JPH1083436A - 電力供給装置 - Google Patents
電力供給装置Info
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- JPH1083436A JPH1083436A JP8257624A JP25762496A JPH1083436A JP H1083436 A JPH1083436 A JP H1083436A JP 8257624 A JP8257624 A JP 8257624A JP 25762496 A JP25762496 A JP 25762496A JP H1083436 A JPH1083436 A JP H1083436A
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- electrode
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型の電極で十分な電力の供給を行える電力
供給装置を提供する。 【解決手段】 ICカード等の端末ユニット2内には、
電極S3、S4と、電極S3、S4に接続された負荷R
Lと、電極S3、S4間に接続されたコンデンサCとを
内蔵する。また、本体装置1内には、端末ユニット2側
の電極S3、S4にそれぞれ対向する電極S1、S2
と、可変周波数発振器OSCと、発振器OSCに電磁結
合されるとともに電極S1、S2に接続された同調コイ
ルLと、制御回路Aとを備える。そして、制御回路Aに
より、上記コンデンサC、同調コイルL、電極S1、S
3の電極間容量、および電極S2、S4の電極間容量に
より構成される同調回路の同調周波数に発振器OSCの
発振周波数を合わせるように制御することによって、電
極S1〜S4をそれほど大きくしなくても同調回路に高
い電圧を誘導することができるようにする。
供給装置を提供する。 【解決手段】 ICカード等の端末ユニット2内には、
電極S3、S4と、電極S3、S4に接続された負荷R
Lと、電極S3、S4間に接続されたコンデンサCとを
内蔵する。また、本体装置1内には、端末ユニット2側
の電極S3、S4にそれぞれ対向する電極S1、S2
と、可変周波数発振器OSCと、発振器OSCに電磁結
合されるとともに電極S1、S2に接続された同調コイ
ルLと、制御回路Aとを備える。そして、制御回路Aに
より、上記コンデンサC、同調コイルL、電極S1、S
3の電極間容量、および電極S2、S4の電極間容量に
より構成される同調回路の同調周波数に発振器OSCの
発振周波数を合わせるように制御することによって、電
極S1〜S4をそれほど大きくしなくても同調回路に高
い電圧を誘導することができるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電力供給装置に関
し、特に、電力供給源と受電側とを近接させて電力の供
給を行う非接触ICカード等に応用される電力供給装置
に用いて好適なものである。
し、特に、電力供給源と受電側とを近接させて電力の供
給を行う非接触ICカード等に応用される電力供給装置
に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ICカード等に電力を供給する方
法としては、ICカード等に電気的接点を設けて電源に
接続することが行われてきたが、この方法では接触点の
汚れ等に対して弱く、信頼性に欠けていた。これを解決
するために従来から、非接触で電力を供給する装置とし
て、ICカードと電力供給源との両方にコイルを設け、
電磁結合により電力を供給する方法が提案された。
法としては、ICカード等に電気的接点を設けて電源に
接続することが行われてきたが、この方法では接触点の
汚れ等に対して弱く、信頼性に欠けていた。これを解決
するために従来から、非接触で電力を供給する装置とし
て、ICカードと電力供給源との両方にコイルを設け、
電磁結合により電力を供給する方法が提案された。
【0003】しかしながら、電磁結合により電力を供給
する方法では、当然に磁界が発生する。そのため、ビデ
オテープやフロッピーディスクと言った磁気製品の識別
用インデックスICに対して電磁結合による電力供給装
置を提供すると、磁気製品に悪影響を与えてしまうとい
う問題があった。
する方法では、当然に磁界が発生する。そのため、ビデ
オテープやフロッピーディスクと言った磁気製品の識別
用インデックスICに対して電磁結合による電力供給装
置を提供すると、磁気製品に悪影響を与えてしまうとい
う問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の電磁結合を用い
ずに非接触で電力を供給する方法としては、例えば特開
昭63−9589号公報のように容量性結合を用いて電
力を供給する方法があった。しかし、この公報に記載の
方法では、対向電極の大きさを相当大きくしないと供給
電力を大きくできないという問題があった。そこで本発
明は、小型の電極で十分に大きな電力の供給を行える電
力供給装置を提供することを目的とする。
ずに非接触で電力を供給する方法としては、例えば特開
昭63−9589号公報のように容量性結合を用いて電
力を供給する方法があった。しかし、この公報に記載の
方法では、対向電極の大きさを相当大きくしないと供給
電力を大きくできないという問題があった。そこで本発
明は、小型の電極で十分に大きな電力の供給を行える電
力供給装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電力供給装置は、例えばカード等の被電力供
給体内に、第1、第2の電極と、第1、第2の電極に接
続された負荷と、第1、第2の電極間に接続されたコン
デンサとを内蔵し、電力供給体内に、被電力供給体側の
第1、第2の電極にそれぞれ対向する第3、第4の電極
と、可変周波数発振器と、可変周波数発振器に電磁結合
されるとともに第3、第4の電極に接続された同調コイ
ルとを備える。電力供給体は更に、上記コンデンサと同
調コイルと第1、第3の電極間容量と第2、第4の電極
間容量とにより構成される同調回路の同調周波数に可変
周波数発振器の発振周波数を合わせるように制御する制
御手段を備える。
に本発明の電力供給装置は、例えばカード等の被電力供
給体内に、第1、第2の電極と、第1、第2の電極に接
続された負荷と、第1、第2の電極間に接続されたコン
デンサとを内蔵し、電力供給体内に、被電力供給体側の
第1、第2の電極にそれぞれ対向する第3、第4の電極
と、可変周波数発振器と、可変周波数発振器に電磁結合
されるとともに第3、第4の電極に接続された同調コイ
ルとを備える。電力供給体は更に、上記コンデンサと同
調コイルと第1、第3の電極間容量と第2、第4の電極
間容量とにより構成される同調回路の同調周波数に可変
周波数発振器の発振周波数を合わせるように制御する制
御手段を備える。
【0006】上記同調回路に関して、被電力供給体内の
コンデンサの容量をC1とし、第1の電極と第3の電極
間の静電容量をC2とし、第2の電極と第4の電極間の
静電容量をC3とすると、これら3つの容量の直列回路
の総合容量Cは、1/C1+1/C2+1/C3=1/
Cとなる。ここでC1は一定であるが、C2、C3は被
電力供給体と電力供給体間の距離や傾き等によりばらつ
きを持つことになる。よって、総合容量Cの値もばらつ
きを持つ。
コンデンサの容量をC1とし、第1の電極と第3の電極
間の静電容量をC2とし、第2の電極と第4の電極間の
静電容量をC3とすると、これら3つの容量の直列回路
の総合容量Cは、1/C1+1/C2+1/C3=1/
Cとなる。ここでC1は一定であるが、C2、C3は被
電力供給体と電力供給体間の距離や傾き等によりばらつ
きを持つことになる。よって、総合容量Cの値もばらつ
きを持つ。
【0007】ここで、同調回路の同調周波数fは、次の
(式1)で表される。 f=1/2π√LC ……式1 ただし、Lは同調コイルのインダクタンスである。上述
のように、総合容量Cの値がばらつきを持つことから、
同調周波数fの値も、被電力供給体と電力供給体間の距
離や傾き等により異なってくる。
(式1)で表される。 f=1/2π√LC ……式1 ただし、Lは同調コイルのインダクタンスである。上述
のように、総合容量Cの値がばらつきを持つことから、
同調周波数fの値も、被電力供給体と電力供給体間の距
離や傾き等により異なってくる。
【0008】この状態で、制御手段によって可変周波数
発振器の発振周波数を同調回路の同調周波数fに同調す
るように制御すると、同調回路には高電圧が誘起され、
大きな電流が流れる。そして、この大きな電流によって
同調回路に接続された被電力供給体内のコンデンサが充
電され、コンデンサの両端から負荷に対して低いインピ
ーダンスの交流電流を供給することができるようにな
る。
発振器の発振周波数を同調回路の同調周波数fに同調す
るように制御すると、同調回路には高電圧が誘起され、
大きな電流が流れる。そして、この大きな電流によって
同調回路に接続された被電力供給体内のコンデンサが充
電され、コンデンサの両端から負荷に対して低いインピ
ーダンスの交流電流を供給することができるようにな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明による電力供給装置の一実
施形態を図1に示す。図1において、本実施形態の電力
供給装置は、本体装置1と端末ユニット2とにより構成
されている。上記端末ユニット2は、使用時には本体装
置1に機械的に結合され、未使用時には本体装置1から
外しておけるようになされたカード状のユニットであ
り、複数種類用意される。
施形態を図1に示す。図1において、本実施形態の電力
供給装置は、本体装置1と端末ユニット2とにより構成
されている。上記端末ユニット2は、使用時には本体装
置1に機械的に結合され、未使用時には本体装置1から
外しておけるようになされたカード状のユニットであ
り、複数種類用意される。
【0010】上記本体装置1は、発振周波数が可変の発
振器OSCと、この発振器OSCに電磁結合したコイル
Lと、このコイルLの両端にそれぞれ接続された第1の
電極S1および第2の電極S2と、制御回路Aとを備え
ている。また、端末ユニット2は、第3の電極S3およ
び第4の電極S4と、これらの電極S3、S4に両端が
接続されたコンデンサCと、このコンデンサCの両端に
接続された負荷RLとを備えている。
振器OSCと、この発振器OSCに電磁結合したコイル
Lと、このコイルLの両端にそれぞれ接続された第1の
電極S1および第2の電極S2と、制御回路Aとを備え
ている。また、端末ユニット2は、第3の電極S3およ
び第4の電極S4と、これらの電極S3、S4に両端が
接続されたコンデンサCと、このコンデンサCの両端に
接続された負荷RLとを備えている。
【0011】本体装置1内の第1、第2の電極S1、S
2と、端末ユニット2内の第3、第4の電極S3、S4
とは、本体装置1に端末ユニット2が機械的に結合され
る使用時においてそれぞれ対向する表面に設けられてい
る。これにより、本体装置1に備えた第1の電極S1と
端末ユニット2に備えた第3の電極S3との間には静電
容量CS1−3が生じ、本体装置1に備えた第2の電極
S2と端末ユニット2に備えた第4の電極S4との間に
は静電容量CS2−4が生じる。
2と、端末ユニット2内の第3、第4の電極S3、S4
とは、本体装置1に端末ユニット2が機械的に結合され
る使用時においてそれぞれ対向する表面に設けられてい
る。これにより、本体装置1に備えた第1の電極S1と
端末ユニット2に備えた第3の電極S3との間には静電
容量CS1−3が生じ、本体装置1に備えた第2の電極
S2と端末ユニット2に備えた第4の電極S4との間に
は静電容量CS2−4が生じる。
【0012】このとき、図2に示すように、上述の静電
容量CS1−3と、端末ユニット2に備えたコンデンサ
Cと、上述の静電容量CS2−4との3つのコンデンサ
により直列回路CSが構成される。さらに、上記直列回
路CSと、本体装置1に備えたコイルLとから同調回路
Tが構成される。上述の制御回路Aは、本体装置1に内
蔵した発振器OSCの発振周波数を制御して、上記同調
回路Tの同調周波数に合わせ込む制御を行っている。
容量CS1−3と、端末ユニット2に備えたコンデンサ
Cと、上述の静電容量CS2−4との3つのコンデンサ
により直列回路CSが構成される。さらに、上記直列回
路CSと、本体装置1に備えたコイルLとから同調回路
Tが構成される。上述の制御回路Aは、本体装置1に内
蔵した発振器OSCの発振周波数を制御して、上記同調
回路Tの同調周波数に合わせ込む制御を行っている。
【0013】なお、本体装置1および端末ユニット2の
表面は絶縁体で作られており、第1〜第4の電極S1〜
S4の表面も絶縁されている。
表面は絶縁体で作られており、第1〜第4の電極S1〜
S4の表面も絶縁されている。
【0014】図2は、図1に示した電力供給装置の回路
構成を示す図である。図2において、発振器OSCの出
力は、発振コイルに電磁結合した同調コイルLより取り
出されている。上述したように、この同調コイルLと、
第1、第3の電極間容量CS1−3、コンデンサCおよ
び第2、第4の電極間容量CS2−4より成る直列コン
デンサCSとで同調回路Tが構成されている。
構成を示す図である。図2において、発振器OSCの出
力は、発振コイルに電磁結合した同調コイルLより取り
出されている。上述したように、この同調コイルLと、
第1、第3の電極間容量CS1−3、コンデンサCおよ
び第2、第4の電極間容量CS2−4より成る直列コン
デンサCSとで同調回路Tが構成されている。
【0015】また、端末ユニット2内の負荷RLは、コ
ンデンサCに並列に接続されている。コンデンサCの容
量値は、第1、第3の電極間容量CS1−3や第2、第
4の電極間容量CS2−4に比較して十分大きな値に選
択できるので、コンデンサCに負荷RLが並列に結合さ
れていても、同調回路TのQ値を高くすることができ
る。
ンデンサCに並列に接続されている。コンデンサCの容
量値は、第1、第3の電極間容量CS1−3や第2、第
4の電極間容量CS2−4に比較して十分大きな値に選
択できるので、コンデンサCに負荷RLが並列に結合さ
れていても、同調回路TのQ値を高くすることができ
る。
【0016】また、制御回路Aは、発振器OSCの出力
電圧と同調回路Tの出力電圧との位相差を検出し、特定
の位相差になるように発振器OSCの発振周波数に帰還
をかけている。これにより、発振器OSCの発振周波数
は、同調回路Tの同調周波数fに合わせられている。
電圧と同調回路Tの出力電圧との位相差を検出し、特定
の位相差になるように発振器OSCの発振周波数に帰還
をかけている。これにより、発振器OSCの発振周波数
は、同調回路Tの同調周波数fに合わせられている。
【0017】以下に、具体的な数値例を挙げて説明す
る。ここでは、コンデンサCの容量は100pF、コイ
ルLのインダクタンスは63.3μHであるとする。ま
た、第1〜第4の電極S1〜S4の面積は何れも2cm
2 で、使用時の電極間距離は1mmであり、絶縁体の比
誘電率は3であるとする。このため、2組の電極間の静
電容量CS1−3、CS2−4は何れも8.3pFであ
り、3つのコンデンサよりなる直列回路CSの総合キャ
パシタンスは、約4pFとなっている。したがって、同
調回路Tの同調周波数fは、上述の(式1)から約10
MHzとなっている。
る。ここでは、コンデンサCの容量は100pF、コイ
ルLのインダクタンスは63.3μHであるとする。ま
た、第1〜第4の電極S1〜S4の面積は何れも2cm
2 で、使用時の電極間距離は1mmであり、絶縁体の比
誘電率は3であるとする。このため、2組の電極間の静
電容量CS1−3、CS2−4は何れも8.3pFであ
り、3つのコンデンサよりなる直列回路CSの総合キャ
パシタンスは、約4pFとなっている。したがって、同
調回路Tの同調周波数fは、上述の(式1)から約10
MHzとなっている。
【0018】実際には、2組の電極間の静電容量CS1
−3、CS2−4が±40%ばらつくため、同調周波数
fは±20%ばらつく。さらに、温度変化や同調コイル
Lのばらつきも含めれば、±30%の変動幅をもってい
る。これに対し、発振器OSCの発振周波数可変範囲を
十分に広くとることで、発振周波数を同調回路Tの同調
周波数fに合わせることができるようになっている。
−3、CS2−4が±40%ばらつくため、同調周波数
fは±20%ばらつく。さらに、温度変化や同調コイル
Lのばらつきも含めれば、±30%の変動幅をもってい
る。これに対し、発振器OSCの発振周波数可変範囲を
十分に広くとることで、発振周波数を同調回路Tの同調
周波数fに合わせることができるようになっている。
【0019】また、制御回路Aにより発振器OSCの発
振周波数を調整して同調周波数fに同調させる手段とし
ては、発振器OSCの負荷が同調時に重くなって発振振
幅が下がったり、発振器OSCの消費電流が変化したり
するのを検出する手段や、コイルLに流れる電流を検出
し、電流が最大になるように制御する手段や、同様に、
同調回路Tの端子間電圧を検出し、電圧が最大になるよ
うに制御する手段等がある。
振周波数を調整して同調周波数fに同調させる手段とし
ては、発振器OSCの負荷が同調時に重くなって発振振
幅が下がったり、発振器OSCの消費電流が変化したり
するのを検出する手段や、コイルLに流れる電流を検出
し、電流が最大になるように制御する手段や、同様に、
同調回路Tの端子間電圧を検出し、電圧が最大になるよ
うに制御する手段等がある。
【0020】図3に、上記制御回路Aの一構成例を示
す。この図3は、上述の3番目に示した例に対応するも
のであり、同調回路Tの端子間電圧(同調コイルLの電
圧)と発振器OSCの発振波形との位相差を検出し、そ
の位相差が設定値になるように制御する例を示したもの
である。
す。この図3は、上述の3番目に示した例に対応するも
のであり、同調回路Tの端子間電圧(同調コイルLの電
圧)と発振器OSCの発振波形との位相差を検出し、そ
の位相差が設定値になるように制御する例を示したもの
である。
【0021】すなわち、発振器OSCの電圧波形とコイ
ルLの電圧波形は、発振周波数が低すぎる時に同位相に
近づく極性に電磁結合した場合は、発振周波数が高すぎ
ると逆極性に近づき、同調点では、発振器OSCの電圧
波形に対してコイルLの電圧波形は約45〜90度の位
相遅れとなる。
ルLの電圧波形は、発振周波数が低すぎる時に同位相に
近づく極性に電磁結合した場合は、発振周波数が高すぎ
ると逆極性に近づき、同調点では、発振器OSCの電圧
波形に対してコイルLの電圧波形は約45〜90度の位
相遅れとなる。
【0022】この位相遅れ量は、発振器OSCとコイル
Lとの結合を強くしたり、コンデンサCの両端からの供
給電力を大きくすると小さな値となり、45度に近づ
く。また、逆の疎結合にしたり、供給電力を小さくした
ときは90度に近づく。実用的には、位相遅れ量がこの
範囲内にあれば、コイルLに誘導される電圧振幅の差は
少なく、問題にならない。
Lとの結合を強くしたり、コンデンサCの両端からの供
給電力を大きくすると小さな値となり、45度に近づ
く。また、逆の疎結合にしたり、供給電力を小さくした
ときは90度に近づく。実用的には、位相遅れ量がこの
範囲内にあれば、コイルLに誘導される電圧振幅の差は
少なく、問題にならない。
【0023】さらに、図3に示した例では、発振周波数
が同調周波数fからずれているときに発振周波数を上げ
るのか下げるのかを位相ずれの値より判断できるため、
制御がかけやすく、単純な帰還ループで構成できる利点
がある。なお、位相検波回路として、位相検出動作の中
心点が90度の位相差をもったものが公知であり、例え
ば、双差動型掛算回路や排他的論理和(EXOR)回路
がその代表例である。
が同調周波数fからずれているときに発振周波数を上げ
るのか下げるのかを位相ずれの値より判断できるため、
制御がかけやすく、単純な帰還ループで構成できる利点
がある。なお、位相検波回路として、位相検出動作の中
心点が90度の位相差をもったものが公知であり、例え
ば、双差動型掛算回路や排他的論理和(EXOR)回路
がその代表例である。
【0024】図3は、双差動型掛算回路Dを位相検波回
路に用いた例である。双差動型掛算回路Dは位相検波回
路として働き、90度の位相差を基準にして発振器OS
Cの電圧波形とコイルLの電圧波形との位相差を検出す
る。
路に用いた例である。双差動型掛算回路Dは位相検波回
路として働き、90度の位相差を基準にして発振器OS
Cの電圧波形とコイルLの電圧波形との位相差を検出す
る。
【0025】図3において、第1、第2の分圧回路AT
T1、ATT2はそれぞれ、発振器OSCとコイルLか
ら得られる電圧が大きすぎるため、位相検波回路として
用いる双差動型掛算回路Dが負荷となって回路のQ値を
下げないようにするためのものである。
T1、ATT2はそれぞれ、発振器OSCとコイルLか
ら得られる電圧が大きすぎるため、位相検波回路として
用いる双差動型掛算回路Dが負荷となって回路のQ値を
下げないようにするためのものである。
【0026】また、ローパスフィルタLPは、位相検波
回路としての双差動型掛算回路Dの出力より周波数制御
信号を取り出し、それを発振器OSCの制御信号として
都合の良い直流レベルに変換し、帰還ループとしての動
作が負帰還となる極性にする働きをしている。
回路としての双差動型掛算回路Dの出力より周波数制御
信号を取り出し、それを発振器OSCの制御信号として
都合の良い直流レベルに変換し、帰還ループとしての動
作が負帰還となる極性にする働きをしている。
【0027】発振器OSCの発振周波数を変化させるの
は、可変容量ダイオードを使う技術が公知であるが、こ
こではその詳しい説明は省略する。
は、可変容量ダイオードを使う技術が公知であるが、こ
こではその詳しい説明は省略する。
【0028】ここで、動作例として、コンデンサCの両
端にダミーロードとして10KΩの負荷を接続すると、
コイルLの両端には100Vp−pの電圧が誘導され
る。これにより、コンデンサCの両端には4Vp−pの
電圧が得られ、0.2mWの電力が供給されている。す
なわち、10MHzの1周期の間には、20×10-12
J(J:ジュール)のエネルギが供給されている。
端にダミーロードとして10KΩの負荷を接続すると、
コイルLの両端には100Vp−pの電圧が誘導され
る。これにより、コンデンサCの両端には4Vp−pの
電圧が得られ、0.2mWの電力が供給されている。す
なわち、10MHzの1周期の間には、20×10-12
J(J:ジュール)のエネルギが供給されている。
【0029】ちなみに、同調回路Tに流れる電流は、2
5mAp−pとなっている。同調回路Tに蓄積されてい
るエネルギは、5000×10-12 Jであり、同調回路
TのQ値は約50であるので、同調回路Tにおいて約1
00×10-12 Jのエネルギが10MHzの1周期の間
に消費されている。これは、更に低損失なコイルLを用
いれば軽減されるが、現実には、コイルLの外形が大き
くなりすぎるし、特にこの程度の電力供給には問題とな
っていない。
5mAp−pとなっている。同調回路Tに蓄積されてい
るエネルギは、5000×10-12 Jであり、同調回路
TのQ値は約50であるので、同調回路Tにおいて約1
00×10-12 Jのエネルギが10MHzの1周期の間
に消費されている。これは、更に低損失なコイルLを用
いれば軽減されるが、現実には、コイルLの外形が大き
くなりすぎるし、特にこの程度の電力供給には問題とな
っていない。
【0030】本実施形態による電力供給装置は、以上詳
しく説明したような構成としているため、対向電極S
1、S3およびS2、S4の大きさをそれほど大きくし
なくても、発振器OSCの発振周波数を同調回路Tの同
調周波数fに同調するように制御することによって同調
回路Tに高い電圧を誘導することができる。このため、
微少な電極間容量を介して十分に大きな電力を供給する
ことができる。
しく説明したような構成としているため、対向電極S
1、S3およびS2、S4の大きさをそれほど大きくし
なくても、発振器OSCの発振周波数を同調回路Tの同
調周波数fに同調するように制御することによって同調
回路Tに高い電圧を誘導することができる。このため、
微少な電極間容量を介して十分に大きな電力を供給する
ことができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電力供給
装置では、電極間の不安定な接触によらず非接触で電力
を供給できる。このとき、可変周波数発振器の発振周波
数を同調回路の同調周波数に同調するように制御するこ
とにより、電極の大きさをそれほど大きくしなくても十
分に大きい電力を供給することができる。また、機械的
結合に起因する結合容量の変動に対し発振周波数を自動
的に調整する機能を有しているため、安定に動作でき
る。さらに、電極の表面を絶縁物で被っておくことがで
きるため、電極の保護が容易である。また、本発明の他
の特徴によれば、同調回路の高いQ値を利用した高いイ
ンピーダンスを利用して昇圧しているため、電力消費が
少なくて済む。このため、不要輻射原になりにくく、遮
蔽も簡単にできる。
装置では、電極間の不安定な接触によらず非接触で電力
を供給できる。このとき、可変周波数発振器の発振周波
数を同調回路の同調周波数に同調するように制御するこ
とにより、電極の大きさをそれほど大きくしなくても十
分に大きい電力を供給することができる。また、機械的
結合に起因する結合容量の変動に対し発振周波数を自動
的に調整する機能を有しているため、安定に動作でき
る。さらに、電極の表面を絶縁物で被っておくことがで
きるため、電極の保護が容易である。また、本発明の他
の特徴によれば、同調回路の高いQ値を利用した高いイ
ンピーダンスを利用して昇圧しているため、電力消費が
少なくて済む。このため、不要輻射原になりにくく、遮
蔽も簡単にできる。
【図1】本発明による電力供給装置の一実施形態を示す
図である。
図である。
【図2】図1に示した電力供給装置の回路構成例を示す
図である。
図である。
【図3】本発明の電力供給装置に用いることのできる制
御回路の例を示す図である。
御回路の例を示す図である。
1 本体装置 2 端末ユニット OSC 発振器 T 同調回路 A 制御回路 L コイル S1〜S4 電極 C コンデンサ CS1−3 第1、第3の電極間容量 CS2−4 第2、第4の電極間容量 RL 負荷 ATT1、ATT2 分圧回路 D 双差動型掛算回路 LP ローパスフィルタ
Claims (3)
- 【請求項1】 被電力供給体と、上記被電力供給体に電
力を供給する電力供給体とにより構成される電力供給装
置であって、 上記被電力供給体は、第1、第2の電極と、上記第1、
第2の電極に接続された負荷と、上記第1、第2の電極
間に接続されたコンデンサとを備え、 上記電力供給体は、上記第1、第2の電極にそれぞれ対
向する第3、第4の電極と、可変周波数発振器と、上記
可変周波数発振器に電磁結合されるとともに上記第3、
第4の電極に接続された同調コイルと、上記コンデン
サ、上記同調コイル、上記第1、第3の電極間容量、お
よび上記第2、第4の電極間容量により構成される同調
回路の同調周波数に上記可変周波数発振器の発振周波数
を合わせるように制御する制御手段とを備えたことを特
徴とする電力供給装置。 - 【請求項2】 第1、第2の電極と、 上記第1、第2の電極に接続された負荷と、 上記第1、第2の電極間に接続されたコンデンサと、 上記第1、第2の電極にそれぞれ対向する第3、第4の
電極と、 可変周波数発振器と、 上記可変周波数発振器に電磁結合されるとともに上記第
3、第4の電極に接続された同調コイルと、 上記コンデンサ、上記同調コイル、上記第1、第3の電
極間容量、および上記第2、第4の電極間容量により構
成される同調回路の同調周波数に上記可変周波数発振器
の発振周波数を合わせるように制御する制御手段とを備
え、 上記同調回路を介して上記負荷に電力を供給するように
したことを特徴とする電力供給装置。 - 【請求項3】 上記コンデンサの容量を、上記第1、第
3の電極間容量および上記第2、第4の電極間容量に比
較して十分に大きな値に設定することを特徴とする請求
項1または2に記載の電力供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8257624A JPH1083436A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 電力供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8257624A JPH1083436A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 電力供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1083436A true JPH1083436A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17308844
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8257624A Withdrawn JPH1083436A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 電力供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1083436A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9889937B2 (en) | 2012-03-19 | 2018-02-13 | Amsafe, Inc. | Structure mounted airbag assemblies and associated systems and methods |
| US10604259B2 (en) | 2016-01-20 | 2020-03-31 | Amsafe, Inc. | Occupant restraint systems having extending restraints, and associated systems and methods |
-
1996
- 1996-09-06 JP JP8257624A patent/JPH1083436A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9889937B2 (en) | 2012-03-19 | 2018-02-13 | Amsafe, Inc. | Structure mounted airbag assemblies and associated systems and methods |
| US10604259B2 (en) | 2016-01-20 | 2020-03-31 | Amsafe, Inc. | Occupant restraint systems having extending restraints, and associated systems and methods |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |