JPH107493A - シリコン半導体基板および太陽電池用基板の製造方法 - Google Patents
シリコン半導体基板および太陽電池用基板の製造方法Info
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- JPH107493A JPH107493A JP8160002A JP16000296A JPH107493A JP H107493 A JPH107493 A JP H107493A JP 8160002 A JP8160002 A JP 8160002A JP 16000296 A JP16000296 A JP 16000296A JP H107493 A JPH107493 A JP H107493A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
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- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 結晶の方向性が揃った廉価に製造することが
できるシリコン半導体基板の製造方法および太陽電池用
基板の製造方法を提供する。 【解決手段】 るつぼ9の底面に、角形で表面の軸方向
が[100]である種結晶20を隙間なく配置し、るつ
ぼ9に半導体材料19を装入して種結晶20を融解させ
ないように半導体材料19を融解する。半導体材料19
の融解後は、るつぼ9の側面温度が底部の下面温度を下
回らないように制御しつつ半導体材料19を凝固させ、
るつぼ9の底面全面から上方に向けて結晶の方向性の揃
った半導体結晶を作成し、凝固した結晶を予め定める厚
さに切り出して半導体基板を製造する。
できるシリコン半導体基板の製造方法および太陽電池用
基板の製造方法を提供する。 【解決手段】 るつぼ9の底面に、角形で表面の軸方向
が[100]である種結晶20を隙間なく配置し、るつ
ぼ9に半導体材料19を装入して種結晶20を融解させ
ないように半導体材料19を融解する。半導体材料19
の融解後は、るつぼ9の側面温度が底部の下面温度を下
回らないように制御しつつ半導体材料19を凝固させ、
るつぼ9の底面全面から上方に向けて結晶の方向性の揃
った半導体結晶を作成し、凝固した結晶を予め定める厚
さに切り出して半導体基板を製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単結晶に限りなく
近い結晶の方向性が揃ったシリコン半導体基板の製造方
法および太陽電池用基板の製造方法に関する。
近い結晶の方向性が揃ったシリコン半導体基板の製造方
法および太陽電池用基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般的に、太陽電池の材料として実
用化されているものは、ほとんどがシリコンであり、さ
らに電力供給用の高効率の太陽電池としては単結晶シリ
コンが主流である。太陽電池用基板に加工される単結晶
シリコン基板は、IC(集積回路)が形成される基板な
どと同じくCZ法(チョコラルスキ法)によって製造さ
れるのが一般的である。しかしながら、CZ法で太陽電
池用基板を作成すると基板の製造コストが高くなり、太
陽電池の製造コストを上昇させることとなる。
用化されているものは、ほとんどがシリコンであり、さ
らに電力供給用の高効率の太陽電池としては単結晶シリ
コンが主流である。太陽電池用基板に加工される単結晶
シリコン基板は、IC(集積回路)が形成される基板な
どと同じくCZ法(チョコラルスキ法)によって製造さ
れるのが一般的である。しかしながら、CZ法で太陽電
池用基板を作成すると基板の製造コストが高くなり、太
陽電池の製造コストを上昇させることとなる。
【0003】現在行われている太陽電池を作成する際の
製造コストを削減する方法としては、製造コストが高く
なる単結晶シリコン基板を用いずに、多結晶シリコンに
よる基板を用いて太陽電池を作成する方法が用いられて
いる。
製造コストを削減する方法としては、製造コストが高く
なる単結晶シリコン基板を用いずに、多結晶シリコンに
よる基板を用いて太陽電池を作成する方法が用いられて
いる。
【0004】低コストで多結晶シリコン基板を製造する
方法としてキャスト法がある。キャスト法とは、シリカ
るつぼに入れた固体シリコンを加熱炉内で融解させ、融
解したシリコンを黒鉛るつぼに鋳込んで多結晶シリコン
を作成する方法である。
方法としてキャスト法がある。キャスト法とは、シリカ
るつぼに入れた固体シリコンを加熱炉内で融解させ、融
解したシリコンを黒鉛るつぼに鋳込んで多結晶シリコン
を作成する方法である。
【0005】前記キャスト法は、現在種々の改良が施さ
れて実施されている。米国クリスタルシステムズ社のH
EM法(Heat Exchange Method)では、真空中に配置し
たシリカるつぼ内でシリコンを融解させ、シリカるつぼ
内で徐冷して固めて多結晶のシリコン基板を製造する。
れて実施されている。米国クリスタルシステムズ社のH
EM法(Heat Exchange Method)では、真空中に配置し
たシリカるつぼ内でシリコンを融解させ、シリカるつぼ
内で徐冷して固めて多結晶のシリコン基板を製造する。
【0006】キャスト法の問題点の1つとして、るつぼ
からの汚染がある。るつぼから溶出す鉄や銅などの金属
はライフタイムキラーとなり、基板の特性を劣化させ
る。また、るつぼ材として石英(SiO2)ガラスを使
った場合にはシリコン結晶中の酸素濃度が上昇し、るつ
ぼ材としてグラファイトを使った場合には炭素濃度が上
昇する。酸素および炭素も基板の特性に大きく影響す
る。住友シスチック社では、るつぼからの汚染を防止す
るために、るつぼを使用しない電磁キャスト法を研究し
ている。電磁キャスト法では、シリコンの周囲にコイル
ヒータを配置し、コイルヒータからの熱によってシリコ
ンを融解させるとともに、コイルヒータから発生させる
磁界で融けたシリコンを保持し、徐々に冷却して固化さ
せることによってシリコン多結晶基板を製造する。
からの汚染がある。るつぼから溶出す鉄や銅などの金属
はライフタイムキラーとなり、基板の特性を劣化させ
る。また、るつぼ材として石英(SiO2)ガラスを使
った場合にはシリコン結晶中の酸素濃度が上昇し、るつ
ぼ材としてグラファイトを使った場合には炭素濃度が上
昇する。酸素および炭素も基板の特性に大きく影響す
る。住友シスチック社では、るつぼからの汚染を防止す
るために、るつぼを使用しない電磁キャスト法を研究し
ている。電磁キャスト法では、シリコンの周囲にコイル
ヒータを配置し、コイルヒータからの熱によってシリコ
ンを融解させるとともに、コイルヒータから発生させる
磁界で融けたシリコンを保持し、徐々に冷却して固化さ
せることによってシリコン多結晶基板を製造する。
【0007】しかしながら、これらの方法によって作成
される基板は、あくまで多結晶基板であり、太陽電池と
してもちいる場合単結晶基板並みの変換効率を得ること
ができない。前記キャスト法を用いて単結晶に近い基板
を製造する方法として、種結晶を用いて結晶を作成する
方法がある。
される基板は、あくまで多結晶基板であり、太陽電池と
してもちいる場合単結晶基板並みの変換効率を得ること
ができない。前記キャスト法を用いて単結晶に近い基板
を製造する方法として、種結晶を用いて結晶を作成する
方法がある。
【0008】図14は、種結晶を用いてシリコン半導体
基板を製造する際のるつぼ71の内部を示す斜視図であ
る。るつぼ71の底部の上面である底面に、[100]
の結晶軸を有する円形の単結晶である種結晶72を配置
している。種結晶72が底面に配置されたるつぼ71に
半導体材料を装入して、るつぼ71各部の温度を精密に
制御することによって、種結晶72を融解させずに半導
体材料のみを融解させ、種結晶表面の軸方向[100]
に沿って結晶をるつぼ71の底面から上方に向けて成長
させる。
基板を製造する際のるつぼ71の内部を示す斜視図であ
る。るつぼ71の底部の上面である底面に、[100]
の結晶軸を有する円形の単結晶である種結晶72を配置
している。種結晶72が底面に配置されたるつぼ71に
半導体材料を装入して、るつぼ71各部の温度を精密に
制御することによって、種結晶72を融解させずに半導
体材料のみを融解させ、種結晶表面の軸方向[100]
に沿って結晶をるつぼ71の底面から上方に向けて成長
させる。
【0009】図15は、るつぼ71内で凝固されたシリ
コンインゴット73を示す。図15(1)はインゴット
73の斜視図であり、図15(2)は図15(1)に示
す切断面線XV−XVから見たインゴット73の断面図
である。インゴット73は、種結晶72を起点として単
結晶である領域74が、るつぼ71の底面側から上方に
向けて成長している。
コンインゴット73を示す。図15(1)はインゴット
73の斜視図であり、図15(2)は図15(1)に示
す切断面線XV−XVから見たインゴット73の断面図
である。インゴット73は、種結晶72を起点として単
結晶である領域74が、るつぼ71の底面側から上方に
向けて成長している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】るつぼ底面に種結晶を
配置して結晶を成長させる方法では、種結晶72を敷い
ていない底面部分からは多結晶である領域75が成長
し、多結晶領域75によって単結晶領域74の成長が阻
害され、上方に行くに従って単結晶の領域が小さくな
る。したがって、比較的大きな単結晶は得られるもの
の、製造される基板のほぼ全域にわたってより大きな単
結晶を形成することはできない。
配置して結晶を成長させる方法では、種結晶72を敷い
ていない底面部分からは多結晶である領域75が成長
し、多結晶領域75によって単結晶領域74の成長が阻
害され、上方に行くに従って単結晶の領域が小さくな
る。したがって、比較的大きな単結晶は得られるもの
の、製造される基板のほぼ全域にわたってより大きな単
結晶を形成することはできない。
【0011】単結晶基板(結晶軸[100])では、そ
の結晶性を利用して、テクスチャエッチングを行うこと
によって、受光面側全面にわたって微細なピラミッド状
の凹凸を形成し、表面反射によるエネルギー損失を抑え
ている。しかしながら、多結晶基板では表面に種々の結
晶軸が混在し、結晶の方向性が揃っていないので、微細
なピラミッド状の凹凸を均一に基板全面にわたって形成
することができない。微細なピラミッド状の凹凸を形成
することができないので、表面反射によるエネルギー損
失を抑えることができず、光電流の量が低下することと
なる。
の結晶性を利用して、テクスチャエッチングを行うこと
によって、受光面側全面にわたって微細なピラミッド状
の凹凸を形成し、表面反射によるエネルギー損失を抑え
ている。しかしながら、多結晶基板では表面に種々の結
晶軸が混在し、結晶の方向性が揃っていないので、微細
なピラミッド状の凹凸を均一に基板全面にわたって形成
することができない。微細なピラミッド状の凹凸を形成
することができないので、表面反射によるエネルギー損
失を抑えることができず、光電流の量が低下することと
なる。
【0012】本発明の目的は、結晶の方向性が揃い、廉
価に製造することができるシリコン半導体基板の製造方
法および太陽電池用基板の製造方法を提供することであ
る。
価に製造することができるシリコン半導体基板の製造方
法および太陽電池用基板の製造方法を提供することであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、不活性な雰囲
気下で、シリコンの種結晶を底面に配置したるつぼ内に
シリコン半導体材料を装入し、るつぼ底部の下面温度を
シリコン半導体材料の融点以下に保ちながらシリコン半
導体材料のみを融解した後、るつぼを冷却し、融解した
シリコン半導体材料を凝固させて種結晶から半導体の結
晶を成長させ、予め定める厚さに切断するシリコン半導
体基板の製造方法において、前記種結晶は、[100]
方向に成長するように製造された単結晶インゴットから
(100)面を表面とする矩形の板状となるように切り
出されることを特徴とするシリコン半導体基板の製造方
法である。 本発明に従えば、るつぼの底面に配置される種結晶は、
[100]方向に成長するように製造された単結晶イン
ゴットから(100)面を表面とする矩形の板状となる
ように切り出される。シリコン半導体基板を製造する際
には、まずるつぼの底面に種結晶を配置し、るつぼの内
部にシリコン半導体材料を装入する。シリコン半導体材
料を融解させる際には、るつぼ底部の下面温度をシリコ
ン半導体材料の融点以下に保つようにして、種結晶を融
解させずに半導体材料のみを融解させる。半導体材料の
融解後、るつぼの冷却を開始し、種結晶の表面の方向で
ある[100]方向に沿って半導体の結晶を成長させ
る。半導体材料が凝固した後、結晶をるつぼから取り出
し、予め定める厚さに切断してシリコン半導体基板を形
成する。したがって、るつぼの底面に配置された種結晶
の表面の方向に沿って、結晶が成長することとなり、結
晶の方向性が揃った半導体の結晶を作成することができ
る。
気下で、シリコンの種結晶を底面に配置したるつぼ内に
シリコン半導体材料を装入し、るつぼ底部の下面温度を
シリコン半導体材料の融点以下に保ちながらシリコン半
導体材料のみを融解した後、るつぼを冷却し、融解した
シリコン半導体材料を凝固させて種結晶から半導体の結
晶を成長させ、予め定める厚さに切断するシリコン半導
体基板の製造方法において、前記種結晶は、[100]
方向に成長するように製造された単結晶インゴットから
(100)面を表面とする矩形の板状となるように切り
出されることを特徴とするシリコン半導体基板の製造方
法である。 本発明に従えば、るつぼの底面に配置される種結晶は、
[100]方向に成長するように製造された単結晶イン
ゴットから(100)面を表面とする矩形の板状となる
ように切り出される。シリコン半導体基板を製造する際
には、まずるつぼの底面に種結晶を配置し、るつぼの内
部にシリコン半導体材料を装入する。シリコン半導体材
料を融解させる際には、るつぼ底部の下面温度をシリコ
ン半導体材料の融点以下に保つようにして、種結晶を融
解させずに半導体材料のみを融解させる。半導体材料の
融解後、るつぼの冷却を開始し、種結晶の表面の方向で
ある[100]方向に沿って半導体の結晶を成長させ
る。半導体材料が凝固した後、結晶をるつぼから取り出
し、予め定める厚さに切断してシリコン半導体基板を形
成する。したがって、るつぼの底面に配置された種結晶
の表面の方向に沿って、結晶が成長することとなり、結
晶の方向性が揃った半導体の結晶を作成することができ
る。
【0014】また本発明は、前記種結晶をるつぼの底面
に隙間なく敷き詰めることを特徴とする。 本発明に従えば、シリコン半導体材料が装入されるるつ
ぼの底面には、[100]方向に成長するように製造さ
れた単結晶インゴットから(100)面を表面とする矩
形の板状となるように切り出された種結晶が隙間なく敷
き詰められる。したがって、るつぼの底面の全面から
[100]方向に沿って、結晶が成長することとなり、
結晶の方向性が揃った半導体の結晶を作成することがで
き、単結晶に限りなく近いシリコン半導体基板を製造す
ることができる。
に隙間なく敷き詰めることを特徴とする。 本発明に従えば、シリコン半導体材料が装入されるるつ
ぼの底面には、[100]方向に成長するように製造さ
れた単結晶インゴットから(100)面を表面とする矩
形の板状となるように切り出された種結晶が隙間なく敷
き詰められる。したがって、るつぼの底面の全面から
[100]方向に沿って、結晶が成長することとなり、
結晶の方向性が揃った半導体の結晶を作成することがで
き、単結晶に限りなく近いシリコン半導体基板を製造す
ることができる。
【0015】また本発明は、前記るつぼを冷却させて、
融解したシリコン半導体材料を凝固させる際に、るつぼ
の側面温度がるつぼ底部の下面温度よりも低くならない
ように制御することを特徴とする。 本発明に従えば、るつぼに装入されたシリコン半導体材
料を凝固させる際には、るつぼの側面温度がるつぼの底
部の下面温度よりも低くならないように制御しながら凝
固させる。したがって、るつぼの側面温度が下面温度よ
りも高く制御されているので、結晶の方向性が揃ってい
ないシリコン半導体材料の部分が先に凝固することがな
く、結晶の方向性が揃った半導体の結晶を作成すること
ができる。
融解したシリコン半導体材料を凝固させる際に、るつぼ
の側面温度がるつぼ底部の下面温度よりも低くならない
ように制御することを特徴とする。 本発明に従えば、るつぼに装入されたシリコン半導体材
料を凝固させる際には、るつぼの側面温度がるつぼの底
部の下面温度よりも低くならないように制御しながら凝
固させる。したがって、るつぼの側面温度が下面温度よ
りも高く制御されているので、結晶の方向性が揃ってい
ないシリコン半導体材料の部分が先に凝固することがな
く、結晶の方向性が揃った半導体の結晶を作成すること
ができる。
【0016】また本発明における前記種結晶の厚さは、
20mm以上であることを特徴とする。 本発明に従えば、るつぼの底面に配置される種結晶の厚
さは20mm以上となるように切り出される。したがっ
て、るつぼに装入したシリコン半導体材料を融解させる
際に、すべてのシリコン半導体材料を融解させても種結
晶が融解することがなく、結晶の方向性の揃った種結晶
の表面から結晶を成長させることができる。
20mm以上であることを特徴とする。 本発明に従えば、るつぼの底面に配置される種結晶の厚
さは20mm以上となるように切り出される。したがっ
て、るつぼに装入したシリコン半導体材料を融解させる
際に、すべてのシリコン半導体材料を融解させても種結
晶が融解することがなく、結晶の方向性の揃った種結晶
の表面から結晶を成長させることができる。
【0017】また本発明における前記種結晶は、CZ法
で[100]方向に成長するように製造された単結晶イ
ンゴットを(100)面と等価な面で切り出すことを特
徴とする。 本発明に従えば、CZ法で[100]方向に成長するよ
うに製造された単結晶インゴットにおいて、(100)
面と、(010)面と、(001)面とはそれぞれ結晶
の方向性が等しい等価な面であるので、3つの面のうち
いずれかの面が表面となるように切り出された種結晶を
用いた場合であっても、[100]方向に成長した結晶
を得ることができる。特に、CZ法で[100]方向に
成長させ、直方体に形成された単結晶インゴットでは、
(100)面が表面になるように種結晶を切り出す場合
よりも、(010)面および(001)面が表面となる
ように切り出す場合の方が種結晶の表面積を大きくする
ことができるので、るつぼ底面に配置する種結晶の枚数
を少なくして、多結晶が成長する可能性がある種結晶同
士が接触している領域を小さくすることができ、結晶の
方向性の揃ったシリコン半導体基板を製造することがで
きる。
で[100]方向に成長するように製造された単結晶イ
ンゴットを(100)面と等価な面で切り出すことを特
徴とする。 本発明に従えば、CZ法で[100]方向に成長するよ
うに製造された単結晶インゴットにおいて、(100)
面と、(010)面と、(001)面とはそれぞれ結晶
の方向性が等しい等価な面であるので、3つの面のうち
いずれかの面が表面となるように切り出された種結晶を
用いた場合であっても、[100]方向に成長した結晶
を得ることができる。特に、CZ法で[100]方向に
成長させ、直方体に形成された単結晶インゴットでは、
(100)面が表面になるように種結晶を切り出す場合
よりも、(010)面および(001)面が表面となる
ように切り出す場合の方が種結晶の表面積を大きくする
ことができるので、るつぼ底面に配置する種結晶の枚数
を少なくして、多結晶が成長する可能性がある種結晶同
士が接触している領域を小さくすることができ、結晶の
方向性の揃ったシリコン半導体基板を製造することがで
きる。
【0018】また本発明は、前記種結晶から成長させた
半導体の結晶を再利用して種結晶として切り出すことを
特徴とする。 本発明に従えば、結晶の方向性の揃った単結晶に近い結
晶を作成することができるので、作成された結晶から種
結晶となる部分を切り出して新たに結晶を作成すること
ができる。
半導体の結晶を再利用して種結晶として切り出すことを
特徴とする。 本発明に従えば、結晶の方向性の揃った単結晶に近い結
晶を作成することができるので、作成された結晶から種
結晶となる部分を切り出して新たに結晶を作成すること
ができる。
【0019】また本発明は、不活性な雰囲気下で、シリ
コンの種結晶を底面に配置したるつぼ内にシリコン半導
体材料を装入し、るつぼ底部の下面温度をシリコン半導
体材料の融点以下に保ちながらシリコン半導体材料のみ
を融解した後、るつぼを冷却し、融解したシリコン半導
体材料を凝固させて種結晶から半導体の結晶を成長さ
せ、予め定める厚さに切断する太陽電池用基板の製造方
法において、[100]軸方向に成長するように製造さ
れたシリコンインゴットを(011)面から±45度以
下のずれで矩形の板状となるように切り出すことを特徴
とする太陽電池用基板の製造方法である。 本発明に従えば、太陽電池用基板を製造する際には、ま
ずるつぼの底面に種結晶を配置し、るつぼの内部にシリ
コン半導体材料を装入する。シリコン半導体材料を融解
させる際には、るつぼ底部の下面温度をシリコン半導体
材料の融点以下に保つようにして、種結晶を融解させず
に半導体材料のみを融解させる。半導体材料の融解後、
るつぼの冷却を開始し、種結晶の表面の方向に沿って半
導体の結晶を成長させる。半導体材料の凝固後、[10
0]方向に成長するように製造されたシリコンインゴッ
トをるつぼから取り出し、(011)面から±45度以
下のずれとなるように太陽電池用基板を切り出す。した
がって、太陽電池用基板は、基板の劈開方向が基板の対
角線に位置するようになり、辺に対して平行に力が加え
られた場合に基板が割れるのを防止することができる。
コンの種結晶を底面に配置したるつぼ内にシリコン半導
体材料を装入し、るつぼ底部の下面温度をシリコン半導
体材料の融点以下に保ちながらシリコン半導体材料のみ
を融解した後、るつぼを冷却し、融解したシリコン半導
体材料を凝固させて種結晶から半導体の結晶を成長さ
せ、予め定める厚さに切断する太陽電池用基板の製造方
法において、[100]軸方向に成長するように製造さ
れたシリコンインゴットを(011)面から±45度以
下のずれで矩形の板状となるように切り出すことを特徴
とする太陽電池用基板の製造方法である。 本発明に従えば、太陽電池用基板を製造する際には、ま
ずるつぼの底面に種結晶を配置し、るつぼの内部にシリ
コン半導体材料を装入する。シリコン半導体材料を融解
させる際には、るつぼ底部の下面温度をシリコン半導体
材料の融点以下に保つようにして、種結晶を融解させず
に半導体材料のみを融解させる。半導体材料の融解後、
るつぼの冷却を開始し、種結晶の表面の方向に沿って半
導体の結晶を成長させる。半導体材料の凝固後、[10
0]方向に成長するように製造されたシリコンインゴッ
トをるつぼから取り出し、(011)面から±45度以
下のずれとなるように太陽電池用基板を切り出す。した
がって、太陽電池用基板は、基板の劈開方向が基板の対
角線に位置するようになり、辺に対して平行に力が加え
られた場合に基板が割れるのを防止することができる。
【0020】また本発明は、前記予め定める厚さに切断
した太陽電池用基板の表面を、テクスチャエッチングす
ることを特徴とする。 本発明に従えば、結晶の方向性が揃っている太陽電池用
基板の表面は、テクスチャエッチングによって微細なピ
ラミッド状の凹凸が形成されるので、基板表面における
反射によるエネルギー損失を抑えることができ、効率の
よい太陽電池用基板を製造することができる。
した太陽電池用基板の表面を、テクスチャエッチングす
ることを特徴とする。 本発明に従えば、結晶の方向性が揃っている太陽電池用
基板の表面は、テクスチャエッチングによって微細なピ
ラミッド状の凹凸が形成されるので、基板表面における
反射によるエネルギー損失を抑えることができ、効率の
よい太陽電池用基板を製造することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態に基
づく半導体結晶の製造装置の概略的な構成を示す縦断面
図である。この装置には、密閉容器1が大気から遮断さ
れて設けられている。密閉容器1は、図示しない真空遮
断用扉を介して、外部の真空ポンプに連結され、容器内
部が真空に保たれる構成でもよい。あるいは、たとえば
アルゴンである不活性ガスが容器内を常圧で循環する構
成でもよく、容器内雰囲気が非酸化的環境に保たれ半導
体を容器内で加熱融解しても酸化による影響を受けな
い。本明細書中用いる「不活性な雰囲気下」とは、真空
中あるいは、その中で半導体材料が加熱時に酸化されな
い不活性ガス等が存在する雰囲気下を意味し、密閉容器
内で実現される。
づく半導体結晶の製造装置の概略的な構成を示す縦断面
図である。この装置には、密閉容器1が大気から遮断さ
れて設けられている。密閉容器1は、図示しない真空遮
断用扉を介して、外部の真空ポンプに連結され、容器内
部が真空に保たれる構成でもよい。あるいは、たとえば
アルゴンである不活性ガスが容器内を常圧で循環する構
成でもよく、容器内雰囲気が非酸化的環境に保たれ半導
体を容器内で加熱融解しても酸化による影響を受けな
い。本明細書中用いる「不活性な雰囲気下」とは、真空
中あるいは、その中で半導体材料が加熱時に酸化されな
い不活性ガス等が存在する雰囲気下を意味し、密閉容器
内で実現される。
【0022】密閉容器内1には、図示するように熱絶縁
体2および、加熱体3から成る円筒状の加熱炉4が密閉
容器1の側壁から離れて設けられている。加熱体3は、
たとえば金属などの導電体で構成されていてもよい。加
熱炉4の周囲、特に加熱体3が位置する部分に対応する
外周辺に誘導加熱コイル5が巻付けられている。誘導加
熱コイル5は、通電されると加熱体3を熱する。加熱体
3の側壁部には、加熱体3の温度T2(第2温度)を測
定するための第1の熱電対6が導入管を通して埋設され
ている。
体2および、加熱体3から成る円筒状の加熱炉4が密閉
容器1の側壁から離れて設けられている。加熱体3は、
たとえば金属などの導電体で構成されていてもよい。加
熱炉4の周囲、特に加熱体3が位置する部分に対応する
外周辺に誘導加熱コイル5が巻付けられている。誘導加
熱コイル5は、通電されると加熱体3を熱する。加熱体
3の側壁部には、加熱体3の温度T2(第2温度)を測
定するための第1の熱電対6が導入管を通して埋設され
ている。
【0023】第1の熱電対6および誘導加熱コイル5は
それぞれ信号線8によって密閉容器1の外部に備えられ
た制御回路7に接続される。制御回路7は第1の熱電対
6からの出力に応答して、誘導加熱コイル5に与える電
力を制御し、加熱炉4の昇温、降温を自在に実施し得る
構成となっている。
それぞれ信号線8によって密閉容器1の外部に備えられ
た制御回路7に接続される。制御回路7は第1の熱電対
6からの出力に応答して、誘導加熱コイル5に与える電
力を制御し、加熱炉4の昇温、降温を自在に実施し得る
構成となっている。
【0024】密閉容器1の内部には、半導体材料19お
よび種結晶20が装入されるるつぼ9が配置される。る
つぼ9は図1に示すように、加熱炉4が形成する内部空
間に加熱炉4の側壁および上部から離間して配置され
る。るつぼ9は、たとえばシリカ材、グラファイト材、
その他の材料としてタンタル、モリブデン、タングステ
ン、窒化ケイ素、窒化ホウ素から成っていてもよい。る
つぼ9の形状は、四角柱状に形成される。るつぼ9の側
壁には、第3の熱電対18が埋設されており、るつぼ9
に装入されている半導体材料19の温度に近いるつぼ9
の側壁の温度を測定することができる。第3の熱電対1
8と制御回路7との接続経路については後述する。
よび種結晶20が装入されるるつぼ9が配置される。る
つぼ9は図1に示すように、加熱炉4が形成する内部空
間に加熱炉4の側壁および上部から離間して配置され
る。るつぼ9は、たとえばシリカ材、グラファイト材、
その他の材料としてタンタル、モリブデン、タングステ
ン、窒化ケイ素、窒化ホウ素から成っていてもよい。る
つぼ9の形状は、四角柱状に形成される。るつぼ9の側
壁には、第3の熱電対18が埋設されており、るつぼ9
に装入されている半導体材料19の温度に近いるつぼ9
の側壁の温度を測定することができる。第3の熱電対1
8と制御回路7との接続経路については後述する。
【0025】るつぼ9は密閉容器1で、その底部が支持
台10によって支持されている。支持台10は、たとえ
ば表層10a、底層10cがグラファイトから成り、中
間層10bがカーボンファイバから成る積層構造である
ことが好ましい。支持台10はさらに台座11上に載置
され、台座11は下方に連結する筒体12によって中央
の長軸のまわりに回転される。筒体12の回転は、台座
11、支持台10を介してるつぼ9に伝わり、るつぼ9
も筒体12の回転に従って回転する。るつぼ9に半導体
材料19が装入され、加熱炉4内でるつぼ9が加熱され
るとき、この回転によってるつぼ9内の半導体材料19
の温度分布は均一となる。
台10によって支持されている。支持台10は、たとえ
ば表層10a、底層10cがグラファイトから成り、中
間層10bがカーボンファイバから成る積層構造である
ことが好ましい。支持台10はさらに台座11上に載置
され、台座11は下方に連結する筒体12によって中央
の長軸のまわりに回転される。筒体12の回転は、台座
11、支持台10を介してるつぼ9に伝わり、るつぼ9
も筒体12の回転に従って回転する。るつぼ9に半導体
材料19が装入され、加熱炉4内でるつぼ9が加熱され
るとき、この回転によってるつぼ9内の半導体材料19
の温度分布は均一となる。
【0026】また台座11は中空二重構造であり、筒体
12も同様に二重管状である。冷却媒体、たとえば冷却
水が台座11および筒体12を強制循環され、台座11
が支持する支持台10を冷却する。冷却媒体は、冷却媒
体槽15から連続的に筒体12に供給される。この冷却
機構は、結果的には支持台10が当接するるつぼ9の底
部の下面と熱交換し底部を冷却する役割を果す。台座1
1および筒体12は、密閉容器1の外部に設けられた駆
動手段16によって上下方向に駆動され、るつぼ9もそ
れらの上下動に伴って昇降する。こうして加熱炉4とる
つぼ9の距離も近接あるいは離間と調節できる。さらに
駆動手段16は、前述のように筒体12を軸線まわりに
回転駆動もする。
12も同様に二重管状である。冷却媒体、たとえば冷却
水が台座11および筒体12を強制循環され、台座11
が支持する支持台10を冷却する。冷却媒体は、冷却媒
体槽15から連続的に筒体12に供給される。この冷却
機構は、結果的には支持台10が当接するるつぼ9の底
部の下面と熱交換し底部を冷却する役割を果す。台座1
1および筒体12は、密閉容器1の外部に設けられた駆
動手段16によって上下方向に駆動され、るつぼ9もそ
れらの上下動に伴って昇降する。こうして加熱炉4とる
つぼ9の距離も近接あるいは離間と調節できる。さらに
駆動手段16は、前述のように筒体12を軸線まわりに
回転駆動もする。
【0027】加熱炉4の頭頂部すなわちるつぼ9の真上
の加熱体3中にパイロメータ14が取付けられている。
パイロメータ14は、るつぼ9内の半導体材料19から
の放射熱を検知し、半導体材料19の表面温度を測定す
ることができる。したがって、るつぼ9に装入された半
導体材料19を加熱融解している場合には材料の融解状
態を、また半導体材料19を冷却凝固している場合には
材料の凝固状態を判別するのにパイロメータ14は有用
である。
の加熱体3中にパイロメータ14が取付けられている。
パイロメータ14は、るつぼ9内の半導体材料19から
の放射熱を検知し、半導体材料19の表面温度を測定す
ることができる。したがって、るつぼ9に装入された半
導体材料19を加熱融解している場合には材料の融解状
態を、また半導体材料19を冷却凝固している場合には
材料の凝固状態を判別するのにパイロメータ14は有用
である。
【0028】図2は、るつぼ9の底部中央部付近の図1
を拡大した要部拡大図である。るつぼ9の底部中央付近
に、るつぼ9の底部下面に当接して支持台10の表層1
0a中に第2の熱電対13が埋設されている。第2の熱
電対13は、るつぼ9の底部下面の温度T1(第1温
度)を測定するために用いられ、第1の熱電対6と同様
に制御回路7に信号線8を介して電気的に接続されてい
る。したがって、制御回路7は第2の熱電対13からの
温度T1の出力に応答して、誘導加熱コイル5に供給す
る電力を制御し加熱炉4の昇温、降温を行うこともでき
る。本明細書中用いる「るつぼの底部の下面温度」と、
「第1温度検出手段によって検出される第1温度」と、
「第2の熱電対13によって検出されるるつぼ9の底部
下面の温度」とは、同一の温度T1を指し、これらの表
現は適宜、交換的に用いられる。
を拡大した要部拡大図である。るつぼ9の底部中央付近
に、るつぼ9の底部下面に当接して支持台10の表層1
0a中に第2の熱電対13が埋設されている。第2の熱
電対13は、るつぼ9の底部下面の温度T1(第1温
度)を測定するために用いられ、第1の熱電対6と同様
に制御回路7に信号線8を介して電気的に接続されてい
る。したがって、制御回路7は第2の熱電対13からの
温度T1の出力に応答して、誘導加熱コイル5に供給す
る電力を制御し加熱炉4の昇温、降温を行うこともでき
る。本明細書中用いる「るつぼの底部の下面温度」と、
「第1温度検出手段によって検出される第1温度」と、
「第2の熱電対13によって検出されるるつぼ9の底部
下面の温度」とは、同一の温度T1を指し、これらの表
現は適宜、交換的に用いられる。
【0029】るつぼ9の側壁に埋設されている第3の熱
電対18からの信号は、るつぼ9の底部下面で表層10
aの表面に当接するように設けられる電極21に接続さ
れる。表層10aには、電極21と当接するように電極
22が設けられており、第3の熱電対18で検出された
信号は、支持台10および筒体12の内部の配線を介し
て制御回路7に与えられる。なお、第3の熱電対18か
らの信号の経路については、本明細書の記載の方法に限
らない。
電対18からの信号は、るつぼ9の底部下面で表層10
aの表面に当接するように設けられる電極21に接続さ
れる。表層10aには、電極21と当接するように電極
22が設けられており、第3の熱電対18で検出された
信号は、支持台10および筒体12の内部の配線を介し
て制御回路7に与えられる。なお、第3の熱電対18か
らの信号の経路については、本明細書の記載の方法に限
らない。
【0030】図3は、底面に矩形の種結晶20を隙間な
く配置したるつぼ9の斜視図である。配置される種結晶
20は、(100)の結晶軸を有する矩形の単結晶であ
る。本発明に使用することができる半導体材料として、
ポリシリコンのみについて例示するが、その他の材料た
とえばゲルマニウム(Ge)等の材料も同様に使用する
ことができる。
く配置したるつぼ9の斜視図である。配置される種結晶
20は、(100)の結晶軸を有する矩形の単結晶であ
る。本発明に使用することができる半導体材料として、
ポリシリコンのみについて例示するが、その他の材料た
とえばゲルマニウム(Ge)等の材料も同様に使用する
ことができる。
【0031】図4は、第1の熱電対6および第2の熱電
対13の検出温度(出力温度)T2,T1の経時変化を
表すグラフである。曲線L1は検出温度T1の特性を示
し、曲線L2は検出温度T2の特性を示す。また図5
は、図1に示される制御回路7の動作を説明するための
フローチャートである。
対13の検出温度(出力温度)T2,T1の経時変化を
表すグラフである。曲線L1は検出温度T1の特性を示
し、曲線L2は検出温度T2の特性を示す。また図5
は、図1に示される制御回路7の動作を説明するための
フローチャートである。
【0032】第2の熱電対13の検出温度T1および第
1の熱電対6の検出温度T2の出力に応答して、制御回
路7は図5のステップを実行する。本発明において、図
5に示すようなフローチャートに従わず、検出温度T1
および検出温度T2の経時変化をたとえば図4上で追跡
し、制御回路7を手動によって制御し、加熱炉4の昇
温、降温ならびにその他の工程、たとえば筒体12の昇
降等を実施することも可能である。
1の熱電対6の検出温度T2の出力に応答して、制御回
路7は図5のステップを実行する。本発明において、図
5に示すようなフローチャートに従わず、検出温度T1
および検出温度T2の経時変化をたとえば図4上で追跡
し、制御回路7を手動によって制御し、加熱炉4の昇
温、降温ならびにその他の工程、たとえば筒体12の昇
降等を実施することも可能である。
【0033】以下本発明の半導体結晶の製造方法を、各
工程ごとにさらに詳しく説明する。まず、半導体材料1
9であるポリシリコンをるつぼ9内に充填するけれど
も、この充填作業は図1の密封容器1外部で行うことが
好ましい。
工程ごとにさらに詳しく説明する。まず、半導体材料1
9であるポリシリコンをるつぼ9内に充填するけれど
も、この充填作業は図1の密封容器1外部で行うことが
好ましい。
【0034】次に、ポリシリコンを含むるつぼ9を台座
11の上に載置された支持台10の上面に載せ、るつぼ
9の中心が台座、支持台の中央を通る軸に一致するよう
に合わせる。また、このとき電極22と電極23とを当
接させる。駆動手段16を用いて筒体12、台座11を
上昇させ、るつぼ9が加熱炉4の内部の所定の位置に配
置されるようにるつぼ9のセッティングを行う。加熱炉
4を作動させる前に、台座11および筒体12に水を循
環させ、るつぼ9の底部、特に底部の下面が冷却機構に
よって冷却されていることを確かめる。
11の上に載置された支持台10の上面に載せ、るつぼ
9の中心が台座、支持台の中央を通る軸に一致するよう
に合わせる。また、このとき電極22と電極23とを当
接させる。駆動手段16を用いて筒体12、台座11を
上昇させ、るつぼ9が加熱炉4の内部の所定の位置に配
置されるようにるつぼ9のセッティングを行う。加熱炉
4を作動させる前に、台座11および筒体12に水を循
環させ、るつぼ9の底部、特に底部の下面が冷却機構に
よって冷却されていることを確かめる。
【0035】さらに加熱炉4の加熱を始める前に、筒体
12を駆動手段16で鉛直軸線まわりに回転し、るつぼ
9内のポリシリコンへの加熱が均一に行われるようす
る。続いて、誘導加熱コイル5に電圧を印加し、加熱体
3を加熱してこの輻射熱を利用し、るつぼ9中のポリシ
リコンを加熱する。
12を駆動手段16で鉛直軸線まわりに回転し、るつぼ
9内のポリシリコンへの加熱が均一に行われるようす
る。続いて、誘導加熱コイル5に電圧を印加し、加熱体
3を加熱してこの輻射熱を利用し、るつぼ9中のポリシ
リコンを加熱する。
【0036】本発明に含まれる加熱および冷却工程を、
図5のフローチャートを用いて説明する。誘導加熱コイ
ル5に、たとえば約7kHzの周波数の交流を印加し、
たとえば常温である温度T3から加熱を開始する。ステ
ップa1では、検出温度T2が設定温度T20以上とな
ったかどうかを判断している。加熱昇温は、第1の熱電
対6の検出温度T2が設定温度T20に到達するまで、
約400℃/時間の温度勾配で行う。設定温度T20
は、たとえば約1540℃であり、典型的には加熱開始
から約4.5時間後に到達する。検出温度T2が設定温
度T20未満である場合にはステップa1を継続して行
い、検出温度T2が設定温度T20以上となるとステッ
プa2に進む。ステップa2では、第1の熱電対6の検
出温度T2を設定温度T20に保持するための電力を誘
導加熱コイル5に制御回路7で制御しながら供給し続け
る。
図5のフローチャートを用いて説明する。誘導加熱コイ
ル5に、たとえば約7kHzの周波数の交流を印加し、
たとえば常温である温度T3から加熱を開始する。ステ
ップa1では、検出温度T2が設定温度T20以上とな
ったかどうかを判断している。加熱昇温は、第1の熱電
対6の検出温度T2が設定温度T20に到達するまで、
約400℃/時間の温度勾配で行う。設定温度T20
は、たとえば約1540℃であり、典型的には加熱開始
から約4.5時間後に到達する。検出温度T2が設定温
度T20未満である場合にはステップa1を継続して行
い、検出温度T2が設定温度T20以上となるとステッ
プa2に進む。ステップa2では、第1の熱電対6の検
出温度T2を設定温度T20に保持するための電力を誘
導加熱コイル5に制御回路7で制御しながら供給し続け
る。
【0037】ステップa2で、るつぼ9内のポリシリコ
ンは融解温度(約1420℃)に達し、るつぼ上部から
下部に向かって融解が進行する。この融解の状態はパイ
ロメータ14を使用してモニタすることができる。台座
11を冷却媒体が循環することによって、支持台10お
よびるつぼ9底部の下面を冷却することとなり、るつぼ
底部および下部は、るつぼ上部に比較して低温度に保た
れる。これは、曲線L1および曲線L2の立上がり勾配
からも明らかである。熱電対6の検出温度T2が前記の
ように一定値T20に保たれ、るつぼ9の上部あるいは
側壁部からの加熱が継続するので、第2の熱電対13の
検出温度T1もやはり第1の熱電対6の検出温度T2と
同様に、より緩やかにではあるが上昇する。
ンは融解温度(約1420℃)に達し、るつぼ上部から
下部に向かって融解が進行する。この融解の状態はパイ
ロメータ14を使用してモニタすることができる。台座
11を冷却媒体が循環することによって、支持台10お
よびるつぼ9底部の下面を冷却することとなり、るつぼ
底部および下部は、るつぼ上部に比較して低温度に保た
れる。これは、曲線L1および曲線L2の立上がり勾配
からも明らかである。熱電対6の検出温度T2が前記の
ように一定値T20に保たれ、るつぼ9の上部あるいは
側壁部からの加熱が継続するので、第2の熱電対13の
検出温度T1もやはり第1の熱電対6の検出温度T2と
同様に、より緩やかにではあるが上昇する。
【0038】曲線L1の勾配は、シリコンの融解温度近
傍になると平坦になる。時刻t1から時刻t2までは約
2.5時間である。前述のように、この領域においては
ポリシリコンが融解するに際して融解熱を奪うため第2
の熱電対13の検出温度T1の上昇が抑制されている。
ステップa3では、第2の熱電対13の検出温度T1の
時間変化率(単位時間ΔWあたり)ΔT(℃/分)を第
2の熱電対13からの出力でモニタし、ΔTが設定値、
たとえば0.2℃/分以上であるかどうかを判断してい
る。時間変化率ΔTが0.2℃/分以上であるときには
ステップa4に移る。図4に示すグラフでは、時刻t3
で時間変化率ΔTが0.2℃/分以上となる。時刻t2
から時刻t3までは約4時間である。
傍になると平坦になる。時刻t1から時刻t2までは約
2.5時間である。前述のように、この領域においては
ポリシリコンが融解するに際して融解熱を奪うため第2
の熱電対13の検出温度T1の上昇が抑制されている。
ステップa3では、第2の熱電対13の検出温度T1の
時間変化率(単位時間ΔWあたり)ΔT(℃/分)を第
2の熱電対13からの出力でモニタし、ΔTが設定値、
たとえば0.2℃/分以上であるかどうかを判断してい
る。時間変化率ΔTが0.2℃/分以上であるときには
ステップa4に移る。図4に示すグラフでは、時刻t3
で時間変化率ΔTが0.2℃/分以上となる。時刻t2
から時刻t3までは約4時間である。
【0039】ステップa4では、制御回路7によって誘
導加熱コイル5に印加する電圧を制御し、第1の熱電対
6の検出温度T2を、温度勾配が300℃/時間になる
ようにして降温する。ステップa3において、時間変化
率ΔTが0.2℃/分未満である場合には、第1の熱電
対6の検出温度T2を初期の設定値T20に設定したま
まステップa2を継続して行う。検出温度T1を下げる
ときには、検出温度T2が検出温度T1よりも小さくな
らないようにヒータ17に印加する電圧を制御する。
導加熱コイル5に印加する電圧を制御し、第1の熱電対
6の検出温度T2を、温度勾配が300℃/時間になる
ようにして降温する。ステップa3において、時間変化
率ΔTが0.2℃/分未満である場合には、第1の熱電
対6の検出温度T2を初期の設定値T20に設定したま
まステップa2を継続して行う。検出温度T1を下げる
ときには、検出温度T2が検出温度T1よりも小さくな
らないようにヒータ17に印加する電圧を制御する。
【0040】ステップa4の処理によって、第1の熱電
対6の検出温度T2が下がる。ステップa5では、検出
温度T2が所定温度T21、たとえば約1450℃に到
達したかどうかを判断している。時刻t3から時刻t4
までは、約0.3時間である。検出温度T2が設定温度
T21以下であると判断された場合には、ステップa6
に進む。検出温度T2が設定温度T21を超えていると
判断された場合には、ステップa4に戻って処理を継続
する。
対6の検出温度T2が下がる。ステップa5では、検出
温度T2が所定温度T21、たとえば約1450℃に到
達したかどうかを判断している。時刻t3から時刻t4
までは、約0.3時間である。検出温度T2が設定温度
T21以下であると判断された場合には、ステップa6
に進む。検出温度T2が設定温度T21を超えていると
判断された場合には、ステップa4に戻って処理を継続
する。
【0041】ステップa6では、第1の熱電対6の検出
温度T2の下降速度をステップa4の300℃/時間か
ら1℃/時間に減少し、加熱炉4内の徐冷が行われる。
それと同時に台座11を駆動手段16で下降(下降速度
約7〜10mm/時間)させる。
温度T2の下降速度をステップa4の300℃/時間か
ら1℃/時間に減少し、加熱炉4内の徐冷が行われる。
それと同時に台座11を駆動手段16で下降(下降速度
約7〜10mm/時間)させる。
【0042】ステップa7では、第2の熱電対6の検出
温度T2を非常に緩やかに下げ続け、検出温度T2が予
め定める設定温度T22、たとえば約1425℃に達す
るかどうかを判断する。検出温度T2が設定温度T22
以下であると判断された場合には、ステップa8に進
む。時刻t4から検出温度T2設定温度T22以下とな
る時刻t5までは約25時間である。
温度T2を非常に緩やかに下げ続け、検出温度T2が予
め定める設定温度T22、たとえば約1425℃に達す
るかどうかを判断する。検出温度T2が設定温度T22
以下であると判断された場合には、ステップa8に進
む。時刻t4から検出温度T2設定温度T22以下とな
る時刻t5までは約25時間である。
【0043】台座11の下降を続けると同時に第2の熱
電対の検出温度T2の降温速度をさらに大きくする。前
記のステップa1〜a7において、融解するポリシリコ
ンの温度制御がより正確に行われるように台座は1rp
m以下のスピードで回転されることが好ましい。
電対の検出温度T2の降温速度をさらに大きくする。前
記のステップa1〜a7において、融解するポリシリコ
ンの温度制御がより正確に行われるように台座は1rp
m以下のスピードで回転されることが好ましい。
【0044】ステップa8においてシリコンの凝固固化
が完全に終了したことを確認した後(約15時間後)、
るつぼ9を密封容器1から取出す。さらに生成したシリ
コンインゴットをるつぼ9から取除くと、るつぼ底面か
ら上面方向へ一方向性で凝固したシリコン結晶が得られ
る。たとえば、ステップa1〜a8を完了するのに要す
る時間は51時間程度である。
が完全に終了したことを確認した後(約15時間後)、
るつぼ9を密封容器1から取出す。さらに生成したシリ
コンインゴットをるつぼ9から取除くと、るつぼ底面か
ら上面方向へ一方向性で凝固したシリコン結晶が得られ
る。たとえば、ステップa1〜a8を完了するのに要す
る時間は51時間程度である。
【0045】ステップa1,a2,a5,a7における
設定温度T20,T21,T22あるいは第2の熱電対
13の検出温度の時間変化率ΔT等を予め適当な値に設
定しておき、それらをコンピュータに入力しこれらの設
定値に到達したか否かで各ステップの判定を行い、制御
回路7を制御し、加熱炉4内の温度制御および冷却工程
を実施することは、本発明にとって非常に有利である。
設定温度T20,T21,T22あるいは第2の熱電対
13の検出温度の時間変化率ΔT等を予め適当な値に設
定しておき、それらをコンピュータに入力しこれらの設
定値に到達したか否かで各ステップの判定を行い、制御
回路7を制御し、加熱炉4内の温度制御および冷却工程
を実施することは、本発明にとって非常に有利である。
【0046】本実施の形態におけるシリコン結晶は半導
体製品として使用することもできるが、以下に述べるよ
うにシリコンの結晶状態を調べるための試料に供した。
体製品として使用することもできるが、以下に述べるよ
うにシリコンの結晶状態を調べるための試料に供した。
【0047】実質的に同一の条件でポリシリコンをるつ
ぼ9に装入し、ステップa1を実施した後、ステップa
3での検出温度T1の時間変化率ΔTの設定値を様々に
変化させ、続いてステップa4〜a8を同様に行った。
凝固後取出したインゴットを所定の寸法に切断しその断
面を観察し種結晶の融解状態を判定した。これらの判定
結果を表1に示す。
ぼ9に装入し、ステップa1を実施した後、ステップa
3での検出温度T1の時間変化率ΔTの設定値を様々に
変化させ、続いてステップa4〜a8を同様に行った。
凝固後取出したインゴットを所定の寸法に切断しその断
面を観察し種結晶の融解状態を判定した。これらの判定
結果を表1に示す。
【0048】
【表1】
【0049】表1から明らかなように、ステップa3で
第2の熱電対13の検出温度T1の時間変化率ΔTの設
定値として0.5℃/分と定めると種結晶が融解されず
に残存したまま結晶成長が行われる。第2の熱電対13
の検出温度T1の時間変化率ΔTが0.2℃/分未満あ
るいは0.5℃/分を超えて設定されると種結晶が融解
されるか、または種結晶のみならずポリシリコンも未融
解のままで残った。したがって、本実施の形態あるいは
実質的に同様な実施の形態では第2の熱電対13の検出
温度T1の時間変化率ΔTは0.2℃/分以上0.5℃
/分以下の範囲の設定値に設定されるべきである。
第2の熱電対13の検出温度T1の時間変化率ΔTの設
定値として0.5℃/分と定めると種結晶が融解されず
に残存したまま結晶成長が行われる。第2の熱電対13
の検出温度T1の時間変化率ΔTが0.2℃/分未満あ
るいは0.5℃/分を超えて設定されると種結晶が融解
されるか、または種結晶のみならずポリシリコンも未融
解のままで残った。したがって、本実施の形態あるいは
実質的に同様な実施の形態では第2の熱電対13の検出
温度T1の時間変化率ΔTは0.2℃/分以上0.5℃
/分以下の範囲の設定値に設定されるべきである。
【0050】図6は、るつぼ9内で凝固されたシリコン
インゴット31を示す。シリコンインゴット31は、る
つぼ側壁の温度が底部の下面温度を下回らないようにヒ
ータ17から供給する熱量を制御し、るつぼ9の下面か
ら上面に向けて成長させて形成されている。図6(1)
は凝固したシリコンインゴット31の斜視図であり、図
6(2)は図6(1)に示す切断面線VI−VIからみ
た断面図である。
インゴット31を示す。シリコンインゴット31は、る
つぼ側壁の温度が底部の下面温度を下回らないようにヒ
ータ17から供給する熱量を制御し、るつぼ9の下面か
ら上面に向けて成長させて形成されている。図6(1)
は凝固したシリコンインゴット31の斜視図であり、図
6(2)は図6(1)に示す切断面線VI−VIからみ
た断面図である。
【0051】基板を用い太陽電池を作成する際には、基
板表面を化学処理してテクスチャエッチングを行い、表
面反射によるエネルギー損失を抑えて太陽電池の出力を
高める工夫がなされるが、そのためには基板表面の結晶
軸が[100]である必要がある。したがって、基板に
(100)面が占める割合が大きい程、表面反射による
エネルギー損失が抑えられ、短絡電流が増加し太陽電池
の出力が改善されることになる。
板表面を化学処理してテクスチャエッチングを行い、表
面反射によるエネルギー損失を抑えて太陽電池の出力を
高める工夫がなされるが、そのためには基板表面の結晶
軸が[100]である必要がある。したがって、基板に
(100)面が占める割合が大きい程、表面反射による
エネルギー損失が抑えられ、短絡電流が増加し太陽電池
の出力が改善されることになる。
【0052】図6(2)に示すように、シリコンインゴ
ット31では、種結晶を起点として単結晶である領域3
2が底面全面から上部に向けて成長している。実際に
は、るつぼ9の側面、特にるつぼ9のコーナーに相当す
る部分についてはるつぼ9側壁の温度制御が難しいの
で、多結晶の領域33となる。しかしながら、多結晶領
域33はるつぼ9から析出されるの不純物が多く、ライ
フタイムも短い品質の悪い領域であるので、インゴット
形成後は削り取られる部分である。多結晶領域33を含
む部分を、るつぼ9の側壁側からたとえば20〜30m
m削り取るので、太陽電池用基板として用いられる部分
はほとんどが単結晶領域32となる。
ット31では、種結晶を起点として単結晶である領域3
2が底面全面から上部に向けて成長している。実際に
は、るつぼ9の側面、特にるつぼ9のコーナーに相当す
る部分についてはるつぼ9側壁の温度制御が難しいの
で、多結晶の領域33となる。しかしながら、多結晶領
域33はるつぼ9から析出されるの不純物が多く、ライ
フタイムも短い品質の悪い領域であるので、インゴット
形成後は削り取られる部分である。多結晶領域33を含
む部分を、るつぼ9の側壁側からたとえば20〜30m
m削り取るので、太陽電池用基板として用いられる部分
はほとんどが単結晶領域32となる。
【0053】図7は、るつぼ底面に敷き詰められる種結
晶の切り出し方を説明するための図である。図7(1)
に示す、たとえばCZ法で作成された円柱状のシリコン
インゴット36を所定の軸方向で切断して、図7(2)
に示すような四角柱状のシリコンインゴット37を形成
する。シリコンインゴット37は、(100)面と(0
10)面と(001)面とを含む。
晶の切り出し方を説明するための図である。図7(1)
に示す、たとえばCZ法で作成された円柱状のシリコン
インゴット36を所定の軸方向で切断して、図7(2)
に示すような四角柱状のシリコンインゴット37を形成
する。シリコンインゴット37は、(100)面と(0
10)面と(001)面とを含む。
【0054】図7(3)に示す種結晶38は、シリコン
インゴット37を[100]方向に沿って予め定める厚
さで切断したものである。また図7(4)に示す種結晶
39は、シリコンインゴット37を[001]方向に沿
って予め定める厚さで切断したものである。(010)
(001)面は(100)面と等価であるからこのよう
に切断することによって比較的大きな(100)面と等
価な面の表面積が大きい種結晶を安価に得ることができ
る。種結晶38,39の切断される厚さは、20mm以
上に定められる。
インゴット37を[100]方向に沿って予め定める厚
さで切断したものである。また図7(4)に示す種結晶
39は、シリコンインゴット37を[001]方向に沿
って予め定める厚さで切断したものである。(010)
(001)面は(100)面と等価であるからこのよう
に切断することによって比較的大きな(100)面と等
価な面の表面積が大きい種結晶を安価に得ることができ
る。種結晶38,39の切断される厚さは、20mm以
上に定められる。
【0055】図8に異なる形状の種結晶を用いキャスト
法で作製したシリコン基板について(100)面が基板
に占める割合と、それら基板を用いて作成した太陽電池
セルの短絡電流Iscとの関係を示す。
法で作製したシリコン基板について(100)面が基板
に占める割合と、それら基板を用いて作成した太陽電池
セルの短絡電流Iscとの関係を示す。
【0056】円形の種結晶を用いて作成されたインゴッ
トでは、種結晶に近いインゴットの下部から切り出され
た基板では(100)面である領域が70%程度であ
り、上部から切り出された基板では20%を占めるにす
ぎない。短絡電流Iscは、最も多く電流が流れる基板
で約4.85A流れる。
トでは、種結晶に近いインゴットの下部から切り出され
た基板では(100)面である領域が70%程度であ
り、上部から切り出された基板では20%を占めるにす
ぎない。短絡電流Iscは、最も多く電流が流れる基板
で約4.85A流れる。
【0057】角形の種結晶38を用いて作成されたイン
ゴットでは、最も(100)面の領域が多い基板で(1
00)面が90%となり、インゴットの上部から切り出
した基板であっても60%以上が(100)面である。
短絡電流は最大で約5.1A流れる。
ゴットでは、最も(100)面の領域が多い基板で(1
00)面が90%となり、インゴットの上部から切り出
した基板であっても60%以上が(100)面である。
短絡電流は最大で約5.1A流れる。
【0058】前記種結晶38よりも表面積の大きい角形
の種結晶39を用いて作成されたインゴットでは、最も
(100)面の領域が多い基板で(100)面が100
%となり、インゴットの上部から切り出した基板であっ
ても80%以上が(100)面である。短絡電流は最大
で約5.1A流れ、最小でも約4.95A流れる。
の種結晶39を用いて作成されたインゴットでは、最も
(100)面の領域が多い基板で(100)面が100
%となり、インゴットの上部から切り出した基板であっ
ても80%以上が(100)面である。短絡電流は最大
で約5.1A流れ、最小でも約4.95A流れる。
【0059】本発明に示す製造方法に基づいて作成され
たインゴットは、非常に大きな(100)の単結晶領域
を持つので、作成されたインゴットの一部を切断して別
のインゴットを作成する際の種結晶として再利用するこ
とも可能である。
たインゴットは、非常に大きな(100)の単結晶領域
を持つので、作成されたインゴットの一部を切断して別
のインゴットを作成する際の種結晶として再利用するこ
とも可能である。
【0060】図9を用いて、太陽電池用基板が作成され
るまでを具体的に説明する。一辺55cm、高さ40c
mの四角柱状であるるつぼ9の底部下面に、シリコン種
結晶41を各種結晶が密着するように配置する。種結晶
間に隙間があると、隙間の領域から多結晶が成長するこ
ととなり、インゴット中の単結晶である領域を小さくす
るので注意が必要である。
るまでを具体的に説明する。一辺55cm、高さ40c
mの四角柱状であるるつぼ9の底部下面に、シリコン種
結晶41を各種結晶が密着するように配置する。種結晶
間に隙間があると、隙間の領域から多結晶が成長するこ
ととなり、インゴット中の単結晶である領域を小さくす
るので注意が必要である。
【0061】種結晶41は、CZ法で作製された結晶軸
が(100)の直径が150mmインゴットを(10
0)、(010)、(001)面で切断したものであ
る。四角柱状のインゴットから、125mm×500m
mの矩形で、厚さが20mmとなるように基板を切り出
して種結晶41とする。種結晶41の厚さは、インゴッ
トを作成する際に融解してしまわないように本件発明者
らによって行われた実験の結果に基づいて定められてい
る。実験では、厚みの異なる複数の種結晶を用いて前述
の製造方法に基づいてインゴットを作成し、インゴット
の断面形状から種結晶が融解したか否かを判断した。実
験の結果、種結晶の厚さを10mmとした場合には種結
晶は溶けて消滅し、20mmとした場合には溶けずに種
結晶の表面の方向に沿って結晶が成長した。したがっ
て、本実施の形態に示すように種結晶41の厚さを20
mmとすることによって、半導体材料であるポリシリコ
ンを融解させる際に、種結晶41が融解することを防止
することができる。
が(100)の直径が150mmインゴットを(10
0)、(010)、(001)面で切断したものであ
る。四角柱状のインゴットから、125mm×500m
mの矩形で、厚さが20mmとなるように基板を切り出
して種結晶41とする。種結晶41の厚さは、インゴッ
トを作成する際に融解してしまわないように本件発明者
らによって行われた実験の結果に基づいて定められてい
る。実験では、厚みの異なる複数の種結晶を用いて前述
の製造方法に基づいてインゴットを作成し、インゴット
の断面形状から種結晶が融解したか否かを判断した。実
験の結果、種結晶の厚さを10mmとした場合には種結
晶は溶けて消滅し、20mmとした場合には溶けずに種
結晶の表面の方向に沿って結晶が成長した。したがっ
て、本実施の形態に示すように種結晶41の厚さを20
mmとすることによって、半導体材料であるポリシリコ
ンを融解させる際に、種結晶41が融解することを防止
することができる。
【0062】なお、種結晶41を切り出す際に生じるシ
リコンの切断屑は、各種結晶間の隙間を埋める寸法に加
工して種結晶として用いたり、るつぼで融解されるべき
ポリシリコンとともに原材料として再利用する。
リコンの切断屑は、各種結晶間の隙間を埋める寸法に加
工して種結晶として用いたり、るつぼで融解されるべき
ポリシリコンとともに原材料として再利用する。
【0063】種結晶41は、結晶表面を結晶成長に適す
るように円滑にするため、混酸(HNO3:HF=3:
1)で30μm程度化学エッチングされる。種結晶41
を底面に敷き詰めたるつぼ9にポリシリコンを140k
g充填する。約400℃/時間の温度勾配で融解温度ま
で昇温後徐冷する。
るように円滑にするため、混酸(HNO3:HF=3:
1)で30μm程度化学エッチングされる。種結晶41
を底面に敷き詰めたるつぼ9にポリシリコンを140k
g充填する。約400℃/時間の温度勾配で融解温度ま
で昇温後徐冷する。
【0064】図9(2)に示すシリコンインゴット42
は、るつぼ9の底面全面から上方に向けて一方向に成長
した単結晶領域の大きいシリコンインゴットとなってい
る。シリコンインゴット42を、図9(3)に示すよう
に125mm角の角柱状のブロック43に切断する。ブ
ロック43をマルチワイヤソーで予め定める厚さ、たと
えば0.4mmで切断して基板状にする。切断された基
板をテクスチャエッチングして、70〜90℃のイソプ
ロピルアルコールを数%含む2〜5%の水酸化ナトリウ
ム水溶液に浸して30〜40分の間処理する。
は、るつぼ9の底面全面から上方に向けて一方向に成長
した単結晶領域の大きいシリコンインゴットとなってい
る。シリコンインゴット42を、図9(3)に示すよう
に125mm角の角柱状のブロック43に切断する。ブ
ロック43をマルチワイヤソーで予め定める厚さ、たと
えば0.4mmで切断して基板状にする。切断された基
板をテクスチャエッチングして、70〜90℃のイソプ
ロピルアルコールを数%含む2〜5%の水酸化ナトリウ
ム水溶液に浸して30〜40分の間処理する。
【0065】テクスチャエッチングによって、太陽電池
用基板44の(100)面には5mm程度のピラミッド
状の凹凸が形成され、光の反射によるエネルギ損失の少
ない太陽電池用基板とすることができる。
用基板44の(100)面には5mm程度のピラミッド
状の凹凸が形成され、光の反射によるエネルギ損失の少
ない太陽電池用基板とすることができる。
【0066】図10は、太陽電池用基板44の平面図で
ある。テクスチャエッチングが行われた後の太陽電池用
基板44には、さらに拡散によってpn接合が形成され
る。pn接合の形成後、基板の裏面と表面とには後述す
るスクリーン印刷法によって所定のパターンの電極が形
成される。太陽電池用基板44は、それぞれ平行な辺の
一方の組と直交する方向である[001]方向と、それ
ぞれ平行な辺の他方の組と直交する方向である[01
0]方向とが劈開の方向となっており、この方向に力が
加えられると割れやすい。
ある。テクスチャエッチングが行われた後の太陽電池用
基板44には、さらに拡散によってpn接合が形成され
る。pn接合の形成後、基板の裏面と表面とには後述す
るスクリーン印刷法によって所定のパターンの電極が形
成される。太陽電池用基板44は、それぞれ平行な辺の
一方の組と直交する方向である[001]方向と、それ
ぞれ平行な辺の他方の組と直交する方向である[01
0]方向とが劈開の方向となっており、この方向に力が
加えられると割れやすい。
【0067】図11は太陽電池用基板44にスクリーン
印刷で電極を形成する際の様子を上方から見た図であ
り、図12は横方向から見た図である。
印刷で電極を形成する際の様子を上方から見た図であ
り、図12は横方向から見た図である。
【0068】太陽電池用基板44は、セル搬送用溝52
によって印刷装置53のステージ54上を搬送方向59
に移動可能となっており、ステージ54上の所定の位置
へと移動される。太陽電池用基板44に形成すべき電極
のパターンに対応する孔が形成されているスクリーン5
5は、スクリーン枠56によって太陽電池用基板44か
らは離れて固定されている。
によって印刷装置53のステージ54上を搬送方向59
に移動可能となっており、ステージ54上の所定の位置
へと移動される。太陽電池用基板44に形成すべき電極
のパターンに対応する孔が形成されているスクリーン5
5は、スクリーン枠56によって太陽電池用基板44か
らは離れて固定されている。
【0069】スキージ57は、スクリーン55を太陽電
池用基板44に当接させつつスキージ移動方向58に摺
動する。スキージ57がスキージ移動方向58に移動す
ることによって、金属ペーストがスクリーン55の孔を
通って太陽電池用基板44に塗布されて、電極パターン
が形成される。
池用基板44に当接させつつスキージ移動方向58に摺
動する。スキージ57がスキージ移動方向58に移動す
ることによって、金属ペーストがスクリーン55の孔を
通って太陽電池用基板44に塗布されて、電極パターン
が形成される。
【0070】太陽電池用基板44の劈開方向である[0
10][001]のいずれかの方向が、スキージ移動方
向58と一致するので、電極の印刷工程で基板が割れる
という問題点がある。
10][001]のいずれかの方向が、スキージ移動方
向58と一致するので、電極の印刷工程で基板が割れる
という問題点がある。
【0071】このような割れ不良を低減するには、劈開
の向きとスキージの移動する方向とをずらすとよい。
の向きとスキージの移動する方向とをずらすとよい。
【0072】図13は、本発明の実施の他の形態である
太陽電池用基板64が作成されるまでを説明するための
図である。図13(1)に示すように、種結晶として
[100]の結晶軸を有し、(011)面から±45゜
のずれ以内で切断した単結晶を種結晶61として使用す
る。
太陽電池用基板64が作成されるまでを説明するための
図である。図13(1)に示すように、種結晶として
[100]の結晶軸を有し、(011)面から±45゜
のずれ以内で切断した単結晶を種結晶61として使用す
る。
【0073】前述の種結晶41は、劈開しやすい方向
[010][001]がそれぞれ基板の辺と直交する方
向となっているが、種結晶61は前記各方向が基板の対
角線上に位置する。種結晶61に基づいて結晶を成長さ
せると、図13(2)に示すシリコンインゴット62が
作成される。四角柱状であるシリコンインゴット62
は、上面が(100)面で側面が(011)面となって
いる。シリコンインゴット62を図13(3)に示すよ
うに125mm角の角柱状のブロック63に切断する。
さらにブロック63をマルチワイヤソーで切断して、予
め定める厚さの基板とし、各基板を基板44と同様にテ
クスチャエッチングする。
[010][001]がそれぞれ基板の辺と直交する方
向となっているが、種結晶61は前記各方向が基板の対
角線上に位置する。種結晶61に基づいて結晶を成長さ
せると、図13(2)に示すシリコンインゴット62が
作成される。四角柱状であるシリコンインゴット62
は、上面が(100)面で側面が(011)面となって
いる。シリコンインゴット62を図13(3)に示すよ
うに125mm角の角柱状のブロック63に切断する。
さらにブロック63をマルチワイヤソーで切断して、予
め定める厚さの基板とし、各基板を基板44と同様にテ
クスチャエッチングする。
【0074】図13(4)に示す太陽電池用基板64
は、種結晶61と同様に劈開方向[010]および[0
01]が基板の対角線上に位置するので、スキージ57
の移動方向58と劈開方向とが一致せず、電極をスクリ
ーン印刷する際に太陽電池用基板64が割れるのを防止
することができる。
は、種結晶61と同様に劈開方向[010]および[0
01]が基板の対角線上に位置するので、スキージ57
の移動方向58と劈開方向とが一致せず、電極をスクリ
ーン印刷する際に太陽電池用基板64が割れるのを防止
することができる。
【0075】以上のように本実施の形態によれば、るつ
ぼ9の底面に(100)面を表面とする矩形の板状であ
る種結晶20を配置し、るつぼ9の内部に装入された半
導体材料19をるつぼ底部の下面温度を半導体材料19
の融点以下に保つようにして種結晶20を融解させずに
半導体材料19のみを融解させ、半導体材料19の結晶
を[100]方向に成長するように凝固させて、凝固後
予め定める厚さに切断してシリコン半導体基板を形成し
ているので、るつぼ9の底面に配置された種結晶20の
表面の方向に沿って、結晶が成長することとなり、結晶
の方向性が揃った半導体の結晶を作成することができ、
単結晶に限りなく近い半導体基板を製造することができ
る。
ぼ9の底面に(100)面を表面とする矩形の板状であ
る種結晶20を配置し、るつぼ9の内部に装入された半
導体材料19をるつぼ底部の下面温度を半導体材料19
の融点以下に保つようにして種結晶20を融解させずに
半導体材料19のみを融解させ、半導体材料19の結晶
を[100]方向に成長するように凝固させて、凝固後
予め定める厚さに切断してシリコン半導体基板を形成し
ているので、るつぼ9の底面に配置された種結晶20の
表面の方向に沿って、結晶が成長することとなり、結晶
の方向性が揃った半導体の結晶を作成することができ、
単結晶に限りなく近い半導体基板を製造することができ
る。
【0076】また表面の方向が[100]方向である種
結晶9をるつぼ底面に隙間なく敷き詰めることによっ
て、半導体の結晶を作成する際にるつぼ9の底面の全面
から[100]方向に沿って結晶が成長するので、結晶
全体で方向性が揃った半導体の結晶を作成することがで
き、単結晶に限りなく近いシリコン半導体基板を製造す
ることができる。
結晶9をるつぼ底面に隙間なく敷き詰めることによっ
て、半導体の結晶を作成する際にるつぼ9の底面の全面
から[100]方向に沿って結晶が成長するので、結晶
全体で方向性が揃った半導体の結晶を作成することがで
き、単結晶に限りなく近いシリコン半導体基板を製造す
ることができる。
【0077】また本実施の形態によれば、[100]方
向に成長するように製造されたシリコンインゴット62
から(011)面から±45度以下のずれとなるように
太陽電池用基板64となる基板を切り出すので、太陽電
池用基板64における劈開方向[010]および[00
1]が基板の対角線に位置するようになり、たとえば基
板にスクリーン印刷によって電極を形成する際に基板の
辺に対して平行に力が加えられて基板が割れるのを防止
することができる。
向に成長するように製造されたシリコンインゴット62
から(011)面から±45度以下のずれとなるように
太陽電池用基板64となる基板を切り出すので、太陽電
池用基板64における劈開方向[010]および[00
1]が基板の対角線に位置するようになり、たとえば基
板にスクリーン印刷によって電極を形成する際に基板の
辺に対して平行に力が加えられて基板が割れるのを防止
することができる。
【0078】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、るつぼの
底面に(100)面を表面とする矩形の板状である種結
晶を配置し、るつぼの内部に装入されたシリコン半導体
材料をるつぼ底部の下面温度をシリコン半導体材料の融
点以下に保つようにして種結晶を融解させずに半導体材
料のみを融解させ、結晶を[100]方向に成長するよ
うに凝固させて、凝固後予め定める厚さに切断してシリ
コン半導体基板を形成しているので、るつぼの底面に配
置された種結晶の表面の方向に沿って、結晶が成長する
こととなり、結晶の方向性が揃った半導体の結晶を作成
することができ、単結晶に限りなく近いシリコン半導体
基板を製造することができる。
底面に(100)面を表面とする矩形の板状である種結
晶を配置し、るつぼの内部に装入されたシリコン半導体
材料をるつぼ底部の下面温度をシリコン半導体材料の融
点以下に保つようにして種結晶を融解させずに半導体材
料のみを融解させ、結晶を[100]方向に成長するよ
うに凝固させて、凝固後予め定める厚さに切断してシリ
コン半導体基板を形成しているので、るつぼの底面に配
置された種結晶の表面の方向に沿って、結晶が成長する
こととなり、結晶の方向性が揃った半導体の結晶を作成
することができ、単結晶に限りなく近いシリコン半導体
基板を製造することができる。
【0079】また本発明によれば、シリコン半導体材料
が装入されるるつぼの底面には、[100]方向に成長
するように製造された単結晶インゴットから(100)
面を表面とする矩形の板状となるように切り出された種
結晶が隙間なく敷き詰められるので、るつぼの底面の全
面から[100]方向に沿って、結晶が成長することと
なり、結晶の方向性が揃った半導体の結晶を作成するこ
とができ、単結晶に限りなく近いシリコン半導体基板を
製造することができる。
が装入されるるつぼの底面には、[100]方向に成長
するように製造された単結晶インゴットから(100)
面を表面とする矩形の板状となるように切り出された種
結晶が隙間なく敷き詰められるので、るつぼの底面の全
面から[100]方向に沿って、結晶が成長することと
なり、結晶の方向性が揃った半導体の結晶を作成するこ
とができ、単結晶に限りなく近いシリコン半導体基板を
製造することができる。
【0080】さらに本発明によれば、るつぼの側面温度
を下面温度よりも高くなるように制御してシリコン半導
体材料を凝固させるので、結晶の方向性が揃っていない
シリコン半導体材料の部分が先に凝固することなく、結
晶の方向性が揃った半導体の結晶を作成することがで
き、単結晶に限りなく近いシリコン半導体基板を製造す
ることができる。
を下面温度よりも高くなるように制御してシリコン半導
体材料を凝固させるので、結晶の方向性が揃っていない
シリコン半導体材料の部分が先に凝固することなく、結
晶の方向性が揃った半導体の結晶を作成することがで
き、単結晶に限りなく近いシリコン半導体基板を製造す
ることができる。
【0081】またさらに本発明によれば、るつぼの底面
に配置される種結晶の厚さは20mm以上となるように
切り出されるので、るつぼに装入したシリコン半導体材
料を融解させる際に、すべてのシリコン半導体材料を融
解させても種結晶が融解することがなく、結晶の方向性
の揃った種結晶の表面から結晶を成長させることがで
き、単結晶に限りなく近いシリコン半導体基板を製造す
ることができる。
に配置される種結晶の厚さは20mm以上となるように
切り出されるので、るつぼに装入したシリコン半導体材
料を融解させる際に、すべてのシリコン半導体材料を融
解させても種結晶が融解することがなく、結晶の方向性
の揃った種結晶の表面から結晶を成長させることがで
き、単結晶に限りなく近いシリコン半導体基板を製造す
ることができる。
【0082】またさらに本発明によれば、CZ法で[1
00]方向に成長するように製造された単結晶インゴッ
トにおいて、(100)面と、(010)面と、(00
1)面とはそれぞれ結晶の方向性が等しい等価な面であ
るので、3つの面のうちいずれかの面が表面となるよう
に切り出された種結晶を用いた場合であっても、[10
0]方向に成長した結晶を得ることができ、同一の単結
晶インゴットからより表面積の大きな種結晶を切り出し
て結晶を作成することができる。特に、CZ法で[10
0]方向に成長させ、直方体に形成された単結晶インゴ
ットでは、(100)面が表面になるように種結晶を切
り出す場合よりも、(010)面および(001)面が
表面となるように切り出す場合の方が種結晶の表面積を
大きくすることができるので、結晶の方向性の揃った種
結晶の表面から結晶を成長させることができ、単結晶に
限りなく近いシリコン半導体基板を製造することができ
る。
00]方向に成長するように製造された単結晶インゴッ
トにおいて、(100)面と、(010)面と、(00
1)面とはそれぞれ結晶の方向性が等しい等価な面であ
るので、3つの面のうちいずれかの面が表面となるよう
に切り出された種結晶を用いた場合であっても、[10
0]方向に成長した結晶を得ることができ、同一の単結
晶インゴットからより表面積の大きな種結晶を切り出し
て結晶を作成することができる。特に、CZ法で[10
0]方向に成長させ、直方体に形成された単結晶インゴ
ットでは、(100)面が表面になるように種結晶を切
り出す場合よりも、(010)面および(001)面が
表面となるように切り出す場合の方が種結晶の表面積を
大きくすることができるので、結晶の方向性の揃った種
結晶の表面から結晶を成長させることができ、単結晶に
限りなく近いシリコン半導体基板を製造することができ
る。
【0083】またさらに本発明によれば、作成された結
晶から種結晶となる部分を切り出して新たに結晶を作成
する際の種結晶とすることができるので、CZ法によっ
て形成された製造コストの高い単結晶を用いることな
く、シリコン半導体基板を製造することができ、シリコ
ン半導体基板の製造コストを削減することができる。
晶から種結晶となる部分を切り出して新たに結晶を作成
する際の種結晶とすることができるので、CZ法によっ
て形成された製造コストの高い単結晶を用いることな
く、シリコン半導体基板を製造することができ、シリコ
ン半導体基板の製造コストを削減することができる。
【0084】またさらに本発明によれば、[100]方
向に成長するように製造されたシリコン単結晶インゴッ
トから(011)面から±45度以下のずれとなるよう
に太陽電池用基板を切り出すので、太陽電池用基板にお
ける劈開方向が基板の対角線に位置するようになり、辺
に対して平行に力が加えられた場合に基板が割れるのを
防止することができる。
向に成長するように製造されたシリコン単結晶インゴッ
トから(011)面から±45度以下のずれとなるよう
に太陽電池用基板を切り出すので、太陽電池用基板にお
ける劈開方向が基板の対角線に位置するようになり、辺
に対して平行に力が加えられた場合に基板が割れるのを
防止することができる。
【0085】またさらに本発明によれば、結晶の方向性
が揃っている太陽電池用基板の表面に、テクスチャエッ
チングによって微細なピラミッド状の凹凸を形成するの
で、基板表面における反射によるエネルギー損失を抑え
ることができ、効率のよい太陽電池用基板を製造するこ
とができる。
が揃っている太陽電池用基板の表面に、テクスチャエッ
チングによって微細なピラミッド状の凹凸を形成するの
で、基板表面における反射によるエネルギー損失を抑え
ることができ、効率のよい太陽電池用基板を製造するこ
とができる。
【図1】本発明の実施の一形態における半導体結晶の製
造装置の概略的な構成を示す図である。
造装置の概略的な構成を示す図である。
【図2】るつぼ9の底部付近を拡大して示す断面図であ
る。
る。
【図3】底面に矩形の種結晶20を隙間なく配置したる
つぼ9の斜視図である。
つぼ9の斜視図である。
【図4】第1の熱電対6および第2の熱電対13の検出
温度T2,T1の経時変化を表すグラフである。
温度T2,T1の経時変化を表すグラフである。
【図5】制御回路7の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
ートである。
【図6】本発明に示される製造方法によって作成したシ
リコンインゴット31の斜視図および断面図である。
リコンインゴット31の斜視図および断面図である。
【図7】本発明で用いる結晶軸が[100]方向である
種結晶の作製方法と種結晶の形状を示す斜視図である。
種結晶の作製方法と種結晶の形状を示す斜視図である。
【図8】キャスト法で作製した結晶から切り出した基板
における(100)面の割合と、その基板を用いて作成
した太陽電池セルの短絡電流Iscとの関係を示すグラ
フである。
における(100)面の割合と、その基板を用いて作成
した太陽電池セルの短絡電流Iscとの関係を示すグラ
フである。
【図9】種結晶41から太陽電池用基板44が作成され
るまでを説明するための図である。
るまでを説明するための図である。
【図10】太陽電池用基板44の平面図である。
【図11】印刷装置53を上から見た図である。
【図12】印刷装置53を横から見た図である。
【図13】本発明の実施の他の形態で、種結晶61から
太陽電池用基板64が作成されるまでを説明するための
図である。
太陽電池用基板64が作成されるまでを説明するための
図である。
【図14】従来の半導体結晶の製造方法で底面に丸形の
種結晶72を配置したるつぼ71の斜視図である。
種結晶72を配置したるつぼ71の斜視図である。
【図15】従来の半導体結晶の製造方法で作成したシリ
コンインゴット73の斜視図および断面図である。
コンインゴット73の斜視図および断面図である。
1 密閉容器 2 熱絶縁体 3 加熱体 4 加熱炉 5 誘導加熱コイル 6 第1の熱電対 7 制御回路 8 信号線 9 るつぼ 10 支持台 11 台座 12 筒体 13 第2の熱電対 14 パイロメータ 15 冷却媒体槽 16 駆動手段 17 ヒータ 18 第3の熱電対 19 半導体材料 20 種結晶
Claims (8)
- 【請求項1】 不活性な雰囲気下で、シリコンの種結晶
を底面に配置したるつぼ内にシリコン半導体材料を装入
し、るつぼ底部の下面温度をシリコン半導体材料の融点
以下に保ちながらシリコン半導体材料のみを融解した
後、るつぼを冷却し、融解したシリコン半導体材料を凝
固させて種結晶から半導体の結晶を成長させ、予め定め
る厚さに切断するシリコン半導体基板の製造方法におい
て、 前記種結晶は、[100]方向に成長するように製造さ
れた単結晶インゴットから(100)面を表面とする矩
形の板状となるように切り出されることを特徴とするシ
リコン半導体基板の製造方法。 - 【請求項2】 前記種結晶をるつぼの底面に隙間なく敷
き詰めることを特徴とする請求項1記載のシリコン半導
体基板の製造方法。 - 【請求項3】 前記るつぼを冷却させて、融解したシリ
コン半導体材料を凝固させる際に、るつぼの側面温度が
るつぼ底部の下面温度よりも低くならないように制御す
ることを特徴とする請求項1または2記載のシリコン半
導体基板の製造方法。 - 【請求項4】 前記種結晶の厚さは、20mm以上であ
ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシ
リコン半導体基板の製造方法。 - 【請求項5】 前記種結晶は、CZ法で[100]方向
に成長するように製造された単結晶インゴットから(1
00)面と等価な面で切り出すことを特徴とする請求項
1〜4のいずれかに記載のシリコン半導体基板の製造方
法。 - 【請求項6】 前記種結晶から成長させた半導体の結晶
を再利用して種結晶として切り出すことを特徴とする請
求項1〜4のいずれかに記載のシリコン半導体基板の製
造方法。 - 【請求項7】 不活性な雰囲気下で、シリコンの種結晶
を底面に配置したるつぼ内にシリコン半導体材料を装入
し、るつぼ底部の下面温度をシリコン半導体材料の融点
以下に保ちながらシリコン半導体材料のみを融解した
後、るつぼを冷却し、融解したシリコン半導体材料を凝
固させて種結晶から半導体の結晶を成長させ、予め定め
る厚さに切断する太陽電池用基板の製造方法において、 [100]方向に成長するように製造されたシリコンイ
ンゴットを(011)面から±45度以下のずれで矩形
の板状となるように切り出すことを特徴とする太陽電池
用基板の製造方法。 - 【請求項8】 前記予め定める厚さに切断した太陽電池
用基板の表面を、テクスチャエッチングすることを特徴
とする請求項7記載の太陽電池用基板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8160002A JPH107493A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | シリコン半導体基板および太陽電池用基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8160002A JPH107493A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | シリコン半導体基板および太陽電池用基板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH107493A true JPH107493A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15705860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8160002A Pending JPH107493A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | シリコン半導体基板および太陽電池用基板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH107493A (ja) |
Cited By (23)
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-
1996
- 1996-06-20 JP JP8160002A patent/JPH107493A/ja active Pending
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