JPH1082242A - 引き戸用レール - Google Patents
引き戸用レールInfo
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- JPH1082242A JPH1082242A JP25768996A JP25768996A JPH1082242A JP H1082242 A JPH1082242 A JP H1082242A JP 25768996 A JP25768996 A JP 25768996A JP 25768996 A JP25768996 A JP 25768996A JP H1082242 A JPH1082242 A JP H1082242A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 敷居や鴨居に設けた軌条溝内に両面テープや
ゴム系接着剤を用いることなく簡単にして強固に且つ精
度よく敷設することができる引き戸用レールを提供す
る。 【解決手段】 底面板1aの両側端縁に側面板1b、1bを一
体に設けてなる硬質合成樹脂製のレールであって、底面
板1aの両側端面にあたる上記両側面板1b、1bの下端外側
面にのみ断面鋸歯状の水平係止突条2、2を突設し、こ
のレールを鴨居や敷居に設けた軌条溝4内に嵌め込んだ
際に、水平係止突条2、2を溝底両側壁面に食い込ませ
てレールを強固に固着させると共に水平係止突条2の食
い込みによって生じる反力を底面板1aによって受止して
両側面板1b、1bが内側に変形するのをなくし、レールの
開口幅を一定にして簡単且つ精度のよい敷設を可能にす
る。
ゴム系接着剤を用いることなく簡単にして強固に且つ精
度よく敷設することができる引き戸用レールを提供す
る。 【解決手段】 底面板1aの両側端縁に側面板1b、1bを一
体に設けてなる硬質合成樹脂製のレールであって、底面
板1aの両側端面にあたる上記両側面板1b、1bの下端外側
面にのみ断面鋸歯状の水平係止突条2、2を突設し、こ
のレールを鴨居や敷居に設けた軌条溝4内に嵌め込んだ
際に、水平係止突条2、2を溝底両側壁面に食い込ませ
てレールを強固に固着させると共に水平係止突条2の食
い込みによって生じる反力を底面板1aによって受止して
両側面板1b、1bが内側に変形するのをなくし、レールの
開口幅を一定にして簡単且つ精度のよい敷設を可能にす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出入口を開閉する
引き戸を開閉方向に案内するための合成樹脂製レールの
改良に関するものである。
引き戸を開閉方向に案内するための合成樹脂製レールの
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のレールとしては、図
7に示すように、一定幅を有する細長い底面板11の両側
端縁に上方に向かって一定高さの側面板12、12を一体に
成形してなる形状のものが用いられ、このレール10を木
質材料よりなる鴨居や敷居に設けた軌条溝13に嵌め込ん
で該レール10と軌条溝13の溝底とを両面テープ又はゴム
系接着剤14により一体的に接着させるように構成してい
る。一方、このような両面テープやゴム系接着剤14を使
用することなく軌条溝13に嵌着させるように構成したレ
ールも知られている。このレール10は図8に示すよう
に、両側面板12、12の外側面の少なくとも上部に複数条
の水平係止突条15を全長に亘って一体に設けてなるもの
で、該水平係止突条15を軌条溝13の対向側壁面に食い込
ませてることによりレール10を軌条溝13に強固に嵌着す
るように構成している。
7に示すように、一定幅を有する細長い底面板11の両側
端縁に上方に向かって一定高さの側面板12、12を一体に
成形してなる形状のものが用いられ、このレール10を木
質材料よりなる鴨居や敷居に設けた軌条溝13に嵌め込ん
で該レール10と軌条溝13の溝底とを両面テープ又はゴム
系接着剤14により一体的に接着させるように構成してい
る。一方、このような両面テープやゴム系接着剤14を使
用することなく軌条溝13に嵌着させるように構成したレ
ールも知られている。このレール10は図8に示すよう
に、両側面板12、12の外側面の少なくとも上部に複数条
の水平係止突条15を全長に亘って一体に設けてなるもの
で、該水平係止突条15を軌条溝13の対向側壁面に食い込
ませてることによりレール10を軌条溝13に強固に嵌着す
るように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
レール10によれば、軌条溝13に両面テープ又はゴム系接
着剤14によって固着されるものであるから、軌条溝13の
溝深さの加工精度のバラツキによってレール10の底面板
11の外底面に貼着された両面テープや塗布されたゴム系
接着剤14と軌条溝13の溝底面との間に隙間が発生する場
合があり、その部分が接着不良となって、軌条溝13の全
長に亘ってレール10を強固に保持させることができない
という問題点がある。なお、ゴム系接着剤14によりレー
ル10を軌条溝13に固着する場合には、ゴム系接着剤14は
初期接着力が高いため、長時間の養生は不要であるが、
充填性がないために、上記のように軌条溝13の溝底面と
の間に隙間が生じるものである。
レール10によれば、軌条溝13に両面テープ又はゴム系接
着剤14によって固着されるものであるから、軌条溝13の
溝深さの加工精度のバラツキによってレール10の底面板
11の外底面に貼着された両面テープや塗布されたゴム系
接着剤14と軌条溝13の溝底面との間に隙間が発生する場
合があり、その部分が接着不良となって、軌条溝13の全
長に亘ってレール10を強固に保持させることができない
という問題点がある。なお、ゴム系接着剤14によりレー
ル10を軌条溝13に固着する場合には、ゴム系接着剤14は
初期接着力が高いため、長時間の養生は不要であるが、
充填性がないために、上記のように軌条溝13の溝底面と
の間に隙間が生じるものである。
【0004】このような接着不良をなくするために、充
填性の良好なエチレン酢ビ系の接着剤を使用することも
行われているが、この接着剤は初期接着力が低く、硬化
するまで長時間を要するため、軌条溝13内に嵌め込んだ
レール10をその外底面に塗布した該接着剤が硬化するま
で長時間に亘って押圧して所定の取付け状態に維持して
おかなければならず、施工性が悪いという問題点が生じ
るものである。
填性の良好なエチレン酢ビ系の接着剤を使用することも
行われているが、この接着剤は初期接着力が低く、硬化
するまで長時間を要するため、軌条溝13内に嵌め込んだ
レール10をその外底面に塗布した該接着剤が硬化するま
で長時間に亘って押圧して所定の取付け状態に維持して
おかなければならず、施工性が悪いという問題点が生じ
るものである。
【0005】一方、後者のように、両側面板12、12の外
側面の少なくとも上部に複数条の水平係止突条15を設け
てなるレール10によれば、このレール10を軌条溝13に嵌
め込んだ場合、該水平係止突条15が軌条溝13の対向側壁
面に食い込んで軌条溝13に強固に固定させることができ
るが、水平係止突条15が軌条溝13の対向側壁面に食い込
んだ際に、レール10の両側面板12、12が底面板11の両側
端を支点として内側方に屈折し、レール10の上端開口部
が狭くなって使用できなくなる場合が生じるという問題
点がある。このような問題点はレール10の両側面板12、
12の外側面全面に複数条の水平係止突条15を設けておい
ても生じるものである。即ち、係止突条15が軌条溝13に
食い込んだ時に、両側面板12、12を底面板11の両側端を
支点として内側方に屈折させようとする反力が生じる
が、その反力は側面板12の下端側では底面板11に受止さ
れて側面板12を屈折させる方向にあまり作用しないが、
上端側に行くに従ってその作用力が大きくなり、側面板
12が容易に内側方に屈折することになるものである。本
発明はこのような問題点を全面的に解消し得る引き戸用
レールを提供することを目的とするものである。
側面の少なくとも上部に複数条の水平係止突条15を設け
てなるレール10によれば、このレール10を軌条溝13に嵌
め込んだ場合、該水平係止突条15が軌条溝13の対向側壁
面に食い込んで軌条溝13に強固に固定させることができ
るが、水平係止突条15が軌条溝13の対向側壁面に食い込
んだ際に、レール10の両側面板12、12が底面板11の両側
端を支点として内側方に屈折し、レール10の上端開口部
が狭くなって使用できなくなる場合が生じるという問題
点がある。このような問題点はレール10の両側面板12、
12の外側面全面に複数条の水平係止突条15を設けておい
ても生じるものである。即ち、係止突条15が軌条溝13に
食い込んだ時に、両側面板12、12を底面板11の両側端を
支点として内側方に屈折させようとする反力が生じる
が、その反力は側面板12の下端側では底面板11に受止さ
れて側面板12を屈折させる方向にあまり作用しないが、
上端側に行くに従ってその作用力が大きくなり、側面板
12が容易に内側方に屈折することになるものである。本
発明はこのような問題点を全面的に解消し得る引き戸用
レールを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の引き戸用レールは、軌条材に設けられた軌
条溝に嵌着させる合成樹脂製の引き戸用レールであっ
て、レール主体は底面板の両側端縁に上方に向かって同
一高さの側面板を一体に設けてなり、このレール主体の
上記底面板の両側端面側における上記両側面板の下端外
側面にのみ上記軌条溝の溝底部側壁面に係止させる係止
突条を全長に亘って水平に突設してなる構造を有してい
る。
に、本発明の引き戸用レールは、軌条材に設けられた軌
条溝に嵌着させる合成樹脂製の引き戸用レールであっ
て、レール主体は底面板の両側端縁に上方に向かって同
一高さの側面板を一体に設けてなり、このレール主体の
上記底面板の両側端面側における上記両側面板の下端外
側面にのみ上記軌条溝の溝底部側壁面に係止させる係止
突条を全長に亘って水平に突設してなる構造を有してい
る。
【0007】上記のように構成した引き戸用レールにお
いて、請求項2に係る発明は、レール主体の底面板の両
側端面側に突設した上記係止突条を、上面が水平面で側
面が該水平面の突出端から下方に向かって斜め内側方に
傾斜した断面鋸歯形状に形成していることを特徴として
いるものであり、請求項3に係る発明は、レール主体の
底面板の内底面に、該底面板の幅方向に断面山形状に連
続した複数条の減摩用突条を全長に亘って設けているこ
とを特徴としている。
いて、請求項2に係る発明は、レール主体の底面板の両
側端面側に突設した上記係止突条を、上面が水平面で側
面が該水平面の突出端から下方に向かって斜め内側方に
傾斜した断面鋸歯形状に形成していることを特徴として
いるものであり、請求項3に係る発明は、レール主体の
底面板の内底面に、該底面板の幅方向に断面山形状に連
続した複数条の減摩用突条を全長に亘って設けているこ
とを特徴としている。
【0008】
【作用】木質材からなる敷居などの軌条材に設けられて
いる軌条溝に上記合成樹脂製のレールを上方より押圧し
てその底面板の外底面が軌条溝の溝底面に接するまで嵌
め込むと、このレール主体の両側面板の下端外側面に突
設している係止突条が軌条溝の溝底部における両側壁面
に食い込いで係止し、レールは軌条溝内に嵌め殺し状態
に固着する。この場合、係止突条は底面板の両側端面側
における上記両側面板の下端外側面にのみに設けられて
いるので、該係止突条が軌条溝の側壁面に食い込んだ際
における反力が底面板を幅方向に圧縮させようとする方
向に作用するだけで、レール主体の両側面板には何ら作
用することはなく、従って、上記反力を底面板により強
固に受止して係止突条を軌条の側壁面に確実に食い込ま
せると共に両側面板は内方に傾斜することなく、レール
が軌条溝に容易且つ精度よく嵌着するものである。
いる軌条溝に上記合成樹脂製のレールを上方より押圧し
てその底面板の外底面が軌条溝の溝底面に接するまで嵌
め込むと、このレール主体の両側面板の下端外側面に突
設している係止突条が軌条溝の溝底部における両側壁面
に食い込いで係止し、レールは軌条溝内に嵌め殺し状態
に固着する。この場合、係止突条は底面板の両側端面側
における上記両側面板の下端外側面にのみに設けられて
いるので、該係止突条が軌条溝の側壁面に食い込んだ際
における反力が底面板を幅方向に圧縮させようとする方
向に作用するだけで、レール主体の両側面板には何ら作
用することはなく、従って、上記反力を底面板により強
固に受止して係止突条を軌条の側壁面に確実に食い込ま
せると共に両側面板は内方に傾斜することなく、レール
が軌条溝に容易且つ精度よく嵌着するものである。
【0009】さらに、請求項2に記載したように、上記
係止突条の断面形状をその上面が水平面で側面が該水平
面の突出端から下方に向かって斜め内側方に傾斜してな
る鋸歯形状に形成しておけば、このレールを軌条溝内に
嵌め込む際に、該係止突条の傾斜面を軌条溝の側壁面に
摺接させながら円滑な嵌め込みが行えると共に嵌め込み
後に、該係止突条の水平な上面によって軌条溝の溝底側
壁面に係止した係止突条の抜け止めが行われ、強固な固
着が可能となる。
係止突条の断面形状をその上面が水平面で側面が該水平
面の突出端から下方に向かって斜め内側方に傾斜してな
る鋸歯形状に形成しておけば、このレールを軌条溝内に
嵌め込む際に、該係止突条の傾斜面を軌条溝の側壁面に
摺接させながら円滑な嵌め込みが行えると共に嵌め込み
後に、該係止突条の水平な上面によって軌条溝の溝底側
壁面に係止した係止突条の抜け止めが行われ、強固な固
着が可能となる。
【0010】また、軌条材が敷居からなる場合におい
て、該敷居に設けた軌条溝に嵌め込むレールとして請求
項3に記載したように、レール主体の底面板の内底面
に、該底面板の幅方向に断面山形状に連続した複数条の
減摩用突条を全長に亘って設けておけば、該突条によっ
てレール内底面上を摺動する引き戸の摩擦抵抗が低減さ
れ、引き戸を軽快に摺動させて円滑な開閉が可能となる
ものである。
て、該敷居に設けた軌条溝に嵌め込むレールとして請求
項3に記載したように、レール主体の底面板の内底面
に、該底面板の幅方向に断面山形状に連続した複数条の
減摩用突条を全長に亘って設けておけば、該突条によっ
てレール内底面上を摺動する引き戸の摩擦抵抗が低減さ
れ、引き戸を軽快に摺動させて円滑な開閉が可能となる
ものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面につ
いて説明すると、図1、図2は敷居側に敷設される硬質
塩化ビニル製のレールを示すもので、レール主体1は一
定厚みと幅を有する細長い長尺帯状の底面板1aの両側端
縁に上方に向かって同一高さの側面板1b、1bを一体に設
けて断面上向きコ字状に形成されて成り、このレール主
体1の上記底面板1aの両側端面、即ち、両側面板1b、1b
の下端部外側面にのみ上下2条の水平係止突条2、2を
全長に亘って突設してなるものである。このレール主体
1において、両側面板1b、1bの外側面間の幅寸法は軌条
材3の上面に刻設した軌条溝4の対向する側壁面4a、4a
間の幅寸法に等しく形成されてあり、水平係止突条2、
2の突出寸法は1mm以下、好ましくは0.5mm 程度に形成
されている。
いて説明すると、図1、図2は敷居側に敷設される硬質
塩化ビニル製のレールを示すもので、レール主体1は一
定厚みと幅を有する細長い長尺帯状の底面板1aの両側端
縁に上方に向かって同一高さの側面板1b、1bを一体に設
けて断面上向きコ字状に形成されて成り、このレール主
体1の上記底面板1aの両側端面、即ち、両側面板1b、1b
の下端部外側面にのみ上下2条の水平係止突条2、2を
全長に亘って突設してなるものである。このレール主体
1において、両側面板1b、1bの外側面間の幅寸法は軌条
材3の上面に刻設した軌条溝4の対向する側壁面4a、4a
間の幅寸法に等しく形成されてあり、水平係止突条2、
2の突出寸法は1mm以下、好ましくは0.5mm 程度に形成
されている。
【0012】上記水平係止突条2の断面形状は、上面が
水平面2aで、この水平面2aの突出端から側面板1bの下端
外側面に連なる面を下方に向かって斜め内側方に傾斜し
て傾斜面2bである鋸歯形状に形成されていると共に両側
面板1b、1bの上端縁には外側方に向かって水平に突出し
た一定幅を有するフランジ部1cが設けられている。さら
に、レール主体1の底面板1aの内底面に、該底面板1aの
幅方向に断面山形状に連続した複数条の減摩用突条5を
全長に亘って一体に突設している。
水平面2aで、この水平面2aの突出端から側面板1bの下端
外側面に連なる面を下方に向かって斜め内側方に傾斜し
て傾斜面2bである鋸歯形状に形成されていると共に両側
面板1b、1bの上端縁には外側方に向かって水平に突出し
た一定幅を有するフランジ部1cが設けられている。さら
に、レール主体1の底面板1aの内底面に、該底面板1aの
幅方向に断面山形状に連続した複数条の減摩用突条5を
全長に亘って一体に突設している。
【0013】このように構成したレールは、軌条材3が
木質材より形成された敷居であってこの敷居に設けられ
た上記軌条溝4内に嵌着することにより敷設されるもの
で、鴨居側に敷設するレールよりもその両側面板1b、1b
の高さ寸法が低い浅底形状に形成されてあり、この形状
に合わせて軌条溝4を浅く刻設している。
木質材より形成された敷居であってこの敷居に設けられ
た上記軌条溝4内に嵌着することにより敷設されるもの
で、鴨居側に敷設するレールよりもその両側面板1b、1b
の高さ寸法が低い浅底形状に形成されてあり、この形状
に合わせて軌条溝4を浅く刻設している。
【0014】軌条溝4にレールを敷設するには、レール
主体1を軌条溝4に押し込んでその底面板1aの外底面が
軌条溝4の溝底面に接すると共に上端フランジ部1c、1c
が軌条溝4の開口端の両側上面に当接するまで嵌合させ
ると、図3に示すように、レール主体1の両側面板1b、
1bの下端外側面に突設している断面鋸歯形状の水平係止
突条2が軌条溝4の溝底部の対向する両側壁面4a、4aに
食い込んで係止し、レール主体1は抜け止め状態に強固
に嵌着するものである。この際、係止突条2は底面板1a
の両側外端面である両側面板1b、1bの下端外側面にのみ
設けられているので、軌条溝4の両側壁面4a、4aに対す
る食い込み力の反力が底面板1aを幅方向に圧縮させる方
向に作用し、その作用力を底面板1aによって強固に受止
して両側面板1b、1bは何等の変形が生じることなく、レ
ールを軌条溝4内に精度よく且つ強固に敷設することが
できる。
主体1を軌条溝4に押し込んでその底面板1aの外底面が
軌条溝4の溝底面に接すると共に上端フランジ部1c、1c
が軌条溝4の開口端の両側上面に当接するまで嵌合させ
ると、図3に示すように、レール主体1の両側面板1b、
1bの下端外側面に突設している断面鋸歯形状の水平係止
突条2が軌条溝4の溝底部の対向する両側壁面4a、4aに
食い込んで係止し、レール主体1は抜け止め状態に強固
に嵌着するものである。この際、係止突条2は底面板1a
の両側外端面である両側面板1b、1bの下端外側面にのみ
設けられているので、軌条溝4の両側壁面4a、4aに対す
る食い込み力の反力が底面板1aを幅方向に圧縮させる方
向に作用し、その作用力を底面板1aによって強固に受止
して両側面板1b、1bは何等の変形が生じることなく、レ
ールを軌条溝4内に精度よく且つ強固に敷設することが
できる。
【0015】図4、図5は鴨居側に敷設するレールを示
すもので、上記敷居側に敷設するレールよりも深底形状
に形成されている点と減摩用突条5が設けられていない
点、及び下向きに開口した状態で敷設される点のみが相
違し、その他の構成は同一である。即ち、このレール主
体1は硬質塩化ビニル製であって、一定厚みと幅を有す
る細長い長尺帯状の底面板1aの両側端縁に上記鴨居側に
敷設するレール主体1の両側面板1b、1bよりも高く且つ
同一高さの側面板1b、1bを一体に設けて成り、このレー
ル主体1の上記底面板1aの両側端面にあたる両側面板1
b、1bの下端部外側面(敷設した状態においては上端部
外側面となる)にのみ上下2条の水平係止突条2、2を
全長に亘って突設していると共に、両側面板1b、1bの上
端縁に外側方に向かって水平に突出した一定幅を有する
フランジ部1cを設けてなるものである。上記係止突条2
の断面形状および底面板1aの幅は敷居側に敷設する上記
レール主体1と同じである。
すもので、上記敷居側に敷設するレールよりも深底形状
に形成されている点と減摩用突条5が設けられていない
点、及び下向きに開口した状態で敷設される点のみが相
違し、その他の構成は同一である。即ち、このレール主
体1は硬質塩化ビニル製であって、一定厚みと幅を有す
る細長い長尺帯状の底面板1aの両側端縁に上記鴨居側に
敷設するレール主体1の両側面板1b、1bよりも高く且つ
同一高さの側面板1b、1bを一体に設けて成り、このレー
ル主体1の上記底面板1aの両側端面にあたる両側面板1
b、1bの下端部外側面(敷設した状態においては上端部
外側面となる)にのみ上下2条の水平係止突条2、2を
全長に亘って突設していると共に、両側面板1b、1bの上
端縁に外側方に向かって水平に突出した一定幅を有する
フランジ部1cを設けてなるものである。上記係止突条2
の断面形状および底面板1aの幅は敷居側に敷設する上記
レール主体1と同じである。
【0016】このように構成したレールは、図6に示す
ように軌条材3が木質材より形成された鴨居であってこ
の鴨居の下面に設けられた軌条溝4内に嵌着することに
より敷設されるもので、該軌条溝4はレール主体1の両
側面板1b、1bの高さ寸法に対応して上記敷居側の軌条溝
4よりも深く形成されている。このレール主体1をその
底面板1aを上向きにして鴨居に設けている下向き開口の
軌条溝4内に嵌め込むことにより敷設される。その敷設
によってレール主体1の底面板1aの両側端面にあたる両
側面板1b、1bの端部外側面に突設した係止突条2が軌条
溝4の溝底両側面4a、4aに食い込んで抜け止め状態に固
着し、上記敷居側に敷設したレールと同様に両側板面1
b、1bが変形することもなく確実且つ精度よく取り付け
られるものである。
ように軌条材3が木質材より形成された鴨居であってこ
の鴨居の下面に設けられた軌条溝4内に嵌着することに
より敷設されるもので、該軌条溝4はレール主体1の両
側面板1b、1bの高さ寸法に対応して上記敷居側の軌条溝
4よりも深く形成されている。このレール主体1をその
底面板1aを上向きにして鴨居に設けている下向き開口の
軌条溝4内に嵌め込むことにより敷設される。その敷設
によってレール主体1の底面板1aの両側端面にあたる両
側面板1b、1bの端部外側面に突設した係止突条2が軌条
溝4の溝底両側面4a、4aに食い込んで抜け止め状態に固
着し、上記敷居側に敷設したレールと同様に両側板面1
b、1bが変形することもなく確実且つ精度よく取り付け
られるものである。
【0017】なお、敷居側および鴨居側の軌条溝4内に
レール主体1を嵌着する際に、レール主体1の底面板1a
の外底面または軌条溝4の溝底面に充填性が良好で且つ
安価なエチレン酢ビ系接着剤6を塗布しておき、上記係
止突条2と共にこの接着剤6により軌条溝4内にレール
主体1を固着してもよい。この場合、レール主体1は底
面板1aの両側端面から突設した係止突条2によって軌条
溝4内に保持されているので、エチレン酢ビ系接着剤6
が硬化するまでレール主体1を軌条溝4に押圧しておく
必要はなく、該接着剤6が硬化すると上記係止突条2と
共にレール主体1を軌条溝4内に一層強固に且つ長期間
に亘って安定的に敷設しておくことができるものであ
る。
レール主体1を嵌着する際に、レール主体1の底面板1a
の外底面または軌条溝4の溝底面に充填性が良好で且つ
安価なエチレン酢ビ系接着剤6を塗布しておき、上記係
止突条2と共にこの接着剤6により軌条溝4内にレール
主体1を固着してもよい。この場合、レール主体1は底
面板1aの両側端面から突設した係止突条2によって軌条
溝4内に保持されているので、エチレン酢ビ系接着剤6
が硬化するまでレール主体1を軌条溝4に押圧しておく
必要はなく、該接着剤6が硬化すると上記係止突条2と
共にレール主体1を軌条溝4内に一層強固に且つ長期間
に亘って安定的に敷設しておくことができるものであ
る。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明の引き戸用レールに
よれば、レール主体は底面板の両側端縁に同一高さの側
面板を一体に設けてなり、このレール主体の上記底面板
の両側端面における上記両側面板の下端外側面にのみ上
記軌条溝の溝底部側壁面に係止させる係止突条を全長に
亘って水平に突設しているので、軌条溝にレール主体を
嵌め込んだ時に、係止突条が軌条溝の溝底部における両
側壁面に食い込んで係止し、両面テープやゴム系接着剤
を使用することなくレール主体を軌条溝内に簡単且つ強
固に固着させることができる。
よれば、レール主体は底面板の両側端縁に同一高さの側
面板を一体に設けてなり、このレール主体の上記底面板
の両側端面における上記両側面板の下端外側面にのみ上
記軌条溝の溝底部側壁面に係止させる係止突条を全長に
亘って水平に突設しているので、軌条溝にレール主体を
嵌め込んだ時に、係止突条が軌条溝の溝底部における両
側壁面に食い込んで係止し、両面テープやゴム系接着剤
を使用することなくレール主体を軌条溝内に簡単且つ強
固に固着させることができる。
【0019】その上、係止突条を底面板の両側端面側に
おける上記両側面板の下端外側面にのみに設けているの
で、該係止突条が軌条溝の側壁面に食い込んだ際におけ
る反力が底面板を幅方向に圧縮させようとする方向に作
用するだけで、レール主体の両側面板には何ら作用する
ことはなく、上記反力を底面板により強固に受止して係
止突条を軌条の側壁面に確実に食い込ませることができ
ると共に両側面板は内方に傾斜することなく軌条溝の両
側壁面に全面的に密着し、レールの開口幅を一定に保持
した状態で精度のよい敷設施工が可能となるものであ
る。
おける上記両側面板の下端外側面にのみに設けているの
で、該係止突条が軌条溝の側壁面に食い込んだ際におけ
る反力が底面板を幅方向に圧縮させようとする方向に作
用するだけで、レール主体の両側面板には何ら作用する
ことはなく、上記反力を底面板により強固に受止して係
止突条を軌条の側壁面に確実に食い込ませることができ
ると共に両側面板は内方に傾斜することなく軌条溝の両
側壁面に全面的に密着し、レールの開口幅を一定に保持
した状態で精度のよい敷設施工が可能となるものであ
る。
【0020】さらに、請求項2に係る発明によれば、上
記係止突条の断面形状をその上面が水平面で側面が該水
平面の突出端から下方に向かって斜め内側方に傾斜して
なる鋸歯形状に形成しているので、このレール主体を軌
条溝内に嵌め込む際に、該係止突条の傾斜面を軌条溝の
側壁面に摺接させながら円滑な嵌め込みが行えると共に
嵌め込み後に、該係止突条の水平な上面によって軌条溝
の溝底側壁面に係止した係止突条の抜け止めが行われ、
軌条溝にレール主体を一層強固に敷設することができ
る。
記係止突条の断面形状をその上面が水平面で側面が該水
平面の突出端から下方に向かって斜め内側方に傾斜して
なる鋸歯形状に形成しているので、このレール主体を軌
条溝内に嵌め込む際に、該係止突条の傾斜面を軌条溝の
側壁面に摺接させながら円滑な嵌め込みが行えると共に
嵌め込み後に、該係止突条の水平な上面によって軌条溝
の溝底側壁面に係止した係止突条の抜け止めが行われ、
軌条溝にレール主体を一層強固に敷設することができ
る。
【0021】また、軌条材が敷居からなる場合におい
て、該敷居に設けた軌条溝に嵌め込むレールとして請求
項3に記載したように、レール主体の底面板の内底面
に、該底面板の幅方向に断面山形状に連続した複数条の
減摩用突条を全長に亘って設けておけば、該突条によっ
てレール内底面上を摺動する引き戸の摩擦抵抗が低減さ
れ、引き戸を軽快に摺動させて円滑な開閉が可能となる
ものである。
て、該敷居に設けた軌条溝に嵌め込むレールとして請求
項3に記載したように、レール主体の底面板の内底面
に、該底面板の幅方向に断面山形状に連続した複数条の
減摩用突条を全長に亘って設けておけば、該突条によっ
てレール内底面上を摺動する引き戸の摩擦抵抗が低減さ
れ、引き戸を軽快に摺動させて円滑な開閉が可能となる
ものである。
【図1】敷居側に敷設されるレールの一部分の簡略斜視
図、
図、
【図2】その縦断正面図、
【図3】軌条溝内に敷設した状態の縦断正面図、
【図4】鴨居側に敷設されるレールの一部分の簡略斜視
図、
図、
【図5】その縦断正面図、
【図6】軌条溝内に敷設した状態の縦断正面図。
【図7】従来例を示す簡略縦断正面図、
【図8】さらに別な従来例を示す簡略縦断正面図。
1 レール主体 1a 底面板 1b 側面板 2 水平係止突条 3 軌条材 4 軌条溝 5 減摩用突条
Claims (3)
- 【請求項1】 軌条材に設けられた軌条溝に嵌着させる
硬質合成樹脂製の引き戸用レールであって、レール主体
は底面板の両側端縁に同一高さの側面板を一体に設けて
なり、このレール主体の上記底面板の両側端面における
上記両側面板の下端外側面にのみ上記軌条溝の溝底部側
壁面に係止させる係止突条を全長に亘って水平に突設し
てなることを特徴とする引き戸用レール。 - 【請求項2】 上記係止突条は上面が水平面で側面が該
水平面の突出端から下方に向かって斜め内側方に傾斜し
てなる断面鋸歯形状に形成されていることを特徴とする
請求項1記載の引き戸用レール。 - 【請求項3】 レール主体の底面板の内底面に、該底面
板の幅方向に断面山形状に連続した複数条の減摩用突条
を全長に亘って設けていることを特徴とする請求項1又
は請求項2記載の引き戸用レール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25768996A JPH1082242A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 引き戸用レール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25768996A JPH1082242A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 引き戸用レール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1082242A true JPH1082242A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17309750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25768996A Pending JPH1082242A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 引き戸用レール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1082242A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020180514A (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-05 | Ykk Ap株式会社 | 敷居レール |
-
1996
- 1996-09-05 JP JP25768996A patent/JPH1082242A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020180514A (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-05 | Ykk Ap株式会社 | 敷居レール |
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