JPH1077548A - 織機用の緯糸案内装置 - Google Patents

織機用の緯糸案内装置

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JPH1077548A
JPH1077548A JP30478496A JP30478496A JPH1077548A JP H1077548 A JPH1077548 A JP H1077548A JP 30478496 A JP30478496 A JP 30478496A JP 30478496 A JP30478496 A JP 30478496A JP H1077548 A JPH1077548 A JP H1077548A
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shuttle
weft
magnet
guide
loom
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JP30478496A
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English (en)
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Toen Ri
東遠 李
Shoken Ri
昌權 李
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 糸の太さや室内湿度や温度等の制約を受ける
ことなく、シャトルの作動によって、筬打ちなしに、製
織することができる織機を提供する。 【解決手段】 製織部Aの下部に案内フレーム2を設置
して、案内フレーム2に台車4を設置し、台車4に磁石
10を固定して、台車4が製織幅以上に左右に往復でき
るようにし、台車4の上部にシャットル16を設置し、
シャットル16の底面に車輪14を設置して、前面にお
いて圧入ローラ22により緯糸を経糸に圧入するように
して製織する。これにより、台車4の磁石10によって
シャットルが支持されて往復運動をし、シャットル16
の下部に設置したローラ18は下部経糸を乗り越えなが
ら緯糸を左右移送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャットル運動と
筬打ち(beating) なしに製織できる織機に関するもので
ある。詳しく言えば、製織部の下部に案内フレームを設
けて、案内フレームに台車を設置し、台車に磁石を固定
し、台車が製織幅以上に左右に往復移動するようにし、
台車の上部にシャットルを設けて、(好ましくはシャッ
トルの底面に車輪を設置し、前面の圧入ローラが緯糸を
経糸に圧入するようにして)製織するものであり、台車
の磁石によってシャットルが支持されて往復運動をし、
(好ましくはシャットルの下部に設けた車輪は、下部経
糸に乗ってこれを越えながら)開口部に緯糸を移送する
ものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】製織する
織機は筬打ちと緯糸案内とが必須であるが、従来は、筬
打ちと緯糸案内とを同時にすることができないため、筬
打ちと緯糸案内との速度によって製織速度が決定されて
いる。
【0003】このため、緯糸案内装置はいろいろな形で
変形発展してきた。従来の旧織機の場合には、シャット
ルに緯糸を巻いた糸巻きを設けて、シャットルが上下経
糸部の開口部の間を移動し、筬打ちが行われる。レピア
織機の場合には、糸巻きを製織部の一側に設置し、両側
に設置したレピアのうちの一方が緯糸をつかんで製織部
の中央に到達したとき、他方も製織部の中央に到達し、
一方の緯糸を他方が持ち、双方が製織部の両側に抜けた
あと、筬打ちをする。ウォータジェット織機またはエア
織機などの場合でも、水と空気で緯糸を発射して、他方
側に緯糸が到達したとき、筬打ちをする。
【0004】従来はこのような方法によって製織してい
た。この場合、通常の旧織機とレピア織機とは、糸の太
さに関係なく製織できるが、製織速度が早いウォータジ
ェット織機やエアジェット織機は、太い糸を使用する
と、糸の重さと空気の抵抗等によって高速度で製織でき
ないばかりでなく、緯糸が他方の側へ充分移動しない状
態で筬打ちする場合には製織した原反の不良を招く。
【0005】上記のように、緯糸の移動時間と筬打ち速
度等が生産性の向上と密接な関係を持っているので、緯
糸の移動時間と筬打ち速度を最小に縮めるための技術開
発が行われてきた。しかし、これまでの織機には筬打ち
が必須であり、また、ウォータジェット織機またはエア
ジェット織機の場合も、緯糸案内のため、糸の太さもし
くは室内温度、湿度等の数多い制約を受けるので、良質
の織物を高速に大量生産することが困難であった。
【0006】本発明は、糸の太さや室内の温度、湿度等
とは関係なく、高速に製織しても良質の織物を製織する
ためのものであり、製織部における開口部の下部に案内
フレームを設置して、案内フレームはこの上を台車が案
内移動できるようにしたものであり、台車の上部に磁石
(通常、永久磁石を使用できる)をはめて固定し、台車
案内フレームの上部にシャットルを設置して、シャット
ルの下部に磁石とローラを設け、シャットルの前面に圧
入ローラと緯糸案内用案内台を設置して、バンドによっ
て台車が開口部を往復運動して、台車上部に磁石結合し
たシャットルが台車の往復運動により開口部を往復運動
するようにして、シャットルが開口部を往復運動すると
き、圧入ローラは経糸を押しながら(緯糸が内部に圧入
される)移動して、案内台よりは緯糸が供給されて、開
口部が転換すると(すなわち、開口部を形成するために
上下部経糸が開いて、再度、上部の経糸が下向きに移動
し下部経糸が上向きに移動して)、再度、シャットルの
圧入ローラは経糸を押しながら移動して、案内台からは
緯糸が供給されて、同一の動作で反覆運動しながら製織
する。このとき、シャットルに設置した磁石と台車に設
置した磁石とは一定間隔を維持して、シャットルに設置
したローラが開口部を移動する。シャットルは台車に固
定されて、ローラが下部経糸を越えて移動する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の織機用の緯糸
案内装置は、織物を製織する製織部(A)の底面に往復
運動する台車(4)を設置し、台車(4)の上部に磁石
(10)を設置し、ほぼ楕円形であり且つ緯糸を供給す
ることができるようにしたシャットルの底面に磁石(2
0)とローラ(18)とを設置して、シャットル(1
6)と台車(4)を磁石(10,20)により固定し
て、台車(4)の往復運動に従ってシャットル(16)
が往復運動するものである。
【0008】請求項2の織機用の緯糸案内装置は、請求
項1に記載のものにおいて、台車(4)の上部に設置す
る多数個の磁石(10)の上部面がすべて同一の極とな
るように固定して、シャットル(16)の下部に設置し
た多数個の磁石(20)の下部面も台車(4)の上部面
と同一の極となるように固定して、台車(4)の磁石
(10)と磁石(10)との間の長さ(X)よりも小さ
いか同じ磁石(20)をシャットル(16)に固定し
て、台車(4)の磁石(10)と磁石(10)との間に
シャットル(16)の磁石(20)が位置して固定され
るようにしたものである。
【0009】請求項3の織機用の緯糸案内装置は、請求
項2に記載のものにおいて、製織部(A)の下部に案内
フレーム(2)を設置して、案内フレーム(2)の内側
に台車(4)を設置して、台車(4)に車輪(14)を
設けて、台車(4)の両側にベンド(12)を固定し
て、ベンド(12)が往復運動できるようにしたもので
ある。
【0010】請求項4の織機用の緯糸案内装置は、請求
項2に記載のものにおいて、製織部(A)の下部に案内
フレーム(2)を設置し、案内フレームの両側に油圧作
動用のパイプ(38)を設置して、密閉した四角棒体で
ある案内孔フレーム(3)の内側に台車(4)を挿入設
置して、台車(4)が案内フレーム(3)の内側で油圧
によって往復運動できるものである。
【0011】請求項5の織機用の緯糸案内装置は、請求
項3または4に記載のものにおいて、シャットル(1
6)の前面に回転する圧入ローラ(22)を設置して、
供給した緯糸を経糸の間に圧入するようになし、圧入ロ
ーラ(22)の端部を尖ったようにしたものである。
【0012】請求項6の織機用の緯糸案内装置は、請求
項3または4に記載のものにおいて、シャットル(1
6)の中央部に糸巻き(32)を設置して、シャットル
(16)の前面に案内台(24)を設置け、糸巻き(3
2)の糸が案内台(24)を通って開口部に供給される
ようにして、シャットル(16)が開口部を移動すると
き、案内台(24)が左右回動しながら緯糸を供給する
ものである。
【0013】請求項7の織機用の緯糸案内装置は、請求
項3または4に記載のものにおいて、シャットル(1
6)の背面に案内ローラ(26)を設置して、案内フレ
ーム(2)の背面に、突出した案内バー(28)と筬
(30)とを設置して、案内バー(28)と筬(30)
とが一直線上になるようにして、シャットル(16)が
背面で支持されるようにしたものである。
【0014】請求項8の織機用の緯糸案内装置は、請求
項2に記載のものにおいて、案内フレーム(2)は四角
体であり且つ内側に四角通孔(6)を形成して、四角体
の上部中央に開放部(8)と外側にローラ案内片(5
2)を形成して、車輪(14)とバンド(12)が設け
られた台車(4)を通孔(6)に挿入し、台車(4)の
中央に磁石(10)を固定して、シャットル(16)の
下部に磁石(20)を固定して、台車(4)の磁石(1
0)とシャットル(16)の磁石(20)とが開放部
(8)を介して固定されるようにしたものである。
【0015】請求項9の織機用の緯糸案内装置は、請求
項3または4に記載のものにおいて、シャットル(1
6)の両側端部にグリッパ(34)を設置して、グリッ
パ(34)が開口部に緯糸を供給するものである。
【0016】請求項10の織機用の緯糸案内装置は、織
物を製織する製織部(A)の下方に往復運動する台車
(4)を設置し、台車(4)の上面に磁石(10)を設
置し、緯糸を供給するシャットルの底面に磁石(20)
とを設置して、シャットル(16)と台車(4)を磁石
(10,20)により固定して、台車(4)の往復運動
に従ってシャットル(16)が往復運動するものであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】添付図面にしたがってこの発明を
詳しく説明する。
【0018】通常の織機において、製織部Aの下部に案
内フレーム2を設置し、案内フレーム2の内部に台車4
を設ける。台車が案内フレームを離脱しないように、案
内フレームの内側には四角通孔6を形成している。案内
フレーム2の上部には、開放部8を形成している。台車
4の上部には、多数個の磁石10を設置している。台車
4の両端部にベンド12を固定している。案内フレーム
2の四角通孔6の内部において、台車4が抵抗なく移動
するように台車4に車輪14を設けている。
【0019】シャットル16は、開口部を通過しやすい
ように、楕円形に形成するとともに、その底面を滑らか
に形成している。この底面には、多数個の回転ローラ1
8と磁石20を設置している。シャットルの前面には、
回転しながら緯糸を圧入する圧入ローラ22と緯糸案内
台を設置している。シャットルの背面に案内ローラ26
を設け、案内フレーム2の背面に案内バー28を設けて
いる。製織部Aにおいては、案内バー28に代えて筬3
0を設置している。案内バー28と筬30とが一直線上
に位置するようにして、シャットル16の背面に設置し
た案内ローラ26が案内バー28と筬30を伝わって回
転しながら開口部を安定した状態で移動できるようにし
ている。広幅の織物を製織するときには、製織部Aの外
側まで筬30を設置して、筬30によってシャットル1
6を案内するようにできる。
【0020】シャットル16の中央に糸巻き32を設置
して、案内台24から緯糸を供給できるようにする。ま
たは、シャットル16の両側にグリッパ34を設置し
て、織機の両側のボビンに巻かれた糸をグリッパ34が
把持して、グリッパ34が開口部を往復しながら緯糸を
供給することもできる。
【0021】上記において、台車4の上部に設置した磁
石10の極性を利用して、台車4にシャットル16を設
置する。台車4の上部に設置した磁石10の上面がすべ
てS極になるように設置する場合には、シャットル16
の下部に設置した磁石20の下部面がS極になるように
設置する。台車4の上部に設置した上部面がN極になる
ように設置する場合には、シャットル16の下部に設置
した磁石20の下部面N極になるように設置する。台車
4の一つの磁石10と他の磁石10との間の距離Xと同
じか小さい大きさの磁石20をシャットル16に固定し
て、シャットル16の磁石20が台車4の一つの磁石1
0と他の磁石10との間に位置するようシャットル16
を台車4と付着設置する。
【0022】すなわち、台車4の上面に設けた隣り合う
各2つの磁石10,10の間の空間の上方においてシャ
ットル16の下面に設けた各々の磁石20が位置してい
るので、シャットル16の一つの磁石20はその左右両
側にある台車4の2つの磁石10,10によって左右両
側から押され(反発され)るので、常に、磁石20は2
つの磁石10,10の中間に位置しようとする。これに
より台車4とシャットル16とは、その走行方向におい
て相対的に位置固定され、台車4が移動するとき、シャ
ットル16も同伴移動する。そして、台車4がその工程
の端末などにおいて急停止したとき、磁石10,20の
磁力が弱くて、シャットル16がその貫性により台車よ
りも若干前進した位置において停止した場合には、前記
の磁石4と磁石10との反発力により、シャットル16
は押しもどされて、シャットル16が停止すべきであっ
た本来の位置まで復帰し、これにより台車4とシャット
ル16とは、ぴったりとそろった状態にもたらされる。
このようにして、正確なシャットル運動が実現される。
上下の磁石の対向面を異極とし互いに引き合うようにし
たときは、このような効果はない。すなわち、台車の急
停止により、シャットルの位置がずれても元に復帰しな
い。
【0023】シャットル16の前面に設置した圧入ロー
ラ22は必ず1個以上である。また、圧入ローラ22の
端部(圧入ローラの外径端部)は、図7に示すように、
尖っていて、上下部経糸を押すことができるようにし
た。
【0024】案内台24は緯糸を開口部の間に供給する
ためのものであり、シャットル16の前面または側面か
ら緯糸を供給することができる。緯糸を開口部の端部側
に挿入、供給するため、案内台24を回動可能とし、案
内台24の前面にスプリング36を設置して、案内台2
4に力が加えられなければ案内台24はシャットル16
と直角をなすが、案内台24に他の力が加えられれば力
の反対に作動できるようになした。
【0025】なお、図中、52はローラ案内片、54は
油圧移動通路である。
【0026】以上のように構成した本発明において、製
織部Aの下部に設置した台車4はベンド12に固定され
ている。ベンド12は織機の動力装置(通常の方法によ
る動力装置であるので図示しない)と案内フレーム2と
に案内されながら、製織幅以上に左右往復運動する。
【0027】台車4の上部に設けた磁石10とシャット
ル16の下部に設けた磁石20によってシャットル16
が台車4に固定される。これにより、台車4の往復運動
に従ってシャットル16も往復運動する。シャットル1
6の下部にローラ18を設置して、シャットル16が円
滑な往復運動をし、シャットル16の下部の経糸を切糸
しないでシャットル16が往復できるようにする。
【0028】台車4は、案内フレーム2の内側を往復運
動する。台車4は、台車4に設置した車輪14のみを介
して案内フレーム2に支持され、この状態で台車4が往
復運動をする。台車4の上部中央部に開放部8が形成さ
れている。これにより、台車4の上部に設置した磁石1
0とシャットル6の下部に設置した磁石20とが磁性体
による障害なく(通常、金属などの磁性体は磁力を弱化
するか、または磁力の方向を変化させる)堅固に接合さ
れる。
【0029】案内フレーム2を非磁性体で形成する場合
には、開放部8を形成しない方が望ましい。解放部8を
形成しておくと、ローラ18が離脱して案内フレーム2
の開放部8に落ちる恐れがあるからである。
【0030】案内フレーム2の上部には、ローラ18が
安置されて移動できるように、ローラ案内片52が形成
されている。案内フレーム2の背面には、案内バー28
と筬30が設置されている。シャットル16は、磁石1
0,20を介して台車4に固定されている。シャットル
16の背面は筬30と案内バー28に密着して往復運動
をする。
【0031】シャットル16が背面と底面とにおいて支
持されるとともに、磁石10,20によって固定されて
いるので、シャットル16は案内フレーム2上部から離
脱しない。
【0032】台車4とシャットル16とを多数個の磁石
10,20により固定する方法の中で、台車4に設置し
た磁石10の上部面をすべてN極にする場合には、シャ
ットル16の下部に設置した磁石20の下部をN極とす
る。台車4の上部の磁石10の上部面をS極にする場合
には、シャットル16の下部に設置した磁石20の下部
面をS極とする。これにより、シャットルの下部底の磁
力と台車4の上部面の磁力は互いに押し出すので(N極
とN極、S極とS極は互いに押し出す)、台車4の磁石
10と磁石10の間にシャットル16の磁石20が位置
するようにし、台車4の磁石10中の底部とシャットル
16の磁石20中の底部が互いに接合しようとして、台
車4の上部面とシャットル16の上部面が互いに接合し
ようとするのであり、台車4の磁石10の上部面とシャ
ットル16の磁石20上部面の極性が異なって、シャッ
トル16に設置した磁石20の下部面と台車4に設置し
た磁石10の下部面が互いに異なる極なので、シャット
ル16が左右に動かないで固定できる。
【0033】上記の方法以外に台車4の上面とシャット
ル16の底面を他の極にする場合、シャットル16と台
車4が容易に接着するが、この場合、台車4が高速にて
作動するとき、シャットル16の重さにしたがった加速
力によって、台車4からシャットル16が飛び出すこと
になる。
【0034】しかし、台車4の底面とシャットル16の
上部面の極を同一にする場合、台車4の磁石10の間で
シャットル16の磁石20が少しでも左右移動しようと
するならば、台車4の磁石10の上部面の極とシャット
ル16の磁石20の下部面の極とが同じであるので、互
いに押し出して、台車4とシャットル16とは常に同一
位置で安定した接着をする。したがって、台車4が高速
往復運動をしても、シャットル16が台車4から離脱し
ない。
【0035】シャットルの下部に設けたローラ18は開
口部を形成した下部経糸を乗り越えながら切糸しないで
往復運動をし、シャットルの前面に設置した案内台24
はシャットル16の左右往復運動にしたがって方向転換
しながら緯糸を開口部に供給する。
【0036】以上のことから、シャットル16から緯糸
を開口部に効果的に投入するために、案内台24が左右
回動することができるようにスプリング36を設ける。
また、必要に応じて、シャットル16の側面に緯糸を供
給する案内台24を設置してもよい。
【0037】シャットル16の前面経糸間に供給した緯
糸を圧入するために、圧入ローラ22を設置する。必要
に応じて多数個の圧入ローラ22を設置することができ
る。圧入ローラ22の端部は、経糸間に供給した緯糸を
容易に圧入するために鋭く形成するのが理想的である。
しかし、圧入ローラ22の端部が鋭すぎて経糸が損傷を
受けないようにするのが望ましい。
【0038】図8に示す他の実施例においては、シャッ
トル16の両側端部にグリッパ34を形成して、シャッ
トル16に糸巻き32を設けないで、製織部の両側に糸
巻きを設置して(図示せず)、緯糸を供給することがで
きる。
【0039】上記のようにシャットル16に糸巻き32
を設置するよりも、織機の一側に糸巻きを形成する場
合、糸巻きを別途に供給しなくてもよい利点がある。
【0040】図8に示す他の実施例においては、グリッ
パ34と緯糸案内台24とを同時に備えたシャットル1
6の形状が示されているが、実際に使用するときはどち
らか一方だけを設置して使用するのが望ましい。
【0041】案内フレーム2が磁性体(通常、金属)よ
りなる場合には、開放部8が形成されるので、台車4の
高速移動時には、危険であるばかりではなく見栄えがよ
くないので、案内フレーム2の上部に非磁性体であり且
つ薄い板または布等を被せるのがよい。
【0042】台車4を往復運動するために、図9と図1
0に示す他の実施例においては、案内フレーム3の両側
に、通常の油圧方法によって作動する油圧パイプ38を
設けて、案内フレーム3の内側の油圧移動通路42に台
車40を設置し、台車40は案内フレーム3の油圧移動
通路42の壁面と密着するように設置して、一側におい
て油圧パイプ38に圧力を加えて、他側においては圧力
を解除すると、台車40はこの他側の方へ移動すること
になる。また、他側の側の油圧パイプ38に圧力を加え
て、一側の側の油圧パイプ38の圧力を解除すると、台
車40は一側の側に移動する。台車を高速に移動させる
ため、一側部の油圧パイプ38に圧力を加えて、他側部
の油圧パイプ38は油圧を吸引しながら台車40を引く
