JPH1077143A - 能動的に振動を減衰しつつ製品ウェブを巻成ロール体に巻上げるための方法と装置 - Google Patents
能動的に振動を減衰しつつ製品ウェブを巻成ロール体に巻上げるための方法と装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大質量の振動に対する振動抑圧装置として使
用できる共振器を提供する。 【解決手段】 本発明は、大振動質量と結合された支持
装置と、該支持装置上に可動に配置された特定振動抑圧
質量とを備えた形式の、大振動質量の振動を抑圧するた
めの振動抑圧共振器に関し、その特徴とするところは、
該振動抑圧共振器が更に、前記支持装置に固着結合され
たガス又は液体を充填可能なシリンダを有し、しかも該
シリンダのピストンが、ピストン棒を介して、前記支持
装置上を可動の前記特定振動抑圧質量と連結されてお
り、かつ該特定振動抑圧質量の平衡位置からの変位時
に、前記シリンダ内に支配する圧力によって決定される
周波数で実質的に調波的な振動を行うようにした点にあ
る。
用できる共振器を提供する。 【解決手段】 本発明は、大振動質量と結合された支持
装置と、該支持装置上に可動に配置された特定振動抑圧
質量とを備えた形式の、大振動質量の振動を抑圧するた
めの振動抑圧共振器に関し、その特徴とするところは、
該振動抑圧共振器が更に、前記支持装置に固着結合され
たガス又は液体を充填可能なシリンダを有し、しかも該
シリンダのピストンが、ピストン棒を介して、前記支持
装置上を可動の前記特定振動抑圧質量と連結されてお
り、かつ該特定振動抑圧質量の平衡位置からの変位時
に、前記シリンダ内に支配する圧力によって決定される
周波数で実質的に調波的な振動を行うようにした点にあ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1に第1番
目の発明の上位概念として記載した、大振動質量に結合
された支持装置と、該支持装置上に可動に配置された特
定振動抑圧質量とを備えた形式の、大振動質量の振動を
抑圧するための振動抑圧共振器もしくは振動抑圧発振
器、並びに請求項3に第2番目の発明の上位概念として
記載した、製品ウェブを巻上げる巻取りスプールと、該
巻取りスプールに対して相対運動可能な圧着ドラム装置
又は加圧ロール装置と、前記巻取りスプールに対して線
荷重をかけるために前記圧着ドラム装置の圧着ドラム又
は加圧ロール装置の加圧ロールを前記巻取りスプールに
接触させる圧着作動装置とを備えた形式の、走行中の製
品ウェブ特に紙ウェブを巻上げるための巻成装置、及び
請求項20に第3番目の発明の上位概念として記載し
た、巻成中の製品ウェブ巻成ロール体の表面に対して圧
着ドラム又は加圧ロールを全巻成工程にわたって押圧
し、巻成動作の間中、前記巻成ロール体の中心を実質的
に定位置に維持し、かつ該巻成ロール体の巻太りに応じ
て圧着ドラム装置又は加圧ロール装置を、巻成ロールと
の接触を維持したままで移動又は変位させるようにして
行う形式の、走行中の製品ウェブ特に紙ウェブを巻上げ
るための巻成法に関する。
目の発明の上位概念として記載した、大振動質量に結合
された支持装置と、該支持装置上に可動に配置された特
定振動抑圧質量とを備えた形式の、大振動質量の振動を
抑圧するための振動抑圧共振器もしくは振動抑圧発振
器、並びに請求項3に第2番目の発明の上位概念として
記載した、製品ウェブを巻上げる巻取りスプールと、該
巻取りスプールに対して相対運動可能な圧着ドラム装置
又は加圧ロール装置と、前記巻取りスプールに対して線
荷重をかけるために前記圧着ドラム装置の圧着ドラム又
は加圧ロール装置の加圧ロールを前記巻取りスプールに
接触させる圧着作動装置とを備えた形式の、走行中の製
品ウェブ特に紙ウェブを巻上げるための巻成装置、及び
請求項20に第3番目の発明の上位概念として記載し
た、巻成中の製品ウェブ巻成ロール体の表面に対して圧
着ドラム又は加圧ロールを全巻成工程にわたって押圧
し、巻成動作の間中、前記巻成ロール体の中心を実質的
に定位置に維持し、かつ該巻成ロール体の巻太りに応じ
て圧着ドラム装置又は加圧ロール装置を、巻成ロールと
の接触を維持したままで移動又は変位させるようにして
行う形式の、走行中の製品ウェブ特に紙ウェブを巻上げ
るための巻成法に関する。
【0002】
【従来の技術】紙ウェブを巻上げるための巻成機は、そ
こに到来する紙ウェブをロール体の形状にするために、
抄紙機の終端部に配置される(所謂 Pope-Roller)。し
かし該巻成機は、特定の巻成特質のロール体を製作すべ
く巻成済みロール体を巻返すためにも使用することがで
きる。
こに到来する紙ウェブをロール体の形状にするために、
抄紙機の終端部に配置される(所謂 Pope-Roller)。し
かし該巻成機は、特定の巻成特質のロール体を製作すべ
く巻成済みロール体を巻返すためにも使用することがで
きる。
【0003】いずれにしても該巻成ロール体は、特に巻
成硬さに関して特定の特性を有していなければならな
い。この巻成硬さは大抵は或る初期硬さ値から終期硬さ
値へ低下し、しかも初期においては硬いコア巻きが特に
重要である。硬さ低下率は巻成ロール体の最初の層から
最終層に至るまで、可能な限り均等で、所定の勾配を有
していなければならず、すなわち過度に強くても、過度
に弱くてもいけない。巻成硬さの経過は決して飛躍段部
位を有していてはならず、例えば突発的に低下するよう
なことがあってはならない。また巻成ロール体内に、紙
ウェブに損傷又は破損を与える半径方向応力又は接線応
力が発生してはならない。
成硬さに関して特定の特性を有していなければならな
い。この巻成硬さは大抵は或る初期硬さ値から終期硬さ
値へ低下し、しかも初期においては硬いコア巻きが特に
重要である。硬さ低下率は巻成ロール体の最初の層から
最終層に至るまで、可能な限り均等で、所定の勾配を有
していなければならず、すなわち過度に強くても、過度
に弱くてもいけない。巻成硬さの経過は決して飛躍段部
位を有していてはならず、例えば突発的に低下するよう
なことがあってはならない。また巻成ロール体内に、紙
ウェブに損傷又は破損を与える半径方向応力又は接線応
力が発生してはならない。
【0004】以上述べた必要条件を満たすために、これ
まで種々の努力が払われてきたが、達成するには至らな
かった。公知構造形式の巻成機は、その代わりに、例え
ばコア部が極度に軟らかいか又は極度に硬く、巻成終期
頃に、例えば巻成ロール体直径の5分の4のところで巻
成硬さの強い低下が生じるようなロール体を巻成してい
る。その結果、最初の巻成部分、つまり極度に軟らかい
又は極度に硬いコア部は(この領域の紙ウェブは強く圧
縮されて裂けるので)使用不可能になる。従ってこのウ
ェブ部分は屑紙として廃棄されねばならない。他面にお
いて、巻成ロール体が充分硬くは巻成されていない終期
巻成域では巻成層相互間に横方向ずれが容易に生じるの
で、巻成済みロール体の両端面はぎざぎざ総状の外観を
呈し、紙ウェブの両縁は損傷を受け易くなる。
まで種々の努力が払われてきたが、達成するには至らな
かった。公知構造形式の巻成機は、その代わりに、例え
ばコア部が極度に軟らかいか又は極度に硬く、巻成終期
頃に、例えば巻成ロール体直径の5分の4のところで巻
成硬さの強い低下が生じるようなロール体を巻成してい
る。その結果、最初の巻成部分、つまり極度に軟らかい
又は極度に硬いコア部は(この領域の紙ウェブは強く圧
縮されて裂けるので)使用不可能になる。従ってこのウ
ェブ部分は屑紙として廃棄されねばならない。他面にお
いて、巻成ロール体が充分硬くは巻成されていない終期
巻成域では巻成層相互間に横方向ずれが容易に生じるの
で、巻成済みロール体の両端面はぎざぎざ総状の外観を
呈し、紙ウェブの両縁は損傷を受け易くなる。
【0005】つまり形成不良の(過度に低い硬度又は過
度に高い硬度の)コア部は、その他の巻成ロール体層を
申し分無く形成することを許さない。この問題は、圧力
に敏感な紙の場合、例えば自記複写紙(SD紙)の場合
に特に重要であり、この場合、支持ドラムの周面に対す
る、巻取りスプールに巻成されるロール体の圧着度は著
しく制約を受ける。
度に高い硬度の)コア部は、その他の巻成ロール体層を
申し分無く形成することを許さない。この問題は、圧力
に敏感な紙の場合、例えば自記複写紙(SD紙)の場合
に特に重要であり、この場合、支持ドラムの周面に対す
る、巻取りスプールに巻成されるロール体の圧着度は著
しく制約を受ける。
【0006】ドイツ連邦共和国特許第4007329号
明細書に基づいて公知になっている方法では、紙ウェブ
ロール体は巻成中に、ロール体直径の巻太りに応じて水
平方向にシフトされる。紙ウェブロール体は、数百トン
を超える莫大な重量に達する。従って紙ウェブロール体
はその巻太り時に圧着ドラムに敏感に圧着することがで
きない。
明細書に基づいて公知になっている方法では、紙ウェブ
ロール体は巻成中に、ロール体直径の巻太りに応じて水
平方向にシフトされる。紙ウェブロール体は、数百トン
を超える莫大な重量に達する。従って紙ウェブロール体
はその巻太り時に圧着ドラムに敏感に圧着することがで
きない。
【0007】ドイツ連邦共和国特許第4415324号
明細書には、セントラル駆動装置を有する巻取りスプー
ルに紙ウェブを巻上げるための巻成機が開示されてい
る。該巻成機は、巻成ステーションと受取りステーショ
ンと非駆動式の圧着ロールとから成っている。該圧着ロ
ールは巻成ステーションに至るまで二次巻成ロール体の
周面に連続的に接触する。紙ウェブは、絶えず巻掛けな
しに進入ギャップ内へ進入するようにガイドされてい
る。このような巻成機を、高いウェブ走行速度、殊に1
000m/min以上の走行速度で操業する場合、圧着
ロールに予期しない突発的な振動が発生し、この振動は
共振した場合には巻成装置の損傷を惹起することがあ
る。この振動を発生させないようにするために、圧着ロ
ールの直径は、可能な限り小径に、つまり概ね通常の軌
道ガイドローラに等しい大きさの径に選ばれた。しか
し、これに付随した欠点は、圧着ロールが、充分な曲げ
剛さを有していないために任意の大きさの線荷重をかけ
るのに適せず、特に極端に広いウェブ幅(最大約10
m)のためには適していないことである。
明細書には、セントラル駆動装置を有する巻取りスプー
ルに紙ウェブを巻上げるための巻成機が開示されてい
る。該巻成機は、巻成ステーションと受取りステーショ
ンと非駆動式の圧着ロールとから成っている。該圧着ロ
ールは巻成ステーションに至るまで二次巻成ロール体の
周面に連続的に接触する。紙ウェブは、絶えず巻掛けな
しに進入ギャップ内へ進入するようにガイドされてい
る。このような巻成機を、高いウェブ走行速度、殊に1
000m/min以上の走行速度で操業する場合、圧着
ロールに予期しない突発的な振動が発生し、この振動は
共振した場合には巻成装置の損傷を惹起することがあ
る。この振動を発生させないようにするために、圧着ロ
ールの直径は、可能な限り小径に、つまり概ね通常の軌
道ガイドローラに等しい大きさの径に選ばれた。しか
し、これに付随した欠点は、圧着ロールが、充分な曲げ
剛さを有していないために任意の大きさの線荷重をかけ
るのに適せず、特に極端に広いウェブ幅(最大約10
m)のためには適していないことである。
【0008】また米国特許第5431261号明細書に
基づいて制御式の振動抑圧装置が公知になっている。こ
の公知の振動抑圧装置の欠点は、先に述べた圧着ドラム
装置又は加圧ロール装置と同様に数トン範囲の大質量を
減衰できないことである。それというのは能動的な共振
器つまり励振される共振器として、磁気制限的又は電気
制限的に種々異なった周波数に同調されるような共振器
が常に使用されたからである。
基づいて制御式の振動抑圧装置が公知になっている。こ
の公知の振動抑圧装置の欠点は、先に述べた圧着ドラム
装置又は加圧ロール装置と同様に数トン範囲の大質量を
減衰できないことである。それというのは能動的な共振
器つまり励振される共振器として、磁気制限的又は電気
制限的に種々異なった周波数に同調されるような共振器
が常に使用されたからである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の第1の
課題は、大質量の振動に対する振動抑圧装置として使用
できる共振器を提供すること、また本発明の第2の課題
は、背景技術に基づいて公知になっている装置の欠点を
避けると共に、特に前掲ドイツ連邦共和国特許第441
5324号明細書に基づいて公知になっていて、請求項
3に発明の上位概念として記載したような巻成装置にお
いて、圧着ドラムを含む圧着ドラム装置の振動又は加圧
ロールを含む加圧ロール装置の振動を抑圧することであ
る。
課題は、大質量の振動に対する振動抑圧装置として使用
できる共振器を提供すること、また本発明の第2の課題
は、背景技術に基づいて公知になっている装置の欠点を
避けると共に、特に前掲ドイツ連邦共和国特許第441
5324号明細書に基づいて公知になっていて、請求項
3に発明の上位概念として記載したような巻成装置にお
いて、圧着ドラムを含む圧着ドラム装置の振動又は加圧
ロールを含む加圧ロール装置の振動を抑圧することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記第1の課題を解決す
るための本発明の構成手段は、請求項1に記載したよう
に、振動抑圧共振器が、支持装置に固着結合されたガス
又は液体を充填可能なシリンダを有し、しかも該シリン
ダのピストンが、ピストン棒を介して、前記支持装置上
を可動の前記特定振動抑圧質量と連結されており、かつ
該特定振動抑圧質量の平衡位置からの変位時に、前記シ
リンダ内に支配する圧力によって決定される周波数で実
質的に調波的な振動を行うようにした点にある。
るための本発明の構成手段は、請求項1に記載したよう
に、振動抑圧共振器が、支持装置に固着結合されたガス
又は液体を充填可能なシリンダを有し、しかも該シリン
ダのピストンが、ピストン棒を介して、前記支持装置上
を可動の前記特定振動抑圧質量と連結されており、かつ
該特定振動抑圧質量の平衡位置からの変位時に、前記シ
リンダ内に支配する圧力によって決定される周波数で実
質的に調波的な振動を行うようにした点にある。
【0011】前記第2の課題を解決するための本発明の
装置上の構成手段は、請求項3に記載したように、巻成
装置が、圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の振動特に
共振振動を巻成動作中に抑圧するために、圧着ドラム装
置又は加圧ロール装置用の振動抑圧装置を備えている点
にあり、同じく前記第2の課題を解決するための本発明
の方法上の構成手段は、請求項20に記載したように、
製品ウェブ巻成ロール体に対する圧着ドラム装置又は加
圧ロール装置の振動特に共振振動を抑圧する点にある。
装置上の構成手段は、請求項3に記載したように、巻成
装置が、圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の振動特に
共振振動を巻成動作中に抑圧するために、圧着ドラム装
置又は加圧ロール装置用の振動抑圧装置を備えている点
にあり、同じく前記第2の課題を解決するための本発明
の方法上の構成手段は、請求項20に記載したように、
製品ウェブ巻成ロール体に対する圧着ドラム装置又は加
圧ロール装置の振動特に共振振動を抑圧する点にある。
【0012】要するに第1の課題を解決するために本発
明は、慣用の磁気制限素子又は電気制限素子に代えて、
油圧シリンダ又はガスの充填されたシリンダを使用し、
該シリンダ内に支配する圧力、しかもピストンがこれに
抗して運動せねばならないところの圧力の関数として該
シリンダの曲げ剛さKAを設定することを提案するもの
である。このような装置のためには、可動の、つまり振
動運動を行う特定質量を2つのシリンダ間に配置しかつ
両シリンダのピストンと剛性結合しておくのが有利であ
る。このような振動抑圧系の曲げ剛さKAを圧力の変化
によって調整できる以外に、絞りを有する導管を介して
両シリンダを接続する場合に減衰部材を組込むことも可
能であり、これによってシリンダの運動に対応して、或
る所定の周波数スペクトルもしくは周波数帯を関係づけ
ることが可能である。以下の説明においてセンソマット
ロールとも呼ばれかつ巻成装置の微妙な構成部分を形成
する圧着ドラム又は加圧ロールを含む圧着ドラム装置又
は加圧ロール装置が振動を発生する主たる要因は、本発
明の認識に依れば、巻上げられていく巻成ロール体の輪
郭が理想的な円形輪郭から偏位する点にある。確認した
ように紙ウェブの巻成ロール体は常に非円形部、例えば
凹み部位を有し、これが、センソマットロール及び該セ
ンソマットロールと結合された支持装置を励振させるこ
とになる。ところで請求項3に記載の巻成装置ではセン
ソマットロールは、従来技術に基づく他の巻成装置の場
合のように無限に大きな質量例えば基礎によって支持さ
れるのではなく、巻成ロール体直径の巻太りに伴って巻
成ロール体の中心から離反運動するために、巻成ロール
体に対して相対運動可能な装置に装着されているのであ
る。
明は、慣用の磁気制限素子又は電気制限素子に代えて、
油圧シリンダ又はガスの充填されたシリンダを使用し、
該シリンダ内に支配する圧力、しかもピストンがこれに
抗して運動せねばならないところの圧力の関数として該
シリンダの曲げ剛さKAを設定することを提案するもの
である。このような装置のためには、可動の、つまり振
動運動を行う特定質量を2つのシリンダ間に配置しかつ
両シリンダのピストンと剛性結合しておくのが有利であ
る。このような振動抑圧系の曲げ剛さKAを圧力の変化
によって調整できる以外に、絞りを有する導管を介して
両シリンダを接続する場合に減衰部材を組込むことも可
能であり、これによってシリンダの運動に対応して、或
る所定の周波数スペクトルもしくは周波数帯を関係づけ
ることが可能である。以下の説明においてセンソマット
ロールとも呼ばれかつ巻成装置の微妙な構成部分を形成
する圧着ドラム又は加圧ロールを含む圧着ドラム装置又
は加圧ロール装置が振動を発生する主たる要因は、本発
明の認識に依れば、巻上げられていく巻成ロール体の輪
郭が理想的な円形輪郭から偏位する点にある。確認した
ように紙ウェブの巻成ロール体は常に非円形部、例えば
凹み部位を有し、これが、センソマットロール及び該セ
ンソマットロールと結合された支持装置を励振させるこ
とになる。ところで請求項3に記載の巻成装置ではセン
ソマットロールは、従来技術に基づく他の巻成装置の場
合のように無限に大きな質量例えば基礎によって支持さ
れるのではなく、巻成ロール体直径の巻太りに伴って巻
成ロール体の中心から離反運動するために、巻成ロール
体に対して相対運動可能な装置に装着されているのであ
る。
【0013】要するに第2の課題を解決するための本発
明の巻成装置では、巻取りスプールもしくは巻成ロール
体に対して相対運動可能な圧着ドラム装置又は加圧ロー
ル装置と共に、該圧着ドラム装置又は加圧ロール装置に
起因して発生する振動を抑圧することのできる振動抑圧
装置を設けることが提案される訳である。
明の巻成装置では、巻取りスプールもしくは巻成ロール
体に対して相対運動可能な圧着ドラム装置又は加圧ロー
ル装置と共に、該圧着ドラム装置又は加圧ロール装置に
起因して発生する振動を抑圧することのできる振動抑圧
装置を設けることが提案される訳である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の巻成装置の第1実施形態
では振動抑圧装置は、圧着ドラム装置又は加圧ロール装
置と単に固着結合されているにすぎない支持装置を有し
ている。このような振動抑圧装置の場合には、例えば壁
又は基礎におけるその他の支持部は設けられていない。
では振動抑圧装置は、圧着ドラム装置又は加圧ロール装
置と単に固着結合されているにすぎない支持装置を有し
ている。このような振動抑圧装置の場合には、例えば壁
又は基礎におけるその他の支持部は設けられていない。
【0015】このような振動抑圧装置の例として本発明
は、圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の軸受に固着さ
れていて例えばレールとして構成することのできる支持
装置上に、例えばガイド軌道に沿って摺動させるか又は
レール上を転動させることによって、圧着ドラム装置又
は加圧ロール装置に対して相対移動することのできる特
定質量(特定振動抑圧質量)を設けることを提案する。
該特定質量の運動は調波発振器の運動であり、すなわち
該特定質量が静止位置から変位する場合に該特定質量
は、理想的な場合には、変位に対して線形に、つまり一
次的に増大する反力を受けるので、振動運動が生じ、要
するに特定質量が励振されると、該特定質量の振動が生
じる。
は、圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の軸受に固着さ
れていて例えばレールとして構成することのできる支持
装置上に、例えばガイド軌道に沿って摺動させるか又は
レール上を転動させることによって、圧着ドラム装置又
は加圧ロール装置に対して相対移動することのできる特
定質量(特定振動抑圧質量)を設けることを提案する。
該特定質量の運動は調波発振器の運動であり、すなわち
該特定質量が静止位置から変位する場合に該特定質量
は、理想的な場合には、変位に対して線形に、つまり一
次的に増大する反力を受けるので、振動運動が生じ、要
するに特定質量が励振されると、該特定質量の振動が生
じる。
【0016】これは、例えばセンソマットロール又は圧
着ドラムの振動発生時に自励によって、或いは本発明の
有利な構成では振動を励振する手段によって行われ、そ
の場合振動励振手段は、少なくとも1つのアクチュエー
タ、例えば油圧シリンダ、又はガス例えば空気の充填さ
れた空圧シリンダを有している。
着ドラムの振動発生時に自励によって、或いは本発明の
有利な構成では振動を励振する手段によって行われ、そ
の場合振動励振手段は、少なくとも1つのアクチュエー
タ、例えば油圧シリンダ、又はガス例えば空気の充填さ
れた空圧シリンダを有している。
【0017】本発明の有利な実施形態では移相された振
動を励振する手段が、圧着ドラム装置又は加圧ロール装
置に配置された少なくとも1つの運動センサを有してい
る。圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の運動を検知す
ることによって、該圧着ドラム装置又は加圧ロール装置
の振動周波数を推定することが可能である。このように
して圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の目下の振動周
波数乃至は振動周波数帯を求めることが可能である。
動を励振する手段が、圧着ドラム装置又は加圧ロール装
置に配置された少なくとも1つの運動センサを有してい
る。圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の運動を検知す
ることによって、該圧着ドラム装置又は加圧ロール装置
の振動周波数を推定することが可能である。このように
して圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の目下の振動周
波数乃至は振動周波数帯を求めることが可能である。
【0018】特に有利な実施形態では前記運動センサの
測定信号は、振動抑圧装置の特定振動抑圧質量が振動す
る周波数を設定する手段を作動制御するために使用する
ことができる。周波数を所期のように同調可能又は可変
にすることによって、圧力液又はガスを充填できる少な
くとも2つのシリンダから成る振動抑圧発振器を構成す
ることが可能である。
測定信号は、振動抑圧装置の特定振動抑圧質量が振動す
る周波数を設定する手段を作動制御するために使用する
ことができる。周波数を所期のように同調可能又は可変
にすることによって、圧力液又はガスを充填できる少な
くとも2つのシリンダから成る振動抑圧発振器を構成す
ることが可能である。
【0019】本発明の有利な実施形態では振動抑圧装置
は制御/調整装置を備え、該制御/調整装置は、運動セ
ンサによって検知された測定信号に関連して振動周波数
設定手段を作動制御し、しかも特定振動抑圧質量の振動
周波数もしくは振動周波数帯を、圧着ドラム装置又は加
圧ロール装置の振動の振動周波数もしくは振動周波数帯
に等しくするように作動制御する。この作動制御は、シ
リンダの所定の剛さを得るように前記シリンダ内の圧力
を調整することによって行われ、ひいては質量とシリン
ダとから成る発振器の「ばね定数」が設定される。従っ
て、これによって発振器の振動周波数を変化させること
が可能になる。
は制御/調整装置を備え、該制御/調整装置は、運動セ
ンサによって検知された測定信号に関連して振動周波数
設定手段を作動制御し、しかも特定振動抑圧質量の振動
周波数もしくは振動周波数帯を、圧着ドラム装置又は加
圧ロール装置の振動の振動周波数もしくは振動周波数帯
に等しくするように作動制御する。この作動制御は、シ
リンダの所定の剛さを得るように前記シリンダ内の圧力
を調整することによって行われ、ひいては質量とシリン
ダとから成る発振器の「ばね定数」が設定される。従っ
て、これによって発振器の振動周波数を変化させること
が可能になる。
【0020】また振動抑圧のための発振器の質量にも運
動センサを設け、圧着ドラム装置の運動信号と振動抑圧
装置の運動信号とから振動相互の位相位置を決定できる
ようにすれば、制御装置を調整装置に拡張することが可
能になる。アクチュエータによって励振される振動は、
たとえ圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の不都合な振
動が時間的に変化するとしても、該圧着ドラム装置又は
加圧ロール装置の不都合な振動をほぼ完全に消去するよ
うに、圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の振動に対し
て位相をずらして調整装置によって励振される。
動センサを設け、圧着ドラム装置の運動信号と振動抑圧
装置の運動信号とから振動相互の位相位置を決定できる
ようにすれば、制御装置を調整装置に拡張することが可
能になる。アクチュエータによって励振される振動は、
たとえ圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の不都合な振
動が時間的に変化するとしても、該圧着ドラム装置又は
加圧ロール装置の不都合な振動をほぼ完全に消去するよ
うに、圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の振動に対し
て位相をずらして調整装置によって励振される。
【0021】振動抑圧装置の全く異なった第2のコンセ
プトによれば支持装置は、圧着ドラム装置又は加圧ロー
ル装置と固着結合されているばかりでなく、更に例えば
壁にか又は巻取りスプールに対して相対運動可能な圧着
ドラム用支持装置自体に固定的な支持部を有している。
プトによれば支持装置は、圧着ドラム装置又は加圧ロー
ル装置と固着結合されているばかりでなく、更に例えば
壁にか又は巻取りスプールに対して相対運動可能な圧着
ドラム用支持装置自体に固定的な支持部を有している。
【0022】この第2のコンセプトの第1実施形態では
振動抑圧装置は、油圧シリンダを有し、しかも該油圧シ
リンダに接続された油圧導管は絞りを有している。製品
ウェブの巻成ロール体の表面輪郭が凹凸を有している場
合には、振動抑圧装置の油圧シリンダのピストンは変位
される。これによって例えば圧力油は油圧シリンダから
押し出される。しかし前記絞りは油圧シリンダから圧力
油が即座に流出するのを阻止し、或いはこの流出に抵抗
するので、曲げ剛さは高められ、ひいては前記凹凸に起
因した変位の度合に応じてセンソマットロールに対して
反力が及ぼされ、その結果、該センソマットロールの振
動が回避されることになる。
振動抑圧装置は、油圧シリンダを有し、しかも該油圧シ
リンダに接続された油圧導管は絞りを有している。製品
ウェブの巻成ロール体の表面輪郭が凹凸を有している場
合には、振動抑圧装置の油圧シリンダのピストンは変位
される。これによって例えば圧力油は油圧シリンダから
押し出される。しかし前記絞りは油圧シリンダから圧力
油が即座に流出するのを阻止し、或いはこの流出に抵抗
するので、曲げ剛さは高められ、ひいては前記凹凸に起
因した変位の度合に応じてセンソマットロールに対して
反力が及ぼされ、その結果、該センソマットロールの振
動が回避されることになる。
【0023】すでに述べた本発明の巻成法の実施形態で
は、方法上の付加的な処理段階として、圧着ドラム装置
又は加圧ロール装置の運動を運動センサによって検知
し、かつこの運動信号に基づいて運動の振動周波数もし
くは振動周波数帯を決定するのが有利である。
は、方法上の付加的な処理段階として、圧着ドラム装置
又は加圧ロール装置の運動を運動センサによって検知
し、かつこの運動信号に基づいて運動の振動周波数もし
くは振動周波数帯を決定するのが有利である。
【0024】この場合、圧着ドラム装置又は加圧ロール
装置の運動の、検知された周波数信号又は周波数帯に関
連して、特定振動抑圧質量を含む振動抑圧装置の振動周
波数又は振動周波数帯が前記圧着ドラム装置又は加圧ロ
ール装置の振動周波数又は振動周波数帯に等しくなるよ
うに、振動抑圧装置の曲げ剛さを調整することができ
る。このようにすれば、励振される発振器の逆相振動に
よって、圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の不都合な
振動が抑圧される。
装置の運動の、検知された周波数信号又は周波数帯に関
連して、特定振動抑圧質量を含む振動抑圧装置の振動周
波数又は振動周波数帯が前記圧着ドラム装置又は加圧ロ
ール装置の振動周波数又は振動周波数帯に等しくなるよ
うに、振動抑圧装置の曲げ剛さを調整することができ
る。このようにすれば、励振される発振器の逆相振動に
よって、圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の不都合な
振動が抑圧される。
【0025】本発明の巻成法の有利な実施形態では、補
償振動の位相位置を設定できるようにするために、振動
抑圧発振器質量の運動を検知し、かつ圧着ドラム装置又
は加圧ロール装置の運動信号と発振器質量の運動信号と
に基づいて位相位置を決定し、かつ発振器質量を相応に
作動制御して、位相をずらして変位させるようにするの
が有利である。
償振動の位相位置を設定できるようにするために、振動
抑圧発振器質量の運動を検知し、かつ圧着ドラム装置又
は加圧ロール装置の運動信号と発振器質量の運動信号と
に基づいて位相位置を決定し、かつ発振器質量を相応に
作動制御して、位相をずらして変位させるようにするの
が有利である。
【0026】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
る。
【0027】図1には、振動抑圧装置を備えた本発明に
よる巻成装置の第1実施形態が図示されている。但し、
この場合の振動抑圧装置は支持されていない。
よる巻成装置の第1実施形態が図示されている。但し、
この場合の振動抑圧装置は支持されていない。
【0028】図1に示したように、当該振動抑圧系は、
巻成ロール体に質量MWを配設することによって簡単に
説明することができる。センソマットロールを含む圧着
ドラム装置は質量MSWを有している。今いずれにせよ何
らかの理由でセンソマット装置又は圧着ドラム装置又は
加圧ロール装置に、巻成ロール体の励振に起因した振動
が生じた場合、単数又は複数の振動周波数を有する、又
は1つの振動周波数帯を有する単数又は複数の調波発振
器のモデルによって、このような振動を説明することが
できる。このことはモデルについて云えば、センソマッ
トロール(圧着ドラム又は加圧ロール)が、巻成ロール
体に対して或る所定の曲げ剛さKSと或る所定の減衰作
用CSを有していることを意味している。両定数が調波
発振器の振動周波数を決定する。巻成ロール体の質量が
センソマットロールの質量よりも遥かに大きい場合に
は、センソマットロールが振動する周波数については第
1近似式において
巻成ロール体に質量MWを配設することによって簡単に
説明することができる。センソマットロールを含む圧着
ドラム装置は質量MSWを有している。今いずれにせよ何
らかの理由でセンソマット装置又は圧着ドラム装置又は
加圧ロール装置に、巻成ロール体の励振に起因した振動
が生じた場合、単数又は複数の振動周波数を有する、又
は1つの振動周波数帯を有する単数又は複数の調波発振
器のモデルによって、このような振動を説明することが
できる。このことはモデルについて云えば、センソマッ
トロール(圧着ドラム又は加圧ロール)が、巻成ロール
体に対して或る所定の曲げ剛さKSと或る所定の減衰作
用CSを有していることを意味している。両定数が調波
発振器の振動周波数を決定する。巻成ロール体の質量が
センソマットロールの質量よりも遥かに大きい場合に
は、センソマットロールが振動する周波数については第
1近似式において
【0029】
【数1】
【0030】が成立する。殊に有利には圧着ドラム装置
の振動周波数は10〜50Hzである。振動の理論的説
明に関しては例えば”Dubbel ,Taschenbuch fuer den M
aschinenbau , 18. Auflage, P.B37-B44 , 1996 , Spri
nger-Verlag Berlin ”を参照されたい。
の振動周波数は10〜50Hzである。振動の理論的説
明に関しては例えば”Dubbel ,Taschenbuch fuer den M
aschinenbau , 18. Auflage, P.B37-B44 , 1996 , Spri
nger-Verlag Berlin ”を参照されたい。
【0031】振動減衰装置として、質量MSWに対して振
動自在な特定振動抑圧質量MRが設けられており、しか
も当該振動抑圧系も或る所定の曲げ剛さKAと或る所定
の減衰作用CAを有し、かつ当該振動抑圧系の周波数に
ついては第1近似式において
動自在な特定振動抑圧質量MRが設けられており、しか
も当該振動抑圧系も或る所定の曲げ剛さKAと或る所定
の減衰作用CAを有し、かつ当該振動抑圧系の周波数に
ついては第1近似式において
【0032】
【数2】
【0033】が成立する。
【0034】いま質量MSWに振動が惹起されると、この
不都合な振動は、前記の特定振動抑圧質量MRを同一周
波数で同じく励振させ、この振動位相の適当な移相によ
り前記質量MSWを補償することによって抑圧することが
できる。すなわちωS≒ωOとなる。振動周波数を設定す
るためには主として振動抑圧発振器の曲げ剛さKAの変
化値が使用される。
不都合な振動は、前記の特定振動抑圧質量MRを同一周
波数で同じく励振させ、この振動位相の適当な移相によ
り前記質量MSWを補償することによって抑圧することが
できる。すなわちωS≒ωOとなる。振動周波数を設定す
るためには主として振動抑圧発振器の曲げ剛さKAの変
化値が使用される。
【0035】図2には図1と同一の構成図が示されてい
るが、但し図2では、圧着ドラム装置の質量MSW並びに
振動抑圧装置の特定振動抑圧質量MRは運動センサ1,
3を夫々有しており、該運動センサは前記質量の運動信
号を検知し、該運動信号に基づいて振動の周波数及び振
動相互の位相位置を決定することが可能である。次いで
制御・調整装置5を用いて、特定振動抑圧質量MRを有
する振動抑圧装置の発振器を、周波数の点でも位相位置
の点でも正確に振動させてセンソマットロールの振動を
補償するように作動制御することが可能である。
るが、但し図2では、圧着ドラム装置の質量MSW並びに
振動抑圧装置の特定振動抑圧質量MRは運動センサ1,
3を夫々有しており、該運動センサは前記質量の運動信
号を検知し、該運動信号に基づいて振動の周波数及び振
動相互の位相位置を決定することが可能である。次いで
制御・調整装置5を用いて、特定振動抑圧質量MRを有
する振動抑圧装置の発振器を、周波数の点でも位相位置
の点でも正確に振動させてセンソマットロールの振動を
補償するように作動制御することが可能である。
【0036】図3には、巻成ロール体の質量MWと圧着
ドラム装置の質量MSWと振動抑圧装置の振動抑圧発振器
の曲げ剛さKAとから成る振動抑圧系が図示されてお
り、この場合巻成ロール体の質量MWと圧着ドラム装置
の質量MSWとは互いに振動結合されており、また振動抑
圧装置は固定支持部7を有し、かつ圧着ドラム装置の質
量又は単にセンソマットロールの質量は前記固定支持部
に弾性的に支持されているにすぎない。この形式の振動
抑圧系は、質量MWを有する巻成ロール体に起因した妨
害影響量を検知した場合、振動抑圧装置が或る所定の曲
げ剛さKA並びに或る所定の減衰作用CAを有しているの
で、センソマットロールもしくは圧着ドラム装置の質量
に対する衝撃を対抗力によって補償してセンソマットロ
ールもしくは圧着ドラム装置の励振を生ぜしめないよう
に作動制御することができる。
ドラム装置の質量MSWと振動抑圧装置の振動抑圧発振器
の曲げ剛さKAとから成る振動抑圧系が図示されてお
り、この場合巻成ロール体の質量MWと圧着ドラム装置
の質量MSWとは互いに振動結合されており、また振動抑
圧装置は固定支持部7を有し、かつ圧着ドラム装置の質
量又は単にセンソマットロールの質量は前記固定支持部
に弾性的に支持されているにすぎない。この形式の振動
抑圧系は、質量MWを有する巻成ロール体に起因した妨
害影響量を検知した場合、振動抑圧装置が或る所定の曲
げ剛さKA並びに或る所定の減衰作用CAを有しているの
で、センソマットロールもしくは圧着ドラム装置の質量
に対する衝撃を対抗力によって補償してセンソマットロ
ールもしくは圧着ドラム装置の励振を生ぜしめないよう
に作動制御することができる。
【0037】図4には、本発明による振動抑圧装置は装
備されていないが、発明の上位概念を構成する形式の巻
成装置の1実施形態が図示されている。
備されていないが、発明の上位概念を構成する形式の巻
成装置の1実施形態が図示されている。
【0038】巻成装置10は、圧着ドラム装置もしくは
加圧ロール装置の構成部分を成す水平方向キャリッジ1
2を有している。該水平方向キャリッジ12は、図示の
ようにガイド軌道14に沿って水平方向に走行可能であ
る。水平方向キャリッジ12は圧着ドラムもしくは加圧
ロール16を支持している。圧着ドラム16は駆動装置
を有することができる。業界では「センソマットロー
ル」という名称でも呼ばれている圧着ドラム16の軸受
18は、短ストローク作動シリンダ(センソマット)2
0によって、二重矢印で示したように水平方向キャリッ
ジ12上を同じく水平方向に移動することができる。ま
た水平方向キャリッジ12は、(不良品としての)紙ウ
ェブを下方へ案内するためのスクレーパ22を保持して
いる。
加圧ロール装置の構成部分を成す水平方向キャリッジ1
2を有している。該水平方向キャリッジ12は、図示の
ようにガイド軌道14に沿って水平方向に走行可能であ
る。水平方向キャリッジ12は圧着ドラムもしくは加圧
ロール16を支持している。圧着ドラム16は駆動装置
を有することができる。業界では「センソマットロー
ル」という名称でも呼ばれている圧着ドラム16の軸受
18は、短ストローク作動シリンダ(センソマット)2
0によって、二重矢印で示したように水平方向キャリッ
ジ12上を同じく水平方向に移動することができる。ま
た水平方向キャリッジ12は、(不良品としての)紙ウ
ェブを下方へ案内するためのスクレーパ22を保持して
いる。
【0039】水平方向キャリッジ12から水平方向に間
隔をおいて、巻成中の巻成ロール体26を下から面状に
支持するための支持装置24が位置している。図面では
該支持装置24は略示したにすぎず、また種々異なった
実施形態を有することができる。該支持装置は例えば、
巻成ロール体26に対して平行に配列されていて1本の
支持ベルトの巻掛けられた2本のロールから成っていて
もよい。
隔をおいて、巻成中の巻成ロール体26を下から面状に
支持するための支持装置24が位置している。図面では
該支持装置24は略示したにすぎず、また種々異なった
実施形態を有することができる。該支持装置は例えば、
巻成ロール体26に対して平行に配列されていて1本の
支持ベルトの巻掛けられた2本のロールから成っていて
もよい。
【0040】前記支持装置24の領域内に1本の圧着ロ
ーラ28が設けられている。該圧着ローラは巻成ロール
体26の全幅にわたって延在している。
ーラ28が設けられている。該圧着ローラは巻成ロール
体26の全幅にわたって延在している。
【0041】図4に極度に誇張して図示したように巻成
ロール体26は、理想的には円形経過を辿る筈の表面輪
郭に非円形部位又は凹凸部位30を有している。この非
円形部位又は凹凸部位30は全巻成動作のあいだ続行
し、或いは巻成動作の進捗に伴って増大するので、この
非円形部位は周期的な間隔で圧着ドラム16と接触し
て、該圧着ドラム(又はセンソマットロール)を介して
圧着ドラム装置全体が励振されて不都合な振動に曝され
ることになる。これは、調整装置が所定の線荷重を維持
するために短ストローク作動シリンダ20を凹入部位の
方に向つて後調整することに起因している。この調整に
よって圧着ドラム16は振動し始め、かつこの振動を、
可動支承された水平方向キャリッジ12に伝達し、こう
して圧着ドラム装置全体の振動を惹起することになる。
なお念のために付記しておくが、ここに図示した短スト
ローク作動シリンダ20は、巻取りスプールもしくは巻
成ロール体に対して所望の線荷重をかけるために圧着ド
ラム装置もしくは加圧ロール装置を巻取りスプールに接
触させる圧着装置の1実施例にすぎない。
ロール体26は、理想的には円形経過を辿る筈の表面輪
郭に非円形部位又は凹凸部位30を有している。この非
円形部位又は凹凸部位30は全巻成動作のあいだ続行
し、或いは巻成動作の進捗に伴って増大するので、この
非円形部位は周期的な間隔で圧着ドラム16と接触し
て、該圧着ドラム(又はセンソマットロール)を介して
圧着ドラム装置全体が励振されて不都合な振動に曝され
ることになる。これは、調整装置が所定の線荷重を維持
するために短ストローク作動シリンダ20を凹入部位の
方に向つて後調整することに起因している。この調整に
よって圧着ドラム16は振動し始め、かつこの振動を、
可動支承された水平方向キャリッジ12に伝達し、こう
して圧着ドラム装置全体の振動を惹起することになる。
なお念のために付記しておくが、ここに図示した短スト
ローク作動シリンダ20は、巻取りスプールもしくは巻
成ロール体に対して所望の線荷重をかけるために圧着ド
ラム装置もしくは加圧ロール装置を巻取りスプールに接
触させる圧着装置の1実施例にすぎない。
【0042】図4に示した巻成装置の位置は、巻成装置
が巻成ロール体9をほぼ満管に巻上げた作業段階を表し
ている。水平方向キャリッジ12は左限位置にある。水
平方向キャリッジ12の水平方向可動性に基づいて該水
平方向キャリッジは、圧着ドラム(センソマットロー
ル)16と巻成ロール体26との接触を維持すると同時
に、巻成ロール体直径の巻き太りに伴って図示の実施形
態では左手に向かって移動する。
が巻成ロール体9をほぼ満管に巻上げた作業段階を表し
ている。水平方向キャリッジ12は左限位置にある。水
平方向キャリッジ12の水平方向可動性に基づいて該水
平方向キャリッジは、圧着ドラム(センソマットロー
ル)16と巻成ロール体26との接触を維持すると同時
に、巻成ロール体直径の巻き太りに伴って図示の実施形
態では左手に向かって移動する。
【0043】すでに述べたように圧着ドラム16が巻成
ロール体26の周面に接触しているのに対して、圧着ロ
ーラ28はまだ巻成ロール体26と接触していない。こ
の圧着ローラの接触は、(本発明の範囲外にあるために
説明の必要を認めない)ロール体交換操作時に始めて行
われる。
ロール体26の周面に接触しているのに対して、圧着ロ
ーラ28はまだ巻成ロール体26と接触していない。こ
の圧着ローラの接触は、(本発明の範囲外にあるために
説明の必要を認めない)ロール体交換操作時に始めて行
われる。
【0044】図5には、図4に示した巻成装置の第2の
可能な実施形態が図示されており、該実施形態は本発明
による振動抑圧装置を含んでいる。図5に示した巻成装
置と図4に示した巻成装置との原理的な相違点は、圧着
ドラム(センソマットロール)16の可動性が、水平方
向に走行可能な水平方向キャリッジを介して得られるの
ではなくて、一種の数学的な振子40に圧着ドラム16
を懸架することによって得られる点にある。前記振子4
0は例えば天井42に装着することができ、かつ連結材
44を介して別の振子46と固着結合されており、該振
子46は、短ストローク作動シリンダ20の形態の圧着
作動装置を支持している。圧着ドラム16の軸受18に
は支持装置50が固着されており、該支持装置はガイド
軌道52を担持し、該ガイド軌道上には、特定振動抑圧
質量MRつまり補償質量54が水平走行可能に配置され
ている。圧着ドラム(センソマットロール)16の振子
運動とは無関係にガイド軌道52に沿って水平方向に走
行可能な補償質量54は、前記ガイド軌道52上に固定
的に装着された2つのシリンダ60,62のピストン棒
56,58と連結されている。前記の両シリンダ60,
62にはガス又は液体を充填することが可能である。圧
着ドラム又はセンソマットロール16が完全に静止して
いる場合には、補償質量54も同じく静止した状態にあ
り、しかも平衡位置、特に両シリンダ60,62間の中
央位置にある。両シリンダの作動態様については、この
図5に示したような振動抑圧装置を同じく装備した水平
方向走行可能な圧着ドラム装置もしくは加圧ロール装置
を有する図6に示した巻成装置の実施形態の説明に関連
して詳説する。
可能な実施形態が図示されており、該実施形態は本発明
による振動抑圧装置を含んでいる。図5に示した巻成装
置と図4に示した巻成装置との原理的な相違点は、圧着
ドラム(センソマットロール)16の可動性が、水平方
向に走行可能な水平方向キャリッジを介して得られるの
ではなくて、一種の数学的な振子40に圧着ドラム16
を懸架することによって得られる点にある。前記振子4
0は例えば天井42に装着することができ、かつ連結材
44を介して別の振子46と固着結合されており、該振
子46は、短ストローク作動シリンダ20の形態の圧着
作動装置を支持している。圧着ドラム16の軸受18に
は支持装置50が固着されており、該支持装置はガイド
軌道52を担持し、該ガイド軌道上には、特定振動抑圧
質量MRつまり補償質量54が水平走行可能に配置され
ている。圧着ドラム(センソマットロール)16の振子
運動とは無関係にガイド軌道52に沿って水平方向に走
行可能な補償質量54は、前記ガイド軌道52上に固定
的に装着された2つのシリンダ60,62のピストン棒
56,58と連結されている。前記の両シリンダ60,
62にはガス又は液体を充填することが可能である。圧
着ドラム又はセンソマットロール16が完全に静止して
いる場合には、補償質量54も同じく静止した状態にあ
り、しかも平衡位置、特に両シリンダ60,62間の中
央位置にある。両シリンダの作動態様については、この
図5に示したような振動抑圧装置を同じく装備した水平
方向走行可能な圧着ドラム装置もしくは加圧ロール装置
を有する図6に示した巻成装置の実施形態の説明に関連
して詳説する。
【0045】ところで図6に示した実施形態では、すで
に図5でも説明したように、圧着ドラム装置全体を振動
させることになる圧着ドラム(センソマットロール)1
6の振動時に、支持装置50を介して専ら圧着ドラム又
はセンソマットロール16の軸受18に支持されている
振動抑圧装置70の特定振動抑圧質量MRもしくは補償
質量54は、圧着ドラム又はセンソマットロール16の
振動を補償する振動を励振する。ここで留意すべき点
は、短ストローク作動シリンダ20が圧着ドラム(セン
ソマットロール)16を水平方向キャリッジ上の所定位
置に維持しようとするものである以上、センソマットロ
ールと水平方向キャリッジとから成る圧着ドラム装置の
振動周波数を、特定振動抑圧質量MRもしくは補償質量
54の振動する振動周波数に等しくすることである。こ
のために、特定振動抑圧質量MRとシリンダ60,62
とから成る振動抑圧発振器の振動周波数を同調させ得る
ようにする必要がある。これは、液体又はガスの充填さ
れたシリンダ60,62内に支配する圧力を変化させる
ことによって行われる(なおシリンダ60,62のピス
トンはそのシフト時に前記圧力に抗して作動せねばなら
ないのは勿論のことである)。つまり断熱的な案内と理
