JPH1077691A - 目地ガスケット、及び、複合板材 - Google Patents
目地ガスケット、及び、複合板材Info
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- JPH1077691A JPH1077691A JP23377496A JP23377496A JPH1077691A JP H1077691 A JPH1077691 A JP H1077691A JP 23377496 A JP23377496 A JP 23377496A JP 23377496 A JP23377496 A JP 23377496A JP H1077691 A JPH1077691 A JP H1077691A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複合板材の形成や、現場での複合板材設置作
業を効率よくできるようにする。 【解決手段】 積層させた複数の板材2からなる複合板
材Bの複数を、並設する際の目地部3に設置するための
目地ガスケットにおいて、複数の板材2間に介在自在な
スペーサ部4aを、ガスケット本体4に設け、隣接させ
る他の複合板材又はその複合板材に取り付けた別のガス
ケット本体に対して押し付けられて目地の止水を図れる
弾性押付部4bを、ガスケット本体4に設けてある。
業を効率よくできるようにする。 【解決手段】 積層させた複数の板材2からなる複合板
材Bの複数を、並設する際の目地部3に設置するための
目地ガスケットにおいて、複数の板材2間に介在自在な
スペーサ部4aを、ガスケット本体4に設け、隣接させ
る他の複合板材又はその複合板材に取り付けた別のガス
ケット本体に対して押し付けられて目地の止水を図れる
弾性押付部4bを、ガスケット本体4に設けてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層させた複数の
板材からなる複合板材の複数を、並設する際の目地部に
設置するための目地ガスケットに関し、また、前記目地
ガスケットを一体化してある複合板材に関する。
板材からなる複合板材の複数を、並設する際の目地部に
設置するための目地ガスケットに関し、また、前記目地
ガスケットを一体化してある複合板材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の複合板材の現場設置は、
設置対象部に各複合板材を並設して取り付けた後、その
目地部にガスケットを入れることで実施されることが一
般的であり、この種の目地ガスケットとしては、図3に
示すように、並設する複合板材Bの端面に接着自在な取
付部20aをガスケット本体20に設け、隣接させる他
の複合板材B又はその複合板材Bに取り付けた別のガス
ケット本体20に対して押し付けられて目地の止水を図
れる弾性押付部21を、前記ガスケット本体20に設け
てあるものがあった。また、複合板材は、単一の材質で
構成してあるものもある一方、例えば、壁体に用いるよ
うな場合には、断熱性や耐候性等の種々のニーズを満足
するために、板状の異種材料を積層させて接着剤で一体
化してあるものもあり、後者の複合板材の場合は、各積
層板材どうしに線膨張係数の差があれば、環境変化(温
度変化や湿度変化)で板面に沿った内部応力が発生し、
反ったり破損しやすくなることがあるという問題があ
る。従って、この現象への対策として、近年、反応硬化
後も弾性を有する弾性接着剤の層を、ある程度の厚み
(一般的には0.4mm以上)で形成し、その接着剤層
によって各積層板材どうしの応力緩和を図ることが実施
されている。そして、前記接着剤層の厚み寸法を確保す
るには、針金や、棒状部材等からなるスペーサKを、各
積層板材間に挟む状態に配置することによって実施され
ている。従来のこの種の複合板材Bとしては、上述のよ
うに、専用のスペーサを各積層板材間に介在させた状態
で接着形成してあり、且つ、その端面に、ガスケット本
体20の取付部20aを接着できるように構成してあっ
た。
設置対象部に各複合板材を並設して取り付けた後、その
目地部にガスケットを入れることで実施されることが一
般的であり、この種の目地ガスケットとしては、図3に
示すように、並設する複合板材Bの端面に接着自在な取
付部20aをガスケット本体20に設け、隣接させる他
の複合板材B又はその複合板材Bに取り付けた別のガス
ケット本体20に対して押し付けられて目地の止水を図
れる弾性押付部21を、前記ガスケット本体20に設け
てあるものがあった。また、複合板材は、単一の材質で
構成してあるものもある一方、例えば、壁体に用いるよ
うな場合には、断熱性や耐候性等の種々のニーズを満足
するために、板状の異種材料を積層させて接着剤で一体
化してあるものもあり、後者の複合板材の場合は、各積
層板材どうしに線膨張係数の差があれば、環境変化(温
度変化や湿度変化)で板面に沿った内部応力が発生し、
反ったり破損しやすくなることがあるという問題があ
る。従って、この現象への対策として、近年、反応硬化
後も弾性を有する弾性接着剤の層を、ある程度の厚み
(一般的には0.4mm以上)で形成し、その接着剤層
によって各積層板材どうしの応力緩和を図ることが実施
されている。そして、前記接着剤層の厚み寸法を確保す
るには、針金や、棒状部材等からなるスペーサKを、各
積層板材間に挟む状態に配置することによって実施され
ている。従来のこの種の複合板材Bとしては、上述のよ
うに、専用のスペーサを各積層板材間に介在させた状態
で接着形成してあり、且つ、その端面に、ガスケット本
体20の取付部20aを接着できるように構成してあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の目地ガ
スケットによれば、できあがっている複合板材の端面
に、目地ガスケットの取付部20aをわざわざ接着して
取り付ける手間が必要となり、更には、目地ガスケット
が位置ズレしないように養生しておく手間も必要とり、
取付作業そのものが煩雑になりやすく、延いては、目地
を形成しながら複数の複合板材を並設するような複合板
材設置作業においては、作業効率がわるくなりやすい問
題点がある。また、上述した従来の複合板材によれば、
上述のような専用のスペーサを積層板材間に介在させた
状態で接着するにあたって、各積層板材どうしのズレが
生じやすいことと、それを防止するためには、専用の養
生具が必要となったり、製作手間がかかったりし易い問
題点がある。
スケットによれば、できあがっている複合板材の端面
に、目地ガスケットの取付部20aをわざわざ接着して
取り付ける手間が必要となり、更には、目地ガスケット
が位置ズレしないように養生しておく手間も必要とり、
取付作業そのものが煩雑になりやすく、延いては、目地
を形成しながら複数の複合板材を並設するような複合板
材設置作業においては、作業効率がわるくなりやすい問
題点がある。また、上述した従来の複合板材によれば、
上述のような専用のスペーサを積層板材間に介在させた
状態で接着するにあたって、各積層板材どうしのズレが
生じやすいことと、それを防止するためには、専用の養
生具が必要となったり、製作手間がかかったりし易い問
題点がある。
【0004】従って、本発明の目的は、上記問題点を解
消し、複合板材の形成や、現場での複合板材設置作業を
効率よくできるようにするところにある。
消し、複合板材の形成や、現場での複合板材設置作業を
効率よくできるようにするところにある。
【0005】
〔構成〕請求項1の発明の特徴構成は、積層させた複数
の板材からなる複合板材の複数を、並設する際の目地部
に設置するための目地ガスケットにおいて、前記複数の
板材間に介在自在なスペーサ部を、ガスケット本体に設
け、隣接させる他の複合板材又はその複合板材に取り付
けた別のガスケット本体に対して押し付けられて目地の
止水を図れる弾性押付部を、前記ガスケット本体に設け
てあるところにある。
の板材からなる複合板材の複数を、並設する際の目地部
に設置するための目地ガスケットにおいて、前記複数の
板材間に介在自在なスペーサ部を、ガスケット本体に設
け、隣接させる他の複合板材又はその複合板材に取り付
けた別のガスケット本体に対して押し付けられて目地の
止水を図れる弾性押付部を、前記ガスケット本体に設け
てあるところにある。
【0006】請求項2の発明の特徴構成は、前記弾性押
付部が、前記板材の厚み方向に間隔をあけて複数条設け
てあり、その複数の弾性押付部の内、少なくとも、前記
板材の厚み方向での裏側位置に位置させる裏側弾性押付
部の押付方向の高さ寸法を、前記板材の厚み方向での表
側位置に位置させる表側弾性押付部の押付方向の高さ寸
法より大きく設定してあるところにある。
付部が、前記板材の厚み方向に間隔をあけて複数条設け
てあり、その複数の弾性押付部の内、少なくとも、前記
板材の厚み方向での裏側位置に位置させる裏側弾性押付
部の押付方向の高さ寸法を、前記板材の厚み方向での表
側位置に位置させる表側弾性押付部の押付方向の高さ寸
法より大きく設定してあるところにある。
【0007】請求項3の発明の特徴構成は、積層させた
複数の板材端縁間に、前記スペーサ部が介在する状態に
目地ガスケットを一体化してあるところにある。
複数の板材端縁間に、前記スペーサ部が介在する状態に
目地ガスケットを一体化してあるところにある。
【0008】〔作用及び効果〕請求項1の発明の特徴構
成によれば、複数の板材を積層させてつくる複合板材の
製造段階に、前記スペーサ部を板材間に介在させて一体
化することが可能となり、しかも、一体化させるとき
に、複数の板によってスペーサ部が挟まれて位置決めさ
れるので、複合板材に対する目地ガスケットの相対位置
が確実に決まって位置ズレし難く、且つ、外れ難い。従
って、接着養生に手間がかからないと共に、当該目地ガ
スケットを取り付けた複合板材の歩留まりをよくするこ
とが可能となり、例えば、従来の目地ガスケットを複合
板材の製造時にその端面に接着するのに比べて、より生
産効率よく製造することが可能となる。そして、当該目
地ガスケットは複合板材の製造段階で複数の板材と一体
化されるから、従来のように、制作時に位置ズレ防止を
図りながら養生したり、複合板材設置現場において目地
ガスケットを取り付けたりするといった必要が無くな
り、効率よく複合板材を設置することが可能となる。ま
た、前記スペーサ部の厚みによって、複数の板材どうし
の間隔寸法を確保することが可能となり、別の間隔保持
部材を使用することなく、適切な厚み寸法の接着剤層を
確保し易くなる。その結果、異質の板材どうしを積層し
て複合板材を形成するような場合に、互いの線膨張係数
の差や、吸水による伸縮率の差が原因で生じ易い「複合
板材の反り」や「層間剥離」等を防止するのに最低限必
要とされる弾性接着剤層の厚みを確保するといったこと
を、簡単に確実に叶えることができる。そして、品質の
高い複合板材を形成することが可能となる。
成によれば、複数の板材を積層させてつくる複合板材の
製造段階に、前記スペーサ部を板材間に介在させて一体
化することが可能となり、しかも、一体化させるとき
に、複数の板によってスペーサ部が挟まれて位置決めさ
れるので、複合板材に対する目地ガスケットの相対位置
が確実に決まって位置ズレし難く、且つ、外れ難い。従
って、接着養生に手間がかからないと共に、当該目地ガ
スケットを取り付けた複合板材の歩留まりをよくするこ
とが可能となり、例えば、従来の目地ガスケットを複合
板材の製造時にその端面に接着するのに比べて、より生
産効率よく製造することが可能となる。そして、当該目
地ガスケットは複合板材の製造段階で複数の板材と一体
化されるから、従来のように、制作時に位置ズレ防止を
図りながら養生したり、複合板材設置現場において目地
ガスケットを取り付けたりするといった必要が無くな
り、効率よく複合板材を設置することが可能となる。ま
た、前記スペーサ部の厚みによって、複数の板材どうし
の間隔寸法を確保することが可能となり、別の間隔保持
部材を使用することなく、適切な厚み寸法の接着剤層を
確保し易くなる。その結果、異質の板材どうしを積層し
て複合板材を形成するような場合に、互いの線膨張係数
の差や、吸水による伸縮率の差が原因で生じ易い「複合
板材の反り」や「層間剥離」等を防止するのに最低限必
要とされる弾性接着剤層の厚みを確保するといったこと
を、簡単に確実に叶えることができる。そして、品質の
高い複合板材を形成することが可能となる。
【0009】請求項2の発明の特徴構成によれば、当該
目地ガスケットを設置してある目地において、複数条の
弾性押付部で、目地表裏の水の流通をブロックできるか
ら、目地の止水性を高めることができることに加えて、
各弾性押付部は、板材の厚み方向に間隔をあけて設けて
あるから、目地に当該目地ガスケットを設置してある目
地形成状態で各弾性押付部の条どうし間に隙間が形成さ
れ、仮に、表側弾性押付部で水を止めきれなかったにし
ても、その水をこの隙間を通して目地長手方向に沿って
排水することが可能となり、目地の止水性をより向上さ
せることが可能となる。更には、裏側弾性押付部の高さ
寸法が表側弾性押付部より大きく設定してあるから、目
地で当該ガスケットが他の複合板材側へ押し付けられた
状態においては、表側弾性押付部の押付力より、裏側弾
性押付部の押付力が強くなり、仮に、上述したように表
側弾性押付部の押付面を通して前記隙間に水が漏れ出た
としても、裏側弾性押付部どうしの強力な押付力によっ
て水をブロックすることが可能となり、より強力な止水
性を確保することができる。また、表側弾性押付部は、
強い押付力がかからないため、押しつぶしによる変形が
少なく、美しい目地外観を形成することが可能となる。
目地ガスケットを設置してある目地において、複数条の
弾性押付部で、目地表裏の水の流通をブロックできるか
ら、目地の止水性を高めることができることに加えて、
各弾性押付部は、板材の厚み方向に間隔をあけて設けて
あるから、目地に当該目地ガスケットを設置してある目
地形成状態で各弾性押付部の条どうし間に隙間が形成さ
れ、仮に、表側弾性押付部で水を止めきれなかったにし
ても、その水をこの隙間を通して目地長手方向に沿って
排水することが可能となり、目地の止水性をより向上さ
せることが可能となる。更には、裏側弾性押付部の高さ
寸法が表側弾性押付部より大きく設定してあるから、目
地で当該ガスケットが他の複合板材側へ押し付けられた
状態においては、表側弾性押付部の押付力より、裏側弾
性押付部の押付力が強くなり、仮に、上述したように表
側弾性押付部の押付面を通して前記隙間に水が漏れ出た
としても、裏側弾性押付部どうしの強力な押付力によっ
て水をブロックすることが可能となり、より強力な止水
性を確保することができる。また、表側弾性押付部は、
強い押付力がかからないため、押しつぶしによる変形が
少なく、美しい目地外観を形成することが可能となる。
【0010】請求項3の発明の特徴構成によれば、上述
の目地ガスケットによって果たされる作用効果を果たし
ながら、更には、積層させた複数の板材端縁間に、前記
スペーサ部が介在する状態に目地ガスケットを一体化し
てあることによって、複合板材の縁部を前記目地ガスケ
ットで保護することが可能となり、例えば、出荷・搬送
時等に複合板材の縁が他物に当たっても損傷し難くい。
その結果、大がかりな梱包が必要なくなり、省資源化、
及び、コストダウンを叶えやすくなる。
の目地ガスケットによって果たされる作用効果を果たし
ながら、更には、積層させた複数の板材端縁間に、前記
スペーサ部が介在する状態に目地ガスケットを一体化し
てあることによって、複合板材の縁部を前記目地ガスケ
ットで保護することが可能となり、例えば、出荷・搬送
時等に複合板材の縁が他物に当たっても損傷し難くい。
その結果、大がかりな梱包が必要なくなり、省資源化、
及び、コストダウンを叶えやすくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の
符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示してい
る。
に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の
符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示してい
る。
【0012】図1は、本発明の複合板材・目地ガスケッ
トの一実施形態を用いて建造物の断熱外壁を形成してあ
る状況を示すものである。
トの一実施形態を用いて建造物の断熱外壁を形成してあ
る状況を示すものである。
【0013】前記目地ガスケット1は、シリコーン系や
EPDM系やクロロプレン系等の弾性材料を用いて、例
えば、押出成型法によって一体形成してあり、積層させ
た複数の板材2からなる複合板材Bの複数を、並設する
際の目地部3に設置するためのものである。そして、ガ
スケット本体4には、前記複数の板材2間に介在自在な
スペーサ部4aを設けてあると共に、隣接させる他の複
合板材に取り付けた別のガスケット本体に対して押し付
けられて目地の止水を図れる弾性押付部4bを設けてあ
る。前記スペーサ部4aは、偏平に形成してあり、前記
板材2どうしの接着に際して、適切な接着剤層厚みを確
保できるように厚み寸法を設定してある。また、長さ寸
法は、板材2の端縁部の全長にわたるように設定してあ
る。このスペーサ部4aによって適切な接着剤層厚みを
確保することによって、その接着剤層で複数の板材2ど
うしの異なった変形(膨張や収縮)を吸収できるように
なり、複合板材B全体とした反り変形の防止を図ること
が可能となる。また、当然のことながら、スペーサ部4
aは、複数の板材2に対する目地ガスケット1の取付部
としての機能をも果たしている。具体的には、このスペ
ーサ部4a、及び、複数の板材2の端縁部の全長にわた
るガスケット本体4とが、前記板材2に対して接着して
ある。また、前記弾性押付部4bは、前記ガスケット本
体4から押付方向に膨出(内部に変形許容空間を有す
る)した形状に形成してあり、且つ、板材2の端縁部の
全長にわたって設けてある。そして、この弾性押付部4
bは、ガスケット本体4の幅方向(板材2の厚み方向)
に間隔をあけて二条設けてあり、前記板材2の厚み方向
での裏側位置に位置させる裏側弾性押付部5の押付方向
の高さ寸法L1を、前記板材2の厚み方向での表側位置
に位置させる表側弾性押付部6の押付方向の高さ寸法L
2より大きく設定してある。即ち、一対の複合板材どう
しを目地(両弾性押付部)を介して並設した状態におい
ては、両弾性押付部5・6間に空間Vが形成され、仮
に、表側弾性押付部6どうしの合せ部を通して壁体の表
側から水の浸入があったとしても、この空間Vが樋の作
用をすることが可能となり、壁体の裏側への水漏れを防
止し易くなる。更には、上述のとおりの両弾性押付部5
・6の高さ寸法設定によって、裏側弾性押付部5どうし
の接当面積及び接当力が、表側弾性押付部6のそれらよ
り大きくなって、その結果、より止水性が高まることに
よって、前記空間Vから壁体裏側への水の浸入をより確
実に防止することが可能となる。
EPDM系やクロロプレン系等の弾性材料を用いて、例
えば、押出成型法によって一体形成してあり、積層させ
た複数の板材2からなる複合板材Bの複数を、並設する
際の目地部3に設置するためのものである。そして、ガ
スケット本体4には、前記複数の板材2間に介在自在な
スペーサ部4aを設けてあると共に、隣接させる他の複
合板材に取り付けた別のガスケット本体に対して押し付
けられて目地の止水を図れる弾性押付部4bを設けてあ
る。前記スペーサ部4aは、偏平に形成してあり、前記
板材2どうしの接着に際して、適切な接着剤層厚みを確
保できるように厚み寸法を設定してある。また、長さ寸
法は、板材2の端縁部の全長にわたるように設定してあ
る。このスペーサ部4aによって適切な接着剤層厚みを
確保することによって、その接着剤層で複数の板材2ど
うしの異なった変形(膨張や収縮)を吸収できるように
なり、複合板材B全体とした反り変形の防止を図ること
が可能となる。また、当然のことながら、スペーサ部4
aは、複数の板材2に対する目地ガスケット1の取付部
としての機能をも果たしている。具体的には、このスペ
ーサ部4a、及び、複数の板材2の端縁部の全長にわた
るガスケット本体4とが、前記板材2に対して接着して
ある。また、前記弾性押付部4bは、前記ガスケット本
体4から押付方向に膨出(内部に変形許容空間を有す
る)した形状に形成してあり、且つ、板材2の端縁部の
全長にわたって設けてある。そして、この弾性押付部4
bは、ガスケット本体4の幅方向(板材2の厚み方向)
に間隔をあけて二条設けてあり、前記板材2の厚み方向
での裏側位置に位置させる裏側弾性押付部5の押付方向
の高さ寸法L1を、前記板材2の厚み方向での表側位置
に位置させる表側弾性押付部6の押付方向の高さ寸法L
2より大きく設定してある。即ち、一対の複合板材どう
しを目地(両弾性押付部)を介して並設した状態におい
ては、両弾性押付部5・6間に空間Vが形成され、仮
に、表側弾性押付部6どうしの合せ部を通して壁体の表
側から水の浸入があったとしても、この空間Vが樋の作
用をすることが可能となり、壁体の裏側への水漏れを防
止し易くなる。更には、上述のとおりの両弾性押付部5
・6の高さ寸法設定によって、裏側弾性押付部5どうし
の接当面積及び接当力が、表側弾性押付部6のそれらよ
り大きくなって、その結果、より止水性が高まることに
よって、前記空間Vから壁体裏側への水の浸入をより確
実に防止することが可能となる。
【0014】一方、前記板材2は、表面側に位置する第
一板材2aと、裏面側に位置する第二板材2bとがあ
り、第一板材2aは、例えば窯業系や有機系や金属系の
材質で形成してあり、第二板材2bは、有機系又は無機
系の断熱材や、窯業系の材質で形成してある。前記複合
板材Bは、前記第一板材2aと第二板材2bとの間に接
着剤(弾性を備えた変性シリコーン系や変性エポキシ
系)を塗布すると共に、それぞれの板材2a・2bの端
縁間に、前記スペーサ部4aが介在する状態に目地ガス
ケット1を配置して、両板材2a・2b及び目地ガスケ
ット1を接着によって一体化して形成してある。従っ
て、この複合板材Bは、複合板材の運搬や保管において
は、前記目地ガスケット1が、複合板材Bの端縁部の保
護をはかることができながら、壁体への設置作業におい
ては、簡単に目地処理することが可能となる。因に、当
該複合板材Bの壁体への設置の手順の一形態を説明する
と、基礎上の所定位置に、同一面内に沿って複合板材B
を立設し、隣接する複合板材Bどうしを面方向に近接操
作し(図1参照)、互いの目地ガスケット1どうしが押
し当たる状態にして目地を形成し、その状態で複合板材
Bを建造物に固定する。そして、前記目地の表面側か
ら、目地表面処理用のコーキング材(変性シリコーン系
や変性ポリサルファイド系やポリウレタン系)を詰めて
もよい。
一板材2aと、裏面側に位置する第二板材2bとがあ
り、第一板材2aは、例えば窯業系や有機系や金属系の
材質で形成してあり、第二板材2bは、有機系又は無機
系の断熱材や、窯業系の材質で形成してある。前記複合
板材Bは、前記第一板材2aと第二板材2bとの間に接
着剤(弾性を備えた変性シリコーン系や変性エポキシ
系)を塗布すると共に、それぞれの板材2a・2bの端
縁間に、前記スペーサ部4aが介在する状態に目地ガス
ケット1を配置して、両板材2a・2b及び目地ガスケ
ット1を接着によって一体化して形成してある。従っ
て、この複合板材Bは、複合板材の運搬や保管において
は、前記目地ガスケット1が、複合板材Bの端縁部の保
護をはかることができながら、壁体への設置作業におい
ては、簡単に目地処理することが可能となる。因に、当
該複合板材Bの壁体への設置の手順の一形態を説明する
と、基礎上の所定位置に、同一面内に沿って複合板材B
を立設し、隣接する複合板材Bどうしを面方向に近接操
作し(図1参照)、互いの目地ガスケット1どうしが押
し当たる状態にして目地を形成し、その状態で複合板材
Bを建造物に固定する。そして、前記目地の表面側か
ら、目地表面処理用のコーキング材(変性シリコーン系
や変性ポリサルファイド系やポリウレタン系)を詰めて
もよい。
【0015】〔別実施形態〕以下に他の実施の形態を説
明する。
明する。
【0016】前記目地ガスケットは、先の実施形態で説
明した形状のものに限るものではなく、例えば、図2に
示すように、弾性押付部4bを「逆U字」形状に形成
し、その側部に前記スペーサ部4aを設けて構成してあ
るものであってもよい。
明した形状のものに限るものではなく、例えば、図2に
示すように、弾性押付部4bを「逆U字」形状に形成
し、その側部に前記スペーサ部4aを設けて構成してあ
るものであってもよい。
【0017】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】複合板材の目地形成状況を示す断面図
【図2】別実施形態の複合板材の目地形成状況を示す断
面図
面図
【図3】従来の複合板材の目地形成状況を示す断面図
2 板材 3 目地部 4 ガスケット本体 4a スペーサ部 4b 弾性押付部 5 裏側弾性押付部 6 表側弾性押付部 B 複合板材
Claims (3)
- 【請求項1】 積層させた複数の板材(2)からなる複
合板材(B)の複数を、並設する際の目地部(3)に設
置するための目地ガスケットであって、 前記複数の板材(2)間に介在自在なスペーサ部(4
a)を、ガスケット本体(4)に設け、隣接させる他の
複合板材又はその複合板材に取り付けた別のガスケット
本体に対して押し付けられて目地の止水を図れる弾性押
付部(4b)を、前記ガスケット本体(4)に設けてあ
る目地ガスケット。 - 【請求項2】 前記弾性押付部(4b)が、前記板材
(2)の厚み方向に間隔をあけて複数条設けてあり、そ
の複数の弾性押付部(4b)の内、少なくとも、前記板
材(2)の厚み方向での裏側位置に位置させる裏側弾性
押付部(5)の押付方向の高さ寸法を、前記板材(2)
の厚み方向での表側位置に位置させる表側弾性押付部
(6)の押付方向の高さ寸法より大きく設定してある請
求項1に記載の目地ガスケット。 - 【請求項3】 積層させた複数の板材(2)端縁間に、
前記スペーサ部(4a)が介在する状態に、請求項1又
は2記載の目地ガスケットを一体化してある複合板材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23377496A JPH1077691A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 目地ガスケット、及び、複合板材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23377496A JPH1077691A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 目地ガスケット、及び、複合板材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1077691A true JPH1077691A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16960368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23377496A Pending JPH1077691A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 目地ガスケット、及び、複合板材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1077691A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002285645A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Sanyo Homes Kk | 外壁パネル及び外壁接合構造 |
| JP2015004237A (ja) * | 2013-06-21 | 2015-01-08 | パナホーム株式会社 | 乾式目地部材、乾式目地部材を取り付けた外壁パネル、及びそれを用いた乾式目地構造 |
-
1996
- 1996-09-04 JP JP23377496A patent/JPH1077691A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002285645A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Sanyo Homes Kk | 外壁パネル及び外壁接合構造 |
| JP2015004237A (ja) * | 2013-06-21 | 2015-01-08 | パナホーム株式会社 | 乾式目地部材、乾式目地部材を取り付けた外壁パネル、及びそれを用いた乾式目地構造 |
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