JPH1078351A - 熱型赤外線センサ及びイメージセンサ - Google Patents
熱型赤外線センサ及びイメージセンサInfo
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- JPH1078351A JPH1078351A JP8234174A JP23417496A JPH1078351A JP H1078351 A JPH1078351 A JP H1078351A JP 8234174 A JP8234174 A JP 8234174A JP 23417496 A JP23417496 A JP 23417496A JP H1078351 A JPH1078351 A JP H1078351A
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- film
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 受光部をシリコン基板より浮かすことができ
ると共に、この受光部の薄くして熱容量を小さくでき、
且つ、高感度の熱型赤外線センサ及びイメージセンサを
提供する。 【解決手段】 ショットキーバリアダイオード3を有す
る受光部4が、シリコン基板1上に一定の間隙を持って
架橋構造に形成され、前記ショットキーバリアダイオー
ド3は、薄膜半導体10と、該薄膜半導体10上に形成
された金属もしくは金属シリサイド薄膜11とを有し、
前記薄膜半導体10の下側に薄膜導電体9が形成され
た。
ると共に、この受光部の薄くして熱容量を小さくでき、
且つ、高感度の熱型赤外線センサ及びイメージセンサを
提供する。 【解決手段】 ショットキーバリアダイオード3を有す
る受光部4が、シリコン基板1上に一定の間隙を持って
架橋構造に形成され、前記ショットキーバリアダイオー
ド3は、薄膜半導体10と、該薄膜半導体10上に形成
された金属もしくは金属シリサイド薄膜11とを有し、
前記薄膜半導体10の下側に薄膜導電体9が形成され
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高感度の赤外線
検出を行うことができる熱型赤外線センサ及びイメージ
センサに関するものである。
検出を行うことができる熱型赤外線センサ及びイメージ
センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、熱型赤外線センサは、次のよ
うな原理で赤外線を検出している。すなわち、観測対象
物質から放射される赤外線を熱型赤外線センサの受光部
に入射させ、この入射させた赤外線により受光部の温度
を変化させる。この受光部の温度変化は、センサの型に
より異なるが電気抵抗、発電量等の変化により電気的に
読み出される。このため、赤外線の入射強度は、電気信
号として検出することができる。
うな原理で赤外線を検出している。すなわち、観測対象
物質から放射される赤外線を熱型赤外線センサの受光部
に入射させ、この入射させた赤外線により受光部の温度
を変化させる。この受光部の温度変化は、センサの型に
より異なるが電気抵抗、発電量等の変化により電気的に
読み出される。このため、赤外線の入射強度は、電気信
号として検出することができる。
【0003】かかる熱型赤外線センサとしては、シリコ
ン基板に不純物を拡散して形成したPN接合を利用した
PN接合型や、シリコン基板と金属膜のショットキー接
合を利用するショットキー接合型(特開平5ー4006
4号公報参照)がある。
ン基板に不純物を拡散して形成したPN接合を利用した
PN接合型や、シリコン基板と金属膜のショットキー接
合を利用するショットキー接合型(特開平5ー4006
4号公報参照)がある。
【0004】このような熱型赤外線センサは、微弱な赤
外線入射に対しても受光部の温度変化が大きくなるよう
にして感度を向上させるため、基板に対して受光部を断
熱構造とするのが望ましい。
外線入射に対しても受光部の温度変化が大きくなるよう
にして感度を向上させるため、基板に対して受光部を断
熱構造とするのが望ましい。
【0005】かかる断熱構造としては、受光部の真下の
基板をエッチング除去し、基板と受光部を分離する第1
の構造や、受光部を基板に対して架橋構造により支持し
て基板から浮かした状態とする第2の構造が考えられる
(公知ではない)。
基板をエッチング除去し、基板と受光部を分離する第1
の構造や、受光部を基板に対して架橋構造により支持し
て基板から浮かした状態とする第2の構造が考えられる
(公知ではない)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ショットキーバリアダイオードを用いた熱型赤外線セン
サにあっては、通常は、単結晶のシリコン基板上に金属
膜が形成されているため、上記第1の構造案のように、
受光部の真下の基板をエッチング除去するのが極めて難
しい。
ショットキーバリアダイオードを用いた熱型赤外線セン
サにあっては、通常は、単結晶のシリコン基板上に金属
膜が形成されているため、上記第1の構造案のように、
受光部の真下の基板をエッチング除去するのが極めて難
しい。
【0007】そこで、第2の構造案を採用しようとする
と、架橋構造を形成するのは、単結晶では難しく、多結
晶シリコンで架橋構造を形成し、この多結晶シリコン上
に金属膜を形成してショットキーバリアダイオードを形
成するようにしているため、以下のような問題がある。
と、架橋構造を形成するのは、単結晶では難しく、多結
晶シリコンで架橋構造を形成し、この多結晶シリコン上
に金属膜を形成してショットキーバリアダイオードを形
成するようにしているため、以下のような問題がある。
【0008】すなわち、ショットキーバリアダイオード
を形成する多結晶シリコンの抵抗が低い場合、すなわ
ち、結晶中の不純物が高濃度に添加されている場合(不
純物濃度が1019cmー3以上の時)には、多結晶シリコ
ンは縮退状態となり金属或いは金属シリサイド膜との界
面にショットキーバリアを形成することができず、熱型
赤外線センサは温度に対する感度を失ってしまう。
を形成する多結晶シリコンの抵抗が低い場合、すなわ
ち、結晶中の不純物が高濃度に添加されている場合(不
純物濃度が1019cmー3以上の時)には、多結晶シリコ
ンは縮退状態となり金属或いは金属シリサイド膜との界
面にショットキーバリアを形成することができず、熱型
赤外線センサは温度に対する感度を失ってしまう。
【0009】この多結晶シリコンの不純物濃度に対する
熱型赤外線センサの温度抵抗変化率βの変化は、図10
に示すように、不純物濃度が低下するに従い上昇する傾
向にある。この温度抵抗変化率βは、式1により求めら
れる。
熱型赤外線センサの温度抵抗変化率βの変化は、図10
に示すように、不純物濃度が低下するに従い上昇する傾
向にある。この温度抵抗変化率βは、式1により求めら
れる。
【0010】
【数1】 熱型赤外線センサに定電圧を印加しているとき、I1は
素子温度T1の時にショットキーバリアダイオードを流
れる電流、I2は素子温度T2の時にショットキーバリア
ダイオードを流れる電流である。
素子温度T1の時にショットキーバリアダイオードを流
れる電流、I2は素子温度T2の時にショットキーバリア
ダイオードを流れる電流である。
【0011】してみれば、高感度の熱型赤外線センサを
実現させるためには、低不純物濃度すなわち高抵抗の多
結晶シリコンを用いる必要がある。
実現させるためには、低不純物濃度すなわち高抵抗の多
結晶シリコンを用いる必要がある。
【0012】しかし、多結晶シリコンが高抵抗の場合、
熱型赤外線センサに高抵抗が直列に入るため、温度変化
による熱型赤外線センサの出力がぼけてしまう、という
問題がある。
熱型赤外線センサに高抵抗が直列に入るため、温度変化
による熱型赤外線センサの出力がぼけてしまう、という
問題がある。
【0013】このように多結晶シリコン上に熱型赤外線
センサを形成する場合、多結晶シリコンの不純物濃度に
より特性が大きく左右され、高感度の熱型赤外線センサ
を実現することが困難である。
センサを形成する場合、多結晶シリコンの不純物濃度に
より特性が大きく左右され、高感度の熱型赤外線センサ
を実現することが困難である。
【0014】また、熱型赤外線センサの受光部は熱容量
が小さいほど赤外線検出感度が高くなるため、多結晶シ
リコン層を薄くするのが望ましい。しかし、多結晶シリ
コンの不純物濃度が低いとショットキーバリアダイオー
ド周囲に形成されているガードリングの不純物拡散が深
く拡散されてしまう。このとき、多結晶シリコン層が薄
いとガードリング拡散層が多結晶シリコン層の底まで達
してしまい、熱型赤外線センサの電気的特性を読み出せ
なくなる。従って、多結晶シリコン層を薄くできず、受
光部の熱容量を小さくすることができない、という問題
がある。
が小さいほど赤外線検出感度が高くなるため、多結晶シ
リコン層を薄くするのが望ましい。しかし、多結晶シリ
コンの不純物濃度が低いとショットキーバリアダイオー
ド周囲に形成されているガードリングの不純物拡散が深
く拡散されてしまう。このとき、多結晶シリコン層が薄
いとガードリング拡散層が多結晶シリコン層の底まで達
してしまい、熱型赤外線センサの電気的特性を読み出せ
なくなる。従って、多結晶シリコン層を薄くできず、受
光部の熱容量を小さくすることができない、という問題
がある。
【0015】そこで、この発明は、受光部をシリコン基
板より浮かすことができると共に、この受光部の薄くし
て熱容量を小さくでき、且つ、高感度の熱型赤外線セン
サ及びイメージセンサを提供することを課題としてい
る。
板より浮かすことができると共に、この受光部の薄くし
て熱容量を小さくでき、且つ、高感度の熱型赤外線セン
サ及びイメージセンサを提供することを課題としてい
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、ショットキーバリアダ
イオードを有する受光部が、シリコン基板上に一定の間
隙を持って架橋構造に形成され、前記ショットキーバリ
アダイオードは、薄膜半導体と、該薄膜半導体上に形成
された金属もしくは金属シリサイド薄膜とを有し、前記
薄膜半導体の下側に薄膜導電体が形成された熱型赤外線
センサとしたことを特徴とする。
めに、請求項1に記載の発明は、ショットキーバリアダ
イオードを有する受光部が、シリコン基板上に一定の間
隙を持って架橋構造に形成され、前記ショットキーバリ
アダイオードは、薄膜半導体と、該薄膜半導体上に形成
された金属もしくは金属シリサイド薄膜とを有し、前記
薄膜半導体の下側に薄膜導電体が形成された熱型赤外線
センサとしたことを特徴とする。
【0017】請求項2に記載の発明は、請求項1の構成
に加え、前記薄膜導電体は、高不純物濃度薄膜シリコン
半導体からなっていることを特徴とすることを特徴とす
る。
に加え、前記薄膜導電体は、高不純物濃度薄膜シリコン
半導体からなっていることを特徴とすることを特徴とす
る。
【0018】請求項3に記載の発明は、請求項2の構成
に加え、前記薄膜半導体の不純物濃度が1016〜1018
cmー3で、前記薄膜導電体の不純物濃度が1019〜1
022cmー3であることを特徴とする。
に加え、前記薄膜半導体の不純物濃度が1016〜1018
cmー3で、前記薄膜導電体の不純物濃度が1019〜1
022cmー3であることを特徴とする。
【0019】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
の何れか一つに記載の構成に加え、前記薄膜半導体の厚
さが、0.1μm〜0.5μmであることを特徴とす
る。
の何れか一つに記載の構成に加え、前記薄膜半導体の厚
さが、0.1μm〜0.5μmであることを特徴とす
る。
【0020】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
の何れか一つに記載の構成に加え、前記薄膜導電体と電
気的接続を取るためのコンタクト部が、前記薄膜半導体
に不純物を拡散することにより形成されて前記薄膜導電
体に接続されていることを特徴とする。
の何れか一つに記載の構成に加え、前記薄膜導電体と電
気的接続を取るためのコンタクト部が、前記薄膜半導体
に不純物を拡散することにより形成されて前記薄膜導電
体に接続されていることを特徴とする。
【0021】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5
の何れか一つに記載の構成に加え、前記薄膜半導体が多
結晶シリコンであることを特徴とする。
の何れか一つに記載の構成に加え、前記薄膜半導体が多
結晶シリコンであることを特徴とする。
【0022】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至5
の何れか一つに記載の構成に加え、前記薄膜半導体がア
モルファスシリコンであることを特徴とする。
の何れか一つに記載の構成に加え、前記薄膜半導体がア
モルファスシリコンであることを特徴とする。
【0023】請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7
の何れか一つに記載の構成に加え、前記薄膜導電体が多
結晶シリコンであることを特徴とする。
の何れか一つに記載の構成に加え、前記薄膜導電体が多
結晶シリコンであることを特徴とする。
【0024】請求項9に記載の発明は、請求項1乃至7
の何れか一つに記載の構成に加え、前記薄膜導電体がア
モルファスシリコンであることを特徴とする。
の何れか一つに記載の構成に加え、前記薄膜導電体がア
モルファスシリコンであることを特徴とする。
【0025】請求項10に記載の発明は、請求項1乃至
9の何れか一つに記載された熱型赤外線センサが多数配
列され、各熱型赤外線センサからの信号により、観測対
象物の各位置からの赤外線の光強度を測定するイメージ
センサとしたことを特徴とする。
9の何れか一つに記載された熱型赤外線センサが多数配
列され、各熱型赤外線センサからの信号により、観測対
象物の各位置からの赤外線の光強度を測定するイメージ
センサとしたことを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
いて説明する。
【0027】図1乃至図8には、この発明の実施の形態
を示す。
を示す。
【0028】まず構成について説明すると、図1中符号
1はシリコン基板で、このシリコン基板1上には、赤外
線反射膜としてのTi反射膜2が、ショットキーバリア
ダイオード3を有する受光部4の下方位置に配設されて
いる。そして、このシリコン基板1及びTi反射膜2上
には、シリコン窒化膜6が形成され、更に、この窒化膜
6上には、その受光部4をシリコン基板1から浮き上が
らせるように、シリコン窒化膜7が架橋構造に形成さ
れ、シリコン窒化膜6との間には、間隙Cが形成されて
いる。
1はシリコン基板で、このシリコン基板1上には、赤外
線反射膜としてのTi反射膜2が、ショットキーバリア
ダイオード3を有する受光部4の下方位置に配設されて
いる。そして、このシリコン基板1及びTi反射膜2上
には、シリコン窒化膜6が形成され、更に、この窒化膜
6上には、その受光部4をシリコン基板1から浮き上が
らせるように、シリコン窒化膜7が架橋構造に形成さ
れ、シリコン窒化膜6との間には、間隙Cが形成されて
いる。
【0029】この架橋構造上に形成された受光部4は、
このシリコン窒化膜7上に、多結晶シリコンからなる薄
膜導電体9が、この上側に同じく多結晶シリコンからな
る薄膜半導体10が形成されている。この薄膜半導体1
0は、低不純物濃度で高抵抗に形成される一方、薄膜導
電体9は、高不純物濃度で低抵抗に形成されている。そ
して、この薄膜半導体10の上側に、この半導体10と
でショットキーバリアダイオード3を構成する金属シリ
サイド膜11が形成されている。また、この金属シリサ
イド膜11以外の薄膜半導体10を覆うように、シリコ
ン酸化膜12が形成されている。
このシリコン窒化膜7上に、多結晶シリコンからなる薄
膜導電体9が、この上側に同じく多結晶シリコンからな
る薄膜半導体10が形成されている。この薄膜半導体1
0は、低不純物濃度で高抵抗に形成される一方、薄膜導
電体9は、高不純物濃度で低抵抗に形成されている。そ
して、この薄膜半導体10の上側に、この半導体10と
でショットキーバリアダイオード3を構成する金属シリ
サイド膜11が形成されている。また、この金属シリサ
イド膜11以外の薄膜半導体10を覆うように、シリコ
ン酸化膜12が形成されている。
【0030】そして、シリコン酸化膜12の下側の前記
薄膜半導体10には、金属シリサイド膜11の周縁部と
対応してガードリング13が形成されると共に、このガ
ードリング13の外側にコンタクト部15がAs+の熱
拡散により形成されている。
薄膜半導体10には、金属シリサイド膜11の周縁部と
対応してガードリング13が形成されると共に、このガ
ードリング13の外側にコンタクト部15がAs+の熱
拡散により形成されている。
【0031】このコンタクト部15及び前記ガードリン
グ13が、シリコン酸化膜12に形成されたコンタクト
ホール12aを介してそれぞれ、Ti配線層16に接続
されている。また、このTi配線層16とシリコン基板
1とは、シリコン窒化膜6に形成されたコンタクトホー
ル6aを介して接続されている。
グ13が、シリコン酸化膜12に形成されたコンタクト
ホール12aを介してそれぞれ、Ti配線層16に接続
されている。また、このTi配線層16とシリコン基板
1とは、シリコン窒化膜6に形成されたコンタクトホー
ル6aを介して接続されている。
【0032】さらに、これらが架橋構造全体が、表面保
護膜兼赤外線吸収膜としてのシリコン窒化膜17で覆わ
れている。
護膜兼赤外線吸収膜としてのシリコン窒化膜17で覆わ
れている。
【0033】次に、かかる構造の熱型赤外線センサの製
造工程について説明する。
造工程について説明する。
【0034】通常の半導体プロセスにより読出し回路を
作成したシリコン基板1上に赤外線反射膜としてTi反
射膜2を0.5μm成長させる。続いて、ドライエッチ
ングにより受光部4以外のTi反射膜2をエッチングす
る。次に、シリコン窒化膜6を0.1μm形成し、その
上に、スピン・オン・ガラス20(以下「SOG膜2
0」という)を塗布して焼成する(図2参照)。
作成したシリコン基板1上に赤外線反射膜としてTi反
射膜2を0.5μm成長させる。続いて、ドライエッチ
ングにより受光部4以外のTi反射膜2をエッチングす
る。次に、シリコン窒化膜6を0.1μm形成し、その
上に、スピン・オン・ガラス20(以下「SOG膜2
0」という)を塗布して焼成する(図2参照)。
【0035】次いで、レジスト21をパターニングし、
受光部4領域以外のSOG膜20をドライエッチング法
によりエッチングする(図3参照)。
受光部4領域以外のSOG膜20をドライエッチング法
によりエッチングする(図3参照)。
【0036】そして、図3に示すSOG膜20の周縁部
に、更に、SOG膜20を塗布して焼成し、このセンサ
表面上の段差を小さくするようにし、続いて、ドライエ
ッチング法によりパターニングする(図4参照)。な
お、ここで形成されたSOG膜20が後に除去されるこ
とにより、前述の間隙Cが形成されるようになってい
る。
に、更に、SOG膜20を塗布して焼成し、このセンサ
表面上の段差を小さくするようにし、続いて、ドライエ
ッチング法によりパターニングする(図4参照)。な
お、ここで形成されたSOG膜20が後に除去されるこ
とにより、前述の間隙Cが形成されるようになってい
る。
【0037】次いで、シリコン窒化膜7を0.3μm形
成してパターニングし、続いて、抵抗率1×10ー3Ωc
m(不純物濃度:1×1020cmー3)のN型多結晶シリ
コンである薄膜導電体9をCVD法により0.5μm形
成し、この上に抵抗率1×104Ωcm(不純物濃度:
1×1018cmー3)のN型多結晶シリコンである薄膜半
導体10をCVD法により0.3μm形成する。更に、
熱酸化により多結晶シリコン1の表面にシリコン酸化膜
12を0.1μm成長させる(図5参照)。
成してパターニングし、続いて、抵抗率1×10ー3Ωc
m(不純物濃度:1×1020cmー3)のN型多結晶シリ
コンである薄膜導電体9をCVD法により0.5μm形
成し、この上に抵抗率1×104Ωcm(不純物濃度:
1×1018cmー3)のN型多結晶シリコンである薄膜半
導体10をCVD法により0.3μm形成する。更に、
熱酸化により多結晶シリコン1の表面にシリコン酸化膜
12を0.1μm成長させる(図5参照)。
【0038】その後、薄膜半導体10上のショットキー
バリアダイオード3形成領域の周囲にイオン注入法によ
り、B+を5×1015cmー2注入してガードリング13
を形成する。このガードリング13は、ショットキーバ
リアダイオード3とのコンタクトを取る。さらに、同様
にして、薄膜導電体9とコンタクトを取るためにイオン
注入法によりN+領域にAs+を3×1015cmー2注入
し、900℃で1時間の熱拡散を行うことにより、コン
タクト部15を形成する。その後、ショットキーバリア
ダイオード3形成領域以外をレジスト(図示省略)で覆
い、ウエットエッチングにより露出しているシリコン酸
化膜12を除去する。続いて、ショットキーバリアダイ
オード3の金属電極となる白金の金属シリサイド膜11
を0.01μm形成する。この金属シリサイド膜11は
レジスト除去によるリフトオフにより受光部4以外を除
去する(図6参照)。
バリアダイオード3形成領域の周囲にイオン注入法によ
り、B+を5×1015cmー2注入してガードリング13
を形成する。このガードリング13は、ショットキーバ
リアダイオード3とのコンタクトを取る。さらに、同様
にして、薄膜導電体9とコンタクトを取るためにイオン
注入法によりN+領域にAs+を3×1015cmー2注入
し、900℃で1時間の熱拡散を行うことにより、コン
タクト部15を形成する。その後、ショットキーバリア
ダイオード3形成領域以外をレジスト(図示省略)で覆
い、ウエットエッチングにより露出しているシリコン酸
化膜12を除去する。続いて、ショットキーバリアダイ
オード3の金属電極となる白金の金属シリサイド膜11
を0.01μm形成する。この金属シリサイド膜11は
レジスト除去によるリフトオフにより受光部4以外を除
去する(図6参照)。
【0039】その後、図示省略のレジストでパターニン
グ後、ドライエッチング法によりシリコン基板1とショ
ットキーバリアダイオード3とのコンタクトを取るため
のコンタクトホール6aをシリコン窒化膜6に形成する
と共に、このシリコン窒化膜6の、受光部4を支持する
領域以外の受光部4周囲をエッチングする。次に、レジ
スト剥離後、再度レジストをパターニングし、薄膜半導
体10上のシリコン酸化膜12をドライエッチングによ
りパターニングし、コンタクトホール12aを形成す
る。そして、Ti配線層16を0.5μm成長させ、各
コンタクトホール6a,12a間で連続するようにパタ
ーニングする(図7参照)。
グ後、ドライエッチング法によりシリコン基板1とショ
ットキーバリアダイオード3とのコンタクトを取るため
のコンタクトホール6aをシリコン窒化膜6に形成する
と共に、このシリコン窒化膜6の、受光部4を支持する
領域以外の受光部4周囲をエッチングする。次に、レジ
スト剥離後、再度レジストをパターニングし、薄膜半導
体10上のシリコン酸化膜12をドライエッチングによ
りパターニングし、コンタクトホール12aを形成す
る。そして、Ti配線層16を0.5μm成長させ、各
コンタクトホール6a,12a間で連続するようにパタ
ーニングする(図7参照)。
【0040】次に、表面保護膜兼赤外線吸収膜としてシ
リコン窒化膜17を0.3μm形成し、パターニングす
る(図8参照)。
リコン窒化膜17を0.3μm形成し、パターニングす
る(図8参照)。
【0041】そして、図示省略のレジストにより受光部
4形成領域以外を覆い、ウエットエッチング法により、
架橋構造の側方に形成された開口を介してシリコン窒化
膜7の下のSOG膜20を除去して、ここに間隙Cを形
成することにより、受光部4を架橋構造により浮き上が
らせて成形を完了する(図1参照)。
4形成領域以外を覆い、ウエットエッチング法により、
架橋構造の側方に形成された開口を介してシリコン窒化
膜7の下のSOG膜20を除去して、ここに間隙Cを形
成することにより、受光部4を架橋構造により浮き上が
らせて成形を完了する(図1参照)。
【0042】このような熱型赤外線センサにあっては、
受光部4の下に間隙Cを設けて架橋構造とすると共に、
この受光部4を薄型化することにより、熱容量を小さく
することができ、高感度化が図られる。
受光部4の下に間隙Cを設けて架橋構造とすると共に、
この受光部4を薄型化することにより、熱容量を小さく
することができ、高感度化が図られる。
【0043】すなわち、この発明では、多結晶の低抵抗
の薄膜導電体9と高抵抗の薄膜半導体10とを用いるこ
とにより、簡単に架橋構造を形成できる。しかも、その
ように2重構造とすることにより、高抵抗の薄膜半導体
10と金属シリサイド膜11との間で高感度のショット
キーバリアを形成することができる。また、このように
高抵抗の薄膜半導体10を形成しても、この薄膜半導体
10の下側に低抵抗の薄膜導電体9を設けることによ
り、ショットキーバリアダイオード3と直列に入る抵抗
が小さくなり、高感度の熱型赤外線センサが実現でき
る。
の薄膜導電体9と高抵抗の薄膜半導体10とを用いるこ
とにより、簡単に架橋構造を形成できる。しかも、その
ように2重構造とすることにより、高抵抗の薄膜半導体
10と金属シリサイド膜11との間で高感度のショット
キーバリアを形成することができる。また、このように
高抵抗の薄膜半導体10を形成しても、この薄膜半導体
10の下側に低抵抗の薄膜導電体9を設けることによ
り、ショットキーバリアダイオード3と直列に入る抵抗
が小さくなり、高感度の熱型赤外線センサが実現でき
る。
【0044】また、薄膜半導体10の不純物濃度が低
く、ガードリング13が深く拡散しようとしても、ショ
ットキーバリアダイオード3の出力は低抵抗の薄膜導電
体9を介して流れるため、低濃度不純物領域、つまり薄
膜半導体10を薄くすることができ、上述のように熱容
量を小さくすることができる。
く、ガードリング13が深く拡散しようとしても、ショ
ットキーバリアダイオード3の出力は低抵抗の薄膜導電
体9を介して流れるため、低濃度不純物領域、つまり薄
膜半導体10を薄くすることができ、上述のように熱容
量を小さくすることができる。
【0045】なお、上記実施の形態では、薄膜半導体層
9及び薄膜導電体10を共に多結晶シリコンで形成して
いるが、多結晶シリコンの代わりにどちらか又は両方と
もアモルファスシリコンを用いることもできる。
9及び薄膜導電体10を共に多結晶シリコンで形成して
いるが、多結晶シリコンの代わりにどちらか又は両方と
もアモルファスシリコンを用いることもできる。
【0046】さらに、図9には、この発明の実施の形態
の他の例を示している。
の他の例を示している。
【0047】すなわち、上記実施の形態の熱型赤外線セ
ンサAが多数縦横に隣接して所定の関係で配列され、こ
れら熱型赤外線センサAがそれぞれ水平シフトレジスタ
23及び垂直シフトレジスタ24に接続されている。
ンサAが多数縦横に隣接して所定の関係で配列され、こ
れら熱型赤外線センサAがそれぞれ水平シフトレジスタ
23及び垂直シフトレジスタ24に接続されている。
【0048】そして、これらシフトレジスタ23,24
で走査することにより、各熱型赤外線センサAから順次
信号を読み取ることにより、観測対象物の各位置からの
赤外線の光強度が測定されることとなる。
で走査することにより、各熱型赤外線センサAから順次
信号を読み取ることにより、観測対象物の各位置からの
赤外線の光強度が測定されることとなる。
【0049】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、受光部の下に間隙を設けて架橋構造とすると共
に、この受光部を薄型化することにより、熱容量を小さ
くすることができ、高感度化を図ることができる。
れば、受光部の下に間隙を設けて架橋構造とすると共
に、この受光部を薄型化することにより、熱容量を小さ
くすることができ、高感度化を図ることができる。
【0050】また、請求項5に記載された発明によれ
ば、上記効果に加え、高抵抗の薄膜半導体にコンタクト
部を形成し、低抵抗の薄膜導電体に接続することによ
り、ショットキーバリアダイオードからの信号をより効
果的に出力することができる、という実用上有益な効果
を発揮する。
ば、上記効果に加え、高抵抗の薄膜半導体にコンタクト
部を形成し、低抵抗の薄膜導電体に接続することによ
り、ショットキーバリアダイオードからの信号をより効
果的に出力することができる、という実用上有益な効果
を発揮する。
【図1】この発明の実施の形態に係る熱型赤外線センサ
の断面図である。
の断面図である。
【図2】同実施の形態に係る製造工程を示す断面図であ
る。
る。
【図3】同実施の形態に係る製造工程を示す図2の次の
工程の断面図である。
工程の断面図である。
【図4】同実施の形態に係る製造工程を示す図3の次の
工程の断面図である。
工程の断面図である。
【図5】同実施の形態に係る製造工程を示す図4の次の
工程の断面図である。
工程の断面図である。
【図6】同実施の形態に係る製造工程を示す図5の次の
工程の断面図である。
工程の断面図である。
【図7】同実施の形態に係る製造工程を示す図6の次の
工程の断面図である。
工程の断面図である。
【図8】同実施の形態に係る製造工程を示す図7の次の
工程の断面図である。
工程の断面図である。
【図9】この発明の実施の形態の他の例を示すイメージ
センサの概略図である。
センサの概略図である。
【図10】不純物濃度と抵抗温度変化率との関係を示す
グラフ図である。
グラフ図である。
1 シリコン基板 3 ショットキーバリアダイオード 4 受光部 9 薄膜導電体 10 薄膜半導体 11 金属シリサイド膜 13 ガードリング 15 コンタクト部 C 間隙
Claims (10)
- 【請求項1】 ショットキーバリアダイオードを有する
受光部が、シリコン基板上に一定の間隙を持って架橋構
造に形成され、前記ショットキーバリアダイオードは、
薄膜半導体と、該薄膜半導体上に形成された金属もしく
は金属シリサイド薄膜とを有し、前記薄膜半導体の下側
に薄膜導電体が形成されたことを特徴とする熱型赤外線
センサ。 - 【請求項2】 前記薄膜導電体は、高不純物濃度薄膜シ
リコン半導体からなっていることを特徴とする請求項1
記載の熱型赤外線センサ。 - 【請求項3】 前記薄膜半導体の不純物濃度が1016〜
1018 cmー3で、前記薄膜導電体の不純物濃度が10
19〜1022 cmー3であることを特徴とする請求項2記
載の熱型赤外線センサ。 - 【請求項4】 前記薄膜半導体の厚さが、0.1μm〜
0.5μmであることを特徴とする請求項1乃至3の何
れか一つに記載の熱型赤外線センサ。 - 【請求項5】 前記薄膜導電体と電気的接続を取るため
のコンタクト部が、前記薄膜半導体に不純物を拡散する
ことにより形成されて前記薄膜導電体に接続されている
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載の
熱型赤外線センサ。 - 【請求項6】 前記薄膜半導体が多結晶シリコンである
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一つに記載の
熱型赤外線センサ。 - 【請求項7】 前記薄膜半導体がアモルファスシリコン
であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一つに
記載の熱型赤外線センサ。 - 【請求項8】 前記薄膜導電体が多結晶シリコンである
ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか一つに記載の
熱型赤外線センサ。 - 【請求項9】 前記薄膜導電体がアモルファスシリコン
であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一つに
記載の熱型赤外線センサ。 - 【請求項10】 請求項1乃至9の何れか一つに記載さ
れた熱型赤外線センサが多数配列され、各熱型赤外線セ
ンサからの信号により、観測対象物の各位置からの赤外
線の光強度を測定することを特徴とするイメージセン
サ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8234174A JPH1078351A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 熱型赤外線センサ及びイメージセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8234174A JPH1078351A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 熱型赤外線センサ及びイメージセンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1078351A true JPH1078351A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16966834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8234174A Pending JPH1078351A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 熱型赤外線センサ及びイメージセンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1078351A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109911840A (zh) * | 2019-02-28 | 2019-06-21 | 上海集成电路研发中心有限公司 | 一种mems红外探测器结构 |
-
1996
- 1996-09-04 JP JP8234174A patent/JPH1078351A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109911840A (zh) * | 2019-02-28 | 2019-06-21 | 上海集成电路研发中心有限公司 | 一种mems红外探测器结构 |
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