納されている。
つまり、同一語内であっても複数のVLIW命令を格納
する部分もあれば、1つのVLIW命令が連続する2語
にまたがって格納されている部分も有り得る。
令、すなわち、1つからN個までの任意の要素命令で構
成される、VLIW命令が余す所なく格納されている。
つまり、同一語内であっても複数のVLIW命令を格納
する部分もあれば、1つのVLIW命令が連続する2語
にまたがって格納されている部分も有り得る。
【0039】図1において、VLIW命令1は、バンク
1内に格納され、VLIW命令2は、バンク1とバンク
2にまたがって格納され、また、VLIW命令3はバン
ク1とバンク2にまたがって格納され、更に、このとき
のバンク1はバンク2の次の語に位置する。
1内に格納され、VLIW命令2は、バンク1とバンク
2にまたがって格納され、また、VLIW命令3はバン
ク1とバンク2にまたがって格納され、更に、このとき
のバンク1はバンク2の次の語に位置する。
【0040】このような格納形態を許容することによ
り、可変長のVLIW命令を連続して格納することが可
能になる。
り、可変長のVLIW命令を連続して格納することが可
能になる。
【0041】また、命令長メモリ23は、命令アドレス
で指定される命令メモリ22上の位置に格納されてい
る、VLIW命令を構成する要素命令数を格納するもの
で、2m語×nビットの容量をもつ。このような構成の
命令メモリ22、及び命令長メモリ23に対して、図2
の命令アドレス生成部31から命令アドレスが与えられ
る。命令長メモリ23では、この命令アドレスで指定さ
れるVLIW命令の要素命令数を読み出し、命令長とし
て出力する。
で指定される命令メモリ22上の位置に格納されてい
る、VLIW命令を構成する要素命令数を格納するもの
で、2m語×nビットの容量をもつ。このような構成の
命令メモリ22、及び命令長メモリ23に対して、図2
の命令アドレス生成部31から命令アドレスが与えられ
る。命令長メモリ23では、この命令アドレスで指定さ
れるVLIW命令の要素命令数を読み出し、命令長とし
て出力する。
【0042】一方、命令メモリ22に対しては、上記命
令アドレスのうち、命令メモリ22の語アドレスである
命令アドレスn+1〜mを基に、バンク1に対する命令
メモリアドレス1、及びバンク2に対する命令メモリア
ドレス2を生成する。VLIW命令の先頭要素命令がバ
ンク1に格納されている場合には、命令メモリアドレス
1と命令メモリアドレス2は、同一アドレスで、命令ア
ドレス制御部から入力される命令アドレスn+1〜mそ
のものである。
令アドレスのうち、命令メモリ22の語アドレスである
命令アドレスn+1〜mを基に、バンク1に対する命令
メモリアドレス1、及びバンク2に対する命令メモリア
ドレス2を生成する。VLIW命令の先頭要素命令がバ
ンク1に格納されている場合には、命令メモリアドレス
1と命令メモリアドレス2は、同一アドレスで、命令ア
ドレス制御部から入力される命令アドレスn+1〜mそ
のものである。
【0043】バンク1、及びバンク2を同時に読み出
し、この中から該当VLIW命令を構成する要素命令を
抽出する。VLIW命令の先頭要素命令がバンク2に格
納されている場合には、バンク2には与えられた命令ア
ドレスn+1〜mそのものを供給し、また、バンク1に
はその次の語アドレスである(命令アドレスn+1〜
m)+1を供給する。
し、この中から該当VLIW命令を構成する要素命令を
抽出する。VLIW命令の先頭要素命令がバンク2に格
納されている場合には、バンク2には与えられた命令ア
ドレスn+1〜mそのものを供給し、また、バンク1に
はその次の語アドレスである(命令アドレスn+1〜
m)+1を供給する。
【0044】これにより、バンク2と、その次の語のバ
ンク1とを同時に読み出し、これらの中から該当VLI
W命令を構成する要素命令を抽出する。
ンク1とを同時に読み出し、これらの中から該当VLI
W命令を構成する要素命令を抽出する。
【0045】また、図1の加算器24は、命令メモリア
ドレス1を生成するもので、命令アドレスnの値が1、
すなわち、該当VLIW命令の先頭要素命令がバンク2
に格納されている場合に、命令アドレスn+1〜mに1
を加え、命令メモリアドレス1とする。
ドレス1を生成するもので、命令アドレスnの値が1、
すなわち、該当VLIW命令の先頭要素命令がバンク2
に格納されている場合に、命令アドレスn+1〜mに1
を加え、命令メモリアドレス1とする。
【0046】デコーダ26では、与えられる命令アドレ
ス1〜n、すなわち、命令メモリ22内の該当VLIW
命令の先頭要素命令位置と、命令長メモリ23から読み
出した該当VLIW命令の要素命令数とから、イネーブ
ル1〜Nを生成する。バッファ1〜Nのうち、イネーブ
ル1〜Nのうち1である信号を入力するバッファのみ
が、命令メモリ22から読み出した命令コード1〜Nを
出力する。一方、イネーブル1〜Nのうち1でない信号
を入力するバッファは、駆動を行わない。
ス1〜n、すなわち、命令メモリ22内の該当VLIW
命令の先頭要素命令位置と、命令長メモリ23から読み
出した該当VLIW命令の要素命令数とから、イネーブ
ル1〜Nを生成する。バッファ1〜Nのうち、イネーブ
ル1〜Nのうち1である信号を入力するバッファのみ
が、命令メモリ22から読み出した命令コード1〜Nを
出力する。一方、イネーブル1〜Nのうち1でない信号
を入力するバッファは、駆動を行わない。
【0047】バッファ25により駆動がされない場合に
は、出力である要素命令はNOPを示す値となるべく回
路が構成される。これは、例えば、全てのバッファの出
力信号に、プルダウン素子を接続し、バッファが駆動さ
れない場合には、全て0となるような回路を構成する。
一方、この例ではNOPを示す命令コードは全て0であ
るという設定をすることにより、実現することが可能で
ある。
は、出力である要素命令はNOPを示す値となるべく回
路が構成される。これは、例えば、全てのバッファの出
力信号に、プルダウン素子を接続し、バッファが駆動さ
れない場合には、全て0となるような回路を構成する。
一方、この例ではNOPを示す命令コードは全て0であ
るという設定をすることにより、実現することが可能で
ある。
【0048】結果として、該当VLIW命令の要素命令
を、該当箇所から読み出すと共に、要素命令の格納され
ていない部分に対しては、NOΡを生成し、これらを合
わせて、N個の要素命令(要素命令1〜N)として、実
行部に供給することで、毎クロックサイクルにN個の要
素命令を、N個の実行部にそれぞれ与えることができ
る。
を、該当箇所から読み出すと共に、要素命令の格納され
ていない部分に対しては、NOΡを生成し、これらを合
わせて、N個の要素命令(要素命令1〜N)として、実
行部に供給することで、毎クロックサイクルにN個の要
素命令を、N個の実行部にそれぞれ与えることができ
る。
【0049】以上説明したように、本実施形態に係る命
令供給装置は、命令メモリ部21、複数の命令実行部1
2及びレジスタファイル13を備えた並列計算機に命令
を供給する命令供給装置であって、命令メモリ部21
は、命令メモリ22、命令長メモリ23、加算器24、
バッファ25(バッファ1〜N)及びデコーダ26を備
え、1つ、又は、最大命令実行部数までの複数個の並列
実行可能な要素命令のみで構成される可変長のVLIW
命令を、1つの語、あるいは、連続する2つの語にまた
がり、余す所なく格納する命令メモリ22、及び各可変
長のVLIW命令を構成する要素命令の数を格納する命
令長メモリ23に対して、与えられた要素命令を単位と
する命令アドレスにより、命令メモリ22、及び命令長
メモリ23とを同時に読み出し、命令メモリ22より読
み出した1語あるいは2語にまたがる命令実行部数に等
しい数の要素命令のうち、命令長メモリ23より読み出
した要素命令数で指定される並列実行可能な要素命令、
すなわち、読み出し対象とするVLIW命令のみを選択
し、これらを対応する1つ、又は、複数個の命令実行部
12に供給するようにしているので、NOP命令を挿入
することなく、処理を伴う要素命令のみで構成されるV
LIW命令列を、連続して命令メモリ22に格納するこ
とにより、プログラム容量、及び、命令メモリ容量を削
減することが可能できる。
令供給装置は、命令メモリ部21、複数の命令実行部1
2及びレジスタファイル13を備えた並列計算機に命令
を供給する命令供給装置であって、命令メモリ部21
は、命令メモリ22、命令長メモリ23、加算器24、
バッファ25(バッファ1〜N)及びデコーダ26を備
え、1つ、又は、最大命令実行部数までの複数個の並列
実行可能な要素命令のみで構成される可変長のVLIW
命令を、1つの語、あるいは、連続する2つの語にまた
がり、余す所なく格納する命令メモリ22、及び各可変
長のVLIW命令を構成する要素命令の数を格納する命
令長メモリ23に対して、与えられた要素命令を単位と
する命令アドレスにより、命令メモリ22、及び命令長
メモリ23とを同時に読み出し、命令メモリ22より読
み出した1語あるいは2語にまたがる命令実行部数に等
しい数の要素命令のうち、命令長メモリ23より読み出
した要素命令数で指定される並列実行可能な要素命令、
すなわち、読み出し対象とするVLIW命令のみを選択
し、これらを対応する1つ、又は、複数個の命令実行部
12に供給するようにしているので、NOP命令を挿入
することなく、処理を伴う要素命令のみで構成されるV
LIW命令列を、連続して命令メモリ22に格納するこ
とにより、プログラム容量、及び、命令メモリ容量を削
減することが可能できる。
【0050】すなわち、従来例によるVLIW型並列計
算機では、要素命令数を命令実行部数と同一とし、固定
長としていた。全ての実行部において並列に命令実行が
なされる場合には、そのVLIW命令に含まれる要素命
令は全て意味のある処理を行うことができる。しかし、
並列実行できる要素命令数が、実行部数に満たない場合
には、NOP命令を要素命令として、VLIW命令内に
埋め込む必要があった。このNOP命令は意味のない処
理であり本来不要な命令コードである。このことがVL
IW型並列計算機におけるプログラムサイズを肥大化さ
せる問題となっている。例えば、分岐処理は同時に1つ
のみが実行可能であるため、実行部数がN個のVLIW
型並列計算機においては、分岐処理を行うVLIW命令
は、(N−1)/Nが冗長となってしまう。
算機では、要素命令数を命令実行部数と同一とし、固定
長としていた。全ての実行部において並列に命令実行が
なされる場合には、そのVLIW命令に含まれる要素命
令は全て意味のある処理を行うことができる。しかし、
並列実行できる要素命令数が、実行部数に満たない場合
には、NOP命令を要素命令として、VLIW命令内に
埋め込む必要があった。このNOP命令は意味のない処
理であり本来不要な命令コードである。このことがVL
IW型並列計算機におけるプログラムサイズを肥大化さ
せる問題となっている。例えば、分岐処理は同時に1つ
のみが実行可能であるため、実行部数がN個のVLIW
型並列計算機においては、分岐処理を行うVLIW命令
は、(N−1)/Nが冗長となってしまう。
【0051】これに対して、本実施形態に係る命令供給
装置を備えるVLIW型並列計算機では、VLIW命令
を格納する命令メモリ部21と、各VLIW命令の要素
命令数を格納する命令長メモリ23を設置することで、
NOP命令を含まない可変長のVLIW命令を、余すと
ころなく連続して命令メモリ22に格納することができ
るため、プログラムサイズを縮小し、命令メモリ容量を
削減する効果がある。
装置を備えるVLIW型並列計算機では、VLIW命令
を格納する命令メモリ部21と、各VLIW命令の要素
命令数を格納する命令長メモリ23を設置することで、
NOP命令を含まない可変長のVLIW命令を、余すと
ころなく連続して命令メモリ22に格納することができ
るため、プログラムサイズを縮小し、命令メモリ容量を
削減する効果がある。
【0052】例えば、N個の実行部をそなえるVLIW
型並列計算機において、M個のVLIW命令で構成され
るプログラムを実行する場合では、平均並列実行要素命
令数Pとしたとき、 従来例によるVLIW型並列計算機の場合: 命令メモリ容量=M×N[要素命令長] 本実施形態によるVLIW型並列計算機の場合: 命令メモリ容量=M×P[要素命令長]、及び、 命令長メモリ容量=M×N×log2N[ビット] となる。ここで、M=10,000、N=8、要素命令
長=32ビット、P/N=0.5程度の典型的な例で
は、 従来例によるVLIW型並列計算機の場合: 10,000×8×32=25.6メガビット 本実施形態によるVLIW型並列計算機の場合: 10,000×4×32+10,000×8×3=1
5.2メガビット となり、約40%のプログラムサイズ、及び、命令メモ
リの削減となる。
型並列計算機において、M個のVLIW命令で構成され
るプログラムを実行する場合では、平均並列実行要素命
令数Pとしたとき、 従来例によるVLIW型並列計算機の場合: 命令メモリ容量=M×N[要素命令長] 本実施形態によるVLIW型並列計算機の場合: 命令メモリ容量=M×P[要素命令長]、及び、 命令長メモリ容量=M×N×log2N[ビット] となる。ここで、M=10,000、N=8、要素命令
長=32ビット、P/N=0.5程度の典型的な例で
は、 従来例によるVLIW型並列計算機の場合: 10,000×8×32=25.6メガビット 本実施形態によるVLIW型並列計算機の場合: 10,000×4×32+10,000×8×3=1
5.2メガビット となり、約40%のプログラムサイズ、及び、命令メモ
リの削減となる。
【0053】また、本実施形態に係る命令供給装置は、
1つ、又は、複数の要素命令を同時に並列実行するVL
IW型並列計算機において、複数個の命令実行部に前置
され、並列実行可能な数のみの要素命令で構成される、
1つ、又は、複数の要素命令で構成される可変長のVL
IW命令を供給する装置であって、従来例によるVLI
W型並列計算機における命令供給装置に、置換して設置
することが可能であり、これにより、プログラムサイ
ズ、及び、必要な命令メモリ容量の削減が可能となる。
1つ、又は、複数の要素命令を同時に並列実行するVL
IW型並列計算機において、複数個の命令実行部に前置
され、並列実行可能な数のみの要素命令で構成される、
1つ、又は、複数の要素命令で構成される可変長のVL
IW命令を供給する装置であって、従来例によるVLI
W型並列計算機における命令供給装置に、置換して設置
することが可能であり、これにより、プログラムサイ
ズ、及び、必要な命令メモリ容量の削減が可能となる。
【0054】なお、上記実施形態では、VLIW型並列
計算機への適応例を示したが、命令長が特に制限を与え
るものでもなくかつ、同時に複数の命令実行部におい
て、それぞれ独立した処理を行う並列計算機であれば適
応可能である。また、上記命令供給装置が計算機等に組
み込まれる回路の一部であってもよいことは言うまでも
ない。
計算機への適応例を示したが、命令長が特に制限を与え
るものでもなくかつ、同時に複数の命令実行部におい
て、それぞれ独立した処理を行う並列計算機であれば適
応可能である。また、上記命令供給装置が計算機等に組
み込まれる回路の一部であってもよいことは言うまでも
ない。
【0055】また、上記各制御部等を構成するバッフ
ァ、レジスタ、デコーダ等の数、種類接続状態などは上
記実施形態に限られないことは言うまでもない。
ァ、レジスタ、デコーダ等の数、種類接続状態などは上
記実施形態に限られないことは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】本発明に係る命令供給装置では、命令メ
モリ部、複数の命令実行部及びレジスタファイルを備え
た並列計算機に命令を供給する命令供給装置であって、
命令メモリ部は、命令メモリ、及び命令長メモリを備
え、1つ、又は、最大命令実行部数までの複数個の並列
実行可能な要素命令のみで構成される可変長のVLIW
命令を、1つの語、あるいは、連続する2つの語にまた
がり、余す所なく格納する命令メモリ、及び各可変長の
VLIW命令を構成する要素命令の数を格納する命令長
メモリに対して、与えられた要素命令を単位とする命令
アドレスにより、命令メモリ、及び命令長メモリとを同
時に読み出し、命令メモリより読み出した1語あるいは
2語にまたがる命令実行部数に等しい数の要素命令のう
ち、命令長メモリより読み出した要素命令数で指定され
る並列実行可能な要素命令のみを選択し、これらを対応
する1つ、又は、複数個の命令実行部に供給するように
構成したので、プログラム容量、及び命令メモリ容量を
削減することができる。
モリ部、複数の命令実行部及びレジスタファイルを備え
た並列計算機に命令を供給する命令供給装置であって、
命令メモリ部は、命令メモリ、及び命令長メモリを備
え、1つ、又は、最大命令実行部数までの複数個の並列
実行可能な要素命令のみで構成される可変長のVLIW
命令を、1つの語、あるいは、連続する2つの語にまた
がり、余す所なく格納する命令メモリ、及び各可変長の
VLIW命令を構成する要素命令の数を格納する命令長
メモリに対して、与えられた要素命令を単位とする命令
アドレスにより、命令メモリ、及び命令長メモリとを同
時に読み出し、命令メモリより読み出した1語あるいは
2語にまたがる命令実行部数に等しい数の要素命令のう
ち、命令長メモリより読み出した要素命令数で指定され
る並列実行可能な要素命令のみを選択し、これらを対応
する1つ、又は、複数個の命令実行部に供給するように
構成したので、プログラム容量、及び命令メモリ容量を
削減することができる。
【図1】本発明を適用した実施形態に係る命令供給装置
の命令メモリ部の構成を示す図である。
の命令メモリ部の構成を示す図である。
【図2】上記命令供給装置の命令アドレス生成部の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図3】従来の命令供給装置を備えるVLIW型並列計
算機の全体構成を示す図である。
算機の全体構成を示す図である。
【図4】従来の命令供給装置の要素命令のフォーマット
を示す図である。
を示す図である。
【図5】従来の命令供給装置の命令メモリ部の構成を示
す図である。
す図である。
【図6】従来の命令供給装置の命令アドレス生成部の構
成を示す図である。
成を示す図である。
21 命令メモリ部、22 命令メモリ、23 命令長
メモリ、24,32加算器、25 バッファ(バッファ
1〜N)、26 デコーダ、31 命令アドレス生成
部、33 セレクタ、34 命令アドレスレジスタ
メモリ、24,32加算器、25 バッファ(バッファ
1〜N)、26 デコーダ、31 命令アドレス生成
部、33 セレクタ、34 命令アドレスレジスタ
Claims (6)
- 【請求項1】 命令メモリ部、複数の命令実行部及びレ
ジスタファイルを備えた並列計算機に命令を供給する命
令供給装置であって、 前記命令メモリ部は、命令メモリ、及び命令長メモリを
備え、 1つ、又は、最大命令実行部数までの複数個の並列実行
可能な要素命令のみで構成される可変長のVLIW命令
を、1つの語、あるいは、連続する2つの語にまたが
り、余す所なく格納する前記命令メモリに対して、与え
られた要素命令を単位とする命令アドレスにより、前記
命令メモリ、及び前記命令長メモリとを同時に読み出
し、 前記命令メモリより読み出した命令実行部数に等しい数
の要素命令のうち、前記命令長メモリより読み出した要
素命令数で指定される並列実行可能な要素命令のみを選
択し、これらを対応する1つ、又は、複数個の命令実行
部に供給するように構成したことを特徴とする命令供給
装置。 - 【請求項2】 命令メモリ部、複数の命令実行部及びレ
ジスタファイルを備えた並列計算機に命令を供給する命
令供給装置であって、 前記命令メモリ部は、命令メモリ、及び命令長メモリを
備え、 1つ、又は、最大命令実行部数までの複数個の並列実行
可能な要素命令のみで構成される可変長のVLIW命令
を、1つの語、あるいは、連続する2つの語にまたが
り、余す所なく格納する前記命令メモリ、及び各可変長
のVLIW命令を構成する要素命令の数を格納する前記
命令長メモリに対して、与えられた要素命令を単位とす
る命令アドレスにより、前記命令メモリ、及び前記命令
長メモリとを同時に読み出し、 前記命令メモリより読み出した1語あるいは2語にまた
がる命令実行部数に等しい数の要素命令のうち、前記命
令長メモリより読み出した要素命令数で指定される並列
実行可能な要素命令のみを選択し、これらを対応する1
つ、又は、複数個の命令実行部に供給するように構成し
たことを特徴とする命令供給装置。 - 【請求項3】 前記命令長メモリより読み出した要素命
令数で指定される並列実行可能な要素命令は、読み出し
対象とするVLIW命令であることを特徴とする請求項
1又は2の何れかに記載の命令供給装置。 - 【請求項4】 上記請求項1又は2の何れかに記載の命
令供給装置において、 NOP命令(Non OPeration命令)を挿入することな
く、処理を伴う要素命令のみで構成されるVLIW命令
列を、連続して前記命令メモリに格納することを特徴と
する命令供給装置。 - 【請求項5】 前記並列計算機は、同時に複数の命令実
行部において、それぞれ独立した処理を行う並列計算機
であることを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載
の記載の命令供給装置。 - 【請求項6】 前記並列計算機は、VLIW(Very Lon
g Instruction Word:超長形式機械命令)型並列計算機
であることを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載
の記載の命令供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23052996A JPH1074145A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 命令供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23052996A JPH1074145A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 命令供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1074145A true JPH1074145A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=16909180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23052996A Withdrawn JPH1074145A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 命令供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1074145A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100689717B1 (ko) * | 1999-10-01 | 2007-03-09 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 병렬 처리 프로세서 |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP23052996A patent/JPH1074145A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100689717B1 (ko) * | 1999-10-01 | 2007-03-09 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 병렬 처리 프로세서 |
| US7401204B1 (en) | 1999-10-01 | 2008-07-15 | Fujitsu Limited | Parallel Processor efficiently executing variable instruction word |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |