JPH1078701A - 現像装置及び画像形成方法 - Google Patents

現像装置及び画像形成方法

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JPH1078701A
JPH1078701A JP23481296A JP23481296A JPH1078701A JP H1078701 A JPH1078701 A JP H1078701A JP 23481296 A JP23481296 A JP 23481296A JP 23481296 A JP23481296 A JP 23481296A JP H1078701 A JPH1078701 A JP H1078701A
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JP
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developing
toner
developer
resin
latent image
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JP23481296A
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Susumu Yoshino
進 吉野
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーの帯電性及び層形成が安定し、比抵抗
の均一な現像スリーブを有する現像剤担持体を設けた現
像装置、及び長期に亘って繰り返し使用しても、画像濃
度が安定し濃度むらやゴーストの発生し難い画像形成方
法を提供する。 【解決手段】 現像剤担持体表面上に現像剤層を形成
し、現像剤担持体表面から静電潜像保持体面に現像剤を
転移させて静電潜像を顕在化させる現像装置において、
該現像剤担持体として、樹脂中にポリマーがグラフトさ
れた導電性無機粉末を含有した被覆層を有する現像剤担
持体を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法におい
て、現像剤を用いて静電潜像を現像する現像装置及びそ
れを用いて複写する画像形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、実用化されている種々の静電複写
方式における乾式現像方式としては、トナー及び鉄粉等
のキャリアを用いる二成分現像方式とキャリアを用いな
い一成分トナー現像方式が知られている。
【0003】二成分現像方式においては、トナー粒子が
キャリア表面へ付着することにより現像剤が劣化し、ま
た、トナーのみが消費されて現像剤中のトナーの濃度割
合が低下することから、トナーとキャリアとの混合割合
を一定に保持させるための調節装置等を設置しなければ
ならない。そのため、二成分現像方式では、現像装置が
大型化するという欠点を有しているが、一成分現像方式
は、このような問題がなく装置の小型化等に適している
ものであり、現像方式の主流になりつつある。一成分ト
ナー現像方式には、静電潜像担持体として用いられる感
光体ドラムの表面に形成した静電潜像を磁性トナーによ
って顕像化する磁性一成分現像方式と、非磁性トナーを
同様に用いる非磁性一成分現像方式とに分類される。そ
の中で、磁性一成分現像方式は、内部にマグネット等の
磁界発生手段を設けた現像剤担持体を用いて磁性トナー
を保持し、現像するものであり、近年、小型プリンター
等において数多く実用化されている。この方式の現像装
置としては、磁性トナー粒子相互の摩擦、および現像剤
担持体として用いられる現像スリーブと磁性トナー粒子
との摩擦により静電潜像と逆極性の電荷を磁性トナーに
付与しつつ、この磁性トナーを現像スリーブ上に薄層と
して形成し、これを現像領域まで搬送し、その現像領域
において、磁石による磁界の作用により磁性トナーを飛
翔させて顕像化するものが知られている。
【0004】しかしながら、上記の現像装置では、いず
れも現像スリーブ上にトナーの均一な薄層の形成を要す
るが、この薄層の形成には、温度や湿度等の環境条件、
トナーの物性、現像スリーブ表面の状態等によって左右
されやすいものであり、均一なトナー層を得ることは難
かしい。また、この現像装置を用いて複写回数を重ねる
と、トナーが現像スリーブと繰り返し摩擦される結果、
トナーの流動性を良好にする添加剤が現像スリーブ上に
堆積したり、トナーの結着樹脂が現像スリーブ上に成膜
したりして現像スリーブの表面状態が変化し、トナーの
帯電量及び現像領域へのトナーの搬送状態が不均一にな
る。
【0005】このような現像スリーブの表面状態の劣化
を防止するために、現像スリーブの表面に、無機高分子
フッ素化炭素を含有する被膜を形成するもの(特開昭5
7−66443号公報)、または、シリカを分散させた
離型性のよい樹脂を形成するもの(特開昭58−178
380号公報)等の離型性のよい物質を被覆するものが
提案されている。しかしながら、これらのものは、表面
状態の劣化を抑制するには、ある程度有効であるもの
の、磨耗しやすく、耐久性の点で不十分なものである。
【0006】一方、現像領域については、トナー現像量
の制御及び静電潜像のない背景部の現像を抑制すること
等を目的として、感光体ドラムと現像スリーブ間に電位
差(バイアス)を設けることが知られており、また、均
一な現像を行うためには、現像スリーブ表面は、材料的
に均一であるばかりでなく、比抵抗も均一であることが
必要である。この現像スリーブの抵抗を制御するものと
して、導電性微粒子を含有する被膜を形成するもの(特
開平3−252679号公報)、導電性炭素繊維を含有
する被膜を形成するもの(特開平2−109075号公
報)、ポリピロール等の半導電性樹脂を一部用いて被膜
を形成するもの(特開平2−50188号公報)等が提
案されている。しかしながら、これらのものは、いずれ
も現像スリーブ表面の比抵抗が不均一であるために、形
成される複写画像には画像むらが発生するという問題が
あった。
【0007】このように、一成分現像方式に用いられる
現像装置には、安定したトナーの帯電、トナー層の形成
及び均一な複写画像の作製については、未だ解決すべき
課題が残されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
における上記した実情に鑑み、その問題点を解決するた
めになされたものである。すなわち、本発明の目的は、
トナーの帯電性及び層形成が安定しており、比抵抗の均
一な現像スリーブを有する現像剤担持体を設けた現像装
置を提供することにある。また、本発明の他の目的は、
長期に亘って繰り返し使用しても、画像濃度が安定し、
濃度むらやゴーストの発生し難い画像形成方法を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記した
問題を解決するために、上記現像装置において使用され
る現像剤担持体について種々検討を重ねた結果、現像剤
担持体の現像スリーブの比抵抗を均一に保持することが
必要であることが判明した。この比抵抗のバラツキは、
現像スリーブの表面に、導電路として設けられる無機粉
末を有する樹脂被覆層を形成する際に、その塗布する工
程か、またはその乾燥する工程において、無機粉末の遍
在化及び凝集化の発生によることをつきとめた。つま
り、被覆層の形成に用いられる無機粉末、樹脂及び溶解
用溶剤の間の親和性、材料自体の比重及び蒸発速度等の
諸因子によって、無機粉末が遍在していたり、無機粉末
の凝集していることに起因するものであり、このため現
像剤担持体の被覆層として、特定のポリマーを有する導
電性無機粉末を含有した樹脂を使用することにより、上
記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに
至った。
【0010】すなわち、本発明の現像装置は、現像剤担
持体表面上に現像剤層を形成し、現像剤担持体表面から
静電潜像保持体面に現像剤を転移させて静電潜像を顕在
化させる現像装置であって、その現像剤担持体として、
樹脂中にポリマーがグラフトされた導電性無機粉末を含
有した被覆層を有する現像剤担持体を設けてなることを
特徴とする。
【0011】また、本発明の画像形成方法は、潜像担持
体上に潜像を形成する工程及び現像剤担持体上の現像剤
を用いて現像を行う工程を有する画像形成方法であっ
て、その現像剤担持体として、樹脂中にポリマーがグラ
フトされた導電性無機粉末を含有した被覆層を有するも
のを用い、その現像剤担持体上に現像剤の薄層を形成し
て現像を行うことを特徴とする。上記した現像剤担持体
の被覆層は、ポリマーがグラフトされた導電性無機粉末
を10〜80重量%含有するものであることが好まし
い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。本発明の現像装置は、潜像保持体上
に潜像を形成する潜像形成工程、現像剤担持体上に薄層
形成された現像剤を用いて該潜像保持体上の潜像を現像
する現像工程、潜像保持体上のトナー画像を転写体に転
写する転写工程、および転写体上のトナー画像を熱定着
する定着工程を有する画像形成方法に用いられる。その
潜像を顕在化するトナーとしては、通常磁性トナーが使
用されるが、これに限定されるものではなく、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色トナーを用いる
非磁性フルカラートナーも用いることができる。
【0013】潜像形成工程は、従来公知の方法が適用で
き、電子写真法または静電記録法によって、感光層また
は誘電体層等の潜像保持体(以下、「感光体ドラム」と
記す。)上に静電潜像を形成する。本発明に用いる感光
体ドラムの感光層としては、有機系、アモルファスシリ
コン等公知の感光材料が使用できる。また、その感光体
ドラムとしては、アルミニウム又はアルミニウム合金を
押出し成型した後、表面加工する等の公知の製法により
得られるものが使用できる。
【0014】現像工程は、現像剤担持体(以下、「現像
ロール」と記す。)として用いる回転円筒体上に、トナ
ー供給ロールにより供給されたトナーを、弾性ブレード
等によって薄層に形成し、これを現像ニップまで搬送
し、現像ロールと静電潜像を保持する感光体ドラムとを
現像部において接触させるか、または一定の間隙を設け
て配置し、現像ロールと感光体ドラムとの間にバイアス
を印加しながら静電潜像をトナーで現像するものであ
る。
【0015】本発明の現像ロールとしては、研磨、ブラ
スト処理等の表面処理を施したアルミニウム、SUSス
テンレス鋼等からなる金属の基体表面、例えば、現像ス
リーブの表面に、特定の導電性無機粉末を含む樹脂をコ
ーティングして形成される被覆層を設けたものを使用す
る。この現像ロールは、比抵抗が均一な現像スリーブを
有するものとするために、下記する構成からなるもので
ある。現像ロールの被覆層の形成に用いる樹脂として
は、溶剤に可溶であれば如何なるものも使用可能である
が、特に、製造性や塗膜強度の観点からすると、フェノ
ール樹脂、エポキシ樹脂、ポリメチルメタクリレート
(PMMA)樹脂、ポリカーボネート樹脂等が好まし
い。
【0016】また、本発明において、樹脂中に分散させ
るポリマーをグラフトさせた導電性無機粉末とは、導電
性無機粒子の表面に存在する官能基を利用して樹脂をグ
ラフト重合させたものを言う。つまり、無機粒子の表面
と一定の分子量を持った樹脂とが化学的に結合している
無機粒子とも言い得るものである。ポリマーを無機粒子
表面にグラフト重合反応させる方法としては、各種の方
法があるが、例えば、以下に示す3つの方法が挙げられ
る。 1.無機粒子の存在下に重合開始剤を用いてビニルモノ
マーの重合を行い、反応系内で生成する生長ポリマーを
粒子表面の官能基で停止することによる方法、 2.無機粒子の表面に導入した重合開始基からグラフト
鎖を生長させる方法、 3.無機粒子表面の官能基とポリマー末端の官能基との
高分子反応による方法。
【0017】本発明において、導電性無機粉末の表面に
グラフト結合するポリマーとしては、ポリオレフィン系
樹脂として、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン;
ポリビニル系及びポリビニリデン系樹脂として、例え
ば、ポリスチレン、アクリル樹脂、ポリアクリロニトリ
ル、ポリビニルアセテート、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、ポリビニルカル
バゾール、ポリビニルエーテルまたはポリビニルケト
ン;塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体;スチレン−アク
リル酸共重合体;オルガノシロキサン結合からなるスト
レートシリコン樹脂又はその変性品;フッ素樹脂とし
て、例えば、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化
ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリクロロトリフルオ
ロエチレン;ポリエステル;ポリウレタン;ポリカーボ
ネート;フェノール樹脂;アミノ樹脂として、例えば、
尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグ
アナミン樹脂、ユリア樹脂、ポリアミド樹脂;エポキシ
樹脂等が用いられるが、その他の公知の樹脂も用いるこ
とができる。
【0018】現像ロールの被覆層においては、被覆層中
に含まれるポリマーがグラフトされた導電性無機粉末の
含有量は10〜80重量%の範囲であることが好まし
く、より好ましくは10〜40重量%である。この含有
量が10重量%未満では電気抵抗の制御効果が十分でな
く、一方、80重量%より過剰ではグラフトされた無機
粒子間の密着が不十分となって被膜の強度が大きく低下
する。
【0019】本発明に用いられる導電性無機粉末として
は、金、銀、銅等の金属、カーボンブラック、更に酸化
チタン、酸化亜鉛等の半導電性酸化物、酸化チタン、酸
化亜鉛、硫酸バリウム、ホウ酸アルミニウム、チタン酸
カリウム粉末等の表面を酸化スズやカーボンブラック、
金属で覆ったもの等が挙げられるが、なかでも、比較的
導電性の高いカーボンブラックが好ましい。これらの粒
子は、平均粒子径が0.005〜3μmの範囲のものが
好ましく用いられ、特に0.005〜0.5μmの範囲
が好ましい。また、被覆層には、必要に応じて他の無機
粉末を添加してもよく、例えば、固体潤滑剤として、二
硫化モリブデン、チッ化ホウ素、グラファイト等を樹脂
への分散性や帯電と搬送のバランスを考慮しながら適宜
使用することができる。本発明における被覆層の膜厚
は、1〜100μmの範囲であり、好ましくは3〜30
μmの範囲である。
【0020】本発明に用いる現像ロールの製造法として
は、予め樹脂とポリマーをグラフトした導電性無機粒子
とを溶剤に溶解させた溶液中に固体潤滑剤等を分散させ
た後、この塗布液をスプレー、ディップ等の公知のコー
ト法により基体表面上に塗布し、乾燥させるか、または
必要に応じて硬化させることにより行う。現像ロール上
にトナー層を形成するには、弾性ブレード等の規制部材
を現像スリーブの表面に当接させて行う。この弾性ブレ
ードとしては、シリコーンゴム、ウレタンゴム等のゴム
弾性体が好ましく用いられ、トナー帯電量をコントロー
ルするために弾性体中に有機物または無機物を添加し、
分散させてもよい。
【0021】4色トナーを現像する方法としては、静電
潜像保持体(感光体ドラム)周辺に4つの現像機を配置
し、それぞれのトナーに対して、帯電、露光、現像の工
程を4サイクル繰り返す方式、1サイクルで4色トナー
の帯電、露光、現像を行う方式が用いられる。また、4
色トナーを重ね合わせる方式としては、感光体ドラム上
に形成されたトナー像を転写紙を巻き付けた転写ドラム
上に1色ずつ転写して重ね合わせる方式、感光体ドラム
上に形成されたトナー像を転写体上に転写し、転写体上
でカラートナー像を重ね合わせた後、転写紙上に一括転
写する方式、感光体ドラム上でカラートナー像を重ね合
わせた後、転写紙上に一括転写する方式等が用いられ
る。転写手段としては、潜像保持体に転写ローラーを圧
接させる接触型のもの及びコロトロンを用いる非接触型
のもの等の公知のものを用いることができる。
【0022】クリーニング工程は、転写工程において転
写に使用されずに潜像保持体上に残留したトナーを、ク
リーナーにより除去するものであり、本発明におけるク
リーニング手段としては、ブレードクリーニングまたは
ローラークリーニング等の公知のものが用いられ、その
ブレードクリーニングとしてはシリコーンゴムやウレタ
ンゴム等の弾性ゴムが用いられる。定着工程は、転写体
に転写されたトナー画像を定着器を用いて定着させるも
のであり、本発明の定着手段としては、ヒートロールを
用いる熱定着方式が好ましく、グロス、OHP画質の向
上のために、オイルを塗布したローラー定着、装置の小
型化のためにトナーに離型剤を添加したオイルレス定着
等を適用することができる。
【0023】本発明においては、次のような利点がある
ものと考えられる。すなわち、グラフトされたポリマー
は、導電性無機粉末と他の樹脂との界面に存在するため
に、その界面の親和性は、従来の技術における導電性無
機粉末と他の樹脂との界面の親和性と比較して格段に大
きくなって、導電性無機粉末同士の凝集や導電性無機粉
末の遍在を大幅に抑制することができ、したがって、樹
脂層形成用ラッカーとしての保存性も向上する。また、
グラフトされた導電性無機粉末と他の樹脂との界面にお
ける相互作用は、従来の界面におけるよりも大きいの
で、形成した樹脂層自体の機械的強度も向上することに
なる。
【0024】また、現像スリーブ上のトナー層には、プ
リント済みのパターンの履歴であるスリーブゴーストが
発生し、これが画像上の欠陥として現れることが知られ
ている。そして、このゴースト発生のメカニズムは、ト
ナーに粒度分布があること、現像スリーブ表面にトナー
の保持する電荷とは逆の電荷が残留することが原因とさ
れている。本発明の構成によれば、現像剤担持体の体積
抵抗率が103 〜1012Ω・cmの範囲にあるため、現
像スリーブ表面の電荷がある程度リークされることか
ら、スリーブゴーストの発生を抑制することができる。
【0025】図1は、本発明において複写画像の形成に
用いる画像形成装置の要部の一例を示す概略構成図であ
る。図1において、感光体ドラム1と現像ロール3と
は、一定の間隙となるように配置されており、感光体ド
ラム1は、ロール帯電器2で帯電された後、レーザー光
で露光して静電潜像が形成される。また、現像装置8に
おいては、トナーは、電圧を印加した現像剤供給ロール
4により電圧を印加した現像ロール3の表面上に搬送さ
れて、現像ロール3に一定の線圧で当接させたブレード
5によりトナーの薄層が形成され、これにより上記静電
潜像は現像される。なお、6はロール転写器、7はブレ
ード式クリーナーである。
【0026】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を具体的に説明
する。 [ポリマーがグラフトされた導電性無機粉末] グラフト無機粒子(a)の製造 4,4−アゾビス(4−シアノペンタン酸)とジアミン
型ポリジメチルシロキサン(Mw=4.2×103 )と
を重縮合反応して、アゾポリマ−を合成した。次に、3
00mlのフラスコに、カーボンブラック(ネオスペク
トラII、平均粒子径:0.013μm;コロンビアカー
ボン社製)1g、上記アゾポリマー10g及びトルエン
60mlを加えて、窒素雰囲気下、マグネチックスター
ラーで攪拌しながら100℃で反応させた。1時間経過
後、反応系に約60mlのトルエンを添加して希釈し、
室温まで冷却することにより反応を停止させた。この反
応生成物のトルエン溶液を遠心分離することにより、カ
ーボンブラックを完全に沈降させ、カーボンブラックを
加熱乾燥した後、テトラヒドロフランを溶媒としてソッ
クスレー抽出を行い、非グラフトポリマーを除去するこ
とにより、ポリマーがグラフトしたカーボンブラックを
得、これをグラフト無機粒子(a)とした。得られたグ
ラフト無機粒子(a)中のカーボンブラックの含有量は
20.3重量%であり、また、グラフトしたポリマーの
重量平均分子量は8.2×103 であった。
【0027】グラフト無機粒子(b)の製造 300mlのフラスコに、カーボンブラック(ネオスペ
クトラII、平均粒子径:0.011μm;コロンビアカ
ーボン社製)1g、グリシジル基を導入したスチレン−
アクリル共重合体(Mw=5.5×103 )10g及び
トルエン60mlを加えて、窒素雰囲気下、マグネチッ
クスターラーで攪拌しながら100℃で反応させた。1
時間経過後、反応系に約60mlのトルエンを添加して
希釈し、室温まで冷却することにより反応を停止させ
た。この反応生成物のトルエン溶液を遠心分離すること
により、カーボンブラックを完全に沈降させ、カーボン
ブラックを加熱乾燥した後、テトラヒドロフランを溶媒
としてソックスレー抽出を行い、非グラフトポリマーを
除去することにより、ポリマーがグラフトしたカーボン
ブラックを得、これをグラフト無機粒子(b)とした。
得られたグラフト無機粒子(b)中のカーボンブラック
の含有量は15.5重量%であり、また、グラフトした
ポリマーの重量平均分子量は7.6×103 であった。
【0028】実施例1 <現像ロールA>表面粗さ(Ra)0.4μmにブラス
ト処理を施したアルミニウム基体上に、下記組成のグラ
フトされた無機粒子を超音波分散させた樹脂溶液を膜厚
10μmになるように突き上げ塗布機により塗布し、1
20℃で1時間乾燥させることにより被覆層を有する現
像ロールAを得た。 樹 脂:PMMA樹脂 10重量部 グラフト無機粒子(a) 15重量部 溶 剤:メチルエチルケトン 30重量部
【0029】実施例2 <現像ロールB>表面粗さ(Ra)0.4μmにブラス
ト処理を施したアルミニウム基体上に、下記組成のグラ
フトされた無機粒子及び固体潤滑剤を超音波分散させた
樹脂溶液を膜厚10μmになるように突き上げ塗布機に
より塗布し、120℃で1時間乾燥させることにより被
覆層を有する現像ロールBを得た。 樹 脂:PMMA樹脂 10重量部 グラフト無機粒子(a) 10重量部 溶 剤:メチルエチルケトン 30重量部 固体潤滑剤:二硫化モリブデン(平均粒径:0.5μm) 10重量部
【0030】実施例3 <現像ロールC>表面粗さ(Ra)0.4μmにブラス
ト処理を施したアルミニウム基体上に、下記組成のグラ
フトされた無機粒子及び固体潤滑剤を超音波分散させた
樹脂溶液を膜厚10μmになるように突き上げ塗布機に
より塗布し、120℃で1時間乾燥させることにより被
覆層を有する現像ロールCを得た。 樹 脂:PMMA樹脂 10重量部 グラフト無機粒子(b) 20重量部 固体潤滑剤:二硫化モリブデン(平均粒径:0.5μm) 10重量部 溶 剤:メチルエチルケトン 30重量部
【0031】比較例1 <現像ロールD>樹脂溶液にグラフト無機粒子(a)を
用いないこと以外は、実施例1と同様にして現像ロール
Dを得た。 比較例2 <現像ロールE>表面粗さ(Ra)0.3μmにブラス
ト処理を施したアルミニウム基体上に、下記組成のグラ
フトされた無機粒子を超音波分散させた樹脂溶液を膜厚
10μmになるように突き上げ塗布機により塗布し、1
20℃で1時間乾燥させることにより被覆層を有する現
像ロールEを得た。 樹 脂:PMMA樹脂 15重量部 カーボンブラック 5重量部 (BPL、平均粒子径:0.024μm;キャボット社製) 溶 剤:メチルエチルケトン 30重量部
【0032】図1に示す画像形成装置において、上記現
像ロールA〜Eを現像装置に用い、磁性トナーを入れ
て、温度22°C/湿度55%RHの環境下、5000
枚のプリントテストを行うことにより、画質等の評価を
行った。この磁性トナーとしては、スチレン−アクリル
共重合体にマグネタイト50重量部及び帯電制御剤とし
て含金属錯体2重量部を内添させた負に帯電する磁性ト
ナー粒子(平均粒径:9μm)に、シリカ(R972;
日本アエロジル社製)0.7重量部を外添したものを用
いた。得られた結果を表1に示す。ソリッド濃度は、定
着後のサンプルを分光測定濃度計(X−rite40
4;X−rite社製)で測定した。
【0033】
【表1】 表1中、「濃度むら」の評価は、濃度差が0.1未満の
ものを○、濃度差が0.1〜0.2のものを△、濃度差
が0.2より大きいものを×とした。「カブリ」は、発
生のないものを○、やや発生しているものを△、発生が
多く問題であるものを×とした。
【0034】また、現像ロールA〜Eを用いて、被覆層
の膜厚方向における体積抵抗について、温度22℃/湿
度55%RHの環境下に測定し、体積抵抗値のバラツキ
幅を求めた。体積抵抗の測定は、図2に示すように、現
像ロール3上に一定の電圧に対して測定される電流値
と、現像ロール上の被覆層の膜厚、電極の面積から算出
して求めた。測定箇所は図2に示される4箇所であり、
電極の面積は0.25cm2 である。得られた結果を表
2に示す。
【0035】
【表2】 表2に見られるように、現像ロールD及びEでは抵抗の
バラツキが出現し、この結果が表1に示した濃度むらと
して検出されているものと考えられる。
【0036】
【発明の効果】本発明の現像装置は、特定の被覆層を有
する現像ロールを用いているから、現像ロールの比抵抗
にバラツキを少なくすることができ、したがってまた、
その現像装置を用いる画像形成では、ソリッド部の画像
濃度に濃度むらが発生しないし、連続使用時にも、長期
に亘って画像濃度が安定しており、また、ゴースト、低
現像性のない優れた画質の画像が得られるとともに、カ
ブリ及び機内汚れ等がないという優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明において複写画像の形成に用いた画像
形成装置の要部の一例を示す概略構成図である。
【図2】 現像ロールの体積抵抗値の測定に用いた概略
構成図である。
【符号の説明】
1…感光体ドラム、2…ロール帯電器、3…現像ロー
ル、4…現像剤供給ロール、5…ブレード、6…ロール
転写器、7…ブレード式クリーナー、8…現像装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤担持体表面上に現像剤層を形成
    し、現像剤担持体表面から静電潜像保持体面に現像剤を
    転移させて静電潜像を顕在化させる現像装置において、
    該現像剤担持体として、樹脂中にポリマーがグラフトさ
    れた導電性無機粉末を含有した被覆層を有する現像剤担
    持体を設けてなることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 現像剤担持体の被覆層が、ポリマーがグ
    ラフトされた導電性無機粉末を10〜80重量%含有す
    るものであることを特徴とする請求項1記載の現像装
    置。
  3. 【請求項3】 潜像担持体上に潜像を形成する工程及び
    現像剤担持体上の現像剤を用いて現像を行う工程を有す
    る画像形成方法において、該現像剤担持体として、樹脂
    中にポリマーがグラフトされた導電性無機粉末を含有し
    た被覆層を有するものを用い、該現像剤担持体上に現像
    剤の薄層を形成して現像を行うことを特徴とする画像形
    成方法。
  4. 【請求項4】 現像剤担持体の被覆層が、ポリマーがグ
    ラフトされた導電性無機粉末を10〜80重量%含有す
    るものであることを特徴とする請求項3記載の画像形成
    方法。
JP23481296A 1996-09-05 1996-09-05 現像装置及び画像形成方法 Pending JPH1078701A (ja)

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