JPH1078631A - 移動支持体への多層塗布液の適用方法 - Google Patents

移動支持体への多層塗布液の適用方法

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JPH1078631A
JPH1078631A JP9205091A JP20509197A JPH1078631A JP H1078631 A JPH1078631 A JP H1078631A JP 9205091 A JP9205091 A JP 9205091A JP 20509197 A JP20509197 A JP 20509197A JP H1078631 A JPH1078631 A JP H1078631A
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JP9205091A
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Joseph W Hoff
ダブリュ.ホフ ジョセフ
Douglas S Finnicum
エス.フィニカム ダグラス
Steven J Weinstein
ジェイ.ウェインステイン スティーブン
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Eastman Kodak Co
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    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D1/00Processes for applying liquids or other fluent materials
    • B05D1/34Applying different liquids or other fluent materials simultaneously
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/74Applying photosensitive compositions to the base; Drying processes therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定常塗布状態を妨害することなく、塗布開始
のために達成できる速度を上昇させる。 【解決手段】 塗布ゾーンを通る通路に沿って支持体を
移動させ、最上層を含む2個又はそれ以上の層の塗布液
を形成して、液体塗膜組成物を構成せしめ、そしてこの
液体塗膜組成物を移動支持体に適用することを含んでな
る支持体へ多層の塗布液を適用する方法であって、液体
塗膜組成物の最上層を剪断薄肉化する、高速度で移動支
持体を塗布する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動又は搬送支持
体の塗布又は被覆の開始方法に関する。このような方法
は特に、例えば、写真用フィルム、紙及び布のようなス
トリップ状の製品の塗布用に適している。更に詳しく
は、本発明は、支持体上への塗布を開始することができ
る支持体速度の範囲を増大する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カーテン塗布操作及びビード塗布操作に
於いて、計量装置(以下、「ホッパー」と言う)内のス
ロットを通して組成物を流すことにより、移動するスト
リップ材料(以下、「支持体」という)に液体組成物を
適用することが一般的に行われている。これらの方法
は、均一で有用な皮膜が製造される点である程度満足で
きるものではあるが、適用の速度が制限されている。生
産性を増加させるためには、塗布操作を行なう速度を制
限する要因を緩和させる必要がある。
【0003】この分野に於ける先行技術(Kistler, Wet
tability、第49巻、界面活性剤科学シリーズ、Marcel
Dekker, Inc.)は、移動支持体上に均一な皮膜を作るた
めの必要条件は被覆される組成物が移動支持体上に流入
される全ての空気を追い出す必要があることを証明し
た。この空気を追い出すことができないと、濡れ不良
(wetting failure)と呼ばれる、不均一な、そして非実
用的な塗布となる。濡れ不良は塗布操作を行なう支持体
の速度によって影響を受け得る。更に、先行技術は、塗
膜組成物の粘度が濡れ不良を起こす支持体速度に影響を
及ぼす支配的なパラメーターであることを証明した。粘
度の高い塗膜組成物は一般的に、粘度の低い塗膜組成物
よりも低い支持体速度で濡れ不良を起す。
【0004】例えばビード塗布プロセスに於いては、1
又はそれ以上の液体層からなる塗布パックが、ホッパー
から移動支持体に移送される。塗布を行う前に、塗膜組
成物が支持体と物理的に接触しないような距離だけ、ホ
ッパーは支持体から離れている。塗膜組成物はホッパー
の縁の上を越えて、シンクとして二重になっている真空
中に流れる。ホッパーが塗布を行うように準備される
と、ホッパーと塗布ロールとの間の距離を小さくする。
塗布開始(coating start) は、塗膜組成物が支持体と接
触し、塗布ビード(ビードは、ホッパーと支持体との間
の液体が充たされた領域として定義される)が形成され
る瞬間を指す。
【0005】塗布開始は塗布プロセスに基本的なもので
ある。良好な塗布開始は、支持体の移動方向に対して、
平行及び垂直の両方向で均一な塗膜を生ずることができ
るホッパーから移動支持体への塗布液体の移動として定
義することができる。塗布開始を所定の速度ですること
ができない場合は塗布は成功せず、塗布開始をすること
ができる場合でも、最善よりやや劣る(suboptimal)開
始は、塗膜へ持続的な影響を起すおそれがある。これら
の問題には、ストリーク節(streak waste) が含まれ
る。予測できるように、欠陥のない塗布開始を達成する
ことは、塗布プロセスの重要な部分である。
【0006】塗布開始の間、塗膜組成物の最上層は、移
動支持体と接触する最初の層である。米国特許第4,5
71,849号(Koepke) に教示されているように、こ
の層は最下層よりも大きい粘度を有する。引用した文献
から推測して、高粘度のトップ層を使用すると、許容で
きる塗布開始をできる支持体速度の範囲が減少する。低
粘度液体は高粘度液体よりも塗布性が良い。塗布プロセ
スの異なった部分で粘度が異なるのが好ましい。高粘度
のトップ層は、定常状態の塗布時にはホッパースライド
及び支持体に対して好ましいが、低粘度は塗布開始時の
塗布ビードで好ましい。
【0007】良好な塗布開始を達成するために、三つの
基準を満足する必要がある。塗布開始のための第一の必
要条件は、ホッパーと支持体との間隙を橋渡しする十分
な塗布液が存在することである。一般的にこれは問題で
はない。しかしながら真空度が高くなると、支持体に触
れることができない程度まで塗膜組成物が薄くなるおそ
れがある。同様に、ホッパーと支持体との間の空間の設
定を誤まってもこのような問題が生じるおそれがある。
ホッパーの機械的歪や調整不良があるようなひどい場合
に、支持体との液体接触が不均一になるおそれがある。
真空が不均一に適用されたり、ホッパーの調整を誤まっ
たりすると、同様に支持体との不均一な液体接触が起る
おそれがある。
【0008】第二の必要条件は、支持体と塗膜組成物と
が混和性(Compatible) でなくてはならないことであ
る。これらが混和性でないと、液体と支持体との間への
空気の不規則な同伴によって特徴付けられる濡れ不良
が、塗布開始で起こるおそれがある。極端な場合には、
塗布液体は支持体を動的に濡らす代わりに縁取り部分(e
dging hardware) をオーバーフローするおそれがある。
成功裡に塗布が行われても、塗布速度を累進的に上昇さ
せると、最終的には濡れ不良を起こすおそれがある。
【0009】第三の必要条件は、支持体が塗布ゾーンを
通って移動する時、支持体の速度は濡れ不良速度よりも
小さくなくてはならないことである。濡れ不良速度は塗
布開始への実際的な速度限定である。許容できる塗布開
始に達することの問題点は、例えば、空気圧力差を使用
する米国特許第3,220,877号及び支持体表面の
一部の表面を粗くすることによって、開始時での厚い塗
膜を避ける米国特許第3,959,528号で検討され
ている。米国特許第4,340,621号には、ビード
安定性吸引チャンバーの圧力低下を、定常状態運転時に
使用されるものよりも高い値に設定することが教示され
ている。米国特許第4,808,444号には、ウエブ
のリード部分又は接合部分で厚い塗膜を避けるために、
組成物を移動ウエブに適用できる位置と適用できない位
置との間で、ホッパーに対して空気圧機構により急速に
移動するバッキングローラ(backing roller)が開示さ
れている。米国特許第5,340,616号には、その
レベルが定常状態塗布電界レベルよりも大きい電界を使
用することが教示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、正常な定常
状態塗布運転を妨害することなく、塗布開始のために達
成できる速度を上昇させる新規な方法を提供することを
目的とする。本発明の目的は、定常状態塗布運転を維持
することに加えて、塗布の開始に付随する問題点を改善
する塗布方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】高速で移動するストリッ
プを塗布する際の前記目的及びその他の目的は、塗布ゾ
ーンを通る搬路に沿って支持体を移動させ、最上層を含
む2又はそれ以上の層の塗布液を構成して液体塗膜組成
物を形成せしめ、そしてこの液体塗膜組成物を移動支持
体に適用することを含んでなる支持体へ多層の塗布液を
適用する方法であって、液体塗膜組成物の最上層又は塗
布開始時に支持体と最初に接触する層を剪断薄肉化する
ようにすることからなる、移動支持体へ多層の塗布液を
適用する方法によって達成することができる。
【0012】本発明は特に、層が塗布開始時に低粘度と
して作用する過渡的性質を有する剪断薄肉化(shear th
inning)配合を使用することによって、液体−支持体間
の非相溶性の問題に対応する。剪断薄肉化トップ層が定
常状態塗布に必要な高粘度に容易に達する点で、トップ
層の低粘度は過渡的な性質に過ぎない。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の本質、原理及び有用性
は、添付する図面と組み合わせて下記の詳細な説明を理
解すれば一層明らかになるであろう。本発明の他のそし
て更なる目的、利点及び可能性と共に、本発明をより良
く理解するためには、添付する図面及び本発明の幾つか
の態様の説明と共に、下記の詳細な説明及び特許請求の
範囲を参照されたい。
【0014】本発明の好ましい態様を図解的に示す側面
図である図1を参照して以下に詳細に説明する。図1
は、2個のコンポーネント12、13からなる(支持体
を2層で塗布するものと想定する)ホッパー1からな
り、各コンポーネントが入口2、3及び出口(出口スロ
ット)4、5を有し、入口によって各層用の塗膜組成物
をホッパーのそのコンパートメントに供給することがで
き、出口によって塗膜を塗布ゾーン6に供給することが
できる、フィルム支持体への多層塗膜を計量する一般的
な装置を示す。従って、塗膜の第一層はホッパーリップ
7に最も近いコンパートメントから適用される。塗布ホ
ッパー自体は、ステンレススチール、チタン等のような
材料から作ることができる。図2に示すように、定常状
態塗布条件下でポッパーリップ7は、全ての塗料層が塗
布ロール9によって搬送される支持体8と接触する場所
である塗布ゾーンである。図1に示すように、米国特許
第3,220,877号に於けるような空気圧力差を作
るために、ポンプ11によって支持されている真空トラ
フ10を使用することができる。
【0015】本発明で使用することができる支持体又は
ウエブは、紙、プラスチックフィルム、金属、樹脂被覆
紙及び合成紙を含む広範囲の材料から選択することがで
きる。プラスチックフィルムは、ポリエチレン及びポリ
スチレンのようなポリオレフィン、ポリ酢酸ビニル、ポ
リ塩化ビニル及びポリスチレンのようなビニルポリマ
ー、ナイロン66及びナイロン6のようなポリアミド、
ポリエチレンテレフタレート及びポリエチレン−2,6
−ナフタレートのようなポリエステル、ポリカーボネー
ト並びに三酢酸セルロース及び二酢酸セルロースのよう
な酢酸セルロースを含む種々の材料から製造することが
できる。樹脂被覆紙に使用する樹脂は、ポリエチレンの
ようなポリオレフィンによって代表されるが、これらに
は限定されない。樹脂被覆紙の表面の形態には決して限
定されず、エンボス化されていても、されていなくても
よい。金属ウエブの例としてはアルミニウムウエブをあ
げることができる。
【0016】塗膜組成物を有利に適用するための装置の
運転は従来通りである。トップ層を含む塗膜層は、スラ
イドホッパーの出口スロット4、5から適用される。塗
膜組成物を形成する層はホッパーリップ7で、塗布ロー
ル9によって搬送される支持体8に適用される。この一
般的なポッパー装置は、塗布適用の開始によって起こさ
れる問題を少なくするために、本発明の方法に有用であ
る。本発明に於いて、塗膜組成物のトップ層は、特に、
全ての塗布開始に伴う問題点を除去するような方式で設
計されている。本発明に於いて、液体塗膜組成物のトッ
プ層は剪断薄肉化される。
【0017】支持体に適用することができる種々の層に
は、感光性乳剤層、分散層及びハレーション防止層など
が含まれる。一般的に帯電防止性ゲルポリマーからなる
トップ層は、「ポリマー液体の動力学」第I巻、P. B.
Bird, R. C. Armstrong 及びO. Hassayin 著、1977年、
Wiles & Sons, N. Y. に記載されているように、剪断薄
肉化しなくてはならない。剪断薄肉化トップ塗膜層の最
適構成は、支持体の材料、塗布液の性質及び支持体の移
動速度に従って決定される。本発明者等はここで、塗膜
組成物と支持体との間の相溶性にも影響を与え得る他の
レオロジー的性質が存在することに気がついた。引張り
粘度のような他の性質も上記引用した文献に記載されて
いる。
【0018】トップ層の液体組成物中に使用される剪断
薄肉化ポリマーは、その液体要素(fluid elements) が
増加した歪み(変形)を受けた場合に、その粘度が低下
するという特徴を有する。剪断薄肉化液体について、剪
断応力は、下記式に示すように歪み速度に関係する。
【0019】
【数1】
【0020】剪断薄肉化ポリマーによって、溶液の粘度
は適用される歪み速度が増加する時減少する。このため
に、剪断薄肉化溶液は塗布工程の異なった部分で異なっ
た粘度を示すことができる。特に、支持体又はスライド
上で生じる低い歪み速度領域内(300秒-1未満)で
は、剪断薄肉化層の粘度は高いままである。剪断薄肉化
層がスライドから支持体へ移行する高い歪み速度領域
(50,000〜106 -1)内でさえも、この層は低
粘度へ剪断薄肉化し、それによって支持体に対するその
濡れ性を改良する。結果として、より高い塗布速度で開
始することができる能力が、定常状態で塗布操作してい
る他の場所(例えば、スライド上や支持体上)における
より高い粘度のトップ塗膜必要条件を妨害することなく
達成される。
【0021】塗布開始を高くするように液体レオロジー
を変えるために、上側層の粘度を元の値(定常状態操作
の必要条件から決定される)から幾らか低い値に低下さ
せる必要がある。この低下した上側層の粘度は無限剪断
粘度(infinite shear viscosity) と呼ばれる。これは
液体がポリマー添加、又は歪み速度に無関係に達成でき
る最低粘度である。所望の無限剪断粘度が得られると、
液体の粘度を上昇させてその元の値に戻すために、粘性
化剪断薄肉化ポリマーが使用される。この元の値は、そ
れを最低の可能な歪み速度で測定して低剪断粘度と呼
ぶ。この剪断速度の時に、その値は元の粘度と同一の粘
度を有していなくてはならない。液体が増加した歪み速
度を受けた時、その粘度はその無限剪断粘度に漸近的に
近づくまで低下する。
【0022】高い最大濡れ速度を得るためには、トップ
塗布層の溶液粘度を低く維持しなくてはならない。更に
液体が剪断薄肉化する時、他のレオロジー効果が重要に
なり、得られる最終的濡れ速度に強い影響を与える。塗
膜組成物のトップ層は、支持体に衝突する最初の層であ
る。高粘度のトップ層は空気流で誘発される塗膜ストリ
ークを保護し、同様に界面活性剤の駆動ストリークの修
正を促進する。また、高粘度のトップ層は、乾燥後のフ
ィルムの物理的性質を決定する際に重要である。従っ
て、最大濡れ速度を増加させるためにトップ層の粘度を
単純に低下させることは、塗布システムにマイナスの影
響を与えるおそれがある。高粘度のトップ層のための上
記技術の影響力によって、塗布開始での濡れ不良は定常
状態での別の欠陥を生ずることなく、より高いウエブ速
度まで移行させる。
【0023】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に説明する
が、本発明の範囲をこれらの実施例に限定するものでな
いことは言うまでもない。
【0024】実施例1 ビード塗布開始での濡れ不良へのレオロジー変性の影響
を研究するための実験を行った。底部層が4cPゼラチ
ン溶液である2層システムを使用した。異なった程度の
剪断薄肉化挙動を得るために、上層組成物を表Iに示す
ように変化させた。粘性化剪断薄肉化剤としてKeltrol-
T (Kelcoにより製造)を含有する0.3重量%水溶液
を、層レオロジーを変性する際に使用した。
【0025】界面活性剤TX−200E (Rohm and Haas によ
り製造)を、各トップ層組成物に22cm3 /リットルの
レベルで添加した。サンプルの視覚による評価をし易く
するために、カーボンブラック分散物を配合中に含有さ
せた。全ての塗膜を、2cm3/秒及び3cm3 /秒の流速
で且つ62.5Pa及び187.5Paの圧力差で、ゼラチ
ンを下塗りしたポリエチレンテレフタレートの上に設け
た。
【0026】実験計画は二つの部分からなっていた。第
一部に於いて、塗布開始をトップ層として表Iから要素
1〜3を使用して行った。表Iに示すように、これらの
液体は剪断薄肉化挙動を示さなかった(即ち、低剪断粘
度と高剪断速度とが同一であった)。ウエブ速度を濡れ
不良が認められるまで増加させた。この値を、塗布開始
をすることができる最大濡れ速度として記録した。これ
らの非剪断薄肉化ケースを、続く剪断薄肉化ケースと濡
れ不良を比較するための基線を確定するために実施し
た。
【0027】
【表1】
【0028】第2部に於いて、塗布をトップ層として表
Iから要素4〜11を使用して行った。これらの要素は
剪断薄肉化挙動を示した。再び最大濡れ速度データを集
めた。全ての実験データを図3のグラフIに要約した。
【0029】図3には、その相当する低剪断粘度に対し
てプロットした、表Iの11個のトップ層要素のそれぞ
れについての最大速度データを含め、図3に於いてAは
4cpの高剪断粘度を有する要素4であり、Bは8cP
の高剪断粘度を有する要素5であり、Cは16cPの高
剪断粘度を有する要素6であり、Dは32cPの高剪断
粘度を有する要素7であり、Eは64cPの高剪断粘度
を有する要素3であり、Fは4cPの高剪断粘度を有す
る要素8であり、Gは8cPの高剪断粘度を有する要素
9であり、Hは16cPの高剪断粘度を有する要素10
であり、Iは32cPの高剪断粘度を有する要素2であ
り、Jは4cPの高剪断粘度を有する要素11であり、
そしてKは16cPの高剪断粘度を有する要素1であ
る。これは、それぞれ64、32及び16cPの低剪断
粘度によってグループ分けされる、三つの異なったデー
タのグループ、即ちA〜E、F〜I、J〜Kになる。グ
ループ内で、最も右側の要素は常に剪断薄肉化剤を含有
しないトップ層要素を表しており、これは塗布操作で典
型的に使用される従来からの未調節トップ層組成物であ
る。この実験から下記の結論を引き出すことができる。
【0030】1.図3のデータは、剪断薄肉化ケース
(ポリマーを含有する要素)が、同じ低剪断粘度を有す
る非剪断薄肉化ケースよりも高い速度で濡れ不良を示す
という点で本発明の有用性を示す。その結果、より速い
支持体速度で開始する能力が、定常状態塗布のために必
要な所望の低剪断粘度を変えることなく実現される。 2.高剪断粘度が低くなるほど、濡れ不良までの支持体
速度が大きくなる。これは多分、塗布開始での剪断薄肉
化のためにトップ層の粘度が低下するためであろう。 3.同様の結果は、調査される支持体速度及び真空レベ
ルの範囲に亘って得られ、それによって塗布工程を有利
にする本発明の全世界的な有用性を示す。
【0031】実施例2 実施例1に概略を示したような実験を、追加の剪断薄肉
化剤を使用して繰り返した。剪断薄肉化剤であるコポリ
(アクリルアミド−2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸Na塩)20/80重量%(以下ポリ
マー2と言う)からなる8.0重量%水溶液を、層レオ
ロジーを変性する際に使用した。また、Keltrol-T (以
下ポリマー1と言う)の0.3重量%溶液を、層レオロ
ジーを変性する際に再び使用した。この実験で使用した
上層組成物を表IIに示す。
【0032】
【表2】
【0033】実施例1に於けるように、2層塗膜パック
のトップ層として表IIからの要素を使用して塗布を実施
した。濡れ不良が認められるまでウエブ速度を上昇させ
た。この値を、塗布開始を作ることができる最大濡れ速
度として記録した。全ての実験データを図4のグラフII
に要約した。
【0034】図4には、9個のトップ層要素のそれぞれ
についての最大濡れ速度データを含め、図4に於いて、
Lは8cPの高剪断粘度を有するポリマー1を含有する
要素13であり、Mは8cPの高剪断粘度を有するポリ
マー2を含有する要素14であり、Nは64cPの高剪
断粘度を有する要素12であり(剪断薄肉化なし)、O
は16cPの高剪断粘度を有するポリマー1を含有する
要素15であり、Pは16cPの高剪断粘度を有するポ
リマー2を含有する要素16であり、Qは64cPの高
剪断粘度を有する要素12であり(剪断薄肉化なし)、
Rは32cPの高剪断粘度を有するポリマー1を含有す
る要素17であり、Sは32cPの高剪断粘度を有する
ポリマー2を含有する要素18であり、そしてTは64
cPの高剪断粘度を有する要素12である(剪断薄肉化
なし)。これはそれぞれのグループ内に於いて、ポリマ
ー1及び2によって達成される高剪断トップ層粘度が、
それぞれ8、16及び32cPであるようにグループ分
けされる、三つの異なったデータの組、即ちL〜N、O
〜Q及びR〜Tになる。各グループ内で、最も右側の要
素は常に剪断薄肉化ポリマーを含有しないトップ層要素
を表しており、これは塗布操作で典型的に使用される従
来からの未調節トップ層組成物である。この実験から、
下記の結論を引き出すことができる。
【0035】1.図4のデータはまた、剪断薄肉化ケー
ス(ポリマーを含有する要素)がより高速度で濡れ不良
を示し、その結果、より高速度で開始する能力が実現さ
れるという点で本発明の有用性を示している。 2.図4はまた、ポリマー添加物の選択が、塗布開始を
作ることができる最大濡れ速度に影響を有し得ることを
示している。
【0036】表IIに示されるように、ポリマー1を有す
る要素は一貫して、ポリマー2を有する要素よりも低い
歪み速度で高剪断粘度を達成している。このデータは、
トップ層の支持体上に塗布される実際の粘度が、ポリマ
ー1を含有する要素についてポリマー2のものよりも低
いことを示唆している。これは、何故、より高い濡れ速
度が、ポリマー2を含有する要素とは対照的にポリマー
1を含有する要素について得られたかの理由であろう。
異なったポリマーの選択は、化学的見地から液体−支持
体相溶性に影響を与えることができ、このことは得られ
たデータに影響を及ぼしている。更に、他の二次レオロ
ジー効果(例えば、引張り粘度)に影響を及ぼす。
【0037】以上、本発明をその好ましい態様を特に参
照して説明したが、本発明の範囲から逸脱することなく
種々の変更を行うことができ、そして好ましい態様の要
素を均等物で置き換えることができることはいうまでも
ない。更に、本発明の本質的な教示から逸脱することな
く、物質の特定の状況に合わせて本発明の教示に適合さ
せて多くの変形をなすことができる。
【0038】本発明の追加の態様を以下に記載する。 1.最上層が粘性化剤を含む請求項2に記載の方法。 2.移動支持体への液体塗膜組成物の適用をビード塗布
によって行なう請求項1に記載の方法。 3.移動支持体への液体塗膜組成物の適用をカーテン塗
布によって行なう請求項1に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】塗布開始前の塗布形態の図である。
【図2】定常状態塗布操作の図である。
【図3】実施例1の結果を示すグラフIである。
【図4】実施例2の結果を示すグラフIIである。
【符号の説明】
1…ホッパー 2…入口 3…入口 4…出口スロット 5…出口スロット 6…塗布ゾーン 7…ホッパーリップ 8…支持体 9…塗布ロール 10…真空トラフ 11…ポンプ 12…コンポーネント 13…コンポーネント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スティーブン ジェイ.ウェインステイン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14450, フェアポート,フェアフィールド ドライ ブ 28

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗布ゾーンを通る搬路に沿って支持体を
    移動させ、最上層を含む2又はそれ以上の層の塗布液を
    構成して液体塗膜組成物を形成せしめ、そしてこの液体
    塗膜組成物を移動支持体に適用することを含んでなる支
    持体へ多層の塗布液を適用する方法であって、液体塗膜
    組成物の最上層を剪断薄肉化するようにすることを含ん
    でなる、移動支持体へ多層の塗布液を適用する方法。
  2. 【請求項2】 塗布ゾーンを通る搬路に沿って支持体を
    移動させ、最上層を含む2又はそれ以上の層の塗布液を
    構成して液体塗膜組成物を形成せしめ、そしてこの液体
    塗膜組成物を移動支持体に適用することを含んでなる支
    持体へ多層の塗布液を適用する方法であって、液体塗膜
    組成物の最上層を剪断薄肉化するようにし、かつ最上層
    の液体塗膜組成物の構成を、移動支持体の材料、塗膜組
    成物の性質及び移動支持体の速度に従って決定すること
    を含んでなる、移動支持体へ多層の塗布液を適用する方
    法。
JP9205091A 1996-07-30 1997-07-30 移動支持体への多層塗布液の適用方法 Pending JPH1078631A (ja)

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US08/688487 1996-07-30
US08/688,487 US5700524A (en) 1996-07-30 1996-07-30 High speed coating starts using a shear thinning top layer

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JPH1078631A true JPH1078631A (ja) 1998-03-24

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ID=24764624

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JP9205091A Pending JPH1078631A (ja) 1996-07-30 1997-07-30 移動支持体への多層塗布液の適用方法

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EP (1) EP0838267B1 (ja)
JP (1) JPH1078631A (ja)
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DE69712702D1 (de) 2002-06-27
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EP0838267B1 (en) 2002-05-22
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