JPH1082405A - 油圧振動子 - Google Patents

油圧振動子

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JPH1082405A
JPH1082405A JP9119724A JP11972497A JPH1082405A JP H1082405 A JPH1082405 A JP H1082405A JP 9119724 A JP9119724 A JP 9119724A JP 11972497 A JP11972497 A JP 11972497A JP H1082405 A JPH1082405 A JP H1082405A
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JP
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piston
logic
cylinder
pistons
passage
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Withdrawn
Application number
JP9119724A
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English (en)
Inventor
Kenneth W Zeuner
ダブリュー. ズナー ケニース
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Sauer Sundstrand Control Concepts Inc
Original Assignee
Sauer Sundstrand Control Concepts Inc
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH1082405A publication Critical patent/JPH1082405A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03CPOSITIVE-DISPLACEMENT ENGINES DRIVEN BY LIQUIDS
    • F03C1/00Reciprocating-piston liquid engines
    • F03C1/001Reciprocating-piston liquid engines the movement in two directions being obtained by two or more double-acting piston liquid motors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D34/00Mowers; Mowing apparatus of harvesters
    • A01D34/01Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus
    • A01D34/02Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having reciprocating cutters
    • A01D34/30Driving mechanisms for the cutters
    • A01D34/38Driving mechanisms for the cutters fluid
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03CPOSITIVE-DISPLACEMENT ENGINES DRIVEN BY LIQUIDS
    • F03C1/00Reciprocating-piston liquid engines
    • F03C1/007Reciprocating-piston liquid engines with single cylinder, double-acting piston
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/14Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
    • F15B15/149Fluid interconnections, e.g. fluid connectors, passages

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 農業用機械の往復カッターバー機構を駆動す
るのに適したデュアル油圧振動子を提供する。 【解決手段】 第1および第2シリンダ端部の少なくと
も一方への加圧流体の流れを制御する反転パイロットバ
ルブが配備され、パイロットバルブは、その反転動作を
制御する第1および第2パイロット通路を有する。ピス
トンがシリンダ内の第1および第2位置間を往復する。
ピストンの内孔は第1および第2周部論理溝を有し、論
理溝を加圧流体に流体連結する第1連結機構と、論理溝
を第1および第2パイロット通路に流体連結する第2連
結機構とを有する内部論理機構が摺動可能に受容され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、電気機械
制御システムに関する。詳しくは、農機具に用いられる
油圧振動子に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧振動子は、例えば、Zeunerら
による米国特許第4、280、396号(以下、’39
6号特許と呼ぶ)に記載されている。この特許はカッタ
ーバー機構に用いるのに適した振動子を開示している。
このようなカッターバーは、通常、コンバインまたは飼
料刈取り機などの農機具で用いられる。’396号特許
は本明細書において参考として援用されている。
【0003】油圧振動子は、スプールバルブなどの反転
パイロットバルブによって制御される往復ピストンをシ
リンダ内に備えている。’396号特許では、ピストン
は両端部の外周面に論理溝を有する。ピストンが完全前
進位置または完全後退位置に達すると、ピストン外周面
の論理溝は、シリンダ内の対応する溝または通路と整合
する。流路が確立され、加圧流体が流れてパイロットバ
ルブを切り替え、これにより主ピストンの方向が反転
し、往復運動が起きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】’396号特許に記載
された振動子にはいくつかの欠点があり、実用化に際し
ての制約となっている。これらの欠点の1つは、ピスト
ン外周面の溝の形状により、ピストン外周面での漏れを
防ぐための効果的な油圧シールを使用することができな
いことである。ピストンの溝と協働するシリンダの内部
溝によりシールが切断され寿命が制約される。この結
果、液体がピストンから漏れ、発熱を招き、効率が約8
0%に低減する。
【0005】’396号特許の振動子の別の欠点は、記
載された設計を実現するためにはハウジングおよびパイ
ロットバルブが大きく且つ複雑になることである。’3
96号特許のパイロットバルブは、駆動シリンダ自体と
ほぼ同じ長さを有する4方向スプールバルブである。こ
のため、ハウジングは大きく且つ重くなる。
【0006】’396号特許の振動子のさらに別の欠点
は、ピストンが1つだけであるため適用可能な負荷が制
約される単一振動子であることである。負荷が大きい場
合(例えば、草または穀物用カッターで用いられる大型
のカッターバー)では、1つだけの往復カッターバーと
連動する不均衡な負荷が大きくなり過ぎ、この結果、機
械振動レベルが許容範囲を超える。
【0007】従って、油圧振動子は、ほとんどの一般的
な草および穀物刈取り具ではまだ使用されていない。往
復装置は機械的な駆動機構を用いて駆動するのが依然と
して一般的である。例えば、農業用刈取り機の穀物刈取
り具では、往復運動はベルト駆動の「ウォッブルボック
ス(揺れ箱)」によって与えられる。ウォッブルボック
スは駆動ベルトの運動を線形の往復運動に変換する。
【0008】ウォッブルボックスには多くの課題が残さ
れている。最も大きな問題は恐らく信頼性が低いことで
ある。ウォッブルボックスは、典型的には、僅か約40
0〜500時間の使用で完全に作り直すかまたは取り替
えなければならない。このため、刈り取り中にカッター
が機能停止し、中断時間が長くなり、そして穀物の損失
が生じる結果となり得る。
【0009】ウォッブルボックスに関連する別の問題
は、比較的長い装置を用いるときに遭遇するものであ
る。例えば、(刈取り機で通常用いられる)32フィー
トの刈取りバー(カッターバー)を用いると、カッター
の往復運動により機械全体が振動するかもしくは衝撃ま
たは急激な動きが生じ得る。
【0010】ウォッブルボックスに関連するさらに別の
問題は、多数のウォッブルボックスを用いる場合、互い
に同期せず不均衡な振動が発生するため、多数のウォッ
ブルボックスを用いて刈取りバー(カッターバー)を多
数のバー部分に分割するのは望ましくないということで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、農業用機械の
往復カッターバー機構を駆動するのに適したデュアル油
圧振動子である。
【0012】本発明の別の局面によれば、デュアル油圧
振動子は、反対方向に向かう第1および第2ピストンを
備えている。反転パイロットバルブは加圧流体の流れを
制御して、第1および第2ピストンの両方を交互に前進
および後退させる。前進同期化機構は第1および第2ピ
ストンの前進を同期化させ、後退同期化機構は第1およ
び第2ピストンの後退を同期化させる。
【0013】本発明のさらに別の局面によれば、前進お
よび後退同期化機構はそれぞれ、加圧流体を与えてパイ
ロットバルブの作動を反転させる第1および第2流路を
有する。第1および第2ピストンの両方が同時にほぼ後
退位置にあるとき以外は、第1流路はブロックされる。
第1および第2ピストンの両方が同時にほぼ前進位置に
あるとき以外は、第2流路はブロックされる。第1およ
び第2流路は中央論理管を貫通している。中央論理管
は、それぞれが第1および第2ピストンに摺動可能に受
容される第1および第2端部を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の2つの主な局面を以下に
詳述する。
【0015】デュアル油圧振動子は、農業用刈取り機の
往復カッターバー機構を駆動するために用いるのに適し
ている。約30ポンドにも達する大型で重いカッターを
有するシステムでは、カッターを駆動するのに単一振動
子を用いると相当程度の慣性が生じ、これによりシステ
ム内に不均衡な振動が起こり得る。デュアル振動子は、
反対方向に同時に前進し同時に後退する一対のピストン
を備えている。デュアル振動子では、単一油圧振動子に
よって大型で重いカッターを駆動することでシステムに
生じ得る不均衡な負荷は生じない。
【0016】中央論理通路を有する油圧振動子は、実質
的に漏れがなく長さ方向の負荷に耐え得る密封ピストン
の使用が可能となる。
【0017】本発明のデュアル油圧振動子の実施態様の
詳細な構造および動作は、単一振動子における中央論理
通路の設計および動作を先ず参照することによって最も
容易に説明され得る。デュアル振動子の実施態様は、以
下に述べるように、主として、単一振動子で用いられる
構成要素と同じ構成要素により構成される。
【0018】I.中央論理通路を有する油圧振動子 本発明を先ず、油圧振動子100および振動子100に
よって駆動される往復システムを参照して説明する。振
動子100は、個別の油圧源から加圧液体が供給される
と、極めて高い容積効率で連続往復運動を与えるように
設計されている。1つの典型的な適用例は、穀物刈取り
機または草刈り機のためのカッターバーを駆動すること
を含み得る。
【0019】図17および図18は、振動子の第1の実
施例の概略図である。
【0020】パイロットバルブ108がスイッチとして
作用し、これにより振動子100はピストン104のシ
リンダロッド(シャフト)104aを前進させるかまた
は後退させる。完全前進位置(図18)で、パイロット
バルブ108は後退設定へとトリップし、これにより流
体の方向を変えて、ロッド104aを後退させる。完全
後退位置(図17)で、パイロットバルブ108は再び
トリップし、加圧流体の方向を変えて、ロッド104a
を前進させる。
【0021】図17および図18に示すように、振動子
は2つの部分、すなわち、方向制御バルブ108と単一
ロッド複動油圧シリンダ102とを備えている。図17
は、シリンダ102のピストン104が前進を始めると
きのシステムの状態を示している。加圧流体が、通路1
10dを通ってピストン104の側部104hに常時送
られる。この流れにより、シリンダ102のピストン1
04を後退させようとする力が与えられる。
【0022】制御バルブ108は、通路110sを通っ
てピストン104の第2側部104iへと流れる加圧流
体の流れを制御する。図18に示す位置では、制御バル
ブ108は、シリンダ102のピストン104を前進さ
せる原因となる流体を与える。側部104iの面積は、
側部104hの面積より大きい(この実施例では、10
4i:104hの面積比は2:1である)。従って、図
17に示す状態では、側部104iにより大きな力が加
えれられ、これによりシリンダ102のピストン104
が前進する。
【0023】バルブ108の制御は、パイロット制御通
路110qおよび110rによって実現される。これら
のポートは図17および図18ではA1〜A5で示され
ている。この実施例では、これらのポートは、論理管1
06(後で図1〜図9を参照して説明する)の穴により
決定され、これらは同等である。この結果、シフトパイ
ロット108には両方向に同じ力が加えられる。
【0024】ブリードオリフィス108hおよび108
jは、パイロットバルブ108が中間位置にある間、制
御通路110qおよび110rをタンクに連結させる。
【0025】図18は、制御バルブ108が反転位置に
トリップした後の振動子100を示す。加圧流体は、通
路110dを通ってピストン104の側部104hへ常
時送られている。
【0026】図18では、制御バルブ108は、流れを
制御してピストン104の第2側部104iを通路11
0sを介してタンクに連結させる。側部104hに加え
られる圧力は、シリンダ102の他方の側部への加圧流
体の流れによって押し戻されることがなくなるため、シ
リンダ102のピストン104は後退する。
【0027】構造 図1は、例として示す単一油圧振動子100の平面図で
ある。図2は、ライン2−2に沿った振動子100の断
面図であり、図3はライン3ー3に沿った振動子100
の断面図である。振動子100は3つの主な部分、すな
わち、バルブ本体110と、端部キャップ112と、本
体110と端部キャップ112との間に取り付けられた
シリンダ管102(以後「シリンダ102」と呼ぶ)と
を有する。ピストン104はシリンダ102内に摺動可
能に収容されている。ピストン104は、駆動される装
置(図示せず)に往復運動を伝えるシャフト104aと
一体形成されている。加圧流体がピストン104のシャ
フト側の面104h(「第1」面104hとも呼ぶ)に
常時与えられる。同様に本体110内に収容されている
摺動可能なスプールパイロットバルブ108は、外部圧
力源からの加圧流体の方向を制御して、ピストン104
の第2面104iを、スプール108が第1位置(図8
に示す)にあるときは加圧流体に、そしてスプール10
8が第2位置(図7に示す)にあるときはタンクに交互
に流体連結させる。
【0028】図6は、図3に示すのと同じライン3−3
に沿った、バルブ本体110の断面図である。本体11
0は、シリンダ102の一方の端部が取り付けられる座
ぐり110aと、論理管106の一方の端部が取り付け
られる長さ方向の孔110bとを有する。孔110bは
複数のアンダーカット(円周溝)110j、110k、
110l、および110mを有する。溝110jは、図
4に示す通路110nおよび110pによって加圧流体
に連結される。溝110kは、図7に示す通路110q
を介してパイロットスプール108の一方の側部に連結
される。溝110lは、図8に示すパイロットスプール
108の他方の側部に連結される。溝110mは、図4
に示す流体通路110oによって排水管Dに連結され
る。複数のOリングシール110e〜110iにより、
溝110j〜110mは互いからおよび座ぐり110a
および110bから隔離される。圧力通路110dによ
り、加圧流体が常時ピストン104のシャフト側の(第
1)面104hに与えられる。
【0029】図2を再び参照して、端部キャップ112
は座ぐり112aを有する。シリンダ102の第1端部
102bは、Oリングシール114により座ぐり112
aに密封状態で取り付けられる。本体110は座ぐり1
10aを有する。シリンダ102の第2端部102c
は、Oリング114により座ぐり110a内に密封状態
で取り付けられる。ボルト116(または他の同等の締
付具)セットにより、本体110と端部キャップ112
とシリンダ102とが一体のユニットとして接続され
る。このときシリンダ102は本体110とキャップ1
12との間の距離を固定するスペーサとして作用する。
貫通管118により、(圧力入口Pに流体連結する)通
路110dと端部キャップ112の通路112cとの間
に流体通路が形成される。通路112cは座ぐり112
aに対して開口している。
【0030】端部キャップ112は長さ方向の孔112
bを有する。ピストン104の部分104jは孔112
bによって摺動可能に受容される。本実施例では、漏れ
防止密封システムは、典型的には航空機のストラットで
用いられている3つの部品から形成される。リング/排
除装置アセンブリ120は、ピストン104からごみを
拭き取ってごみが端部キャップ112に入るのを防ぐ長
寿命で低圧力のリング装置である。アセンブリ120
は、カリフォルニアのBusak+Shamban社製
のTURCONEXCLUDERリングであり得る。
次に漏れ防止圧力シール122が配備される。シール1
22は低摩擦で磨耗抵抗が高い高速の一方向性シールで
あり、Busak+Shamban社製のTURCON
STEPSEALKシールであり得る。次に広域磨耗
パッド124が用いられる。これはBusak+Sha
mban社製のZURCON磨耗ベアリングであり得
る。さらに第2の圧力シール122が配備され得る。こ
れはBusak+Shamban社製のTURCON
またはZURCONSTEPSEALKシールであり
得る。最後に、第2の磨耗ベアリング124が配備され
る。
【0031】シール120、122および磨耗リング1
24は、20〜30ポンド(約9〜14キログラム)の
(例えば、据付け中のカッターバーの重さを支持する)
ピストンの横方向の負荷に適合するように選択される。
さらに、シール120、122および磨耗リング124
は、好ましくは、毎秒16サイクル(32行程)で約2
000時間の使用寿命、合計約1億1,160万サイク
ルの寿命を有するように選択される。
【0032】図5はシリンダ102の断面図である。シ
リンダ102は、孔部110aに適合する大きさの外径
102jを有する。シリンダ102の端部102aおよ
び102bには小径部102hおよび102iが設けら
れている。孔部110aとシリンダ102の小径部10
2hおよび102iとの間にはそれぞれ環状領域104
kおよび104lが形成される。
【0033】各端部102aおよび102bには複数の
穴102d〜102gが設けられている。穴102dお
よび102eはオリフィスとして作用して、流体の流れ
を制御し、シリンダ102の内部102aと環状領域1
04kおよび104lとの間の流体ダッシュポットとし
て流速を低下させる。穴102dおよび102eは長さ
方向に配分されている。本実施例では、穴102dはす
べて端部102bから第1の距離だけ離れており、穴1
02eはすべて端部102bから第2の距離だけ離れて
いる。同様に、穴102fおよび102gは端部102
cからそれぞれ異なる距離だけ離れている。
【0034】再び図2を参照して、ピストン104は、
シリンダ102の内孔102a内に摺動可能に密封状態
で受容される大径部104jを有する。シリンダ102
の両端部には2つのウレタンばね126aおよび126
bが配備されている。ウレタンばね126aおよび12
6bは、行程の両限界点でピストン104を停止させ衝
撃を防ぎ、そしてピストン104の方向を反転させるダ
ッシュポットダンパーとして作用する。大径部104j
の外周には一対の磨耗リング104eが配備される。磨
耗リングは、上述の磨耗ベアリング124と同じタイプ
のものであり得る。磨耗リング104eにより、ピスト
ン104がシリンダ102内を摩擦せずに摺動するのが
確実となる。磨耗リング104eの間には、長寿命で低
磨耗のシール104fが配備される。シール104f
は、例えば、Busak+Shamban社製のTUR
CONGlydRingTシールであり得る。
【0035】ピストン104は大径部に2つの圧力面1
04hおよび104iを有する。本実施例では、加圧流
体が常に面104h(シャフト104aに近い方の面)
に当てられる。ピストン104が前進しているときのみ
に、他方の面104iに圧力が加えられる。ピストンが
後退しているときは、面104iはタンクと連通する。
後退時も前進時と同じ速度プロフィールを維持するよう
に、前進時および後退時にピストン104に加えられる
長さ方向の全体の力は同じである。本発明の1つの局面
によれば、第2面104iは、第1面104hの2倍の
受圧面積を有する。
【0036】この面積比を採用する理由は以下の通りで
ある。ポートPにおける圧力をP、第1面104hの面
積をA、第2面104iの面積を2Aとする。第1面1
04hには常に力APが加えられる。第2面104iが
タンクに接続しているとき第2面104iに加えられる
力は零であるため、ピストン104に作用する全体の力
はAPである。第2面104iが加圧流体と連通すると
きの第2面の圧力は(反対方向に)2APであり、両面
に作用する全体の力は2AP−AP=APである。従っ
て、両方向における全体の力は同じであり、加速度およ
び速度プロフィールは同じである。
【0037】上記の方法の利点は、簡単な3方向パイロ
ットバルブ108の使用が可能なことである。これにつ
いては後述する。
【0038】ピストン104は、後述する論理管106
を受容する内部孔104bを有する。ピストン104
は、ピストン104が特定の位置にあるとき流体論理通
路を実現させる論理溝を形成する一対のアンダーカット
104cおよび104dを有する。これについては後に
詳述する。
【0039】論理管106の一方の端部は、スナップリ
ング128により、本体110の孔110bに取り付け
られる。論理管106の他方の端部は、シリンダ104
の内孔104bによって摺動可能に密封状態で受容され
る。
【0040】論理管106は位置フィードバックを提供
する手段である。論理管106の論理穴とピストン10
4の溝104cまたは104dとの間の整合の結果とし
て流体が流れるとき、完全な前進状態または完全な後退
状態が感知される。論理管106は複数の通路106
a、106cおよび106j(図2に示す)ならびに1
06b(図7に示す)を有する。論理穴106dおよび
106eは、通路106aを論理管106の外表面に接
続する。論理穴106hおよび106i(図7に示す)
は通路106bを論理管106の外表面に接続する。図
7に最もよく示すように、論理穴106dは溝110j
と整合し、論理穴106iは溝110kと整合する。ピ
ストン104が完全な後退位置(本明細書では「第1位
置」と呼ぶ)にあるとき、論理穴106eおよび106
hは共にピストン104の溝104cと整合し、溝11
0jと溝110kとの間に流体通路が実現する。
【0041】図2および図8は、通路106cを論理管
106の外表面に接続する論理穴106fおよび106
gを示す。図8に最もよく示すように、ピストン104
が完全な前進位置(本明細書では「第2位置」と呼ぶ)
にあるとき、論理穴106eおよび106fは共にピス
トン104の溝104dと整合し、溝110jと溝11
0lとの間に流体通路が実現する。
【0042】論理管106の通路106j(図2)は、
溝110mを介して排水管に連結する。ピストン104
が前進位置から後退するとき、孔104b内の流体は通
路106j、穴106k、溝110m、および通路11
0o(図4に示す)を通って排水管Dに流される。排水
管Dは、Oリングシールと共に設置される従来のばね付
き鋼鉄ボールバルブであり得る。
【0043】単一振動子100では、最終プラグ130
が座ぐり110cに配置される。
【0044】図3はパイロットバルブ108を示す。本
実施例では、パイロット108は単純な3方向スプール
バルブである。パイロットバルブ108は、パイロット
バルブ孔108a内に摺動可能に配置されたスプール1
08bによって画定される(図9はスプール108bの
拡大断面図である)。図3では、端部キャップ134a
および134bがパイロットバルブ孔108aを密封
し、スプール108bの動きを制限する。図3および図
8に示すようにスプール108bが孔108aの右端部
に位置しているとき、流体は圧力入口ポートPからチャ
ンバー108cに流れる。チャンバー108cは、加圧
流体を本体110の通路110dおよび110pに常時
供給する。図2に示すように、通路110dは加圧流体
を、貫通管118、通路112c、環状チャンバー10
4k、および調整穴102dおよび/または102eを
通してピストン104の第1面104hに常時供給す
る。通路110p(図4)は加圧流体を、通路110n
(図4)、溝110jおよび穴106dを通して論理管
106の通路106aに常時供給する。
【0045】図3を再び参照して、パイロット108の
別のチャンバー108dは常時タンクポートTに接続さ
れる。図2および図3に示すように、通路110sは、
パイロット108を、シリンダ102の内端部と座ぐり
110aとの間の環状領域104lと接続させる。図3
および図7に示すようにパイロットスプール108bが
最も右側に位置しているとき、チャンバー108dは通
路110sと流体連通する位置にあり、これにより環状
領域104lはタンクポートTと流体連通する。図8に
示すようにパイロットスプール108bが最も左側に位
置しているとき、チャンバー108cは通路110sと
流体連通する位置にあり、これにより加圧流体が環状領
域104kに供給される。
【0046】パイロットスプール108bは、スプール
108bの右端部でチャンバー108eに開口する端部
通路108gを有する。オリフィス108hは、スプー
ル108bが右側に移動するとき、流体を端部通路10
8gからタンクに流す。同様に、スプール108bは、
スプール108bの左端部でチャンバー108fに開口
する端部通路108iを有する。オリフィス108j
は、スプールが左側に移動するとき、流体を端部通路1
08iからタンクに流す。
【0047】通路110r(図3に点線で示す)は、左
端部チャンバー108fを論理溝110l(図4に示
す)と流体接続させる。同様の通路110q(図4に示
す)は、右端部チャンバー108eを論理溝110kと
接続させる。
【0048】パイロットスプール108bは2つのデテ
ント溝108pおよび108qを有する。パイロットス
プール108bが左位置にあるとき、ばね付勢されたデ
テントボール132aがパイロットスプール108bの
デテント溝108pと噛み合う。同様に、パイロットス
プール108bが右位置にあるとき、ばね付勢されたデ
テントボール132bがパイロットスプール108bの
デテント溝108qと噛み合う。従って、パイロットス
プール108bは、加圧流体に小さな圧力移行が生じて
も位置移動しない。さらに、ブリードオリフィス108
hおよび108jの両方が常時タンクに向かって開口し
ているため、パイロットスプール108bが左位置と右
位置との間を移動中のとき生じる圧力移行がスプール1
08bに影響を与えることはない。
【0049】上述のように、加圧流体を常時ピストン1
04の一方の端部に送り、ピストンの第1および第2駆
動面積比104h:104iを1/2に維持することに
より、単純な3方向スプールパイロットバルブ108の
使用が可能となる。パイロットバルブ108により、従
来実用化されているものより設計および製造方法が簡単
になる。例えば、米国特許第4、280、396号の従
来の振動子では、パイロットバルブは主振動子の全長に
わたって前進するため、長い主ハウジングが必要であ
る。本発明によれば、パイロットは、上記特許第4、2
80、396号で用いられている4方向パイロットバル
ブより実質的に短い。パイロット108は、主ピストン
104を横断する方向に配置され得る。このため、上記
特許第4、280、396号の振動子の主本体を形成し
ている長い複雑なハウジングを設ける必要がない。本発
明によれば、本体110には短いハウジングが使用さ
れ、振動子100は3つの部分、すなわち、本体11
0、シリンダ102、および端部キャップ112により
形成され得る。
【0050】振動子は3つの部分により形成されている
ため、単一の重厚なハウジングを用いた場合には隠れて
しまう部品にも加工を行うのが容易となる。組立も簡単
になる。これら3つの部分は、例えば、ボルト116に
よって互いに固定され得る。
【0051】動作 振動子100の動作を図7および図8を参照して述べ
る。図7および図8は振動子100を論理的に表現した
ものである。ここでは、説明を簡単にするために、パイ
ロット部108を90度回転させて、主ピストン104
と同じ面内に現れるようにしている。本実施例では、実
際には、パイロットスプールバルブ108は主ピストン
104の長軸に直交(横断)する面内にある。(しか
し、本発明の振動子は、パイロットスプールが主ピスト
ンと同じ面内に位置するようにも設計され得ることは当
業者であれば理解され得る。このような振動子は実質的
には図7および図8に示す通りであり得る。) 図7は、ピストン104が完全に後退し、パイロットス
プール108bが最左位置へと移動する直前の振動子1
00を示す。加圧流体はポートPから流入し、チャンバ
ー108cに流れる。チャンバー108c内では、流体
は、チャンバー108cのそれぞれ左側および右側に位
置するスプール108bの2つの対向する面108mお
よび108nに圧力を加える。これら2つの圧力は合計
するとネットで零である。従って、チャンバー108c
内の圧力はスプール108bをいずれの方向にも動かさ
ない。チャンバー108cは通路110dと連通してお
り、加圧流体は、通路110d、貫通管118、および
通路112cを通って環状領域104kに流される。領
域104k内の流体は穴102dを通ってシリンダ10
2の孔102aに流れる。これにより、ピストン104
の左側圧力面104hに力が加えられる。チャンバー1
08dはタンクに連結される。スプール108bが最右
位置にあるとき、チャンバー108dは通路110sと
連通し、これによりシリンダ102の右端部の環状領域
104lはタンクと連通する。ピストン104の右側
(第2)圧力面104iの圧力はタンクに放出される。
サイクルのこの時点でピストン104に加えられるネッ
トの力によりピストン104は右側に移動する。
【0052】図7では、加圧流体はまたチャンバー10
8cから通路110p(図7に点線で示す)を通して溝
110jに送られる。溝110jは、流体を論理穴10
6dを通して論理管106の通路106aに送る。ピス
トン104が完全に後退すると、通路106aの論理穴
106eと通路106bの論理穴106hとが溝104
cと整合し、通路106aと通路106bとの間の流体
通路が実現される(振動子100が完全に後退している
か前進しているとき以外の振動子の周期のすべての時点
で、通路106aと通路106bとの間の通路は遮断さ
れており、このため論理通路106aおよび106bを
通って流体は流れないことに留意)。通路106bは論
理穴106iと連通し、穴106iは論理溝110kに
開口している。溝110kは、通路110q(図7に点
線で示す)に接続し、この通路は右側パイロットチャン
バー108eに接続している。チャンバー108e内で
は、スプール108bの右側面108kに圧力が蓄積さ
れる。一方、左側チャンバー108fに蓄積されていた
加圧流体は、端部チャンバー108iおよびブリードオ
リフィス108jを通ってタンクに流出される。従っ
て、面108kに加えられる力により圧力スプール10
8bを左方向に押すネットの圧力が生じる。
【0053】スプール108bはトリップされ左位置へ
と移動する(このスプール位置を図8に示す)。スプー
ル108bが左に移動すると、左端部チャンバー108
f内の流体は端部通路108iおよびオリフィス108
jを通って流出する。ブリードオリフィス108jは端
部チャンバー108fからの流れを制限するため、スプ
ール108bはトリップするとき衝撃を起こさない。
【0054】スプール108bが左位置に移動すると
き、加圧流体は通路110s内に蓄積される。加圧流体
は穴102fを通って環状領域104lへ、ピストン1
04の面104iに隣接するチャンバーへ流れる。ま
た、流体は、チャンバー108c、通路110d,貫通
管118、通路112c、環状領域104k、穴102
d、およびシリンダ102の孔102aへと流れ続けて
いる。面104iの受圧面積は、面104hの面積の2
倍であるため、ピストン104は左側に移動を開始す
る。ピストン104が前進を開始すると、論理穴106
d、106e、106f、106g、106h、および
106iは論理溝104cまたは104dと整合しな
い。論理穴106d〜106iは孔104bの内壁によ
ってブロックされる。ピストン104の完全後退位置と
ピストン104の完全前進位置との間では通路106a
〜106cを通る流れはない。このとき右側端部チャン
バー108eに加圧流体は送られないため、チャンバー
108eおよび端部通路108g内の流体はブリードオ
リフィス108hを通ってタンクに流出する。一方、パ
イロットスプール108bは、ピストン104が図8に
示す完全前進位置に達するまでは左位置にとどまる。
【0055】ピストン104が完全前進位置に近づく
と、ピストン104の外周104jにより穴102d
(図5)は覆われるが、穴102eは開口したままであ
る。このため、環状領域104kとシリンダ102の内
孔102aとの間の流通を可能にする全オリフィス面積
が減少する。これにより、ピストン104の左方向への
移動が減速し始めるため、ピストン104が完全前進位
置に達して方向転換するときの衝撃が回避される。これ
により「油圧クッション」が形成される。さらに、ピス
トン104の左側圧力面104hがウレタンばねダンパ
ー126aによって緩衝され、ピストン104を円滑に
減速させ、ピストン104が完全に前進したときの衝撃
を回避させる。これにより、ピストン104の円滑な正
弦波状の動作が可能になる。
【0056】図8は、ピストン104が完全に前進し、
パイロットスプール108bが再び移動を始める直前の
振動子100を示す。ピストン104が完全に前進した
時点では、通路106aの論理穴106eおよび通路1
06cの論理穴106fは溝104dと整合し、通路1
06aと通路106cとの間に流体通路が実現する。通
路106cは論理穴106gと連通し、穴106gは論
理溝110lに開口している。溝110lは通路110
r(図8に点線で示す)に接続し、この通路は左側パイ
ロットチャンバー108fに接続する。チャンバー10
8f内では、圧力はスプール108bの左側面108l
に蓄積する。一方、左側チャンバー108e内に蓄積さ
れていた加圧流体は、端部チャンバー108gおよびブ
リードオリフィス108hを通ってタンクに流出する。
従って、面108lに加えられる力によりスプール10
8bを右方向に押すネットの圧力が生じる。スプール1
08bはトリップされ、右位置に移動する(パイロット
スプール108bのこの位置は図3に示される)。
【0057】パイロットスプール108bが右位置に移
動すると、チャンバー108dは再び通路110sと連
通し、これによりシリンダ102の右端部の環状領域1
04lがタンクと連通する。ピストン104の右側(第
2)圧力面104iの圧力はタンクに放出される。サイ
クルのこの時点でのピストン104に加えられるネット
力により、ピストン104は右に移動する。ピストン1
04が後退するとき、ピストン104の内孔104b内
に流体が存在する場合はその流体は、通路106j、論
理穴106k、論理溝110m、および通路110o
(図4)よりなる流体通路を通って排出される。ピスト
ン104が完全前進位置から離れると、論理穴106d
〜106iは孔102aの内壁によってブロックされ
る。ピストン104の完全前進位置とピストン104の
完全後退位置との間では通路106a〜106cを通る
流れはない。この時点で左端部チャンバー108fに加
圧流体は送られないため、チャンバー108fおよび端
部通路108i内の流体はブリードオリフィス108j
を通ってタンクに流出する。一方、パイロットスプール
108bは、ピストン104が図7に示す完全後退位置
に達するまでは、右位置にとどまる。
【0058】ピストン104が完全後退位置に近づく
と、ピストン104の外周104jにより穴102f
(図5)は覆われるが、穴102gは開口したままであ
る。このため、環状領域104lとシリンダ102の内
孔102aとの間の流通を可能にする全オリフィス面積
が減少する。これにより、ピストン104の右方向への
移動が減速し始めるため、ピストン104が完全後退位
置に達して方向転換するときの衝撃が回避される。これ
により、効果的な「油圧クッション」が形成される。さ
らに、ピストン104の右側圧力面104iがウレタン
ばねダンパー126bによって緩衝され、ピストン10
4を円滑に減速させ、ピストン104が完全に後退した
ときの衝撃を回避させる。ピストン104が完全後退位
置に達すると、振動子100の移動サイクルは完了し、
振動子100は再び図7に示す位置に戻る。
【0059】油圧による緩衝をさらに以下の方法によっ
て配備してもよい。すなわち、(1)ピストン104が
完全前進位置に達する直前に、流体をピストン104の
左側圧力面104hに送り、これにより、ピストン10
4がその行程の前進限界に達する前にピストンの移動を
減速させる。および(2)ピストン104が完全後退位
置に達する直前に、流体をピストン104の右側圧力面
104iに送り、これにより、ピストン104がその行
程の後退限界に達する直前にピストンの移動を減速させ
る。
【0060】特に、これは、流体をピストン104の圧
力面に当てるタイミングの調整であり、ピストンが行程
の前進または後退限界に達する直前に反転可能なパイロ
ット108の方向を反転させることによって実現され
る。従って、ピストンがまさにちょうど完全に前進した
ときにパイロットバルブ108の方向を反転させるので
はなく、パイロットバルブ108がほぼ完全に前進した
ときにパイロットバルブの方向を反転させ得る。同様
に、ピストンがまさにちょうど完全に後退したときにパ
イロットバルブ108の方向を反転させるのではなく、
パイロットバルブ108がほぼ完全に後退したときにパ
イロットバルブの方向を反転させ得る。
【0061】このタイミングの変更は、論理管106の
穴(例えば、106e、106f、および106h)お
よび/またはピストン104のアンダーカット104c
および104dの位置を変えることによって実現され得
る。例えば、穴106eを本体110の方向に移動させ
ることにより、またはアンダーカット104dを本体1
10から離れる方向に移動させることにより、ピストン
104が完全に前進する前にパイロットバルブ108の
方向を反転させ得る。同様に、アンダーカット104c
を本体110の方向に移動させることにより、ピストン
104が完全に後退する前にパイロットバルブ108の
方向を反転させ得る。
【0062】論理管の穴106eの移動が、前進と同様
に後退中の反転のタイミングに影響を及ぼすことは明ら
かである。パイロット反転のタイミングの調節にさらに
柔軟性を与えるためには、論理管106を貫通する第2
の長さ方向の圧力通路を加えるのが好ましい。この変形
例によれば、ピストン104が前進しているとき一方の
通路が加圧下で流体を送り、ピストン104が後退して
いるとき他方の通路が加圧下で流体を送る。これによ
り、一方の通路の穴を本体110の方向に移動させると
同時に他方の通路の穴を本体110から離れる方向に移
動させることが可能であるため、タイミング変更を論理
管106内で完全に実現することが容易になる。この構
成を以下に、例として示すデュアル振動子200の論理
管において示す。
【0063】II.デュアル油圧振動子 図10は農業用刈取り機400を示す。刈取り機400
は、約32フィート以上の長さの大型カッター402を
有する。カッター402は2つの部分402aおよび4
02bに分けられる。各部分402aおよび402b
は、デュアル振動子200の各ピストン204および3
04(図11Aおよび図11Bに示す)によって駆動さ
れる。カッター半部402aおよび402bの可動部は
反対方向に移動する。デュアル振動子200の利点は、
2つの対向するピストン204および304によって刈
取り機400に与えられる衝撃が、ピストン204およ
び304が同期している限り互いに打ち消されることで
ある。
【0064】図15および図16はデュアル油圧振動子
の概略図である。デュアル振動子200では、移動は、
対向する油圧シリンダロッド(シャフト)204aおよ
び304aが同時に前進し次に同時に後退することによ
って行われる。第2油圧シリンダ302のロッド304
aは、第1ロッド204aと同じ軸に沿って、しかしこ
れとは反対の方向に移動する。パイロットバルブ208
は、シリンダロッド204aおよび304aを前進させ
るか後退させるかのスイッチとして作用する。完全前進
位置(図16)では、パイロットバルブ208は後退設
定にトリップし、流体の向きを変えてロッド204aお
よび304aを後退させる。完全後退位置(図15)で
は、パイロットバルブ208は再びトリップして、加圧
流体の向きを変えてロッド204aおよび304aを前
進させる。本発明によれば、2つのシリンダロッド20
4aおよび304aの移動は半サイクル毎に再同期化さ
れる。
【0065】図15および図16に示すように、振動子
200は3つの部分、すなわち、方向制御バルブ208
と、2つの単一ロッド複動油圧シリンダ202および3
02とを備えている。図15はこれらのシリンダが前進
を始めるときのシステムの状態を示す。加圧流体が常時
通路210dを通ってピストン204の側部204hに
送られ、流体が常時通路310dを通ってピストン30
4の側部304hに送られる。この流れによりピストン
204および304を後退させようとする力が生じる。
【0066】制御バルブ208は、通路210sを通っ
てピストン204の第2側部204iへ至る加圧流体の
流れ、および通路310sを通ってピストン304の第
2側部304iに至る流れを制御する。図15に示す位
置では、制御バルブ208は、流体を供給してピストン
204および304を前進させる。側部204iおよび
304iの面積は、側部204hおよび304hの面積
より大きい(本実施例では、面積比204i:204h
は2:1であり、面積比304i:304hは2:1で
ある)。従って、図15に示す状態では、側部204i
および304iにより大きな力が加えられ、ピストン2
04および304を前進させる。
【0067】バルブ208の制御は、パイロット制御通
路210qおよび210rによって行われる。これらの
ポートは図15および図16にA1〜A5で表す。本実
施例では、これらのポートは論理管206(図12〜図
14を参照して後に述べる)の穴によって決定され、こ
れらは同等である。この結果、シフトパイロット208
には両方向に同じ力が加えれる。
【0068】ブリードオリフィス208hおよび208
jは、パイロットバルブ208が中間位置にあるとき、
制御通路210qおよび210rをタンクに連結させ
る。
【0069】図16は、制御バルブ208が反転位置に
トリップした後のデュアル振動子200を示す。加圧流
体は依然として常時、通路210dを通ってピストン2
04の側部204hに送られ、流体は常時通路310d
を通ってピストン304の側部304hに送られる。
【0070】制御バルブ208は流れを制御して、ピス
トン204の第2側部204iを通路210sを介して
タンクに連結し、ピストン304の第2側部304iを
通路310sを介してタンクに連結する。側部204h
および304hに加えられる圧力は、ピストン204お
よび304の他方の側部(204iおよび304i)へ
の加圧流体の流れによって押し戻されることがなくなる
ため、ピストン204および304は後退する。
【0071】デュアル振動子200は大型のシステムで
特に有用であり得る。例えば、単一振動子100(図1
〜図9)は、長さ約21フィート(約7メーター)まで
の農業用刈取り機のカッターで用いられる得るが、デュ
アル振動子200はもっと大型のカッター(約32フィ
ート以上)に対して好適である。
【0072】構造 図11Aおよび図11Bは、図15および図16に示す
デュアル油圧振動子200の1つの実施例の論理図であ
る。振動子200によって生成される運動は、対向する
油圧シリンダピストン204および304が同時に前進
し、続いて同時に後退することである。本発明のこの実
施例の利点は、デュアル振動子200の半サイクル毎に
2つのピストン204および304が、以下に述べるよ
うに再同期化することである。
【0073】図11Aおよび図11Bでは、パイロット
部208は、シリンダ202および302の面内で回転
しているものとして示されている。パイロット208は
実際にはシリンダ202および302の面に直交するよ
うに構成されることは当業者であれば理解され得る。
【0074】本実施例のデュアル振動子200は、2つ
の例外、すなわち、後に詳述するように、改変された本
体210および異なる論理管206を用いる以外は、単
一振動子100と同じ構成要素を用いて構成され得る。
デュアル振動子200の他のすべての構成要素は単一振
動子100の構成要素と同一である。油圧シリンダおよ
びピストンは、デュアル振動子の右側部と左側部とで類
似している。ただし、ピストンの溝の寸法は両側部間で
異なる。
【0075】理解しやすいように、図11Aおよび図1
1Bに示す参照番号は、図1〜図9の対応する同じ要素
と下2桁が同じである(例えば、シリンダ202、ピス
トン204、論理管206など)。また、本体210お
よびパイロット208以外は、デュアル振動子200は
完全に左右対称である。また、理解しやすいように、右
側アクチュエータの構成要素の参照番号は、左側アクチ
ュエータの対応する構成要素と下2桁が同じである(例
えば、左シリンダ202と右シリンダ302、左ピスト
ン204と右ピストン304)。本体210および論理
管206の構造、ならびにデュアル振動子200の動作
について以下に詳細に示す。他の構成要素の構造は、図
1〜図9に関連して上述したものと同じであるため、こ
こでは省略する。
【0076】本体210は、2つの通路310dおよび
310sが追加され加圧流体を右側ピストン304の圧
力面304hおよび304iに供給する点を除いては、
単一振動子100の本体110と同じである。通路31
0dは、加圧流体を、貫通管318、通路312c、環
状領域304k、穴302d、およびシリンダ内孔30
2bを通してピストン304の外面304hに常時供給
する。これは、通路210dは、加圧流体を、貫通管2
18、通路212c、環状領域204k、穴202d、
およびシリンダ内孔202bを通してピストン204の
外面204hに常時供給するのと同じである。
【0077】通路310sは、加圧流体を、環状領域3
04l、穴302f、およびシリンダ302の内孔30
2aを通してピストン304の第2圧力面304iに供
給する。同様に、通路210sは、加圧流体を、環状領
域204l、穴202f、およびシリンダ202の内孔
202aを通してピストン204の第2圧力面204i
に供給する。
【0078】2つの通路310dおよび310s以外
は、本体210は図1〜図9の本体110と同じ構成で
ある。特に、本体210の座ぐり310cは座ぐり21
0bに類似している。ただし、ピストンの溝は2つの側
部間で異なり得る。
【0079】図12〜図14は、デュアル振動子200
で用いられる論理管206を示す。論理管206は、ピ
ストン204および304を半サイクル毎に再同期化す
る流体論理回路を画定する通路を含む。論理管206は
5つの論理通路252b、254b、256b、258
b、および260bならびに通路262b1および26
2b2を含む排水通路を有する。これらの通路はすべ
て、論理管206の長軸に平行に延びる。
【0080】第1通路252bは論理穴252aおよび
252cを有する。論理穴252cは通路252bを論
理溝210jに接続し、溝210jは、通路210pを
介して(常時)加圧流体に連結される。論理穴252a
は、ピストン204が後退位置(図11A)にあるとき
は論理溝204cと整合し、ピストン204が前進位置
(図11B)にあるときは論理溝204dと整合する。
論理穴252aは、ピストン204が上記以外の位置に
あるときはピストン204の内表面によりブロックされ
る。
【0081】論理通路254bは論理穴254aおよび
254cを有する。ピストン204および304が共に
後退位置にあるときは、論理穴254aは通路254b
を論理溝204cに接続し、論理穴254cは通路25
4bを論理溝304cに接続する。ピストン204およ
び304が上記以外の位置にあるときは、論理穴254
aおよび254cはそれぞれピストン204および30
4の内表面によってブロックされる。
【0082】論理通路256bは論理穴256aおよび
256cを有する。ピストン204および304が前進
位置(図11B)にあるときは、論理穴256aは通路
256bを論理溝204dに接続し、論理穴256cは
通路256bを論理溝304dに接続する。ピストン2
04および304が上記以外の位置にあるときは、論理
穴256aおよび256cはそれぞれピストン204お
よび304の内表面によってブロックされる。
【0083】論理通路258bは論理穴258aおよび
258cを有する。論理穴258aは通路258bを論
理溝210kに接続し、溝210kは、通路210q
(図11Aに点線で示す)を介して(常時)右側パイロ
ット端部チャンバー208eに接続される。論理穴25
8cは、ピストン304が後退位置(図11A)にある
ときは論理溝304cと整合し、ピストン304が上記
以外の位置にあるときはピストン304の内表面により
ブロックされる。
【0084】論理通路260bは論理穴260aおよび
260cを有する。論理穴260aは通路260bを論
理溝210lに接続し、溝210lは、通路210r
(図11Bに点線で示す)を介して(常時)左側パイロ
ット端部チャンバー208fに接続される。論理穴26
0cは、ピストン304が前進位置(図11B)にある
ときは論理溝304dと整合し、ピストン304が上記
以外の位置にあるときはピストン304の内表面により
ブロックされる。
【0085】排水通路262b1および262b2は、論
理管206の長さ全体にわたって延びている。排水通路
262b1および262b2は通路(図示せず)によって
互いに接続し、これにより1つの排水通路を効果的に形
成している。通路262b2は穴262aに接続され、
穴262aは(常時)排水溝210mと整合しこれと流
体連通している。ピストン204および304が後退す
るときは、各ピストン204および304の中央孔20
4bおよび304b内に蓄積されている流体があればそ
の流体は排水通路262b1および262b2を通して排
水管Dに戻される。
【0086】動作 デュアル振動子の動作を先ず図11Aを参照して述べ
る。図11Aは,ピストン204および304の両方が
後退し、パイロットスプール208bがトリップして左
方向に移動する直前の振動子200の状態を示す。ピス
トンが後退しているため、論理管206の論理穴252
aおよび254aは論理溝204cと整列し、矢印によ
って示されるような流体回路通路を実現する。論理管2
06の他方の端部では、論理穴254cおよび258c
が共に論理溝304cと整列している。上述のように、
論理穴252cは常時通路210pおよび論理溝210
jを介して圧力入口Pと連通し、また論理穴258aは
常時通路210qおよび論理溝210kを介してパイロ
ット208の右側端部チャンバー208eと接触してい
る。
【0087】この結果、圧力入口ポートPを右側端部チ
ャンバー208eに、通路210p、溝210j、穴2
52c、通路252b、穴252a、溝204c、穴2
54a、通路254b、穴254c、溝304c、穴2
58c、通路258b、穴258a、溝210k、およ
び通路210qを介して接続する流体閉回路が形成され
る。これで、圧力が端部チャンバー208eに蓄積さ
れ、パイロットスプール208bがトリップする。パイ
ロットがトリップすると、加圧流体は通路210sおよ
び310sを通って環状領域204lおよび304l
へ、シリンダ穴を通ってシリンダ202および302
へ、そして最後に圧力面204iおよび304iへ流れ
る。これにより、シリンダ204および304が、図7
に関連して上述した方法で前進する。
【0088】図11Aの実施例の1つの局面によれば、
圧力入口Pと右側端部チャンバー208eとの間の閉回
路は、ピストン204および304の両方が同時に完全
に後退したときのみに形成され得る。ピストン204ま
たは304のいずれかが何らかの理由により動かなくな
るかまたは減速する場合、両方のピストンが完全後退位
置に達するまで流体回路は開いたままである。この通路
はピストン204および304の両方が完全に後退する
まで形成されないため、パイロットバルブ208は両方
のピストンが完全後退位置に達するまでトリップしな
い。従って、振動子200は、ピストンが完全に後退す
る度に2つのピストン204および304を自動的に再
同期化させる(後述するように再同期化はまた両方のピ
ストン204および304が完全に前進する度にも行わ
れる)。
【0089】上述のように、論理穴252a、254
a、および256aは、ピストン204が完全後退位置
と完全前進位置との間を移動しているときは、ピストン
204の内壁によってブロックされる。従って、入口ポ
ートPとチャンバー208eとの間の流体回路は、ピス
トン204が完全後退位置と完全前進位置との間にある
場合は形成され得ない。同様に、論理穴254c、25
6c、258c、および260cは、ピストン304が
完全後退位置と完全前進位置との間を移動しているとき
は、ピストン304の内壁によってブロックされる。従
って、入口ポートPとチャンバー208eとの間の流体
回路は、ピストン304が完全後退位置と完全前進位置
との間にある場合は形成され得ない(そしてパイロット
208はトリップし得ない)。よって、問題となる次の
システム状態は図11Bに示す状態である。
【0090】図11Bは、ピストン204および304
の両方が完全に前進し、パイロットスプール208bが
トリップして右方向に移動する直前の振動子200の状
態を示す。ピストンが前進しているため、論理管206
の論理穴252aおよび256aは論理溝204dと整
列し、矢印によって示されるような流体回路通路を実現
する。論理管206の他方の端部では、論理穴256c
および260cが共に論理溝304dと整列している。
上述のように、論理穴252cは常時通路210pおよ
び論理溝210jを介して圧力入口Pと連通しており、
論理穴260aは常時通路210rおよび論理溝210
lを介してパイロット208の左側端部チャンバー20
8fと接触している。
【0091】この結果、圧力入口ポートPを左側端部チ
ャンバー208fに、通路210p、溝210j、穴2
52c、通路252b、穴252a、溝204d、穴2
56a、通路256b、穴256c、溝304d、穴2
60c、通路260b、穴260a、溝210l、およ
び通路210rを介して接続させる流体閉回路が形成さ
れる。これで、圧力が端部チャンバー208fに蓄積さ
れ、パイロットスプール208bがトリップする。パイ
ロットがトリップすると、通路210sおよび310s
はタンクと連通状態におかれ、圧力を環状領域204l
および304lから、シリンダ202および302か
ら、そして最後に圧力面204iおよび304iから放
出する。これにより、シリンダ204および304が、
図8に関連して上述した方法で後退する。
【0092】図11Aおよび図11Bの実施例の1つの
局面によれば、圧力入口Pと左側端部チャンバー208
fとの間の閉回路は、ピストン204および304の両
方が同時に完全に前進したときのみに形成され得る。ピ
ストン204または304のいずれかが動かなくなるか
または減速する場合、両方のピストンが完全前進位置に
達するまで流体回路は開いたままである。この通路はピ
ストン204および304の両方が完全に前進するまで
形成されないため、パイロットバルブ208は両方のピ
ストンが完全前進位置に達するまでトリップしない。ま
たピストンはパイロットバルブ208がトリップするま
で後退しない。従って、振動子200は、ピストンが完
全に前進する度に2つのピストン204および304を
自動的に再同期化させる。
【0093】再同期化の特徴は、デュアル振動子を比較
的大きな負荷を駆動するために用いる場合に重要であ
る。同期化が維持されないと、望ましくない振動および
共鳴の問題が起こり得る。自己同期化の特徴により、現
存するダイナミックな力を各前進および後退行程の終わ
りに再整合することができる。
【0094】適用 上述のように、単一振動子100およびデュアル振動子
200は様々な適用のための切断ブレードを駆動するた
めに用いられ得る。これらの適用例としては、農業用コ
ンバインおよび作物刈取り機ならびに草および雑草カッ
ターなどが含まれるが、これらに限定されない。これら
のカッターは、ゴルフのコース(または邸宅)で用いる
ための比較的小型の往復カッターから数トンの重さの大
型の刈取り機におよぶ範囲の移動機械で用いられ得る。
本来は航空機着陸用ストラットのために開発されたシー
ル120および122ならびに摩耗リング124を用い
ることにより、本発明の振動子は、本発明者にとって既
知の従来の油圧振動子により可能であった程度を超え
て、横方向の負荷に適応することができる。従って、本
実施例の振動子は据付けられたカッターの重さに耐える
ことができる。同時に、(ピストン104の孔内の中央
論理管106を用いることによって使用可能になる)シ
ール120および122により、漏れの低減および高い
効率性が保証される。
【0095】本実施例の振動子は入口圧力が約3000
PSI、入口流速が毎分約22〜32ガロンの環境下で
作動し得ることが想定されている。典型的なカッターバ
ーは重さが約20〜30ポンドであると予測される。振
動子100および200は、各行程で大きな力、ダイナ
ミック力で約1000ポンド、そしてスタティック力で
約1500〜3000ポンドとなり得る力を与える。シ
ステム内に約3リットル(約3/4ガロン)の容量を有
する小型のアキュムレータを備えると有利であり得る。
【0096】本発明は、他のタイプの往復装置にも用い
られ得る。例えば、単一振動子は(往復作物カッターバ
ーより遅いサイクル速度で作動する)自動穿孔のための
岩石穿孔装置にも取り付けられ得る。
【0097】別の例として、本発明の振動子は、高圧増
圧機へのドライバとして使用され得る。
【0098】さらに別の例として、本発明の振動子は、
油圧ハンマーまたはくい打ち機の往復運動を駆動するた
めにも使用され得る。
【0099】本発明を実施態様に関連して述べたが、本
発明はこれらに限定されない。上記の請求の範囲は、本
発明の精神および範囲から外れることなく当業者によっ
て行われ得る本発明の他の変形例および実施態様をも包
含するよう意図される。
【0100】
【発明の効果】本発明のデュアル振動子は、反対方向に
同時に前進し同時に後退する一対のピストンを備えてい
る。デュアル振動子では、単一油圧振動子によって大型
で重いカッターを駆動する場合にシステムに生じ得るよ
うな不均衡な負荷は生じず、機械振動レベルが低減され
る。
【0101】また、本発明の中央論理通路を有する油圧
振動子は、実質的に漏れがなく長さ方向の負荷に耐え得
る密封ピストンの使用が可能となり、信頼性を向上させ
ることが出来る。
【0102】本発明によれば、所望の機能を有するコン
パクトな機械を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの局面による第1の実施例の油圧
振動子の平面図。
【図2】図1の振動子のライン2−2に沿った断面図。
【図3】図1の振動子のライン3−3に沿った断面図。
【図4】図1の振動子のバルブ本体のライン4−4に沿
った断面図。
【図5】図1に示すシリンダ管の断面図。
【図6】図1の振動子のバルブ本体のライン3−3に沿
った断面図。
【図7】ピストンが後退した状態の図1の振動子の動作
を示す論理図。
【図8】ピストンが前進した状態の図1の振動子の動作
を示す論理図。
【図9】図3に示すパイロットスプールの拡大図。
【図10】本発明の第2の局面によるデュアル振動子に
より駆動されるカッターバーを有する農業用刈取り機の
正面図。
【図11A】ピストンが後退した状態の図10のデュア
ル振動子の動作を示す論理図。
【図11B】ピストンが前進した状態の図10のデュア
ル振動子の動作を示す論理図。
【図12】図11Aに示す論理管の正面図。
【図13】図12に示す論理管の一方の端面図。
【図14】図12に示す論理管の他方の端面図。
【図15】シリンダが前進を始めるときの図11Aのデ
ュアル振動子の概略図。
【図16】シリンダが後退を始めるときの図11Bのデ
ュアル振動子の概略図。
【図17】シリンダが前進を始めるときの図7の単一振
動子の概略図。
【図18】シリンダが後退を始めるときの図8の単一振
動子の概略図。
【符号の説明】
100 油圧振動子 102、202、303 シリンダ 104、204、304 ピストン 106、206 論理管 108、208 パイロットバルブ 110 本体 112 端部キャップ 200 デュアル振動子 400 刈取り機 402 カッター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597064805 15 Terry Drive, Newt own Industrial Comm ons, Newtown, Penns ylvania 18940, U.S.A. (72)発明者 ケニース ダブリュー. ズナー アメリカ合衆国 ペンシルバニア 18938, ニュー ホープ, レッド フォックス ドライブ 43

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農業用機械の往復カッターバー機構を駆
    動するデュアル油圧振動子。
  2. 【請求項2】 反対方向に向いた第1および第2ピスト
    ンと、 加圧流体の流れを制御して、該第1および第2ピストン
    の両方を交互に前進および後退させる反転パイロットバ
    ルブと、を備える、請求項1に記載のデュアル油圧振動
    子。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のデュアル油圧振動子
    と、それぞれが前記第1および第2ピストンによって駆
    動される第1および第2往復カッターと、を備える、農
    業用刈取り機のためのカッターバーアセンブリ。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2ピストンの前進を同
    期化させる手段と、該第1および第2ピストンの後退を
    同期化させる手段と、をさらに備える、請求項2に記載
    のデュアル油圧振動子。
  5. 【請求項5】 前記前進を同期化させる手段は、前記パ
    イロットバルブの動作を反転させるために加圧流体を与
    える第1流路を含み、前記第1および第2ピストンの両
    方が同時にほぼ後退位置にない場合、該第1流路がブロ
    ックされる、請求項4に記載のデュアル油圧振動子。
  6. 【請求項6】 前記後退を同期化させる手段は、前記パ
    イロットバルブの動作を反転させるために加圧流体を与
    える第2流路を含み、前記第1および第2ピストンの両
    方が同時にほぼ前進位置にない場合、該第2流路がブロ
    ックされる、請求項5に記載のデュアル油圧振動子。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2流路は中央論理管を
    貫通し、該中央論理管は前記第1および第2ピストンに
    それぞれ摺動可能に受容される第1および第2端部を有
    する、請求項6に記載のデュアル油圧振動子。
  8. 【請求項8】 前記後退を同期化させる手段は、前記パ
    イロットバルブの動作を反転させるために加圧流体を与
    える流路を含み、前記第1および第2ピストンの両方が
    同時にほぼ前進位置にない場合、該流路がブロックされ
    る、請求項4に記載のデュアル油圧振動子。
  9. 【請求項9】 前記各ピストンはシリンダ内で往復運動
    を行い、該各ピストンの外周面は、該ピストンが往復運
    動を行う該各シリンダの両端部間での流体の漏れを防ぐ
    ように密封される、請求項4に記載の油圧振動子。
  10. 【請求項10】 前記パイロットバルブは3方向スプー
    ルバルブである、請求項4に記載の油圧振動子。
  11. 【請求項11】 前記パイロットバルブを収容する本体
    をさらに備え、該パイロットバルブは前記各ピストンの
    長軸を横断するように配置される、請求項4に記載の油
    圧振動子。
  12. 【請求項12】 請求項4に記載のデュアル油圧振動子
    と、それぞれが前記第1および第2ピストンによって駆
    動される第1および第2往復カッターと、を備える、農
    業用刈取り機のためのカッターバーアセンブリ。
  13. 【請求項13】 対向する第1および第2端部を有する
    シリンダと、 該第1および第2シリンダ端部の少なくとも一方への加
    圧流体の流れを制御する反転パイロットバルブ手段であ
    って、該パイロットバルブ手段の反転動作を制御する第
    1および第2パイロット通路を含む、パイロットバルブ
    手段と、 該シリンダ内の第1および第2位置間を往復するピスト
    ンであって、第1および第2周部論理溝を有する内孔を
    備えたピストンと、 該孔に摺動可能に受容され、第1および第2連結手段を
    有する内部論理手段と、を備え、 該ピストンがほぼ該第1位置にあるときのみ、該第1連
    結手段は、該第1論理溝によって該第2連結手段に流体
    連結され、かつ該第2連結手段は、該第1パイロット通
    路に流体連結され、 該ピストンがほぼ該第2位置にあるときのみ、該第1連
    結手段は、該第2論理溝によって該第2連結手段に流体
    連結され、かつ該第2連結手段は、該第2パイロット通
    路に流体連結され、 これにより、該パイロットバルブ手段を交互に反転させ
    て、該第1および第2シリンダ端部の少なくとも一方へ
    の流体の流れを変更して、該ピストンを往復運動させ
    る、油圧振動子。
  14. 【請求項14】 前記第2連結手段は第1および第2論
    理通路を含み、 該第1論理通路は、前記ピストンがほぼ前記第1位置に
    あるとき、前記第1論理溝および前記第1パイロット通
    路に流体連結され、 該第2論理通路は、該ピストンがほぼ前記第2位置にあ
    るとき、前記第2論理溝および前記第2パイロット通路
    に流体連結される、 請求項13に記載の油圧振動子。
  15. 【請求項15】 前記ピストンの外周面は、前記シリン
    ダの前記第1および第2端部間の流体の漏れを防ぐよう
    に密封される、請求項13に記載の油圧振動子。
  16. 【請求項16】 前記シリンダは、前記第1および第2
    シリンダ端部の一方から流体を放出させるための複数の
    調整穴を含み、該調整穴は、前記ピストンが該一方のシ
    リンダ端部の固定距離内を移動するとき該ピストンによ
    って閉鎖され、該一方のシリンダ端部からの流体の流れ
    を制限し、これにより該ピストンの速度を低減するよう
    に配置される、請求項13に記載の油圧振動子。
  17. 【請求項17】 前記加圧流体は、前記シリンダ端部の
    一方に面する前記ピストンの第1面に常時与えられ、該
    一方のシリンダ端部から離れて位置する該ピストンの第
    2面は、該ピストンの該第1面の面積より実質的に大き
    な面積の加圧流体を受ける面を有する、請求項13に記
    載の油圧振動子。
  18. 【請求項18】 前記パイロットバルブは3方向スプー
    ルバルブである、請求項17に記載の油圧振動子。
  19. 【請求項19】 前記ピストンの前記第2面の面積は、
    該ピストンの前記第1面の面積の約2倍の大きさであ
    り、これにより、前記加圧流体が該ピストンの該第1面
    にのみ与えられるとき該流体により該ピストンに加えら
    れる第1の力は、該流体が該第1および第2面の両方に
    与えられるとき該ピストンに加えられる第2の力とは方
    向が反対であり、かつ大きさが実質的に等しく、そして
    前記パイロットバルブ手段は、閉鎖位置、該加圧流体が
    該第1面にのみ与えられる第1開放位置、および該加圧
    流体が該第1および第2面に対して与えられる第2開放
    位置を有する3方向スプールバルブである、請求項17
    に記載の油圧振動子。
  20. 【請求項20】 前記第2面は、前記パイロットバルブ
    手段の動作が反転するとき、前記加圧流体およびタンク
    に交互に連結される、請求項17に記載の油圧振動子。
  21. 【請求項21】 前記パイロットバルブ手段を収容する
    本体をさらに備え、該パイロットバルブ手段は前記シリ
    ンダの長軸を横断するように配置される、請求項13に
    記載の油圧振動子。
  22. 【請求項22】 前記本体に取り付けられる端部キャッ
    プをさらに備え、前記シリンダは、該本体と該端部キャ
    ップとの間に取り付けられ、該端部キャップは、該シリ
    ンダの一方の端部で前記ピストンの表面に加圧流体を常
    時与える手段を含む、請求項21に記載の油圧振動子。
  23. 【請求項23】 請求項13に記載の油圧振動子と該油
    圧振動子によって駆動される往復カッターとを有する農
    業用刈取り機のためのカッターバーアセンブリ。
  24. 【請求項24】 それぞれが対向する第1および第2端
    部を有する第1および第2シリンダと、 該各シリンダの該シリンダ端部の少なくとも一方への加
    圧流体の流れを制御する反転パイロットバルブ手段であ
    って、該パイロットバルブ手段の反転動作を制御する第
    1および第2パイロット通路を含む、パイロットバルブ
    手段と、 それぞれ該各第1および第2シリンダ内の第1および第
    2位置間を往復する第1および第2ピストンであって、
    それぞれが内孔を有し、該第1ピストンの該内孔は第1
    および第2周部論理溝を有する、第1および第2ピスト
    ンと、 該第1および第2ピストンの該内孔に摺動可能に受容さ
    れ、第1および第2連結手段を有する内部論理手段と、
    を備え、 該第1および第2ピストンがほぼ該第1位置にあるとき
    のみ、該第1連結手段は、該第1ピストンの該第1論理
    溝によって該第2連結手段に流体連結され、かつ該第2
    連結手段は、該第1パイロット通路に流体連結され、 該第1および第2ピストンがほぼ該第2位置にあるとき
    のみ、該第1連結手段は、該第1ピストンの該第2論理
    溝によって該第2連結手段に流体連結され、かつ該第2
    連結手段は、該第2パイロット通路に流体連結され、 これにより、該パイロットバルブ手段を交互に反転させ
    て、該各シリンダの該第1および第2端部の少なくとも
    一方への流体の流れを変更し、該第1および第2ピスト
    ンを往復運動させる、デュアル油圧振動子。
  25. 【請求項25】 前記第2連結手段は第1、第2、第
    3、および第4論理通路を含み、 前記第1および第2ピストンがそれぞれほぼ前記第1位
    置にあるとき、該第1論理通路は、該第1ピストンの前
    記第1論理溝および該第2ピストンの前記第1論理溝に
    流体連結され、かつ該第2論理通路は、該第2ピストン
    の該第1論理溝および前記第1パイロット通路に流体連
    結され該第1および第2ピストンがそれぞれほぼ前記第
    2位置にあるとき、該第3論理通路は、該第1ピストン
    の前記第2論理溝および該第2ピストンの前記第2論理
    溝に流体連結され、かつ該第4論理通路は、該第2ピス
    トンの該第2論理溝および前記第2パイロット通路に流
    体連結され、これにより、該第1および第2位置のそれ
    ぞれにおいて該第1および第2ピストンの運動を同期化
    させる、請求項24に記載のデュアル油圧振動子。
  26. 【請求項26】 それぞれが対向する第1および第2端
    部を有する第1および第2シリンダを配備する工程と、 該第1および第2シリンダ端部の少なくとも一方への加
    圧流体の流れを制御する反転パイロットバルブ手段を含
    む本体へ該各シリンダの該第1端部を挿入する工程と、 内部論理手段を該本体に挿入する工程と、 該シリンダ内の第1および第2位置間を往復するように
    該各シリンダにピストンを挿入する工程であって、該各
    ピストンは内孔を有し、該各内孔は第1および第2周部
    論理溝を有し、該内部論理手段は該各内孔に摺動可能に
    受容され、該内部論理手段は該パイロットバルブ手段を
    交互に反転させて該第1および第2シリンダ端部の少な
    くとも一方への流体の流れを変更して該ピストンを往復
    させる、工程と、 該各シリンダの該第2端部を各端部キャップの孔に挿入
    する工程であって、該各端部キャップは、該加圧流体を
    該端部キャップに挿入された該各シリンダの該第2端部
    に与える手段を含む、工程と、 該各端部キャップを該本体に固定させてデュアル油圧振
    動子を形成する工程と、を包含する、デュアル油圧振動
    子を製造する方法。
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