JPH1084899A - 食品の冷却又は乾燥装置 - Google Patents

食品の冷却又は乾燥装置

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JPH1084899A
JPH1084899A JP8240788A JP24078896A JPH1084899A JP H1084899 A JPH1084899 A JP H1084899A JP 8240788 A JP8240788 A JP 8240788A JP 24078896 A JP24078896 A JP 24078896A JP H1084899 A JPH1084899 A JP H1084899A
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JP
Japan
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basket
cooling
baskets
drying
chamber
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JP8240788A
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Shuzaburo Okubo
周三郎 大久保
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YAMADAI KK
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YAMADAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設備費やランニングコストを増大させず、食品
を効率良く冷却又は乾燥することが可能な食品の冷却又
は乾燥装置を提供する。 【解決手段】処理室12内に冷風又は熱風を上下方向の
流れとして発生させる風発生装置14と、食品を収容す
る複数のバスケット18を列状に担持して処理室内を搬
送する搬送手段20とを備えている。前記バスケット1
8は、函体18aと、函体18aより大きな矩形外周を
なして函体18aの下端外周から外側に拡がる仕切り縁
部18bとを備え、函体18aに形成した開口部に、底
部に多数の小孔16aを形成した複数の容器16が固定
されている。また、搬送手段は、複数のバスケットが処
理室内を水平方向に移動する際に、各バスケットの隣接
するバスケット本体どうしが処理室内を上部空間SU
び下部空間SL に仕切る仕切り板となるように、複数の
バスケットを互いに近接配置して担持している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品を連続的に冷
却又は乾燥する食品の冷却又は乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、即席麺を製造する際には、生地
混練工程、圧延工程、ウェービング工程、蒸し工程、味
付け工程、油揚げ工程、冷却工程及び包装工程等を連続
的に行う。そして、この即席麺の製造工程のうち冷却工
程は、油揚げ装置の油槽を通過することにより油揚げさ
れた高温状態の麺を、冷却空気との接触により所定温度
まで冷却する工程である。
【0003】この冷却工程を行う装置として、油揚げ装
置の後段に設置されて室内に冷却空気が供給される冷却
室(図示せず)と、図5に示すように、油揚げ装置の出
側から冷却室内まで延在し、前述した冷却室内を蛇行す
る搬送軌道を形成した後、冷却室の出側から包装工程を
行う装置の入側まで連続するチェーンコンベヤ2と、こ
のチェーンコンベヤ2に所定間隔をあけて列状に連結し
た複数のバスケット4とを備えた装置が知られている。
ここで、バスケット4は、矩形枠状に形成され、長手方
向の両端部がチェーンコンベヤ2に連結されている枠体
4aと、この枠体4aの内部に固定された複数の容器4
bとで構成されており、容器4bの底面には、多数の小
孔4cが形成されている。
【0004】そして、チェーンコンベヤ2の駆動によっ
て空のバスケット4が油揚げ装置の出側まで移動してく
ると、油揚げした麺Nが各容器4bに投入される。そし
て、各容器4bに麺を収容したバスケット4は冷却室内
に移動していき、冷却室内に供給されている冷風に麺N
が接触して冷却が行われるようになっている。
【0005】一方、前述した冷却装置に限らず、図示し
ないが乾燥室内に熱風を供給するとともに、前述したチ
ェーンコンベヤ2、バスケット4を備えた乾燥装置も開
発されており、この乾燥装置は、バスケット4の容器4
bに収容されて連続的に乾燥室内に搬送してきた食品
を、熱風に接触させて乾燥する装置である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図6は、冷却
室内を上部から下部に向かうように冷風を発生させ、こ
の冷風の流れを横切るように複数のバスケット4が冷却
室内を水平方向に移動している状態を示したものである
が、図に示すように、殆どの冷風は、隣接するバスケッ
ト4の間の空間や枠体4aの開口内部を通過してしま
い、容器4bに収容している麺Nと接触する冷風量が少
ないので、効率良く麺Nを冷却することができない。
【0007】また、図6を乾燥装置に置き換えても、殆
どの熱風は、隣接するバスケット4の間の空間や枠体4
aの開口内部を通過してしまい、容器4bに収容してい
る食品と接触する冷風量が少ないので、効率良く食品を
乾燥することができない。
【0008】そこで、食品の冷却効率を向上させるため
に、冷風の風量を増大させたり、熱風の熱量を増大させ
たり、さらには冷却室又は乾燥室内を移動するチェーン
コンベヤを長尺構造として室内の食品の滞留時間を長く
設定することが考えられるが、そうすると、設備費やラ
ンニングコストが増大するおそれがある。
【0009】そこで、本発明は、このような従来の問題
点に着目してなされたものであり、設備費やランニング
コストを増大させず、食品を効率良く冷却又は乾燥する
ことが可能な食品の冷却又は乾燥装置を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、冷却室又は乾燥室として使用する処理
室と、食品を収容する複数のバスケットを列状に担持し
て前記処理室の入口から室内を通過させて出口まで搬送
する搬送手段と、前記処理室内を移動する前記バスケッ
トの搬送方向と直交する方向に冷風又は熱風の流れを発
生させる風発生装置とを備えた食品の冷却又は乾燥装置
において、前記バスケットを、平面視板状のバスケット
本体と、このバスケット本体の長手方向に設けた開口孔
内に固定され、底部に多数の小孔を形成した複数の容器
とを備えた構造とし、前記搬送手段は、複数のバスケッ
トが前記処理室内を移動する際に、各バスケットの隣接
するバスケット本体どうしが前記処理室内の前記冷風又
は熱風の流れを遮るように、複数のバスケットを互いに
近接配置した状態で担持している。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1から図3に示すものは、本発明の第
1実施形態である即席麺の製造ラインに使用している冷
却装置を示すものである。
【0012】この冷却装置は、図1に示すように、即席
麺製造ラインの油揚げ装置10の後段に設置した冷却室
(処理室)12と、この冷却室12内に冷風の流れを発
生させる冷風発生装置(風発生装置)14と、麺を収容
するバスケット18と、複数のバスケット18を油揚げ
装置10の麺を投入する位置から冷却室12内に連続的
に搬入し、これらバスケット18を冷却室12内で蛇行
移動させながら冷却室12の出口まで搬送するチェーン
コンベヤ(搬送手段)20とを備えた装置である。
【0013】すなわち、前記冷却室12は、気密性及び
断熱性を高めた部屋構造とされており、油揚げ装置10
に向けて入口12aが開口し、包装装置22に向けて出
口12bが開口している。そして、この冷却室12内の
天井部に冷風発生装置14が配設されている。
【0014】この冷風発生装置14は、外気を吸引して
室内に冷風を発生させるシロッコファン、ターボファン
等により構成されており、この冷風発生装置14が駆動
することによって冷却室12内に、室内上部から室内下
部に向かう冷風の下降流れが発生する。
【0015】また、前記チェーンコンベヤ20は、図2
に示すように、冷却室12を形成している一対の側壁1
2cの室外面に沿って配設され、油揚げ装置10の麺投
入口10aから包装装置22の麺搬出口まで延在する無
端状のチェーン20aと、このチェーン20aに所定間
隔をあけて連結している複数のローラ20bと、これら
ローラ20bを下側からガイドするガイドレール20c
と、チェーン20aの搬送方向を冷却室12の上部から
下部に向かうに従い左右の水平方向の何れかに切換える
スプロケット20d1 、20d2 (図1参照)とを備え
ている。そして、このチェーンコンベヤ20に複数のバ
スケット18が担持され、油揚げ装置10の麺投入口1
0aから包装装置22の麺搬出口まで移動する。ここ
で、冷却室12内には、チェーンコンベヤ20の搬送方
向のうち水平方向のみを囲むように一対の隔壁13が配
設されており、冷風発生装置14により発生した冷風
は、一対の隔壁13の間の室内空間を上部から下部に向
けて流れる。
【0016】前記バスケット18は、図2及び図3に示
すように、平面視矩形函状の函体(バスケット本体)1
8aと、函体18aより大きな矩形外周をなして函体1
8aの下端外周から外側に拡がる仕切り縁部(バスケッ
ト本体)18bとを備えている。また、函体18aの上
面には、その幅方向に所定間隔をあけて複数の開口孔が
形成されており、それらの開口孔に複数の容器16が嵌
まり込んで固定されている。そして、各容器16は、底
に多数の小孔16aを穿設した有底筒状の容器として形
成されており、油揚げ装置10の麺投入口10aにおい
て麺Nが投入される。
【0017】そして、各バスケット18は、冷却室12
内に横並びに連設された状態でチェーンコンベヤ20に
担持されている。すなわち、各バスケット18は、図2
に示すように、その仕切り縁部18bの長手方向の両端
部が、一対の側壁12cに設けたスリットから外側に突
出した状態でセットされている。そして、その外側に突
出した仕切り縁部18bの両端部に、L字形状のブラケ
ット18cが固着されており、これらブラケット18c
の上端部は、チェーンコンベヤ20に回転自在に連結し
ている。
【0018】ここで、図3に示すように、複数のバスケ
ット18は、水平方向に移動する際に、隣接する仕切り
縁部18bどうしが近接するようにチェーンコンベヤ2
0に担持されている。これにより、水平方向に移動する
複数のバスケット18は、各仕切り縁部18bが冷却室
12内を上部空間SU 及び下部空間SL に仕切り、図2
に示すように、上部空間SU 及び下部空間SL は、バス
ケット18に固着した容器16の底に形成されている小
孔16aを介してのみ連通する。
【0019】上記構成の冷却装置によると、油揚げ装置
10の麺投入口10aに、チェーンコンベヤ20の駆動
によって空バスケット18(容器16に麺Nが投入され
ていないバスケット)が順次搬送されてくると、各空バ
スケット18の複数の容器16内に麺Nが連続的に投入
されていく。そして、容器16内に麺Nを収容したバス
ケット18は、入口12aから冷却室12内に搬送され
ていく。
【0020】そして、図1に示すように、冷却室12内
において右向きの水平方向に移動する複数のバスケット
18は、冷風発生装置14により室内上部から室内下部
に向かって発生している下降流れの冷風の中を横切る。
その際、複数のバスケット18の互いに近接している仕
切り縁部18bどうしによって冷却室12内が上部空間
U 及び下部空間SL に仕切られるので、冷却室12内
の冷風は、各バスケット18の容器16に形成した底の
小孔16aのみを通過して上部空間SU から下部空間S
L まで流れる。
【0021】また、右向きの水平方向に移動した複数の
バスケット18は、スプロケット20d1 によりチェー
ンコンベヤ20の搬送方向が変わるのでスプロケット2
0d 1 の外周に沿って回動した後に、左向きの水平方向
に移動する。その際も、上部のバスケット18を通過し
てきた冷風によって下降流れの冷風が発生しているの
で、右向きの水平方向に移動する各バスケット18も、
容器16に形成した底の小孔16aのみを冷風が通過す
る。さらに、スプロケット20d2 によって右向きの水
平方向に搬送方向が変わった複数のバスケット18も、
容器16に形成した底の小孔16aのみを冷風が通過す
る。
【0022】このように、この第1実施形態の冷却装置
によると、冷却室12内で発生する下降流れの冷風は、
各バスケット18の仕切り縁部18bによって殆どの流
れが遮られ、容器16の底に形成した小孔16aによっ
て容器16内に向かって集中的に流れるので、麺Nに対
する冷風の接触面積が増大し、短時間で効率的に麺Nを
冷却することができる。
【0023】そして、この第1実施形態の冷却装置は、
例えば、冷風発生装置14の風量を増大させたり、チェ
ーンコンベヤ20を長くして冷却室12内のバスケット
18の滞留時間を長くするといった設備費のかかる改良
を行っておらず、冷却室12内で横並びに連設した複数
のバスケット18の仕切り縁部18bと、容器16の底
に形成した小孔16aとを備えるだけで麺Nに対する冷
風の接触面積を簡単に増大させることができるので、設
備費、ランイングコストを大幅に削減することができ
る。
【0024】次に、図5に示すものは、本発明に係る第
2実施形態の乾燥装置を示すものであり、図1から図3
に示した冷却装置と同一構成部分には、同一符号を付し
てその説明を省略する。
【0025】この乾燥装置は、乾燥を必要とする食品を
連続的に加熱乾燥する装置であって、乾燥室(処理室)
30と、この乾燥室30内に熱風の流れを発生させる熱
風発生装置(風発生装置)32と、食品を収容するバス
ケット18と、複数のバスケット18を乾燥室30の入
口から室内に連続的に搬入し、これらバスケット18を
乾燥室30内で蛇行移動させながら出口まで搬送するチ
ェーンコンベヤ20とを備えた装置である。
【0026】すなわち、前記乾燥室30は、気密性及び
断熱性を高めた部屋構造とされており、前工程の装置に
向けて入口30aが開口し、後工程の装置に向けて出口
30bが開口している。そして、この乾燥室30内の天
井部に熱風発生装置32が配設されている。
【0027】前記熱風発生装置32は、図示しない熱源
により空気を加熱して室内に強制的に供給する装置であ
り、乾燥室30内に、室内上部から室内下部に向かう熱
風の下降流れが発生する。
【0028】上記構成の乾燥装置によると、前工程の装
置に、チェーンコンベヤ20の駆動によって空バスケッ
ト18(容器16に食品が投入されていないバスケッ
ト)が順次搬送されてくると、各空バスケット18の複
数の容器16内に食品が連続的に投入される。そして、
容器16内に食品を収容したバスケット18は、入口3
0aから乾燥室30内に搬送されていく。
【0029】そして、図4に示すように、乾燥室30内
において右向きの水平方向に移動する複数のバスケット
18は、熱風発生装置32により室内上部から室内下部
に向かって発生している下降流れの熱風の中を横切る。
その際、複数のバスケット18の互いに近接している仕
切り縁部18bどうしによって乾燥室30内が上部空間
U 及び下部空間SL に仕切られるので、乾燥室30内
の熱風は、各バスケット18の容器16に形成した底の
小孔16aのみを通過して上部空間SU から下部空間S
L まで流れる。
【0030】また、右向きの水平方向に移動した複数の
バスケット18は、スプロケット20d1 によりチェー
ンコンベヤ20の搬送方向が変わるのでスプロケット2
0d 1 の外周に沿って回動した後に、左向きの水平方向
に移動する。その際も、上部のバスケット18を通過し
てきた冷風によって下降流れの熱風が発生しているの
で、右向きの水平方向に移動する各バスケット18は、
容器16に形成した底の小孔16aのみを熱風が通過す
る。さらに、スプロケット20d2 によって右向きの水
平方向に搬送方向が変わった複数のバスケット18も、
容器16に形成した底の小孔16aのみを熱風が通過す
る。
【0031】このように、この第2実施形態の乾燥装置
によると、乾燥室30内で発生する下降流れの熱風は、
各バスケット18の仕切り縁部18bによって殆どの流
れが遮られ、容器16の底に形成した小孔16aによっ
て容器16内に向かって集中的に流れるので、食品に対
する熱風の接触面積が増大し、短時間で効率的に食品を
乾燥することができる。
【0032】そして、この第2実施形態の乾燥装置も、
例えば、熱風発生装置32の熱量を増大させたり、乾燥
室30内でのバスケット18の滞留時間を長くするとい
った設備費のかかる改良を行っておらず、乾燥室30内
で横並びに連設した複数のバスケット18の仕切り縁部
18bと、容器16の底に形成した小孔16aとを備え
るだけで食品に対する熱風の接触面積を増大させている
ので、設備費、ランイングコストを大幅に削減すること
ができる。
【0033】なお、上述した第1実施形態では冷却室1
2の天井部に冷風発生装置14を配設しているが、本発
明の要旨がこれに限定されるものではなく、冷却室12
の床部に冷風発生装置14を配設し、冷却室12の室内
下部から室内上部に向けて冷風の上昇流れを発生して
も、その上昇流れの殆どは冷却室12を水平方向に移動
する複数のバスケット18の仕切り縁部18bによって
遮られ、容器16の底に形成した小孔16aのみを通過
するので、第1実施形態と同様の作用効果を得ることが
できる。また、風発生装置14も、シロッコファン、タ
ーボファン等の送風機に限るものではなく、冷却室12
内を吸引することにより冷却室12内に冷風を発生する
装置であっても同様の作用効果を得ることができる。
【0034】また、第2実施形態でも乾燥室30の天井
部に熱風発生装置32を配設しているが、本発明の要旨
がこれに限定されるものではなく、乾燥室30の床部に
熱風発生装置32を配設し、乾燥室30の室内下部から
室内上部に向けて熱風の上昇流れを発生しても、その上
昇流れの殆どは乾燥室30を水平方向に移動する複数の
バスケット18の仕切り縁部18bによって遮られ、容
器16の底に形成した小孔16aのみを通過するので、
第2実施形態と同様の作用効果を得ることができる。ま
た、熱風発生装置32も、室内に熱風を強制的に供給す
る装置に限らず、乾燥室30内を吸引することにより乾
燥室30内に熱風の流れを発生させる装置であっても同
様の作用効果を得ることができる。
【0035】また、第1及び第2実施形態では、チェー
ンコンベヤ20は、水平方向の往路、復路を設けながら
下方へ向かう搬送路を形成しているが、本発明の要旨が
これに限定されるものではなく、上下方向の往路、復路
を設けながら水平方向に向かう搬送路を形成してもよ
く、その場合には、風発生装置14又は熱風発生装置3
2は、冷風又は熱風の流れを水平方向に発生させる装置
とする。
【0036】また、第1及び第2実施形態ではチェーン
コンベヤ20を使用したが、バスケット18を担持する
構造であれば、他の搬送手段を使用しても同様の作用効
果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
搬送手段に担持された複数のバスケットが容器に食品を
収容した状態で処理室内に搬送されてくると、各バスケ
ットの隣接するバスケット本体どうしが処理室内で発生
している冷風又は熱風の流れの殆どを遮り、容器の底部
に形成した小孔のみを冷風又は熱風が通過する。これに
より、冷風又は熱風は容器内に向かって集中的に流れて
食品に対する風の接触面積が増大するので、短時間で効
率的に食品を冷却又は乾燥することができる。
【0038】また、この装置は、風発生装置の風量や発
生熱量を増減させたり、処理室内でのバスケットの滞留
時間を長くするといった設備費のかかる改良を行ってお
らず、処理室内を上下空間と下部空間に仕切るバスケッ
ト本体と、容器の底部に形成した小孔とを備えるだけで
食品に対する風の接触面積を増大させているので、設備
費、ランイングコストを大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る即席麺製造ラインの冷却装置を示
す概略図である。
【図2】搬送手段に担持されて処理室内を移動している
バスケットを示す図である。
【図3】隣接するバスケット本体を近接して配置するこ
とにより処理室内が上部空間及び下部空間に仕切られて
いる状態を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る食品の乾燥装置を示す概略図であ
る。
【図5】従来の食品の冷却又は乾燥装置で使用されてい
るバスケット構造を示す斜視図である。
【図6】バスケットに収容されている食品に冷風または
熱風が接触している状態を示す図5のVI−VI線矢視図で
ある。
【符号の説明】
12 冷却室(処理室) 14 冷風発生装置(風発生装置) 16 容器 16a 小孔 18 バスケット 18a 函体(バスケット本体) 18b 仕切り縁部(バスケット本体) 20 チェーンコンベヤ(搬送手段) 30 乾燥室(処理室) 32 熱風発生装置(風発生装置) Su 上部空間 Sl 下部空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却室又は乾燥室として使用する処理室
    と、食品を収容する複数のバスケットを列状に担持して
    前記処理室の入口から室内を通過させて出口まで搬送す
    る搬送手段と、前記処理室内を移動する前記バスケット
    の搬送方向と直交する方向に冷風又は熱風の流れを発生
    させる風発生装置とを備えた食品の冷却又は乾燥装置に
    おいて、 前記バスケットを、平面視板状のバスケット本体と、こ
    のバスケット本体の長手方向に設けた開口孔内に固定さ
    れ、底部に多数の小孔を形成した複数の容器とを備えた
    構造とし、 前記搬送手段は、複数のバスケットが前記処理室内を移
    動する際に、各バスケットの隣接するバスケット本体ど
    うしが前記処理室内の前記冷風又は熱風の流れを遮るよ
    うに、複数のバスケットを互いに近接配置した状態で担
    持することを特徴とする食品の冷却又は乾燥装置。
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