JPH1074451A - フラットアパーチャグリル伸張装置およびフラットアパーチャグリル伸張溶接方法 - Google Patents

フラットアパーチャグリル伸張装置およびフラットアパーチャグリル伸張溶接方法

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JPH1074451A
JPH1074451A JP22984996A JP22984996A JPH1074451A JP H1074451 A JPH1074451 A JP H1074451A JP 22984996 A JP22984996 A JP 22984996A JP 22984996 A JP22984996 A JP 22984996A JP H1074451 A JPH1074451 A JP H1074451A
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JP
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flat aperture
aperture grill
flat
grill
frame
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JP22984996A
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Seiichi Nomura
誠一 野村
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランプ手段の複雑な曲面を不要とし、簡素
化して作成費用の低減化をはかったフラットアパーチャ
グリル伸張装置を提供すること。 【解決手段】 フラットアパーチャグリル1の両側の長
辺の中央に設けられた位置決め穴1a、1bにピン21
a、21bを挿入しエアシリンダ30によりピン21b
をフラットアパーチャグリル1の長辺と直角方向に引っ
張ってフラットアパーチャグリル1を位置決めするとと
もに伸張する一対のセンター引っ張りユニット2a、2
bと、上側クランプ32a、32bをエアシリンダ33
a、33bで駆動して、フラットアパーチャグリル1の
四隅を下側クランプ31a、31bとの間にクランプ
し、このクランプ状態でエアシリンダ40によりフラッ
トアパーチャグリル1を長辺と直角方向に引っ張る四台
のコーナークランプ引っ張りユニット3a、3bとでフ
ラットアパーチャグリル伸張装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トリニトロンカラ
ー陰極線管に使用されているフラットアパーチャグリル
をその支持部材であるフレームに溶接するフラットアパ
ーチャグリル溶接装置において、フラットアパーチャグ
リルにプリテンションを加えるフラットアパーチャグリ
ル伸張装置およびフラットアパーチャグリル伸張溶接方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】トリニトロンカラー陰極線管には、色選
別電極として薄い金属板に選択的にエッチングを施し、
垂直走査方向に多数のストライプ状の開口(スリット)
を形成したフラットアパーチャグリルを、その支持部材
であるフレームに溶接したアパーチャグリルが使用され
ている。フラットアパーチャグリルをフレームに溶接す
る際には、あらかじめ、フレームの長辺(この長辺にフ
ラットアパーチャグリルが溶接される)をフラットアパ
ーチャグリル溶接装置のフレーム受けに載置して、フレ
ーム受け上でフレームの長辺方向、フレームの長辺と直
角方向、フレームの上下方向およびフレームの回転方向
を位置決めした状態で待機させておく。
【0003】フレーム受けに載置され位置決めされたフ
レームは、フレームの長辺が載置されているフレーム受
けの部分が油圧で1トン程度の力で加圧され、フレーム
受けでフレームを圧縮する。この状態でフレーム受けが
ターンバックルをかけられてフレームが圧縮された状態
で保持されている。そして、フラットアパーチャグリル
は、フラットアパーチャグリル伸張装置によりプリテン
ションが加えられ、このフラットアパーチャグリルに圧
縮されターンバックルがかけられたフレームを密着さ
せ、フラットアパーチャグリルをフレームにシーム溶接
する。
【0004】具体的には、フレームの長辺が形成する曲
面に合わせてクランプする曲面が形成されたクランプ手
段により、フラットアパーチャグリルの被溶接部の外側
に形成されたペリフェリを油圧で数トンの力で全面にわ
たってクランプし、さらに油圧で数トンの力でクランプ
手段を外側に引っ張ってフラットアパーチャグリルにプ
リテンションを加えておく。そして、プリテンションを
加えられた状態のフラットアパーチャグリルに対して、
フレーム受けを上昇して圧縮しターンバックルをかけた
状態のフレームを密着させてフラットアパーチャグリル
をフレームにシーム溶接する。シーム溶接後に、フレー
ムのターンバックル状態および圧縮状態、フラットアパ
ーチャグリルの伸張状態を開放してフラットアパーチャ
グリルに対して所望のテンションが加えられた状態のア
パーチャグリルをフラットアパーチャグリル溶接装置か
ら取り出し、フラットアパーチャグリルのシーム溶接部
の外側のアパーチャグリルとして不要な部分、すなわち
ペリフェリを切除してアパーチャグリルが完成する。
(特開平7−288080号公報参照)
【0005】しかしながら、このようなフラットアパー
チャグリル伸張装置では、以下に説明するような各種の
問題を生ずる。 クランプ手段は、フレームの長辺の複雑な曲面に合わ
せて作成する必要があり、高価な作成費用が必要とな
る。 クランプ手段をトリニトロンカラー陰極線管の管種ご
とに変化するフレームの長辺の長さおよび曲面に合わせ
て作成する必要があり、多数のクランプ手段の作成およ
び保管に多大な作成費用と保管場所が必要となる。 トリニトロンカラー陰極線管の管種の切り換えのたび
に大型で重いクランプ手段の交換および交換後の調整に
かなりの作業が必要となり、管種切り換えロスの増大の
要因となる。 フラットアパーチャグリルのクランプ用とプリテンシ
ョン用とで数トンの力の油圧系統が2系統必要となり、
装置が複雑化、大型化して装置の作成費用が上昇する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、クラ
ンプ手段の複雑な曲面を不要とし、簡素化して作成費用
の低減化をはかったフラットアパーチャグリル伸張装置
を提供することである。本発明のもう一つの課題は、ク
ランプ手段を汎用化して多くのトリニトロンカラー陰極
線管の管種に対応でき、保管場所の削減と切り換えロス
の削減をはかったフラットアパーチャグリル伸張装置を
提供することである。本発明のさらなる課題は、クラン
プ手段およびプリテンション用の駆動系統をエア圧化し
て、フラットアパーチャグリル伸張装置の簡素化および
小型化をはかることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のフラットアパーチャグリル伸張装置は、略
長方形の金属薄板よりなるフラットアパーチャグリルを
その保持部材である略長方形の金属フレームに溶接する
に際し、前記フラットアパーチャグリルの長辺をクラン
プして伸張するフラットアパーチャグリル伸張装置にお
いて、前記フラットアパーチャグリルの両側の長辺の中
央に設けられた位置決め穴に挿入されるピンを有し、該
ピンを長辺と直角方向に引っ張って前記フラットアパー
チャグリルを位置決めするとともに伸張する一対のセン
ター引っ張りユニットと、前記フラットアパーチャグリ
ルの四隅をクランプするとともに該クランプ状態で長辺
と直角方向に引っ張って前記フラットアパーチャグリル
の四隅を伸張するコーナークランプ引っ張りユニットと
からなることを特徴とするものである。
【0008】また、本発明のフラットアパーチャグリル
伸張溶接方法は、略長方形の金属薄板よりなるフラット
アパーチャグリルをその保持部材である略長方形の金属
フレームに溶接するに際し、前記フラットアパーチャグ
リルの長辺をクランプして伸張して溶接するフラットア
パーチャグリル伸張溶接方法において、前記フラットア
パーチャグリルの両側の長辺の中央に設けられた位置決
め穴にピンを挿入する一対のセンター引っ張りユニット
により前記フラットアパーチャグリルを長辺と直角方向
に引っ張って位置決めするとともに伸張し、次いで前記
フラットアパーチャグリルの四隅をクランプするコーナ
ークランプ引っ張りユニットにより前記フラットアパー
チャグリルの四隅をクランプして長辺と直角方向に引っ
張って伸張させた状態で前記フラットアパーチャグリル
を前記金属フレームに溶接することを特徴とするもので
ある。
【0009】このフラットアパーチャグリル伸張装置お
よびフラットアパーチャグリル伸張溶接方法によれば、
フラットアパーチャグリルのクランプ手段が一対のセン
ター引っ張りユニットと四隅のコーナークランプ引っ張
りユニットで構成されており、複雑な曲面を形成するこ
となくフラットアパーチャグリルをクランプすることが
できる。また、トリニトロンカラー陰極線管の管種に合
わせてフラットアパーチャグリルをクランプすることが
できるので、多種類のクランプ手段を用意しておく必要
がなく、保管場所の削減と切り換えロスの削減をはかる
ことができる。さらに、フラットアパーチャグリルのク
ランプ手段およびプリテンション用の駆動をエア圧で駆
動しているので、フラットアパーチャグリル溶接装置の
簡素化および小型化をはかることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図7に基づいて説明する。図1は本発明のフラット
アパーチャグリル伸張装置の全体を示す平面図、図2は
センター引っ張りユニットの固定側の平面図(A)およ
び側面図(B)、図3はセンター引っ張りユニットの可
動側の平面図(A)および側面図(B)、図4はコーナ
ークランプ引っ張りユニットの固定側の平面図(A)お
よび側面図(B)、図5はコーナークランプ引っ張りユ
ニットの可動側の平面図(A)および側面図(B)、図
6はセンター引っ張りユニットによるフラットアパーチ
ャグリルの位置決め状態を説明する模式図で(A)は位
置決め前の状態、(B)は位置決め後の状態、図7はフ
ラットアパーチャグリルにフレームが密着した状態にお
けるコーナークランプ引っ張りユニットの作動状態を示
す側面図である。
【0011】図1のフラットアパーチャグリル伸張装置
において、1はフラットアパーチャグリル、2はセンタ
ー引っ張りユニットで2aは固定側、2bは可動側であ
り、フラットアパーチャグリル1の両側の長辺の中央に
一対にして設けられている。3はコーナークランプ引っ
張りユニットで3aは固定側、3bは可動側で、固定側
3aと可動側3bともにフラットアパーチャグリル1の
長辺の両側端部近傍に対称の位置に設けられている。5
は取り付けベースで、この取り付けベース5上にセンタ
ー引っ張りユニット2は上方向に移動可能に取り付けら
れており、コーナークランプ引っ張りユニット3は固定
して取り付けられている。
【0012】それぞれのユニットについて詳細に説明す
ると、図2および図3のセンター引っ張りユニット2
a、2bにおいて、21aは固定側のピン、21bは可
動側のピンで、後述するフラットアパーチャグリル1の
両側の長辺の中央に設けられた位置決め穴1a、1bに
挿入される。22aはピン21aを先端部に取り付けた
固定バーで、その後端部にはアジャストボルト23aが
取り付けられており、アジャストボルト23aによりフ
ラットアパーチャグリル1の長辺と直角方向にピン21
aの位置が調整され、固定バー22aがピン位置決めベ
ース24a上にねじ止めされる。22bは可動バーで、
ボールスプラインの軸であり、その先端部の上部を一部
切り欠き、ピン21bを取り付けている。この可動バー
22bはボールスプラインを貫通した後端部とボールス
プラインの上部にねじ止めされたエアシリンダ30のシ
ャフトの先端部とが接続され、ボールスプラインは位置
決めベース24bに取り付けられており、可動バー22
bはエアシリンダ30によりフラットアパーチャグリル
1の長辺と直角方向に移動可能にされている。さらに、
ボールスプラインの後端部にはアジャストボルト23b
が取り付けられており、アジャストボルト23bにより
フラットアパーチャグリル1の長辺と直角方向にピン2
1bの待機位置が調整される。25a、25bはスライ
ドレール、26a、26bはユニットベース、27a、
27bはアジャストボルトで、ピン位置決めベース24
a、24bはユニットベース26a、26b上でスライ
ドレール25a、25bにより左右に移動可能に取り付
けられており、アジャストボルト27a、27bにより
フラットアパーチャグリル1の長辺方向および回転方向
にピン21a、21bの位置が調整される。28a、2
8bはリニアシャフト、29a、29bはリニアブッシ
ュで、リニアシャフト28a、28bはリニアブッシュ
29a、29b内に上下方向に移動可能に挿入され、図
示しない圧縮バネにてセンター引っ張りユニット2a、
2b全体が下方向に付勢されており、リニアブッシュ2
9a、29bを取り付けベース5に取り付けた際に、後
述するフレームの上方向の移動に対してセンター引っ張
りユニット2a、2b全体を上方向に移動可能に保持し
ている。
【0013】図4および図5のコーナークランプ引っ張
りユニット3a、3bにおいて、31a、31bは下側
クランプ、32a、32bは上側クランプ、33a、3
3bはエアシリンダで、エアシリンダ33a、33bに
より上側クランプ32a、32bを駆動して下側クラン
プ31a、31bと上側クランプ、32a、32bの間
にフラットアパーチャグリル1をクランプする。34
a、34bはクランプベース、35a、35bはスライ
ドレール、36a、36bは定圧シリンダで、スライド
レール35a、35b上でクランプベース34a、34
bをフラットアパーチャグリル1の長辺方向に定圧シリ
ンダ36a、36bの一定の圧力で保持している。38
a、38bはアジャストボルトで、このアジャストブル
ト38a、38bによりクランプベース34a、34b
はフラットアパーチャグリル1の長辺方向に位置が調整
される。37a、37bはスライドレールで、このスラ
イドレール37a、37bによりコーナークランプ引っ
張りユニット3a、3bはフラットアパーチャグリル1
の長辺と直角方向に移動可能とされている。固定側のス
ライドレール37aは2本のアジャストボルト39aで
フラットアパーチャグリル1の長辺と直角方向にコーナ
ークランプ引っ張りユニット3aの位置が調整され、可
動側のスライドレール37bはアジャストボルト39b
でフラットアパーチャグリル1の長辺と直角方向にコー
ナークランプ引っ張りユニット3bの位置が調整され
る。そして、エアシリンダ40によりフラットアパーチ
ャグリル1を長辺と直角方向に引っ張り、フラットアパ
ーチャグリル1にプリテンションを加えることができる
ように構成されている。
【0014】以上説明してきたように、本発明のセンタ
ー引っ張りユニット2a、2b、はアジャストボルト2
3a、23b、27a、27bによりフラットアパーチ
ャグリル1の長辺と直角方向、長辺方向および回転方向
に位置を調整することができ、コーナークランプ引っ張
りユニット3a、3bはアジャストボルト38a、38
b、39a、39bによりフラットアパーチャグリル1
の長辺方向および長辺と直角方向に位置を調整すること
ができる。したがって、トリニトロンカラー陰極線管の
管種が変わった場合の切り換えに容易に対応することが
できる。またクランプスペースが小さくなり従来より小
さな面積のペリフェリでクランプすることができる。
【0015】つぎに、本発明のフラットアパーチャグリ
ル伸張装置の動作について詳細に説明する。まず、図示
されていないフラットアパーチャグリルストッカからフ
ラットアパーチャグリル1がフラットアパーチャグリル
溶接装置に移載されてくる。この時点までにはフレーム
は別の場所からフラットアパーチャグリル伸張装置の下
側のフレーム受けに移載され、フラットアパーチャグリ
ルの移載と同時進行でフレーム受け上でフレームが位置
決めされ、フレーム受けが加圧されてフレームは圧縮さ
れターンバックルをかけられている。
【0016】このとき、フラットアパーチャグリル伸張
装置のコーナークランプ引っ張りユニット3a、3bの
上側クランプ32a、32bはエアシリンダ33a、3
3bにより駆動されて開いた状態になっている。フラッ
トアパーチャグリル1は図1に示すようにセンター引っ
張りユニット2a、2bの固定バー22aと可動バー2
2b上およびコーナークランプ引っ張りユニット3a、
3bの下側クランプ31a、31b上に載置されるが、
そのとき、センター引っ張りユニット2a、2bのピン
21a、21bにフラットアパーチャグリル1の位置決
め穴1a、1bは図6(A)に示す状態で載置される。
この状態で、センター引っ張りユニット2bのエアシリ
ンダ30が3〜4Kgのエア圧で駆動されて可動バー2
2bがフラットアパーチャグリル1の長辺と直角方向に
引っ張られ、フラットアパーチャグリル1は図2および
図3に矢印Aで示す方向へ引っ張られる。ピン21bと
位置決め穴1bの位置関係は図6(B)の状態となり、
フラットアパーチャグリル1は、その長辺と直角方向、
長辺方向および回転方向の位置決めがなされると同時に
中央部でプリテンションを加えられた状態となる。つい
で、コーナークランプ引っ張りユニット3a、3bのエ
アシリンダ33a、33bが3〜4Kgのエア圧で駆動
され、フラットアパーチャグリル1は下側クランプ31
a、31bと上側クランプ32a、32bで四箇所がク
ランプされる。そして、エアシリンダ40が3〜4Kg
のエア圧で駆動されてフラットアパーチャグリル1は図
4および図5に矢印Bで示す方向へ引っ張られ、フラッ
トアパーチャグリル1に長辺と直角方向にプリテンショ
ンが加えられる。
【0017】フラットアパーチャグリル1にプリテンシ
ョンを加えた状態で、フレーム受けで位置決めして加圧
し、圧縮してターンバックルをかけた状態のフレームを
フラットアパーチャグリル1の下から油圧で突き上げ
る。突き上げられたフレームはフラットアパーチャグリ
ル1に圧着される。フラットアパーチャグリル1は下側
クランプ31a、31bと上側クランプ32a、32b
にクランプされプリテンションを加えられた状態で定圧
シリンダ36a、36bで3〜4Kgのエア圧でフラッ
トアパーチャグリル1の長辺方向に一定圧で引っ張られ
ているが、定圧シリンダ36a、36bの引っ張り力は
フレーム突き上げの油圧の力に負けて、クランプベース
34a、34bを外側に3〜4Kgのエア圧で引っ張っ
た状態を保ちながらスライドレール35a、35b上を
内側に向けてスライドする。フラットアパーチャグリル
1を長辺方向に定圧シリンダ36a、36bの一定圧で
引っ張ることにより、フレームを圧着されたフラットア
パーチャグリル1はフレームの曲面に倣って持ち上がる
ことになる。フラットアパーチャグリル1がフレームの
曲面に倣って持ち上がる際には、図7に示すように、フ
ラットアパーチャグリル1をクランプした下側クランプ
31a、31bと上側クランプ32a、32bはフレー
ムの曲面の端部のフラットアパーチャグリル1の接線の
角度に倣うように矢印Cの方向に回転させられる。この
回転を許容するのが支点41a、41bで、この支点4
1a、41bを中心に下側クランプ31a、31bと上
側クランプ32a、32bは上方に向かって接線の角度
まで回転してフラットアパーチャグリル1は1aの平面
の状態から1bの曲面の状態になりフレームの曲面に倣
うことができる。そして、フラットアパーチャグリル1
がフレームの曲面に倣った状態で、フラットアパーチャ
グリル1をフレームにシーム溶接し、溶接が完了したア
パーチャグリルはフラットアパーチャグリル溶接装置か
ら取り出され、アパーチャグリルとして不要の部分が切
除されて完成する。
【0018】フレームを油圧で突き上げてフラットアパ
ーチャグリル1に圧着する際に、フレームはフラットア
パーチャグリル1に当接した状態からさらに上昇させら
れる。これは、フラットアパーチャグリル1とフレーム
の圧着量(圧着力)を最適の条件にして、フラットアパ
ーチャグリル1をフレームに完全に密着させ、フレーム
に圧着されたフラットアパーチャグリル1にしわなどが
発生しないようにするためである。そこで、フレームの
上昇量をフラットアパーチャグリル1とフレームの圧着
量の最適の条件に設定するために、図示されていないフ
レーム上昇量調整機構によりフレームの上昇量を調整し
て規制する。この間にフレームだけが上昇するとフラッ
トアパーチャグリル1がセンター引っ張りユニット2
a、2bを残して上昇し、センター引っ張りユニット2
a、2bのピン21a、21bがフラットアパーチャグ
リル1の位置決め穴1a、1bから抜けてしまうことに
なる。そこで、フラットアパーチャグリル1がフレーム
に密着し、フラットアパーチャグリル1とフレームの圧
着量の最適の条件を維持し、センター引っ張りユニット
2a、2bをフレームと同期させて上昇させるために、
図示されていない同期上昇調整機構によりセンター引っ
張りユニット2a、2bをフレームと同期して上昇する
位置を調整し、センター引っ張りユニット2a、2bの
ピン21a、21bがフラットアパーチャグリル1の位
置決め穴1a、1bから抜けないようにしている。フレ
ーム上昇量調整機構および同期上昇調整機構の上昇量の
調整はトリニトロンカラー陰極線管の管種により異なる
ことがあり、管種切り換え後に管種に合わせた調整を行
う。
【0019】以上詳細に説明したように、本発明により
トリニトロンカラー陰極線管の管種が変わってもフラッ
トアパーチャグリルをフレームに最適の条件で圧着させ
ることができ、トリニトロンカラー陰極線管の品質を最
良の状態で維持することができる。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のフ
ラットアパーチャグリル伸張装置およびフラットアパー
チャグリル伸張溶接方法によれば、フラットアパーチャ
グリルの位置決めおよびセンターのプリテンションと四
隅のプリテンションをエア圧で行うことができる。した
がって、フラットアパーチャグリル溶接装置を簡素化し
て作成費用の低減化がはかられ、管種切り換えも容易に
なる。また、フラットアパーチャグリルがクランプされ
るペリフェリのスペースが縮小されることで、アパーチ
ャグリル完成後に捨てられる部分が減少し、アパーチャ
グリルのコストダウンおよび省資源化がはかられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフラットアパーチャグリル伸張装置の
全体を示す平面図である。
【図2】本発明のセンター引っ張りユニットの固定側の
平面図(A)および側面図(B)である。
【図3】本発明のセンター引っ張りユニットの可動側の
平面図(A)および側面図(B)である。
【図4】本発明のコーナークランプ引っ張りユニットの
固定側の平面図(A)および側面図(B)である。
【図5】本発明のコーナークランプ引っ張りユニットの
可動側の平面図(A)および側面図(B)である。
【図6】本発明のセンター引っ張りユニットによるフラ
ットアパーチャグリルの位置決め状態を説明する模式図
で(A)は位置決め前の状態、(B)は位置決め後の状
態である。
【図7】本発明のフラットアパーチャグリルにフレーム
が密着した状態のコーナークランプ引っ張りユニットの
側面図である。
【符号の説明】 1 フラットアパーチャグリル 1a、1b 位置決
め穴 2a、2b センター引っ張りユニット 3a、3b コーナークランプ引っ張りユニット 5 取り付けベース 30、40 エアシリンダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略長方形の金属薄板よりなるフラットア
    パーチャグリルをその保持部材である略長方形の金属フ
    レームに溶接するに際し、前記フラットアパーチャグリ
    ルの長辺をクランプして伸張するフラットアパーチャグ
    リル伸張装置において、 前記フラットアパーチャグリルの両側の長辺の中央に設
    けられた位置決め穴に挿入されるピンを有し、該ピンを
    長辺と直角方向に引っ張って前記フラットアパーチャグ
    リルを位置決めするとともに伸張する一対のセンター引
    っ張りユニットと、 前記フラットアパーチャグリルの四隅をクランプすると
    ともに該クランプ状態で長辺と直角方向に引っ張って前
    記フラットアパーチャグリルの四隅を伸張するコーナー
    クランプ引っ張りユニットとからなることを特徴とする
    フラットアパーチャグリル伸張装置。
  2. 【請求項2】 略長方形の金属薄板よりなるフラットア
    パーチャグリルをその保持部材である略長方形の金属フ
    レームに溶接するに際し、前記フラットアパーチャグリ
    ルの長辺をクランプして伸張して溶接するフラットアパ
    ーチャグリル伸張溶接方法において、 前記フラットアパーチャグリルの両側の長辺の中央に設
    けられた位置決め穴にピンを挿入する一対のセンター引
    っ張りユニットにより前記フラットアパーチャグリルを
    長辺と直角方向に引っ張って位置決めするとともに伸張
    し、 次いで前記フラットアパーチャグリルの四隅をクランプ
    するコーナークランプ引っ張りユニットにより前記フラ
    ットアパーチャグリルの四隅をクランプして長辺と直角
    方向に引っ張って伸張させた状態で前記フラットアパー
    チャグリルを前記金属フレームに溶接することを特徴と
    するフラットアパーチャグリル伸張溶接方法。
JP22984996A 1996-08-30 1996-08-30 フラットアパーチャグリル伸張装置およびフラットアパーチャグリル伸張溶接方法 Pending JPH1074451A (ja)

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