JPH1076253A - 布インサートを備えたフィルタ手段 - Google Patents
布インサートを備えたフィルタ手段Info
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- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液体用のふるい状出口(4)が少なくとも一
つ形成された基部(3)を有してフィルタ材料(1)が
充填されたフィルタカップ(2)と、液体用のふるい状
入口(13)が少なくとも一つ設けられてフィルタカッ
プ(2)に液密状態で連結された蓋(7)とを備えた、
液体のためのフィルタ手段であって、例えば幅200ミ
クロン以下の極小粒子でも蓋の孔を通過できないような
改良品および手段を提供すること。 【解決手段】 フィルタカップ(2)に突出する少なく
とも一つの布片(19)が設けられた布インサート
(9)をフィルタカップ(2)と蓋(7)との間に配設
する。
つ形成された基部(3)を有してフィルタ材料(1)が
充填されたフィルタカップ(2)と、液体用のふるい状
入口(13)が少なくとも一つ設けられてフィルタカッ
プ(2)に液密状態で連結された蓋(7)とを備えた、
液体のためのフィルタ手段であって、例えば幅200ミ
クロン以下の極小粒子でも蓋の孔を通過できないような
改良品および手段を提供すること。 【解決手段】 フィルタカップ(2)に突出する少なく
とも一つの布片(19)が設けられた布インサート
(9)をフィルタカップ(2)と蓋(7)との間に配設
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体のためのふる
い状出口が少なくとも一つ形成された基部を有してフィ
ルタ材料が充填されたフィルタカップと、液体のための
ふるい状入口が少なくとも一つ設けられてフィルタカッ
プに液密状態で連結された蓋とを備えた、液体用フィル
タ手段に関するものである。
い状出口が少なくとも一つ形成された基部を有してフィ
ルタ材料が充填されたフィルタカップと、液体のための
ふるい状入口が少なくとも一つ設けられてフィルタカッ
プに液密状態で連結された蓋とを備えた、液体用フィル
タ手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水を濾過するためのものなど、上述の種
類のフィルタ手段は数多く知られており、フィルタ材料
としてはイオン交換体および/または活性炭が用いられ
ている。周知のフィルタ手段はカートリッジの形状で、
蓋が上部、フィルタカップの基部が底部となるように、
長手方向軸が垂直に位置していることが望ましく、液
体、望ましくは濾過される水は、上部の蓋から流入して
下の基部から流出する。周知のフィルタ手段は、濾過済
み液体のための受取または収集容器の上に配置された浄
水器に設けられた専用の漏斗に挿入され、脱着自在な蓋
で閉鎖されることが望ましい。利用者が上部の漏斗に水
道水等を流し入れると、フィルタ手段を通過して収集容
器に溜まった水を紅茶等の準備に用いることができる。
類のフィルタ手段は数多く知られており、フィルタ材料
としてはイオン交換体および/または活性炭が用いられ
ている。周知のフィルタ手段はカートリッジの形状で、
蓋が上部、フィルタカップの基部が底部となるように、
長手方向軸が垂直に位置していることが望ましく、液
体、望ましくは濾過される水は、上部の蓋から流入して
下の基部から流出する。周知のフィルタ手段は、濾過済
み液体のための受取または収集容器の上に配置された浄
水器に設けられた専用の漏斗に挿入され、脱着自在な蓋
で閉鎖されることが望ましい。利用者が上部の漏斗に水
道水等を流し入れると、フィルタ手段を通過して収集容
器に溜まった水を紅茶等の準備に用いることができる。
【0003】入口と出口を形成する狭いスリットを有す
るフィルタカップは、射出成形技術によって容易に製造
できるものとして周知である。このようなフィルタ手段
には射出成形可能なプラスチックを用いるのが好適であ
る。出来るかぎり効果的な濾過を行うためには、フィル
タ手段に流入する液体に出来るかぎり広い面のフィルタ
材料を通過させて、液体が可能な限り集中的かつ包括的
な吸着手順を取るようにするのが望ましい。フィルタ材
料として粒子を用いる場合には各フィルタ粒子の寸法が
小さい程、有効面が広くなる。約200ミクロン以下の
粒子がフィルタ材料の中に包含されることもある。こう
すると、通過する被濾過液体が利用できる有効面は十分
に広くなる。しかしながらこの長所が、微小粒子の一部
が蓋の入口や基部の出口から流出してしまうという短所
にもなってしまう。一部が液体表面を浮遊してしまう黒
色活性炭粒子等の粒子等は、利用者を悩ませるため望ま
しくない。
るフィルタカップは、射出成形技術によって容易に製造
できるものとして周知である。このようなフィルタ手段
には射出成形可能なプラスチックを用いるのが好適であ
る。出来るかぎり効果的な濾過を行うためには、フィル
タ手段に流入する液体に出来るかぎり広い面のフィルタ
材料を通過させて、液体が可能な限り集中的かつ包括的
な吸着手順を取るようにするのが望ましい。フィルタ材
料として粒子を用いる場合には各フィルタ粒子の寸法が
小さい程、有効面が広くなる。約200ミクロン以下の
粒子がフィルタ材料の中に包含されることもある。こう
すると、通過する被濾過液体が利用できる有効面は十分
に広くなる。しかしながらこの長所が、微小粒子の一部
が蓋の入口や基部の出口から流出してしまうという短所
にもなってしまう。一部が液体表面を浮遊してしまう黒
色活性炭粒子等の粒子等は、利用者を悩ませるため望ま
しくない。
【0004】このようなフィルタ手段を製造する者は当
然、入口および出口の寸法を小さくしようと試みてい
る。これらの孔を射出成形で簡単に得られるスリット形
状にしようとしても、スリットの幅を正確に200ミク
ロン未満に繰り返し調節することには、成功していな
い。特に、活性炭粒子は板状となることがあり最小寸法
は250ミクロン以下にもなるため、最終利用者にも容
易に視認可能できるのに射出成形技術の下限にすでに達
している入口および出口を通過できるのは、まさにこの
ような粒子なのである。
然、入口および出口の寸法を小さくしようと試みてい
る。これらの孔を射出成形で簡単に得られるスリット形
状にしようとしても、スリットの幅を正確に200ミク
ロン未満に繰り返し調節することには、成功していな
い。特に、活性炭粒子は板状となることがあり最小寸法
は250ミクロン以下にもなるため、最終利用者にも容
易に視認可能できるのに射出成形技術の下限にすでに達
している入口および出口を通過できるのは、まさにこの
ような粒子なのである。
【0005】現在すでに、フィルタカップの基部の内面
には、繊維ウェブの形の平らなふるい布が載置され、こ
れにより小さな粒子の通過を防止している。しかし例え
ば紙パルプから作られるこのような繊維ウェブやふるい
布には細菌が集まるため、不都合である。
には、繊維ウェブの形の平らなふるい布が載置され、こ
れにより小さな粒子の通過を防止している。しかし例え
ば紙パルプから作られるこのような繊維ウェブやふるい
布には細菌が集まるため、不都合である。
【0006】フィルタ材料を引き止めることを目的とし
て実験的にフィルタカップの上部と底部に配置されてい
る、孔の寸法が比較的小さい、例えば200ミクロンの
プラスチック射出成形によるふるい布がある。これにつ
いは今までのところ、この種のふるいに液体を完全に通
過させるのには、説明できないほどの困難を伴ってい
る。
て実験的にフィルタカップの上部と底部に配置されてい
る、孔の寸法が比較的小さい、例えば200ミクロンの
プラスチック射出成形によるふるい布がある。これにつ
いは今までのところ、この種のふるいに液体を完全に通
過させるのには、説明できないほどの困難を伴ってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、導入
部で説明したフィルタ手段において、フィルタとしての
完全な機能を維持しながら、小さな粒子、例えば幅20
0ミクロン以下の粒子でも蓋の孔を通過できないような
改良品および手段を提供することである。充填技術およ
び操作技術の点から、周知のフィルタカップには全体容
量の約85%から95%だけフィルタ材料が充填され、
続いて、フィルタカップの上端に蓋が液密状態で固着さ
れる。
部で説明したフィルタ手段において、フィルタとしての
完全な機能を維持しながら、小さな粒子、例えば幅20
0ミクロン以下の粒子でも蓋の孔を通過できないような
改良品および手段を提供することである。充填技術およ
び操作技術の点から、周知のフィルタカップには全体容
量の約85%から95%だけフィルタ材料が充填され、
続いて、フィルタカップの上端に蓋が液密状態で固着さ
れる。
【0008】しかし本発明の示唆を考慮すると、フィル
タカップと蓋との間にこのフィルタカップへ突出する布
片を少なくとも一つ有する布インサートが配置されてい
るために上述の問題が解決し、残りの性能も著しく向上
して高い貫通度が保証される。カップ、ここでは特にフ
ィルタカップの上端を通過する平面を想像でき、この平
面に沿って蓋は液密状態でフィルタカップに密閉されて
いる。ほぼこの想像面の範囲において平らな布インサー
トをフィルタカップと蓋との間に配置すると、濾過され
る液体の流れに関する問題が生じるであろう。濾過され
る液体に浸漬した蓋の上に形成される水の柱はそれほど
高くないので、重力によって生じる液体の圧力はあまり
大きくないのは明らかである。そのうえ、液体は表面張
力を備えていることが知られており、これは特にふるい
の孔が小さい場合には、蓋の下の空気のごくわずかな背
圧でも液体の貫通を阻むのに十分であるため、逆効果で
ある。平らな布インサートを使用すると、この欠点を緩
和することはできない。
タカップと蓋との間にこのフィルタカップへ突出する布
片を少なくとも一つ有する布インサートが配置されてい
るために上述の問題が解決し、残りの性能も著しく向上
して高い貫通度が保証される。カップ、ここでは特にフ
ィルタカップの上端を通過する平面を想像でき、この平
面に沿って蓋は液密状態でフィルタカップに密閉されて
いる。ほぼこの想像面の範囲において平らな布インサー
トをフィルタカップと蓋との間に配置すると、濾過され
る液体の流れに関する問題が生じるであろう。濾過され
る液体に浸漬した蓋の上に形成される水の柱はそれほど
高くないので、重力によって生じる液体の圧力はあまり
大きくないのは明らかである。そのうえ、液体は表面張
力を備えていることが知られており、これは特にふるい
の孔が小さい場合には、蓋の下の空気のごくわずかな背
圧でも液体の貫通を阻むのに十分であるため、逆効果で
ある。平らな布インサートを使用すると、この欠点を緩
和することはできない。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
平面からフィルタカップへと、つまりフィルタ材料の方
向に突出するふるい布の一部である少なくとも一つの布
片を備えた布インサートが提案される。フィルタカップ
にフィルタ材料がほぼ「頂上近くまで」、つまり85%
か90%まで充填されると、本発明による新規の布イン
サートのこの突出布片は、フィルタ材料と接触し、こう
してこの箇所で表面張力を遮り、その結果液体がここを
流れ始めて、蓋の下のエアクッションが圧迫されること
により液体の柱の圧力に反する背圧が著しく減少して、
最後には消滅する。濾過される液体は何の問題もなくフ
ィルタ材料を通過し、同時にフィルタ材料の細かい粒子
も、極めてうまく押し戻される。
平面からフィルタカップへと、つまりフィルタ材料の方
向に突出するふるい布の一部である少なくとも一つの布
片を備えた布インサートが提案される。フィルタカップ
にフィルタ材料がほぼ「頂上近くまで」、つまり85%
か90%まで充填されると、本発明による新規の布イン
サートのこの突出布片は、フィルタ材料と接触し、こう
してこの箇所で表面張力を遮り、その結果液体がここを
流れ始めて、蓋の下のエアクッションが圧迫されること
により液体の柱の圧力に反する背圧が著しく減少して、
最後には消滅する。濾過される液体は何の問題もなくフ
ィルタ材料を通過し、同時にフィルタ材料の細かい粒子
も、極めてうまく押し戻される。
【0010】突出した布片が特にドーム状であると本発
明ではとりわけ都合がよい。本発明の場合にはプラスチ
ックで布を製造するのが望ましいことを除けば、ほぼゲ
ージ通りの構造を持つ布片を製造することは周知であ
る。たとえプラスチックが織物でなくても、このネット
状のふるい構造について「布」の語を用いる。直角また
は何らかの角度でプラスチック糸を交差させると、射出
成形技術を用いたスリットの場合には不可能であった程
の寸法を持つ孔が形成される。
明ではとりわけ都合がよい。本発明の場合にはプラスチ
ックで布を製造するのが望ましいことを除けば、ほぼゲ
ージ通りの構造を持つ布片を製造することは周知であ
る。たとえプラスチックが織物でなくても、このネット
状のふるい構造について「布」の語を用いる。直角また
は何らかの角度でプラスチック糸を交差させると、射出
成形技術を用いたスリットの場合には不可能であった程
の寸法を持つ孔が形成される。
【0011】ゲージに関しては、プラスチックから成る
布片は別の表面形状にすることもできる。ドーム状は何
らかの曲率を持つ面であるが、コーヒーフィルタ状の布
片や、円錐台形状の布片等も実現可能である。本発明に
よれば、布片は球体の一部の形状で、保持リングに固定
される。球体を一面に沿って切断すれば、周知の方法で
球体の一部が得られる。小さな円に沿って球体を交差す
るこの平面は球形キャップを構成し、これは球体上部ま
たは円天井と呼ぶこともできる。次に保持リングを、こ
の上部のキャップ状布片の小円に沿って載置する。保持
リングが位置する平面から、球体キャップの形の布片が
フィルタ材料へと突出することになる。
布片は別の表面形状にすることもできる。ドーム状は何
らかの曲率を持つ面であるが、コーヒーフィルタ状の布
片や、円錐台形状の布片等も実現可能である。本発明に
よれば、布片は球体の一部の形状で、保持リングに固定
される。球体を一面に沿って切断すれば、周知の方法で
球体の一部が得られる。小さな円に沿って球体を交差す
るこの平面は球形キャップを構成し、これは球体上部ま
たは円天井と呼ぶこともできる。次に保持リングを、こ
の上部のキャップ状布片の小円に沿って載置する。保持
リングが位置する平面から、球体キャップの形の布片が
フィルタ材料へと突出することになる。
【0012】特に製造の観点から見ると、本発明の別の
形状において布片をリブに固定すると都合が良い。リブ
は、他の部分(カップ、ふるい蓋等)と同じプラスチッ
クや、ふるい布がリブの間に射出されるように互換性の
ある材料から形成される。リブは、フィルタカップへと
突出する布部分のドーム状または他の形状に沿ってお
り、この形状を安定化させる働きを持っている。フィル
タ材料がフィルタカップに最大限充填された場合、つま
り中央が隆起した一種の円錐形状にフィルタ材料が充填
されてから球形カップ状の布片がフィルタカップの開放
上端に載置されると布片が所定圧力を受けて非常にデリ
ケートな布片が変形する可能性のある場合に、これは特
に都合が良い。形状保持リブはこの小さな圧力に耐え、
突出布片の形状を非常に正確に保持する。
形状において布片をリブに固定すると都合が良い。リブ
は、他の部分(カップ、ふるい蓋等)と同じプラスチッ
クや、ふるい布がリブの間に射出されるように互換性の
ある材料から形成される。リブは、フィルタカップへと
突出する布部分のドーム状または他の形状に沿ってお
り、この形状を安定化させる働きを持っている。フィル
タ材料がフィルタカップに最大限充填された場合、つま
り中央が隆起した一種の円錐形状にフィルタ材料が充填
されてから球形カップ状の布片がフィルタカップの開放
上端に載置されると布片が所定圧力を受けて非常にデリ
ケートな布片が変形する可能性のある場合に、これは特
に都合が良い。形状保持リブはこの小さな圧力に耐え、
突出布片の形状を非常に正確に保持する。
【0013】本発明の別の好適な形状では、フィルタカ
ップの一番奥まで突出する布部分が環状リブに囲繞され
ている。一方の突出布片と他方の充填フィルタ材料との
間の接触は、液体が布片自体と接触してその表面張力が
遮られる際にフィルタ材料と接触するのが、リブではな
く布片であると、最も効果的に行われることが多い。フ
ィルタカップの自動充填設備では、フィルタ材料が、最
も突出する部分がほぼ中央に位置する一種の円錐形状に
なることが時々ある。現在検討中の例では、球形キャッ
プ形状の布片が用いられ、この球形キャップの極のよう
に最も下まで突出する箇所が最初にフィルタ材料と接触
する。上述した環状リブにより、例えばリブではなく、
布片の先端がフィルタ材料と最初に接触することが確実
になる。このようにして表面張力を確実に阻止できるた
め、本発明によるフィルタ手段の使用中に液体の流れが
遮断されることはもはや生じない。
ップの一番奥まで突出する布部分が環状リブに囲繞され
ている。一方の突出布片と他方の充填フィルタ材料との
間の接触は、液体が布片自体と接触してその表面張力が
遮られる際にフィルタ材料と接触するのが、リブではな
く布片であると、最も効果的に行われることが多い。フ
ィルタカップの自動充填設備では、フィルタ材料が、最
も突出する部分がほぼ中央に位置する一種の円錐形状に
なることが時々ある。現在検討中の例では、球形キャッ
プ形状の布片が用いられ、この球形キャップの極のよう
に最も下まで突出する箇所が最初にフィルタ材料と接触
する。上述した環状リブにより、例えばリブではなく、
布片の先端がフィルタ材料と最初に接触することが確実
になる。このようにして表面張力を確実に阻止できるた
め、本発明によるフィルタ手段の使用中に液体の流れが
遮断されることはもはや生じない。
【0014】本発明によれば、布の孔の寸法は50ミク
ロンから300ミクロン、望ましくは80ミクロンから
200ミクロンの範囲であると都合が良い。本発明のフ
ィルタ手段は、孔の寸法が上述の範囲内であれば貫通の
問題無しで使用でき、小さな粒子が漏れて孔を通過する
危険なく、(粒子が小さいことにより生ずる)広い有効
面を持つ非常に効果的なフィルタ材料を利用できる。
ロンから300ミクロン、望ましくは80ミクロンから
200ミクロンの範囲であると都合が良い。本発明のフ
ィルタ手段は、孔の寸法が上述の範囲内であれば貫通の
問題無しで使用でき、小さな粒子が漏れて孔を通過する
危険なく、(粒子が小さいことにより生ずる)広い有効
面を持つ非常に効果的なフィルタ材料を利用できる。
【0015】蓋を脱着不能な方法で布インサートに連結
すると、製造上の観点から言って都合が良い。射出成形
製造業者は例えば蓋の成形を行い、布インサートを射出
し、この二つの部分を溶接等により連結する。この中間
製品を充填工場に搬送し、ここでマガジンに載置されて
自動閉鎖装置に把持された後、充填の済んだフィルタカ
ップに載せられこれに連結される。装置も製造業者の従
業員も、各布インサートの扱いに苦労したり、特別な注
意を払ってこれを搬送したり配置する必要はない。それ
にもかかわらず蓋はフィルタインサートを閉じるように
正確に配置され、布インサートを脱着不能方法で蓋に接
続する際には、特別な組立段階を追加する必要はない。
すると、製造上の観点から言って都合が良い。射出成形
製造業者は例えば蓋の成形を行い、布インサートを射出
し、この二つの部分を溶接等により連結する。この中間
製品を充填工場に搬送し、ここでマガジンに載置されて
自動閉鎖装置に把持された後、充填の済んだフィルタカ
ップに載せられこれに連結される。装置も製造業者の従
業員も、各布インサートの扱いに苦労したり、特別な注
意を払ってこれを搬送したり配置する必要はない。それ
にもかかわらず蓋はフィルタインサートを閉じるように
正確に配置され、布インサートを脱着不能方法で蓋に接
続する際には、特別な組立段階を追加する必要はない。
【0016】上述の種類のフィルタ手段に親水性プラス
チック布を使用することも好適である。濾過される液体
の貫通時間を向上、つまり短縮するためには、プラスチ
ック製のふるい布が親水性となるようにこの布を物質で
処理すると良い。この物質はプラスチックの表面に影響
を与える液体でよい。同じように、本発明によれば静菌
処理されたプラスチック布を上述のフィルタ手段に使用
できる。この他に蒸気や照射の作用など色々な方法があ
る。
チック布を使用することも好適である。濾過される液体
の貫通時間を向上、つまり短縮するためには、プラスチ
ック製のふるい布が親水性となるようにこの布を物質で
処理すると良い。この物質はプラスチックの表面に影響
を与える液体でよい。同じように、本発明によれば静菌
処理されたプラスチック布を上述のフィルタ手段に使用
できる。この他に蒸気や照射の作用など色々な方法があ
る。
【0017】本発明のこの他の長所、特徴、適用の可能
性は、添付図面に関連した好適な実施例についての以下
の説明から明らかになるであろう。
性は、添付図面に関連した好適な実施例についての以下
の説明から明らかになるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】図1に断面の全体が図示された、
好適な一実施例によるフィルタ手段は、粒状のフィルタ
材料1を備えたフィルタカップ2の形状の下側部分で構
成され、その基部3は図示されていないふるい手段を備
えた出口4を有し、下側部分の一箇所は所定角度で内向
きに傾斜し、通気ノッチ5を構成している。フィルタカ
ップ2の側壁の上端は、想像上平面を閉鎖する密閉フラ
ンジ6となっている。フィルタ手段はさらに、全体とし
て7の参照番号が付された蓋で構成され、蓋の外側下フ
ランジ8は同じ想像上平面で終了し、液密結合、例えば
溶接が容易となるように、密閉フランジ6に挿嵌され
る。フィルタカップ2およびこれに載置された蓋7の他
に、図の実施例ではフィルタ手段は布インサート9とい
う第三部分を備えている。この布インサート9はやはり
想像上平面を囲繞する保持リング10を有している。こ
のように布インサート9の保持リング10は、共通連結
面の範囲で三つの部分が液密状態で溶接等により連結さ
れるように蓋7およびフィルタカップ2と嵌合する。
好適な一実施例によるフィルタ手段は、粒状のフィルタ
材料1を備えたフィルタカップ2の形状の下側部分で構
成され、その基部3は図示されていないふるい手段を備
えた出口4を有し、下側部分の一箇所は所定角度で内向
きに傾斜し、通気ノッチ5を構成している。フィルタカ
ップ2の側壁の上端は、想像上平面を閉鎖する密閉フラ
ンジ6となっている。フィルタ手段はさらに、全体とし
て7の参照番号が付された蓋で構成され、蓋の外側下フ
ランジ8は同じ想像上平面で終了し、液密結合、例えば
溶接が容易となるように、密閉フランジ6に挿嵌され
る。フィルタカップ2およびこれに載置された蓋7の他
に、図の実施例ではフィルタ手段は布インサート9とい
う第三部分を備えている。この布インサート9はやはり
想像上平面を囲繞する保持リング10を有している。こ
のように布インサート9の保持リング10は、共通連結
面の範囲で三つの部分が液密状態で溶接等により連結さ
れるように蓋7およびフィルタカップ2と嵌合する。
【0019】さらにフィルタカップには、基部3からフ
ィルタカップ2の高さのほぼ半分まで上向きに内側に傾
斜して延在し、例えば3個、均等に側壁に分散された積
み重ねリブ11が見られる。1個の内側にもう1個を積
み重ねると、完成したフィルタカップ2はこの積み重ね
リブ11にセットされて保管される。したがってフィル
タ手段を組み立てる前には、フィルタカップ2は積み重
ねて棒の状態でマガジンに保管できる。
ィルタカップ2の高さのほぼ半分まで上向きに内側に傾
斜して延在し、例えば3個、均等に側壁に分散された積
み重ねリブ11が見られる。1個の内側にもう1個を積
み重ねると、完成したフィルタカップ2はこの積み重ね
リブ11にセットされて保管される。したがってフィル
タ手段を組み立てる前には、フィルタカップ2は積み重
ねて棒の状態でマガジンに保管できる。
【0020】蓋7は外側フランジ8の付近の外側下部1
2で構成され、その表面には濾過される液体のための入
口13がリング状に配置されている。図1と図3におい
て蓋7を通過する各断面では、右側において入口13を
介して蓋7が開口しているように描かれている。蓋7の
外側下部12は上部に向かって細くなり、把持のための
くぼみ15と、使用中に下から上昇した空気がフィルタ
手段から放出される際に通過する通気スリット16およ
びその上に配置された幾つかの通気孔17とを備えた把
持部14が、外側下部12の上に設けられている。最後
に蓋の内面には、布インサート9との接触面を蓋7内に
形成させるための保持リブ18が見られる。
2で構成され、その表面には濾過される液体のための入
口13がリング状に配置されている。図1と図3におい
て蓋7を通過する各断面では、右側において入口13を
介して蓋7が開口しているように描かれている。蓋7の
外側下部12は上部に向かって細くなり、把持のための
くぼみ15と、使用中に下から上昇した空気がフィルタ
手段から放出される際に通過する通気スリット16およ
びその上に配置された幾つかの通気孔17とを備えた把
持部14が、外側下部12の上に設けられている。最後
に蓋の内面には、布インサート9との接触面を蓋7内に
形成させるための保持リブ18が見られる。
【0021】図3の矢印Aの方向に下から見ると主とし
て中心に見られる布インサート9は、斜めハッチングで
示された球形キャップ状布片19から成り、ゲージ通り
の構造を持っていると考えるべきである。ふるい布のハ
ッチング面全体は、フィルタ材料1の方向に突出するド
ーム状布片19で表され、平らな保持リング10に射出
成形されたものである。中央に配置された環状リブ21
を備えたリブ20もまた、布片19に射出され、球形キ
ャップの形状に安定維持される。
て中心に見られる布インサート9は、斜めハッチングで
示された球形キャップ状布片19から成り、ゲージ通り
の構造を持っていると考えるべきである。ふるい布のハ
ッチング面全体は、フィルタ材料1の方向に突出するド
ーム状布片19で表され、平らな保持リング10に射出
成形されたものである。中央に配置された環状リブ21
を備えたリブ20もまた、布片19に射出され、球形キ
ャップの形状に安定維持される。
【0022】ドーム状表面の、下のフィルタカップ2か
ら離れる側において、つまり図1および図3の上側にお
いて、保持リング10が正しい位置にある時には蓋7上
の4個の保持リブ18の接触面と一致する4個の位置決
めノブ22が、保持リング10の円周上に均等に配置さ
れている。図を見れば分かるだろう。フィルタカップ2
と蓋7と布インサート9を完成させると、布インサート
は図3の位置に装着され、ここで位置決めノブ22は保
持リブ18と接触して、保持リング10は蓋7の周辺フ
ランジ8に位置する。この配置で、布インサート9は液
密状態で蓋7に溶接される。
ら離れる側において、つまり図1および図3の上側にお
いて、保持リング10が正しい位置にある時には蓋7上
の4個の保持リブ18の接触面と一致する4個の位置決
めノブ22が、保持リング10の円周上に均等に配置さ
れている。図を見れば分かるだろう。フィルタカップ2
と蓋7と布インサート9を完成させると、布インサート
は図3の位置に装着され、ここで位置決めノブ22は保
持リブ18と接触して、保持リング10は蓋7の周辺フ
ランジ8に位置する。この配置で、布インサート9は液
密状態で蓋7に溶接される。
【0023】フィルタカップ2にフィルタ材料1を充填
した後、蓋7は図1の位置となって、フランジ8が密閉
フランジ6に液密状態で溶接される。こうして図1のよ
うに製造されたフィルタ手段は、次にフィルタ装置に装
着され、最終使用者がこれを使用する。液体、望ましく
は濾過される水を上部に注ぐと、蓋7に形成されたふる
いスリットであると説明した液体入口13に流入し、布
インサート9とフィルタ材料1を通過して、出口4を介
してフィルタカップ2から流出する。出口4ではふるい
によりフィルタ材料1が押し戻される。
した後、蓋7は図1の位置となって、フランジ8が密閉
フランジ6に液密状態で溶接される。こうして図1のよ
うに製造されたフィルタ手段は、次にフィルタ装置に装
着され、最終使用者がこれを使用する。液体、望ましく
は濾過される水を上部に注ぐと、蓋7に形成されたふる
いスリットであると説明した液体入口13に流入し、布
インサート9とフィルタ材料1を通過して、出口4を介
してフィルタカップ2から流出する。出口4ではふるい
によりフィルタ材料1が押し戻される。
【図1】本発明によるフィルタ手段の断面図である。
【図2】フィルタカップの側から見た布インサートの平
面図である。
面図である。
【図3】布インサートが嵌着された蓋の断面図である。
1 フィルタ材料 2 フィルタカ
ップ 3 基部 4 (ふるい
状)出口 7 蓋 9 布インサー
ト 10 保持リング 13 (ふるい
状)入口 19 布片 20 リブ 21 環状リブ
ップ 3 基部 4 (ふるい
状)出口 7 蓋 9 布インサー
ト 10 保持リング 13 (ふるい
状)入口 19 布片 20 リブ 21 環状リブ
Claims (9)
- 【請求項1】 液体用のふるい状出口(4)が少なくと
も一つ形成された基部(3)を有してフィルタ材料
(1)が充填されたフィルタカップ(2)と、液体用の
ふるい状入口(13)が少なくとも一つ設けられまた該
フィルタカップ(2)に液密状態で連結された蓋(7)
とを備え、該フィルタカップ(2)に突出する少なくと
も一つの布片(19)が設けられた布インサート(9)
が該フィルタカップ(2)と該蓋(7)との間に配設さ
れたことを特徴とする液体用のフィルタ手段。 - 【請求項2】 前記突出する布片(19)が少なくとも
部分的にドーム状であることを特徴とする請求項1記載
のフィルタ手段。 - 【請求項3】 布片(19)が球形キャップの形状を有
して保持リング(10)に固定されることを特徴とする
請求項1または2記載のフィルタ手段。 - 【請求項4】 前記布片(19)がリブ(20)に嵌着
されることを特徴とする請求項1、2または3記載のフ
ィルタ手段。 - 【請求項5】 前記フィルタカップ(2)に突出する布
片(19)の先端が環状リブ(21)に囲繞されている
ことを特徴とする請求項1,2,3または4記載のフィ
ルタ手段。 - 【請求項6】 前記布片(19)の孔の寸法が50ミク
ロンから300ミクロン、望ましくは80ミクロンから
200ミクロンの範囲にあることを特徴とする請求項
1,2,3,4または5記載のフィルタ手段。 - 【請求項7】 前記蓋(7)が前記布インサート(9)
に脱着不能な方法で連結されていることを特徴とする請
求項1,2,3,4,5または6記載のフィルタ手段。 - 【請求項8】 フィルタ手段に親水性プラスチック布を
使用することを特徴とする請求項1,2,3,4,5,
6または7記載のフィルタ手段。 - 【請求項9】 フィルタ手段に静菌処理プラスチックを
使用することを特徴とする請求項1,2,3,4,5,
6,7または8記載のフィルタ手段。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE196316871 | 1996-08-06 | ||
| DE19631687A DE19631687A1 (de) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | Filtereinrichtung mit Gewebeeinsatz |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1076253A true JPH1076253A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=7801904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9208135A Pending JPH1076253A (ja) | 1996-08-06 | 1997-08-01 | 布インサートを備えたフィルタ手段 |
Country Status (16)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5980743A (ja) |
| EP (1) | EP0823276B1 (ja) |
| JP (1) | JPH1076253A (ja) |
| KR (1) | KR19980018296A (ja) |
| AR (1) | AR008134A1 (ja) |
| AT (1) | ATE236697T1 (ja) |
| AU (1) | AU734405B2 (ja) |
| BR (1) | BR9704262A (ja) |
| CA (1) | CA2211221A1 (ja) |
| DE (2) | DE19631687A1 (ja) |
| ID (1) | ID17074A (ja) |
| IL (1) | IL121420A0 (ja) |
| NO (1) | NO973599L (ja) |
| NZ (1) | NZ328495A (ja) |
| SG (1) | SG53016A1 (ja) |
| ZA (1) | ZA976802B (ja) |
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| JP2000087398A (ja) * | 1998-09-10 | 2000-03-28 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 雨水濾過・抗菌ユニット |
| JP2010162491A (ja) * | 2009-01-16 | 2010-07-29 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 浄水カートリッジ及び浄水器 |
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| JP2018508345A (ja) * | 2015-01-26 | 2018-03-29 | ブリタ ゲーエムベーハー | 液体処理カートリッジ、液体処理システム、および液体処理カートリッジをカートリッジ据え付け部に配置する方法 |
| JP2022542765A (ja) * | 2019-07-19 | 2022-10-07 | ブリタ ゲーエムベーハー | フィルタカートリッジ |
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