と、台車40を高速で移動させることができる。
【0043】このような構成において、台車40の上部
に磁石10を設置し、シャットル16と磁石10,20
とを結合することにより製織することができる。案内フ
レーム3を非磁性体で形成して、案内フレーム3の下部
面と側面の厚さを厚くして案内フレーム3の変形を防
ぎ、案内フレーム3の上部面(シャットルが設置される
側)の厚さを薄くして台車40とシャットル16とを堅
固に磁石10,20により結合させる。
【0044】上記の方法は、製織時に騒音がほとんどな
く、機械装置が外部に設けられていないので、安全で事
故の原因とならない。また、図11に示すように、案内
台の下部に油圧移動通路54を形成して、一側におい
て、油圧移動通路42と油圧移動通路54とを連結し
て、両側に油圧パイプ38を設置せず、一側において2
個の油圧パイプ38を設置するか、中央に油圧パイプを
形成することができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明の織機用の緯糸
案内装置は、シャットル作動や筬打ちなく織物を製織す
ることができるものであり、永久磁石などの磁石により
台車と結合されたシャットルが緯糸を開口部に直接案内
する。また、必要に応じ圧入ローラが緯糸を圧入するよ
うになすこともできる。したがって、、常に安定した緯
糸供給と常に同じ力での緯糸圧入が可能であり、一律的
な製織をして、緯糸の太さ、周囲環境(湿度、温度等)
に支障を受けず、良質の織物を大量生産することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分解斜視図。
【図2】本発明のシャットルを案内するためのフレーム
と台車の一部欠載斜視図。
【図3】本発明の台車の斜視図。
【図4】本発明のシャットルの底面図。
【図5】本発明のシャットルと台車の要部断面図。
【図6】製織時の平面図。
【図7】圧入ローラが交差した経糸を押している状態を
示す断面図。
【図8】本発明の他の実施例のシャットルの平面図。
【図9】本発明の他の実施例であって、油圧によって台
車が案内フレームを往復するようにした案内フレームの
横切断面図。
【図10】図9のA−A線断面図。
【図11】図9の変更例の横断面図。
【符号の説明】
A 製織部 2,3 案内フレーム 4,40 台車 6 通孔 8 開放部 10,20 磁石 14 車輪 16 シャットル 18 ローラ 22 圧入ローラ 24 緯糸案内台 26 案内ローラ 28 案内バー 30 筬 32 糸巻き 34 グリッパ 36 スプリング 38 油圧パイプ 42 油圧移動通路 52 ローラ案内片 54 油圧移動通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 李 昌權 大韓民国大邱廣域市北區山格2洞495−36 番地

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 織物を製織する製織部(A)の底面に往
    復運動する台車(4)を設置し、台車(4)の上部に磁
    石(10)を設置し、ほぼ楕円形であり且つ緯糸を供給
    することができるようにしたシャットルの底面に磁石
    (20)とローラ(18)とを設置して、シャットル
    (16)と台車(4)を磁石(10,20)により固定
    して、台車(4)の往復運動に従ってシャットル(1
    6)が往復運動する織機用の緯糸案内装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の織機用の緯糸案内装置
    において、台車(4)の上部に設置する多数個の磁石
    (10)の上部面がすべて同一の極となるように固定し
    て、シャットル(16)の下部に設置した多数個の磁石
    (20)の下部面も台車(4)の上部面と同一の極とな
    るように固定して、台車(4)の磁石(10)と磁石
    (10)との間の長さ(X)よりも小さいか同じ磁石
    (20)をシャットル(16)に固定して、台車(4)
    の磁石(10)と磁石(10)との間にシャットル(1
    6)の磁石(20)が位置して固定されるようにしたこ
    とを特徴とする織機用の緯糸案内装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の織機用の緯糸案内装置
    において、製織部(A)の下部に案内フレーム(2)を
    設置して、案内フレーム(2)の内側に台車(4)を設
    置して、台車(4)に車輪(14)を設けて、台車
    (4)の両側にベンド(12)を固定して、ベンド(1
    2)が往復運動できるようにしたことを特徴とする織機
    用の緯糸案内装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の織機用の緯糸案内装置
    において、製織部(A)の下部に案内フレーム(2)を
    設置し、案内フレームの両側に油圧作動用のパイプ(3
    8)を設置して、密閉した四角棒体である案内孔フレー
    ム(3)の内側に台車(4)を挿入設置して、台車
    (4)が案内フレーム(3)の内側で油圧によって往復
    運動できることを特徴とする織機用の緯糸案内装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の織機用の緯糸
    案内装置において、シャットル(16)の前面に回転す
    る圧入ローラ(22)を設置して、供給した緯糸を経糸
    の間に圧入するようになし、圧入ローラ(22)の端部
    を尖らせたことを特徴とする織機用の緯糸案内装置。
  6. 【請求項6】 請求項3または4に記載の織機用の緯糸
    案内装置において、シャットル(16)の中央部に糸巻
    き(32)を設置して、シャットル(16)の前面に案
    内台(24)を設け、糸巻き(32)の糸が案内台(2
    4)を通って開口部に供給されるようにして、シャット
    ル(16)が開口部を移動するとき、案内台(24)が
    左右回動しながら緯糸を供給することを特徴とする織機
    用の緯糸案内装置。
  7. 【請求項7】 請求項3または4に記載の織機用の緯糸
    案内装置において、シャットル(16)の背面に案内ロ
    ーラ(26)を設置して、案内フレーム(2)の背面
    に、突出した案内バー(28)と筬(30)とを設置し
    て、案内バー(28)と筬(30)とが一直線上になる
    ようにして、シャットル(16)が背面で支持されるよ
    うにしたことを特徴とする織機用の緯糸案内装置。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載の織機用の緯糸案内装置
    において、案内フレーム(2)は四角体であり且つ内側
    に四角通孔(6)を形成して、四角体の上部中央に開放
    部(8)と外側にローラ案内片(52)を形成して、車
    輪(14)とバンド(12)が設けられた台車(4)を
    通孔(6)に挿入し、台車(4)の中央に磁石(10)
    を固定して、シャットル(16)の下部に磁石(20)
    を固定して、台車(4)の磁石(10)とシャットル
    (16)の磁石(20)とが開放部(8)を介して固定
    されるようにしたことを特徴とする織機用の緯糸案内装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項3または4に記載の織機用の緯糸
    案内装置において、シャットル(16)の両側端部にグ
    リッパ(34)を設置して、グリッパ(34)が開口部
    に緯糸を供給することを特徴とする織機用の緯糸案内装
    置。
  10. 【請求項10】 織物を製織する製織部(A)の下方に
    往復運動する台車(4)を設置し、台車(4)の上面に
    磁石(10)を設置し、緯糸を供給するシャットルの底
    面に磁石(20)を設置して、シャットル(16)と台
    車(4)を磁石(10,20)により固定して、台車
    (4)の往復運動に従ってシャットル(16)が往復運
    動する織機用の緯糸案内装置。
JP30478496A 1996-08-21 1996-11-15 織機用の緯糸案内装置 Pending JPH1077548A (ja)

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