JPH108612A - パネル材支持構造 - Google Patents

パネル材支持構造

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JPH108612A
JPH108612A JP16780096A JP16780096A JPH108612A JP H108612 A JPH108612 A JP H108612A JP 16780096 A JP16780096 A JP 16780096A JP 16780096 A JP16780096 A JP 16780096A JP H108612 A JPH108612 A JP H108612A
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智 和久井
Akinori Sato
明憲 佐藤
Kenichi Karube
謙一 軽部
Saburo Iseya
三郎 伊勢谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】意匠性に優れかつ安価なパネル材支持構造の提
供。 【解決手段】上部の板ガラス1aの自重を支えるセッテ
ィングブロック12の位置と左右の位置が重なるよう
に、かつ無目2の取付枠3の底板部4と下側の板ガラス
1bに挿まれるようにして、自重伝達ブロック13を配
し、自重伝達ブロック13のない位置に係止部5a、5
bを底板部4に設け、係止部7a、7bを有する押縁6
を係止させて取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物、構造物の
カーテンウォール構法などにおけるパネル材支持構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】図12、13は、カーテンウォール構法
の従来例を示す図であり、パネル材としての板ガラス1
a、1b、1c、1d、1e、1f、1g、1h、1i
が配されている。
【0003】パネル材として板ガラス(たとえば、1
a、1b、1c)を縦方向に複数枚配する場合(これを
段窓という。)、上部の板ガラスと下部の板ガラスとの
間に無目22と称するサッシ部材を配する。
【0004】この無目22は、その両端に配されている
方立16と方立16とにより支持されていて、上部の板
ガラスの自重に耐えるように断面剛性が設定してある。
無目は、方立と縦枠、又は縦枠と縦枠とにより支持され
ることもある。
【0005】無目22の室外側には、上部の板ガラス1
a及び下部の板ガラス1bを保持するための取付枠23
及び取付枠26を設けてある。取付枠23と取付枠26
との間には、無目22、特に、無目22の室外側に設け
られた取付枠23、26が変形や破壊をしないように、
構造補強部27が設けてあり、これによる寸法Jが無目
22の見付け寸法Lをより大きくしている。
【0006】上部の板ガラス1aの自重は、この板ガラ
スの下部に配置されたセッティングブロック12、12
を介して無目22に伝わる。この自重による力は、無目
22に曲げ荷重として作用するので、この曲げ荷重に耐
えるように無目22の断面剛性が設定される。
【0007】板ガラスの幅寸法が大きくなると無目が長
くなり、梁としての無目のスパンが長くなるので、無目
の断面剛性をより上げる必要があり、構造補強部27が
設けられていて、この構造補強部27による寸法Jのた
めに無目の見付け寸法Lもより大きく設定される。
【0008】図14は、サッシの場合の従来のパネル材
支持構造の正面図であり(その断面図は図12と同様で
ある。)、上下の横枠18、18と左右の縦枠19、1
9によりなる開口部の中央に縦方向に方立17が設けて
あり、縦枠19と方立17との間には無目22が渡して
ある。
【0009】無目の室外側に設けられた構造補強部材2
7の上にセッティングブロック12が配置してあり、さ
らに、その上に板ガラス1j、1nが配置されている。
無目の下側には板ガラス1k、1mが配置されている。
この場合の荷重の加わり方は図13に示した場合と同様
である。
【0010】無目の見付け寸法が大きくなると、意匠性
が低下し、しかも、見付け寸法の大きな無目はコスト的
にも高くなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述の課題を
解決すべくなされたものであり、意匠性に優れかつ安価
なパネル材支持構造の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、無目の上側と
下側にパネル材が配され段窓されてなるパネル材支持構
造において、上側の板ガラスを保持するために無目の外
側に設けられた取付枠に、2個のセッティングブロック
を介在させて上側のパネル材を配置するとともに、これ
らセッティングブロックと左右の位置が重なり前記取付
枠の底板部と下側のパネル材とに挿まれるようにして2
個の自重伝達ブロックを介在させて、下側のパネル材を
配置したことを特徴とするパネル材支持構造を提供す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】前記取付枠の底板部は、前記自重
伝達ブロックが配されている以外の部位に係止部を有し
ていて、該係止部の形状に対応する形状の係止部を有す
る押縁が、前記無目に取り付られていて、該押縁を用い
て、下側のパネル材が保持されてなるのが好ましい。パ
ネル材としては、板ガラスなどが用いられる。係止部が
前記底板部に2列設けられていて、該係止部は断面略L
字状であるのが好ましい。
【0014】本発明によれば、無目に対して上部の板ガ
ラスの自重による曲げ応力が働かないように、上部のパ
ネル材の自重を支えるセッティングブロックの位置と左
右の位置(左右の位置とは、パネル材の主表面における
左右の位置をいう)が重なるように、かつ無目の取付枠
の底板部と下側のパネル材に挿まれるようにして、自重
伝達ブロックを配してあるので、無目の見付け寸法を小
さくできる。
【0015】
【実施例】図1〜図5により、本発明のパネル材支持構
造の第1実施例を説明する。これらの図は、カーテンウ
ォール構法において本発明のパネル材支持構造を用いた
場合の実施例を示す図である。
【0016】建物躯体(不図示)に複数本の方立16が
鉛直方向に固定されていて、これら方立間に複数本の無
目2が架設固定され、方立16と無目2とにより囲まれ
る開口部にパネル材としての板ガラスが段窓してある。
【0017】無目2の外側には、上側の板ガラス1aを
保持するための取付枠3が、無目2と一体的に設けられ
ている。取付枠3の底板部4には、2個のセッティング
ブロック12、12が配置され、そのセッティングブロ
ック12、12の上に板ガラス1aが配置されている。
板ガラス1aの周縁部と取付枠3との隙間にはバックア
ップ材14c、14dが挿入され、その上部の板ガラス
の中央側にシ−ル材15が充填されている。
【0018】取付枠3の底板部4には、断面略L字状の
係止部5a、5bが設けられていて、これら係止部5
a、5bの形状に対応する形状の係止部7a、7bを、
その天井部10に有する押縁6が、無目2に取付けられ
ている。
【0019】図3にも示すように、取付枠3の係止部5
a、5bには切り欠き8があり、押縁6の係止部7a、
7b及び天井部10には切り欠き9がある。
【0020】自重伝達ブロック13、13が、切り欠き
8、9の位置で、取付枠3の底板部4と下側の板ガラス
1bに直接に、かつセッティングブロック12、12と
左右の位置が一致するようにして配されるので、上側の
板ガラス1aの荷重は、取付枠3の底板部4に対して曲
げ応力としては働かない。
【0021】上側の板ガラス1aの荷重は、無目2に対
して曲げ応力としては働かないので、図12に示す従来
例のような構造補強部27が不要であり、また、間隙部
28も不要である。
【0022】本発明のパネル材支持構造の見付け寸法M
は、図12に示す従来例のパネル材支持構造の見付け寸
法Lに比較して大幅に小さくなる。
【0023】セッティングブロックとしては、硬度90
度程度のネオプレンゴムなどが用いられ、自重伝達ブロ
ックとしては、硬度90度程度のネオプレンゴムなどの
他に、硬度90度程度のネオプレンゴム製のセッティン
グブロックの上下面にテフロンシートをはさんだ構成に
したもの、テフロン製のブロック、高強度ポリカーボネ
ート製のブロックなどを使用できる。無目及び押縁とし
ては、アルミニウム合金やステンレス鋼などを用いた金
属製のものなどを使用できる。
【0024】図6〜図9により、本発明のパネル材支持
構造の第1実施例の組立て工程を説明する。第1工程と
して、無目2にバックアップ材14aと下側の板ガラス
1bを取り付ける。また、取付枠3の底板部4において
係止部5a、5bが設けられていない切り欠き部8(図
3を参照のこと)の真上の位置にセッティングブロック
12を取付枠3に取り付ける。
【0025】第2工程として、取付枠3の底板部4と下
側の板ガラス1bとの間隙であって、切り欠き部9とな
る位置に、自重伝達ブロック13を取り付ける。
【0026】第3工程として、押縁6の係止部7a、7
bを無目2の取付枠3の係止部5a、5bに組み合わせ
るようにして、押縁6を無目2の取付枠3に取り付け
る。なお、図が分かりやすいように、図8、図9におい
ては、自重伝達ブロック13の記載を省略してある。
【0027】第4工程として、バックアップ材14bを
取り付ける。次に、バックアップ材14cと上側の板ガ
ラス1aを取り付ける。その後は、図1に示してあるよ
うに、バックアップ材14dを取り付け、シール材1
5、15を充填する。
【0028】図10により、本発明のパネル材支持構造
の第2実施例を説明する。この図は、嵌殺のサッシにお
いて本発明のパネル材支持構造を用いた場合の実施例を
示す図である。
【0029】上下の横枠18、18と左右の縦枠19、
19によりなる開口部の中央に縦方向に方立17が設け
てあり、縦枠19と方立17との間には無目32、32
が渡してあり、無目32、32の上部には板ガラス1
j、1nが、無目32、32の下部には板ガラス1k、
1mが配置してある。無目32、32の断面の構造は図
1に示した第1実施例の構造と同様であり、その効果も
同様で、無目の見付け寸法M2が大幅に小さくなる。
【0030】図11は、比較例に係るものであり、図1
0に示す第2実施例において、自重伝達ブロックを用い
なかった場合である。この比較例においては、無目に構
造補強部を設けていないにも拘らず、自重伝達ブロック
を用いていないので、上部の板ガラス1j、1nによる
荷重のために、無目42に曲げ応力が働き、無目42が
曲げられてしまう。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、意匠性に優れコスト上
でもより安価なパネル材支持構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のパネル材支持構造の断面図
【図2】本発明のパネル材支持構造の第1実施例の正面
【図3】図2のパネル材支持構造の主要部品の斜視図
【図4】図2のパネル材支持構造のA−A線に沿った断
面図
【図5】図2のパネル材支持構造のB−B線に沿った断
面図
【図6】図2のパネル材支持構造の組立ての第1工程を
説明する断面図
【図7】図2のパネル材支持構造の組立ての第2工程を
説明する断面図
【図8】図2のパネル材支持構造の組立ての第3工程を
説明する断面図
【図9】図2のパネル材支持構造の組立ての第4工程を
説明する断面図
【図10】本発明のパネル材支持構造の第2実施例の正
面図
【図11】比較に係るパネル材支持構造の正面図
【図12】図13のパネル材支持構造の断面図
【図13】従来のパネル材支持構造の正面図
【図14】従来のパネル材支持構造の正面図
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g、1h、1
i、1j、1k、1m、1n:板ガラス 2、22、32、42:無目 3、23、26:取付枠 4、24:底板部 5a、5b、7a、7b:係止部 6:押縁 8、9:切り欠き 10:天井部 11a、11b、11c:凸部 12:セッティングブロック 13:自重伝達ブロック 14a、14b、14c、14d:バックアップ材 15:シール材 16、17:方立 18:横枠 19:縦枠 27:構造補強部 28:間隙部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無目の上側と下側にパネル材が配され段窓
    されてなるパネル材支持構造において、上側の板ガラス
    を保持するために無目の外側に設けられた取付枠に、2
    個のセッティングブロックを介在させて上側のパネル材
    を配置するとともに、これらセッティングブロックと左
    右の位置が重なり前記取付枠の底板部と下側のパネル材
    とに挿まれるようにして2個の自重伝達ブロックを介在
    させて、下側のパネル材を配置したことを特徴とするパ
    ネル材支持構造。
  2. 【請求項2】前記取付枠の底板部は、前記自重伝達ブロ
    ックが配されている以外の部位に係止部を有し、該係止
    部の形状に対応する形状の係止部を有する押縁が、前記
    無目に取り付られていて、該押縁を用いて、下側のパネ
    ル材が保持されてなる請求項1のパネル材支持構造。
  3. 【請求項3】係止部が前記底板部に2列設けられてい
    て、該係止部は断面略L字状である請求項2のパネル材
    支持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011157742A (ja) * 2010-02-02 2011-08-18 Sumikei-Nikkei Engineering Co Ltd 高欄
CN102619299A (zh) * 2012-04-24 2012-08-01 山东瑞宇蓄电池有限公司 一种用于玻璃幕墙的框架和一种玻璃幕墙
CN103410251A (zh) * 2013-07-23 2013-11-27 苏州金螳螂幕墙有限公司 一种玻璃幕墙的圆弧连接件

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CN103410251A (zh) * 2013-07-23 2013-11-27 苏州金螳螂幕墙有限公司 一种玻璃幕墙的圆弧连接件

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