JPH1075437A - トラッキング装置 - Google Patents

トラッキング装置

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JPH1075437A
JPH1075437A JP8230684A JP23068496A JPH1075437A JP H1075437 A JPH1075437 A JP H1075437A JP 8230684 A JP8230684 A JP 8230684A JP 23068496 A JP23068496 A JP 23068496A JP H1075437 A JPH1075437 A JP H1075437A
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JP
Japan
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fourier
dimensional
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Pending
Application number
JP8230684A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nakajima
寛 中島
Koji Kobayashi
孝次 小林
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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Publication of JPH1075437A publication Critical patent/JPH1075437A/ja
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズに対して強く、目標が大きくてもその
移動方向および移動距離を求めることができ、特徴量の
切り出しも不要とする。 【解決手段】 T1 時に入力された画像データを登録画
像データとし(図1(b))、2次元離散的フーリエ変
換(DFT)を施して登録フーリエ画像データを得る。
2 時に入力された画像データ照合画像データとし(図
1(c))、DFTを施して照合フーリエ画像データを
得る。登録フーリエ画像データと照合フーリエ画像デー
タとを合成し、振幅抑制処理を行ったうえ、DFTを施
す。このDFTの施された合成フーリエ画像データにお
いて、相関成分エリアの中心P0 (図1(e))から相
関ピークの位置Pa1に至る方向を目標M1の移動方向と
して、P0 からPa1までの距離を目標M1の移動距離と
して求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、前方を走る自動
車等、相対的に移動する目標の追跡処理を行うために用
いて好適なトラッキング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のトラッキング装置と
して、前方を走る自動車を追跡しながら無人運転を行う
追跡処理装置がある。この追跡処理装置では、前方を走
る自動車を撮像装置で撮像し、Tn 時に入力された画像
(図5(a))とTn+1 時に入力された画像(図5
(b))との差分をまず求める。そして、この求めた差
分画像(図5(d))において、差分として残っている
部分(変化した部分)を濃淡値「255」として抽出し
(変化のない部分は濃淡値「0」とする)、Tn+1 時に
おける差分抽出画像を得る。また、Tn+1 時に入力され
た画像(図5(b))とTn+2 時に入力された画像(図
5(c))との間の差分を求め、上述と同様の処理によ
りTn+2 時における差分抽出画像(図5(e))を得
る。
【0003】そして、この求めたTn+1 時における差分
抽出画像とTn+2 時にける差分抽出画像との差分を求
め、この求めた差分画像(図5((f)))に基づいて
自動車の移動方向および移動距離を知る。すなわち、図
5((f))において、消えた部分P1がTn+1 時にお
ける自動車の位置で、残った部分P2がTn+2 時におけ
る自動車の位置となる。これにより、P1とP2との位
置の違いから、Tn+1 時からTn+2 時までの自動車の移
動方向および移動距離が求まる。追跡処理装置は、この
求めた自動車の移動方向および移動距離に基づいて自車
両の運転を制御し、前方を走る自動車を追跡する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の追跡処理装置では、ノイズに対して弱いとい
う問題がある。また、追跡する目標が大きい時(画面一
杯である時)、重なり部分が求まらず、目標の移動方向
および移動距離を求めることができない。なお、パター
ンマッチングによって追跡処理を行う方法もあるが、こ
の場合、特徴量の切り出しを行わなければならず、処理
が複雑となる。
【0005】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、ノイズに対
して強く、目標が大きくてもその移動方向および移動距
離を求めることができ、特徴量の切り出しも不要なトラ
ッキング装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、Tn
に入力されたN次元パターンデータを登録パターンデー
タとし、この登録パターンデータにN次元離散的フーリ
エ変換を施して登録フーリエN次元パターンデータを作
成し、Tn+1 時に入力されたN次元パターンデータを照
合パターンデータとし、この照合パターンデータにN次
元離散的フーリエ変換を施して照合フーリエN次元パタ
ーンデータを作成し、登録フーリエN次元パターンデー
タと照合フーリエN次元パターンデータとを合成し、こ
れによって得られる合成フーリエN次元パターンデータ
にN次元離散的フーリエ変換およびN次元離散的逆フー
リエ変換の何れか一方を施し、このフーリエ変換の施さ
れた合成フーリエN次元パターンデータに出現する相関
成分エリアの中心付近を除く範囲で相関ピークを求め、
この相関成分エリアの中心から相関ピークの位置に至る
方向を目標の移動方向として、またこの相関成分エリア
の中心から相関ピークの位置までの距離を目標の移動距
離として求めるようにしたものである。
【0007】この発明によれば、Tn 時に入力されたN
次元パターンデータが登録パターンデータとされ、この
登録パターンデータにN次元離散的フーリエ変換が施さ
れて登録フーリエN次元パターンデータが作成される。
また、Tn+1 時に入力されたN次元パターンデータが照
合パターンデータとされ、この照合パターンデータにN
次元離散的フーリエ変換が施されて照合フーリエN次元
パターンデータが作成される。そして、登録フーリエN
次元パターンデータと照合フーリエN次元パターンデー
タとが合成され、この合成フーリエN次元パターンデー
タにN次元離散的フーリエ変換あるいはN次元離散的逆
フーリエ変換が施され、このフーリエ変換の施された合
成フーリエN次元パターンデータに出現する相関成分エ
リアの中心付近を除く範囲で相関ピークが求められ、こ
の相関成分エリアの中心から相関ピークの位置に至る方
向が目標の移動方向として、またこの相関成分エリアの
中心から相関ピークの位置までの距離が目標の移動距離
として求められる。
【0008】第2発明(請求項2に係る発明)は、Tn
時に入力されたN次元パターンデータを登録パターンデ
ータとし、この登録パターンデータにN次元離散的フー
リエ変換を施して登録フーリエN次元パターンデータを
作成し、Tn+1 時に入力されたN次元パターンデータを
照合パターンデータとし、この照合パターンデータにN
次元離散的フーリエ変換を施して照合フーリエN次元パ
ターンデータを作成し、登録フーリエN次元パターンデ
ータと照合フーリエN次元パターンデータとを合成し、
これによって得られる合成フーリエN次元パターンデー
タに対して振幅抑制処理を行ったうえN次元離散的フー
リエ変換およびN次元離散的逆フーリエ変換の何れか一
方を施し、このフーリエ変換の施された合成フーリエN
次元パターンデータに出現する相関成分エリアの中心付
近を除く範囲で相関ピークを求め、この相関成分エリア
の中心から相関ピークの位置に至る方向を目標の移動方
向として、またこの相関成分エリアの中心から相関ピー
クの位置までの距離を目標の移動距離として求めるよう
にしたものである。
【0009】この発明によれば、Tn 時に入力されたN
次元パターンデータが登録パターンデータとされ、この
登録パターンデータにN次元離散的フーリエ変換が施さ
れて登録フーリエN次元パターンデータが作成される。
また、Tn+1 時に入力されたN次元パターンデータが照
合パターンデータとされ、この照合パターンデータにN
次元離散的フーリエ変換が施されて照合フーリエN次元
パターンデータが作成される。そして、登録フーリエN
次元パターンデータと照合フーリエN次元パターンデー
タとが合成され、この合成フーリエN次元パターンデー
タに対してlog処理や√処理等の振幅抑制処理が行わ
れたうえN次元離散的フーリエ変換あるいはN次元離散
的逆フーリエ変換が施され、このフーリエ変換の施され
た合成フーリエN次元パターンデータに出現する相関成
分エリアの中心付近を除く範囲で相関ピークが求めら
れ、この相関成分エリアの中心から相関ピークの位置に
至る方向が目標の移動方向として、またこの相関成分エ
リアの中心から相関ピークの位置までの距離が目標の移
動距離として求められる。
【0010】第3発明(請求項3に係る発明)は、Tn
時に入力されたN次元パターンデータを登録パターンデ
ータとし、この登録パターンデータにN次元離散的フー
リエ変換を施してから振幅抑制処理を行うことにより登
録フーリエN次元パターンデータを作成し、Tn+1 時に
入力されたN次元パターンデータを照合パターンデータ
とし、この照合パターンデータにN次元離散的フーリエ
変換を施してから振幅抑制処理を行うことにより照合フ
ーリエN次元パターンデータを作成し、登録フーリエN
次元パターンデータと照合フーリエN次元パターンデー
タとを合成し、これによって得られる合成フーリエN次
元パターンデータにN次元離散的フーリエ変換およびN
次元離散的逆フーリエ変換の何れか一方を施し、このフ
ーリエ変換の施された合成フーリエN次元パターンデー
タに出現する相関成分エリアの中心付近を除く範囲で相
関ピークを求め、この相関成分エリアの中心から相関ピ
ークの位置に至る方向を目標の移動方向として、またこ
の相関成分エリアの中心から相関ピークの位置までの距
離を目標の移動距離として求めるようにしたものであ
る。
【0011】この発明によれば、Tn 時に入力されたN
次元パターンデータが登録パターンデータとされ、この
登録パターンデータにN次元離散的フーリエ変換が施さ
れてからlog処理や√処理等の振幅抑制処理が行われ
ることにより登録フーリエN次元パターンデータが作成
される。また、Tn+1 時に入力されたN次元パターンデ
ータが照合パターンデータとされ、この照合パターンデ
ータにN次元離散的フーリエ変換が施されてからlog
処理や√処理等の振幅抑制処理が行われることにより照
合フーリエN次元パターンデータが作成される。そし
て、登録フーリエN次元パターンデータと照合フーリエ
N次元パターンデータとが合成され、この合成フーリエ
N次元パターンデータにN次元離散的フーリエ変換ある
いはN次元離散的逆フーリエ変換が施され、このフーリ
エ変換の施された合成フーリエN次元パターンデータに
出現する相関成分エリアの中心付近を除く範囲で相関ピ
ークが求められ、この相関成分エリアの中心から相関ピ
ークの位置に至る方向が目標の移動方向として、またこ
の相関成分エリアの中心から相関ピークの位置までの距
離が目標の移動距離として求められる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。
【0013】図2はこの発明の一実施の形態を示すトラ
ッキング装置のブロック構成図である。同図において1
0はCCDカメラ、20はコントロール部であり、コン
トロール部20は、CPUを有してなる制御部20−1
と、ROM20−2と、RAM20−3と、ハードディ
スク(HD)20−4と、フレームメモリ(FM)20
−5と、外部接続部(I/F)20−6と、フーリエ変
換部(FFT)20−7とを備えてなり、ROM20−
2には追跡処理プログラム(図3参照)が格納されてい
る。
【0014】このトラッキング装置において、図1
(a)に示すように目標M1が移動して行くものとした
場合、その追跡処理は次のようにして行われる。
【0015】制御部20−1は、n=1とし(図3に示
すステップ301)、Tn 時すなわちT1 時におけるC
CDカメラ10からの目標M1を捉えた画像データを、
フレームメモリ20−5を介して取り込む(ステップ3
02)。そして、この取り込んだ画像データを登録画像
データとし(図1(b))、この登録画像データをフー
リエ変換部20−7へ送り、この登録画像データに2次
元離散的フーリエ変換(DFT)を施す(ステップ30
3)。これにより、図1(b)に示された登録画像デー
タは、フーリエ画像データ(登録フーリエ画像データ)
となる。制御部20−1は、この登録フーリエ画像デー
タをファイル化する(ステップ304)。
【0016】なお、2次元離散的フーリエ変換について
は、例えば「コンピュータ画像処理入門、日本工業技術
センター編、総研出版(株)発行、P.44〜45(文
献1)」等に説明されている。
【0017】次に、制御装置20−1は、n>1か否か
をチェックのうえ(ステップ305)、n≦1であれば
ステップ306へ進み、n>1であればステップ307
へ進む。この場合、n=1であるので、ステップ306
へ進み、n=n+1としてステップ302へ戻る。これ
により、制御装置20−1は、Tn 時すなわちT1 時に
対して所定時間t経過したT2 時におけるCCDカメラ
10からの目標M1を捉えた画像データを、フレームメ
モリ20−5を介して取り込む(ステップ302)。
【0018】そして、この取り込んだ画像データを照合
画像データとし(図1(c))、この照合画像データを
フーリエ変換部20−7へ送り、この照合画像データに
2次元離散的フーリエ変換(DFT)を施す(ステップ
303)。これにより、図1(c)に示された照合画像
データは、フーリエ画像データ(照合フーリエ画像デー
タ)となる。制御部20−1は、この照合フーリエ画像
データをファイル化する(ステップ304)。
【0019】次に、制御装置20−1は、n>1か否か
をチェックのうえ(ステップ305)、n≦1であれば
ステップ306へ進み、n>1であればステップ307
へ進む。この場合、n=2であるので、ステップ307
へ進む。制御装置20−1は、ステップ307におい
て、Tn-1 時すなわちT1 時のフーリエ画像データ(登
録フーリエ画像データ)を読み出す。また、ステップ3
08において、Tn 時すなわちT2 時のフーリエ画像デ
ータ(照合フーリエ画像データ)を読み出す。
【0020】そして、制御装置20−1は、ステップ3
07で読み出した登録フーリエ画像データとステップ3
08で読み出した照合フーリエ画像データとを合成し
(ステップ309)、合成フーリエ画像データを得る。
【0021】ここで、合成フーリエ画像データは、照合
フーリエ画像データをA・ejθとし、登録フーリエ画
像データをB・ejφとした場合、A・B・ej(θ-φ)
で表される。但し、A,B,θ,φとも周波数(フーリ
エ)空間(u,v)の関数とする。
【0022】そして、A・B・ej(θ-φ)は、 A・B・ej(θ-φ)=A・B・cos(θ−φ)+j・A・B・sin(θ− φ) ・・・(1) として表され、A・ejθ=α1 +jβ1 、B・ejφ=
α2 +jβ2 とすると、A=(α1 2+β1 21/2,B=
(α2 2+β2 21/2,θ=tan-1(β1 /α1),φ=
tan-1(β2 /α2 )となる。この(1)式を計算す
ることにより合成フーリエ画像データを得る。
【0023】なお、A・B・ej(θ-φ)=A・B・ej
θ・e-jφ=A・ejθ・B・e-jφ=(α1 +j
β1 )・(α2 −jβ2 )=(α1 ・α2 +β1
β2 )+j(α2 ・β1 −α1 ・β2 )として、合成フ
ーリエ画像データを求めるようにしてもよい。
【0024】そして、制御部20−1は、このようにし
て合成フーリエ画像データを得た後、振幅抑制処理を行
う(ステップ310)。この実施の形態では、振幅抑制
処理として、log処理を行う。すなわち、前述した合
成フーリエ画像データの演算式であるA・B・ej(θ-
φ)のlogをとり、log(A・B)・ej(θ-φ)
することにより、振幅であるA・Bをlog(A・B)
に抑制する(A・B>log(A・B))。
【0025】振幅抑制処理を施した合成フーリエ画像デ
ータでは登録画像データの採取時と照合画像データの採
取時の照度差による影響が小さくなる。すなわち、振幅
抑制処理を行うことにより、各画素のスペクトラム強度
が抑圧され、飛び抜けた値がなくなり、より多くの情報
が有効となる。
【0026】なお、この実施の形態では、振幅抑制処理
としてlog処理を行うものとしたが、√処理を行うよ
うにしてもよい。また、log処理や√処理に限らず、
振幅を抑制することができればどのような処理でもよ
い。振幅抑制で全ての振幅を例えば1にすると、すなわ
ち位相のみにすると、log処理や√処理等に比べ、計
算量を減らすことができるという利点とデータが少なく
なるという利点がある。
【0027】ステップ310で振幅抑制処理を行った
後、制御部20−1は、その振幅抑制処理を行った合成
フーリエ画像データをフーリエ変換部20−7へ送り、
第2回目の2次元離散的フーリエ変換(DFT)を施す
(ステップ311)。
【0028】そして、制御部20−1は、ステップ31
1で得られた合成フーリエ画像データを取り込み、この
合成フーリエ画像データより所定の相関成分エリア(こ
の実施の形態では全エリア)の各画素の相関成分の強度
(振幅)をスキャンし、各画素の相関成分の強度のヒス
トグラムを求め、このヒストグラムより相関成分エリア
の中心付近を除く範囲で相関成分の最も強度の高い画素
(相関ピーク)を抽出し(ステップ312)、この抽出
した相関ピークの座標を求める(ステップ313)。
【0029】この時の相関ピークの座標位置を図1
(e)に示す。同図に示すPa1が相関ピークの位置であ
り、P0 が相関成分エリアの中心である。この場合、相
関ピークPa1が目標M1を示し、相関成分エリアの中心
0 から相関ピークの位置Pa1に至る方向が目標M1の
移動方向を、相関成分エリアの中心P0 から相関ピーク
の位置Pa1までの距離が目標M1の移動距離を示す。な
お、相関成分エリアの中心付近P0 には、背景を示す相
関ピークが出現する。
【0030】制御装置20−1は、相関ピークPa1の座
標位置からT1 時からT2 時までの目標M1の移動方向
および移動距離を求め(ステップ314)、この求めた
目標M1の移動方向および移動距離を制御対象にフィー
ドバックしたうえ(ステップ315)、n=n+1とし
て(ステップ316)、すなわちn=3として、ステッ
プ302へ戻る。
【0031】これにより、制御部20−1は、T3 時に
おける目標M1の画像データを取り込み(ステップ30
2)、この取り込んだ目標M1の画像データを照合画像
データとし(図1(d))、この照合画像データに2次
元離散的フーリエ変換を施し(ステップ303)、照合
フーリエ画像データとしてファイル化する(ステップ3
04)。
【0032】そして、ステップ305でのYESに応
じ、ステップ307へ進み、Tn-1 時すなわちT2 時の
フーリエ画像データを登録フーリエ画像データとして読
み出す。また、ステップ308において、Tn 時すなわ
ちT3 時のフーリエ画像データ(照合フーリエ画像デー
タ)を読み出す。
【0033】そして、制御装置20−1は、ステップ3
07で読み出した登録フーリエ画像データとステップ3
08で読み出した照合フーリエ画像データとを合成し
(ステップ309)、これによって得られる合成フーリ
エ画像データに2次元離散的フーリエ変換を施し(ステ
ップ311)、相関成分エリアの中心付近を除く範囲で
相関ピークを抽出し(ステップ312)、この抽出した
相関ピークの座標を求める(ステップ313)。
【0034】この時の相関ピークの座標位置を図1
(f)に示す。同図に示すPa2が相関ピークの位置であ
る。制御装置20−1は、相関ピークPa2の座標位置か
らT2 時からT3 時までの目標M1の移動方向および移
動距離を求め(ステップ314)、この求めた目標M1
の移動方向および移動距離を制御対象にフィードバック
したうえ(ステップ315)、n=n+1として(ステ
ップ316)、すなわちn=4として、ステップ302
へ戻る。
【0035】以上説明したように、この実施の形態によ
るトラッキング装置によると、Tn時に入力された画像
データとTn+1 時に入力された画像データとを空間周波
数特性に基づいて照合し、この照合結果として目標M1
の移動方向および移動距離を求めるようにしているの
で、ノイズに対して強くなる。また、目標M1が大きく
てもその移動方向および移動距離を求めることができる
ようになり、特徴量の切り出しも不要となって処理が簡
単となる。
【0036】なお、この実施の形態では、2次元離散的
フーリエ変換をフーリエ変換部20−7において行うも
のとしたが、CPU20−1内で行うものとしてもよ
い。また、この実施の形態では、図3に示したステップ
311にて2次元離散的フーリエ変換を行うようにした
が、2次元離散的フーリエ変換ではなく2次元離散的逆
フーリエ変換を行うようにしてもよい。すなわち、振幅
抑制処理の施された合成フーリエ画像データに対して2
次元離散的フーリエ変換を行うのに代えて、2次元離散
的逆フーリエ変換を行うようにしてもよい。2次元離散
的フーリエ変換と2次元離散的逆フーリエ変換とは、定
量的にみて照合精度は変わらない。2次元離散的逆フー
リエ変換については、先の文献1に説明されている。
【0037】また、この実施の形態では、合成後のフー
リエ画像データに対して振幅抑制処理を施して2次元離
散的フーリエ変換を行うようにしたが(ステップ31
0,311)、合成前の登録フーリエ画像データおよび
照合フーリエ画像データにそれぞれ振幅抑制処理を行っ
た後に合成するようにしてもよい。すなわち、図4
(a)に示すように、図3のステップ310をなくし、
ステップ303と304との間に振幅抑制処理を行うス
テップ317を設けてもよい。あるいは、図4(b)に
示すように、図3のステップ310をなくし、ステップ
308と309との間に振幅抑制処理を行うステップ3
17を設けてもよい。
【0038】このようにした場合、ステップ317の振
幅抑制処理によって、振幅抑制処理の施された登録フー
リエ画像データおよび照合フーリエ画像データが得ら
れ、これらのフーリエ画像データ合成されて合成フーリ
エ画像データが得られる。
【0039】この時の合成フーリエ画像データの振幅の
抑制率は、合成フーリエ画像データとしてから振幅抑制
処理を行う場合(図3)に対して小さい。したがって、
合成フーリエ画像データとしてから振幅抑制処理を行う
(図3)方が、振幅抑制処理を行ってから合成フーリエ
画像データとする方法(図4)に比べて、その照合精度
がアップする。なお、振幅抑制処理を行ってから合成フ
ーリエ画像データとする場合(図4)にも、合成フーリ
エ画像データに対して2次元離散的フーリエ変換ではな
く、2次元離散的逆フーリエ変換を行うようにしてもよ
い。
【0040】また、この実施の形態では、目標M1が移
動して行くものとして説明したが、CCDカメラ10側
が移動する場合にも同様にして追跡処理を行うことがで
きる。このような技術を適用すれば、固定した目標M1
に向かってトラッキング調整しながら、制御対象を命中
させることが可能となる。
【0041】また、この実施の形態では、2次元パター
ンの追跡処理について説明したが、3次元パターンの追
跡処理についても同様にして行うことが可能であり、2
次元,3次元に拘らず多次元のパターンの追跡処理を同
様にして行うことができる。また、この実施の形態で
は、振幅抑制処理を行うものとしたが、振幅抑制処理は
必ずしも行わなくてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、Tn 時に入力された画像データとTn+1
時に入力された画像データとが空間周波数特性に基づい
て照合され、この照合結果として目標の移動方向および
移動距離が求められるものとなり、ノイズに対して強く
なる。また、目標が大きくてもその目標の移動方向およ
び移動距離を求めることができるようになり、特徴量の
切り出しも不要となって処理が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2に示したトラッキング装置における追跡
処理過程を説明する図である。
【図2】 この発明の一実施の形態を示すトラッキング
装置のブロック構成図である。
【図3】 このトラッキング装置における追跡処理動作
を説明するためのフローチャートである。
【図4】 このトラッキング装置における追跡処理動作
の他の例を説明するためのフローチャートである。
【図5】 従来のトラッキング装置における追跡処理過
程を説明する図である。
【符号の説明】
10…CCDカメラ、20−1…制御部、20−2…R
OM、20−3…RAM、20−4…ハードディスク
(HD)、20−5…フレームメモリ(FM)、20−
6…外部接続部(I/F)、20−7…フーリエ変換部
(FFT)。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図 1】
【図 2】
【図 5】
【図 3】
【図 4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B60K 31/00 G06F 15/332 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Tn 時に入力されたN次元パターンデー
    タを登録パターンデータとし、この登録パターンデータ
    にN次元離散的フーリエ変換を施して登録フーリエN次
    元パターンデータを作成する登録フーリエパターンデー
    タ作成手段と、 Tn+1 時に入力されたN次元パターンデータを照合パタ
    ーンデータとし、この照合パターンデータにN次元離散
    的フーリエ変換を施して照合フーリエN次元パターンデ
    ータを作成する照合フーリエパターンデータ作成手段
    と、 前記登録フーリエN次元パターンデータと前記照合フー
    リエN次元パターンデータとを合成し、これによって得
    られる合成フーリエN次元パターンデータにN次元離散
    的フーリエ変換およびN次元離散的逆フーリエ変換の何
    れか一方を施すパターン処理手段と、 このパターン処理手段によってフーリエ変換の施された
    合成フーリエN次元パターンデータに出現する相関成分
    エリアの中心付近を除く範囲で相関ピークを求め、この
    相関成分エリアの中心から相関ピークの位置に至る方向
    を目標の移動方向として、またこの相関成分エリアの中
    心から相関ピークの位置までの距離を目標の移動距離と
    して求める手段とを備えたことを特徴とするトラッキン
    グ装置。
  2. 【請求項2】 Tn 時に入力されたN次元パターンデー
    タを登録パターンデータとし、この登録パターンデータ
    にN次元離散的フーリエ変換を施して登録フーリエN次
    元パターンデータを作成する登録フーリエパターンデー
    タ作成手段と、 Tn+1 時に入力されたN次元パターンデータを照合パタ
    ーンデータとし、この照合パターンデータにN次元離散
    的フーリエ変換を施して照合フーリエN次元パターンデ
    ータを作成する照合フーリエパターンデータ作成手段
    と、 前記登録フーリエN次元パターンデータと前記照合フー
    リエN次元パターンデータとを合成し、これによって得
    られる合成フーリエN次元パターンデータに対して振幅
    抑制処理を行ったうえN次元離散的フーリエ変換および
    N次元離散的逆フーリエ変換の何れか一方を施すパター
    ン処理手段と、 このパターン処理手段によってフーリエ変換の施された
    合成フーリエN次元パターンデータに出現する相関成分
    エリアの中心付近を除く範囲で相関ピークを求め、この
    相関成分エリアの中心から相関ピークの位置に至る方向
    を目標の移動方向として、またこの相関成分エリアの中
    心から相関ピークの位置までの距離を目標の移動距離と
    して求める手段とを備えたことを特徴とするトラッキン
    グ装置。
  3. 【請求項3】 Tn 時に入力されたN次元パターンデー
    タを登録パターンデータとし、この登録パターンデータ
    にN次元離散的フーリエ変換を施してから振幅抑制処理
    を行うことにより登録フーリエN次元パターンデータを
    作成する登録フーリエパターンデータ作成手段と、 Tn+1 時に入力されたN次元パターンデータを照合パタ
    ーンデータとし、この照合パターンデータにN次元離散
    的フーリエ変換を施してから振幅抑制処理を行うことに
    より照合フーリエN次元パターンデータを作成する照合
    フーリエパターンデータ作成手段と、 前記登録フーリエN次元パターンデータと前記照合フー
    リエN次元パターンデータとを合成し、これによって得
    られる合成フーリエN次元パターンデータにN次元離散
    的フーリエ変換およびN次元離散的逆フーリエ変換の何
    れか一方を施すパターン処理手段と、 このパターン処理手段によってフーリエ変換の施された
    合成フーリエN次元パターンデータに出現する相関成分
    エリアの中心付近を除く範囲で相関ピークを求め、この
    相関成分エリアの中心から相関ピークの位置に至る方向
    を目標の移動方向として、またこの相関成分エリアの中
    心から相関ピークの位置までの距離を目標の移動距離と
    して求める手段とを備えたことを特徴とするトラッキン
    グ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007116552A1 (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Sharp Kabushiki Kaisha 車載用インパネ表示システム、画像データ出力装置
US8073620B2 (en) 2006-08-11 2011-12-06 Sharp Kabushiki Kaisha On-vehicle display system and display panel control device

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