JPH1077767A - 電磁シールド扉 - Google Patents
電磁シールド扉Info
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- JPH1077767A JPH1077767A JP23326896A JP23326896A JPH1077767A JP H1077767 A JPH1077767 A JP H1077767A JP 23326896 A JP23326896 A JP 23326896A JP 23326896 A JP23326896 A JP 23326896A JP H1077767 A JPH1077767 A JP H1077767A
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- electromagnetic shield
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 搬送、搬入出、据え付け等の作業が容易で、
且つ、電磁波シールド効果が高い比較的に大きな電磁シ
ールド扉を提供する。 【解決手段】 この発明は、電磁シールド機能を有す
る部屋の開閉用の電磁シールド扉である。連続して嵌合
することにより扉を構成する複数の導電性パネルと、嵌
合された2つの前記導電性パネルの少なくとも一方の嵌
合部の長手方向に、隙間無く取り付けられて、他方のパ
ネルの嵌合部と一様に接触可能な第1の電磁シールド部
材とを備えている。この発明によれば、パネル嵌合部の
長手方向に隙間無く取り付けられた第1の電磁シールド
部材によって、嵌合部におけるパネル同士の電磁気的接
触が図れるので、複数の導電性パネルで構成される扉が
1枚板の扉と同等の電磁シールド効果を有することとな
る。
且つ、電磁波シールド効果が高い比較的に大きな電磁シ
ールド扉を提供する。 【解決手段】 この発明は、電磁シールド機能を有す
る部屋の開閉用の電磁シールド扉である。連続して嵌合
することにより扉を構成する複数の導電性パネルと、嵌
合された2つの前記導電性パネルの少なくとも一方の嵌
合部の長手方向に、隙間無く取り付けられて、他方のパ
ネルの嵌合部と一様に接触可能な第1の電磁シールド部
材とを備えている。この発明によれば、パネル嵌合部の
長手方向に隙間無く取り付けられた第1の電磁シールド
部材によって、嵌合部におけるパネル同士の電磁気的接
触が図れるので、複数の導電性パネルで構成される扉が
1枚板の扉と同等の電磁シールド効果を有することとな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁シールドルー
ム又は電波暗室に用いられる電磁シールド性能を有する
扉に関するものであって、特に、大型機器を搬入出する
際に使用される大型の電磁シールド扉に関する。
ム又は電波暗室に用いられる電磁シールド性能を有する
扉に関するものであって、特に、大型機器を搬入出する
際に使用される大型の電磁シールド扉に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子機器等から発生される電
磁波による障害(例えば、コンピュータ等の電子回路の
破壊や誤作動、或いは通信時の雑音)を防止するため作
られた電磁シールド機能を有する電磁シールドルームや
電波暗室がある。これら電磁シールドルームや電波暗室
においては、部屋の周囲を金属板等の導電部材で囲い、
機器搬入出用開口部を電磁波シールド用の扉で塞いでい
た。
磁波による障害(例えば、コンピュータ等の電子回路の
破壊や誤作動、或いは通信時の雑音)を防止するため作
られた電磁シールド機能を有する電磁シールドルームや
電波暗室がある。これら電磁シールドルームや電波暗室
においては、部屋の周囲を金属板等の導電部材で囲い、
機器搬入出用開口部を電磁波シールド用の扉で塞いでい
た。
【0003】電磁シールド扉は、一般的には、電磁波が
侵入しないように金属製の一枚板で作られることが多か
った。
侵入しないように金属製の一枚板で作られることが多か
った。
【0004】また、中にはパネル同士を継ぎ合わせたシ
ャッター状の電磁シールド扉もあった。この場合、パネ
ル同士を導線等で部分的に接続して電磁シールド機能を
持たせていた。
ャッター状の電磁シールド扉もあった。この場合、パネ
ル同士を導線等で部分的に接続して電磁シールド機能を
持たせていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、金属製の一枚
板の電磁シールド扉の場合、工場や研究所等における大
型機器の搬入出用の大きな扉では、扉の重量が重くなる
ため、扉の搬送、搬入出、据え付け作業等に多大な労力
とコストが生じていた。
板の電磁シールド扉の場合、工場や研究所等における大
型機器の搬入出用の大きな扉では、扉の重量が重くなる
ため、扉の搬送、搬入出、据え付け作業等に多大な労力
とコストが生じていた。
【0006】また、前記シャッター状の電磁シールド扉
におけるパネル同士の導線による接続は、パネル同士の
電磁気的接触が部分的にしかされていなかったので、導
線による接続がされていない隙間部分から電磁波が漏洩
してしまうという問題点があった。
におけるパネル同士の導線による接続は、パネル同士の
電磁気的接触が部分的にしかされていなかったので、導
線による接続がされていない隙間部分から電磁波が漏洩
してしまうという問題点があった。
【0007】そこで本発明は上記課題を解決するために
なされたものであって、搬送、搬入出、据え付け等の作
業が容易で、且つ、電磁波シールド効果が高い比較的に
大きな電磁シールド扉を提供するものである。
なされたものであって、搬送、搬入出、据え付け等の作
業が容易で、且つ、電磁波シールド効果が高い比較的に
大きな電磁シールド扉を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
電磁シールド機能を有する部屋の開閉用の電磁シールド
扉であって、連続して嵌合することにより扉を構成する
複数の導電性パネルと、嵌合された2つの前記導電性パ
ネルの少なくとも一方の嵌合部の長手方向に、隙間無く
取り付けられて、他方のパネルの嵌合部と一様に接触可
能な第1の電磁シールド部材と、を備えた構成とした。
電磁シールド機能を有する部屋の開閉用の電磁シールド
扉であって、連続して嵌合することにより扉を構成する
複数の導電性パネルと、嵌合された2つの前記導電性パ
ネルの少なくとも一方の嵌合部の長手方向に、隙間無く
取り付けられて、他方のパネルの嵌合部と一様に接触可
能な第1の電磁シールド部材と、を備えた構成とした。
【0009】請求項1記載の発明によれば、パネル嵌合
部の長手方向に隙間無く取り付けられた第1の電磁シー
ルド部材によって、嵌合部におけるパネル同士の電磁気
的接触が図れるので、複数の導電性パネルで構成される
扉が1枚板の扉と同等の電磁シールド効果を有すること
となる。従って、個々のパネルに分割して搬送、搬入出
が出来、更に現場にて個々のパネルの据え付けが出来る
こととなって、従来の1枚板の扉に比べて作業が極めて
容易となる。
部の長手方向に隙間無く取り付けられた第1の電磁シー
ルド部材によって、嵌合部におけるパネル同士の電磁気
的接触が図れるので、複数の導電性パネルで構成される
扉が1枚板の扉と同等の電磁シールド効果を有すること
となる。従って、個々のパネルに分割して搬送、搬入出
が出来、更に現場にて個々のパネルの据え付けが出来る
こととなって、従来の1枚板の扉に比べて作業が極めて
容易となる。
【0010】また、請求項1記載の発明によれば、電磁
シールド扉は複数のパネルに分割されているので、扉の
開閉作業が個々のパネルを手動で動かすことにより出来
ることとなって、電動式或いは機械式の電磁シールド扉
とする必要がなくコスト低減が図れる。
シールド扉は複数のパネルに分割されているので、扉の
開閉作業が個々のパネルを手動で動かすことにより出来
ることとなって、電動式或いは機械式の電磁シールド扉
とする必要がなくコスト低減が図れる。
【0011】ここで、第1の電磁シールド材は、パネル
の嵌合部を電磁気的接触させる導電性の材料のことであ
る。この第1の電磁シールド材としては、金属を用いれ
ばよい。嵌合部の形状が凹凸がある場合には、その形状
に合わせて変形して接触し易いようにゴムを金属製微細
網で編んだもの等を使用するとよい。金属製微細網とし
ては、モネル(ニッケルと銅の合金)、アルミニュウ
ム、SuとCuとFeの合金等を用いるとよい。また、
大きな扉の場合、ステンレス鋼線をロープ状に編み上げ
たものを電磁シールド材として用いても良い。
の嵌合部を電磁気的接触させる導電性の材料のことであ
る。この第1の電磁シールド材としては、金属を用いれ
ばよい。嵌合部の形状が凹凸がある場合には、その形状
に合わせて変形して接触し易いようにゴムを金属製微細
網で編んだもの等を使用するとよい。金属製微細網とし
ては、モネル(ニッケルと銅の合金)、アルミニュウ
ム、SuとCuとFeの合金等を用いるとよい。また、
大きな扉の場合、ステンレス鋼線をロープ状に編み上げ
たものを電磁シールド材として用いても良い。
【0012】パネルの高さは任意に定めて良い。但し、
個々のパネルの高さが低い場合は、個々のパネルの重量
が軽くなって、パネルの搬送、搬出入、及びパネルの据
え付けは容易になるが、その反面、パネル数が増えてそ
の分パネル間の嵌合部も増えるので、電磁シールド効果
が若干劣ることがある。従って、各パネルの高さは、作
業性と必要な電磁シールド効果の程度を考慮して決定す
るとよい。
個々のパネルの高さが低い場合は、個々のパネルの重量
が軽くなって、パネルの搬送、搬出入、及びパネルの据
え付けは容易になるが、その反面、パネル数が増えてそ
の分パネル間の嵌合部も増えるので、電磁シールド効果
が若干劣ることがある。従って、各パネルの高さは、作
業性と必要な電磁シールド効果の程度を考慮して決定す
るとよい。
【0013】パネルの材料は導電性を有するものであれ
ばよい。但し、ある程度剛性を必要とするので金属が望
ましい。
ばよい。但し、ある程度剛性を必要とするので金属が望
ましい。
【0014】第1の電磁シールド材は、嵌合された2つ
のパネルの一方の嵌合部にのみ取り付けてもよいし、両
方の嵌合部に取り付けてもよい。
のパネルの一方の嵌合部にのみ取り付けてもよいし、両
方の嵌合部に取り付けてもよい。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
磁シールド扉において、前記部屋と前記電磁シールド扉
の全周囲とを電磁気的接触させる第2の電磁シールド部
材を備えた構成とした。
磁シールド扉において、前記部屋と前記電磁シールド扉
の全周囲とを電磁気的接触させる第2の電磁シールド部
材を備えた構成とした。
【0016】請求項2記載の発明によれば、第2の電磁
シールド部材によって電磁シールド扉の上下左右の全周
囲と部屋の電磁気的接触が図れるので、請求項1記載の
発明と相俟って、部屋の電磁シールド効果がより一層高
まることとなる。
シールド部材によって電磁シールド扉の上下左右の全周
囲と部屋の電磁気的接触が図れるので、請求項1記載の
発明と相俟って、部屋の電磁シールド効果がより一層高
まることとなる。
【0017】ここで、第2の電磁シールド部材は、電磁
シールド扉の全周囲と部屋を電磁気的に接触させる電磁
シールド部材のことである。この第2の電磁シールド部
材としては、第1の電磁シールド部材で説明したものに
加えて、金属バネ(例えば、ベリリウム銅合金、ステン
レス等)を使用してもよい。
シールド扉の全周囲と部屋を電磁気的に接触させる電磁
シールド部材のことである。この第2の電磁シールド部
材としては、第1の電磁シールド部材で説明したものに
加えて、金属バネ(例えば、ベリリウム銅合金、ステン
レス等)を使用してもよい。
【0018】
[第1の実施の形態]まず、本発明をいわゆるフラッシ
ュ型の電磁シールド扉に適用した場合の実施の形態を示
す。
ュ型の電磁シールド扉に適用した場合の実施の形態を示
す。
【0019】ここで、フラッシュ型の電磁シールド扉と
は、パネルを収納する時、パネルを一枚ずつ縦にしたま
ま送り込んで収納する構造の電磁シールド扉のことであ
る。
は、パネルを収納する時、パネルを一枚ずつ縦にしたま
ま送り込んで収納する構造の電磁シールド扉のことであ
る。
【0020】図1に、本発明に係るフラッシュ型の電磁
シールド扉のパネルの縦断側面図を示す。
シールド扉のパネルの縦断側面図を示す。
【0021】電磁シールド扉1は、トップパネル2、中
間パネル3,4、座板パネル5の4つのパネルから構成
されている。各パネルには、補強材(例えば、H型鋼
等)6,6,…が入っている。また、各パネルには、滑
車7,7,…と軸31,31,…(図3参照)が備えら
れ、レール30,30(図3参照)上を移動させること
により各パネルの上下移動が行われるようになってい
る。トップパネル2の上端には、パネルガード8及び第
2の電磁シールド材9(後述)が、リベット10,1
0,…によって取り付けられている。また、座板パネル
5には、化粧カバー15が、リベット10,10,…に
よって取り付けられ、下端部の凹部中には、第2の電磁
シールド材14(後述)が取り付けられている。
間パネル3,4、座板パネル5の4つのパネルから構成
されている。各パネルには、補強材(例えば、H型鋼
等)6,6,…が入っている。また、各パネルには、滑
車7,7,…と軸31,31,…(図3参照)が備えら
れ、レール30,30(図3参照)上を移動させること
により各パネルの上下移動が行われるようになってい
る。トップパネル2の上端には、パネルガード8及び第
2の電磁シールド材9(後述)が、リベット10,1
0,…によって取り付けられている。また、座板パネル
5には、化粧カバー15が、リベット10,10,…に
よって取り付けられ、下端部の凹部中には、第2の電磁
シールド材14(後述)が取り付けられている。
【0022】座板パネル5の下端部以外の各パネル上下
端部の断面は中央部に突起板11,11,…を有した凹
型形状になってる。その凹部の左右の突起部a,bは、
長さ、幅が異なっている。そして、パネル同士は突起部
a,bが互い違いとなる組み合わせで、お互いの突起板
11,11,…が当接して嵌合される。この嵌合部に
は、突起板11,11,…によって仕切られた左右の2
つのL字型の空間が形成される。
端部の断面は中央部に突起板11,11,…を有した凹
型形状になってる。その凹部の左右の突起部a,bは、
長さ、幅が異なっている。そして、パネル同士は突起部
a,bが互い違いとなる組み合わせで、お互いの突起板
11,11,…が当接して嵌合される。この嵌合部に
は、突起板11,11,…によって仕切られた左右の2
つのL字型の空間が形成される。
【0023】組み合わされた突起部aと突起部bのどち
らか一方(両方でもよい)には、第1の電磁シールド材
12,12,…が、接着剤等によって、パネルの長手方
向に隙間無く取り付けられている。また、突起板11,
11…の面とパネル端部凹型の谷部の面にも長手方向に
渡って第1の電磁シールド材13,13,…が取り付け
られている。そして、パネル同士を嵌合させた場合、第
1の電磁シールド材12,12,…は、第1の電磁シー
ルド材12,12,…が取り付けられていない突起部a
(又は突起部b)とパネル長手方向に渡って一様に接触
され、さらに第1の電磁シールド材13,13,…は突
起板11,11,…とパネルの長手方向に渡って一様に
接触されるようになっている。これにより、パネル同士
は確実に電磁シールドされることとなり、嵌合された複
数のパネルは、電磁波に対しては一枚の板と同様の電磁
シールド効果を有することとなる。
らか一方(両方でもよい)には、第1の電磁シールド材
12,12,…が、接着剤等によって、パネルの長手方
向に隙間無く取り付けられている。また、突起板11,
11…の面とパネル端部凹型の谷部の面にも長手方向に
渡って第1の電磁シールド材13,13,…が取り付け
られている。そして、パネル同士を嵌合させた場合、第
1の電磁シールド材12,12,…は、第1の電磁シー
ルド材12,12,…が取り付けられていない突起部a
(又は突起部b)とパネル長手方向に渡って一様に接触
され、さらに第1の電磁シールド材13,13,…は突
起板11,11,…とパネルの長手方向に渡って一様に
接触されるようになっている。これにより、パネル同士
は確実に電磁シールドされることとなり、嵌合された複
数のパネルは、電磁波に対しては一枚の板と同様の電磁
シールド効果を有することとなる。
【0024】ここで、第1の電磁シールド材12,1
2,…としては、嵌合部と接触し易いようにゴムを金属
製微細網で編んだもの等を使用する。金属製微細網とし
ては、モネル(ニッケルと銅の合金)を用いる。
2,…としては、嵌合部と接触し易いようにゴムを金属
製微細網で編んだもの等を使用する。金属製微細網とし
ては、モネル(ニッケルと銅の合金)を用いる。
【0025】また、第1の電磁シールド材13,13,
…としては、塗装していない金属板を用いる。
…としては、塗装していない金属板を用いる。
【0026】図2に、図1の電磁シールド扉1を電磁シ
ールドルーム100に付設した時の正面図を示す。
ールドルーム100に付設した時の正面図を示す。
【0027】電磁シールド扉1の各パネル2,3,4,
5は、電磁シールドルーム100の下枠20に付設され
た下材21、上材22、縦材23,23によって構成さ
れたアングル中に組み込まれている。
5は、電磁シールドルーム100の下枠20に付設され
た下材21、上材22、縦材23,23によって構成さ
れたアングル中に組み込まれている。
【0028】各パネルには把手24,24,…が取り付
けられ、パネル一枚一枚を手動することにより、電磁シ
ールド扉1を開閉することが可能となる。
けられ、パネル一枚一枚を手動することにより、電磁シ
ールド扉1を開閉することが可能となる。
【0029】図3に、図1の電磁シールド扉1を電磁シ
ールドルーム100に付設した時の平面図を示す。
ールドルーム100に付設した時の平面図を示す。
【0030】電磁シールド扉1の各パネル2,3,4,
5の左右の滑車7,7,…はレール30,30にはめ込
まれ、レール30,30上を滑車7,7,…が動くこと
により、その運動が軸31,31,…に伝えられてパネ
ル2,3,4,5が上下に動くようになっている。
5の左右の滑車7,7,…はレール30,30にはめ込
まれ、レール30,30上を滑車7,7,…が動くこと
により、その運動が軸31,31,…に伝えられてパネ
ル2,3,4,5が上下に動くようになっている。
【0031】このレール30,30の外側には、レール
用保護カバー32,32が設けられている。保護カバー
32,32は、リベット33,33によってレール3
0,30と接合されている。
用保護カバー32,32が設けられている。保護カバー
32,32は、リベット33,33によってレール3
0,30と接合されている。
【0032】レール保護カバー32,32は、コ字型の
金属板34,34の一側面と溶接されている。コ字型の
金属板34,34の反対側面は、ボルト35,35とナ
ット36,36によって縦材23,23と締結されてい
る。
金属板34,34の一側面と溶接されている。コ字型の
金属板34,34の反対側面は、ボルト35,35とナ
ット36,36によって縦材23,23と締結されてい
る。
【0033】ここで、少なくともレール保護カバー3
2,32とコ字型の金属板34,34及び縦材23,2
3の各接合部は電磁気的接触が可能なように塗装は施さ
れていない。
2,32とコ字型の金属板34,34及び縦材23,2
3の各接合部は電磁気的接触が可能なように塗装は施さ
れていない。
【0034】また、レール保護カバー32,32には、
リベット37,37によって、第2の電磁シールド材3
8,38,…が垂直方向(縦方向)に連続して取り付け
られている。この第2の電磁シールド材38,38はパ
ネル2,3,4,5の広面(外部側面、内部側面)の左
右両端部に接合されたパネル保護カバー39,39,…
に当接してパネル2,3,4,5が摺動出来るようにな
っている。
リベット37,37によって、第2の電磁シールド材3
8,38,…が垂直方向(縦方向)に連続して取り付け
られている。この第2の電磁シールド材38,38はパ
ネル2,3,4,5の広面(外部側面、内部側面)の左
右両端部に接合されたパネル保護カバー39,39,…
に当接してパネル2,3,4,5が摺動出来るようにな
っている。
【0035】従って、電磁シールド扉1と縦材23,2
3の間は、第2の電磁シールド材37,37によって電
磁気的接触された電磁波シールド構造になっている。
3の間は、第2の電磁シールド材37,37によって電
磁気的接触された電磁波シールド構造になっている。
【0036】ここで、第2の電磁シールド材38,38
としては、ステンレス製のバネを使用する。
としては、ステンレス製のバネを使用する。
【0037】図4に、図1の電磁シールド扉1を電磁シ
ールドルーム100に付設して扉を閉めた時の電磁シー
ルド扉の縦断側面図を示す。
ールドルーム100に付設して扉を閉めた時の電磁シー
ルド扉の縦断側面図を示す。
【0038】電磁シールドルーム100に付設された上
材21には、金属板40がボルト41,41,…とナッ
ト42,42,…によって水平方向(横方向)に連続し
て締結されている。
材21には、金属板40がボルト41,41,…とナッ
ト42,42,…によって水平方向(横方向)に連続し
て締結されている。
【0039】トップパネル2の外部側の広面には、第2
の電磁シールド材9が、リベット10によって水平方向
(横方向)に連続して接合されていて、金属板40と当
接されるようになっている。従って、電磁シールド扉1
と上材21の間は、第2の電磁シールド材9によって電
磁気的接触された電磁波シールド構造になっている。
の電磁シールド材9が、リベット10によって水平方向
(横方向)に連続して接合されていて、金属板40と当
接されるようになっている。従って、電磁シールド扉1
と上材21の間は、第2の電磁シールド材9によって電
磁気的接触された電磁波シールド構造になっている。
【0040】ここで、第2の電磁シールド部材9として
は、ステンレス製のバネを使用する。
は、ステンレス製のバネを使用する。
【0041】下材22は、下枠20とボルト41,4
1,…とナット42,42,…によって締結されてい
る。また、下枠20と接する座板パネル5の下端部は、
凹型形状になっていて、凹型の谷部に第2の電磁シール
ド材14が座板パネル5の長手方向に隙間無く埋め込ま
れている。そして扉を閉めた場合、座板パネル5の第2
の電磁シールド材14が下枠20と座板パネル5の長手
方向に渡って一様に接触して電磁シールドされることと
なる。従って、電磁シールド扉1と下材22も下枠20
を介して電磁気的接触された電磁波シールド構造とな
る。
1,…とナット42,42,…によって締結されてい
る。また、下枠20と接する座板パネル5の下端部は、
凹型形状になっていて、凹型の谷部に第2の電磁シール
ド材14が座板パネル5の長手方向に隙間無く埋め込ま
れている。そして扉を閉めた場合、座板パネル5の第2
の電磁シールド材14が下枠20と座板パネル5の長手
方向に渡って一様に接触して電磁シールドされることと
なる。従って、電磁シールド扉1と下材22も下枠20
を介して電磁気的接触された電磁波シールド構造とな
る。
【0042】ここで、第2の電磁シールド材14として
は、ゴムをモネル(ニッケルと銅の合金)で編んだもの
を用いる。
は、ゴムをモネル(ニッケルと銅の合金)で編んだもの
を用いる。
【0043】以上説明した通り、電磁シールド扉1は、
各パネル間の電磁気的接触が第1の電磁シールド材1
2,12,…と13,13,…によって電磁シールドさ
れる。更に、電磁シールド扉1は、電磁シールドルーム
100の全周囲(上材21、下材22、縦材23,2
3)と第2の電磁シールド材9と14と38,38,…
とによって電磁シールドされた構造となる。
各パネル間の電磁気的接触が第1の電磁シールド材1
2,12,…と13,13,…によって電磁シールドさ
れる。更に、電磁シールド扉1は、電磁シールドルーム
100の全周囲(上材21、下材22、縦材23,2
3)と第2の電磁シールド材9と14と38,38,…
とによって電磁シールドされた構造となる。
【0044】次に、上記本発明に係る第1の実施の形態
の電磁シールド扉のシールド効果を調査した方法とその
方法によって得られた結果を以下に示す。
の電磁シールド扉のシールド効果を調査した方法とその
方法によって得られた結果を以下に示す。
【0045】まず、調査方法について説明する。
【0046】電磁シールドルーム内に設置した電磁波発
生装置等によって発生させた10KHzから1000M
Hzの周波数の電磁波を送信アンテナから送信する。送
信した電磁波を電磁シールドルーム外の受信アンテナに
よって受信する。受信した電磁波の電界強度を受信機に
よって測定する。この測定した電界強度から減衰率を求
め、この減衰率をシールド効果の指標とする。
生装置等によって発生させた10KHzから1000M
Hzの周波数の電磁波を送信アンテナから送信する。送
信した電磁波を電磁シールドルーム外の受信アンテナに
よって受信する。受信した電磁波の電界強度を受信機に
よって測定する。この測定した電界強度から減衰率を求
め、この減衰率をシールド効果の指標とする。
【0047】図5に、上記方法で得られた第1の実施の
形態に係る電磁シールド扉における各周波数に対する減
衰率の結果を示す。
形態に係る電磁シールド扉における各周波数に対する減
衰率の結果を示す。
【0048】図5に示すグラフの横軸は10KHzから
1000MHzまでの周波数、縦軸は減衰率(dB)で
ある。
1000MHzまでの周波数、縦軸は減衰率(dB)で
ある。
【0049】10KHzから100MHzの間では80
dB(1/10000の減衰率)以上という極めて高い
シールド効果が得られた。100MHzから1000M
Hzの間でもほぼ60dB(1/1000の減衰率)以
上の高いシールド効果が得られた。従って、VLF(〜
30KHz)からVHF(30〜300MHz)レベル
の電磁波において十分な電磁シールド性能を確保出来
た。
dB(1/10000の減衰率)以上という極めて高い
シールド効果が得られた。100MHzから1000M
Hzの間でもほぼ60dB(1/1000の減衰率)以
上の高いシールド効果が得られた。従って、VLF(〜
30KHz)からVHF(30〜300MHz)レベル
の電磁波において十分な電磁シールド性能を確保出来
た。
【0050】以上説明した、本発明に係る第1の実施の
形態の電磁シールド扉1によれば、各パネル2,3,
4,5の嵌合部に第1の電磁シールド材12,12,…
及び13,13,…を長手方向に隙間無く取り付けてパ
ネルと確実に接触させるようにしたので、嵌合された複
数のパネルは、電磁波に対して一枚の板と同様の電磁シ
ールド効果を有することとなる。従って、例えば、大型
機器を搬出入する大きな電磁シールド扉を製作する場
合、いくつかのパネルに分割して運べたり、或いは組み
立ても現地で出来たりすることとなって、従来の金属製
の一枚板に比べ、扉の搬送、搬入出、据え付け等の作業
が容易となる。
形態の電磁シールド扉1によれば、各パネル2,3,
4,5の嵌合部に第1の電磁シールド材12,12,…
及び13,13,…を長手方向に隙間無く取り付けてパ
ネルと確実に接触させるようにしたので、嵌合された複
数のパネルは、電磁波に対して一枚の板と同様の電磁シ
ールド効果を有することとなる。従って、例えば、大型
機器を搬出入する大きな電磁シールド扉を製作する場
合、いくつかのパネルに分割して運べたり、或いは組み
立ても現地で出来たりすることとなって、従来の金属製
の一枚板に比べ、扉の搬送、搬入出、据え付け等の作業
が容易となる。
【0051】また、パネル間のみならず、電磁シールド
ルーム100に付設された電磁シールド取り付け枠(上
材21、下材22、縦材23,23)とパネル間も第2
の電磁シールド材9と14と38,38,…とによって
電磁シールドされるので、より一層電磁シールド効果が
高まることとなる。
ルーム100に付設された電磁シールド取り付け枠(上
材21、下材22、縦材23,23)とパネル間も第2
の電磁シールド材9と14と38,38,…とによって
電磁シールドされるので、より一層電磁シールド効果が
高まることとなる。
【0052】なお、各パネルの高さは任意に定めて良
い。但し、個々のパネルの高さが低い場合は、個々のパ
ネルの重量が軽くなって、パネルの搬送、搬出入、及び
パネルの据え付けは容易になる。しかし、その反面、パ
ネル数が増えてその分パネル間の嵌合部も増えるので、
電磁シールド効果が若干劣る場合がある。従って、各パ
ネルの高さは、作業性と必要な電磁シールド効果の程度
を考慮して決定するとよい。
い。但し、個々のパネルの高さが低い場合は、個々のパ
ネルの重量が軽くなって、パネルの搬送、搬出入、及び
パネルの据え付けは容易になる。しかし、その反面、パ
ネル数が増えてその分パネル間の嵌合部も増えるので、
電磁シールド効果が若干劣る場合がある。従って、各パ
ネルの高さは、作業性と必要な電磁シールド効果の程度
を考慮して決定するとよい。
【0053】底板パネル5と下枠20との電磁シールド
材として、上記実施例では、ゴムをモネルで編んだもの
を使用したが、金属バネを用いてパネルの重みで電磁気
的接触を図る構造のものでも良い。
材として、上記実施例では、ゴムをモネルで編んだもの
を使用したが、金属バネを用いてパネルの重みで電磁気
的接触を図る構造のものでも良い。
【0054】上記実施例では、パネル同士の嵌合部にL
字型の隙間が形成されるようになっているが、殆ど隙間
なく嵌合するようにしてもよい。そうすれば、磁界波に
対しても有効である。
字型の隙間が形成されるようになっているが、殆ど隙間
なく嵌合するようにしてもよい。そうすれば、磁界波に
対しても有効である。
【0055】また、パネルは一枚一枚手動で収納するこ
とも可能であるが、機械式或いは電動式にして良いこと
は勿論である。
とも可能であるが、機械式或いは電動式にして良いこと
は勿論である。
【0056】[第2の実施の形態]次に、本発明をいわ
ゆるスライダー型の電磁シールド扉に適用した場合の実
施の形態を示す。第1の実施の形態のところで説明した
内容と重複する部分については省略する。
ゆるスライダー型の電磁シールド扉に適用した場合の実
施の形態を示す。第1の実施の形態のところで説明した
内容と重複する部分については省略する。
【0057】ここで、スライダー型の電磁シールド扉と
は、パネルを収納する時、パネルが連結したまま折れ曲
がって送り込まれる構造の電磁シールド扉のことであ
る。
は、パネルを収納する時、パネルが連結したまま折れ曲
がって送り込まれる構造の電磁シールド扉のことであ
る。
【0058】図6に第2の実施の形態に係る電磁シール
ド扉51を電磁シールドルーム200に付設した時の正
面図を示す。
ド扉51を電磁シールドルーム200に付設した時の正
面図を示す。
【0059】電磁シールド扉51の各パネル52,5
3,54,55は、電磁シールドルーム200の下枠7
0に付設された下材71、上材72、縦材73,73に
よって構成されたアングル中に組み込まれている。ま
た、各パネルには把手74,74,…が取り付けられて
いる。
3,54,55は、電磁シールドルーム200の下枠7
0に付設された下材71、上材72、縦材73,73に
よって構成されたアングル中に組み込まれている。ま
た、各パネルには把手74,74,…が取り付けられて
いる。
【0060】図7に、電磁シールド扉を電磁シールドル
ーム等に付設して扉を閉めた時の側面図を示す。
ーム等に付設して扉を閉めた時の側面図を示す。
【0061】電磁シールド扉51は、トップパネル5
2、中間パネル53,54、座板パネル55の複数のパ
ネルから構成されている。各パネルには、滑車56,5
6,…と軸57,57,…が備えられ、レール80,8
0(図8)上を移動させることにより各パネルの移動が
行われるようになっている。
2、中間パネル53,54、座板パネル55の複数のパ
ネルから構成されている。各パネルには、滑車56,5
6,…と軸57,57,…が備えられ、レール80,8
0(図8)上を移動させることにより各パネルの移動が
行われるようになっている。
【0062】各パネルの外部側の面はリブ構造になって
いる。パネル端部はL型形状になっていて、パネル同士
はL型と逆L型の組み合わせによって嵌合される。
いる。パネル端部はL型形状になっていて、パネル同士
はL型と逆L型の組み合わせによって嵌合される。
【0063】パネルの嵌合部にはヒンジ58、58、…
がついていて、パネルが収納する際、このヒンジ58,
58,…が折れ曲がって収納される。
がついていて、パネルが収納する際、このヒンジ58,
58,…が折れ曲がって収納される。
【0064】どちらか一方(両方でもよい)のパネルの
嵌合部には、第1の電磁シールド材59,59,…が、
接着剤等によって、パネルの長手方向に隙間無く取り付
けられている。そして、パネル同士を嵌合させた場合、
第1の電磁シールド材59,59,…は、第1の電磁シ
ールド材59,59,…が取り付けられていない嵌合部
とパネル長手方向に渡って一様に接触するようになって
いる。これにより、パネル同士は確実に電磁シールドさ
れることとなり、嵌合された複数のパネルは、電磁波に
対しては一枚の板と同様の電磁シールド効果を有するこ
ととなる。
嵌合部には、第1の電磁シールド材59,59,…が、
接着剤等によって、パネルの長手方向に隙間無く取り付
けられている。そして、パネル同士を嵌合させた場合、
第1の電磁シールド材59,59,…は、第1の電磁シ
ールド材59,59,…が取り付けられていない嵌合部
とパネル長手方向に渡って一様に接触するようになって
いる。これにより、パネル同士は確実に電磁シールドさ
れることとなり、嵌合された複数のパネルは、電磁波に
対しては一枚の板と同様の電磁シールド効果を有するこ
ととなる。
【0065】ここで、第1の電磁シールド材59,5
9,…としては、ゴムをモネルで編んだものを用いる。
9,…としては、ゴムをモネルで編んだものを用いる。
【0066】電磁シールドルーム200に付設された下
枠70と接する座板パネル55の下端部に第2の電磁シ
ールド材60が座板パネル55の長手方向に隙間無く埋
め込まれ、下枠70と一様に接触している。これによ
り、座板パネル55と下枠70が確実に電磁シールドさ
れることとなる。また、下材72は、下枠70とボルト
61,61,…とナット62,62,…によって締結さ
れているので、電磁シールド扉51と下材22の間も電
磁波シールド構造となっている。
枠70と接する座板パネル55の下端部に第2の電磁シ
ールド材60が座板パネル55の長手方向に隙間無く埋
め込まれ、下枠70と一様に接触している。これによ
り、座板パネル55と下枠70が確実に電磁シールドさ
れることとなる。また、下材72は、下枠70とボルト
61,61,…とナット62,62,…によって締結さ
れているので、電磁シールド扉51と下材22の間も電
磁波シールド構造となっている。
【0067】ここで、第2の電磁シールド材60として
は、ゴムをモネルで編んだものを用いる。
は、ゴムをモネルで編んだものを用いる。
【0068】電磁シールドルーム200に付設された上
材21の角部には、金属板63がリベット64,64,
…によって締結されている。そして、上材71と金属板
63によって形成された凹型空間の谷部には、第2の電
磁シールド材65が、パネル52の長手方向に隙間無く
取り付けられ、この第2の電磁シールド材65はトップ
パネル52の外部側の広面に当接されるようになってい
る。従って、電磁シールド扉51と上材71の間は、第
2の電磁シールド材65によって電磁気的に接触された
電磁波シールド構造になっている。
材21の角部には、金属板63がリベット64,64,
…によって締結されている。そして、上材71と金属板
63によって形成された凹型空間の谷部には、第2の電
磁シールド材65が、パネル52の長手方向に隙間無く
取り付けられ、この第2の電磁シールド材65はトップ
パネル52の外部側の広面に当接されるようになってい
る。従って、電磁シールド扉51と上材71の間は、第
2の電磁シールド材65によって電磁気的に接触された
電磁波シールド構造になっている。
【0069】ここで、第2の電磁シールド材65として
は、ゴムをモネルで編んだものを用いる。
は、ゴムをモネルで編んだものを用いる。
【0070】図8に、本発明に係るスライダー型の電磁
シールド扉を電磁シールドルーム等に付設した時の電磁
シールド扉の平面図を示す。
シールド扉を電磁シールドルーム等に付設した時の電磁
シールド扉の平面図を示す。
【0071】パネル52,53,54,55の左右の滑
車56,56,…はレール80,80にはめ込まれ、レ
ール上を滑車56,56,…が動くことにより、その運
動が軸57,57,…に伝えられてパネル52,53,
54,55が上下に動くようになっている。
車56,56,…はレール80,80にはめ込まれ、レ
ール上を滑車56,56,…が動くことにより、その運
動が軸57,57,…に伝えられてパネル52,53,
54,55が上下に動くようになっている。
【0072】このレール80,80はボルト81,8
1,…とナット82,82,…によって金属板83,8
3と締結されている。この金属板83,83は、ボルト
84,84,…とナット85,85,…によって、縦材
73,73と締結されたL字型の金属板87,87と溶
接され接合されている。
1,…とナット82,82,…によって金属板83,8
3と締結されている。この金属板83,83は、ボルト
84,84,…とナット85,85,…によって、縦材
73,73と締結されたL字型の金属板87,87と溶
接され接合されている。
【0073】また、軸57,57,…の軸受88,8
8,…に接続されたパネル保護カバー89,89,…の
内側に第2のシールド材90,90が備えられていて、
パネル52,53,54,55の側面と当接して摺動す
るようになっている。従って、パネル52,53,5
4,55と縦材72,72の間は、第2の電磁シールド
材90,90によって電磁気的に接触された電磁波シー
ルド構造になっている。
8,…に接続されたパネル保護カバー89,89,…の
内側に第2のシールド材90,90が備えられていて、
パネル52,53,54,55の側面と当接して摺動す
るようになっている。従って、パネル52,53,5
4,55と縦材72,72の間は、第2の電磁シールド
材90,90によって電磁気的に接触された電磁波シー
ルド構造になっている。
【0074】ここで、第2の電磁シールド材90,90
としては、金属板を用いる。
としては、金属板を用いる。
【0075】電磁シールドルーム200に付設された縦
材73,73の角部には、金属板91,91がリベット
92,92,…によって締結されている。そして、縦材
73,73と金属板91,91によって形成された凹型
空間の谷部には、第2の電磁シールド材93,93が、
パネル52,53,54,55の垂直方向に隙間無く取
り付けられ、この第2の電磁シールド材93,93はパ
ネル52,53,54,55の外部側の広面に当接され
るようになっている。従って、電磁シールド扉51と縦
材73,73の間は、第2の電磁シールド材93,93
によって電磁気的に接触された電磁波シールド構造にな
っている。
材73,73の角部には、金属板91,91がリベット
92,92,…によって締結されている。そして、縦材
73,73と金属板91,91によって形成された凹型
空間の谷部には、第2の電磁シールド材93,93が、
パネル52,53,54,55の垂直方向に隙間無く取
り付けられ、この第2の電磁シールド材93,93はパ
ネル52,53,54,55の外部側の広面に当接され
るようになっている。従って、電磁シールド扉51と縦
材73,73の間は、第2の電磁シールド材93,93
によって電磁気的に接触された電磁波シールド構造にな
っている。
【0076】ここで、第2の電磁シールド材93,93
としては、ゴムをモネルで編んだものを用いる。
としては、ゴムをモネルで編んだものを用いる。
【0077】以上説明した通り、電磁シールド扉51
は、各パネル間の電磁気的接触が第1の電磁シールド材
59,59,…によって電磁シールドされる。更に、電
磁シールド扉51は、電磁シールドルーム200の全周
囲(上材71、下材72、縦材73,73)と第2の電
磁シールド材60と63と90,90と93,93によ
って電磁シールドされた構造となる。
は、各パネル間の電磁気的接触が第1の電磁シールド材
59,59,…によって電磁シールドされる。更に、電
磁シールド扉51は、電磁シールドルーム200の全周
囲(上材71、下材72、縦材73,73)と第2の電
磁シールド材60と63と90,90と93,93によ
って電磁シールドされた構造となる。
【0078】次に、本発明に係る第2の実施の形態の電
磁シールド扉のシールド効果を第1の実施の形態の実施
例の場合と同様の方法によって調査した結果を以下に示
す。
磁シールド扉のシールド効果を第1の実施の形態の実施
例の場合と同様の方法によって調査した結果を以下に示
す。
【0079】図9に、第2の実施の形態に係る電磁シー
ルド扉の各周波数における減衰率の結果を示す。
ルド扉の各周波数における減衰率の結果を示す。
【0080】図9に示すグラフの横軸は10KHzから
1000MHzまでの周波数、縦軸は減衰率(dB)で
ある。
1000MHzまでの周波数、縦軸は減衰率(dB)で
ある。
【0081】10KHzから9MHzの間ではほぼ80
dB(1/10000の減衰率)以上という極めて高い
シールド効果が得られた。9MHzから500MHzの
間でもほぼ60dB(1/1000の減衰率)以上の高
いシールド効果が得られた。500MHzから1000
MHz間においても40dB(1/100の減衰率)の
シールド効果を得られた。従って、VLF(〜30KH
z)からVHF(30〜300MHz)レベルの電磁波
において十分な電磁シールド性能を確保出来た。
dB(1/10000の減衰率)以上という極めて高い
シールド効果が得られた。9MHzから500MHzの
間でもほぼ60dB(1/1000の減衰率)以上の高
いシールド効果が得られた。500MHzから1000
MHz間においても40dB(1/100の減衰率)の
シールド効果を得られた。従って、VLF(〜30KH
z)からVHF(30〜300MHz)レベルの電磁波
において十分な電磁シールド性能を確保出来た。
【0082】以上説明した、本発明に係る第2の実施の
形態の電磁シールド扉51によれば、各パネル52,5
3,54,55の嵌合部に第1の電磁シールド材59,
59,…を長手方向に隙間無く取り付けてパネルと確実
に接触するようにしたので、嵌合された複数のパネル
は、電磁波に対して一枚の板と同様の電磁シールド効果
を有することとなる。従って、例えば、大型機器を搬出
入する大きな電磁シールド扉を製作する場合、従来の金
属製の一枚板を使用することなく、いくつかのパネルに
分割して運べたり、或いは組み立ても現地で出来たりす
ることとなって、扉の搬送、搬入出、据え付け等の作業
が容易となる。
形態の電磁シールド扉51によれば、各パネル52,5
3,54,55の嵌合部に第1の電磁シールド材59,
59,…を長手方向に隙間無く取り付けてパネルと確実
に接触するようにしたので、嵌合された複数のパネル
は、電磁波に対して一枚の板と同様の電磁シールド効果
を有することとなる。従って、例えば、大型機器を搬出
入する大きな電磁シールド扉を製作する場合、従来の金
属製の一枚板を使用することなく、いくつかのパネルに
分割して運べたり、或いは組み立ても現地で出来たりす
ることとなって、扉の搬送、搬入出、据え付け等の作業
が容易となる。
【0083】また、パネル間のみならず、電磁シールド
ルーム200に付設された電磁シールド取り付け枠(上
材71、下材72、縦材73,73)とパネル間も第2
の電磁シールド材60と63と90,90と93,93
によって電磁シールドを行うので、より一層電磁シール
ド効果が高まることとなる。
ルーム200に付設された電磁シールド取り付け枠(上
材71、下材72、縦材73,73)とパネル間も第2
の電磁シールド材60と63と90,90と93,93
によって電磁シールドを行うので、より一層電磁シール
ド効果が高まることとなる。
【0084】なお、各パネルの高さは任意に定めて良
い。但し、個々のパネルの高さが低い場合は、個々のパ
ネルの重量が軽くなって、パネルの搬送、搬出入、及び
パネルの据え付けは容易になる。しかし、その反面、パ
ネル数が増えてその分パネル間の嵌合部も増えるので、
電磁シールド効果が若干劣る場合がある。従って、各パ
ネルの高さは、作業性と必要な電磁シールド効果の程度
を考慮して決定するとよい。
い。但し、個々のパネルの高さが低い場合は、個々のパ
ネルの重量が軽くなって、パネルの搬送、搬出入、及び
パネルの据え付けは容易になる。しかし、その反面、パ
ネル数が増えてその分パネル間の嵌合部も増えるので、
電磁シールド効果が若干劣る場合がある。従って、各パ
ネルの高さは、作業性と必要な電磁シールド効果の程度
を考慮して決定するとよい。
【0085】底板パネル55と下枠70との電磁シール
ド材として、上記実施例では、ゴムをモネルで編んだも
のを使用したが、金属バネを用いてパネルの重みで電磁
気的接触を図る構造のものでも良い。
ド材として、上記実施例では、ゴムをモネルで編んだも
のを使用したが、金属バネを用いてパネルの重みで電磁
気的接触を図る構造のものでも良い。
【0086】上記実施例では、パネル同士の嵌合部にL
字型の隙間が形成されるようになっているが、殆ど隙間
なく嵌合するようにしてもよい。そうすれば、磁界波に
対しても有効である。
字型の隙間が形成されるようになっているが、殆ど隙間
なく嵌合するようにしてもよい。そうすれば、磁界波に
対しても有効である。
【0087】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、パネル嵌
合部の長手方向に隙間無く取り付けられた第1の電磁シ
ールド材によって、嵌合部におけるパネル同士の電磁気
的接触が図れるので、複数の導電性パネルで構成される
扉が1枚板の扉と同等の電磁シールド効果を有すること
となる。従って、個々のパネルに分割して搬送、搬入出
が出来、更に現場で個々のパネルの据え付けが出来るこ
ととなって、従来の1枚板の扉に比べて作業が極めて容
易となる。
合部の長手方向に隙間無く取り付けられた第1の電磁シ
ールド材によって、嵌合部におけるパネル同士の電磁気
的接触が図れるので、複数の導電性パネルで構成される
扉が1枚板の扉と同等の電磁シールド効果を有すること
となる。従って、個々のパネルに分割して搬送、搬入出
が出来、更に現場で個々のパネルの据え付けが出来るこ
ととなって、従来の1枚板の扉に比べて作業が極めて容
易となる。
【0088】また、請求項1記載の発明によれば、電磁
シールド扉は複数のパネルに分割されているので、扉の
開閉作業は個々のパネルを手で動かすことにより出来る
こととなって、電動式或いは機械式の電磁シールド扉と
する必要がなくコスト低減が図れる。
シールド扉は複数のパネルに分割されているので、扉の
開閉作業は個々のパネルを手で動かすことにより出来る
こととなって、電動式或いは機械式の電磁シールド扉と
する必要がなくコスト低減が図れる。
【0089】請求項2記載の発明によれば、第2の電磁
シールド材によって電磁シールド扉の上下左右の全周囲
と部屋の電磁気的接触が図れるので、より一層電磁シー
ルド効果が高まることとなる。
シールド材によって電磁シールド扉の上下左右の全周囲
と部屋の電磁気的接触が図れるので、より一層電磁シー
ルド効果が高まることとなる。
【図1】第1の実施の形態に係る電磁シールド扉のパネ
ルの縦断側面図である。
ルの縦断側面図である。
【図2】第1の実施の形態に係る電磁シールド扉を電磁
シールドルームに付設した時の正面図である。
シールドルームに付設した時の正面図である。
【図3】第1の実施の形態に係る電磁シールド扉を電磁
シールドルームに付設した時の平面図である。
シールドルームに付設した時の平面図である。
【図4】第1の実施の形態に係る電磁シールド扉を電磁
シールドルームに付設した時の縦断側面図である。
シールドルームに付設した時の縦断側面図である。
【図5】第1の実施の形態に係る電磁シールド扉におけ
る各周波数に対する減衰率の結果である。
る各周波数に対する減衰率の結果である。
【図6】第2の実施の形態に係る電磁シールド扉を電磁
シールドルームに付設した時の正面図である。
シールドルームに付設した時の正面図である。
【図7】第2の実施の形態に係る電磁シールド扉を電磁
シールドルームに付設した時の側面図である。
シールドルームに付設した時の側面図である。
【図8】第2の実施の形態に係る電磁シールド扉を電磁
シールドルームに付設した時の平面図である。
シールドルームに付設した時の平面図である。
【図9】第2の実施の形態に係る電磁シールド扉におけ
る各周波数に対する減衰率の結果である。
る各周波数に対する減衰率の結果である。
1 電磁シールド扉 2 トップパネル(パネル) 3 中間パネル(パネル) 4 中間パネル(パネル) 5 底板パネル(パネル) 9 第2の電磁シールド材(第2の電磁シールド部
材) 12 第1の電磁シールド材(第1の電磁シールド部
材) 13 第1の電磁シールド材(第1の電磁シールド部
材) 14 第2の電磁シールド材(第2の電磁シールド部
材) 38 第2の電磁シールド材(第2の電磁シールド部
材) 51 電磁シールド扉 52 トップパネル(パネル) 53 中間パネル(パネル) 54 中間パネル(パネル) 55 底板パネル(パネル) 59 第1の電磁シールド材(第1の電磁シールド部
材) 60 第2の電磁シールド材(第2の電磁シールド部
材) 65 第2の電磁シールド材(第2の電磁シールド部
材) 90 第2の電磁シールド材(第2の電磁シールド部
材) 93 第2の電磁シールド材(第2の電磁シールド部
材) 100 電磁シールドルーム(部屋) 200 電磁シールドルーム(部屋)
材) 12 第1の電磁シールド材(第1の電磁シールド部
材) 13 第1の電磁シールド材(第1の電磁シールド部
材) 14 第2の電磁シールド材(第2の電磁シールド部
材) 38 第2の電磁シールド材(第2の電磁シールド部
材) 51 電磁シールド扉 52 トップパネル(パネル) 53 中間パネル(パネル) 54 中間パネル(パネル) 55 底板パネル(パネル) 59 第1の電磁シールド材(第1の電磁シールド部
材) 60 第2の電磁シールド材(第2の電磁シールド部
材) 65 第2の電磁シールド材(第2の電磁シールド部
材) 90 第2の電磁シールド材(第2の電磁シールド部
材) 93 第2の電磁シールド材(第2の電磁シールド部
材) 100 電磁シールドルーム(部屋) 200 電磁シールドルーム(部屋)
Claims (2)
- 【請求項1】 電磁シールド機能を有する部屋の開閉用
の電磁シールド扉であって、 連続して嵌合することにより扉を構成する複数の導電性
パネルと、 嵌合された2つの前記導電性パネルの少なくとも一方の
嵌合部の長手方向に、隙間無く取り付けられて、他方の
パネルの嵌合部と一様に接触可能な第1の電磁シールド
部材と、 を備えたことを特徴とする電磁シールド扉。 - 【請求項2】 前記部屋と前記電磁シールド扉の全周囲
を電磁気的に接触させる第2の電磁シールド部材を備え
たことを特徴とする請求項1記載の電磁シールド扉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23326896A JPH1077767A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 電磁シールド扉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23326896A JPH1077767A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 電磁シールド扉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1077767A true JPH1077767A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16952433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23326896A Pending JPH1077767A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | 電磁シールド扉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1077767A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002155675A (ja) * | 2000-11-21 | 2002-05-31 | Maeda Corp | シャッターの電磁シールド機構 |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP23326896A patent/JPH1077767A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002155675A (ja) * | 2000-11-21 | 2002-05-31 | Maeda Corp | シャッターの電磁シールド機構 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050222 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060404 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060725 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |