JPH1078335A - リニアfm方式光ファイバセンサシステム - Google Patents
リニアfm方式光ファイバセンサシステムInfo
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- JPH1078335A JPH1078335A JP8233183A JP23318396A JPH1078335A JP H1078335 A JPH1078335 A JP H1078335A JP 8233183 A JP8233183 A JP 8233183A JP 23318396 A JP23318396 A JP 23318396A JP H1078335 A JPH1078335 A JP H1078335A
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- Japan
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- phase
- voltage
- optical fiber
- frequency
- fiber sensor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 不要位相成分の影響を軽減し、センシング信
号が歪みを軽減させるような光ファイバセンサシステム
を得る。 【解決手段】 ビート周波数ωb に基づいて、レーザ光
電界の周波数を鋸歯波形に変調した時の周期となる掃引
時間Tμ が、Tμ =2π/ωb に設定されたレーザ光
を出力するレーザ1と、測定対象の物理量に対応して遅
延時間差が変化する2つの光ファイバを有し、2つの光
ファイバに前記レーザ光を透過させて干渉させる光ファ
イバセンサ2と、干渉したレーザ光の電界ベクトルを電
圧に変換するO/E変換器3と、電圧を復調し、前記物
理量に対応した位相を有する復調信号を出力するヘテロ
ダイン復調器4aとを備えている。
号が歪みを軽減させるような光ファイバセンサシステム
を得る。 【解決手段】 ビート周波数ωb に基づいて、レーザ光
電界の周波数を鋸歯波形に変調した時の周期となる掃引
時間Tμ が、Tμ =2π/ωb に設定されたレーザ光
を出力するレーザ1と、測定対象の物理量に対応して遅
延時間差が変化する2つの光ファイバを有し、2つの光
ファイバに前記レーザ光を透過させて干渉させる光ファ
イバセンサ2と、干渉したレーザ光の電界ベクトルを電
圧に変換するO/E変換器3と、電圧を復調し、前記物
理量に対応した位相を有する復調信号を出力するヘテロ
ダイン復調器4aとを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアFM方式光
ファイバセンサシステムの光ファイバの変調方式に関す
るものである。
ファイバセンサシステムの光ファイバの変調方式に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなリニアFM方式光ファ
イバセンサシステムの技術としては、「Fibre optic se
nsor using heterodyne signal processing without re
courseto a specific frequncy shifting element」、p
111〜p119、International Conference on Optical Tec
hniques in Process Control 、The Hague,The Netherl
and:June14-16,1983発表の論文に記載のようなものが
ある。
イバセンサシステムの技術としては、「Fibre optic se
nsor using heterodyne signal processing without re
courseto a specific frequncy shifting element」、p
111〜p119、International Conference on Optical Tec
hniques in Process Control 、The Hague,The Netherl
and:June14-16,1983発表の論文に記載のようなものが
ある。
【0003】図5は前述の論文に基づいたリニアFM方
式による光ファイバセンサシステムの模式図である。1
はレーザ、2は光干渉型センサ、3はO/E変換器、4
は位相復調器である。リニアFM方式による光ファイバ
センサシステムの特徴は、レーザ光電界の周波数を鋸歯
状の波形に変調して発振し、これを光路差を持たせた光
干渉型センサ2に入力して、ヘテロダイン波をO/E変
換器3から出力させる点にある。この動作原理を数式を
用いて数学的に説明する。
式による光ファイバセンサシステムの模式図である。1
はレーザ、2は光干渉型センサ、3はO/E変換器、4
は位相復調器である。リニアFM方式による光ファイバ
センサシステムの特徴は、レーザ光電界の周波数を鋸歯
状の波形に変調して発振し、これを光路差を持たせた光
干渉型センサ2に入力して、ヘテロダイン波をO/E変
換器3から出力させる点にある。この動作原理を数式を
用いて数学的に説明する。
【0004】リニアFM方式のレーザ光電界の周波数ν
LD(t)はヘビサイドの単位階段関数u(t)及び周期
的δ関数Σ(t−nTμ )を用いて(1)式で表され
る。図6はこのレーザ光電界の周波数νLDを表したグラ
フである。
LD(t)はヘビサイドの単位階段関数u(t)及び周期
的δ関数Σ(t−nTμ )を用いて(1)式で表され
る。図6はこのレーザ光電界の周波数νLDを表したグラ
フである。
【0005】
【数1】
【0006】ただし、 PT(t−nTμ )=u(t−nTμ )−u(t−(n+1)Tμ ) …(2) である。(1)式において、νLDはレーザ光の中心周波
数である。またνμ は鋸歯状波の周波数掃引率であ
り、Tμ は繰り返し周期(掃引時間)である。このν
LD(t)を時間積分すると、レーザ光電界の位相φ
LD(t)が算出され、(3)式で表される。
数である。またνμ は鋸歯状波の周波数掃引率であ
り、Tμ は繰り返し周期(掃引時間)である。このν
LD(t)を時間積分すると、レーザ光電界の位相φ
LD(t)が算出され、(3)式で表される。
【0007】
【数2】
【0008】ただし、 φ-∞=[2πνLDt]t=-∞ …(4) である。また、リニアFM方式のレーザ光電界e
LD(t)は(5)式で表される。
LD(t)は(5)式で表される。
【0009】
【数3】
【0010】ここでPLDはレーザ出力パワーである。ま
た、a(t)はレーザ出力光の偏向面を表す単位ベクト
ルであり、φLD(t)はレーザ出力の位相を表す。図7
はこの位相φLD(t)を表したグラフである。
た、a(t)はレーザ出力光の偏向面を表す単位ベクト
ルであり、φLD(t)はレーザ出力の位相を表す。図7
はこの位相φLD(t)を表したグラフである。
【0011】図5において、レーザ1から(5)式のよ
うな鋸歯状の波形のレーザ光電界eLD(t)を持つレー
ザが出力され、このレーザ光電界eLD(t)のレーザ光
を、時間遅延T1 、T2 の光ファイバを通過させた後に
干渉させた入力電界ベクトルein(t)(12)は式(6)
のようになる。なお、(12)は経路1(ここでは時間
遅延T1)の光ファイバと経路2(ここでは時間遅延T
2)の光ファイバとを通ったレーザ光が干渉したことを
表すものである。
うな鋸歯状の波形のレーザ光電界eLD(t)を持つレー
ザが出力され、このレーザ光電界eLD(t)のレーザ光
を、時間遅延T1 、T2 の光ファイバを通過させた後に
干渉させた入力電界ベクトルein(t)(12)は式(6)
のようになる。なお、(12)は経路1(ここでは時間
遅延T1)の光ファイバと経路2(ここでは時間遅延T
2)の光ファイバとを通ったレーザ光が干渉したことを
表すものである。
【0012】
【数4】
【0013】入力電界ベクトルein(t)(12)が入力さ
れたときのO/E変換器3の出力電圧VO/E (t)(12)
は、O/E変換器感度を1とすれば、式(7)のように
なる。
れたときのO/E変換器3の出力電圧VO/E (t)(12)
は、O/E変換器感度を1とすれば、式(7)のように
なる。
【0014】
【数5】
【0015】ただし、ΔT(12)はT1 とT2 との遅延時
間の差を表し、式(8)で表される。またΔφ
O/E (t)(12)はO/E変換器出力電圧の位相を表し、
式(9)で表される。図8は位相ΔφO/E (t)(12)を
表すグラフである。 ΔT(12)=T2 −T1 …(8) ΔφO/E (t)(12)=φLD(t−T1 )−φLD(t−T2 ) …(9)
間の差を表し、式(8)で表される。またΔφ
O/E (t)(12)はO/E変換器出力電圧の位相を表し、
式(9)で表される。図8は位相ΔφO/E (t)(12)を
表すグラフである。 ΔT(12)=T2 −T1 …(8) ΔφO/E (t)(12)=φLD(t−T1 )−φLD(t−T2 ) …(9)
【0016】また、ドット積a(t−T1 )・a(t−
T2 )はレーザ光電界の偏向に依存する干渉効率を表し
ており、以下においてはこの値を1とする。O/E変換
器3の出力の位相ΔφO/E (t)(12)を求めると次式
(10)のようになる。
T2 )はレーザ光電界の偏向に依存する干渉効率を表し
ており、以下においてはこの値を1とする。O/E変換
器3の出力の位相ΔφO/E (t)(12)を求めると次式
(10)のようになる。
【0017】
【数6】
【0018】(10)式上の第3項のビート周波数成分
を作り出す位相項をΔφb (t)(1 2)とすると、Δφb
(t)(12)は次式(11)で表される。
を作り出す位相項をΔφb (t)(1 2)とすると、Δφb
(t)(12)は次式(11)で表される。
【0019】
【数7】
【0020】Δφb (t)(12)は1周期T1 ≦t≦T1
+Tμ の間に、 Δ[Δφb (t)(12)]1cycle=2πνμΔT(12)Tμ …(12) だけ変化する。O/E変換器3から出力された波がヘテ
ロダイン波となるためには、2πνμΔT(12)Tμの値
が2kπ(kは正の整数)となることが条件である。こ
のkの値は通常、k=3やk=7が使われている。ここ
でビート周波数をωb とし、またTμの角周波数をωμ
とすると、(13)式のようになる。 ωb =2πνμΔT(12)=k・2π/Tμ=kωμ …(13)
+Tμ の間に、 Δ[Δφb (t)(12)]1cycle=2πνμΔT(12)Tμ …(12) だけ変化する。O/E変換器3から出力された波がヘテ
ロダイン波となるためには、2πνμΔT(12)Tμの値
が2kπ(kは正の整数)となることが条件である。こ
のkの値は通常、k=3やk=7が使われている。ここ
でビート周波数をωb とし、またTμの角周波数をωμ
とすると、(13)式のようになる。 ωb =2πνμΔT(12)=k・2π/Tμ=kωμ …(13)
【0021】したがって(13)式のもとでΔφ
O/E (t)(12)及びVO/E (t)(12)は、 ΔφO/E (t)(12)=Δφs (t)(12) +Δφu (t)(12)+ωb t …(14) VO/E (t)(12)=PLD/2 +(PLD/2)cos[Δφdet (t)(12)+ωb t]…(15) となる。ただし、Δφdet (t)(12)、Δφs (t)
(12)及びΔφu (t)(12)は以下のようになる。 Δφdet (t)(12)=Δφs (t)(12)+Δφu (t)(12) …(16) Δφs (t)(12)=2πνLDΔT(12) …(17)
O/E (t)(12)及びVO/E (t)(12)は、 ΔφO/E (t)(12)=Δφs (t)(12) +Δφu (t)(12)+ωb t …(14) VO/E (t)(12)=PLD/2 +(PLD/2)cos[Δφdet (t)(12)+ωb t]…(15) となる。ただし、Δφdet (t)(12)、Δφs (t)
(12)及びΔφu (t)(12)は以下のようになる。 Δφdet (t)(12)=Δφs (t)(12)+Δφu (t)(12) …(16) Δφs (t)(12)=2πνLDΔT(12) …(17)
【0022】
【数8】
【0023】Δφdet (t)(12)は、FM復調方式やパ
ッシブホモダイン復調方式等の位相復調器4から出力さ
れる信号である。Δφdet (t)(12)は、Δφs (t)
(12)及びΔφu (t)(12)を含んでいる。Δφs (t)
(12)はセンシング信号の成分である。T2 の値が外的要
因で変化するとΔT(12)の値もそれに応じて変化し、こ
れが位相の変化となる。Δφs (t)(12)は、その変化
が位相感度2πνLDだけ増幅されて位相情報信号に変換
されたものである。通常、ビート周波数はセンシング信
号に影響を及ぼさないように、センシング信号の帯域よ
りも大きくなるようにシステム設計される。一方、Δφ
u (t)(12)はリニアFM方式に特有の周期Tμ を持
つパルス波形の位相成分で、フーリエ級数展開すると次
式(19)のようになる。
ッシブホモダイン復調方式等の位相復調器4から出力さ
れる信号である。Δφdet (t)(12)は、Δφs (t)
(12)及びΔφu (t)(12)を含んでいる。Δφs (t)
(12)はセンシング信号の成分である。T2 の値が外的要
因で変化するとΔT(12)の値もそれに応じて変化し、こ
れが位相の変化となる。Δφs (t)(12)は、その変化
が位相感度2πνLDだけ増幅されて位相情報信号に変換
されたものである。通常、ビート周波数はセンシング信
号に影響を及ぼさないように、センシング信号の帯域よ
りも大きくなるようにシステム設計される。一方、Δφ
u (t)(12)はリニアFM方式に特有の周期Tμ を持
つパルス波形の位相成分で、フーリエ級数展開すると次
式(19)のようになる。
【0024】
【数9】
【0025】ただしAm 、Θm はそれぞれ振幅、位相の
フーリエ級数である。Δφu (t)(12)は、復調される
と角周波数ω=mωμ に存在する線スペクトルとな
り、これがセンシング信号に歪みを与える不要位相成分
となる。
フーリエ級数である。Δφu (t)(12)は、復調される
と角周波数ω=mωμ に存在する線スペクトルとな
り、これがセンシング信号に歪みを与える不要位相成分
となる。
【0026】(15)式のVO/E (t)(12)が位相復調
器4に入力されると、位相復調器4からは(16)式の
Δφdet (t)(12)が出力される。
器4に入力されると、位相復調器4からは(16)式の
Δφdet (t)(12)が出力される。
【0027】また、リニアFM方式を用いて信号の多重
化を行う場合には、周波数多重(FDM)方式が採用さ
れる。この場合は干渉型光センサを多重化して各チャネ
ルで光路差となる遅延時間差を異なった値に設定し、ま
た式(7)のビート周波数をその各チャネルに応じて異
なった値にすることで多重化が行われる。
化を行う場合には、周波数多重(FDM)方式が採用さ
れる。この場合は干渉型光センサを多重化して各チャネ
ルで光路差となる遅延時間差を異なった値に設定し、ま
た式(7)のビート周波数をその各チャネルに応じて異
なった値にすることで多重化が行われる。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなF
M方式光ファイバセンサにおいては、位相Δφu (t)
(12)に起因する不要位相成分によって位相情報信号であ
るセンシング信号が歪んでしまうという問題点があっ
た。
M方式光ファイバセンサにおいては、位相Δφu (t)
(12)に起因する不要位相成分によって位相情報信号であ
るセンシング信号が歪んでしまうという問題点があっ
た。
【0029】またFDM方式によって多重化した際に、
他のチャネルからの不要位相成分が混入し、復調処理を
妨害してしまうという問題点があった。
他のチャネルからの不要位相成分が混入し、復調処理を
妨害してしまうという問題点があった。
【0030】そこで、不要位相成分の影響を軽減し、セ
ンシング信号が歪みを軽減させるような光ファイバセン
サシステムの実現が望まれていた。
ンシング信号が歪みを軽減させるような光ファイバセン
サシステムの実現が望まれていた。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明に係るリニアFM
方式光ファイバセンサシステムは、ビート周波数ωbに
基づいて、レーザ光電界の周波数を鋸歯波形に変調した
時の周期となる掃引時間Tμ が、Tμ =2π/ωb に
設定されたレーザ光を出力するレーザ出力手段と、測定
対象の物理量に対応して遅延時間差が変化する2つの光
ファイバを有し、2つの光ファイバにレーザ光を透過さ
せて干渉させる光ファイバセンサ手段と、干渉したレー
ザ光の電界ベクトルを電圧に変換する光−電圧変換手段
と、電圧を復調し、物理量に対応した位相を有する復調
信号を出力する位相復調手段とを備えている。本発明に
おいてレーザ出力手段は、掃引時間Tμ がTμ =2π
/ωb 、つまりωb =ωμ に設定されたレーザ光電界
の周波数を鋸歯波形に変調したレーザ光を出力する。測
定対象の物理量に対応して遅延時間差が変化する2つの
光ファイバを有する光ファイバセンサ手段が、2つの光
ファイバを透過したレーザ光を干渉させる。光−電圧変
換手段が干渉したレーザ光の電界ベクトルを電圧に変換
する。位相復調手段は変換された電圧を復調し、測定対
象の物理量に対応した位相を有する復調信号を出力す
る。Tμ =2π/ωb と設定することで、復調した際
に不要な位相成分である線スペクトルが時間に無関係に
一定の直流成分のみとなり、線スペクトルが一定になる
ため、位相信号の歪みを軽減させる。
方式光ファイバセンサシステムは、ビート周波数ωbに
基づいて、レーザ光電界の周波数を鋸歯波形に変調した
時の周期となる掃引時間Tμ が、Tμ =2π/ωb に
設定されたレーザ光を出力するレーザ出力手段と、測定
対象の物理量に対応して遅延時間差が変化する2つの光
ファイバを有し、2つの光ファイバにレーザ光を透過さ
せて干渉させる光ファイバセンサ手段と、干渉したレー
ザ光の電界ベクトルを電圧に変換する光−電圧変換手段
と、電圧を復調し、物理量に対応した位相を有する復調
信号を出力する位相復調手段とを備えている。本発明に
おいてレーザ出力手段は、掃引時間Tμ がTμ =2π
/ωb 、つまりωb =ωμ に設定されたレーザ光電界
の周波数を鋸歯波形に変調したレーザ光を出力する。測
定対象の物理量に対応して遅延時間差が変化する2つの
光ファイバを有する光ファイバセンサ手段が、2つの光
ファイバを透過したレーザ光を干渉させる。光−電圧変
換手段が干渉したレーザ光の電界ベクトルを電圧に変換
する。位相復調手段は変換された電圧を復調し、測定対
象の物理量に対応した位相を有する復調信号を出力す
る。Tμ =2π/ωb と設定することで、復調した際
に不要な位相成分である線スペクトルが時間に無関係に
一定の直流成分のみとなり、線スペクトルが一定になる
ため、位相信号の歪みを軽減させる。
【0032】また本発明に係るリニアFM方式光ファイ
バセンサシステムは、ビート周波数ωb に基づいて、レ
ーザ光電界の周波数を鋸歯波形に変調した時の周期とな
る掃引時間Tμ が、Tμ =2π/ωb に設定されたレ
ーザ光を出力するレーザ出力手段と、測定対象の物理量
に対応して遅延時間差が変化する2つの光ファイバを複
数組有し、それぞれの組には基準となる遅延時間差の整
数倍の遅延時間差を持たせて、それぞれの光ファイバに
レーザ光を透過させて干渉させる光ファイバセンサ手段
と、干渉したレーザ光の電界ベクトルを電圧に変換する
光−電圧変換手段と、通過させる帯域の中心周波数を、
それぞれビート周波数ωb の整数倍とする複数のバンド
パスフィルタと、複数の帯域フィルタを通過したそれぞ
れの電圧を復調し、物理量に対応した位相を有する復調
信号をそれぞれ出力する複数の位相復調手段とを備えて
いる。本発明においてレーザ出力手段は、掃引時間Tμ
がTμ =2π/ωb 、つまりωb =ωμ に設定された
レーザ光電界の周波数を鋸歯波形に変調したレーザ光を
出力する。測定対象の物理量に対応して遅延時間差が変
化する2つの光ファイバを複数組有し、それぞれの組が
基準となる遅延時間差の整数倍の遅延時間差を持った光
ファイバセンサ手段が、それぞれの光ファイバを通過し
たレーザ光を干渉させる。光−電圧変換手段が干渉した
レーザ光の電界ベクトルを電圧に変換する。複数のバン
ドパスフィルタは、それぞれ通過させる帯域の中心周波
数をビート周波数の整数倍にして、その周波数帯域の電
圧を通過させる。複数の位相復調手段は、それぞれのバ
ンドパスフィルタを通過した電圧を復調し、測定対象の
物理量に対応した位相を有する復調信号を出力する。T
μ =2π/ωb と設定することで、復調した際に不要
な位相成分である線スペクトルが時間に無関係に一定の
直流成分のみとなり、線スペクトルが一定になるため、
位相信号の歪みを軽減させる。また、多重化により混入
される他の線スペクトルについても直流成分となるた
め、位相信号の歪みを軽減させる。
バセンサシステムは、ビート周波数ωb に基づいて、レ
ーザ光電界の周波数を鋸歯波形に変調した時の周期とな
る掃引時間Tμ が、Tμ =2π/ωb に設定されたレ
ーザ光を出力するレーザ出力手段と、測定対象の物理量
に対応して遅延時間差が変化する2つの光ファイバを複
数組有し、それぞれの組には基準となる遅延時間差の整
数倍の遅延時間差を持たせて、それぞれの光ファイバに
レーザ光を透過させて干渉させる光ファイバセンサ手段
と、干渉したレーザ光の電界ベクトルを電圧に変換する
光−電圧変換手段と、通過させる帯域の中心周波数を、
それぞれビート周波数ωb の整数倍とする複数のバンド
パスフィルタと、複数の帯域フィルタを通過したそれぞ
れの電圧を復調し、物理量に対応した位相を有する復調
信号をそれぞれ出力する複数の位相復調手段とを備えて
いる。本発明においてレーザ出力手段は、掃引時間Tμ
がTμ =2π/ωb 、つまりωb =ωμ に設定された
レーザ光電界の周波数を鋸歯波形に変調したレーザ光を
出力する。測定対象の物理量に対応して遅延時間差が変
化する2つの光ファイバを複数組有し、それぞれの組が
基準となる遅延時間差の整数倍の遅延時間差を持った光
ファイバセンサ手段が、それぞれの光ファイバを通過し
たレーザ光を干渉させる。光−電圧変換手段が干渉した
レーザ光の電界ベクトルを電圧に変換する。複数のバン
ドパスフィルタは、それぞれ通過させる帯域の中心周波
数をビート周波数の整数倍にして、その周波数帯域の電
圧を通過させる。複数の位相復調手段は、それぞれのバ
ンドパスフィルタを通過した電圧を復調し、測定対象の
物理量に対応した位相を有する復調信号を出力する。T
μ =2π/ωb と設定することで、復調した際に不要
な位相成分である線スペクトルが時間に無関係に一定の
直流成分のみとなり、線スペクトルが一定になるため、
位相信号の歪みを軽減させる。また、多重化により混入
される他の線スペクトルについても直流成分となるた
め、位相信号の歪みを軽減させる。
【0033】
実施形態1.図1は本発明の第1の実施の形態に係るF
M方式による光ファイバセンサシステムの模式図であ
る。図において1はレーザであり、(5)式のようなレ
ーザ光電界eLD(t)のレーザ光を発振する。また2は
1チャネルの干渉型光センサであり、2つの3dBカプ
ラと、光路距離が異なりそれぞれ時間遅延T1 及びT2
を持った光ファイバとで構成される。また時間遅延T2
は、音、熱等の外的な要因によってその値を微妙に変化
させられ、これによってT1 とT2 との差に変化が生じ
るようになっている。この変化が復調された信号の位相
の変化として現れる。前段の3dBカプラを通過し、2
つに分かれたレーザ光電界eLD(t)の信号が、時間遅
延T1 及びT2 の光ファイバをそれぞれ通り、後段の3
dBカプラで結合されて、(6)式のような入力電界ベ
クトルein(t)(12)として出力される。3はO/E変
換器であり、入力された入力電界ベクトルein(t)
(12)を(7)式のような電圧VO/E (t)(12)に変換す
る。5はωb を中心周波数とする帯域フィルタである。
4aはヘテロダイン復調器であり、帯域フィルタ5を通
過した電圧VO/E (t)(12)をヘテロダインによる方法
で復調し、(16)式のようなΔφdet (t)(12)を出
力する。
M方式による光ファイバセンサシステムの模式図であ
る。図において1はレーザであり、(5)式のようなレ
ーザ光電界eLD(t)のレーザ光を発振する。また2は
1チャネルの干渉型光センサであり、2つの3dBカプ
ラと、光路距離が異なりそれぞれ時間遅延T1 及びT2
を持った光ファイバとで構成される。また時間遅延T2
は、音、熱等の外的な要因によってその値を微妙に変化
させられ、これによってT1 とT2 との差に変化が生じ
るようになっている。この変化が復調された信号の位相
の変化として現れる。前段の3dBカプラを通過し、2
つに分かれたレーザ光電界eLD(t)の信号が、時間遅
延T1 及びT2 の光ファイバをそれぞれ通り、後段の3
dBカプラで結合されて、(6)式のような入力電界ベ
クトルein(t)(12)として出力される。3はO/E変
換器であり、入力された入力電界ベクトルein(t)
(12)を(7)式のような電圧VO/E (t)(12)に変換す
る。5はωb を中心周波数とする帯域フィルタである。
4aはヘテロダイン復調器であり、帯域フィルタ5を通
過した電圧VO/E (t)(12)をヘテロダインによる方法
で復調し、(16)式のようなΔφdet (t)(12)を出
力する。
【0034】本実施の形態では、まずωμ =ωb とな
るように、鋸歯状波の繰り返し周期である掃引時間T
μ を設定する。したがってTμ =2π/ωμ =2π
/ωbとして設定される。しかもωμ =ωb は、(7)
式においてk=1とした時であるので、O/E変換器3
からヘテロダイン波が出力される条件を満たしている。
O/E変換器3から出力される電圧VO/E (t)(12)は
次式(20)のようになる。
るように、鋸歯状波の繰り返し周期である掃引時間T
μ を設定する。したがってTμ =2π/ωμ =2π
/ωbとして設定される。しかもωμ =ωb は、(7)
式においてk=1とした時であるので、O/E変換器3
からヘテロダイン波が出力される条件を満たしている。
O/E変換器3から出力される電圧VO/E (t)(12)は
次式(20)のようになる。
【0035】
【数10】
【0036】電圧VO/E (t)(12)を帯域フィルタ5を
ヘテロダイン復調して積分すると、ヘテロダイン復調器
4aから出力される信号は次式(21)のようになる。 Δφdet (t)(12)=Δφs (t)(12)+A0 cosΘ0 …(21) ここで、A0 、cosΘ0 はm=0のときのAm 、co
sΘm の値である。したがってΔφu (t)(12)は時間
tにおける位相とは無関係の定数となるので、Δφ
u (t)(12)は直流成分となる。センシング信号の帯域
には時間tで変化する位相を持った不要成分は含まれな
いのでセンシング信号は歪まない。
ヘテロダイン復調して積分すると、ヘテロダイン復調器
4aから出力される信号は次式(21)のようになる。 Δφdet (t)(12)=Δφs (t)(12)+A0 cosΘ0 …(21) ここで、A0 、cosΘ0 はm=0のときのAm 、co
sΘm の値である。したがってΔφu (t)(12)は時間
tにおける位相とは無関係の定数となるので、Δφ
u (t)(12)は直流成分となる。センシング信号の帯域
には時間tで変化する位相を持った不要成分は含まれな
いのでセンシング信号は歪まない。
【0037】第1の実施の形態においては、ωμ =ω
b とすることで、センシング信号に影響を及ぼす不要位
相成分を復調した線スペクトルがA0 cosΘ0 の直流
成分だけになり、時間tとは無関係に一定にすることが
できるので、センシング信号の歪みが軽減される。
b とすることで、センシング信号に影響を及ぼす不要位
相成分を復調した線スペクトルがA0 cosΘ0 の直流
成分だけになり、時間tとは無関係に一定にすることが
できるので、センシング信号の歪みが軽減される。
【0038】実施形態2.図2は本発明の第2の実施の
形態に係るFM方式による光ファイバセンサシステムの
模式図である。図2において図1と同じ番号を付してい
るものは同様の動作を行うものとする。図2において、
4bはパッシブホモダイン復調器であり、ホモダインに
よる方法で位相復調を行う。
形態に係るFM方式による光ファイバセンサシステムの
模式図である。図2において図1と同じ番号を付してい
るものは同様の動作を行うものとする。図2において、
4bはパッシブホモダイン復調器であり、ホモダインに
よる方法で位相復調を行う。
【0039】本実施の形態は第1の実施の形態と同様に
ωμ =ωb となるようにTμ を設定する。したがって
Tμ =2π/ωb として設定される。このときO/E
変換器3の出力は式(20)のようになる。これをパッ
シブホモダイン復調すると第1の実施の形態と同様に
(21)式が出力される。
ωμ =ωb となるようにTμ を設定する。したがって
Tμ =2π/ωb として設定される。このときO/E
変換器3の出力は式(20)のようになる。これをパッ
シブホモダイン復調すると第1の実施の形態と同様に
(21)式が出力される。
【0040】第2の実施の形態においては、ωμ =ω
b とすることで、センシング信号に影響を及ぼす不要位
相成分を復調した線スペクトルA0 cosΘ0 の直流成
分だけになり、時間tとは無関係に一定にすることがで
きるので、センシング信号の歪みが軽減される。
b とすることで、センシング信号に影響を及ぼす不要位
相成分を復調した線スペクトルA0 cosΘ0 の直流成
分だけになり、時間tとは無関係に一定にすることがで
きるので、センシング信号の歪みが軽減される。
【0041】実施形態3.図3は本発明の第3の実施の
形態に係るFM方式による光ファイバセンサシステムの
模式図である。図において1はレーザであり、第1及び
第2のの実施の形態と同様に(5)式のようなレーザ光
電界eLD(t)のレーザ光を発振する。2aは3チャネ
ルの光センサアレイである。第1及び第2の実施の形態
と同様の光センサ2を3つ並列に並べ、各チャネル毎に
光路の距離に差を持たせて時間遅延差を異なるものにし
たものである。また3はO/E変換器であり、入力され
た入力電界ベクトルein(t)(12)を電圧VO/E (t)
(12)に変換する。4a1 、4a2 及び4a3 は、図1の
ヘテロダイン復調器4aと同様のものである。5a、5
b及び5cはバンドパスフィルタであり、それぞれ
ωb 、2ωb 、3ωb の帯域の周波数の信号を通過させ
る。本実施の形態においては、ωμ =ωb となるよう
に掃引時間Tμ が設定される。したがってTμ は、T
μ =2π/ωb として設定される。また、チャネル間
のクロストークが無視できるようにωb の値を大きな値
(例えばkHz単位のセンシング信号であればωb はM
Hz単位)に設定しておく。
形態に係るFM方式による光ファイバセンサシステムの
模式図である。図において1はレーザであり、第1及び
第2のの実施の形態と同様に(5)式のようなレーザ光
電界eLD(t)のレーザ光を発振する。2aは3チャネ
ルの光センサアレイである。第1及び第2の実施の形態
と同様の光センサ2を3つ並列に並べ、各チャネル毎に
光路の距離に差を持たせて時間遅延差を異なるものにし
たものである。また3はO/E変換器であり、入力され
た入力電界ベクトルein(t)(12)を電圧VO/E (t)
(12)に変換する。4a1 、4a2 及び4a3 は、図1の
ヘテロダイン復調器4aと同様のものである。5a、5
b及び5cはバンドパスフィルタであり、それぞれ
ωb 、2ωb 、3ωb の帯域の周波数の信号を通過させ
る。本実施の形態においては、ωμ =ωb となるよう
に掃引時間Tμ が設定される。したがってTμ は、T
μ =2π/ωb として設定される。また、チャネル間
のクロストークが無視できるようにωb の値を大きな値
(例えばkHz単位のセンシング信号であればωb はM
Hz単位)に設定しておく。
【0042】光センサアレイ2aのそれぞれのチャネル
の光路差は、ΔT(12)、2ΔT(12)(=T4 −T3 )及
び3ΔT(12)(=T6 −T5 )とする。これは(7)式
においてk=1、2又は3とした場合と同じであるた
め、それぞれの信号について、O/E変換器3の出力が
ヘテロダイン波になるための条件は満たされている。
の光路差は、ΔT(12)、2ΔT(12)(=T4 −T3 )及
び3ΔT(12)(=T6 −T5 )とする。これは(7)式
においてk=1、2又は3とした場合と同じであるた
め、それぞれの信号について、O/E変換器3の出力が
ヘテロダイン波になるための条件は満たされている。
【0043】光センサアレイ2aのそれぞれの光センサ
から出力された信号は、O/E変換器3を通過してバン
ドパスフィルタ5a、5b及び5cに入力される。それ
ぞれのバンドパスフィルタでは、ωb 、2ωb 、3ωb
の帯域の周波数の信号を通過させる。
から出力された信号は、O/E変換器3を通過してバン
ドパスフィルタ5a、5b及び5cに入力される。それ
ぞれのバンドパスフィルタでは、ωb 、2ωb 、3ωb
の帯域の周波数の信号を通過させる。
【0044】バンドパスフィルタ5a、5b及び5cを
通過した信号をヘテロダイン復調器4a1 、4a2 及び
4a3 でそれぞれヘテロダイン復調して積分すると、そ
の出力はそれぞれ、 Δφdet (t)(12)=Δφs (t)(12)+A0 cosΘ0 …(22) Δφdet (t)(34)=Δφs (t)(34)+A01cosΘ01 …(23) Δφdet (t)(56)=Δφs (t)(56)+A02cosΘ02 …(24) となり、不要位相成分は直流成分として表される。
通過した信号をヘテロダイン復調器4a1 、4a2 及び
4a3 でそれぞれヘテロダイン復調して積分すると、そ
の出力はそれぞれ、 Δφdet (t)(12)=Δφs (t)(12)+A0 cosΘ0 …(22) Δφdet (t)(34)=Δφs (t)(34)+A01cosΘ01 …(23) Δφdet (t)(56)=Δφs (t)(56)+A02cosΘ02 …(24) となり、不要位相成分は直流成分として表される。
【0045】第3の実施の形態においては、ωμ =ω
b とすることで、復調器4a1 、4a2 及び4a3 の出
力において、不要位相成分をA0 cosΘ0 、A01co
sΘ01、A02cosΘ02の直流成分だけにして、時間t
とは無関係に一定にすることができるので、センシング
信号が歪まない。また他のチャネルからの不要位相成分
も直流成分にすることができるので、その不要位相成分
により復調処理が妨害されることもない。
b とすることで、復調器4a1 、4a2 及び4a3 の出
力において、不要位相成分をA0 cosΘ0 、A01co
sΘ01、A02cosΘ02の直流成分だけにして、時間t
とは無関係に一定にすることができるので、センシング
信号が歪まない。また他のチャネルからの不要位相成分
も直流成分にすることができるので、その不要位相成分
により復調処理が妨害されることもない。
【0046】実施形態4.図4は本発明の第4の実施の
形態に係るFM方式による光ファイバセンサシステムの
模式図である。図において図3と同じ番号を付している
ものは、第3の実施の形態の場合と同様の動作を行うも
のである。4b1 、4b2 及び4b3 は図2のパッシブ
ホモダイン復調器4bと同様のものである。本実施の形
態においても、ωμ =ωb となるようにTμ を設定す
る。また、チャネル間のクロストークが無視できるよう
にωb の値を大きな値に設定しておく。
形態に係るFM方式による光ファイバセンサシステムの
模式図である。図において図3と同じ番号を付している
ものは、第3の実施の形態の場合と同様の動作を行うも
のである。4b1 、4b2 及び4b3 は図2のパッシブ
ホモダイン復調器4bと同様のものである。本実施の形
態においても、ωμ =ωb となるようにTμ を設定す
る。また、チャネル間のクロストークが無視できるよう
にωb の値を大きな値に設定しておく。
【0047】光センサアレイ2aのそれぞれのチャネル
の光路差は、ΔT(12)、2ΔT(12)(=T4 −T3 )及
び3ΔT(12)(=T6 −T5 )とする。これは(7)式
においてk=1、2又は3とした場合と同じであるた
め、それぞれの信号について、O/E変換器3の出力が
ヘテロダイン波になるための条件は満たされている。
の光路差は、ΔT(12)、2ΔT(12)(=T4 −T3 )及
び3ΔT(12)(=T6 −T5 )とする。これは(7)式
においてk=1、2又は3とした場合と同じであるた
め、それぞれの信号について、O/E変換器3の出力が
ヘテロダイン波になるための条件は満たされている。
【0048】光センサアレイ2aのそれぞれの光センサ
から出力された信号は、O/E変換器3を通過してバン
ドパスフィルタ5a、5b及び5cに入力される。それ
ぞれのバンドパスフィルタでは、ωb 、2ωb 、3ωb
の帯域の周波数の信号を通過させる。
から出力された信号は、O/E変換器3を通過してバン
ドパスフィルタ5a、5b及び5cに入力される。それ
ぞれのバンドパスフィルタでは、ωb 、2ωb 、3ωb
の帯域の周波数の信号を通過させる。
【0049】バンドパスフィルタ5a、5b及び5cを
通過した信号をヘテロダイン復調器4b1 、4b2 及び
4b3 でそれぞれホモダイン復調して積分すると、その
出力は第3の実施の形態と同様に、 Δφdet (t)(12)=Δφs (t)(12)+A0 cosΘ0 …(22) Δφdet (t)(34)=Δφs (t)(34)+A01cosΘ01 …(23) Δφdet (t)(56)=Δφs (t)(56)+A02cosΘ02 …(24) となり、不要位相成分は直流成分として表される。
通過した信号をヘテロダイン復調器4b1 、4b2 及び
4b3 でそれぞれホモダイン復調して積分すると、その
出力は第3の実施の形態と同様に、 Δφdet (t)(12)=Δφs (t)(12)+A0 cosΘ0 …(22) Δφdet (t)(34)=Δφs (t)(34)+A01cosΘ01 …(23) Δφdet (t)(56)=Δφs (t)(56)+A02cosΘ02 …(24) となり、不要位相成分は直流成分として表される。
【0050】第4の実施の形態においては、ωμ =ω
b とすることで、復調器4b1 、4b2 及び4b3 の出
力において、不要位相成分をA0 cosΘ0 、A01co
sΘ01、A02cosΘ02の直流成分だけにして、時間t
とは無関係に一定にすることができるので、センシング
信号が歪まない。また他のチャネルからの不要位相成分
も直流成分にすることができるので、その不要位相成分
により復調処理が妨害されることもない。
b とすることで、復調器4b1 、4b2 及び4b3 の出
力において、不要位相成分をA0 cosΘ0 、A01co
sΘ01、A02cosΘ02の直流成分だけにして、時間t
とは無関係に一定にすることができるので、センシング
信号が歪まない。また他のチャネルからの不要位相成分
も直流成分にすることができるので、その不要位相成分
により復調処理が妨害されることもない。
【0051】なお、第3及び第4の実施の形態では第1
及び第2の実施の形態の干渉型光センサ2を複数個並列
に接続し、多重化に対応させたが、基準の光ファイバに
光路差の異なる複数の光ファイバを接続し、干渉させて
もよい。
及び第2の実施の形態の干渉型光センサ2を複数個並列
に接続し、多重化に対応させたが、基準の光ファイバに
光路差の異なる複数の光ファイバを接続し、干渉させて
もよい。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、レーザ光
電界の周波数を鋸歯波形に変調したレーザ光を出力する
際に、変調の周期である掃引時間TμをTμ=2π/ω
b とし、測定対象の物理量に対応して遅延時間差が変化
する2つの光ファイバに出力して干渉させたものを位相
復調するようにしたので、復調信号中の不要な位相成分
は時間に無関係に一定な直流成分のみとなり、復調信号
の歪みが軽減される。
電界の周波数を鋸歯波形に変調したレーザ光を出力する
際に、変調の周期である掃引時間TμをTμ=2π/ω
b とし、測定対象の物理量に対応して遅延時間差が変化
する2つの光ファイバに出力して干渉させたものを位相
復調するようにしたので、復調信号中の不要な位相成分
は時間に無関係に一定な直流成分のみとなり、復調信号
の歪みが軽減される。
【0053】また本発明によれば、光ファイバセンサを
多重化際に最小のビート周波数に基づいて掃引時間T
μ をTμ =2π/ωb としたので、他の経路において
生じた不要な位相成分についても時間とは無関係に一定
な直流成分になり、位相信号の歪みが軽減され、復調処
理が妨害されない。
多重化際に最小のビート周波数に基づいて掃引時間T
μ をTμ =2π/ωb としたので、他の経路において
生じた不要な位相成分についても時間とは無関係に一定
な直流成分になり、位相信号の歪みが軽減され、復調処
理が妨害されない。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るリニアFM方
式による光ファイバセンサシステムの模式図である。
式による光ファイバセンサシステムの模式図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るリニアFM方
式による光ファイバセンサシステムの模式図である。
式による光ファイバセンサシステムの模式図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係るリニアFM方
式による光ファイバセンサシステムの模式図である。
式による光ファイバセンサシステムの模式図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係るリニアFM方
式による光ファイバセンサシステムの模式図である。
式による光ファイバセンサシステムの模式図である。
【図5】リニアFM方式による光ファイバセンサシステ
ムの模式図である。
ムの模式図である。
【図6】レーザ光電界の周波数νLDを表したグラフであ
る。
る。
【図7】位相φLD(t)を表したグラフである。
【図8】位相ΔφO/E (t)(12)を表すグラフである。
1 レーザ 2 干渉型光センサ 2a 光センサアレイ 3 O/E変換器 4 位相復調器 4a、4a1 、4a2 、4a3 ヘテロダイン復調器 4b、4b1 、4b2 、4b3 パッシブホモダイン復
調器 5、5a、5b、5c バンドパスフィルタ
調器 5、5a、5b、5c バンドパスフィルタ
Claims (5)
- 【請求項1】 ビート周波数ωb に基づいて、レーザ光
電界の周波数を鋸歯波形に変調した時の周期となる掃引
時間Tμ が、Tμ =2π/ωb に設定されたレーザ光
を出力するレーザ出力手段と、 測定対象の物理量に対応して遅延時間差が変化する2つ
の光ファイバを有し、該2つの光ファイバに前記レーザ
光を透過させて干渉させる光ファイバセンサ手段と、 前記干渉したレーザ光の電界ベクトルを電圧に変換する
光−電圧変換手段と、 前記電圧を復調し、前記物理量に対応した位相を有する
復調信号を出力する位相復調手段とを備えたことを特徴
とするリニアFM方式光ファイバセンサシステム。 - 【請求項2】 前記位相復調手段は、通過させる帯域の
中心周波数を前記ビート周波数ωb とするバンドパスフ
ィルタと、 前記帯域フィルタを通過した前記電圧に基づいてヘテロ
ダイン復調し、前記復調信号を出力するヘテロダイン復
調器とを有することを特徴とする請求項1記載のリニア
FM方式光ファイバセンサシステム。 - 【請求項3】 ビート周波数ωb に基づいて、レーザ光
電界の周波数を鋸歯波形に変調した時の周期となる掃引
時間Tμ が、Tμ =2π/ωb に設定されたレーザ光
を出力するレーザ出力手段と、 測定対象の物理量に対応して遅延時間差が変化する2つ
の光ファイバを複数組有し、それぞれの組には基準とな
る前記遅延時間差の整数倍の遅延時間差を持たせて、そ
れぞれの光ファイバに前記レーザ光を透過させて干渉さ
せる光ファイバセンサ手段と、 前記干渉したレーザ光の電界ベクトルを電圧に変換する
光−電圧変換手段と、 通過させる帯域の中心周波数を、それぞれ前記ビート周
波数ωb の整数倍とする複数のバンドパスフィルタと、 該複数の帯域フィルタを通過したそれぞれの電圧を復調
し、前記物理量に対応した位相信号を有する復調信号を
それぞれ出力する複数の位相復調手段とを備えたことを
特徴とするリニアFM方式光ファイバセンサシステム。 - 【請求項4】 前記位相復調手段は、前記電圧をヘテロ
ダイン復調し、前記復調信号を出力するヘテロダイン復
調器を有することを特徴とする請求項1記載のリニアF
M方式光ファイバセンサシステム。 - 【請求項5】 前記位相復調手段は、前記電圧に基づい
てホモダイン復調し、前記復調信号を出力するパッシブ
ホモダイン復調器を有することを特徴とする請求項1又
は3記載のリニアFM方式光ファイバセンサシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8233183A JPH1078335A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | リニアfm方式光ファイバセンサシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8233183A JPH1078335A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | リニアfm方式光ファイバセンサシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1078335A true JPH1078335A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16951043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8233183A Pending JPH1078335A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | リニアfm方式光ファイバセンサシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1078335A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001228182A (ja) * | 2000-02-21 | 2001-08-24 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 光集積化多点計測装置 |
| CN100465595C (zh) * | 2000-04-24 | 2009-03-04 | 周晟 | 相位差测量装置及应用该装置的外差干涉测量系统 |
| WO2010030884A3 (en) * | 2008-09-11 | 2010-06-17 | Metris Usa, Inc. | Compact fiber optic geometry for a counter chirp fmcw coherent laser radar |
| WO2025043442A1 (zh) * | 2023-08-28 | 2025-03-06 | 国网智能电网研究院有限公司 | 一种光纤电流互感器以及基于光纤电流互感器的控制方法 |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP8233183A patent/JPH1078335A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001228182A (ja) * | 2000-02-21 | 2001-08-24 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 光集積化多点計測装置 |
| CN100465595C (zh) * | 2000-04-24 | 2009-03-04 | 周晟 | 相位差测量装置及应用该装置的外差干涉测量系统 |
| WO2010030884A3 (en) * | 2008-09-11 | 2010-06-17 | Metris Usa, Inc. | Compact fiber optic geometry for a counter chirp fmcw coherent laser radar |
| US8687173B2 (en) | 2008-09-11 | 2014-04-01 | Nikon Metrology N.V. | Compact fiber optic geometry for a counter chirp FMCW coherent laser radar |
| WO2025043442A1 (zh) * | 2023-08-28 | 2025-03-06 | 国网智能电网研究院有限公司 | 一种光纤电流互感器以及基于光纤电流互感器的控制方法 |
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