JPH1076541A - 多孔質シートの製造方法及びその製造装置 - Google Patents
多孔質シートの製造方法及びその製造装置Info
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- JPH1076541A JPH1076541A JP23310596A JP23310596A JPH1076541A JP H1076541 A JPH1076541 A JP H1076541A JP 23310596 A JP23310596 A JP 23310596A JP 23310596 A JP23310596 A JP 23310596A JP H1076541 A JPH1076541 A JP H1076541A
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Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 良好な通気性が得られ、また特性の均一な多
孔質シートを安定に製造できる多孔質シートの製造方法
及びその製造装置を提供する。 【解決手段】 エンドレスベルト14に密着するように第
1の熱可塑性樹脂フィルム16を供給するロール17と、第
1のフィルム16上に熱可塑性樹脂パウダ18を供給するフ
ィーダ19と、第1のフィルム16上のパウダ18の表面に第
2のフィルム21を供給するロール22と、パウダ18を加熱
するヒータ24とを備えた装置を使用し、熱可塑性樹脂パ
ウダ18をフィーダ19より第1のフィルム16上に供給した
後、この層状パウダ18の表面に第2のフィルム21を供給
し、これらの第1と第2のフィルム16,21 でパウダ18を
挟んだ状態でパウダ18をシート11に焼結する。
孔質シートを安定に製造できる多孔質シートの製造方法
及びその製造装置を提供する。 【解決手段】 エンドレスベルト14に密着するように第
1の熱可塑性樹脂フィルム16を供給するロール17と、第
1のフィルム16上に熱可塑性樹脂パウダ18を供給するフ
ィーダ19と、第1のフィルム16上のパウダ18の表面に第
2のフィルム21を供給するロール22と、パウダ18を加熱
するヒータ24とを備えた装置を使用し、熱可塑性樹脂パ
ウダ18をフィーダ19より第1のフィルム16上に供給した
後、この層状パウダ18の表面に第2のフィルム21を供給
し、これらの第1と第2のフィルム16,21 でパウダ18を
挟んだ状態でパウダ18をシート11に焼結する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多孔質シートの製
造方法及びその製造装置に関する。
造方法及びその製造装置に関する。
【0002】
【背景技術】例えば、包装分野においては通気性フィル
ム等として、オーディオ製品分野においては磁気テープ
カセットの滑りシート等として、多孔質シートが使用さ
れている。従来、このような多孔質シートの製造方法と
しては、熱可塑性樹脂に発泡剤を混合しておき、押出機
内でこの熱可塑性樹脂を溶融し、発泡剤の分解温度以上
でシートに成形する方法が一般的であった。このような
発泡剤を使用した多孔質シートの製造方法によれば、発
泡剤の混合工程が必要になったり、製造コストが高くつ
く、などの欠点があった。
ム等として、オーディオ製品分野においては磁気テープ
カセットの滑りシート等として、多孔質シートが使用さ
れている。従来、このような多孔質シートの製造方法と
しては、熱可塑性樹脂に発泡剤を混合しておき、押出機
内でこの熱可塑性樹脂を溶融し、発泡剤の分解温度以上
でシートに成形する方法が一般的であった。このような
発泡剤を使用した多孔質シートの製造方法によれば、発
泡剤の混合工程が必要になったり、製造コストが高くつ
く、などの欠点があった。
【0003】このため、発泡剤を使用しないで連続的に
多孔質シートを製造する方法が提案されている。例え
ば、熱可塑性樹脂パウダをエンドレスベルト上に供給
し、加熱炉内で層状の熱可塑性樹脂パウダを赤外線ヒー
タ等で加熱して焼結する多孔質シートの製造方法がある
(特開昭50-88184号公報、等参照)。前記熱可塑性樹脂
パウダとしては、超高分子量ポリエチレン(UHPE)
パウダ等が使用されている。
多孔質シートを製造する方法が提案されている。例え
ば、熱可塑性樹脂パウダをエンドレスベルト上に供給
し、加熱炉内で層状の熱可塑性樹脂パウダを赤外線ヒー
タ等で加熱して焼結する多孔質シートの製造方法がある
(特開昭50-88184号公報、等参照)。前記熱可塑性樹脂
パウダとしては、超高分子量ポリエチレン(UHPE)
パウダ等が使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記多孔質シートの製
造方法によれば、ベルトプロセスであるため、連続的な
製造は可能となっている。しかし、従来のベルトプロセ
スで熱可塑性樹脂パウダを焼結する際、表面に連続した
熱可塑性樹脂層が形成されやすく、このような熱可塑性
樹脂層が形成されると、多孔質シートが通気性のないも
のとなっていた。また、加熱炉内で層状の熱可塑性樹脂
パウダに対して、単に加熱して焼結するだけであるた
め、多孔質シート中の粒子間の融着強度が充分大きなも
のとはならず、かつ焼結状態が不均一になりやすい、と
いう問題点があった。この結果、厚さの薄いシートの製
造が困難であった。
造方法によれば、ベルトプロセスであるため、連続的な
製造は可能となっている。しかし、従来のベルトプロセ
スで熱可塑性樹脂パウダを焼結する際、表面に連続した
熱可塑性樹脂層が形成されやすく、このような熱可塑性
樹脂層が形成されると、多孔質シートが通気性のないも
のとなっていた。また、加熱炉内で層状の熱可塑性樹脂
パウダに対して、単に加熱して焼結するだけであるた
め、多孔質シート中の粒子間の融着強度が充分大きなも
のとはならず、かつ焼結状態が不均一になりやすい、と
いう問題点があった。この結果、厚さの薄いシートの製
造が困難であった。
【0005】そこで、本発明は、良好な通気性が得ら
れ、また特性の均一な多孔質シートを安定に製造できる
多孔質シートの製造方法及びその製造装置を提供するこ
とを目的とする。
れ、また特性の均一な多孔質シートを安定に製造できる
多孔質シートの製造方法及びその製造装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明に係る
多孔質シートの製造方法は、少なくと2個のロール間に
巻装されて回動するエンドレスベルトと、前記エンドレ
スベルトに密着するように第1の熱可塑性樹脂フィルム
を供給する第1の熱可塑性樹脂フィルム供給手段と、前
記第1の熱可塑性樹脂フィルム上に熱可塑性樹脂パウダ
を供給する原料供給手段と、前記第1の熱可塑性樹脂フ
ィルム上の熱可塑性樹脂パウダの表面に第2の熱可塑性
樹脂フィルムを供給する第2の熱可塑性樹脂フィルム供
給手段と、前記第1の熱可塑性樹脂フィルム上の熱可塑
性樹脂パウダを加熱する加熱手段とを備えた装置を使用
し、前記第1の熱可塑性樹脂フィルムを一方のロール側
から他方のロール側へ前記エンドレスベルトと密着して
走行させておき、前記熱可塑性樹脂パウダを前記原料供
給手段より前記第1の熱可塑性樹脂フィルム上に供給し
た後、この熱可塑性樹脂パウダの表面に第2の熱可塑性
樹脂フィルムを供給し、これらの第1と第2の熱可塑性
樹脂フィルムで前記熱可塑性樹脂パウダを挟んだ状態で
前記熱可塑性樹脂パウダをシートに焼結し、この後成形
された多孔質シートを前記第1と第2の熱可塑性樹脂フ
ィルムから剥離することを特徴とする。
多孔質シートの製造方法は、少なくと2個のロール間に
巻装されて回動するエンドレスベルトと、前記エンドレ
スベルトに密着するように第1の熱可塑性樹脂フィルム
を供給する第1の熱可塑性樹脂フィルム供給手段と、前
記第1の熱可塑性樹脂フィルム上に熱可塑性樹脂パウダ
を供給する原料供給手段と、前記第1の熱可塑性樹脂フ
ィルム上の熱可塑性樹脂パウダの表面に第2の熱可塑性
樹脂フィルムを供給する第2の熱可塑性樹脂フィルム供
給手段と、前記第1の熱可塑性樹脂フィルム上の熱可塑
性樹脂パウダを加熱する加熱手段とを備えた装置を使用
し、前記第1の熱可塑性樹脂フィルムを一方のロール側
から他方のロール側へ前記エンドレスベルトと密着して
走行させておき、前記熱可塑性樹脂パウダを前記原料供
給手段より前記第1の熱可塑性樹脂フィルム上に供給し
た後、この熱可塑性樹脂パウダの表面に第2の熱可塑性
樹脂フィルムを供給し、これらの第1と第2の熱可塑性
樹脂フィルムで前記熱可塑性樹脂パウダを挟んだ状態で
前記熱可塑性樹脂パウダをシートに焼結し、この後成形
された多孔質シートを前記第1と第2の熱可塑性樹脂フ
ィルムから剥離することを特徴とする。
【0007】前記焼結は、熱可塑性樹脂パウダを熱可塑
性樹脂の融点温度以下の温度に加熱してパウダ同士を結
合させることにより多孔質体とする処理である。前記シ
ートには、厚さのみが相対的に異なるフィルムも含まれ
る。このシートの厚さは任意であるが、例えば0.05mm〜
2.00mm、好ましくは0.10mm〜1.00mmとする。0.05mmより
薄いとシートの強度が弱くなりやすい。また、2.00mmよ
り厚いとシートの中央部まで充分に加熱されにくいた
め、焼結状態にむらができやすい。
性樹脂の融点温度以下の温度に加熱してパウダ同士を結
合させることにより多孔質体とする処理である。前記シ
ートには、厚さのみが相対的に異なるフィルムも含まれ
る。このシートの厚さは任意であるが、例えば0.05mm〜
2.00mm、好ましくは0.10mm〜1.00mmとする。0.05mmより
薄いとシートの強度が弱くなりやすい。また、2.00mmよ
り厚いとシートの中央部まで充分に加熱されにくいた
め、焼結状態にむらができやすい。
【0008】前記多孔質シート中の孔隙率は、製造条件
によっても異なるが、例えば10%〜50%(見掛け密度は
0.46〜0.86)である。孔隙率が10%より低いと通気性が
悪くなり、50%より高いとシートの強度が低下しやす
い。前記熱可塑性樹脂パウダの熱可塑性樹脂としては、
高分子量ポリエチレン、超高分子量ポリエチレン(UH
PE)、フッ素樹脂、ナイロン、ポリプロピレン、等を
使用できる。この前記熱可塑性樹脂中には、必要な特性
を得るため、適当量の無機物、有機物、熱硬化性樹脂等
が配合されていてもよい。
によっても異なるが、例えば10%〜50%(見掛け密度は
0.46〜0.86)である。孔隙率が10%より低いと通気性が
悪くなり、50%より高いとシートの強度が低下しやす
い。前記熱可塑性樹脂パウダの熱可塑性樹脂としては、
高分子量ポリエチレン、超高分子量ポリエチレン(UH
PE)、フッ素樹脂、ナイロン、ポリプロピレン、等を
使用できる。この前記熱可塑性樹脂中には、必要な特性
を得るため、適当量の無機物、有機物、熱硬化性樹脂等
が配合されていてもよい。
【0009】前記熱可塑性樹脂パウダの平均粒径は任意
であるが、例えば2mm以下、好ましくは1mm以下とす
る。また、粒径分布も任意であるが、狭い程好ましい。
前記熱可塑性樹脂パウダの粒子形状も任意であり、例え
ば丸形、鱗片形、等がある。前記熱可塑性樹脂フィルム
の熱可塑性樹脂としては、焼結温度に耐えうるものであ
れば任意に選ぶことができる。例えば、ポリエステル、
ナイロン、ポリスチレン、等を使用できる。
であるが、例えば2mm以下、好ましくは1mm以下とす
る。また、粒径分布も任意であるが、狭い程好ましい。
前記熱可塑性樹脂パウダの粒子形状も任意であり、例え
ば丸形、鱗片形、等がある。前記熱可塑性樹脂フィルム
の熱可塑性樹脂としては、焼結温度に耐えうるものであ
れば任意に選ぶことができる。例えば、ポリエステル、
ナイロン、ポリスチレン、等を使用できる。
【0010】前記熱可塑性樹脂フィルムの厚さは適当で
よく、例えば0.01〜2.00mmとすることができる。0.01mm
より薄いと破れやすくなり、2.00mmより厚いと成形速度
が遅くなったり、コスト高になりやすい。好ましくは、
0.10〜1.00mmである。本発明によれば、第1と第2の熱
可塑性樹脂フィルムで熱可塑性樹脂パウダを挟んだ状態
で熱可塑性樹脂パウダをシートに焼結するため、表面へ
の熱可塑性樹脂層の形成が阻止され、通気性に関して問
題のない多孔質シートが得られるようになる。
よく、例えば0.01〜2.00mmとすることができる。0.01mm
より薄いと破れやすくなり、2.00mmより厚いと成形速度
が遅くなったり、コスト高になりやすい。好ましくは、
0.10〜1.00mmである。本発明によれば、第1と第2の熱
可塑性樹脂フィルムで熱可塑性樹脂パウダを挟んだ状態
で熱可塑性樹脂パウダをシートに焼結するため、表面へ
の熱可塑性樹脂層の形成が阻止され、通気性に関して問
題のない多孔質シートが得られるようになる。
【0011】本発明の第2発明に係る多孔質シートの製
造方法は、第1発明において、プレスロールが前記2個
のロール間のエンドレスベルトの表面に対して押圧され
るようにして配置された装置を使用し、前記プレスロー
ルで加圧しながら、前記第1と第2の熱可塑性樹脂フィ
ルムで挟まれた前記熱可塑性樹脂パウダを焼結すること
を特徴とする。
造方法は、第1発明において、プレスロールが前記2個
のロール間のエンドレスベルトの表面に対して押圧され
るようにして配置された装置を使用し、前記プレスロー
ルで加圧しながら、前記第1と第2の熱可塑性樹脂フィ
ルムで挟まれた前記熱可塑性樹脂パウダを焼結すること
を特徴とする。
【0012】前記プレスロールは、2個のロール間のエ
ンドレスベルトの表面に対して押圧されるようにして配
置されているため、エンドレスベルト上の前記熱可塑性
樹脂パウダに対してこのプレスロールは、面状圧接状態
となっている。前記プレスロールとエンドレスベルトに
よる熱可塑性樹脂パウダへの面圧は、例えば0.01N〜1.
00Nするのが適当である。面圧が0.01Nより低い場合に
は、プレスロールのエンドレスベルト上の熱可塑性樹脂
パウダに対する良好な面圧効果が得にくくなる。また、
1.00Nより高い場合、エンドレスベルトの耐久性が悪化
したり、装置が大型化する。
ンドレスベルトの表面に対して押圧されるようにして配
置されているため、エンドレスベルト上の前記熱可塑性
樹脂パウダに対してこのプレスロールは、面状圧接状態
となっている。前記プレスロールとエンドレスベルトに
よる熱可塑性樹脂パウダへの面圧は、例えば0.01N〜1.
00Nするのが適当である。面圧が0.01Nより低い場合に
は、プレスロールのエンドレスベルト上の熱可塑性樹脂
パウダに対する良好な面圧効果が得にくくなる。また、
1.00Nより高い場合、エンドレスベルトの耐久性が悪化
したり、装置が大型化する。
【0013】本発明によれば、熱可塑性樹脂パウダをシ
ートに焼結成形する際、前記プレスロールによる加圧が
加わるため、単なる加熱焼結だけでは得られない特性の
向上が可能になる。即ち、多孔質シート中の粒子間の融
着強度が充分大きなものとなり、かつ焼結状態が均一な
ものとなる。
ートに焼結成形する際、前記プレスロールによる加圧が
加わるため、単なる加熱焼結だけでは得られない特性の
向上が可能になる。即ち、多孔質シート中の粒子間の融
着強度が充分大きなものとなり、かつ焼結状態が均一な
ものとなる。
【0014】本発明の第3発明に係る多孔質シートの製
造方法は、第2発明において、圧接補助ロールが、前記
エンドレスベルト、第1の熱可塑性樹脂フィルム、熱可
塑性樹脂パウダ及び第2の熱可塑性樹脂フィルムを介し
て前記プレスロールと当接するように配置された装置を
使用し、前記プレスロールと共に前記圧接補助ロールで
加圧しながら、前記第1と第2の熱可塑性樹脂フィルム
で挟まれた前記熱可塑性樹脂パウダを焼結することを特
徴とする。
造方法は、第2発明において、圧接補助ロールが、前記
エンドレスベルト、第1の熱可塑性樹脂フィルム、熱可
塑性樹脂パウダ及び第2の熱可塑性樹脂フィルムを介し
て前記プレスロールと当接するように配置された装置を
使用し、前記プレスロールと共に前記圧接補助ロールで
加圧しながら、前記第1と第2の熱可塑性樹脂フィルム
で挟まれた前記熱可塑性樹脂パウダを焼結することを特
徴とする。
【0015】前記圧接補助ロールによる線圧は、例えば
9.8N/cm〜 980.0N/cmとするのが適当である。線圧
が 9.8N/cmより低い場合には、焼結状態が充分なシー
トが得にくくなり、 980.0N/cmより大きい場合には、
装置が大型化する。前記プレスロールに加えて、この圧
接補助ロールが設けられているため、前記熱可塑性樹脂
パウダへの加圧効果を更に高めることができるようにな
る。
9.8N/cm〜 980.0N/cmとするのが適当である。線圧
が 9.8N/cmより低い場合には、焼結状態が充分なシー
トが得にくくなり、 980.0N/cmより大きい場合には、
装置が大型化する。前記プレスロールに加えて、この圧
接補助ロールが設けられているため、前記熱可塑性樹脂
パウダへの加圧効果を更に高めることができるようにな
る。
【0016】本発明の第4発明に係る多孔質シートの製
造方法は、第1〜第3発明のいずれかにおいて、前記第
1と第2の熱可塑性樹脂フィルムの融点は、前記熱可塑
性樹脂パウダの融点より高いことを特徴とする。前記第
1と第2の熱可塑性樹脂フィルムの融点が熱可塑性樹脂
パウダの融点より低い場合には、焼結時に多孔質シート
に融着してしまい、成形後に多孔質シートから剥離する
ことが困難になる。前記熱可塑性樹脂フィルムの融点
は、熱可塑性樹脂パウダの融点より、好ましくは10℃以
上であればよい。
造方法は、第1〜第3発明のいずれかにおいて、前記第
1と第2の熱可塑性樹脂フィルムの融点は、前記熱可塑
性樹脂パウダの融点より高いことを特徴とする。前記第
1と第2の熱可塑性樹脂フィルムの融点が熱可塑性樹脂
パウダの融点より低い場合には、焼結時に多孔質シート
に融着してしまい、成形後に多孔質シートから剥離する
ことが困難になる。前記熱可塑性樹脂フィルムの融点
は、熱可塑性樹脂パウダの融点より、好ましくは10℃以
上であればよい。
【0017】本発明の第5発明に係る多孔質シートの製
造方法は、第1〜第4発明のいずれかにおいて、前記第
1と第2の熱可塑性樹脂フィルムは、延伸ポリエステル
よりなることを特徴とする。前記延伸ポリエステルは、
耐熱性、強度、コスト、等の点から、使用が好ましい。
造方法は、第1〜第4発明のいずれかにおいて、前記第
1と第2の熱可塑性樹脂フィルムは、延伸ポリエステル
よりなることを特徴とする。前記延伸ポリエステルは、
耐熱性、強度、コスト、等の点から、使用が好ましい。
【0018】本発明の第6発明に係る多孔質シートの製
造装置は、少なくと2個のロール間に巻装されて回動す
るエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトに密着す
るように第1の熱可塑性樹脂フィルムを供給する第1の
熱可塑性樹脂フィルム供給手段と、前記第1の熱可塑性
樹脂フィルム上に熱可塑性樹脂パウダを供給する原料供
給手段と、前記第1の熱可塑性樹脂フィルム上の熱可塑
性樹脂パウダの表面に第2の熱可塑性樹脂フィルムを供
給する第2の熱可塑性樹脂フィルム供給手段と、前記第
1の熱可塑性樹脂フィルム上の熱可塑性樹脂パウダを加
熱する加熱手段とを備えたことを特徴とする。
造装置は、少なくと2個のロール間に巻装されて回動す
るエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトに密着す
るように第1の熱可塑性樹脂フィルムを供給する第1の
熱可塑性樹脂フィルム供給手段と、前記第1の熱可塑性
樹脂フィルム上に熱可塑性樹脂パウダを供給する原料供
給手段と、前記第1の熱可塑性樹脂フィルム上の熱可塑
性樹脂パウダの表面に第2の熱可塑性樹脂フィルムを供
給する第2の熱可塑性樹脂フィルム供給手段と、前記第
1の熱可塑性樹脂フィルム上の熱可塑性樹脂パウダを加
熱する加熱手段とを備えたことを特徴とする。
【0019】前記エンドレスベルトが巻装されるロール
は、少なくとも2個あればよく、例えば張力調整用のロ
ールがエンドレスベルト内に設けられていてもよい。前
記エンドレスベルトとしては、表面が鏡面となっている
ものが好ましい。このエンドレスベルトの厚さは、材質
にもよるが、例えば0.1mm 〜1.5mm 程度とすることがで
きる。0.1mm より薄いと変形や傷を受けやすくなり、1.
5mm より厚いとエンドレスベルトに張力を与えるロール
の径が大きくなって装置が大型化する。
は、少なくとも2個あればよく、例えば張力調整用のロ
ールがエンドレスベルト内に設けられていてもよい。前
記エンドレスベルトとしては、表面が鏡面となっている
ものが好ましい。このエンドレスベルトの厚さは、材質
にもよるが、例えば0.1mm 〜1.5mm 程度とすることがで
きる。0.1mm より薄いと変形や傷を受けやすくなり、1.
5mm より厚いとエンドレスベルトに張力を与えるロール
の径が大きくなって装置が大型化する。
【0020】エンドレスベルトの材質としては、ステン
レス等を代表とする金属を使用できる。また、エンドレ
スベルトの表面にフッ素樹脂等の樹脂をコーティングし
ておいてもよい。前記熱可塑性樹脂フィルム供給手段
は、フィルムが巻かれたロール、等である。前記加熱手
段の具体的構成は、赤外線ヒータ、等任意である。ま
た、加熱手段の設置場所は、エンドレスベルトの上方、
プレスロールの内部、等とすることができる。
レス等を代表とする金属を使用できる。また、エンドレ
スベルトの表面にフッ素樹脂等の樹脂をコーティングし
ておいてもよい。前記熱可塑性樹脂フィルム供給手段
は、フィルムが巻かれたロール、等である。前記加熱手
段の具体的構成は、赤外線ヒータ、等任意である。ま
た、加熱手段の設置場所は、エンドレスベルトの上方、
プレスロールの内部、等とすることができる。
【0021】本発明の第7発明に係る多孔質シートの製
造装置は、第6発明において、プレスロールが前記2個
のロール間のエンドレスベルトの表面に対して押圧され
るようにして配置されていることを特徴とする。
造装置は、第6発明において、プレスロールが前記2個
のロール間のエンドレスベルトの表面に対して押圧され
るようにして配置されていることを特徴とする。
【0022】本発明の第8発明に係る多孔質シートの製
造装置は、第7発明において、圧接補助ロールが、前記
エンドレスベルト、第1の熱可塑性樹脂フィルム、熱可
塑性樹脂パウダ及び第2の熱可塑性樹脂フィルムを介し
て前記プレスロールと当接するように配置されているこ
とを特徴とする。前記圧接補助ロールの材質は任意であ
り、例えば金属製、ゴム製、等とすることができる。
造装置は、第7発明において、圧接補助ロールが、前記
エンドレスベルト、第1の熱可塑性樹脂フィルム、熱可
塑性樹脂パウダ及び第2の熱可塑性樹脂フィルムを介し
て前記プレスロールと当接するように配置されているこ
とを特徴とする。前記圧接補助ロールの材質は任意であ
り、例えば金属製、ゴム製、等とすることができる。
【0023】
〔第1実施形態〕図1を参照して本発明の第1実施形態
に係る多孔質シート11の製造方法及びその製造装置を説
明する。図1に示すように、この製造装置は、2個のロ
ール12,13 の間に巻装されたエンドレスベルト14と、2
個のロール12,13 間のエンドレスベルト14と当接するよ
うにして配置されたプレスロール15と、前記エンドレス
ベルト14に密着するように第1の熱可塑性樹脂フィルム
16を供給する第1の熱可塑性樹脂フィルム供給ロール17
と、第1の熱可塑性樹脂フィルム16上に熱可塑性樹脂パ
ウダ18を供給するフィーダ19と、第1の熱可塑性樹脂フ
ィルム16上の熱可塑性樹脂パウダ18の表面に第2の熱可
塑性樹脂フィルム21を供給する第2の熱可塑性樹脂フィ
ルム供給ロール22、等を備えて構成されたものである。
に係る多孔質シート11の製造方法及びその製造装置を説
明する。図1に示すように、この製造装置は、2個のロ
ール12,13 の間に巻装されたエンドレスベルト14と、2
個のロール12,13 間のエンドレスベルト14と当接するよ
うにして配置されたプレスロール15と、前記エンドレス
ベルト14に密着するように第1の熱可塑性樹脂フィルム
16を供給する第1の熱可塑性樹脂フィルム供給ロール17
と、第1の熱可塑性樹脂フィルム16上に熱可塑性樹脂パ
ウダ18を供給するフィーダ19と、第1の熱可塑性樹脂フ
ィルム16上の熱可塑性樹脂パウダ18の表面に第2の熱可
塑性樹脂フィルム21を供給する第2の熱可塑性樹脂フィ
ルム供給ロール22、等を備えて構成されたものである。
【0024】前記2個のロール12,13 のうち、第1のロ
ール12は加熱手段が組み込まれた加熱ロールであり、第
2のロール13は冷却手段が組み込まれた冷却ロールであ
る。これらのロール12,13 のうち少なくとも一方は、回
転駆動手段と連結されている。前記エンドレスベルト14
は、金属製であり、シート成形面となる表面が鏡面とな
っている。
ール12は加熱手段が組み込まれた加熱ロールであり、第
2のロール13は冷却手段が組み込まれた冷却ロールであ
る。これらのロール12,13 のうち少なくとも一方は、回
転駆動手段と連結されている。前記エンドレスベルト14
は、金属製であり、シート成形面となる表面が鏡面とな
っている。
【0025】前記プレスロール15は、両ロール12,13 間
のエンドレスベルト14によりこのプレスロール15の外周
面の一部が押圧されるようにして配置されている。即
ち、このプレスロール15は、この外周面の一部がエンド
レスベルト14により抱き込まれるようにして配置されて
いる。このプレスロール15とエンドレスベルト14間の面
圧は、0.01N〜1.00Nである。また、このプレスロール
15には、熱可塑性樹脂パウダ18を焼結温度に加熱できる
加熱手段が組み込まれている。
のエンドレスベルト14によりこのプレスロール15の外周
面の一部が押圧されるようにして配置されている。即
ち、このプレスロール15は、この外周面の一部がエンド
レスベルト14により抱き込まれるようにして配置されて
いる。このプレスロール15とエンドレスベルト14間の面
圧は、0.01N〜1.00Nである。また、このプレスロール
15には、熱可塑性樹脂パウダ18を焼結温度に加熱できる
加熱手段が組み込まれている。
【0026】前記第1の熱可塑性樹脂フィルム供給ロー
ル17は、第1のロール12側に設けられている。第1のロ
ール12の近傍には、第1の熱可塑性樹脂フィルム16をエ
ンドレスベルト14に密着させるためのガイドロール22が
設けられている。前記フィーダ17は、前記プレスロール
15に対してエンドレスベルト14の上流側であって、第1
のロール12の上方に配置されている。前記第2の熱可塑
性樹脂フィルム供給ロール21は、前記プレスロール15側
に設けられている。プレスロール15の近傍には、第2の
熱可塑性樹脂フィルム21をプレスロール15の外周面に沿
わせるためのガイドロール22が設けられている。
ル17は、第1のロール12側に設けられている。第1のロ
ール12の近傍には、第1の熱可塑性樹脂フィルム16をエ
ンドレスベルト14に密着させるためのガイドロール22が
設けられている。前記フィーダ17は、前記プレスロール
15に対してエンドレスベルト14の上流側であって、第1
のロール12の上方に配置されている。前記第2の熱可塑
性樹脂フィルム供給ロール21は、前記プレスロール15側
に設けられている。プレスロール15の近傍には、第2の
熱可塑性樹脂フィルム21をプレスロール15の外周面に沿
わせるためのガイドロール22が設けられている。
【0027】また、この製造装置においては、更に、エ
ンドレスベルト14上の熱可塑性樹脂パウダ18を均すドク
タブレード23、熱可塑性樹脂パウダ18を加熱する加熱手
段である例えば赤外線ヒータ24、エンドレスベルト14の
プレスロール15への圧接を補助する圧接補助ロール25、
及び多孔質シート11を第1、第2の熱可塑性樹脂フィル
ム16, 21から剥離するための第1〜第3の剥離用ロール
26A 〜26C が設けられている。
ンドレスベルト14上の熱可塑性樹脂パウダ18を均すドク
タブレード23、熱可塑性樹脂パウダ18を加熱する加熱手
段である例えば赤外線ヒータ24、エンドレスベルト14の
プレスロール15への圧接を補助する圧接補助ロール25、
及び多孔質シート11を第1、第2の熱可塑性樹脂フィル
ム16, 21から剥離するための第1〜第3の剥離用ロール
26A 〜26C が設けられている。
【0028】前記ドクタブレード23は、前記フィーダ19
に対してエンドレスベルト14の若干下流側に配置されて
いる。なお、ブレードの代わりに、ロール等でもよい。
前記赤外線ヒータ24は、ドクタブレード23とプレスロー
ル15の間に配置されている。前記圧接補助ロール25は、
エンドレスベルト14の、第1、第2の熱可塑性樹脂フィ
ルム16,21 と多孔質シート11を介してプレスロール15と
当接している部分の裏面側にエンドレスベルト14をプレ
スロール15側に押圧するように配置されている。この圧
接補助ロールによる線圧は、 9.8N/cm〜 980.0N/cm
である。また、この圧接補助ロール25には、熱可塑性樹
脂パウダ18を焼結温度に加熱できる加熱手段が組み込ま
れている。
に対してエンドレスベルト14の若干下流側に配置されて
いる。なお、ブレードの代わりに、ロール等でもよい。
前記赤外線ヒータ24は、ドクタブレード23とプレスロー
ル15の間に配置されている。前記圧接補助ロール25は、
エンドレスベルト14の、第1、第2の熱可塑性樹脂フィ
ルム16,21 と多孔質シート11を介してプレスロール15と
当接している部分の裏面側にエンドレスベルト14をプレ
スロール15側に押圧するように配置されている。この圧
接補助ロールによる線圧は、 9.8N/cm〜 980.0N/cm
である。また、この圧接補助ロール25には、熱可塑性樹
脂パウダ18を焼結温度に加熱できる加熱手段が組み込ま
れている。
【0029】前記第1の剥離用ロール26A は、第2のロ
ール13の近傍であって、第2の熱可塑性樹脂フィルム21
を多孔質シート11から剥離するために設けられている。
前記第2の剥離用ロール26B は、第2のロール13によっ
て多孔質シート11の充分な冷却効果が得られる位置に配
置されている。第3の剥離用ロール26C は、多孔質シー
ト11と第1の熱可塑性樹脂フィルム16を挟んで第2の剥
離用ロール26B と対向する位置に設けられている。
ール13の近傍であって、第2の熱可塑性樹脂フィルム21
を多孔質シート11から剥離するために設けられている。
前記第2の剥離用ロール26B は、第2のロール13によっ
て多孔質シート11の充分な冷却効果が得られる位置に配
置されている。第3の剥離用ロール26C は、多孔質シー
ト11と第1の熱可塑性樹脂フィルム16を挟んで第2の剥
離用ロール26B と対向する位置に設けられている。
【0030】次に、この製造装置を使用した多孔質シー
ト11の製造方法を説明する。先ず、エンドレスベルト14
を回動させておき、前記第1の熱可塑性樹脂フィルム供
給ロール17より供給された第1の熱可塑性樹脂フィルム
16をエンドレスベルト14に密着させて、この第1の熱可
塑性樹脂フィルム16を第1のロール12側から第2のロー
ル13側に走行させる。
ト11の製造方法を説明する。先ず、エンドレスベルト14
を回動させておき、前記第1の熱可塑性樹脂フィルム供
給ロール17より供給された第1の熱可塑性樹脂フィルム
16をエンドレスベルト14に密着させて、この第1の熱可
塑性樹脂フィルム16を第1のロール12側から第2のロー
ル13側に走行させる。
【0031】次に、熱可塑性樹脂パウダ18をフィーダ19
より第1の熱可塑性樹脂フィルム16上に供給してドクタ
ブレード23で熱可塑性樹脂パウダ18を所定厚さの層状に
均す。引き続き、エンドレスベルト14上のこの層状熱可
塑性樹脂パウダ18を赤外線ヒータ24で加熱し、直ちにこ
の層状熱可塑性樹脂パウダ18の表面に第2の熱可塑性樹
脂フィルム21を供給する。第1と第2の熱可塑性樹脂フ
ィルム16,21 は、熱可塑性樹脂パウダ18より融点が高い
ものである。
より第1の熱可塑性樹脂フィルム16上に供給してドクタ
ブレード23で熱可塑性樹脂パウダ18を所定厚さの層状に
均す。引き続き、エンドレスベルト14上のこの層状熱可
塑性樹脂パウダ18を赤外線ヒータ24で加熱し、直ちにこ
の層状熱可塑性樹脂パウダ18の表面に第2の熱可塑性樹
脂フィルム21を供給する。第1と第2の熱可塑性樹脂フ
ィルム16,21 は、熱可塑性樹脂パウダ18より融点が高い
ものである。
【0032】これらの第1と第2の熱可塑性樹脂フィル
ム16,21 で挟まれた層状熱可塑性樹脂パウダ18をこのエ
ンドレスベルト14で前記プレスロール15に面状に押し当
てて熱可塑性樹脂パウダ18の焼結温度で多孔質シート11
に焼結する。この面状圧接を伴って多孔質シート11に焼
結成形する際、エンドレスベルト14の裏面側に配置され
ている圧接補助ロール25がこの面状圧接を補助する。こ
の後、この後成形された多孔質シート11を第2のロール
13で冷却した後、前記第1〜第3の剥離用ロール26A 〜
26C により、第1と第2の熱可塑性樹脂フィルム16,21
から剥離して本実施形態の多孔質シート11を製造する。
ム16,21 で挟まれた層状熱可塑性樹脂パウダ18をこのエ
ンドレスベルト14で前記プレスロール15に面状に押し当
てて熱可塑性樹脂パウダ18の焼結温度で多孔質シート11
に焼結する。この面状圧接を伴って多孔質シート11に焼
結成形する際、エンドレスベルト14の裏面側に配置され
ている圧接補助ロール25がこの面状圧接を補助する。こ
の後、この後成形された多孔質シート11を第2のロール
13で冷却した後、前記第1〜第3の剥離用ロール26A 〜
26C により、第1と第2の熱可塑性樹脂フィルム16,21
から剥離して本実施形態の多孔質シート11を製造する。
【0033】〔第2実施形態〕本実施形態において使用
した製造装置は、第1実施形態に係るプレスロール15と
圧接補助ロール25が設けられていないものである。製造
装置のその他の構成は、第1実施形態に係る製造装置と
同様である。また、この製造装置を使用した多孔質シー
ト11の製造方法は、多孔質シート11に焼結成形する際、
プレスロール15と圧接補助ロール25による圧接がない点
を除いて第1実施形態と同様である。
した製造装置は、第1実施形態に係るプレスロール15と
圧接補助ロール25が設けられていないものである。製造
装置のその他の構成は、第1実施形態に係る製造装置と
同様である。また、この製造装置を使用した多孔質シー
ト11の製造方法は、多孔質シート11に焼結成形する際、
プレスロール15と圧接補助ロール25による圧接がない点
を除いて第1実施形態と同様である。
【0034】
〔実施例1〕前記第1実施形態において、製造装置及び
製造条件の具体例を下記の通りとした。 第1のロールの直径…300mm 第2のロールの直径…300mm プレスロールの直径…300mm 圧接補助ロールの直径…250mm エンドレスベルトの厚さ…0.5mm エンドレスベルトの材質…ステンレス
製造条件の具体例を下記の通りとした。 第1のロールの直径…300mm 第2のロールの直径…300mm プレスロールの直径…300mm 圧接補助ロールの直径…250mm エンドレスベルトの厚さ…0.5mm エンドレスベルトの材質…ステンレス
【0035】第1のロールの温度… 110℃ 第2のロールの温度…30℃ プレスロールの温度… 130℃ 圧接補助ロールの温度… 130℃ プレスロールとエンドレスベルト間の面圧…0.05N 圧接補助ロールによる線圧… 294N/cm
【0036】熱可塑性樹脂パウダ…UHPEパウダ〔平
均粒径: 110μm(45μm以下の割合が9%以下)、分
子量: 200万〕 第1と第2の熱可塑性樹脂フィルム…二軸延伸PETフ
ィルム(厚さ0.2mm ) 多孔質シート11…厚さ:0.3mm ±0.03mm、孔隙の割合:
30%
均粒径: 110μm(45μm以下の割合が9%以下)、分
子量: 200万〕 第1と第2の熱可塑性樹脂フィルム…二軸延伸PETフ
ィルム(厚さ0.2mm ) 多孔質シート11…厚さ:0.3mm ±0.03mm、孔隙の割合:
30%
【0037】本実施例によれば、第1と第2の熱可塑性
樹脂フィルム16,21 で層状熱可塑性樹脂パウダ18を挟ん
だ状態で熱可塑性樹脂パウダ18をシート11に焼結するた
め、表面への熱可塑性樹脂層の形成が阻止され、通気性
に関して問題のない多孔質シート11が得られた。また、
熱可塑性樹脂パウダ18をシート11に焼結成形する際、プ
レスロール15と圧接補助ロール25による加圧が加わるた
め、多孔質シート11中の粒子間の融着強度を充分大きな
ものにでき、かつ焼結状態を均一なものとすることがで
きた。
樹脂フィルム16,21 で層状熱可塑性樹脂パウダ18を挟ん
だ状態で熱可塑性樹脂パウダ18をシート11に焼結するた
め、表面への熱可塑性樹脂層の形成が阻止され、通気性
に関して問題のない多孔質シート11が得られた。また、
熱可塑性樹脂パウダ18をシート11に焼結成形する際、プ
レスロール15と圧接補助ロール25による加圧が加わるた
め、多孔質シート11中の粒子間の融着強度を充分大きな
ものにでき、かつ焼結状態を均一なものとすることがで
きた。
【0038】〔実施例2〕前記第2実施形態に従って多
孔質シート11を製造した。製造装置及び製造条件の具体
例は、実施例1と同じである。本実施例によって得られ
た効果は、実施例1と同様であった。
孔質シート11を製造した。製造装置及び製造条件の具体
例は、実施例1と同じである。本実施例によって得られ
た効果は、実施例1と同様であった。
【0039】〔比較例1〕前記第1実施形態において、
第1と第2の熱可塑性樹脂フィルム16,21 で層状熱可塑
性樹脂パウダ18を挟まなかったことを除いて、第1実施
形態と同様にして多孔質シートを製造した。製造装置及
び製造条件の具体例は、実施例1と同じである。本実施
例によって得られた多孔質シートは、表面に熱可塑性樹
脂層が形成されていて、通気性のないものであった。
第1と第2の熱可塑性樹脂フィルム16,21 で層状熱可塑
性樹脂パウダ18を挟まなかったことを除いて、第1実施
形態と同様にして多孔質シートを製造した。製造装置及
び製造条件の具体例は、実施例1と同じである。本実施
例によって得られた多孔質シートは、表面に熱可塑性樹
脂層が形成されていて、通気性のないものであった。
【0040】
【発明の効果】本発明に係る多孔質シートの製造方法及
びその製造装置によれば、第1と第2の熱可塑性樹脂フ
ィルムで熱可塑性樹脂パウダを挟んだ状態で熱可塑性樹
脂パウダをシートに焼結するため、表面への熱可塑性樹
脂層の形成が阻止され、通気性に関して問題のない多孔
質シートが得られる。また、熱可塑性樹脂パウダをシー
トに焼結成形する際、加圧することにより、粒子間の融
着強度が大きく、かつ焼結状態の均一な多孔質シートと
することができる。
びその製造装置によれば、第1と第2の熱可塑性樹脂フ
ィルムで熱可塑性樹脂パウダを挟んだ状態で熱可塑性樹
脂パウダをシートに焼結するため、表面への熱可塑性樹
脂層の形成が阻止され、通気性に関して問題のない多孔
質シートが得られる。また、熱可塑性樹脂パウダをシー
トに焼結成形する際、加圧することにより、粒子間の融
着強度が大きく、かつ焼結状態の均一な多孔質シートと
することができる。
【図1】本発明の第1実施形態に係る多孔質シートの製
造方法において使用する製造装置の概略図である。
造方法において使用する製造装置の概略図である。
11 多孔質シート 14 エンドレスベルト 15 プレスロール 16 第1の熱可塑性樹脂フィルム 18 熱可塑性樹脂パウダ 21 第2の熱可塑性樹脂フィルム 25 圧接補助ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 105:04
Claims (8)
- 【請求項1】 少なくと2個のロール間に巻装されて回
動するエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトに密
着するように第1の熱可塑性樹脂フィルムを供給する第
1の熱可塑性樹脂フィルム供給手段と、前記第1の熱可
塑性樹脂フィルム上に熱可塑性樹脂パウダを供給する原
料供給手段と、前記第1の熱可塑性樹脂フィルム上の熱
可塑性樹脂パウダの表面に第2の熱可塑性樹脂フィルム
を供給する第2の熱可塑性樹脂フィルム供給手段と、前
記第1の熱可塑性樹脂フィルム上の熱可塑性樹脂パウダ
を加熱する加熱手段とを備えた装置を使用し、 前記第1の熱可塑性樹脂フィルムを一方のロール側から
他方のロール側へ前記エンドレスベルトと密着して走行
させておき、前記熱可塑性樹脂パウダを前記原料供給手
段より前記第1の熱可塑性樹脂フィルム上に供給した
後、この熱可塑性樹脂パウダの表面に第2の熱可塑性樹
脂フィルムを供給し、これらの第1と第2の熱可塑性樹
脂フィルムで前記熱可塑性樹脂パウダを挟んだ状態で前
記熱可塑性樹脂パウダをシートに焼結し、この後成形さ
れた多孔質シートを前記第1と第2の熱可塑性樹脂フィ
ルムから剥離することを特徴とする多孔質シートの製造
方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の多孔質シートの製造方
法において、 プレスロールが前記2個のロール間のエンドレスベルト
の表面に対して押圧されるようにして配置された装置を
使用し、 前記プレスロールで加圧しながら、前記第1と第2の熱
可塑性樹脂フィルムで挟まれた前記熱可塑性樹脂パウダ
を焼結することを特徴とする多孔質シートの製造方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載の多孔質シートの製造方
法において、 圧接補助ロールが、前記エンドレスベルト、第1の熱可
塑性樹脂フィルム、熱可塑性樹脂パウダ及び第2の熱可
塑性樹脂フィルムを介して前記プレスロールと当接する
ように配置された装置を使用し、 前記プレスロールと共に前記圧接補助ロールで加圧しな
がら、前記第1と第2の熱可塑性樹脂フィルムで挟まれ
た前記熱可塑性樹脂パウダを焼結することを特徴とする
多孔質シートの製造方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の多孔質
シートの製造方法において、 前記第1と第2の熱可塑性樹脂フィルムの融点は、前記
熱可塑性樹脂パウダの融点より高いことを特徴とする多
孔質シートの製造方法。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の多孔質
シートの製造方法において、 前記第1と第2の熱可塑性樹脂フィルムは、延伸ポリエ
ステルよりなることを特徴とする多孔質シートの製造方
法。 - 【請求項6】 少なくと2個のロール間に巻装されて回
動するエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトに密
着するように第1の熱可塑性樹脂フィルムを供給する第
1の熱可塑性樹脂フィルム供給手段と、前記第1の熱可
塑性樹脂フィルム上に熱可塑性樹脂パウダを供給する原
料供給手段と、前記第1の熱可塑性樹脂フィルム上の熱
可塑性樹脂パウダの表面に第2の熱可塑性樹脂フィルム
を供給する第2の熱可塑性樹脂フィルム供給手段と、前
記第1の熱可塑性樹脂フィルム上の熱可塑性樹脂パウダ
を加熱する加熱手段とを備えたことを特徴とする多孔質
シートの製造装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載の多孔質シートの製造装
置において、 プレスロールが前記2個のロール間のエンドレスベルト
の表面に対して押圧されるようにして配置されているこ
とを特徴とする多孔質シートの製造装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載の多孔質シートの製造装
置において、 圧接補助ロールが、前記エンドレスベルト、第1の熱可
塑性樹脂フィルム、熱可塑性樹脂パウダ及び第2の熱可
塑性樹脂フィルムを介して前記プレスロールと当接する
ように配置されていることを特徴とする多孔質シートの
製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23310596A JPH1076541A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 多孔質シートの製造方法及びその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23310596A JPH1076541A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 多孔質シートの製造方法及びその製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1076541A true JPH1076541A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16949859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23310596A Withdrawn JPH1076541A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 多孔質シートの製造方法及びその製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1076541A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7008588B2 (en) * | 2003-07-11 | 2006-03-07 | General Electric Company | Apparatus and method for forming panels from moldable material |
| CN103538261A (zh) * | 2013-09-26 | 2014-01-29 | 剑乔科技江苏有限公司 | 超高分子量聚乙烯薄片的生产方法 |
| CN103538259A (zh) * | 2013-09-26 | 2014-01-29 | 剑乔科技江苏有限公司 | 高分子量聚合物薄膜的生产线装置 |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP23310596A patent/JPH1076541A/ja not_active Withdrawn
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| CN103538261A (zh) * | 2013-09-26 | 2014-01-29 | 剑乔科技江苏有限公司 | 超高分子量聚乙烯薄片的生产方法 |
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