JPH1086268A5 - - Google Patents
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- JPH1086268A5 JPH1086268A5 JP1996244649A JP24464996A JPH1086268A5 JP H1086268 A5 JPH1086268 A5 JP H1086268A5 JP 1996244649 A JP1996244649 A JP 1996244649A JP 24464996 A JP24464996 A JP 24464996A JP H1086268 A5 JPH1086268 A5 JP H1086268A5
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Description
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため鋭意検討した結果、本発明に至った。すなわち本発明は、基材層(C)の少なくとも片面に、無機層状化合物と樹脂とからなる無機物層(A)および樹脂層(B)が順次コーティングされてなることを特徴とするフィルム積層体を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため鋭意検討した結果、本発明に至った。すなわち本発明は、基材層(C)の少なくとも片面に、無機層状化合物と樹脂とからなる無機物層(A)および樹脂層(B)が順次コーティングされてなることを特徴とするフィルム積層体を提供するものである。
【0027】
本発明における無機物層(A)の無機層状化合物と樹脂との重量比は、5/95以上であり、1/3〜30/1が好ましく、さらに好ましくは2/1〜20/1の範囲である。無機層状化合物の重量比が高いほどバリア性に優れるが、耐屈曲性の点を考慮すると、2/1〜20/1の範囲が好ましい。
本発明における無機物層(A)の無機層状化合物と樹脂との重量比は、5/95以上であり、1/3〜30/1が好ましく、さらに好ましくは2/1〜20/1の範囲である。無機層状化合物の重量比が高いほどバリア性に優れるが、耐屈曲性の点を考慮すると、2/1〜20/1の範囲が好ましい。
【0028】
上記した無機層状化合物と樹脂よりなる無機物層(A)の製造方法は、特に限定されない。無機層状化合物と樹脂との配合時の均一性ないし操作容易性の点からは、例えば、樹脂を溶解させた液と、無機層状化合物を予め膨潤・へき開させた分散液とを混合後、溶媒を除く方法(方法1)、無機層状化合物を膨潤・へき開させた分散液を樹脂に添加し、溶媒を除く方法(方法2)、樹脂を溶解させた液に無機層状化合物を加え膨潤・へき開させた分散液とし溶媒を除く方法(方法3)などが、無機層状化合物の大きなアスペクト比が容易に得られる点から好ましく用いられる。
上記した無機層状化合物と樹脂よりなる無機物層(A)の製造方法は、特に限定されない。無機層状化合物と樹脂との配合時の均一性ないし操作容易性の点からは、例えば、樹脂を溶解させた液と、無機層状化合物を予め膨潤・へき開させた分散液とを混合後、溶媒を除く方法(方法1)、無機層状化合物を膨潤・へき開させた分散液を樹脂に添加し、溶媒を除く方法(方法2)、樹脂を溶解させた液に無機層状化合物を加え膨潤・へき開させた分散液とし溶媒を除く方法(方法3)などが、無機層状化合物の大きなアスペクト比が容易に得られる点から好ましく用いられる。
【0029】
上記の方法において、溶媒を系から除去した後、110℃以上220℃以下で熱エージングすることにより、とりわけフィルムの耐水性(耐水環境テスト後のバリア性の意味)を向上させることができ好ましい。エージング時間に限定はないが、フィルムが少なくとも設定温度に到達する必要があり、例えば熱風乾燥機のような熱媒接触による方法の場合、1秒以上100分以下が好ましい。 熱源についても特に限定はなく、熱ロール接触、熱媒接触(空気、オイル等)、赤外線加熱、マイクロ波加熱、など種々の方法が適用できる。また、ここでいう耐水性は、樹脂が高水素結合性樹脂のとき、また無機層状化合物が膨潤性を有する粘土鉱物である場合に、優れている。
上記の方法において、溶媒を系から除去した後、110℃以上220℃以下で熱エージングすることにより、とりわけフィルムの耐水性(耐水環境テスト後のバリア性の意味)を向上させることができ好ましい。エージング時間に限定はないが、フィルムが少なくとも設定温度に到達する必要があり、例えば熱風乾燥機のような熱媒接触による方法の場合、1秒以上100分以下が好ましい。 熱源についても特に限定はなく、熱ロール接触、熱媒接触(空気、オイル等)、赤外線加熱、マイクロ波加熱、など種々の方法が適用できる。また、ここでいう耐水性は、樹脂が高水素結合性樹脂のとき、また無機層状化合物が膨潤性を有する粘土鉱物である場合に、優れている。
【0036】
基材層(C)に、無機物層(A)および樹脂層(B)をコーティング方法としては、無機物層(A)の塗工液を基材層(C)の表面にコーティングし、乾燥、好ましくは、熱処理を行い、さらにその層の上に樹脂層(B)の塗工液をコーティングする方法である。また、両者の界面はコロナ処理やアンカーコート剤などの処理がされていてもよい。コーティング方法としては、ダイレクトグラビア法やリバースグラビア法及びマイクログラビア法、2本ロールビートコート法、ボトムフィード3本リバースコート法等のロールコーティング法、及びドクターナイフ法やダイコート法、ディップコート法、バーコーティング法やこれらを組み合わせたコーティング法などの方法が挙げられる。積層の順番に関しては、基材層(C)に無機物層(A)を積層し、その上に樹脂層(B)の順番で積層する。
基材層(C)に、無機物層(A)および樹脂層(B)をコーティング方法としては、無機物層(A)の塗工液を基材層(C)の表面にコーティングし、乾燥、好ましくは、熱処理を行い、さらにその層の上に樹脂層(B)の塗工液をコーティングする方法である。また、両者の界面はコロナ処理やアンカーコート剤などの処理がされていてもよい。コーティング方法としては、ダイレクトグラビア法やリバースグラビア法及びマイクログラビア法、2本ロールビートコート法、ボトムフィード3本リバースコート法等のロールコーティング法、及びドクターナイフ法やダイコート法、ディップコート法、バーコーティング法やこれらを組み合わせたコーティング法などの方法が挙げられる。積層の順番に関しては、基材層(C)に無機物層(A)を積層し、その上に樹脂層(B)の順番で積層する。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、無機層状化合物と樹脂の重量比が5/95の範囲である無機物層(A)と、樹脂層(B)とをコーティングにより積層することにより、透明性に優れ、かつガスバリア性、水蒸気バリア性および耐屈曲性にも優れるフィルム積層体を得ることが可能となる。本発明のフィルム積層体は、ガスバリア性において、樹脂を大きく越え、金属やセラミックのガスバリア性に迫っていることから、アルミ箔やガラスなどの金属や無機材料を必須としている用途にも用いることができ、かつ透明性にも優れるため、内容物を確認することが可能であり、これまでのバリア性樹脂組成物の常識を打ち破る材料と言うことができる。
【発明の効果】
本発明によれば、無機層状化合物と樹脂の重量比が5/95の範囲である無機物層(A)と、樹脂層(B)とをコーティングにより積層することにより、透明性に優れ、かつガスバリア性、水蒸気バリア性および耐屈曲性にも優れるフィルム積層体を得ることが可能となる。本発明のフィルム積層体は、ガスバリア性において、樹脂を大きく越え、金属やセラミックのガスバリア性に迫っていることから、アルミ箔やガラスなどの金属や無機材料を必須としている用途にも用いることができ、かつ透明性にも優れるため、内容物を確認することが可能であり、これまでのバリア性樹脂組成物の常識を打ち破る材料と言うことができる。
Claims (10)
- 基材層(C)の少なくとも片面に、無機層状化合物と樹脂とからなりその重量比が5/95以上である無機物層(A)および樹脂層(B)が順次コーティングされてなることを特徴とするフィルム積層体。
- トータルHaze値が、10%以下である請求項1記載のフィルム積層体。
- 無機物層(A)における無機層状化合物と樹脂の重量比が1/3〜30/1の範囲であることを特徴とする請求項1または2記載のフィルム積層体。
- 無機物層(A)における無機層状化合物と樹脂の重量比が2/1〜20/1の範囲であることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のフィルム積層体。
- 無機層状化合物のアスペクト比が、200〜3000であることを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載のフィルム積層体。
- 無機物層(A)の樹脂が高水素結合性樹脂であることを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載のフィルム積層体。
- 樹脂層(B)の樹脂が高水素結合性樹脂であることを特徴とする請求項1〜6いずれかに記載のフィルム積層体。
- 高水素結合性樹脂が、ビニルアルコール分率が41モル%以上のエチレン−ビニルアルコール共重合体またはポリビニルアルコールである請求項6または7に記載のフィルム積層体。
- 請求項1〜8いずれかに記載のフィルム積層体を製造する方法において、基材層(C)の少なくとも片面に、無機層状化合物と樹脂を含む塗布液を塗布、乾燥し て無機物層(A)を設けた後に、該無機物層(A)の上に、樹脂を含む塗布液を塗布、乾燥することにより樹脂層(B)を設けることを特徴とするフィルム積層体の製造方法。
- 無機層状化合物が溶媒に膨潤・へき開した状態で、樹脂または樹脂溶液中に分散させた塗布液を塗布し、無機層状化合物の分散状態を保ちながら、溶媒を系から除去して乾燥することにより無機物層(A)を設けることを特徴とする請求項9に記載のフィルム積層体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24464996A JP4350172B2 (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | フィルム積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24464996A JP4350172B2 (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | フィルム積層体 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005236414A Division JP4334512B2 (ja) | 2005-08-17 | 2005-08-17 | フィルム積層体の製造方法 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1086268A JPH1086268A (ja) | 1998-04-07 |
| JPH1086268A5 true JPH1086268A5 (ja) | 2004-08-26 |
| JP4350172B2 JP4350172B2 (ja) | 2009-10-21 |
Family
ID=17121895
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24464996A Expired - Lifetime JP4350172B2 (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | フィルム積層体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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-
1996
- 1996-09-17 JP JP24464996A patent/JP4350172B2/ja not_active Expired - Lifetime
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