JPH1080036A - ワイヤハーネスの寸法交差吸収構造 - Google Patents
ワイヤハーネスの寸法交差吸収構造Info
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- JPH1080036A JPH1080036A JP8236294A JP23629496A JPH1080036A JP H1080036 A JPH1080036 A JP H1080036A JP 8236294 A JP8236294 A JP 8236294A JP 23629496 A JP23629496 A JP 23629496A JP H1080036 A JPH1080036 A JP H1080036A
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- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クランプを備えたプロテクタとワイヤハーネ
ス組付用クランプとを取り付けたワイヤハーネスにおい
て、上記両クランプ間の寸法交差を簡単に吸収できるよ
うにする。 【解決手段】 ワイヤハーネス組付用クランプ15の位
置から、プロテクタ10のクランプ側開口よりプロテク
タ内部に若干挿入した位置までの区間のワイヤハーネス
W/Hに、剛性を持たせる外装材16を取り付けると共
に、プロテクタの他端開口側には固定片11cを突設し
てワイヤハーネスとテープ巻き固定し、プロテクタ内部
ではワイヤハーネスを撓み可能として、寸法交差を吸収
している。
ス組付用クランプとを取り付けたワイヤハーネスにおい
て、上記両クランプ間の寸法交差を簡単に吸収できるよ
うにする。 【解決手段】 ワイヤハーネス組付用クランプ15の位
置から、プロテクタ10のクランプ側開口よりプロテク
タ内部に若干挿入した位置までの区間のワイヤハーネス
W/Hに、剛性を持たせる外装材16を取り付けると共
に、プロテクタの他端開口側には固定片11cを突設し
てワイヤハーネスとテープ巻き固定し、プロテクタ内部
ではワイヤハーネスを撓み可能として、寸法交差を吸収
している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ワイヤハ
ーネスの寸法交差吸収構造に関し、詳しくは、ワイヤハ
ーネスにプロテクタを取り付けると共に、該プロテクタ
と所要寸法をあけてクランプを取り付けた場合におい
て、該クランプと、プロテクタより突設しているクラン
プとの間の寸法が、自動車の車体側に設けた取付孔の位
置間の寸法と交差が発生した場合に、この交差を車体取
付時に容易に吸収できるようにするものである。
ーネスの寸法交差吸収構造に関し、詳しくは、ワイヤハ
ーネスにプロテクタを取り付けると共に、該プロテクタ
と所要寸法をあけてクランプを取り付けた場合におい
て、該クランプと、プロテクタより突設しているクラン
プとの間の寸法が、自動車の車体側に設けた取付孔の位
置間の寸法と交差が発生した場合に、この交差を車体取
付時に容易に吸収できるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図8に示すように、自動車用のワ
イヤハーネスW/Hには、車体固定用にワイヤハーネス
組付用クランプ1を取り付けると共に、配索箇所によっ
ては、クランプ2aを突設したプロテクタ2を上記ワイ
ヤハーネス組付用クランプから所要間隔をあけて、ワイ
ヤハーネスに取り付ける場合がある。
イヤハーネスW/Hには、車体固定用にワイヤハーネス
組付用クランプ1を取り付けると共に、配索箇所によっ
ては、クランプ2aを突設したプロテクタ2を上記ワイ
ヤハーネス組付用クランプから所要間隔をあけて、ワイ
ヤハーネスに取り付ける場合がある。
【0003】上記ワイヤハーネス組付用クランプ1は、
その基板1aをワイヤハーネスW/Hにテープ3で巻き
付けて固定している。また、プロテクタ2も両端に固定
片2b、2cを突設し、これら固定片2b、2cとワイ
ヤハーネスW/Hとをテープ4で巻き付けて固定してお
り、よって、プロテクタ2内でのワイヤハーネスW/H
の長さは一定となっている。
その基板1aをワイヤハーネスW/Hにテープ3で巻き
付けて固定している。また、プロテクタ2も両端に固定
片2b、2cを突設し、これら固定片2b、2cとワイ
ヤハーネスW/Hとをテープ4で巻き付けて固定してお
り、よって、プロテクタ2内でのワイヤハーネスW/H
の長さは一定となっている。
【0004】上記プロテクタ2のクランプ2aとワイヤ
ハーネス組付用クランプ1とは、それぞれ、自動車取付
時に、車体側に設けた取付孔に挿入係止するため、クラ
ンプ2aと1との間の寸法Lは、車体側の取付孔間の寸
法と一致させる必要がある。通常、上記クランプ間の寸
法Lは、車体側の取付孔ピッチを基準として、ワイヤハ
ーネスの製造工程で、必要な交差を考慮して設定してい
る。
ハーネス組付用クランプ1とは、それぞれ、自動車取付
時に、車体側に設けた取付孔に挿入係止するため、クラ
ンプ2aと1との間の寸法Lは、車体側の取付孔間の寸
法と一致させる必要がある。通常、上記クランプ間の寸
法Lは、車体側の取付孔ピッチを基準として、ワイヤハ
ーネスの製造工程で、必要な交差を考慮して設定してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記交差は従来±5m
mであったが、近時、自動車メーカ側より精度向上が求
められ、交差が+5mm、−0mmの範囲となり、従来
の10mmから5mmへと狭い範囲となっている。
mであったが、近時、自動車メーカ側より精度向上が求
められ、交差が+5mm、−0mmの範囲となり、従来
の10mmから5mmへと狭い範囲となっている。
【0006】上記プロテクタ2およびクランプ1はワイ
ヤハーネス組立時に、図9に示すように、組立図板5上
でワイヤハーネスW/Hに取り付けている。ワイヤハー
ネス組付用クランプ1は治具6を用いてワイヤハーネス
W/Hに取り付けることができるため、ワイヤハーネス
組付用クランプ1の位置は設定通りとすることができ
る。しかしながら、プロテクタ2の構造が屈曲部を有す
る三次元構造の場合には、ワイヤハーネス組立図板5上
で治具を使用してワイヤハーネスW/Hに取り付けるこ
とができない。よって、ワイヤハーネスW/Hに巻き付
けた位置決めテープ7を目印として、プロテクタ2の固
定片2b、2cをテープ7の位置に合わせて、テープ4
を巻き付けてプロテクタ2をワイヤハーネスW/Hに固
定している。
ヤハーネス組立時に、図9に示すように、組立図板5上
でワイヤハーネスW/Hに取り付けている。ワイヤハー
ネス組付用クランプ1は治具6を用いてワイヤハーネス
W/Hに取り付けることができるため、ワイヤハーネス
組付用クランプ1の位置は設定通りとすることができ
る。しかしながら、プロテクタ2の構造が屈曲部を有す
る三次元構造の場合には、ワイヤハーネス組立図板5上
で治具を使用してワイヤハーネスW/Hに取り付けるこ
とができない。よって、ワイヤハーネスW/Hに巻き付
けた位置決めテープ7を目印として、プロテクタ2の固
定片2b、2cをテープ7の位置に合わせて、テープ4
を巻き付けてプロテクタ2をワイヤハーネスW/Hに固
定している。
【0007】上記方法によると、作業時に発生するバラ
ツキは大きくなり、寸法交差を従来の±5mmの範囲内
に押さえることも容易ではなく、まして、+5mm、−
0mmの交差内とすることは困難で、求められる寸法交
差に対応することができない問題があった。
ツキは大きくなり、寸法交差を従来の±5mmの範囲内
に押さえることも容易ではなく、まして、+5mm、−
0mmの交差内とすることは困難で、求められる寸法交
差に対応することができない問題があった。
【0008】また、ワイヤハーネス側の寸法交差を小さ
くしても、車体側の取付孔ピッチを上記+5mm、−0
mmの範囲とすることは困難であり、自動車取付時に、
ワイヤハーネス側あるいは/および自動車側で寸法精度
が向上していないため、自動車にワイヤハーネスを取り
付けることが出来ない場合も発生しうる。
くしても、車体側の取付孔ピッチを上記+5mm、−0
mmの範囲とすることは困難であり、自動車取付時に、
ワイヤハーネス側あるいは/および自動車側で寸法精度
が向上していないため、自動車にワイヤハーネスを取り
付けることが出来ない場合も発生しうる。
【0009】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、厳しい寸法交差に対応できるようにすることを課
題としている。
ので、厳しい寸法交差に対応できるようにすることを課
題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1で、クランプを突設したプロテ
クタとワイヤハーネス組付用クランプとを間隔をあけて
取り付けたワイヤハーネスにおいて、上記ワイヤハーネ
ス組付用クランプの位置から、プロテクタのクランプ側
開口よりプロテクタ内部に若干挿入した位置までの区間
のワイヤハーネスに、剛性を持たせる外装材を取り付け
ると共に、プロテクタの他端開口側には固定片を突設し
てワイヤハーネスとテープ巻き固定し、プロテクタ内部
ではワイヤハーネスを撓み可能としていることを特徴と
するワイヤハーネスの寸法交差吸収構造を提供してい
る。
め、本発明は、請求項1で、クランプを突設したプロテ
クタとワイヤハーネス組付用クランプとを間隔をあけて
取り付けたワイヤハーネスにおいて、上記ワイヤハーネ
ス組付用クランプの位置から、プロテクタのクランプ側
開口よりプロテクタ内部に若干挿入した位置までの区間
のワイヤハーネスに、剛性を持たせる外装材を取り付け
ると共に、プロテクタの他端開口側には固定片を突設し
てワイヤハーネスとテープ巻き固定し、プロテクタ内部
ではワイヤハーネスを撓み可能としていることを特徴と
するワイヤハーネスの寸法交差吸収構造を提供してい
る。
【0011】上記構造とすると、プロテクタに突設した
クランプとワイヤハーネス組付クランプとの間の寸法
と、車体側の取付孔間の寸法とが相違した場合、プロテ
クタの開口からワイヤハーネス組付クランプまでの外部
に露出しているワイヤハーネスの部位は剛性を有する外
装材で取り付けているため、直線状に移動すると共に、
プロテクタ内部でのワイヤハーネスの撓み代が変化し
て、両方クランプ間のワイヤハーネスの長さが調整さ
れ、両クランプを車体取付孔と一致させることができ
る。即ち、ワイヤハーネスとクランプ取付位置とを固定
して寸法精度を上げるのではなく、プロテクタ内部を通
るワイヤハーネスをある程度自由に撓ませることができ
るようにして、自動車取付時に、ハーネスの寸法を自由
に調節できるようにして、寸法交差を吸収している。し
かも、プロテクタのクランプ側開口よりプロテクタ内部
側まで外装材を取り付けたワイヤハーネスを位置させ
て、ワイヤハーネスを撓ませる位置をプロテクタ内部に
限定して、外部に露出したワイヤハーネスを撓ませない
ため、外部部材とワイヤハーネスが干渉する問題等を発
生させない。
クランプとワイヤハーネス組付クランプとの間の寸法
と、車体側の取付孔間の寸法とが相違した場合、プロテ
クタの開口からワイヤハーネス組付クランプまでの外部
に露出しているワイヤハーネスの部位は剛性を有する外
装材で取り付けているため、直線状に移動すると共に、
プロテクタ内部でのワイヤハーネスの撓み代が変化し
て、両方クランプ間のワイヤハーネスの長さが調整さ
れ、両クランプを車体取付孔と一致させることができ
る。即ち、ワイヤハーネスとクランプ取付位置とを固定
して寸法精度を上げるのではなく、プロテクタ内部を通
るワイヤハーネスをある程度自由に撓ませることができ
るようにして、自動車取付時に、ハーネスの寸法を自由
に調節できるようにして、寸法交差を吸収している。し
かも、プロテクタのクランプ側開口よりプロテクタ内部
側まで外装材を取り付けたワイヤハーネスを位置させ
て、ワイヤハーネスを撓ませる位置をプロテクタ内部に
限定して、外部に露出したワイヤハーネスを撓ませない
ため、外部部材とワイヤハーネスが干渉する問題等を発
生させない。
【0012】上記プロテクタは上面開口の樋形状の場
合、そのクランプ側開口には、ワイヤハーネスの径より
も高さを大として断面コ文形状のテープ巻部を突設し、
該テープ巻部の外周にテープで巻き付けて、巻き付けた
テープ内部でワイヤハーネスを摺動自在且つプロテクタ
より離脱させない構成としている(請求項2)。
合、そのクランプ側開口には、ワイヤハーネスの径より
も高さを大として断面コ文形状のテープ巻部を突設し、
該テープ巻部の外周にテープで巻き付けて、巻き付けた
テープ内部でワイヤハーネスを摺動自在且つプロテクタ
より離脱させない構成としている(請求項2)。
【0013】即ち、樋形状のプロテクタの上面開口を閉
鎖するは蓋を有する場合には、クランプ側開口にワイヤ
ハーネスを通すだけで、ワイヤハーネスはプロテクタよ
り抜け出ることはないが、蓋を有しない上面開口の樋形
状の場合は、上記請求項2の構成として、ワイヤハーネ
スを自由に移動させると共に、プロテクタより離脱させ
ない構成とする必要がある。
鎖するは蓋を有する場合には、クランプ側開口にワイヤ
ハーネスを通すだけで、ワイヤハーネスはプロテクタよ
り抜け出ることはないが、蓋を有しない上面開口の樋形
状の場合は、上記請求項2の構成として、ワイヤハーネ
スを自由に移動させると共に、プロテクタより離脱させ
ない構成とする必要がある。
【0014】上記ワイヤハーネスに剛性を持たせるため
に取り付ける外装材は樹脂製チューブからなり、このワ
イヤハーネスに外装した樹脂製チューブに上記クランプ
を取り付けると共に、該チューブの一端をプロテクタの
クランプ側開口より若干挿入している(請求項3)。
に取り付ける外装材は樹脂製チューブからなり、このワ
イヤハーネスに外装した樹脂製チューブに上記クランプ
を取り付けると共に、該チューブの一端をプロテクタの
クランプ側開口より若干挿入している(請求項3)。
【0015】上記樹脂製チューブとしては、肉厚のある
塩化ビニールチューブが好適に用いられ、該チューブは
軸線方向のスリットがあり、ワイヤハーネスに対して軸
線直角方向より装着する。なお、チューブをかぶせる代
わりに、テープをハーフラップ巻してワイヤハーネスに
剛性を持たせるようにしてもよいし、樹脂棒と共にワイ
ヤハーネスをテープ巻して剛性を持たせてもよい。。
塩化ビニールチューブが好適に用いられ、該チューブは
軸線方向のスリットがあり、ワイヤハーネスに対して軸
線直角方向より装着する。なお、チューブをかぶせる代
わりに、テープをハーフラップ巻してワイヤハーネスに
剛性を持たせるようにしてもよいし、樹脂棒と共にワイ
ヤハーネスをテープ巻して剛性を持たせてもよい。。
【0016】上記プロテクタは屈曲部を有する三次元構
造の場合に好適に用いられる(請求項4)。即ち、三次
元構造のプロテクタの場合は、前記したように、ワイヤ
ハーネスへの取付時に治具を使用することができず、寸
法精度が出しにくいために、本発明の構造とすることが
好ましい。さらに、プロテクタが三次元構造の場合、該
プロテクタ内部でワイヤハーネスを容易に撓ませること
ができるため、寸法交差の吸収を容易に行うことができ
る。
造の場合に好適に用いられる(請求項4)。即ち、三次
元構造のプロテクタの場合は、前記したように、ワイヤ
ハーネスへの取付時に治具を使用することができず、寸
法精度が出しにくいために、本発明の構造とすることが
好ましい。さらに、プロテクタが三次元構造の場合、該
プロテクタ内部でワイヤハーネスを容易に撓ませること
ができるため、寸法交差の吸収を容易に行うことができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0018】図1乃至図4は第1実施形態を示し、プロ
テクタ10は、両端開口の樋形状で屈曲した三次元構造
のプロテクタ本体11と、その上面開口を閉鎖する蓋1
2とからなる。プロテクタ本体11は、その長さ方向の
一端部開口11aに底壁11bより延在させた平板状の
固定片11cを突設している。他方のワイヤハーネスへ
の取付時にワイヤハーネス組付用クランプ側となる他端
部開口11dには、底壁11bおよび一対の側壁11e
より延在させた断面コ文形状のテープ巻部11fを設け
ている。このテープ巻部11fの側壁の高さH1は、挿
通するワイヤハーネスW/Hの直径Rよりは大きくする
と共に、プロテクタ本体11の側壁11eの高さより低
くしている。よって、プロテクタ本体11の高さはワイ
ヤハーネスW/Hの直径よりも大きく、プロテクタ内部
を通るワイヤハーネスの周囲には大きな隙間があり、容
易に撓むことができるようにしている。
テクタ10は、両端開口の樋形状で屈曲した三次元構造
のプロテクタ本体11と、その上面開口を閉鎖する蓋1
2とからなる。プロテクタ本体11は、その長さ方向の
一端部開口11aに底壁11bより延在させた平板状の
固定片11cを突設している。他方のワイヤハーネスへ
の取付時にワイヤハーネス組付用クランプ側となる他端
部開口11dには、底壁11bおよび一対の側壁11e
より延在させた断面コ文形状のテープ巻部11fを設け
ている。このテープ巻部11fの側壁の高さH1は、挿
通するワイヤハーネスW/Hの直径Rよりは大きくする
と共に、プロテクタ本体11の側壁11eの高さより低
くしている。よって、プロテクタ本体11の高さはワイ
ヤハーネスW/Hの直径よりも大きく、プロテクタ内部
を通るワイヤハーネスの周囲には大きな隙間があり、容
易に撓むことができるようにしている。
【0019】上記蓋12はプロテクタ本体の一対の側壁
11eの一方側の先端に薄肉ヒンジで連結して、プロテ
クタ本体11と一体成形している。また、該蓋12の先
端とプロテクタ本体の他方の側壁11eとに、互いに固
定するロック部12a、11gを形成している。また、
プロテクタ本体11の底壁11bの外面には、車体係止
用のクランプ13を一体に成形している。該クランプ1
3は底壁11bより軸部13aを突出させ、軸部13a
の先端に羽根部13bを突設した一般的なクランプの形
状としている。
11eの一方側の先端に薄肉ヒンジで連結して、プロテ
クタ本体11と一体成形している。また、該蓋12の先
端とプロテクタ本体の他方の側壁11eとに、互いに固
定するロック部12a、11gを形成している。また、
プロテクタ本体11の底壁11bの外面には、車体係止
用のクランプ13を一体に成形している。該クランプ1
3は底壁11bより軸部13aを突出させ、軸部13a
の先端に羽根部13bを突設した一般的なクランプの形
状としている。
【0020】図1中において、15はワイヤハーネス組
付用クランプであって、平板状の基板部15aと、該基
板部15の中央より突出させた軸部15bと、軸部15
bの先端より突出させた羽根部15cとよりなる一般的
な構造のものである。
付用クランプであって、平板状の基板部15aと、該基
板部15の中央より突出させた軸部15bと、軸部15
bの先端より突出させた羽根部15cとよりなる一般的
な構造のものである。
【0021】16は肉厚のある塩化ビニール製の樹脂製
チューブであって、軸線方向にスリット16aを有し、
該スリット16aを開いて、ワイヤハーネスW/Hに対
して側方より被せて外装させるようにしている。
チューブであって、軸線方向にスリット16aを有し、
該スリット16aを開いて、ワイヤハーネスW/Hに対
して側方より被せて外装させるようにしている。
【0022】ワイヤハーネスW/Hに対するプロテクタ
10、クランプ15、チューブ16の取付手順を説明す
ると、ワイヤハーネスW/Hをテープ巻きしていない電
線群Wの状態で若干弛ませた状態でプロテクタ10のプ
ロテクタ本体11内に通す。ついで、該プロテクタ本体
11の固定片11cに電線群Wをテープ20で巻き付け
て固定する。
10、クランプ15、チューブ16の取付手順を説明す
ると、ワイヤハーネスW/Hをテープ巻きしていない電
線群Wの状態で若干弛ませた状態でプロテクタ10のプ
ロテクタ本体11内に通す。ついで、該プロテクタ本体
11の固定片11cに電線群Wをテープ20で巻き付け
て固定する。
【0023】ついで、プロテクタ本体11の他端のテー
プ巻部11fに位置から、ワイヤハーネス組付用クラン
プ15を取り付ける位置までの区間の電線束に樹脂製チ
ューブ16を被せる。この状態で、プロテクタ本体11
のテープ巻部11fの外周面にテープ21を巻き付け
る。該テープ21を巻き付けた状態で、ワイヤハーネス
に外装した樹脂製チューブ16とテープ21の間には図
2に示すように、隙間22が設けられている。その後、
あるいはテープ21を巻き付ける前に、蓋12をプロテ
クタ本体11に被せてロックする。
プ巻部11fに位置から、ワイヤハーネス組付用クラン
プ15を取り付ける位置までの区間の電線束に樹脂製チ
ューブ16を被せる。この状態で、プロテクタ本体11
のテープ巻部11fの外周面にテープ21を巻き付け
る。該テープ21を巻き付けた状態で、ワイヤハーネス
に外装した樹脂製チューブ16とテープ21の間には図
2に示すように、隙間22が設けられている。その後、
あるいはテープ21を巻き付ける前に、蓋12をプロテ
クタ本体11に被せてロックする。
【0024】最後に、ワイヤハーネス組付用クランプ1
5を電線束に外装した樹脂製チューブ16の外周面にテ
ープ23で巻き付けて固定する。
5を電線束に外装した樹脂製チューブ16の外周面にテ
ープ23で巻き付けて固定する。
【0025】上記のようにプロテクタ10、クランプ1
5、チューブ16を取り付けたワイヤハーネスは、図3
に示すように、プロテクタ10の固定片11cと、クラ
ンプ15とで固定され、区間Yの間のワイヤハーネスの
寸法は一定となっている。しかしながら、プロテクタ1
0から突設したクランプ13とワイヤハーネス組付用ク
ランプ15との間ではワイヤハーネスは固定されておら
ず、プロテクタ10内部で電線束Wが撓むことにより、
寸法調整が可能となっている。また、プロテクタ10と
クランプ15の間のワイヤハーネスには樹脂製チューブ
16を外装しているため、直線状に移動するが、撓みは
発生しない。
5、チューブ16を取り付けたワイヤハーネスは、図3
に示すように、プロテクタ10の固定片11cと、クラ
ンプ15とで固定され、区間Yの間のワイヤハーネスの
寸法は一定となっている。しかしながら、プロテクタ1
0から突設したクランプ13とワイヤハーネス組付用ク
ランプ15との間ではワイヤハーネスは固定されておら
ず、プロテクタ10内部で電線束Wが撓むことにより、
寸法調整が可能となっている。また、プロテクタ10と
クランプ15の間のワイヤハーネスには樹脂製チューブ
16を外装しているため、直線状に移動するが、撓みは
発生しない。
【0026】よって、自動車への取付時、プロテクタ側
のクランプ13とワイヤハーネス組付クランプ15との
間の寸法が、車体29側の取付孔30、31間のピッチ
とが不一致の場合、図4に示すように、ワイヤハーネス
組付用クランプ15を取付孔と一致させた状態で、プロ
テクタ10及びワイヤハーネスを自由に移動させて、ク
ランプ13と15間のワイヤハーネスの寸法を調整し、
プロテクタ側のクランプ13を取付孔に一致させること
ができる。即ち、クランプ13と15間の寸法が取付孔
間のピッチよりも小さい場合には、プロテクタ10内で
多少撓んでいる電線束を引っ張って一致させることがで
きる。一方、クランプ13と15の間の寸法が取付孔間
のピッチより大きい場合は、プロテクタ10の内部に収
容して撓ませて、一致させることができる。
のクランプ13とワイヤハーネス組付クランプ15との
間の寸法が、車体29側の取付孔30、31間のピッチ
とが不一致の場合、図4に示すように、ワイヤハーネス
組付用クランプ15を取付孔と一致させた状態で、プロ
テクタ10及びワイヤハーネスを自由に移動させて、ク
ランプ13と15間のワイヤハーネスの寸法を調整し、
プロテクタ側のクランプ13を取付孔に一致させること
ができる。即ち、クランプ13と15間の寸法が取付孔
間のピッチよりも小さい場合には、プロテクタ10内で
多少撓んでいる電線束を引っ張って一致させることがで
きる。一方、クランプ13と15の間の寸法が取付孔間
のピッチより大きい場合は、プロテクタ10の内部に収
容して撓ませて、一致させることができる。
【0027】図5は第1実施形態の変形例を示し、プロ
テクタ10は蓋12を備えているため、クランプ側開口
にテープ巻部を設けてテープ巻をしなくても、ワイヤハ
ーネスがプロテクタから抜け出ることはできない。よっ
て、第1実施形態で設けたいテープ巻部を無くした構成
としている。他の構成は第1実施形態と同一であるた
め、説明を省略する。
テクタ10は蓋12を備えているため、クランプ側開口
にテープ巻部を設けてテープ巻をしなくても、ワイヤハ
ーネスがプロテクタから抜け出ることはできない。よっ
て、第1実施形態で設けたいテープ巻部を無くした構成
としている。他の構成は第1実施形態と同一であるた
め、説明を省略する。
【0028】図6は第2実施形態を示し、プロテクタ1
0はプロテクタ本体11のみで蓋を備えていない。よっ
て、クランプ側開口に第1実施形態と同様なテープ巻部
11fを備え、該テープ巻部11fの外周にテープ20
を巻き付けることにより、プロテクタ内の電線束がプロ
テクタより抜け出ることを防止でしている。
0はプロテクタ本体11のみで蓋を備えていない。よっ
て、クランプ側開口に第1実施形態と同様なテープ巻部
11fを備え、該テープ巻部11fの外周にテープ20
を巻き付けることにより、プロテクタ内の電線束がプロ
テクタより抜け出ることを防止でしている。
【0029】また、プロテクタ10とワイヤハーネス組
付クランプ15との間のワイヤハーネスに外装して、ワ
イヤハーネスに剛性を持たせる手段として、ワイヤハー
ネスにテープ30をハーフラップ巻で巻き付けている。
該ハーフラップ巻は、先に電線束に巻いたテープの半分
幅に次ぎのテープを巻き付けるもので、ハーフラップ巻
にすると、電線束は容易に曲がらず、直線状に保持され
ることとなる。
付クランプ15との間のワイヤハーネスに外装して、ワ
イヤハーネスに剛性を持たせる手段として、ワイヤハー
ネスにテープ30をハーフラップ巻で巻き付けている。
該ハーフラップ巻は、先に電線束に巻いたテープの半分
幅に次ぎのテープを巻き付けるもので、ハーフラップ巻
にすると、電線束は容易に曲がらず、直線状に保持され
ることとなる。
【0030】上記第2実施形態の他の構成及び作用は第
1実施形態と同一であるため、説明を省略する。また、
図7に示すように、ハーフラップ巻する電線束に樹脂棒
31を添わせてテープ巻をすることも好ましい。
1実施形態と同一であるため、説明を省略する。また、
図7に示すように、ハーフラップ巻する電線束に樹脂棒
31を添わせてテープ巻をすることも好ましい。
【0031】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、ワイヤハーネスに取り付けたプロテクタのク
ランプと、ワイヤハーネス組付用クランプとの間の寸法
が、車体側の取付孔ピッチと多少ずれても、車体取付時
に、ワイヤハーネスを自由に移動させることができるた
め、クランプ間のピッチを車体側の取付孔ピッチと簡単
に一致させることができる。よって、自動車へ精度の高
いワイヤハーネスの配索が可能となり、ワイヤハーネス
の車体への取付作業性を向上させることができる。
によれば、ワイヤハーネスに取り付けたプロテクタのク
ランプと、ワイヤハーネス組付用クランプとの間の寸法
が、車体側の取付孔ピッチと多少ずれても、車体取付時
に、ワイヤハーネスを自由に移動させることができるた
め、クランプ間のピッチを車体側の取付孔ピッチと簡単
に一致させることができる。よって、自動車へ精度の高
いワイヤハーネスの配索が可能となり、ワイヤハーネス
の車体への取付作業性を向上させることができる。
【0032】また、上記電線の移動は、プロテクタ内部
で伸縮することによりなされ、プロテクタとクランプと
の間の外部に露出した位置のワイヤハーネスは剛性を有
する外装材を取り付けて直線移動させるため、当該部分
のワイヤハーネスが撓んで、他部材と干渉することを防
止できる。
で伸縮することによりなされ、プロテクタとクランプと
の間の外部に露出した位置のワイヤハーネスは剛性を有
する外装材を取り付けて直線移動させるため、当該部分
のワイヤハーネスが撓んで、他部材と干渉することを防
止できる。
【0033】特に、屈曲部を有する三次元構造のプロテ
クタでは、ワイヤハーネスとの固定位置の精度を出しに
くいが、該三次元構造のプロテクタでは、該プロテクタ
内部でのワイヤハーネスの伸縮量を多くとることがで
き、本発明を好適に適用できる利点を有するものであ
る。
クタでは、ワイヤハーネスとの固定位置の精度を出しに
くいが、該三次元構造のプロテクタでは、該プロテクタ
内部でのワイヤハーネスの伸縮量を多くとることがで
き、本発明を好適に適用できる利点を有するものであ
る。
【図1】 (A)は本発明の第1実施形態の斜視図、
(B)はプロテクタの斜視図である。
(B)はプロテクタの斜視図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 第1実施形態のワイヤハーネスと車体取付孔
との位置関係を示す概略図である。
との位置関係を示す概略図である。
【図4】 第1実施形態の作用を説明するための斜視図
である。
である。
【図5】 第1実施形態の変形例を示す要部斜視図であ
る。
る。
【図6】 第2実施形態の斜視図である。
【図7】 第2実施形態の変形例を示す要部斜視図であ
る。
る。
【図8】 従来例を示す斜視図である。
【図9】 従来例のワイヤハーネス組立方法を示す斜視
図である。
図である。
10 プロテクタ 11 プロテクタ本体 11c 固定片 11f テープ巻部 12 蓋 13 クランプ 15 ワイヤハーネス組付用クランプ 16 樹脂製チューブ W/H ワイヤハーネス W 電線束
Claims (4)
- 【請求項1】 クランプを突設したプロテクタとワイヤ
ハーネス組付用クランプとを間隔をあけて取り付けたワ
イヤハーネスにおいて、 上記ワイヤハーネス組付用クランプの位置から、プロテ
クタのクランプ側開口よりプロテクタ内部に若干挿入し
た位置までの区間のワイヤハーネスに、剛性を持たせる
外装材を取り付けると共に、プロテクタの他端開口側に
は固定片を突設してワイヤハーネスとテープ巻き固定
し、プロテクタ内部ではワイヤハーネスを撓み可能とし
ていることを特徴とするワイヤハーネスの寸法交差吸収
構造。 - 【請求項2】 上記プロテクタは上面開口の樋形状で、
そのクランプ側開口には、ワイヤハーネスの径よりも高
さを大として断面コ文形状のテープ巻部を突設し、該テ
ープ巻部の外周にテープで巻き付けて、巻き付けたテー
プ内部でワイヤハーネスを摺動自在で且つプロテクタよ
り離脱させない構成としている請求項1に記載のワイヤ
ハーネスの寸法交差吸収構造。 - 【請求項3】 上記ワイヤハーネスに剛性を持たせるた
めに取り付ける外装材は樹脂製チューブからなり、この
ワイヤハーネスに外装した樹脂製チューブに上記クラン
プを取り付けると共に、該チューブの一端をプロテクタ
のクランプ側開口より若干挿入している請求項1または
請求項2に記載のワイヤハーネスの寸法交差吸収構造。 - 【請求項4】 上記プロテクタは屈曲部を有する三次元
構造である請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載
のワイヤハーネスの寸法交差吸収構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8236294A JPH1080036A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | ワイヤハーネスの寸法交差吸収構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8236294A JPH1080036A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | ワイヤハーネスの寸法交差吸収構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1080036A true JPH1080036A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16998666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8236294A Withdrawn JPH1080036A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | ワイヤハーネスの寸法交差吸収構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1080036A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1032105A3 (en) * | 1999-02-25 | 2000-11-29 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Electrical connection box including a wire guide |
| JP2007174852A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Yazaki Corp | ハーネスプロテクタとそれを用いた硬質被覆電線の配索構造 |
| JP2007271109A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Sharp Corp | 加熱調理器 |
| WO2011145587A1 (ja) * | 2010-05-17 | 2011-11-24 | 矢崎総業株式会社 | 電線の配索構造 |
| JP2011244570A (ja) * | 2010-05-17 | 2011-12-01 | Yazaki Corp | 電線の配索構造 |
| JP2011244569A (ja) * | 2010-05-17 | 2011-12-01 | Yazaki Corp | 電線の配索構造 |
| EP1935707A3 (en) * | 2006-12-19 | 2012-03-14 | Yazaki Corporation | Power feeding apparatus and harness wiring structure using the same |
| JP2013158226A (ja) * | 2012-02-01 | 2013-08-15 | Yazaki Corp | プロテクタ及びワイヤハーネス |
| JP2015035915A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-19 | 住友電装株式会社 | ホルダー |
| KR20180026434A (ko) * | 2018-03-02 | 2018-03-12 | 주식회사 경신 | 와이어 하네스 보호용 프로텍터 |
| KR20180026435A (ko) * | 2018-03-02 | 2018-03-12 | 주식회사 경신 | 와이어 하네스 보호용 프로텍터 |
| JP2024011044A (ja) * | 2022-07-13 | 2024-01-25 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス |
-
1996
- 1996-09-06 JP JP8236294A patent/JPH1080036A/ja not_active Withdrawn
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6371800B1 (en) | 1999-02-25 | 2002-04-16 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Electrical connection box including a wire guide |
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| US9401591B2 (en) | 2010-05-17 | 2016-07-26 | Yazaki Corporation | Wiring structure of electric wire |
| JP2013158226A (ja) * | 2012-02-01 | 2013-08-15 | Yazaki Corp | プロテクタ及びワイヤハーネス |
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| JP2024011044A (ja) * | 2022-07-13 | 2024-01-25 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |