JPH1075361A - 網点形成方法およびそのための記憶媒体 - Google Patents
網点形成方法およびそのための記憶媒体Info
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- JPH1075361A JPH1075361A JP9148711A JP14871197A JPH1075361A JP H1075361 A JPH1075361 A JP H1075361A JP 9148711 A JP9148711 A JP 9148711A JP 14871197 A JP14871197 A JP 14871197A JP H1075361 A JPH1075361 A JP H1075361A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スーパーセル方式を用いて、ムラが発生しに
くい網点画像を得る技術を提供する。 【解決手段】 N個分(Nは2以上の整数)の網点領域
を含む所定形状の領域を1つの繰返し単位領域として用
い、この繰返し単位領域内の各画素に割り当てられた閾
値を画像信号と比較することによって、網点を形成する
方法に関する。この方法では、任意の網点面積率におけ
る各網点の面積が互いにほぼ等しく、かつ、網点面積率
が50%の時に網点同士がほぼ同時に互いに接合するよ
うに、繰り返し単位領域内の閾値分布が決定される。
くい網点画像を得る技術を提供する。 【解決手段】 N個分(Nは2以上の整数)の網点領域
を含む所定形状の領域を1つの繰返し単位領域として用
い、この繰返し単位領域内の各画素に割り当てられた閾
値を画像信号と比較することによって、網点を形成する
方法に関する。この方法では、任意の網点面積率におけ
る各網点の面積が互いにほぼ等しく、かつ、網点面積率
が50%の時に網点同士がほぼ同時に互いに接合するよ
うに、繰り返し単位領域内の閾値分布が決定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、繰返し単位領域
内の各画素に割り当てられた閾値を画像信号と比較する
ことによって、網点を形成する技術に関する。
内の各画素に割り当てられた閾値を画像信号と比較する
ことによって、網点を形成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】網点を形成する際には、繰返し単位領域
内に割り当てられた閾値と多階調画像信号とを比較する
ことによって、網点信号を形成する方法が一般的であ
る。繰返し単位領域を規定する方式としては、1つの網
点が形成される網点領域を1つの繰返し単位領域とする
方式と、複数の網点領域を含むより大きな領域を1つの
繰返し単位領域とする方式とがある。
内に割り当てられた閾値と多階調画像信号とを比較する
ことによって、網点信号を形成する方法が一般的であ
る。繰返し単位領域を規定する方式としては、1つの網
点が形成される網点領域を1つの繰返し単位領域とする
方式と、複数の網点領域を含むより大きな領域を1つの
繰返し単位領域とする方式とがある。
【0003】図1は、1つの網点領域(「網点セル」と
も呼ぶ)を1つの繰返し単位領域とする方式を示す説明
図である。この方式では、各網点領域の4つの角が、画
素の格子の角に一致する。従って、この網点領域をタイ
ル状に繰返し適用することによって、全画像平面を覆う
ことができる。但し、この方式では、実現できる網線数
(「スクリーン線数」とも呼ぶ)や網角度(「スクリー
ン角度」とも呼ぶ)がかなり限定されてしまうという問
題がある。この理由は、各網点領域の4つの角が画素の
格子の角に一致しなければならないからである。
も呼ぶ)を1つの繰返し単位領域とする方式を示す説明
図である。この方式では、各網点領域の4つの角が、画
素の格子の角に一致する。従って、この網点領域をタイ
ル状に繰返し適用することによって、全画像平面を覆う
ことができる。但し、この方式では、実現できる網線数
(「スクリーン線数」とも呼ぶ)や網角度(「スクリー
ン角度」とも呼ぶ)がかなり限定されてしまうという問
題がある。この理由は、各網点領域の4つの角が画素の
格子の角に一致しなければならないからである。
【0004】図2は、複数の網点領域をふくむ広い領域
を1つの繰返し単位領域とする方式を示す説明図であ
る。この例では、4×4個の網点領域を含む領域が、1
つの繰返し単位領域として用いられている。このような
複数の網点領域を含む繰返し単位領域は、「スーパーセ
ル」とも呼ばれている。スーパーセルの4つの角は画素
の格子の角に一致するが、各網点領域の4つの角は、必
ずしも画素の格子の角には一致していない。スーパーセ
ル方式では、1つのスーパーセルを構成する網点領域の
数に融通性があるので、いわゆる有理正接法において、
網線数や網角度をより自由に実現することができる。こ
こで、有理正接法とは、網角度の正接(tan )が有理数
となるような網点の形成方法を言う。
を1つの繰返し単位領域とする方式を示す説明図であ
る。この例では、4×4個の網点領域を含む領域が、1
つの繰返し単位領域として用いられている。このような
複数の網点領域を含む繰返し単位領域は、「スーパーセ
ル」とも呼ばれている。スーパーセルの4つの角は画素
の格子の角に一致するが、各網点領域の4つの角は、必
ずしも画素の格子の角には一致していない。スーパーセ
ル方式では、1つのスーパーセルを構成する網点領域の
数に融通性があるので、いわゆる有理正接法において、
網線数や網角度をより自由に実現することができる。こ
こで、有理正接法とは、網角度の正接(tan )が有理数
となるような網点の形成方法を言う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スーパーセ
ル内に構成される複数の網点領域は、一定の画素数で構
成されておらず、異なる個数の画素を含むのが普通であ
る。図3と図4は、従来のスーパーセルの例を示す説明
図である。図3は網角度が0度の例を示し、図4は網角
度が45度の例を示している。図3に示す例では、1つ
のスーパーセルが11×11画素の網点領域と、11×
10画素の網点領域と、10×11画素の網点領域と、
10×10画素の網点領域とを含んでいる。従って、1
つのスーパーセルに含まれる複数の網点領域は、必ずし
も等しい画素数を有していない。この結果、同じ網点面
積率の画像を再現する場合にも、各網点が含む点灯画素
の個数は、網点によって異なることになる。このこと
は、図4により明瞭に示されている。すなわち、網点面
積率が50%の時に、図4のスーパーセルでは、5×5
画素で構成される網点と、4×5画素で構成される網点
と、5×4画素で構成される網点とが形成される。この
ような網点画像を観察すると、ムラとして観察される場
合がある。
ル内に構成される複数の網点領域は、一定の画素数で構
成されておらず、異なる個数の画素を含むのが普通であ
る。図3と図4は、従来のスーパーセルの例を示す説明
図である。図3は網角度が0度の例を示し、図4は網角
度が45度の例を示している。図3に示す例では、1つ
のスーパーセルが11×11画素の網点領域と、11×
10画素の網点領域と、10×11画素の網点領域と、
10×10画素の網点領域とを含んでいる。従って、1
つのスーパーセルに含まれる複数の網点領域は、必ずし
も等しい画素数を有していない。この結果、同じ網点面
積率の画像を再現する場合にも、各網点が含む点灯画素
の個数は、網点によって異なることになる。このこと
は、図4により明瞭に示されている。すなわち、網点面
積率が50%の時に、図4のスーパーセルでは、5×5
画素で構成される網点と、4×5画素で構成される網点
と、5×4画素で構成される網点とが形成される。この
ような網点画像を観察すると、ムラとして観察される場
合がある。
【0006】このように、スーパーセル方式では、各網
点を構成する画素の数が必ずしも等しくないので、従来
の方法では網点画像にムラが発生し易いという問題があ
った。
点を構成する画素の数が必ずしも等しくないので、従来
の方法では網点画像にムラが発生し易いという問題があ
った。
【0007】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、スーパーセル方
式におけるムラを軽減できる技術を提供することを目的
とする。
を解決するためになされたものであり、スーパーセル方
式におけるムラを軽減できる技術を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、第1の発明
は、N個分(Nは2以上の整数)の網点領域を含む所定
形状の領域を1つの繰返し単位領域として用い、前記繰
返し単位領域内の各画素に割り当てられた閾値を画像信
号と比較することによって、網点を形成する方法であっ
て、任意の網点面積率における各網点の面積が互いにほ
ぼ等しく、かつ、網点面積率が50%の時に網点同士が
ほぼ同時に互いに接合するように網点を形成することを
特徴とする。
述の課題の少なくとも一部を解決するため、第1の発明
は、N個分(Nは2以上の整数)の網点領域を含む所定
形状の領域を1つの繰返し単位領域として用い、前記繰
返し単位領域内の各画素に割り当てられた閾値を画像信
号と比較することによって、網点を形成する方法であっ
て、任意の網点面積率における各網点の面積が互いにほ
ぼ等しく、かつ、網点面積率が50%の時に網点同士が
ほぼ同時に互いに接合するように網点を形成することを
特徴とする。
【0009】任意に網点面積率において、各網点の面積
が互いにほぼ等しいので、画像にムラが生じない。ま
た、網点面積率が約50%のときに網点同士がほぼ同時
に接合するので、網点面積率が約50%の画像をきれい
に再現することができる。
が互いにほぼ等しいので、画像にムラが生じない。ま
た、網点面積率が約50%のときに網点同士がほぼ同時
に接合するので、網点面積率が約50%の画像をきれい
に再現することができる。
【0010】上記第1の発明において、前記繰返し単位
領域内の閾値の分布は、(a)前記繰返し単位領域に含
まれる各網点領域に対して、隣接する他の網点領域と共
有する共有領域を設定するとともに、前記共有領域を含
む拡大網点領域内の各画素に点灯順位を設定する工程
と、(b)前記繰返し単位領域内において次のN個の閾
値を割り当てる際に、前記繰返し単位領域に含まれるN
個の網点領域の選択順序を決定する工程と、(c)決定
された選択順序に従って前記N個の網点領域を順次選択
するとともに、選択された網点領域に対応する前記拡大
網点領域内において、前記拡大網点領域内の画素であっ
て閾値が割り当てられていない画素に対して閾値を割り
当てることにより、前記N個の閾値を前記繰返し単位領
域内に割り当てる工程と、(d)前記工程(b)および
(c)を繰返すことによって、前記繰返し単位領域に含
まれる各画素に閾値を割り当てる工程と、を含む閾値分
布決定工程によって決定されるようにすることが好まし
い。
領域内の閾値の分布は、(a)前記繰返し単位領域に含
まれる各網点領域に対して、隣接する他の網点領域と共
有する共有領域を設定するとともに、前記共有領域を含
む拡大網点領域内の各画素に点灯順位を設定する工程
と、(b)前記繰返し単位領域内において次のN個の閾
値を割り当てる際に、前記繰返し単位領域に含まれるN
個の網点領域の選択順序を決定する工程と、(c)決定
された選択順序に従って前記N個の網点領域を順次選択
するとともに、選択された網点領域に対応する前記拡大
網点領域内において、前記拡大網点領域内の画素であっ
て閾値が割り当てられていない画素に対して閾値を割り
当てることにより、前記N個の閾値を前記繰返し単位領
域内に割り当てる工程と、(d)前記工程(b)および
(c)を繰返すことによって、前記繰返し単位領域に含
まれる各画素に閾値を割り当てる工程と、を含む閾値分
布決定工程によって決定されるようにすることが好まし
い。
【0011】こうすれば、網点セルの境界付近におい
て、閾値を割り当てる画素の選択に関して比較的大きな
自由度が得られる。
て、閾値を割り当てる画素の選択に関して比較的大きな
自由度が得られる。
【0012】なお、前記工程(c)は、前記拡大網点領
域内の前記点灯順位に従って、閾値を割り当てる画素を
選択する工程を含むようにすることが好ましい。
域内の前記点灯順位に従って、閾値を割り当てる画素を
選択する工程を含むようにすることが好ましい。
【0013】または、前記工程(c)は、前記拡大網点
領域に含まれる網点の重心位置の移動量が最小となるよ
うに、閾値を割り当てる画素を選択する工程を含むよう
にしてもよい。
領域に含まれる網点の重心位置の移動量が最小となるよ
うに、閾値を割り当てる画素を選択する工程を含むよう
にしてもよい。
【0014】あるいは、前記工程(c)は、前記繰り返
し単位領域内の所定の複数の点において算出される濃度
値の偏差が最小となるように、閾値を割り当てる画素を
選択する工程を含むようにしてもよい。
し単位領域内の所定の複数の点において算出される濃度
値の偏差が最小となるように、閾値を割り当てる画素を
選択する工程を含むようにしてもよい。
【0015】第2の発明は、N個分(Nは2以上の整
数)の網点領域を含む所定形状の領域を1つの繰返し単
位領域として用い、前記繰返し単位領域内の各画素に割
り当てられた閾値を画像信号と比較することによって網
点を形成する方法に使用される、閾値分布の決定処理を
実現するソフトウェアプログラムを格納する記憶媒体で
あって、任意の網点面積率における各網点の面積が互い
にほぼ等しく、かつ、網点面積率が50%の時に網点同
士がほぼ同時に互いに接合するように、前記繰り返し単
位領域内に閾値を割り当てる処理を実行するソフトウェ
アプログラムを格納することを特徴とする。
数)の網点領域を含む所定形状の領域を1つの繰返し単
位領域として用い、前記繰返し単位領域内の各画素に割
り当てられた閾値を画像信号と比較することによって網
点を形成する方法に使用される、閾値分布の決定処理を
実現するソフトウェアプログラムを格納する記憶媒体で
あって、任意の網点面積率における各網点の面積が互い
にほぼ等しく、かつ、網点面積率が50%の時に網点同
士がほぼ同時に互いに接合するように、前記繰り返し単
位領域内に閾値を割り当てる処理を実行するソフトウェ
アプログラムを格納することを特徴とする。
【0016】このようなソフトウェアプログラムによっ
て決定された閾値を用いて網点を形成すれば、第1の発
明と同様に、画像にムラが生じず、また、網点面積率が
約50%の画像をきれいに再現することができる。
て決定された閾値を用いて網点を形成すれば、第1の発
明と同様に、画像にムラが生じず、また、網点面積率が
約50%の画像をきれいに再現することができる。
【0017】
【発明の他の態様】この発明は、以下のような他の態様
も含んでいる。第1の態様は、N個分(Nは2以上の整
数)の網点領域を含む所定形状の領域を1つの繰返し単
位領域として用い、前記繰返し単位領域内の各画素に割
り当てられた閾値を画像信号と比較することによって、
網点を形成する装置であって、任意の網点面積率におけ
る各網点の面積が互いにほぼ等しく、かつ、網点面積率
が50%の時に網点同士がほぼ同時に互いに接合するよ
うに網点を形成するための閾値分布を記憶するメモリ
と、前記閾値分布から読出された閾値と画像信号とを比
較することによって網点を表わす網点信号を生成する比
較器と、を備えることを特徴とする。
も含んでいる。第1の態様は、N個分(Nは2以上の整
数)の網点領域を含む所定形状の領域を1つの繰返し単
位領域として用い、前記繰返し単位領域内の各画素に割
り当てられた閾値を画像信号と比較することによって、
網点を形成する装置であって、任意の網点面積率におけ
る各網点の面積が互いにほぼ等しく、かつ、網点面積率
が50%の時に網点同士がほぼ同時に互いに接合するよ
うに網点を形成するための閾値分布を記憶するメモリ
と、前記閾値分布から読出された閾値と画像信号とを比
較することによって網点を表わす網点信号を生成する比
較器と、を備えることを特徴とする。
【0018】第2の態様は、コンピュータシステムのマ
イクロプロセッサによって実行されることによって、上
記の発明の各工程または各手段を実現するソフトウェア
プログラムを通信経路を介して供給するプログラム供給
装置である。
イクロプロセッサによって実行されることによって、上
記の発明の各工程または各手段を実現するソフトウェア
プログラムを通信経路を介して供給するプログラム供給
装置である。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づき説明する。図5は、この発明の第1実施例に
おいてスーパーセルの閾値分布を決定する処理の全体手
順を示すフローチャートである。ステップS1では、所
望の網点ピッチと網角度とを実現するスーパーセルを決
定する。図6は、この実施例において用いるスーパーセ
ルSCを示す説明図である。このスーパーセルSCは、
5つの網点セル(網点領域)HC0〜HC4で構成され
ている。細かい正方形の格子は、画素の格子を示してい
る。スーパーセルSCの4つの角P1〜P4は、画素格
子の角に一致しているが、各網点セルの角は必ずしも画
素格子の角には一致していない。スーパーセルSCの4
つの角P1,P2,P3,P4は、網点セルHC0,H
C1,HC4,HC3の角にそれぞれ一致している。従
って、このスーパーセルSCをタイル状に繰返し適用す
ることによって、全画像平面を網点セルHC0〜HC4
で隙間無く覆うことができる。なお、網点ピッチと網角
度の1つの組み合わせを実現するためのスーパーセル
は、必ずしも1つとは限らず、ある程度の任意性があ
る。
例に基づき説明する。図5は、この発明の第1実施例に
おいてスーパーセルの閾値分布を決定する処理の全体手
順を示すフローチャートである。ステップS1では、所
望の網点ピッチと網角度とを実現するスーパーセルを決
定する。図6は、この実施例において用いるスーパーセ
ルSCを示す説明図である。このスーパーセルSCは、
5つの網点セル(網点領域)HC0〜HC4で構成され
ている。細かい正方形の格子は、画素の格子を示してい
る。スーパーセルSCの4つの角P1〜P4は、画素格
子の角に一致しているが、各網点セルの角は必ずしも画
素格子の角には一致していない。スーパーセルSCの4
つの角P1,P2,P3,P4は、網点セルHC0,H
C1,HC4,HC3の角にそれぞれ一致している。従
って、このスーパーセルSCをタイル状に繰返し適用す
ることによって、全画像平面を網点セルHC0〜HC4
で隙間無く覆うことができる。なお、網点ピッチと網角
度の1つの組み合わせを実現するためのスーパーセル
は、必ずしも1つとは限らず、ある程度の任意性があ
る。
【0020】ステップS2では、スーパーセルSC内の
各網点セルの中心座標が算出される。図7は、1つの網
点セルHC0を拡大して示す説明図である。図7におい
て、「理想網点境界線」と書かれている直線は、画素の
階段状の境界ではなく、網点ピッチと網角度θとで構成
される網構造の境界線を意味している。理想網点境界線
で囲まれる領域を、以下では「理想網点セル」または
「理想網点領域」と呼ぶ。
各網点セルの中心座標が算出される。図7は、1つの網
点セルHC0を拡大して示す説明図である。図7におい
て、「理想網点境界線」と書かれている直線は、画素の
階段状の境界ではなく、網点ピッチと網角度θとで構成
される網構造の境界線を意味している。理想網点境界線
で囲まれる領域を、以下では「理想網点セル」または
「理想網点領域」と呼ぶ。
【0021】網点セルHC0の左上の角は、スーパーセ
ルSCの角P1(図6参照)に一致している。また、図
7にも示されているように、理想網点セルHC0の中心
は、理想網点セルHC0の角から(網点ピッチ/√2)
だけ(網角度+45°)の方向にずれた位置にある。従
って、スーパーセルSCの角P1の座標から、網点セル
HC0の中心の座標を算出することができる。また、他
の網点セルの中心は、網点セルHC0の中心から網点ピ
ッチだけ離れた位置にあるので、これも同様にして算出
できる。
ルSCの角P1(図6参照)に一致している。また、図
7にも示されているように、理想網点セルHC0の中心
は、理想網点セルHC0の角から(網点ピッチ/√2)
だけ(網角度+45°)の方向にずれた位置にある。従
って、スーパーセルSCの角P1の座標から、網点セル
HC0の中心の座標を算出することができる。また、他
の網点セルの中心は、網点セルHC0の中心から網点ピ
ッチだけ離れた位置にあるので、これも同様にして算出
できる。
【0022】ステップS3では、網点ピッチと網角度か
ら、理想網点境界線の位置と方向が算出される。図6か
らも解るように、理想網点境界線は、スーパーセルSC
の角P1〜P4を通り、網角度θ(またはθ±90°)
の方向を向いている直線である。スーパーセルがもっと
多くの網点セルを含む場合には、スーパーセルの角を通
らないような理想網点境界線も考えられる。しかし、こ
のような理想網点境界線は、スーパーセルの角を通る理
想網点境界線から、網点ピッチの整数倍だけ離れてい
る。このように、スーパーセル内のすべての理想網点境
界線の位置と方向を、網点ピッチと網角度から算出する
ことができる。
ら、理想網点境界線の位置と方向が算出される。図6か
らも解るように、理想網点境界線は、スーパーセルSC
の角P1〜P4を通り、網角度θ(またはθ±90°)
の方向を向いている直線である。スーパーセルがもっと
多くの網点セルを含む場合には、スーパーセルの角を通
らないような理想網点境界線も考えられる。しかし、こ
のような理想網点境界線は、スーパーセルの角を通る理
想網点境界線から、網点ピッチの整数倍だけ離れてい
る。このように、スーパーセル内のすべての理想網点境
界線の位置と方向を、網点ピッチと網角度から算出する
ことができる。
【0023】ステップS4では、各網点について、理想
網点境界線を完全に包含するような拡大網点セルが設定
される。図8は、2つの網点セルHC0,HC2を拡大
して示す説明図である。図8に点を付した領域は、隣接
する複数の網点セルの間に設けられた共有領域CAで
る。共有領域CAは、理想網点境界線が、その内部を通
過している画素で構成されている。換言すれば、共有領
域CA内の画素は、その少なくとも一部が、隣接する複
数の理想網点セルに含まれるような画素である。この共
有領域CAを含む網点セルの領域を、「拡大網点セル」
または「拡大網点領域」と呼ぶ。また、共有領域を含ま
ない網点セルの領域を、「縮小網点セル」または「縮小
網点領域」と呼ぶ。以下で説明する閾値の割り当て処理
においては、縮小網点セル内の画素と、共有領域内の画
素とが区別して取り扱われる。
網点境界線を完全に包含するような拡大網点セルが設定
される。図8は、2つの網点セルHC0,HC2を拡大
して示す説明図である。図8に点を付した領域は、隣接
する複数の網点セルの間に設けられた共有領域CAで
る。共有領域CAは、理想網点境界線が、その内部を通
過している画素で構成されている。換言すれば、共有領
域CA内の画素は、その少なくとも一部が、隣接する複
数の理想網点セルに含まれるような画素である。この共
有領域CAを含む網点セルの領域を、「拡大網点セル」
または「拡大網点領域」と呼ぶ。また、共有領域を含ま
ない網点セルの領域を、「縮小網点セル」または「縮小
網点領域」と呼ぶ。以下で説明する閾値の割り当て処理
においては、縮小網点セル内の画素と、共有領域内の画
素とが区別して取り扱われる。
【0024】図5のステップS5では、スーパーセルS
C内の各画素に閾値が割り当てられる。図9は、第1実
施例におけるステップS5の詳細手順を示すフローチャ
ートである。ステップS11では、スーパーセル内の画
素数Totalと、スーパーセル内の網点セルの個数A
miCntとを設定する。図6の例ではTotal=9
36,AmiCnt=5である。
C内の各画素に閾値が割り当てられる。図9は、第1実
施例におけるステップS5の詳細手順を示すフローチャ
ートである。ステップS11では、スーパーセル内の画
素数Totalと、スーパーセル内の網点セルの個数A
miCntとを設定する。図6の例ではTotal=9
36,AmiCnt=5である。
【0025】ステップS12では、前準備として、各網
点セル毎に、各画素の点灯順位を設定する。図10は、
図8の網点セルHC0における縮小網点セルRHC0内
に設定された点灯順位の一例を示す説明図である。縮小
網点セルRHC0内には、その中心から周辺に向かって
値が次第に増大していくように、点灯順位が各画素に設
定される。また、最初の2つの点灯順位「0」、「1」
を除く「2」以降の点灯順位は、ある画素が点灯する際
に、その4近傍の画素の少なくとも1つが既に点灯して
いるように割り当てられている。こうすれば、孤立した
画素が点灯することを防止できるという利点がある。
点セル毎に、各画素の点灯順位を設定する。図10は、
図8の網点セルHC0における縮小網点セルRHC0内
に設定された点灯順位の一例を示す説明図である。縮小
網点セルRHC0内には、その中心から周辺に向かって
値が次第に増大していくように、点灯順位が各画素に設
定される。また、最初の2つの点灯順位「0」、「1」
を除く「2」以降の点灯順位は、ある画素が点灯する際
に、その4近傍の画素の少なくとも1つが既に点灯して
いるように割り当てられている。こうすれば、孤立した
画素が点灯することを防止できるという利点がある。
【0026】図11は、図8の領域11に設定された点
灯順位の一例を示す説明図である。この領域には、隣接
する2つの網点セルHC0,HC2の共有領域CAが含
まれている。この共有領域CAは、2つの網点セルHC
0,HC2の間の理想境界線が通過する画素で構成され
ている。この共有領域CAには、隣接する2つの網点セ
ルHC0,HC2の点灯順位がそれぞれ設定される。図
11において、「0−104」とあるのは網点セルHC
0の点灯順位104を意味しており、「2−106」と
あるのは網点セルHC2の点灯順位106を意味してい
る。他も同様である。なお、共有領域CA付近において
も、各網点セルの点灯順位は、ある画素が点灯する際
に、その4近傍の画素の少なくとも1つが既に点灯して
いるように割り当てられている。
灯順位の一例を示す説明図である。この領域には、隣接
する2つの網点セルHC0,HC2の共有領域CAが含
まれている。この共有領域CAは、2つの網点セルHC
0,HC2の間の理想境界線が通過する画素で構成され
ている。この共有領域CAには、隣接する2つの網点セ
ルHC0,HC2の点灯順位がそれぞれ設定される。図
11において、「0−104」とあるのは網点セルHC
0の点灯順位104を意味しており、「2−106」と
あるのは網点セルHC2の点灯順位106を意味してい
る。他も同様である。なお、共有領域CA付近において
も、各網点セルの点灯順位は、ある画素が点灯する際
に、その4近傍の画素の少なくとも1つが既に点灯して
いるように割り当てられている。
【0027】図12は、図8の領域12に設定された点
灯順位の一例を示す説明図である。この領域には、隣接
する4つの網点セルHC0,HC2,HC4,HC1の
共有領域CAが含まれている。すなわち、この共有領域
CAは、4つの網点セルHC0,HC2,HC4,HC
1の間の理想境界線が通過する画素で構成されている。
図12の中央の画素は、4本の理想境界線(図示省略)
が通過している画素である。このため、この画素は、4
つのHC0,HC2,HC4,HC1に共有され、4つ
の網点セルHC0,HC2,HC4,HC1の点灯順位
がそれぞれ設定されている。また、共有領域CAの他の
画素は、それぞれ2つの網点セルの点灯順位が設定され
ている。なお、図12の共有領域CA付近においても、
各網点セルの点灯順位は、ある画素が点灯する際に、そ
の4近傍の画素の少なくとも1つが既に点灯しているよ
うに割り当てられている。
灯順位の一例を示す説明図である。この領域には、隣接
する4つの網点セルHC0,HC2,HC4,HC1の
共有領域CAが含まれている。すなわち、この共有領域
CAは、4つの網点セルHC0,HC2,HC4,HC
1の間の理想境界線が通過する画素で構成されている。
図12の中央の画素は、4本の理想境界線(図示省略)
が通過している画素である。このため、この画素は、4
つのHC0,HC2,HC4,HC1に共有され、4つ
の網点セルHC0,HC2,HC4,HC1の点灯順位
がそれぞれ設定されている。また、共有領域CAの他の
画素は、それぞれ2つの網点セルの点灯順位が設定され
ている。なお、図12の共有領域CA付近においても、
各網点セルの点灯順位は、ある画素が点灯する際に、そ
の4近傍の画素の少なくとも1つが既に点灯しているよ
うに割り当てられている。
【0028】図9のステップS13では、各網点セルの
点灯順位を示すパラメータmと、画素に割り当てられる
現在の閾値を示すパラメータCntとが設定される。ス
テップS14〜S20は、スーパーセルSC内の各画素
に0〜(Total−1)までの閾値を順次割り当てて
ゆくルーチンである。
点灯順位を示すパラメータmと、画素に割り当てられる
現在の閾値を示すパラメータCntとが設定される。ス
テップS14〜S20は、スーパーセルSC内の各画素
に0〜(Total−1)までの閾値を順次割り当てて
ゆくルーチンである。
【0029】ステップS14では、現在の閾値Cntが
スーパーセル内の全画素数Total未満であるか否か
が判断される。Cnt<Totalであれば、ステップ
S15に移行する。ステップS15では、スーパーセル
内の複数の網点セルに関して、n=0〜n=(AmiC
nt−1)までの選択順位をランダムに付与する。例え
ば、図6の5つの網点セルHC0〜HC4に、順番に、
n=2,0,3,1,4の選択順位が付与される。
スーパーセル内の全画素数Total未満であるか否か
が判断される。Cnt<Totalであれば、ステップ
S15に移行する。ステップS15では、スーパーセル
内の複数の網点セルに関して、n=0〜n=(AmiC
nt−1)までの選択順位をランダムに付与する。例え
ば、図6の5つの網点セルHC0〜HC4に、順番に、
n=2,0,3,1,4の選択順位が付与される。
【0030】ステップS16では、網点セルの選択順位
を示すパラメータnが0に初期化される。ステップS1
7では、選択順位を示すパラメータnが、網点セルの数
AmiCnt未満であるか否かが判断される。n<Am
iCntであれば、ステップS18において、n番目の
網点セル内に存在する点灯順位mの画素に対して、現在
の閾値Cntが割り当てられる。そして、ステップS1
9において、選択順位nと現在の閾値Cntとがインク
リメントされて、ステップS17に戻る。
を示すパラメータnが0に初期化される。ステップS1
7では、選択順位を示すパラメータnが、網点セルの数
AmiCnt未満であるか否かが判断される。n<Am
iCntであれば、ステップS18において、n番目の
網点セル内に存在する点灯順位mの画素に対して、現在
の閾値Cntが割り当てられる。そして、ステップS1
9において、選択順位nと現在の閾値Cntとがインク
リメントされて、ステップS17に戻る。
【0031】図13は、ステップS17〜S19の処理
内容を示す説明図である。図13においては、便宜上、
点灯順位mには#0,#1…のように「#」が付されて
いる。また、閾値には*0,*1…のように「*」が付
されている。図13(A)は、点灯順位m=0における
閾値の割り当て結果を示している。ここで、選択順位n
は、網点セルHC0〜HC4に対して順番にn=2,
0,3,1,4となっており、閾値もこの順に割り当て
られる。すなわち、網点セルHC1の点灯順位m=0の
画素に、最初の閾値*0が割り当てられ、網点セルHC
3の点灯順位m=0の画素には、次の閾値*1が割り当
てられる。以下も同様である。こうして、5つの網点セ
ル内に存在する点灯順位m=0の画素に閾値がすべて割
り当てられると、ステップS17においてn=AmiC
ntとなるので、ステップS20に移行する。ステップ
S20では、点灯順位を示すパラメータmがインクリメ
ントされて、ステップS14に移行する。
内容を示す説明図である。図13においては、便宜上、
点灯順位mには#0,#1…のように「#」が付されて
いる。また、閾値には*0,*1…のように「*」が付
されている。図13(A)は、点灯順位m=0における
閾値の割り当て結果を示している。ここで、選択順位n
は、網点セルHC0〜HC4に対して順番にn=2,
0,3,1,4となっており、閾値もこの順に割り当て
られる。すなわち、網点セルHC1の点灯順位m=0の
画素に、最初の閾値*0が割り当てられ、網点セルHC
3の点灯順位m=0の画素には、次の閾値*1が割り当
てられる。以下も同様である。こうして、5つの網点セ
ル内に存在する点灯順位m=0の画素に閾値がすべて割
り当てられると、ステップS17においてn=AmiC
ntとなるので、ステップS20に移行する。ステップ
S20では、点灯順位を示すパラメータmがインクリメ
ントされて、ステップS14に移行する。
【0032】ステップS14では、現在の閾値Cntが
スーパーセル内の全画素数Total未満であるか否か
が判断され、Cnt<Totalであれば、ステップS
15に移行する。図13(B)は、2番目の点灯順位m
=1に対する閾値の割り当ての例を示している。選択順
位nは、図9のステップS15においてランダムに付与
されるので、図13(B)における網点セルの選択順位
nは、図13(A)と異なる。このようにすることによ
って、スーパーセル内の点灯パターンにランダム性を付
与することができる。
スーパーセル内の全画素数Total未満であるか否か
が判断され、Cnt<Totalであれば、ステップS
15に移行する。図13(B)は、2番目の点灯順位m
=1に対する閾値の割り当ての例を示している。選択順
位nは、図9のステップS15においてランダムに付与
されるので、図13(B)における網点セルの選択順位
nは、図13(A)と異なる。このようにすることによ
って、スーパーセル内の点灯パターンにランダム性を付
与することができる。
【0033】なお、図9のステップS18において、図
11や図12に示す共有領域CAの画素に閾値を割り当
てる際には、以下のような条件を満足するように処理が
行なわれる。すなわち、ある網点セルの共有領域CA内
の画素に閾値を割り当てようとする際に、この画素に対
して、既に他の網点セルの画素として閾値が割り当てら
れている場合がある。この場合には、現在の網点セルの
次の画素に閾値を割り当てる。例えば、図11の中央の
画素を、網点セルHC2の画素と考えて閾値を割り当て
ようとした際に、ここには既に網点セルHC0の画素と
して何らかの閾値が割り当てられていた場合を考える。
この場合には、現在の網点セルHC2の次の点灯順位の
画素に、現在の閾値が割り当てられる。すなわち、共有
領域内の画素には複数の点灯順位が設定されているが、
閾値が一度割り当てられた後は、その画素に再度閾値が
割り当てられることはない。
11や図12に示す共有領域CAの画素に閾値を割り当
てる際には、以下のような条件を満足するように処理が
行なわれる。すなわち、ある網点セルの共有領域CA内
の画素に閾値を割り当てようとする際に、この画素に対
して、既に他の網点セルの画素として閾値が割り当てら
れている場合がある。この場合には、現在の網点セルの
次の画素に閾値を割り当てる。例えば、図11の中央の
画素を、網点セルHC2の画素と考えて閾値を割り当て
ようとした際に、ここには既に網点セルHC0の画素と
して何らかの閾値が割り当てられていた場合を考える。
この場合には、現在の網点セルHC2の次の点灯順位の
画素に、現在の閾値が割り当てられる。すなわち、共有
領域内の画素には複数の点灯順位が設定されているが、
閾値が一度割り当てられた後は、その画素に再度閾値が
割り当てられることはない。
【0034】こうして、図9のステップS14〜S20
を繰り返し実行することによって、Cnt=0〜(To
tal−1)までの閾値が、スーパーセル内の画素に順
次割り当てられる。この後、ステップS21において、
必要に応じて閾値の正規化が行なわれる。例えば、閾値
の範囲を最終的に0〜254にしたい場合には、ステッ
プS14〜S20において割り当てられた閾値のそれぞ
れに、254/(Total−1)を乗じて整数化を行
なえばよい。
を繰り返し実行することによって、Cnt=0〜(To
tal−1)までの閾値が、スーパーセル内の画素に順
次割り当てられる。この後、ステップS21において、
必要に応じて閾値の正規化が行なわれる。例えば、閾値
の範囲を最終的に0〜254にしたい場合には、ステッ
プS14〜S20において割り当てられた閾値のそれぞ
れに、254/(Total−1)を乗じて整数化を行
なえばよい。
【0035】このように、第1実施例では、各網点セル
内の点灯順位を、隣接する網点セルとの共有領域を含む
拡大網点セル内の各画素に割り当てている。すなわち、
共有領域内の画素は、隣接する複数の網点セルのそれぞ
れに含まれているように取り扱われる。この結果、スー
パーセル内に閾値を順次割り当てて行く際に、網点セル
の境界付近において、閾値を割り当てる画素の選択に関
して比較的大きな自由度がある。また、第1実施例で
は、スーパーセル内のN個の網点セルの選択順位を、N
個の閾値をスーパーセル内のN個の画素に割り当てる毎
にランダムに決定し、この選択順位に従って、各網点セ
ル内の画素に閾値を割り当てている。この結果、ほとん
どすべての網点面積率において各網点の面積(すなわち
網点を構成する画素の数)がほとんど等しくなり、その
差は大きくても1〜2画素である。また、網点面積率が
約50%の時にすべての網点同士がほぼ同時に接合する
ようにすることが容易である。より具体的には、網点面
積率が50〜55%の際に、すべての網点同士が接合す
る。
内の点灯順位を、隣接する網点セルとの共有領域を含む
拡大網点セル内の各画素に割り当てている。すなわち、
共有領域内の画素は、隣接する複数の網点セルのそれぞ
れに含まれているように取り扱われる。この結果、スー
パーセル内に閾値を順次割り当てて行く際に、網点セル
の境界付近において、閾値を割り当てる画素の選択に関
して比較的大きな自由度がある。また、第1実施例で
は、スーパーセル内のN個の網点セルの選択順位を、N
個の閾値をスーパーセル内のN個の画素に割り当てる毎
にランダムに決定し、この選択順位に従って、各網点セ
ル内の画素に閾値を割り当てている。この結果、ほとん
どすべての網点面積率において各網点の面積(すなわち
網点を構成する画素の数)がほとんど等しくなり、その
差は大きくても1〜2画素である。また、網点面積率が
約50%の時にすべての網点同士がほぼ同時に接合する
ようにすることが容易である。より具体的には、網点面
積率が50〜55%の際に、すべての網点同士が接合す
る。
【0036】図14は、上述の第1実施例によって決定
された閾値を用いて、網点面積率が約50%の時に形成
される網点の例を示す説明図である。各網点セルには、
次に点灯する画素が示されている。中心の網点セルHC
2に関して次に点灯する画素は、網点セルHC4との境
界付近にあり、従来の網点セルの区分では網点セルHC
4に含まれる画素である。第1実施例では、各網点セル
の境界付近に共有領域を設けているため、この画素は、
網点セルHC2の画素として点灯する。また、各網点セ
ルの点灯順位は、孤立した点灯画素(4近傍に他の点灯
画素が無いもの)が生じないように考慮されている。図
15は、第1実施例に対応する従来例における網点の例
を示す説明図である。この従来例では、網点セルHC0
〜HC4が明瞭に区分されており、共有領域は設定され
ていない。このため、閾値の割り当てに関しての自由度
が小さい。また、網点セルHC2,HC4の境界付近に
おいて、網点セルHC4内に孤立した点灯画素が形成さ
れている。このような孤立した点灯画素(「しぶき」と
も呼ばれる)は、印刷時に正しく再現されない可能性が
ある。これに対して、図14に示す第1実施例では、孤
立した点灯画素が無いので、このような印刷再現性の問
題が改善されている。
された閾値を用いて、網点面積率が約50%の時に形成
される網点の例を示す説明図である。各網点セルには、
次に点灯する画素が示されている。中心の網点セルHC
2に関して次に点灯する画素は、網点セルHC4との境
界付近にあり、従来の網点セルの区分では網点セルHC
4に含まれる画素である。第1実施例では、各網点セル
の境界付近に共有領域を設けているため、この画素は、
網点セルHC2の画素として点灯する。また、各網点セ
ルの点灯順位は、孤立した点灯画素(4近傍に他の点灯
画素が無いもの)が生じないように考慮されている。図
15は、第1実施例に対応する従来例における網点の例
を示す説明図である。この従来例では、網点セルHC0
〜HC4が明瞭に区分されており、共有領域は設定され
ていない。このため、閾値の割り当てに関しての自由度
が小さい。また、網点セルHC2,HC4の境界付近に
おいて、網点セルHC4内に孤立した点灯画素が形成さ
れている。このような孤立した点灯画素(「しぶき」と
も呼ばれる)は、印刷時に正しく再現されない可能性が
ある。これに対して、図14に示す第1実施例では、孤
立した点灯画素が無いので、このような印刷再現性の問
題が改善されている。
【0037】図16は、第2実施例におけるステップS
5の処理手順を示すフローチャートである。この第2実
施例の手順は、図9に示す第1実施例のステップS18
を変更したものである。図16のステップS18aで
は、n番目の網点セルに閾値を割り当てる際に、その網
点セルの重心の移動量が最小になるような画素が選択さ
れる。この際、n番目の網点セル内の未点灯の画素の中
で、点灯順位が早い数個(好ましくは3〜4個)の画素
について、その画素が点灯した場合の重心位置の移動量
が算出される。そして、その中で重心位置の移動量が最
小となる画素に現在の閾値Cntが割り当てられる。第
2実施例では、各網点の重心位置を、網点面積率によら
ずにほぼ一定とすることができる。
5の処理手順を示すフローチャートである。この第2実
施例の手順は、図9に示す第1実施例のステップS18
を変更したものである。図16のステップS18aで
は、n番目の網点セルに閾値を割り当てる際に、その網
点セルの重心の移動量が最小になるような画素が選択さ
れる。この際、n番目の網点セル内の未点灯の画素の中
で、点灯順位が早い数個(好ましくは3〜4個)の画素
について、その画素が点灯した場合の重心位置の移動量
が算出される。そして、その中で重心位置の移動量が最
小となる画素に現在の閾値Cntが割り当てられる。第
2実施例では、各網点の重心位置を、網点面積率によら
ずにほぼ一定とすることができる。
【0038】図17は、第2実施例によって決定された
閾値を用いて、網点面積率が約50%の時に形成される
網点の例を示す説明図である。図18は、第2実施例に
対応する従来例を示す説明図である。図18の従来例で
は、2つの網点セルHC0,HC2の境界付近に本来点
灯すべき点(重心位置の移動が最小となる点)が存在す
る。しかし、従来は、網点セルが明瞭に区分されていた
ので、この点を点灯させるように閾値を割り当てること
ができなかった。これに対して、図17に示す第2実施
例では、網点セルの境界付近に共有領域を設定して閾値
の割り当ての際の融通性を高めたので、この本来点灯す
べき点が点灯するように、閾値を割り当てることができ
る。
閾値を用いて、網点面積率が約50%の時に形成される
網点の例を示す説明図である。図18は、第2実施例に
対応する従来例を示す説明図である。図18の従来例で
は、2つの網点セルHC0,HC2の境界付近に本来点
灯すべき点(重心位置の移動が最小となる点)が存在す
る。しかし、従来は、網点セルが明瞭に区分されていた
ので、この点を点灯させるように閾値を割り当てること
ができなかった。これに対して、図17に示す第2実施
例では、網点セルの境界付近に共有領域を設定して閾値
の割り当ての際の融通性を高めたので、この本来点灯す
べき点が点灯するように、閾値を割り当てることができ
る。
【0039】図19は、第3実施例におけるステップS
5の処理手順を示すフローチャートである。ステップS
31では、スーパーセル内の画素数Total(=93
6)を設定する。ステップS32では、前準備として、
各網点セル毎に、各画素の点灯順位を設定する。このス
テップは、図9のステップS12と同じである。ステッ
プS33では、0番目の網点セルの点灯順位0番の画素
に閾値0が割り当てられる。0番目の網点セルとして
は、スーパーセル内の任意の網点セルを選択できる。
5の処理手順を示すフローチャートである。ステップS
31では、スーパーセル内の画素数Total(=93
6)を設定する。ステップS32では、前準備として、
各網点セル毎に、各画素の点灯順位を設定する。このス
テップは、図9のステップS12と同じである。ステッ
プS33では、0番目の網点セルの点灯順位0番の画素
に閾値0が割り当てられる。0番目の網点セルとして
は、スーパーセル内の任意の網点セルを選択できる。
【0040】ステップS34では、画素に割り当てられ
る現在の閾値を示すパラメータCntが設定される。ス
テップS35では、現在の閾値Cntがスーパーセル内
の全画素数Total未満であるか否かが判断される。
Cnt<Totalであれば、ステップS36に移行す
る。
る現在の閾値を示すパラメータCntが設定される。ス
テップS35では、現在の閾値Cntがスーパーセル内
の全画素数Total未満であるか否かが判断される。
Cnt<Totalであれば、ステップS36に移行す
る。
【0041】ステップS36では、濃度値が最小である
網点付近から、前準備で設定された点灯順位を参考にし
て、点灯による濃度偏差が最小となる画素を選択し、選
択された画素に閾値Cntを割り当てる。ここで、ある
点の「濃度値」とは、その点を中心にしたガウス分布に
近い分布を有する重み関数を用いて、各画素の点灯状態
を示す2値データ(黒は1、白は0)を平均した値を意
味する。また、この濃度値は、濃度計を用いて測定され
た濃度値にほぼ等しい。「濃度偏差」とは、網点画像内
の複数の濃度測定位置で測定(算出)された濃度値の最
大値と最小値の差分を言う。濃度値の測定位置として
は、各網点セルの中心点や、網点セルの中心点同士の中
間点などを採用することができる。ステップS36で
は、点灯順位に従って数個の画素を点灯候補として1つ
ずつ点灯させた場合の濃度偏差を算出する。そして、濃
度偏差が最小となる画素を選択して閾値を割り当てる。
このように、濃度偏差が最小になるように閾値を割り当
てるようにすれば、画像のムラをより低減できるという
利点がある。
網点付近から、前準備で設定された点灯順位を参考にし
て、点灯による濃度偏差が最小となる画素を選択し、選
択された画素に閾値Cntを割り当てる。ここで、ある
点の「濃度値」とは、その点を中心にしたガウス分布に
近い分布を有する重み関数を用いて、各画素の点灯状態
を示す2値データ(黒は1、白は0)を平均した値を意
味する。また、この濃度値は、濃度計を用いて測定され
た濃度値にほぼ等しい。「濃度偏差」とは、網点画像内
の複数の濃度測定位置で測定(算出)された濃度値の最
大値と最小値の差分を言う。濃度値の測定位置として
は、各網点セルの中心点や、網点セルの中心点同士の中
間点などを採用することができる。ステップS36で
は、点灯順位に従って数個の画素を点灯候補として1つ
ずつ点灯させた場合の濃度偏差を算出する。そして、濃
度偏差が最小となる画素を選択して閾値を割り当てる。
このように、濃度偏差が最小になるように閾値を割り当
てるようにすれば、画像のムラをより低減できるという
利点がある。
【0042】ステップS37では、現在の閾値Cntを
1つインクリメントしてステップS35に戻る。こうし
て、ステップS35〜S37を繰返すことによって、ス
ーパーセル内の各画素に閾値が順次割り当てられる。ス
テップS38では、閾値の正規化が行なわれる。これ
は、図9のステップS21と同じである。
1つインクリメントしてステップS35に戻る。こうし
て、ステップS35〜S37を繰返すことによって、ス
ーパーセル内の各画素に閾値が順次割り当てられる。ス
テップS38では、閾値の正規化が行なわれる。これ
は、図9のステップS21と同じである。
【0043】図20は、第3実施例によって決定された
閾値を用いて、網点面積率が約50%の時に形成される
網点の例を示す説明図である。図21は、第3実施例に
対応する従来例を示す説明図である。図21の従来例で
は、2つの網点セルHC2,HC4の境界付近に本来点
灯すべき点(濃度偏差が最小となる点)が存在する。し
かし、従来は、網点セルが明瞭に区分されていたので、
この点を点灯させるように閾値を割り当てることができ
なかった。これに対して、図20に示す第3実施例で
は、網点セルの境界付近に共有領域を設定して閾値の割
り当ての際の融通性を高めたので、この本来点灯すべき
点が点灯するように、閾値を割り当てることができる。
閾値を用いて、網点面積率が約50%の時に形成される
網点の例を示す説明図である。図21は、第3実施例に
対応する従来例を示す説明図である。図21の従来例で
は、2つの網点セルHC2,HC4の境界付近に本来点
灯すべき点(濃度偏差が最小となる点)が存在する。し
かし、従来は、網点セルが明瞭に区分されていたので、
この点を点灯させるように閾値を割り当てることができ
なかった。これに対して、図20に示す第3実施例で
は、網点セルの境界付近に共有領域を設定して閾値の割
り当ての際の融通性を高めたので、この本来点灯すべき
点が点灯するように、閾値を割り当てることができる。
【0044】以上のように、本発明の実施例によれば、
隣接する網点セルの境界付近に共有領域を設け、共有領
域内の各画素は、隣接する網点セルのそれぞれに含まれ
るものと仮定して複数の点灯順位を設定したので、網点
セルの境界付近において閾値を設定する際の自由度を高
めることができる。
隣接する網点セルの境界付近に共有領域を設け、共有領
域内の各画素は、隣接する網点セルのそれぞれに含まれ
るものと仮定して複数の点灯順位を設定したので、網点
セルの境界付近において閾値を設定する際の自由度を高
めることができる。
【0045】図22は、上述の各実施例を適用する網点
形成装置の構成を示すブロック図である。この網点形成
装置は、CPU30と、メインメモリ(ROMおよびR
AM)32と、フロッピディスク装置34と、SPMメ
モリ36と、副走査アドレスカウンタ38と、主走査ア
ドレスカウンタ40と、比較器42とを備えている。ま
た、この網点形成装置は、網点画像を光ビームで記録媒
体上に記録するための図示しない露光装置も備えてい
る。SPMメモリ36は、スーパーセル内の閾値パター
ンを記憶する。フロッピディスク装置34には、上述の
各実施例に従って作成された複数種類の閾値パターンが
記憶されており、その中の1つが選択されてSPMメモ
リ36に転送される。
形成装置の構成を示すブロック図である。この網点形成
装置は、CPU30と、メインメモリ(ROMおよびR
AM)32と、フロッピディスク装置34と、SPMメ
モリ36と、副走査アドレスカウンタ38と、主走査ア
ドレスカウンタ40と、比較器42とを備えている。ま
た、この網点形成装置は、網点画像を光ビームで記録媒
体上に記録するための図示しない露光装置も備えてい
る。SPMメモリ36は、スーパーセル内の閾値パター
ンを記憶する。フロッピディスク装置34には、上述の
各実施例に従って作成された複数種類の閾値パターンが
記憶されており、その中の1つが選択されてSPMメモ
リ36に転送される。
【0046】上述の各実施例においてスーパーセル内に
閾値の割り当てるための種々の機能は、このコンピュー
タシステムのCPU(マイクロプロセッサ)30が、ソ
フトウェアプログラムを実行することによって実現され
る。上述の機能を実現するソフトウェアプログラム(ア
プリケーションプログラム、コンピュータプログラム)
は、フロッピディスクやCD−ROM等の携帯型の記憶
媒体(可搬型の記憶媒体)からコンピュータシステムの
メインメモリまたは外部記憶装置に転送される。あるい
は、通信経路を介してプログラム供給装置からコンピュ
ータシステムに供給するようにしてもよい。
閾値の割り当てるための種々の機能は、このコンピュー
タシステムのCPU(マイクロプロセッサ)30が、ソ
フトウェアプログラムを実行することによって実現され
る。上述の機能を実現するソフトウェアプログラム(ア
プリケーションプログラム、コンピュータプログラム)
は、フロッピディスクやCD−ROM等の携帯型の記憶
媒体(可搬型の記憶媒体)からコンピュータシステムの
メインメモリまたは外部記憶装置に転送される。あるい
は、通信経路を介してプログラム供給装置からコンピュ
ータシステムに供給するようにしてもよい。
【0047】副走査アドレスカウンタ38には、副走査
スタート信号Rxと、副走査クロック信号Cxとが入力
されている。副走査スタート信号Rxは、光ビームの副
走査座標が初期位置にリセットされた時に1パルス発生
する信号である。副走査クロック信号は、光ビームの副
走査座標が更新されるたびに1パルス発生する信号であ
る。副走査アドレスカウンタ38は、これらの信号R
x,Cxに応じて、繰り返し単位ブロック内における光
ビームの副走査座標を生成し、これをSPMメモリ36
に副走査アドレスとして供給する。主走査アドレスカウ
ンタ40も同様に、主走査スタート信号Ryと主走査ク
ロック信号Cyとに応じて、繰り返し単位ブロック内に
おける光ビームの主走査座標を生成し、これをSPMメ
モリ36に主走査アドレスとして供給する。これら2つ
のアドレスカウンタ38,40から与えられたアドレス
に応じて、SPMメモリ36内の閾値パターンから1つ
の閾値Ssが読出されて、比較器42に供給される。
スタート信号Rxと、副走査クロック信号Cxとが入力
されている。副走査スタート信号Rxは、光ビームの副
走査座標が初期位置にリセットされた時に1パルス発生
する信号である。副走査クロック信号は、光ビームの副
走査座標が更新されるたびに1パルス発生する信号であ
る。副走査アドレスカウンタ38は、これらの信号R
x,Cxに応じて、繰り返し単位ブロック内における光
ビームの副走査座標を生成し、これをSPMメモリ36
に副走査アドレスとして供給する。主走査アドレスカウ
ンタ40も同様に、主走査スタート信号Ryと主走査ク
ロック信号Cyとに応じて、繰り返し単位ブロック内に
おける光ビームの主走査座標を生成し、これをSPMメ
モリ36に主走査アドレスとして供給する。これら2つ
のアドレスカウンタ38,40から与えられたアドレス
に応じて、SPMメモリ36内の閾値パターンから1つ
の閾値Ssが読出されて、比較器42に供給される。
【0048】比較器42は、この閾値Ssを入力画像信
号Imと比較し、この比較結果に応じた2値化出力(露
光信号、網点信号)を生成する。2値化出力のレベル
は、次の通りである。 Ss<Imの時:Hレベル(露光、点灯); Im≦Ssの時:Lレベル(非露光、非点灯)。 なお、入力画像信号Imが0〜255の範囲である場合
には、閾値Ssの範囲は0〜254となる。
号Imと比較し、この比較結果に応じた2値化出力(露
光信号、網点信号)を生成する。2値化出力のレベル
は、次の通りである。 Ss<Imの時:Hレベル(露光、点灯); Im≦Ssの時:Lレベル(非露光、非点灯)。 なお、入力画像信号Imが0〜255の範囲である場合
には、閾値Ssの範囲は0〜254となる。
【0049】図示しない露光装置は、この2値化出力に
応じて感光性の記録媒体(例えば感光フィルム)を光ビ
ームで露光し、これによって記録媒体上に網点画像を形
成する。このようにしてYMCKの各色版の網点画像を
作成し、これらの網点画像をそれぞれの色のインクで刷
り重ねることによって、多色印刷物を得ることができ
る。
応じて感光性の記録媒体(例えば感光フィルム)を光ビ
ームで露光し、これによって記録媒体上に網点画像を形
成する。このようにしてYMCKの各色版の網点画像を
作成し、これらの網点画像をそれぞれの色のインクで刷
り重ねることによって、多色印刷物を得ることができ
る。
【0050】なお、この発明は上記の実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能であり、
例えば次のような変形も可能である。
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能であり、
例えば次のような変形も可能である。
【0051】(1)上記実施例では、図11や図12に
示した通り、共有領域において各網点セルで独立に点灯
順序を設定していた。しかし、図23に示すように、隣
接する網点セルに共通する点灯順位を割り当てるように
してもよい。こうすれば、網点面積率が約50%の時に
網点同士が接合するタイミング(「接合の同期」と呼
ぶ)を取り易いという利点がある。
示した通り、共有領域において各網点セルで独立に点灯
順序を設定していた。しかし、図23に示すように、隣
接する網点セルに共通する点灯順位を割り当てるように
してもよい。こうすれば、網点面積率が約50%の時に
網点同士が接合するタイミング(「接合の同期」と呼
ぶ)を取り易いという利点がある。
【図1】1つの網点領域を1つの繰返し単位領域とする
方法を示す説明図。
方法を示す説明図。
【図2】複数の網点領域をふくむ広い領域を1つの繰返
し単位領域とする方法を示す説明図。
し単位領域とする方法を示す説明図。
【図3】従来のスーパーセルの例を示す説明図。
【図4】従来のスーパーセルの例を示す説明図。
【図5】この発明の実施例においてスーパーセルの閾値
分布を決定する処理の全体手順を示すフローチャート。
分布を決定する処理の全体手順を示すフローチャート。
【図6】実施例において用いるスーパーセルを示す説明
図。
図。
【図7】1つの網点セルを拡大して示す説明図。
【図8】2つの網点セルHC0,HC2を拡大して示す
説明図。
説明図。
【図9】第1実施例におけるステップS5の詳細手順を
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図10】図8の網点セルHC0における縮小網点セル
RHC0内に設定された点灯順位の一例を示す説明図。
RHC0内に設定された点灯順位の一例を示す説明図。
【図11】共有領域の点灯順位の一例を示す説明図。
【図12】共有領域の点灯順位の一例を示す説明図。
【図13】ステップS17〜S19の処理内容を示す説
明図。
明図。
【図14】第1実施例によって決定された閾値を用い
て、網点面積率が約50%の時に形成される網点の例を
示す説明図。
て、網点面積率が約50%の時に形成される網点の例を
示す説明図。
【図15】第1実施例に対応する従来例における網点の
例を示す説明図。
例を示す説明図。
【図16】第2実施例におけるステップS5の詳細手順
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図17】第2実施例によって決定された閾値を用い
て、網点面積率が約50%の時に形成される網点の例を
示す説明図。
て、網点面積率が約50%の時に形成される網点の例を
示す説明図。
【図18】第2実施例に対応する従来例における網点の
例を示す説明図。
例を示す説明図。
【図19】第3実施例におけるステップS5の詳細手順
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図20】第3実施例によって決定された閾値を用い
て、網点面積率が約50%の時に形成される網点の例を
示す説明図。
て、網点面積率が約50%の時に形成される網点の例を
示す説明図。
【図21】第3実施例に対応する従来例における網点の
例を示す説明図。
例を示す説明図。
【図22】網点形成装置の構成を示すブロック図。
【図23】共有領域の点灯順位の他の例を示す説明図。
30…CPU 32…メインメモリ 34…フロッピディスク装置 36…SPMメモリ 38…副走査アドレスカウンタ 40…主走査アドレスカウンタ 42…比較器
Claims (6)
- 【請求項1】 N個分(Nは2以上の整数)の網点領域
を含む所定形状の領域を1つの繰返し単位領域として用
い、前記繰返し単位領域内の各画素に割り当てられた閾
値を画像信号と比較することによって、網点を形成する
方法であって、 任意の網点面積率における各網点の面積が互いにほぼ等
しく、かつ、網点面積率が50%の時に網点同士がほぼ
同時に互いに接合するように網点を形成することを特徴
とする網点形成方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の網点形成方法であって、 前記繰返し単位領域内の閾値の分布は、(a)前記繰返
し単位領域に含まれる各網点領域に対して、隣接する他
の網点領域と共有する共有領域を設定するとともに、前
記共有領域を含む拡大網点領域内の各画素に点灯順位を
設定する工程と、(b)前記繰返し単位領域内において
次のN個の閾値を割り当てる際に、前記繰返し単位領域
に含まれるN個の網点領域の選択順序を決定する工程
と、(c)決定された選択順序に従って前記N個の網点
領域を順次選択するとともに、選択された網点領域に対
応する前記拡大網点領域内において、前記拡大網点領域
内の画素であって閾値が割り当てられていない画素に対
して閾値を割り当てることにより、前記N個の閾値を前
記繰返し単位領域内に割り当てる工程と、(d)前記工
程(b)および(c)を繰返すことによって、前記繰返
し単位領域に含まれる各画素に閾値を割り当てる工程
と、を含む閾値分布決定工程によって決定される、網点
形成方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の網点形成方法であって、 前記工程(c)は、 前記拡大網点領域内の前記点灯順位に従って、閾値を割
り当てる画素を選択する工程を含む、網点形成方法。 - 【請求項4】 請求項2記載の網点形成方法であって、 前記工程(c)は、 前記拡大網点領域に含まれる網点の重心位置の移動量が
最小となるように、閾値を割り当てる画素を選択する工
程を含む、網点形成方法。 - 【請求項5】 請求項2記載の網点形成方法であって、 前記工程(c)は、 前記繰り返し単位領域内の所定の複数の点において算出
される濃度値の偏差が最小となるように、閾値を割り当
てる画素を選択する工程を含む、網点形成方法。 - 【請求項6】 N個分(Nは2以上の整数)の網点領域
を含む所定形状の領域を1つの繰返し単位領域として用
い、前記繰返し単位領域内の各画素に割り当てられた閾
値を画像信号と比較することによって網点を形成する方
法に使用される、閾値分布の決定処理を実現するソフト
ウェアプログラムを格納する記憶媒体であって、 任意の網点面積率における各網点の面積が互いにほぼ等
しく、かつ、網点面積率が50%の時に網点同士がほぼ
同時に互いに接合するように、前記繰り返し単位領域内
に閾値を割り当てる処理を実行するソフトウェアプログ
ラムを格納することを特徴とする記憶媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9148711A JPH1075361A (ja) | 1996-05-27 | 1997-05-21 | 網点形成方法およびそのための記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15613196 | 1996-05-27 | ||
| JP8-156131 | 1996-05-27 | ||
| JP9148711A JPH1075361A (ja) | 1996-05-27 | 1997-05-21 | 網点形成方法およびそのための記憶媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1075361A true JPH1075361A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=26478819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9148711A Pending JPH1075361A (ja) | 1996-05-27 | 1997-05-21 | 網点形成方法およびそのための記憶媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1075361A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7050638B2 (en) | 2000-12-08 | 2006-05-23 | Fujitsu Limited | Binary-coding pattern creating method and apparatus, binary-coding pattern, and computer-readable recording medium in which binary-coding pattern creating program is recorded |
| JP2013098881A (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-20 | Oki Data Corp | 画像形成装置及び閾値マトリックスの作成方法 |
-
1997
- 1997-05-21 JP JP9148711A patent/JPH1075361A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7050638B2 (en) | 2000-12-08 | 2006-05-23 | Fujitsu Limited | Binary-coding pattern creating method and apparatus, binary-coding pattern, and computer-readable recording medium in which binary-coding pattern creating program is recorded |
| JP2013098881A (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-20 | Oki Data Corp | 画像形成装置及び閾値マトリックスの作成方法 |
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