想気体充填の場合、ピストンがシフト時に形成する反力
については第1近似式において次の式が成立する。すな
わち: F〜f(PZ)・x 但し式中、xはピストン棒の水平方向シフト量を表す。
に図5でも説明したように、圧着ドラム装置全体を振動
させることになる圧着ドラム(センソマットロール)1
6の振動時に、支持装置50を介して専ら圧着ドラム又
はセンソマットロール16の軸受18に支持されている
振動抑圧装置70の特定振動抑圧質量MRもしくは補償
質量54は、圧着ドラム又はセンソマットロール16の
振動を補償する振動を励振する。ここで留意すべき点
は、短ストローク作動シリンダ20が圧着ドラム(セン
ソマットロール)16を水平方向キャリッジ上の所定位
置に維持しようとするものである以上、センソマットロ
ールと水平方向キャリッジとから成る圧着ドラム装置の
振動周波数を、特定振動抑圧質量MRもしくは補償質量
54の振動する振動周波数に等しくすることである。こ
のために、特定振動抑圧質量MRとシリンダ60,62
とから成る振動抑圧発振器の振動周波数を同調させ得る
ようにする必要がある。これは、液体又はガスの充填さ
れたシリンダ60,62内に支配する圧力を変化させる
ことによって行われる(なおシリンダ60,62のピス
トンはそのシフト時に前記圧力に抗して作動せねばなら
ないのは勿論のことである)。つまり断熱的な案内と理
想気体充填の場合、ピストンがシフト時に形成する反力
については第1近似式において次の式が成立する。すな
わち: F〜f(PZ)・x 但し式中、xはピストン棒の水平方向シフト量を表す。
【0046】しかしこれは、曲げ剛さについては次式が
成立することを意味している。すなわち: KA=f(PZ) 要するに曲げ剛さは、シリンダ内に支配する圧力PZの
関数である。
成立することを意味している。すなわち: KA=f(PZ) 要するに曲げ剛さは、シリンダ内に支配する圧力PZの
関数である。
【0047】図7は、図6に示した振動抑圧装置70を
装備した巻成装置の1実施形態を示し、しかもこの振動
抑圧装置70は更に、運動センサ80を有し、該運動セ
ンサは、圧着ドラム装置もしくは加圧ロール装置の運動
を検知して運動信号を制御ユニット82に伝送し、該制
御ユニットは運動値から、圧着ドラム装置もしくは加圧
ロール装置の運動の周波数を決定する。次いで制御ユニ
ット82は、この振動抑圧系が励振されて振動する周波
数を、圧着ドラム装置又は加圧ロール装置が振動する周
波数に合致させるように、特定振動抑圧質量MRつまり
補償質量54を有する振動抑圧発振器の曲げ剛さを変化
させる。所与の周辺環境パラメータにおいてシリンダに
理想気体が充填されている場合の曲げ剛さは、シリンダ
内の圧力PZの関数であるので、例えば測定校正によっ
て作成された表、つまりシリンダ60,62の圧力値と
振動抑圧発振器系の曲げ剛さを対応関係づけた表に基づ
いて、曲げ剛さKAを所望のように調整することが可能
である。従って所望の周波数もしくは曲げ剛さに応じて
相応の圧力PZが導管84を介してシリンダ60,62
に給圧される。
装備した巻成装置の1実施形態を示し、しかもこの振動
抑圧装置70は更に、運動センサ80を有し、該運動セ
ンサは、圧着ドラム装置もしくは加圧ロール装置の運動
を検知して運動信号を制御ユニット82に伝送し、該制
御ユニットは運動値から、圧着ドラム装置もしくは加圧
ロール装置の運動の周波数を決定する。次いで制御ユニ
ット82は、この振動抑圧系が励振されて振動する周波
数を、圧着ドラム装置又は加圧ロール装置が振動する周
波数に合致させるように、特定振動抑圧質量MRつまり
補償質量54を有する振動抑圧発振器の曲げ剛さを変化
させる。所与の周辺環境パラメータにおいてシリンダに
理想気体が充填されている場合の曲げ剛さは、シリンダ
内の圧力PZの関数であるので、例えば測定校正によっ
て作成された表、つまりシリンダ60,62の圧力値と
振動抑圧発振器系の曲げ剛さを対応関係づけた表に基づ
いて、曲げ剛さKAを所望のように調整することが可能
である。従って所望の周波数もしくは曲げ剛さに応じて
相応の圧力PZが導管84を介してシリンダ60,62
に給圧される。
【0048】図7に示した振動抑圧装置を改良した図8
の実施形態では、振動抑圧系内に付加的に2つの運動セ
ンサ90,92が組込まれており、両運動センサは、振
動抑圧発振器の運動を検知して運動信号を制御ユニット
82に供給し、該制御ユニットは本例では位相調整ユニ
ットとしても機能することができる。つまり前記運動信
号の受信によつて、振動相互の位相位置を決定すること
も可能であり、これによつて振動抑圧発振器を所期のよ
うに作動させることが可能になり、従って能動的な振動
抑圧を行わせることができる。このためには例えば米国
特許第5431261号明細書に基づいて公知になって
いるような専用制御プログラムが必要である。なお当該
米国特許明細書に開示された技術内容は本発明でも全面
的に採用される。当該米国特許第5431261号明細
書に記載の技術は、大質量体の振動を振動抑圧発振器に
よって減衰するための能動的な制御法に関するものであ
る。主として振動抑圧装置には可変力が加えられ、該可
変力は、振動抑圧質量のシフトに対して比例し、かつ、
制御つまりコントロールされた所定の時間遅れを有して
いる。このような制御算法を用いて振動抑圧発振器を制
御することによって振動を能動的に抑圧することが可能
である。
の実施形態では、振動抑圧系内に付加的に2つの運動セ
ンサ90,92が組込まれており、両運動センサは、振
動抑圧発振器の運動を検知して運動信号を制御ユニット
82に供給し、該制御ユニットは本例では位相調整ユニ
ットとしても機能することができる。つまり前記運動信
号の受信によつて、振動相互の位相位置を決定すること
も可能であり、これによつて振動抑圧発振器を所期のよ
うに作動させることが可能になり、従って能動的な振動
抑圧を行わせることができる。このためには例えば米国
特許第5431261号明細書に基づいて公知になって
いるような専用制御プログラムが必要である。なお当該
米国特許明細書に開示された技術内容は本発明でも全面
的に採用される。当該米国特許第5431261号明細
書に記載の技術は、大質量体の振動を振動抑圧発振器に
よって減衰するための能動的な制御法に関するものであ
る。主として振動抑圧装置には可変力が加えられ、該可
変力は、振動抑圧質量のシフトに対して比例し、かつ、
制御つまりコントロールされた所定の時間遅れを有して
いる。このような制御算法を用いて振動抑圧発振器を制
御することによって振動を能動的に抑圧することが可能
である。
【0049】図9には、巻成装置における全く異なった
発想の振動抑圧方式が図示されている。図9の実施形態
では、図5乃至図8に示した実施形態に対比して、付加
的な支持装置50を必要としないので有利である。支持
装置を必要としないのは、振動抑圧系がセンソマットロ
ール16の軸受18のみに装着されているのではなく
て、該軸受18と別の支持部に固着されているからであ
る。例えば短ストローク作動シリンダは、それ自体の相
応の組換えによって、センソマットロールの振動を減衰
するために使用することができる。これは、図10に示
したように、短ストローク作動シリンダの改造によって
可能である。
発想の振動抑圧方式が図示されている。図9の実施形態
では、図5乃至図8に示した実施形態に対比して、付加
的な支持装置50を必要としないので有利である。支持
装置を必要としないのは、振動抑圧系がセンソマットロ
ール16の軸受18のみに装着されているのではなく
て、該軸受18と別の支持部に固着されているからであ
る。例えば短ストローク作動シリンダは、それ自体の相
応の組換えによって、センソマットロールの振動を減衰
するために使用することができる。これは、図10に示
したように、短ストローク作動シリンダの改造によって
可能である。
【0050】短ストローク作動シリンダ20は、ピスト
ン104によって仕切られた2つの室100,102を
有し、前記ピストン104は、センソマットロール16
の軸受18とやはり結合されたピストン棒106に装着
されている。両室100,102内には圧力P1及びP2
が支配している。但し条件式P1>P2が常に成り立つも
のとする。室100に通じる給圧導管108内及び室1
02に通じる給圧導管110内には夫々、絞り112,
114が内設されている。ところで巻成ロール体26に
非円形部位又は凹凸部位30が発現すると、センソマッ
トロールは例えば左手に向かって衝撃を受ける。絞り横
断面に基づいて室100内の圧力液又はガスは充分迅速
に逃げることができないので昇圧が生じ、この昇圧は、
シフトのために実質的に線形の反力を増成するので、セ
ンソマットロールの衝撃は、この配置構成に基づいて反
力で負荷され、これによって補償される。このようにし
てシステムの励振はもはや不可能になる。それにも拘わ
らず短ストローク作動シリンダ(センソマットロール)
16と巻成ロール体26とのギャップ116内には常
に、ほぼコンスタントに平均的な等しい線荷重が導入さ
れる。また図9には、すでに説明した図面も同様に、紙
ウェブ120がセンソマットロール16をめぐって巻成
ロール体26上へガイドされる状態が図示されている。
ン104によって仕切られた2つの室100,102を
有し、前記ピストン104は、センソマットロール16
の軸受18とやはり結合されたピストン棒106に装着
されている。両室100,102内には圧力P1及びP2
が支配している。但し条件式P1>P2が常に成り立つも
のとする。室100に通じる給圧導管108内及び室1
02に通じる給圧導管110内には夫々、絞り112,
114が内設されている。ところで巻成ロール体26に
非円形部位又は凹凸部位30が発現すると、センソマッ
トロールは例えば左手に向かって衝撃を受ける。絞り横
断面に基づいて室100内の圧力液又はガスは充分迅速
に逃げることができないので昇圧が生じ、この昇圧は、
シフトのために実質的に線形の反力を増成するので、セ
ンソマットロールの衝撃は、この配置構成に基づいて反
力で負荷され、これによって補償される。このようにし
てシステムの励振はもはや不可能になる。それにも拘わ
らず短ストローク作動シリンダ(センソマットロール)
16と巻成ロール体26とのギャップ116内には常
に、ほぼコンスタントに平均的な等しい線荷重が導入さ
れる。また図9には、すでに説明した図面も同様に、紙
ウェブ120がセンソマットロール16をめぐって巻成
ロール体26上へガイドされる状態が図示されている。
【0051】図11に示した実施例は、図9及び図10
に示した本発明の振動抑圧装置の更なる変化態様であ
る。図9及び図10に示した実施例とは異なって本実施
例では補償のために付加的なアクチュエータとして振動
抑圧シリンダ130が組込まれており、該振動抑圧シリ
ンダは例えば、壁132に装着した軸受134に支承さ
れることができる。紙ウェブ120は、前記壁132に
穿設された開口136を通走してガイドされる。図9及
び図10に示した実施例に対比して、図11の実施例で
は設備上のコストが幾分高くなりはするが、短ストロー
ク作動シリンダ20と振動抑圧シリンダ130とのため
に2つの別個の制御装置を設けることが可能になる。短
ストローク作動シリンダ20用の制御装置が概ね、巻成
ロール体26とセンソマットロール16との間のギャッ
プ116内に線荷重を維持する役目を果たすのに対し
て、振動抑圧シリンダ130用の制御装置は、巻成ロー
ル体表面に非円形部位又は凹凸部位30が万一発生した
場合に振動抑圧シリンダ130によって前記非円形部位
又は凹凸部位30に対して相応の反力をかける役目を有
している。
に示した本発明の振動抑圧装置の更なる変化態様であ
る。図9及び図10に示した実施例とは異なって本実施
例では補償のために付加的なアクチュエータとして振動
抑圧シリンダ130が組込まれており、該振動抑圧シリ
ンダは例えば、壁132に装着した軸受134に支承さ
れることができる。紙ウェブ120は、前記壁132に
穿設された開口136を通走してガイドされる。図9及
び図10に示した実施例に対比して、図11の実施例で
は設備上のコストが幾分高くなりはするが、短ストロー
ク作動シリンダ20と振動抑圧シリンダ130とのため
に2つの別個の制御装置を設けることが可能になる。短
ストローク作動シリンダ20用の制御装置が概ね、巻成
ロール体26とセンソマットロール16との間のギャッ
プ116内に線荷重を維持する役目を果たすのに対し
て、振動抑圧シリンダ130用の制御装置は、巻成ロー
ル体表面に非円形部位又は凹凸部位30が万一発生した
場合に振動抑圧シリンダ130によって前記非円形部位
又は凹凸部位30に対して相応の反力をかける役目を有
している。
【0052】こうして、水平方向キャリッジ12も含め
て圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の振動が補償され
るのみならず、そればかりか相応の反力を適当に発生さ
せて巻成ロール体26が平滑にもされるので、従来慣用
の装置とは異なって巻成ロール体の表面凹凸が増成され
ることはなく、平均的に均されて巻成ロール体の所期円
形輪郭が得られることになる。
て圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の振動が補償され
るのみならず、そればかりか相応の反力を適当に発生さ
せて巻成ロール体26が平滑にもされるので、従来慣用
の装置とは異なって巻成ロール体の表面凹凸が増成され
ることはなく、平均的に均されて巻成ロール体の所期円
形輪郭が得られることになる。
【0053】振動抑圧シリンダの作動制御は、巻成ロー
ル体の輪郭に関連して行われる。このために巻成ロール
体の輪郭を時間的なプロセスで測定することが必要であ
る。この測定は例えば、理想的な円形輪郭からの偏差を
測定する光学的又は機械的なセンサによって行われる
か、或いは複数サイクルにわたって平均化された振動抑
圧シリンダ130のピストンにかかる力経過によって行
うこともでき、該力経過は、図示を省いたメモリユニッ
トに記憶され、これによって巻成ロール体輪郭に対して
補償力を自己適応的に適合させることが可能である。
ル体の輪郭に関連して行われる。このために巻成ロール
体の輪郭を時間的なプロセスで測定することが必要であ
る。この測定は例えば、理想的な円形輪郭からの偏差を
測定する光学的又は機械的なセンサによって行われる
か、或いは複数サイクルにわたって平均化された振動抑
圧シリンダ130のピストンにかかる力経過によって行
うこともでき、該力経過は、図示を省いたメモリユニッ
トに記憶され、これによって巻成ロール体輪郭に対して
補償力を自己適応的に適合させることが可能である。
【0054】
【発明の効果】従って、巻成ロール体自体は実質的に定
位置にありかつ圧着ドラム装置又は加圧ロール装置は前
記巻成ロール体の巻太りに伴って該巻成ロール体に対し
て相対的にシフトされるようになっている形式の巻成装
置に、本発明の振動抑圧装置を採用することによって始
めて、圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の不都合な振
動を抑圧することが可能になるのであり、しかも、短ス
トローク作動シリンダとして設計することのできる圧着
ドラム装置によって、圧着ドラム(センソマットロー
ル)と巻成ロール体との間のギャップ内に一定の圧着力
を概ね維持することが可能になる。
位置にありかつ圧着ドラム装置又は加圧ロール装置は前
記巻成ロール体の巻太りに伴って該巻成ロール体に対し
て相対的にシフトされるようになっている形式の巻成装
置に、本発明の振動抑圧装置を採用することによって始
めて、圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の不都合な振
動を抑圧することが可能になるのであり、しかも、短ス
トローク作動シリンダとして設計することのできる圧着
ドラム装置によって、圧着ドラム(センソマットロー
ル)と巻成ロール体との間のギャップ内に一定の圧着力
を概ね維持することが可能になる。
【図1】特定振動抑圧質量を有する振動抑圧装置の略示
図である。
図である。
【図2】補償質量と振動質量とに夫々運動センサを配置
した振動抑圧装置の図1相当図である。
した振動抑圧装置の図1相当図である。
【図3】固定的に支持された振動抑圧装置の実施形態の
略示図である。
略示図である。
【図4】振動抑圧装置を装備していない巻成装置の概略
側面図である。
側面図である。
【図5】センソマットロールが回転可能に軸支されてい
る振動抑圧装置を装備した、巻成装置の第1実施例の概
略側面図である。
る振動抑圧装置を装備した、巻成装置の第1実施例の概
略側面図である。
【図6】センソマットロールが実質的に軸方向にシフト
可能に構成されている振動抑圧装置を装備した、巻成装
置の第2実施例の概略側面図である。
可能に構成されている振動抑圧装置を装備した、巻成装
置の第2実施例の概略側面図である。
【図7】圧着ロールの運動を検知するための運動センサ
を有する振動抑圧装置を装備した巻成装置の概略側面図
である。
を有する振動抑圧装置を装備した巻成装置の概略側面図
である。
【図8】振動抑圧発振器の運動を検知する別のセンサを
備えた巻成装置の図7相当側面図である。
備えた巻成装置の図7相当側面図である。
【図9】センソマットロールを担持する装置に固定的に
支持されている振動抑圧装置の異なった実施形態の概略
側面図である。
支持されている振動抑圧装置の異なった実施形態の概略
側面図である。
【図10】図9に示した振動抑圧装置の拡大詳細図であ
る。
る。
【図11】固定的に支持された振動抑圧装置の第2実施
形態の概略側面図である。
形態の概略側面図である。
1,3 運動センサ、 5 制御・調整装置、 7
固定支持部、 10 巻成装置、 12 水平
方向キャリッジ、 14 ガイド軌道、 16 圧
着ドラムもしくは加圧ロール(センソマットロール)、
18 軸受、 20 圧着作動装置としての短ス
トローク作動シリンダ(センソマット)、 22 ス
クレーパ、 24 ロール体支持装置、 26 巻
成ロール体、 28 圧着ローラ、 30 非円形
部位又は凹凸部位、 40 振子、 42 天井、
44 連結材、 46 別の振子、 50 支
持装置、 52 ガイド軌道、 54 特定振動抑
圧質量MRもしくは補償質量、 56,58 ピスト
ン棒、 60,62 シリンダ、 70 振動抑圧
装置、 80 運動センサ、 82 制御ユニッ
ト、 84 導管、90,92 運動センサ、 1
00,102 室、 104 ピストン、 106
ピストン棒、 108,110 給圧導管、 1
12,114絞り、 116 ギャップ、 120
製品ウェブ又は紙ウェブ、 130 付加的なアク
チュエータとしての振動抑圧シリンダ、 132
壁、134 軸受、 136 開口、 PZ シ
リンダ内の圧力、 KA曲げ剛さ
固定支持部、 10 巻成装置、 12 水平
方向キャリッジ、 14 ガイド軌道、 16 圧
着ドラムもしくは加圧ロール(センソマットロール)、
18 軸受、 20 圧着作動装置としての短ス
トローク作動シリンダ(センソマット)、 22 ス
クレーパ、 24 ロール体支持装置、 26 巻
成ロール体、 28 圧着ローラ、 30 非円形
部位又は凹凸部位、 40 振子、 42 天井、
44 連結材、 46 別の振子、 50 支
持装置、 52 ガイド軌道、 54 特定振動抑
圧質量MRもしくは補償質量、 56,58 ピスト
ン棒、 60,62 シリンダ、 70 振動抑圧
装置、 80 運動センサ、 82 制御ユニッ
ト、 84 導管、90,92 運動センサ、 1
00,102 室、 104 ピストン、 106
ピストン棒、 108,110 給圧導管、 1
12,114絞り、 116 ギャップ、 120
製品ウェブ又は紙ウェブ、 130 付加的なアク
チュエータとしての振動抑圧シリンダ、 132
壁、134 軸受、 136 開口、 PZ シ
リンダ内の圧力、 KA曲げ剛さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウーヴェ リーデル ドイツ連邦共和国 ハイデンハイム バイ エルンヴェーク 1
Claims (27)
- 【請求項1】 大振動質量と結合された支持装置(5
0)と、該支持装置(50)上に可動に配置された特定
振動抑圧質量(MR54)とを備えた形式の、大振動質
量の振動を抑圧するための振動抑圧共振器において、 (a)該振動抑圧共振器が更に、前記支持装置(50)
に固着結合されたガス又は液体を充填可能なシリンダ
(60,62)を有し、しかも(b)該シリンダのピス
トンがピストン棒(56,58)を介して、前記支持装
置(50)上を可動の前記特定振動抑圧質量(MR5
4)と連結されており、かつ該特定振動抑圧質量の平衡
位置からの変位時に、前記シリンダ内に支配する圧力
(PZ)によって決定される周波数で実質的に調波的な
振動を行うようにしたことを特徴とする、振動抑圧共振
器。 - 【請求項2】 シリンダ(60,62)にガスが充填さ
れており、かつ室温でシリンダ内の圧力が、前記ガスが
理想気体として挙動するように選ばれる、請求項1記載
の振動抑圧共振器。 - 【請求項3】 製品ウェブを巻上げる巻取りスプール
と、該巻取りスプールに対して相対運動可能な圧着ドラ
ム装置又は加圧ロール装置(12,16,18)と、前
記巻取りスプールに対して線荷重をかけるために前記圧
着ドラム装置の圧着ドラム(16)又は加圧ロール装置
の加圧ロールを前記巻取りスプールに接触させる圧着作
動装置(20)とを備えた形式の、走行中の製品ウェブ
(120)を巻上げるための巻成装置において、巻成装
置が、圧着ドラム装置又は加圧ロール装置(12,1
6,18)の振動を巻成動作中に抑圧するために、圧着
ドラム装置又は加圧ロール装置用の振動抑圧装置(7
0)を備えていることを特徴とする、走行中の製品ウェ
ブを巻上げるための巻成装置。 - 【請求項4】 振動抑圧装置(70)が、圧着ドラム装
置又は加圧ロール装置と固着結合された支持装置(5
0)を有している、請求項3記載の巻成装置。 - 【請求項5】 振動抑圧装置(70)が、圧着ドラム装
置又は加圧ロール装置に対して相対的に支持装置(5
0)上に、又は該支持装置に沿って、可動に配置された
特定振動抑圧質量(54)を有している、請求項4記載
の巻成装置。 - 【請求項6】 振動抑圧装置(70)が、圧着ドラム装
置又は加圧ロール装置の振動に対して位相のずらされた
振動を励振する手段を有している、請求項5記載の巻成
装置。 - 【請求項7】 特定振動抑圧質量の移相された振動を励
振する手段が、振動を励振するための少なくとも1つの
アクチュエータ(60,62)を有している、請求項6
記載の巻成装置。 - 【請求項8】 移相された振動を励振する手段が、圧着
ドラム装置又は加圧ロール装置に配置された少なくとも
1つの運動センサ(80)を有している、請求項6又は
7記載の巻成装置。 - 【請求項9】 圧着ドラム装置又は加圧ロール装置に装
着された単数又は複数の運動センサ(80)が、前記圧
着ドラム装置又は加圧ロール装置の振動の目下の周波数
を求めることのできる信号を検知する、請求項8記載の
巻成装置。 - 【請求項10】 特定振動抑圧質量の移相された振動を
励振する手段が、特定振動抑圧質量の振動周波数を設定
する手段を有している、請求項6から9までのいずれか
1項記載の巻成装置。 - 【請求項11】 特定振動抑圧質量の移相された振動を
励振する手段が、ガス又は液体を充填したシリンダ(6
0,62)を有し、該シリンダの曲げ剛さ(KA)を、
前記シリンダ(60,62)内に支配する圧力(PZ)
に関連して設定することができる、請求項6から10ま
でのいずれか1項記載の巻成装置。 - 【請求項12】 特定振動抑圧質量の移相された振動を
励振する手段が、制御/調整装置(82)を備え、該制
御/調整装置は、運動センサ(80)によって検知され
た測定信号に関連して振動周波数設定手段を作動制御
し、しかも振動抑圧装置の質量が振動する振動周波数
を、圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の振動の振動周
波数に等しくするように作動制御する、請求項6から1
1までのいずれか1項記載の巻成装置。 - 【請求項13】 特定振動抑圧質量(MR54)の移相
された振動を励振する手段が、制御/調整装置を備え、
該制御/調整装置は、運動センサ(80)によって検知
された測定信号に関連して振動周波数設定手段を作動制
御し、しかも振動抑圧装置の質量の振動の基礎となる振
動周波数帯を、圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の振
動の振動周波数帯に等しくするように作動制御する、請
求項6から11までのいずれか1項記載の巻成装置。 - 【請求項14】 特定振動抑圧質量(MR54)の移相
された振動を励振する手段が、前記特定振動抑圧質量
(MR54)の運動信号を検知するために少なくとも1
つの運動センサ(90)を有し、圧着ドラム装置又は加
圧ロール装置の運動センサの信号と前記特定振動抑圧質
量の運動センサの信号とから、振動相互の位相位置が決
定されて制御装置に供給され、こうして制御装置の制御
に基づいて、アクチュエータによって励振された振動抑
圧装置の振動の位相が、圧着ドラム装置又は加圧ロール
装置の振動の位相に対して、該圧着ドラム装置又は加圧
ロール装置の振動をほぼ完全に解消するようにずらされ
てる、請求項12又は13記載の巻成装置。 - 【請求項15】 振動抑圧装置が、圧着ドラム装置又は
加圧ロール装置と固着結合された支持装置を有し、かつ
前記振動抑圧装置が、更に別の固定的な支持部を有して
いる、請求項3記載の巻成装置。 - 【請求項16】 振動抑圧装置が、ガス又は液体を充填
可能なシリンダを有し、かつ該シリンダに接続された導
管が、少なくとも1つの絞り(112,114)を有し
ている、請求項15記載の巻成装置。 - 【請求項17】 振動抑圧装置が少なくとも1つのアク
チュエータ(130)を有している、請求項15記載の
巻成装置。 - 【請求項18】 振動抑圧装置が、巻成ロール体の外側
輪郭を検知するための輪郭センサを有している、請求項
17記載の巻成装置。 - 【請求項19】 振動抑圧装置が、巻成ロール体輪郭の
凹凸に起因して生じる振動励振を抑圧するように少なく
とも1つのアクチュエータ(130)を作動制御する制
御/調整装置を有している、請求項18記載の巻成装
置。 - 【請求項20】 巻成中の製品ウェブ巻成ロール体の表
面に対して圧着ドラム又は加圧ロールを全巻成工程にわ
たって押圧し、巻成動作の間中、前記巻成ロール体の中
心をほぼ定位置に維持し、かつ該巻成ロール体の巻太り
に応じて圧着ドラム装置又は加圧ロール装置を、巻成ロ
ールとの接触を維持したままで移動又は変位させるよう
にして行う形式の、走行中の製品ウェブを巻上げるため
の巻成法において、製品ウェブ巻成ロール体に対する圧
着ドラム装置又は加圧ロール装置の振動を抑圧すること
を特徴とする、走行中の製品ウェブを巻上げるための巻
成法。 - 【請求項21】 圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の
運動を運動センサによって検知し、かつこの運動信号に
基づいて運動の振動周波数もしくは振動周波数帯を決定
する、請求項20記載の巻成法。 - 【請求項22】 圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の
運動の周波数信号に関連して、特定振動抑圧質量を含む
振動抑圧装置の振動周波数が前記圧着ドラム装置又は加
圧ロール装置の振動周波数に等しくなるように、振動抑
圧装置の曲げ剛さを調整する、請求項21記載の巻成
法。 - 【請求項23】 圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の
運動の周波数信号に関連して、振動抑圧装置の特定振動
抑圧質量の振動する振動周波数帯が圧着ドラム装置又は
加圧ロール装置の振動する振動周波数帯に等しくなるよ
うに、振動抑圧装置の曲げ剛さと減衰作用とを調整す
る、請求項22記載の巻成法。 - 【請求項24】 振動抑圧装置の運動を別の運動センサ
によって検知し、かつ検知信号から圧着ドラム装置又は
加圧ロール装置の運動に対する振動抑圧装置の運動の位
相位置を決定する、請求項21から23までのいずれか
1項記載の巻成法。 - 【請求項25】 圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の
振動をほぼ抑圧するように、振動抑圧装置の振動を励振
するためのアクチュエータを励振する、請求項21から
24までのいずれか1項記載の巻成法。 - 【請求項26】 巻成ロール体の輪郭を輪郭センサによ
って検知する、請求項20記載の巻成法。 - 【請求項27】 巻成ロール体の凹凸によって惹起され
る圧着ドラム装置又は加圧ロール装置の振動をほぼ抑圧
するように、振動抑圧装置のアクチュエータを輪郭セン
サの輪郭信号に基づいて作動する、請求項26記載の巻
成法。
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