JPH107469A - 焼成用道具材及びその製造方法 - Google Patents
焼成用道具材及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH107469A JPH107469A JP8161920A JP16192096A JPH107469A JP H107469 A JPH107469 A JP H107469A JP 8161920 A JP8161920 A JP 8161920A JP 16192096 A JP16192096 A JP 16192096A JP H107469 A JPH107469 A JP H107469A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- coating layer
- base material
- tio
- cao
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 131
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 5
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 claims abstract description 7
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 claims description 63
- 238000010304 firing Methods 0.000 claims description 57
- 229910010413 TiO 2 Inorganic materials 0.000 claims description 48
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 42
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 42
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 20
- 229910018072 Al 2 O 3 Inorganic materials 0.000 claims description 15
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 7
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 2
- ODINCKMPIJJUCX-UHFFFAOYSA-N calcium oxide Inorganic materials [Ca]=O ODINCKMPIJJUCX-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 37
- CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N magnesium oxide Inorganic materials [Mg]=O CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 25
- 239000000654 additive Substances 0.000 abstract description 17
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 abstract description 17
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 8
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 2
- IATRAKWUXMZMIY-UHFFFAOYSA-N strontium oxide Inorganic materials [O-2].[Sr+2] IATRAKWUXMZMIY-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 2
- 229910018404 Al2 O3 Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 229910017344 Fe2 O3 Inorganic materials 0.000 abstract 1
- QVQLCTNNEUAWMS-UHFFFAOYSA-N barium oxide Inorganic materials [Ba]=O QVQLCTNNEUAWMS-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 239000002585 base Substances 0.000 description 48
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 12
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 8
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 8
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 7
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 6
- 229910004298 SiO 2 Inorganic materials 0.000 description 5
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 5
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 4
- 229910000272 alkali metal oxide Inorganic materials 0.000 description 3
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 3
- 239000003985 ceramic capacitor Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 3
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000004927 clay Substances 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 2
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 239000012752 auxiliary agent Substances 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000011362 coarse particle Substances 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 229910002077 partially stabilized zirconia Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010587 phase diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
- 238000003746 solid phase reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 229910002076 stabilized zirconia Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 230000004580 weight loss Effects 0.000 description 1
- RUDFQVOCFDJEEF-UHFFFAOYSA-N yttrium(III) oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Y+3].[Y+3] RUDFQVOCFDJEEF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、母材の表面の一部又は全部にコー
ティング層を有するもので、母材とコーティング層との
結合を強固にし、さらにコーティング層自身の硬度を高
め、コーティング層の摩耗、剥離の少ない焼成用道具材
を得ようとするものである。 【構成】SiCを85重量%以上含む母材の表面の一部
又は全面に、主成分のAl2 O3 、MgO及びZrO2
のいずれか一種又は二種以上を合量で80重量%以上
と、添加成分のFe2 O3 、TiO2 、BaO、SrO
並びにZrO2 の安定化剤として用いたものとは別のC
aO及びMgOの中から選択される一種又は二種以上を
合量で0.5〜10.0重量%含むコーティング層(但
し、コーティング層の主成分と同種添加成分の選択は除
く。)を形成したことを特徴とする。
ティング層を有するもので、母材とコーティング層との
結合を強固にし、さらにコーティング層自身の硬度を高
め、コーティング層の摩耗、剥離の少ない焼成用道具材
を得ようとするものである。 【構成】SiCを85重量%以上含む母材の表面の一部
又は全面に、主成分のAl2 O3 、MgO及びZrO2
のいずれか一種又は二種以上を合量で80重量%以上
と、添加成分のFe2 O3 、TiO2 、BaO、SrO
並びにZrO2 の安定化剤として用いたものとは別のC
aO及びMgOの中から選択される一種又は二種以上を
合量で0.5〜10.0重量%含むコーティング層(但
し、コーティング層の主成分と同種添加成分の選択は除
く。)を形成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子部品などの機能
性セラミックスの焼成に好適な焼成用道具材に関する。
さらに言えば、母材の表面の一部又は全面にコーティン
グ層を強固に結合し、さらにコーティング層自身の硬度
も高めたもので、加熱冷却を繰り返してもコーティング
層の摩耗、剥離の少ない焼成用道具材に関する。
性セラミックスの焼成に好適な焼成用道具材に関する。
さらに言えば、母材の表面の一部又は全面にコーティン
グ層を強固に結合し、さらにコーティング層自身の硬度
も高めたもので、加熱冷却を繰り返してもコーティング
層の摩耗、剥離の少ない焼成用道具材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、フェライト、セラミックコン
デンサといった電子部品などの機能性セラミックスの焼
成に用いられる棚板、匣鉢などの焼成用道具材(「治
具」ともいう。)は、Al2 O3 質からなる母材を有す
るものの他に、SiCを母材とするものが提案されてき
た。
デンサといった電子部品などの機能性セラミックスの焼
成に用いられる棚板、匣鉢などの焼成用道具材(「治
具」ともいう。)は、Al2 O3 質からなる母材を有す
るものの他に、SiCを母材とするものが提案されてき
た。
【0003】焼成用道具材においてSiCを母材とする
と、基材自体の割れが低減し、高温下で繰り返し使用し
てもベンドが極めて小さいという長所を有する反面、ア
ルミナ等のコーティング層を表面に形成することが難し
く、また使用に際して剥離などが生じやすいといった欠
点があった。
と、基材自体の割れが低減し、高温下で繰り返し使用し
てもベンドが極めて小さいという長所を有する反面、ア
ルミナ等のコーティング層を表面に形成することが難し
く、また使用に際して剥離などが生じやすいといった欠
点があった。
【0004】こうしたSiCを母材とする焼成用道具材
としては、次のようなものが既に提案されているが、い
ずれも満足できるものではなかった。特開平1−317
182号はアルミナ・シリカ系コート層を設けるもので
微量添加物を用いているが、コーティング材にシリカ成
分が多く、セラミックコンデンサやフトフェライト等の
焼成には使用が出来なかった。特公平6−70554号
は第2層のコーティング材に粘土を用いるため、上記の
特開平1−317182号と同じように用途が制限され
ていた。
としては、次のようなものが既に提案されているが、い
ずれも満足できるものではなかった。特開平1−317
182号はアルミナ・シリカ系コート層を設けるもので
微量添加物を用いているが、コーティング材にシリカ成
分が多く、セラミックコンデンサやフトフェライト等の
焼成には使用が出来なかった。特公平6−70554号
は第2層のコーティング材に粘土を用いるため、上記の
特開平1−317182号と同じように用途が制限され
ていた。
【0005】特開平4−273989号はSiC質基材
やコーティング層が粗粒子主体となるために、その製造
上及び使用上に制限があった。さらに、コーティング層
が粗粒過ぎると焼成物がこれに食い込みやすく、また基
材が粗粒だと強度が低下するといった問題があった。特
公平7−91135号は、アルミナと窒化珪素の含有量
を0.5〜10重量%とするものである。耐酸化性のた
めに窒化珪素を添加するものであるが、これには耐剥離
性の対策は何もなされていない。特開平6−14496
6号は基材表面をブラスト加工するものである。
やコーティング層が粗粒子主体となるために、その製造
上及び使用上に制限があった。さらに、コーティング層
が粗粒過ぎると焼成物がこれに食い込みやすく、また基
材が粗粒だと強度が低下するといった問題があった。特
公平7−91135号は、アルミナと窒化珪素の含有量
を0.5〜10重量%とするものである。耐酸化性のた
めに窒化珪素を添加するものであるが、これには耐剥離
性の対策は何もなされていない。特開平6−14496
6号は基材表面をブラスト加工するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、SiCを
85重量%以上含む母材の表面の一部又は全面に、主成
分のAl2 O3 、MgO及びZrO2 のいずれか一種又
は二種以上を合量で80重量%以上と、添加成分のFe
2 O3 、TiO2 、BaO、SrO並びにZrO2 の安
定化剤として用いたものとは別のCaO及びMgOの中
から選択される一種又は二種以上を合量で0.5〜1
0.0重量%含むコーティング層(但し、コーティング
層の主成分と同種添加成分の選択は除く。)を形成した
ことを特徴とする焼成用道具材(請求項1)、コーティ
ング層が、粒径0.1mm以下の粒子の占める割合が50
重量%以上であることを特徴とする請求項1に記載の焼
成用道具材(請求項2)及びSiCを85重量%以上含
む原料を成形しこれを焼成して母材とし、この母材の表
面の一部又は全面に、主成分のZrO2 を80重量%以
上と、添加成分のFe2 O3 、TiO2 、BaO、Sr
O及びZrO2 の安定化剤として用いたものとは別のC
aO及びMgOの中から選択された一種又は二種以上を
合計で0.5〜10.0重量%含み、かつ粒径0.1mm
以下の粒子の占める割合が50重量%以上であるコーテ
ィング材を被覆し、これを乾燥し1300〜1550℃
の酸化雰囲気で焼成することを特徴とする焼成用道具材
の製造方法(請求項3)である。
85重量%以上含む母材の表面の一部又は全面に、主成
分のAl2 O3 、MgO及びZrO2 のいずれか一種又
は二種以上を合量で80重量%以上と、添加成分のFe
2 O3 、TiO2 、BaO、SrO並びにZrO2 の安
定化剤として用いたものとは別のCaO及びMgOの中
から選択される一種又は二種以上を合量で0.5〜1
0.0重量%含むコーティング層(但し、コーティング
層の主成分と同種添加成分の選択は除く。)を形成した
ことを特徴とする焼成用道具材(請求項1)、コーティ
ング層が、粒径0.1mm以下の粒子の占める割合が50
重量%以上であることを特徴とする請求項1に記載の焼
成用道具材(請求項2)及びSiCを85重量%以上含
む原料を成形しこれを焼成して母材とし、この母材の表
面の一部又は全面に、主成分のZrO2 を80重量%以
上と、添加成分のFe2 O3 、TiO2 、BaO、Sr
O及びZrO2 の安定化剤として用いたものとは別のC
aO及びMgOの中から選択された一種又は二種以上を
合計で0.5〜10.0重量%含み、かつ粒径0.1mm
以下の粒子の占める割合が50重量%以上であるコーテ
ィング材を被覆し、これを乾燥し1300〜1550℃
の酸化雰囲気で焼成することを特徴とする焼成用道具材
の製造方法(請求項3)である。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の焼成用道具材は、Si
Cを主成分とする母材表面の一部又は全面に、Fe2 O
3 、TiO2 、BaO、SrO、CaO,MgOなどの
微量の成分が添加されたコーティング層を被覆した焼成
用道具材である。
Cを主成分とする母材表面の一部又は全面に、Fe2 O
3 、TiO2 、BaO、SrO、CaO,MgOなどの
微量の成分が添加されたコーティング層を被覆した焼成
用道具材である。
【0008】ここに用いる母材の主成分はSiCとす
る。SiCは85重量%以上であることが好ましい。S
iCが85重量%未満では、母材中にSiO2 、アルカ
リ金属酸化物などの成分が相対的に増して、SiC基材
の特性が得られず好ましくない。
る。SiCは85重量%以上であることが好ましい。S
iCが85重量%未満では、母材中にSiO2 、アルカ
リ金属酸化物などの成分が相対的に増して、SiC基材
の特性が得られず好ましくない。
【0009】この発明の道具材は、上記の母材にコーテ
ィング層を形成したものであるが、ここにおけるコーテ
ィング層は母材の全面に形成したものであってもよい
が、被焼成物と接する部分など、母材の表面の一部に形
成したものであってもよい。
ィング層を形成したものであるが、ここにおけるコーテ
ィング層は母材の全面に形成したものであってもよい
が、被焼成物と接する部分など、母材の表面の一部に形
成したものであってもよい。
【0010】ここに用いるコーティング層は、その主成
分をAl2 O3 、MgO及びZrO2 のいずれか一種又
は二種以上とする。コーティング層主成分に用いられる
ZrO2 は、CaO、MgO、Y2 O3 のいずれかで安
定化された部分安定化ZrO2 の一種又は二種以上、こ
れらの部分安定化ZrO2 の一種又は二種以上と未安定
化ZrO2 との混合物、さらには未安定化ZrO2 だけ
であってもよい。コーティング層の主成分は、Al2 O
3 、MgO及びZrO2 のいずれか一種又は二種以上
で、これらを合量でコーティング層の中で80重量%以
上含有することが必要である。これが80重量%未満で
あると相対的に被焼成物と反応しやすいSiO2 、アル
カリ金属酸化物などの成分が増して好ましくない。
分をAl2 O3 、MgO及びZrO2 のいずれか一種又
は二種以上とする。コーティング層主成分に用いられる
ZrO2 は、CaO、MgO、Y2 O3 のいずれかで安
定化された部分安定化ZrO2 の一種又は二種以上、こ
れらの部分安定化ZrO2 の一種又は二種以上と未安定
化ZrO2 との混合物、さらには未安定化ZrO2 だけ
であってもよい。コーティング層の主成分は、Al2 O
3 、MgO及びZrO2 のいずれか一種又は二種以上
で、これらを合量でコーティング層の中で80重量%以
上含有することが必要である。これが80重量%未満で
あると相対的に被焼成物と反応しやすいSiO2 、アル
カリ金属酸化物などの成分が増して好ましくない。
【0011】コーティング層は、上記の主成分にFe2
O3 、TiO2 、BaO、SrOならびにZrO2 の安
定化剤として用いたものとは別のCaO又はMgOの中
から選択される一種又は二種以上の成分を添加したもの
とする。ここにおける添加成分の選択には、既に述べた
コーティング層の主成分と同一とならないようにする。
即ち、コーティング層主成分としてMgOを選択した場
合は、添加成分はMgOを選択しても効果がない。コー
ティング層主成分としてMgOを選択した場合は、添加
成分としてはMgO以外のFe2 O3 、TiO2 、Ba
O、SrO及びCaOの中の一種又は2種以上を選択し
なければならない。
O3 、TiO2 、BaO、SrOならびにZrO2 の安
定化剤として用いたものとは別のCaO又はMgOの中
から選択される一種又は二種以上の成分を添加したもの
とする。ここにおける添加成分の選択には、既に述べた
コーティング層の主成分と同一とならないようにする。
即ち、コーティング層主成分としてMgOを選択した場
合は、添加成分はMgOを選択しても効果がない。コー
ティング層主成分としてMgOを選択した場合は、添加
成分としてはMgO以外のFe2 O3 、TiO2 、Ba
O、SrO及びCaOの中の一種又は2種以上を選択し
なければならない。
【0012】ここにおける添加成分の含有量は、コーテ
ィング材中で0.5〜10.0重量%とする。これが
0.5重量%未満であると母材との結合強度が十分でな
く剥離したり、コーティング層の硬度や耐摩耗性が低く
良好な製品を得ることが出来ない。また、これが10重
量%を超えるとコーティング層自体が緻密化しすぎて、
焼付け時や使用時に剥離を生じたり、被焼成物と反応し
やすくなる。この添加成分の含有量については、被焼成
物の種類などによって上記範囲で最適な値を採用すれば
よい。例えば、Fe2 O3 ,BaO、TiO2 などは比
較的少量の含有でも効果を発揮する。MgO、SrOな
どは通常添加量を多くする。
ィング材中で0.5〜10.0重量%とする。これが
0.5重量%未満であると母材との結合強度が十分でな
く剥離したり、コーティング層の硬度や耐摩耗性が低く
良好な製品を得ることが出来ない。また、これが10重
量%を超えるとコーティング層自体が緻密化しすぎて、
焼付け時や使用時に剥離を生じたり、被焼成物と反応し
やすくなる。この添加成分の含有量については、被焼成
物の種類などによって上記範囲で最適な値を採用すれば
よい。例えば、Fe2 O3 ,BaO、TiO2 などは比
較的少量の含有でも効果を発揮する。MgO、SrOな
どは通常添加量を多くする。
【0013】この発明になる焼成用道具材のコーティン
グ層の主成分は、粒径が0.1mm以下の粒子の占める割
合が50重量%以上であることが好ましい。コーティン
グ層で、粒径0.1mm以下の粒子の占める割合が50重
量%未満であるとコーティング層自体の硬度が不足して
好ましくない。硬度を増すために添加成分の含有量を増
すことも考えられるが、被焼成物との反応を防止する観
点からしてその含有量も10.0重量%が限界である。
グ層の主成分は、粒径が0.1mm以下の粒子の占める割
合が50重量%以上であることが好ましい。コーティン
グ層で、粒径0.1mm以下の粒子の占める割合が50重
量%未満であるとコーティング層自体の硬度が不足して
好ましくない。硬度を増すために添加成分の含有量を増
すことも考えられるが、被焼成物との反応を防止する観
点からしてその含有量も10.0重量%が限界である。
【0014】本発明で好適に採用されるコーティング層
の主成分と添加成分の好ましい組合せは、被焼成物の種
類その他で決められるが、それらの幾つかを例示すると
次の通りである。例えば、以下の事例のように母材主成
分はSiC、コーティング層は主成分がAl2 O3 で、
添加成分はTiO2 を3.0重量%,BaOを2.0重
量%,CaOを1.0重量%としたもの、母材主成分は
SiC、コーティング層主成分はAl2 O3 で、添加成
分はFe2 O3 を2.0重量%、CaOを1.0重量%
としたもの、母材主成分はSiC、コーティング主成分
はAl2 O3 で、添加成分はFe2 O3 を2.0重量
%、TiO2 を1.0重量%,CaOを1.0重量%と
したもの、母材主成分はSiC、コーティング主成分は
未安定ZrO2 、添加成分はFe2 O3 を2.0重量
%、TiO2 を1.0重量%,CaOを1.0重量%と
したもの、母材主成分はSiC、コーティング主成分は
CaOで安定化した部分安定化ZrO2 、添加成分はF
e2 O3 を2.0重量%、TiO2 を1.0重量%,C
aOを1.0重量%としたもの、母材主成分はSiC、
コーティング主成分は未安定化ZrO2 とY2 O3 で安
定化した部分安定化ZrO2 で、添加成分はFe2 O3
を2.0重量%、TiO2 を1.0重量%,CaOを
1.0重量%としたものなどである。TiO2 とBaO
を同時に添加するときは、例えばBaTiO3 などの化
合物の形で添加してもよい。またBaCO3、SrCO3
、CaCO3 のように添加し、これを焼成したのちに
BaO、SrO、CaOのようになるもの等を用いても
よい。
の主成分と添加成分の好ましい組合せは、被焼成物の種
類その他で決められるが、それらの幾つかを例示すると
次の通りである。例えば、以下の事例のように母材主成
分はSiC、コーティング層は主成分がAl2 O3 で、
添加成分はTiO2 を3.0重量%,BaOを2.0重
量%,CaOを1.0重量%としたもの、母材主成分は
SiC、コーティング層主成分はAl2 O3 で、添加成
分はFe2 O3 を2.0重量%、CaOを1.0重量%
としたもの、母材主成分はSiC、コーティング主成分
はAl2 O3 で、添加成分はFe2 O3 を2.0重量
%、TiO2 を1.0重量%,CaOを1.0重量%と
したもの、母材主成分はSiC、コーティング主成分は
未安定ZrO2 、添加成分はFe2 O3 を2.0重量
%、TiO2 を1.0重量%,CaOを1.0重量%と
したもの、母材主成分はSiC、コーティング主成分は
CaOで安定化した部分安定化ZrO2 、添加成分はF
e2 O3 を2.0重量%、TiO2 を1.0重量%,C
aOを1.0重量%としたもの、母材主成分はSiC、
コーティング主成分は未安定化ZrO2 とY2 O3 で安
定化した部分安定化ZrO2 で、添加成分はFe2 O3
を2.0重量%、TiO2 を1.0重量%,CaOを
1.0重量%としたものなどである。TiO2 とBaO
を同時に添加するときは、例えばBaTiO3 などの化
合物の形で添加してもよい。またBaCO3、SrCO3
、CaCO3 のように添加し、これを焼成したのちに
BaO、SrO、CaOのようになるもの等を用いても
よい。
【0015】この発明で微量添加した添加成分の効果は
大きく、コーティング層と母材との接合強度を向上させ
るとともに特にコーティング自体の強度を著しく向上
し、その結果コーティング層の耐摩耗性を大きく向上さ
せる。このために、本発明の焼成用道具材を使用して、
加熱、冷却を繰り返してもコーティング層の摩耗、脱
粒、剥離は少なく耐用性は大幅に向上する。その理由は
必ずしも明らかではないが、次のように考えられる。
大きく、コーティング層と母材との接合強度を向上させ
るとともに特にコーティング自体の強度を著しく向上
し、その結果コーティング層の耐摩耗性を大きく向上さ
せる。このために、本発明の焼成用道具材を使用して、
加熱、冷却を繰り返してもコーティング層の摩耗、脱
粒、剥離は少なく耐用性は大幅に向上する。その理由は
必ずしも明らかではないが、次のように考えられる。
【0016】主成分をAl2 O3 、MgO及びZrO2
のいずれか一種又は二種以上とするコーティング層の中
に、Fe2 O3 、TiO2 、BaO、SrOその他の添
加成分を含有していると、このコーティング層を母材に
焼き付ける温度、例えば1500℃付近で、添加成分は
コーティング材中のAl2 O3 、MgO又はZrO2と
の間で、固相反応などによる化合物の生成或いは液相生
成の急激な進行が起こる。Al2 O3 とTiO2 の化合
物生成の場合、図1の状態図に示すように高温ではAl
2 TiO5 という化合物が存在するが、低温ではTiO
2 とαAl2 O3 に分解してしまう。しかし、本発明の
ように母材の表層で通常1mm前後のコーティング層が存
在する場合、コーティング層は母材内部に比較して早く
冷却され、高温でのみ安定とされている化合物が常温で
も存在しているものと思われる。こうした化合物の存在
がコーティング層の耐摩耗性向上に寄与しているものと
考えられる。
のいずれか一種又は二種以上とするコーティング層の中
に、Fe2 O3 、TiO2 、BaO、SrOその他の添
加成分を含有していると、このコーティング層を母材に
焼き付ける温度、例えば1500℃付近で、添加成分は
コーティング材中のAl2 O3 、MgO又はZrO2と
の間で、固相反応などによる化合物の生成或いは液相生
成の急激な進行が起こる。Al2 O3 とTiO2 の化合
物生成の場合、図1の状態図に示すように高温ではAl
2 TiO5 という化合物が存在するが、低温ではTiO
2 とαAl2 O3 に分解してしまう。しかし、本発明の
ように母材の表層で通常1mm前後のコーティング層が存
在する場合、コーティング層は母材内部に比較して早く
冷却され、高温でのみ安定とされている化合物が常温で
も存在しているものと思われる。こうした化合物の存在
がコーティング層の耐摩耗性向上に寄与しているものと
考えられる。
【0017】また、本発明はSiC母材へのコーティン
グ層の焼付(形成)を酸化雰囲気下で行っているので、
母材の表面がわずかに酸化してSiO2 となり、酸化物
系コーティング材や助材とは反応しやすくなり、そのた
め剥離し難くなるのではないかと思われる。
グ層の焼付(形成)を酸化雰囲気下で行っているので、
母材の表面がわずかに酸化してSiO2 となり、酸化物
系コーティング材や助材とは反応しやすくなり、そのた
め剥離し難くなるのではないかと思われる。
【0018】また液相生成の場合は、コーティング材中
の主成分のAl2 O3 、MgO及びZrO2 に対し、添
加成分のFe2 O3 、TiO2 等が含まれると、主成分
の粒子表面で一部液相を生成し、焼結助剤的な働きをす
るものと考えられる。従来のSiO2 、Na2 O、K2
O、B2 O3 などの低融点物質を生成しやすい化合物も
助剤的な働きをすることが知られているが、これらは被
焼成物と反応し易かったり、コーティング層の熱間での
特性を低下させるので好ましくない。これに対して、本
願発明で用いるコーティング層は被焼成物と反応し難く
また熱間での強度低下も少ない。
の主成分のAl2 O3 、MgO及びZrO2 に対し、添
加成分のFe2 O3 、TiO2 等が含まれると、主成分
の粒子表面で一部液相を生成し、焼結助剤的な働きをす
るものと考えられる。従来のSiO2 、Na2 O、K2
O、B2 O3 などの低融点物質を生成しやすい化合物も
助剤的な働きをすることが知られているが、これらは被
焼成物と反応し易かったり、コーティング層の熱間での
特性を低下させるので好ましくない。これに対して、本
願発明で用いるコーティング層は被焼成物と反応し難く
また熱間での強度低下も少ない。
【0019】本願の請求項2の発明は、請求項1の発明
において、コーティング層が粒径0.1mm以下の粒子の
占める割合が50重量%以上であるものである。これに
よってより一層緻密なコーティング層を持つ焼成用道具
材とすることが出来る。
において、コーティング層が粒径0.1mm以下の粒子の
占める割合が50重量%以上であるものである。これに
よってより一層緻密なコーティング層を持つ焼成用道具
材とすることが出来る。
【0020】本願の請求項3の発明は焼成用道具材の製
造方法の発明である。この発明で母材は、SiCを85
重量%以上とする原料である。これを所定の形状に成形
し焼成して得る。主成分のSiCが85重量%未満では
得られた母材中に、被焼成物と反応し易くまた耐ベンド
性を低下させるSiO2 やアルカリ金属酸化物などの成
分が相対的に増してきて好ましくない。母材の焼成温度
は1800℃以下とする。好ましくは1400〜175
0℃である。
造方法の発明である。この発明で母材は、SiCを85
重量%以上とする原料である。これを所定の形状に成形
し焼成して得る。主成分のSiCが85重量%未満では
得られた母材中に、被焼成物と反応し易くまた耐ベンド
性を低下させるSiO2 やアルカリ金属酸化物などの成
分が相対的に増してきて好ましくない。母材の焼成温度
は1800℃以下とする。好ましくは1400〜175
0℃である。
【0021】この母材表面の一部又は全面に、Al2 O
3 、MgO及びZrO2 のいずれか一種又は二種以上が
80重量%以上の主成分と、Fe2 O3 、TiO2 、B
aO、SrO及びZrO2 の安定化剤として用いたもの
とは別のCaO及びMgOの中から選択された一種又は
二種以上を合計で0.5〜10.0重量%を含む添加成
分からなり、かつ粒径0.1mm以下の粒子の占める割合
が50重量%以上のコーティング材を被覆する。
3 、MgO及びZrO2 のいずれか一種又は二種以上が
80重量%以上の主成分と、Fe2 O3 、TiO2 、B
aO、SrO及びZrO2 の安定化剤として用いたもの
とは別のCaO及びMgOの中から選択された一種又は
二種以上を合計で0.5〜10.0重量%を含む添加成
分からなり、かつ粒径0.1mm以下の粒子の占める割合
が50重量%以上のコーティング材を被覆する。
【0022】コーティング材原料に用いるZrO2 は、
未安定化ZrO2 の外に、CaO、MgO、Y2 O3 な
どで安定化した部分安定化ZrO2 の一種又は二種以
上、このれらの部分安定化ZrO2 と未安定化ZrO2
からなるものを用いることが出来る。添加成分は原料中
に含まれる不可避成分では効果なく、これとは別に添加
することが必要である。これらのコーティング材主成分
と添加成分を混合するには、両者が均一に分散するよう
にすることが重要であり、混合方法はボールミルによる
のが好ましい。コーティング材の原料は、粒径は、0.
1mm以下の粒子の占める割合が50重量%以上としてコ
ーティング層自体の硬度が不足しないようにすることが
好ましい。
未安定化ZrO2 の外に、CaO、MgO、Y2 O3 な
どで安定化した部分安定化ZrO2 の一種又は二種以
上、このれらの部分安定化ZrO2 と未安定化ZrO2
からなるものを用いることが出来る。添加成分は原料中
に含まれる不可避成分では効果なく、これとは別に添加
することが必要である。これらのコーティング材主成分
と添加成分を混合するには、両者が均一に分散するよう
にすることが重要であり、混合方法はボールミルによる
のが好ましい。コーティング材の原料は、粒径は、0.
1mm以下の粒子の占める割合が50重量%以上としてコ
ーティング層自体の硬度が不足しないようにすることが
好ましい。
【0023】母材にコーティング材を被覆するには、ス
ラリーの流し込み、吹き付けなどが採用され、その後こ
れを加熱して母材に焼き付けるが、この外にコーティン
グ材を母材に溶射してもよい。コーティング材の被覆厚
は従来の通常の焼成用道具材と同じでよく、例えば厚さ
0.2〜1mmである。ここにおける焼成温度はやや低め
でよく、1300〜1550℃の範囲でよい。好ましく
は1350〜1450℃である。これによって母材とコ
ーティング層との結合が強固で、焼成用治具として加
熱、冷却を繰り返してもコーティング層の摩耗、剥離の
少ない焼成用道具材を得ることが出来る。以下に実施例
をあげて更に説明する。
ラリーの流し込み、吹き付けなどが採用され、その後こ
れを加熱して母材に焼き付けるが、この外にコーティン
グ材を母材に溶射してもよい。コーティング材の被覆厚
は従来の通常の焼成用道具材と同じでよく、例えば厚さ
0.2〜1mmである。ここにおける焼成温度はやや低め
でよく、1300〜1550℃の範囲でよい。好ましく
は1350〜1450℃である。これによって母材とコ
ーティング層との結合が強固で、焼成用治具として加
熱、冷却を繰り返してもコーティング層の摩耗、剥離の
少ない焼成用道具材を得ることが出来る。以下に実施例
をあげて更に説明する。
【0024】
(実施例 No.1〜2、比較例 No.1〜2)実施例 No.1
は、純度99%のSiC粉末が96重量%、残部が粘土
の原料で、外形150mm×150mm×8mmの成形体を成
形した。これを1450℃で焼成して、表1に示す母材
を得た。一方、コーティング材は、純度99.9%のA
l2 O3 を97重量%とし、これに表1に示す添加材の
TiO2 を加えた。また、コーティング材は、0.1mm
以下の粒径の占める割合が60重量%の範囲とした。
は、純度99%のSiC粉末が96重量%、残部が粘土
の原料で、外形150mm×150mm×8mmの成形体を成
形した。これを1450℃で焼成して、表1に示す母材
を得た。一方、コーティング材は、純度99.9%のA
l2 O3 を97重量%とし、これに表1に示す添加材の
TiO2 を加えた。また、コーティング材は、0.1mm
以下の粒径の占める割合が60重量%の範囲とした。
【0025】コーティング材の主成分と添加材成分とは
ボールミルによって均一に混合し、この合量に水を25
〜40重量%加えてスラリーとし、前記の母材表面に流
し込み母材表面に厚さ1mmのコーティング層を形成し
た。その後これを100℃で乾燥した。次いでこれを電
気炉で1400〜1500℃に加熱して焼成用道具材を
得た。
ボールミルによって均一に混合し、この合量に水を25
〜40重量%加えてスラリーとし、前記の母材表面に流
し込み母材表面に厚さ1mmのコーティング層を形成し
た。その後これを100℃で乾燥した。次いでこれを電
気炉で1400〜1500℃に加熱して焼成用道具材を
得た。
【0026】実施例 No.2の焼成用道具材は、母材主成
分のSiCが90重量%のものである。コーティング材
は、表1に示すように純度99.9%のAl2 O3 に、
Fe2 O3 を2.0重量%、CaOを1.0重量%添加
して用いた。
分のSiCが90重量%のものである。コーティング材
は、表1に示すように純度99.9%のAl2 O3 に、
Fe2 O3 を2.0重量%、CaOを1.0重量%添加
して用いた。
【0027】得られた各焼成用道具材に、コンデンサ又
はフェライトの多数個を不規則に載置して繰り返し焼成
した。焼成温度はフェライトの場合は1250℃、セラ
ミックコンデンサの場合は1350℃とした。実施例の
焼成温度については、以下全て同様とした。さらに焼成
用道具材の評価としては、別に次のようにして行った。
はフェライトの多数個を不規則に載置して繰り返し焼成
した。焼成温度はフェライトの場合は1250℃、セラ
ミックコンデンサの場合は1350℃とした。実施例の
焼成温度については、以下全て同様とした。さらに焼成
用道具材の評価としては、別に次のようにして行った。
【0028】まず、実施例で得られた各焼成用道具材と
同じ材料で作製した試験片(板状)でコーティングの焼
付け直後のコーティング層の耐摩耗性(比摩耗量)を調
べた。また、上記の焼成温度と同じ温度で焼成用道具材
を加熱したのち常温まで冷却する加熱冷却のサイクル
を、10回繰り返した場合の耐摩耗性も調べた。
同じ材料で作製した試験片(板状)でコーティングの焼
付け直後のコーティング層の耐摩耗性(比摩耗量)を調
べた。また、上記の焼成温度と同じ温度で焼成用道具材
を加熱したのち常温まで冷却する加熱冷却のサイクル
を、10回繰り返した場合の耐摩耗性も調べた。
【0029】なお、耐摩耗性試験は、図2に示すような
試験装置を用いて行った。図2に示す装置は、固定盤1
の上に回転自在な回転盤2を載置し、この回転盤2に回
転軸3を連結して回転可能にしたものである。回転盤2
の上に試験片9を載せこれを試験片保持板4でおさえ固
定ビス5で固定し、この状態で試験片9の上からピン6
を押しつけながら試験片9を回転させ摩耗量を測定した
ものである。図2で7はピン保持具、8はロードセルで
ある。試験のその他の条件は次の通りである。耐摩耗性
(比摩耗量)の試験の結果を表1に示した。
試験装置を用いて行った。図2に示す装置は、固定盤1
の上に回転自在な回転盤2を載置し、この回転盤2に回
転軸3を連結して回転可能にしたものである。回転盤2
の上に試験片9を載せこれを試験片保持板4でおさえ固
定ビス5で固定し、この状態で試験片9の上からピン6
を押しつけながら試験片9を回転させ摩耗量を測定した
ものである。図2で7はピン保持具、8はロードセルで
ある。試験のその他の条件は次の通りである。耐摩耗性
(比摩耗量)の試験の結果を表1に示した。
【0030】 試験片形状 100φ×15mm ピン 20φ(TiB2 ) 押付け荷重 2kgf (0.6kgf/cm2 ) 摺動速度 21cm/sec(100r.p.m. ) 摺動距離 2500cm 摩耗量 試験前後での重量減少量 さらに、焼成用道具材を繰り返し焼成に使用し、焼成用
道具材のコーティング層が母材より剥離するまでに焼成
した回数を調べた。この実験ではコーティング層が母材
より剥離した段階で実験を中止した。この結果も表1に
示した。表中で被焼成物との関係は、被焼成物の種類、
焼成後の焼成用道具材の状態などを示した。
道具材のコーティング層が母材より剥離するまでに焼成
した回数を調べた。この実験ではコーティング層が母材
より剥離した段階で実験を中止した。この結果も表1に
示した。表中で被焼成物との関係は、被焼成物の種類、
焼成後の焼成用道具材の状態などを示した。
【0031】また、表1には比較例1及び2も示した。
この比較例1及び2は、母材主成分、コーティング材主
成分、コーティング材成分の中の0.1mm以下の粒子割
合は、それぞれ表1に示したようにし、コーティング材
に添加成分を加えないものである。
この比較例1及び2は、母材主成分、コーティング材主
成分、コーティング材成分の中の0.1mm以下の粒子割
合は、それぞれ表1に示したようにし、コーティング材
に添加成分を加えないものである。
【0032】
【表1】
【0033】表1に示すように、この発明の焼成用道具
材は、コーティング層を母材にコーティングして焼成し
た直後の耐摩耗性が極めて良好である。また、この発明
によると加熱サイクルによるテストでの、コーティング
層の剥離までの回数、コーティング層の亀裂までの回数
も多く、母材の上に良好なコーティング層が形成されて
いることが分かる。これはコーティング材の添加成分に
TiO2 、同じく添加成分にFe2 O3 とCaOのいず
れの場合でも同様である。また、こうしたコーティング
材の添加成分の含有量についても、2.0重量%、3.
0重量%の少量で優れた効果の得られる。
材は、コーティング層を母材にコーティングして焼成し
た直後の耐摩耗性が極めて良好である。また、この発明
によると加熱サイクルによるテストでの、コーティング
層の剥離までの回数、コーティング層の亀裂までの回数
も多く、母材の上に良好なコーティング層が形成されて
いることが分かる。これはコーティング材の添加成分に
TiO2 、同じく添加成分にFe2 O3 とCaOのいず
れの場合でも同様である。また、こうしたコーティング
材の添加成分の含有量についても、2.0重量%、3.
0重量%の少量で優れた効果の得られる。
【0034】比較例 No.1及び No.2に示すように、コ
ーティング材に添加成分を何ら添加しないものは、耐摩
耗性試験での摩耗量が多くなり、また被焼成物のコンデ
ンサの表面にコート材の粒子が付着して、焼成用道具材
が使用不可能となることが分かる。
ーティング材に添加成分を何ら添加しないものは、耐摩
耗性試験での摩耗量が多くなり、また被焼成物のコンデ
ンサの表面にコート材の粒子が付着して、焼成用道具材
が使用不可能となることが分かる。
【0035】(実施例 No.3〜11)実施例 No.1〜2
と同様にして表2に示す各種成分の焼成用道具材を得
た。即ち、実施例 No.3〜11は、母材主成分をSiC
とし、コーティング材中の主成分はAl2 O3 とした。
と同様にして表2に示す各種成分の焼成用道具材を得
た。即ち、実施例 No.3〜11は、母材主成分をSiC
とし、コーティング材中の主成分はAl2 O3 とした。
【0036】添加成分は、実施例3でTiO2 が3.0
重量%,BaOが2.0重量%、実施例4でTiO2 が
3.0重量%,BaOが2.0重量%,CaOが1.0
重量%、実施例5でTiO2 が3.0重量%,SrOが
2.0重量%,CaOが1.0重量%、実施例6でTi
O2 が3.0重量%,CaOが2.0重量%、実施例7
でTiO2 が3.0重量%,MgOが2.0重量%、実
施例8でTiO2 が3.0重量%,SrOが2.0重量
%、実施例9でFe2 O3 が2.0重量%,CaOが
1.0重量%、実施例10でFe2 O3 が2.0重量
%,TiO2 が1.0重量%、実施例11でFe2 O3
が2.0重量%,TiO2 が1.0重量%,CaOが
1.0重量%である。
重量%,BaOが2.0重量%、実施例4でTiO2 が
3.0重量%,BaOが2.0重量%,CaOが1.0
重量%、実施例5でTiO2 が3.0重量%,SrOが
2.0重量%,CaOが1.0重量%、実施例6でTi
O2 が3.0重量%,CaOが2.0重量%、実施例7
でTiO2 が3.0重量%,MgOが2.0重量%、実
施例8でTiO2 が3.0重量%,SrOが2.0重量
%、実施例9でFe2 O3 が2.0重量%,CaOが
1.0重量%、実施例10でFe2 O3 が2.0重量
%,TiO2 が1.0重量%、実施例11でFe2 O3
が2.0重量%,TiO2 が1.0重量%,CaOが
1.0重量%である。
【0037】表2に示すように、これらの焼成用道具材
はコンデンサ又はフェライトの焼成に多数回使用できる
優れたものである。即ち、焼き付け後の比摩耗量及び加
熱サイクル10回での比摩耗量の値はいずれも小さく、
またコーティング層剥離までの回数は多い。
はコンデンサ又はフェライトの焼成に多数回使用できる
優れたものである。即ち、焼き付け後の比摩耗量及び加
熱サイクル10回での比摩耗量の値はいずれも小さく、
またコーティング層剥離までの回数は多い。
【0038】
【表2】
【0039】(実施例 No.12〜19)実施例 No.1〜
2と同様にして表3に示す各種成分の焼成用道具材を得
た。これらの実施例では、母材主成分をSiCとしコー
ティング材中の主成分は未安定ZrO2 (ZrO2 −
N)としたものである。
2と同様にして表3に示す各種成分の焼成用道具材を得
た。これらの実施例では、母材主成分をSiCとしコー
ティング材中の主成分は未安定ZrO2 (ZrO2 −
N)としたものである。
【0040】添加成分は、実施例12でTiO2 が3.
0重量%,BaOが2.0重量%、実施例13でTiO
2 が3.0重量%,BaOが2.0重量%,CaOが
1.0重量%、実施例14でTiO2 が3.0重量%,
SrOが2.0重量%,CaOが1.0重量%、実施例
15でTiO2 が3.0重量%,CaOが2.0重量
%、実施例16でTiO2 がが3.0重量%,MgOが
2.0重量%、実施例17でTiO2 が3.0重量%,
SrOが2.0重量%、実施例18でFe2 O3 が2.
0重量%,TiO2 が1.0重量%、実施例19で、F
e2 O3 が2.0重量%,TiO2 が1.0重量%,C
aOが1.0%である。
0重量%,BaOが2.0重量%、実施例13でTiO
2 が3.0重量%,BaOが2.0重量%,CaOが
1.0重量%、実施例14でTiO2 が3.0重量%,
SrOが2.0重量%,CaOが1.0重量%、実施例
15でTiO2 が3.0重量%,CaOが2.0重量
%、実施例16でTiO2 がが3.0重量%,MgOが
2.0重量%、実施例17でTiO2 が3.0重量%,
SrOが2.0重量%、実施例18でFe2 O3 が2.
0重量%,TiO2 が1.0重量%、実施例19で、F
e2 O3 が2.0重量%,TiO2 が1.0重量%,C
aOが1.0%である。
【0041】表3に示すように、これらの焼成用道具材
はコンデンサの焼成に多数回使用できる。実施例19の
場合は104回の使用ができた。即ち、焼き付け後の比
摩耗量及び加熱サイクル10回での比摩耗量の値はいず
れも小さく、またコーティング層剥離までの回数は多
い。
はコンデンサの焼成に多数回使用できる。実施例19の
場合は104回の使用ができた。即ち、焼き付け後の比
摩耗量及び加熱サイクル10回での比摩耗量の値はいず
れも小さく、またコーティング層剥離までの回数は多
い。
【0042】
【表3】
【0043】(実施例 No.20〜27)実施例 No.1〜
2と同様にして表4に示す各種成分の焼成用道具材を得
た。実施例 No.20〜27は、CaOで安定化した部分
安定化ZrO2 (ZrO2 −C)をコーティング材成分
の主成分とするものである。
2と同様にして表4に示す各種成分の焼成用道具材を得
た。実施例 No.20〜27は、CaOで安定化した部分
安定化ZrO2 (ZrO2 −C)をコーティング材成分
の主成分とするものである。
【0044】添加成分は、実施例20でTiO2 が3.
0重量%,BaOが2.0重量%、実施例21でTiO
2 が3.0重量%,BaOが2.0重量%,CaOが
1.0重量%、実施例22でTiO2 が3.0重量%,
SrOが2.0重量%,CaOが1.0重量%、実施例
23でTiO2 が3.0重量%,CaOが2.0重量
%、実施例24でTiO2 がが3.0重量%,MgOが
2.0重量%、実施例25でTiO2 が3.0重量%,
SrOが2.0重量%、実施例26でFe2 O3 が2.
0重量%,TiO2 が1.0重量%、実施例27で、F
e2 O3 が2.0重量%,TiO2 が1.0重量%,C
aOが1.0%である。
0重量%,BaOが2.0重量%、実施例21でTiO
2 が3.0重量%,BaOが2.0重量%,CaOが
1.0重量%、実施例22でTiO2 が3.0重量%,
SrOが2.0重量%,CaOが1.0重量%、実施例
23でTiO2 が3.0重量%,CaOが2.0重量
%、実施例24でTiO2 がが3.0重量%,MgOが
2.0重量%、実施例25でTiO2 が3.0重量%,
SrOが2.0重量%、実施例26でFe2 O3 が2.
0重量%,TiO2 が1.0重量%、実施例27で、F
e2 O3 が2.0重量%,TiO2 が1.0重量%,C
aOが1.0%である。
【0045】表4に示すように、これらの焼成用道具材
はコンデンサの焼成に多数回使用できる。即ち、焼き付
け後の比摩耗量及び加熱サイクル10回での比摩耗量の
値はいずれも小さく、またコーティング層剥離までの回
数が多い。
はコンデンサの焼成に多数回使用できる。即ち、焼き付
け後の比摩耗量及び加熱サイクル10回での比摩耗量の
値はいずれも小さく、またコーティング層剥離までの回
数が多い。
【0046】
【表4】
【0047】(実施例 No.28〜32)実施例 No.1〜
2と同様にして表5に示す各種成分の焼成用道具材を得
た。表5に示すように、実施例 No.28〜32はいずれ
も母材主成分をジルコニアの2成分系とするものであ
る。即ち、未安定ジルコニア(ZrO2 −N)、CaO
によって安定化された部分安定化ジルコニア(ZrO2
−C)、イットリアによって安定化された部分安定化ジ
ルコニア(ZrO2 −Y)の中のいずれかを2つ組み合
わせたものである。また、添加成分はいずれも3種を併
用したものである。
2と同様にして表5に示す各種成分の焼成用道具材を得
た。表5に示すように、実施例 No.28〜32はいずれ
も母材主成分をジルコニアの2成分系とするものであ
る。即ち、未安定ジルコニア(ZrO2 −N)、CaO
によって安定化された部分安定化ジルコニア(ZrO2
−C)、イットリアによって安定化された部分安定化ジ
ルコニア(ZrO2 −Y)の中のいずれかを2つ組み合
わせたものである。また、添加成分はいずれも3種を併
用したものである。
【0048】即ち、実施例28で添加成分はFe2 O3
が2.0重量%,TiO2 が1.0重量%,CaOが
1.0重量%、実施例29で添加成分はFe2 O3 が
2.0重量%,TiO2 が1.0重量%,CaOが1.
0重量%、実施例30で添加成分はFe2 O3 が2.0
重量%,TiO2 が1.0重量%,CaOが1.0重量
%、実施例31で添加成分はTiO2 が3.0重量%,
BaOが2.0重量%,CaOが1.0重量%、実施例
32で添加成分はTiO2 が3.0重量%,BaOが
2.0重量%,CaOが1.0重量%使用するものであ
る。
が2.0重量%,TiO2 が1.0重量%,CaOが
1.0重量%、実施例29で添加成分はFe2 O3 が
2.0重量%,TiO2 が1.0重量%,CaOが1.
0重量%、実施例30で添加成分はFe2 O3 が2.0
重量%,TiO2 が1.0重量%,CaOが1.0重量
%、実施例31で添加成分はTiO2 が3.0重量%,
BaOが2.0重量%,CaOが1.0重量%、実施例
32で添加成分はTiO2 が3.0重量%,BaOが
2.0重量%,CaOが1.0重量%使用するものであ
る。
【0049】表5に示すように、これらの焼成用道具材
はコンデンサの焼成に多数回使用できる。即ち、焼き付
け後の比摩耗量及び加熱サイクル10回での比摩耗量の
値はいずれも小さく、またコーティング層剥離までの回
数が多い。
はコンデンサの焼成に多数回使用できる。即ち、焼き付
け後の比摩耗量及び加熱サイクル10回での比摩耗量の
値はいずれも小さく、またコーティング層剥離までの回
数が多い。
【0050】
【表5】
【0051】(実施例 No.33〜37)実施例 No.1〜
2と同様にして表6に示す各種成分の焼成用治具を得
た。これらの実施例は、いずれも母材主成分をSiCと
して、コーティング材主成分は実施例33がMgOを、
実施例34がMgOとAl2 O3 を主成分としたもので
ある。添加成分は、実施例33及び34でTiO2 が
3.0重量%,BaOが2.0重量%,CaOが1.0
重量%である。実施例35はコーティング材主成分がA
l2 O3 、実施例36及び37はコーティング材主成分
が未安定ZrO2 である。添加成分は、実施例35でT
iO2 が3.0重量%,BaO2.0重量%、実施例3
6でBaOが2.0重量%、実施例37でCaOが2.
0重量%である。これらの実施例の焼成用道具材は表6
に示すように加熱サイクルの試験で優れた評価が得られ
ている。
2と同様にして表6に示す各種成分の焼成用治具を得
た。これらの実施例は、いずれも母材主成分をSiCと
して、コーティング材主成分は実施例33がMgOを、
実施例34がMgOとAl2 O3 を主成分としたもので
ある。添加成分は、実施例33及び34でTiO2 が
3.0重量%,BaOが2.0重量%,CaOが1.0
重量%である。実施例35はコーティング材主成分がA
l2 O3 、実施例36及び37はコーティング材主成分
が未安定ZrO2 である。添加成分は、実施例35でT
iO2 が3.0重量%,BaO2.0重量%、実施例3
6でBaOが2.0重量%、実施例37でCaOが2.
0重量%である。これらの実施例の焼成用道具材は表6
に示すように加熱サイクルの試験で優れた評価が得られ
ている。
【0052】
【表6】
【0053】(実施例 No.38及び39、比較例3〜
5)実施例38及び39はいずれもコーティング材主成
分を未安定化ZrO2 として、添加成分として実施例3
8はSrO、実施例39はFe2 O3 を用いるものであ
る。比較例3〜4は、表6の実施例33〜34と母材主
成分が同じで、コーティング材成分もほぼ同じである
が、コーティング材に添加成分が添加されていないもの
である。比較例5は母材主成分にSiC80重量%のも
のを用いたものである。この比較例のものを用いて焼成
した被焼成物のコンデンサは使用不能であった。
5)実施例38及び39はいずれもコーティング材主成
分を未安定化ZrO2 として、添加成分として実施例3
8はSrO、実施例39はFe2 O3 を用いるものであ
る。比較例3〜4は、表6の実施例33〜34と母材主
成分が同じで、コーティング材成分もほぼ同じである
が、コーティング材に添加成分が添加されていないもの
である。比較例5は母材主成分にSiC80重量%のも
のを用いたものである。この比較例のものを用いて焼成
した被焼成物のコンデンサは使用不能であった。
【0054】
【表7】
【0055】
【発明の効果】以上にように、この発明によれば焼成用
道具材においては、コーティング層自体の強度及びコー
ティング層と母材との接合強度を著しく向上してコーテ
ィング層の耐摩耗性を大きく向上させることが出来る。
そのため、本発明の道具材を繰り返して加熱冷却に使用
してもコーティング層の摩耗や剥離を少なくすることが
できて、その耐用性を大きく延ばすことができるように
なった。
道具材においては、コーティング層自体の強度及びコー
ティング層と母材との接合強度を著しく向上してコーテ
ィング層の耐摩耗性を大きく向上させることが出来る。
そのため、本発明の道具材を繰り返して加熱冷却に使用
してもコーティング層の摩耗や剥離を少なくすることが
できて、その耐用性を大きく延ばすことができるように
なった。
【図1】Al2 O3 −TiO2 の状態説明図。
【図2】この発明によって得られるセラミック材の耐摩
耗性の試験を行う実験装置の説明図。
耗性の試験を行う実験装置の説明図。
1…固定盤、2…回転盤、3…回転軸、4…試験片保持
板、6…ピン、7…ピン保持具、8…ロードセル、9…
試験片。
板、6…ピン、7…ピン保持具、8…ロードセル、9…
試験片。
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 利幸 愛知県刈谷市小垣江町南藤1番地 東芝セ ラミックス株式会社刈谷製造所内
Claims (3)
- 【請求項1】 SiCを85重量%以上含む母材の表面
の一部又は全面に、主成分のAl2 O3 、MgO及びZ
rO2 のいずれか一種又は二種以上を合量で80重量%
以上と、添加成分のFe2 O3 、TiO2 、BaO、S
rO並びにZrO2 の安定化剤として用いたものとは別
のCaO及びMgOの中から選択される一種又は二種以
上を合量で0.5〜10.0重量%含むコーティング層
(但し、コーティング層の主成分と同種添加成分の選択
は除く。)を形成したことを特徴とする焼成用道具材。 - 【請求項2】 コーティング層が、粒径0.1mm以下の
粒子の占める割合が50重量%以上であることを特徴と
する請求項1に記載の焼成用道具材。 - 【請求項3】 SiCを85重量%以上含む原料を成形
しこれを焼成して母材とし、この母材の表面の一部又は
全面に、主成分のZrO2 を80重量%以上と、添加成
分のFe2 O3 、TiO2 、BaO、SrO及びZrO
2 の安定化剤として用いたものとは別のCaO及びMg
Oの中から選択された一種又は二種以上を合計で0.5
〜10.0重量%含み、かつ粒径0.1mm以下の粒子の
占める割合が50重量%以上であるコーティング材を被
覆し、これを乾燥し1300〜1550℃の酸化雰囲気
で焼成することを特徴とする焼成用道具材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8161920A JPH107469A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 焼成用道具材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8161920A JPH107469A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 焼成用道具材及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH107469A true JPH107469A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15744550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8161920A Pending JPH107469A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 焼成用道具材及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH107469A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4784885A (en) * | 1986-08-29 | 1988-11-15 | R. J. Reynolds Tobacco Company | Peelable film laminate |
-
1996
- 1996-06-21 JP JP8161920A patent/JPH107469A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4784885A (en) * | 1986-08-29 | 1988-11-15 | R. J. Reynolds Tobacco Company | Peelable film laminate |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3579155B2 (ja) | 焼成用道具材 | |
| JPH107469A (ja) | 焼成用道具材及びその製造方法 | |
| JP5438345B2 (ja) | 焼成用治具 | |
| JPH11263671A (ja) | 焼成用道具材 | |
| JP2002316877A (ja) | 電子部品用焼成治具 | |
| WO2005095303A1 (ja) | 電子部品焼成用治具 | |
| JP4116593B2 (ja) | 焼成用道具材 | |
| JP2019174090A (ja) | 焼成用セッター | |
| JPH0328396B2 (ja) | ||
| JP3936007B2 (ja) | 焼成治具 | |
| JP3413146B2 (ja) | 電子部品焼成用材料 | |
| JP2000247752A (ja) | 反応と剥離を抑制した電子部品焼成用治具 | |
| JP4255671B2 (ja) | 電子部品焼成用治具 | |
| KR100549030B1 (ko) | 전자부품 소성용 재료 및 지그 | |
| JP3643022B2 (ja) | 電子部品焼成用治具 | |
| JP4054098B2 (ja) | 焼成治具 | |
| JP2818113B2 (ja) | 焼成用治具 | |
| JP2593663B2 (ja) | 電子部品焼成用治具 | |
| JP4053784B2 (ja) | ジルコニア質焼成用治具及びその製造方法 | |
| JP2000327433A (ja) | 焼成用道具材 | |
| JP2003048775A (ja) | 半導電性ジルコニア焼結体及びその製造方法 | |
| JP4277950B2 (ja) | 電子部品焼成用治具 | |
| JP2002362986A (ja) | 電子セラミックス焼成用道具材の製造方法 | |
| KR19980081190A (ko) | 소성용 도구재 | |
| JP2002060277A (ja) | コーティング層を有するセラミックス焼成用道具材 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050113 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050517 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050927 |