JPH1080528A - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機Info
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- JPH1080528A JPH1080528A JP23792596A JP23792596A JPH1080528A JP H1080528 A JPH1080528 A JP H1080528A JP 23792596 A JP23792596 A JP 23792596A JP 23792596 A JP23792596 A JP 23792596A JP H1080528 A JPH1080528 A JP H1080528A
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- ball
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造の変更および部品点数の増加を伴うこと
なく、容易に打球モータの基準回転位置を決定すること
が可能な弾球遊技機を提供することである。 【解決手段】 少なくとも電源投入時において打球モー
タを逆回転させ(S14〜S18)、作動ピンによりそ
の逆回転が阻止されたことによって発生した過電流が検
出された場合(S18Y)に、その過電流が検出された
回転位置に基づいて打球モータの基準回転位置を決定す
る(S19〜S25)。
なく、容易に打球モータの基準回転位置を決定すること
が可能な弾球遊技機を提供することである。 【解決手段】 少なくとも電源投入時において打球モー
タを逆回転させ(S14〜S18)、作動ピンによりそ
の逆回転が阻止されたことによって発生した過電流が検
出された場合(S18Y)に、その過電流が検出された
回転位置に基づいて打球モータの基準回転位置を決定す
る(S19〜S25)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機や
コイン遊技機等で代表される弾球遊技機に関し、詳しく
は、打球モータが設けられた打球発射装置により打玉を
遊技領域に弾発発射して遊技が行なわれる弾球遊技機に
関する。
コイン遊技機等で代表される弾球遊技機に関し、詳しく
は、打球モータが設けられた打球発射装置により打玉を
遊技領域に弾発発射して遊技が行なわれる弾球遊技機に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の弾球遊技機として一般的
に知られているものに、正回転および逆回転を行なうこ
とが可能な打球モータが設けられた打球発射装置により
打玉を遊技領域に弾発発射して遊技が行なわれる弾球遊
技機があった。
に知られているものに、正回転および逆回転を行なうこ
とが可能な打球モータが設けられた打球発射装置により
打玉を遊技領域に弾発発射して遊技が行なわれる弾球遊
技機があった。
【0003】その打球モータの回転動作は、打球モータ
が正回転方向に1回転するごとに打玉を発射する発射機
構の発射動作に変換される。したがって、打球モータが
1回転するごとに打玉が発射されるのである。そのよう
な弾球遊技機の打球モータとしては、主にステッピング
モータが用いられている。打球モータは、モータの制御
回路によって回転位置が制御されつつ駆動される。ま
た、従来の弾球遊技機においては、このような打球モー
タに過電流が流れると、打球モータが破損するおそれが
あるので、過電流を検出する回路が設けられており、そ
の検出回路によって過電流が検出されると、打球モータ
の制御回路の動作をリセットさせる等の安全確保のため
の制御が行なわれていた。
が正回転方向に1回転するごとに打玉を発射する発射機
構の発射動作に変換される。したがって、打球モータが
1回転するごとに打玉が発射されるのである。そのよう
な弾球遊技機の打球モータとしては、主にステッピング
モータが用いられている。打球モータは、モータの制御
回路によって回転位置が制御されつつ駆動される。ま
た、従来の弾球遊技機においては、このような打球モー
タに過電流が流れると、打球モータが破損するおそれが
あるので、過電流を検出する回路が設けられており、そ
の検出回路によって過電流が検出されると、打球モータ
の制御回路の動作をリセットさせる等の安全確保のため
の制御が行なわれていた。
【0004】また、従来においては、打球モータが所定
の回転位置まで回転すると、打球発射装置が打玉を発射
する構成が採用されていた。したがって、打球モータの
始動開始後に一定時間で打玉を発射させる等の打球動作
の安定化を図るために、従来においては、打球モータの
回転位置の基準位置(以下、基準回転位置と呼ぶ)を設
定し、その基準回転位置を原点として打球モータの回転
制御を行なう場合があった。
の回転位置まで回転すると、打球発射装置が打玉を発射
する構成が採用されていた。したがって、打球モータの
始動開始後に一定時間で打玉を発射させる等の打球動作
の安定化を図るために、従来においては、打球モータの
回転位置の基準位置(以下、基準回転位置と呼ぶ)を設
定し、その基準回転位置を原点として打球モータの回転
制御を行なう場合があった。
【0005】そのような基準回転位置の設定は、たとえ
ば次のように行なわれていた。打玉を弾発発射するため
に、打球モータに連動して揺動する打球杆(打球ハン
マ)の動作位置を検出するための位置センサが弾球遊技
機に設けられる。そして、その位置センサにより検出さ
れた打球杆の動作位置に基づいて、打球モータの基準回
転位置が設定されていた。
ば次のように行なわれていた。打玉を弾発発射するため
に、打球モータに連動して揺動する打球杆(打球ハン
マ)の動作位置を検出するための位置センサが弾球遊技
機に設けられる。そして、その位置センサにより検出さ
れた打球杆の動作位置に基づいて、打球モータの基準回
転位置が設定されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
な位置センサを用いて打球モータの基準回転位置を設定
する従来の弾球遊技機では、他に用途がない位置センサ
を新たに設けなければならない。このため、そのような
従来の弾球遊技機においては、構造の変更が必要になる
とともに、部品点数の増加を招くという問題があった。
な位置センサを用いて打球モータの基準回転位置を設定
する従来の弾球遊技機では、他に用途がない位置センサ
を新たに設けなければならない。このため、そのような
従来の弾球遊技機においては、構造の変更が必要になる
とともに、部品点数の増加を招くという問題があった。
【0007】この発明は、かかる実情に鑑み考え出され
たものであり、その目的は、構造の変更および部品点数
の増加を行なうことなく、容易に打球モータの基準回転
位置を設定することが可能な弾球遊技機を提供すること
である。
たものであり、その目的は、構造の変更および部品点数
の増加を行なうことなく、容易に打球モータの基準回転
位置を設定することが可能な弾球遊技機を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、打球モータが設けられた打球発射装置により打玉を
遊技領域に弾発発射して遊技が行なわれる弾球遊技機で
あって、前記打球モータを逆回転させた場合に予め定め
られた位置でその逆回転を阻止する逆回転阻止手段と、
前記打球モータに供給される駆動電流が予め定められた
値を超えた過電流になったことを検出する過電流検出手
段と、少なくとも電源投入時において前記打球モータを
逆回転させ、前記逆回転阻止手段によりその逆回転が阻
止されたことによって発生した過電流が前記過電流検出
手段により検出された場合に、その過電流が検出された
回転位置に基づいて前記打球モータの基準回転位置を決
定する基準回転位置決定手段と、打玉の発射を開始する
際に、前記基準回転位置決定手段が決定した基準回転位
置から前記打球モータの正回転を開始させる制御を行な
う打球モータ制御手段とを含むことを特徴とする。
は、打球モータが設けられた打球発射装置により打玉を
遊技領域に弾発発射して遊技が行なわれる弾球遊技機で
あって、前記打球モータを逆回転させた場合に予め定め
られた位置でその逆回転を阻止する逆回転阻止手段と、
前記打球モータに供給される駆動電流が予め定められた
値を超えた過電流になったことを検出する過電流検出手
段と、少なくとも電源投入時において前記打球モータを
逆回転させ、前記逆回転阻止手段によりその逆回転が阻
止されたことによって発生した過電流が前記過電流検出
手段により検出された場合に、その過電流が検出された
回転位置に基づいて前記打球モータの基準回転位置を決
定する基準回転位置決定手段と、打玉の発射を開始する
際に、前記基準回転位置決定手段が決定した基準回転位
置から前記打球モータの正回転を開始させる制御を行な
う打球モータ制御手段とを含むことを特徴とする。
【0009】
【作用】逆回転阻止手段の働きにより、打球モータを逆
回転させた場合に予め定められた位置でその逆回転が阻
止される。過電流検出手段の働きにより、打球モータに
供給される駆動電流が予め定められた値を超えた過電流
になったことが検出される。基準回転位置決定手段の働
きにより、少なくとも電源投入時において打球モータが
逆回転され、逆回転阻止手段によりその逆回転が阻止さ
れたことによって発生した過電流が過電流検出手段によ
り検出された場合に、その過電流が検出された回転位置
に基づいて打球モータの基準回転位置が決定される。打
球モータ制御手段の働きにより、打玉の発射を開始する
際に、基準回転位置決定手段が決定した基準回転位置か
ら打球モータの正回転を開始させる制御が行なわれる。
回転させた場合に予め定められた位置でその逆回転が阻
止される。過電流検出手段の働きにより、打球モータに
供給される駆動電流が予め定められた値を超えた過電流
になったことが検出される。基準回転位置決定手段の働
きにより、少なくとも電源投入時において打球モータが
逆回転され、逆回転阻止手段によりその逆回転が阻止さ
れたことによって発生した過電流が過電流検出手段によ
り検出された場合に、その過電流が検出された回転位置
に基づいて打球モータの基準回転位置が決定される。打
球モータ制御手段の働きにより、打玉の発射を開始する
際に、基準回転位置決定手段が決定した基準回転位置か
ら打球モータの正回転を開始させる制御が行なわれる。
【0010】このように、逆回転阻止手段により打球モ
ータの逆回転が阻止されると、打球モータの負荷が増加
し、打球モータに過電流が流れる。そのような過電流が
検出される回転位置は、逆回転阻止手段によって打球モ
ータの逆回転が阻止された回転位置である。そのように
過電流が検出された回転位置に基づいて打球モータの基
準回転位置が決定されるので、基準回転位置が一定の回
転位置に設定される。打玉の発射を開始する際に、その
ように決定された基準回転位置から打球モータの正回転
が開始されるので、遊技者により打球操作がなされる
と、常に一定の応答時間で打玉が発射される。過電流検
出手段は、打球モータの破損を防ぐために従来から弾球
遊技機に設けられているものであり、このような従来か
ら設けられている手段を利用して打球モータの基準回転
位置の決定が行なわれる。
ータの逆回転が阻止されると、打球モータの負荷が増加
し、打球モータに過電流が流れる。そのような過電流が
検出される回転位置は、逆回転阻止手段によって打球モ
ータの逆回転が阻止された回転位置である。そのように
過電流が検出された回転位置に基づいて打球モータの基
準回転位置が決定されるので、基準回転位置が一定の回
転位置に設定される。打玉の発射を開始する際に、その
ように決定された基準回転位置から打球モータの正回転
が開始されるので、遊技者により打球操作がなされる
と、常に一定の応答時間で打玉が発射される。過電流検
出手段は、打球モータの破損を防ぐために従来から弾球
遊技機に設けられているものであり、このような従来か
ら設けられている手段を利用して打球モータの基準回転
位置の決定が行なわれる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態に
おいては、弾球遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示
すが、本発明はこれに限られるものではなく、コイン遊
技機等であってもよく、打球モータが設けられた打球発
射装置により打玉を遊技領域に弾発発射して遊技が行な
われる弾球遊技機であれば、すべての弾球遊技機に適用
される。
に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態に
おいては、弾球遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示
すが、本発明はこれに限られるものではなく、コイン遊
技機等であってもよく、打球モータが設けられた打球発
射装置により打玉を遊技領域に弾発発射して遊技が行な
われる弾球遊技機であれば、すべての弾球遊技機に適用
される。
【0012】図1は、本発明に係る弾球遊技機の一例の
パチンコ遊技機を示す全体正面図である。
パチンコ遊技機を示す全体正面図である。
【0013】遊技機1は、その右下隅に打玉調整ハンド
ル11が設けられている。この打玉調整ハンドル11を
遊技者が回動操作することにより、パチンコ玉が1つず
つ遊技盤部2前面に形成されている遊技領域内に打込ま
れる。遊技盤部2の周囲には、枠ランプ13が設けられ
ている。
ル11が設けられている。この打玉調整ハンドル11を
遊技者が回動操作することにより、パチンコ玉が1つず
つ遊技盤部2前面に形成されている遊技領域内に打込ま
れる。遊技盤部2の周囲には、枠ランプ13が設けられ
ている。
【0014】遊技機1の遊技盤部2上には、効果音を発
生するための左右のスピーカ6を有するガラス枠3が取
付けられ、ガラス枠3の下方には、前面枠4が遊技機1
に開閉可能に取付けられている。
生するための左右のスピーカ6を有するガラス枠3が取
付けられ、ガラス枠3の下方には、前面枠4が遊技機1
に開閉可能に取付けられている。
【0015】前面枠4には、ガラス枠3および前面枠4
の開閉をロックするための鍵5が設けられており、さら
に中央部には賞球玉を貯留する上皿7が設けられてい
る。上皿7の下部には下皿8が設けられており、上皿玉
抜レバー12を操作することにより、上皿7に貯留され
ていた賞球玉が下皿8に流下し貯留される。下皿8内の
賞球は、下皿玉抜レバー9を操作することにより下方に
流下するようになっている。なお図中10は灰皿であ
る。
の開閉をロックするための鍵5が設けられており、さら
に中央部には賞球玉を貯留する上皿7が設けられてい
る。上皿7の下部には下皿8が設けられており、上皿玉
抜レバー12を操作することにより、上皿7に貯留され
ていた賞球玉が下皿8に流下し貯留される。下皿8内の
賞球は、下皿玉抜レバー9を操作することにより下方に
流下するようになっている。なお図中10は灰皿であ
る。
【0016】次に、打玉調整ハンドル11について詳細
に説明する。図2は、打玉調整ハンドル11の構造を説
明するための要部の分解斜視図である。図3は、打玉調
整ハンドル11の内部構造を示す拡大正面図である。以
下、図2および図3を用いて、打玉調整ハンドルの構造
を説明する。
に説明する。図2は、打玉調整ハンドル11の構造を説
明するための要部の分解斜視図である。図3は、打玉調
整ハンドル11の内部構造を示す拡大正面図である。以
下、図2および図3を用いて、打玉調整ハンドルの構造
を説明する。
【0017】遊技者(操作者)がハンドル部14を握っ
て操作部15を回動操作すると、回転体B26が回転
し、ワイヤ27により回転体B26の回転が回転体A2
5に伝達される。なお、操作部15は、停止位置に向け
て付勢されており、遊技者が操作部15から手を離すと
自動的に停止位置に戻る。
て操作部15を回動操作すると、回転体B26が回転
し、ワイヤ27により回転体B26の回転が回転体A2
5に伝達される。なお、操作部15は、停止位置に向け
て付勢されており、遊技者が操作部15から手を離すと
自動的に停止位置に戻る。
【0018】回転体A25には、打球力調整歯車19が
同心となるように嵌合しており、回転体A25の回転力
が打球力調整歯車19側に伝達される。打球ばねユニッ
ト21においては、ユニットコア22の内側にばね23
が設けられている。打球力調整歯車19は、打球ばねユ
ニット21の外周面に形成された歯と係合しており、打
球力調整歯車19の回転に伴って、ばね23のねじれ変
形量が変化する。そして、操作部15の回動操作量が大
きくなればなるほど、ばね23のねじれ変形量も増大
し、ばね23の復元力が増大する。
同心となるように嵌合しており、回転体A25の回転力
が打球力調整歯車19側に伝達される。打球ばねユニッ
ト21においては、ユニットコア22の内側にばね23
が設けられている。打球力調整歯車19は、打球ばねユ
ニット21の外周面に形成された歯と係合しており、打
球力調整歯車19の回転に伴って、ばね23のねじれ変
形量が変化する。そして、操作部15の回動操作量が大
きくなればなるほど、ばね23のねじれ変形量も増大
し、ばね23の復元力が増大する。
【0019】打球モータ17の駆動軸には、打球モータ
17の回転力によって回転するカム20が取付けられて
いる。カム20は、円弧状に形成された曲線縁部20a
と、直線的に形成された直線縁部20bとを有する。カ
ム20は、打玉を発射するために打球モータ17が正回
転される場合に曲線縁部20aを進行方向として回転
し、基準回転位置(詳しくは後述する)の設定のために
打球モータ17が逆回転される場合に直線縁部20bの
側を進行方向として回転する。
17の回転力によって回転するカム20が取付けられて
いる。カム20は、円弧状に形成された曲線縁部20a
と、直線的に形成された直線縁部20bとを有する。カ
ム20は、打玉を発射するために打球モータ17が正回
転される場合に曲線縁部20aを進行方向として回転
し、基準回転位置(詳しくは後述する)の設定のために
打球モータ17が逆回転される場合に直線縁部20bの
側を進行方向として回転する。
【0020】打球ばねユニット21には、ユニットコア
22の外側に、カム20の回転による付勢力によって回
動する作動板22bが設けられている。この作動板22
bは、打球杆18の揺動軸と一体に設けられている。こ
の作動板22bが回動すると、打球杆18が揺動する。
作動板22bの先端部には、カム20の一部に当接する
ことが可能な作動ピン22aが設けられている。
22の外側に、カム20の回転による付勢力によって回
動する作動板22bが設けられている。この作動板22
bは、打球杆18の揺動軸と一体に設けられている。こ
の作動板22bが回動すると、打球杆18が揺動する。
作動板22bの先端部には、カム20の一部に当接する
ことが可能な作動ピン22aが設けられている。
【0021】打球モータ17が正回転すると、この作動
ピン22aが打球モータ17が正回転した場合の回転力
によってカム20により押し下げられることにより、打
球ばねユニット21の作動板22bが回動する。そし
て、作動ピン22aを押し下げるカム20の、作動ピン
22aへの当接が解除された瞬間に、ばね23の復元力
により作動板22bが元の姿勢に復帰する。このように
作動板22bが揺動することに伴って、作動板22bと
一体的に打球杆18が揺動する。つまり、カム20の押
し下げ力により、打球杆18が打込み方向とは逆方向に
揺動してバツクスィングが行なわれ、ばね23の復元力
により打球杆18が打込み方向に揺動されてパチンコ玉
が弾発発射される。
ピン22aが打球モータ17が正回転した場合の回転力
によってカム20により押し下げられることにより、打
球ばねユニット21の作動板22bが回動する。そし
て、作動ピン22aを押し下げるカム20の、作動ピン
22aへの当接が解除された瞬間に、ばね23の復元力
により作動板22bが元の姿勢に復帰する。このように
作動板22bが揺動することに伴って、作動板22bと
一体的に打球杆18が揺動する。つまり、カム20の押
し下げ力により、打球杆18が打込み方向とは逆方向に
揺動してバツクスィングが行なわれ、ばね23の復元力
により打球杆18が打込み方向に揺動されてパチンコ玉
が弾発発射される。
【0022】一方、打球モータ17が逆回転すると、カ
ム20が逆回転し、カム20の直線縁部20bが駆動ピ
ン22aに当接する。その場合には、ばね23の構造に
より、カム20の逆方向への回動が阻止される。そのよ
うにカム20の逆方向への回動が阻止された状態が、図
3において、二点鎖線で示されるカム20の状態により
示されている。このように、カム20の逆回転が阻止さ
れると、打球モータ17の逆回転が阻止され、打球モー
タ17に過電流が流れる。そして、打球モータ17の逆
回転が停止される。
ム20が逆回転し、カム20の直線縁部20bが駆動ピ
ン22aに当接する。その場合には、ばね23の構造に
より、カム20の逆方向への回動が阻止される。そのよ
うにカム20の逆方向への回動が阻止された状態が、図
3において、二点鎖線で示されるカム20の状態により
示されている。このように、カム20の逆回転が阻止さ
れると、打球モータ17の逆回転が阻止され、打球モー
タ17に過電流が流れる。そして、打球モータ17の逆
回転が停止される。
【0023】打球モータ17および打球ばねユニット2
1等の打球発射のための構造物は、取付基板101に取
付けられている。さらに、取付基板101の近傍には、
打球杆18の打球発射部分へ向けて打玉を1発ずつ供給
するための玉供給装置100が設けられている。
1等の打球発射のための構造物は、取付基板101に取
付けられている。さらに、取付基板101の近傍には、
打球杆18の打球発射部分へ向けて打玉を1発ずつ供給
するための玉供給装置100が設けられている。
【0024】前述したように、操作部15の回動操作量
に応じてばね23の復元力が調整されるため、その結
果、打球杆18の打込み方向への揺動力も調整されてパ
チンコ玉の弾発力が調整される。
に応じてばね23の復元力が調整されるため、その結
果、打球杆18の打込み方向への揺動力も調整されてパ
チンコ玉の弾発力が調整される。
【0025】なお、操作部15にはタッチスイッチ16
が固定的に設けられている。タッチスイッチ16に遊技
者の手が触れれば、そのタッチ検出信号が回路収納部2
4に入力される。回路収納部24には、後述する各種の
回路が設けられており、タッチ検出信号に基づいて、打
球モータ17の動作を制御する。
が固定的に設けられている。タッチスイッチ16に遊技
者の手が触れれば、そのタッチ検出信号が回路収納部2
4に入力される。回路収納部24には、後述する各種の
回路が設けられており、タッチ検出信号に基づいて、打
球モータ17の動作を制御する。
【0026】図4は、図2の回路収納部24内に設けら
れた打球基板65のブロック図である。打球基板65
は、タッチ回路部28と、ランプ回路部29と、打球制
御を行なうマイコン(マイクロコンピュータ)30と、
打玉モータ17を駆動制御するモータ駆動部66と、打
球モータ17が脱調したことを検出する脱調検出部67
とを含む。
れた打球基板65のブロック図である。打球基板65
は、タッチ回路部28と、ランプ回路部29と、打球制
御を行なうマイコン(マイクロコンピュータ)30と、
打玉モータ17を駆動制御するモータ駆動部66と、打
球モータ17が脱調したことを検出する脱調検出部67
とを含む。
【0027】打玉基板65は、さらに、商用電源からの
AC24Vを受け、たとえば5Vの電圧をタッチ回路部
28、マイコン30、ランプ回路29および脱調検出部
67に与え、30Vの電圧をモータ駆動部66に与える
電源回路部31を含む。
AC24Vを受け、たとえば5Vの電圧をタッチ回路部
28、マイコン30、ランプ回路29および脱調検出部
67に与え、30Vの電圧をモータ駆動部66に与える
電源回路部31を含む。
【0028】タッチ回路部28は、タッチスイッチ16
からのタッチ検出信号に基づいて、タッチスイッチ16
に遊技者の手が触れている否かを検出し、その旨の検出
信号をマイコン30に与えるためのものである。脱調検
出部67は、後述するように、打球モータ17を駆動す
るための駆動電流の異常(過電流)の検出と、打球モー
タ17のコイルの励磁状態の異常とを検出することに基
づいて、打球モータ17が脱調したことを検出し、その
検出信号である脱調検出信号をマイコン30に与えるた
めのものである。
からのタッチ検出信号に基づいて、タッチスイッチ16
に遊技者の手が触れている否かを検出し、その旨の検出
信号をマイコン30に与えるためのものである。脱調検
出部67は、後述するように、打球モータ17を駆動す
るための駆動電流の異常(過電流)の検出と、打球モー
タ17のコイルの励磁状態の異常とを検出することに基
づいて、打球モータ17が脱調したことを検出し、その
検出信号である脱調検出信号をマイコン30に与えるた
めのものである。
【0029】マイコン30は、後述するモータ制御処理
を含む所定の処理を行ない、モータ駆動部66およびラ
ンプ回路部29を制御する。たとえば、マイコン30
は、タッチ回路部28からのタッチ検出信号に基づい
て、タッチスイッチ16に遊技者が触れている場合には
モータ駆動部66を制御して打球モータ17を回転さ
せ、そうでない場合にはモータ駆動部66を制御して打
球モータ17を停止させる。また、マイコン30は、打
球モータ17が回転しているときには、ランプ回路部2
9に対してランプ出力を与え、ランプ33を点灯させ
る。マイコン30は、打球モータ17を正回転させる場
合には、正回転駆動パルスをモータ駆動部66へ与え、
一方、打球モータ17を逆回転させる場合には、逆回転
駆動パルスをモータ駆動部66に与える。モータ駆動部
66では、マイコン30から与えられたパルス信号の種
類に応じて、打球モータ17を正回転および逆回転させ
る。
を含む所定の処理を行ない、モータ駆動部66およびラ
ンプ回路部29を制御する。たとえば、マイコン30
は、タッチ回路部28からのタッチ検出信号に基づい
て、タッチスイッチ16に遊技者が触れている場合には
モータ駆動部66を制御して打球モータ17を回転さ
せ、そうでない場合にはモータ駆動部66を制御して打
球モータ17を停止させる。また、マイコン30は、打
球モータ17が回転しているときには、ランプ回路部2
9に対してランプ出力を与え、ランプ33を点灯させ
る。マイコン30は、打球モータ17を正回転させる場
合には、正回転駆動パルスをモータ駆動部66へ与え、
一方、打球モータ17を逆回転させる場合には、逆回転
駆動パルスをモータ駆動部66に与える。モータ駆動部
66では、マイコン30から与えられたパルス信号の種
類に応じて、打球モータ17を正回転および逆回転させ
る。
【0030】図5(a)には、タッチ回路部28の詳細
を示す。タッチ回路部28は、抵抗34、35、38、
39、41および42と、コンデンサ36と、ツェナー
ダイオード37と、可変抵抗40と、フリップフロップ
を構成するNORゲート43および44とを含んでい
る。タッチ回路部28はさらに、ハンドル部14内に設
けられた常閉接点からなる発射装置スイッチ68を有し
ている。前述のように、遊技者が操作部15から手を離
すと、操作部15は自動的に停止位置に戻って発射装置
スイッチ68を押圧する。これにより接点が開いて電源
回路部31がオフされる。図4に示される打球基板65
内の各回路部には電源回路部31から電源が供給されて
いるため、発射装置スイッチ68が押圧され接点を開く
ことにより、打球動作が停止される。なお、発射装置ス
イッチ68から電源回路部31に接続される配線には、
コンデンサ45が接続されている。
を示す。タッチ回路部28は、抵抗34、35、38、
39、41および42と、コンデンサ36と、ツェナー
ダイオード37と、可変抵抗40と、フリップフロップ
を構成するNORゲート43および44とを含んでい
る。タッチ回路部28はさらに、ハンドル部14内に設
けられた常閉接点からなる発射装置スイッチ68を有し
ている。前述のように、遊技者が操作部15から手を離
すと、操作部15は自動的に停止位置に戻って発射装置
スイッチ68を押圧する。これにより接点が開いて電源
回路部31がオフされる。図4に示される打球基板65
内の各回路部には電源回路部31から電源が供給されて
いるため、発射装置スイッチ68が押圧され接点を開く
ことにより、打球動作が停止される。なお、発射装置ス
イッチ68から電源回路部31に接続される配線には、
コンデンサ45が接続されている。
【0031】抵抗41の一端と、抵抗38および可変抵
抗40の接続点とには、マイコン30からデューティ比
約50%のクロック信号が与えられる。タッチ回路部2
8は既に周知のものであるが、以下にその動作を簡単に
説明する。
抗40の接続点とには、マイコン30からデューティ比
約50%のクロック信号が与えられる。タッチ回路部2
8は既に周知のものであるが、以下にその動作を簡単に
説明する。
【0032】フリップフロップを構成するNORゲート
43および44は、たとえばCMOSで構成されてお
り、タッチスイッチ16に遊技者が手を触れることによ
り、遊技者が帯電していた静電気等によるノイズが直接
これらに与えられると、NORゲート43および44が
破壊される恐れがある。抵抗34および35、コンデン
サ36およびツェナーダイオード37は、このようなノ
イズ成分を除去してCMOSからなるNORゲート43
および44を保護するためのものである。
43および44は、たとえばCMOSで構成されてお
り、タッチスイッチ16に遊技者が手を触れることによ
り、遊技者が帯電していた静電気等によるノイズが直接
これらに与えられると、NORゲート43および44が
破壊される恐れがある。抵抗34および35、コンデン
サ36およびツェナーダイオード37は、このようなノ
イズ成分を除去してCMOSからなるNORゲート43
および44を保護するためのものである。
【0033】NORゲート43および44からなるフリ
ップフロップのセット端子は、NORゲート43の側の
入力であり、リセット端子はNORゲート44の側の入
力である。
ップフロップのセット端子は、NORゲート43の側の
入力であり、リセット端子はNORゲート44の側の入
力である。
【0034】可変抵抗40は、NORゲート43への入
力電圧が、NORゲート44への入力電圧よりも高くな
るように予め設定される。この状態で、かつタッチスイ
ッチ16に遊技者の手が触れていない場合を考える。
力電圧が、NORゲート44への入力電圧よりも高くな
るように予め設定される。この状態で、かつタッチスイ
ッチ16に遊技者の手が触れていない場合を考える。
【0035】このとき、マイコン30からタッチ回路部
28に与えられるクロック信号がハイレベルとなったと
き、その電流はコンデンサ36の側には流れない。NO
Rゲート43および44が等しい静電容量であると考え
た場合、NORゲート43の入力での電圧の方がNOR
ゲート44への入力での電圧よりも高いため、NORゲ
ート43の出力がまずローレベルに立下がり、NORゲ
ート44からマイコン30に出力される信号はハイレベ
ルとなる。この後、すぐにNORゲート44の出力がロ
ーレベルとなり、マイコン30への信号もローレベルと
なる。すなわち、クロック信号の1パルスが与えられる
と、まずNORゲート43によりこのフリップフロップ
の出力がセットされ、すぐにNORゲート44によりリ
セットされる。このときのこのフリップフロップの出力
する信号は、デューティ比10:90程度のパルス列と
なる。
28に与えられるクロック信号がハイレベルとなったと
き、その電流はコンデンサ36の側には流れない。NO
Rゲート43および44が等しい静電容量であると考え
た場合、NORゲート43の入力での電圧の方がNOR
ゲート44への入力での電圧よりも高いため、NORゲ
ート43の出力がまずローレベルに立下がり、NORゲ
ート44からマイコン30に出力される信号はハイレベ
ルとなる。この後、すぐにNORゲート44の出力がロ
ーレベルとなり、マイコン30への信号もローレベルと
なる。すなわち、クロック信号の1パルスが与えられる
と、まずNORゲート43によりこのフリップフロップ
の出力がセットされ、すぐにNORゲート44によりリ
セットされる。このときのこのフリップフロップの出力
する信号は、デューティ比10:90程度のパルス列と
なる。
【0036】遊技者がタッチスイッチ16に手を触れて
いる場合を考える。この場合、マイコン30からクロッ
ク信号が入力されると、その電流によりコンデンサ36
の充電が行なわれる。そのためNORゲート43および
44からなるフリップフロップのセット端子がハイレベ
ルとなる時間が遅れる。このとき、リセット端子の電圧
波形が、セット端子がハイレベルになるよりも前にハイ
レベルとなるようにコンデンサ36の値を選んでおく
と、フリップフロップの出力は、まずリセット後セット
され、そのセットとリセットとの順番が、遊技者がタッ
チスイッチ16に触れていない場合とは逆になる。この
結果、フリップフロップの出力は、そのデューティ比が
より大きくなる。たとえばこの実施の形態では、この場
合のデューティ比は50%程度である。
いる場合を考える。この場合、マイコン30からクロッ
ク信号が入力されると、その電流によりコンデンサ36
の充電が行なわれる。そのためNORゲート43および
44からなるフリップフロップのセット端子がハイレベ
ルとなる時間が遅れる。このとき、リセット端子の電圧
波形が、セット端子がハイレベルになるよりも前にハイ
レベルとなるようにコンデンサ36の値を選んでおく
と、フリップフロップの出力は、まずリセット後セット
され、そのセットとリセットとの順番が、遊技者がタッ
チスイッチ16に触れていない場合とは逆になる。この
結果、フリップフロップの出力は、そのデューティ比が
より大きくなる。たとえばこの実施の形態では、この場
合のデューティ比は50%程度である。
【0037】このフリップフロップの出力を受けるマイ
コン30の側では、フリップフロップの出力を平滑し
て、平滑した結果の電圧が所定のしきい値よりも高い場
合には遊技者がタッチスイッチに手を触れていると判断
し、しきい値よりも低い場合には遊技者がタッチスイッ
チ16に手を触れていないものと判断する。
コン30の側では、フリップフロップの出力を平滑し
て、平滑した結果の電圧が所定のしきい値よりも高い場
合には遊技者がタッチスイッチに手を触れていると判断
し、しきい値よりも低い場合には遊技者がタッチスイッ
チ16に手を触れていないものと判断する。
【0038】次に図5(b)を参照して、脱調検出部6
7について説明する。脱調検出部67は、抵抗46、4
7および48と、コンデンサ49と、コンパレータであ
るIC50とからなる、打球モータ17に過電流が流れ
ていることを検出するための過電流検出回路部と、それ
以外の回路要素からなる、モータコイルの励磁状態を検
出することにより打玉制御の異常を検出する打玉制御異
常検出回路部とに分かれている。
7について説明する。脱調検出部67は、抵抗46、4
7および48と、コンデンサ49と、コンパレータであ
るIC50とからなる、打球モータ17に過電流が流れ
ていることを検出するための過電流検出回路部と、それ
以外の回路要素からなる、モータコイルの励磁状態を検
出することにより打玉制御の異常を検出する打玉制御異
常検出回路部とに分かれている。
【0039】抵抗46には、モータ駆動部66から、打
球モータ17を駆動する電流が与えられており、抵抗4
6およびコンデンサ49により、その電流量が電圧値に
変換されてIC50の一方入力に与えられる。IC50
の他方入力には、抵抗47および48による電圧分割に
より得られる基準電圧が入力されている。モータ駆動部
66からの電流が大きい場合には、IC50に与えられ
る入力電圧が低くなるので、この電圧が基準電圧よりも
低くなった場合に、打球モータ17に過電流が流れてい
るものと判定する。このときIC50は、その出力をロ
ーレベルとする。打球モータ17の通常駆動時において
脱調検出部67の出力信号である脱調検出信号がローレ
ベルに変化すると、後述するように、マイコン30は、
自分自身の動作をリセットする。
球モータ17を駆動する電流が与えられており、抵抗4
6およびコンデンサ49により、その電流量が電圧値に
変換されてIC50の一方入力に与えられる。IC50
の他方入力には、抵抗47および48による電圧分割に
より得られる基準電圧が入力されている。モータ駆動部
66からの電流が大きい場合には、IC50に与えられ
る入力電圧が低くなるので、この電圧が基準電圧よりも
低くなった場合に、打球モータ17に過電流が流れてい
るものと判定する。このときIC50は、その出力をロ
ーレベルとする。打球モータ17の通常駆動時において
脱調検出部67の出力信号である脱調検出信号がローレ
ベルに変化すると、後述するように、マイコン30は、
自分自身の動作をリセットする。
【0040】一方、打球モータ17のコイルの励磁状態
が異常かどうかを検出する動作は次のように行なわれ
る。ダイオード52の側の入力には、モータ駆動部66
からコイルの電圧が入力されている。正常状態では、こ
の電圧はたとえば+30Vと接地電位とを交互に定期的
にとるように変化する。たとえばこの電圧が+30Vと
なると、5Vの電源電圧から抵抗51を介してコンデン
サ53が充電される。そしてコイル電圧が接地電位に落
ちると、ダイオード52を介して電流が流れ、コンデン
サ53が放電される。したがって正常状態ではコンデン
サ53は充放電を規則的に繰返す。コンデンサ53の他
方端は、PNPトランジスタ54のベース電極に接続さ
れている。抵抗51およびコンデンサ53の値をコンデ
ンサ53が最も充電された時点でもトランジスタ54が
オフしないように選んでおけば、正常時にはトランジス
タ54は常にオン状態である。トランジスタ54の右側
のコンデンサ55および抵抗57の接点は、トランジス
タ54の左側の5V電源と接続され、抵抗56を介して
NORゲート59に与えられる電圧はハイレベルとな
る。
が異常かどうかを検出する動作は次のように行なわれ
る。ダイオード52の側の入力には、モータ駆動部66
からコイルの電圧が入力されている。正常状態では、こ
の電圧はたとえば+30Vと接地電位とを交互に定期的
にとるように変化する。たとえばこの電圧が+30Vと
なると、5Vの電源電圧から抵抗51を介してコンデン
サ53が充電される。そしてコイル電圧が接地電位に落
ちると、ダイオード52を介して電流が流れ、コンデン
サ53が放電される。したがって正常状態ではコンデン
サ53は充放電を規則的に繰返す。コンデンサ53の他
方端は、PNPトランジスタ54のベース電極に接続さ
れている。抵抗51およびコンデンサ53の値をコンデ
ンサ53が最も充電された時点でもトランジスタ54が
オフしないように選んでおけば、正常時にはトランジス
タ54は常にオン状態である。トランジスタ54の右側
のコンデンサ55および抵抗57の接点は、トランジス
タ54の左側の5V電源と接続され、抵抗56を介して
NORゲート59に与えられる電圧はハイレベルとな
る。
【0041】NORゲート59および63と、ダイオー
ド60と、抵抗58、61および62と、コンデンサ6
4とは発振回路を構成しており、NORゲート59への
入力がハイレベルのときには発振しないようになってお
り、発振回路からの出力は常時ハイレベルであるため、
正常に動作している限りでは、打球モータ17の通常駆
動時において、発振回路から出力される脱調検出信号に
よりマイコン30がリセットされることはない。
ド60と、抵抗58、61および62と、コンデンサ6
4とは発振回路を構成しており、NORゲート59への
入力がハイレベルのときには発振しないようになってお
り、発振回路からの出力は常時ハイレベルであるため、
正常に動作している限りでは、打球モータ17の通常駆
動時において、発振回路から出力される脱調検出信号に
よりマイコン30がリセットされることはない。
【0042】一方、マイコン30が暴走して打玉制御に
異常が発生した場合を考える。たとえばその異常の結果
コイル電圧が+30Vに固定されてしまっている場合を
考える。この場合コンデンサ53は抵抗51を介して5
V電源により充電され、トランジスタ54がオフする。
トランジスタ54の右側には電流は供給されず、NOゲ
ート59への入力電圧はローレベルとなる。NORゲー
ト59への入力電圧がローレベルとなると、NORゲー
ト59および63などからなる発振回路は、定期的にハ
イレベルとローレベルとをとるパルス状の信号を出力す
る。そのためマイコン30では、この信号がローレベル
となることに応じて自分自身の動作をリセットする。な
お、抵抗61および62とダイオード60とは、この発
振回路により出力されるローレベルのリセットパルスを
短くするためのものである。また、ダイオード69は、
NORゲート63の出力がハイレベルのとき、他の回路
から出力されるローレベルの脱調検出信号に悪影響を与
えないためのものである。
異常が発生した場合を考える。たとえばその異常の結果
コイル電圧が+30Vに固定されてしまっている場合を
考える。この場合コンデンサ53は抵抗51を介して5
V電源により充電され、トランジスタ54がオフする。
トランジスタ54の右側には電流は供給されず、NOゲ
ート59への入力電圧はローレベルとなる。NORゲー
ト59への入力電圧がローレベルとなると、NORゲー
ト59および63などからなる発振回路は、定期的にハ
イレベルとローレベルとをとるパルス状の信号を出力す
る。そのためマイコン30では、この信号がローレベル
となることに応じて自分自身の動作をリセットする。な
お、抵抗61および62とダイオード60とは、この発
振回路により出力されるローレベルのリセットパルスを
短くするためのものである。また、ダイオード69は、
NORゲート63の出力がハイレベルのとき、他の回路
から出力されるローレベルの脱調検出信号に悪影響を与
えないためのものである。
【0043】次に、コイル電圧がグラウンドに固定され
てしまった場合を考える。この場合コンデンサ53が完
全に放電するとトランジスタ54のベース電流がなくな
り、トランジスタ54は非導通状態と同様になる。NO
Rゲート59への入力電圧はローレベルとなり、+30
Vにコイル電圧が固定された場合と同様にリセットパル
スが発振回路により繰返し発生される。
てしまった場合を考える。この場合コンデンサ53が完
全に放電するとトランジスタ54のベース電流がなくな
り、トランジスタ54は非導通状態と同様になる。NO
Rゲート59への入力電圧はローレベルとなり、+30
Vにコイル電圧が固定された場合と同様にリセットパル
スが発振回路により繰返し発生される。
【0044】これらにより、脱調検出部67では、打球
モータ17に過電流が供給されたことが検出された場合
および打球モータ17のコイルの励磁状態の異常が検出
された場合に、出力信号である脱調検出信号をローレベ
ルにすることにより、打球モータ17が脱調したことを
示す。
モータ17に過電流が供給されたことが検出された場合
および打球モータ17のコイルの励磁状態の異常が検出
された場合に、出力信号である脱調検出信号をローレベ
ルにすることにより、打球モータ17が脱調したことを
示す。
【0045】なお、既に説明したように、遊技者が操作
部15から手を離すと、操作部15が自動的に停止位置
へ戻って発射装置スイッチ68を押圧し、発射装置スイ
ッチ68の接点が開いて電源回路部31がオフされる。
したがって、操作部15が正常な状態である限り、遊技
者が遊技機1の前から席を外し、操作部15から手を離
した場合などには、遊技は自動的に停止する。しかし、
操作部15がたとえばコインなどで固定されていると、
遊技者が操作部15から手を離しても操作部15は停止
位置に戻らず、発射装置スイッチ68の接点が開くこと
もないので、電源回路部31はオフされない。この状態
で打球モータ17のコイルの励磁状態に異常が発生した
場合、従来の装置では正常な状態には復帰できなかっ
た。しかも、仮に打球モータ17が停止したことを検出
して、マイコン30へ供給する脱調検出信号をローレベ
ルとすることによりマイコン30をリセットさせても、
その後もう1度同様に異常によって打球モータ17が停
止してしまった場合には、既にマイコン30へ供給され
る脱調検出信号がローレベルとなっているために、再度
マイコン30をリセットさせることができない。その結
果打玉制御の異常を停止させることができず、遊技者な
どが気づくまで異常な打玉制御を続ける恐れがあった。
部15から手を離すと、操作部15が自動的に停止位置
へ戻って発射装置スイッチ68を押圧し、発射装置スイ
ッチ68の接点が開いて電源回路部31がオフされる。
したがって、操作部15が正常な状態である限り、遊技
者が遊技機1の前から席を外し、操作部15から手を離
した場合などには、遊技は自動的に停止する。しかし、
操作部15がたとえばコインなどで固定されていると、
遊技者が操作部15から手を離しても操作部15は停止
位置に戻らず、発射装置スイッチ68の接点が開くこと
もないので、電源回路部31はオフされない。この状態
で打球モータ17のコイルの励磁状態に異常が発生した
場合、従来の装置では正常な状態には復帰できなかっ
た。しかも、仮に打球モータ17が停止したことを検出
して、マイコン30へ供給する脱調検出信号をローレベ
ルとすることによりマイコン30をリセットさせても、
その後もう1度同様に異常によって打球モータ17が停
止してしまった場合には、既にマイコン30へ供給され
る脱調検出信号がローレベルとなっているために、再度
マイコン30をリセットさせることができない。その結
果打玉制御の異常を停止させることができず、遊技者な
どが気づくまで異常な打玉制御を続ける恐れがあった。
【0046】しかし、この実施の形態による遊技機で
は、発射装置スイッチ68がオン状態であるにも拘ら
ず、打球モータ17が動作していないときには、モータ
駆動部66からのコイル電圧がグラウンドに固定される
ことになるため、定期的に(この実施の形態では上述し
た発振回路がローレベルを出力するタイミングで)マイ
コン30に対しローレベルの脱調信号が出力される。ま
た、同様にして発射装置スイッチ68がオンの状態で、
脱調検出部67が打球モータ17のコイルの励磁状態の
異常を検出すると、繰返しローレベルの脱調検出信号を
発生してマイコン30に与えることができる。操作部1
5がコインなどで固定されている状態で打玉制御に異常
が繰返し発生しても、その度に確実にマイコン30をリ
セットして正常な打玉制御状態に復帰させることができ
るという顕著な効果を奏する。また遊技者が通常通りに
操作部15を操作している間に打球モータ17のコイル
の励磁状態が異常となったときにも、何らかのリセット
操作を手作業で行なうことなくすぐにマイコン30がリ
セットされるので、遊技者にとってはそのような異常が
発生したことすら気づかないうちに、打玉制御を正常に
戻すことが可能であり、遊技の興趣を落とすこともない
という効果もある。
は、発射装置スイッチ68がオン状態であるにも拘ら
ず、打球モータ17が動作していないときには、モータ
駆動部66からのコイル電圧がグラウンドに固定される
ことになるため、定期的に(この実施の形態では上述し
た発振回路がローレベルを出力するタイミングで)マイ
コン30に対しローレベルの脱調信号が出力される。ま
た、同様にして発射装置スイッチ68がオンの状態で、
脱調検出部67が打球モータ17のコイルの励磁状態の
異常を検出すると、繰返しローレベルの脱調検出信号を
発生してマイコン30に与えることができる。操作部1
5がコインなどで固定されている状態で打玉制御に異常
が繰返し発生しても、その度に確実にマイコン30をリ
セットして正常な打玉制御状態に復帰させることができ
るという顕著な効果を奏する。また遊技者が通常通りに
操作部15を操作している間に打球モータ17のコイル
の励磁状態が異常となったときにも、何らかのリセット
操作を手作業で行なうことなくすぐにマイコン30がリ
セットされるので、遊技者にとってはそのような異常が
発生したことすら気づかないうちに、打玉制御を正常に
戻すことが可能であり、遊技の興趣を落とすこともない
という効果もある。
【0047】次に、マイコン30により実行される打球
モータ17の制御の内容を説明する。打球モータ17の
制御は、マイコン30におけるモータ制御処理の実行に
より行なわれる。図6は、モータ制御処理の処理内容を
示すフローチャートである。
モータ17の制御の内容を説明する。打球モータ17の
制御は、マイコン30におけるモータ制御処理の実行に
より行なわれる。図6は、モータ制御処理の処理内容を
示すフローチャートである。
【0048】図6を参照して、まず、ステップS(以下
単にSという)1により電源投入時であるか否かの判断
がなされる。S1により電源投入時ではないと判断され
た場合は、S2に進み、通常駆動処理が実行される。こ
の通常駆動処理は、電源投入後の通常時において打球モ
ータ17を駆動するためのサブルーチンである。この通
常駆動処理の処理内容については、図7を用いて後述す
る。このS2の終了後、S1に戻る。
単にSという)1により電源投入時であるか否かの判断
がなされる。S1により電源投入時ではないと判断され
た場合は、S2に進み、通常駆動処理が実行される。こ
の通常駆動処理は、電源投入後の通常時において打球モ
ータ17を駆動するためのサブルーチンである。この通
常駆動処理の処理内容については、図7を用いて後述す
る。このS2の終了後、S1に戻る。
【0049】一方、S1により電源投入時であると判断
された場合は、S3に進み、基準位置設定処理が実行さ
れる。この基準位置設定処理は、モータの回転の基準位
置(基準回転位置)を設定するためのサブルーチンであ
る。この基準位置設定処理の処理内容については、図8
を用いて後述する。このS3の終了後、S2に進む。
された場合は、S3に進み、基準位置設定処理が実行さ
れる。この基準位置設定処理は、モータの回転の基準位
置(基準回転位置)を設定するためのサブルーチンであ
る。この基準位置設定処理の処理内容については、図8
を用いて後述する。このS3の終了後、S2に進む。
【0050】次に、通常駆動処理の処理内容について説
明する。図7は、通常駆動処理の処理内容を示すフロー
チャートである。
明する。図7は、通常駆動処理の処理内容を示すフロー
チャートである。
【0051】まず、S4により、タッチ回路部28から
供給されるタッチ検出信号に基づいて、タッチスイッチ
16がON状態(遊技者がタッチスイッチ16に触れて
いる状態)であるか否かの判断がなされる。S4により
タッチスイッチ16がON状態ではないと判断された場
合は、後述するS7に進む。一方、S4によりタッチス
イッチ16がON状態であると判断された場合は、S5
に進み、脱調検出信号がローレベルであるか否かを判断
することにより、脱調検出部67によって打球モータ1
7の脱調が検出されたか否かの判断がなされる。S5に
より脱調が検出されていないと判断された場合(脱調検
出信号がハイレベルである場合)は、後述するS8に進
む。一方、S5により脱調が検出されたと判断された場
合(脱調検出信号がローレベルである場合)は、S6に
進み、マイコン30自体の動作をリセットする処理がな
される。S6の後、この通常駆動処理が終了する。この
ように、脱調が検出された場合にマイコン30自体の動
作がリセットされるので、過電流の発生等による打球モ
ータ17の破損が防がれるとともに、打玉の異常な発射
動作の実行が防がれる。またマイコン30がリセットさ
れた場合は、次回のプログラム実行において図6のS1
により電源投入時であると判断され後述するS3の基準
位置設定処理に進む。
供給されるタッチ検出信号に基づいて、タッチスイッチ
16がON状態(遊技者がタッチスイッチ16に触れて
いる状態)であるか否かの判断がなされる。S4により
タッチスイッチ16がON状態ではないと判断された場
合は、後述するS7に進む。一方、S4によりタッチス
イッチ16がON状態であると判断された場合は、S5
に進み、脱調検出信号がローレベルであるか否かを判断
することにより、脱調検出部67によって打球モータ1
7の脱調が検出されたか否かの判断がなされる。S5に
より脱調が検出されていないと判断された場合(脱調検
出信号がハイレベルである場合)は、後述するS8に進
む。一方、S5により脱調が検出されたと判断された場
合(脱調検出信号がローレベルである場合)は、S6に
進み、マイコン30自体の動作をリセットする処理がな
される。S6の後、この通常駆動処理が終了する。この
ように、脱調が検出された場合にマイコン30自体の動
作がリセットされるので、過電流の発生等による打球モ
ータ17の破損が防がれるとともに、打玉の異常な発射
動作の実行が防がれる。またマイコン30がリセットさ
れた場合は、次回のプログラム実行において図6のS1
により電源投入時であると判断され後述するS3の基準
位置設定処理に進む。
【0052】タッチスイッチ16がON状態ではないと
判断された場合に進むS7では、位置カウンタの値が
「0」であるか否かの判断がなされる。ここで、位置カ
ウンタは、打球モータ17の回転位置をカウントするた
めのカウンタであり、「0」を基準位置として打球モー
タ17の正回転方向(打球発射時の回転方向)の回転位
置を示すカウンタである。この位置カウンタの基準回転
位置は、後述する基準位置設定処理により設定される。
判断された場合に進むS7では、位置カウンタの値が
「0」であるか否かの判断がなされる。ここで、位置カ
ウンタは、打球モータ17の回転位置をカウントするた
めのカウンタであり、「0」を基準位置として打球モー
タ17の正回転方向(打球発射時の回転方向)の回転位
置を示すカウンタである。この位置カウンタの基準回転
位置は、後述する基準位置設定処理により設定される。
【0053】S7により位置カウンタの値が「0」では
ないと判断される場合は、打球モータ17の停止位置を
基準回転位置に一致させるために後述するS8に進む。
一方、S7により位置カウンタの値が「0」であると判
断された場合は、打球モータ17の停止位置が基準回転
位置と一致しているので、S16に進み、脱調検出部6
7によって打球モータ17の脱調が検出されたか否かの
判断がなされる。S16により脱調が検出されていない
と判断された場合は、この通常駆動処理が終了する。一
方、S16により脱調が検出されたと判断された場合
は、S17に進み、位置カウンタのデータ以外の制御デ
ータをリセットする処理がなされる。その後、この通常
駆動処理が終了する。
ないと判断される場合は、打球モータ17の停止位置を
基準回転位置に一致させるために後述するS8に進む。
一方、S7により位置カウンタの値が「0」であると判
断された場合は、打球モータ17の停止位置が基準回転
位置と一致しているので、S16に進み、脱調検出部6
7によって打球モータ17の脱調が検出されたか否かの
判断がなされる。S16により脱調が検出されていない
と判断された場合は、この通常駆動処理が終了する。一
方、S16により脱調が検出されたと判断された場合
は、S17に進み、位置カウンタのデータ以外の制御デ
ータをリセットする処理がなされる。その後、この通常
駆動処理が終了する。
【0054】これにより、遊技者が打玉調整ハンドル1
1のタッチスイッチ16に手を触れておらず、かつ、打
球モータ17が基準回転位置にある場合に、打球モータ
17の脱調が検出されると、正常な位置カウンタのデー
タを残しその他の制御データがリセットされるのであ
る。したがって、この場合には、打球モータ17の基準
回転位置が再度設定し直されない。そのため再度タッチ
スイッチ16がONとなった場合には、位置カウンタ=
0の位置、すなわち基準回転位置から再び打球モータ1
7が駆動を始める。
1のタッチスイッチ16に手を触れておらず、かつ、打
球モータ17が基準回転位置にある場合に、打球モータ
17の脱調が検出されると、正常な位置カウンタのデー
タを残しその他の制御データがリセットされるのであ
る。したがって、この場合には、打球モータ17の基準
回転位置が再度設定し直されない。そのため再度タッチ
スイッチ16がONとなった場合には、位置カウンタ=
0の位置、すなわち基準回転位置から再び打球モータ1
7が駆動を始める。
【0055】S8では、タイマ1が動作中であるか否か
の判断がなされる。このタイマ1は、打球モータ17の
正回転駆動パルスの発振周期を規定するために用いられ
るタイマである。具体的には、このタイマ1を用いて、
正回転時の打球モータ17の動作速度が規定される。S
9によりタイマ1が動作中であると判断された場合は、
後述するS10に進む。一方、S8によりタイマ1が動
作中ではないと判断された場合は、S9に進み、タイマ
1の計時動作をスタートさせる処理がなされる。その
後、S10に進む。
の判断がなされる。このタイマ1は、打球モータ17の
正回転駆動パルスの発振周期を規定するために用いられ
るタイマである。具体的には、このタイマ1を用いて、
正回転時の打球モータ17の動作速度が規定される。S
9によりタイマ1が動作中であると判断された場合は、
後述するS10に進む。一方、S8によりタイマ1が動
作中ではないと判断された場合は、S9に進み、タイマ
1の計時動作をスタートさせる処理がなされる。その
後、S10に進む。
【0056】S10では、タイマ1の値が第1の所定値
になったか否かの判断がなされる。この第1の所定値
は、正回転駆動パルスの発振周期に予めセットされてい
る。S10によりタイマ1が第1の所定値になっていな
いと判断された場合はこの通常駆動処理が終了する。一
方、S10によりタイマ1の値が第1の所定値になった
と判断された場合は、S11に進み、正回転駆動パルス
を1パルス発振させる処理がなされる。すなわち、正回
転駆動パルスは、タイマ1の値が第1の所定値になるご
とに1パルス発振される。これにより、打球モータ17
が正回転方向に所定量(所定回転角度)回転される。し
たがって、たとえば、S10により判断される第1の所
定値が大きい値になればなるほど、正回転駆動パルスの
発振周期が長くなり、打球モータ17の駆動速度が遅く
なるのである。
になったか否かの判断がなされる。この第1の所定値
は、正回転駆動パルスの発振周期に予めセットされてい
る。S10によりタイマ1が第1の所定値になっていな
いと判断された場合はこの通常駆動処理が終了する。一
方、S10によりタイマ1の値が第1の所定値になった
と判断された場合は、S11に進み、正回転駆動パルス
を1パルス発振させる処理がなされる。すなわち、正回
転駆動パルスは、タイマ1の値が第1の所定値になるご
とに1パルス発振される。これにより、打球モータ17
が正回転方向に所定量(所定回転角度)回転される。し
たがって、たとえば、S10により判断される第1の所
定値が大きい値になればなるほど、正回転駆動パルスの
発振周期が長くなり、打球モータ17の駆動速度が遅く
なるのである。
【0057】次に、S12に進み、タイマ1の値をリセ
ットする処理がなされる。その後、S13に進み、位置
カウンタの値を「1」だけ加算更新させる処理がなされ
る。すなわち、打球モータ17の回転位置に対応して位
置カウンタの値が更新される。次に、S14に進み、位
置カウンタの値が最大値(MAX)を超えたか否かの判
断がなされる。位置カウンタの値には、上限値(最大値
MAX)が予め定められている。それは、ステッピング
モータである打球モータ17の回転位置というものは、
打球モータ17が基準回転位置から1回転すると元の位
置に戻るため、そのように1回転した場合に位置カウン
タの値を「0」にリセットする必要があるからである。
ットする処理がなされる。その後、S13に進み、位置
カウンタの値を「1」だけ加算更新させる処理がなされ
る。すなわち、打球モータ17の回転位置に対応して位
置カウンタの値が更新される。次に、S14に進み、位
置カウンタの値が最大値(MAX)を超えたか否かの判
断がなされる。位置カウンタの値には、上限値(最大値
MAX)が予め定められている。それは、ステッピング
モータである打球モータ17の回転位置というものは、
打球モータ17が基準回転位置から1回転すると元の位
置に戻るため、そのように1回転した場合に位置カウン
タの値を「0」にリセットする必要があるからである。
【0058】S14により位置カウンタの値が最大値を
超えていないと判断された場合は、位置カウンタをリセ
ットする必要がないため、この通常駆動処理が終了す
る。一方、S14により位置カウンタの値が最大値を超
えたと判断された場合は、位置カウンタをリセットする
必要があるので、S15に進み、位置カウンタの値を
「0」にリセットする処理がなされる。その後、この通
常駆動処理が終了する。
超えていないと判断された場合は、位置カウンタをリセ
ットする必要がないため、この通常駆動処理が終了す
る。一方、S14により位置カウンタの値が最大値を超
えたと判断された場合は、位置カウンタをリセットする
必要があるので、S15に進み、位置カウンタの値を
「0」にリセットする処理がなされる。その後、この通
常駆動処理が終了する。
【0059】このように、打球モータ17は、位置カウ
ンタの値が「0」の位置である基準回転位置を原点とし
て回転位置制御がなされる。その基準回転位置は、次に
示す基準位置設定処理により設定される。図8は、基準
位置設定処理の処理内容を示すフローチャートである。
ンタの値が「0」の位置である基準回転位置を原点とし
て回転位置制御がなされる。その基準回転位置は、次に
示す基準位置設定処理により設定される。図8は、基準
位置設定処理の処理内容を示すフローチャートである。
【0060】まず、S18により、タイマ2の計時動作
をスタートさせる処理がなされる。このタイマ2は、打
球モータ17の逆回転駆動パルスの発振周期を規定する
ために用いられるタイマである。このタイマ2を用い
て、逆回転時のモータの動作速度が規定される。次に、
S19に進み、タイマ2の値が第2の所定値になったか
否かの判断がなされる。この第2の所定値は、逆回転駆
動パルスの発振周期に予めセットされている。具体的
に、この第2の所定値は、前述したタイマ1の判断のた
めの第1の所定値よりも大きい値(長時間)にセットさ
れている。S19によりタイマ2が第2の所定値になっ
ていないと判断された場合は、タイマ2がその第2の所
定値になるまでその判断が繰返し行なわれる。
をスタートさせる処理がなされる。このタイマ2は、打
球モータ17の逆回転駆動パルスの発振周期を規定する
ために用いられるタイマである。このタイマ2を用い
て、逆回転時のモータの動作速度が規定される。次に、
S19に進み、タイマ2の値が第2の所定値になったか
否かの判断がなされる。この第2の所定値は、逆回転駆
動パルスの発振周期に予めセットされている。具体的
に、この第2の所定値は、前述したタイマ1の判断のた
めの第1の所定値よりも大きい値(長時間)にセットさ
れている。S19によりタイマ2が第2の所定値になっ
ていないと判断された場合は、タイマ2がその第2の所
定値になるまでその判断が繰返し行なわれる。
【0061】一方、S19によりタイマ2の値が第2の
所定値になったと判断された場合は、S20に進み、逆
回転駆動パルスを1パルス発振させる処理がなされる。
すなわち、逆回転駆動パルスは、タイマ2の値が第2の
所定値になるごとに1パルス発振される。これにより、
打球モータ17が所定量(所定回転角度)逆回転方向に
回転され、直線縁部20bが作動ピン22aに向かう態
様でカム20が逆回転される。タイマ2の値の判断のた
めの第2の所定値は、タイマ1の値の判断のための第1
の所定値よりも長いため、逆回転駆動パルスの発振周期
は、正回転駆動パルスの発振周期よりも長い。すなわ
ち、打球モータ17の回転速度は、逆回転時の方が正回
転時よりも遅くされる。これは、逆回転時は、打球モー
タ17は必ず脱調するため、その瞬間的な過電流を比較
的小さく抑え、打球モータ17にかかる負担を小さくす
るためである。
所定値になったと判断された場合は、S20に進み、逆
回転駆動パルスを1パルス発振させる処理がなされる。
すなわち、逆回転駆動パルスは、タイマ2の値が第2の
所定値になるごとに1パルス発振される。これにより、
打球モータ17が所定量(所定回転角度)逆回転方向に
回転され、直線縁部20bが作動ピン22aに向かう態
様でカム20が逆回転される。タイマ2の値の判断のた
めの第2の所定値は、タイマ1の値の判断のための第1
の所定値よりも長いため、逆回転駆動パルスの発振周期
は、正回転駆動パルスの発振周期よりも長い。すなわ
ち、打球モータ17の回転速度は、逆回転時の方が正回
転時よりも遅くされる。これは、逆回転時は、打球モー
タ17は必ず脱調するため、その瞬間的な過電流を比較
的小さく抑え、打球モータ17にかかる負担を小さくす
るためである。
【0062】次に、S22に進み、脱調検出部67によ
る打球モータの脱調が検出されたか否かの判断がなされ
る。この判断は、前述したS5と同様の判断である。打
球モータ17が逆回転されていくと、カム20の直線縁
部20bが作動部22aに当接し、カム20の回転が阻
止される。それに伴って、打球モータ17の逆回転が阻
止されて、打球モータ17が脱調する。このように打球
モータ17が脱調すると、打球モータ17に過電流が流
れるので、打球モータ17が脱調したことが、打球モー
タ17の過電流を検出することが可能な脱調検出部67
により検出され、その脱調検出部67から打球モータ1
7の脱調を検出したことを示すローレベルの脱調信号が
マイコン30に与えられるのである。
る打球モータの脱調が検出されたか否かの判断がなされ
る。この判断は、前述したS5と同様の判断である。打
球モータ17が逆回転されていくと、カム20の直線縁
部20bが作動部22aに当接し、カム20の回転が阻
止される。それに伴って、打球モータ17の逆回転が阻
止されて、打球モータ17が脱調する。このように打球
モータ17が脱調すると、打球モータ17に過電流が流
れるので、打球モータ17が脱調したことが、打球モー
タ17の過電流を検出することが可能な脱調検出部67
により検出され、その脱調検出部67から打球モータ1
7の脱調を検出したことを示すローレベルの脱調信号が
マイコン30に与えられるのである。
【0063】次に、S23に進み、タイマ1の計時動作
をスタートさせる処理がなされる。前述した通常駆動処
理の場合と同様に、このタイマ1の値に基づいて、正回
転時の打球モータの動作速度が規定される。次に、S2
4に進み、タイマ1の値が第1の所定値になったか否か
の判断がなされる。この第1の所定値は、前述した通常
駆動処理の場合と同様に、正回転駆動パルスの発振周期
に予めセットされている。S24によりタイマ1の値が
第1の所定値になっていないと判断された場合は、タイ
マ1が第1の所定値になるまでその判断が繰返し行なわ
れる。
をスタートさせる処理がなされる。前述した通常駆動処
理の場合と同様に、このタイマ1の値に基づいて、正回
転時の打球モータの動作速度が規定される。次に、S2
4に進み、タイマ1の値が第1の所定値になったか否か
の判断がなされる。この第1の所定値は、前述した通常
駆動処理の場合と同様に、正回転駆動パルスの発振周期
に予めセットされている。S24によりタイマ1の値が
第1の所定値になっていないと判断された場合は、タイ
マ1が第1の所定値になるまでその判断が繰返し行なわ
れる。
【0064】一方、S24によりタイマ1の値が第1の
所定値になったと判断された場合は、S25に進み、正
回転駆動パルスを1パルス発振させる処理がなされる。
すなわち、正回転駆動パルスは、前述した通常駆動処理
の場合と同様に、タイマ1の値が第1の所定値になるご
とに1パルス発振される。これにより、打球モータ17
が所定量(所定回転角度)正回転される。次に、S26
に進み、タイマ1の値を「0」にリセットする処理がな
される。
所定値になったと判断された場合は、S25に進み、正
回転駆動パルスを1パルス発振させる処理がなされる。
すなわち、正回転駆動パルスは、前述した通常駆動処理
の場合と同様に、タイマ1の値が第1の所定値になるご
とに1パルス発振される。これにより、打球モータ17
が所定量(所定回転角度)正回転される。次に、S26
に進み、タイマ1の値を「0」にリセットする処理がな
される。
【0065】次に、S27に進み、ステップカウンタを
「1」だけ加算更新させる処理がなされる。すなわち、
打球モータの回転位置に対応してステップカウンタの値
が加算更新される。このステップカウンタは、打球モー
タ17を前述のように逆回転させた後に正回転させる場
合における打球モータ17の脱調位置を原点(0)とし
てその位置からの回転量を示すカウンタである。
「1」だけ加算更新させる処理がなされる。すなわち、
打球モータの回転位置に対応してステップカウンタの値
が加算更新される。このステップカウンタは、打球モー
タ17を前述のように逆回転させた後に正回転させる場
合における打球モータ17の脱調位置を原点(0)とし
てその位置からの回転量を示すカウンタである。
【0066】次に、S28に進み、ステップカウンタの
値が第3の所定値になったか否かの判断がなされる。こ
の場合の第3の所定値は、打球モータ17の脱調位置か
ら正回転方向に所定量(所定回転角度)回転した回転位
置に対応するカウント値に予め定められている。そのよ
うな打球モータ17の脱調位置から正回転方向に所定量
(所定回転角度)回転した回転位置が打球モータ17の
基準回転位置に設定される。それは、遊技者が打球調整
ハンドル11を操作してから打球モータ17が1回転し
て打玉が発射されるまでの時間があまりにも長いと、遊
技者が違和感を感じるため、打球モータ17の脱調位置
よりも所定回転量(所定回転角度)離れた回転位置を基
準回転位置として設定するのである。
値が第3の所定値になったか否かの判断がなされる。こ
の場合の第3の所定値は、打球モータ17の脱調位置か
ら正回転方向に所定量(所定回転角度)回転した回転位
置に対応するカウント値に予め定められている。そのよ
うな打球モータ17の脱調位置から正回転方向に所定量
(所定回転角度)回転した回転位置が打球モータ17の
基準回転位置に設定される。それは、遊技者が打球調整
ハンドル11を操作してから打球モータ17が1回転し
て打玉が発射されるまでの時間があまりにも長いと、遊
技者が違和感を感じるため、打球モータ17の脱調位置
よりも所定回転量(所定回転角度)離れた回転位置を基
準回転位置として設定するのである。
【0067】次に、S29に進み、位置カウンタを
「0」にリセットする処理がなされる。これにより、打
球モータ17の脱調位置から所定回転量(所定回転角
度)離れた位置が基準回転位置として設定され、その位
置が、位置カウンタの基準位置となる「0」の位置にな
る。その後、この基準位置設定処理が終了する。
「0」にリセットする処理がなされる。これにより、打
球モータ17の脱調位置から所定回転量(所定回転角
度)離れた位置が基準回転位置として設定され、その位
置が、位置カウンタの基準位置となる「0」の位置にな
る。その後、この基準位置設定処理が終了する。
【0068】なお、ここでは、打球モータ17の脱調位
置よりも所定回転量(所定回転角度)離れた回転位置を
基準回転位置として設定するようにしたが、これに限ら
ず、打球モータ17の脱調位置を基準位置として設定し
てもよい。また、以上に示した基準位置設定処理は、電
源投入時にのみ行なうようにしたが、これに限らず、電
源投入後において、周期的に行なうようにしてもよい。
置よりも所定回転量(所定回転角度)離れた回転位置を
基準回転位置として設定するようにしたが、これに限ら
ず、打球モータ17の脱調位置を基準位置として設定し
てもよい。また、以上に示した基準位置設定処理は、電
源投入時にのみ行なうようにしたが、これに限らず、電
源投入後において、周期的に行なうようにしてもよい。
【0069】以上に説明したような処理がなされること
により、次のような効果が得られる。過電流を検出する
ことにより打球モータ17の脱調の検出を行ない、打球
モータ17の逆回転時において、打球モータ17の脱調
が検出された回転位置に基づいて打球モータの正回転の
基準回転位置の設定が行なわれる。このような過電流の
検出は、図7の通常駆動処理においても行なわれるよう
に、正回転時の打球モータ17の破損防止のために従来
から行なわれているものであり、前述したような脱調検
出部67も従来から設けられているものである。したが
って、従来からなされている過電流の検出を利用して打
球モータ17の基準回転位置に設定を行なうことによ
り、パチンコ遊技機の構造の変更および部品の追加を伴
うことなく容易に打球モータ17の制御の基準回転位置
の設定を行なうことができる。なお、打球モータの基準
回転位置を設定する従来の弾球遊技機としては、トルク
センサを用いて打球モータの基準回転位置を設定するも
のもある。具体的には、打球モータのトルクを検出する
ためのトルクセンサが弾球遊技機に設けられ、そのトル
クセンサが検出したトルクに基づいて打球モータの基準
回転位置が設定される。しかし、そのようなトルクセン
サは、打球モータのトルクを検出する他には用途がない
ものである。したがって、そのようなトルクセンサを用
いて打球モータの基準回転位置を設定する従来の弾球遊
技機では、トルクセンサを新たに設けることにより、構
造の変更および部品点数の増加を行なう必要があるの
で、この実施の形態による遊技機のように、構造の変更
および部品点数増加を行なうことなく、容易に打球モー
タの基準回転位置を設定することができない。このた
め、この実施の形態による遊技機は、打球モータの基準
回転位置の設定に関し、トルクセンサを用いて打球モー
タの基準回転位置を設定する従来の弾球遊技機では得ら
れない新たな効果が得られるものである。
により、次のような効果が得られる。過電流を検出する
ことにより打球モータ17の脱調の検出を行ない、打球
モータ17の逆回転時において、打球モータ17の脱調
が検出された回転位置に基づいて打球モータの正回転の
基準回転位置の設定が行なわれる。このような過電流の
検出は、図7の通常駆動処理においても行なわれるよう
に、正回転時の打球モータ17の破損防止のために従来
から行なわれているものであり、前述したような脱調検
出部67も従来から設けられているものである。したが
って、従来からなされている過電流の検出を利用して打
球モータ17の基準回転位置に設定を行なうことによ
り、パチンコ遊技機の構造の変更および部品の追加を伴
うことなく容易に打球モータ17の制御の基準回転位置
の設定を行なうことができる。なお、打球モータの基準
回転位置を設定する従来の弾球遊技機としては、トルク
センサを用いて打球モータの基準回転位置を設定するも
のもある。具体的には、打球モータのトルクを検出する
ためのトルクセンサが弾球遊技機に設けられ、そのトル
クセンサが検出したトルクに基づいて打球モータの基準
回転位置が設定される。しかし、そのようなトルクセン
サは、打球モータのトルクを検出する他には用途がない
ものである。したがって、そのようなトルクセンサを用
いて打球モータの基準回転位置を設定する従来の弾球遊
技機では、トルクセンサを新たに設けることにより、構
造の変更および部品点数の増加を行なう必要があるの
で、この実施の形態による遊技機のように、構造の変更
および部品点数増加を行なうことなく、容易に打球モー
タの基準回転位置を設定することができない。このた
め、この実施の形態による遊技機は、打球モータの基準
回転位置の設定に関し、トルクセンサを用いて打球モー
タの基準回転位置を設定する従来の弾球遊技機では得ら
れない新たな効果が得られるものである。
【0070】また、打球モータ17の制御の基準回転位
置の設定を行なう場合の打球モータ17の逆回転時にお
いて、通常の正回転時よりも打球モータ17の速度を低
速に制御しているため、基準回転位置の設定時に打球モ
ータ17にかかる負荷の負担を軽減することができる。
さらに、基準回転位置の設定時に打球モータ17の速度
を低速にすると、打球モータ17の逆回転時にカム20
が作動ピン22aに当たるときの衝撃を少なくすること
ができるので、カム20および作動ピン22a等の部品
の破損を防ぐことができるとともに、それらの部品の早
期の消耗を防ぐことができる。
置の設定を行なう場合の打球モータ17の逆回転時にお
いて、通常の正回転時よりも打球モータ17の速度を低
速に制御しているため、基準回転位置の設定時に打球モ
ータ17にかかる負荷の負担を軽減することができる。
さらに、基準回転位置の設定時に打球モータ17の速度
を低速にすると、打球モータ17の逆回転時にカム20
が作動ピン22aに当たるときの衝撃を少なくすること
ができるので、カム20および作動ピン22a等の部品
の破損を防ぐことができるとともに、それらの部品の早
期の消耗を防ぐことができる。
【0071】また、打球モータ17の基準位置設定処理
を電源投入時以外のときに周期的に行なうようにすれ
ば、基準回転位置の設定が繰返し行なわれることにな
り、たとえば、電源投入時に設定された基準回転位置が
不適当な誤ったものになっても、その後の周期的な基準
位置設定処理の実行により、そのような誤った設定を正
すことができる。
を電源投入時以外のときに周期的に行なうようにすれ
ば、基準回転位置の設定が繰返し行なわれることにな
り、たとえば、電源投入時に設定された基準回転位置が
不適当な誤ったものになっても、その後の周期的な基準
位置設定処理の実行により、そのような誤った設定を正
すことができる。
【0072】この実施の形態によるパチンコ遊技機で
は、前述したように、通常駆動時において、打球モータ
17の駆動電流が過大となり、過電流が検出された場合
と、打球モータ17のコイルの励磁状態が異常になった
場合とに、脱調が生じたものと判断して、マイコン30
にローレベルの脱調検出信号を供給し、それを受けてマ
イコン30が動作をリセットするので、マイコン30が
暴走して打球モータ17の動作が異常となっても、自動
的にマイコン30をリセットして制御動作に復帰するこ
とができる。
は、前述したように、通常駆動時において、打球モータ
17の駆動電流が過大となり、過電流が検出された場合
と、打球モータ17のコイルの励磁状態が異常になった
場合とに、脱調が生じたものと判断して、マイコン30
にローレベルの脱調検出信号を供給し、それを受けてマ
イコン30が動作をリセットするので、マイコン30が
暴走して打球モータ17の動作が異常となっても、自動
的にマイコン30をリセットして制御動作に復帰するこ
とができる。
【0073】また、このような異常状態の検出は、打玉
調整ハンドル11が、発射装置スイッチ68がオンとな
るような状態に、たとえばコイン等により固定されてい
るときでも行なうことができる。そのため、従来のよう
に打玉調整ハンドル11が固定された状態で打玉制御に
異常を生じても、それを解除することができない、とい
う不都合を極力回避することができる。その上、通常駆
動時において、打球モータ17の励磁状態の異常が検出
された場合、発射装置スイッチ68がオンとなっている
限り、マイコン30に対してローレベルの繰返し脱調検
出信号が与えられる。たとえば一度だけ脱調検出信号を
ローレベルとすることでマイコン30をリセットすると
きには、次に続いて異常が発生したときには、既に脱調
検出信号はローレベルになっているため、マイコン30
をリセットすることができなかった。しかし、この実施
の形態のように、繰返し脱調検出信号を与えることで、
マイコン30のリセット後に異常が発生しても確実にマ
イコン30をリセットできるという効果がある。また、
打玉の発射を開始する際に常に打球モータ17が基準回
転位置から回転開始するので、遊技者の発射操作に対し
て常に一定の応答時間で打玉を発射させることができ、
打球発射を行なう装置の質感を向上させることができ
る。また、打玉の発射を開始する際に常に一定の位置か
ら打球発射が開始されるので、打球発射の開始位置が一
定でない場合に比べて、打球発射開始時の玉の飛び方が
安定することが期待できる。それは、一定の位置から打
球発射が開始されるので、発射された玉の初速度が一定
となるからである。
調整ハンドル11が、発射装置スイッチ68がオンとな
るような状態に、たとえばコイン等により固定されてい
るときでも行なうことができる。そのため、従来のよう
に打玉調整ハンドル11が固定された状態で打玉制御に
異常を生じても、それを解除することができない、とい
う不都合を極力回避することができる。その上、通常駆
動時において、打球モータ17の励磁状態の異常が検出
された場合、発射装置スイッチ68がオンとなっている
限り、マイコン30に対してローレベルの繰返し脱調検
出信号が与えられる。たとえば一度だけ脱調検出信号を
ローレベルとすることでマイコン30をリセットすると
きには、次に続いて異常が発生したときには、既に脱調
検出信号はローレベルになっているため、マイコン30
をリセットすることができなかった。しかし、この実施
の形態のように、繰返し脱調検出信号を与えることで、
マイコン30のリセット後に異常が発生しても確実にマ
イコン30をリセットできるという効果がある。また、
打玉の発射を開始する際に常に打球モータ17が基準回
転位置から回転開始するので、遊技者の発射操作に対し
て常に一定の応答時間で打玉を発射させることができ、
打球発射を行なう装置の質感を向上させることができ
る。また、打玉の発射を開始する際に常に一定の位置か
ら打球発射が開始されるので、打球発射の開始位置が一
定でない場合に比べて、打球発射開始時の玉の飛び方が
安定することが期待できる。それは、一定の位置から打
球発射が開始されるので、発射された玉の初速度が一定
となるからである。
【0074】なお、上述の実施の形態では、遊技者が操
作する打球ハンドルとして、回転操作する打玉調整ハン
ドルを示したが、打玉調整ハンドルは、回転操作するも
のに限らず、スライド操作するものや、ボタン操作、タ
ッチ操作等により打玉の弾発力が変化するものでもよ
い。
作する打球ハンドルとして、回転操作する打玉調整ハン
ドルを示したが、打玉調整ハンドルは、回転操作するも
のに限らず、スライド操作するものや、ボタン操作、タ
ッチ操作等により打玉の弾発力が変化するものでもよ
い。
【0075】次に、この発明の変形例等の特徴点を列挙
する。 (1) 図8に示した基準位置設定処理を実行するマイ
コン30により、少なくとも電源投入時において打球モ
ータ(打球モータ17)を逆回転させ、逆回転阻止手段
(作動ピン22a)によりその逆回転が阻止されたこと
によって発生した過電流が過電流検出手段(脱調検出部
67)により検出された場合に、その過電流が検出され
た回転位置に基づいて打球モータの基準回転位置を決定
する基準回転位置決定手段が構成されている。図7に示
された通常駆動処理を実行するマイコン30により、打
玉の発射を開始する際に、前記基準回転位置決定手段が
決定した基準回転位置から打球モータの正回転を開始さ
せる制御を行なう打球モータ制御手段が構成されてい
る。
する。 (1) 図8に示した基準位置設定処理を実行するマイ
コン30により、少なくとも電源投入時において打球モ
ータ(打球モータ17)を逆回転させ、逆回転阻止手段
(作動ピン22a)によりその逆回転が阻止されたこと
によって発生した過電流が過電流検出手段(脱調検出部
67)により検出された場合に、その過電流が検出され
た回転位置に基づいて打球モータの基準回転位置を決定
する基準回転位置決定手段が構成されている。図7に示
された通常駆動処理を実行するマイコン30により、打
玉の発射を開始する際に、前記基準回転位置決定手段が
決定した基準回転位置から打球モータの正回転を開始さ
せる制御を行なう打球モータ制御手段が構成されてい
る。
【0076】このような構成において、前記基準回転位
置決定手段は、前記打球モータを逆回転する場合に、正
回転させる場合よりも低速で回転させてもよい(図8の
S18〜S20参照)。このようにすれば、基準回転位
置の決定の際に打球モータにかかる負荷の負担を軽減す
ることができる。さらに、打球モータが逆回転して逆回
転阻止手段によってその逆回転が阻止されるときの逆回
転阻止手段および打球モータが受ける衝撃を少なくする
ことができるので、逆回転阻止手段を含む打球発射装置
の破損を防ぐことができるとともに、そのような部品の
早期の消耗を防ぐことができる。
置決定手段は、前記打球モータを逆回転する場合に、正
回転させる場合よりも低速で回転させてもよい(図8の
S18〜S20参照)。このようにすれば、基準回転位
置の決定の際に打球モータにかかる負荷の負担を軽減す
ることができる。さらに、打球モータが逆回転して逆回
転阻止手段によってその逆回転が阻止されるときの逆回
転阻止手段および打球モータが受ける衝撃を少なくする
ことができるので、逆回転阻止手段を含む打球発射装置
の破損を防ぐことができるとともに、そのような部品の
早期の消耗を防ぐことができる。
【0077】(2) 前記基準回転位置設定手段は、電
源投入後に、さらに前記打球モータの基準回転位置の決
定を周期的に行なってもよい。そのようにすれば、電源
投入時に決定された基準回転位置が誤ったままになって
も、その後の周期的な基準回転位置の決定により、その
ような誤った基準回転位置を正すことができる。
源投入後に、さらに前記打球モータの基準回転位置の決
定を周期的に行なってもよい。そのようにすれば、電源
投入時に決定された基準回転位置が誤ったままになって
も、その後の周期的な基準回転位置の決定により、その
ような誤った基準回転位置を正すことができる。
【0078】(3) 前記打球モータ制御手段は、遊技
者による打球操作停止時に、前記打球モータを前記基準
回転位置で停止させる制御をさらに行なってもよい。そ
のようにすれば、遊技者が打球操作を開始したときに打
玉が発射されるまでの時間を常に一定にすることがで
き、打球発射装置の質感を向上させることができる。
者による打球操作停止時に、前記打球モータを前記基準
回転位置で停止させる制御をさらに行なってもよい。そ
のようにすれば、遊技者が打球操作を開始したときに打
玉が発射されるまでの時間を常に一定にすることがで
き、打球発射装置の質感を向上させることができる。
【0079】(4) 前記打球モータ制御手段は、前記
基準回転位置を決定する際に、前記過電流検出手段によ
り過電流が検出されたことに応じて前記打球モータの逆
回転を停止させる制御をさらに行なってもよい。そのよ
うにすれば、過電流が検出された場合に打球モータの逆
回転を継続させる場合と比べて、打球モータが受ける負
荷を小さくすることができるので、打球モータの耐久性
を向上させることができる。
基準回転位置を決定する際に、前記過電流検出手段によ
り過電流が検出されたことに応じて前記打球モータの逆
回転を停止させる制御をさらに行なってもよい。そのよ
うにすれば、過電流が検出された場合に打球モータの逆
回転を継続させる場合と比べて、打球モータが受ける負
荷を小さくすることができるので、打球モータの耐久性
を向上させることができる。
【0080】
【課題を解決するための手段の具体例】図2および図3
に示された作動ピン22aより、打球モータ(打球モー
タ17)を逆回転させた場合に予め定められた位置でそ
の逆回転を阻止する逆回転阻止手段が構成されている。
図4に示された脱調検出部67により、打球モータに供
給される駆動電流が予め定められた値を超えた過電流に
なったことを検出する過電流検出手段が構成されてい
る。図8に示された基準位置設定処理を実行するマイコ
ン30により、少なくとも電源投入時において打球モー
タを逆回転させ、逆回転阻止手段によりその逆回転が阻
止されたことによって発生した過電流が過電流検出手段
により検出された場合に、その過電流が検出された回転
位置に基づいて打球モータの基準回転位置を決定する基
準回転位置決定手段が構成されている。図7に示された
通常駆動処理を実行するマイコン30により、打玉の発
射を開始する際に、基準回転位置決定手段が決定した基
準回転位置から打球モータの正回転を開始させる制御を
行なう打球モータ制御手段が構成されている。
に示された作動ピン22aより、打球モータ(打球モー
タ17)を逆回転させた場合に予め定められた位置でそ
の逆回転を阻止する逆回転阻止手段が構成されている。
図4に示された脱調検出部67により、打球モータに供
給される駆動電流が予め定められた値を超えた過電流に
なったことを検出する過電流検出手段が構成されてい
る。図8に示された基準位置設定処理を実行するマイコ
ン30により、少なくとも電源投入時において打球モー
タを逆回転させ、逆回転阻止手段によりその逆回転が阻
止されたことによって発生した過電流が過電流検出手段
により検出された場合に、その過電流が検出された回転
位置に基づいて打球モータの基準回転位置を決定する基
準回転位置決定手段が構成されている。図7に示された
通常駆動処理を実行するマイコン30により、打玉の発
射を開始する際に、基準回転位置決定手段が決定した基
準回転位置から打球モータの正回転を開始させる制御を
行なう打球モータ制御手段が構成されている。
【0081】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】請求項1
に記載の本発明によれば、少なくとも電源投入時におい
て逆回転された打球モータの逆回転が阻止されたことに
よって発生した過電流が検出された場合に、その過電流
が検出された回転位置に基づいて打球モータの基準回転
位置が決定されるので、従来から弾球遊技機に用いられ
ている過電流検出手段を利用して、打球モータの基準回
転位置を容易に決定することができる。過電流検出手段
は従来から弾球遊技機に設けられているものであるの
で、弾球遊技機の構造の変更および部品点数の増加を行
なうことなく、打球モータの基準回転位置を設定するこ
とができる。
に記載の本発明によれば、少なくとも電源投入時におい
て逆回転された打球モータの逆回転が阻止されたことに
よって発生した過電流が検出された場合に、その過電流
が検出された回転位置に基づいて打球モータの基準回転
位置が決定されるので、従来から弾球遊技機に用いられ
ている過電流検出手段を利用して、打球モータの基準回
転位置を容易に決定することができる。過電流検出手段
は従来から弾球遊技機に設けられているものであるの
で、弾球遊技機の構造の変更および部品点数の増加を行
なうことなく、打球モータの基準回転位置を設定するこ
とができる。
【図1】本発明の実施の形態による遊技機の全体正面図
である。
である。
【図2】打玉調整ハンドル11の内部構造を説明するた
めの要部の分解斜視図である。
めの要部の分解斜視図である。
【図3】打玉調整ハンドルの内部構造を示す拡大正面図
である。
である。
【図4】打球基板に設けられている種々の回路を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】(a)はタッチ回路部の具体例を示す回路図で
あり、(b)は脱調検出部の具体例を示す回路図であ
る。
あり、(b)は脱調検出部の具体例を示す回路図であ
る。
【図6】モータ制御処理の処理内容を示すフローチャー
トである。
トである。
【図7】通常駆動処理の処理内容を示すフローチャート
である。
である。
【図8】基準位置設定処理の処理内容を示すフローチャ
ートである。
ートである。
1はパチンコ遊技機、11は打玉調整ハンドル、17は
打球モータ、67は脱調検出部、30はマイコン、22
aは作動部、20はカム、66はモータ駆動部である。
打球モータ、67は脱調検出部、30はマイコン、22
aは作動部、20はカム、66はモータ駆動部である。
Claims (1)
- 【請求項1】 打球モータが設けられた打球発射装置に
より打玉を遊技領域に弾発発射して遊技が行なわれる弾
球遊技機であって、 前記打球モータを逆回転させた場合に予め定められた位
置でその逆回転を阻止する逆回転阻止手段と、 前記打球モータに供給される駆動電流が予め定められた
値を超えた過電流になったことを検出する過電流検出手
段と、 少なくとも電源投入時において前記打球モータを逆回転
させ、前記逆回転阻止手段によりその逆回転が阻止され
たことによって発生した過電流が前記過電流検出手段に
より検出された場合に、その過電流が検出された回転位
置に基づいて前記打球モータの基準回転位置を決定する
基準回転位置決定手段と、 打玉の発射を開始する際に、前記基準回転位置決定手段
が決定した基準回転位置から前記打球モータの正回転を
開始させる制御を行なう打球モータ制御手段とを含むこ
とを特徴とする、弾球遊技機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23792596A JPH1080528A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23792596A JPH1080528A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 弾球遊技機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1080528A true JPH1080528A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17022496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23792596A Withdrawn JPH1080528A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1080528A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000325558A (ja) * | 1999-05-24 | 2000-11-28 | Omron Corp | パチンコ台の接触検知装置及びパチンコ台の製造方法 |
| JP2006167014A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Omron Corp | 遊技球発射装置 |
-
1996
- 1996-09-09 JP JP23792596A patent/JPH1080528A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000325558A (ja) * | 1999-05-24 | 2000-11-28 | Omron Corp | パチンコ台の接触検知装置及びパチンコ台の製造方法 |
| JP2006167014A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Omron Corp | 遊技球発射装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |