JPH1075845A - 椅子のランバーサポート - Google Patents
椅子のランバーサポートInfo
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- JPH1075845A JPH1075845A JP23232196A JP23232196A JPH1075845A JP H1075845 A JPH1075845 A JP H1075845A JP 23232196 A JP23232196 A JP 23232196A JP 23232196 A JP23232196 A JP 23232196A JP H1075845 A JPH1075845 A JP H1075845A
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- backrest
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Links
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Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 操作性が良く、しかも外観を損ねないように
する。 【解決手段】 椅子の背凭れ1の一部を着座者の腰部に
向けて任意量だけ突出させるランバーサポート6におい
て、背凭れ1のシェル部材、例えばインナーシェル3に
揺動可能に取り付けられたサポート板7と、一方向に回
転してサポート板7を表側へ突出する変位をサポート板
7の裏側から与えると共に少なくとも最大カム変位から
最小カム変位へ向けて回転する際にカム変位が与えられ
る領域10eと与えられない領域10dとを交互に有し
て段階的なカム変位が与えられるカム機構8と、カム機
構8を一定量ずつ一方向に回転させるラチェット機構9
と、背凭れの中心線から離れかつ着座した状態で手の届
く範囲に配置されラチェット機構9の送り爪20を駆動
する操作手段例えば操作レバー17とを備える。また、
特に段階的なカム変位を必要としないカム機構をウォー
ムとウォームホィールとで回転させるようにしている。
する。 【解決手段】 椅子の背凭れ1の一部を着座者の腰部に
向けて任意量だけ突出させるランバーサポート6におい
て、背凭れ1のシェル部材、例えばインナーシェル3に
揺動可能に取り付けられたサポート板7と、一方向に回
転してサポート板7を表側へ突出する変位をサポート板
7の裏側から与えると共に少なくとも最大カム変位から
最小カム変位へ向けて回転する際にカム変位が与えられ
る領域10eと与えられない領域10dとを交互に有し
て段階的なカム変位が与えられるカム機構8と、カム機
構8を一定量ずつ一方向に回転させるラチェット機構9
と、背凭れの中心線から離れかつ着座した状態で手の届
く範囲に配置されラチェット機構9の送り爪20を駆動
する操作手段例えば操作レバー17とを備える。また、
特に段階的なカム変位を必要としないカム機構をウォー
ムとウォームホィールとで回転させるようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は椅子の背凭れの改良
に関する。更に詳述すると、本発明は、椅子に着座した
者の腰部に向けて背凭れの一部を任意量だけ突出させる
ランバーサポートに関する。
に関する。更に詳述すると、本発明は、椅子に着座した
者の腰部に向けて背凭れの一部を任意量だけ突出させる
ランバーサポートに関する。
【0002】
【従来の技術】椅子に長時間腰掛けた場合に着座者の腰
椎の負担や腹部の圧迫を軽減するために、背凭れの腰部
に当たる部分が前方に突出したランバーサポートを備え
た背凭れが開発されている。そして、着座者の体型や座
る姿勢に対応させるために、背凭れから前側への突出量
を調整可能なランバーサポートも知られている。例え
ば、着座者の腰部が当たる背凭れの部分にエアーバッグ
を内蔵した椅子が市販されている。この椅子では、座部
の下側に取り付けられた手動の空気ポンプによりエアー
バッグを膨張させて、クッション及び上張地を腰部に押
し当てるように突出させる。
椎の負担や腹部の圧迫を軽減するために、背凭れの腰部
に当たる部分が前方に突出したランバーサポートを備え
た背凭れが開発されている。そして、着座者の体型や座
る姿勢に対応させるために、背凭れから前側への突出量
を調整可能なランバーサポートも知られている。例え
ば、着座者の腰部が当たる背凭れの部分にエアーバッグ
を内蔵した椅子が市販されている。この椅子では、座部
の下側に取り付けられた手動の空気ポンプによりエアー
バッグを膨張させて、クッション及び上張地を腰部に押
し当てるように突出させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たランバーサポートでは、突出量の調整のために空気ポ
ンプのポンピング操作を行わなければならないので、操
作性が良くない。また、空気ポンプを例えば座部の下側
に配設しなければならないので、外観が損なわれてしま
う。さらに、エアーバッグは温度によって膨張率が変化
するので、突出量を一定に維持するためにポンピングに
よる調整を頻繁に行わなければならない。また、エアー
バッグは外的な要因で損傷しやすく、例えば針等で刺さ
れると使用できなくなるおそれがある。
たランバーサポートでは、突出量の調整のために空気ポ
ンプのポンピング操作を行わなければならないので、操
作性が良くない。また、空気ポンプを例えば座部の下側
に配設しなければならないので、外観が損なわれてしま
う。さらに、エアーバッグは温度によって膨張率が変化
するので、突出量を一定に維持するためにポンピングに
よる調整を頻繁に行わなければならない。また、エアー
バッグは外的な要因で損傷しやすく、例えば針等で刺さ
れると使用できなくなるおそれがある。
【0004】そこで、本発明は、操作性に優れると共に
外観を損ねることがなく、しかも温度による突出量の変
化が極めて小さくて損傷し難いランバーサポートを提供
することを目的とする。
外観を損ねることがなく、しかも温度による突出量の変
化が極めて小さくて損傷し難いランバーサポートを提供
することを目的とする。
【0005】
【発明が解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の請求項1は、椅子の背凭れの一部を着座者
の腰部に向けて任意量だけ突出させるランバーサポート
において、背凭れのシェル部材に揺動可能に取り付けら
れたサポート板と、一方向に回転してサポート板を表側
へ突出する変位をサポート板の裏側から与えると共に少
なくとも最大カム変位から最小カム変位へ向けて回転す
る際にカム変位が与えられる領域と与えられない領域と
を交互に有して段階的なカム変位が与えられるカム機構
と、カム機構を一定量ずつ一方向に回転させるラチェッ
ト機構と、着座した状態で手の届く範囲に配置されラチ
ェット機構の送り爪を駆動する操作手段とを備えるよう
にしている。
め、本発明の請求項1は、椅子の背凭れの一部を着座者
の腰部に向けて任意量だけ突出させるランバーサポート
において、背凭れのシェル部材に揺動可能に取り付けら
れたサポート板と、一方向に回転してサポート板を表側
へ突出する変位をサポート板の裏側から与えると共に少
なくとも最大カム変位から最小カム変位へ向けて回転す
る際にカム変位が与えられる領域と与えられない領域と
を交互に有して段階的なカム変位が与えられるカム機構
と、カム機構を一定量ずつ一方向に回転させるラチェッ
ト機構と、着座した状態で手の届く範囲に配置されラチ
ェット機構の送り爪を駆動する操作手段とを備えるよう
にしている。
【0006】したがって、カム機構のカム変位が最小の
状態で操作手段を操作してラチェット機構が駆動される
と、一方向即ちカム機構がカム変位を大きくする方向に
一定量ずつ回転される。そして、サポート板を表側へ突
き出す変位が与えられるため、カム機構の変位量に見合
った量だけ背凭れのクッション及び上張地の一部分がサ
ポート板で押し出されて着座者の腰部に押し当てられ
る。ここで、カム機構に対してクッションや上張地の弾
力等の反力が作用するが、ラチェット機構によりカム機
構の逆回転は防止される。このラチェット機構はカム機
構の所定の回転角度毎に逆回転を防止するので、サポー
ト板は所定のカム変位毎に固定されることになる。
状態で操作手段を操作してラチェット機構が駆動される
と、一方向即ちカム機構がカム変位を大きくする方向に
一定量ずつ回転される。そして、サポート板を表側へ突
き出す変位が与えられるため、カム機構の変位量に見合
った量だけ背凭れのクッション及び上張地の一部分がサ
ポート板で押し出されて着座者の腰部に押し当てられ
る。ここで、カム機構に対してクッションや上張地の弾
力等の反力が作用するが、ラチェット機構によりカム機
構の逆回転は防止される。このラチェット機構はカム機
構の所定の回転角度毎に逆回転を防止するので、サポー
ト板は所定のカム変位毎に固定されることになる。
【0007】また、操作手段によって更にカム機構を回
転させてカム変位が最大に達すると、その後はカム変位
が小さくなり元の状態に戻る。このとき、カム機構には
クッション及び上張地の反力や着座者の体重によって押
し戻されるサポート板によって回転力が与えられる。そ
して、その回転方向はラチェット機構による回転方向と
同一となるため、サポート板を引き込める方向にカム機
構を回転させることとなる。しかし、ある程度カム機構
が回転してもカム変位が与えられない領域でクッション
などによる反力が安定支持されるため、反力によってカ
ム機構が一気に最小カム変位まで回転されることはな
く、衝撃音の発生を防止することができる。
転させてカム変位が最大に達すると、その後はカム変位
が小さくなり元の状態に戻る。このとき、カム機構には
クッション及び上張地の反力や着座者の体重によって押
し戻されるサポート板によって回転力が与えられる。そ
して、その回転方向はラチェット機構による回転方向と
同一となるため、サポート板を引き込める方向にカム機
構を回転させることとなる。しかし、ある程度カム機構
が回転してもカム変位が与えられない領域でクッション
などによる反力が安定支持されるため、反力によってカ
ム機構が一気に最小カム変位まで回転されることはな
く、衝撃音の発生を防止することができる。
【0008】さらに、背凭れの外に露出した操作手段の
小さな幅での移動は送り機構によりカム機構の回転運動
量に変換され、カム変位が増大されるときはカム機構を
ラチェット機構により一定角度ずつ回転させ、カム変位
が減少されるときはカム機構をカム変位が与えられない
領域に位置する回転角度毎に回転させる。
小さな幅での移動は送り機構によりカム機構の回転運動
量に変換され、カム変位が増大されるときはカム機構を
ラチェット機構により一定角度ずつ回転させ、カム変位
が減少されるときはカム機構をカム変位が与えられない
領域に位置する回転角度毎に回転させる。
【0009】ここで、操作手段は着座した状態で手の届
く範囲に露出させて配置されるので、サポート板の突き
出し量の調整は着座した状態で操作手段を持ち替えるこ
となく片手だけで連続的に行うことができる。特に、操
作手段の設置場所は限定されないが、背凭れの中心線か
らずれた位置に設置される場合には、操作性が良くな
る。
く範囲に露出させて配置されるので、サポート板の突き
出し量の調整は着座した状態で操作手段を持ち替えるこ
となく片手だけで連続的に行うことができる。特に、操
作手段の設置場所は限定されないが、背凭れの中心線か
らずれた位置に設置される場合には、操作性が良くな
る。
【0010】また、請求項2の椅子のランバーサポート
は、カム機構を、端面カムとこの端面カムと同軸上に対
向配置され端面カムのカム面と凹凸が逆のカム接触面を
有する従動節とから成るようにしている。この場合、端
面カムを回転させるだけで、同軸上で従動節が突き出さ
れてさらにその前方のサポート板を前側に突き出す。
は、カム機構を、端面カムとこの端面カムと同軸上に対
向配置され端面カムのカム面と凹凸が逆のカム接触面を
有する従動節とから成るようにしている。この場合、端
面カムを回転させるだけで、同軸上で従動節が突き出さ
れてさらにその前方のサポート板を前側に突き出す。
【0011】さらに、請求項3の椅子のランバーサポー
トは、カム機構のカム変位が最小から最大に変化する際
のカム面が、カム変位が最小から最大に変化するにつれ
てカム機構の回転角度当たりのカム変位の変化量が徐々
に小さくなる曲面形状に形成されている。
トは、カム機構のカム変位が最小から最大に変化する際
のカム面が、カム変位が最小から最大に変化するにつれ
てカム機構の回転角度当たりのカム変位の変化量が徐々
に小さくなる曲面形状に形成されている。
【0012】この場合、カム機構のカム変位が最小に近
い状態ではサポート板に作用するクッション等による反
力が小さく、またカム変位が最大に近い状態ではサポー
ト板に作用する反力が大きくなるので、カム変位が最小
から最大に変化するにつれてカム機構の回転角度当たり
のカム変位の変化量が徐々に小さくなることにより、カ
ム機構を回転させる力、すなわち送り機構を駆動させる
操作力をほぼ一定の大きさにできる。
い状態ではサポート板に作用するクッション等による反
力が小さく、またカム変位が最大に近い状態ではサポー
ト板に作用する反力が大きくなるので、カム変位が最小
から最大に変化するにつれてカム機構の回転角度当たり
のカム変位の変化量が徐々に小さくなることにより、カ
ム機構を回転させる力、すなわち送り機構を駆動させる
操作力をほぼ一定の大きさにできる。
【0013】また、請求項4の発明は、椅子の背凭れの
一部を着座者の腰部に向けて任意量だけ突出させるラン
バーサポートにおいて、背凭れのシェル部材に揺動可能
に取り付けられたサポート板と、サポート板の裏側に設
けられてサポート板を表側へ突出する変位を与えるカム
機構と、カム機構と同軸で共に回転されるウォームホイ
ールと、ウォームホイールと噛合されるウォームと、ウ
ォームに連結されると共に着座した状態で手の届く範囲
に露出させて配置される回転手段とを備えるようにして
いる。
一部を着座者の腰部に向けて任意量だけ突出させるラン
バーサポートにおいて、背凭れのシェル部材に揺動可能
に取り付けられたサポート板と、サポート板の裏側に設
けられてサポート板を表側へ突出する変位を与えるカム
機構と、カム機構と同軸で共に回転されるウォームホイ
ールと、ウォームホイールと噛合されるウォームと、ウ
ォームに連結されると共に着座した状態で手の届く範囲
に露出させて配置される回転手段とを備えるようにして
いる。
【0014】したがって、回転手段を回転させてウォー
ムが回転されウォームホイールが回転されてカム機構が
駆動されると、サポート板を表側へ突き出す変位が与え
られるため、カム機構の変位量に見合った量だけ背凭れ
のクッション及び上張地の一部分がサポート板で押し出
されて着座者の腰部に押し当てられる。また、回転手段
を反対方向に回転させてカム機構を逆動作させれば、サ
ポート板に対するカム機構の突出量が小さくなり、サポ
ート板がクッション及び上張地の反力や着座者の体重に
よって押し戻され、着座者の腰部への押し当て力が小さ
くなる。
ムが回転されウォームホイールが回転されてカム機構が
駆動されると、サポート板を表側へ突き出す変位が与え
られるため、カム機構の変位量に見合った量だけ背凭れ
のクッション及び上張地の一部分がサポート板で押し出
されて着座者の腰部に押し当てられる。また、回転手段
を反対方向に回転させてカム機構を逆動作させれば、サ
ポート板に対するカム機構の突出量が小さくなり、サポ
ート板がクッション及び上張地の反力や着座者の体重に
よって押し戻され、着座者の腰部への押し当て力が小さ
くなる。
【0015】ここで、クッション等の弾力による反力は
サポート板を介してカム機構を回転させようとするが、
カム機構はウォームホイールと結合されているため反力
により回転してしまうことはない。これにより、反力に
よるカム機構の逆回転が防止される。
サポート板を介してカム機構を回転させようとするが、
カム機構はウォームホイールと結合されているため反力
により回転してしまうことはない。これにより、反力に
よるカム機構の逆回転が防止される。
【0016】さらに、背凭れの外に露出した回転手段の
回転はウォーム及びウォームホイールでランバーサポー
トに必要とされる突き出し量を得るに必要なカム機構の
回転運動量に変換され、サポート板を大きく突き出させ
る。したがって、着座した状態で回転手段を持ち替える
ことなく片手だけで連続的にサポート板を突出させてそ
の突出量を調整可能とする。
回転はウォーム及びウォームホイールでランバーサポー
トに必要とされる突き出し量を得るに必要なカム機構の
回転運動量に変換され、サポート板を大きく突き出させ
る。したがって、着座した状態で回転手段を持ち替える
ことなく片手だけで連続的にサポート板を突出させてそ
の突出量を調整可能とする。
【0017】また、請求項5のランバーサポートは、カ
ム機構を、端面カムとこの端面カムと同軸上に対向配置
され端面カムのカム面と凹凸が逆のカム接触面を有する
従動節とから成るものとしている。この場合、端面カム
を回転させるだけで、同軸上で従動節が突き出されてさ
らにその前方のサポート板を前側に突き出す。
ム機構を、端面カムとこの端面カムと同軸上に対向配置
され端面カムのカム面と凹凸が逆のカム接触面を有する
従動節とから成るものとしている。この場合、端面カム
を回転させるだけで、同軸上で従動節が突き出されてさ
らにその前方のサポート板を前側に突き出す。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。図1から
図5に、本発明のランバーサポートを回転椅子の背凭れ
に適用した実施の一形態を示す。なお、本明細書では、
特に断らない限り前後方向とは椅子の奥行き方向を指
し、後方あるいは背面側とは背もたれ側を意味し、前方
あるいは前面側とは座部の前端縁側を意味する。また、
左右方向とは椅子の幅方向を指す。
実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。図1から
図5に、本発明のランバーサポートを回転椅子の背凭れ
に適用した実施の一形態を示す。なお、本明細書では、
特に断らない限り前後方向とは椅子の奥行き方向を指
し、後方あるいは背面側とは背もたれ側を意味し、前方
あるいは前面側とは座部の前端縁側を意味する。また、
左右方向とは椅子の幅方向を指す。
【0019】図1から図3に示すように、本実施形態の
背凭れ1は、背凭れ1の裏カバーとなるアウターシェル
2と、背凭れ1の芯材となるインナーシェル3と、上張
地4と、クッション5と、ランバーサポート6とから構
成されている。インナーシェル3の前面にはクッション
5が取り付けられ、更にこのクッション5の前面を上張
地4で覆っている。上張地4の周縁は、例えばインナー
シェル3の周縁から後側に回り込んで止着されている。
上張地4の材質としては布や皮やビニル等が好ましい
が、これらに限らず公知のまたは新規の材質であっても
構わない。また、クッション5の材質としては例えばウ
レタンやスポンジが好ましいが、これらに限らないのは
勿論である。
背凭れ1は、背凭れ1の裏カバーとなるアウターシェル
2と、背凭れ1の芯材となるインナーシェル3と、上張
地4と、クッション5と、ランバーサポート6とから構
成されている。インナーシェル3の前面にはクッション
5が取り付けられ、更にこのクッション5の前面を上張
地4で覆っている。上張地4の周縁は、例えばインナー
シェル3の周縁から後側に回り込んで止着されている。
上張地4の材質としては布や皮やビニル等が好ましい
が、これらに限らず公知のまたは新規の材質であっても
構わない。また、クッション5の材質としては例えばウ
レタンやスポンジが好ましいが、これらに限らないのは
勿論である。
【0020】インナーシェル3の背面側には、アウター
シェル2が覆い被せられている。これらインナーシェル
3とアウターシェル2とは、互いの部材の向き合う部分
に形成された図示しない係止爪と係止孔との係合により
結合されている。また、これらインナーシェル3とアウ
ターシェル2とは、プラスチックの射出成形によりそれ
ぞれ一体成形されている。但し、これらシェル2,3の
材質はプラスチックに限らず金属やその他の材質であっ
ても構わない。
シェル2が覆い被せられている。これらインナーシェル
3とアウターシェル2とは、互いの部材の向き合う部分
に形成された図示しない係止爪と係止孔との係合により
結合されている。また、これらインナーシェル3とアウ
ターシェル2とは、プラスチックの射出成形によりそれ
ぞれ一体成形されている。但し、これらシェル2,3の
材質はプラスチックに限らず金属やその他の材質であっ
ても構わない。
【0021】ランバーサポート6は、シェル部材として
のインナーシェル3に揺動可能に取り付けられたサポー
ト板7と、サポート板7の裏側に設けられたカム機構8
と、カム機構8の回転方向を規制するラチェット機構9
と、背凭れ1の下部の片側部に露出された操作手段とし
ての操作レバー17と、ラチェット機構9の送り爪20
を含み操作レバー17と連係してラチェット歯車15を
回転させる送り機構12とから構成されている。本実施
形態では、カム機構8は、端面カム10と従動節として
の従動筒11とから構成されている。また、本実施形態
では、端面カム10とサポート板7との間に従動筒11
が設置されている。
のインナーシェル3に揺動可能に取り付けられたサポー
ト板7と、サポート板7の裏側に設けられたカム機構8
と、カム機構8の回転方向を規制するラチェット機構9
と、背凭れ1の下部の片側部に露出された操作手段とし
ての操作レバー17と、ラチェット機構9の送り爪20
を含み操作レバー17と連係してラチェット歯車15を
回転させる送り機構12とから構成されている。本実施
形態では、カム機構8は、端面カム10と従動節として
の従動筒11とから構成されている。また、本実施形態
では、端面カム10とサポート板7との間に従動筒11
が設置されている。
【0022】サポート板7は、インナーシェル3の中央
部に取り付けられている。サポート板7は、上下反転し
たT字形状とされている。本実施形態の場合、インナー
シェル3とサポート板7とは、プラスチックの射出成形
により一体成形されている。サポート板7とインナーシ
ェル3との間には、ヒンジ部分7cを除いて隙間が形成
され、サポート板7だけがインナーシェル3から突き出
るように変形可能に支持される。
部に取り付けられている。サポート板7は、上下反転し
たT字形状とされている。本実施形態の場合、インナー
シェル3とサポート板7とは、プラスチックの射出成形
により一体成形されている。サポート板7とインナーシ
ェル3との間には、ヒンジ部分7cを除いて隙間が形成
され、サポート板7だけがインナーシェル3から突き出
るように変形可能に支持される。
【0023】本実施形態ではインナーシェル3とサポー
ト板7とを一体成形しているので、部品点数を増加させ
ることはない。但し、これに限らず、これらインナーシ
ェル3とサポート板7とを別体に成形してビス等で固定
して一体化しても構わない。例えば、プラスチックや合
板や金属等から成るインナーシェル3に蝶番などを介し
て金属製のサポート板7を取り付けても構わない。この
場合、サポート板7をより剛性の大きいものにすること
ができる。また、サポート板7をアウターシェル2に蝶
番等により取り付けても構わない。この場合、インナー
シェル3とアウターシェル2とを組み立てなくても、ラ
ンバーサポート6の動作によるサポート板7の突き出し
量の変化を確認することができる。
ト板7とを一体成形しているので、部品点数を増加させ
ることはない。但し、これに限らず、これらインナーシ
ェル3とサポート板7とを別体に成形してビス等で固定
して一体化しても構わない。例えば、プラスチックや合
板や金属等から成るインナーシェル3に蝶番などを介し
て金属製のサポート板7を取り付けても構わない。この
場合、サポート板7をより剛性の大きいものにすること
ができる。また、サポート板7をアウターシェル2に蝶
番等により取り付けても構わない。この場合、インナー
シェル3とアウターシェル2とを組み立てなくても、ラ
ンバーサポート6の動作によるサポート板7の突き出し
量の変化を確認することができる。
【0024】本実施形態のサポート板7は、サポート部
7aと、このサポート部7aを支持する連結部7b及び
該連結部7bをインナーシェル3に可撓性を持たせて連
結するヒンジ部分7cとを備えている。サポート部7a
は、腰部をサポートするに適した形状、例えば横長で上
下方向の中央部がクッション5側に突出して湾曲した曲
面形状とされている。この突出した部分がクッション5
及び上張地4を介して着座者の腰部に押し当てられる。
7aと、このサポート部7aを支持する連結部7b及び
該連結部7bをインナーシェル3に可撓性を持たせて連
結するヒンジ部分7cとを備えている。サポート部7a
は、腰部をサポートするに適した形状、例えば横長で上
下方向の中央部がクッション5側に突出して湾曲した曲
面形状とされている。この突出した部分がクッション5
及び上張地4を介して着座者の腰部に押し当てられる。
【0025】連結部7bはほぼ平板形状で、その上端辺
はインナーシェル3と一体化されている。連結部7bの
中央部には、縦長の長方形状の係合孔7dが形成されて
いる。この係合孔7dには、従動筒11の先端部の係合
突起11cが嵌入されている。このため、連結部7bは
従動筒11の回転を防止する。
はインナーシェル3と一体化されている。連結部7bの
中央部には、縦長の長方形状の係合孔7dが形成されて
いる。この係合孔7dには、従動筒11の先端部の係合
突起11cが嵌入されている。このため、連結部7bは
従動筒11の回転を防止する。
【0026】また、連結部7bの上部には左右方向を長
手方向とする山部が形成されてヒンジ部分7cが形成さ
れている。このように、上部にヒンジ部分7cを有する
と共に連結部7bはプラスチック製なので、サポート板
7はインナーシェル3に対して弾性変形によって突き出
し可能となる。さらに、本実施形態では、連結部7bが
プラスチック製なので、サポート部7aに大きな荷重が
作用した場合に、連結部7bがカム機構8の従動筒11
の頭部を支点として撓むことにより、サポート板7の破
損が防止される。
手方向とする山部が形成されてヒンジ部分7cが形成さ
れている。このように、上部にヒンジ部分7cを有する
と共に連結部7bはプラスチック製なので、サポート板
7はインナーシェル3に対して弾性変形によって突き出
し可能となる。さらに、本実施形態では、連結部7bが
プラスチック製なので、サポート部7aに大きな荷重が
作用した場合に、連結部7bがカム機構8の従動筒11
の頭部を支点として撓むことにより、サポート板7の破
損が防止される。
【0027】また、サポート板7の背面側には、補強の
ための図示しないリブが形成されている。このため、カ
ム機構8により連結部7bを背面側から突き出しても、
着座者の腰部でかかる荷重によりサポート部7aが連結
部7bに対して曲がってしまうことはない。したがっ
て、耐荷重性を大きくするためにカム機構8の配置位置
をサポート部7aの真後ろにする必要はなく、カム機構
8を連結部7bの後ろに配置して、カム変位量を増幅し
てサポート部7aの突出量を大きくすることができる。
ための図示しないリブが形成されている。このため、カ
ム機構8により連結部7bを背面側から突き出しても、
着座者の腰部でかかる荷重によりサポート部7aが連結
部7bに対して曲がってしまうことはない。したがっ
て、耐荷重性を大きくするためにカム機構8の配置位置
をサポート部7aの真後ろにする必要はなく、カム機構
8を連結部7bの後ろに配置して、カム変位量を増幅し
てサポート部7aの突出量を大きくすることができる。
【0028】一方、カム機構8は、端面カム10と、こ
の端面カム10と同軸上に対向配置される従動筒11と
から構成されている。図4に示すように、円筒形の端面
カム10の外周面には同軸のラチェット歯車15が嵌合
して一体化され、これらは共に回転される。また、端面
カム10は、アウターシェル2の前面に形成された円筒
形状のカム受け13の外周に回転可能に嵌合されてい
る。そして、カム受け13の中心には断面円形の孔13
aが形成され、従動筒11の軸部14が摺動可能に挿入
されている。
の端面カム10と同軸上に対向配置される従動筒11と
から構成されている。図4に示すように、円筒形の端面
カム10の外周面には同軸のラチェット歯車15が嵌合
して一体化され、これらは共に回転される。また、端面
カム10は、アウターシェル2の前面に形成された円筒
形状のカム受け13の外周に回転可能に嵌合されてい
る。そして、カム受け13の中心には断面円形の孔13
aが形成され、従動筒11の軸部14が摺動可能に挿入
されている。
【0029】また、図4及び図5に示すように、端面カ
ム10と従動筒11との向き合う端面には、カム面10
aとカム接触面11aとがそれぞれ形成されている。カ
ム面10aは、カム変位の最大位置と最小位置とが回転
角度で180度ずれた位置となるよう形成されている。
そして、カム変位が増大する際に従動筒11が案内され
る領域10bでは、カム面10aは僅かに膨らんだ曲面
とされている。このため、カム変位の最小付近でクッシ
ョン5や着座者によるサポート板7への反力が小さい時
は回転角度に対するカム変位の変化が大きく、逆にカム
変位の最大付近でクッション5等によるサポート板7へ
の反力が大きい時は回転角度に対するカム変位の変化が
小さくなるので、端面カム10を回転させる力、すなわ
ち操作力を一定にすることができる。
ム10と従動筒11との向き合う端面には、カム面10
aとカム接触面11aとがそれぞれ形成されている。カ
ム面10aは、カム変位の最大位置と最小位置とが回転
角度で180度ずれた位置となるよう形成されている。
そして、カム変位が増大する際に従動筒11が案内され
る領域10bでは、カム面10aは僅かに膨らんだ曲面
とされている。このため、カム変位の最小付近でクッシ
ョン5や着座者によるサポート板7への反力が小さい時
は回転角度に対するカム変位の変化が大きく、逆にカム
変位の最大付近でクッション5等によるサポート板7へ
の反力が大きい時は回転角度に対するカム変位の変化が
小さくなるので、端面カム10を回転させる力、すなわ
ち操作力を一定にすることができる。
【0030】本実施形態では、端面カム10が従動筒1
1側から見て反時計回転方向に回転するときに、カム機
構8のカム変位が無段階で増大してから段階的に減少す
るようカム面10aの傾斜が形成されている。勿論、こ
れに特に限定されずカム変位を増す方向においても段階
的なカム面を形成して全域で段階的なカム変位を与える
ようにしても良い。
1側から見て反時計回転方向に回転するときに、カム機
構8のカム変位が無段階で増大してから段階的に減少す
るようカム面10aの傾斜が形成されている。勿論、こ
れに特に限定されずカム変位を増す方向においても段階
的なカム面を形成して全域で段階的なカム変位を与える
ようにしても良い。
【0031】一方、カム変位が減少する際に従動筒11
が案内される領域10cでは、カム面10aは水平面1
0dと斜面10eとが交互に連続した形状とされてい
る。この領域10cでは、従動筒11が水平面10dに
案内されるときは端面カム10が回転しても従動筒11
は移動しない。また、この時は、サポート板7への反力
は水平面10dとカム接触面11aとの間で支持され
る。さらに、水平面10dの高さは、カム変位の最大量
若しくは最小量となる位置を中心に同じ回転角度だけ離
れた領域10bでのカム面10aの高さと等しくされて
いる。
が案内される領域10cでは、カム面10aは水平面1
0dと斜面10eとが交互に連続した形状とされてい
る。この領域10cでは、従動筒11が水平面10dに
案内されるときは端面カム10が回転しても従動筒11
は移動しない。また、この時は、サポート板7への反力
は水平面10dとカム接触面11aとの間で支持され
る。さらに、水平面10dの高さは、カム変位の最大量
若しくは最小量となる位置を中心に同じ回転角度だけ離
れた領域10bでのカム面10aの高さと等しくされて
いる。
【0032】なお、本実施形態では、カム変位が増大す
る際に従動筒11が案内される領域10bでのカム面1
0aは曲面状とされているが、これに限らず当該領域1
0bでのカム面10aを段階状に形成しても構わない。
これによれば、カム変位が増大する際の反力も水平面で
受けることができ、ラチェット機構9の負担を減少させ
ることができる。
る際に従動筒11が案内される領域10bでのカム面1
0aは曲面状とされているが、これに限らず当該領域1
0bでのカム面10aを段階状に形成しても構わない。
これによれば、カム変位が増大する際の反力も水平面で
受けることができ、ラチェット機構9の負担を減少させ
ることができる。
【0033】さらに、従動筒11のカム接触面11a
は、端面カム10のカム面10aと凹凸が逆に形成され
ている。このため、カム機構8のカム変位が0のとき
は、カム接触面11aが端面カム10のカム面10aに
密着するので、カム機構8の安定性が向上される。
は、端面カム10のカム面10aと凹凸が逆に形成され
ている。このため、カム機構8のカム変位が0のとき
は、カム接触面11aが端面カム10のカム面10aに
密着するので、カム機構8の安定性が向上される。
【0034】なお、従動節としては、環状にカム接触面
11aが形成された円筒形のものに特に限られず、棒状
の従動節を採用しても構わない。さらに、端面カム10
と従動筒11の位置関係を逆転させて、端面カム10側
を軸方向に移動させてサポート板7を腰部側へ突き出さ
せるようにしても構わない。また、カム機構8として
は、前述の端面カムの他、斜板カムを採用しても良い
し、場合によっては逆カムを採用することも可能であ
る。
11aが形成された円筒形のものに特に限られず、棒状
の従動節を採用しても構わない。さらに、端面カム10
と従動筒11の位置関係を逆転させて、端面カム10側
を軸方向に移動させてサポート板7を腰部側へ突き出さ
せるようにしても構わない。また、カム機構8として
は、前述の端面カムの他、斜板カムを採用しても良い
し、場合によっては逆カムを採用することも可能であ
る。
【0035】そして、従動筒11のカム接触面11aと
は反対側の端部には、ほぼ半円形状の板状で曲面をサポ
ート板7に向けた係合突起11cが形成されている。係
合突起11cは、サポート板7の係合孔7dに隙間を有
して嵌合されている。このため、従動筒11はサポート
板7に対して回転できなくなる。さらに、従動筒11の
内部には、内周面との間に隙間・孔11bを形成する円
柱形状の軸部14が一体化されている。軸部14は、カ
ム接触面11aよりも突出してカム受け13の孔13a
に摺動可能に挿入されている。すなわち、従動筒11の
軸部14がカム受け13の孔13aに挿入されると共に
カム受け13が従動筒11の内部の孔11bに挿入され
ている。
は反対側の端部には、ほぼ半円形状の板状で曲面をサポ
ート板7に向けた係合突起11cが形成されている。係
合突起11cは、サポート板7の係合孔7dに隙間を有
して嵌合されている。このため、従動筒11はサポート
板7に対して回転できなくなる。さらに、従動筒11の
内部には、内周面との間に隙間・孔11bを形成する円
柱形状の軸部14が一体化されている。軸部14は、カ
ム接触面11aよりも突出してカム受け13の孔13a
に摺動可能に挿入されている。すなわち、従動筒11の
軸部14がカム受け13の孔13aに挿入されると共に
カム受け13が従動筒11の内部の孔11bに挿入され
ている。
【0036】本実施形態では、端面カム10及び従動筒
11をサポート板7の連結部7bの後側に配設すること
によりサポート板7の揺動中心であるヒンジ部分7cと
近い位置に設けているので、サポート板7の突出量を従
動筒11の突出長さよりも大きくすることができる。こ
のため、従動筒11の僅かな移動によりサポート板7を
大きく突出させることができるので、操作性が良好とな
る。すなわち、送り機構12の1回の操作により端面カ
ム10を回転させる角度が比較的小さくてもサポート板
7を前側に大きく突出させることができるので、着座者
の操作量が小さくて足りることになる。
11をサポート板7の連結部7bの後側に配設すること
によりサポート板7の揺動中心であるヒンジ部分7cと
近い位置に設けているので、サポート板7の突出量を従
動筒11の突出長さよりも大きくすることができる。こ
のため、従動筒11の僅かな移動によりサポート板7を
大きく突出させることができるので、操作性が良好とな
る。すなわち、送り機構12の1回の操作により端面カ
ム10を回転させる角度が比較的小さくてもサポート板
7を前側に大きく突出させることができるので、着座者
の操作量が小さくて足りることになる。
【0037】また、図1から図3に示すように、ラチェ
ット機構9は、ラチェット歯車15と戻り止め爪16及
び送り爪20とを備えている。ラチェット歯車15の外
周面には、45度ごとに8個の係合爪15aが形成され
ている。本実施形態では、各係合爪15aは従動筒11
側から見て時計回転方向を向いた面を有するように形成
されている。
ット機構9は、ラチェット歯車15と戻り止め爪16及
び送り爪20とを備えている。ラチェット歯車15の外
周面には、45度ごとに8個の係合爪15aが形成され
ている。本実施形態では、各係合爪15aは従動筒11
側から見て時計回転方向を向いた面を有するように形成
されている。
【0038】戻り止め爪16は、アウターシェル2の取
付突起2aに回転可能に取り付けられて、ラチェット歯
車15のほぼ接線上でかつ係合爪15aに向かう位置を
中心に揺動可能とされている。そして、戻り止め爪16
の先端部は、係合爪15aに係合可能とされている。ま
た、戻り止め爪16とアウターシェル2との間には、捻
りコイルばねから成る付勢ばね18が取り付けられてい
る。この付勢ばね18は戻り止め爪16をラチェット歯
車15に接触させる方向に付勢する。このため、ラチェ
ット歯車15が従動筒11側から見て時計回転方向に回
転する場合は、45度毎に戻り止め爪16が係合爪15
aに係合して回転できなくなる。その一方、反時計回転
方向に回転する場合は、戻り止め爪16が係合爪15a
に係合することはなく自由に回転できる。すなわち、カ
ム機構8によるカム変位が無段階に増大して段階的に減
少する回転方向にのみ自由に回転できることになる。
付突起2aに回転可能に取り付けられて、ラチェット歯
車15のほぼ接線上でかつ係合爪15aに向かう位置を
中心に揺動可能とされている。そして、戻り止め爪16
の先端部は、係合爪15aに係合可能とされている。ま
た、戻り止め爪16とアウターシェル2との間には、捻
りコイルばねから成る付勢ばね18が取り付けられてい
る。この付勢ばね18は戻り止め爪16をラチェット歯
車15に接触させる方向に付勢する。このため、ラチェ
ット歯車15が従動筒11側から見て時計回転方向に回
転する場合は、45度毎に戻り止め爪16が係合爪15
aに係合して回転できなくなる。その一方、反時計回転
方向に回転する場合は、戻り止め爪16が係合爪15a
に係合することはなく自由に回転できる。すなわち、カ
ム機構8によるカム変位が無段階に増大して段階的に減
少する回転方向にのみ自由に回転できることになる。
【0039】さらに、送り機構12は、ラチェット歯車
15のアウターシェル2を向いた面には45度毎に設け
られた歯面としての送りピン19と係合可能な送り爪2
0と付勢ばね21とを備えている。送り爪20の一端部
は、操作レバー17の一端部にピン継手等により回転可
能に取り付けられている。これら送り爪20と操作レバ
ー17との連結部には、捻りコイルばねから成る付勢ば
ね21が取り付けられている。付勢ばね21は送り爪2
0をラチェット歯車15のピン19に押圧する方向に付
勢している。
15のアウターシェル2を向いた面には45度毎に設け
られた歯面としての送りピン19と係合可能な送り爪2
0と付勢ばね21とを備えている。送り爪20の一端部
は、操作レバー17の一端部にピン継手等により回転可
能に取り付けられている。これら送り爪20と操作レバ
ー17との連結部には、捻りコイルばねから成る付勢ば
ね21が取り付けられている。付勢ばね21は送り爪2
0をラチェット歯車15のピン19に押圧する方向に付
勢している。
【0040】操作レバー17はアウターシェル2の取付
突起2bに回転可能に設けられている。このため、操作
レバー17の揺動により送り爪20は取付突起2bを中
心に旋回される。ここで、取付突起2bの位置は、操作
レバー17の揺動に伴い送り爪20がラチェット歯車1
5のほぼ接線上を摺動する位置とされている。そして、
取付突起2bがラチェット歯車15に近いほど操作レバ
ー17の操作側が長くなるので、操作力を小さくするこ
とができる。一方、取付突起2bがラチェット歯車15
から離れるほど操作レバー17の操作側が短くなるの
で、操作のストロークが小さくなる。尚、この操作レバ
ー17は、背凭れの中心線から離れた位置、即ち背凭れ
の中心からずれた位置でアウターシェル2の外へ突き出
るように設置されている。即ち、操作レバー17が着座
者の背中の真後ろに位置しないので、着座者は背中を背
凭れから浮かせることなく操作レバー17を操作するこ
とができる。また、操作レバー17が背凭れの一方の側
部にのみ露出されているので、着座者は片手のみを用い
て操作手段を操作することができる。したがって、操作
性を向上させることができる。しかしながら、操作レバ
ー17の位置は、上述の位置に特に限られず、着座状態
で手が届く範囲、場合によっては席を立ってから操作す
る位置に設けても良い。
突起2bに回転可能に設けられている。このため、操作
レバー17の揺動により送り爪20は取付突起2bを中
心に旋回される。ここで、取付突起2bの位置は、操作
レバー17の揺動に伴い送り爪20がラチェット歯車1
5のほぼ接線上を摺動する位置とされている。そして、
取付突起2bがラチェット歯車15に近いほど操作レバ
ー17の操作側が長くなるので、操作力を小さくするこ
とができる。一方、取付突起2bがラチェット歯車15
から離れるほど操作レバー17の操作側が短くなるの
で、操作のストロークが小さくなる。尚、この操作レバ
ー17は、背凭れの中心線から離れた位置、即ち背凭れ
の中心からずれた位置でアウターシェル2の外へ突き出
るように設置されている。即ち、操作レバー17が着座
者の背中の真後ろに位置しないので、着座者は背中を背
凭れから浮かせることなく操作レバー17を操作するこ
とができる。また、操作レバー17が背凭れの一方の側
部にのみ露出されているので、着座者は片手のみを用い
て操作手段を操作することができる。したがって、操作
性を向上させることができる。しかしながら、操作レバ
ー17の位置は、上述の位置に特に限られず、着座状態
で手が届く範囲、場合によっては席を立ってから操作す
る位置に設けても良い。
【0041】そして、送り爪20の送りピン19側の側
辺には、送り突起20aが形成されている。送り爪20
がラチェット歯車15を従動筒11側から見て反時計回
転方向に回転させる際に送り突起20aが送りピン19
に掛かる部分には、送りピン19の進行方向にほぼ垂直
な押圧面20bが形成されている。また、送り突起20
aの押圧面20bと反対側には、緩やかな斜面20cが
形成されている。したがって、図3中、送り爪20が右
方向に移動する時は、押圧面20bが送りピン19を押
圧してラチェット歯車15を45度回転させる。また、
同図中、送り爪20が左方向に移動する時は、戻り止め
爪16によりラチェット歯車15の時計回転方向への回
転が防止されると共に斜面20cが送りピン19に沿っ
て案内されて送り爪20がラチェット歯車15から逸れ
る。
辺には、送り突起20aが形成されている。送り爪20
がラチェット歯車15を従動筒11側から見て反時計回
転方向に回転させる際に送り突起20aが送りピン19
に掛かる部分には、送りピン19の進行方向にほぼ垂直
な押圧面20bが形成されている。また、送り突起20
aの押圧面20bと反対側には、緩やかな斜面20cが
形成されている。したがって、図3中、送り爪20が右
方向に移動する時は、押圧面20bが送りピン19を押
圧してラチェット歯車15を45度回転させる。また、
同図中、送り爪20が左方向に移動する時は、戻り止め
爪16によりラチェット歯車15の時計回転方向への回
転が防止されると共に斜面20cが送りピン19に沿っ
て案内されて送り爪20がラチェット歯車15から逸れ
る。
【0042】なお、本実施形態では1回の送り操作でラ
チェット歯車15が45度回転するので、カム機構8を
1回転させるには8回の操作を必要とする。すなわち、
サポート板7を最低位置から最高位置まで突出させるの
に4回の操作を必要とし、反対に最高位置から最低位置
まで下げるのに4回の操作を必要とする。換言すれば、
4段階の調整が可能となる。但し、これに限らず、送り
ピン19の個数やラチェット歯車15の大きさや送り爪
20の移動長等を変更することにより、1回の操作当た
りのラチェット歯車15の回転角度を変更することがで
きる。これにより、サポート板7の昇降の回数を設定す
ることができ、例えば操作回数を増やして1回当たりの
突出量を減少させたりすることができる。
チェット歯車15が45度回転するので、カム機構8を
1回転させるには8回の操作を必要とする。すなわち、
サポート板7を最低位置から最高位置まで突出させるの
に4回の操作を必要とし、反対に最高位置から最低位置
まで下げるのに4回の操作を必要とする。換言すれば、
4段階の調整が可能となる。但し、これに限らず、送り
ピン19の個数やラチェット歯車15の大きさや送り爪
20の移動長等を変更することにより、1回の操作当た
りのラチェット歯車15の回転角度を変更することがで
きる。これにより、サポート板7の昇降の回数を設定す
ることができ、例えば操作回数を増やして1回当たりの
突出量を減少させたりすることができる。
【0043】そして、操作レバー17とアウターシェル
2との間には、捻りコイルばねから成る戻りばね22が
設けられている。この戻りばね22は、送り爪20がラ
チェット歯車15を回転させるのと反対の方向に操作レ
バー17を付勢している。なお、本実施形態では、操作
手段として背凭れ1の外部に露出する操作レバー17を
用いているが、これに限らず送り爪20をラチェット歯
車15の接線にほぼ沿って移動させる機構であれば複数
のリンクを組み合わせたリンク機構や歯車列を用いても
構わない。
2との間には、捻りコイルばねから成る戻りばね22が
設けられている。この戻りばね22は、送り爪20がラ
チェット歯車15を回転させるのと反対の方向に操作レ
バー17を付勢している。なお、本実施形態では、操作
手段として背凭れ1の外部に露出する操作レバー17を
用いているが、これに限らず送り爪20をラチェット歯
車15の接線にほぼ沿って移動させる機構であれば複数
のリンクを組み合わせたリンク機構や歯車列を用いても
構わない。
【0044】さらに、操作レバー17の下端部は、アウ
ターシェル2の下部のいずれか片方の側部から突出して
いる。この下端部には、例えばプラスチック製の球状体
から成る操作摘み29が取り付けられている。また、ア
ウターシェル2の下面で操作レバー17が突出される部
分には、切り欠きが形成されている。これにより、操作
レバー17とアウターシェル2との接触が防止される。
また、本実施形態では、操作摘み29以外に背凭れ1の
外部に露出する部材はないので、椅子の外観を損ねるこ
とはない。
ターシェル2の下部のいずれか片方の側部から突出して
いる。この下端部には、例えばプラスチック製の球状体
から成る操作摘み29が取り付けられている。また、ア
ウターシェル2の下面で操作レバー17が突出される部
分には、切り欠きが形成されている。これにより、操作
レバー17とアウターシェル2との接触が防止される。
また、本実施形態では、操作摘み29以外に背凭れ1の
外部に露出する部材はないので、椅子の外観を損ねるこ
とはない。
【0045】以上のように構成されたランバーサポート
6によると、次のように操作することによって簡単に背
凭れの一部を任意量だけ腰部側へ突き出させることがで
きる。
6によると、次のように操作することによって簡単に背
凭れの一部を任意量だけ腰部側へ突き出させることがで
きる。
【0046】即ち、ランバーサポート6を操作するに
は、背凭れ1に背中を凭れかけたまま片手を後方の一側
方に回して操作摘み29及び操作レバー17を戻りばね
22に反して側方に移動させる。ここで、操作摘み29
は背凭れ1の下部の片方の側部に露出しているので、着
座した者は背中を背凭れ1から浮かすことなく操作する
ことができる。即ち、操作摘み29が背凭れ1の下部の
中央、すなわち背中の真後ろに位置していると背中を浮
かせて操作しなければならないが、本実施形態によれば
そのように操作性が劣ってしまうことはない。しかも、
操作摘み29は背凭れ1の片方の側部に露出しているの
で、着座者は操作途中に操作摘み29を一方の手から他
方の手に持ち換えることなく操作を行うことができる。
は、背凭れ1に背中を凭れかけたまま片手を後方の一側
方に回して操作摘み29及び操作レバー17を戻りばね
22に反して側方に移動させる。ここで、操作摘み29
は背凭れ1の下部の片方の側部に露出しているので、着
座した者は背中を背凭れ1から浮かすことなく操作する
ことができる。即ち、操作摘み29が背凭れ1の下部の
中央、すなわち背中の真後ろに位置していると背中を浮
かせて操作しなければならないが、本実施形態によれば
そのように操作性が劣ってしまうことはない。しかも、
操作摘み29は背凭れ1の片方の側部に露出しているの
で、着座者は操作途中に操作摘み29を一方の手から他
方の手に持ち換えることなく操作を行うことができる。
【0047】そして、操作摘み29の操作により、操作
レバー17及び送り爪20が揺動され、送り突起20a
の押圧面20bが送りピン19を押圧してラチェット歯
車15を回転させる。この回転は従動筒11側から見て
反時計回転方向なので、ラチェット機構9により回転が
阻止されることはない。
レバー17及び送り爪20が揺動され、送り突起20a
の押圧面20bが送りピン19を押圧してラチェット歯
車15を回転させる。この回転は従動筒11側から見て
反時計回転方向なので、ラチェット機構9により回転が
阻止されることはない。
【0048】この回転により、端面カム10が回転して
従動筒11に軸方向の変位を与え、着座者の腰部に向け
て背凭れの一部分を突き出させる。すなわち、カム機構
8は、従動筒11の先端でサポート板7の連結部7bを
前方へ押し出す。サポート板7は、上張地4及びクッシ
ョン5と連結部7bのヒンジ部分7cとによる反力に対
抗しながら前側に突き出され、背凭れの一部分を腰部に
向けて押し出す。
従動筒11に軸方向の変位を与え、着座者の腰部に向け
て背凭れの一部分を突き出させる。すなわち、カム機構
8は、従動筒11の先端でサポート板7の連結部7bを
前方へ押し出す。サポート板7は、上張地4及びクッシ
ョン5と連結部7bのヒンジ部分7cとによる反力に対
抗しながら前側に突き出され、背凭れの一部分を腰部に
向けて押し出す。
【0049】ここで、クッション5等による反力はカム
機構8をカム変位が小さくなる方向に作用し、端面カム
10を逆方向に回転させようとする。しかし、この方向
の回転に対してはラチェット機構9が作用するので、端
面カム10が逆方向に回転してしまうことはなく、サポ
ート板7の突き出し量は維持される。
機構8をカム変位が小さくなる方向に作用し、端面カム
10を逆方向に回転させようとする。しかし、この方向
の回転に対してはラチェット機構9が作用するので、端
面カム10が逆方向に回転してしまうことはなく、サポ
ート板7の突き出し量は維持される。
【0050】また、操作摘み29から手を離したり操作
力を弱めると、戻りばね22により操作レバー17が戻
される。これにより、送り爪20が引き戻される。この
時、送り突起20aの斜面20cが送りピン19に沿っ
て案内されるので、送り爪20が付勢ばね21に抗して
一旦ラチェット歯車15から逸れるようにして引き戻さ
れる。さらに、斜面20cが送りピン19を押圧するこ
とによりラチェット歯車15には図3中時計回転方向の
回転力が加えられるが、戻り止め爪16が係合爪15a
に係合されているので、ラチェット歯車15は当該方向
に回転されることはない。
力を弱めると、戻りばね22により操作レバー17が戻
される。これにより、送り爪20が引き戻される。この
時、送り突起20aの斜面20cが送りピン19に沿っ
て案内されるので、送り爪20が付勢ばね21に抗して
一旦ラチェット歯車15から逸れるようにして引き戻さ
れる。さらに、斜面20cが送りピン19を押圧するこ
とによりラチェット歯車15には図3中時計回転方向の
回転力が加えられるが、戻り止め爪16が係合爪15a
に係合されているので、ラチェット歯車15は当該方向
に回転されることはない。
【0051】そして、操作レバー17の送り操作を行う
度にラチェット歯車15が45度ずつ回転され、カム機
構8のカム変位が徐々に増大される。ここで、カム変位
が増大する際に従動筒11が案内される昇り領域(カム
回転によりカム変位が増加する領域)10bでは、カム
面10aは僅かに膨らんだ曲面とされているので、サポ
ート板7の突き出し量の増大による反力の増加に拘わら
ず端面カム10を回転させる力、すなわち操作力を一定
に保つことができる。
度にラチェット歯車15が45度ずつ回転され、カム機
構8のカム変位が徐々に増大される。ここで、カム変位
が増大する際に従動筒11が案内される昇り領域(カム
回転によりカム変位が増加する領域)10bでは、カム
面10aは僅かに膨らんだ曲面とされているので、サポ
ート板7の突き出し量の増大による反力の増加に拘わら
ず端面カム10を回転させる力、すなわち操作力を一定
に保つことができる。
【0052】さらに、カム変位は最大の位置に達してか
らは段階的に減少される。ここで、カム面10aの水平
面10dの高さはカム変位の最大量若しくは最小量とな
る位置を中心に同じ回転角度だけ離れた昇り領域10b
でのカム面10aの高さと等しくされているので、昇り
領域10bと下り領域(カム回転によりカム変位が減少
する領域)10cとでカム変位の大きさ、すなわちサポ
ート板7の突出量を等しくすることができる。すなわ
ち、例えばカム変位の最大位置の1操作前のカム変位
と、最大位置の1操作後のカム変位とが等しくなる。こ
れにより、例えば使用者が突き出し量を増大させていっ
て適切な突き出し量を越してしまった場合に、最大変位
位置を過ぎて突き出し量が減少する時にその適切な突き
出し量に再び設置することができる。したがって、適切
な突き出し量を得るために端面カム10を1回転させる
必要はなく、操作性を向上させることができる。
らは段階的に減少される。ここで、カム面10aの水平
面10dの高さはカム変位の最大量若しくは最小量とな
る位置を中心に同じ回転角度だけ離れた昇り領域10b
でのカム面10aの高さと等しくされているので、昇り
領域10bと下り領域(カム回転によりカム変位が減少
する領域)10cとでカム変位の大きさ、すなわちサポ
ート板7の突出量を等しくすることができる。すなわ
ち、例えばカム変位の最大位置の1操作前のカム変位
と、最大位置の1操作後のカム変位とが等しくなる。こ
れにより、例えば使用者が突き出し量を増大させていっ
て適切な突き出し量を越してしまった場合に、最大変位
位置を過ぎて突き出し量が減少する時にその適切な突き
出し量に再び設置することができる。したがって、適切
な突き出し量を得るために端面カム10を1回転させる
必要はなく、操作性を向上させることができる。
【0053】また、カム変位を減少させていって最小の
位置に達してからは、再びカム変位が徐々に増大され
る。このように、操作レバー17の往復の繰り返しによ
り、サポート板7の突き出し量は増減を繰返す。
位置に達してからは、再びカム変位が徐々に増大され
る。このように、操作レバー17の往復の繰り返しによ
り、サポート板7の突き出し量は増減を繰返す。
【0054】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。例えば、本実施形態では、ランバーサポート6を
図1及び図2に示す形状の背凭れ1に適用しているが、
背凭れ1の形状はこれに限らない。
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。例えば、本実施形態では、ランバーサポート6を
図1及び図2に示す形状の背凭れ1に適用しているが、
背凭れ1の形状はこれに限らない。
【0055】例えば、本発明のランバーサポート6を図
6に示すような形状の背凭れ1’に適用しても構わな
い。この実施形態では、カム機構8から操作摘み29の
露出部分までの長さが図1及び図2に示す背凭れ1より
も長いので、操作レバー17’がより長い部材とされて
いる。また、ラチェット歯車15’のサポート板7側に
送りピン19が形成されている。但し、図1から図5に
示す実施形態で使用したような送りピン19がアウター
シェル2側に形成されたラチェット歯車15を使用して
も構わないことは勿論である。その他の部材は、図1か
ら図5に示した実施形態の部材と同様であるので、説明
を省略する。
6に示すような形状の背凭れ1’に適用しても構わな
い。この実施形態では、カム機構8から操作摘み29の
露出部分までの長さが図1及び図2に示す背凭れ1より
も長いので、操作レバー17’がより長い部材とされて
いる。また、ラチェット歯車15’のサポート板7側に
送りピン19が形成されている。但し、図1から図5に
示す実施形態で使用したような送りピン19がアウター
シェル2側に形成されたラチェット歯車15を使用して
も構わないことは勿論である。その他の部材は、図1か
ら図5に示した実施形態の部材と同様であるので、説明
を省略する。
【0056】この実施形態によれば、図6に示す背凭れ
1’のようにアウターシェル2’のカム機構8の設置位
置と操作摘み29の露出位置との間隔が比較的長い背凭
れ1’であっても、ランバーサポート6を搭載すること
ができる。ここで、操作レバー17’以外の構成部材に
ついては、図1及び図2に示した背凭れ1に使用したラ
ンバーサポート6の各構成部材を使用することができ共
用化を図ることができる。
1’のようにアウターシェル2’のカム機構8の設置位
置と操作摘み29の露出位置との間隔が比較的長い背凭
れ1’であっても、ランバーサポート6を搭載すること
ができる。ここで、操作レバー17’以外の構成部材に
ついては、図1及び図2に示した背凭れ1に使用したラ
ンバーサポート6の各構成部材を使用することができ共
用化を図ることができる。
【0057】また、上述した各実施形態では、ランバー
サポート6をサポート板7とカム機構8とラチェット機
構9と操作手段17と送り機構12とを備えたものとし
ているが、これに限らず図7から図9に示すように、サ
ポート板7と、該サポート板7の裏側に設けられるカム
機構30と、該カム機構30と同軸で共に回転されるウ
ォームホイール25と、該ウォームホイール25と噛合
されるウォーム26と、該ウォーム26に連結されると
共に着座した状態で手の届く範囲に露出させて配置され
る回転手段としてのウォーム軸27とを備えたものとし
ても構わない。
サポート6をサポート板7とカム機構8とラチェット機
構9と操作手段17と送り機構12とを備えたものとし
ているが、これに限らず図7から図9に示すように、サ
ポート板7と、該サポート板7の裏側に設けられるカム
機構30と、該カム機構30と同軸で共に回転されるウ
ォームホイール25と、該ウォームホイール25と噛合
されるウォーム26と、該ウォーム26に連結されると
共に着座した状態で手の届く範囲に露出させて配置され
る回転手段としてのウォーム軸27とを備えたものとし
ても構わない。
【0058】本実施形態では、カム機構30は、端面カ
ム31と従動節としての従動筒32とから構成されてい
る。そして、端面カム31とサポート板7との間に従動
筒32が設置されている。端面カム31は、アウターシ
ェル2の前面に形成された円筒形状のカム受け13’の
外周に回転可能に嵌合されている。そして、カム受け1
3’の中心には、断面正方形形状の孔13a’が形成さ
れ、従動筒32の矩形断面の軸部14’が挿入される。
ム31と従動節としての従動筒32とから構成されてい
る。そして、端面カム31とサポート板7との間に従動
筒32が設置されている。端面カム31は、アウターシ
ェル2の前面に形成された円筒形状のカム受け13’の
外周に回転可能に嵌合されている。そして、カム受け1
3’の中心には、断面正方形形状の孔13a’が形成さ
れ、従動筒32の矩形断面の軸部14’が挿入される。
【0059】また、従動筒32の一方の端面には、端面
カム31のカム面31aと凹凸が逆のカム接触面32a
が形成されている。このカム接触面32aは、端面カム
31のカム面31aと向き合って接触したときにカム変
位が0のときには密着する。そして、端面カム31の回
転に伴ってカム変位が増大し、所定角度、例えばほぼ1
80度回転したときに最大のカム変位が得られるように
斜面から成るカム面31a及びカム接触面32aが形成
されている。
カム31のカム面31aと凹凸が逆のカム接触面32a
が形成されている。このカム接触面32aは、端面カム
31のカム面31aと向き合って接触したときにカム変
位が0のときには密着する。そして、端面カム31の回
転に伴ってカム変位が増大し、所定角度、例えばほぼ1
80度回転したときに最大のカム変位が得られるように
斜面から成るカム面31a及びカム接触面32aが形成
されている。
【0060】また、従動筒32のカム接触面32aとは
反対側のサポート板7の連結部7bに当接する端部は、
図8に示すように円錐形に突出している。さらに、従動
筒32の内部には、内周面との間に隙間・孔32bを形
成する四角柱形状の軸部14’が一体化されている。軸
部14’は、カム接触面32aよりも突出してカム受け
13’の孔13a’に摺動可能に挿入されている。すな
わち、従動筒32の軸部14’がカム受け13’の孔1
3a’に挿入されると共にカム受け13’が従動筒32
の内部の孔32bに挿入されることによって、従動筒3
2がカム受け13’に対して回転することなく軸方向に
摺動可能と支持される。
反対側のサポート板7の連結部7bに当接する端部は、
図8に示すように円錐形に突出している。さらに、従動
筒32の内部には、内周面との間に隙間・孔32bを形
成する四角柱形状の軸部14’が一体化されている。軸
部14’は、カム接触面32aよりも突出してカム受け
13’の孔13a’に摺動可能に挿入されている。すな
わち、従動筒32の軸部14’がカム受け13’の孔1
3a’に挿入されると共にカム受け13’が従動筒32
の内部の孔32bに挿入されることによって、従動筒3
2がカム受け13’に対して回転することなく軸方向に
摺動可能と支持される。
【0061】なお、従動節としては、環状にカム接触面
32aが形成された円筒形のものに限られず、棒状の従
動節を採用しても構わない。端面カム31と従動筒32
の位置関係を逆転させて、端面カム31側を軸方向に移
動させてサポート板7を腰部側へ突き出させるようにし
ても構わない。また、カム機構30としては、前述の端
面カムの他、斜板カムを採用しても良いし、場合によっ
ては逆カムを採用することも可能である。更に、図5に
示すような段階的なカムであっても構わない。
32aが形成された円筒形のものに限られず、棒状の従
動節を採用しても構わない。端面カム31と従動筒32
の位置関係を逆転させて、端面カム31側を軸方向に移
動させてサポート板7を腰部側へ突き出させるようにし
ても構わない。また、カム機構30としては、前述の端
面カムの他、斜板カムを採用しても良いし、場合によっ
ては逆カムを採用することも可能である。更に、図5に
示すような段階的なカムであっても構わない。
【0062】ウォーム軸27は、アウターシェル2”に
図示しない保持部材等により軸方向に固定されて回転可
能に取り付けられている。ウォーム軸27の一端部はア
ウターシェル2”の片側部の下部から突出されている。
突出したウォーム軸27には、操作ノブ28が嵌合され
ている。このウォーム軸27は、背凭れの中心線から離
れた位置、即ち背凭れの中心からずれた位置でアウター
シェル2”の外へ突き出るように設置されている。即
ち、ウォーム軸27が着座者の背中の真後ろに位置しな
いので、着座者は背中を背凭れから浮かせることなくウ
ォーム軸27を操作することができる。また、ウォーム
軸27が背凭れの一方の側部にのみ露出されているの
で、着座者は片手のみを用いて操作手段を操作すること
ができる。したがって、操作性を向上させることができ
る。しかしながら、ウォーム軸27の位置は、上述の位
置に特に限られず、着座状態で手が届く範囲、場合によ
っては席を立ってから操作する位置に設けても良い。な
お、図7中符号23はアウターシェル2”とインナーシ
ェル3”とを結合する爪である。また、本実施形態のサ
ポート板7は、上述した各実施形態でのものと同様であ
るので、説明を省略する。なお、アウターシェル2”の
形状は図7に示した形状に限られないのは勿論である。
図示しない保持部材等により軸方向に固定されて回転可
能に取り付けられている。ウォーム軸27の一端部はア
ウターシェル2”の片側部の下部から突出されている。
突出したウォーム軸27には、操作ノブ28が嵌合され
ている。このウォーム軸27は、背凭れの中心線から離
れた位置、即ち背凭れの中心からずれた位置でアウター
シェル2”の外へ突き出るように設置されている。即
ち、ウォーム軸27が着座者の背中の真後ろに位置しな
いので、着座者は背中を背凭れから浮かせることなくウ
ォーム軸27を操作することができる。また、ウォーム
軸27が背凭れの一方の側部にのみ露出されているの
で、着座者は片手のみを用いて操作手段を操作すること
ができる。したがって、操作性を向上させることができ
る。しかしながら、ウォーム軸27の位置は、上述の位
置に特に限られず、着座状態で手が届く範囲、場合によ
っては席を立ってから操作する位置に設けても良い。な
お、図7中符号23はアウターシェル2”とインナーシ
ェル3”とを結合する爪である。また、本実施形態のサ
ポート板7は、上述した各実施形態でのものと同様であ
るので、説明を省略する。なお、アウターシェル2”の
形状は図7に示した形状に限られないのは勿論である。
【0063】以上のように構成された背凭れ1”のラン
バーサポート6によると、操作ノブ28を回転させるこ
とによりウォーム軸27を介してウォーム26及びウォ
ームホイール25が回転され、端面カム31を回転させ
る。これにより、カム機構30のカム変位が変化してサ
ポート板7の突き出し量が変化される。そして、ウォー
ム26及びウォームホイール25によりカム機構30が
回転されるので、サポート板7に荷重がかかって従動筒
32が押し込まれても端面カム31が回転されてしまう
ことはなく、サポート板7が押し戻されることはない。
バーサポート6によると、操作ノブ28を回転させるこ
とによりウォーム軸27を介してウォーム26及びウォ
ームホイール25が回転され、端面カム31を回転させ
る。これにより、カム機構30のカム変位が変化してサ
ポート板7の突き出し量が変化される。そして、ウォー
ム26及びウォームホイール25によりカム機構30が
回転されるので、サポート板7に荷重がかかって従動筒
32が押し込まれても端面カム31が回転されてしまう
ことはなく、サポート板7が押し戻されることはない。
【0064】この実施形態によっても、操作ノブ28の
回転によって簡単に背凭れ1”の一部を任意量だけ腰部
側へ突き出させることができる。また、背凭れ1”の外
部には操作ノブ28が露出するだけなので、背凭れ1”
の外観を損ねることもない。
回転によって簡単に背凭れ1”の一部を任意量だけ腰部
側へ突き出させることができる。また、背凭れ1”の外
部には操作ノブ28が露出するだけなので、背凭れ1”
の外観を損ねることもない。
【0065】また、上述した実施形態では回転手段とし
て背凭れ1”の外部に露出する1本のウォーム軸27を
使用しているが、これに限らずウォーム26の回転軸を
歯車列により回転させる構成であっても構わない。
て背凭れ1”の外部に露出する1本のウォーム軸27を
使用しているが、これに限らずウォーム26の回転軸を
歯車列により回転させる構成であっても構わない。
【0066】なお、上述した各実施形態では、ランバー
サポート6を事務用回転椅子の背凭れに適用した例を挙
げているが、これに特に限られず、事務用固定椅子や劇
場用座椅子などのその他の椅子の背凭れに適用しても構
わない。また、操作手段たる操作レバー17やウォーム
軸27は背凭れの中心線上に配置されることもある。
サポート6を事務用回転椅子の背凭れに適用した例を挙
げているが、これに特に限られず、事務用固定椅子や劇
場用座椅子などのその他の椅子の背凭れに適用しても構
わない。また、操作手段たる操作レバー17やウォーム
軸27は背凭れの中心線上に配置されることもある。
【0067】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載のランバーサポートによると、操作手段によりラ
チェット機構を介してカム機構を駆動することによっ
て、背凭れのシェル部材に揺動可能に取り付けられたサ
ポート板を裏側から任意量だけ前方に押し出して背凭れ
のクッション及び上張地の一部を着座者の腰部に押し当
て支持できる。しかも、背凭れの周りには操作手段以外
に露出する部材はないので、外観を損ねることはない。
1記載のランバーサポートによると、操作手段によりラ
チェット機構を介してカム機構を駆動することによっ
て、背凭れのシェル部材に揺動可能に取り付けられたサ
ポート板を裏側から任意量だけ前方に押し出して背凭れ
のクッション及び上張地の一部を着座者の腰部に押し当
て支持できる。しかも、背凭れの周りには操作手段以外
に露出する部材はないので、外観を損ねることはない。
【0068】また、操作手段は着座した状態で手の届く
範囲に露出させて配置されているので、着座した状態で
操作手段を持ち替えることなく連続的に片手だけでサポ
ート板の突出量を調整することができる。
範囲に露出させて配置されているので、着座した状態で
操作手段を持ち替えることなく連続的に片手だけでサポ
ート板の突出量を調整することができる。
【0069】さらに、カム機構はラチェット機構と操作
レバーを介して回転されるので、カムと一体化されて外
部に露出した1本の操作レバーを直接揺動させて回転さ
せる構造に比べて、操作手段の操作ストロークを短くす
ることができる。このため、操作性が向上するので、着
座者は座ったままで容易にサポート板の突出量を調整す
ることができる。
レバーを介して回転されるので、カムと一体化されて外
部に露出した1本の操作レバーを直接揺動させて回転さ
せる構造に比べて、操作手段の操作ストロークを短くす
ることができる。このため、操作性が向上するので、着
座者は座ったままで容易にサポート板の突出量を調整す
ることができる。
【0070】また、温度変化による突出量の変化はほと
んどないので、突出量を一定に維持するための頻繁な微
調整は必要ない。このため、使用感を向上させることが
できる。しかも、外的な要因による故障はほとんどない
ので、長寿命である。
んどないので、突出量を一定に維持するための頻繁な微
調整は必要ない。このため、使用感を向上させることが
できる。しかも、外的な要因による故障はほとんどない
ので、長寿命である。
【0071】さらに、請求項2記載のランバーサポート
は、カム機構を、端面カムとこの端面カムと同軸上に対
向配置され端面カムのカム面と凹凸が逆のカム接触面を
有する従動節とから成るようにしているので、同軸上の
端面カムと従動節という簡易な機構によりカム操作機構
による運動を椅子の前後方向の往復直線運動に変換して
サポート板を突出させることができる。このため、ラン
バーサポートの構造の簡易化を図ることができる。
は、カム機構を、端面カムとこの端面カムと同軸上に対
向配置され端面カムのカム面と凹凸が逆のカム接触面を
有する従動節とから成るようにしているので、同軸上の
端面カムと従動節という簡易な機構によりカム操作機構
による運動を椅子の前後方向の往復直線運動に変換して
サポート板を突出させることができる。このため、ラン
バーサポートの構造の簡易化を図ることができる。
【0072】また、請求項3記載のランバーサポート
は、カム機構のカム変位が最小から最大に変化する際に
従動節を案内するカム面が、最小から最大にカム変位が
増加するにつれてカム機構の回転角度当たりのカム変位
の変化量が徐々に小さくなる曲面形状とされているの
で、一操作に伴う反力の大きさの増加分を一定にし、カ
ム機構を回転させる力、すなわち送り機構を駆動させる
操作力を一定な大きさとすることができる。このため、
操作性を向上させることができる。
は、カム機構のカム変位が最小から最大に変化する際に
従動節を案内するカム面が、最小から最大にカム変位が
増加するにつれてカム機構の回転角度当たりのカム変位
の変化量が徐々に小さくなる曲面形状とされているの
で、一操作に伴う反力の大きさの増加分を一定にし、カ
ム機構を回転させる力、すなわち送り機構を駆動させる
操作力を一定な大きさとすることができる。このため、
操作性を向上させることができる。
【0073】さらに、請求項4のランバーサポートは、
背凭れのシェル部材に揺動可能に取り付けられたサポー
ト板と、サポート板の裏側に設けられてサポート板を表
側へ突出する変位を与えるカム機構と、カム機構と同軸
で共に回転されるウォームホイールと、ウォームホイー
ルと噛合されるウォームと、ウォームに連結されると共
に着座した状態で手の届く範囲に露出させて配置される
回転手段とを備えるようにしているので、回転手段によ
り回転機構を介してカム機構を駆動することによって、
サポート板が任意量だけ前方に押し出されて背凭れのク
ッション及び上張地の一部を着座者の腰部に押し当てて
腰部を支持できる。しかも、背凭れの周りには回転手段
以外に露出する部材はないので、外観を損ねることはな
い。
背凭れのシェル部材に揺動可能に取り付けられたサポー
ト板と、サポート板の裏側に設けられてサポート板を表
側へ突出する変位を与えるカム機構と、カム機構と同軸
で共に回転されるウォームホイールと、ウォームホイー
ルと噛合されるウォームと、ウォームに連結されると共
に着座した状態で手の届く範囲に露出させて配置される
回転手段とを備えるようにしているので、回転手段によ
り回転機構を介してカム機構を駆動することによって、
サポート板が任意量だけ前方に押し出されて背凭れのク
ッション及び上張地の一部を着座者の腰部に押し当てて
腰部を支持できる。しかも、背凭れの周りには回転手段
以外に露出する部材はないので、外観を損ねることはな
い。
【0074】また、回転手段は着座した状態で手の届く
範囲に露出させて配置されているので、着座した状態で
回転手段を持ち替えることなく連続的に片手だけでサポ
ート板の突出量を調整することができる。
範囲に露出させて配置されているので、着座した状態で
回転手段を持ち替えることなく連続的に片手だけでサポ
ート板の突出量を調整することができる。
【0075】さらに、カム機構はウォーム及びウォーム
ホイールを介して回転されるので、カムと一体化されて
外部に露出した1本の操作レバーを直接揺動させて回転
させる構造に比べて、回転手段の操作ストロークを短く
することができる。このため、操作性が向上するので、
着座者は座ったままで容易にサポート板の突出量を調整
することができる。
ホイールを介して回転されるので、カムと一体化されて
外部に露出した1本の操作レバーを直接揺動させて回転
させる構造に比べて、回転手段の操作ストロークを短く
することができる。このため、操作性が向上するので、
着座者は座ったままで容易にサポート板の突出量を調整
することができる。
【0076】しかも、ウォーム及びウォームホイールの
噛合によりカム機構の逆回転を防止しているので、他に
逆回転防止機構を備える必要がなく、ランバーサポート
の構造の簡易化を図ることができる。
噛合によりカム機構の逆回転を防止しているので、他に
逆回転防止機構を備える必要がなく、ランバーサポート
の構造の簡易化を図ることができる。
【0077】また、温度変化による突出量の変化はほと
んどないので、突出量を一定に維持するための頻繁な微
調整は必要ない。このため、使用感を向上させることが
できる。しかも、外的な要因による故障はほとんどない
ので、長寿命である。
んどないので、突出量を一定に維持するための頻繁な微
調整は必要ない。このため、使用感を向上させることが
できる。しかも、外的な要因による故障はほとんどない
ので、長寿命である。
【0078】さらに、請求項5記載のランバーサポート
は、カム機構を、端面カムとこの端面カムと同軸上に対
向配置され端面カムのカム面と凹凸が逆のカム接触面を
有する従動節とから成るものとしているので、同軸上の
端面カムと従動節という簡易な機構によりカム操作機構
による運動を椅子の前後方向の往復直線運動に変換して
サポート板を突出させることができる。このため、ラン
バーサポートの構造の簡易化を図ることができる。
は、カム機構を、端面カムとこの端面カムと同軸上に対
向配置され端面カムのカム面と凹凸が逆のカム接触面を
有する従動節とから成るものとしているので、同軸上の
端面カムと従動節という簡易な機構によりカム操作機構
による運動を椅子の前後方向の往復直線運動に変換して
サポート板を突出させることができる。このため、ラン
バーサポートの構造の簡易化を図ることができる。
【図1】本発明のランバーサポートを備えた椅子の背凭
れの一実施形態を示す正面図である。
れの一実施形態を示す正面図である。
【図2】ランバーサポートを備えた椅子の背凭れの一実
施形態を示す縦断面図である。
施形態を示す縦断面図である。
【図3】ランバーサポートを示す拡大正面図である。
【図4】カム機構の一実施形態を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図5】端面カムと従動筒との向き合った面の形状を示
す展開図である。
す展開図である。
【図6】本発明のランバーサポートを備えた椅子の背凭
れの他の実施形態を示す正面図である。
れの他の実施形態を示す正面図である。
【図7】本発明のランバーサポートを備えた椅子の背凭
れの別の実施形態を示す正面図である。
れの別の実施形態を示す正面図である。
【図8】ランバーサポートを備えた椅子の背凭れの一実
施形態を示す縦断面図である。
施形態を示す縦断面図である。
【図9】カム機構の一実施形態を示す分解斜視図であ
る。
る。
1,1’,1” 背凭れ 3,3” インナーシェル 6 ランバーサポート 7 サポート板 8 カム機構 9 ラチェット機構 10 端面カム 10d カム変位を与えない領域 10e カム変位を与える領域 11 従動筒(従動節) 12 送り機構 16 戻り止め爪 17 操作レバー(操作手段) 20 送り爪 25 ウォームホイール 26 ウォーム 27 ウォーム軸(回転手段) 30 カム機構 31 端面カム 32 従動筒(従動節)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮下 正光 長野県伊那市西春近下河原5331 タカノ株 式会社家具開発部内 (72)発明者 村上 智一 大阪府大阪市東成区大今里南6丁目1番1 号 コクヨ株式会社内 (72)発明者 巖本 滋生 大阪府大阪市東成区大今里南6丁目1番1 号 コクヨ株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 椅子の背凭れの一部を着座者の腰部に向
けて任意量だけ突出させるランバーサポートにおいて、
前記背凭れのシェル部材に揺動可能に取り付けられたサ
ポート板と、一方向に回転して前記サポート板を表側へ
突出する変位を前記サポート板の裏側から与えると共に
少なくとも最大カム変位から最小カム変位へ向けて回転
する際にカム変位が与えられる領域と与えられない領域
とを交互に有して段階的なカム変位が与えられるカム機
構と、前記カム機構を一定量ずつ一方向に回転させるラ
チェット機構と、着座した状態で手の届く範囲に配置さ
れ前記ラチェット機構の送り爪を駆動する操作手段とを
備えたことを特徴とする椅子のランバーサポート。 - 【請求項2】 前記カム機構は、端面カムとこの端面カ
ムと同軸上に対向配置され前記端面カムのカム面と凹凸
が逆のカム接触面を有する従動節とから成ることを特徴
とする請求項1記載の椅子のランバーサポート。 - 【請求項3】 前記カム機構のカム変位が最小から最大
に変化する際のカム面は、カム変位が最小から最大に変
化するにつれて前記カム機構の回転角度当たりのカム変
位の変化量が徐々に小さくなる曲面形状であることを特
徴とする請求項2記載の椅子のランバーサポート。 - 【請求項4】 椅子の背凭れの一部を着座者の腰部に向
けて任意量だけ突出させるランバーサポートにおいて、
前記背凭れのシェル部材に揺動可能に取り付けられたサ
ポート板と、前記サポート板を表側へ突出する変位を前
記サポート板の裏側から与えるカム機構と、前記カム機
構と同軸で共に回転されるウォームホイールと、前記ウ
ォームホイールと噛合されるウォームと、前記ウォーム
に連結されると共に着座した状態で手の届く範囲に露出
させて配置される回転手段とを備えたことを特徴とする
椅子のランバーサポート。 - 【請求項5】 前記カム機構は、端面カムとこの端面カ
ムと同軸上に対向配置され前記端面カムのカム面と凹凸
が逆のカム接触面を有する従動節とから成ることを特徴
とする請求項4記載の椅子のランバーサポート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23232196A JPH1075845A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 椅子のランバーサポート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23232196A JPH1075845A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 椅子のランバーサポート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1075845A true JPH1075845A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16937375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23232196A Pending JPH1075845A (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | 椅子のランバーサポート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1075845A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002077776A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-15 | Sony Corp | スペーサおよび部材の取付構造 |
| WO2017191658A1 (en) * | 2016-05-05 | 2017-11-09 | C.O.B.O. S.P.A. | Lumbar adjustment system for a seat with a cam member |
| JP2018519102A (ja) * | 2015-06-29 | 2018-07-19 | ハーマン、ミラー、インコーポレイテッドHerman Miller Incorporated | 背部支持体 |
-
1996
- 1996-09-02 JP JP23232196A patent/JPH1075845A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002077776A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-15 | Sony Corp | スペーサおよび部材の取付構造 |
| JP2018519102A (ja) * | 2015-06-29 | 2018-07-19 | ハーマン、ミラー、インコーポレイテッドHerman Miller Incorporated | 背部支持体 |
| WO2017191658A1 (en) * | 2016-05-05 | 2017-11-09 | C.O.B.O. S.P.A. | Lumbar adjustment system for a seat with a cam member |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20061011 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061115 |
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| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070314 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |