JPH1076600A - 塗装金属体 - Google Patents

塗装金属体

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JPH1076600A
JPH1076600A JP23241096A JP23241096A JPH1076600A JP H1076600 A JPH1076600 A JP H1076600A JP 23241096 A JP23241096 A JP 23241096A JP 23241096 A JP23241096 A JP 23241096A JP H1076600 A JPH1076600 A JP H1076600A
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JP
Japan
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outer layer
main component
modified silicone
primer layer
silicone compound
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Pending
Application number
JP23241096A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Yamamoto
喜正 山本
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Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐汚染性および加工性に優れた塗装金属体を提
供する。 【解決手段】金属体に、アミノアルキッド系樹脂を主成
分とする膜厚2〜14μmのプライマー層を形成し、そ
の上にアクリル変性シリコーン化合物を主成分とするセ
ラミック系塗料による外層を形成する。アクリル変性シ
リコーン化合物を主成分とするセラミック系塗料による
外層が形成されているので、耐汚染性が極めて向上する
と共に、耐候性、耐薬品性が向上し、また外層と金属体
との間に、アミノアルキッド系樹脂を主成分とする膜厚
2〜14μmのプライマー層が形成されているので、折
り曲げ等の加工性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主としてトンネル内
装板、高架橋、橋梁、歩道橋の桁下、橋梁用防護柵、道
路柵、標識支柱等の道路関連製品及び建築物の内外装等
に使用され、耐汚染性、加工性に優れた塗装金属体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の塗装金属体としては、金
属体の表面に、耐候性に優れたフッ素樹脂やアクリル樹
脂、ウレタン樹脂等の有機系塗料による塗膜が形成され
ているもの、またはシリコーンを主成分とする無機系塗
料による塗膜が形成されているもの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のフ
ッ素樹脂やアクリル樹脂、ウレタン樹脂等の有機系塗料
により形成される塗膜は、耐候性に優れているものの汚
染物質が付着しやすく、この付着した汚染物質が除去さ
れずに降雨により筋状の汚れとなって現れ、美感、美粧
性を低下させるという問題がある。またシリコーンを主
成分とする無機系塗料による塗膜は、耐汚染性には優れ
ているが、表面硬度が高いため、折り曲げ等の加工性が
悪くなるという問題がある。
【0004】そこで本発明は、上記の如き従来の問題点
を解消し、耐汚染性および加工性に優れた塗装金属体を
提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明者は鋭意研究した結果、金属体に熱硬化型ア
クリルレジンの官能基であるアルキロール基とオルガノ
シロキサノールまたはオルガノシロキサンとの縮合等に
よって得られるアクリル変性シリコーン化合物を主成分
とするセラミック系塗料による外層を形成すれば、その
外層は、アルキロール基の0H基によって親水性が具備
されて排気ガスや煤煙などの親油性成分となじみにく
く、これらの汚染物質が表面に付着しても降雨により洗
浄除去されやすくなること、またシロキサン結合を主骨
格としていることから、低い帯電性を持つために、汚染
物質が付着しにくく汚染物質を寄せ付けにくくなるこ
と、しかも塗膜表面の架橋密度が高いために汚染物質の
浸透が防止されること等により耐汚染性が極めて向上す
ること、また外層は上記の如くアクリル変性シリコーン
化合物を主成分とすることにより耐候性、耐薬品性に優
れ、且つ加熱硬化するので硬化時間を短縮できること、
さらに前記外層と金属体との間に、アミノアルキッド系
樹脂を主成分とするプライマー層を形成し、しかもその
プライマー層の膜厚を2〜14μmにすることにより、
薄いプライマー層に外層が強固に付着して折り曲げ等の
際に外層が剥離せず、加工性が向上すること、等を知得
し本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち本発明による塗装金属体は、金属
体に、アミノアルキッド系樹脂を主成分とする膜厚2〜
14μmのプライマー層が形成され、その上にアクリル
変性シリコーン化合物を主成分とするセラミック系塗料
による外層が形成されたことを特徴とするものである。
【0007】本発明によれば、アクリル変性シリコーン
化合物を主成分とするセラミック系塗料による外層が形
成されているので、耐汚染性が極めて向上すると共に、
耐候性、耐薬品性が向上し、また外層と金属体との間
に、アミノアルキッド系樹脂を主成分とする膜厚2〜1
4μmのプライマー層が形成されているので、折り曲げ
等の加工性が向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。まず本発明に使用される金属体としては、
一般に鋼、アルミニウム、銅、亜鉛、その他の金属やそ
れらの合金等が適宜使用されるが、耐食性に優れたステ
ンレス鋼、亜鉛メッキ鋼、アルミニウム等が特に好適に
使用される。また金属体の形状は平板状、曲面板状、波
板状又は角柱や円柱のような柱状等、どの様な形状であ
ってもよく、また柱状のものにあっては、管状、棒状そ
の他いかなる異形断面であってもよい。
【0009】なお前記金属体の表面は、プライマー層を
形成する前に予め脱脂処理をおこなってよごれや油分を
除いたり、脱脂処理と共に該表面をサンドブラスト等に
より粗面化したり、化成処理によるリン酸塩等のリン酸
塩皮膜が形成されていてもよいし、さらに公知のプライ
マー層が形成されていてもよい。
【0010】次にアミノアルキッド系樹脂を主成分とす
るプライマー層は、膜厚を2〜14μmの範囲にする必
要があり、膜厚が2μm未満では外層との付着性に問題
を生じ、15μm以上になると折り曲げ等の際に外層が
剥離することがある。
【0011】また外層を形成するアクリル変性シリコー
ン化合物を主成分とするセラミック系塗料とは、シリコ
ーン樹脂等のシロキサン結合を主鎖とする有機けい素化
合物とアクリルオリゴマーとの複合骨格よりなる無機と
有機の複合型の塗料であり、熱硬化型アクリルレジンの
官能基であるアルキロール基とオルガノシロキサノール
またはオルガノシロキサンとの縮合等によって得られる
ものである。
【0012】このアクリル変性シリコーン化合物を主成
分とするセラミック系塗料により外層を形成するには、
アクリル変性シリコーン化合物に適宜顔料、沈降防止
剤、紫外線吸収剤や金属超微粒子(酸化亜鉛、酸化チタ
ン、酸化鉄等)等の改質剤および溶剤等を混入して得ら
れるセラミック系塗料を、一般には、ロールコーター等
にてプライマー層上に塗布した後、その塗布面を220
〜260度の温度で90〜120秒加熱して硬化させる
ことにより得られる。なお前記アクリル変性シリコーン
化合物を主成分とするセラミック系塗料は着色されてい
てもよいし、透明であってもよい。
【0013】
【実施例】
(実施例1)アルミニウム板からなる金属体に、アミノ
アルキッド系樹脂を主成分とする塗料を塗布して膜厚5
μmのプライマー層を形成し、その上にアクリル変性シ
リコーン化合物を主成分とするセラミック系塗料を塗布
し、その塗布面を220〜260度の温度で90〜12
0秒加熱して硬化させることにより膜厚10μmの外層
を形成した本発明による塗装金属体を得た。
【0014】(実施例2)アミノアルキッド系樹脂を主
成分とするプライマー層の膜厚が10μmである以外は
実施例1と同じである、本発明による塗装金属体を得
た。
【0015】(比較例1)アミノアルキッド系樹脂を主
成分とするプライマー層の膜厚が15μmである以外
は、実施例1と同じである比較例としての塗装金属体を
得た。
【0016】(比較例2)アルミニウム板からなる金属
体に、含クロムエポキシ系塗料からなる膜厚5μmのプ
ライマー層を形成し、その上にアクリル変性シリコーン
化合物を主成分とするセラミック系塗料により膜厚15
μmの外層を形成した比較例としての塗装金属体を得
た。
【0017】(比較例3)有機系塗料であるフッ素系塗
料(カイナー500系樹脂)からなる膜厚15μmの外
層を形成した以外は比較例2と同じである比較例として
の塗装金属体を得た。
【0018】次に上記実施例1〜2および比較例1〜3
の塗装金属体について、耐汚染性、加工性、耐候性等の
測定を行い、その結果を表1に示した。
【0019】
【表1】
【0020】表1に示された測定方法とその評価方法に
ついては次の通りである。 (屈曲性)直径0.5mmの円棒の回りに外層面を外に
して屈曲したとき、屈曲部の剥離、クラック(割れ)の
有無を調べる。 A:90度屈曲しても剥離、クラックが発生しない。 B:90度屈曲しても剥離しないが、若干クラックが発
生する。 C:90度屈曲しても剥離しないが、顕著なクラックが
発生する。
【0021】(MEKラビリング)MEK(メチルエチ
ルケトン)をしみ込ませた布を用いて外層面を100回
払拭し、外層面の外観(光沢低下、塗膜の剥離等)を調
べる。 A:全く変化なし。 B:変色(光沢の低下)が認められる。 C:塗膜が剥離する。
【0022】(耐汚染性)汚染源(油性インク、人工
泥)を外層面に付着させ、養生後洗浄を行いその外層面
の汚染回復性を調べる。 A:汚染回復性良好。 B:若干汚れが残っているのが確認できる。 C:汚れがひどく残っているのが確認である。
【0023】(キャス試験)JIS−H−8681に準
じる。 A:全く変化なし。 B:塗膜の膨れが認められる。 C:塗膜の著しい膨れが認められる。
【0024】(耐候性試験)サンシャインカーボンアー
ク燈式耐候性試験機を用いて、1000時間後の光沢を
調べる。 A:全く変化なし。 B:変色(光沢の低下)が認められる。 C:著しい変色(光沢の低下)が認められる。
【0025】表1により、含クロムエポキシ系塗料から
なるプライマー層上に、アクリル変性シリコーン化合物
を主成分とするセラミック系塗料による外層を形成した
比較例2と、アミノアルキッド系樹脂を主成分とする塗
料からなるプライマー層上に、アクリル変性シリコーン
化合物を主成分とするセラミック系塗料による外層を形
成した実施例1および2とを比較すると、実施例1およ
び2は比較例2よりも屈曲性およびキャス試験に優れて
いることから、アミノアルキッド系樹脂を主成分とする
プライマー層を形成することにより、折り曲げ等の加工
性が向上することが確認される。
【0026】またアミノアルキッド系樹脂を主成分とす
るプライマー層の膜厚が15μmである比較例1と、ア
ミノアルキッド系樹脂を主成分とするプライマー層の膜
厚が5μmまたは10μmである実施例1および2とを
比較すると、実施例1および2は比較例1よりも屈曲性
に優れていることから、アミノアルキッド系樹脂を主成
分とするプライマー層の膜厚を15μm未満にすること
で、折り曲げ等の加工性が向上することが確認される。
【0027】さらに外層をフッ素系塗料から形成した比
較例3と、外層をアクリル変性シリコーン化合物を主成
分とするセラミック系塗料から形成した実施例1および
2とを比較すると、実施例1および2は比較例3よりも
耐汚染性に優れていることから、外層をアクリル変性シ
リコーン化合物を主成分とするセラミック系塗料から形
成することで、耐汚染性が向上することが確認される。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように本発明塗装金属体に
よれば、アクリル変性シリコーン化合物を主成分とする
セラミック系塗料により形成された外層により、耐汚染
性が極めて向上すると共に、耐候性、耐薬品性が向上
し、また外層と金属体との間に形成されたアミノアルキ
ッド系樹脂を主成分とする膜厚2〜14μmのプライマ
ー層により、折り曲げ等の加工性が向上するので、本発
明塗装金属体は、特に耐汚染性や加工性の要求されるト
ンネル内装板、高架橋、橋梁、歩道橋の桁下、橋梁用防
護柵、道路柵、標識支柱等の道路関連製品及び建築物の
内外装等に好適に使用される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属体に、アミノアルキッド系樹脂を主
    成分とする膜厚2〜14μmのプライマー層が形成さ
    れ、その上にアクリル変性シリコーン化合物を主成分と
    するセラミック系塗料による外層が形成されたことを特
    徴とする塗装金属体。
JP23241096A 1996-09-03 1996-09-03 塗装金属体 Pending JPH1076600A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23241096A JPH1076600A (ja) 1996-09-03 1996-09-03 塗装金属体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23241096A JPH1076600A (ja) 1996-09-03 1996-09-03 塗装金属体

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JPH1076600A true JPH1076600A (ja) 1998-03-24

Family

ID=16938820

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JP23241096A Pending JPH1076600A (ja) 1996-09-03 1996-09-03 塗装金属体

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JP (1) JPH1076600A (ja)

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