JPH107998A - 装飾用粘着シート - Google Patents
装飾用粘着シートInfo
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- JPH107998A JPH107998A JP16607896A JP16607896A JPH107998A JP H107998 A JPH107998 A JP H107998A JP 16607896 A JP16607896 A JP 16607896A JP 16607896 A JP16607896 A JP 16607896A JP H107998 A JPH107998 A JP H107998A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軟質基材フィルム/粘着剤層/離型紙からな
る装飾用粘着シートにおいて、長期間にわたる優れた耐
候性を得る。 【解決手段】 軟質フィルム基材の粘着剤層が設けられ
ている面と反対側の面に、分子内に紫外線吸収性残基を
有する(メタ)アクリルモノマーを重合もしくは共重合
して得られるアクリル系樹脂のコーティング層を積層す
るか、あるいは軟質フィルム基材として、分子内に紫外
線吸収性残基を有する(メタ)アクリルモノマーと塩化
ビニルモノマーとの共重合体を用いるか、あるいは粘着
剤層として分子内に紫外線吸収性残基を有する(メタ)
アクリルモノマーを重合もしくは共重合して得られるア
クリル系粘着剤を用いることを特徴としている。
る装飾用粘着シートにおいて、長期間にわたる優れた耐
候性を得る。 【解決手段】 軟質フィルム基材の粘着剤層が設けられ
ている面と反対側の面に、分子内に紫外線吸収性残基を
有する(メタ)アクリルモノマーを重合もしくは共重合
して得られるアクリル系樹脂のコーティング層を積層す
るか、あるいは軟質フィルム基材として、分子内に紫外
線吸収性残基を有する(メタ)アクリルモノマーと塩化
ビニルモノマーとの共重合体を用いるか、あるいは粘着
剤層として分子内に紫外線吸収性残基を有する(メタ)
アクリルモノマーを重合もしくは共重合して得られるア
クリル系粘着剤を用いることを特徴としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば屋外及び屋
内の装飾及びマーキングに使用する装飾用粘着シートに
関するものであり、軟質フィルム基材上に粘着剤層を設
け、この粘着剤層の上に離型紙を設けた装飾用粘着シー
トに関するものである。
内の装飾及びマーキングに使用する装飾用粘着シートに
関するものであり、軟質フィルム基材上に粘着剤層を設
け、この粘着剤層の上に離型紙を設けた装飾用粘着シー
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】装飾用粘着シートは、上述のように屋外
や屋内の装飾及びマーキングに使用される粘着シートで
あるので、良好な耐候性が要求される。このような耐候
性を付与する方法として、フィルム基材中に紫外線吸収
剤を添加する方法や、紫外線吸収剤を含有したコーティ
ング剤をフィルム基材の表面にコーティングする方法な
どが提案されている。特開平4−145483号公報で
は、紫外線吸収剤を添加したフッ素系またはアクリル系
のコーティング塗膜をフィルム基材の表面にコーティン
グする方法が提案されている。
や屋内の装飾及びマーキングに使用される粘着シートで
あるので、良好な耐候性が要求される。このような耐候
性を付与する方法として、フィルム基材中に紫外線吸収
剤を添加する方法や、紫外線吸収剤を含有したコーティ
ング剤をフィルム基材の表面にコーティングする方法な
どが提案されている。特開平4−145483号公報で
は、紫外線吸収剤を添加したフッ素系またはアクリル系
のコーティング塗膜をフィルム基材の表面にコーティン
グする方法が提案されている。
【0003】また粘着シートの粘着剤層には、ゴム系、
あるいはアクリル系など種々の粘着剤が用いられている
が、耐候性及び塗工性などを考慮する場合には、2液硬
化型のアクリル系粘着剤が主として使用されている。
あるいはアクリル系など種々の粘着剤が用いられている
が、耐候性及び塗工性などを考慮する場合には、2液硬
化型のアクリル系粘着剤が主として使用されている。
【0004】またオーバーレイフィルムとしては、軟質
PVCフィルム、フッ素樹脂フィルム、アクリル樹脂フ
ィルム等のフィルム基材を用い、これらのフィルム基材
にアクリル系2液型粘着剤をコーティングしたものが主
に使用されている。これらのオーバーレイフィルムで
は、主にフィルム基材中に紫外線吸収剤等を添加し、粘
着剤層の紫外線劣化を防止している。
PVCフィルム、フッ素樹脂フィルム、アクリル樹脂フ
ィルム等のフィルム基材を用い、これらのフィルム基材
にアクリル系2液型粘着剤をコーティングしたものが主
に使用されている。これらのオーバーレイフィルムで
は、主にフィルム基材中に紫外線吸収剤等を添加し、粘
着剤層の紫外線劣化を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のよう
に、フィルム基材中に紫外線吸収剤を添加すると、時間
の経過とともに、フィルム基材中の紫外線吸収剤が散逸
し、長期間の耐候性が維持されないという問題があっ
た。
に、フィルム基材中に紫外線吸収剤を添加すると、時間
の経過とともに、フィルム基材中の紫外線吸収剤が散逸
し、長期間の耐候性が維持されないという問題があっ
た。
【0006】また、紫外線吸収剤を添加したコーティン
グ剤層をフィルム基材上に塗布する方法においても、長
時間の経過によりコーティング剤層中で紫外線吸収剤が
散逸し、長期間の耐候性が得られないという問題があっ
た。また、コーティング剤層中の樹脂と紫外線吸収剤の
相溶性が悪く、コーティング剤層の透明性が低下した
り、コーティング剤層とフィルム基材の間に紫外線吸収
剤がブリードアウトし、コーティング剤層とフィルム基
材との密着性がよくないなどの問題があった。
グ剤層をフィルム基材上に塗布する方法においても、長
時間の経過によりコーティング剤層中で紫外線吸収剤が
散逸し、長期間の耐候性が得られないという問題があっ
た。また、コーティング剤層中の樹脂と紫外線吸収剤の
相溶性が悪く、コーティング剤層の透明性が低下した
り、コーティング剤層とフィルム基材の間に紫外線吸収
剤がブリードアウトし、コーティング剤層とフィルム基
材との密着性がよくないなどの問題があった。
【0007】また、装飾用粘着シートを例えば、ガラス
板やポリカーボネート板などの透明板上に貼り付けた場
合、透明板側から紫外線が照射されるため、フィルム基
材やフィルム基材上のコーティング剤層に紫外線吸収剤
を添加しても、粘着剤層の紫外線劣化を十分に防止する
ことができないという問題もあった。
板やポリカーボネート板などの透明板上に貼り付けた場
合、透明板側から紫外線が照射されるため、フィルム基
材やフィルム基材上のコーティング剤層に紫外線吸収剤
を添加しても、粘着剤層の紫外線劣化を十分に防止する
ことができないという問題もあった。
【0008】本発明の目的は、長期間にわたる耐候性に
優れ、紫外線吸収剤のブリードアウトによる問題を生じ
ることのない装飾用粘着シートを提供することにある。
優れ、紫外線吸収剤のブリードアウトによる問題を生じ
ることのない装飾用粘着シートを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、軟質フィルム基材の一面に粘着剤層が設けられて、
他面に分子内に紫外線吸収性残基を有する(メタ)アク
リルモノマーが10〜70重量%共重合されており、重
量平均分子量10〜100万、ガラス転移温度−10〜
20℃のアクリル系樹脂コーティング剤が積層されてい
ることを特徴としている。
は、軟質フィルム基材の一面に粘着剤層が設けられて、
他面に分子内に紫外線吸収性残基を有する(メタ)アク
リルモノマーが10〜70重量%共重合されており、重
量平均分子量10〜100万、ガラス転移温度−10〜
20℃のアクリル系樹脂コーティング剤が積層されてい
ることを特徴としている。
【0010】請求項2に記載の発明は、軟質フィルム基
材の一面に粘着剤層が設けられており、軟質フィルム基
材が、塩化ビニルモノマー80〜99重量%と分子内に
紫外線吸収性残基を有する(メタ)アクリルモノマー1
〜20重量%の共重合体であることを特徴としている。
材の一面に粘着剤層が設けられており、軟質フィルム基
材が、塩化ビニルモノマー80〜99重量%と分子内に
紫外線吸収性残基を有する(メタ)アクリルモノマー1
〜20重量%の共重合体であることを特徴としている。
【0011】請求項3に記載の発明は、軟質フィルム基
材の一面に粘着剤層が設けられており、上記粘着剤層
が、分子内に紫外線吸収性残基を有する(メタ)アクリ
ルモノマーが0.1〜30重量%共重合されているアク
リル系粘着剤からなることを特徴としている。
材の一面に粘着剤層が設けられており、上記粘着剤層
が、分子内に紫外線吸収性残基を有する(メタ)アクリ
ルモノマーが0.1〜30重量%共重合されているアク
リル系粘着剤からなることを特徴としている。
【0012】以下、請求項1に記載の発明、請求項2に
記載の発明、及び請求項3に記載の発明に共通の構成に
ついては、単に本発明として説明する。本発明の装飾用
粘着シートは、軟質PVCフィルム、フッ素樹脂フィル
ム、及びアクリル樹脂フィルムなどの軟質フィルム基材
の一面に、粘着剤層が積層されているものである。
記載の発明、及び請求項3に記載の発明に共通の構成に
ついては、単に本発明として説明する。本発明の装飾用
粘着シートは、軟質PVCフィルム、フッ素樹脂フィル
ム、及びアクリル樹脂フィルムなどの軟質フィルム基材
の一面に、粘着剤層が積層されているものである。
【0013】本発明に用いられる粘着剤層は、特に限定
されるものではなく、例えば従来より粘着シート及びオ
ーバーレイフィルムに用いられている粘着剤を用いるこ
とができ、このようなものとしてはアクリル系粘着剤を
挙げることができ、硬化剤を用いたアクリル系2液型粘
着剤が一般に使用されている。
されるものではなく、例えば従来より粘着シート及びオ
ーバーレイフィルムに用いられている粘着剤を用いるこ
とができ、このようなものとしてはアクリル系粘着剤を
挙げることができ、硬化剤を用いたアクリル系2液型粘
着剤が一般に使用されている。
【0014】粘着剤層には、一般に離型紙が積層されて
いるが、離型紙としては、例えば従来から用いられてい
る表面にフッ素樹脂やシリコーン系離型剤等をコーティ
ングした離型紙を用いることができる。
いるが、離型紙としては、例えば従来から用いられてい
る表面にフッ素樹脂やシリコーン系離型剤等をコーティ
ングした離型紙を用いることができる。
【0015】本発明における分子内に紫外線吸収性残基
を有する(メタ)アクリルモノマーとしては、ベンゾト
リアゾール基またはベンゾフェノン基を有する(メタ)
アクリルモノマーを挙げることができる。このような
(メタ)アクリルモノマーとしては、例えば特開平6−
299132号公報に開示されたモノマーを用いること
ができる。具体的には、下記(化1)の一般式に示され
ようなベンゾトリアゾール基を有する(メタ)アクリル
モノマーや、下記の(化2)の一般式に示されるような
ベンゾフェノン基を有する(メタ)アクリルモノマーを
挙げることができる。
を有する(メタ)アクリルモノマーとしては、ベンゾト
リアゾール基またはベンゾフェノン基を有する(メタ)
アクリルモノマーを挙げることができる。このような
(メタ)アクリルモノマーとしては、例えば特開平6−
299132号公報に開示されたモノマーを用いること
ができる。具体的には、下記(化1)の一般式に示され
ようなベンゾトリアゾール基を有する(メタ)アクリル
モノマーや、下記の(化2)の一般式に示されるような
ベンゾフェノン基を有する(メタ)アクリルモノマーを
挙げることができる。
【0016】
【化1】
【0017】(式中、Xは水素原子、ハロゲン原子、炭
素数1〜8の炭化水素基、炭素数1〜4のアルコキシ
基、シアノ基またはニトロ基を示す。R1 は水素原子ま
たは炭素数1〜8の炭化水素基を示す。R2 は炭素数1
〜6の直鎖または分枝鎖状アルキレン基を示す。R3 は
水素原子またはメチル基を示す。)
素数1〜8の炭化水素基、炭素数1〜4のアルコキシ
基、シアノ基またはニトロ基を示す。R1 は水素原子ま
たは炭素数1〜8の炭化水素基を示す。R2 は炭素数1
〜6の直鎖または分枝鎖状アルキレン基を示す。R3 は
水素原子またはメチル基を示す。)
【0018】
【化2】
【0019】(式中、Yは酸素原子、−OCH2 CH2
O−または−OCH2 CH(CH3)O−を示す。R3
は水素原子またはメチル基を示す。R4 は水素原子、水
酸基、炭素数1〜8の炭化水素基または炭素数1〜4の
アルコキシ基を示す。) 上記(化1)で表される具体的なモノマーとしては、例
えば、2−〔2´−ヒドロキシ−5´−(メタ)アクリ
ロイルオキシエチル)フェニル〕ベンゾトリアゾール、
2−〔2´−ヒドロキシ−5´−(メタ)アクリロイル
オキシエチル)フェニル〕ベンゾトリアゾール、2−
〔2´−ヒドロキシ−5´−(メタ)アクリロイルオキ
シプロピル)フェニル〕ベンゾトリアゾール、2−〔2
´−ヒドロキシ−5´−(メタ)アクリロイルオキシエ
チル)フェニル〕−5−クロロベンゾトリアゾール、2
−〔2´−ヒドロキシ−5´−(メタ)アクリロイルオ
キシエチル)フェニル〕−5−シアノベンゾトリアゾー
ル、2−〔2´−ヒドロキシ−5´−(メタ)アクリロ
イルオキシエチル)フェニル〕−5−ニトロベンゾトリ
アゾールなどが挙げられる。また上記(化2)で表され
る具体的なモノマーとしては、例えば2−ヒドロキシ−
4−(メタ)アクリルオキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−(2−(メタ)アクリロイルオキシ)エト
キシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−(2−メチ
ル−2−(メタ)アクリロイルオキシ)エトキシベンゾ
フェノン、2−ヒドロキシ−4−(2−(メタ)アクリ
ロイルオキシ)エトキシ−4´−メトキシベンゾフェノ
ンなどが挙げられる。
O−または−OCH2 CH(CH3)O−を示す。R3
は水素原子またはメチル基を示す。R4 は水素原子、水
酸基、炭素数1〜8の炭化水素基または炭素数1〜4の
アルコキシ基を示す。) 上記(化1)で表される具体的なモノマーとしては、例
えば、2−〔2´−ヒドロキシ−5´−(メタ)アクリ
ロイルオキシエチル)フェニル〕ベンゾトリアゾール、
2−〔2´−ヒドロキシ−5´−(メタ)アクリロイル
オキシエチル)フェニル〕ベンゾトリアゾール、2−
〔2´−ヒドロキシ−5´−(メタ)アクリロイルオキ
シプロピル)フェニル〕ベンゾトリアゾール、2−〔2
´−ヒドロキシ−5´−(メタ)アクリロイルオキシエ
チル)フェニル〕−5−クロロベンゾトリアゾール、2
−〔2´−ヒドロキシ−5´−(メタ)アクリロイルオ
キシエチル)フェニル〕−5−シアノベンゾトリアゾー
ル、2−〔2´−ヒドロキシ−5´−(メタ)アクリロ
イルオキシエチル)フェニル〕−5−ニトロベンゾトリ
アゾールなどが挙げられる。また上記(化2)で表され
る具体的なモノマーとしては、例えば2−ヒドロキシ−
4−(メタ)アクリルオキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−(2−(メタ)アクリロイルオキシ)エト
キシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−(2−メチ
ル−2−(メタ)アクリロイルオキシ)エトキシベンゾ
フェノン、2−ヒドロキシ−4−(2−(メタ)アクリ
ロイルオキシ)エトキシ−4´−メトキシベンゾフェノ
ンなどが挙げられる。
【0020】請求項1に記載の発明では、上記紫外線吸
収性残基を有する(メタ)アクリルモノマーと共重合可
能な他のモノマーとの共重合体であるアクリル系樹脂か
らなるコーティング剤層が、軟質フィルム基材の粘着剤
層が設けられている面と反対側の面の上に積層されてい
る。
収性残基を有する(メタ)アクリルモノマーと共重合可
能な他のモノマーとの共重合体であるアクリル系樹脂か
らなるコーティング剤層が、軟質フィルム基材の粘着剤
層が設けられている面と反対側の面の上に積層されてい
る。
【0021】共重合可能な他のモノマーとしては、例え
ば(メタ)アクリル酸及びそのアルキルエステル、アク
リロニトリル、アルキルビニルエーテル、アルキルビニ
ルエステル、塩化ビニル、スチレン等が挙げられ、(メ
タ)アクリル酸アルキルエステルが好適に用いられる。
ば(メタ)アクリル酸及びそのアルキルエステル、アク
リロニトリル、アルキルビニルエーテル、アルキルビニ
ルエステル、塩化ビニル、スチレン等が挙げられ、(メ
タ)アクリル酸アルキルエステルが好適に用いられる。
【0022】コーティング層を形成するアクリル系樹脂
の重量平均分子量は10万〜100万であり、好ましく
は15万〜60万である。これらの範囲内では軟質フィ
ルム基材に対する密着性が良好になる。分子量が低すぎ
る場合には、軟質フィルム基材を引き延ばした場合にコ
ーティング層に割れを生じる場合がある。また分子量が
高すぎる場合には、アクリル系樹脂の粘度が上昇するた
め、コーティング性能が悪くなり塗工性が悪くなる場合
がある。またガラス転移温度(Tg)は−10℃〜20
℃であり、好ましくは−5℃〜10℃の範囲内である。
このような範囲内では、軟質フィルム基材にコーティン
グした場合の可撓性及び密着性を保つことができる。ガ
ラス転移温度が低すぎると、塗膜表面にべたつき感が生
じる場合がある。またガラス転移温度が高すぎると、コ
ーティング層自身が硬くなり、軟質フィルム基材との密
着性が悪くなる。
の重量平均分子量は10万〜100万であり、好ましく
は15万〜60万である。これらの範囲内では軟質フィ
ルム基材に対する密着性が良好になる。分子量が低すぎ
る場合には、軟質フィルム基材を引き延ばした場合にコ
ーティング層に割れを生じる場合がある。また分子量が
高すぎる場合には、アクリル系樹脂の粘度が上昇するた
め、コーティング性能が悪くなり塗工性が悪くなる場合
がある。またガラス転移温度(Tg)は−10℃〜20
℃であり、好ましくは−5℃〜10℃の範囲内である。
このような範囲内では、軟質フィルム基材にコーティン
グした場合の可撓性及び密着性を保つことができる。ガ
ラス転移温度が低すぎると、塗膜表面にべたつき感が生
じる場合がある。またガラス転移温度が高すぎると、コ
ーティング層自身が硬くなり、軟質フィルム基材との密
着性が悪くなる。
【0023】紫外線吸収性残基を有する(メタ)アクリ
ルモノマーの共重合比率は、10〜70重量%であり、
好ましくは30〜60重量%である。含有量が少なすぎ
ると、紫外線遮蔽性能が不十分となる場合がある。また
含有量が多すぎると、塗膜の成形性及び密着性が悪くな
る。
ルモノマーの共重合比率は、10〜70重量%であり、
好ましくは30〜60重量%である。含有量が少なすぎ
ると、紫外線遮蔽性能が不十分となる場合がある。また
含有量が多すぎると、塗膜の成形性及び密着性が悪くな
る。
【0024】また、上記(メタ)アクリルモノマーにフ
ッ素系のモノマーを共重合することにより、防汚染性を
付与することができる。また、紫外線吸収能をさらに高
めるために、紫外線吸収剤をコーティング層中に添加し
てもよい。
ッ素系のモノマーを共重合することにより、防汚染性を
付与することができる。また、紫外線吸収能をさらに高
めるために、紫外線吸収剤をコーティング層中に添加し
てもよい。
【0025】また、コーティング層は、アクリル系樹脂
の溶液を塗布することにより形成してもよいし、アクリ
ル系樹脂のフィルムを別途作製し、このアクリル系樹脂
フィルムをドライラミネートなどの方法によりラミネー
トしてコーティング層を形成してもよい。
の溶液を塗布することにより形成してもよいし、アクリ
ル系樹脂のフィルムを別途作製し、このアクリル系樹脂
フィルムをドライラミネートなどの方法によりラミネー
トしてコーティング層を形成してもよい。
【0026】請求項1に記載の発明によれば、軟質フィ
ルム基材の上に紫外線吸収性を有するコーティング層が
形成されているので、紫外線を遮蔽することができ、紫
外線劣化を防止することができる。また、アクリル系樹
脂の共重合体内に紫外線吸収性残基が含有されているの
で、時間の経過により散逸することがなく、ブリードア
ウトすることがない。従って、紫外線遮蔽能力の経時に
よる低下がない。
ルム基材の上に紫外線吸収性を有するコーティング層が
形成されているので、紫外線を遮蔽することができ、紫
外線劣化を防止することができる。また、アクリル系樹
脂の共重合体内に紫外線吸収性残基が含有されているの
で、時間の経過により散逸することがなく、ブリードア
ウトすることがない。従って、紫外線遮蔽能力の経時に
よる低下がない。
【0027】請求項2に記載の発明では、軟質フィルム
基材が、塩化ビニルモノマーと、分子内に紫外線吸収性
残基を有する(メタ)アクリルモノマーとの共重合体で
ある塩化ビニル系樹脂から形成されている。
基材が、塩化ビニルモノマーと、分子内に紫外線吸収性
残基を有する(メタ)アクリルモノマーとの共重合体で
ある塩化ビニル系樹脂から形成されている。
【0028】共重合体である塩化ビニル系樹脂中の紫外
線吸収性残基を有するモノマーの含有量は、1〜20重
量%であり、好ましくは2〜10重量%である。紫外線
吸収性残基を有するモノマーの含有量が少なすぎると、
十分な紫外線遮蔽効果を得ることができない場合があ
る。また含有量が多すぎると、フィルム等の成形性が悪
くなる場合がある。
線吸収性残基を有するモノマーの含有量は、1〜20重
量%であり、好ましくは2〜10重量%である。紫外線
吸収性残基を有するモノマーの含有量が少なすぎると、
十分な紫外線遮蔽効果を得ることができない場合があ
る。また含有量が多すぎると、フィルム等の成形性が悪
くなる場合がある。
【0029】また、請求項2に記載の発明の作用効果を
阻害しない範囲で、塩化ビニルと共重合可能な各種の他
のモノマーを共重合してもよい。このような共重合可能
な他のモノマーとしては、エチレン、酢酸ビニル、アル
キルビニルエーテル等を挙げることができる。
阻害しない範囲で、塩化ビニルと共重合可能な各種の他
のモノマーを共重合してもよい。このような共重合可能
な他のモノマーとしては、エチレン、酢酸ビニル、アル
キルビニルエーテル等を挙げることができる。
【0030】塩化ビニル系樹脂の重合方法は、特に限定
されるものではなく、懸濁重合、塊状重合、乳化重合、
溶液重合、マイクロサスペンジョン重合等を挙げること
ができる。
されるものではなく、懸濁重合、塊状重合、乳化重合、
溶液重合、マイクロサスペンジョン重合等を挙げること
ができる。
【0031】またフィルムの成形法は、特に限定される
ものではなく、例えばカレンダー法、キャスティング成
形法、Tダイ・インフレーション押出成形法等を挙げる
ことができる。
ものではなく、例えばカレンダー法、キャスティング成
形法、Tダイ・インフレーション押出成形法等を挙げる
ことができる。
【0032】請求項2に記載の発明によれば、軟質フィ
ルム基材自体が紫外線吸収能を有するため、長時間の経
過による紫外線吸収能の低下を生じることがない。従っ
て、長時間にわたり紫外線劣化を防止することができ
る。
ルム基材自体が紫外線吸収能を有するため、長時間の経
過による紫外線吸収能の低下を生じることがない。従っ
て、長時間にわたり紫外線劣化を防止することができ
る。
【0033】請求項3に記載の発明では、粘着剤層中の
粘着剤が、分子内に紫外線吸収性残基を有する(メタ)
アクリルモノマーを重合もしくは共重合して得られるア
クリル系粘着剤である。紫外線吸収性残基を有するモノ
マーの含有量は、0.1〜30重量%であり、好ましく
は0.5〜20重量部である。含有量が少なすぎると、
十分な紫外線遮蔽効果を得ることができない場合があ
る。また含有量が多すぎると、粘着力が十分に得られな
い場合がある。
粘着剤が、分子内に紫外線吸収性残基を有する(メタ)
アクリルモノマーを重合もしくは共重合して得られるア
クリル系粘着剤である。紫外線吸収性残基を有するモノ
マーの含有量は、0.1〜30重量%であり、好ましく
は0.5〜20重量部である。含有量が少なすぎると、
十分な紫外線遮蔽効果を得ることができない場合があ
る。また含有量が多すぎると、粘着力が十分に得られな
い場合がある。
【0034】紫外線吸収性残基を有するモノマーと共重
合するモノマーとしては、上記のような他のモノマーを
用いることができるが、一般式CH2 =CR5 COOR
6 (式中、R5 は水素またはメチル基、R6 は炭素数が
1〜12のアルキル基を示す。)で表されるアルキル
(メタ)アクリレートモノマーの少なくとも1種を用い
ることが特に好ましい。このようなモノマーは、共重合
体において40〜99.9重量%含有されることが好ま
しい。
合するモノマーとしては、上記のような他のモノマーを
用いることができるが、一般式CH2 =CR5 COOR
6 (式中、R5 は水素またはメチル基、R6 は炭素数が
1〜12のアルキル基を示す。)で表されるアルキル
(メタ)アクリレートモノマーの少なくとも1種を用い
ることが特に好ましい。このようなモノマーは、共重合
体において40〜99.9重量%含有されることが好ま
しい。
【0035】また粘着剤層中には、上記共重合体を硬化
するための1種類以上の架橋剤(硬化剤)が添加されて
もよい。架橋剤の添加量としては、共重合体100重量
部に対し0.3〜5重量部であることが好ましい。架橋
剤の量が少なすぎると、十分な硬化を行うことができな
い場合があり、架橋剤の量が多すぎると、粘着力が低下
する場合がある。
するための1種類以上の架橋剤(硬化剤)が添加されて
もよい。架橋剤の添加量としては、共重合体100重量
部に対し0.3〜5重量部であることが好ましい。架橋
剤の量が少なすぎると、十分な硬化を行うことができな
い場合があり、架橋剤の量が多すぎると、粘着力が低下
する場合がある。
【0036】請求項3に記載の発明によれば、粘着剤層
自体が紫外線吸収性能を有しているので、粘着シートを
透明板等に貼り付けた場合においても、紫外線劣化を防
止することができ、長期間にわたる耐候性を保つことが
できる。
自体が紫外線吸収性能を有しているので、粘着シートを
透明板等に貼り付けた場合においても、紫外線劣化を防
止することができ、長期間にわたる耐候性を保つことが
できる。
【0037】また、オーバーレイフィルムの場合、粘着
剤層自体が紫外線吸収性能を有しているので、フィルム
基材に添加する紫外線吸収剤の量を少なくしたり、ある
いはフィルム基材に対する紫外線吸収剤の添加を不要す
ることができる。
剤層自体が紫外線吸収性能を有しているので、フィルム
基材に添加する紫外線吸収剤の量を少なくしたり、ある
いはフィルム基材に対する紫外線吸収剤の添加を不要す
ることができる。
【0038】
【発明の実施の形態】実施例1〜5及び比較例1〜4 請求項1に記載の発明の具体的な実施例について以下説
明する。
明する。
【0039】(実施例1) 〔アクリル系樹脂の調製〕反応容器に、2−〔2´−ヒ
ドロキシ−5´−(メタクリロイルオキシエチル)フェ
ニル〕ベンゾトリアゾール(MHB)(大塚化学社製、
商品名「RUVA−93」)50重量部、ブチルアクリ
レート(BA)30重量部、2−エチルヘキシルアクリ
レート(2EHA)20重量部、酢酸エチル100重量
部、ドデシルメルカプタン(DDM)0.002重量部
を投入し、30分間窒素ガスバブリングを行い、溶存酸
素を実質的に除去した後、窒素雰囲気下で80℃に加温
しアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.03重
量部を投入し、7時間反応を行った。反応終了後、トル
エンで希釈し、固形分35重量%のアクリル系樹脂のコ
ーティング溶液を得た。
ドロキシ−5´−(メタクリロイルオキシエチル)フェ
ニル〕ベンゾトリアゾール(MHB)(大塚化学社製、
商品名「RUVA−93」)50重量部、ブチルアクリ
レート(BA)30重量部、2−エチルヘキシルアクリ
レート(2EHA)20重量部、酢酸エチル100重量
部、ドデシルメルカプタン(DDM)0.002重量部
を投入し、30分間窒素ガスバブリングを行い、溶存酸
素を実質的に除去した後、窒素雰囲気下で80℃に加温
しアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.03重
量部を投入し、7時間反応を行った。反応終了後、トル
エンで希釈し、固形分35重量%のアクリル系樹脂のコ
ーティング溶液を得た。
【0040】得られたアクリル系樹脂のコーティング溶
液について、GPC(ゲルパーミションクロマトグラフ
ィー)法により分子量を測定したところ、重量平均分子
量(Mw)は45万であり、Mw/Mnは4.1であっ
た。また動的粘弾性測定機でTgを測定したところ、T
gは5℃であった。
液について、GPC(ゲルパーミションクロマトグラフ
ィー)法により分子量を測定したところ、重量平均分子
量(Mw)は45万であり、Mw/Mnは4.1であっ
た。また動的粘弾性測定機でTgを測定したところ、T
gは5℃であった。
【0041】〔着色軟質フィルム〕着色PVCオルガノ
ゾル(塩化ビニル樹脂:鐘淵化学社製、商品名「PSH
−10」100重量部、ポリエステル可塑剤:アデカア
ーガス社製、商品名「P−300」30重量部、金属安
定化剤:アデカアーガス社製、商品名「MARKAR−
551」5重量部、紫外線吸収剤:アデカアーガス社
製、商品名「MARK1413」1重量部、溶剤:三菱
油化社製、商品名「ソルベッソ」60重量部、酸化チタ
ン顔料:大日精化社製、商品名「VT−771」40重
量部から作製)を工程紙上に塗工し、キュアーして着色
軟質PVCフィルムを得た。
ゾル(塩化ビニル樹脂:鐘淵化学社製、商品名「PSH
−10」100重量部、ポリエステル可塑剤:アデカア
ーガス社製、商品名「P−300」30重量部、金属安
定化剤:アデカアーガス社製、商品名「MARKAR−
551」5重量部、紫外線吸収剤:アデカアーガス社
製、商品名「MARK1413」1重量部、溶剤:三菱
油化社製、商品名「ソルベッソ」60重量部、酸化チタ
ン顔料:大日精化社製、商品名「VT−771」40重
量部から作製)を工程紙上に塗工し、キュアーして着色
軟質PVCフィルムを得た。
【0042】〔装飾用粘着シート〕得られた着色軟質P
VCフィルムの片面に、アクリル系粘着剤を厚み30μ
mとなるようにコーティングし、粘着剤層の上に離型紙
を積層した。次いで、軟質フィルム基材の粘着剤層が設
けられている側とは反対側の面の上に、上記アクリル系
樹脂からなるコーティング剤を塗布し、乾燥厚みで20
μmのコーティング層を形成して装飾用粘着シートを得
た。
VCフィルムの片面に、アクリル系粘着剤を厚み30μ
mとなるようにコーティングし、粘着剤層の上に離型紙
を積層した。次いで、軟質フィルム基材の粘着剤層が設
けられている側とは反対側の面の上に、上記アクリル系
樹脂からなるコーティング剤を塗布し、乾燥厚みで20
μmのコーティング層を形成して装飾用粘着シートを得
た。
【0043】(実施例2)上記実施例1において、アク
リル系樹脂のモノマー配合におけるMHBの配合量を4
0重量部、BAの配合量を30重量部、2EHAの配合
量を20重量部、酢酸ビニル(VA)の配合量を10重
量部とする以外は、上記実施例1と同様にしてアクリル
系樹脂を調製した。得られたアクリル系樹脂の重量平均
分子量は50万であり、Mw/Mnは3.8であり、T
gは6℃であった。得られたアクリル系樹脂を用いて、
上記実施例1と同様に着色軟質フィルムの表面にコーテ
ィングして、装飾用粘着シートを得た。
リル系樹脂のモノマー配合におけるMHBの配合量を4
0重量部、BAの配合量を30重量部、2EHAの配合
量を20重量部、酢酸ビニル(VA)の配合量を10重
量部とする以外は、上記実施例1と同様にしてアクリル
系樹脂を調製した。得られたアクリル系樹脂の重量平均
分子量は50万であり、Mw/Mnは3.8であり、T
gは6℃であった。得られたアクリル系樹脂を用いて、
上記実施例1と同様に着色軟質フィルムの表面にコーテ
ィングして、装飾用粘着シートを得た。
【0044】(実施例3)上記実施例1において、アク
リル系樹脂のモノマー配合におけるMHBの配合量を6
0重量部、BAの配合量を30重量部、2EHAの配合
量を10重量部とする以外は、上記実施例1と同様にし
てアクリル系樹脂を調製した。得られたアクリル系樹脂
の重量平均分子量は35万であり、Mw/Mnは3.8
であり、Tgは8℃であった。得られたアクリル系樹脂
を用いて、上記実施例1と同様に着色軟質フィルムの表
面にコーティングして、装飾用粘着シートを得た。
リル系樹脂のモノマー配合におけるMHBの配合量を6
0重量部、BAの配合量を30重量部、2EHAの配合
量を10重量部とする以外は、上記実施例1と同様にし
てアクリル系樹脂を調製した。得られたアクリル系樹脂
の重量平均分子量は35万であり、Mw/Mnは3.8
であり、Tgは8℃であった。得られたアクリル系樹脂
を用いて、上記実施例1と同様に着色軟質フィルムの表
面にコーティングして、装飾用粘着シートを得た。
【0045】(実施例4)上記実施例1において、アク
リル系樹脂のモノマー配合におけるDDMの配合量を
0.003重量部に変更する以外は、上記実施例1と同
様にしてアクリル系樹脂を調製した。得られたアクリル
系樹脂の重量平均分子量は20万であり、Mw/Mnは
4.3であり、Tgは5℃であった。得られたアクリル
系樹脂を用いて、上記実施例1と同様に着色軟質フィル
ムの表面にコーティングして、装飾用粘着シートを得
た。
リル系樹脂のモノマー配合におけるDDMの配合量を
0.003重量部に変更する以外は、上記実施例1と同
様にしてアクリル系樹脂を調製した。得られたアクリル
系樹脂の重量平均分子量は20万であり、Mw/Mnは
4.3であり、Tgは5℃であった。得られたアクリル
系樹脂を用いて、上記実施例1と同様に着色軟質フィル
ムの表面にコーティングして、装飾用粘着シートを得
た。
【0046】(実施例5)上記実施例1において、アク
リル系樹脂のモノマー配合におけるMHBの配合量を3
0重量部、BAの配合量を30重量部、2EHAの配合
量を20重量部、VAの配合量を10重量部、2,2,
2−トリフルオロエチルアクリレートの配合量を10重
量部とする以外は、上記実施例1と同様にしてアクリル
系樹脂を調製した。得られたアクリル系樹脂の重量平均
分子量は44万であり、Mw/Mnは3.8であり、T
gは8℃であった。得られたアクリル系樹脂を用いて、
上記実施例1と同様に着色軟質フィルムの表面にコーテ
ィングして、装飾用粘着シートを得た。
リル系樹脂のモノマー配合におけるMHBの配合量を3
0重量部、BAの配合量を30重量部、2EHAの配合
量を20重量部、VAの配合量を10重量部、2,2,
2−トリフルオロエチルアクリレートの配合量を10重
量部とする以外は、上記実施例1と同様にしてアクリル
系樹脂を調製した。得られたアクリル系樹脂の重量平均
分子量は44万であり、Mw/Mnは3.8であり、T
gは8℃であった。得られたアクリル系樹脂を用いて、
上記実施例1と同様に着色軟質フィルムの表面にコーテ
ィングして、装飾用粘着シートを得た。
【0047】(比較例1)上記実施例1において、アク
リル系樹脂のモノマー配合におけるDDMの配合量を
0.001重量部に変更する以外は、上記実施例1と同
様にしてアクリル系樹脂を調製した。得られたアクリル
系樹脂の重量平均分子量は110万であり、Mw/Mn
は4.3であり、Tgは5℃であった。得られたアクリ
ル系樹脂を用いて、上記実施例1と同様に着色軟質フィ
ルムの表面にコーティングして、装飾用粘着シートを得
た。
リル系樹脂のモノマー配合におけるDDMの配合量を
0.001重量部に変更する以外は、上記実施例1と同
様にしてアクリル系樹脂を調製した。得られたアクリル
系樹脂の重量平均分子量は110万であり、Mw/Mn
は4.3であり、Tgは5℃であった。得られたアクリ
ル系樹脂を用いて、上記実施例1と同様に着色軟質フィ
ルムの表面にコーティングして、装飾用粘着シートを得
た。
【0048】(比較例2)上記実施例1において、アク
リル系樹脂のモノマー配合におけるDDMの配合量を
0.010重量部に変更する以外は、上記実施例1と同
様にしてアクリル系樹脂を調製した。得られたアクリル
系樹脂の重量平均分子量は5万であり、Mw/Mnは
4.3であり、Tgは5℃であった。得られたアクリル
系樹脂を用いて、上記実施例1と同様に着色軟質フィル
ムの表面にコーティングして、装飾用粘着シートを得
た。
リル系樹脂のモノマー配合におけるDDMの配合量を
0.010重量部に変更する以外は、上記実施例1と同
様にしてアクリル系樹脂を調製した。得られたアクリル
系樹脂の重量平均分子量は5万であり、Mw/Mnは
4.3であり、Tgは5℃であった。得られたアクリル
系樹脂を用いて、上記実施例1と同様に着色軟質フィル
ムの表面にコーティングして、装飾用粘着シートを得
た。
【0049】(比較例3)上記実施例1において、アク
リル系樹脂のモノマー配合におけるMHBの配合量を5
0重量部、BAの配合量を20重量部、メチルメタクリ
レートの配合量を30重量部とする以外は、上記実施例
1と同様にしてアクリル系樹脂を調製した。得られたア
クリル系樹脂の重量平均分子量は35万であり、Mw/
Mnは3.8であり、Tgは40℃であった。得られた
アクリル系樹脂を用いて、上記実施例1と同様に着色軟
質フィルムの表面にコーティングして、装飾用粘着シー
トを得た。
リル系樹脂のモノマー配合におけるMHBの配合量を5
0重量部、BAの配合量を20重量部、メチルメタクリ
レートの配合量を30重量部とする以外は、上記実施例
1と同様にしてアクリル系樹脂を調製した。得られたア
クリル系樹脂の重量平均分子量は35万であり、Mw/
Mnは3.8であり、Tgは40℃であった。得られた
アクリル系樹脂を用いて、上記実施例1と同様に着色軟
質フィルムの表面にコーティングして、装飾用粘着シー
トを得た。
【0050】(比較例4)上記実施例1において、アク
リル系樹脂のモノマー配合におけるMHBの配合量を5
重量部、BAの配合量を50重量部、2EHAの配合量
を30重量部、VAの配合量を15重量部とする以外
は、上記実施例1と同様にしてアクリル系樹脂を調製し
た。得られたアクリル系樹脂の重量平均分子量は53万
であり、Mw/Mnは3.8であり、Tgは2℃であっ
た。得られたアクリル系樹脂を用いて、上記実施例1と
同様に着色軟質フィルムの表面にコーティングして、装
飾用粘着シートを得た。
リル系樹脂のモノマー配合におけるMHBの配合量を5
重量部、BAの配合量を50重量部、2EHAの配合量
を30重量部、VAの配合量を15重量部とする以外
は、上記実施例1と同様にしてアクリル系樹脂を調製し
た。得られたアクリル系樹脂の重量平均分子量は53万
であり、Mw/Mnは3.8であり、Tgは2℃であっ
た。得られたアクリル系樹脂を用いて、上記実施例1と
同様に着色軟質フィルムの表面にコーティングして、装
飾用粘着シートを得た。
【0051】以上のようにして得られた実施例1〜5及
び比較例1〜4の装飾用粘着シートについて、耐候性、
密着性及び塗工性を以下のようにして評価した。 ・耐候性…大日本プラスチック社製、スーパーUVテス
ターを用いて以下の条件で曝露試験を行い評価した。 曝露条件:90mW/cm2 、50℃、50% 曝露時間:100時間、200時間、300時間、40
0時間 変色状況:日本電飾社製の色差計を用い色差を評価し
た。
び比較例1〜4の装飾用粘着シートについて、耐候性、
密着性及び塗工性を以下のようにして評価した。 ・耐候性…大日本プラスチック社製、スーパーUVテス
ターを用いて以下の条件で曝露試験を行い評価した。 曝露条件:90mW/cm2 、50℃、50% 曝露時間:100時間、200時間、300時間、40
0時間 変色状況:日本電飾社製の色差計を用い色差を評価し
た。
【0052】・密着性…サンプルを15mmの幅にカッ
トし、10%、20%及び50%伸ばしたときのコーテ
ィング剤層と着色軟質フィルムの密着性の度合いを以下
の3段階で評価した。 3:全く塗膜剥離せず 2:ごく1部に塗膜の剥離が発生 1:全面的な塗膜剥離またはフィルムの破断発生
トし、10%、20%及び50%伸ばしたときのコーテ
ィング剤層と着色軟質フィルムの密着性の度合いを以下
の3段階で評価した。 3:全く塗膜剥離せず 2:ごく1部に塗膜の剥離が発生 1:全面的な塗膜剥離またはフィルムの破断発生
【0053】・塗工性…アクリル系樹脂のコーティング
剤を35重量%の固形分で塗工したときの塗膜面の状態
を以下の3段階で評価した。 3:平滑な塗膜面達成 2:1部の塗膜面の荒れが発生 1:顕著に塗膜面の荒れが発生 以上の評価結果を表1に示す。
剤を35重量%の固形分で塗工したときの塗膜面の状態
を以下の3段階で評価した。 3:平滑な塗膜面達成 2:1部の塗膜面の荒れが発生 1:顕著に塗膜面の荒れが発生 以上の評価結果を表1に示す。
【0054】
【表1】
【0055】表1の結果から明らかなように、請求項1
に記載の発明に従う実施例1〜5は、比較例のものに比
べ、耐候性、密着性及び塗工性能において優れているこ
とがわかる。
に記載の発明に従う実施例1〜5は、比較例のものに比
べ、耐候性、密着性及び塗工性能において優れているこ
とがわかる。
【0056】実施例6〜9及び比較例5〜7 請求項2に記載の発明の具体的な実施例について以下説
明する。 (実施例6)塩化ビニルモノマー95重量%と、紫外線
吸収性残基を有するメタクリルモノマーとしての2−
〔2´−ヒドロキシ−5´−(メタクリロイルオキシエ
チル)フェニル〕ベンゾトリアゾール(MHB)(大塚
化学社製、商品名「RUVA−93」)5重量%を、ラ
ジカル重合開始剤の存在下で、懸濁共重合法により重合
し、塩化ビニル共重合体を得た。得られた共重合体のP
VC重合度は1000であった。
明する。 (実施例6)塩化ビニルモノマー95重量%と、紫外線
吸収性残基を有するメタクリルモノマーとしての2−
〔2´−ヒドロキシ−5´−(メタクリロイルオキシエ
チル)フェニル〕ベンゾトリアゾール(MHB)(大塚
化学社製、商品名「RUVA−93」)5重量%を、ラ
ジカル重合開始剤の存在下で、懸濁共重合法により重合
し、塩化ビニル共重合体を得た。得られた共重合体のP
VC重合度は1000であった。
【0057】この共重合体100重量部に対し、ポリエ
ステル系可塑剤:アデカアーガス社製、商品名「P−3
00」35重量部と、金属安定剤:アデカアーガス社
製、商品名「MARK−AP551」7重量部とを配合
し、カレンダー成形により軟質PVCフィルムを得た。
ステル系可塑剤:アデカアーガス社製、商品名「P−3
00」35重量部と、金属安定剤:アデカアーガス社
製、商品名「MARK−AP551」7重量部とを配合
し、カレンダー成形により軟質PVCフィルムを得た。
【0058】得られたPVCフィルムに対し、アクリル
系粘着剤(BA50重量部、2−EHA38重量部、ア
クリル酸(AA)11.7重量部、ヒドロキシエチルメ
タクリレート(HEMA)0.3重量部のモノマー組成
で得られた共重合体、重量平均分子量60万、Mw/M
n=3.5)に、多官能イソシアネート化合物(日本ポ
リウレタン社製、商品名「コロネートL」)を固形分で
100:2.0の重量比率となるように混合した粘着剤
組成物を塗工し、乾燥厚み30μmの粘着剤層を形成し
た。この粘着剤層の上に離型紙を積層し、装飾用粘着シ
ートとした。
系粘着剤(BA50重量部、2−EHA38重量部、ア
クリル酸(AA)11.7重量部、ヒドロキシエチルメ
タクリレート(HEMA)0.3重量部のモノマー組成
で得られた共重合体、重量平均分子量60万、Mw/M
n=3.5)に、多官能イソシアネート化合物(日本ポ
リウレタン社製、商品名「コロネートL」)を固形分で
100:2.0の重量比率となるように混合した粘着剤
組成物を塗工し、乾燥厚み30μmの粘着剤層を形成し
た。この粘着剤層の上に離型紙を積層し、装飾用粘着シ
ートとした。
【0059】(実施例7)上記実施例6において塩化ビ
ニルモノマーとMHBの重量比率を90:10の比率に
変更する以外は、上記実施例6と同様にして装飾用粘着
シートを得た。なお塩化ビニル共重合体のPVC重合度
は1200であった。
ニルモノマーとMHBの重量比率を90:10の比率に
変更する以外は、上記実施例6と同様にして装飾用粘着
シートを得た。なお塩化ビニル共重合体のPVC重合度
は1200であった。
【0060】(実施例8)上記実施例6において塩化ビ
ニルモノマーとMHBの重量比率を85:15の比率に
変更する以外は、上記実施例6と同様にして装飾用粘着
シートを得た。なお塩化ビニル共重合体のPVC重合度
は1100であった。
ニルモノマーとMHBの重量比率を85:15の比率に
変更する以外は、上記実施例6と同様にして装飾用粘着
シートを得た。なお塩化ビニル共重合体のPVC重合度
は1100であった。
【0061】(実施例9)上記実施例6において、MH
Bの代わりに、2−ヒドロキシ−4−メタクリルオキシ
ベンゾフェノンを用いる以外は、上記実施例6と同様に
して装飾用粘着シートを得た。なお、塩化ビニル共重合
体のPVC重合度は1350であった。
Bの代わりに、2−ヒドロキシ−4−メタクリルオキシ
ベンゾフェノンを用いる以外は、上記実施例6と同様に
して装飾用粘着シートを得た。なお、塩化ビニル共重合
体のPVC重合度は1350であった。
【0062】(比較例5)上記実施例6において、MH
Bを使用せず、塩化ビニルモノマーだけを重合し、得ら
れた塩化ビニル重合体にカレンダー成形時の際PVC樹
脂100重量部に対し、紫外線吸収剤(チバガイギー社
製、商品名「チヌビンP」)を1.0重量部添加する以
外は、上記実施例6と同様にして装飾用粘着シートを得
た。なお、塩化ビニル重合体のPVC重合度は1100
であった。
Bを使用せず、塩化ビニルモノマーだけを重合し、得ら
れた塩化ビニル重合体にカレンダー成形時の際PVC樹
脂100重量部に対し、紫外線吸収剤(チバガイギー社
製、商品名「チヌビンP」)を1.0重量部添加する以
外は、上記実施例6と同様にして装飾用粘着シートを得
た。なお、塩化ビニル重合体のPVC重合度は1100
であった。
【0063】(比較例6)上記実施例6において塩化ビ
ニルモノマーとMHBの比率を75:25の比率に変更
する以外は、上記実施例6と同様にして装飾用粘着シー
トを得た。なお塩化ビニル共重合体のPVC重合度は1
200であった。
ニルモノマーとMHBの比率を75:25の比率に変更
する以外は、上記実施例6と同様にして装飾用粘着シー
トを得た。なお塩化ビニル共重合体のPVC重合度は1
200であった。
【0064】(比較例7)上記実施例6において塩化ビ
ニルモノマーとMHBの比率を99.5:0.5の比率
に変更する以外は、上記実施例6と同様にして装飾用粘
着シートを得た。なお塩化ビニル共重合体のPVC重合
度は1150であった。
ニルモノマーとMHBの比率を99.5:0.5の比率
に変更する以外は、上記実施例6と同様にして装飾用粘
着シートを得た。なお塩化ビニル共重合体のPVC重合
度は1150であった。
【0065】以上のようにして得られた実施例6〜9及
び比較例5〜7の装飾用粘着シートについて、耐候性を
評価した。耐候性の評価方法は、上記実施例1と同様に
して行った。
び比較例5〜7の装飾用粘着シートについて、耐候性を
評価した。耐候性の評価方法は、上記実施例1と同様に
して行った。
【0066】また、カレンダー成形の際のフィルム成形
性についても評価した。評価方法は以下のようにして行
った。 ・フィルム成形性…カレンダー成形したときのフィルム
のピンホール、フィッシュアイ等の外観上の有害欠点の
10m2 あたりの数を測定し評価した。耐候性の評価を
表2に、フィルム成形性の評価を表3に示す。
性についても評価した。評価方法は以下のようにして行
った。 ・フィルム成形性…カレンダー成形したときのフィルム
のピンホール、フィッシュアイ等の外観上の有害欠点の
10m2 あたりの数を測定し評価した。耐候性の評価を
表2に、フィルム成形性の評価を表3に示す。
【0067】
【表2】
【0068】
【表3】
【0069】表2から明らかなように、請求項2に記載
の発明に従う実施例6〜9の装飾用粘着シートは、長期
間にわたり優れた耐候性を有している。また表3の結果
から明らかなように、請求項2に記載の発明に従う実施
例6〜9においては、軟質フィルム基材の成形性に優れ
ていることがわかる。以上の結果から、請求項2に記載
の発明によれば、耐候性に優れ、かつフィルム基材を成
形する際の成形性に優れた装飾用粘着シートとすること
ができる。
の発明に従う実施例6〜9の装飾用粘着シートは、長期
間にわたり優れた耐候性を有している。また表3の結果
から明らかなように、請求項2に記載の発明に従う実施
例6〜9においては、軟質フィルム基材の成形性に優れ
ていることがわかる。以上の結果から、請求項2に記載
の発明によれば、耐候性に優れ、かつフィルム基材を成
形する際の成形性に優れた装飾用粘着シートとすること
ができる。
【0070】実施例10〜17及び比較例8〜11 請求項3に記載の発明の具体的な実施例について以下説
明する。
明する。
【0071】(実施例10)反応容器に、BA92.7
重量部、AA6重量部、MHB1重量部、HEMA0.
3重量部、酢酸エチル100重量部、DDM0.002
重量部を投入し、30分間窒素ガスバブリングを行い、
溶存酸素を実質的に除去した後、窒素雰囲気下で80℃
に加温し、AIBN0.03重量部を投入して、7時間
反応を行った。反応終了後、トルエンで希釈し、固形分
が35重量%である粘着剤溶液を得た。
重量部、AA6重量部、MHB1重量部、HEMA0.
3重量部、酢酸エチル100重量部、DDM0.002
重量部を投入し、30分間窒素ガスバブリングを行い、
溶存酸素を実質的に除去した後、窒素雰囲気下で80℃
に加温し、AIBN0.03重量部を投入して、7時間
反応を行った。反応終了後、トルエンで希釈し、固形分
が35重量%である粘着剤溶液を得た。
【0072】上記粘着剤溶液について、GPC法により
分子量を測定したところ、Mwは83万であり、Mw/
Mnは3.8であった。以上のようにして得られた粘着
剤溶液100重量部に対し、多官能イソシアネート化合
物であるコロネートL3.0重量部を加え、実施例1で
得られた着色軟質フィルムに乾燥後の厚みが30μmと
なるように塗工し、粘着剤層を形成した。なお着色軟質
フィルムは、上記実施例1と同様にして作製したものを
用いた。粘着剤層の上に離型紙を積層し、装飾用粘着シ
ートを得た。
分子量を測定したところ、Mwは83万であり、Mw/
Mnは3.8であった。以上のようにして得られた粘着
剤溶液100重量部に対し、多官能イソシアネート化合
物であるコロネートL3.0重量部を加え、実施例1で
得られた着色軟質フィルムに乾燥後の厚みが30μmと
なるように塗工し、粘着剤層を形成した。なお着色軟質
フィルムは、上記実施例1と同様にして作製したものを
用いた。粘着剤層の上に離型紙を積層し、装飾用粘着シ
ートを得た。
【0073】(実施例11)上記実施例10において、
モノマーの配合を、BA60重量部、AA15重量部、
エチルアクリレート(EA)19.7重量部、MHB5
重量部、HEMA0.3重量部、酢酸エチル100重量
部に変更する以外は、上記実施例10と同様にして装飾
用粘着シートを得た。
モノマーの配合を、BA60重量部、AA15重量部、
エチルアクリレート(EA)19.7重量部、MHB5
重量部、HEMA0.3重量部、酢酸エチル100重量
部に変更する以外は、上記実施例10と同様にして装飾
用粘着シートを得た。
【0074】(実施例12)上記実施例10において、
モノマーの配合を、BA52重量部、AA15重量部、
EA19.7重量部、MHB3重量部、HEMA0.3
重量部、酢酸ビニル(VA)10重量部、酢酸エチル1
00重量部に変更する以外は、上記実施例10と同様に
して装飾用粘着シートを得た。
モノマーの配合を、BA52重量部、AA15重量部、
EA19.7重量部、MHB3重量部、HEMA0.3
重量部、酢酸ビニル(VA)10重量部、酢酸エチル1
00重量部に変更する以外は、上記実施例10と同様に
して装飾用粘着シートを得た。
【0075】(実施例13)上記実施例10において、
モノマーの配合を、BA44.7重量部、AA10重量
部、EA38重量部、MHB2重量部、HEA0.3重
量部、VA10重量部、酢酸エチル100重量部に変更
する以外は、上記実施例10と同様にして装飾用粘着シ
ートを得た。
モノマーの配合を、BA44.7重量部、AA10重量
部、EA38重量部、MHB2重量部、HEA0.3重
量部、VA10重量部、酢酸エチル100重量部に変更
する以外は、上記実施例10と同様にして装飾用粘着シ
ートを得た。
【0076】(実施例14)上記実施例10において、
モノマーの配合を、BA44.7重量部、AA10重量
部、EA35重量部、HEMA0.3重量部、2−ヒド
ロキシ−4−メタクリルオキシベンゾフェノン2重量
部、VA10重量部、酢酸エチル100重量部に変更す
る以外は、上記実施例10と同様にして装飾用粘着シー
トを得た。
モノマーの配合を、BA44.7重量部、AA10重量
部、EA35重量部、HEMA0.3重量部、2−ヒド
ロキシ−4−メタクリルオキシベンゾフェノン2重量
部、VA10重量部、酢酸エチル100重量部に変更す
る以外は、上記実施例10と同様にして装飾用粘着シー
トを得た。
【0077】(実施例15)上記実施例10における粘
着剤溶液を、エチレン−テトラフルオロエチレン(ET
FE)フィルムに乾燥厚み30μmとなるように塗工す
ること以外は、上記実施例10同様にして装飾用粘着シ
ートを得た。
着剤溶液を、エチレン−テトラフルオロエチレン(ET
FE)フィルムに乾燥厚み30μmとなるように塗工す
ること以外は、上記実施例10同様にして装飾用粘着シ
ートを得た。
【0078】(実施例16)上記実施例12における粘
着剤溶液を、ETFEフィルムに乾燥厚み30μmとな
るように塗工すること以外は、上記実施例12同様にし
て装飾用粘着シートを得た。
着剤溶液を、ETFEフィルムに乾燥厚み30μmとな
るように塗工すること以外は、上記実施例12同様にし
て装飾用粘着シートを得た。
【0079】(実施例17)上記実施例11における粘
着剤溶液を、ETFEフィルムに乾燥厚み30μmとな
るように塗工すること以外は、上記実施例11同様にし
て装飾用粘着シートを得た。
着剤溶液を、ETFEフィルムに乾燥厚み30μmとな
るように塗工すること以外は、上記実施例11同様にし
て装飾用粘着シートを得た。
【0080】(比較例8)上記実施例10において、M
HBを35重量部に増量し、BA58.7重量部に減量
したこと以外は上記実施例10と同様にして装飾用粘着
シートを得た。
HBを35重量部に増量し、BA58.7重量部に減量
したこと以外は上記実施例10と同様にして装飾用粘着
シートを得た。
【0081】(比較例9)上記実施例11において、M
HBを0.05重量部に減量し、EA4.95重量部を
増量したこと以外は上記実施例11と同様にして装飾用
粘着シートを得た。
HBを0.05重量部に減量し、EA4.95重量部を
増量したこと以外は上記実施例11と同様にして装飾用
粘着シートを得た。
【0082】(比較例10)上記実施例10において、
MHB1重量部の代わりに、BA1重量部を増量した粘
着剤をETFEフィルムにコーティングしたこと以外は
上記実施例10と同様にして装飾用粘着シートを得た。
MHB1重量部の代わりに、BA1重量部を増量した粘
着剤をETFEフィルムにコーティングしたこと以外は
上記実施例10と同様にして装飾用粘着シートを得た。
【0083】(比較例11)上記実施例11において、
MHBを0.05重量部に減量し、EAを4.95重量
部増量した粘着剤をETFEフィルムにコーティングし
たこと以外は上記実施例11と同様にして装飾用粘着シ
ートを得た。
MHBを0.05重量部に減量し、EAを4.95重量
部増量した粘着剤をETFEフィルムにコーティングし
たこと以外は上記実施例11と同様にして装飾用粘着シ
ートを得た。
【0084】実施例10〜17及び比較例8〜11の各
装飾用粘着シートについて耐候性及び粘着物性としての
SE粘着力を測定した。実施例10〜14及び比較例8
及び9の装飾用粘着シートについては、軟質シートをガ
ラス板に貼り付け、ガラス板の反対面からスーパーUV
テスターで曝露実験を行い、粘着剤の着色状況及び剥が
れの発生状況を評価した。なお曝露条件は上記実施例1
と同様の条件で行った。
装飾用粘着シートについて耐候性及び粘着物性としての
SE粘着力を測定した。実施例10〜14及び比較例8
及び9の装飾用粘着シートについては、軟質シートをガ
ラス板に貼り付け、ガラス板の反対面からスーパーUV
テスターで曝露実験を行い、粘着剤の着色状況及び剥が
れの発生状況を評価した。なお曝露条件は上記実施例1
と同様の条件で行った。
【0085】剥がれについては、以下の5段階で評価し
た。 5:剥がれ、浮きが全く発生せず 4:端部に一部浮きが発生 3:端部に剥がれが発生 2:端部以外にも浮きが発生 1:顕著な剥がれが発生
た。 5:剥がれ、浮きが全く発生せず 4:端部に一部浮きが発生 3:端部に剥がれが発生 2:端部以外にも浮きが発生 1:顕著な剥がれが発生
【0086】実施例15〜17及び比較例10及び11
のオーバーレイフィルムに相当する装飾用粘着シートに
ついては、白色に着色したPVCフィルムの上に、各オ
ーバーレイフィルムを貼り付け、スーパーUVテスター
で曝露試験を行い、その変色を評価した。なお曝露条件
は実施例1と同様の曝露条件とした。
のオーバーレイフィルムに相当する装飾用粘着シートに
ついては、白色に着色したPVCフィルムの上に、各オ
ーバーレイフィルムを貼り付け、スーパーUVテスター
で曝露試験を行い、その変色を評価した。なお曝露条件
は実施例1と同様の曝露条件とした。
【0087】実施例10〜14及び比較例8及び9の耐
候性評価についてその評価結果を表4に示す。
候性評価についてその評価結果を表4に示す。
【0088】
【表4】
【0089】実施例15〜17及び比較例10及び11
の耐候性試験の評価結果について表5に示す。
の耐候性試験の評価結果について表5に示す。
【0090】
【表5】
【0091】粘着物性としてのSP粘着力は、各サンプ
ルを25mmの幅にカットし、SP板の上に2kgのロ
ーラー圧着で貼り付け24時間後、その粘着力を23℃
で測定した。
ルを25mmの幅にカットし、SP板の上に2kgのロ
ーラー圧着で貼り付け24時間後、その粘着力を23℃
で測定した。
【0092】実施例10〜17及び比較例8〜11のS
P粘着力の測定結果を表6に示す。
P粘着力の測定結果を表6に示す。
【0093】
【表6】
【0094】表4〜表6の結果から、請求項3に記載の
発明に従う装飾用粘着シートは、優れた耐候性を有し、
かつ優れた粘着力を有することがわかる。
発明に従う装飾用粘着シートは、優れた耐候性を有し、
かつ優れた粘着力を有することがわかる。
Claims (3)
- 【請求項1】 軟質フィルム基材の一面に粘着剤層が設
けられて、他面に分子内に紫外線吸収性残基を有する
(メタ)アクリルモノマーが10〜70重量%共重合さ
れており、重量平均分子量10〜100万、ガラス転移
温度−10〜20℃のアクリル系樹脂コーティング剤が
積層されていることを特徴とする装飾用粘着シート。 - 【請求項2】 軟質フィルム基材の一面に粘着剤層が設
けられており、上記軟質フィルム基材が、塩化ビニルモ
ノマー80〜99重量%と分子内に紫外線吸収性残基を
有する(メタ)アクリルモノマー1〜20重量%の共重
合体であることを特徴とする装飾用粘着シート。 - 【請求項3】 軟質フィルム基材の一面に粘着剤層が設
けられており、上記粘着剤層が、分子内に紫外線吸収性
残基を有する(メタ)アクリルモノマーが0.1〜30
重量%共重合されているアクリル系粘着剤からなること
を特徴とする装飾用粘着シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16607896A JPH107998A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 装飾用粘着シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16607896A JPH107998A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 装飾用粘着シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH107998A true JPH107998A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15824580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16607896A Withdrawn JPH107998A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 装飾用粘着シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH107998A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007291214A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Agatsuma:Kk | 玩具用シール |
| WO2015200669A1 (en) * | 2014-06-25 | 2015-12-30 | 3M Innovative Properties Company | Pressure sensitive adhesive composition including ultraviolet light-absorbing oligomer |
| US9670300B2 (en) | 2012-12-20 | 2017-06-06 | 3M Innovative Properties Company | Copolymers including ultraviolet absorbing groups and fluoropolymer compositions including them |
| US10125251B2 (en) | 2014-06-25 | 2018-11-13 | 3M Innovative Properties Company | Fluoropolymer composition including at least one oligomer |
| US10519350B2 (en) | 2015-06-25 | 2019-12-31 | 3M Innovative Properties Company | Copolymer including ultraviolet light-absorbing group and compositions including the same |
| US10577467B2 (en) | 2012-12-20 | 2020-03-03 | 3M Innovative Properties Company | Fluoropolymer composition including an oligomer having an ultraviolet absorbing group |
| US11110689B2 (en) | 2014-06-25 | 2021-09-07 | 3M Innovative Properties Company | Pressure sensitive adhesive composition including ultraviolet light-absorbing oligomer |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP16607896A patent/JPH107998A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007291214A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Agatsuma:Kk | 玩具用シール |
| US9670300B2 (en) | 2012-12-20 | 2017-06-06 | 3M Innovative Properties Company | Copolymers including ultraviolet absorbing groups and fluoropolymer compositions including them |
| US10577467B2 (en) | 2012-12-20 | 2020-03-03 | 3M Innovative Properties Company | Fluoropolymer composition including an oligomer having an ultraviolet absorbing group |
| WO2015200669A1 (en) * | 2014-06-25 | 2015-12-30 | 3M Innovative Properties Company | Pressure sensitive adhesive composition including ultraviolet light-absorbing oligomer |
| CN106661400A (zh) * | 2014-06-25 | 2017-05-10 | 3M创新有限公司 | 包括紫外光吸收低聚物的压敏粘合剂组合物 |
| EP3161077A4 (en) * | 2014-06-25 | 2018-01-03 | 3M Innovative Properties Company | Copolymers including a triazine group and compositions including them |
| EP3161089A4 (en) * | 2014-06-25 | 2018-01-03 | 3M Innovative Properties Company | Pressure sensitive adhesive composition including ultraviolet light-absorbing oligomer |
| US10125251B2 (en) | 2014-06-25 | 2018-11-13 | 3M Innovative Properties Company | Fluoropolymer composition including at least one oligomer |
| US11110689B2 (en) | 2014-06-25 | 2021-09-07 | 3M Innovative Properties Company | Pressure sensitive adhesive composition including ultraviolet light-absorbing oligomer |
| US10519350B2 (en) | 2015-06-25 | 2019-12-31 | 3M Innovative Properties Company | Copolymer including ultraviolet light-absorbing group and compositions including the same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20040325 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |