JPH1079398A - 回路基板の封止方法、回路基板封止用ケース及び樹脂封止回路 - Google Patents
回路基板の封止方法、回路基板封止用ケース及び樹脂封止回路Info
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- JPH1079398A JPH1079398A JP32878996A JP32878996A JPH1079398A JP H1079398 A JPH1079398 A JP H1079398A JP 32878996 A JP32878996 A JP 32878996A JP 32878996 A JP32878996 A JP 32878996A JP H1079398 A JPH1079398 A JP H1079398A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/28—Applying non-metallic protective coatings
- H05K3/284—Applying non-metallic protective coatings for encapsulating mounted components
Landscapes
- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】少量の封止用樹脂で回路基板を封止することの
できる回路基板の封止方法、回路基板封止用ケース及び
樹脂封止回路を提供すること。 【解決手段】袋4は熱収縮性樹脂で形成され、液体の封
止用樹脂5が硬化するまでに、袋4を回路基板3のPC
基板2に実装した大きさの相違する各電子部品1に対し
均等の間隔で収縮させる。袋4に回路基板3を収容し
て、その袋4に液体の封止用樹脂5を注入した後、液体
の封止用樹脂5が硬化して固化する前に袋4は収縮し、
回路基板3は封止される。
できる回路基板の封止方法、回路基板封止用ケース及び
樹脂封止回路を提供すること。 【解決手段】袋4は熱収縮性樹脂で形成され、液体の封
止用樹脂5が硬化するまでに、袋4を回路基板3のPC
基板2に実装した大きさの相違する各電子部品1に対し
均等の間隔で収縮させる。袋4に回路基板3を収容し
て、その袋4に液体の封止用樹脂5を注入した後、液体
の封止用樹脂5が硬化して固化する前に袋4は収縮し、
回路基板3は封止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回路基板の封止方
法、回路基板封止用ケース及び樹脂封止回路に係り、詳
しくは封止用樹脂の少量化に関するものである。
法、回路基板封止用ケース及び樹脂封止回路に係り、詳
しくは封止用樹脂の少量化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回路基板等の電子部品は、その接続部分
等が水等に晒されると、短絡故障や損傷の原因となるこ
とがある。このため、回路基板等の電子部品は樹脂等で
封止し、防水処理を行う必要がある。図15は、従来の
封止方法により封止された回路基板を説明する説明図で
ある。図15において、従来の封止方法により封止され
た回路基板は、電子部品51を実装したPC基板52
と、そのPC基板52を内包するケース53と、そのケ
ース53に充填された封止用樹脂54とから構成されて
いる。
等が水等に晒されると、短絡故障や損傷の原因となるこ
とがある。このため、回路基板等の電子部品は樹脂等で
封止し、防水処理を行う必要がある。図15は、従来の
封止方法により封止された回路基板を説明する説明図で
ある。図15において、従来の封止方法により封止され
た回路基板は、電子部品51を実装したPC基板52
と、そのPC基板52を内包するケース53と、そのケ
ース53に充填された封止用樹脂54とから構成されて
いる。
【0003】前記ケース53はポッティング容器であ
り、合成樹脂、鉄系(深絞り)、非鉄系(亜鉛,アルミ
ダイカスト)等のリジットな材質で造られている。又、
前記ケース53は筒状であり、その一端には底が設けら
れ、他端は開口しており、開口部53aが形成されてい
る。
り、合成樹脂、鉄系(深絞り)、非鉄系(亜鉛,アルミ
ダイカスト)等のリジットな材質で造られている。又、
前記ケース53は筒状であり、その一端には底が設けら
れ、他端は開口しており、開口部53aが形成されてい
る。
【0004】そして、従来の封止された回路基板を製造
する封止方法としては、まず前記電子部品51を実装し
たPC基板52を前記ケース53のケース開口部53a
より挿入する。前記電子部品51を実装したPC基板5
2はコネクタ51aの部分を残してほぼ全体をケース5
3に収容され、支持固定される。
する封止方法としては、まず前記電子部品51を実装し
たPC基板52を前記ケース53のケース開口部53a
より挿入する。前記電子部品51を実装したPC基板5
2はコネクタ51aの部分を残してほぼ全体をケース5
3に収容され、支持固定される。
【0005】その状態で、前記封止樹脂54であるポッ
ティング樹脂を前記開口部53aから注入する。そし
て、前記ポッティング樹脂が硬化し、固化した樹脂54
になると、電子部品51を実装したPC基板52が封止
されたことになり、防水処理された回路基板が製造され
る。
ティング樹脂を前記開口部53aから注入する。そし
て、前記ポッティング樹脂が硬化し、固化した樹脂54
になると、電子部品51を実装したPC基板52が封止
されたことになり、防水処理された回路基板が製造され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
封止方法では、電子部品51を実装したPC基板52を
ケース開口部53aより挿入するとき、同PC基板52
の基板面上の大きい電子部品51bが挿入可能となるよ
うに開口部53aの面積を設定しなければならない。
又、筒状のケース53の内周面も前述した理由からPC
基板52に実装された大きい電子部品51bに対応させ
なければならない。よって、封止目的を考えるとケース
内容積が電子部品51を実装したPC基板52の容積に
対し、不必要に大きくなってしまう。その結果、前記ケ
ース内に多量のポッティング樹脂54を注入しなければ
封止できないという問題があった。
封止方法では、電子部品51を実装したPC基板52を
ケース開口部53aより挿入するとき、同PC基板52
の基板面上の大きい電子部品51bが挿入可能となるよ
うに開口部53aの面積を設定しなければならない。
又、筒状のケース53の内周面も前述した理由からPC
基板52に実装された大きい電子部品51bに対応させ
なければならない。よって、封止目的を考えるとケース
内容積が電子部品51を実装したPC基板52の容積に
対し、不必要に大きくなってしまう。その結果、前記ケ
ース内に多量のポッティング樹脂54を注入しなければ
封止できないという問題があった。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、少量の封止用樹脂で電
子部品を実装した基板を封止することができる回路基板
の封止方法、回路基板封止用ケース及び樹脂封止回路を
提供することにある。
れたものであって、その目的は、少量の封止用樹脂で電
子部品を実装した基板を封止することができる回路基板
の封止方法、回路基板封止用ケース及び樹脂封止回路を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、電子部品を基板に実装してなる回路基板と、封止用
樹脂とをケース内に入れ、その封止用樹脂を硬化させる
ことによって前記回路基板を封止するようにした回路基
板の樹脂封止法において、前記ケースは変形可能な材質
であって、そのケースを前記封止用樹脂が硬化し固化す
る前までに容積が減少するように変形させることを趣旨
としている。
は、電子部品を基板に実装してなる回路基板と、封止用
樹脂とをケース内に入れ、その封止用樹脂を硬化させる
ことによって前記回路基板を封止するようにした回路基
板の樹脂封止法において、前記ケースは変形可能な材質
であって、そのケースを前記封止用樹脂が硬化し固化す
る前までに容積が減少するように変形させることを趣旨
としている。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の回路基板の封止方法において、前記ケースの材質は熱
収縮性樹脂であって、そのケースを加熱させて前記封止
用樹脂が硬化し固化する前までに収縮させることを趣旨
としている。
の回路基板の封止方法において、前記ケースの材質は熱
収縮性樹脂であって、そのケースを加熱させて前記封止
用樹脂が硬化し固化する前までに収縮させることを趣旨
としている。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の回路基板の封止方法において、前記ケースの収縮は封
止用樹脂の硬化の過程で生じる反応熱によって収縮させ
ることを趣旨としている。
の回路基板の封止方法において、前記ケースの収縮は封
止用樹脂の硬化の過程で生じる反応熱によって収縮させ
ることを趣旨としている。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の回路基板の封止方法において、前記ケースの収縮は前
記ケースを温水に沈めることにより収縮させることを趣
旨としている。
の回路基板の封止方法において、前記ケースの収縮は前
記ケースを温水に沈めることにより収縮させることを趣
旨としている。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の回路基板の封止方法において、前記ケースを前記封止
用樹脂より比重の大きい液体に沈めることにより容積が
減少するように変形させることを趣旨としている。
の回路基板の封止方法において、前記ケースを前記封止
用樹脂より比重の大きい液体に沈めることにより容積が
減少するように変形させることを趣旨としている。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の回路基板の封止方法において、前記ケースを粉体中に
保持して前記粉体を加圧することにより容積が減少する
ように変形させることを趣旨としている。
の回路基板の封止方法において、前記ケースを粉体中に
保持して前記粉体を加圧することにより容積が減少する
ように変形させることを趣旨としている。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
の回路基板の封止方法において、前記ケースを閉空間に
保持して前記閉空間の気圧を上げることにより容積が減
少するように変形させることを趣旨としている。
の回路基板の封止方法において、前記ケースを閉空間に
保持して前記閉空間の気圧を上げることにより容積が減
少するように変形させることを趣旨としている。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7
のいずれか1項に記載の回路基板の封止方法において、
前記ケースはインナーケースであって、変形不能な外観
ケースに収容された状態で容積が減少するように変形さ
せることを趣旨としている。
のいずれか1項に記載の回路基板の封止方法において、
前記ケースはインナーケースであって、変形不能な外観
ケースに収容された状態で容積が減少するように変形さ
せることを趣旨としている。
【0016】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の回路基板の封止方法において、前記外観ケースは、底
部に通路孔を形成したことを趣旨としている。請求項1
0に記載の発明は、請求項7に記載の回路基板の封止方
法において、前記ケースはインナーケースであって、前
記インナーケースを収納する底部に通路孔を形成した変
形不能な外観ケースは前記インナーケースとの間に前記
閉空間を形成し、前記通路孔から前記閉空間に気体を供
給して前記閉空間の気圧を上げることを趣旨としてい
る。
の回路基板の封止方法において、前記外観ケースは、底
部に通路孔を形成したことを趣旨としている。請求項1
0に記載の発明は、請求項7に記載の回路基板の封止方
法において、前記ケースはインナーケースであって、前
記インナーケースを収納する底部に通路孔を形成した変
形不能な外観ケースは前記インナーケースとの間に前記
閉空間を形成し、前記通路孔から前記閉空間に気体を供
給して前記閉空間の気圧を上げることを趣旨としてい
る。
【0017】請求項11に記載の発明は、電子部品を基
板に実装してなる回路基板を封止用樹脂で封止する際に
同回路基板を収容する回路基板封止用ケースであって、
前記封止用ケースの材質を熱収縮性樹脂にて形成したこ
とを趣旨としている 請求項12に記載の発明は、電子部品を基板に実装して
なる回路基板がケース内で封止用樹脂にて封止された樹
脂封止回路において、前記ケースは、少なくとも前記樹
脂封止時において変形可能な材質で形成されたインナー
ケースであって、そのインナーケースは変形不能な材質
で形成された外観ケースに収容されていることを趣旨と
している 請求項1に記載の発明によれば、ケースは変形可能な材
質にて形成しているため、ケースを大きさの相違する各
電子部品に応じて変形させることができ、ケース内容積
を小さくして回路基板を封止することができる。
板に実装してなる回路基板を封止用樹脂で封止する際に
同回路基板を収容する回路基板封止用ケースであって、
前記封止用ケースの材質を熱収縮性樹脂にて形成したこ
とを趣旨としている 請求項12に記載の発明は、電子部品を基板に実装して
なる回路基板がケース内で封止用樹脂にて封止された樹
脂封止回路において、前記ケースは、少なくとも前記樹
脂封止時において変形可能な材質で形成されたインナー
ケースであって、そのインナーケースは変形不能な材質
で形成された外観ケースに収容されていることを趣旨と
している 請求項1に記載の発明によれば、ケースは変形可能な材
質にて形成しているため、ケースを大きさの相違する各
電子部品に応じて変形させることができ、ケース内容積
を小さくして回路基板を封止することができる。
【0018】請求項2に記載の発明によれば、ケースは
熱収縮性樹脂にて形成しているため、ケースの温度を収
縮温度まで上げるだけで、ケースを大きさの相違する各
電子部品に応じて収縮させることができ、ケース内容積
を小さくして回路基板を封止することができる。
熱収縮性樹脂にて形成しているため、ケースの温度を収
縮温度まで上げるだけで、ケースを大きさの相違する各
電子部品に応じて収縮させることができ、ケース内容積
を小さくして回路基板を封止することができる。
【0019】請求項3に記載の発明によれば、ケースは
熱収縮性樹脂にて形成され封止用樹脂の硬化の過程で生
じる反応熱によって収縮されるため、液体状の封止用樹
脂をケースに注入するだけで、封止用樹脂の反応熱によ
る収縮が行われ、ケースを大きさの相違する各電子部品
に応じて収縮させることができ、ケース内容積を小さく
して回路基板を封止することができる。
熱収縮性樹脂にて形成され封止用樹脂の硬化の過程で生
じる反応熱によって収縮されるため、液体状の封止用樹
脂をケースに注入するだけで、封止用樹脂の反応熱によ
る収縮が行われ、ケースを大きさの相違する各電子部品
に応じて収縮させることができ、ケース内容積を小さく
して回路基板を封止することができる。
【0020】請求項4に記載の発明によれば、ケースは
熱収縮性樹脂にて形成されケースを温水に沈めることに
よって収縮温度まで上昇させるため、容易で確実にケー
スを大きさの相違する各電子部品に応じて収縮させるこ
とができ、ケース内容積を小さくして回路基板を封止す
ることができる。
熱収縮性樹脂にて形成されケースを温水に沈めることに
よって収縮温度まで上昇させるため、容易で確実にケー
スを大きさの相違する各電子部品に応じて収縮させるこ
とができ、ケース内容積を小さくして回路基板を封止す
ることができる。
【0021】請求項5に記載の発明によれば、ケースは
変形可能な材質にて形成されケースを前記封止用樹脂よ
り比重の大きい液体に沈めるため、ケースを大きさの相
違する各電子部品に応じて変形させることができ、ケー
ス内容積を小さくして回路基板を封止することができ
る。
変形可能な材質にて形成されケースを前記封止用樹脂よ
り比重の大きい液体に沈めるため、ケースを大きさの相
違する各電子部品に応じて変形させることができ、ケー
ス内容積を小さくして回路基板を封止することができ
る。
【0022】請求項6に記載の発明によれば、ケースは
変形可能な材質にて形成されケースを粉体中に保持して
前記粉体を加圧するため、ケースを大きさの相違する各
電子部品に応じて変形させることができ、ケース内容積
を小さくして回路基板を封止することができる。
変形可能な材質にて形成されケースを粉体中に保持して
前記粉体を加圧するため、ケースを大きさの相違する各
電子部品に応じて変形させることができ、ケース内容積
を小さくして回路基板を封止することができる。
【0023】請求項7に記載の発明によれば、ケースは
変形可能な材質にて形成されケースを閉空間に保持して
前記閉空間の気圧を上げるため、ケースを大きさの相違
する各電子部品に応じて変形させることができ、ケース
内容積を小さくして回路基板を封止することができる。
変形可能な材質にて形成されケースを閉空間に保持して
前記閉空間の気圧を上げるため、ケースを大きさの相違
する各電子部品に応じて変形させることができ、ケース
内容積を小さくして回路基板を封止することができる。
【0024】請求項8に記載の発明によれば、インナー
ケースは変形不能な外観ケースに収容された状態で変形
させるため、インナーケースと外観ケース間には隙間が
でき、外観ケースはインナーケースに封止された回路基
板を物理的な衝撃から保護することができる。
ケースは変形不能な外観ケースに収容された状態で変形
させるため、インナーケースと外観ケース間には隙間が
でき、外観ケースはインナーケースに封止された回路基
板を物理的な衝撃から保護することができる。
【0025】請求項9に記載の発明によれば、外観ケー
スの底部には通路孔が形成されているため、液体、粉体
及び気体は外観ケースとインナーケースとの間に流入可
能となり、インナーケースは変形不能な外観ケースに収
容された状態で容易に変形させることができ、外観ケー
ス内でインナーケースを大きさの相違する各電子部品に
応じて変形させることができ、インナーケース内容積を
小さくして回路基板を封止することができる。
スの底部には通路孔が形成されているため、液体、粉体
及び気体は外観ケースとインナーケースとの間に流入可
能となり、インナーケースは変形不能な外観ケースに収
容された状態で容易に変形させることができ、外観ケー
ス内でインナーケースを大きさの相違する各電子部品に
応じて変形させることができ、インナーケース内容積を
小さくして回路基板を封止することができる。
【0026】請求項10に記載の発明によれば、外観ケ
ースの底部には通路孔が形成されており、同通路孔から
外観ケースとインナーケースとの間の空間に気体を流入
させるため、外観ケース内でインナーケースを大きさの
相違する各電子部品に応じて変形させることができ、イ
ンナーケース内容積を小さくして回路基板を封止するこ
とができる。
ースの底部には通路孔が形成されており、同通路孔から
外観ケースとインナーケースとの間の空間に気体を流入
させるため、外観ケース内でインナーケースを大きさの
相違する各電子部品に応じて変形させることができ、イ
ンナーケース内容積を小さくして回路基板を封止するこ
とができる。
【0027】請求項11に記載の発明によれば、ケース
は熱収縮性樹脂にて形成したため、ケースの温度を収縮
温度まで上げるだけで、ケースは大きさの相違する各電
子部品に応じて収縮し、回路基板を封止するケース内容
積を小さくすることができる。
は熱収縮性樹脂にて形成したため、ケースの温度を収縮
温度まで上げるだけで、ケースは大きさの相違する各電
子部品に応じて収縮し、回路基板を封止するケース内容
積を小さくすることができる。
【0028】請求項12に記載の発明によれば、樹脂封
止回路は、大きさの相違する各電子部品に応じてインナ
ーケース内で回路基板を封止し、そのインナーケースは
変形不能な外観ケースに収容されているため、回路基板
を封止するインナーケース内容積を小さくすることがで
き、更に、回路基板を物理的な衝撃から保護することが
できる。
止回路は、大きさの相違する各電子部品に応じてインナ
ーケース内で回路基板を封止し、そのインナーケースは
変形不能な外観ケースに収容されているため、回路基板
を封止するインナーケース内容積を小さくすることがで
き、更に、回路基板を物理的な衝撃から保護することが
できる。
【0029】
(第1の実施の形態)以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1,2に従って説明する。
実施の形態を図1,2に従って説明する。
【0030】図1は本実施の形態における液体の樹脂注
入直後の状態を示す。本実施の形態の封止方法は、電子
部品1を実装したPC基板2よりなる回路基板3と、そ
の回路基板3を収容するケースとしての袋4と、その袋
4に注入される封止用樹脂としての液体ポッティング樹
脂5とにより行われる。
入直後の状態を示す。本実施の形態の封止方法は、電子
部品1を実装したPC基板2よりなる回路基板3と、そ
の回路基板3を収容するケースとしての袋4と、その袋
4に注入される封止用樹脂としての液体ポッティング樹
脂5とにより行われる。
【0031】前記袋4は熱収縮性樹脂で成形されてい
て、加熱されると内方向に収縮するようになっている。
そして、この袋4を成形する熱収縮性樹脂は、例えば、
ポリ塩化ビニール、ポリオレフィン等がある。尚、袋4
の収縮方向は、図1において長手方向の収縮は小さいこ
とが望ましい。従って、袋4の大きさは、収容する回路
基板3が所望の厚さで封止されるようにその熱収縮後の
大きさを事前に考慮した大きさにする必要がある。
て、加熱されると内方向に収縮するようになっている。
そして、この袋4を成形する熱収縮性樹脂は、例えば、
ポリ塩化ビニール、ポリオレフィン等がある。尚、袋4
の収縮方向は、図1において長手方向の収縮は小さいこ
とが望ましい。従って、袋4の大きさは、収容する回路
基板3が所望の厚さで封止されるようにその熱収縮後の
大きさを事前に考慮した大きさにする必要がある。
【0032】ポッティング樹脂5はエポキシ系、ウレタ
ン系等の2液混合硬化型樹脂であり、主剤と硬化剤を一
定の混合比率にて混合攪拌することにより、硬化し固化
する。この硬化過程において、2液の反応熱により前記
袋4を加熱する。
ン系等の2液混合硬化型樹脂であり、主剤と硬化剤を一
定の混合比率にて混合攪拌することにより、硬化し固化
する。この硬化過程において、2液の反応熱により前記
袋4を加熱する。
【0033】尚、この反応熱によるポッティング樹脂5
の硬化時の発熱による温度上昇量は、以下のように設定
されている。ポッティング樹脂5の硬化時の発熱による
温度上昇量をθh、ポッティング樹脂5の硬化前の温度
をθp、袋4の収縮完了時の温度をθtとすると、θt
≦θh+θpとなるようにしている。
の硬化時の発熱による温度上昇量は、以下のように設定
されている。ポッティング樹脂5の硬化時の発熱による
温度上昇量をθh、ポッティング樹脂5の硬化前の温度
をθp、袋4の収縮完了時の温度をθtとすると、θt
≦θh+θpとなるようにしている。
【0034】さて、回路基板3を樹脂封止するには、ま
ずポッティング樹脂の主剤と硬化剤を予め別の容器にて
混合攪拌しておく。次に、袋4の口4aを開け、その口
4aから回路基板3を挿入した後、同口4aからポッテ
ィング樹脂混合液5を注入する。この注入量は図2に示
すようにPC基板2に実装された各電子部品1が予め決
められた均等の厚さに封止されるのに必要な量であっ
て、本実施の形態では図1に示す袋4の収容容積のほぼ
1/3の量である。
ずポッティング樹脂の主剤と硬化剤を予め別の容器にて
混合攪拌しておく。次に、袋4の口4aを開け、その口
4aから回路基板3を挿入した後、同口4aからポッテ
ィング樹脂混合液5を注入する。この注入量は図2に示
すようにPC基板2に実装された各電子部品1が予め決
められた均等の厚さに封止されるのに必要な量であっ
て、本実施の形態では図1に示す袋4の収容容積のほぼ
1/3の量である。
【0035】混合されたポッティング樹脂5は、主剤と
硬化剤との化学反応により発熱する。ポッティング樹脂
5の発熱により、袋4は加熱されその加熱された部分は
収縮する。収縮により、袋4の容積は小さくなり、ポッ
ティング樹脂5を上方に押し上げて行く。そして、押し
上げられたポッティング樹脂5は袋4の新たな場所を加
熱させ収縮させる。つまり、図1において、袋4は、下
から上に向かって収縮しながらポッティング樹脂5を上
方に押し上げてやがて袋4の口4aまで到達させる。ポ
ッティング樹脂5が口4aまで到達すると、該ポッティ
ング樹脂5にてPC基板2に実装された各電子部品1は
均等の厚さに被覆される。
硬化剤との化学反応により発熱する。ポッティング樹脂
5の発熱により、袋4は加熱されその加熱された部分は
収縮する。収縮により、袋4の容積は小さくなり、ポッ
ティング樹脂5を上方に押し上げて行く。そして、押し
上げられたポッティング樹脂5は袋4の新たな場所を加
熱させ収縮させる。つまり、図1において、袋4は、下
から上に向かって収縮しながらポッティング樹脂5を上
方に押し上げてやがて袋4の口4aまで到達させる。ポ
ッティング樹脂5が口4aまで到達すると、該ポッティ
ング樹脂5にてPC基板2に実装された各電子部品1は
均等の厚さに被覆される。
【0036】やがて、ポッティング樹脂5が固化するこ
とにより、回路基板3は図2に示すように封止されて樹
脂封止作業は完了する。次に上記のような実施の形態に
おける特徴的な作用効果を以下に述べる。
とにより、回路基板3は図2に示すように封止されて樹
脂封止作業は完了する。次に上記のような実施の形態に
おける特徴的な作用効果を以下に述べる。
【0037】(1)本実施の形態では、袋4を熱収縮性
樹脂で成形し注入したポッティング樹脂5にて熱収縮さ
せるようにしたので、少量のポッティング樹脂5でPC
基板2に実装した大きさの相違する各電子部品1を均等
の厚さで封止することができる。
樹脂で成形し注入したポッティング樹脂5にて熱収縮さ
せるようにしたので、少量のポッティング樹脂5でPC
基板2に実装した大きさの相違する各電子部品1を均等
の厚さで封止することができる。
【0038】(2)本実施の形態では、ポッティング樹
脂5の発熱を利用して袋4を熱収縮させるようにしたの
で、特別の加熱手段を必要とせず封止作業を非常に簡略
化することができる。
脂5の発熱を利用して袋4を熱収縮させるようにしたの
で、特別の加熱手段を必要とせず封止作業を非常に簡略
化することができる。
【0039】(3)本実施の形態では、封止された回路
基板3は、少量のポッティング樹脂5、即ち封止樹脂に
て形成されるため、重量の軽量化及びサイズの小型化を
図ることができる。
基板3は、少量のポッティング樹脂5、即ち封止樹脂に
て形成されるため、重量の軽量化及びサイズの小型化を
図ることができる。
【0040】(4)本実施の形態では、ポッティング樹
脂5が少量で済むことから、コストの軽減を図ることが
できる。 (第2の実施の形態)以下、本発明を具体化した第2の
実施の形態を図3〜5に従って説明する。
脂5が少量で済むことから、コストの軽減を図ることが
できる。 (第2の実施の形態)以下、本発明を具体化した第2の
実施の形態を図3〜5に従って説明する。
【0041】図3は本実施の形態における液体の樹脂注
入直後の状態を示す。本実施の形態の封止方法は、電子
部品1を実装したPC基板2よりなる回路基板3と、そ
の回路基板3を収容するインナーケース11と、そのイ
ンナーケース11を収納する外観ケース12と、インナ
ーケース11に注入される封止用樹脂としての液体ポッ
ティング樹脂13と、水槽14と、温水15により行わ
れる。
入直後の状態を示す。本実施の形態の封止方法は、電子
部品1を実装したPC基板2よりなる回路基板3と、そ
の回路基板3を収容するインナーケース11と、そのイ
ンナーケース11を収納する外観ケース12と、インナ
ーケース11に注入される封止用樹脂としての液体ポッ
ティング樹脂13と、水槽14と、温水15により行わ
れる。
【0042】前記インナーケース11は熱収縮性樹脂で
成形されていて、加熱されると内方向に収縮するように
なっている。そして、このインナーケース11を成形す
る熱収縮性樹脂は、例えば、ポリ塩化ビニール、ポリオ
レフィン等がある。尚、インナーケース11の収縮方向
は、図3において長手方向の収縮は小さいことが望まし
い。従って、インナーケース11の大きさは、収容する
回路基板3が所望の厚さで封止されるようにその熱収縮
後の大きさを事前に考慮した大きさにする必要がある。
成形されていて、加熱されると内方向に収縮するように
なっている。そして、このインナーケース11を成形す
る熱収縮性樹脂は、例えば、ポリ塩化ビニール、ポリオ
レフィン等がある。尚、インナーケース11の収縮方向
は、図3において長手方向の収縮は小さいことが望まし
い。従って、インナーケース11の大きさは、収容する
回路基板3が所望の厚さで封止されるようにその熱収縮
後の大きさを事前に考慮した大きさにする必要がある。
【0043】前記外観ケース12は合成樹脂、鉄系(深
絞り)、非鉄系(亜鉛,アルミダイカスト)等のリジッ
トな材質で造られている。又、外観ケース12の前記イ
ンナーケース11を収納した底には外部と連通する通路
孔12aが設けられている。
絞り)、非鉄系(亜鉛,アルミダイカスト)等のリジッ
トな材質で造られている。又、外観ケース12の前記イ
ンナーケース11を収納した底には外部と連通する通路
孔12aが設けられている。
【0044】前記水槽14は例えば恒温槽であるか又は
図示しないヒータを備えている。前記水槽14内には温
水15が貯留されており、その温水15の温度はインナ
ーケース11の収縮が完了する時の温度より大きな値と
なるようにされている。
図示しないヒータを備えている。前記水槽14内には温
水15が貯留されており、その温水15の温度はインナ
ーケース11の収縮が完了する時の温度より大きな値と
なるようにされている。
【0045】回路基板3を樹脂封止するには、まずイン
ナーケース11の口11aから回路基板3を挿入した
後、同口11aからポッティング樹脂13を注入する。
この注入量は図5に示すようにPC基板2に実装された
各電子部品1が予め決められた均等の厚さに封止される
のに必要な量であって、本実施の形態では図3に示すイ
ンナーケース11の収容容積のほぼ1/3の量である。
ナーケース11の口11aから回路基板3を挿入した
後、同口11aからポッティング樹脂13を注入する。
この注入量は図5に示すようにPC基板2に実装された
各電子部品1が予め決められた均等の厚さに封止される
のに必要な量であって、本実施の形態では図3に示すイ
ンナーケース11の収容容積のほぼ1/3の量である。
【0046】ポッティング樹脂13が注入されたインナ
ーケース11は外観ケース12に収容された状態で、所
定の速度で徐々に前記水槽14内の温水15中に沈めら
れていく。すると、インナーケース11の温水15中に
沈んだ部分は外観ケース12を介して温められて収縮
し、その容積が減少する。これにより、前記外観ケース
12内には前記通路孔12aから温水15が流入すると
ともに、インナーケース11内のポッティング樹脂13
はインナーケース11内で上方に押し上げられる。つま
り、インナーケース11は所定の速度で徐々に下方から
収縮されるとともに、ポッティング樹脂13を徐々に上
方に押し上げる。
ーケース11は外観ケース12に収容された状態で、所
定の速度で徐々に前記水槽14内の温水15中に沈めら
れていく。すると、インナーケース11の温水15中に
沈んだ部分は外観ケース12を介して温められて収縮
し、その容積が減少する。これにより、前記外観ケース
12内には前記通路孔12aから温水15が流入すると
ともに、インナーケース11内のポッティング樹脂13
はインナーケース11内で上方に押し上げられる。つま
り、インナーケース11は所定の速度で徐々に下方から
収縮されるとともに、ポッティング樹脂13を徐々に上
方に押し上げる。
【0047】図4に示すように、インナーケース11の
上部である口11a付近までインナーケース11が沈め
られると、該ポッティング樹脂13にてPC基板2に実
装された各電子部品1は均等の厚さに被覆される。そし
て、外観ケース12とともにインナーケース11を温水
15から取り出すと、やがて、ポッティング樹脂13が
固化することにより、回路基板3は図5に示すように封
止されて樹脂封止作業は完了する。
上部である口11a付近までインナーケース11が沈め
られると、該ポッティング樹脂13にてPC基板2に実
装された各電子部品1は均等の厚さに被覆される。そし
て、外観ケース12とともにインナーケース11を温水
15から取り出すと、やがて、ポッティング樹脂13が
固化することにより、回路基板3は図5に示すように封
止されて樹脂封止作業は完了する。
【0048】次に上記のような実施の形態における特徴
的な作用効果を以下に述べる。 (1)本実施の形態では、上記第1の実施の形態の
(3),(4)の作用効果を得るとともに、インナーケ
ース11を熱収縮性樹脂で成形し温水15に沈めること
により熱収縮させるようにしたので、少量のポッティン
グ樹脂13でPC基板2に実装した大きさの相違する各
電子部品1を均等の厚さで封止することができる。
的な作用効果を以下に述べる。 (1)本実施の形態では、上記第1の実施の形態の
(3),(4)の作用効果を得るとともに、インナーケ
ース11を熱収縮性樹脂で成形し温水15に沈めること
により熱収縮させるようにしたので、少量のポッティン
グ樹脂13でPC基板2に実装した大きさの相違する各
電子部品1を均等の厚さで封止することができる。
【0049】(2)本実施の形態では、ポッティング樹
脂13が注入されたインナーケース11はリジットな材
質で造られた外観ケース12に収容された状態で、回路
基板3を均等の厚さで封止する。よって、リジットな材
質で造られた外観ケース12と収縮したインナーケース
11間には隙間ができ、回路基板3は、インナーケース
11により水等に晒されることによる短絡故障や損傷が
防止され、外観ケース12により物理的な衝撃による損
傷が防止される。
脂13が注入されたインナーケース11はリジットな材
質で造られた外観ケース12に収容された状態で、回路
基板3を均等の厚さで封止する。よって、リジットな材
質で造られた外観ケース12と収縮したインナーケース
11間には隙間ができ、回路基板3は、インナーケース
11により水等に晒されることによる短絡故障や損傷が
防止され、外観ケース12により物理的な衝撃による損
傷が防止される。
【0050】(第3の実施の形態)以下、本発明を具体
化した第3の実施の形態を図6〜8に従って説明する。
図6は本実施の形態における液体の樹脂注入直後の状態
を示す。本実施の形態の封止方法は、電子部品1を実装
したPC基板2よりなる回路基板3と、その回路基板3
を収容するインナーケース21と、そのインナーケース
21を収納する外観ケース22と、インナーケース21
に注入される封止用樹脂としての液体ポッティング樹脂
23と、水槽24と、液体25により行われる。
化した第3の実施の形態を図6〜8に従って説明する。
図6は本実施の形態における液体の樹脂注入直後の状態
を示す。本実施の形態の封止方法は、電子部品1を実装
したPC基板2よりなる回路基板3と、その回路基板3
を収容するインナーケース21と、そのインナーケース
21を収納する外観ケース22と、インナーケース21
に注入される封止用樹脂としての液体ポッティング樹脂
23と、水槽24と、液体25により行われる。
【0051】前記インナーケース21は例えばゴム、ポ
リエチレン等の自由に形状を変えられるもので形成され
ていて、外部から圧力を加えられると内方向に変形する
ようになっている。
リエチレン等の自由に形状を変えられるもので形成され
ていて、外部から圧力を加えられると内方向に変形する
ようになっている。
【0052】前記外観ケース22は合成樹脂、鉄系(深
絞り)、非鉄系(亜鉛,アルミダイカスト)等のリジッ
トな材質で造られている。又、外観ケース22の前記イ
ンナーケース21を収納した底には外部と連通する通路
孔22aが設けられている。
絞り)、非鉄系(亜鉛,アルミダイカスト)等のリジッ
トな材質で造られている。又、外観ケース22の前記イ
ンナーケース21を収納した底には外部と連通する通路
孔22aが設けられている。
【0053】前記水槽24内には液体25が貯留されて
おり、その液体25の比重は前記液体ポッティング樹脂
23の比重より大きくされている。回路基板3を樹脂封
止するには、まずインナーケース21の口21aから回
路基板3を挿入した後、同口21aからポッティング樹
脂23を注入する。この注入量は図8に示すようにPC
基板2に実装された各電子部品1が予め決められた均等
の厚さに封止され、外観ケース22の最上部においてイ
ンナーケース21が該外観ケース22と嵌合して保持さ
れるための凸部21bを形成するのに必要な量であっ
て、本実施の形態では図6に示すインナーケース21の
収容容積のほぼ1/3の量である。
おり、その液体25の比重は前記液体ポッティング樹脂
23の比重より大きくされている。回路基板3を樹脂封
止するには、まずインナーケース21の口21aから回
路基板3を挿入した後、同口21aからポッティング樹
脂23を注入する。この注入量は図8に示すようにPC
基板2に実装された各電子部品1が予め決められた均等
の厚さに封止され、外観ケース22の最上部においてイ
ンナーケース21が該外観ケース22と嵌合して保持さ
れるための凸部21bを形成するのに必要な量であっ
て、本実施の形態では図6に示すインナーケース21の
収容容積のほぼ1/3の量である。
【0054】ポッティング樹脂23が注入されたインナ
ーケース21は外観ケース22に収容された状態で、必
要に応じて回路基板3及びインナーケース21を図示し
ない治具等にて外観ケース22から離間しないように保
持したのち、前記水槽24内の液体25中に沈められ
る。すると、インナーケース21の底は外観ケース22
の通路孔22aにより外部と連通しているため、前記比
重が大きい液体25から圧力を受け内方向に変形し、そ
の容積が減少する。これにより、前記外観ケース22内
には前記通路孔22aから液体25が流入するととも
に、インナーケース21内のポッティング樹脂23はイ
ンナーケース21内で上方に押し上げられる。つまり、
インナーケース21は液体ポッティング樹脂23より比
重が大きい液体25の圧力により下方から変形されると
ともに、ポッティング樹脂23を上方に押し上げる。
ーケース21は外観ケース22に収容された状態で、必
要に応じて回路基板3及びインナーケース21を図示し
ない治具等にて外観ケース22から離間しないように保
持したのち、前記水槽24内の液体25中に沈められ
る。すると、インナーケース21の底は外観ケース22
の通路孔22aにより外部と連通しているため、前記比
重が大きい液体25から圧力を受け内方向に変形し、そ
の容積が減少する。これにより、前記外観ケース22内
には前記通路孔22aから液体25が流入するととも
に、インナーケース21内のポッティング樹脂23はイ
ンナーケース21内で上方に押し上げられる。つまり、
インナーケース21は液体ポッティング樹脂23より比
重が大きい液体25の圧力により下方から変形されると
ともに、ポッティング樹脂23を上方に押し上げる。
【0055】図7に示すように、外観ケース22の最上
部付近まで外観ケース22及びインナーケース21が沈
められると、該ポッティング樹脂23にてPC基板2に
実装された各電子部品1は均等の厚さに被覆される。
又、このとき液体25中に沈めらていない外観ケース2
2の最上部に相対向するインナーケース21にはポッテ
ィング樹脂23が押し上げられて溜り、該外観ケース2
2の最上部に嵌合保持されるための凸部21bが形成さ
れる。そして、ポッティング樹脂23が固化した後、外
観ケース22とともにインナーケース21を液体25か
ら取り出すと、回路基板3は図8に示すように封止され
て樹脂封止作業は完了する。
部付近まで外観ケース22及びインナーケース21が沈
められると、該ポッティング樹脂23にてPC基板2に
実装された各電子部品1は均等の厚さに被覆される。
又、このとき液体25中に沈めらていない外観ケース2
2の最上部に相対向するインナーケース21にはポッテ
ィング樹脂23が押し上げられて溜り、該外観ケース2
2の最上部に嵌合保持されるための凸部21bが形成さ
れる。そして、ポッティング樹脂23が固化した後、外
観ケース22とともにインナーケース21を液体25か
ら取り出すと、回路基板3は図8に示すように封止され
て樹脂封止作業は完了する。
【0056】次に上記のような実施の形態における特徴
的な作用効果を以下に述べる。 (1)本実施の形態では、上記第1の実施の形態の
(3),(4)及び第2の実施の形態の(2)の作用効
果を得ることができる。
的な作用効果を以下に述べる。 (1)本実施の形態では、上記第1の実施の形態の
(3),(4)及び第2の実施の形態の(2)の作用効
果を得ることができる。
【0057】(2)本実施の形態では、インナーケース
21はゴム、ポリエチレン等の自由に形状を変えられる
もので形成され、液体ポッティング樹脂23より比重が
大きい液体25に沈められることにより、液体25の圧
力を受け内方向に変形し、容積を減少させるようにした
ので、少量のポッティング樹脂23でPC基板2に実装
した大きさの相違する各電子部品1を均等の厚さで封止
することができる。
21はゴム、ポリエチレン等の自由に形状を変えられる
もので形成され、液体ポッティング樹脂23より比重が
大きい液体25に沈められることにより、液体25の圧
力を受け内方向に変形し、容積を減少させるようにした
ので、少量のポッティング樹脂23でPC基板2に実装
した大きさの相違する各電子部品1を均等の厚さで封止
することができる。
【0058】(3)本実施の形態では、外観ケース22
及びインナーケース21は液体25中に外観ケース22
の最上部付近まで沈められ、液体25中に沈めらていな
い外観ケース22の最上部に相対向するインナーケース
21には押し上げられたポッティング樹脂23が溜るよ
うにした。よって、外観ケース22の最上部に相対向す
る部分のインナーケース21には該外観ケース22の最
上部と嵌合して保持されるための凸部21bが形成され
る。その結果、特に他の手段により接着させなくても、
外観ケース22とインナーケース21とのガタを防止す
ることができる。
及びインナーケース21は液体25中に外観ケース22
の最上部付近まで沈められ、液体25中に沈めらていな
い外観ケース22の最上部に相対向するインナーケース
21には押し上げられたポッティング樹脂23が溜るよ
うにした。よって、外観ケース22の最上部に相対向す
る部分のインナーケース21には該外観ケース22の最
上部と嵌合して保持されるための凸部21bが形成され
る。その結果、特に他の手段により接着させなくても、
外観ケース22とインナーケース21とのガタを防止す
ることができる。
【0059】(第4の実施の形態)以下、本発明を具体
化した第4の実施の形態を図9〜11に従って説明す
る。図9は本実施の形態における液体の樹脂注入直後の
状態を示す。本実施の形態の封止方法は、電子部品1を
実装したPC基板2よりなる回路基板3と、その回路基
板3を収容するインナーケース31と、そのインナーケ
ース31を収納する外観ケース32と、インナーケース
31に注入される封止用樹脂としての液体ポッティング
樹脂33と、容器34と、粉体35と、加圧装置36に
より行われる。
化した第4の実施の形態を図9〜11に従って説明す
る。図9は本実施の形態における液体の樹脂注入直後の
状態を示す。本実施の形態の封止方法は、電子部品1を
実装したPC基板2よりなる回路基板3と、その回路基
板3を収容するインナーケース31と、そのインナーケ
ース31を収納する外観ケース32と、インナーケース
31に注入される封止用樹脂としての液体ポッティング
樹脂33と、容器34と、粉体35と、加圧装置36に
より行われる。
【0060】前記インナーケース31は例えばゴム、ポ
リエチレン等の自由に形状を変えられるもので形成され
ていて、外部から圧力を加えられると内方向に変形し、
容積が減少するようになっている。
リエチレン等の自由に形状を変えられるもので形成され
ていて、外部から圧力を加えられると内方向に変形し、
容積が減少するようになっている。
【0061】前記外観ケース32は合成樹脂、鉄系(深
絞り)、非鉄系(亜鉛,アルミダイカスト)等のリジッ
トな材質で造られている。又、外観ケース32の前記イ
ンナーケース31を収納した底には外部と連通する通路
孔32aが複数個設けられている。
絞り)、非鉄系(亜鉛,アルミダイカスト)等のリジッ
トな材質で造られている。又、外観ケース32の前記イ
ンナーケース31を収納した底には外部と連通する通路
孔32aが複数個設けられている。
【0062】前記容器34は、その上部に前記外観ケー
ス32の外周と同形の開口している挿入口34aが形成
され、側壁面には筒状に外方に延びる加圧口34bが形
成されている。前記容器34の挿入口34aは前記外観
ケース32が挿入されているときに密閉されるようにな
っている。前記容器34の加圧口34bは前記加圧装置
36のピストン36aにより密閉され、そのピストン3
6aは加圧口34bの内周面上を軸方向に往復動可能と
なっている。前記容器34内には粉体35が収納されて
おり、前記外観ケース32が挿入されているときに、前
記加圧装置36を操作しピストン36aを容器34の内
方向に駆動させると、粉体35を介して外観ケース32
には圧力がかかるようになっている。
ス32の外周と同形の開口している挿入口34aが形成
され、側壁面には筒状に外方に延びる加圧口34bが形
成されている。前記容器34の挿入口34aは前記外観
ケース32が挿入されているときに密閉されるようにな
っている。前記容器34の加圧口34bは前記加圧装置
36のピストン36aにより密閉され、そのピストン3
6aは加圧口34bの内周面上を軸方向に往復動可能と
なっている。前記容器34内には粉体35が収納されて
おり、前記外観ケース32が挿入されているときに、前
記加圧装置36を操作しピストン36aを容器34の内
方向に駆動させると、粉体35を介して外観ケース32
には圧力がかかるようになっている。
【0063】回路基板3を樹脂封止するには、まずイン
ナーケース31の口31aから回路基板3を挿入した
後、同口31aからポッティング樹脂33を注入する。
この注入量は図11に示すようにPC基板2に実装され
た各電子部品1が予め決められた均等の厚さに封止され
るのに必要な量であって、本実施の形態では図9に示す
インナーケース31の収容容積のほぼ1/3の量であ
る。
ナーケース31の口31aから回路基板3を挿入した
後、同口31aからポッティング樹脂33を注入する。
この注入量は図11に示すようにPC基板2に実装され
た各電子部品1が予め決められた均等の厚さに封止され
るのに必要な量であって、本実施の形態では図9に示す
インナーケース31の収容容積のほぼ1/3の量であ
る。
【0064】ポッティング樹脂33が注入されたインナ
ーケース31は外観ケース32に収容された状態で、前
記容器34内の粉体35中に前記挿入口34aから挿入
され、回路基板3、インナーケース31及び外観ケース
32は図示しない治具等により外方へ抜け出さないよう
に保持される。尚、この挿入時、前記ピストン36aは
容器34の外方向に駆動させてあり、容器34内は圧力
がかかっていない状態となっている。外観ケース32が
挿入されると、前記加圧装置36によりピストン36a
が容器34の内方向に駆動され、外観ケース32には粉
体35を介して圧力がかかる。このとき、インナーケー
ス31の底は、外観ケース32の通路孔32aにより外
部と連通しているため、粉体35を介して圧力を受け内
方向に変形する。
ーケース31は外観ケース32に収容された状態で、前
記容器34内の粉体35中に前記挿入口34aから挿入
され、回路基板3、インナーケース31及び外観ケース
32は図示しない治具等により外方へ抜け出さないよう
に保持される。尚、この挿入時、前記ピストン36aは
容器34の外方向に駆動させてあり、容器34内は圧力
がかかっていない状態となっている。外観ケース32が
挿入されると、前記加圧装置36によりピストン36a
が容器34の内方向に駆動され、外観ケース32には粉
体35を介して圧力がかかる。このとき、インナーケー
ス31の底は、外観ケース32の通路孔32aにより外
部と連通しているため、粉体35を介して圧力を受け内
方向に変形する。
【0065】これにより、前記外観ケース32内には前
記通路孔32aから粉体35が流入するとともに、イン
ナーケース31内のポッティング樹脂33はインナーケ
ース31内で上方に押し上げられる。つまり、インナー
ケース31は加圧装置36により粉体35を介して圧力
を受け下方から変形されるとともに、ポッティング樹脂
33を上方に押し上げる。
記通路孔32aから粉体35が流入するとともに、イン
ナーケース31内のポッティング樹脂33はインナーケ
ース31内で上方に押し上げられる。つまり、インナー
ケース31は加圧装置36により粉体35を介して圧力
を受け下方から変形されるとともに、ポッティング樹脂
33を上方に押し上げる。
【0066】図10に示すように、挿入された部分まで
の外観ケース32内に粉体35が流入すると、該ポッテ
ィング樹脂33にてPC基板2に実装された各電子部品
1は均等の厚さに被覆される。そして、その圧力を一定
に保った状態で放置し、ポッティング樹脂33が固化し
た後、外観ケース32とともにインナーケース31を容
器34から取り出すと、回路基板3は図11に示すよう
に封止されて樹脂封止作業は完了する。尚、粉体35は
外観ケース32の底に設けられた複数個の通路孔32a
から取り出される。
の外観ケース32内に粉体35が流入すると、該ポッテ
ィング樹脂33にてPC基板2に実装された各電子部品
1は均等の厚さに被覆される。そして、その圧力を一定
に保った状態で放置し、ポッティング樹脂33が固化し
た後、外観ケース32とともにインナーケース31を容
器34から取り出すと、回路基板3は図11に示すよう
に封止されて樹脂封止作業は完了する。尚、粉体35は
外観ケース32の底に設けられた複数個の通路孔32a
から取り出される。
【0067】次に上記のような実施の形態における特徴
的な作用効果を以下に述べる。 (1)本実施の形態では、上記第1の実施の形態の
(3),(4)及び第2の実施の形態の(2)の作用効
果を得ることができる。
的な作用効果を以下に述べる。 (1)本実施の形態では、上記第1の実施の形態の
(3),(4)及び第2の実施の形態の(2)の作用効
果を得ることができる。
【0068】(2)本実施の形態では、インナーケース
31はゴム、ポリエチレン等の自由に形状を変えられる
もので形成され、容器34内で加圧装置36により粉体
35を介して圧力を受け、内方向に変形し、容積を減少
させるようにしたので、少量のポッティング樹脂33で
PC基板2に実装した大きさの相違する各電子部品1を
均等の厚さで封止することができる。
31はゴム、ポリエチレン等の自由に形状を変えられる
もので形成され、容器34内で加圧装置36により粉体
35を介して圧力を受け、内方向に変形し、容積を減少
させるようにしたので、少量のポッティング樹脂33で
PC基板2に実装した大きさの相違する各電子部品1を
均等の厚さで封止することができる。
【0069】(第5の実施の形態)以下、本発明を具体
化した第5の実施の形態を図12〜14に従って説明す
る。
化した第5の実施の形態を図12〜14に従って説明す
る。
【0070】図12は本実施の形態における液体の樹脂
注入直後の状態を示す。本実施の形態の封止方法は、電
子部品1を実装したPC基板2よりなる回路基板3と、
その回路基板3を収容するインナーケース41と、その
インナーケース41を収納する外観ケース42と、イン
ナーケース41に注入される封止用樹脂としての液体ポ
ッティング樹脂43と、ポンプ44により行われる。
注入直後の状態を示す。本実施の形態の封止方法は、電
子部品1を実装したPC基板2よりなる回路基板3と、
その回路基板3を収容するインナーケース41と、その
インナーケース41を収納する外観ケース42と、イン
ナーケース41に注入される封止用樹脂としての液体ポ
ッティング樹脂43と、ポンプ44により行われる。
【0071】前記インナーケース41は例えばゴム、ポ
リエチレン等の自由に形状を変えられるもので形成され
ていて、外部から圧力を加えられると内方向に変形し、
容積が減少するようになっている。
リエチレン等の自由に形状を変えられるもので形成され
ていて、外部から圧力を加えられると内方向に変形し、
容積が減少するようになっている。
【0072】前記外観ケース42は合成樹脂、鉄系(深
絞り)、非鉄系(亜鉛,アルミダイカスト)等のリジッ
トな材質で造られている。又、外観ケース42の前記イ
ンナーケース41を収納した底には外部と連通する通路
孔42aが設けられている。
絞り)、非鉄系(亜鉛,アルミダイカスト)等のリジッ
トな材質で造られている。又、外観ケース42の前記イ
ンナーケース41を収納した底には外部と連通する通路
孔42aが設けられている。
【0073】前記ポンプ44は、前記通路孔42aに接
続可能となっており、接続した状態で外観ケース42内
に空気等の気体を供給するようになっている。又、前記
ポンプ44には供給した先の空間の圧力を一定に保つた
めのリリーフ弁45が備えられている。
続可能となっており、接続した状態で外観ケース42内
に空気等の気体を供給するようになっている。又、前記
ポンプ44には供給した先の空間の圧力を一定に保つた
めのリリーフ弁45が備えられている。
【0074】回路基板3を樹脂封止するには、まずイン
ナーケース41の口41aから回路基板3を挿入した
後、同口41aからポッティング樹脂43を注入する。
この注入量は図14に示すようにPC基板2に実装され
た各電子部品1が予め決められた均等の厚さに封止され
るのに必要な量であって、本実施の形態では図12に示
すインナーケース41の収容容積のほぼ1/3の量であ
る。
ナーケース41の口41aから回路基板3を挿入した
後、同口41aからポッティング樹脂43を注入する。
この注入量は図14に示すようにPC基板2に実装され
た各電子部品1が予め決められた均等の厚さに封止され
るのに必要な量であって、本実施の形態では図12に示
すインナーケース41の収容容積のほぼ1/3の量であ
る。
【0075】回路基板3及びインナーケース41を治具
等にて外観ケース42から離間しないように保持する。
次に、外観ケース42の通路孔42aは、ポッティング
樹脂43が注入されたインナーケース41を外観ケース
42に収容した状態でポンプ44に接続される。そし
て、通路孔42aを介してポンプ44から空気が供給さ
れると、前記外観ケース42内には空気が流入する。こ
の空気圧の上昇によりインナーケース41内のポッティ
ング樹脂43はインナーケース41内で上方に押し上げ
られる。つまり、インナーケース41はポンプ44によ
り空気圧を受け下方から変形されるとともに、ポッティ
ング樹脂43を上方に押し上げる。尚、空気圧はリリー
フ弁45により所定の圧力に保持される。
等にて外観ケース42から離間しないように保持する。
次に、外観ケース42の通路孔42aは、ポッティング
樹脂43が注入されたインナーケース41を外観ケース
42に収容した状態でポンプ44に接続される。そし
て、通路孔42aを介してポンプ44から空気が供給さ
れると、前記外観ケース42内には空気が流入する。こ
の空気圧の上昇によりインナーケース41内のポッティ
ング樹脂43はインナーケース41内で上方に押し上げ
られる。つまり、インナーケース41はポンプ44によ
り空気圧を受け下方から変形されるとともに、ポッティ
ング樹脂43を上方に押し上げる。尚、空気圧はリリー
フ弁45により所定の圧力に保持される。
【0076】図13に示すように、インナーケース41
はその上部である口41a付近まで空気が流入すると、
該ポッティング樹脂43にてPC基板2に実装された各
電子部品1は均等の厚さに被覆される。そして、その圧
力を一定に保った状態で放置し、ポッティング樹脂43
が固化した後、通路孔42aからポンプ44を取り外す
と、回路基板3は図14に示すように封止されて樹脂封
止作業は完了する。
はその上部である口41a付近まで空気が流入すると、
該ポッティング樹脂43にてPC基板2に実装された各
電子部品1は均等の厚さに被覆される。そして、その圧
力を一定に保った状態で放置し、ポッティング樹脂43
が固化した後、通路孔42aからポンプ44を取り外す
と、回路基板3は図14に示すように封止されて樹脂封
止作業は完了する。
【0077】次に上記のような実施の形態における特徴
的な作用効果を以下に述べる。 (1)本実施の形態では、上記第1の実施の形態の
(3),(4)及び第2の実施の形態の(2)の作用効
果を得ることができる。
的な作用効果を以下に述べる。 (1)本実施の形態では、上記第1の実施の形態の
(3),(4)及び第2の実施の形態の(2)の作用効
果を得ることができる。
【0078】(2)本実施の形態では、インナーケース
41はゴム、ポリエチレン等の自由に形状を変えられる
もので形成され、ポンプ44により外観ケース42内の
気圧を上げ、インナーケース41を内方向に変形させて
容積を減少させるようにしたので、少量のポッティング
樹脂43でPC基板2に実装した大きさの相違する各電
子部品1を均等の厚さで封止することができる。
41はゴム、ポリエチレン等の自由に形状を変えられる
もので形成され、ポンプ44により外観ケース42内の
気圧を上げ、インナーケース41を内方向に変形させて
容積を減少させるようにしたので、少量のポッティング
樹脂43でPC基板2に実装した大きさの相違する各電
子部品1を均等の厚さで封止することができる。
【0079】尚、本発明は、上記実施の形態に限定され
るものではなく、以下のように実施してもよい。 (1)上記第1の実施の形態では、ケースは袋4であっ
たが、回路基板3を収容できればどんな形状でもよい。
るものではなく、以下のように実施してもよい。 (1)上記第1の実施の形態では、ケースは袋4であっ
たが、回路基板3を収容できればどんな形状でもよい。
【0080】(2)上記第1の実施の形態では、ポッテ
ィング樹脂5の化学反応熱を利用してケースとしての袋
4を熱収縮させたが、化学反応熱を利用しないで、例え
ば恒温槽又は温風ヒータ等により直接収縮温度まで加熱
するようにしてもよい。この場合、加熱制御が化学反応
熱を利用するより遙に容易となる。又、化学反応熱が小
さな封止用樹脂が使用することができる。勿論、恒温槽
又は温風ヒータと化学反応熱を併用して袋4を熱収縮さ
せるようにしてもよい。
ィング樹脂5の化学反応熱を利用してケースとしての袋
4を熱収縮させたが、化学反応熱を利用しないで、例え
ば恒温槽又は温風ヒータ等により直接収縮温度まで加熱
するようにしてもよい。この場合、加熱制御が化学反応
熱を利用するより遙に容易となる。又、化学反応熱が小
さな封止用樹脂が使用することができる。勿論、恒温槽
又は温風ヒータと化学反応熱を併用して袋4を熱収縮さ
せるようにしてもよい。
【0081】(3)上記第1の実施の形態では、まずポ
ッティング樹脂の主剤と硬化剤を予め別の容器にて混合
攪拌しておいてから袋4に注入したが、直接袋4に同ポ
ッティング樹脂の主剤と硬化剤を注入し、攪拌して実施
してもよい。
ッティング樹脂の主剤と硬化剤を予め別の容器にて混合
攪拌しておいてから袋4に注入したが、直接袋4に同ポ
ッティング樹脂の主剤と硬化剤を注入し、攪拌して実施
してもよい。
【0082】(4)上記第1の実施の形態において、封
止に必要なポッティング樹脂5の全量を袋4内に一度に
注入せずに、複数回に分けて注入してもよい。 (5)上記第5の実施の形態では、インナーケース41
の上部である口41a付近まで空気が流入すると、その
圧力を一定に保った状態で放置し、ポッティング樹脂4
3を固化させたが、ポッティング樹脂43の粘度が低い
場合、流入した空気は外観ケース42の最上部から出て
いくため、空気が出ていってもインナーケースに対する
圧力が一定となるように空気を供給し続けるようにして
ポッティング樹脂43を固化させてもよい。
止に必要なポッティング樹脂5の全量を袋4内に一度に
注入せずに、複数回に分けて注入してもよい。 (5)上記第5の実施の形態では、インナーケース41
の上部である口41a付近まで空気が流入すると、その
圧力を一定に保った状態で放置し、ポッティング樹脂4
3を固化させたが、ポッティング樹脂43の粘度が低い
場合、流入した空気は外観ケース42の最上部から出て
いくため、空気が出ていってもインナーケースに対する
圧力が一定となるように空気を供給し続けるようにして
ポッティング樹脂43を固化させてもよい。
【0083】(6)上記各実施の形態では、袋及びイン
ナーケース4,11,21,31,41の口4a,11
a,21a,31a,41aから回路基板3を挿入した
後、同口4a,11a,21a,31a,41aからポ
ッティング樹脂混合液5またはポッティング樹脂13,
23,33,43を注入したが、先にポッティング樹脂
混合液5またはポッティング樹脂13,23,33,4
3を注入した後に回路基板3を挿入して実施してもよ
い。
ナーケース4,11,21,31,41の口4a,11
a,21a,31a,41aから回路基板3を挿入した
後、同口4a,11a,21a,31a,41aからポ
ッティング樹脂混合液5またはポッティング樹脂13,
23,33,43を注入したが、先にポッティング樹脂
混合液5またはポッティング樹脂13,23,33,4
3を注入した後に回路基板3を挿入して実施してもよ
い。
【0084】ここで、特許請求の範囲に記載された技術
的思想の他に、前述した実施の形態によって把握される
技術思想を以下にその効果とともに記載する。 (1)請求項3に記載の回路基板の封止方法において、
封止用樹脂はエポキシ系又はウレタン系等の2液混合硬
化型樹脂からなることを特徴とする回路基板の封止方
法。
的思想の他に、前述した実施の形態によって把握される
技術思想を以下にその効果とともに記載する。 (1)請求項3に記載の回路基板の封止方法において、
封止用樹脂はエポキシ系又はウレタン系等の2液混合硬
化型樹脂からなることを特徴とする回路基板の封止方
法。
【0085】これにより、封止用樹脂は2液混合後に化
学反応を起こし反応熱で無駄なくケース(袋4)を収縮
させることができる。 (2)請求項2に記載の回路基板の封止方法において、
ケースの収縮は恒温槽又はヒータの加熱によって収縮さ
せることを特徴とする回路基板の封止方法。
学反応を起こし反応熱で無駄なくケース(袋4)を収縮
させることができる。 (2)請求項2に記載の回路基板の封止方法において、
ケースの収縮は恒温槽又はヒータの加熱によって収縮さ
せることを特徴とする回路基板の封止方法。
【0086】この方法によると、ケースを恒温槽又はヒ
ータの加熱によって収縮温度まで上昇させるため、容易
で確実にケースを大きさの相違する各電子部品に対し均
等の間隔で収縮させることができ、ケース内容積を小さ
くして回路基板を封止することができる。
ータの加熱によって収縮温度まで上昇させるため、容易
で確実にケースを大きさの相違する各電子部品に対し均
等の間隔で収縮させることができ、ケース内容積を小さ
くして回路基板を封止することができる。
【0087】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜12の発
明によれば、ケースは変形可能な材質で成形されている
ため、液体の封止用樹脂を注入した後、ケースの容積を
小さくすることができるので、従来の回路基板の封止方
法に比べて封止用樹脂を少量とすることができる優れた
効果がある。
明によれば、ケースは変形可能な材質で成形されている
ため、液体の封止用樹脂を注入した後、ケースの容積を
小さくすることができるので、従来の回路基板の封止方
法に比べて封止用樹脂を少量とすることができる優れた
効果がある。
【0088】請求項8,9,10,12の発明によれ
ば、変形可能なインナーケースは変形不能な外観ケース
に収容された状態で変形させるため、インナーケースと
外観ケース間には隙間ができ、外観ケースはインナーケ
ースに封止された回路基板を物理的な衝撃から保護する
ことができる優れた効果がある。
ば、変形可能なインナーケースは変形不能な外観ケース
に収容された状態で変形させるため、インナーケースと
外観ケース間には隙間ができ、外観ケースはインナーケ
ースに封止された回路基板を物理的な衝撃から保護する
ことができる優れた効果がある。
【図1】第1の実施の形態における樹脂注入直後の回路
基板を収容した袋の状態を示す説明図。
基板を収容した袋の状態を示す説明図。
【図2】第1の実施の形態により封止された回路基板を
説明する説明図。
説明する説明図。
【図3】第2の実施の形態における樹脂注入直後の状態
を示す説明図。
を示す説明図。
【図4】第2の実施の形態におけるインナーケースの収
縮を説明するための説明図。
縮を説明するための説明図。
【図5】第2の実施の形態により封止された回路基板を
説明する説明図。
説明する説明図。
【図6】第3の実施の形態における樹脂注入直後の状態
を示す説明図。
を示す説明図。
【図7】第3の実施の形態におけるインナーケースの収
縮を説明するための説明図。
縮を説明するための説明図。
【図8】第3の実施の形態により封止された回路基板を
説明する説明図。
説明する説明図。
【図9】第4の実施の形態における樹脂注入直後の状態
を示す説明図。
を示す説明図。
【図10】第4の実施の形態におけるインナーケースの
収縮を説明するための説明図。
収縮を説明するための説明図。
【図11】第4の実施の形態により封止された回路基板
を説明する説明図。
を説明する説明図。
【図12】第5の実施の形態における樹脂注入直後の状
態を示す説明図。
態を示す説明図。
【図13】第5の実施の形態におけるインナーケースの
収縮を説明するための説明図。
収縮を説明するための説明図。
【図14】第5の実施の形態により封止された回路基板
を説明する説明図。
を説明する説明図。
【図15】従来の封止方法により封止された回路基板を
説明する説明図。
説明する説明図。
1…電子部品、2…PC基板、3…回路基板、4…袋、
5,13,23,33,43…ポッティング樹脂、1
1,21,31,41…インナーケース、12,22,
32,42…外観ケース、15…温水、25…比重の大
きい液体、35…粉体、12a,22a,32a,42
a…通路孔。
5,13,23,33,43…ポッティング樹脂、1
1,21,31,41…インナーケース、12,22,
32,42…外観ケース、15…温水、25…比重の大
きい液体、35…粉体、12a,22a,32a,42
a…通路孔。
Claims (12)
- 【請求項1】 電子部品(1)を基板(2)に実装して
なる回路基板(3)と、封止用樹脂(5,13,23,
33,43)とをケース(4,11,21,31,4
1)内に入れ、その封止用樹脂(5,13,23,3
3,43)を硬化させることによって前記回路基板
(3)を封止するようにした回路基板の樹脂封止法にお
いて、 前記ケース(4,11,21,31,41)は変形可能
な材質であって、そのケース(4,11,21,31,
41)を前記封止用樹脂(5,13,23,33,4
3)が硬化し固化する前までに容積が減少するように変
形させることを特徴とする回路基板の封止方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の回路基板の封止方法に
おいて、 前記ケース(4,11)の材質は熱収縮性樹脂であっ
て、そのケース(4,11)を加熱させて前記封止用樹
脂(5,13)が硬化し固化する前までに収縮させるこ
とを特徴とする回路基板の封止方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載の回路基板の封止方法に
おいて、 前記ケース(4)の収縮は封止用樹脂(5)の硬化の過
程で生じる反応熱によって収縮させることを特徴とする
回路基板の封止方法。 - 【請求項4】 請求項2に記載の回路基板の封止方法に
おいて、 前記ケース(11)の収縮は前記ケース(11)を温水
(15)に沈めることにより収縮させることを特徴とす
る回路基板の封止方法。 - 【請求項5】 請求項1に記載の回路基板の封止方法に
おいて、 前記ケース(21)を前記封止用樹脂(23)より比重
の大きい液体(25)に沈めることにより容積が減少す
るように変形させることを特徴とする回路基板の封止方
法。 - 【請求項6】 請求項1に記載の回路基板の封止方法に
おいて、 前記ケース(31)を粉体(35)中に保持して前記粉
体(35)を加圧することにより容積が減少するように
変形させることを特徴とする回路基板の封止方法。 - 【請求項7】 請求項1に記載の回路基板の封止方法に
おいて、 前記ケース(41)を閉空間に保持して前記閉空間の気
圧を上げることにより容積が減少するように変形させる
ことを特徴とする回路基板の封止方法。 - 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
回路基板の封止方法において、 前記ケース(11,21,31,41)はインナーケー
ス(11,21,31,41)であって、変形不能な外
観ケース(12,22,32,42)に収容された状態
で容積が減少するように変形させることを特徴とする回
路基板の封止方法。 - 【請求項9】 請求項8に記載の回路基板の封止方法に
おいて、 前記外観ケース(12,22,32,42)は、底部に
通路孔(12a,22a,32a,42a)を形成した
ことを特徴とする回路基板の封止方法。 - 【請求項10】 請求項7に記載の回路基板の封止方法
において、 前記ケース(41)はインナーケース(41)であっ
て、前記インナーケース(41)を収納する底部に通路
孔(42a)を形成した変形不能な外観ケース(42)
は前記インナーケース(41)との間に前記閉空間を形
成し、前記通路孔(42a)から前記閉空間に気体を供
給して前記閉空間の気圧を上げることを特徴とする回路
基板の封止方法。 - 【請求項11】 電子部品(1)を基板(2)に実装し
てなる回路基板(3)を封止用樹脂(5,13)で封止
する際に同回路基板(3)を収容する回路基板封止用ケ
ース(4,11)であって、 前記封止用ケース(4,11)の材質を熱収縮性樹脂に
て形成したことを特徴とする回路基板封止用ケース。 - 【請求項12】 電子部品(1)を基板(2)に実装し
てなる回路基板(3)がケース内で封止用樹脂(13,
23,33,43)にて封止された樹脂封止回路におい
て、 前記ケース(11,21,31,41)は、少なくとも
前記樹脂封止時において変形可能な材質で形成されたイ
ンナーケース(11,21,31,41)であって、そ
のインナーケース(11,21,31,41)は変形不
能な材質で形成された外観ケース(12,22,32,
42)に収容されていることを特徴とする樹脂封止回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32878996A JP3305601B2 (ja) | 1996-07-11 | 1996-12-09 | 回路基板の封止方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-182026 | 1996-07-11 | ||
| JP18202696 | 1996-07-11 | ||
| JP32878996A JP3305601B2 (ja) | 1996-07-11 | 1996-12-09 | 回路基板の封止方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1079398A true JPH1079398A (ja) | 1998-03-24 |
| JP3305601B2 JP3305601B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=26500983
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1996
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| DE102014216490B4 (de) | 2013-08-22 | 2024-07-11 | Denso Corporation | Verbindungselement mit eingebauter elektronischer schalttafel und verfahren zum herstellen des selben |
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| JP3305601B2 (ja) | 2002-07-24 |
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