JPH1086363A - インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置

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JPH1086363A
JPH1086363A JP8240351A JP24035196A JPH1086363A JP H1086363 A JPH1086363 A JP H1086363A JP 8240351 A JP8240351 A JP 8240351A JP 24035196 A JP24035196 A JP 24035196A JP H1086363 A JPH1086363 A JP H1086363A
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JP
Japan
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ink
scanning direction
ink drops
nozzles
recording medium
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JP8240351A
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English (en)
Inventor
Masaru Yano
賢 谷野
Yoshinori Tanaka
美則 田中
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
    • B41J2/2121Ink jet for multi-colour printing characterised by dot size, e.g. combinations of printed dots of different diameter
    • B41J2/2125Ink jet for multi-colour printing characterised by dot size, e.g. combinations of printed dots of different diameter by means of nozzle diameter selection

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体上で色の異なる大,小インクドロッ
プを重ねる場合、各インクが液体状態で混色して発色が
悪くなるのを防ぐため、各インクドロップが付着する間
の時間差を長くとれるノズル配列を有するインクジェッ
ト記録ヘッドを提供する。 【解決手段】 記録媒体に対向させた複数のノズルから
インクドロップを吐出しつつ主走査方向に移動し、上記
インクドロップを記録媒体に付着させて画像を記録する
インクジェット記録ヘッド3C,3M,4Y,4Bkに
おいて、インクドロップがそれぞれ吐出される複数のノ
ズル15を配列した第1のノズル列16と、第1のノズ
ル列16から吐出されるものよりも大きいインクドロッ
プがそれぞれ吐出される複数のノズル17を配列した第
2のノズル列18とを上記主走査方向と直交する副走査
方向に沿って直列に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号に応じて
インクドロップをノズルから吐出し、記録紙等の記録媒
体に付着させて画像を記録するドロップオンデマンド
(DOD)方式のインクジェット記録ヘッドおよびイン
クジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記DOD方式のインクジェット
記録ヘッドに複数のノズルを設け、これらのノズルから
大きいインクドロップと小さいインクドロップとを適宜
吐出し、これらインクドロップが記録媒体上に付着して
それぞれ形成される大径インクドットと小径インクドッ
トとの組み合わせにより階調表現を行う方法が知られて
いる。
【0003】また、3色ないし4色のインクを用いて多
色階調画像を形成する場合、色と大きさが異なる2つの
インクドットを同じ位置に重ねて形成するか、あるい
は、それらインクドットを記録媒体上の一定面積内に微
小距離だけ隔てて形成し、各ドットの有する色刺激を視
覚的に混色させるなどの方法により様々な色彩表現が可
能である。なお、両者を比較するとインクドットを重ね
合わせる方が中間色の表現においてより有利である。
【0004】上記インクジェット記録ヘッドにおいて、
インクドロップの大きさを変える一つの方法としてノズ
ルの大きさを変える方法がある。その例として、米国特
許第5,208,605号には、図7に実線で示すよう
に、大きいインクドロップを吐出するための複数の大径
ノズル61からなるノズル列62と、小さいインクドロ
ップを吐出するための複数の小径ノズル63からなるノ
ズル列64とを並列に配置したプリントヘッド60が開
示されている。また、米国特許第5,412,410号
には、図8に実線で示すように、それぞれ複数の大径ノ
ズル71と小径ノズル72とをヘッドの主走査方向と直
交する副走査方向に沿って交互に配列したプリントヘッ
ド70が開示されている。なお、前者においては図面等
に主走査方向が具体的に示されていないが、一般的なイ
ンクジェット記録ヘッドの構成に従って、ノズル列は主
走査方向に直交するように形成されているものとする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記各プリントヘッド
60,70は単色用であるため、例えば、シアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、およびブラ
ック(Bk)の4色のインクを用いて多色階調画像を形
成するには、図7,8において点線で示すように、各イ
ンクに対応してそれぞれ4つのプリントヘッド60,7
0を図示しないキャッリジ上に主走査方向に沿って配置
する必要がある。
【0006】しかし、図7に示すように配列したプリン
トヘッド60で、異なる色の大,小インクドロップを重
ね合わせる場合、記録媒体に先に付着したインクドロッ
プが吸収されて乾燥する前に、次のインクドロップが着
弾するおそれがあり、各インクが液体状態で混色して色
彩に濁りが生じやすく、所望の色表現ができないという
問題がある。具体的には、マゼンタ(M)の大インクド
ロップの上にシアン(C)の小インクドロップを重ねる
場合、これら2つのインクドロップが着弾する間の時間
は、マゼンタ用ヘッド60の大径ノズル列62とシアン
用ヘッド60の小径ノズル列64との間の距離xをキャ
リッジが移動するのに要する僅かな時間しかなく、乾き
が比較的遅いインクの場合には上記のような混色を生ず
る可能性が高い。
【0007】一方、図8に示すように配列したプリント
ヘッド70で異なる色の大,小インクドロップを重ねる
場合、キャッリジが副走査方向に大径ノズル71と小径
ノズル72との間の距離yだけ移動する時間が必要とな
る。そのため、2つのインクドロップが着弾する間の時
間差は、上記プリントヘッド60の場合に比べると大き
くなる。しかし、上記のような混色を十分に防止するに
は、キャッリジの移動速度を遅くせずとも、上記時間差
をさらに長くとれるようなノズル配列とすることが望ま
れる。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
課題を解決するために、記録媒体に対向する複数のノズ
ルからインクドロップを吐出しつつ主走査方向に移動
し、そのインクドロップを記録媒体に付着させて画像を
記録するインクジェット記録ヘッドにおいて、インクド
ロップがそれぞれ吐出される複数のノズルを配列した第
1のノズル列と、その第1のノズル列から吐出されるも
のよりも大きいインクドロップがそれぞれ吐出される複
数のノズルを配列した第2のノズル列とを上記主走査方
向と直交する副走査方向に沿って直列に配置したもので
ある。また、本発明は、記録媒体に対向する複数のノズ
ルからインクドロップを吐出して上記インクドロップを
記録媒体に付着させて画像を記録するインクジェット記
録ヘッドと、該記録ヘッドを主走査方向に移動させる第
1の移動手段と、上記記録ヘッドと上記記録媒体との相
対位置を上記主走査方向と直交する副走査方向に移動さ
せる第2の移動手段とを備えたインクジェット記録装置
において、上記インクジェット記録ヘッドには、インク
ドロップがそれぞれ吐出される複数のノズルを配列した
第1のノズル列と、その第1のノズル列から吐出される
ものより大きいインクドロップがそれぞれ吐出される複
数のノズルを配列した第2のノズル列とを上記副走査方
向に沿って直列に配置したことを特徴とする。ここに、
「主走査方向」とはヘッドの実際の移動方向を、また
「副走査方向」とは上記主走査方向と直交する方向をい
い、「直列に配置した」とは第1と第2のノズル列を同
一直線上に配置した場合のほか、上記各ノズル列を主走
査方向に若干ずらして配置したような場合も含むものと
する。
【0009】
【発明の作用および効果】本発明にかかるインクジェッ
ト記録ヘッドを用いてプリントを行う場合、大,小イン
クドロップを記録媒体上で重ねるには、キャリッジが各
ノズル列の同方向の端部にそれぞれ位置するノズル間の
距離を副走査方向に移動するだけの時間が少なくとも必
要となる。すなわち、上述した従来技術よりもインクド
ロップを重ね合わせるまでに経過する時間がさらに長く
なる。したがって、その移動の間に、先に付着したイン
クドロップは記録媒体に吸収されて乾燥することとな
り、その上につぎのインクドロップが付着しても、各イ
ンクが液体状態で混合するのが防止される。したがっ
て、例えば、上記ヘッドを主走査方向に複数設け、各ヘ
ッドからそれぞれ色の異なるインクを吐出させて多色画
像を形成する場合、各インクドロップがそれぞれもつ特
有の色刺激が損なわれることなく発色のよい色彩表現が
可能になり、画質の向上を図れる。
【0010】また、色が異なる大,小インクドロップを
記録媒体上に近接付着させて色彩表現する場合にも、同
様の効果が得られる。すなわち、一方のインクドロップ
が乾燥する前にこれに近接して次のインクドロップを着
弾させると、互いにつながって混色するおそれがある
が、本発明にかかるノズル配置を有する上記ヘッドによ
れば、大きいインクドロップが乾燥したのちに小さいイ
ンクドロップを近接して着弾させることができるので、
それぞれ完全に独立したドットとして形成することがで
き、この色彩表現方法においても発色のよい高画質を得
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施
形態であるカラープリント用のインクジェット記録装置
の主要部の模式図である。図1に示すように、インクジ
ェット記録装置100は基台50を備えている。基台5
0上には所定の間隔をおいて対向する一対の側壁51が
設けてある。側壁51の間には、バックアップロール5
4、ガイドロッド53、およびボール螺子52が平行に
架け渡されている。バックアップロール54およびボー
ル螺子52はそれぞれ回動自在としてあり、それぞれモ
ータ56、55に駆動連結してある。また、ガイドロッ
ド53とボール螺子52とに係合するようにキャリッジ
2が設けてある。キャリッジ2は螺子孔(図示せず)を
有し、この螺子孔とボール螺子52との組み合わせによ
り、ボール螺子52の回転に基づいてキャリッジ2がガ
イドロッド53とボール螺子52とに沿って矢印a方向
(以下、「主走査方向」という)に往復移動できるよう
になっている。キャリッジ2はまた後述するインクジェ
ットヘッドをバックアップロール54に対向する面に備
えており、バックアップロール54の外周面に沿ってそ
の周方向に搬送される用紙等の記録媒体に対してこのイ
ンクジェットヘッドからインクドロップを吐出して記録
媒体上に画像が形成されるようになっている。画像形成
を行う際、キャリッジ2は主走査方向に一定速度で移動
する。
【0012】図2は、キャリッジ2の記録媒体対向部の
構成を示す斜視図である。図2に示すように、キャリッ
ジ2には調整板5が抜け止めビス7によって回動自在に
取り付けられている。この調整板5は、抜け止めビス7
による取り付け部とは反対側の側部において、キャリッ
ジ2に固定された係合部8に係合され、キャリッジ2に
対して密着するように押さえられている。また、調整板
5には、係合部8の上方に折り曲げ部9が形成されてい
る。この折り曲げ部9を貫通する調整ビス10の先端
が、キャリッジ2から突出する突出部12のネジ孔にね
じ込まれている。そして、折り曲げ部9と突出部12と
の間の調整ビス10の周囲には、スプリング11が装着
されている。このスプリング11は折り曲げ部9を突出
部12から離れる方向に付勢している。また、調整板5
には2つのマルチヘッド3,4が互いに平行に、かつ副
走査方向に関してほぼ同じ高さに固定されている。な
お、マルチヘッド3,4は、一体的に形成されたもので
もよい。
【0013】マルチヘッド3は、図3に示すように、本
発明にかかるインクジェット記録ヘッドであるシアン用
ヘッド部3Cおよびマゼンタ用ヘッド部3Mを、その中
央断面Xに関して対称に一体的に備えている。また、マ
ルチヘッド4も同様に、イエロー用ヘッド部4Yとブラ
ック用ヘッド部4Bkを一体的に備えている。マルチヘ
ッド3,4は、供給されるインクが異なるだけでそれら
の構成は同じであるため、以下、マルチヘッド3につい
てのみ説明する。
【0014】マルチヘッド3は記録媒体対向部にチャン
ネルプレート20を備えている。チャンネルプレート2
0は、樹脂、金属等の平板からなり、その裏面には複数
の凹部が形成されている。このチャンネルプレート20
の凹部形成面には、図4に示すように、この凹部を覆う
ように金属、樹脂等の薄膜からなる隔壁21が接着され
ている。この隔壁21で覆われたチャンネルプレート2
0の各凹部の内部にそれぞれインクチャンネル22、イ
ンレット23およびインク供給室24が形成されてい
る。
【0015】インクチャンネル22は、主走査方向に沿
い、かつ副走査方向に等ピッチで複数配列されている。
各インクチャンネル22には、それぞ対応するインレッ
ト23を介してインク供給室24から供給されたインク
が収容されるようになっている。
【0016】チャンネルプレート20の記録媒体対向面
には、各インクチャンネル22に連通するそれぞれ複数
の小径ノズル15と大径ノズル17が形成されており、
小径ノズル15からは小さいインクドロップが吐出さ
れ、大径ノズル17からは上記小径ノズル15から吐出
されるものよりも大きいインクドロップが吐出されるよ
うになっている。また、複数の小径ノズル15は直線上
に配列されて小径ノズル列16をなし、複数の大径ノズ
ル16は直線上に配列されて大径ノズル列18をなして
いる。そして、これらノズル列16,18は副走査方向
に沿って一直線上に直列に配置されている。なお、各ノ
ズル15,17を直線上ではなく、例えば、副走査方向
に沿って千鳥状に配置して各ノズル列16,18を構成
してもよいし、また、小径ノズル列16と大径ノズル列
18とを主走査方向に若干ずらして配置してもよい。
【0017】図4に示すように、隔壁21の下面には、
スペーサ部材30,31,32を介して、セラミック等
の高剛性材料からなる基板33に固定されている。基板
33上には、隔壁21を介してインクチャンネル22に
対向するとともに、インクチャンネル22の長手方向に
沿ってそれぞれ配置された複数の圧電部材25が固定さ
れている。圧電部材25は、電圧印加時の変形に基づき
隔壁21を介してインクチャンネル22に収容されたイ
ンクを加圧し、ノズル15,16からインクドロップを
吐出させる加圧手段である。
【0018】圧電部材25は、例えば、ジルコン酸鉛や
チタン酸鉛などの圧電材料からなる矩形体の上,下面に
電極がそれぞれ形成されてなるもので、インクチャンネ
ル22よりも長さと幅が僅かに小さく形成されている。
圧電部材25は分極処理されており、上下に設けられた
電極に電圧を印加することにより変形する。各圧電部材
25の上面の電極はこれと接触する導電性の隔壁21を
介してアースに接続されている。他方、下面の電極は、
基板33上に各圧電部材25に対応してパターン形成さ
れた個別引き出し線と導通しており、この引き出し線を
介して図示しないドライバにそれぞれ接続されている。
このドライバにより画像信号に応じて圧電部材25に電
圧を印加されるようになっている。なお、圧電部材25
の各電極の引き出し方法については、本実施形態のもの
に限られず種々変更可能である。
【0019】つぎに、以上の構成からなるインクジェッ
ト記録装置100で多色プリントを行う際のインクドロ
ップ吐出動作について説明する。マルチヘッド3のシア
ン用ヘッド部3Cおよびマゼンタ用ヘッド部3Mには、
インク供給口26,26を介してインク供給室24,2
4にシアン、マゼンタの各インクがそれぞれ供給され、
インレット23を経て各インクチャンネル22に収容さ
れている。また、マルチヘッド4のイエロー用ヘッド部
4Yとブラック用ヘッド部4Bkにも同様に、イエロー
およびブラックのインクが各インクチャンネル22にそ
れぞれ収容されている。
【0020】この状態で、まず、プリント開始前に、キ
ャリッジ2を主走査方向に移動させるとともに、圧電部
材25に電圧を印加してインクドロップを吐出させ、記
録媒体上に形成された各色のインクドットの重なり具合
を確認し、各ヘッド部3C,3M,4Y,4Bkの位置
調整を行う。具体的には、例えば、イエロー用ヘッド部
4Yとシアン用ヘッド部3Cの副走査方向最上流側にそ
れぞれ位置する大径ノズル17,17からインクドロッ
プを記録媒体上の同じ位置に付着するタイミングでそれ
ぞれ吐出させる。この2つのインクドロップによって記
録媒体に形成される各ドットが完全に重なっていればよ
いが、図5(a)に示すように、シアンドット(C)が
イエロードット(Y)の上方にずれている場合には、抜
け止めビス7を緩めるとともに調整ビス10を緩めて、
調整板5を図6の矢印A方向に僅かに回転させる。反対
に、図5(b)に示すように、シアンドット(C)がイ
エロードット(Y)の下方にずれている場合には、調整
ビス10を締め付けて調整板5を図6の矢印B方向に僅
かに回転させる。このようにして2つのドットが正確に
重なるように調整し、抜け止めビス7を締め付けたの
ち、プリントを開始する。
【0021】インクジェット記録装置100による多色
プリントにおいて、大,小インクドロップを重ね合わせ
て色彩表現を行う場合、例えば、イエローの大きいイン
クドロップの上に、シアンの小さいインクドロップを重
ねるときには、まず、イエロー用ヘッド部4Yの大径ノ
ズル列18の副走査方向最上流側に位置する大径ノズル
17から大きいインクドロップを吐出させ、記録媒体上
にイエロードットを形成する。
【0022】その後、キャリッジ2が主走査方向に沿っ
て記録媒体の両端部間を往復移動しつつ副走査方向に少
しづつ移動する。そして、シアン用ヘッド部3Cの小径
ノズル列16の副走査方向最上流側に位置する小径ノズ
ル15が上記イエロードットの位置に来たときに、その
小径ノズル15から小さいインクドロップを吐出して上
記イエロードットの上に重ねる。このとき、2つのイン
クドロップが記録媒体に付着する間の時間差は、副走査
方向最上流側にそれぞれ位置する大径ノズル17と小径
ノズル15との間の距離zをキャリッジ2が副走査方向
に移動するのに要する時間とほぼ等しい時間となる。こ
の時間は、先に付着したイエローインクドロップが記録
媒体に吸収されて乾燥するのに十分な時間である。
【0023】したがって、その上に色の異なる小さなイ
ンクドロップが付着しても、各インクが液体状態で混色
することがない。また、大きいイエロードットの上に小
さいシアンドットを重ねるため、イエロードットが覆い
隠されることがない。その結果、各インクドットがもつ
特有の色刺激が損なわれることがないので発色のよい色
彩表現が可能になり、画質を向上させることができる。
【0024】また、色の異なる2つの大小インクドロッ
プを重ねるのではなく、記録媒体上に近接付着させて色
彩表現する場合にも、上記と同様の効果が得られる。す
なわち、例えば、先に付着したイエローの大きいインク
ドロップが乾燥する前に、これに近接してシアンの小さ
いインクドロップを付着させると、互いにつながって混
色するおそれがあるが、本実施形態のヘッドを有するイ
ンクジェット記録装置100によれば、大きいインクド
ロップが乾燥したのちに、小さいインクドロップを近接
付着させることができるので、それぞれ完全に独立した
ドットとして形成することができ、この色彩表現方法に
おいても発色のよい高画質を得ることができる。
【0025】さらに、大きいインクドロップを先に付着
させ、それが乾燥した後に同じインクからなる小さいイ
ンクドロップを重ねると、同じ色合いでも濃さの異なる
インクドットを形成することができる。反対に、先に付
着したインクドロップが乾燥する前に、つぎのインクド
ロップを重ねても、2つのインクドロップが液体状態で
混合してしまい、1つのインクドロップで形成されるド
ットの色合いと変わらなくなる。本実施形態にかかるヘ
ッドによれば、先に付着したインクドロップが十分に乾
燥したのちに次のインクドロップを重ねることができの
で、同じ色合いでも濃さの異なるインクドットを形成す
ることができ、階調幅を広げることができる。また、先
に着弾したインクドロップが十分乾いていないことに起
因して、インクドロップを重ねたときに意図したドット
形状が得られなくなるといった問題も同時に解消され
る。
【0026】ところで、上記各ヘッド部3C,3M,4
Y,4Bkでは、大径ノズル列18を小径ノズル列16
よりも副走査方向下流側に配置したので、このノズル配
列では先に大きいインクドロップを記録媒体に付着させ
ることになる。これとは逆に例えば乾きが比較的遅いイ
ンクを用いる場合等において、上記ノズル配列とは逆
に、小径ノズル列16を副走査方向上流側に配置して、
先に小さいインクドロップを付着させるようにしてもよ
い。この場合、小さいインクドロップは大きいものに比
べて乾燥が早く、完全に乾燥した後に大きいインクドロ
ップを重ねることができるので、大きいインクドロップ
が液体状態で混色することなく記録媒体に吸収され、発
色のよい色彩表現が行える。
【0027】なお、本実施形態のヘッドでは、大、小イ
ンクドロップを吐出させるためにノズル径を変化させた
が、他の方法によってインクドロップの大きさを変化さ
せてもよい。例えば、ノズルをすべて同じ大きさに形成
する一方、大きいインクドロップ吐出用のインクチャン
ネル22および圧電部材25を小さいインクドロップ吐
出用のものより大きく形成してもよいし、また、同じ色
のインクであっても粘性や表面張力等の物性を変えるこ
とによって、同じ加圧力が作用しても吐出するインクド
ロップの大きさが変化することから、大きいインクドロ
ップ吐出用インクチャンネル22と小さいインクドロッ
プ吐出用インクチャンネル22とで収容されるインクの
物性を異ならせてもよい。
【0028】また、本実施形態のインクジェット記録ヘ
ッドは、記録装置に1つだけ設けて単色の階調画像を形
成する場合にも有効である。さらに、大,小インクドロ
ップを油性インクと水性インクでそれぞれ形成して重ね
るようにすれば、液体状態での混色をより効果的に防止
でき、上記効果をより一層確実なものにできる。
【0029】なお、本実施形態においては圧電部材をイ
ンク加圧手段として用いたが、これに限らず、ノズルか
らインクを吐出させるものであればよく、例えば、発熱
素子を用いてインクチャンネル内に気泡を発生させ、こ
れによりインクを加圧するようにしたものであってもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態であるインクジェット記
録装置の主要部の模式図である。
【図2】 多色プリント用のインクジェット記録ヘッド
の斜視図である。
【図3】 2つのインクジェット記録ヘッドを一体形成
したマルチヘッドの正面図である。
【図4】 図2のマルチヘッドにおけるIII−III線断面
図である。
【図5】 色が異なる同じ大きさの2つのインクドロッ
プを記録媒体上で重ねたときの付着位置がずれた状態を
示す図である。
【図6】 2つのインクドロップの位置ずれを修正する
ための各ヘッドの位置調整について説明する図である。
【図7】 大,小ノズルを配列した従来のインクジェッ
ト記録ヘッドの一例を示す図である。
【図8】 大,小ノズルを配列した従来のインクジェッ
ト記録ヘッドの別の例を示す図である。
【符号の説明】 2…キャリッジ、3…マルチヘッド、3C…シアン用ヘ
ッド部、3M…マゼンタ用ヘッド部、4…マルチヘッ
ド、4Y…イエロー用ヘッド部、4Bk…ブラック用ヘ
ッド部、15…小径ノズル、16…小径ノズル列(第1
のノズル列)、17…大径ノズル、18…大径ノズル列
(第2のノズル列)、52…ボール螺子、54…バック
アップロール、55,56…モータ、100…インクジ
ェット記録装置、101…インクジェット記録ヘッド。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対向する複数のノズルからイ
    ンクドロップを吐出しつつ主走査方向に移動し、上記イ
    ンクドロップを記録媒体に付着させて画像を記録するイ
    ンクジェット記録ヘッドにおいて、 インクドロップがそれぞれ吐出される複数のノズルを配
    列した第1のノズル列と、その第1のノズル列から吐出
    されるものより大きいインクドロップがそれぞれ吐出さ
    れる複数のノズルを配列した第2のノズル列とを上記主
    走査方向と直交する副走査方向に沿って直列に配置した
    ことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 記録媒体に対向する複数のノズルからイ
    ンクドロップを吐出して上記インクドロップを記録媒体
    に付着させて画像を記録するインクジェット記録ヘッド
    と、該記録ヘッドを主走査方向に移動させる第1の移動
    手段と、上記記録ヘッドに対する上記記録媒体の相対位
    置を上記主走査方向と直交する副走査方向に変える第2
    の移動手段とを備えたインクジェット記録装置におい
    て、 上記インクジェット記録ヘッドには、インクドロップが
    それぞれ吐出される複数のノズルを配列した第1のノズ
    ル列と、その第1のノズル列から吐出されるものより大
    きいインクドロップがそれぞれ吐出される複数のノズル
    を配列した第2のノズル列とを上記副走査方向に沿って
    直列に配置したことを特徴とするインクジェット記録装
    置。
JP8240351A 1996-07-22 1996-09-11 インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 Pending JPH1086363A (ja)

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