JPH1082200A - 機械式立体駐車装置 - Google Patents

機械式立体駐車装置

Info

Publication number
JPH1082200A
JPH1082200A JP23795896A JP23795896A JPH1082200A JP H1082200 A JPH1082200 A JP H1082200A JP 23795896 A JP23795896 A JP 23795896A JP 23795896 A JP23795896 A JP 23795896A JP H1082200 A JPH1082200 A JP H1082200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
parking
hook
parking device
traveling path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23795896A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsumasa Imamura
龍正 今村
Ryozo Mori
良三 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissei Ltd
Original Assignee
Nissei Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissei Ltd filed Critical Nissei Ltd
Priority to JP23795896A priority Critical patent/JPH1082200A/ja
Publication of JPH1082200A publication Critical patent/JPH1082200A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車場として平面効率に優れ、かつ自動車の
入出庫を迅速に行い得る機械式立体駐車装置を実現す
る。 【解決手段】 搬送台車11が水平走行する走行路1
と、その走行路1に沿って上下に平行に設けられ、自動
車載置用のトレー3を配置された複数の駐車区画21
と、搬送台車11に搭載され、搬送台車11と各駐車区
画21との間でトレー3の受け渡しを行うリフタ4とを
備え、上下各駐車区画21においてトレー3を垂直及び
前後方向に循環移送することにより自動車の入出庫を行
う。ここでリフタ4は、フック部材41と、フック上下
駆動機構42と、フックスライド機構43とを備え、ト
レー3を4点支持し、垂直方向および走行路1の幅方向
に向けて水平方向へ移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の自動車の格納
層を備え、自動車の入出庫時間の短縮を図る機械式立体
駐車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の地下式2段構造の箱型循
環式立体駐車装置の構成を示している。図11におい
て、61は上側の第1の格納層、62は下側の第2の格
納層であり、63は各格納層61、62の一端側に画成
されて各格納層61、62及び自動車の乗込部67を連
絡する第1の昇降路、64はその他端側に画成されて各
格納層61、62を連絡する第2の昇降路である。各格
納層61、62は前後で一対をなす固定レールR1と、
この固定レールR1と同様に前後で一対をなす可動レー
ルR2とからなる。固定レールR1はそれぞれトレー6
5を複数台配置可能な長さを有し、それぞれの固定レー
ルR1にトレー65を横送りする横行駆動機構66を備
える。可動レールR2はそれぞれ、各昇降路63、64
上に設置された昇降駆動機構に組み付けられて各固定レ
ールR1の間隔と同じピッチで配列されている。なお、
この昇降駆動機構は、昇降路63、64の四隅上下に設
置されたスプロケットと、各上下スプロケット間に巻装
された4本のエンドレスチェーンと、スプロケットを回
転駆動するモータとを備える。またトレー65は片側2
輪合計4輪の車輪が各々両側に突出して取り付けられて
いる。
【0003】この駐車装置では自動車をレールに対し一
端部から乗り入れる端部乗入方式を採用しており、67
は地上1階に設置された自動車乗り入れ用の乗込部であ
り、第1の昇降路63上に位置設定されている。
【0004】次に上記従来の多層箱型循環式駐車装置の
動作について説明する。図11において、地上1階の乗
込部67にトレー65が可動レールR2上に乗って待機
中であり、地下の各階層では、複数のトレー65が横方
向に連続的に並んで停止されている。
【0005】入庫する自動車が乗込部67に待機中のト
レー65上に乗り込むと、先ず第1の昇降路63の昇降
駆動機構の作動により、第1の昇降路63上を各可動レ
ールR2が下方へ垂直循環し、自動車を載せたトレー6
5が可動レール65に乗って下降移動される。この可動
レール65が第1の階層61の固定レールR1左端部の
延長上に配列されて、自動車を載せたトレー65が第1
の格納層61で固定レールR1上の他のトレー65に図
示されない係合部材を介して連結される。
【0006】次に、第2の昇降路64の昇降駆動機構の
作動により、第2の昇降路64上を各可動レールR2が
上方へ垂直循環し、第2の格納層62に停止中の可動レ
ールR2が第1の格納層61に上昇してその上のトレー
65が第1の格納層61へ上昇移動し、その階層の他の
トレー65に連結すると同時に、第1の昇降路63の昇
降駆動機構の作動により、第1の昇降路63上を各可動
レールR2が下方へ垂直循環し、第1の格納層61に停
止中の自動車を載せた可動レールR2が第2の格納層6
2に下降してそのトレー65が第2の格納層62へ下降
移動し、その階層の他のトレー65に連結する。次い
で、第1の格納層61の横行駆動機構66により、第1
の格納層61の固定レールR1およびその両端の可動レ
ールR2上を各トレー65が第1の昇降路63に向かう
方向に横行移動すると同時に、第2の格納層62の横行
駆動機構66により、第2の階層の固定レールR1およ
びその両端の可動レールR2上を各トレー65が第2の
昇降路64に向かう方向に横行移動する。このような2
工程の箱型循環運転を繰り返し行なうことによって、入
庫した自動車が予め定めた階層の所定の位置に格納され
る。なお、この箱型循環運転は上記と逆方向にも運転可
能になっている。
【0007】自動車を出庫する際は、上下各格納層間で
箱型循環運転が行なわれて、自動車を載置したトレー6
5が第1の昇降路63上の可動レールR2上に移動さ
れ、この可動レールR2がそこから昇降駆動機構の作動
により垂直循環して自動車を載せたトレー65を乗込部
67に移送する。
【0008】この種の機械式立体駐車装置では、各格納
層61、62においてその幅方向にトレー65の前後方
向を設定し、トレー65を横送りにより箱型循環させて
自動車を格納するようにしているので、制限された平面
を最大限に利用して自動車を効率よく格納することがで
きる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の機械式立体駐車装置では、駐車場として平面効率に
優れているものの、トレーを順次循環させて自動車の入
出庫を行うため、自動車の入出庫に多くの時間を必要と
するという問題があった。
【0010】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、駐車場として平面効率に優れ、かつ自動
車の入出庫を迅速に行い得る機械式立体駐車装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の機械式立体駐車装置においては、搬送台車
用の走行路と、その走行路に沿って上下に平行に設けら
れ、自動車載置用のトレーが配置された複数の駐車区画
と、搬送台車と各駐車区画との間でトレーの受け渡しを
行うリフタとを設け、上下各駐車区画のトレーを垂直及
び前後方向に循環移送することにより自動車の入出庫を
行うようにしている。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の機械式
立体駐車装置は、搬送台車が水平走行する走行路と、そ
の走行路に沿って上下に平行に設けられ、自動車載置用
のトレーが配置された複数の駐車区画と、前記搬送台車
と駐車区画との間でトレーを受け渡しするリフタとを備
え、上下各駐車区画のトレーを垂直及び前後方向に循環
移送させて自動車の入出庫を行うようにしたものであ
る。
【0013】したがって、本発明によれば、入庫する自
動車をトレーに載せて走行路を走行する搬送台車により
搬送し、搬送台車からリフタによりトレーを垂直方向に
移動して、上下各駐車区画に受け渡すことにより、自動
車を格納する。また、上下各駐車区画に格納した自動車
をその駐車区画からリフタによりトレーを垂直方向に移
動することにより搬送台車上に載せて、搬送台車で搬送
して出庫する。これにより、自動車の入出庫を迅速に行
うことができる。
【0014】本発明の請求項2に記載の機械式立体駐車
装置は、請求項1の構成において、リフタを搬送台車と
ともに水平移動するようにしたものである。
【0015】そのため、リフタは1基ですみ、装置構成
が簡単である。
【0016】本発明の請求項3に記載の機械式立体駐車
装置は、請求項1、2の各構成において、トレー長手方
向の両側部において一端側と他端側とにそれぞれ2本ず
つ対にして突出され、その一対の一方を搬送用、その他
方を格納用として選択的に用いる係止部材を備えるとと
もに、各駐車区画においてトレー長手方向の両側部の格
納用の各係止部材を受けるトレー受け部を備え、トレー
を4点支持するようにしたものである。
【0017】本発明の請求項4に記載の機械式立体駐車
装置は、請求項3の構成において、リフタに、トレー長
手方向の両側部の搬送用の各係止部材を係止してトレー
を支持するフック部材と、フック部材を上下方向に向け
て移動するフック上下駆動機構と、フック部材を走行路
の幅方向に向けてスライドさせるフックスライド機構と
を備え、トレーを4点支持し、垂直方向および走行路の
幅方向に向けて水平方向に移動するようにしたものであ
る。
【0018】本発明の請求項5に記載の機械式立体駐車
装置は、請求項4の構成において、フック上下駆動機構
として、搬送台車の台車枠両側にそれぞれ2本ずつ配設
された一対のスクリューと、各スクリューを回転駆動す
るスクリュー駆動装置とを備え、フックスライド機構と
して、両側一対の各スクリューに螺合され、一対のスク
リュー間に架け渡されたスライドレールと、スライドレ
ールに取り付けられたシリンダとを備え、フック部材を
スライドレール上に取り付けてシリンダに作動連結した
ものである。
【0019】本発明の請求項6に記載の機械式立体駐車
装置は、請求項1、2、3、4、5のいずれかの構成に
おいて、搬送台車の走行路の上側に設けた複数の駐車区
画の一部に自動車の乗込部を備えたものである。
【0020】本発明の請求項7に記載の機械式立体駐車
装置は、請求項1、2、3、4、5のいずれかの構成に
おいて、搬送台車の走行路の一部に自動車の乗込部を備
えたものである。
【0021】本発明の請求項8に記載の機械式立体駐車
装置は、請求項1、2、3、4、5のいずれかの構成に
おいて、搬送台車の走行路の下側に設けた複数の駐車区
画の一部に自動車の乗込部を備えたものである。
【0022】本発明の請求項9に記載の機械式立体駐車
装置は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8のいず
れかの構成において、搬送台車の走行路とその上下の複
数の駐車区画とを1ユニットとし、この1ユニットを多
層的に備え、各階層においてその一部に自動車の乗込部
および各階層間を連絡するリフトの昇降路を画成すると
ともに、リフトを昇降路の四隅に昇降可能に配置された
昇降杆と、各昇降杆に対して回動可能に取り付けられ、
トレーを両側から支持可能な係止爪と、各係止爪を回動
することにより昇降路に対して進退させる進退駆動機構
とを備えたものである。
【0023】本発明の請求項10に記載の機械式立体駐
車装置は、請求項4、5、6、7、8、9のいずれかの
構成において、フック部材は平面形状が略L字形の板材
からなり、その上部に凹状に形成された第1の係止部
と、その側部突出部に凹状に形成された第2の係止部と
を備えたものである。
【0024】
【実施例】図1に本発明の一実施例の構成を示してい
る。図1において、1は搬送台車11が水平走行する走
行路であり、2はこの走行路1の上下に平行に設けら
れ、自動車載置用のトレー3を配置する複数の駐車区画
21からなる自動車の格納層であり、全体として3階層
から構成されている。
【0025】ここで、各駐車区画21においてトレー3
の前後方向を搬送台車11の走行方向に対して直角に向
けて設定され、自動車を横向きに搬送、格納するように
なっている。
【0026】また、上側の自動車の格納層2が地上1階
に設定され、搬送台車の走行路1および下側の自動車の
格納層2が地下に設けられている。上側の自動車の格納
層2には、その中央に駐車区画に代えて、自動車の乗込
部22が設定されている。なお、この駐車装置の運用
上、通常、上側の格納層2が優先的に使用され、下側の
格納層2は上側の格納層2が満車のときに必要に応じ
て、または入出庫が頻繁に行われることのない長期契約
車などの格納に利用される。
【0027】この駐車装置に用いるトレー3は、図2に
示すように、その長手方向の左右両側部において前端側
と後端側とにそれぞれ2本ずつ対にして突出する係止部
材31A、31Bを備えている。これらの係止部材31
A、31Bは断面四角形状の棒材からなる。ここでは前
端側および後端側の各一対の係止部材31A、31Bの
うち、前側一方(図中、下側)を搬送用の係止部材31
A、後側他方(図中、上側)を格納用の係止部材31B
として用いるようになっている。なお、これら搬送用と
格納用の係止部材を変更することもでき、選択的に利用
可能である。
【0028】図2において、各自動車の格納層2の各駐
車区画21毎に、トレー3長手方向の両側部の格納用の
各係止部材31Bを受けてトレー3を支持するトレー受
け部211を備えている。各トレー受け部211は断面
四角形状の角材からなり、上側面に係止部材31Bが嵌
合可能な凹部が形成されている。これらのトレー受け部
211は、各駐車区画21を画成する梁などに固定さ
れ、前側の左右に1箇所ずつ、後側の左右に1箇所ずつ
配設されて、トレー3を4点で支持するようになってい
る。
【0029】図1において、走行路1上には搬送台車1
1用の一対のレール101を備えている。搬送台車11
はそれ自体、図2に示すように、トレー3の外形よりも
所定の寸法分だけ大きな矩形状の台車枠111と、その
前後両側において両端と中央とにそれぞれ軸支された車
輪112と、前側の車輪112を回転駆動する台車走行
用モータ113とを備えている。搬送台車11にはま
た、搬送台車11と各駐車区画21との間でトレー3の
受け渡しを行うリフタ4が搭載されている。リフタ4は
トレー3両側部の搬送用の各係止部材31Aを係止して
トレー3を支持するフック部材41と、フック部材41
を上下方向に向けて移動するフック上下駆動機構42
と、フック部材41を走行路1の幅方向に向けてスライ
ドさせるフックスライド機構43とを備える。
【0030】ここで、フック部材41は比較的薄い板材
からなり、図3、図4に示すように、その上部に凹状の
係止部41Fが形成されている。
【0031】また、フック上下駆動機構42として、図
2、図3に示すように、搬送台車11の台車枠111の
左右両側各コーナー部にそれぞれ配設されて2本一対を
なすスクリュー421と、前側および後側の各スクリュ
ー421に作動連結された動力伝達シャフト422と、
各動力伝達シャフト422を回転駆動する駆動モータ4
23とを備える。フックスライド機構43として、図
3、図4に示すように、両側一対の各スクリュー421
に螺合され、一対のスクリュー421間に架け渡された
スライドレール431と、スライドレール431に取り
付けられたスライドシリンダ432とを備えている。こ
のようにして4個のフック部材41がスライドレール4
31上にガイドローラ433を介して取り付けられ、そ
れぞれスライドシリンダ432の作動部に連結されてい
る。トレー3を4点支持し、垂直方向および走行路1の
幅方向に向け、水平方向に移動可能になっている。
【0032】次に上記実施例の機械式立体駐車装置にお
ける自動車の入出庫運転について説明する。
【0033】(入庫運転)ここで、予め、次のような準
備運転が行われている。図1において、まず搬送台車1
1が自走により走行路1上を上側の格納層2のうち、空
の駐車区画21の直下まで走行される。次いで、リフタ
4において、フック上下駆動機構42の各駆動モータ4
23の作動により各動力伝達シャフト422が回転さ
れ、この回転により搬送台車11両側の各一対のスクリ
ュー421が回転されて各スライドレール431および
フック部材41を上昇させていく。その上昇により、図
5(a)、(b)に示すように、フック部材41上部の
係止部41F内にトレー3の搬送用の係止部材31Aが
嵌合され、引き続き上昇によりトレー3を持ち上げてそ
の格納用の各係止部材31Bが駐車区画21の各トレー
受け部211から離脱される。トレー3をトレー受け部
211から離脱し、所定の高さでフック部材41の上昇
が停止され、今度はフックスライド機構43の各スライ
ドシリンダ432の作動によりフック部材41がスライ
ドレール431上をスライドし、図6に示すように、ト
レー3全体の移動により搬送用および格納用の各係止部
材31A、31Bが駐車区画21の各トレー受け部21
1の直上から外れた位置に変移される。これによりトレ
ー受け部211をかわす。続いて、図7に示すように、
フック上下駆動機構42の駆動モータ423の作動によ
り、各フック部材41が下降される。この下降中、フッ
クスライド機構43の作動により、トレー受け部211
をかわすために移動した分だけ元の位置に戻しながら、
トレー3を搬送台車11上に降ろす。次いで、搬送台車
11が走行路1上を自動車の乗込部22の直下まで走行
し、フック上下駆動機構42の駆動モータ423の作動
により各フック部材41を上昇し、トレー3を自動車の
乗込部22の着床位置まで上げて待機する。
【0034】なお、下側の格納層2のトレー3を取り出
す場合は、以下のとおりである。図1において、まず、
搬送台車11が空の駐車区画21の直上まで走行した
後、フック上下駆動機構42の作動により、各一対のス
クリュー421上を各スライドレール431およびフッ
ク部材41が下降されていく。その下降中、フックスラ
イド機構43の作動により、各フック部材41が各スラ
イドレール431上をスライドして駐車区画21におい
てトレー3両側の搬送用および格納用の各係止部材31
A、31Bをかわしながら、トレー3の下方まで下降さ
れ、所定の位置で停止される。再び、フックスライド機
構43の作動により、各フック部材41がスライドレー
ル431上をスライドし、各フック部材41を搬送用の
各係止部材31Aの直下に変移させる。次いで、フック
上下駆動機構42の作動により、各フック部材41を上
昇して、その上部係止部41F内にトレー3の搬送用の
係止部材31Aを嵌合させてトレー3を支持するととも
に、フック部材41の上昇により搬送台車11上まで移
動する。後は同様にして、自動車の乗込部22まで移送
される。
【0035】図2において、自動車の入庫に際し、まず
入庫車が自走により自動車の乗込部22に待機中のトレ
ー3上に乗り込む。次いで、フック上下駆動機構42の
各駆動モータ423の作動により、各フック部材41が
下降され、入庫車を載せたトレー3が搬送台車11上に
支持される。次いで、搬送台車11が走行路1上をトレ
ー取り出し先の駐車区画21の直下まで走行される。次
いで、図7に示すように、フック上下駆動機構42の作
動により搬送台車11両側の各一対のスクリュー421
が回転されてスライドレール431およびフック部材4
1が上昇されていく。その上昇中、図6に示すように、
フックスライド機構43の作動により、各フック部材4
1がスライドレール431上をスライドし、トレー3全
体の移動により、搬送用および格納用の各係止部材31
A、31Bが駐車区画21のトレー受け部211の直下
から外れた位置に変移される。このようにしてトレー受
け部211をかわす。引き続き、トレー3を上昇し、駐
車区画21上所定の高さで上昇を停止される。図5に示
すように、再び、フックスライド機構43の作動によ
り、各フック部材41がスライドレール431上を元に
位置までスライドされ、トレー3全体が移動されて格納
用の各係止部材31Bが駐車区画21の各トレー受け部
211の直上に一致した位置に変移される。次いで、フ
ック上下駆動機構42の作動により、各フック部材41
が下降される。トレー3の格納用の各係止部材31Bが
駐車区画21の各トレー受け部211に嵌合されてトレ
ー3が駐車区画21上に4点支持される。各フック部材
41はそのまま搬送台車11まで下降し、次の入出庫に
備える。
【0036】下側の駐車区画21に格納する場合は、以
下のとおりである。すなわち、トレー取り出し先の駐車
区画21の直上において、フック上下駆動機構42の作
動により各フック部材41が下降され、トレー3の格納
用の各係止部材31Bが駐車区画21の各トレー受け部
211に嵌合されてトレー3が駐車区画21上に4点支
持される。各フック部材41は駐車区画21から少し下
がった位置で停止され、フックスライド機構43の作動
により、各フック部材41がスライドレール431上を
スライドし、搬送用および格納用の各係止部材31A、
31Bに対して外れた位置に変移される。次いで、フッ
ク上下駆動機構42の作動により、各フック部材41が
上昇される。その上昇中、再び、フックスライド機構4
3の作動により、各フック部材41がスライドレール4
31上を元に位置までスライドしながら、搬送台車11
まで戻されて、次の入出庫に備える。
【0037】(出庫運転)出庫運転は前述した入庫の準
備運転と逆の動作を取る。すなわち、上側の格納層2か
ら自動車を出庫する場合、搬送台車11が出庫車を格納
している駐車区画21の直下まで走行された後、フック
上下駆動機構42の作動により各フック部材41が上昇
されていく。その上昇によりフック部材41上部の係止
部41F内にトレー3の搬送用の係止部材31Aが嵌合
され、引き続き上昇によりトレー3を持ち上げてその格
納用の係止部材31Bが駐車区画21の各トレー受け部
211から離脱される。トレー3を各トレー受け部21
1から離脱し、所定の高さでフック部材41の上昇が停
止され、フックスライド機構43の作動により各フック
部材41がスライドレール431上をスライドされて、
搬送用および格納用の各係止部材31A、31Bが駐車
区画21の各トレー受け部211の直上から外れた位置
に変移される。続いて、フック上下駆動機構42の作動
により、各フック部材41が下降される。この下降中、
フックスライド機構43の作動により、各フック部材4
1が元の位置に戻りながら、トレー3を搬送台車11上
に降ろす。次いで、搬送台車11が走行路1上を自動車
の乗込部22の直下まで走行し、フック上下駆動機構4
2の作動により各フック部材41を上昇し、トレー3を
自動車の乗込部22へ移送する。出庫車を自走により出
庫する。
【0038】なお、下側の格納層2に格納中の自動車を
取り出す場合は、以下のとおりである。まず、出庫車を
格納している駐車区画21の直上において、フック上下
駆動機構42の作動により各フック部材41が下降され
ていく。その下降中、フックスライド機構43の作動に
より、各フック部材41がスライドレール431上をス
ライドし、搬送用および格納用の各係止部材31A、3
1Bをかわしながら駐車区画21上のトレー3の下方ま
で下降される。再び、フックスライド機構43の作動に
より、各フック部材41がスライドレール431上をス
ライドし、各フック部材41を搬送用の各係止部材31
Aの直下に変移させる。次いで、フック上下駆動機構4
2の作動により、各フック部材41を上昇して、トレー
3を支持するとともに、各フック部材41の上昇により
搬送台車11に移送する。後は同様にして、自動車の乗
込部22まで移送される。
【0039】このように上記実施例においては、搬送台
車11上に自動車を横向きに載せて搬送し、上下各駐車
区画21に自動車を横向きに格納するようにしているの
で、従来例に示す箱型循環式の立体駐車装置と同様に、
平面効率がよく、制限された平面を最大限に利用するこ
とができる。そして、上下各駐車区画21においてトレ
ー3を垂直及び前後方向に循環移送するようにしている
ので、自動車の入出庫を迅速かつ円滑に行うことができ
る。
【0040】また、リフタ4を搬送台車11に搭載して
搬送台車11とともに水平移動するようにしているの
で、リフタ4を1機備えればよく、装置構成を簡単にす
ることができる。
【0041】なお、上記実施例においては、上側の駐車
区画21の一部に自動車の乗込部22を備えたものとし
て例示しているが、駐車場の設置条件に応じて、自動車
の乗込部22を搬送台車11の走行路1の一部や下側の
駐車区画21の一部に変更することができる。
【0042】この機械式立体駐車装置では、搬送台車1
1の走行路1とその上下の複数の駐車区画21とを1ユ
ニットとして構成し、この1ユニットを多層的に備える
ことにより、駐車空間を拡大することができる。この場
合、図8、図9に示すように、各階層においてその一部
に自動車の乗込部22および各階層間を連絡するリフト
5の昇降路6を画成し、リフト5を設置する。
【0043】ここで、リフト5は、昇降路6の四隅に立
設されたガイドレール51上に配置され、上部に設置さ
れた昇降駆動装置52により昇降可能に懸吊された昇降
杆53と、前側の各昇降杆53間と後側の各昇降杆53
間にそれぞれ連結された一対の昇降部材54と、各昇降
部材54の両端に回動可能に取り付けられ、トレー3を
両側から支持可能な一対の係止爪55と、各係止爪55
を回動することにより昇降路6に対して進退させる進退
駆動機構56を構成するリンク部材57およびシリンダ
58とを備える。
【0044】また、このような多層構造の場合、リフタ
4の各フック部材41の使用方法を次のように変更す
る。すなわち、各フック部材41にほぼL字形の板材を
用いており、図9、図10に示すように、その上部に凹
状に形成された第1の係止部411と、その側部突出部
に凹状に形成された第2の係止部412とを備える。第
1の係止部411は各ユニットにおいて上側の駐車区画
21に対してトレー3の受け渡しを行う場合に使用し、
第2の係止部412は下側の駐車区画21に対してトレ
ー3の受け渡しを行う場合に使用する。
【0045】このようにしてリフト5と搬送台車11の
リフタ4との間で次のようなトレー3の受け渡しが行わ
れる。
【0046】(リフトから搬送台車へトレーを受け渡す
場合)図8、図9において、トレー3の前後両側が一対
の係止爪55により4点支持されて、昇降路6を下降さ
れ、搬送台車11においてリフタ4の作動により所定の
高さまで上昇された各フック部材41上にトレー3を受
け渡す。トレー3を受け渡しした後、リフト5の各係止
爪55は停止され、そこで進退駆動機構56のシリンダ
58の作動により、各係止爪55が上方向に回動されて
昇降路6上から後退される。これにより、各係止爪55
が搬送台車11の走行に干渉することなしに、搬送台車
11がトレー3を載せて走行路1上を走行し、自動車の
入出庫が行われる。
【0047】(搬送台車からリフトへトレーを受け渡す
場合)図8、図9において、搬送台車11がトレー3を
搬送して昇降路6上に停止され、トレー3が各フック部
材41により4点支持されて所定の高さまで上昇され
る。ここで、昇降路6の下方からリフト5の一対の昇降
部材54が上昇され、搬送台車11上所定の高さで停止
される。続いて進退駆動機構56の作動により各係止爪
55が下方向に向けて回動され、昇降路6上に突出され
る。次いで、リフト5の昇降駆動装置52の作動によ
り、各係止爪55が上昇し、各フック部材41に支持さ
れているトレー3を引き上げて上昇し、リフト5に受け
渡しされる。このようにして自動車の入出庫動作に続
く。
【0048】このように、搬送台車11の走行路1とそ
の上下の複数の駐車区画21とからなる1ユニットを多
層的に備えた場合、上記リフト5を併用することによ
り、リフト5と各ユニットの搬送台車11のリフタ4と
の間でトレー3の受け渡しを行い、自動車の入出庫を迅
速かつ確実に行うことができる。
【0049】また、ここで、リフタ4に上記フック部材
41を用い、第1の係止部411を上側の駐車区画21
用として、第2の係止部412を下側の駐車区画2用と
して使い分けることにより、各フック部材41の垂直方
向の移動量を小さくすることができ、自動車の入出庫時
間の短縮を図ることができる。また、各ユニットの構成
に必要な高さ方向を縮小することができる。
【0050】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、上下各駐車区画においてトレーを垂直及び前後方向
に循環移送することにより自動車の入出庫を行うように
しているので、駐車場として平面効率に優れ、かつ自動
車の入出庫を迅速に行い得る機械式立体駐車装置を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における機械式立体駐車装置
の全体構成を示す正面図
【図2】同駐車装置において搬送台車およびリフタと複
数の駐車区画を示す平面図
【図3】同駐車装置において搬送台車およびリフタを示
す側面図
【図4】同駐車装置においてリフタの要部を示す一部省
略側面図
【図5】(a)同駐車装置においてリフタの垂直方向の
動作を示す平面図 (b)同駐車装置においてリフタの垂直方向の動作を示
す側面図
【図6】(a)同駐車装置においてリフタの水平方向の
動作を示す平面図 (b)同駐車装置においてリフタの水平方向の動作を示
す側面図
【図7】同駐車装置においてリフタの垂直方向の動作を
示す側面図
【図8】同駐車装置において併用するリフトを示す平面
【図9】同駐車装置において併用するリフトを示す側面
【図10】同駐車装置においてリフタに用いるフック部
材の別の使用例を示す一部省略側面図
【図11】従来例として示す箱型循環式立体駐車装置の
構成を示す正面図
【符号の説明】
1 搬送台車の走行路 11 搬送台車 111 台車枠 112 車輪 113 台車走行用モータ 101 レール 2 自動車の格納層 21 駐車区画 211 トレー受け部 22 自動車の乗込部 3 自動車載置用のトレー 31A 搬送用の係止部材 31B 格納用の係止部材 4 リフタ 41 フック部材 41F 係止部 411 第1の係止部 412 第2の係止部 42 フック上下駆動機構 421 スクリュー 422 動力伝達シャフト 423 駆動モータ 43 フックスライド機構 431 スライドレール 432 スライドシリンダ 433 ガイドローラ 5 リフト 51 ガイドレール 52 昇降駆動装置 53 昇降杆 54 昇降部材 55 係止爪 56 進退駆動機構 57 リンク部材 58 シリンダ 6 昇降路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送台車が水平走行する走行路と、 その走行路に沿って上下に平行に設けられ、自動車載置
    用のトレーが配置された複数の駐車区画と、 前記搬送台車と駐車区画との間でトレーを受け渡しする
    リフタとを備え、 上下各駐車区画のトレーを垂直及び前後方向に循環移送
    させて自動車の入出庫を行うことを特徴とする機械式立
    体駐車装置。
  2. 【請求項2】 リフタは搬送台車とともに水平移動する
    請求項1記載の機械式立体駐車装置。
  3. 【請求項3】 トレー長手方向の両側部において一端側
    と他端側とにそれぞれ2本ずつ対にして突出され、その
    一対の一方を搬送用、その他方を格納用として選択的に
    用いる係止部材を備えるとともに、各駐車区画において
    トレー長手方向の両側部の格納用の各係止部材を受ける
    トレー受け部を備え、トレーを4点支持する請求項1ま
    たは2記載の機械式立体駐車装置。
  4. 【請求項4】 リフタに、トレー長手方向の両側部の搬
    送用の各係止部材を係止してトレーを支持するフック部
    材と、フック部材を上下方向に向けて移動するフック上
    下駆動機構と、フック部材を走行路の幅方向に向けてス
    ライドさせるフックスライド機構とを備え、トレーを4
    点支持し、垂直方向および走行路の幅方向に向けて水平
    方向に移動する請求項3記載の機械式立体駐車装置。
  5. 【請求項5】 フック上下駆動機構として、搬送台車の
    台車枠両側にそれぞれ2本ずつ配設された一対のスクリ
    ューと、各スクリューを回転駆動するスクリュー駆動装
    置とを備え、フックスライド機構として、両側一対の各
    スクリューに螺合され、一対のスクリュー間に架け渡さ
    れたスライドレールと、スライドレールに取り付けられ
    たシリンダとを備え、フック部材をスライドレール上に
    取り付けてシリンダに作動連結している請求項4記載の
    機械式立体駐車装置。
  6. 【請求項6】 搬送台車の走行路の上側に設けた複数の
    駐車区画の一部に自動車の乗込部を備えた請求項1から
    5のいずれかに記載の機械式立体駐車装置。
  7. 【請求項7】 搬送台車の走行路の一部に自動車の乗込
    部を備えた請求項1から5のいずれかに記載の機械式立
    体駐車装置。
  8. 【請求項8】 搬送台車の走行路の下側に設けた複数の
    駐車区画の一部に自動車の乗込部を備えた請求項1から
    5のいずれかに記載の機械式立体駐車装置。
  9. 【請求項9】 搬送台車の走行路とその上下の複数の駐
    車区画とを1ユニットとし、この1ユニットを多層的に
    備え、各階層においてその一部に自動車の乗込部および
    各階層間を連絡するリフトの昇降路を画成するととも
    に、リフトを昇降路の四隅に昇降可能に配置された昇降
    杆と、各昇降杆に対して回動可能に取り付けられ、トレ
    ーを両側から支持可能な係止爪と、各係止爪を回動する
    ことにより昇降路に対して進退させる進退駆動機構とを
    備えた請求項1から8のいずれかに記載の機械式立体駐
    車装置。
  10. 【請求項10】 フック部材は平面形状が略L字形の板
    材からなり、その上部に凹状に形成された第1の係止部
    と、その側部突出部に凹状に形成された第2の係止部と
    を備える請求項4から9のいずれかに記載の機械式立体
    駐車装置。
JP23795896A 1996-09-09 1996-09-09 機械式立体駐車装置 Pending JPH1082200A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23795896A JPH1082200A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 機械式立体駐車装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23795896A JPH1082200A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 機械式立体駐車装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1082200A true JPH1082200A (ja) 1998-03-31

Family

ID=17022994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23795896A Pending JPH1082200A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 機械式立体駐車装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1082200A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113291781A (zh) * 2021-06-03 2021-08-24 厦门盈发实业有限公司 一种五金件配件加工用双层送钉设备

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113291781A (zh) * 2021-06-03 2021-08-24 厦门盈发实业有限公司 一种五金件配件加工用双层送钉设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100215271B1 (ko) 격납 시스템
JP2863705B2 (ja) 機械式立体駐車装置
JPH1082200A (ja) 機械式立体駐車装置
JP2945873B2 (ja) 機械式立体駐車場
JP3056139B2 (ja) 機械式駐車場
JP2880115B2 (ja) 機械式駐車場
JP2001065185A (ja) 機械式駐車装置
JP2946009B2 (ja) 車の鉛直方向搬送装置
JP3448037B2 (ja) 平面往復式駐車装置
JP4369823B2 (ja) エレベータ式駐車装置
JP3936793B2 (ja) 機械式駐車装置
JP2568947B2 (ja) 立体駐車装置
JP3657829B2 (ja) 平面往復式駐車装置及びその入出庫方法
JP3638272B2 (ja) 機械式駐車装置のリフト
JP2990050B2 (ja) 車両搬送台車を備えた駐車装置
JP4065631B2 (ja) 平面往復式駐車装置
JP2774764B2 (ja) 機械式駐車場
JP3192600B2 (ja) 機械式立体駐車装置
JP3314558B2 (ja) 機械式駐車装置
JP3295066B2 (ja) 多段式立体駐車装置
JP3447889B2 (ja) 平面往復式駐車装置
JP2003072674A (ja) 船舶用自動車収容装置
JP2891586B2 (ja) 立体駐車場
JP2000145189A (ja) フォーク式立体駐車装置
JPH11256863A (ja) 駐車装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050114

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050201

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20050531

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02