JPH1087042A - ワーク搬送装置 - Google Patents

ワーク搬送装置

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JPH1087042A
JPH1087042A JP8239438A JP23943896A JPH1087042A JP H1087042 A JPH1087042 A JP H1087042A JP 8239438 A JP8239438 A JP 8239438A JP 23943896 A JP23943896 A JP 23943896A JP H1087042 A JPH1087042 A JP H1087042A
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JP
Japan
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work
workpiece
pair
belt conveyors
transfer device
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JP8239438A
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English (en)
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Kazuaki Mishima
一晃 三島
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車ドアの製造組立ラインを多品種ドアに
対応させる場合、工程間の多品種ドア対応のドア搬送装
置が大型、高コスト化して製造組立ラインの多品種ドア
対応化が難しい。 【解決手段】 自動車ドアのワーク1をその凸状湾曲外
面mを下向きにして水平搬送する装置が一対の平行なベ
ルトコンベア11を備える。ワーク1は複数品種におい
てその湾曲外面mが似通っており、複数品種のワーク1
の重心wの両側方の湾曲外面mの2点には、この2点を
下方から支持すればワーク1が安定した姿勢となる面領
域p,qが存在し、この2点の面領域p,qを支持する
ように一対のベルトコンベア11の間隔Lと取付角度を
一定に設定して、複数品種ワーク対応のワーク搬送装置
を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のフロント
ドア、リアドア等の複数品種のドアに共通なワーク搬送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアの製造は、一般に図6に示
すシーラ塗布工程P1 、ヘミング加工工程P2 、溶接工
程P3 で行われている。まず、シーラ塗布工程P1 でド
アのアウターパネル2の周縁部内面にシーラ材4がシー
ラ塗布ロボット5で自動塗布される。次に、ヘミング加
工工程P2 でアウターパネル2とその上に重ねたインナ
ーパネル3の周縁部同士がプレス機(図示せず)でプレ
スされてヘミング加工される。次に、ヘミング加工され
たアウターパネル2とインナーパネル3の周縁部が溶接
工程P3 のレーザー溶接ロボット6でレーザー溶接され
てドアが製造される。
【0003】上記ドアの組立製造ラインとして、工場の
床上に図7に示す各ステーションS 1 〜S7 を一連に配
置したものが知られている。尚、S1 は先頭ステーショ
ン、S2 はシーラ塗布ステーション、S3 はマリッジス
テーション(合体ステーション)、S4 はヘミング加工
ステーション、S5 は搬出ステーション、S6 は溶接ス
テーション、S7 は取出ステーションである。これら各
ステーションS1 〜S 7 には、自動車ドアのアウターパ
ネルのワークを、又はアウターパネルにインナーパネル
を合体させたワークを、略水平に保持してステーション
間でワークの自動受け渡しを行う工程間ワーク搬送装置
が設置される。また、シーラ塗布ステーションS2 と溶
接ステーションS6 にはワークを正確に位置決め保持す
る治具装置が設置される。
【0004】先頭ステーションS1 に1枚のアウターパ
ネル2が供給されると、このアウターパネルがシーラ塗
布ステーションS2 に自動送りされる。シーラ塗布ステ
ーションS2 でアウターパネルが定位置に位置決め保持
されると、シーラ塗布ロボット5が作動してアウターパ
ネルにシーラ材が自動塗布される。シーラ材塗布が完了
するとシーラ塗布ステーションS2 からマリッジステー
ションS3 にアウターパネルが自動送りされる。
【0005】マリッジステーションS3 には、固定のシ
ーラ塗布ステーションS2 とヘミング加工ステーション
S4 の間を往復移動するマリッジ台車7が設置され、こ
のマリッジ台車7上にシーラ塗布ステーションS2 から
1枚のアウターパネルが自動送りされると、このアウタ
ーパネル上に外部のインナーパネル組立ステーションS
8 から1枚のインナーパネルが手動で供給される。マリ
ッジ台車7はインナーパネルの供給を受けるとヘミング
加工ステーションS4 の手前位置まで移動し、そこで9
0゜方向変換して、アウターパネルとこれに重ねたイン
ナーパネルから成るワークをヘミング加工ステーション
4 に自動送りした後、元のマリッジステーションS3 の
手前位置まで戻る。
【0006】ヘミング加工ステーションS4 に搬入され
たアウターパネルとインナーパネルの合体ワークは、上
下一対の金型から成るプレス機でヘミング加工されてか
ら、次の搬出ステーションS5 に自動送りされる。搬出
ステーションS5 には、固定のヘミング加工ステーショ
ンS4 と溶接ステーションS6 の間を往復移動する搬出
台車8が設置され、この搬出台車8がヘミング加工ステ
ーションS4 の手前位置に在るときにヘミング加工ステ
ーションS4 からヘミング加工済みワークが自動供給さ
れる。ワークを受け取った搬出台車8が溶接ステーショ
ンS6 の手前位置に移動して、ワークを溶接ステーショ
ンS6 に自動送りする。
【0007】溶接ステーションS6 に搬入されたワーク
が定位置に位置決め保持されると、レーザー溶接ロボッ
ト6が作動してワークであるアウターパネルとインナー
パネルを溶接して一体化する。レーザー溶接されたワー
クは溶接ステーションS6 から取出ステーションS7 に
自動搬出されて、取出ステーションS7 から手動で外部
に取り出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図7の製造組立ライン
が仮に1品種のワーク(ドア)に対応させたものである
場合、同様な組立ラインを使って例えば1車種の自動車
の左右のフロントドアと左右のリアドアの計4品種のサ
イドドアを製造するには独立した4ラインの製造組立ラ
インが必要となって、ドア製造設備全体が設置スペース
の大きな高コストなものとなり、自動車ドア等の多品種
小量生産のワーク製造に適さなくなる。そこで、図7の
製造組立ラインを多品種ワークに対応させるため、各ス
テーションの構造、機能を多品種ワークに対応させるこ
とが試みられている。
【0009】例えば、図7の製造組立ラインにおけるシ
ーラ塗布ステーションS2 と溶接ステーションS6 の各
ロボットの動きはコンピュータ制御することで多品種ワ
ークに対応させることが容易である。また、ヘミング加
工ステーションS4 においては1品種のワークをヘミン
グ加工する金型を4品種ワークに対応させて4種類用意
し、この4種類の金型を上下左右にスライド移動可能に
設置して、ヘミング加工ステーションS4 に任意の1品
種のワークが搬入されるとこれに対応する1種類の金型
だけが任意に選択して使用されるようにして、ヘミング
加工ステーションS4 を4品種ワークに対応させるよう
にすることが特開平6−277771号公報に開示され
ている。
【0010】上記のように3ステーションS2 、S4 、
S6 の機能を4品種ワークに対応させる場合、各ステー
ションS1 〜S7 での工程間ワーク搬送装置を4品種ワ
ークに対応させる必要がある。このような多品種ワーク
対応の工程間ワーク搬送装置として、ロボットアームを
使った自動搬送装置等があるが、いずれも機構的に複雑
で高コスト化し、この種ワーク搬送装置を各ステーショ
ンS1 〜S7 に設置するとなると自動車ドア製造設備全
体が設置スペースの大きな大型で高コストなものとな
り、これが自動車ドアの1製造組立ラインの多品種ワー
ク対応化を難しくしている。
【0011】本発明の目的は、自動車ドアの構成部材で
ある複数品種のワークが混流する1製造組立ラインの多
品種ワーク対応化を容易にするシンプルで低コストなワ
ーク搬送装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、同一車種又は
異なる車種で全体形状が似通ったドアの構成部材である
複数品種のワークをその凸状湾曲外面を下向きにして略
水平な一対のベルトコンベアに載せて定方向に搬送する
複数品種のワークに共通な搬送装置であって、一対のベ
ルトコンベアの間隔を、複数品種におけるワークの凸条
湾曲外面のワーク重心位置からワーク搬送方向と直交す
る両側方に大小異なる距離に在ってワーク搬送方向と直
交方向での曲率が複数品種のワークにおいて均一化され
ている2点の面領域の離隔距離に設定して、一対のベル
トコンベアでワークの2点の面領域を直接に支持してワ
ーク搬送を行うことを特徴とするものである。
【0013】即ち、本発明者は、自動車ドアの工程間自
動搬送をシンプルで基本的ワーク搬送手段であるベルト
コンベアでできないか検討した結果、全体形状が似通っ
た複数品種のフロントドアやリアドアのアウターパネル
は大差の無い曲率、サイズの凸状湾曲外面を有し、この
湾曲外面を下向きにしてアウターパネルを略水平な姿勢
で2本のベルトコンベアに載せ、かつ、2本のベルトコ
ンベアの間隔や傾斜角度を適正値に設定しておけば、2
本のベルトコンベアによって複数品種のアウターパネル
を共に安定した姿勢で搬送できることを見出した。例え
ば同一車種の左右のフロントドアと左右のリアドアは、
約半分が窓ガラス等を収納する本体部で残り約半分が窓
枠のサッシ部であるといった高さや幅に大差の無い似通
った形状、サイズであり、このドアの多品種のアウター
パネルの本体部は似通ったサイズ、曲率の凸状湾曲外面
を有して、この本体部の凸状湾曲外面の両端部分を支持
するように2本のベルトコンベアの間隔、傾斜角度を設
定すれば、2本のベルトコンベアが多品種のドアのアウ
ターパネルの安定した搬送に共用できる。
【0014】また、本発明においては、上記一対のベル
トコンベアのワーク重心位置から大きく離れた一方の外
側に、一対のベルトコンベアに保持されて搬送されるワ
ークの片端の移動方向をワーク搬送方向に規制する固定
ガイドを設置することが、ワークをより安定した姿勢で
定方向に搬送する上で望ましい。
【0015】更に、本発明においては、上記固定ガイド
と反対側のワークの端部に当接するようにベルトコンベ
アに対して上下左右に移動可能に配置されて、ワークの
固定ガイドと反対側の端部の移動方向をワーク搬送方向
に規制する補助ガイドを設置することが、特にワークの
サイズが大きく変更された際のワーク搬送姿勢をより安
定させる上で望ましい。
【0016】ここで、上記の固定ガイドはベルトコンベ
アと平行な鉄板のガイド壁面等であり、補助ガイドはベ
ルトコンベアと平行な鉄板等の固定式ガイドやベルトコ
ンベアと同様な補助的ワーク搬送手段であるコンベア類
が適用される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、各実施例について図1乃至
図5を参照して説明する。
【0018】図1(A)及び(B)に示される第1の実
施例のワーク搬送装置10は、略水平な支持体15上に
固定部材16を介して同一高さに略水平に設置された一
対の平行なベルトコンベア11と、その両側方に設置さ
れた固定ガイド12及び補助ガイド13を備える。一対
のベルトコンベア11はエンドレスベルトであって、各
々がベルトコンベア11の一端に配置されたモータ14
によって同期同速で駆動されて、図1(A)の矢印方向
から手動或いは自動で搬入されたワーク1を略水平に保
持して同じ矢印方向で水平に搬送する。
【0019】ワーク1は、同一車種又は異なる車種の形
状、サイズ共に似通ったドアで、例えば一車種の左右の
フロントドアと左右のリアドアの計4品種ドアのアウタ
ーパネル、或いは、このアウターパネルにインナーパネ
ルを合体させたもので、図1と図2には1品種ドアのア
ウターパネルとインナーパネルの合体ワークが示され
る。ワーク1のアウターパネルの外面は凸状の湾曲面
で、この凸状湾曲外面mを下向きにした状態でワーク1
が一対のベルトコンベア11上に供給されて搬送され
る。4品種ドアに対応させた共通の一対のベルトコンベ
ア11は、図2に示すように4品種ドアの湾曲外面mの
形状で決まる所定の間隔Lをあけて傾斜角θとθ’で支
持体15上に設置される。
【0020】図2の実線で示されるワーク1は、約半分
が窓ガラス等が収納される本体部1aであり、残り約半
分が窓枠部1bで、凸状湾曲外面mを下向きにしたとき
の重心wは、本体部1aの内部における本体部1aの中
央から窓枠部1bの方向にやや寄った定位置にある。ま
た、本体部1aの窓枠部1bと反対の端部をドア端部1
c、本体部1aの窓枠部1b側の端部をドア中央部1d
と称すると、本体部1aだけの凸状湾曲外面mのドア端
部1cとドア中央部1dには、ワーク搬送方向と直交方
向に傾斜して、その水平面に対する傾斜角の絶対値が同
程度な2点の面領域p,qが存在する。この2点の面領
域p,qの傾斜角は4品種ドアにおいて概ね同一であ
り、而も、2点の面領域p,qの離隔距離は4品種ドア
においてほぼ均一化されている。以上の自動車ドアの形
状的共通点は、同一車種の左右のフロントドアとリアド
アの4品種ドアに限らず、異なる車種のフロントドアと
リアドアにおいてもいえることで、通常の自動車ドアに
おいてはほぼ普遍的なものと考えられる。
【0021】そこで、本発明は、ほぼ同一高さ位置に在
る一対のベルトコンベア11の間隔Lを、ワーク1の下
向きの凸状湾曲外面mにおける2点の面領域p,qの離
隔距離に合わせて一定に設定する。また、各ベルトコン
ベア11が2点の面領域p,qに面接触するように、各
ベルトコンベア11を対応する2点の面領域p,qの傾
斜角に合わせて互いに内方に傾斜角θ、θ’で傾斜させ
る。この傾斜角θ、θ’は、一対のベルトコンベア11
の双方において約10゜が適当である。
【0022】以上のように支持体15上に設置された一
対の各ベルトコンベア11上にワーク1の2点の面領域
p,qを載せると、ワーク1は重心wの両側方の面領域
p,qでベルトコンベア11に安定した姿勢で保持され
て、そのままの姿勢で水平搬送される。図2実線のワー
ク1が図2鎖線のワーク1’のように別品種のものに変
更された場合、変更されたワーク1’においても各ベル
トコンベア11で支持される2点の面領域が変更前のワ
ーク1と同様な部所であるので、このワーク1’もベル
トコンベア11に安定した姿勢で支持されて搬送され
る。
【0023】一対のベルトコンベア11で搬送されるワ
ーク1の姿勢、搬送方向をより安定させる手段として、
固定ガイド12と補助ガイド13が支持体15上に設置
される。固定ガイド12はベルトコンベア11と平行な
鉄板等の帯板で、支持体15上に固定され、ベルトコン
ベア11で搬送されるワーク1のドア端部1cを当接さ
せることでベルトコンベア11上でのワーク1の姿勢を
安定させ、搬送方向を規制する。
【0024】自動車ドアのワーク1は全体が湾曲した形
状で、その約半分の本体部1aをほぼ同一高さの一対の
ベルトコンベア11で支持して搬送する場合、ワーク1
に加わる振動でワーク1の重心wが図2の白抜き矢印で
示すように一対のベルトコンベア11の中央へと移動す
るようにワーク1が横移動することがある。従って、こ
のワーク1の横移動する側に固定ガイド12を設置して
おくと、ワーク1がベルトコンベア11で搬送される間
に横移動しても確実に固定ガイド12に当接して、ベル
トコンベア11上でワーク1の姿勢が規制される。
【0025】また、補助ガイド13はワーク1の窓枠部
1bの先端部分を補助的に保持しガイドする。即ち、湾
曲したワーク1においては、本体部1aから窓枠部1b
の先端までの長さが大きくなるほど本体部1a内の重心
wが窓枠部1bに近い位置に移動して、ベルトコンベア
11上でワーク1が窓枠部1bの側に傾き易くなる。そ
こで、ベルトコンベア11で搬送されるワーク1の窓枠
部1bの先端部分に補助ガイド13を設置して、ワーク
1が窓枠部1bの側に傾かないようにその姿勢を安定さ
せる。このような補助ガイド13は、一対のベルトコン
ベア11上に十分に安定して保持されるワーク(サッシ
部の短いワーク等)においては必ずしも必要でなく、ま
た、ワーク搬送形態の変更によっては省略される場合も
ある。
【0026】図1に示される補助ガイド13は、ベルト
コンベア11と平行をなす同種のベルトコンベア13で
ある。この補助用ベルトコンベア13は多品種ワークに
対応させるため、上下左右に移動可能にして支持体15
上に設置される。例えば、支持体15上にスライド台1
7を横移動可能に設置し、このスライド台17上に揺動
ブロック18をシリンダ19で上下揺動可能に設置し
て、この揺動ブロック18の先端に補助用ベルトコンベ
ア13を取付ける。
【0027】一対のベルトコンベア11に支持されて搬
送されるワーク1の窓枠部1bの先端部分の支持体15
上方での位置は、ワーク1の品種変更によって上下左右
に変わる。そこで、ワーク品種変更時に補助用ベルトコ
ンベア13を上下左右に移動させて、常に補助用ベルト
コンベア13がワーク1の窓枠部1bの先端部分の下面
に当接するようにする。このように設置された補助用ベ
ルトコンベア13は、一対のベルトコンベア11と同期
同速で駆動され、一対のベルトコンベア11に保持され
て搬送されるワーク1の窓枠部1bの先端部分を下から
保持すると共に、この先端部分の搬送を行って、ワーク
1のより安定した搬送を確実なものとする。
【0028】図1のワーク搬送装置10は、支持体15
上で自動車ドアのワーク1をベルトコンベア11の全長
距離だけ搬送する。このベルトコンベア11上でワーク
1を位置決め停止させて液塗布や溶接等の作業を行う場
合は、図1(A)に示すように支持体15上に上下開閉
式ストッパー21を設置してワーク1を位置決め停止さ
せればよい。また、ワーク搬送装置10を図7の自動車
ドアの製造組立ラインに使用する場合においては、ワー
ク搬送装置全体或いは一部を上下ないし左右に移動可能
に、或いは、旋回可能にして設置される。その具体例を
図3乃至図5に示す。
【0029】図3は2工程間でワーク受け渡しする際の
2台の第1、第2ワーク搬送装置10、10’が示され
る。図3の右側の第1ワーク搬送装置10は、支持体1
5上に一対の第1ベルトコンベア11をスライダー20
を介して設置したもので、第1ベルトコンベア11はそ
の長さ方向に支持体15上で往復移動する。第1ワーク
搬送装置10の第1ベルトコンベア11が図3の鎖線位
置に在るときにワーク1が供給され、このワーク1を図
3左側の第2ワーク搬送装置10’に搬送する際に第1
ベルトコンベア11が図3実線の左方向にスライド移動
して第2ワーク搬送装置10’の第2ベルトコンベア1
1’に接近する。この状態で第1、第2ベルトコンベア
11、11’が同方向に駆動して、第1ベルトコンベア
11から第2ベルトコンベア11’にワーク1が移動し
て、2工程間のワーク搬送が行われる。このようなベル
トコンベアをスライド移動させて2工程間でのワーク搬
送を行う装置は、図7の製造組立ラインの各ステーショ
ンS1 〜S7 に必要に応じて設置される。
【0030】図4のワーク搬送装置10は、一対のベル
トコンベア11を載せた支持体15をターンテーブル2
2上に設置し、ターンテーブル22をパンタグラフ機構
24で上下動する昇降台23上に設置したものである。
この場合、ワーク1を保持して水平搬送する一対のベル
トコンベア11が上下動かつ旋回動して、ワーク1の搬
送方向や搬送時の高さが変えられる。このような装置を
例えば図7の製造組立ラインのマリッジステーションS
3 のマリッジ台車7に設置すれば、ヘミング加工ステー
ションS4 にワークをその品種に応じた異なる高さで供
給すること等ができて、ヘミング加工ステーションS4
の多品種ワーク対応化が容易となる。
【0031】図5のワーク搬送装置10は、支持体15
上に上下動シリンダ25で一対のベルトコンベア11を
上下動可能に設置したものである。このような装置を溶
接ステーションS6 に設置すれば、多品種ワークを品種
毎に設定された高さ位置で正確に位置決めして溶接する
ことが容易になる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、自動車ドアの複数品種
のワークの工程間搬送が可能な複数品種共通の一対のベ
ルトコンベアは、シンプルで低コストな基本的ワーク搬
送手段であり、これを自動車ドアの製造組立ラインの各
製造ステーションに設置してワーク工程間搬送に使用す
ると、多品種ドア製造の同一製造組立ライン化が容易に
実現でき、また、自動車ドアの多品種小量生産のワーク
製造設備の省スペース化、低コスト化が可能となる。
【0033】また、一対のベルトコンベアの片側方に固
定ガイドを、他の片側方に必要に応じて補助ガイドを設
置すると、一対のベルトコンベアに不安定な姿勢で載る
ワークでも、これを正確な姿勢で搬送することができ
て、より多品種ドアの搬送に適した汎用性に優れたワー
ク搬送装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明の一実施例を示すワーク搬
送装置の平面図、図1(B)は図1(A)のワーク搬送
装置の正面図である。
【図2】図1のワーク搬送装置の要部の概要を示す拡大
正面図である。
【図3】図1装置の第1の応用例を示す側面図である。
【図4】図1装置の第2の応用例を示す側面図である。
【図5】図1装置の第3の応用例を示す正面図である。
【図6】自動車ドアの製造工程を説明するための各工程
別のドア側面図である。
【図7】自動車ドアを製造する製造組立ラインを説明す
るための平面図である。
【符号の説明】
1 ワーク(自動車ドア) m 凸状湾曲外面 p,q 面領域 10 ワーク搬送装置 11 一対のベルトコンベア 12 固定ガイド 13 補助ガイド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一車種又は異なる車種で全体形状が似
    通ったドアの構成部材である複数品種のワークをその凸
    状湾曲外面を下向きにして略水平な一対のベルトコンベ
    アに載せて定方向に搬送する複数品種のワークに共通な
    搬送装置であって、 上記一対のベルトコンベアは、複数品種におけるワーク
    の凸条湾曲外面のワーク重心位置からワーク搬送方向と
    直交する両側方に大小異なる距離に在ってワーク搬送方
    向と直交方向での曲率が複数品種のワークにおいて均一
    化されている2点の面領域の離隔距離と同一の一定間隔
    で設置され、この一対の各ベルトコンベアでワークの前
    記2点の面領域を支持してワーク搬送を行うことを特徴
    とするワーク搬送装置。
  2. 【請求項2】 上記一対のベルトコンベアのワーク重心
    位置から大きく離れた一方の外側に、一対のベルトコン
    ベアに保持されて搬送されるワークの片端の移動方向を
    ワーク搬送方向に規制する固定ガイドを設置したことを
    特徴とする請求項1記載のワーク搬送装置。
  3. 【請求項3】 上記固定ガイドに片端が当接して一対の
    ベルトコンベアで搬送されるワークの固定ガイドと反対
    の端部に当接するようにベルトコンベアに対して上下左
    右に移動可能に配置されて、ワークの固定ガイドと反対
    の端部の移動方向をワーク搬送方向に規制する補助ガイ
    ドを設置したことを特徴とする請求項2記載のワーク搬
    送装置。
JP8239438A 1996-09-10 1996-09-10 ワーク搬送装置 Withdrawn JPH1087042A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7513716B2 (en) 2006-03-09 2009-04-07 Seiko Epson Corporation Workpiece conveyor and method of conveying workpiece

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7513716B2 (en) 2006-03-09 2009-04-07 Seiko Epson Corporation Workpiece conveyor and method of conveying workpiece

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