JPH1084621A - コンクリート製ボックス、サポートシステムおよびサポート部材 - Google Patents
コンクリート製ボックス、サポートシステムおよびサポート部材Info
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- JPH1084621A JPH1084621A JP14140097A JP14140097A JPH1084621A JP H1084621 A JPH1084621 A JP H1084621A JP 14140097 A JP14140097 A JP 14140097A JP 14140097 A JP14140097 A JP 14140097A JP H1084621 A JPH1084621 A JP H1084621A
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Abstract
クリート製ボックスにおいて、ケーブルのサポート部材
の設置位置を現場で調整でき、さらに、コンクリート製
ボックス内のスペースをほぼ100パーセント利用でき
るコンクリート製ボックスおよびサポートシステムを提
供する。 【解決手段】 固定孔32が列状に配置れたた平板状の
サポート固定板30と、このサポート固定板30に取付
可能なサポート部材20からなるサポートシステムを採
用し、コンクリート製ボックス10には、側壁11の内
面11aにサポート固定板30を収納可能な固定板収納
溝15と、サポート固定板30にサポート部材20を取
りつける取付治具29を収納可能な取付治具収納溝16
を設ける。コンクリート製ボックス10の内部のスペー
スをケーブルスペースおよび作業スペースとして有効活
用できるので、小型で大量のケーブルを処理できるコン
クリート製ボックスを提供できる。
Description
地下配線工事を行う際に好適なコンクリート製ボック
ス、サポートシステムおよびサポート部材に関するもの
である。
ァイバーケーブルなどの多量のケーブルを敷設するため
に、道路に沿って多くの電線共同溝が施工されつつあ
る。従来、この電線共同溝はU字型のコンクリート溝に
よって構成されていた。近年、さらに多量のケーブルを
安価に、そして狭い面積に敷設できるように、図29に
示すような道路1に沿って埋設管路2を施工し、ケーブ
ルの分岐あるいは接続が必要な個所にコンクリート製の
ボックス10を設けて作業空間を確保する方針が打ち出
されている。電線共同溝には、各家庭や事務所、工場等
への電力、通信など多種多用なケーブルが設置されるの
で、分岐あるいは接続部に埋設されるボックス10も非
常に大きなサイズのものが必要となる。従って、従来の
底面がほぼ正方形をしたハンドホールと異なり、地下配
線用の管路2に沿って長く延びた底面が略長方形をした
ボックスの採用が検討されている。
を用いて商店街やオフィース街などに大量のケーブルを
埋設できるようにする必要がある。従って、多種多様で
大量のケーブルを処理でき、さらに、安価で小型の分岐
・接続用ボックスを実用化することが望まれている。分
岐・接続用ボックス10は、図30に示すように地中9
に基礎8を設けてその上に設置され、内部にケーブルな
どが敷設された後に蓋12によって覆われる。分岐・接
続用ボックス10の内部には、両側のケーブル6あるい
は電線管などの配管7を配列するケーブルスペース(ケ
ーブル設置スペース、ケーブル敷設スペース)4と、そ
れらのケーブルスペース4の間の作業スペース5を確保
する必要がある。さらに、ケーブルスペース4にはケー
ブルや配管を階層状に支持するサポート部材20を取り
つける必要がある。このため、分岐・接続用ボックス1
0の側面11にはサポート部材20を固定するための大
量のインサート(埋設金物)40が予め埋設される。
するケーブルや配管の数や種類、さらに、分岐・接続用
ボックス10を埋設する現場やその位置などによって様
々である。従って、インサート40を埋設する位置や高
さは個々の分岐・接続用ボックス10によって様々とな
る。通常、分岐・接続用ボックス10は、図31に示す
ようにU字型をした内型枠48と、その外側に位置する
外型枠49とを組み合わせて、これらの型枠48および
49の空間にコンクリート45を注入して成形される。
分岐・接続用ボックス10の側壁11の内面に埋設され
るインサート40は、ボックス10を成形するときに内
型枠41に取りつけておく必要がある。従って、インサ
ート40の位置を変更すると、内型枠48に数多くのイ
ンサート取付用の孔を開けたり、塞いだりする必要があ
る。特に、内型枠48の内部からボルト47を通してイ
ンサート40を設定する型枠では、内型枠48に大きな
孔を開ける必要が生じ、これによって内型枠48に熱変
形や歪みなどが発生するのでインサート40の位置は殆
ど変更することができない。すなわち、内型枠48に孔
を開けたり、溶接などによって閉じる作業を繰り返す
と、型枠が変形してしまうので脱型ができなくなった
り、コンクリートの壁面に歪みや荒れが生じ、型枠が使
用できなくなる。従って、現場毎に型枠を作成するか、
あるいは、現場でホールインアンカーなどを用いて対処
するしか方法がなく、いずれの方法も高価であり、工場
製作あるいは施工のために長い日数が必要となる。
埋設されるインサート40の位置は固定しておき、それ
らのインサート40を用いてL字型のアングル材21を
側壁11に取り付け、このアングル材21に用意された
複数の固定孔32を用いて所望の高さにサポート部材2
0が固定する方法が考えられている。このようなサポー
ト方法は、インサート40の埋設位置を固定できるので
ボックスは簡単に製造でき型枠に対する影響もなく、さ
らに、見込み生産できるので安価に供給することが可能
になる。さらに、現場でも適当な高さにサポート部材2
0を設定できるので自由度も高く、地下埋設配管の設計
や施工も容易となり工期も短縮できる。しかしながら、
できるだけ小型の分岐・接続ボックスを用いて多量のケ
ーブルを処理するためにはアングル材21の占める空間
23が無駄になるという問題がある。すなわち、側壁1
1からアングル材21が突出しているために、側壁11
に沿ったスペースにケーブルや配管を敷設することがで
きない。
ルなどを敷設する場合は、アングル材21の占めるスペ
ース23は数cm程度(多くは約7cm程度)なので問
題となることはない。しかしながら、分岐・接続用ボッ
クス10においては、図30に示した作業スペース5の
幅が規格などによって所定の値(多くは約50cm程
度)に設定されており、数cm程度であって狭くするこ
とはできない。さらに、分岐・接続用ボックス10にお
いては、主経路に沿った両方の側壁にケーブルが設置さ
れるのでアングル材21の影響は大きく15〜20cm
程度も有効に使用できるスペースが少なくなってしま
う。従って、アングル材のスペース23に起因してケー
ブルスペース4の幅が不足する場合は、コンクリート製
ボックス10の幅を若干広くする必要がある。しかしな
がら、コンクリート製ボックス10は、図31に示した
ような鉄製の型枠を用いて成形されており、小刻みな幅
の増減に対処するだけの数の型枠を用意することは非現
実的であり、実際には予定された幅、例えば800m
m、1000mm、1200mmなどの段階的に設定さ
れた幅のコンクリート製ボックスを成形できる型枠が用
意されるだけである。従って、アングル材のスペース2
3に起因して不足したケーブル敷設スペースを確保する
ためには、1つ上の幅のコンクリート製ボックスを採用
する必要がある。例えば、上記の例では、ケーブルを敷
設するためのスペースが1cm不足するだけでも幅が2
0cmも広いコンクリート製ボックスを採用せざるを得
ない。このように、埋設されるコンクリート製ボックス
を用いて地下配線を行う場合は、若干のスペースの不足
によって、1ランク上の幅が広く、重く、さらに、高価
なコンクリート製ボックスが必要になってしまうことが
ある。幅の広いコンクリート製ボックスを採用すると、
埋設するための掘削量および埋め戻し量も増加し、重量
物を設置するために大きな重機が必要になるので現場に
おける費用も増加し、施工期間が延びる原因になる。
各現場で共通する箇所にインサートを埋設しておき、他
のサポート箇所は現場でホールインアンカーを用いるな
どの折衷案が採用されることが多い。このため、設計が
終了するまでコンクリート製ボックスの見込み生産もで
きず、また、生産を開始した後にインサートの位置変更
が発生する可能性が高く、さらに、現場における位置変
更もあるので、施工工事にも時間がかかる状況である。
に鑑みて、サポート部材の高さを現場で適当に調整でき
るようにして、インサートの埋設位置を固定できるよう
にすると共に、ボックス内のスペースを有効に活用して
小型で大量のケーブルを敷設することができるコンクリ
ート製ボックスを提供することを目的としている。ま
た、コンクリート製ボックス内のスペースを無駄にせず
有効に活用できると共に、高さ調整も行えるサポートシ
ステムおよびサポート部材を提供することも目的として
いる。そして、できるかぎり小型の分岐・接続用のコン
クリート製ボックスを用いて多量のケーブルや配管を効
率良く地下に敷設でき、短期間で低コストで地下配線工
事を行えるコンクリート製ボックス、サポートシステム
およびサポート部材を提供することを目的としている。
ては、平板状のサポート固定板を採用し、さらに、側壁
に取付治具を収納できる溝を設けることによってサポー
ト固定板をコンクリート製の側面に面が合ったほぼ密着
した状態でサポート部材を取り付けできるようにしてい
る。すなわち、本発明の、側壁に配管またはケーブルの
サポート部材が取り付られるようにプレハブされたコン
クリート製ボックスにおいては、サポート部材を取りつ
ける複数の固定孔が少なくとも1列に並んだ平板状のサ
ポート固定板を側壁の固定板取付領域に面を合わせて固
定できるように固定板取付領域に埋設された複数のイン
サートと、固定板取付領域内の固定孔に対応する位置に
形成された取付治具収納溝とを有しており、固定孔に取
付治具を用いてサポート部材を取り付ける際に、サポー
ト固定板の側壁に面した裏面から突き出た取付治具の一
部が取付治具収納溝に収納可能であることを特徴として
いる。
できるような深さの溝を設けて、アングル材がコンクリ
ート製ボックス内に突出する高さを減じ、コンクリート
製ボックス内のスペースの利用率を上げることも可能で
ある。しかしながら、幅が7cm程度もあるアングル材
を収納しようとすると、コンクリート製の側壁に設ける
溝は非常に深くなり壁厚が不足するので、壁の強度を考
慮すると十分な深さの溝を用意できずアングル材を収納
することが難しい。特に、深い溝を形成すると鉄筋を敷
設する厚みがなくなってしまうので、壁の強度を確保で
きない。アングル材を収納できるような溝が設けられる
程度まで側壁を厚くすることも可能であるが、側壁を厚
くすると、コンクリート製ボックスが大きく、そして、
重くなるのでボックスを小型化、軽量化できず、さらに
製造コストも高くなる。
ト固定板を用いることにより側壁からサポート固定板が
突出するスペースを大幅に削減できるようにしている。
サポート固定板にサポート部材を取りつけるためにはボ
ルト・ナットなどの取付治具が必要となり、その一端は
サポート固定板の裏面から突出する。このため、本発明
のコンクリート製ボックスにおいては、固定板取付領域
内の固定孔に対応する位置にボルトナットなどの取付治
具の突出した部分を収納できる取付治具収納溝を設けて
おくことによって固定板取付領域にサポート固定板を面
が合った状態で取付できるようにしている。
クスにおいては、サポート部材の高さ調整の可能なサポ
ート固定板を用い、さらに、サポート固定板を側壁に面
を合わせて取付できるようにすることにより、汎用性が
あり、内部スペースの利用効率が大幅に向上したコンク
リート製ボックスを提供できる。従って、本発明によ
り、小型で大量のケーブルや配管を処理でき、さらに、
量産可能なコンクリート製ボックスを実現できる。さら
に、サポート固定板を側壁に面を合わせて取付できるこ
とにより、サポート固定板を固定板取付領域における構
造部材としても期待することが可能であり、取付治具収
納溝を設けることによるコンクリート製ボックスの強度
低下も抑止できる。
などのヘッド部分の形状に合わせて成形することにより
回り止めを兼ねた構成にすることが可能である。これに
より、取付治具のヘッドを側壁側に向けてサポート部材
を取付できる。ボルトのヘッドなどの取付治具のヘッド
部分の厚みはほぼ一定であるので、取付治具収納溝は浅
くて良く、十分な壁厚を確保でき、また、側壁を補強す
るために埋設されている鉄筋との干渉も防止できる。さ
らに、回り止めを兼ねた構成にすることにより、側壁の
表面側からサポート固定板にサポート部材を簡単に取り
つけることができる。このような取付治具収納溝は、そ
れぞれの固定孔毎に形成しても良いし、固定孔に対応し
た少なくとも1列の取付治具収納溝を固定板取付領域の
長手方向に形成しても良い。
いは雌ネジの形成されたナットを固定孔に続けて接続す
るなどの方法により固定孔自体で取付治具を固定できる
ようにすることも可能であり、固定孔にボルトなどの取
付治具をねじ込むだけでサポート部材を取り付けできる
ので便利である。
ト固定板を収納可能な程度に浅い固定板収納溝とするこ
とにより、側壁の厚みを用いてサポート固定板を収納す
ることが可能である。これにより、サポート固定板が壁
面内に収納されるので、ボックス内のスペースが広が
り、従来、サポート固定板の厚み方向のスペースを、さ
らにケーブルあるいは配管の敷設のために活用できる。
この場合は、固定板収納溝の内部に取付治具収納溝が形
成され、側壁に周囲から中央に向かって多段階に凹んだ
少なくとも1本の溝が形成される。さらに、固定板収納
溝の内部にインサートが埋設される固定板収納溝の深さ
をサポート固定板の厚みと同じ程度にすることにより、
側壁の壁面とサポート固定板の表面を合わせて平らにす
ることができるので好ましい。また、固定板収納溝の深
さをサポート固定板の厚みの2〜3倍程度にすることに
よりサポート固定板をインサートに固定するためのボル
トあるいはナットが側壁の厚みに収納できるのでボック
ス内のスペースをさらに有効に活用できる。
態のコンクリート製ボックスを提供することも可能であ
り、このボックスにおいては、サポート固定板の裏面に
取付治具収納溝が形成された状態となる。サポート固定
板を埋設する場合は、取付治具収納溝も形成できるよう
に、サポート固定板の側壁側(埋設側)に中空の溝部分
を形成する型枠を設けておくことが有効である。
意された固定孔と、これらの固定孔を用いて取付られる
サポート部材とを備えた本発明のサポートシステムは、
平板状のサポート固定板あるいはインサートなどの埋設
金物によって固定孔がコンクリート製ボックスの内側を
向いて配置されているので、ボックス内のスペースを効
率良く使用することができる。また、本発明のサポート
部材は、配管またはケーブルを支持するために平板状の
サポート固定板などによって形成された固定孔に取付可
能できるように、複数の取付孔が固定孔に対応して少な
くとも1列に配置された取付部であって、サポート固定
板あるいは固定孔が用意された側壁の内面に面を合わせ
て取りつけられる略平らな取付壁面を備えた取付部と、
この取付部の取付壁面からほぼ直角に延びた配管または
ケーブルを支持する支持部とを備えていることを特徴と
している。さらに、鉛直方向に延びた支持プレートを設
けることにより、簡単な構成で配管またはケーブルの加
重に耐えられるサポート部材とすることができる。サポ
ート固定板またはコンクリート製ボックスの内面あるい
はサポート部材の取付部に少なくとも2列の固定孔ある
いは取付孔を千鳥状に配置することにより、固定孔ある
いは取付孔のピッチは変えずにサポート部材の高さ、あ
るいは位置を微調整できる。また、取付孔を固定孔より
も短い間隔で設けることによってもサポート部材の高
さ、あるいは位置を微調整できる。千鳥状の配置を採用
するとことにより、孔同士の間隔を十分に確保できるの
で、サポート固定板あるいはサポート部材の強度を落と
さず、また、低コストで、従来よりも細かいピッチで高
さあるいは位置調整可能なサポートシステムを提供でき
る。このようなサポート部材は、コンクリート壁面にイ
ンサートが埋設されたハンドホールなどにおいてもケー
ブルあるいは配管の設置高さ、位置の微調整を行うこと
ができる。
の埋設側に固定孔と繋がるように中空で内部に雌ネジの
形成された袋ナットやインサートなどの埋設金物を埋設
して固定孔を設けることも可能である。また、サポート
固定板を省いてインサートを所定の間隔で列状に埋設し
て固定孔を設けることも可能である。例えば、複数のノ
ブが適当な間隔で並んだ補助型枠を用いてインサートを
並べて埋設し、ボックスを脱型した後に補助型枠を取り
除くことにより、側壁にインサートが並んだ溝を形成す
ることが可能であり、この溝にサポート部材の少なくと
も1部を収納することができる。これらのインサートな
どの埋設金物を用いた固定孔に対し、上記のようなサポ
ート部材を用いることが可能である。しかし、埋設金物
と側壁の鉄筋との干渉を考慮すると、埋設金物のピッチ
はそれほど狭くできない。このため、サポート部材の取
付部に固定孔よりも狭いピッチで複数の取付孔を配置
し、使用する取付孔を選択することによってサポート部
材の高さあるいは位置を調整することが望ましい。
の上方に配置し、その下方に支持プレートを配置するこ
とにより、支持部の強度を高め歪みなどが発生するのを
防止できる。このようなサポート部材は上下の間隔を狭
く配置すると支持プレートと取付部が干渉する可能性が
あるので、支持プレートを上方に延長した取付部の上端
部分に支持プレートの幅よりも広い溝または切欠きを設
けておくことが望ましい。
施の形態を説明する。図1に、本発明の実施の形態に係
るコンクリート製の分岐・接続用ボックス10、および
その内部に取りつけられたサポート固定板30と、この
サポート固定板30に配置された固定孔およびサポート
部材20からなるサポートシステムの概略を示してあ
る。本例の分岐・接続用ボックス10は、側壁11、端
壁13および底壁14がコンクリートにより一体に成形
された端壁13の方向に長い直方体状のボックスであ
る。端部13には、ケーブルや配管をボックス10の内
部に導入するための引出し孔13aが設けられており、
この引出し孔13aから埋設電線管などによって構成さ
れた地下配線の主経路からケーブルを引き込んでボック
ス10の内部で処理できるようになっている。
の内面11aには、垂直方向に延びたほぼ長方形の固定
板収納溝15が2つ形成されている。さらに、この固定
板収納溝15の中央部に溝15の長手方向に延びたほぼ
長方形あるいは帯状の取付治具収納溝16が形成されて
いる。取付治具収納溝16の幅は固定板収納溝15より
狭く、固定板収納溝15の内部には取付治具収納溝16
の両側に平面状の固定板取付面15aが形成されてい
る。さらに、固定板取付面15aの上下の端に近い箇所
に2つづつ計4つのインサート40が埋設されている。
これらの固定板収納溝15および取付治具収納溝16に
よって、側壁11の内面11aに周囲から中央に向かっ
て多段階に凹んだ溝が形成されており、さらに、それぞ
れの溝15および16は、これらの溝を成形する型枠が
抜けるように内面11aから溝の底に向かって幅が徐々
に狭くなったテーパ状に形成されている。
形成された固定板収納溝15は、長方形で平板状のサポ
ート固定板30を収納するための溝であり、この固定板
収納溝15の幅および長さはサポート固定板30の幅お
よび長さとほぼ同じあるいは若干大きく設定されてい
る。従って、固定板収納溝15の内部にサポート固定板
30を収納できる固定板取付領域19となっている。さ
らに、サポート固定板30の上下の端にはボルト39を
通しサポート固定板30を固定板収納溝15の内部に埋
設されたインサート40に取付できる取付孔38が形成
されている。また、固定板収納溝15の内部は平らな固
定板取付面15aになっている。従って、図4に示すよ
うに、サポート固定板30をボルト39によって固定板
収納溝15に取りつけることにより、サポート固定板3
0の裏面30bが固定板取付面15aに面を合わせて取
付でき、裏面30bおよび固定板取付面15aがほぼ密
着した状態で側壁11に固定することができる。また、
本例の固定板収納溝15の深さ15dはサポート固定板
30の厚み30dの2〜3倍に設定してある。このた
め、サポート固定板30が固定板収納溝15に格納さ
れ、さらに、サポート固定板30を固定板収納溝15に
取りつけるボルト39のヘッド39aも固定板収納溝1
5の内部に格納されるようになっている。従って、側壁
11の内面11aからサポート固定板30に関連する部
材および治具の一部がボックス10の内側に突出するこ
とはなく、これらが側壁11の内部に収納できる。この
ため、ボックス10の内側のスペースを完全にケーブル
敷設スペースおよび作業スペースとして利用できる。
はサポート固定板30の厚み30dと同じ程度でも十分
であり、サポート固定板30の表面30aと側壁11の
内面11aがほぼ面位置になるように設定しても良い。
この場合は、サポート固定板30をインサート40に取
りつけるための孔38の位置をケーブルあるいは配管の
設置高さから離れた位置、例えば、底面14に近い位置
や側壁11の上端に近い位置に設け、ケーブルや配管と
の干渉ができるかぎり生じないようにすることが望まし
い。また、インサート40の位置がケーブルあるいは配
管の設置高さになる場合は、ボックス10の内部のスペ
ースをケーブルスペースとして可能な限り利用できるよ
うにヘッド39aの薄いボルト39を用いてサポート固
定板30を取りつけることが望ましい。さらに、本例で
は、平板状のサポート固定板30を用いているので、固
定板収納溝15を設けていないコンクリート製ボックス
であってもボックス10の内部のスペースをケーブルス
ペースとして十分に効率良く利用することができる。
製ボックス10は、平板状のサポート固定板30を採用
することが可能なので、サポート部材20の取付位置は
現場で自由に選択できる。このため、現場によってイン
サート40の埋設位置が変わることはなく、分岐・接続
用コンクリート製ボックス10を量産することが可能に
なり、安価に、そして短期間に供給することができる。
さらに、設計段階でインサートの埋設位置を決定する必
要がなくなり、現場施工においてもホールインアンカー
を用いた施工が不要になるので労力を軽減でき、施工期
間を大幅に短縮することができる。
ス10においては、固定板取付領域19の内面、すなわ
ち、固定板収納溝15の取付面15aにサポート固定板
30の面を合わせるように取りつけている。従って、側
壁11にサポート固定板30が面が合ったほぼ密着した
状態となるので、ボックス10の内部スペースを活用で
きると同時に側壁11の構造部材としてサポート固定板
30を考慮することも可能である。すなわち、固定板収
納溝15の部分に生ずる引っ張り力や圧縮力に対する抗
力要素としてサポート固定板30を考慮することも可能
である。この固定板収納溝15の部分は取付治具収納溝
16も形成され、側壁11の厚みが周囲と比較し薄くな
るので強度が低下するが、サポート固定板30を側壁1
1に密着して取りつけることにより、強度を低下を抑止
する効果を得ることができる。従って、サポート固定板
30を収納する固定板収納溝15を形成することによっ
てコンクリート製ボックスの壁厚みが増加するのを防止
することが可能である。また、サポート固定板30によ
る強度アップを期待しない場合であっても、サポート固
定板30は平板であり、側壁11にほぼ密着して取付ら
れるので側壁11の厚みの減少は僅かであり、本例の固
定板収納溝15を設けることによる側壁11に対する強
度的な影響は少ない。
すようにサポート固定板30の幅方向に長い固定孔32
がサポート固定板30の中央部の長手方向に列状に形成
されている。これらの固定孔32はサポート固定板30
が十分な強度を保持できる程度のピッチ、例えば、2c
m程度のピッチでサポート固定板30に形成されてい
る。また、固定板収納溝15の中央には、この固定孔3
2に対応する位置に固定孔32とほぼ同じ幅の取付治具
収納溝16が用意されている。従って、図3に示すよう
に、サポート部材20をサポート固定板30に取りつけ
るための取付治具29を、そのヘッド29aが取付治具
収納溝16に収納されるような方法で取りつけできる。
そして、ヘッド29aがサポート固定板30の裏面30
bから突出した状態でサポート固定板30を固定板収納
溝15の内部に面を合わせて取りつけることができる。
取付治具収納溝16を設けることにより、取付治具29
のヘッド29aの高さ分だけサポート固定板30を側壁
11から離して取りつける必要がなくなり、分岐・接続
用ボックス10の内部スペースの利用効率を高められる
と共にサポート固定板30を側壁11に密着して取付で
きるので強度的な効果も得られる。
ックス10は、取付治具収納溝16に取付治具29のヘ
ッド29aを差し込んでサポート部材20を取り付けで
きるようにしているので、取付治具収納溝16の深さ
(厚み)はヘッド29aが入る程度で良い。従って、図
3に示すように固定板収納溝15および取付治具収納溝
16を側壁11の内面に薄く形成することが可能とな
る。このため、取付治具収納溝16は側壁11を補強す
るために埋設される鉄筋18と干渉せず、取付治具収納
溝16の部分の鉄筋18のコンクリート被りを確保する
ために側壁を厚くするといった設計も不要である。ま
た、本例のように、取付治具収納溝16に取付治具29
のヘッド29aを差し込んでサポート固定板30の表面
30aの側からナット28でサポート部材20を固定す
る方法であれば、取付治具のネジが潰れたなどのトラブ
ルが起きた際でも取付治具29の交換も容易である。ま
た、表側(ボックス10に内面側)からダブルナットな
どの用いて緩み止めを施すことも可能である。
取付治具収納溝16を用いて取りつける様子を示してあ
る。本例の分岐・接続用コンクリート製ボックス10に
おいては、側壁の内面11にサポート固定板30が予め
取りつけた後に、ケーブルあるいは配管のサポート部材
20が取りつけられる。従って、取付治具収納溝16に
挿入された取付治具29のヘッド29aを直には操作で
きない。このため、本例においては、取付治具のヘッド
29aがナット28を締める際に供回りしないようにす
る必要がある。そこで、本例においては、ヘッド29a
の形状として固定孔32に入る程度の楕円または長円状
のものを採用している。本例の取付治具29のヘッド2
9aを固定孔32に挿入して90度程度回転するとヘッ
ド29aが取付治具収納溝16の壁面と干渉し供回りが
発生しない。本例のサポート部材20をサポート固定板
30に取りつけるときは、まず、取付治具29をヘッド
29aの方向から固定孔32に挿入する。次にサポート
部材20を取付治具29に通してサポート固定板30の
表面方向からナット28を締めつける。このような方法
によってサポート部材20をサポート固定板30に対し
容易に、そして、確実に取りつけることができる。
図4に示すように、サポート固定板30に面して取付ら
れる取付部24と、この取付部24からほぼ垂直な方向
に延びた支持部25を備えており、本例の支持部25は
鉛直方向に延びた支持プレート25aによって構成され
ている。そして、この支持部25の先端26が強度を確
保するためにさらに直角に曲がっている。本例のサポー
ト部材20は、取付部24から支持部25がほぼ直角に
延びているので、側壁11に沿って並列に取付られた複
数の平板状のサポート固定板30を用いて、側壁11に
対し垂直に延びるように支持部25を取り付けることが
可能であり、この支持部25の上下に配管やケーブルを
配置して支持することができる。また、本例のサポート
部材20においては、支持部25を鉛直方向に延びたプ
レート材(支持プレート)25aによって構成してお
り、薄い部材で配管やケーブルの加重に耐えられるサポ
ート部材を簡単に構成することができる。また、本例の
サポート部材20では、取付部24から支持部25がL
字型に延びており、このような形状はサポート部材の形
状に打ち抜いたプレート状の部材を直角に曲げて取付部
24と支持部25を簡単に製造できる。サポート部材2
0は、本例のようにL字型に限らず、T字型に取付部2
4と支持部25が組み合わされたものなどであってもも
ちろん良い。
24は、サポート固定板30に面を合わせて取付できる
取付壁面24aを備えており、この取付壁面24に2列
の取付孔27aおよび27bが用意されている。そし
て、これら2列の取付孔27aおよび27bが千鳥状に
交互の高さに形成されている。列状に配置された取付孔
27aあるいは27bのピッチは、取付孔同士の間に残
される取付部24の面積から強度を考慮すると所定の間
隔以下にすることは不可能である。例えば、直径12m
mの取付治具29を採用した場合、個々の取付孔27a
あるいは27bの直径は13mm程度にする必要があ
り、取付孔同士の間の最小幅は5mm程度確保する必要
がある。このため、取付孔27aあるいは27bのピッ
チは18〜20mm程度が最小であり、これより狭くす
ることは不可能である。従って、1列の取付孔では、2
cm程度以下のピッチでサポート部材20の取付高さを
調整することはできない。これに対し、本例のサポート
部材20では、2列の取付孔27aおよび27bが千鳥
状に用意されている。従って、各々の列の取付孔27a
および27bのピッチは2cmであっても、取付孔27
aおよび27bの列を選択することにより、その半分の
1cmのピッチでサポート部材20の取付高さを調整す
ることができる。取付孔として縦に長い長孔を採用する
ことにより、高さの微調整を行うことも可能であるが、
本例と比較すると加重などによる位置ずれが発生し易く
なる。
を千鳥状に配置して高さ調整できるピッチを小さくして
いるが、サポート固定板の固定孔32を千鳥状に配置し
ても同様に高さ調整可能なピッチを小さくすることがで
きる。さらに、取付孔あるいは固定孔を千鳥状に配置す
ることにより個々の列の取付孔あるいは固定孔のピッチ
は孔同士の間に十分な距離を設けて十分な強度的を保つ
ようにすることができる。このため、位置の微調整が可
能で、さらに強度の高いサポート固定板30およびサポ
ート部材20を提供できる。また、個々の列の固定孔あ
るいは取付孔は従来と同様にドリルなどによって簡単に
形成できるので加工費などのアップは少ない。さらに、
本例では2列の取付孔を千鳥状に交互に配置してある
が、3列以上の取付孔を千鳥状に配置することも可能で
あり、これによってさらにさらに細かいピッチで高さ調
整できる。また、本例のサポート部材20を複数のイン
サートが埋設されたハンドホールなどに用いることも可
能であり、インサートの位置を変更せず、また、同一の
サポート部材20を用いて設定位置の微調整を行うこと
ができる。
コンクリート製ボックス10の製造時に固定板収納溝1
5および取付治具収納溝16を形成する方法を幾つか例
示してある。図7および図8に示した方法は、固定板収
納溝15および取付治具収納溝16の形状に成形された
溝形成型枠41を用いた方法である。図7に示した方法
は、溝形成型枠41の外型枠49の側に設置されるイン
サート40に設定用のボルト42を通し、このボルト4
2を内型枠48に設定したインサート保持具43に取り
つけて固定する方法である。インサート40をインサー
ト保持具43によって内型枠48に固定することによ
り、溝形成型枠41も内型枠48の側に設定される。溝
形成型枠41と内型枠48の間にはゴムなどのパッキン
46を挟んでコンクリートののろが進入するのを防止す
る。さらに、インサート保持具43として脱型時に自動
的に切断される樹脂製の突起43aを備えたものを採用
することにより、溝成形枠41がコンクリート45と一
体となって内型枠48から脱型できる。これにより、脱
型する前に内型枠48の内部から溝成形枠41を内型枠
48に固定しているボルト42を外すといった手間を省
くことができる。
インサート40を固定するインサート保持具44を用い
て溝成形型枠41を内型枠48に押しつける方法であ
る。このインサート保持具44は一方の端に外型枠49
の内面に取付られたボス44aに嵌め込める凹み44b
を備えており、他方の端にインサート40を嵌め込める
溝44cを備えている。そして、このインサート保持具
44は脱型された後にコンクリート45の内部に埋設さ
れた状態になるので、インサート保持具44の中央部を
封止44dし、さらに、中央部の外周面には鍔44eを
設けて水路ができないようにしてある。このようなイン
サート保持具44によってインサート40および溝成形
型枠41を内型枠48に押圧し、コンクリート45を打
設できる。脱型時は外型枠49を外すことにより溝成形
型枠41が内型枠48に押圧されなくなるので溝成形型
枠41とコンクリート45を一体として内型枠48から
脱型し、その後で溝成形型枠41をコンクリート45か
ら取り外せる。もちろん、溝成形型枠41をプラスチッ
クなどの樹脂で構成してコンクリート45に埋設するこ
とも可能である。このような溝成形枠を用いれば、固定
板収納溝15および取付治具収納溝16の内面がプラス
チックなどの樹脂で形成されるので、壁面の欠け落ちな
どを防止することが可能になる。埋め込みタイプの溝成
形型枠を採用する場合は、本例のようにテーパ状の側面
ではなくほぼ直角に凹んだ固定板収納溝15あるいは取
付治具収納溝16を形成できる。
部材として設定される鉄筋(不図示)に鉄製などの溝成
形型枠を取り付け、コンクリートブロックに埋設するこ
とも可能である。さらに、サポート固定板30を溝成形
型枠に溶接などによって固定してコンクリートブロック
に埋設することも可能である。さらに、型枠48あるい
は49にボルトを用いてインサート40を設定し、脱型
する前にボルトを取り除くといった方法を採用すること
ももちろん可能である。
に、上記と異なる本発明の実施の形態を示してある。図
9に示した分岐・接続用のコンクリート製ボックス10
においては、側壁11の内面11aに平面状の固定板取
付領域19が設けられており、この固定板取付領域19
にサポート固定板30を取りつけるためのインサート4
0が埋設されている。また、固定板取付領域19のほぼ
中央部に取付治具収納溝16が用意されている。本例の
コンクリート製ボックス10は、固定板収納溝15を備
えていないので、サポート固定板30および取付用のボ
ルトのヘッド39aが側壁の内面11aからボックス1
0の内側に突き出た状態になる。しかしながら、本例の
コンクリート製ボックス10においても、平板状のサポ
ート固定板30を用いてボックス10の内側(側壁11
の内面11aの側)を向くように形成された複数の固定
孔32と、これらの固定孔32を選択して取付できるサ
ポート部材20を備えたサポートシステムを採用するこ
とができる。さらに、取付治具収納溝16が側壁11に
形成されているので、ボックス10の内部のスペースの
内、サポート固定板30が専有するスペースは僅かであ
り、ボックス10の内部をケーブルスペースおよび作業
スペースとして十分有効に活用することができる。
ート固定板30には、その中央の長手方向に連続的な溝
33が形成されており、この溝33の端、あるいは適当
な位置に溝33より幅の広い方形の導入口34を設けて
ある。この固定溝33には、ほぼ正方形のヘッド29a
を持った取付治具29を取りつけ可能であり、固定溝3
3に沿って取付治具29を動かすことによりサポート固
定板30のどの位置にでもサポート部材20を固定でき
る。従って、ケーブルや配管の設置高さを自由に選択す
ることが可能である。このような連続的な溝33を図1
1に示すようなチャンネル材料36を側壁11に埋設し
て形成することも可能である。さらに、固定治具37の
ように、固定溝33の内部に挿入して回転させるとチャ
ンネル材料36とかみ合うよう取付金具を用いてサポー
ト部材20を取りつけることも可能である。図11に
は、サポート部材20を固定するチャンネル部材36の
表面が壁面11aと面位置になるように埋設してある
が、壁面11aから若干凹んだ位置となるように埋設し
てももちろん良い。これは、上述したサポート固定板3
0においても同様であり、サポート固定板30が壁面1
1aと面位置となるように設定され固定板収納溝15を
形成しても良いことは上述した通りである。
にサポート固定板30の長手方向に断続的に設けること
も可能であり、さらに、図13に示すようにサポート固
定板の幅方向に設けることも可能である。断続的な固定
溝33とすることにより、サポート部材20を取りつけ
る際は同じ位置の固定溝33を使用することができるの
で、連続した固定溝と異なりレベル出しの手間を省くこ
とができる。これは、上述したような複数の固定孔32
が設けられた固定板30を用いた場合も同様である。も
ちろん、連続した固定溝33に所定のピッチで予めマー
キングを施しておくことにより、レベル出しの手間を少
なくすることも可能である。
る本発明の実施の形態であり、図14に示したコンクリ
ート製ボックス10の側壁11の内面11aの固定板取
付領域19は平面状に仕上げられておりインサート40
が埋設されている。そして、本例のサポート固定板30
は、その中央部に取付治具収納空間17が設けられるよ
うに段差が形成されており、サポート固定板30を固定
板取付領域19に密着して取り付けるとサポート固定板
30の裏面に取付治具収納空間17が形成される。本例
では、固定板取付領域19に固定板収納溝および取付治
具収納溝15が形成されていない。このため、ボックス
10の内部のスペースのうち、サポート固定板30およ
び取付治具収納空間17の厚みだけがケーブルスペース
および作業スペースとして使用できない。しかしなが
ら、本例においてもサポート固定板30が平板状である
ので、内面(壁面11aの側)を向いた固定孔32と、
この固定孔32に取付られるサポート部材20を用いた
サポートシステムを採用することができ、また、サポー
ト固定板30が側壁11の内面11aからボックス10
の内側に突出してケーブルスペースとして利用できなく
なる部分を非常に僅かな部分にとどめることができる。
従って、従来のアングル材と比較しコンクリート製ボッ
クス10の内部スペースの利用効率を向上することがで
きる。
列の固定孔32aおよび33bが設けられており、これ
ら千鳥状に交互に配置されている。従って、上述したよ
うに、この2列の固定孔32aおよび33bを選択する
ことにより、それぞれの列の固定孔32aおよび32b
のピッチの半分の間隔でサポート部材20の取付高さを
調整することができる。
明の実施の形態を示してある。図16に示したコンクリ
ート製ボックス10は、その側壁11に図3に示した例
と比較し若干深い取付治具収納溝16が形成されてい
る。そして、内部に雌ネジが形成された固定孔32、あ
るいは、固定孔32の裏側にナット51が溶接されたサ
ポート固定板30が固定板収納溝15に固定されてい
る。従って、本図に示すように、取付治具29のヘッド
29aがボックス10の内側となるようにサポート部材
20をサポート固定板30の固定孔32に取り付けるこ
とができる。このため、本例のコンクリート製ボックス
10の固定孔32およびサポート部材20を用いたサポ
ートシステムは作業性が非常に良い。その反面、取付治
具29の先端部分29bが取付治具収納溝16の内部に
入れるようにする必要があるので、取付治具29の長さ
や取付治具収納溝16の深さを調整し、側壁11の強度
を確保し、また、適当な厚みで鉄筋18を覆えるように
することが望ましい。
製ボックス10の側壁11にサポート固定板30を用い
て複数の固定孔32を内壁11aに向いて、すなわち、
ボックス10の内側を向くように設け、これらの固定孔
32を選択して取付できるサポート部材20を用いたサ
ポートシステムを採用することにより、サポート部材2
0の高さを現場で自由に施工できると共に、コンクリー
ト製ボックス10の内部のスペースを側壁11の極めて
近傍あるいは側壁11の面位置まで有効利用することが
できる。また、サポート部材を固定孔に取り付ける取付
治具を収納できる取付治具収納溝16を設けることによ
ってサポート固定板30によって専有されるスペースを
削減することが可能である。このため、サポート固定板
30をコンクリート製の側面により密着した状態でサポ
ート部材を取り付ることができ、ボックス内のスペース
の利用効率を向上できる。また、サポート固定板30を
収納可能な固定板収納溝15を側壁11に設けるによ
り、サポート固定板30を側壁内に収納することも可能
になるので、ボックス10の内部を全てケーブルなどの
設置スペースおよび作業スペースとして活用することが
できる。
部材の取付部に固定孔あるいは取付孔を千鳥状に形成す
ることにより、固定孔あるいは取付孔のピッチは変えず
にサポート部材の高さを調整できるピッチを半分あるい
はそれ以下にすることが可能である。従って、現場に適
応してケーブルや配管のサポートを設置できるコンクリ
ート製のプレハブボックスを提供することが可能であ
り、このようなコンクリート製ボックスは見込み生産が
できるので向上で大量生産可能であり、安価に短期間で
提供できる。このように、本例の分岐・接続用ボックス
を用いることにより、幅の狭いボックスを用いて大量の
ケーブルを処理できるので、分岐・接続用ボックスの費
用はもちろん、掘削および埋め戻しにかかる費用や期間
を軽減することが可能であり、電線共同溝などの地下配
線工事を短期間で安価に行うことが可能になる。
に、上記と異なった本発明の実施の形態を示してある。
図17は、サポート固定板30の裏側30bに袋ナット
52を取り付けてボックス10の側壁11に埋設し、サ
ポート固定板30の固定孔32にサポート部材20を取
り付けられるようにしたサポートシステムを示してあ
る。また、図18は、コンクリートボックス10の側壁
11に溝55を形成し、その溝55にインサート56を
並べて埋設し、内面11aに向いて開いた固定孔32を
用意すると共に、これらの固定孔32にサポート部材2
0を取り付けられるようにしたサポートシステムを示し
てある。
ピッチで埋設するには、ボックス10を成形する内型枠
にインサート56を取り付けるための孔あるいはボスを
そのピッチで設けておくことが可能である。しかしなが
ら、固定孔32のピッチが異なると内型枠を変更する必
要があるので、コストが高く手間がかかる。そこで、本
例では、図19に示すように、インサートを取り付ける
ためのボス58が適当なピッチで取り付けられたプレー
ト状の補助型枠59を用い、この補助型枠59にインサ
ート56を設置してボックス10を成形するようにして
いる。補助型枠59は、脱型時に内型枠から外れるよう
に取り付けておくことも可能である。あるいは、図8に
示したように外型枠と内型枠で挟み込んで使用し、脱型
時に自動的にボックス10と共に脱型されるようにする
ことも可能である。そして、ボックス10を脱型した後
に図20に示すように補助型枠59を側壁の内面から取
り除くと、溝51の内部に列状に並んだ固定孔32が現
れる。
ートの埋設ピッチが変更になった場合は補助型枠59を
変えれば良いので、ボックス10を成形する型枠には影
響がなく短時間でコストをかけずにピッチの異なる固定
孔32が設けられたボックス10を提供することができ
る。また、補助型枠59を用いて側壁11に列状に埋設
されたインサート56により固定孔32が形成され、そ
の補助型枠59は何度でも再利用ができるので固定孔3
2の製造コストを低くできる。さらに、補助型枠59に
よって側壁11に溝55が形成されるので、この溝55
を上記の固定板収納溝15と同様にサポート部材20の
取付部24の収納スペースとして利用することができ
る。従って、ボックス10の内部のスペースを効率良く
利用することができる。
具57を用いることによりボス58に着脱可能に取り付
けることができる。例えば、本願の発明者によるボスの
取付部分が2重になったインサート保持具を用いること
により補助型枠59の着脱が容易となる。また、補助型
枠59にはボスの代わりにインサート保持具を取付るた
めの孔を設けておいても良いことはもちろんである。図
7に示した切断可能な突起を備えたインサート保持具を
用いても、固定孔用のインサート56を所定の位置に容
易に埋設することができる。
の中空で内部に雌ネジが形成された埋設金物を用いて固
定孔32を形成することにより、サポート部材20を取
り付けるボルトなどの取付金具29は先端から固定孔3
2に差し込むことができる。このため、サポート部材2
0の取付作業を効率良く行うことができるサポートシス
テムを提供できる。しかしながら、インサート56おび
袋ナット52は側壁11に埋設される部分が長くなるの
で、鉄筋18と干渉しないように配置する必要がある。
例えば、鉄筋18が100mmピッチで側壁11に配筋
されていると、インサート56を50mmピッチで鉄筋
18と干渉しないように埋設することは難しく、ピッチ
がずれてしまう可能性がある。従って、インサート56
も鉄筋と同じ100mmピッチ、あるいはその倍のピッ
チなど鉄筋と干渉しないピッチで埋設して鉄筋18との
干渉を避けることが望ましい。このため、固定孔32は
100mmピッチあるいはそれ以上、また、鉄筋との干
渉を避けた不規則なピッチとなるので、この状態でサポ
ート部材20の取付位置を50mmピッチで調整できる
ように、本例のサポートシステムに採用されているサポ
ート部材20は図21および図22に示すように、取付
孔27のピッチを固定孔32のピッチと異なるピッチ、
例えば、固定孔32が100mmピッチであるとその半
分の50mmにしている。もちろん、上記の実施の形態
で説明したように、取付孔27を固定孔32と同じピッ
チで千鳥状に配置しても取付位置の調整は可能である。
しかしながら、本例では、固定孔32のピッチが広く、
その半分のピッチで取付孔27を設けても取付孔同士の
間隔は十分であり強度不足にならない。従って、取付孔
27を半分のピッチで上下に2段に設けることにより取
付部24の面積を小さくしている。もちろん、これらの
鉄筋のピッチやインサートのピッチなどは例示であり、
これに限定されることはない。
ステムに採用されているサポート部材20を示してあ
る。本例のサポート部材20は、取付部24が支持部2
5の上方に延び、支持プレート25aが支持部25を下
方から支持する構成になっている。このように、取付部
24を上方に設けることにより、取付孔27で支持部2
5を吊り下げる形になる。従って、上下の取付孔27c
あるいは27dのいずれを使用しても取付部24は側壁
11に密着した状態となって歪みは発生せず支持部25
を支持できる。これに対し、取付部24を支持部25の
下方に設けると、支持部25の荷重によって取付部24
が側壁11から離れる方向に歪むので、変形しやすく、
特に、上下に配置された取付孔のうち支持部から離れた
取付孔を使用すると取付部24の強度が不足して歪みが
発生し易い。従って、本例のサポート部材20のように
取付孔27で支持部25を吊るような構成が強度的に望
ましい。
鉛直方向の支持プレート25aが有用である。支持プレ
ート25aは支持部25の上方に設けることも可能であ
るが、支持プレート25aと支持部25の接合部、およ
び支持プレート25aと取付部24の接合部のいずれに
も張力が働く。このため、万一、接合部分に溶接不良な
どの接続不良があると強度が劣化し易い。これに対し、
本例のように、支持プレート25aを支持部25の下方
に設けると、支持プレート25aと支持部25の接合
部、および支持プレート25aと側壁11との接触部の
いずれもが圧縮となる。従って、接合部の剥離などの問
題が発生することなく、非常に信頼性の高いサポート部
材20を実現することができ、固定孔32とサポート部
材20を用いて現場でサポート部材20の位置調整がで
きる高く安全で確実なサポートシステムを提供すること
ができる。
コンクリートの側壁11またはサポート固定板30と接
触する平らな取付壁面24aを備えた取付部24と、こ
の取付部24から取付壁面24aと逆方向に直角に延び
たほぼ長方形の支持部25を備えている。また、取付部
24の取付孔27cおよび27dは支持部25の上方で
支持部25をつり下げる位置に左右2列で上下2段に配
置されている。これらの取付孔27の内、左右いずれか
一方の取付孔は上下に長い孔になっており、サポート部
材20を固定するときに支持部25の傾きを調整できる
ようになっている。一方、支持プレート25aは、支持
部25の中央を下方から支持するように設けられてい
る。支持プレート25aは、加わる応力を考慮して支持
部25の先端26から取付部24に向かって幅が広くな
っており、全体としてほぼ三角形に形成されている。ま
た、支持部25の先端26は、上記のサポート部材と同
様に先端の強度を確保するために直角に折り曲げられて
いる。
取付部24と、下方に延びた支持プレート25aが設け
られているので、小型で搭載可能な重量の大きなサポー
ト部材を提供することができる。一方、取付部24が上
方に延び、支持プレート25aが下方に延びているの
で、列状に配置された複数の固定孔32を選択して上下
にサポート部材20同士を近接して取り付ける場合は支
持プレート25aと取付部24が干渉することになる。
そこで、本例のサポート部材20は、支持プレート25
aを上方に延長した取付部24の上端部分24bに支持
プレート25aが収まる幅、あるいはそれ以上の幅の溝
61を設け、支持プレート25aと取付部24が干渉し
ないようにしている。
たインサート56を用いた固定孔32に、本例のサポー
ト部材20を取り付ける例を示してある。本例のサポー
ト部材20は、取付部24にインサート56よりも狭い
ピッチで2段に取付孔27cおよび27dが配置されて
いる。このため、取付孔27のピッチでサポート部材2
0の取付高さを調整することができ、インサート56の
ピッチを縮めなくても良い。従って、鉄筋との干渉がな
いようにインサート56を側壁11に埋設することがで
きる。また、図24に示すように、側壁11に溝51が
形成され、その内部にインサート56が埋設されている
ので、サポート部材20の取付部24が溝51にほぼ収
まる。このため、サポート部材20を側壁11に綺麗に
固定することが可能であり、取付部24が側壁11の内
面からボックス10の内側に殆ど飛びださないので、ボ
ックス10の内部のスペースを有効利用できる。
24に干渉防止用の溝61を設けてある。このため、図
25に示すように、支持プレート25aと取付部24が
干渉せずに、サポート部材20を上下に接近して配置で
きるので、取付孔27cあるいは27dのいずれにボル
ト29を通して固定孔32であるインサート56に取り
付けても良く、サポート部材20の取付位置を自由に設
定できる。従って、サポート部材20の取付位置を変え
るだけでボックス10の内部のケーブルや配管の段積み
を現場でフレキシブルに調整できる。このため、本例の
分岐・接続用コンクリートボックス10においても、予
め設定された一定、あるいは数種類のピッチで固定孔用
のインサート56が埋設されたボックス10を製造・供
給することが可能である。そして、現場においては、そ
れらのボックス10を用いて、現場の状況に応じてサポ
ート部材20の取付位置を決定し、現場に則した配置で
配管、ケーブルあるいは電線管などをボックス内に施工
することができる。
並んだサポート部材の例を示してあるが、図26および
図27に示すように、上下に2つの取付孔27cおよび
27dが形成されたサポート部材20を提供することも
もちろん可能である。また、図26および図27に示し
たサポート部材20は、鉛直方向に延びた支持プレート
25aが支持部25の端に沿って設けられている。この
ため、取付部24は、支持プレート25aとの干渉を避
けるために支持プレート25aの延長上の側縁62を全
体に欠いて支持部25よりも幅を狭くしてある。このた
め、図28に示すように、上下に隣接して配置しても支
持プレート25aと取付部24は干渉せずにサポート部
材20を固定孔に取付できるようになっている。
平板状のサポート固定板30あるいはインサート56を
用いて列状に配置された固定孔32を側壁11の内面1
1aに向けて、すなわち、ボックス10の内側を向いて
用意することにより、サポート部材20の取付高さ、あ
るいは位置を現場で自由に選べる汎用性のあるコンクリ
ート製ボックスおよびサポートシステムを提供できる。
同時に、これらの固定孔32とサポート部材20を用い
たサポートシステムにより、コンクリート製ボックス内
のスペースの利用効率を高めることができる。本例のコ
ンクリート製ボックスは、個々の現場や埋設位置毎にイ
ンサートの埋設位置を変えなくともサポートを必要とす
る位置にケーブルや配管のサポート部材を設定できるの
で、現場に則した施工のできるコンクリート製ボックス
を量産でき、低価格で短期間で供給できる。さらに、コ
ンクリート製ボックス内のスペースをケーブルや配管の
設置スペースとして、また、作業スペースとしてほぼ1
00パーセント有効活用できるので、小型で多量のケー
ブルを処理できるコンクリート製ボックスを提供でき
る。
ト製ボックスを例に本発明を説明しているが、本発明は
上記に限定されることはなく、従来の方形のハンドホー
ルや、共同溝あるいはU字型のコンクリート溝を用いた
ケーブル敷設方法であるキャブシステムなどに対しても
適用でき、これらのコンクリート製ボックス内のスペー
スを有効に活用することができる。また、上記の例で
は、サポート固定板あるいはインサートなどによって固
定孔が鉛直方向に列状に形成された例を説明している
が、本発明においては、水平方向に列状に延びた固定孔
を設けることももちろん可能であり、サポート部材の水
平方向の取付位置を現場で調整できるコンクリート製ボ
ックスおよびサポートシステムも本発明の範囲に含まれ
ることはもちろんである。
は、平板状のサポート固定板あるいは列状に埋設された
インサートなどの埋設金物によって、コンクリート製ボ
ックスの側壁に内側を向いて固定孔を列状に配置してい
る。従って、これらの列状に配置された固定孔を適当に
選択することにより、現場に則した配置でサポート部材
を取り付けることができる。また、アングルなどのボッ
クスの内側に大きく飛びだす金物を用いずにサポート部
材の取付位置を現場で調整できるようにしているので、
コンクリート製ボックス内のスペースを有効活用するこ
とができ、小型で大量のケーブルを敷設することができ
るサポートシステムとコンクリート製ボックスを提供で
きる。このため、本発明により、小型のコンクリート製
ボックスによって多量のケーブルや配管を効率良く地下
に敷設でき、さらに、短期間で低コストで地下配線工事
を行えるコンクリート製ボックス、サポートシステムお
よびサポート部材を提供できる。
製ボックスおよびサポート固定板とサポート部材からな
るサポートシステムの概略を示す斜視図である。
をコンクリート製ボックスに装着した状態を示す正面図
である。
をコンクリート製ボックスに装着した状態を示す長手方
向の断面図である。
をコンクリート製ボックスに装着した状態を示す幅方向
の断面図である。
す図である。
子を示す図である。
様子を示す図である。
ト製ブロックを製造する様子を示す図である。
コンクリート製ボックスおよびサポートシステムを示す
断面図である。
る。
ある。
面図である。
面図である。
テムの異なった例を示す断面図である。
ある。
テムの異なった例を示す断面図である。
して用いたコンクリート製ボックスおよびサポートシス
テムを示す断面図である。
ト製ボックスおよびサポートシステムを示す断面図であ
る。
す断面図である。
助型枠を外す様子を示す断面図である。
を示す斜視図である。
2(a))と、正面図(図22(b))である。
示す図である。
た断面図である。
た図である。
である。
7(a))と、左側面図(図27(b))と、正面図
(図27(c))である。
を正面から見た図である。
ックスの内部の概略を示す断面図である。
ックスを型枠を用いて製造する様子を示す断面図であ
る。
る例を示す図である。
Claims (21)
- 【請求項1】 側壁に配管またはケーブルのサポート部
材が取り付られるようにプレハブされたコンクリート製
ボックスであって、 前記サポート部材を取りつける複数の固定孔が少なくと
も1列に並んだ平板状のサポート固定板を前記側壁の固
定板取付領域に面を合わせて固定できるように前記固定
板取付領域に埋設された複数のインサートと、 前記固定板取付領域内の前記固定孔に対応する位置に形
成された取付治具収納溝とを有し、 前記固定孔に取付治具を用いて前記サポート部材を取り
付ける際に、前記サポート固定板の前記側壁に面した裏
面から突き出る前記取付治具の一部が前記取付治具収納
溝に収納可能であることを特徴とするコンクリート製ボ
ックス。 - 【請求項2】 請求項1において、少なくとも1列の前
記取付治具収納溝が前記固定板取付領域の長手方向に形
成されていることを特徴とするコンクリート製ボック
ス。 - 【請求項3】 請求項1において、前記固定板取付領域
は、前記側壁に形成された前記サポート固定板を収納可
能な固定板収納溝であり、この固定板収納溝の内部に前
記取付治具収納溝が形成されていることを特徴とするコ
ンクリート製ボックス。 - 【請求項4】 請求項3において、前記固定板収納溝の
内部に前記インサートが埋設されていることを特徴とす
るコンクリート製ボックス。 - 【請求項5】 請求項3において、前記固定板収納溝の
深さが、前記サポート固定板の厚みの約1〜3倍程度で
あることを特徴とするコンクリート製ボックス。 - 【請求項6】 請求項3において、前記固定板収納溝の
深さが、前記サポート固定板の厚みとほぼ等しいことを
特徴とするコンクリート製ボックス。 - 【請求項7】 請求項1において、前記固定孔の少なく
とも1部に雌ネジが形成されていることを特徴とするコ
ンクリート製ボックス。 - 【請求項8】 側壁に配管またはケーブルのサポート部
材が取り付られるようにプレハブされたコンクリート製
ボックスであって、 前記サポート部材を取り付ける固定孔が少なくとも1列
に並んだ平板状のサポート固定板が埋設されており、前
記サポート固定板の裏面に前記サポート部材の取付治具
の突出する部分を収納可能な取付治具収納溝が形成され
ていることを特徴とするコンクリート製ボックス。 - 【請求項9】 請求項8において、前記固定孔の少なく
とも1部に雌ネジが形成されていることを特徴とするコ
ンクリート製ボックス。 - 【請求項10】 側壁に配管またはケーブルのサポート
部材が取り付られるようにプレハブされたコンクリート
製ボックスであって、 前記サポート部材を取り付ける固定孔が少なくとも1列
に並んだ平板状のサポート固定板が埋設されており、前
記サポート固定板の埋設側には、前記固定孔と繋がるよ
うに中空で内部に雌ネジの形成された埋設金具が埋設さ
れていることを特徴とするコンクリート製ボックス。 - 【請求項11】 側壁に配管またはケーブルのサポート
部材が取り付けられるようにプレハブされたコンクリー
ト製ボックスであって、 前記側壁に周囲から中央に向かって多段階に凹んだ少な
くとも1本の溝が形成されていることを特徴とするコン
クリート製ボックス。 - 【請求項12】 側壁に配管またはケーブルのサポート
部材が取り付けられるようにプレハブされたコンクリー
ト製ボックスであって、 前記側壁に少なくとも1本の溝が形成されており、その
溝内に複数のインサートが少なくとも1列に埋設されて
いることを特徴とするコンクリート製ボックス。 - 【請求項13】 コンクリート製ボックスの側壁に内側
を向いて少なくとも1列に並んで配置された複数の固定
孔と、 配管またはケーブルを支持するために前記固定孔を用い
て取り付けられるサポート部材とを有し、 このサポート部材は、前記固定孔に対応する複数の取付
孔が少なくとも1列に配置され、前記固定孔の形成され
たコンクリート製ボックスの内面に面を合わせてせて取
りつけられる取付部と、この取付部からほぼ直角に延び
た前記配管またはケーブルを支持する支持部とを備えて
いることを特徴とするサポートシステム。 - 【請求項14】 請求項13において、前記前記固定孔
が形成された平板状のサポート固定板が前記コンクリー
ト製ボックスの側壁に密着するように固定されているこ
とを特徴とするサポートシステム。 - 【請求項15】 請求項13において、前記コンクリー
ト製ボックスの側壁に前記固定孔を形成する、中空で内
部に雌ネジを備えた複数の埋設金具が埋設されているこ
とを特徴とするサポートシステム。 - 【請求項16】 請求項13において、前記サポート固
定板に少なくとも2列の前記固定孔が千鳥状に配置され
ていることを特徴とするサポートシステム。 - 【請求項17】 請求項13において、前記サポート部
材の取付部に、少なくとも2列の前記取付孔が前記固定
孔とほぼ同じ間隔で千鳥状に配置されていることを特徴
とするサポートシステム。 - 【請求項18】 請求項13において、前記サポート部
材の取付部に前記取付孔が前記固定孔より短い間隔で配
置されていることを特徴とするサポートシステム。 - 【請求項19】 ほぼ平らな取付壁面を備えた取付部
と、この取付部から前記取付壁面と逆方向にほぼ直角に
延び、前記配管またはケーブルを支持する支持部とを有
し、 前記取付部には複数の取付孔が配置されており、 前記支持部は鉛直方向に延びた支持プレートを備えてい
ることを特徴とするサポート部材。 - 【請求項20】 請求項19において、前記取付部に、
少なくとも2列の前記取付孔が千鳥状に配置されている
ことを特徴とするサポート部材。 - 【請求項21】 請求項19において、前記支持プレー
トは前記取付孔より下側に延設されており、前記支持プ
レートを上方に延長した前記取付部の上端部分に前記支
持プレートの幅よりも広い溝または切欠きが形成されて
いることを特徴とするサポート部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14140097A JP3908331B2 (ja) | 1996-05-31 | 1997-05-30 | コンクリート製ボックスおよびサポートシステム |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-138001 | 1996-05-31 | ||
| JP13800196 | 1996-05-31 | ||
| JP14140097A JP3908331B2 (ja) | 1996-05-31 | 1997-05-30 | コンクリート製ボックスおよびサポートシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1084621A true JPH1084621A (ja) | 1998-03-31 |
| JP3908331B2 JP3908331B2 (ja) | 2007-04-25 |
Family
ID=26471156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14140097A Expired - Lifetime JP3908331B2 (ja) | 1996-05-31 | 1997-05-30 | コンクリート製ボックスおよびサポートシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3908331B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0965870A3 (de) * | 1998-06-15 | 2000-10-11 | Siemens Aktiengesellschaft | Zylindrische Kabelmuffe mit tangentialen Kabeleinführungen |
| KR100341136B1 (ko) * | 2000-05-01 | 2002-06-20 | 유채준 | 광분배반 |
| KR100401927B1 (ko) * | 2000-10-17 | 2003-10-11 | 김명대 | 통신용 광케이블 고정용 받침대 |
| CN109440819A (zh) * | 2018-12-25 | 2019-03-08 | 上海公路桥梁(集团)有限公司 | 预制综合管廊 |
| CN120759294A (zh) * | 2025-09-11 | 2025-10-10 | 安徽建工长丰建设工程有限公司 | 一种预制装配式电缆敷设沟槽结构 |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP14140097A patent/JP3908331B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0965870A3 (de) * | 1998-06-15 | 2000-10-11 | Siemens Aktiengesellschaft | Zylindrische Kabelmuffe mit tangentialen Kabeleinführungen |
| KR100341136B1 (ko) * | 2000-05-01 | 2002-06-20 | 유채준 | 광분배반 |
| KR100401927B1 (ko) * | 2000-10-17 | 2003-10-11 | 김명대 | 통신용 광케이블 고정용 받침대 |
| CN109440819A (zh) * | 2018-12-25 | 2019-03-08 | 上海公路桥梁(集团)有限公司 | 预制综合管廊 |
| CN120759294A (zh) * | 2025-09-11 | 2025-10-10 | 安徽建工长丰建设工程有限公司 | 一种预制装配式电缆敷设沟槽结构 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3908331B2 (ja) | 2007-04-25 |
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