JPH1085775A - 浴水の浄化方法及び浴水の浄化システム - Google Patents
浴水の浄化方法及び浴水の浄化システムInfo
- Publication number
- JPH1085775A JPH1085775A JP24228196A JP24228196A JPH1085775A JP H1085775 A JPH1085775 A JP H1085775A JP 24228196 A JP24228196 A JP 24228196A JP 24228196 A JP24228196 A JP 24228196A JP H1085775 A JPH1085775 A JP H1085775A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bath water
- chelating agent
- agent
- water
- supplied
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract 40
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims 10
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 title abstract 3
- 239000002738 chelating agent Substances 0.000 claims abstract 16
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 claims abstract 16
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims abstract 8
- 244000005700 microbiome Species 0.000 claims abstract 6
- 210000004243 sweat Anatomy 0.000 claims abstract 5
- ZAMOUSCENKQFHK-UHFFFAOYSA-N Chlorine atom Chemical compound [Cl] ZAMOUSCENKQFHK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 6
- 239000000460 chlorine Substances 0.000 claims 6
- 229910052801 chlorine Inorganic materials 0.000 claims 6
- 238000000746 purification Methods 0.000 claims 6
- IXPNQXFRVYWDDI-UHFFFAOYSA-N 1-methyl-2,4-dioxo-1,3-diazinane-5-carboximidamide Chemical compound CN1CC(C(N)=N)C(=O)NC1=O IXPNQXFRVYWDDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 2
- 229920001817 Agar Polymers 0.000 claims 2
- 239000004372 Polyvinyl alcohol Substances 0.000 claims 2
- ZNOZWUKQPJXOIG-XSBHQQIPSA-L [(2r,3s,4r,5r,6s)-6-[[(1r,3s,4r,5r,8s)-3,4-dihydroxy-2,6-dioxabicyclo[3.2.1]octan-8-yl]oxy]-4-[[(1r,3r,4r,5r,8s)-8-[(2s,3r,4r,5r,6r)-3,4-dihydroxy-6-(hydroxymethyl)-5-sulfonatooxyoxan-2-yl]oxy-4-hydroxy-2,6-dioxabicyclo[3.2.1]octan-3-yl]oxy]-5-hydroxy-2-( Chemical compound O[C@@H]1[C@@H](O)[C@@H](OS([O-])(=O)=O)[C@@H](CO)O[C@H]1O[C@@H]1[C@@H]2OC[C@H]1O[C@H](O[C@H]1[C@H]([C@@H](CO)O[C@@H](O[C@@H]3[C@@H]4OC[C@H]3O[C@H](O)[C@@H]4O)[C@@H]1O)OS([O-])(=O)=O)[C@@H]2O ZNOZWUKQPJXOIG-XSBHQQIPSA-L 0.000 claims 2
- 239000008272 agar Substances 0.000 claims 2
- 229920002301 cellulose acetate Polymers 0.000 claims 2
- 229940079593 drug Drugs 0.000 claims 2
- 239000003814 drug Substances 0.000 claims 2
- 229920002451 polyvinyl alcohol Polymers 0.000 claims 2
- 239000000661 sodium alginate Substances 0.000 claims 2
- 235000010413 sodium alginate Nutrition 0.000 claims 2
- 229940005550 sodium alginate Drugs 0.000 claims 2
- 238000013270 controlled release Methods 0.000 claims 1
- 238000003795 desorption Methods 0.000 claims 1
- 125000000914 phenoxymethylpenicillanyl group Chemical group CC1(S[C@H]2N([C@H]1C(=O)*)C([C@H]2NC(COC2=CC=CC=C2)=O)=O)C 0.000 claims 1
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 abstract 2
- KCXVZYZYPLLWCC-UHFFFAOYSA-N EDTA Chemical compound OC(=O)CN(CC(O)=O)CCN(CC(O)=O)CC(O)=O KCXVZYZYPLLWCC-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- FOIXSVOLVBLSDH-UHFFFAOYSA-N Silver ion Chemical compound [Ag+] FOIXSVOLVBLSDH-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 230000000844 anti-bacterial effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract 1
- 229910021645 metal ion Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 abstract 1
Landscapes
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
- Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 浴水中の浄化阻害物質を除去又は封鎖・不活
性化して浴水の浄化に適した水質環境を整える。 【解決手段】 微生物を用いて汗、垢等の汚れ成分を分
解して浴水を浄化させるに当たり、その径路途中にキレ
ート剤を除放化させて供給する。
性化して浴水の浄化に適した水質環境を整える。 【解決手段】 微生物を用いて汗、垢等の汚れ成分を分
解して浴水を浄化させるに当たり、その径路途中にキレ
ート剤を除放化させて供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用浴水あるい
は公共用浴水中の汚濁物質を微生物の代謝によって連続
的に浄化する浴水の浄化方法及び浴水の浄化システムに
関するものである。
は公共用浴水中の汚濁物質を微生物の代謝によって連続
的に浄化する浴水の浄化方法及び浴水の浄化システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、浴水を浄化するに当たって、
微生物を多孔質セラミックス或いは繊維ろ材、活性炭等
の微生物保持部に生息保持させ、垢や汗等の汚濁物質で
ある有機物等を微生物により分解して浄化するシステム
が用いられている。しかしながら、従来にあっては、浴
水は給湯器や水道水から直接供給しているため、浴水の
水質は地域や家庭によって大きく異なっていた。
微生物を多孔質セラミックス或いは繊維ろ材、活性炭等
の微生物保持部に生息保持させ、垢や汗等の汚濁物質で
ある有機物等を微生物により分解して浄化するシステム
が用いられている。しかしながら、従来にあっては、浴
水は給湯器や水道水から直接供給しているため、浴水の
水質は地域や家庭によって大きく異なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来技術
においては、各家庭において浴水の水質が異なってお
り、特に、浴水を浄化する微生物の増殖を阻害するよう
な物質が浴水中に高濃度で含有している場合、浴水の浄
化に適した微生物が微生物保持部に保持されずに、浴水
浄化に不適な浮遊性の微生物が増殖して浴水を白濁させ
ることになって、浴水が清澄な状態とならないものであ
る。このような浴水の浄化を阻害する浴水中の物質とし
ては、遊離塩素と重金属、重金属イオンを挙げることが
できる。
においては、各家庭において浴水の水質が異なってお
り、特に、浴水を浄化する微生物の増殖を阻害するよう
な物質が浴水中に高濃度で含有している場合、浴水の浄
化に適した微生物が微生物保持部に保持されずに、浴水
浄化に不適な浮遊性の微生物が増殖して浴水を白濁させ
ることになって、浴水が清澄な状態とならないものであ
る。このような浴水の浄化を阻害する浴水中の物質とし
ては、遊離塩素と重金属、重金属イオンを挙げることが
できる。
【0004】本発明は上記のような問題点に鑑みて発明
したものであって、上記した浴水中の浄化阻害物質を除
去又は封鎖・不活性化して浴水の浄化に適した水質環境
を整え、浴水の浄化を安定化することができる浴水の浄
化方法及び浴水の浄化システムを提供することを課題と
するものである。
したものであって、上記した浴水中の浄化阻害物質を除
去又は封鎖・不活性化して浴水の浄化に適した水質環境
を整え、浴水の浄化を安定化することができる浴水の浄
化方法及び浴水の浄化システムを提供することを課題と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、本発明の浴水の浄化方法は、微生物を用いて
汗、垢等の汚れ成分を分解して浴水を浄化させるに当た
り、その径路途中にキレート剤を除放化させて供給する
ことを特徴とするものである。そして、このような方法
を採用することで、キレート剤を長期間にわたって連続
して供給することができて、浴水浄化を行う微生物の増
殖を阻害する重金属又は重金属イオンの影響を無くすこ
とができることになる。
するため、本発明の浴水の浄化方法は、微生物を用いて
汗、垢等の汚れ成分を分解して浴水を浄化させるに当た
り、その径路途中にキレート剤を除放化させて供給する
ことを特徴とするものである。そして、このような方法
を採用することで、キレート剤を長期間にわたって連続
して供給することができて、浴水浄化を行う微生物の増
殖を阻害する重金属又は重金属イオンの影響を無くすこ
とができることになる。
【0006】また、塩素除去剤を投入することも好まし
い。このような方法を採用することで、浴水浄化を行う
微生物の増殖を阻害する遊離塩素を除去することができ
ることになる。また、キレート剤の供給量が1日当たり
200リットルの浴水に対して10mg以上で10g以
下であることが好ましい。このような方法を採用するこ
とで、キレート剤を過不足なく供給することができるも
のである。
い。このような方法を採用することで、浴水浄化を行う
微生物の増殖を阻害する遊離塩素を除去することができ
ることになる。また、キレート剤の供給量が1日当たり
200リットルの浴水に対して10mg以上で10g以
下であることが好ましい。このような方法を採用するこ
とで、キレート剤を過不足なく供給することができるも
のである。
【0007】また、塩素除去剤を除放化させて供給し、
塩素除去剤の供給量が1日当たり200リットルの浴水
に対して10mg以上で10g以下であることを特徴と
することも好ましい。このような方法を採用すること
で、塩素除去剤を過不足なく供給することができるこの
である。また、アルギン酸ナトリウム、κ−カラギーナ
ン、PVA、寒天、酢酸セルロース等の1種又は複数種
を主剤とする硬化物中にキレート剤を含有させてキレー
ト剤を除放化する除放化剤を形成し、該除放化剤を浴水
に漬けてキレート剤を浴水中に除放化することが好まし
い。このような方法を採用することで、簡単にキレート
剤を除放化して供給することができることになる。
塩素除去剤の供給量が1日当たり200リットルの浴水
に対して10mg以上で10g以下であることを特徴と
することも好ましい。このような方法を採用すること
で、塩素除去剤を過不足なく供給することができるこの
である。また、アルギン酸ナトリウム、κ−カラギーナ
ン、PVA、寒天、酢酸セルロース等の1種又は複数種
を主剤とする硬化物中にキレート剤を含有させてキレー
ト剤を除放化する除放化剤を形成し、該除放化剤を浴水
に漬けてキレート剤を浴水中に除放化することが好まし
い。このような方法を採用することで、簡単にキレート
剤を除放化して供給することができることになる。
【0008】また、運転開始初期又は浴水交換時にキレ
ート剤を除放化供給量よりも多く供給することを特徴と
することも好ましい。このような方法を採用すること
で、運転開始初期又は浴水交換時のように通常時よりも
多く浄化阻害物質が含まれている場合に対処することが
できることになる。また、運転開始初期又は浴水交換時
に供給するキレート剤の除放化供給量よりも多く供給す
る量が200リットルの浴水に対して20mg以上で1
0g以下であることを特徴とすることも好ましい。この
ような方法を採用することで、運転開始初期又は浴水交
換時のように通常時よりも多く浄化阻害物質が含まれて
いる場合に過不足なくキレート剤を供給することができ
るものである。
ート剤を除放化供給量よりも多く供給することを特徴と
することも好ましい。このような方法を採用すること
で、運転開始初期又は浴水交換時のように通常時よりも
多く浄化阻害物質が含まれている場合に対処することが
できることになる。また、運転開始初期又は浴水交換時
に供給するキレート剤の除放化供給量よりも多く供給す
る量が200リットルの浴水に対して20mg以上で1
0g以下であることを特徴とすることも好ましい。この
ような方法を採用することで、運転開始初期又は浴水交
換時のように通常時よりも多く浄化阻害物質が含まれて
いる場合に過不足なくキレート剤を供給することができ
るものである。
【0009】また、運転開始初期又は浴水交換時にキレ
ート剤及び塩素除去剤を除放化供給量よりも多く供給し
且つこの運転開始初期又は浴水交換時における塩素除去
剤の供給量が200リットルの浴水に対して20mg以
上で10g以下であることを特徴とすることも好まし
い。このような方法を採用することで、運転開始初期又
は浴水交換時のように通常時よりも多く遊離塩素が含ま
れている場合に過不足なく塩素除去剤を供給して対処す
ることができるものである。
ート剤及び塩素除去剤を除放化供給量よりも多く供給し
且つこの運転開始初期又は浴水交換時における塩素除去
剤の供給量が200リットルの浴水に対して20mg以
上で10g以下であることを特徴とすることも好まし
い。このような方法を採用することで、運転開始初期又
は浴水交換時のように通常時よりも多く遊離塩素が含ま
れている場合に過不足なく塩素除去剤を供給して対処す
ることができるものである。
【0010】また、本発明の浴水の浄化システムは、浴
槽と、該浴槽の浴水を循環して微生物を用いて汗、垢等
の汚れ成分を分解するための浄化部と、浴水中にキレー
ト剤を除放化させて供給する薬剤供給部とを設けて成る
ことを特徴とするものである。このような構成とするこ
とで、簡単な構成で、キレート剤を長期間にわたって連
続して供給して、浴水浄化を行う微生物の増殖を阻害す
る重金属又は重金属イオンの影響を無くすシステムとす
ることができる。
槽と、該浴槽の浴水を循環して微生物を用いて汗、垢等
の汚れ成分を分解するための浄化部と、浴水中にキレー
ト剤を除放化させて供給する薬剤供給部とを設けて成る
ことを特徴とするものである。このような構成とするこ
とで、簡単な構成で、キレート剤を長期間にわたって連
続して供給して、浴水浄化を行う微生物の増殖を阻害す
る重金属又は重金属イオンの影響を無くすシステムとす
ることができる。
【0011】また、キレート剤と塩素除去剤とを供給す
るための薬剤供給部を設けることも好ましい。このよう
な構成とすることで、簡単な構成で、浴水浄化を行う微
生物の増殖を阻害する遊離塩素を除去するシステムとす
ることができる。また、薬剤供給部から供給されるキレ
ート剤の供給量が1日当たり200リットルの浴水に対
して10mg以上で10g以下であることが好ましい。
このような構成とすることで、簡単な構成で、キレート
剤を過不足なく供給するシステムとすることができる。
るための薬剤供給部を設けることも好ましい。このよう
な構成とすることで、簡単な構成で、浴水浄化を行う微
生物の増殖を阻害する遊離塩素を除去するシステムとす
ることができる。また、薬剤供給部から供給されるキレ
ート剤の供給量が1日当たり200リットルの浴水に対
して10mg以上で10g以下であることが好ましい。
このような構成とすることで、簡単な構成で、キレート
剤を過不足なく供給するシステムとすることができる。
【0012】また、塩素除去剤を除放化させて供給する
薬剤供給部を設け、該薬剤供給部から除放化されて供給
される塩素除去剤の供給量が1日当たり200リットル
の浴水に対して10mg以上で10g以下であることが
好ましい。このような構成とすることで、簡単な構成
で、塩素除去剤を過不足なく供給するシステムとするこ
とができる。
薬剤供給部を設け、該薬剤供給部から除放化されて供給
される塩素除去剤の供給量が1日当たり200リットル
の浴水に対して10mg以上で10g以下であることが
好ましい。このような構成とすることで、簡単な構成
で、塩素除去剤を過不足なく供給するシステムとするこ
とができる。
【0013】また、薬剤供給部からキレート剤を除放化
して供給するための除放化剤が、アルギン酸ナトリウ
ム、κ−カラギーナン、PVA、寒天、酢酸セルロース
等の1種又は複数種を主剤とする硬化物中にキレート剤
を含有させて構成してあることが好ましい。このような
構成とすることで、簡単にキレート剤を除放化して供給
することができるシステムとすることができる。
して供給するための除放化剤が、アルギン酸ナトリウ
ム、κ−カラギーナン、PVA、寒天、酢酸セルロース
等の1種又は複数種を主剤とする硬化物中にキレート剤
を含有させて構成してあることが好ましい。このような
構成とすることで、簡単にキレート剤を除放化して供給
することができるシステムとすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に基づい
て説明する。図1には浴水の浄化システムの一例が示し
てある。図中1は浴水浄化装置であり、循環流路2の一
端部に浴槽3の湯水を吸い込むための吸水部4を設け、
循環流路2の他端部に浴槽3に吐水するための吐水部5
を設けてあり、該循環流路2の途中にポンプ6、多孔性
繊維ろ材や多孔質セラミックスや活性炭等のろ材7より
なる微生物保持部を有する浄化部8、浴水中に浮遊する
微生物を殺菌するための殺菌槽9、ヒータ10等を設け
てある。そして、ポンプ6を運転することで、浴槽3の
浴水を吸水部4から吸い込み、浄化部8内のろ材7に生
息する微生物により垢や汗等の有機物を分解して浄化
し、殺菌槽9で殺菌し、ヒータ10により加熱して吐水
部5から再び浴槽3に吐水するものである。
て説明する。図1には浴水の浄化システムの一例が示し
てある。図中1は浴水浄化装置であり、循環流路2の一
端部に浴槽3の湯水を吸い込むための吸水部4を設け、
循環流路2の他端部に浴槽3に吐水するための吐水部5
を設けてあり、該循環流路2の途中にポンプ6、多孔性
繊維ろ材や多孔質セラミックスや活性炭等のろ材7より
なる微生物保持部を有する浄化部8、浴水中に浮遊する
微生物を殺菌するための殺菌槽9、ヒータ10等を設け
てある。そして、ポンプ6を運転することで、浴槽3の
浴水を吸水部4から吸い込み、浄化部8内のろ材7に生
息する微生物により垢や汗等の有機物を分解して浄化
し、殺菌槽9で殺菌し、ヒータ10により加熱して吐水
部5から再び浴槽3に吐水するものである。
【0015】ここで、本発明においては薬剤供給部11
を設けて、上記のようにして微生物により浄化する浴水
に薬剤供給部11からキレート剤を供給するようにして
いる。すなわち、微生物を用いて汗、垢等の汚れ成分を
分解して浴水を浄化させるに当たり、循環径路の途中又
は浴槽3内に直接にキレート剤を供給するのであるが、
その際、本発明においてはキレート剤を除放化して供給
するようにしている。本発明のシステムに用いるキレー
ト剤は安価に入手できるEDTA、EDTA−2Na等
を使用することができ、浴水中に含有する抗菌性、殺菌
性の強い銀イオンや銅イオン等の重金属イオン等を錯体
として封鎖し、その効力を無くすようになっている。こ
の結果、浴水浄化を行う微生物保持部に保持した微生物
が垢や汗等の有機物を分解しうる水質を調整することが
できるものである。
を設けて、上記のようにして微生物により浄化する浴水
に薬剤供給部11からキレート剤を供給するようにして
いる。すなわち、微生物を用いて汗、垢等の汚れ成分を
分解して浴水を浄化させるに当たり、循環径路の途中又
は浴槽3内に直接にキレート剤を供給するのであるが、
その際、本発明においてはキレート剤を除放化して供給
するようにしている。本発明のシステムに用いるキレー
ト剤は安価に入手できるEDTA、EDTA−2Na等
を使用することができ、浴水中に含有する抗菌性、殺菌
性の強い銀イオンや銅イオン等の重金属イオン等を錯体
として封鎖し、その効力を無くすようになっている。こ
の結果、浴水浄化を行う微生物保持部に保持した微生物
が垢や汗等の有機物を分解しうる水質を調整することが
できるものである。
【0016】キレート剤を除放化して浴水に供給するに
は、アルギン酸ナトリウム、κ−カラギーナン、PV
A、寒天、酢酸セルロース等の1種又は複数種を主剤と
する硬化物中にキレート剤を含有させてキレート剤を除
放化する硬化物である除放化剤を形成し、該除放化剤を
浴水に漬けてキレート剤を浴水中に除放化するものであ
る。
は、アルギン酸ナトリウム、κ−カラギーナン、PV
A、寒天、酢酸セルロース等の1種又は複数種を主剤と
する硬化物中にキレート剤を含有させてキレート剤を除
放化する硬化物である除放化剤を形成し、該除放化剤を
浴水に漬けてキレート剤を浴水中に除放化するものであ
る。
【0017】例えば、アルギン酸ナトリウムを用いる場
合、キレート剤とアルギン酸ナトリウムとを熱湯に溶解
させ、これをCaCl2 の溶液に滴下することで硬化さ
せ、このようにして得た硬化物である除放化剤を薬剤供
給部11に入れて浴水中に接触させることで、キレート
剤が徐々に溶出して浴水中に除放化するのである。ま
た、κ−カラギーナンを用いる場合には、κ−カラギー
ナンを生理食塩水100ミリリットルに溶解させて35
%に調整し、キレート剤であるEDPA10g(必要に
応じて後述する塩素除去剤であるアスコルビン酸10g
を更に加え)を混合した後、KCl溶液に滴下あるいは
浸漬させて硬化させ、このようにして得た硬化物である
除放化剤を薬剤供給部11に入れて浴水中に接触させる
ことで、キレート剤が徐々に溶出して浴水中に除放化す
るのである。
合、キレート剤とアルギン酸ナトリウムとを熱湯に溶解
させ、これをCaCl2 の溶液に滴下することで硬化さ
せ、このようにして得た硬化物である除放化剤を薬剤供
給部11に入れて浴水中に接触させることで、キレート
剤が徐々に溶出して浴水中に除放化するのである。ま
た、κ−カラギーナンを用いる場合には、κ−カラギー
ナンを生理食塩水100ミリリットルに溶解させて35
%に調整し、キレート剤であるEDPA10g(必要に
応じて後述する塩素除去剤であるアスコルビン酸10g
を更に加え)を混合した後、KCl溶液に滴下あるいは
浸漬させて硬化させ、このようにして得た硬化物である
除放化剤を薬剤供給部11に入れて浴水中に接触させる
ことで、キレート剤が徐々に溶出して浴水中に除放化す
るのである。
【0018】また、PVAを用いる場合には、10〜2
0%のPVA溶液100ミリリットルにキレート剤であ
るEDTA10g(必要に応じて後述する塩素除去剤で
あるアスコルビン酸10gを更に加え)を混合した後、
冷却して硬化させ、このようにして得た硬化物である除
放化剤を薬剤供給部11に入れて浴水中に接触させるこ
とで、キレート剤が徐々に溶出して浴水中に除放化する
のである。
0%のPVA溶液100ミリリットルにキレート剤であ
るEDTA10g(必要に応じて後述する塩素除去剤で
あるアスコルビン酸10gを更に加え)を混合した後、
冷却して硬化させ、このようにして得た硬化物である除
放化剤を薬剤供給部11に入れて浴水中に接触させるこ
とで、キレート剤が徐々に溶出して浴水中に除放化する
のである。
【0019】また、寒天を用いる場合には、1〜10%
のPVA溶液100ミリリットルにキレート剤であるE
DTA10g(必要に応じて後述する塩素除去剤である
アスコルビン酸10gを更に加え)を混合した後、ほう
酸水溶液に滴下して硬化させ、このようにして除放化剤
を薬剤供給部11に入れて浴水中に接触させることで、
キレート剤が徐々に溶出して浴水中に除放化するのであ
る。
のPVA溶液100ミリリットルにキレート剤であるE
DTA10g(必要に応じて後述する塩素除去剤である
アスコルビン酸10gを更に加え)を混合した後、ほう
酸水溶液に滴下して硬化させ、このようにして除放化剤
を薬剤供給部11に入れて浴水中に接触させることで、
キレート剤が徐々に溶出して浴水中に除放化するのであ
る。
【0020】図1に示す実施形態においては、循環流路
2を構成する配管の浴槽3内に位置する部位に薬剤供給
部11を取付け、この薬剤供給部11内に上記のように
して得たキレート剤を含有する硬化物である除放化剤を
入れ、薬剤供給部11が浴槽3内の湯水に漬かるように
設定してあり、薬剤供給部11に設けた通水孔(図示せ
ず)を通して浴槽3内の湯水が薬剤供給部11内のキレ
ート剤を含んだ除放化剤と接することで、キレート剤が
浴水に長期間にわたり連続して溶出するのである。
2を構成する配管の浴槽3内に位置する部位に薬剤供給
部11を取付け、この薬剤供給部11内に上記のように
して得たキレート剤を含有する硬化物である除放化剤を
入れ、薬剤供給部11が浴槽3内の湯水に漬かるように
設定してあり、薬剤供給部11に設けた通水孔(図示せ
ず)を通して浴槽3内の湯水が薬剤供給部11内のキレ
ート剤を含んだ除放化剤と接することで、キレート剤が
浴水に長期間にわたり連続して溶出するのである。
【0021】上記のようにしてキレート剤を除放化する
ことで、長期間にわたり連続して浴水中にキレート剤を
供給することができて、かけ湯や蒸発等で減少した浴水
を浴水浄化阻害物質を含む水道水や給湯水等で補うこと
により、連日浴水浄化物質が混入するにもかかわらず、
長期間にわたり、浴水中に含有する抗菌性、殺菌性の強
い銀イオンや銅イオン等の重金属イオン等を錯体として
封鎖し、その効力を無くし、浴水浄化を行う微生物保持
部に保持した微生物が垢や汗等の有機物を分解しうる水
質環境を整えることができるものである。
ことで、長期間にわたり連続して浴水中にキレート剤を
供給することができて、かけ湯や蒸発等で減少した浴水
を浴水浄化阻害物質を含む水道水や給湯水等で補うこと
により、連日浴水浄化物質が混入するにもかかわらず、
長期間にわたり、浴水中に含有する抗菌性、殺菌性の強
い銀イオンや銅イオン等の重金属イオン等を錯体として
封鎖し、その効力を無くし、浴水浄化を行う微生物保持
部に保持した微生物が垢や汗等の有機物を分解しうる水
質環境を整えることができるものである。
【0022】上記実施形態においては、薬剤供給部11
からキレート剤を除放化して浴槽3の浴水に供給するよ
うにしている例を示しているが、循環流路2内の途中に
薬剤供給部11を設けて、薬剤供給部11から循環流路
2内を流れる浴水にキレート剤を除放化して供給するよ
うにしてもよいものである。上記実施形態においては、
キレート剤を除放化して浴水に供給するようにしたが、
キレート剤の供給に加えて、塩素除去剤を浴水に供給す
るようにしてもよいものである。この場合、塩素除去剤
を供給するに当たっては、キレート剤の供給と同じよう
に除放化して供給するのが好ましい。
からキレート剤を除放化して浴槽3の浴水に供給するよ
うにしている例を示しているが、循環流路2内の途中に
薬剤供給部11を設けて、薬剤供給部11から循環流路
2内を流れる浴水にキレート剤を除放化して供給するよ
うにしてもよいものである。上記実施形態においては、
キレート剤を除放化して浴水に供給するようにしたが、
キレート剤の供給に加えて、塩素除去剤を浴水に供給す
るようにしてもよいものである。この場合、塩素除去剤
を供給するに当たっては、キレート剤の供給と同じよう
に除放化して供給するのが好ましい。
【0023】使用する塩素除去剤としては、アスコルビ
ン酸やチオ硫酸ナトリウム等の還元剤を使用することが
でき、浴水中に含有する抗菌性、殺菌性の強い遊離塩素
を塩素イオンに還元してその効力を無くすようになって
いる。この結果、キレート剤による重金属又は重金属イ
オンの封鎖・不活性化の効果と併せて、抗菌性、殺菌性
の強い遊離塩素の効力を無くすことで、浴水の浄化を行
う微生物保持部に保持した微生物が垢や汗等の有機物を
分解しうる更に良好な水質に調整することができるので
ある。
ン酸やチオ硫酸ナトリウム等の還元剤を使用することが
でき、浴水中に含有する抗菌性、殺菌性の強い遊離塩素
を塩素イオンに還元してその効力を無くすようになって
いる。この結果、キレート剤による重金属又は重金属イ
オンの封鎖・不活性化の効果と併せて、抗菌性、殺菌性
の強い遊離塩素の効力を無くすことで、浴水の浄化を行
う微生物保持部に保持した微生物が垢や汗等の有機物を
分解しうる更に良好な水質に調整することができるので
ある。
【0024】塩素除去剤を除放化するには例えば、キレ
ート剤と塩素除去剤とアルギン酸ナトリウムとを熱湯に
溶解させ、これをCaCl2 の溶液に滴下することで硬
化させ、このようにして得た除放化剤を薬剤供給部11
に入れて浴水中に接触させることで、キレート剤及び塩
素除去剤が徐々に溶出して浴水中に除放化するのであ
る。このように除放化剤内にキレート剤と塩素除去剤と
を含むもののみに限定されず、キレート剤のみを含む除
放化剤、塩素除去剤のみを含む除放化剤を別々に形成
し、この別体の除放化剤をそれぞれ薬剤供給部11に入
れるようにしてもよい。
ート剤と塩素除去剤とアルギン酸ナトリウムとを熱湯に
溶解させ、これをCaCl2 の溶液に滴下することで硬
化させ、このようにして得た除放化剤を薬剤供給部11
に入れて浴水中に接触させることで、キレート剤及び塩
素除去剤が徐々に溶出して浴水中に除放化するのであ
る。このように除放化剤内にキレート剤と塩素除去剤と
を含むもののみに限定されず、キレート剤のみを含む除
放化剤、塩素除去剤のみを含む除放化剤を別々に形成
し、この別体の除放化剤をそれぞれ薬剤供給部11に入
れるようにしてもよい。
【0025】また、本発明においては、除放化して供給
するキレート剤の供給量は1日当たり200リットルの
浴水に対して10mg以上、10g以下とするものであ
る。すなわち、キレート剤の供給量が1日当たり200
リットルの浴水に対して10mg以下の場合、浴水の浄
化を阻害する浴水中の重金属又は重金属イオンの効力を
充分低減することができず、微生物保持部に微生物を保
持することができないものである。また、キレート剤の
供給量が1日当たり200リットルの浴水に対して10
g以上の場合、微生物が増殖するのに必要な無機塩類ま
でも封鎖し、微生物保持部に微生物を保持することがで
きない上に、過剰なキレート剤が負荷となって浴水を汚
濁させ、良好な浴水浄化を行うことができない恐れがあ
る。
するキレート剤の供給量は1日当たり200リットルの
浴水に対して10mg以上、10g以下とするものであ
る。すなわち、キレート剤の供給量が1日当たり200
リットルの浴水に対して10mg以下の場合、浴水の浄
化を阻害する浴水中の重金属又は重金属イオンの効力を
充分低減することができず、微生物保持部に微生物を保
持することができないものである。また、キレート剤の
供給量が1日当たり200リットルの浴水に対して10
g以上の場合、微生物が増殖するのに必要な無機塩類ま
でも封鎖し、微生物保持部に微生物を保持することがで
きない上に、過剰なキレート剤が負荷となって浴水を汚
濁させ、良好な浴水浄化を行うことができない恐れがあ
る。
【0026】また、本発明においては、除放化して供給
する塩素除去剤の供給量は1日当たり200リットルの
浴水に対して10mg以上、10g以下とするものであ
る。すなわち、塩素除去剤の供給量が1日当たり200
リットルの浴水に対して10mg以下の場合、浴水の浄
化を阻害する浴水中の遊離塩素を充分に除去することが
できず、微生物保持部に微生物を保持することができな
いものである。また、塩素除去剤の供給量が1日当たり
200リットルの浴水に対して10g以上の場合、過剰
な塩素除去剤が負荷となって浴水を汚濁させ、良好な浴
水浄化を行うことができない恐れがある。
する塩素除去剤の供給量は1日当たり200リットルの
浴水に対して10mg以上、10g以下とするものであ
る。すなわち、塩素除去剤の供給量が1日当たり200
リットルの浴水に対して10mg以下の場合、浴水の浄
化を阻害する浴水中の遊離塩素を充分に除去することが
できず、微生物保持部に微生物を保持することができな
いものである。また、塩素除去剤の供給量が1日当たり
200リットルの浴水に対して10g以上の場合、過剰
な塩素除去剤が負荷となって浴水を汚濁させ、良好な浴
水浄化を行うことができない恐れがある。
【0027】また、運転開始初期又は浴水交換時には、
通常運転時において蒸発やかけ湯によって浴水が不足し
た時に給湯器や水道から浴槽3に給水する量以上を、給
湯器や水道から浴槽3に給水することになるため、運転
開始初期又は浴水交換時には浴水浄化阻害物質の含有量
も多くなる。このため、本発明のシステムにおいては、
運転開始初期又は浴水交換時にキレート剤を除放化供給
量よりも多く供給するものであり、このことにより、運
転開始初期又は浴水交換時のように通常時よりも多く浄
化阻害物質が含まれている場合に対処するようになって
いる。ここで、運転開始初期又は浴水交換時に供給する
キレート剤の供給量は上記のように除放化して供給する
際の供給量よりも多く供給し、その供給量は200リッ
トルの浴水に対して20mg以上で10g以下とする。
通常運転時において蒸発やかけ湯によって浴水が不足し
た時に給湯器や水道から浴槽3に給水する量以上を、給
湯器や水道から浴槽3に給水することになるため、運転
開始初期又は浴水交換時には浴水浄化阻害物質の含有量
も多くなる。このため、本発明のシステムにおいては、
運転開始初期又は浴水交換時にキレート剤を除放化供給
量よりも多く供給するものであり、このことにより、運
転開始初期又は浴水交換時のように通常時よりも多く浄
化阻害物質が含まれている場合に対処するようになって
いる。ここで、運転開始初期又は浴水交換時に供給する
キレート剤の供給量は上記のように除放化して供給する
際の供給量よりも多く供給し、その供給量は200リッ
トルの浴水に対して20mg以上で10g以下とする。
【0028】また、運転開始初期又は浴水交換時に塩素
除去剤を除放化供給量よりも多く供給するようにしても
よい。ここで、運転開始初期又は浴水交換時に供給する
塩素除去剤の供給量は上記のように除放化して供給する
際の供給量よりも多く供給し、その供給量は200リッ
トルの浴水に対して20mg以上で10g以下とする。
除去剤を除放化供給量よりも多く供給するようにしても
よい。ここで、運転開始初期又は浴水交換時に供給する
塩素除去剤の供給量は上記のように除放化して供給する
際の供給量よりも多く供給し、その供給量は200リッ
トルの浴水に対して20mg以上で10g以下とする。
【0029】また、運転開始初期又は浴水交換時にキレ
ート剤及び塩素除去剤の両方をそれぞれ除放化供給量よ
りも多く供給するようにしてもよい。この場合の供給量
はいずれも、キレート剤及び塩素除去剤をそれぞれ除放
化して供給する際の供給量よりも多く供給し、その供給
量はいずれも200リットルの浴水に対して20mg以
上で10g以下とする。
ート剤及び塩素除去剤の両方をそれぞれ除放化供給量よ
りも多く供給するようにしてもよい。この場合の供給量
はいずれも、キレート剤及び塩素除去剤をそれぞれ除放
化して供給する際の供給量よりも多く供給し、その供給
量はいずれも200リットルの浴水に対して20mg以
上で10g以下とする。
【0030】そして、いずれの実施形態においても、運
転開始初期又は浴水交換時にキレート剤及び塩素除去剤
の少なくとも一方又は両方を除放化供給量よりも多く供
給し、微生物保持部に微生物が充分に保持されて浴水浄
化が安定した浴水交換不要時には(つまり、微生物保持
部に微生物が充分に保持されて浴水浄化が安定している
通常運転状態)、キレート剤又はキレート剤と塩素除去
剤を除放化して供給(つまり除放化量供給)するもの
で、浴水中に含有する浴水浄化阻害物質に対応したキレ
ート剤又はキレート剤と塩素除去剤を連続的に供給する
ことができるものである。
転開始初期又は浴水交換時にキレート剤及び塩素除去剤
の少なくとも一方又は両方を除放化供給量よりも多く供
給し、微生物保持部に微生物が充分に保持されて浴水浄
化が安定した浴水交換不要時には(つまり、微生物保持
部に微生物が充分に保持されて浴水浄化が安定している
通常運転状態)、キレート剤又はキレート剤と塩素除去
剤を除放化して供給(つまり除放化量供給)するもの
で、浴水中に含有する浴水浄化阻害物質に対応したキレ
ート剤又はキレート剤と塩素除去剤を連続的に供給する
ことができるものである。
【0031】
【実施例】次に、本発明の実施例につき以下説明する。 (実施例1)図1に示す浴水浄化装置を用いて以下の実
験を行った。浴水浄化装置は本体の外形寸法が幅333
mm×高さ390mm×奥行き220mmに形成してあ
り、内部に浴水を循環させるポンプ6と、多孔性繊維ろ
材よりなるろ材7を有する浄化部8、浴水中に浮遊する
微生物を殺菌するための殺菌槽9、ヒータ10等を設け
てある。そしてポンプ6を運転して浴槽3内の浴水を吸
水部4から吸い込み、浄化部8内のろ材7に生息する微
生物により垢や汗等の有機物を分解して浄化し、殺菌槽
9で殺菌し、ヒータ10により加熱して吐水部5から再
び浴槽3に吐水することで、浴水中の汚濁物質を浄化部
8内に生息する微生物により分解して浄化する。ここ
で、ポンプ6としては吐出量25リットル/分のものを
用い、ろ材7はポリエステル繊維を直径10mm、高さ
5mmの直方体に形成した多孔性繊維ろ材を用い、浄化
部8の容積は2リットルである。浴水量は200リット
ルとし、設定温度を42℃とし、循環流路2を構成する
配管の浴槽3内に位置する部位に薬剤供給部11を取付
けて浴槽3中の浴水中に漬ける。そして、この薬剤供給
部11に除放化剤であるEDTAをアルギン酸ナトリウ
ムで硬化したビーズ(EDTA10gとアルギン酸ナト
リウム2gを熱湯100ミリリットルに溶解させて、
0.5%CaCl2 の溶液に滴下して形成した。ここ
で、ビーズを42℃の浴水に漬けた際にEDTAの溶出
量は0.1〜1g/日に調整してある)を充填して、浴
水にEDTAを除放化して供給して実験を行った。浴槽
3内への供給水は重金属イオンとしてCu(NO3 )2
を投入して銅イオン濃度を500ppbに、次亜塩素酸
ナトリウムを添加して遊離塩素濃度1.5ppmにそれ
ぞれ調整している。なお、人の入浴を模してNaClを
32g/リットル、尿素を4.0g/リットル、ペプト
ンを40g/リットルを混合した溶液(pH7に調整)
を50ミリリットル/日の割合で投入し、約20時間後
の濁度と銅イオン濃度を計測して、濁度が1.0NTU
を越えた場合(5人の入浴に相当)については浴水を前
記供給水と交換を行った。また、濁度が1.0NTU以
下の場合については、浴水40リットルを汲みだして前
記供給水の補充を行っている。
験を行った。浴水浄化装置は本体の外形寸法が幅333
mm×高さ390mm×奥行き220mmに形成してあ
り、内部に浴水を循環させるポンプ6と、多孔性繊維ろ
材よりなるろ材7を有する浄化部8、浴水中に浮遊する
微生物を殺菌するための殺菌槽9、ヒータ10等を設け
てある。そしてポンプ6を運転して浴槽3内の浴水を吸
水部4から吸い込み、浄化部8内のろ材7に生息する微
生物により垢や汗等の有機物を分解して浄化し、殺菌槽
9で殺菌し、ヒータ10により加熱して吐水部5から再
び浴槽3に吐水することで、浴水中の汚濁物質を浄化部
8内に生息する微生物により分解して浄化する。ここ
で、ポンプ6としては吐出量25リットル/分のものを
用い、ろ材7はポリエステル繊維を直径10mm、高さ
5mmの直方体に形成した多孔性繊維ろ材を用い、浄化
部8の容積は2リットルである。浴水量は200リット
ルとし、設定温度を42℃とし、循環流路2を構成する
配管の浴槽3内に位置する部位に薬剤供給部11を取付
けて浴槽3中の浴水中に漬ける。そして、この薬剤供給
部11に除放化剤であるEDTAをアルギン酸ナトリウ
ムで硬化したビーズ(EDTA10gとアルギン酸ナト
リウム2gを熱湯100ミリリットルに溶解させて、
0.5%CaCl2 の溶液に滴下して形成した。ここ
で、ビーズを42℃の浴水に漬けた際にEDTAの溶出
量は0.1〜1g/日に調整してある)を充填して、浴
水にEDTAを除放化して供給して実験を行った。浴槽
3内への供給水は重金属イオンとしてCu(NO3 )2
を投入して銅イオン濃度を500ppbに、次亜塩素酸
ナトリウムを添加して遊離塩素濃度1.5ppmにそれ
ぞれ調整している。なお、人の入浴を模してNaClを
32g/リットル、尿素を4.0g/リットル、ペプト
ンを40g/リットルを混合した溶液(pH7に調整)
を50ミリリットル/日の割合で投入し、約20時間後
の濁度と銅イオン濃度を計測して、濁度が1.0NTU
を越えた場合(5人の入浴に相当)については浴水を前
記供給水と交換を行った。また、濁度が1.0NTU以
下の場合については、浴水40リットルを汲みだして前
記供給水の補充を行っている。
【0032】図2に実施例1における浴水中の濁度、銅
イオン濃度並びに遊離塩素濃度の経日変化を示す。図2
から明らかなように、運転開始3日間はEDTAの溶出
により銅イオンを封鎖・不活性化したが、依然、銅イオ
ン濃度が100〜150ppb、遊離塩素も0.2〜
0.3ppmとやや高かったため、その期間浴水の濁度
は1.0NTUを越え、浴水交換を余儀なくされたが、
3日目には濁度がやや清澄となったため、浴水の一部を
汲み出して補充したところ、それ以降は銅イオン濃度、
遊離塩素濃度が急激に減少し、濁度が0.5NTU前後
を清澄な水質を維持することができることが判明する。
イオン濃度並びに遊離塩素濃度の経日変化を示す。図2
から明らかなように、運転開始3日間はEDTAの溶出
により銅イオンを封鎖・不活性化したが、依然、銅イオ
ン濃度が100〜150ppb、遊離塩素も0.2〜
0.3ppmとやや高かったため、その期間浴水の濁度
は1.0NTUを越え、浴水交換を余儀なくされたが、
3日目には濁度がやや清澄となったため、浴水の一部を
汲み出して補充したところ、それ以降は銅イオン濃度、
遊離塩素濃度が急激に減少し、濁度が0.5NTU前後
を清澄な水質を維持することができることが判明する。
【0033】(実施例2)実施例1で用いた装置の薬剤
供給部11に、除放化剤であるEDTAとアスコルビン
酸をアルギン酸ナトリウムで固化したビース(EDTA
10gとアスコルビン酸10g、アルギン酸ナトリウム
2gを熱湯100ミリリットルに溶解させて、0.5%
CaCl2 の溶液に滴下して形成した。ここで、ここ
で、ビーズを42℃の浴水に漬けた際にEDTA及びア
スコルビン酸の各溶出量は0.1〜1g/日に調整して
ある)を充填した点を除けば、他は実施例1と同様にし
て実験を行った。
供給部11に、除放化剤であるEDTAとアスコルビン
酸をアルギン酸ナトリウムで固化したビース(EDTA
10gとアスコルビン酸10g、アルギン酸ナトリウム
2gを熱湯100ミリリットルに溶解させて、0.5%
CaCl2 の溶液に滴下して形成した。ここで、ここ
で、ビーズを42℃の浴水に漬けた際にEDTA及びア
スコルビン酸の各溶出量は0.1〜1g/日に調整して
ある)を充填した点を除けば、他は実施例1と同様にし
て実験を行った。
【0034】図3に実施例2における浴水中の濁度、銅
イオン濃度並びに遊離塩素濃度の経日変化を示す。図3
から明らかなように、塩素濃度は実験開始から0.1p
pm以下を維持し、銅イオン濃度は運転開始3日間程1
00ppb前後と高かったものの、3日目以降は濁度が
0.5NTU前後を維持した。実施例1と比較すると、
EDTAによる銅イオンの封鎖・不活性化に加え、アス
コルビン酸の溶出により遊離塩素を除去できたため、浴
水浄化の立ち上がりが早くなった。
イオン濃度並びに遊離塩素濃度の経日変化を示す。図3
から明らかなように、塩素濃度は実験開始から0.1p
pm以下を維持し、銅イオン濃度は運転開始3日間程1
00ppb前後と高かったものの、3日目以降は濁度が
0.5NTU前後を維持した。実施例1と比較すると、
EDTAによる銅イオンの封鎖・不活性化に加え、アス
コルビン酸の溶出により遊離塩素を除去できたため、浴
水浄化の立ち上がりが早くなった。
【0035】(実施例3)実施例2と同様の除放化剤を
充填した薬剤供給部11を設置し、実験開始時並びに浴
水交換時にEDTAとアスコルビン酸をそれぞれ1.0
gずつ投入した。実験装置並びに実験手順については実
施例1に従って実験を行った。図4に実施例3における
浴水中の濁度、銅イオン濃度並びに遊離塩素濃度の経日
変化を示す。図4から明らかなように、実験開始から銅
イオン並びに遊離塩素は殆ど検出されず、その結果、浴
水の濁度は実験開示翌日には高かったものの、それ以降
は0.5NTU前後と清澄な水質を維持することができ
た。これはEDTAとアスコルビン酸を除放化により溶
出させると共に、実験開始時にEDTAとアスコルビン
酸を浴水に添加したためで、浄化阻害物質である銅イオ
ン濃度と遊離塩素濃度を実験開始時から低い値に維持す
ることができ、浴水浄化が速やかに立ち上がった。
充填した薬剤供給部11を設置し、実験開始時並びに浴
水交換時にEDTAとアスコルビン酸をそれぞれ1.0
gずつ投入した。実験装置並びに実験手順については実
施例1に従って実験を行った。図4に実施例3における
浴水中の濁度、銅イオン濃度並びに遊離塩素濃度の経日
変化を示す。図4から明らかなように、実験開始から銅
イオン並びに遊離塩素は殆ど検出されず、その結果、浴
水の濁度は実験開示翌日には高かったものの、それ以降
は0.5NTU前後と清澄な水質を維持することができ
た。これはEDTAとアスコルビン酸を除放化により溶
出させると共に、実験開始時にEDTAとアスコルビン
酸を浴水に添加したためで、浄化阻害物質である銅イオ
ン濃度と遊離塩素濃度を実験開始時から低い値に維持す
ることができ、浴水浄化が速やかに立ち上がった。
【0036】(比較例)薬剤供給部11を取り除いて、
実施例1と同様の装置並びに手順により実験を行った。
図5に比較例における浴水中の濁度、銅イオン濃度並び
に遊離塩素濃度の経日変化を示す。図5から明らかなよ
うに、浴水中の銅イオン濃度と遊離塩素濃度は運転期間
中、それれれ約500ppb、0.4ppmと高く、そ
の結果、浴水の濁度は1.5NTU前後と浴水はなかり
白濁し、連日浴水交換が不可欠となった。これは浴水浄
化阻害物質である銅イオンや遊離塩素を高濃度で含有し
ているため、微生物保持部に微生物を保持することがで
きずに浄化ができなかったことを意味している。
実施例1と同様の装置並びに手順により実験を行った。
図5に比較例における浴水中の濁度、銅イオン濃度並び
に遊離塩素濃度の経日変化を示す。図5から明らかなよ
うに、浴水中の銅イオン濃度と遊離塩素濃度は運転期間
中、それれれ約500ppb、0.4ppmと高く、そ
の結果、浴水の濁度は1.5NTU前後と浴水はなかり
白濁し、連日浴水交換が不可欠となった。これは浴水浄
化阻害物質である銅イオンや遊離塩素を高濃度で含有し
ているため、微生物保持部に微生物を保持することがで
きずに浄化ができなかったことを意味している。
【0037】上記した実施例1乃至実施例3と比較例と
を比較した結果から明らかなように、浴水浄化阻害物質
が含まれるいる水質に対してはEDTAのようなキレー
ト剤やアスコルビン酸のような塩素除去剤を除放化させ
て連続して供給することがきわめて有効であることが判
明する。
を比較した結果から明らかなように、浴水浄化阻害物質
が含まれるいる水質に対してはEDTAのようなキレー
ト剤やアスコルビン酸のような塩素除去剤を除放化させ
て連続して供給することがきわめて有効であることが判
明する。
【0038】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、微生物を用いて汗、垢等の汚れ成分を分解して浴水
を浄化させるに当たり、その径路途中にキレート剤を除
放化させて供給するので、キレート剤を長期間にわたっ
て連続して供給することができて、浴水浄化を行う微生
物の増殖を阻害する重金属又は重金属イオンの影響を無
くすことができ、この結果、簡単な方法で微生物保持部
の微生物による汗、垢等の汚濁物質を分解して、清澄な
水質を長期間にわたり維持できるものであり、特に、キ
レート剤を除放化するので、浴水が蒸発したり、かけ湯
等により浴水が減ることで新たに重金属や重金属イオン
を含む水道水や給湯水を補っても、浴水浄化を行う微生
物の増殖を阻害する重金属又は重金属イオンの影響を無
くすことができるものである。
は、微生物を用いて汗、垢等の汚れ成分を分解して浴水
を浄化させるに当たり、その径路途中にキレート剤を除
放化させて供給するので、キレート剤を長期間にわたっ
て連続して供給することができて、浴水浄化を行う微生
物の増殖を阻害する重金属又は重金属イオンの影響を無
くすことができ、この結果、簡単な方法で微生物保持部
の微生物による汗、垢等の汚濁物質を分解して、清澄な
水質を長期間にわたり維持できるものであり、特に、キ
レート剤を除放化するので、浴水が蒸発したり、かけ湯
等により浴水が減ることで新たに重金属や重金属イオン
を含む水道水や給湯水を補っても、浴水浄化を行う微生
物の増殖を阻害する重金属又は重金属イオンの影響を無
くすことができるものである。
【0039】また、本発明の請求項2記載の発明にあっ
ては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、塩素除
去剤を投入するので、簡単な方法で浴水浄化を行う微生
物の増殖を阻害する遊離塩素をより効果的に除去するこ
とができるものである。また、本発明の請求項3記載の
発明にあっては、上記請求項1又は請求項2記載の発明
の効果に加えて、キレート剤の供給量が1日当たり20
0リットルの浴水に対して10mg以上で10g以下で
あるので、簡単にキレート剤を過不足なく供給すること
ができるものである。
ては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、塩素除
去剤を投入するので、簡単な方法で浴水浄化を行う微生
物の増殖を阻害する遊離塩素をより効果的に除去するこ
とができるものである。また、本発明の請求項3記載の
発明にあっては、上記請求項1又は請求項2記載の発明
の効果に加えて、キレート剤の供給量が1日当たり20
0リットルの浴水に対して10mg以上で10g以下で
あるので、簡単にキレート剤を過不足なく供給すること
ができるものである。
【0040】また、本発明の請求項4記載の発明にあっ
ては、上記請求項2又は請求項3記載の発明の効果に加
えて、塩素除去剤の供給量が1日当たり200リットル
の浴水に対して10mg以上で10g以下であるので、
簡単に塩素除去剤を過不足なく供給することができるも
のである。また、本発明の請求項5記載の発明にあって
は、上記請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発明
の効果に加えて、アルギン酸ナトリウム、κ−カラギー
ナン、PVA、寒天、酢酸セルロース等の1種又は複数
種を主剤とする硬化物中にキレート剤を含有させてキレ
ート剤を除放化する除放化剤を形成し、該除放化剤を浴
水に漬けてキレート剤を浴水中に除放化するので、簡単
にキレート剤を除放化できるものである。
ては、上記請求項2又は請求項3記載の発明の効果に加
えて、塩素除去剤の供給量が1日当たり200リットル
の浴水に対して10mg以上で10g以下であるので、
簡単に塩素除去剤を過不足なく供給することができるも
のである。また、本発明の請求項5記載の発明にあって
は、上記請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発明
の効果に加えて、アルギン酸ナトリウム、κ−カラギー
ナン、PVA、寒天、酢酸セルロース等の1種又は複数
種を主剤とする硬化物中にキレート剤を含有させてキレ
ート剤を除放化する除放化剤を形成し、該除放化剤を浴
水に漬けてキレート剤を浴水中に除放化するので、簡単
にキレート剤を除放化できるものである。
【0041】また、本発明の請求項6記載の発明にあっ
ては、上記請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発
明の効果に加えて、運転開始初期又は浴水交換時にキレ
ート剤を除放化供給量よりも多く供給するので、運転開
始初期又は浴水交換時のように通常時よりも多く浄化阻
害物質が含まれている場合に対処することができ、この
結果、浴水浄化の立ち上がり期間を短縮することがで
き、従来は運転開始から暫くの間は浴水が白濁するため
浴槽を清掃する必要があったが、その労力を削減すると
ができるものである。
ては、上記請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発
明の効果に加えて、運転開始初期又は浴水交換時にキレ
ート剤を除放化供給量よりも多く供給するので、運転開
始初期又は浴水交換時のように通常時よりも多く浄化阻
害物質が含まれている場合に対処することができ、この
結果、浴水浄化の立ち上がり期間を短縮することがで
き、従来は運転開始から暫くの間は浴水が白濁するため
浴槽を清掃する必要があったが、その労力を削減すると
ができるものである。
【0042】また、本発明の請求項7記載の発明にあっ
ては、上記請求項6記載の発明の効果に加えて、運転開
始初期又は浴水交換時に供給するキレート剤の除放化供
給量よりも多く供給する量が200リットルの浴水に対
して20mg以上で10g以下であるので、運転開始初
期又は浴水交換時のように通常時よりも多く浄化阻害物
質が含まれている場合に過不足なくキレート剤を供給す
ることができるものである。
ては、上記請求項6記載の発明の効果に加えて、運転開
始初期又は浴水交換時に供給するキレート剤の除放化供
給量よりも多く供給する量が200リットルの浴水に対
して20mg以上で10g以下であるので、運転開始初
期又は浴水交換時のように通常時よりも多く浄化阻害物
質が含まれている場合に過不足なくキレート剤を供給す
ることができるものである。
【0043】また、本発明の請求項8記載の発明にあっ
ては、上記請求項6又は請求項7記載の発明の効果に加
えて、運転開始初期又は浴水交換時にキレート剤及び塩
素除去剤を除放化供給量よりも多く供給し且つこの運転
開始初期又は浴水交換時における塩素除去剤の供給量が
200リットルの浴水に対して20mg以上で10g以
下であるので、運転開始初期又は浴水交換時のように通
常時よりも多く浄化阻害物質が含まれている場合に過不
足なく塩素除去剤を供給することができるものである。
ては、上記請求項6又は請求項7記載の発明の効果に加
えて、運転開始初期又は浴水交換時にキレート剤及び塩
素除去剤を除放化供給量よりも多く供給し且つこの運転
開始初期又は浴水交換時における塩素除去剤の供給量が
200リットルの浴水に対して20mg以上で10g以
下であるので、運転開始初期又は浴水交換時のように通
常時よりも多く浄化阻害物質が含まれている場合に過不
足なく塩素除去剤を供給することができるものである。
【0044】また、請求項9記載の発明にあっては、浴
槽と、該浴槽の浴水を循環して微生物を用いて汗、垢等
の汚れ成分を分解するための浄化部と、浴水中にキレー
ト剤を除放化させて供給する薬剤供給部とを設けてある
ので、簡単な構成で、キレート剤を長期間にわたって連
続して供給して、浴水浄化を行う微生物の増殖を阻害す
る重金属又は重金属イオンの影響を無くシステムを提供
することができるものである。
槽と、該浴槽の浴水を循環して微生物を用いて汗、垢等
の汚れ成分を分解するための浄化部と、浴水中にキレー
ト剤を除放化させて供給する薬剤供給部とを設けてある
ので、簡単な構成で、キレート剤を長期間にわたって連
続して供給して、浴水浄化を行う微生物の増殖を阻害す
る重金属又は重金属イオンの影響を無くシステムを提供
することができるものである。
【0045】また、請求項10記載の発明にあっては、
上記請求項9記載の発明の効果に加えて、キレート剤と
塩素除去剤とを供給するための薬剤供給部を設けてある
ので、簡単な構成で、浴水浄化を行う微生物の増殖を阻
害する遊離塩素を除去するシステムを提供することがで
きるものである。また、請求項11記載の発明にあって
は、上記請求項9又は請求項10記載の発明の効果に加
えて、薬剤供給部から供給されるキレート剤の供給量が
1日当たり200リットルの浴水に対して10mg以上
で10g以下であるので、簡単な構成で、キレート剤を
過不足なく供給するシステムを提供することができるも
のである。
上記請求項9記載の発明の効果に加えて、キレート剤と
塩素除去剤とを供給するための薬剤供給部を設けてある
ので、簡単な構成で、浴水浄化を行う微生物の増殖を阻
害する遊離塩素を除去するシステムを提供することがで
きるものである。また、請求項11記載の発明にあって
は、上記請求項9又は請求項10記載の発明の効果に加
えて、薬剤供給部から供給されるキレート剤の供給量が
1日当たり200リットルの浴水に対して10mg以上
で10g以下であるので、簡単な構成で、キレート剤を
過不足なく供給するシステムを提供することができるも
のである。
【0046】また、請求項12記載の発明にあっては、
上記請求項10又は請求項11記載の発明の効果に加え
て、塩素除去剤を除放化させて供給する薬剤供給部を設
け、該薬剤供給部から除放化されて供給される塩素除去
剤の供給量が1日当たり200リットルの浴水に対して
10mg以上で10g以下であるから、塩素除去剤を過
不足なく供給するシステムを提供することができるもの
である。
上記請求項10又は請求項11記載の発明の効果に加え
て、塩素除去剤を除放化させて供給する薬剤供給部を設
け、該薬剤供給部から除放化されて供給される塩素除去
剤の供給量が1日当たり200リットルの浴水に対して
10mg以上で10g以下であるから、塩素除去剤を過
不足なく供給するシステムを提供することができるもの
である。
【0047】また、請求項13記載の発明にあっては、
上記請求項9乃至請求項12のいずれかに記載した発明
の効果に加えて、薬剤供給部からキレート剤を除放化し
て供給するための除放化剤が、アルギン酸ナトリウム、
κ−カラギーナン、PVA、寒天、酢酸セルロース等の
1種又は複数種を主剤とする硬化物中にキレート剤を含
有させて構成してあるので、簡単にキレート剤を除放化
して供給することができるシステムを提供することがで
きるものである。
上記請求項9乃至請求項12のいずれかに記載した発明
の効果に加えて、薬剤供給部からキレート剤を除放化し
て供給するための除放化剤が、アルギン酸ナトリウム、
κ−カラギーナン、PVA、寒天、酢酸セルロース等の
1種又は複数種を主剤とする硬化物中にキレート剤を含
有させて構成してあるので、簡単にキレート剤を除放化
して供給することができるシステムを提供することがで
きるものである。
【図1】本発明の概略説明図である。
【図2】本発明の実施例1の浴水中の濁度、銅イオン濃
度並びに遊離塩素濃度の経日変化を示すグラフである。
度並びに遊離塩素濃度の経日変化を示すグラフである。
【図3】本発明の実施例2の浴水中の濁度、銅イオン濃
度並びに遊離塩素濃度の経日変化を示すグラフである。
度並びに遊離塩素濃度の経日変化を示すグラフである。
【図4】本発明の実施例3の浴水中の濁度、銅イオン濃
度並びに遊離塩素濃度の経日変化を示すグラフである。
度並びに遊離塩素濃度の経日変化を示すグラフである。
【図5】比較例の浴水中の濁度、銅イオン濃度並びに遊
離塩素濃度の経日変化を示すグラフである。
離塩素濃度の経日変化を示すグラフである。
1 浴水浄化装置 2 循環流路 3 浴槽 4 吸水部 5 吐水部 6 ポンプ 7 ろ材 8 浄化部 9 殺菌槽 10 ヒータ 11 薬剤供給部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 明寿 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (13)
- 【請求項1】 微生物を用いて汗、垢等の汚れ成分を分
解して浴水を浄化させるに当たり、その径路途中にキレ
ート剤を除放化させて供給することを特徴とする浴水の
浄化方法。 - 【請求項2】 塩素除去剤を投入することを特徴とする
請求項1記載の浴水の浄化方法。 - 【請求項3】 キレート剤の供給量が1日当たり200
リットルの浴水に対して10mg以上で10g以下であ
ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の浴水の
浄化方法。 - 【請求項4】 塩素除去剤を除放化させて供給し、該塩
素除去剤の供給量が1日当たり200リットルの浴水に
対して10mg以上で10g以下であることを特徴とす
る請求項2又は請求項3記載の浴水の浄化方法。 - 【請求項5】 アルギン酸ナトリウム、κ−カラギーナ
ン、PVA、寒天、酢酸セルロース等の1種又は複数種
を主剤とする硬化物中にキレート剤を含有させてキレー
ト剤を除放化する除放化剤を形成し、該除放化剤を浴水
に漬けてキレート剤を浴水中に除放化することを特徴と
する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の浴水の浄
化方法。 - 【請求項6】 運転開始初期又は浴水交換時にキレート
剤を除放化供給量よりも多く供給することを特徴とする
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の浴水の浄化方
法。 - 【請求項7】 運転開始初期又は浴水交換時に供給する
キレート剤の除放化供給量よりも多く供給する量が20
0リットルの浴水に対して20mg以上で10g以下で
あることを特徴とする請求項6記載の浴水の浄化方法。 - 【請求項8】 運転開始初期又は浴水交換時にキレート
剤及び塩素除去剤を除放化供給量よりも多く供給し且つ
この運転開始初期又は浴水交換時における塩素除去剤の
供給量が200リットルの浴水に対して20mg以上で
10g以下であることを特徴とする請求項6又は請求項
7記載の浴水の浄化方法。 - 【請求項9】 浴槽と、該浴槽の浴水を循環して微生物
を用いて汗、垢等の汚れ成分を分解するための浄化部
と、浴水中にキレート剤を除放化させて供給する薬剤供
給部とを設けて成ることを特徴とする浴水の浄化システ
ム。 - 【請求項10】 キレート剤と塩素除去剤とを供給する
ための薬剤供給部を設けて成ることを特徴とする請求項
9記載の浴水の浄化システム。 - 【請求項11】 薬剤供給部から供給されるキレート剤
の供給量が1日当たり200リットルの浴水に対して1
0mg以上で10g以下であることを特徴とする請求項
9又は請求項10記載の浴水の浄化システム。 - 【請求項12】 塩素除去剤を除放化させて供給する薬
剤供給部を設け、該薬剤供給部から除放化されて供給さ
れる塩素除去剤の供給量が1日当たり200リットルの
浴水に対して10mg以上で10g以下であることを特
徴とする請求項10又は請求項11記載の浴水の浄化シ
ステム。 - 【請求項13】 薬剤供給部からキレート剤を除放化し
て供給するための除放化剤が、アルギン酸ナトリウム、
κ−カラギーナン、PVA、寒天、酢酸セルロース等の
1種又は複数種を主剤とする硬化物中にキレート剤を含
有させて構成してあることを特徴とする請求項9乃至請
求項12のいずれかに記載の浴水の浄化システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24228196A JPH1085775A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 浴水の浄化方法及び浴水の浄化システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24228196A JPH1085775A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 浴水の浄化方法及び浴水の浄化システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1085775A true JPH1085775A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17086933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24228196A Withdrawn JPH1085775A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 浴水の浄化方法及び浴水の浄化システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1085775A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109731464A (zh) * | 2019-01-15 | 2019-05-10 | 一汽轿车股份有限公司 | 一种新型多功能空调滤芯 |
-
1996
- 1996-09-12 JP JP24228196A patent/JPH1085775A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109731464A (zh) * | 2019-01-15 | 2019-05-10 | 一汽轿车股份有限公司 | 一种新型多功能空调滤芯 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4476632B2 (ja) | 飲料水や工業用水を殺菌するための殺菌用基材を作成する方法と飲料水や工業用水を殺菌するための殺菌システム | |
| US7487876B2 (en) | Particles with silver carried and producing method thereof | |
| CA2475443C (en) | Method for sterilisation and cleaning of water supply systems, in particular in swimming and bathing pool units and device for carrying out the same | |
| US6863905B1 (en) | Enhanced iodine treatment of drinking water | |
| US20040048762A1 (en) | Method of purifying or cleansing a body of liquid | |
| CA2447061C (en) | Stabilised hypobromous acid solutions | |
| JPH0753274B2 (ja) | 風呂水の浄化装置 | |
| JPH1085775A (ja) | 浴水の浄化方法及び浴水の浄化システム | |
| JP2005131559A (ja) | 水道水の再浄水処理方法及び再浄水処理設備 | |
| JPH01125311A (ja) | 防藻殺菌剤 | |
| JPH03229690A (ja) | 天然ゼオライトを用いた浄水器用浄化剤 | |
| JP3751147B2 (ja) | 浄化剤及びそれを用いた浄水装置 | |
| JPS62215507A (ja) | 水溶性工作油、水等の液体の腐敗防止方法 | |
| JP2003252713A (ja) | 浴液用薬剤 | |
| JPH06206066A (ja) | 浄水剤およびこれを用いる水処理具 | |
| JP3069019U (ja) | 活性常水製造装置 | |
| JPH06285368A (ja) | アンモニア除去用ゼオライトの再生方法 | |
| JP2008012462A (ja) | 濾過装置の洗浄殺菌方法及びその洗浄殺菌システム | |
| RU2192395C1 (ru) | Состав для очистки воды | |
| AU2004237825B8 (en) | Silver carrying particles and producing method thereof | |
| JPH09262590A (ja) | 上水中のトリハロメタン類の除去方法 | |
| JPS5857965B2 (ja) | 水処理用殺菌兼濾過剤 | |
| JPH1142484A (ja) | 抗菌水の生成方法 | |
| JPS6320090A (ja) | 浄水剤及びその製造方法 | |
| JPH03101894A (ja) | 水泳用プール水浄化装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |