JPH1080655A - ブームスプレーヤ装置 - Google Patents
ブームスプレーヤ装置Info
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- JPH1080655A JPH1080655A JP26142996A JP26142996A JPH1080655A JP H1080655 A JPH1080655 A JP H1080655A JP 26142996 A JP26142996 A JP 26142996A JP 26142996 A JP26142996 A JP 26142996A JP H1080655 A JPH1080655 A JP H1080655A
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- Catching Or Destruction (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決すべき課題】噴霧ノズルの高さを、大幅に変更で
きるブームスプレーヤ装置を開示する。 【課題の解決手段】自走車両1上に薬液タンク2と薬液
圧送手段とを備え、車両に設けた垂直軸3に、該軸3を
固定節とする平行リンクを形成して、伸縮駆動手段5に
よりブーム支持ロッド9を上下動可能とし、ブーム支持
ロッド9にはブーム30の支柱31に所定ピッチ間隔で
複数箇所に形成された係止片34を着脱自在に支持する
保持手段11が、同一のピッチ間隔で複数箇所に形成さ
れていることにより、噴霧竿を水平方向に支持するブー
ムを、伸縮駆動手段5や、係止片34と保持手段11の
結合位置の選択により、ノズル51の高さを大幅に調節
して薬液散布ができるブームスプレーヤ装置。
きるブームスプレーヤ装置を開示する。 【課題の解決手段】自走車両1上に薬液タンク2と薬液
圧送手段とを備え、車両に設けた垂直軸3に、該軸3を
固定節とする平行リンクを形成して、伸縮駆動手段5に
よりブーム支持ロッド9を上下動可能とし、ブーム支持
ロッド9にはブーム30の支柱31に所定ピッチ間隔で
複数箇所に形成された係止片34を着脱自在に支持する
保持手段11が、同一のピッチ間隔で複数箇所に形成さ
れていることにより、噴霧竿を水平方向に支持するブー
ムを、伸縮駆動手段5や、係止片34と保持手段11の
結合位置の選択により、ノズル51の高さを大幅に調節
して薬液散布ができるブームスプレーヤ装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自走車両で保持し
たブーム(ジブ)によって水平噴霧ノズルを支持して、
薬液を広範囲に散布するブームスプレーヤに関するもの
であり、特に、噴霧ノズルの高さを自在に調節できるブ
ームスプレーヤ装置に関するものである。
たブーム(ジブ)によって水平噴霧ノズルを支持して、
薬液を広範囲に散布するブームスプレーヤに関するもの
であり、特に、噴霧ノズルの高さを自在に調節できるブ
ームスプレーヤ装置に関するものである。
【0002】
【0003】トラクタなどの自走車両に、多数の噴霧ノ
ズルを備えた噴霧竿をブームによって左右方向に略水平
に張り出して支持し、トラクタに積載した動力噴霧機に
より薬液タンクの薬液を噴霧するブームスプレーヤが用
いられている。耕地の狭いところでは、走行車両が走る
防除道を有効利用するために、噴霧竿を左右一側に張り
出し、往路において左側を散布し、復路において噴霧竿
を反転し反対側の右側を散布する、いわゆる片ブーム方
式のブームスプレーヤ装置も用いられている。
ズルを備えた噴霧竿をブームによって左右方向に略水平
に張り出して支持し、トラクタに積載した動力噴霧機に
より薬液タンクの薬液を噴霧するブームスプレーヤが用
いられている。耕地の狭いところでは、走行車両が走る
防除道を有効利用するために、噴霧竿を左右一側に張り
出し、往路において左側を散布し、復路において噴霧竿
を反転し反対側の右側を散布する、いわゆる片ブーム方
式のブームスプレーヤ装置も用いられている。
【0004】このようなブームスプレーヤ装置は、作物
の成長に合わせて、或いは、作物の種類に応じて、ノズ
ルの高さを調節する必要性がある。更に、片ブーム方式
のブームスプレーヤ装置は、畝端に到達する度毎に、ブ
ームを反転する必要があり、頻繁に繰り返される、これ
らのノズルの高さの調節やブームの反転作業を、その都
度、自走車両の運転席を離れて行うのは、煩わしく、作
業能率を低下させる。従って、これらの操作を、運転席
にいて、自動的に行うことができる、簡便で安価なブー
ムスプレーヤ装置が望まれている。
の成長に合わせて、或いは、作物の種類に応じて、ノズ
ルの高さを調節する必要性がある。更に、片ブーム方式
のブームスプレーヤ装置は、畝端に到達する度毎に、ブ
ームを反転する必要があり、頻繁に繰り返される、これ
らのノズルの高さの調節やブームの反転作業を、その都
度、自走車両の運転席を離れて行うのは、煩わしく、作
業能率を低下させる。従って、これらの操作を、運転席
にいて、自動的に行うことができる、簡便で安価なブー
ムスプレーヤ装置が望まれている。
【0005】
【解決すべき課題】本発明の第1の目的は、噴霧ノズル
の高さを、運転席において簡単に上下操作できるブーム
スプレーヤ装置を開示することにある。
の高さを、運転席において簡単に上下操作できるブーム
スプレーヤ装置を開示することにある。
【0006】本発明の第2の目的は、噴霧ノズルの高さ
を、作物の種類に応じて、ブームを着脱して取付位置を
変えることにより、大幅に変更できるとともに、作物の
生育程度の相違に合わせて、薬液散布中においても、運
転席において上下に調節できるブームスプレーヤ装置を
開示することにある。
を、作物の種類に応じて、ブームを着脱して取付位置を
変えることにより、大幅に変更できるとともに、作物の
生育程度の相違に合わせて、薬液散布中においても、運
転席において上下に調節できるブームスプレーヤ装置を
開示することにある。
【0007】本発明の第3の目的は、噴霧竿を保持する
ブームの左右反転操作を運転席にいて自動的に行うこと
ができる、安価な片ブーム式ブームスプレーヤ装置を開
示することにある。
ブームの左右反転操作を運転席にいて自動的に行うこと
ができる、安価な片ブーム式ブームスプレーヤ装置を開
示することにある。
【0008】
【課題の解決手段】本発明の第一の要旨は、自走車両上
に薬液タンクと薬液圧送手段とを備え、前記自走車両に
支持されている垂直軸に、上下方向に所定間隔をおいて
一対の揺動アームを夫々の一端において上下方向に揺動
自在に枢着し、該揺動アームの夫々の他端をブーム支持
体に枢着することにより、前記垂直軸を固定節とする4
節リンクを形成し、前記垂直軸と、前記揺動アームの任
意の一方との間或いはブーム支持体との間に伸縮駆動手
段をその両端において回動自在に支持すると共に、ブー
ム支持体には、噴霧竿を有するブームを着脱自在に支持
する保持手段が形成されていることを特徴とするブーム
スプレーヤ装置にある。
に薬液タンクと薬液圧送手段とを備え、前記自走車両に
支持されている垂直軸に、上下方向に所定間隔をおいて
一対の揺動アームを夫々の一端において上下方向に揺動
自在に枢着し、該揺動アームの夫々の他端をブーム支持
体に枢着することにより、前記垂直軸を固定節とする4
節リンクを形成し、前記垂直軸と、前記揺動アームの任
意の一方との間或いはブーム支持体との間に伸縮駆動手
段をその両端において回動自在に支持すると共に、ブー
ム支持体には、噴霧竿を有するブームを着脱自在に支持
する保持手段が形成されていることを特徴とするブーム
スプレーヤ装置にある。
【0009】上記において、薬液圧送手段としては、例
えば、自走車両のエンジン出力によって駆動されるポン
プと該ポンプの吐出口に接続するホースなどの薬液導管
が典型的なものである。又、伸縮駆動手段は、一端で垂
直軸へ枢着し、他端において揺動アームへ枢着すると共
に、両枢着部間の間隔を、伸長させたり、縮小させるよ
うに、作動する駆動手段で、典型的には、エアシリンダ
や油圧シリンダ、或いは、後記実施形態で示すようなモ
ータ駆動のウオームや回転雌ネジ筒に螺合して、モータ
の正逆回転に応じて、往復駆動されるネジ軸などから成
るモータシリンダなどである。
えば、自走車両のエンジン出力によって駆動されるポン
プと該ポンプの吐出口に接続するホースなどの薬液導管
が典型的なものである。又、伸縮駆動手段は、一端で垂
直軸へ枢着し、他端において揺動アームへ枢着すると共
に、両枢着部間の間隔を、伸長させたり、縮小させるよ
うに、作動する駆動手段で、典型的には、エアシリンダ
や油圧シリンダ、或いは、後記実施形態で示すようなモ
ータ駆動のウオームや回転雌ネジ筒に螺合して、モータ
の正逆回転に応じて、往復駆動されるネジ軸などから成
るモータシリンダなどである。
【0010】噴霧竿を保持するブームは、垂直部材(支
柱)と水平方向に伸長する部材(梁)とを持ち、垂直部
材によって、横に伸長するトラス状の梁材を支持したも
のや、垂直部材によって基端を支持された棒状の梁材の
先端と垂直部材の上端との間にワイヤーなどの吊支紐を
介設して支持したものなどを挙げることができる。棒状
の梁材の代わりに、剛性管体から成る薬液導管が梁材を
兼ねる場合もある。ブームとブーム支持体との着脱自在
な保持手段としては、ブームの垂直部材とブーム支持体
の何れか一方に設けたネジ棒を他方に設けた貫通孔に挿
入し、ネジ棒の貫通孔からの突出部に締付ネジを螺合し
て締め付け固定する方法、後記実施形態で示す突起や溝
と、それに嵌合するフックとの組み合わせなど、一般に
行われる係止構造が採用可能である。
柱)と水平方向に伸長する部材(梁)とを持ち、垂直部
材によって、横に伸長するトラス状の梁材を支持したも
のや、垂直部材によって基端を支持された棒状の梁材の
先端と垂直部材の上端との間にワイヤーなどの吊支紐を
介設して支持したものなどを挙げることができる。棒状
の梁材の代わりに、剛性管体から成る薬液導管が梁材を
兼ねる場合もある。ブームとブーム支持体との着脱自在
な保持手段としては、ブームの垂直部材とブーム支持体
の何れか一方に設けたネジ棒を他方に設けた貫通孔に挿
入し、ネジ棒の貫通孔からの突出部に締付ネジを螺合し
て締め付け固定する方法、後記実施形態で示す突起や溝
と、それに嵌合するフックとの組み合わせなど、一般に
行われる係止構造が採用可能である。
【0011】第一要旨に係るブームスプレーヤ装置は、
伸縮駆動手段を運転席において、方向切換弁やモータス
イッチの回転方向切換操作により、伸縮駆動手段を伸縮
させることにより、固定節である垂直軸と共に4節リン
クをなすブーム支持体は、垂直軸に対する上下揺動アー
ムの長さと、ブーム支持体と上下揺動アームとの結合部
間の長さの設定により、垂直姿勢から傾斜姿勢へ、或い
は、その逆の変化をしつつ、上下動することができる。
伸縮駆動手段を運転席において、方向切換弁やモータス
イッチの回転方向切換操作により、伸縮駆動手段を伸縮
させることにより、固定節である垂直軸と共に4節リン
クをなすブーム支持体は、垂直軸に対する上下揺動アー
ムの長さと、ブーム支持体と上下揺動アームとの結合部
間の長さの設定により、垂直姿勢から傾斜姿勢へ、或い
は、その逆の変化をしつつ、上下動することができる。
【0012】伸縮駆動手段の伸縮に伴うブーム支持体の
左右への傾斜変化は、4節リンクが、平行リンクに近づ
くに従って、小さくなる。従って、伸縮駆動手段の長さ
を調節することにより、薬液散布対象と噴霧ノズルとの
間隔を適正に保つことができ、均一な薬液散布が可能に
なる。特に、圃場が、傾斜地の場合に、ブーム支持体を
垂直軸に対して傾斜させることにより、散布対象とノズ
ルとの間隔が同じになるように調整できる効果がある。
左右への傾斜変化は、4節リンクが、平行リンクに近づ
くに従って、小さくなる。従って、伸縮駆動手段の長さ
を調節することにより、薬液散布対象と噴霧ノズルとの
間隔を適正に保つことができ、均一な薬液散布が可能に
なる。特に、圃場が、傾斜地の場合に、ブーム支持体を
垂直軸に対して傾斜させることにより、散布対象とノズ
ルとの間隔が同じになるように調整できる効果がある。
【0013】4節リンクの特殊な場合として、上下一対
の揺動アームを等長とし、この一対の揺動アームの両端
の枢着部間の距離を同じにすることにより、平行リンク
を構成する場合がある。この場合は、伸縮駆動手段の伸
縮動作により、ブーム支持体は、常に垂直姿勢(垂直軸
と平行な姿勢)を保って、上下動する。従って、圃場が
平地である場合は、平行リンクとするのが、作物の高さ
の相違によるノズルの位置調整が容易で有利である。
の揺動アームを等長とし、この一対の揺動アームの両端
の枢着部間の距離を同じにすることにより、平行リンク
を構成する場合がある。この場合は、伸縮駆動手段の伸
縮動作により、ブーム支持体は、常に垂直姿勢(垂直軸
と平行な姿勢)を保って、上下動する。従って、圃場が
平地である場合は、平行リンクとするのが、作物の高さ
の相違によるノズルの位置調整が容易で有利である。
【0014】垂直軸を固定節とする4節リンクにおい
て、上、下揺動アームのいずれか一方、若しくは、双方
の揺動アームを、長さが長短自在に調節可能な部材によ
り構成しておけば、平行リンクをなす場合であっても、
片方の揺動アームの長さを変えることにより、ブーム支
持体を垂直軸に対して左右に傾斜させることができ、傾
斜地に対するブームの姿勢を制御できる。長短調節自在
な部材としては、二重管構造の伸縮部材で固定手段によ
り任意の長さで固定可能なもの、所定のピッチ間隔で透
孔が列設されている角棒と該角棒に遊嵌する穴明き鞘体
と該鞘体の穴と透孔とを同時に貫通する固定ピンとの組
み合わせ、或いは、前記伸縮駆動手段などを挙げること
ができる。特に、伸縮駆動手段を揺動アームとして用い
ると、運転席において、ブームの傾斜を自在に調節でき
る。
て、上、下揺動アームのいずれか一方、若しくは、双方
の揺動アームを、長さが長短自在に調節可能な部材によ
り構成しておけば、平行リンクをなす場合であっても、
片方の揺動アームの長さを変えることにより、ブーム支
持体を垂直軸に対して左右に傾斜させることができ、傾
斜地に対するブームの姿勢を制御できる。長短調節自在
な部材としては、二重管構造の伸縮部材で固定手段によ
り任意の長さで固定可能なもの、所定のピッチ間隔で透
孔が列設されている角棒と該角棒に遊嵌する穴明き鞘体
と該鞘体の穴と透孔とを同時に貫通する固定ピンとの組
み合わせ、或いは、前記伸縮駆動手段などを挙げること
ができる。特に、伸縮駆動手段を揺動アームとして用い
ると、運転席において、ブームの傾斜を自在に調節でき
る。
【0015】本発明の第二の要旨は、前記第一要旨によ
って規定されたブームスプレーヤ装置において、ブーム
支持体が、一対の揺動アームの他端間を所定間隔を隔て
て枢支する連接ロッドと、該連接ロッドに平行に並設さ
れ該連接ロッドに対して回動及び固定可能に支持される
ブーム支持ロッドとから成り、該ブーム支持ロッドに
は、ブームを構成する支柱に一定のピッチ間隔で複数箇
所に形成された係止部を着脱自在に支持する保持手段
が、同一のピッチ間隔で複数箇所に形成されていること
を特徴とするブームスプレーヤ装置にある。
って規定されたブームスプレーヤ装置において、ブーム
支持体が、一対の揺動アームの他端間を所定間隔を隔て
て枢支する連接ロッドと、該連接ロッドに平行に並設さ
れ該連接ロッドに対して回動及び固定可能に支持される
ブーム支持ロッドとから成り、該ブーム支持ロッドに
は、ブームを構成する支柱に一定のピッチ間隔で複数箇
所に形成された係止部を着脱自在に支持する保持手段
が、同一のピッチ間隔で複数箇所に形成されていること
を特徴とするブームスプレーヤ装置にある。
【0016】上記第二要旨に係るブームスプレーヤ装置
は、前記第一要旨におけると同様に、運転席においてブ
ーム支持体を上下に移動させる高さ調節手段を持つと共
に、ブームを構成する垂直部材の一つである支柱に設け
られた係止部と、ブーム支持ロッド側に設けられた固定
部とを、同一ピッチで、複数箇所に設けることにより、
固定部と係止部との結合場所を変えることにより、ブー
ムの高さを大幅に変えることができる。したがって、散
布対象に応じて、その大まかな高さを決め、第一要旨に
規定される機構により、よりキメの細かなノズル高の調
整が可能となる。ブーム支持ロッドが、連接ロッドに対
して、回動できることにより、ブームスプレーヤ装置が
単に走行する際に、邪魔になるブームを自走車両の側面
に簡単に添わせて収納し走行することができる。
は、前記第一要旨におけると同様に、運転席においてブ
ーム支持体を上下に移動させる高さ調節手段を持つと共
に、ブームを構成する垂直部材の一つである支柱に設け
られた係止部と、ブーム支持ロッド側に設けられた固定
部とを、同一ピッチで、複数箇所に設けることにより、
固定部と係止部との結合場所を変えることにより、ブー
ムの高さを大幅に変えることができる。したがって、散
布対象に応じて、その大まかな高さを決め、第一要旨に
規定される機構により、よりキメの細かなノズル高の調
整が可能となる。ブーム支持ロッドが、連接ロッドに対
して、回動できることにより、ブームスプレーヤ装置が
単に走行する際に、邪魔になるブームを自走車両の側面
に簡単に添わせて収納し走行することができる。
【0017】本発明の第三の要旨は、上記第二要旨によ
って規定されたブームスプレーヤ装置において、ブーム
支持ロッドとブームを構成する支柱が共に角柱から成
り、ブーム支持ロッドに設けられた保持手段と支柱に設
けられた係止部の何れか一方が、角柱に一定のピッチ間
隔で該角柱の左右両側に突設された突起で構成され、他
方が、角柱に同一のピッチ間隔で設けられ前記一方の角
柱を左右両側から挟持しつつ前記突起に係止可能な係止
片で構成されていることを特徴とするブームスプレーヤ
装置にある。
って規定されたブームスプレーヤ装置において、ブーム
支持ロッドとブームを構成する支柱が共に角柱から成
り、ブーム支持ロッドに設けられた保持手段と支柱に設
けられた係止部の何れか一方が、角柱に一定のピッチ間
隔で該角柱の左右両側に突設された突起で構成され、他
方が、角柱に同一のピッチ間隔で設けられ前記一方の角
柱を左右両側から挟持しつつ前記突起に係止可能な係止
片で構成されていることを特徴とするブームスプレーヤ
装置にある。
【0018】これは、前記第二要旨におけるブームスプ
レーヤ装置の一実施例を示すもので、支柱とブーム支持
ロッドとを、共に角柱とし、固定される際に、両者の面
が当接するように、係止部と保持手段とを選択すること
により、固定後のブーム支持ロッドと支柱との間にガタ
が生じることがなく、互いの当接面が固定状態を強化
し、簡単な構成で、横に長いブームの強固な保持が可能
になる。
レーヤ装置の一実施例を示すもので、支柱とブーム支持
ロッドとを、共に角柱とし、固定される際に、両者の面
が当接するように、係止部と保持手段とを選択すること
により、固定後のブーム支持ロッドと支柱との間にガタ
が生じることがなく、互いの当接面が固定状態を強化
し、簡単な構成で、横に長いブームの強固な保持が可能
になる。
【0019】本発明の第五の要旨は、上記第一要旨、第
二要旨、又は第三要旨により規定されたブームスプレー
ヤ装置において、垂直軸が、トルクリミッタを備えた動
力伝達手段を介してブレーキ手段付モータによって、左
右に回動されるように構成されていることを特徴とする
片ブーム式ブームスプレーヤ装置にある。
二要旨、又は第三要旨により規定されたブームスプレー
ヤ装置において、垂直軸が、トルクリミッタを備えた動
力伝達手段を介してブレーキ手段付モータによって、左
右に回動されるように構成されていることを特徴とする
片ブーム式ブームスプレーヤ装置にある。
【0020】ブームを自走車両の一側に張り出して設
け、復路には、そのブームを180度反転させて、反対
側を散布するタイプの、いわゆる片ブーム方式のブーム
スプレーヤ装置においては、ブームを手動で反転させて
もよいが、適宜な垂直軸駆動手段で反転操作するのが望
ましい。駆動手段としては、垂直軸にクランクシャフト
を取り付けて、これを往復直動手段により駆動するも
の、或いは、歯車やプーリなどを取り付けて回転駆動手
段と連結するものなど、公知の駆動方法が採用できる。
け、復路には、そのブームを180度反転させて、反対
側を散布するタイプの、いわゆる片ブーム方式のブーム
スプレーヤ装置においては、ブームを手動で反転させて
もよいが、適宜な垂直軸駆動手段で反転操作するのが望
ましい。駆動手段としては、垂直軸にクランクシャフト
を取り付けて、これを往復直動手段により駆動するも
の、或いは、歯車やプーリなどを取り付けて回転駆動手
段と連結するものなど、公知の駆動方法が採用できる。
【0021】その一例としては、垂直軸が、トルクリミ
ッタを備えた動力伝達手段を介してブレーキ付モータに
よって、左右に回動されるように構成する場合を例示す
ることができる。ブレーキ付モータとしては、摩擦力を
利用するブレーキ機構がモータ回路への通電停止と共に
作動するブレーキモータや、モータ回路への通電停止と
共にモータコイルを短絡させて逆起電力による磁気ブレ
ーキを働かせるものなどである。手動の反転機構の場合
は、ブームの揺動や変位を押えるための固定手段が必要
であるが、ブレーキ付モータの場合は、その必要がな
く、任意の位置で、静止させてその状態を固定できる。
上記第五要旨に係る駆動手段は、散布中におけるブーム
の変位をブレーキ手段付モータが阻止し、トルクリミッ
タは、ブームに不当に大きな力がかかった場合に、その
衝撃を緩衝して、装置の破損を防止する。
ッタを備えた動力伝達手段を介してブレーキ付モータに
よって、左右に回動されるように構成する場合を例示す
ることができる。ブレーキ付モータとしては、摩擦力を
利用するブレーキ機構がモータ回路への通電停止と共に
作動するブレーキモータや、モータ回路への通電停止と
共にモータコイルを短絡させて逆起電力による磁気ブレ
ーキを働かせるものなどである。手動の反転機構の場合
は、ブームの揺動や変位を押えるための固定手段が必要
であるが、ブレーキ付モータの場合は、その必要がな
く、任意の位置で、静止させてその状態を固定できる。
上記第五要旨に係る駆動手段は、散布中におけるブーム
の変位をブレーキ手段付モータが阻止し、トルクリミッ
タは、ブームに不当に大きな力がかかった場合に、その
衝撃を緩衝して、装置の破損を防止する。
【0022】
【発明の実施形態】図1は、本発明に係るブームスプレ
ーヤ装置の正面図で、内燃エンジンによって走行するク
ローラベルト車から成る自走車両1上に、薬液タンク2
とブーム30によって水平に支持された噴霧竿50とを
備えている。ブーム30は、垂直の支柱31と、水平な
梁32と、吊支ワイヤー33とで、三角形をなすよう
に、結合されており、梁32の先端には、更に梁32a
が、梁32側に折り返し可能な状態で、水平に支持され
ている。このような梁に沿って、噴霧竿50が、ノズル
10a、…を下向きにして、保持されている。
ーヤ装置の正面図で、内燃エンジンによって走行するク
ローラベルト車から成る自走車両1上に、薬液タンク2
とブーム30によって水平に支持された噴霧竿50とを
備えている。ブーム30は、垂直の支柱31と、水平な
梁32と、吊支ワイヤー33とで、三角形をなすよう
に、結合されており、梁32の先端には、更に梁32a
が、梁32側に折り返し可能な状態で、水平に支持され
ている。このような梁に沿って、噴霧竿50が、ノズル
10a、…を下向きにして、保持されている。
【0023】自走車両1の前面には、該自走車両1のフ
レーム1aの前端から、上方に延設された方形フレーム
1bが、形成されており、この方形フレーム1bの中央
部付近に、垂直軸3が、軸受部1c、1dによって、回
動自在に支持されている。垂直軸3の上端には、従動ス
プロケット3aが垂直軸3と一体回転するように取り付
けられており、該スプロケット3aは、方形フレーム1
bに固設されたブレーキモータMの出力軸に、トルクリ
ミッタ(図示せず)を介して取り付けられた駆動スプロ
ケット4により、巻回されている無端チェーン4aを介
して、回動される。
レーム1aの前端から、上方に延設された方形フレーム
1bが、形成されており、この方形フレーム1bの中央
部付近に、垂直軸3が、軸受部1c、1dによって、回
動自在に支持されている。垂直軸3の上端には、従動ス
プロケット3aが垂直軸3と一体回転するように取り付
けられており、該スプロケット3aは、方形フレーム1
bに固設されたブレーキモータMの出力軸に、トルクリ
ミッタ(図示せず)を介して取り付けられた駆動スプロ
ケット4により、巻回されている無端チェーン4aを介
して、回動される。
【0024】垂直軸3の上部と下部には、夫々上部揺動
アーム6と下部揺動アーム7とが、夫々の一端6a、7
aにおいて、上下方向に揺動自在に枢支されている。こ
れら上、下揺動アーム6、7の他端6b、7bには、揺
動アームの一端6aと7aとの間の距離に等しい長さの
連接ロッド8が、その上端8aと下端8bとにおいて夫
々枢着することにより、垂直軸3を固定節とする平行リ
ンクが、形成されている。この連接ロッド8と後記する
ブーム支持ロッド9とにより、ブーム支持体が構成され
ている。
アーム6と下部揺動アーム7とが、夫々の一端6a、7
aにおいて、上下方向に揺動自在に枢支されている。こ
れら上、下揺動アーム6、7の他端6b、7bには、揺
動アームの一端6aと7aとの間の距離に等しい長さの
連接ロッド8が、その上端8aと下端8bとにおいて夫
々枢着することにより、垂直軸3を固定節とする平行リ
ンクが、形成されている。この連接ロッド8と後記する
ブーム支持ロッド9とにより、ブーム支持体が構成され
ている。
【0025】垂直軸3の下端付近と上部揺動アーム6と
の間には、伸縮駆動手段としての、モータシリンダ5
が、介設されている。モータシリンダ5は、駆動モータ
5aと該モータ5aによって減速ギア列を介して正逆回
転駆動される雌ネジ部材(図示せず)に螺合するネジ棒
5bと、下端において垂直軸下端付近に枢着しネジ棒5
bをガイドするシリンダ5cとから成り、モータ5aを
正逆回転することにより伸縮し、ネジ棒5bが枢着する
上部揺動アーム6を上下に駆動する。それによって、平
行リンクをなす連接ロッド8は、垂直姿勢を保って、上
下動する。
の間には、伸縮駆動手段としての、モータシリンダ5
が、介設されている。モータシリンダ5は、駆動モータ
5aと該モータ5aによって減速ギア列を介して正逆回
転駆動される雌ネジ部材(図示せず)に螺合するネジ棒
5bと、下端において垂直軸下端付近に枢着しネジ棒5
bをガイドするシリンダ5cとから成り、モータ5aを
正逆回転することにより伸縮し、ネジ棒5bが枢着する
上部揺動アーム6を上下に駆動する。それによって、平
行リンクをなす連接ロッド8は、垂直姿勢を保って、上
下動する。
【0026】連接ロッド8は、角柱状をなし、該ロッド
8の垂直軸3と反対側の側面の上下2カ所に、軸着片8
c、8dが、突設されている。この連接ロッド8と並ん
で平行に、角柱状のブーム支持ロッド9が設けられてお
り、このブーム支持ロッド9の側面に軸着片8c,dに
対応して設けた軸着片9c、9dを、軸着片8c,dと
重接して軸支することにより、連接ロッド9に若干の間
隔をおいて、回動自在に支持されている。又、連接ロッ
ド8には、前記軸着片8c,dを有する側面と直角をな
す側面から、該側面に平行な固定アーム8eが、垂直軸
3と反対側に延設されており、その先端付近には、半円
形リング8fが固設されている。
8の垂直軸3と反対側の側面の上下2カ所に、軸着片8
c、8dが、突設されている。この連接ロッド8と並ん
で平行に、角柱状のブーム支持ロッド9が設けられてお
り、このブーム支持ロッド9の側面に軸着片8c,dに
対応して設けた軸着片9c、9dを、軸着片8c,dと
重接して軸支することにより、連接ロッド9に若干の間
隔をおいて、回動自在に支持されている。又、連接ロッ
ド8には、前記軸着片8c,dを有する側面と直角をな
す側面から、該側面に平行な固定アーム8eが、垂直軸
3と反対側に延設されており、その先端付近には、半円
形リング8fが固設されている。
【0027】一方、ブーム支持ロッド9の、前記固定ア
ーム8eに対応する位置には、リング8fに掛け止め可
能なフック10aと該フック10aの基端を軸支(10
d)するレバー片10bと、ブーム支持ロッドに固設さ
れ該レバー片10bを回動自在に支持(10e)する軸
受片10cとを有する固定手段10が、設けられてい
る。この固定手段10は、ブーム支持ロッドの一側面を
固定アーム8eに当接した状態で、フック10aをリン
グ8fに掛けて、レバー片10bを回動し、フックの支
点10dをレバー片の支点10eに関して反転させるこ
とにより、固定アーム8eをブーム支持ロッドの側面に
固定することができる。
ーム8eに対応する位置には、リング8fに掛け止め可
能なフック10aと該フック10aの基端を軸支(10
d)するレバー片10bと、ブーム支持ロッドに固設さ
れ該レバー片10bを回動自在に支持(10e)する軸
受片10cとを有する固定手段10が、設けられてい
る。この固定手段10は、ブーム支持ロッドの一側面を
固定アーム8eに当接した状態で、フック10aをリン
グ8fに掛けて、レバー片10bを回動し、フックの支
点10dをレバー片の支点10eに関して反転させるこ
とにより、固定アーム8eをブーム支持ロッドの側面に
固定することができる。
【0028】ブーム支持ロッド9の軸着片9c,dが設
けられている側面には、水平方向に、ネジリング9a
が、所定のピッチ間隔をおいて複数箇所(実施例では3
カ所)に固設されている。このネジリング9a、…に、
ネジ棒11が螺合しており、該ネジ棒11のヘッド11
aと先端11bは、共に、ブーム支持ロッド9の幅方向
に、該ロッド9の両側に突出して設けられることによ
り、ブームの保持手段を構成している。そして、このよ
うなブーム支持ロッドと前記連接ロッドとの組み合わせ
により、ブーム支持体が構成されている。
けられている側面には、水平方向に、ネジリング9a
が、所定のピッチ間隔をおいて複数箇所(実施例では3
カ所)に固設されている。このネジリング9a、…に、
ネジ棒11が螺合しており、該ネジ棒11のヘッド11
aと先端11bは、共に、ブーム支持ロッド9の幅方向
に、該ロッド9の両側に突出して設けられることによ
り、ブームの保持手段を構成している。そして、このよ
うなブーム支持ロッドと前記連接ロッドとの組み合わせ
により、ブーム支持体が構成されている。
【0029】一方、ブーム30の支柱31には、上記ネ
ジリング9a、9a、…のピッチ間隔に合わせて、係止
片34、34、…が、設けられている。係止片34は、
対をなして、角柱から成る支柱31の両側に、これを挟
むように一半で固着して設けられており、係止片の他側
には、前記ネジ棒の直径に合わせて係止片を下側から中
程まで切欠いて設けた切欠部34aが形成されている。
この切欠部34aは、角柱から成る支柱31の一面を同
様に角柱から成るブーム支持ロッド9の面に当接し、係
止片34が、ブーム支持ロッド9の側面を両側から挟む
ように嵌合したとき、丁度、ネジリング9aの両端に嵌
合できる位置に設けられている。
ジリング9a、9a、…のピッチ間隔に合わせて、係止
片34、34、…が、設けられている。係止片34は、
対をなして、角柱から成る支柱31の両側に、これを挟
むように一半で固着して設けられており、係止片の他側
には、前記ネジ棒の直径に合わせて係止片を下側から中
程まで切欠いて設けた切欠部34aが形成されている。
この切欠部34aは、角柱から成る支柱31の一面を同
様に角柱から成るブーム支持ロッド9の面に当接し、係
止片34が、ブーム支持ロッド9の側面を両側から挟む
ように嵌合したとき、丁度、ネジリング9aの両端に嵌
合できる位置に設けられている。
【0030】上記実施形態では、係止片とネジ棒との組
み合わせにより、ブームが保持される場合を示したが、
支柱に突設した横軸をブーム支持ロッドに設けた通孔に
嵌合して、横軸の先端に抜け止め手段を着脱自在に設け
たもの、或いは、ブーム支持ロッドを中空角パイプで構
成し、これに、略T字形の切欠を形成すると共に、支柱
側面にT字形の突起を形成して、これを、前記切欠中に
落し込むようにして固定する方法など、公知の手段が採
用できる。
み合わせにより、ブームが保持される場合を示したが、
支柱に突設した横軸をブーム支持ロッドに設けた通孔に
嵌合して、横軸の先端に抜け止め手段を着脱自在に設け
たもの、或いは、ブーム支持ロッドを中空角パイプで構
成し、これに、略T字形の切欠を形成すると共に、支柱
側面にT字形の突起を形成して、これを、前記切欠中に
落し込むようにして固定する方法など、公知の手段が採
用できる。
【0031】又、上記に例示した実施形態において、下
部揺動アーム7の代わりに、長さを長短調節自在な部材
として、最も縮小したときの全長が下部揺動アーム7の
長さより短くなることができるモータシリンダを用い、
その両端において上下方向に回動自在に枢着すれば、該
モータシリンダの伸縮動作により、図4において、支柱
31を、必要に応じて左右に傾斜させることができ、噴
霧竿50の先端側を、圃場の傾斜に合わせて、上下させ
ることができる。勿論、上部揺動アーム6をモータシリ
ンダで代替しても、動作は逆になるが同様の作用効果が
得られる。
部揺動アーム7の代わりに、長さを長短調節自在な部材
として、最も縮小したときの全長が下部揺動アーム7の
長さより短くなることができるモータシリンダを用い、
その両端において上下方向に回動自在に枢着すれば、該
モータシリンダの伸縮動作により、図4において、支柱
31を、必要に応じて左右に傾斜させることができ、噴
霧竿50の先端側を、圃場の傾斜に合わせて、上下させ
ることができる。勿論、上部揺動アーム6をモータシリ
ンダで代替しても、動作は逆になるが同様の作用効果が
得られる。
【0032】
【作用】このような構成から成るブームスプレーヤ装置
は、図3において、作物の丈に応じて、ブームの係止片
34、34を係止すべきネジ棒11、11を選択し、ネ
ジ棒のヘッド11aを回して、一側の係止片をネジリン
グ9aとヘッド11aとの間で締め付けて、固定し、更
に、図示を省略した、薬液圧送用ホースとブームに支持
された噴霧竿とを連結する。ブームをつけた状態で、散
布域まで走行するときは、固定手段10を解除してお
き、連接ロッド8に対して、ブーム支持ロッド9を回動
させて、ブーム30の梁32aを、梁32側に折り返し
て長さを短くした状態で自走車両の両側面の適所に設け
られたL状片1gの一方に保持させて進む。
は、図3において、作物の丈に応じて、ブームの係止片
34、34を係止すべきネジ棒11、11を選択し、ネ
ジ棒のヘッド11aを回して、一側の係止片をネジリン
グ9aとヘッド11aとの間で締め付けて、固定し、更
に、図示を省略した、薬液圧送用ホースとブームに支持
された噴霧竿とを連結する。ブームをつけた状態で、散
布域まで走行するときは、固定手段10を解除してお
き、連接ロッド8に対して、ブーム支持ロッド9を回動
させて、ブーム30の梁32aを、梁32側に折り返し
て長さを短くした状態で自走車両の両側面の適所に設け
られたL状片1gの一方に保持させて進む。
【0033】散布を開始するときは、ブーム30を車両
側面から90度回動して横方向にブームを張り出し、固
定手段のフック10aをリング8fに掛けて、レバー片
10bを回動反転して、連接ロッドとブーム支持ロッド
とを固定する。勿論、連接ロッドとブーム支持ロッドと
を固定してから、ブームを取り付けることもできる。次
に、運転席において、モータシリンダ5のスイッチを正
逆方向に操作して、モータシリンダ5を伸縮させ、噴霧
竿50の高さを所望の位置に調節する。車両進行方向の
一側を散布したら、ブレーキモータMを作動させて、ブ
ームを反転させ、後退しつつ、薬液散布をすれば、車両
の両側の散布が終了する。
側面から90度回動して横方向にブームを張り出し、固
定手段のフック10aをリング8fに掛けて、レバー片
10bを回動反転して、連接ロッドとブーム支持ロッド
とを固定する。勿論、連接ロッドとブーム支持ロッドと
を固定してから、ブームを取り付けることもできる。次
に、運転席において、モータシリンダ5のスイッチを正
逆方向に操作して、モータシリンダ5を伸縮させ、噴霧
竿50の高さを所望の位置に調節する。車両進行方向の
一側を散布したら、ブレーキモータMを作動させて、ブ
ームを反転させ、後退しつつ、薬液散布をすれば、車両
の両側の散布が終了する。
【0034】
【効果】本願発明に係るブームスプレーヤ装置によれ
ば、散布対象に高低がある場合や、風の影響により噴霧
が対象に到達できない場合などにおいて、走行中におい
ても、自在に噴霧ノズルの高さを上下調節でき、均一な
薬液散布を行うことができる。高さが異なる作物に薬液
散布する場合で、必要なノズルの高さの調節が、ブーム
支持体の上下動で賄い切れないときは、係止片をより高
さの高い(或いは低い)位置にあるネジ棒に掛けて固定
して用いることにより、大幅な変更が可能で、ほとん
ど、すべての作物について、散布を行うことができる。
ば、散布対象に高低がある場合や、風の影響により噴霧
が対象に到達できない場合などにおいて、走行中におい
ても、自在に噴霧ノズルの高さを上下調節でき、均一な
薬液散布を行うことができる。高さが異なる作物に薬液
散布する場合で、必要なノズルの高さの調節が、ブーム
支持体の上下動で賄い切れないときは、係止片をより高
さの高い(或いは低い)位置にあるネジ棒に掛けて固定
して用いることにより、大幅な変更が可能で、ほとん
ど、すべての作物について、散布を行うことができる。
【0035】また、片ブーム方式の装置は、規模の小さ
な圃場では、装置が小型で低コストで製作でき、使用面
でも無駄が無く小回りがきいて、極めて便利であるが、
ブームの反転操作を何度も繰り返さなければならない煩
わしさがあった。しかし、本願装置においては、反転操
作が運転席においてスイッチの切換操作のみで済み、ブ
レーキモータの採用で、走行中のブームの変位も無く、
また、ブーム反転中や散布中に、モータに過負荷がかか
ったり、或いは、散布中に、ブームが障害物に衝突する
など、ブームに過大な力がかかっても、トルクリミッタ
ーを介在させてあるので、モータなどに損傷が及ぶこと
が無い。
な圃場では、装置が小型で低コストで製作でき、使用面
でも無駄が無く小回りがきいて、極めて便利であるが、
ブームの反転操作を何度も繰り返さなければならない煩
わしさがあった。しかし、本願装置においては、反転操
作が運転席においてスイッチの切換操作のみで済み、ブ
レーキモータの採用で、走行中のブームの変位も無く、
また、ブーム反転中や散布中に、モータに過負荷がかか
ったり、或いは、散布中に、ブームが障害物に衝突する
など、ブームに過大な力がかかっても、トルクリミッタ
ーを介在させてあるので、モータなどに損傷が及ぶこと
が無い。
【図1】本願ブームスプレーヤ装置を正面から見た説明
図である。
図である。
【図2】図1の装置を右側面から見た説明図である。
【図3】ブームを車両から切り離した状態を示す説明図
である。
である。
【図4】ブームをブーム支持体に装着した状態を示す説
明図である。
明図である。
【図5】ブーム支持体の構成を示す説明図である。
【図6】図5のA−A断面説明図である。
【図7】図5のB−B断面説明図である。
1 自走車両 2 薬液タンク 3 垂直軸 M モータ 5 モータシリンダ 6、7 揺動アーム 8 連接ロッド 9 ブーム支持ロッド 10 固定手段 11 ネジ棒 30 ブーム 31 支柱 34 係止片 50 噴霧竿 51 噴霧ノズル
Claims (6)
- 【請求項1】自走車両上に薬液タンクと薬液圧送手段と
を備え、前記自走車両に支持されている垂直軸に、上下
方向に所定間隔をおいて一対の揺動アームを夫々の一端
において上下方向に揺動自在に枢着し、該揺動アームの
夫々の他端をブーム支持体に枢着することにより、前記
垂直軸を固定節とする4節リンクを形成し、前記垂直軸
と前記揺動アームの任意の一方若しくはブーム支持体と
の間に伸縮駆動手段を枢支すると共に、ブーム支持体に
は、噴霧竿を有するブームを着脱自在に支持する保持手
段が形成されていることを特徴とするブームスプレーヤ
装置。 - 【請求項2】垂直軸を固定節とする4節リンクが、平行
リンクをなしていることを特徴とする請求項1に記載の
ブームスプレーヤ装置。 - 【請求項3】一対の揺動アームの何れか一方若しくは双
方が、その長さを長短調節自在な部材によって構成され
ている請求項1又は2に記載のブームスプレーヤ装置。 - 【請求項4】ブーム支持体が、一対の揺動アームの他端
を所定間隔を隔てて枢支する連接ロッドと、該連接ロッ
ドに平行に並設され該連接ロッドに対して回動及び固定
可能に支持されるブーム支持ロッドとから成り、該ブー
ム支持ロッドには、ブームを構成する支柱に一定のピッ
チ間隔で複数箇所に形成された係止部を着脱自在に支持
する保持手段が、同一のピッチ間隔で複数箇所に形成さ
れていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載
のブームスプレーヤ装置。 - 【請求項5】ブーム支持ロッドとブームを構成する支柱
が共に角柱から成り、ブーム支持ロッドに設けられた保
持手段と支柱に設けられた係止部の何れか一方が、角柱
に一定のピッチ間隔で該角柱の左右両側に突設された突
起で構成され、他方が、角柱に同一のピッチ間隔で設け
られ前記一方の角柱を左右両側から挟持しつつ前記突起
に係止可能な係止片で構成されていることを特徴とする
請求項1〜4の何れかに記載のブームスプレーヤ装置。 - 【請求項6】垂直軸が、トルクリミッタを備えた動力伝
達手段を介してブレーキ手段付モータによって、左右に
回動されるように構成されている請求項1〜5の何れか
に記載のブームスプレーヤ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26142996A JP3361240B2 (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | ブームスプレーヤ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26142996A JP3361240B2 (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | ブームスプレーヤ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1080655A true JPH1080655A (ja) | 1998-03-31 |
| JP3361240B2 JP3361240B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=17361762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26142996A Expired - Fee Related JP3361240B2 (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | ブームスプレーヤ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3361240B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105248403A (zh) * | 2015-11-17 | 2016-01-20 | 河北农业大学 | 一种喷杆变位自走式行间喷药机 |
| US20190246579A1 (en) * | 2018-02-14 | 2019-08-15 | Deere & Company | Sprayers in a temperature inversion |
| CN114097758A (zh) * | 2021-10-21 | 2022-03-01 | 铁建重工新疆有限公司 | 一种带辅助拉伸装置的喷杆 |
| JP2022177831A (ja) * | 2021-05-18 | 2022-12-01 | スノーソリューションズ株式会社 | 自走式降雪機 |
-
1996
- 1996-09-09 JP JP26142996A patent/JP3361240B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105248403A (zh) * | 2015-11-17 | 2016-01-20 | 河北农业大学 | 一种喷杆变位自走式行间喷药机 |
| US20190246579A1 (en) * | 2018-02-14 | 2019-08-15 | Deere & Company | Sprayers in a temperature inversion |
| US10827693B2 (en) * | 2018-02-14 | 2020-11-10 | Deere & Company | Sprayers in a temperature inversion |
| JP2022177831A (ja) * | 2021-05-18 | 2022-12-01 | スノーソリューションズ株式会社 | 自走式降雪機 |
| CN114097758A (zh) * | 2021-10-21 | 2022-03-01 | 铁建重工新疆有限公司 | 一种带辅助拉伸装置的喷杆 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3361240B2 (ja) | 2003-01-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |