JPH1084047A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH1084047A
JPH1084047A JP8236695A JP23669596A JPH1084047A JP H1084047 A JPH1084047 A JP H1084047A JP 8236695 A JP8236695 A JP 8236695A JP 23669596 A JP23669596 A JP 23669596A JP H1084047 A JPH1084047 A JP H1084047A
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JP
Japan
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electrode
insulating film
impurity diffusion
region
semiconductor
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JP8236695A
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Inventor
Toshiaki Tsutsumi
聡明 堤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平坦性に優れ、高集積化を図ることのできる
半導体装置とその製造方法とを提供する。 【解決手段】 ゲート電極4、不純物拡散領域5a、5
bを含む基板MOSFETと、チャネル領域としてのシ
リコン49aと第1および第2側部ゲート電極46、4
7を含むTFTとを備える。ゲート電極4に電気的に接
続される第2側部ゲート電極47とチャネル領域として
のシリコン49aと不純物拡散領域5bに電気的に接続
される第1側部ゲート電極46が横方向に順に配置され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置およびそ
の製造方法に関し、特に、半導体記憶装置とその製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高集積化および低消費電力
化が進む中、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモ
リ(以下DRAMと記す)のノイズに対する書込および
読出マージンがますます少なくなってきている。つま
り、パターンの微細化により、情報としての電荷を保持
するコンデンサの容量を、配線の寄生容量に対して十分
に大きくとることが困難となっている。そのため、コン
デンサに蓄えられる電荷量が十分ではなくなり、読出時
の電圧が配線のノイズに埋もれるという問題が生じる。
このような問題に対し、そのコンデンサをトランジスタ
(以下TFTと記す)に置換えたゲインセルが提案され
ている。
【0003】そこで、その一例として特開平7−176
184号公報に開示された半導体装置について説明す
る。
【0004】図37は、同号公報に開示されている半導
体装置のブロック図であり、図38はその半導体装置の
断面を示したものである。図37を参照して、各メモリ
セルMCは、2値信号を表わす高電位VHまたは低電位
VLを保持するストレージノードSN、ストレージSN
に電位VHまたはVLを書込むための書込トランジスタ
Q1、およびストレージSNの電位VHまたはVLを読
出すための読出トランジスタQ2を含む。各メモリセル
MCの書込トランジスタQ1のゲートはそのメモリセル
行の書込ワード線WL1またはWL2に接続され、その
ソースはそのメモリセル列の書込ビット線BL1または
BL2に接続され、そのドレインはストレージノードS
Nに接続されている。また、各メモリセルMCの読出ト
ランジスタQ2のゲートはストレージノードS2に接続
され、そのドレインは接地され、そのソースはそのメモ
リセル列の読出ビット線BL1′またはBL2′に接続
され、そのバックゲートはそのメモリセル行の読出ワー
ド線WL1′またはWL2′に接続されている。また、
読出ビット線BL1′、BL2′の一方端はセンスアン
プS/A1、S/A2に接続され、読出ビット線BL
1′、BL2′の他方端はトランジスタQB1、QB2
を介してプリチャージ線PCLに接続されている。
【0005】次に、図38を参照して、シリコン基板1
01のシリコン酸化膜110で仕切られた活性領域上に
ゲート電極102(書込ワード線WL)、ソース領域1
01aおよびドレイン領域101bを有する書込トラン
ジスタQ1が形成されている。ソース領域101aに書
込ビット線BLが接続されている。ドレイン領域101
bにストレージノードSNが接続されている。ストレー
ジノードSNの上端は層間絶縁膜111より突出してい
る。その突出したストレージノードSNの表面には熱酸
化膜等の薄い絶縁膜105を介在させてシリコン薄膜1
06が形成されている。シリコン薄膜106上に、熱酸
化膜等の薄い絶縁膜108を介在させてシリコンによる
バックゲート107が形成されている。シリコン薄膜1
06には、イオン注入法によりソース領域106aおよ
びドレイン領域106bが形成されている。シリコン薄
膜106は読出トランジスタQ2のチャネル領域とな
る。ストレージノードSNが読出トランジスタQ2のゲ
ート電極を兼ねる。
【0006】次に動作について簡単に説明する。図38
を参照して、書込トランジスタQ1のゲート電極102
に所定の電圧を印加するとともにビット線BLに正の電
荷を与えると、電流がソース領域101aからドレイン
領域101bへ流れストレージノードSNに正の電荷が
蓄積される。このときストレージノードSNの上部は読
出トランジスタQ2のチャネル領域に電界を与える。そ
の読出トランジスタQ2がPMOSトランジスタであれ
ば、読出トランジスタQ2のソース領域106aとドレ
イン領域106bとの間に電流を流すには、ゲート電極
に負の電位を与える必要がある。このとき、ストレージ
ノードSNに正の電荷が蓄積されているときは、ストレ
ージノードSN側からチャネル領域へ正の電荷が加わる
ため、この電界を打消す分だけより絶対値の大きい負の
電圧を印加することが必要である。すなわち、ストレー
ジノードSNに正の電荷が蓄積されていないときの読出
トランジスタQ2のしきい値電圧をV0 とし、ストレー
ジノードSNに正の電荷が蓄積されているときのしきい
値電圧をV1 とすると、0>V0 >V1 となる。
【0007】ここで、読出トランジスタQ2のゲート電
極にV0 >V>V1 の関係を満たす電圧Vを印加した場
合、ストレージノードSNに正の電荷が蓄積されていれ
ば、0>V>V1 という関係を有するので、ソース領域
とドレイン領域の間には電流は流れない。一方、ストレ
ージノードSNに正の電荷が蓄積されていなければ、0
>V0 >Vという関係を有するので、ソース領域とドレ
イン領域との間に電流が流れる。このようにして、読出
トランジスタQ2のゲート電圧に電圧Vを印加し、ソー
ス領域−ドレイン領域間の電流によりストレージノード
SNへの電荷の蓄積の有無を判定することができる。
【0008】また、同引用例においては、図37に示す
書込ワード線WL1、WL2と読出ワード線WL1′、
WL2′とを共通化させた半導体装置や、さらに、書込
ビット線BL1、BL2と読出ビット線BL1′、BL
2′とを共通化させた半導体装置が、図39および図4
0に示すように、それぞれ開示されている。これらはい
ずれも、ワード線やビット線を共通化することにより半
導体装置の高集積化を図ったものである。
【0009】次に、従来の技術の他の例として、特開平
7−99251号公報に開示された半導体装置について
説明する。
【0010】図41は、同号公報に開示されている半導
体装置の原理図であり、図42は、その半導体装置の断
面模式図である。図41を参照して、この半導体装置は
情報蓄積用トランジスタTR1およびスイッチ用トラン
ジスタTR2を備えている。情報蓄積用トランジスタT
R1はたとえばp型トランジスタからなり、スイッチ用
トランジスタTR2はn型トランジスタからなってい
る。図41および図42を参照して、情報蓄積用トラン
ジスタTR1 は、半導体チャネル層Ch1 と、第1の導
電ゲートG1 および第2の導電ゲートG2 と、半導体チ
ャネル層Ch1 の両端に接続された第1の導電層L1
よび第2の導電層L2 とからなる。スイッチ用トランジ
スタTR2 は、半導体チャネル形成領域Ch2 と、第3
の導電ゲートG3 と、半導体チャネル形成領域Ch2
表面領域に設けられかつ整流接合を形成して接する第3
の導電層L3 および第4の導電層L4 とからなる。半導
体チャネル層Ch1 は、第1および第2の対向する2つ
の主面MS1 、MS2 を有する。第1の導電ゲートG1
は、第1のバリア層BL1 を介して、半導体チャネル層
の主面MH1 に対向して設けられている。また、第2の
導電ゲートG2 は、第2のバリア層BL2 を介して、半
導体チャネル層の主面MS2 に対向して設けられてい
る。半導体チャネル形成領域Ch2 は、第3の主面MS
3 を有する。第3の導電ゲートG3 は、第3のバリア層
BL3 を介して、半導体チャネル形成領域Ch2 の第3
の主面MS3 に対向して設けられている。第4の導電層
4 は、第2の導電ゲートG2 に接続されている。第1
の導電ゲートG1 および第3の導電ゲートG3 は、メモ
リセル選択用の第1の配線(ワード線)に接続されてい
る。第1の導電層L1 および第3の導電層L3 は、メモ
リセル選択用の第2の配線(ビット線)に接続されてい
る。第2の導電層L2 は、0電位を含む所定の電位に接
続されている。半導体チャネル形成領域Ch2 は、書込
/読出選択用配線に接続されている。
【0011】次に動作について簡単に説明する。第2の
導電ゲートG2 に電荷が蓄えられていない場合、p型の
情報蓄積用トランジスタTR1 の第1の導電層L1 と第
2の導電層L2 との間に電流を流すためには、所定のし
きい値電圧Vthを第2の導電ゲートG2 に印加すればよ
い。第2の導電ゲートG2 に電荷が蓄えられている場合
では、しきい値電圧Vthよりも絶対値が大きい負の電圧
を印加すればよい。つまり、情報蓄積用トランジスタT
1 のしきい値電圧の変化を利用して、第2の導電ゲー
トG2 への情報としての電荷の蓄積の有無を判定するこ
とができる。
【0012】この引用例においては、情報蓄積用トラン
ジスタTR1 の読出用ゲート電極である第3の導電ゲー
トG3 とスイッチ用トランジスタTR2 のゲート電極で
ある第1の導電ゲートG1 とを兼用することができる。
また、情報蓄積用トランジスタTR1 のビット線である
第1の導電層L1 とスイッチ用トランジスタTR2 のビ
ット線である第5の導電層L5 とを共通にすることがで
きる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の半導体装置とその製造方法においては以下に示
すような問題点があった。
【0014】まず、特開平7−176184号公報にお
いては、図38に示すように、情報としての電荷を蓄積
するストレージノードSNの上部が層間絶縁膜111よ
り突出している。そのため、そのストレージノードSN
を含む層間絶縁膜111上にシリコン薄膜106を形成
した後、そのシリコン薄膜106をパターニングする際
にストレージノードSNが突出した付近でパターニング
が良好に行なわれないという問題があった。
【0015】また、読出トランジスタQ2のゲート電極
107の配線と、ソース領域106aとドレイン領域1
06bとに接続する配線とを別途形成する必要があっ
た。そのため、配線構造が複雑になり半導体装置の高集
積化を図るのが不利であった。
【0016】また、図39および図40に示す半導体装
置の形成方法については具体的な記載がない。そのた
め、読出トランジスタQ2のチャネル領域106やソー
ス領域106a、ドレイン領域106bを形成するため
の半導体膜がビット線として用いられるような場合、ビ
ット線の配線抵抗が高く、半導体装置の高速化を図るこ
とが困難になることがある。
【0017】次に、特開平7−99251号公報におい
ては、図42に示すように、情報蓄積用トランジスタT
1 の第2の導電ゲートG2 はゲート長方向(紙面に平
行)に延びている。そのため、情報蓄積用トランジスタ
TR1 を形成するに際して、情報蓄積用トランジスタT
1 のチャネル領域Ch1 を形成するためのマスクと第
2の導電ゲートG2 を形成するためのマスクが必要とな
り、製造コストの低減を図るのに不利であった。
【0018】また、半導体装置の平坦性が良好でなく、
配線等の形成において、精度よくパターニングが行なわ
れないなどの問題があった。
【0019】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、平坦性に優れ、高集積化および高速化
を図ることのできる半導体装置とその製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の局面にお
ける半導体装置は、第2導電型の第1および第2不純物
拡散領域と、第1電極と、第2絶縁膜と、第2および第
3電極と、第2導電型の半導体領域と、第4電極と、第
1導電型の第1半導体層と、第1導電型の第2半導体層
とを備えている。第2導電型の第1および第2不純物拡
散領域は、第1導電型の半導体基板の主表面に所定の間
隔を隔てられそれぞれ形成されている。第1電極は、第
1および第2不純物拡散領域によって挟まれた領域上に
第1絶縁膜を介在させて形成されている。第2絶縁膜
は、第1電極を埋め込むように主表面上に形成されてい
る。第2および第3電極は、第1および第2不純物拡散
領域の表面をそれぞれ露出する第2絶縁膜に開孔された
開孔部を埋めるようにそれぞれ形成されている。第2導
電型の半導体領域は、第2電極上に第3絶縁膜を介在さ
せて形成されている。第4電極は、第1電極と電気的に
接続されており、半導体領域上に第4絶縁膜を介在させ
て形成されている。第1導電型の第1および第2半導体
層は、第2絶縁膜上にそれぞれ形成され、半導体領域を
挟み込むように設けられている。第2半導体層は、第3
電極と電気的に接続されている。
【0021】以上の構成によれば、第1電極、第1およ
び第2不純物拡散領域が一方のトランジスタをなし、第
2および第4電極、第1および第2半導体層が他方のト
ランジスタをなしている。半導体領域は、他方のトラン
ジスタのチャネル領域をなす。第1電極へしきい値以上
の電圧を印加することにより、一方のトランジスタがO
Nし、第2電極へ情報としての電荷が蓄積される。他方
のトランジスタにおいては、第2電極の電荷の蓄積の有
無により、そのトランジスタをONするための第4電極
のしきい値電圧が変化する。このしきい値電圧の変化に
より電荷の有無、すなわち情報を読み取ることができ
る。その第2電極は、第2絶縁膜に設けられた開孔部を
埋込むように形成されている。そのため、第2電極の上
面を含む第2絶縁膜の表面はほとんど平坦になり、その
後第2電極上方に形成される半導体領域や第4電極のパ
ターニングを精度よく行なうことができる。その結果、
半導体装置の高集積化を図ることができる。
【0022】好ましくは、第1および第2半導体層にそ
れぞれ形成された金属シリサイド層をさらに設ける。そ
の場合、第1および第2半導体層の電気抵抗が下がり、
結果として、半導体装置の高速化を図ることができる。
【0023】本発明の第2の局面における半導体装置
は、第2導電型の第1および第2不純物拡散領域と、第
1電極と、第2および第3電極と、第2絶縁膜と、第4
電極および第5電極と、第2導電型の半導体領域と、第
3絶縁膜と、第1導電型の第3および第4不純物拡散領
域と、第4絶縁膜と、第1配線層と、第2配線層とを備
えている。第2導電型の第1および第2不純物拡散領域
は、第1導電型の半導体基板上に所定の間隔を隔てられ
形成されている。第1電極は、第1および第2不純物拡
散領域によって挟まれた領域上に第1絶縁膜を介在させ
て形成されている。第2および第3電極は、第1および
第2不純物拡散領域に電気的にそれぞれ接続されてい
る。第2絶縁膜は、第1〜第3電極を埋込むように主表
面上に形成されている。第4電極は、第2絶縁膜上に形
成され、第1電極と電気的に接続されている。第5電極
は、第2絶縁膜上に形成され、第3電極と電気的に接続
されている。第2導電型の半導体領域は、第4電極と第
5電極とによって挟まれている。第3絶縁膜は、第4電
極と半導体領域によって、第5電極と半導体領域によっ
てそれぞれ挟まれている。第1導電型の第3および第4
不純物拡散領域は、第4電極から第5電極へ向かう方向
と実質的に直交する方向から半導体領域を挟み込んでい
る。第4絶縁膜は、第2絶縁膜上に形成され、半導体領
域、第4電極、第5電極、第3および第4不純物拡散領
域を埋め込んでいる。第1配線層は、第4絶縁膜上に形
成され、第3不純物拡散領域と電気的に接続されてい
る。第2配線層は、第4絶縁膜上に形成され、第4不純
物拡散領域および第3電極と電気的に接続されている。
【0024】以上の構成によれば、第1電極、第1およ
び第2不純物拡散領域が一方のトランジスタをなし、第
4および第5電極と第3および第4不純物拡散領域が他
方のトランジスタをなす。第1電極へしきい値以上の電
圧を印加することにより、一方のトランジスタがON
し、第3電極へ情報としての電荷が蓄積される。他方の
トランジスタにおいては、第3電極の電荷の蓄積の有無
により、そのトランジスタをONするための第4電極の
しきい値電圧が変化する。このしきい値電圧の変化によ
り、電荷の有無、すなわち情報を読み取ることができ
る。
【0025】その他方のトランジスタは第4絶縁膜に埋
め込まれており、しかも、そのトランジスタのチャネル
領域としての半導体領域を主表面に平行な一方向から第
4電極と第5電極が挟み、その一方向と実質的に直交す
る方向から第3不純物拡散領域と第4不純物領域が挟み
込んでいる。そのため、他方のトランジスタ形成領域を
含む第4絶縁膜の表面はほぼ平坦となる。これにより、
その後形成される第1および第2配線層のパターニング
を精度よく行なうことができる。その結果、半導体装置
の高集積化を図ることができる。
【0026】本発明の第3の局面における半導体装置の
製造方法は以下の工程を備えている。第1導電型の半導
体基板の主表面に所定の間隔を隔てて第2導電型の第1
および第2不純物拡散領域を形成する。主表面の第1お
よび第2不純物拡散領域によって挟まれた領域上に第1
絶縁膜を介在させて第1電極を形成する。第1電極を埋
めるように主表面上に第2絶縁膜を形成する。第1およ
び第2不純物拡散領域の表面をそれぞれ露出するように
第2絶縁膜に第1および第2開孔部を形成する。第1お
よび第2の開孔部を埋込むように第2および第3電極を
それぞれ形成する。第2絶縁膜の表面と第2および第3
電極の上面と実質的にそろえる。第2および第3電極の
上面を含む第2絶縁膜上に第3絶縁膜を形成する。第2
電極上方の第3絶縁膜上にて互いに接続される第2導電
型の第1および第2半導体層を形成する。第3電極と第
2半導体層を電気的に接続する。第1および第2半導体
層によって挟まれる半導体層の上に、第4絶縁膜を介在
させて第1電極と電気的に接続される第4電極を形成す
る。第4電極をマスクとして、第1および第2半導体層
に第1導電型の不純物を導入し、第3および第4不純物
拡散領域をそれぞれ形成する。
【0027】以上の製造方法によれば、第2および第3
電極は第2絶縁膜に埋め込まれるため、第2絶縁膜の表
面はほぼ平坦になる。そのため、その後第2絶縁膜上に
形成される第4電極や第1および第2半導体層などのパ
ターニングを精度よく行なうことができる。その結果、
半導体装置の高集積化を図ることができる。
【0028】また、第4電極をマスクとして第3および
第4不純物拡散領域を形成するため、その第3および第
4不純物拡散領域のみを形成するためのマスクが不要と
なり、生産コストの低減を図ることができる。
【0029】本発明の第4の局面における半導体装置の
製造方法は、以下の工程を備える。第1導電型の半導体
基板の主表面に所定の間隔を隔てて第2導電型の第1お
よび第2不純物拡散領域を形成する。主表面の第1およ
び第2不純物拡散領域によって挟まれた領域上に第1絶
縁膜を介在させて第1電極を形成する。第1電極を埋め
るように主表面上に第2絶縁膜を形成する。第1および
第2不純物拡散領域の表面をそれぞれ露出するように第
2絶縁膜に第1および第2開孔部を形成する。第1およ
び第2開孔部を埋込むように、第2および第3電極をそ
れぞれ形成する。第2絶縁膜の表面と第1〜第3電極の
上面を実質的にそろえる。第1〜第3電極の上面を含む
第2絶縁膜上に第3絶縁膜を形成する。第3絶縁膜に、
第1および第3電極の表面をそれぞれ露出するように第
3開孔部を形成する。第3開孔部内に、第1電極に電気
的に接続される第4電極と、第3電極に電気的に接続さ
れる第5電極と、その第4および第5電極との間にそれ
ぞれ第4絶縁膜を介在させた第2導電型の半導体領域
と、第4電極から第5電極へ向かう方向と実質的に直交
する方向に互いに向かい合う第1導電型の第3および第
4不純物拡散領域とを形成する。第3絶縁膜上に、第3
不純物拡散領域と電気的に接続される第1配線層を形成
する。第3絶縁膜上に、第3電極に電気的に接続される
とともに、第4不純物拡散領域と電気的に接続される第
2配線層を形成する。
【0030】以上の構成によれば、第4および第5電
極、第2導電型の半導体領域、第3および第4不純物拡
散領域が第3絶縁膜に埋め込まれるため、第3絶縁膜の
表面はほぼ平坦になる。そのため、その後第3絶縁膜上
に形成される第1および第2配線層のパターニングが精
度よく行なわれ、半導体装置の高集積化を容易にするこ
とが可能となる
【0031】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)本発明の実施の形態1に係る半導体装
置の製造方法とその方法によって得られた半導体装置の
動作について図を用いて説明する。
【0032】まず図1を参照して、半導体基板1にLO
COS法により素子分離絶縁膜としてのシリコン酸化膜
2を形成する。LOCOS法を用いる場合、そのシリコ
ン酸化膜の膜厚は200〜500nmである。
【0033】次に、図2を参照して、CVD法によりゲ
ート絶縁膜としてのシリコン酸化膜3を5〜10nm形
成する。その後、導電性膜としてのシリコン膜または金
属シリサイド膜を200nm形成し、写真製版およびエ
ッチングを施して、本発明の第1または第3の局面にお
ける第1電極としてのゲート電極4を形成する。次に、
イオン注入法により、BF2 を5〜30KeV、1×1
13〜1×1016/cm2 にて注入し、不純物拡散領域
5a、5bを形成する。これにより、基板MOSFET
が形成される。
【0034】次に、図3を参照して、CVD法によりシ
リコン酸化膜6を400nm形成する。その後、写真製
版およびエッチングによりシリコン酸化膜6に、不純物
拡散領域5aの表面を露出する0.5μmサイズの第1
接続孔7を開孔する。
【0035】次に、図4を参照して、CVD法によりシ
リコン膜または金属シリサイド膜を第1接続孔7に埋込
むように形成し、エッチバックまたは研磨法により第1
接続孔7内のみにシリコン膜または金属シリサイド膜を
残し、本発明の第1または第3の局面における第2電極
としてのプラグ11を形成する。
【0036】次に、図5を参照して、CVD法により下
部ゲート絶縁膜としてのシリコン酸化膜12を5〜10
nm形成する。その後、CVD法によりシリコン膜を5
0〜100nm形成し、写真製版およびエッチングによ
り、本発明の第3の局面における第1および第2半導体
層としての半導体膜13を形成する。半導体膜として
は、シリコン膜のほかにシリコンゲルマでもよい。図6
は、この工程における半導体装置の平面を示す図であ
る。なお図5は、図6に示すA−Aにおける断面を示
す。
【0037】図6を参照して、半導体膜13は、ゲート
電極4と交差する方向に延在する2つの配線部13a、
13bと、その2つの配線部13a、13bによって挟
まれる領域とを有している。その領域は、本発明の第1
の局面における半導体領域としてのチャネル領域13c
となる。
【0038】次に、図7を参照して、熱酸化法またはC
VD法により上部ゲート絶縁膜としてのシリコン酸化膜
14を5〜10nm形成する。
【0039】その後、図8を参照して、写真製版および
エッチングによりゲート電極4の表面を露出する接続孔
20を開孔する。この接続孔20のサイズはたとえば
0.4μmである。さらに図9を参照して、接続孔20
の開孔と同時に不純物拡散領域5bの表面を露出する接
続孔22も開孔する。なお、図9は図6に示すB−Bに
おける断面を示す図である。
【0040】次に、図10および図11を参照して、導
電性膜としてのシリコン膜または金属シリサイド膜をC
VD法により形成した後、写真製版およびエッチバック
により配線15、16を形成する。図12は、この工程
における半導体装置の平面を示す図である。さらに図1
3は、図12に示すC−Cにおける断面を示す図であ
る。チャネル領域13c上方に位置する配線15は、後
に形成される、本発明の第1または第3の局面における
第4電極としてのTFTのゲート電極をなす。また、不
純物拡散領域5b上方に位置する配線16は、本発明の
第1または第3の局面における第3電極をなす。
【0041】次に、図14を参照して、イオン注入法に
よりたとえばBF2 を、エネルギ5〜20KeV、ドー
ズ量1×1014〜5×1015/cm2 にて配線15をマ
スクとして注入し、本発明の第1の局面における第1お
よび第2半導体層、または、第3の局面における第3お
よび第4不純物拡散領域としてのソース・ドレイン領域
18a、18bを形成する。これによりTFTが形成さ
れる。
【0042】次に、図15を参照して、CVD法により
シリコン酸化膜22を100〜200nm形成する。
【0043】その後、図16を参照して、シリコン酸化
膜にドライエッチングを施し、配線15の段差とソース
・ドレイン領域18a、18bの段差付近にサイドウォ
ール24を形成する。
【0044】次に、図17を参照して、スパッタ法また
はCVD法により、金属膜としてのチタン26を10〜
50nm形成する。金属膜としては、チタンのほかにコ
バルトやニッケルを適用してもよい。
【0045】次に、図18を参照して、温度400〜8
00℃、時間1分にて熱処理を行ない、シリコン膜から
なる配線15とチタンとを、シリコンからなるソース・
ドレイン領域18a、18bとチタンとをそれぞれ反応
させ、チタンシリサイド28を形成する。その後、未反
応のチタンをたとえば、硫酸および過酸化水素水の混合
液で除去する。図19は、この工程における半導体装置
の平面を示す図である。なお、図19に示す各部材のハ
ッチングは、図18に示す各部材のハッチングと同じも
のである。以上の工程を経ることによって、半導体装置
の基本構造が得られる。
【0046】上述した半導体装置の製造方法においては
以下に述べるような利点がある。まず、図4に示す工程
において、プラグ11の上面がシリコン酸化膜6の表面
とほぼ一致するように形成されているため、その後、図
5または図6に示す工程で形成される半導体膜13や図
10に示す工程で形成される配線15のパターニングを
精度よく行なうことができる。
【0047】また、配線15をマスクとして、ソース・
ドレイン領域18a、18bを自己整合的に形成するた
め、そのソース・ドレイン領域のみを形成するためのマ
スクが不要となり、製造コストの低減を図ることができ
る。
【0048】次に、図13に示すシリコンからなる半導
体膜13a、13bとシリコンまたは金属シリサイドか
らなる配線15とは、図18に示す工程において、ゲー
ト電極15aとそのゲート電極15aの両側壁に形成さ
れたサイドウォール24下のソース・ドレイン領域18
a、18bとを残して金属シリサイド28に変化する。
そのため、配線の電気抵抗を下げることができ、半導体
装置の高速化を図ることができる。
【0049】その金属シリサイド28は図11に示す配
線16を介して、不純物拡散領域5bに電気的に接続さ
れている。そのため、この金属シリサイド28は基板M
OSFETのビット線を兼ねることになる。また、基板
MOSFETのワード線はゲート電極4により構成され
る。これらにより、より簡単な構造でしかも低抵抗の配
線を有する半導体装置を形成することが可能となる。
【0050】次に、上述した製造方法によって得られた
半導体装置の動作について説明する。図20は半導体装
置の回路の一例を示す。図20を参照して、ゲート電極
4、不純物拡散領域5a、5bから基板MOSFET3
0が構成されている。不純物拡散領域5bがビット線と
しての半導体膜13bに接続されている。ゲート電極4
はワード線をなす。上部ゲート電極としての配線15、
下部ゲート電極としてのプラグ11、ソース・ドレイン
領域18a、18bとからTFTが構成されている。不
純物拡散領域5aがプラグ11と電気的に接続されてい
る。配線15はワード線としてのゲート電極4と電気的
に接続されている。
【0051】MOSFET30のスイッチング作用によ
りプラグ11に、情報としての正の電荷が蓄積される。
プラグ11に正の電荷が蓄積されている場合におけるT
FTのゲート電極15aの電圧とドレイン電流との関係
は、図21に示す曲線Yとなる。プラグ11に正の電荷
が蓄積されていない場合には、その関係は曲線Xとな
る。
【0052】図21を参照して、電圧V1をゲート電極
15aに印加すると、プラグ11に電荷が蓄積されてい
ない場合、曲線Xと点線V1との交点に相当するドレイ
ン電流が流れる。一方、プラグ11に電荷が蓄積されて
いない場合、曲線Yと点線V1には交点がなくドレイン
電流は流れない。これが情報の読出動作となり、プラグ
11への電荷の蓄積の有無が判断される。
【0053】情報の書込動作として、プラグ11に電荷
を蓄積するには、ゲート電極4にしきい値以上の電圧を
印加することによりMOSFETをオンさせる。次に、
配線16に正の電荷を印加することにより、配線16に
接続された不純物拡散層5bから不純物拡散層5aへ電
流が流れ、不純物拡散層5aに接続されているプラグ1
1に情報としての電荷が蓄積される。
【0054】(実施の形態2)実施の形態1において説
明した製造方法では、TFTの半導体膜からなるチャネ
ル領域上にゲート電極を形成した。そのため、チャネル
領域の段差部分で、このゲート電極をパターニングする
必要がある。段差部分でのエッチングはエッチング残膜
が発生することがあり、精度のよいパターニングを行な
うことが難しい場合がある。そこで、これを解決する方
法の一例について図を用いて説明する。
【0055】図22を参照して、図3に示す工程におい
て、第1接続孔7のほかに不純物拡散領域5bの表面を
露出する第2接続孔10も同時に開孔した後、第1およ
び第2接続孔7、10を埋込むように、CVD法により
導電性膜としてのシリコン膜を形成する。導電性膜とし
てはシリコン膜のほかに金属シリサイド膜でもよい。そ
の後、全面エッチバックを施すことにより、第1および
第2接続孔7、10にのみシリコン膜を残し、本発明の
第2および第4の局面における第2または第3電極とし
ての第1埋込電極34、第2埋込電極36をそれぞれ形
成する。
【0056】次に、図23を参照して、CVD法により
シリコン酸化膜38を500nm形成する。次に、その
シリコン酸化膜38に写真製版およびエッチングを施
し、ゲート電極4と第2埋込電極36の表面を露出する
第3接続孔40を形成する。図24は、この工程におけ
る平面を示す図である。
【0057】次に、図25を参照して、第3接続孔を埋
込むようにCVD法により導電性膜としてのシリコン膜
を形成する。導電性膜としては、シリコン膜のほかに金
属シリサイド膜でもよい。その後、エッチバック法また
は研磨法によりシリコン酸化膜38上のシリコン膜を除
去することにより、第3接続孔40内にのみシリコン膜
を残し、第3埋込電極42を形成する。
【0058】次に、図26を参照して、第3埋込電極に
写真製版およびエッチングを施し、ゲート電極4と第2
埋込電極36の表面の一部を露出する開孔部44を形成
する。図27はこの工程における平面を示す図である。
図27を参照して、開孔部44の幅L1は、たとえば8
0〜150nmとする。この開孔部44により第3埋込
電極は2つの隔絶した部分に分断され、本発明の第2ま
たは第4の局面における第5電極としての第1側部ゲー
ト電極46と、第4の電極としての第2側部ゲート電極
47とがそれぞれ形成される。第1側部ゲート電極46
は第2埋込電極36と電気的に接続されている。第2側
部ゲート電極47はゲート電極4と電気的に接続されて
いる。この開孔部44の一方の端と第1および第2側部
ゲート電極46、47との距離L2は、たとえば250
nmとし、幅L1よりも大きく設定する。
【0059】次に、図28を参照して、ゲート絶縁膜と
してのシリコン酸化膜48を10nm形成した後、開孔
部を埋込むようにCVD法により半導体膜としてのシリ
コン膜49を形成する。半導体膜としてはシリコン膜の
ほかに、ゲルマニウム、シリコンゲルマニウム合金でも
よい。
【0060】次に、図29を参照して、シリコン膜49
に全面エッチバックを施し、開孔部にのみシリコン膜4
9を残す。図30はこの工程における平面を示す図であ
る。図30を参照して、図27に示すL1とL2はL1
<L2という関係を有するため、第1側部ゲート電極4
6と第2側部ゲート電極47とによって挟まれたシリコ
ン49a以外はシリコンによって完全に埋込まれずシリ
コン49で囲まれた開孔部45が存在する。シリコン4
9aは、本発明の第2または第4の局面における半導体
領域をなす。次に、図31を参照して、写真製版および
エッチング法により第1埋込電極34の表面を露出する
ように、たとえば、0.4μmサイズの第4接続孔41
を形成する。その後、CVD法により導電性膜としての
リンドープシリコンを0.2μm形成する。導電性膜と
しては、リンドープシリコンのほかにリンドープ金属シ
リサイドでもよい。リンドープシリコンに写真製版およ
びエッチングを施し、本発明の第2および第4の局面に
おける第1および第2配線層としての配線50、51を
形成する。図32は、この工程における平面を示す図で
ある。図31は、図32に示すA−Aにおける断面を示
す。図32を参照して、配線50はビット線をなし、配
線51はグランド線をなす。その後、熱処理を施し、配
線50、51に含まれるリンをシリコン49a以外のシ
リコンに拡散させる。その結果、シリコンにリンが拡散
された領域は、本発明の第2または第4の局面における
第3および第4不純物領域としてのソース・ドレイン領
域49b、49cとなる。
【0061】これにより、ゲート電極4に電気的に接続
される第2側部ゲート電極47と、チャネル領域として
のシリコン49aと、不純物拡散領域5bに電気的に接
続される第1側部ゲート電極46とを有するTFTが形
成される。その第2側部ゲート電極47、シリコン49
a、第1側部ゲート電極46は半導体基板面に対してほ
ぼ横方向に順に配置されている。
【0062】以上のようにして形成される半導体装置に
おいては、図31または図32に示すように、基板MO
SFETのゲート電極4とTFTの第2側部ゲート電極
47とが電気的に接続されている。ゲート電極4はワー
ド線を構成するため、基板MOSFETとTFTのワー
ド線を兼用することができる。さらに、基板MOSFE
Tの不純物拡散領域5aとTFTのソース・ドレイン領
域49bとが配線50を介して電気的に接続されてい
る。配線50は、ビット線を構成するため、基板MOS
FETとTFTのビット線を兼用することができる。こ
れにより配線構造の単純化が図られ、半導体装置を容易
に形成することができる。
【0063】また、TFTのチャネル領域とゲート電極
とを、半導体基板面とほぼ平行に横方向に配置されるよ
うに層間絶縁膜の開孔部に形成しているため、TFTの
上面には段差が生じない。その結果、半導体装置の微細
化を図ることが容易になる。
【0064】(実施の形態3)半導体装置の微細化に伴
い、実施の形態2にて説明した図30に示す工程におい
て、シリコン49によって開口部45が完全に埋込まれ
てしまうことがある。その場合、TFTのソース・ドレ
イン領域を形成することができなくなる。そこで、この
問題を解決する方法の一例について図を用いて説明す
る。
【0065】まず、図30に示す工程において形成され
た開孔部45は、本実施の形態の場合、図33に示すよ
うに、シリコン49によって埋込まれている。
【0066】次に、図34を参照して、所定の領域にレ
ジスト膜52を形成する。その後、図35を参照して、
レジスト膜52をマスクとしてシリコンを異方性エッチ
ングし、開孔部53を形成する。その後、レジスト膜5
2を除去する。エッチングされないシリコンはチャネル
領域としてのシリコン49aとなる。
【0067】その後、図36を参照して、チャネル領域
としてのシリコン49aの導電型と反対の導電型の半導
体膜を形成した後、写真製版およびエッチングにより配
線50、51を形成する。図35に示す開孔部53に埋
込まれた部分の配線50、51はソース・ドレイン領域
をなす。
【0068】なお、その後配線50、51の表面をサリ
サイド法により、実施の形態1で説明したように金属シ
リサイドに変換してもよい。
【0069】また、配線50、51をシリコン49aの
導電型と反対の導電型の不純物を有する金属シリサイド
を用い、開孔部53とシリコン49aの界面近傍のシリ
コン49aに拡散させることによりソース・ドレイン領
域を形成してもよい。
【0070】また、実施の形態1、2および3において
は基板MOSFETとしてPMOSトランジスタを、T
FTとしてNMOSトランジスタをそれぞれ形成する場
合について説明したが、それぞれ導電型を入換えても同
様の効果を奏する。なおこの際一方のトランジスタがN
MOSであれば他方のトランジスタはPMOSにする必
要がある。
【0071】今回開示された実施の形態は単なる一例に
すぎず、特許請求の範囲に記載された発明の均等の範囲
内において、種々の実施の形態がとり得ることが意図さ
れる。
【0072】
【発明の効果】本発明の第1の局面における半導体装置
によれば、第1電極、第1および第2不純物拡散領域が
一方のトランジスタをなし、第2および第4電極、第1
および第2半導体層が他方のトランジスタをなしてい
る。半導体領域は、他方のトランジスタのチャネル領域
をなす。第1電極へしきい値以上の電圧を印加すること
により、一方のトランジスタがONし、第2電極へ情報
としての電荷が蓄積される。他方のトランジスタにおい
ては、第2電極の電荷の蓄積の有無により、そのトラン
ジスタをONするための第4電極のしきい値電圧が変化
する。このしきい値電圧の変化により情報を読み取るこ
とができる。その第2電極は、第2絶縁膜に設けられた
開孔部を埋込むように形成されている。そのため、第2
電極の上面を含む第2絶縁膜の表面はほとんど平坦にな
り、その後第2電極上方に形成される半導体領域や第4
電極のパターニングを精度よく行なうことができる。そ
の結果、半導体装置の高集積化を図ることができる。
【0073】好ましくは、第1および第2半導体層にそ
れぞれ形成された金属シリサイド層をさらに備える。そ
の場合、第1および第2半導体層の電気抵抗が下がり、
結果として、半導体装置の高速化を図ることができる。
【0074】本発明の第2の局面における半導体装置に
よれば、第1電極、第1および第2不純物拡散領域が一
方のトランジスタをなし、第4および第5電極と第3お
よび第4不純物拡散領域が他方のトランジスタをなす。
第1電極へしきい値以上の電圧を印加することにより、
一方のトランジスタがONし、第3電極へ情報としての
電荷が蓄積される。他方のトランジスタにおいては、第
3電極の電荷の蓄積の有無により、そのトランジスタを
ONするための第4電極のしきい値電圧が変化する。こ
のしきい値電圧の変化により情報を読み取ることができ
る。
【0075】その他方のトランジスタは第4絶縁膜に埋
め込まれており、しかも、そのトランジスタのチャネル
領域としての半導体領域を主表面に平行な一方向から第
4電極と第5電極が挟み、その一方向と実質的に直交す
る方向から第3不純物拡散領域と第4不純物領域が挟み
込んでいる。そのため、他方のトランジスタ形成領域を
含む第4絶縁膜の表面はほぼ平坦となる。これにより、
その後形成される第1および第2配線層のパターニング
を精度よく行なうことができ、半導体装置の高集積化を
図ることができる。
【0076】本発明の第3の局面における半導体装置の
製造方法によれば、第2および第3電極は第2絶縁膜に
埋め込まれるため、第2絶縁膜の表面はほぼ平坦にな
る。そのため、その後第2絶縁膜上に形成される第4電
極や第1および第2半導体層などのパターニングを精度
よく行なうことができる。その結果、半導体装置の高集
積化を図ることができる。また、第4電極をマスクとし
て第3および第4不純物拡散層を自己整合的に形成する
ため、その第3および第4不純物拡散領域のみを形成す
るためのマスクが不要となり、製造コストの低減を図る
ことができる。
【0077】本発明の第4の局面における半導体装置の
製造方法によれば、第4および第5電極、第2導電型の
半導体領域、第3および第4不純物拡散領域が第3絶縁
膜に埋め込まれるため、第3絶縁膜の表面はほぼ平坦に
なる。そのため、その後第3絶縁膜上に形成される第1
および第2配線層のパターニングが精度よく行なわれ、
半導体装置の高集積化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における半導体装置の
製造方法の1工程を示す断面図である。
【図2】 同実施の形態において、図1に示す工程の後
に行なわれる工程を示す断面図である。
【図3】 同実施の形態において、図2に示す工程の後
に行なわれる工程を示す断面図である。
【図4】 同実施の形態において、図3に示す工程の後
に行なわれる工程を示す断面図である。
【図5】 同実施の形態において、図4に示す工程の後
に行なわれる工程を示す断面図である。
【図6】 同実施の形態において、図5に示す工程にお
ける平面を示す図である。
【図7】 同実施の形態において、図5に示す工程の後
に行なわれる工程を示す断面図である。
【図8】 同実施の形態において、図7に示す工程の後
に行なわれる工程を示す断面図である。
【図9】 同実施の形態において、図8に示す工程の後
に行なわれる工程を示す断面図である。
【図10】 同実施の形態において、図9に示す工程の
後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図11】 同実施の形態において、図9に示す工程の
後に行なわれる工程を示す第2の断面図である。
【図12】 同実施の形態において、図10に示す工程
における平面を示す図である。
【図13】 同実施の形態において、図10に示す工程
の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図14】 同実施の形態において、図13に示す工程
の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図15】 同実施の形態において、図14に示す工程
の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図16】 同実施の形態において、図15に示す工程
の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図17】 同実施の形態において、図16に示す工程
の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図18】 同実施の形態において、図17に示す工程
の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図19】 同実施の形態において、図18に示す工程
における平面を示す図である。
【図20】 同実施の形態における半導体装置の回路を
示す図である。
【図21】 同実施の形態において、半導体装置の動作
を説明するための図である。
【図22】 本発明の実施の形態2における半導体装置
の製造方法の1工程を示す断面図である。
【図23】 同実施の形態において、図22に示す工程
の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図24】 同実施の形態において、図23に示す工程
における平面を示す図である。
【図25】 同実施の形態において、図23に示す工程
の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図26】 同実施の形態において、図25に示す工程
の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図27】 同実施の形態において、図26に示す工程
における平面を示す図である。
【図28】 同実施の形態において、図26に示す工程
の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図29】 同実施の形態において、図28に示す工程
の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図30】 同実施の形態において、図29に示す工程
における平面を示す図である。
【図31】 同実施の形態において、図29に示す工程
の後に行なわれる工程を示す断面図である。
【図32】 同実施の形態において、図31に示す工程
における平面を示す図である。
【図33】 本発明の実施の形態3における半導体装置
の製造方法の1工程を示す平面図である。
【図34】 同実施の形態において、図33に示す工程
の後に行なわれる工程を示す平面図である。
【図35】 同実施の形態において、図34に示す工程
の後に行なわれる工程を示す平面図である。
【図36】 同実施の形態において、図35に示す工程
の後に行なわれる工程を示す平面図である。
【図37】 従来技術における第1の半導体装置の回路
を示すブロック図である。
【図38】 従来技術における第1の半導体装置の断面
を示す図である。
【図39】 従来技術における第2の半導体装置の回路
を示すブロック図である。
【図40】 従来技術における第3の半導体装置の回路
を示すブロック図である。
【図41】 従来技術における第4の半導体の回路を示
すブロック図である。
【図42】 従来技術における第4の半導体装置の断面
を示す図である。
【符号の説明】
1 半導体基板、2 シリコン酸化膜、3 ゲート絶縁
膜、4 ゲート電極、5a、5b 不純物拡散領域、1
1 プラグ、15、16 配線、13c チャネル領
域、18a、18b ソース・ドレイン領域。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基板の主表面に所定
    の間隔を隔ててそれぞれ形成された第2導電型の第1お
    よび第2不純物拡散領域と、 前記第1および第2不純物拡散領域によって挟まれた領
    域上に第1絶縁膜を介在させて形成された第1電極と、 前記第1電極を埋めるように前記主表面上に形成された
    第2絶縁膜と、 前記第1および第2不純物拡散領域の表面をそれぞれ露
    出する前記第2絶縁膜に開孔された開孔部を埋めるよう
    にそれぞれ形成された第2および第3電極と、 前記第2電極上に第3絶縁膜を介在させて形成された第
    2導電型の半導体領域と、 前記第1電極と電気的に接続され、前記半導体領域上に
    第4絶縁膜を介在させて形成された第4電極と、 前記第2絶縁膜上にそれぞれ形成され、前記半導体領域
    を挟み込むように設けられた、第1導電型の第1半導体
    層および前記第3電極と電気的に接続された第1導電型
    の第2半導体層とを備えた、半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2半導体層にそれぞれ
    形成された金属シリサイド層をさらに備えた、請求項1
    に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 第1導電型の半導体基板の主表面に所定
    の間隔を隔てて形成された第2導電型の第1および第2
    不純物拡散領域と、 前記第1および第2不純物拡散領域によって挟まれた領
    域上に第1絶縁膜を介在させて形成された第1電極と、 前記第1および第2不純物拡散領域に電気的にそれぞれ
    接続された第2および第3電極と、 前記第1〜第3電極を埋込むように前記主表面上に形成
    された第2絶縁膜と、 前記第2絶縁膜上に形成され、前記第1電極と電気的に
    接続される第4電極及び前記第3電極と電気的に接続さ
    れる第5電極と、 前記第4電極と前記第5電極とによって挟まれた第2導
    電型の半導体領域と、 前記第4電極と前記半導体領域および前記第5電極と前
    記半導体領域によってそれぞれ挟まれた第3絶縁膜と、 前記第4電極から前記第5電極へ向かう方向と実質的に
    直交する方向から前記半導体領域を挟み込む第1導電型
    の第3および第4不純物拡散領域と前記第2絶縁膜上に
    形成され、前記半導体領域、第4電極、第5電極、第3
    および第4不純物拡散領域を埋め込む第4絶縁膜と、 前記第4絶縁膜上に形成され、前記第3不純物拡散領域
    と電気的に接続された第1配線層と、 前記第4絶縁膜上に形成され、前記第4不純物拡散領域
    及び前記第2電極と電気的に接続される第2配線層とを
    備えた、半導体装置。
  4. 【請求項4】 第1導電型の半導体基板の主表面に所定
    の間隔を隔てて第2導電型の第1および第2不純物拡散
    領域を形成する工程と、 前記主表面の前記第1および第2不純物拡散領域によっ
    て挟まれた領域上に第1絶縁膜を介在させて第1電極を
    形成する工程と、 前記第1電極を埋めるように前記主表面上に第2絶縁膜
    を形成する工程と、 前記第1および第2不純物拡散領域の表面をそれぞれ露
    出するように前記第2絶縁膜に第1および第2開孔部を
    形成する工程と、 前記第1および第2の開孔部を埋込むように第2および
    第3電極をそれぞれ形成する工程と、 前記第2絶縁膜の表面と前記第2および第3電極の上面
    とを実質的にそろえる工程と、 前記第2および第3電極の上面を含む前記第2絶縁膜上
    に第3絶縁膜を形成する工程と、 前記第2電極上方の前記第3絶縁膜上にて互いに接続さ
    れる第2導電型の第1および第2半導体層を形成する工
    程と、 前記第3電極と前記第2半導体層とを電気的に接続する
    工程と、 前記第1および第2半導体層によって挟まれる半導体層
    の上に、第4絶縁膜を介在させて前記第1電極と電気的
    に接続される第4電極を形成する工程と、 前記第4電極をマスクとして、前記第1および第2半導
    体層に第1導電型の不純物を導入し、第3および第4不
    純物領域をそれぞれ形成する工程とを備えた、半導体装
    置の製造方法。
  5. 【請求項5】 第1導電型の半導体基板の主表面に所定
    の間隔を隔てて第2導電型の第1および第2不純物拡散
    領域を形成する工程と、 前記主表面の前記第1および第2不純物拡散領域によっ
    て挟まれた領域上に第1絶縁膜を介在させて第1電極を
    形成する工程と、 前記第1電極を埋めるように前記主表面上に第2絶縁膜
    を形成する工程と、 前記第1および第2不純物拡散領域の表面をそれぞれ露
    出するように前記第2絶縁膜に第1および第2開孔部を
    形成する工程と、 前記第1および第2開孔部を埋込むように第2および第
    3電極をそれぞれ形成する工程と、 前記第2絶縁膜の表面と前記第1〜第3電極の上面を実
    質的にそろえる工程と、 前記第1〜第3電極の上面を含む前記第2絶縁膜上に第
    3絶縁膜を形成する工程と、 前記第3絶縁膜に、前記第1および第3電極の表面をそ
    れぞれ露出するように第3開孔部を形成する工程と、 前記第3開孔部内に、前記第1電極に電気的に接続され
    る第4電極と、前記第3電極に電気的に接続される第5
    電極と、該第4および第5電極との間にそれぞれ第4絶
    縁膜を介在させた第2導電型の半導体領域と、前記第4
    電極から前記第5電極へ向かう方向と実質的に直交する
    方向に互いに向かい合う第1導電型の第3および第4不
    純物拡散領域とを形成する工程と、 前記第3絶縁膜上に、前記第3不純物拡散領域と電気的
    に接続される第1配線層を形成する工程と、 前記第3絶縁膜上に、前記第3電極に電気的に接続され
    るとともに、前記第4不純物拡散領域と電気的に接続さ
    れる第2配線層を形成する工程とを備えた、半導体装置
    の製造方法。
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