JPH1087593A - 一級ジオキシム - Google Patents
一級ジオキシムInfo
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- JPH1087593A JPH1087593A JP24060796A JP24060796A JPH1087593A JP H1087593 A JPH1087593 A JP H1087593A JP 24060796 A JP24060796 A JP 24060796A JP 24060796 A JP24060796 A JP 24060796A JP H1087593 A JPH1087593 A JP H1087593A
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- JP
- Japan
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- dioxime
- primary
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- diamine
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶融成形可能な耐熱性ポリアミド、および非
晶性・透明性ポリアミドの原料となる一級ジアミンを合
成する有用な中間体となる一級ジオキシムの提供。 【解決手段】 一般式(I) 【化1】 (式中、Rは炭素数5から10の脂肪族または脂環式の
炭化水素基を表す。)で示される新規な一級ジオキシ
ム。
晶性・透明性ポリアミドの原料となる一級ジアミンを合
成する有用な中間体となる一級ジオキシムの提供。 【解決手段】 一般式(I) 【化1】 (式中、Rは炭素数5から10の脂肪族または脂環式の
炭化水素基を表す。)で示される新規な一級ジオキシ
ム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脂肪族一級ジアミ
ンまたは脂環式一級ジアミンを製造する際の合成中間体
に関する。脂肪族一級ジアミンはテレフタル酸などのジ
カルボン酸と縮合重合することにより溶融成形可能な耐
熱性ポリアミドを合成するための原料として使用され、
また、脂環式一級ジアミンはテレフタル酸などのジカル
ボン酸と縮合重合することにより非晶性、透明性ポリア
ミドを合成するための原料として使用される。
ンまたは脂環式一級ジアミンを製造する際の合成中間体
に関する。脂肪族一級ジアミンはテレフタル酸などのジ
カルボン酸と縮合重合することにより溶融成形可能な耐
熱性ポリアミドを合成するための原料として使用され、
また、脂環式一級ジアミンはテレフタル酸などのジカル
ボン酸と縮合重合することにより非晶性、透明性ポリア
ミドを合成するための原料として使用される。
【0002】
【従来の技術】ジアルデヒドまたはそれから直接誘導さ
れる誘導体を合成中間体とする脂肪族一級ジアミンまた
は脂環式一級ジアミンの合成法が知られている。例え
ば、ジアルデヒドを水素化触媒の存在下にアンモニア及
び水素の共存下で還元アミノ化する方法(米国特許第
2,636,051号参照)、ジアルデヒドまたはその
ヘミアセタールを水素化触媒の存在下にアンモニア及び
水素の共存下で還元アミノ化する方法(特公平1−49
135号公報参照)、ジアルデヒドとモノアミンから生
成するシッフ塩基をアンモニアの存在下に水素化する方
法(特公昭58−26902号公報参照)などが知られ
ている。
れる誘導体を合成中間体とする脂肪族一級ジアミンまた
は脂環式一級ジアミンの合成法が知られている。例え
ば、ジアルデヒドを水素化触媒の存在下にアンモニア及
び水素の共存下で還元アミノ化する方法(米国特許第
2,636,051号参照)、ジアルデヒドまたはその
ヘミアセタールを水素化触媒の存在下にアンモニア及び
水素の共存下で還元アミノ化する方法(特公平1−49
135号公報参照)、ジアルデヒドとモノアミンから生
成するシッフ塩基をアンモニアの存在下に水素化する方
法(特公昭58−26902号公報参照)などが知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第2,63
6,051号および特公平1−49135号公報記載の
還元アミノ化法並びに特公昭58−26902号公報記
載のシッフ塩基を経由する方法は共にアンモニアを使用
しており、その蒸気圧のため50〜250kg/cm2
の高圧に耐える装置を使用せざるをえないという問題点
を有している。従って、アンモニアを用いることなく5
0kg/cm2 以下の全圧、好ましくは10kg/cm
2 以下の全圧という低圧でジアミンを合成する際に用い
ることができる合成中間体としてのジアルデヒド誘導体
の提供が求められていた。
6,051号および特公平1−49135号公報記載の
還元アミノ化法並びに特公昭58−26902号公報記
載のシッフ塩基を経由する方法は共にアンモニアを使用
しており、その蒸気圧のため50〜250kg/cm2
の高圧に耐える装置を使用せざるをえないという問題点
を有している。従って、アンモニアを用いることなく5
0kg/cm2 以下の全圧、好ましくは10kg/cm
2 以下の全圧という低圧でジアミンを合成する際に用い
ることができる合成中間体としてのジアルデヒド誘導体
の提供が求められていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】一般にモノアミンの合成
法として知られている方法は、モノアミンとジアミンと
で反応性が大きく異なるため、ジアミンの合成にそのま
ま適用すると、二級化反応などにより分子内環化が起こ
ったり、ポリアミンが生成してしまうことにより、目的
とする一級ジアミンが低収率でしかえられず工業的に満
足できるものではない。参考例9、10に示すように、
実際にアルデヒド化合物の還元アミノ化反応を試みたと
ころ、モノアルデヒドの反応では80%以上の収率でモ
ノアミンが得られたのに対し、一級ジアルデヒドの反応
では30%以下の低収率でしか一級ジアミンが得られな
かった。そこで、本発明者らは、アミンへ変換されるこ
とが公知であり、種々の含窒素化合物合成上の有用な反
応中間体として利用されているオキシムに着目し、鋭意
検討した結果、一般式(I)
法として知られている方法は、モノアミンとジアミンと
で反応性が大きく異なるため、ジアミンの合成にそのま
ま適用すると、二級化反応などにより分子内環化が起こ
ったり、ポリアミンが生成してしまうことにより、目的
とする一級ジアミンが低収率でしかえられず工業的に満
足できるものではない。参考例9、10に示すように、
実際にアルデヒド化合物の還元アミノ化反応を試みたと
ころ、モノアルデヒドの反応では80%以上の収率でモ
ノアミンが得られたのに対し、一級ジアルデヒドの反応
では30%以下の低収率でしか一級ジアミンが得られな
かった。そこで、本発明者らは、アミンへ変換されるこ
とが公知であり、種々の含窒素化合物合成上の有用な反
応中間体として利用されているオキシムに着目し、鋭意
検討した結果、一般式(I)
【0005】
【化2】
【0006】(式中、Rは炭素数5から10の脂肪族ま
たは脂環式の炭化水素基を表す。)で示される一級ジオ
キシムを見いだすことにより上記の目的を達成すること
ができた。上記の一般式(I)で示される一級ジオキシ
ムは水素化触媒の存在下に還元することにより一般式
(II)
たは脂環式の炭化水素基を表す。)で示される一級ジオ
キシムを見いだすことにより上記の目的を達成すること
ができた。上記の一般式(I)で示される一級ジオキシ
ムは水素化触媒の存在下に還元することにより一般式
(II)
【0007】
【化3】
【0008】(式中、Rは上記定義のとおりである。)
で示されるジアミンに高収率で変換される。
で示されるジアミンに高収率で変換される。
【0009】一般式(I)および一般式(II)における
Rは炭素数5から10の脂肪族または脂環式の炭化水素
基を表す。Rが炭素数5から10の脂肪族炭化水素基を
表す場合、一般式(I)で示されるジオキシムの具体例
としては、1,7−ヘプタンジアールジオキシム、1,
8−オクタンジアールジオキシム、2−メチル−1,8
−オクタンジアールジオキシム、1,9−ノナンジアー
ルジオキシム、1,10−デカンジアールジオキシム、
1,11−ウンデカンジアールジオキシム、1,12−
ドデカンジアールジオキシム、3,8−ジメチル−1,
10−デカンジアールジオキシム、3,7−ジメチル−
1,10−デカンジアールジオキシムおよびこれらの混
合物などが挙げられる。また、Rが炭素数5から10の
脂環式炭化水素基を表す場合、一般式(I)で示される
ジオキシムの具体例としては、シクロヘキサン−1,3
(4)−ジカルバルデヒドジオキシム、ビシクロ[2.
2.1]ヘプタン−2(3),5(6)−ジカルバルデ
ヒドジオキシム、ビシクロ[2.2.2]オクタン−2
(3),5(6)−ジカルバルデヒドジオキシム、トリ
シクロ[5.2.1.0]デカン−3(4),8(9)
−ジカルバルデヒドジオキシムおよびこれらの混合物な
どが挙げられる。
Rは炭素数5から10の脂肪族または脂環式の炭化水素
基を表す。Rが炭素数5から10の脂肪族炭化水素基を
表す場合、一般式(I)で示されるジオキシムの具体例
としては、1,7−ヘプタンジアールジオキシム、1,
8−オクタンジアールジオキシム、2−メチル−1,8
−オクタンジアールジオキシム、1,9−ノナンジアー
ルジオキシム、1,10−デカンジアールジオキシム、
1,11−ウンデカンジアールジオキシム、1,12−
ドデカンジアールジオキシム、3,8−ジメチル−1,
10−デカンジアールジオキシム、3,7−ジメチル−
1,10−デカンジアールジオキシムおよびこれらの混
合物などが挙げられる。また、Rが炭素数5から10の
脂環式炭化水素基を表す場合、一般式(I)で示される
ジオキシムの具体例としては、シクロヘキサン−1,3
(4)−ジカルバルデヒドジオキシム、ビシクロ[2.
2.1]ヘプタン−2(3),5(6)−ジカルバルデ
ヒドジオキシム、ビシクロ[2.2.2]オクタン−2
(3),5(6)−ジカルバルデヒドジオキシム、トリ
シクロ[5.2.1.0]デカン−3(4),8(9)
−ジカルバルデヒドジオキシムおよびこれらの混合物な
どが挙げられる。
【0010】
【発明の実施の形態】一般式(I)示される一級ジオキ
シムは、一般式(III )
シムは、一般式(III )
【0011】
【化4】
【0012】(式中、Rは上記定義の通りである。)で
示される一級ジアルデヒドとヒドロキシルアミンとの縮
合反応によってほぼ定量的に得られる。ヒドロキシルア
ミンに対する一級ジアルデヒドの使用量は、ヒロドキシ
ルアミン1.0モルに対し一級ジアルデヒドが0.25
〜0.5モルの範囲である。この反応は溶媒中で実施す
ることが好ましい。溶媒としては水または有機溶媒が使
用できる。有機溶媒としては、ヒドロキシルアミンまた
は一級ジアルデヒドと不可逆な反応をしない溶媒ならい
かなるものも使用できる。例えば、メタノール、エタノ
ール、イソプロピルアルコールなどのアルコール;ベン
ゼン、トルエンなどの炭化水素系溶媒;テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、ジエチレングリコールジメチルエー
テルなどのエーテル系溶媒、モルホリン、ピリジン、ト
リエチルアミンなどの二級または三級のアミン系溶媒な
どが例示できるが、これらに限定されるものではない。
示される一級ジアルデヒドとヒドロキシルアミンとの縮
合反応によってほぼ定量的に得られる。ヒドロキシルア
ミンに対する一級ジアルデヒドの使用量は、ヒロドキシ
ルアミン1.0モルに対し一級ジアルデヒドが0.25
〜0.5モルの範囲である。この反応は溶媒中で実施す
ることが好ましい。溶媒としては水または有機溶媒が使
用できる。有機溶媒としては、ヒドロキシルアミンまた
は一級ジアルデヒドと不可逆な反応をしない溶媒ならい
かなるものも使用できる。例えば、メタノール、エタノ
ール、イソプロピルアルコールなどのアルコール;ベン
ゼン、トルエンなどの炭化水素系溶媒;テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、ジエチレングリコールジメチルエー
テルなどのエーテル系溶媒、モルホリン、ピリジン、ト
リエチルアミンなどの二級または三級のアミン系溶媒な
どが例示できるが、これらに限定されるものではない。
【0013】この反応は具体的には、ヒドロキシルアミ
ンを溶媒に溶解させ、一級ジアルデヒドを滴下後、縮合
反応を完結することにより行うのが好ましい。一級ジア
ルデヒドの滴下温度は0℃〜100℃の範囲の温度であ
る。滴下後、一級ジアルデヒドの種類および反応温度に
よって変化するが、100℃以下の温度で5分〜10時
間撹拌する。この際、滴下または反応の温度を100℃
以上にすると、ヒドロキシルアミンの分解が起き、一級
ジオキシムの収率が低下する。以上の操作により一級ジ
オキシムがほぼ定量的に生成する。一級ジオキシムの単
離精製は、反応処理後に、溶媒留去し、必要に応じて再
結晶を行うことにより実施される。ヒドロキシルアミン
は市販の水溶液を使用することもできるし、硫酸塩、塩
酸塩などの塩をアルカリで処理し調製したものをそのま
ま使用することもできる。しかし、本発明のジオキシム
からジアミンを製造する際に、水が共存すると収率の低
下が起こるため、ヒドロキシルアミン水溶液を用いて一
級ジオキシムを調製した場合にはオキシム調製後に脱水
処理しておくことが好ましい。また、ヒドロキシルアミ
ンの硫酸塩、塩酸塩などの塩を使用して一級ジオキシム
を調製した場合には、ジオキシム調製後に必要に応じ副
生する硫酸アルカリなどの塩を除去したのちに脱水処理
することが好ましい。
ンを溶媒に溶解させ、一級ジアルデヒドを滴下後、縮合
反応を完結することにより行うのが好ましい。一級ジア
ルデヒドの滴下温度は0℃〜100℃の範囲の温度であ
る。滴下後、一級ジアルデヒドの種類および反応温度に
よって変化するが、100℃以下の温度で5分〜10時
間撹拌する。この際、滴下または反応の温度を100℃
以上にすると、ヒドロキシルアミンの分解が起き、一級
ジオキシムの収率が低下する。以上の操作により一級ジ
オキシムがほぼ定量的に生成する。一級ジオキシムの単
離精製は、反応処理後に、溶媒留去し、必要に応じて再
結晶を行うことにより実施される。ヒドロキシルアミン
は市販の水溶液を使用することもできるし、硫酸塩、塩
酸塩などの塩をアルカリで処理し調製したものをそのま
ま使用することもできる。しかし、本発明のジオキシム
からジアミンを製造する際に、水が共存すると収率の低
下が起こるため、ヒドロキシルアミン水溶液を用いて一
級ジオキシムを調製した場合にはオキシム調製後に脱水
処理しておくことが好ましい。また、ヒドロキシルアミ
ンの硫酸塩、塩酸塩などの塩を使用して一級ジオキシム
を調製した場合には、ジオキシム調製後に必要に応じ副
生する硫酸アルカリなどの塩を除去したのちに脱水処理
することが好ましい。
【0014】また、ジオキシムは従来から知られている
モノオキシムの製造法、例えば、ニトロ化合物の還元に
よる方法(ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミスト
リー(J. Org. Chem.) 、第28巻、266頁、1963
年参照)、オレフィンへの塩化ニトロシルの付加反応に
よる方法(ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミスト
リー(J. Org. Chem.) 、第36巻、1169頁、197
1年参照)、ヒドロキシルアミンの酸化による方法(ジ
ュストス・リービッグ・アナーレン・デル・ケミー(Jus
tus Liebigs Ann. Chem.) 、第83巻、679頁、19
64年参照)、亜硝酸エステルの転移反応による方法
(ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサ
エティー(J. Am. Chem. Soc.) 、第82巻、2640
頁、1960年参照)などに従って合成することもでき
る。以上の方法で得られた一級ジオキシムは単離精製す
ることなく、反応系内で調製したものをそのまま本発明
のジアミン製造法の原料として使用してもよい。
モノオキシムの製造法、例えば、ニトロ化合物の還元に
よる方法(ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミスト
リー(J. Org. Chem.) 、第28巻、266頁、1963
年参照)、オレフィンへの塩化ニトロシルの付加反応に
よる方法(ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミスト
リー(J. Org. Chem.) 、第36巻、1169頁、197
1年参照)、ヒドロキシルアミンの酸化による方法(ジ
ュストス・リービッグ・アナーレン・デル・ケミー(Jus
tus Liebigs Ann. Chem.) 、第83巻、679頁、19
64年参照)、亜硝酸エステルの転移反応による方法
(ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサ
エティー(J. Am. Chem. Soc.) 、第82巻、2640
頁、1960年参照)などに従って合成することもでき
る。以上の方法で得られた一級ジオキシムは単離精製す
ることなく、反応系内で調製したものをそのまま本発明
のジアミン製造法の原料として使用してもよい。
【0015】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
るが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
【0016】実施例1 200ml三口フラスコにイソプロピルアルコール50
mlおよび50%ヒドロキシルアミン水溶液13.8g
(0.21mol)を入れ水冷下に、1,9−ノナンジ
アール/2−メチル−1,8−オクタンジアール=70
/30の混合物15.6g(0.10mol)を30分
かけて滴下した。滴下終了後50℃で2時間撹拌した
後、氷冷すると白色の結晶が析出した。析出した結晶を
減圧濾過回収し、エーテル30mlで3回洗浄した後、
減圧乾燥して白色結晶7.94gを得た。得られた結晶
を質量分析、赤外線吸収、およびNMRで構造解析した
ところ、cis/transの平均組成比が1/1(モ
ル比)の1,9−ノナンジアールジオキシム混合物であ
ることがわかった。仕込みの1,9−ノナンジアール基
準の収率は73.7%であった。1,9−ノナンジアー
ルジオキシムの物性値は下記の通りである。 融点 150℃ 質量分析 M+ =186 赤外線吸収 1665cm-1 NMRデータ δ=7.40(1H,t)、6.75
(1H,t)、4.85(2H,bs)、2.35(2
H,m)、2.20(2H,m)、1.50(4H,
m)、1.35(6H,bs)
mlおよび50%ヒドロキシルアミン水溶液13.8g
(0.21mol)を入れ水冷下に、1,9−ノナンジ
アール/2−メチル−1,8−オクタンジアール=70
/30の混合物15.6g(0.10mol)を30分
かけて滴下した。滴下終了後50℃で2時間撹拌した
後、氷冷すると白色の結晶が析出した。析出した結晶を
減圧濾過回収し、エーテル30mlで3回洗浄した後、
減圧乾燥して白色結晶7.94gを得た。得られた結晶
を質量分析、赤外線吸収、およびNMRで構造解析した
ところ、cis/transの平均組成比が1/1(モ
ル比)の1,9−ノナンジアールジオキシム混合物であ
ることがわかった。仕込みの1,9−ノナンジアール基
準の収率は73.7%であった。1,9−ノナンジアー
ルジオキシムの物性値は下記の通りである。 融点 150℃ 質量分析 M+ =186 赤外線吸収 1665cm-1 NMRデータ δ=7.40(1H,t)、6.75
(1H,t)、4.85(2H,bs)、2.35(2
H,m)、2.20(2H,m)、1.50(4H,
m)、1.35(6H,bs)
【0017】実施例2 実施例1で結晶濾過除去した再結晶母液をさらに再結晶
を繰り返し1,9−ノナンジオキシムを除去した後、濃
縮乾固し下記の物性値を有する2−メチル−1,8−オ
クタンジアールジオキシムを得た。 質量分析 M+ =186 赤外線吸収 1665cm-1 NMRデータ δ=7.40(0. 5H,t)、7.2
0(0. 7H、d)、6.75(0. 5H,t)、6.
40(0. 3H,d)、4.85(2H,bs)、2.
35(2H,m)、2.20(1H,m)、1.35
(8H,bs)、1.10(2.1H,d)、0.90
(0.9H,d)
を繰り返し1,9−ノナンジオキシムを除去した後、濃
縮乾固し下記の物性値を有する2−メチル−1,8−オ
クタンジアールジオキシムを得た。 質量分析 M+ =186 赤外線吸収 1665cm-1 NMRデータ δ=7.40(0. 5H,t)、7.2
0(0. 7H、d)、6.75(0. 5H,t)、6.
40(0. 3H,d)、4.85(2H,bs)、2.
35(2H,m)、2.20(1H,m)、1.35
(8H,bs)、1.10(2.1H,d)、0.90
(0.9H,d)
【0018】実施例3 200ml三口フラスコにイソプロピルアルコール50
mlおよび50%ヒドロキシルアミン水溶液13.8g
(0.21mol)を入れ水冷下に、トリシクロ[5.
2.1.0]デカン−3(4),8(9)−ジカルバル
デヒド混合物19.2g(0.10mol)を30分か
けて滴下した。滴下終了後50℃で2時間撹拌した後、
溶媒を減圧留去したところ22.0gの無色オイルが得
られた。得られた生成物を質量分析、赤外線吸収および
NMRで構造解析したところ、トリシクロ[5.2.
1.0]デカン−3(4),8(9)−ジカルバルデヒ
ドジオキシムの混合物が生成していることが分かった。
該ジオキシム混合物の物性値は下記の通りである。 質量分析 M+ =222 赤外線吸収 1664cm-1 NMRデータ δ=7.30(1H,m)、6.60
(1H,m)、2.55(2H,m)、1.10〜2.
30(12H,m)
mlおよび50%ヒドロキシルアミン水溶液13.8g
(0.21mol)を入れ水冷下に、トリシクロ[5.
2.1.0]デカン−3(4),8(9)−ジカルバル
デヒド混合物19.2g(0.10mol)を30分か
けて滴下した。滴下終了後50℃で2時間撹拌した後、
溶媒を減圧留去したところ22.0gの無色オイルが得
られた。得られた生成物を質量分析、赤外線吸収および
NMRで構造解析したところ、トリシクロ[5.2.
1.0]デカン−3(4),8(9)−ジカルバルデヒ
ドジオキシムの混合物が生成していることが分かった。
該ジオキシム混合物の物性値は下記の通りである。 質量分析 M+ =222 赤外線吸収 1664cm-1 NMRデータ δ=7.30(1H,m)、6.60
(1H,m)、2.55(2H,m)、1.10〜2.
30(12H,m)
【0019】実施例4 200ml三口フラスコにイソプロピルアルコール50
mlおよび50%ヒドロキシルアミン水溶液13.8g
(0.21mol)を入れ水冷下に、1,8−オクタン
ジアール14.2g(0.10mol)を30分かけて
滴下した。滴下終了後50℃で2時間撹拌した後、氷冷
すると白色の結晶が析出した。析出した結晶を減圧濾過
回収し、エーテル30mlで3回洗浄した後減圧乾燥し
て白色結晶12.0gを得た。得られた結晶を質量分
析、赤外線吸収で構造確認したところ、下記の物性値を
有する1,8−オクタンジアールジオキシムが生成して
いることが分かった。 質量分析 M+ =172 赤外線吸収 1665cm-1
mlおよび50%ヒドロキシルアミン水溶液13.8g
(0.21mol)を入れ水冷下に、1,8−オクタン
ジアール14.2g(0.10mol)を30分かけて
滴下した。滴下終了後50℃で2時間撹拌した後、氷冷
すると白色の結晶が析出した。析出した結晶を減圧濾過
回収し、エーテル30mlで3回洗浄した後減圧乾燥し
て白色結晶12.0gを得た。得られた結晶を質量分
析、赤外線吸収で構造確認したところ、下記の物性値を
有する1,8−オクタンジアールジオキシムが生成して
いることが分かった。 質量分析 M+ =172 赤外線吸収 1665cm-1
【0020】実施例5 200ml三口フラスコにイソプロピルアルコール50
mlおよび50%ヒドロキシルアミン水溶液13.8g
(0.21mol)を入れ水冷下に、1,10−デカン
ジアール/2−メチル−1,9−ノナンジアール=80
/20(重量比)の混合物を17.0g(0.10mo
l)を30分かけて滴下した。滴下終了後50℃で2時
間撹拌した後、氷冷すると白色の結晶が析出した。析出
した結晶を減圧濾過回収し、エーテル30mlで3回洗
浄した後減圧乾燥して白色結晶15.2gを得た。得ら
れた結晶を質量分析、赤外線吸収で構造確認したとこ
ろ、1,10デカンジアールジオキシムおよび2−メチ
ル−1,9−ノナンジアールジオキシムの混合物が生成
していることが分かった。該ジオキシム混合物の物性値
は下記の通りである。 質量分析 M+ =200 赤外線吸収 1665cm-1
mlおよび50%ヒドロキシルアミン水溶液13.8g
(0.21mol)を入れ水冷下に、1,10−デカン
ジアール/2−メチル−1,9−ノナンジアール=80
/20(重量比)の混合物を17.0g(0.10mo
l)を30分かけて滴下した。滴下終了後50℃で2時
間撹拌した後、氷冷すると白色の結晶が析出した。析出
した結晶を減圧濾過回収し、エーテル30mlで3回洗
浄した後減圧乾燥して白色結晶15.2gを得た。得ら
れた結晶を質量分析、赤外線吸収で構造確認したとこ
ろ、1,10デカンジアールジオキシムおよび2−メチ
ル−1,9−ノナンジアールジオキシムの混合物が生成
していることが分かった。該ジオキシム混合物の物性値
は下記の通りである。 質量分析 M+ =200 赤外線吸収 1665cm-1
【0021】実施例6 200ml三口フラスコにイソプロピルアルコール50
mlおよび50%ヒドロキシルアミン水溶液13.8g
(0.21mol)を入れ水冷下に、ビシクロ[2.
2.1]ヘプタン−2(3),5(6)−ジカルバルデ
ヒド12.8g(0.10mol)を30分かけて滴下
した。滴下終了後50℃で2時間撹拌した後、溶媒を減
圧留去したところ無色オイル15.9gが得られた。得
られた生成物を質量分析、赤外線吸収で構造確認したと
ころ、下記の物性値を有するビシクロ[2.2.1]ヘ
プタン−2(3),5(6)−ジカルバルデヒドジオキ
シムの混合物が生成していることが分かった。 質量分析 M+ =158 赤外線吸収 1664cm-1
mlおよび50%ヒドロキシルアミン水溶液13.8g
(0.21mol)を入れ水冷下に、ビシクロ[2.
2.1]ヘプタン−2(3),5(6)−ジカルバルデ
ヒド12.8g(0.10mol)を30分かけて滴下
した。滴下終了後50℃で2時間撹拌した後、溶媒を減
圧留去したところ無色オイル15.9gが得られた。得
られた生成物を質量分析、赤外線吸収で構造確認したと
ころ、下記の物性値を有するビシクロ[2.2.1]ヘ
プタン−2(3),5(6)−ジカルバルデヒドジオキ
シムの混合物が生成していることが分かった。 質量分析 M+ =158 赤外線吸収 1664cm-1
【0022】参考例1 実施例1で合成したノナンジアールジオキシム1.0g
(5.38mmol)をモルホリン8.8gに溶解し、
50mlオートクレーブに入れた。Fe−Cr変性ラネ
ーニッケル100mgおよび10%NaOHメタノール
溶液100mgを加え、水素で10kg/cm2 加圧し
た後、100℃で15時間反応させた。反応液を分析し
たところ、一級ジオキシムは全て消失し、1,9−ノナ
ンジアミンが0.72g生成している事が分かった。一
級ジオキシム基準のジアミンの収率は85.0%であ
る。
(5.38mmol)をモルホリン8.8gに溶解し、
50mlオートクレーブに入れた。Fe−Cr変性ラネ
ーニッケル100mgおよび10%NaOHメタノール
溶液100mgを加え、水素で10kg/cm2 加圧し
た後、100℃で15時間反応させた。反応液を分析し
たところ、一級ジオキシムは全て消失し、1,9−ノナ
ンジアミンが0.72g生成している事が分かった。一
級ジオキシム基準のジアミンの収率は85.0%であ
る。
【0023】参考例2 テレフタル酸327.3g(1.97mol)、1,9
−ノナンジアミン316.6g(2.0mol)、安息
香酸7.33g(0.06mol)、次亜リン酸ナトリ
ウム一水和物0.65gおよび蒸留水600mlを2.
0Lのオートクレーブに仕込み窒素置換した。100℃
で30分間撹拌した後、2時間かけて内部温度を210
℃に昇温した。そのまま1時間反応を続けた後230℃
に昇温し、圧力を22kg/cm2 に保ち水蒸気を徐々
に抜きながら反応を行った。次に、30分かけて圧力を
10kg/cm2 まで下げ、さらに1時間反応させて、
極限粘度[η]が0.25dl/gのプレポリマーを得
た。これを、100℃、減圧下で12時間乾燥した後、
2mm以下の大きさにまで粉砕した。これを230℃、
0.1mmHg下にて、10時間固相重合し、融点31
7℃、極限粘度[η]が1.35dl/g、末端の封止
率が90%である白色のポリアミドを得た。次に、この
ポリアミドを、シリンダ温度340〜350℃、金型温
度100℃で射出成形した。得られたポリアミドは分解
温度350℃以下の融点を持ち溶融成形が可能であっ
た。
−ノナンジアミン316.6g(2.0mol)、安息
香酸7.33g(0.06mol)、次亜リン酸ナトリ
ウム一水和物0.65gおよび蒸留水600mlを2.
0Lのオートクレーブに仕込み窒素置換した。100℃
で30分間撹拌した後、2時間かけて内部温度を210
℃に昇温した。そのまま1時間反応を続けた後230℃
に昇温し、圧力を22kg/cm2 に保ち水蒸気を徐々
に抜きながら反応を行った。次に、30分かけて圧力を
10kg/cm2 まで下げ、さらに1時間反応させて、
極限粘度[η]が0.25dl/gのプレポリマーを得
た。これを、100℃、減圧下で12時間乾燥した後、
2mm以下の大きさにまで粉砕した。これを230℃、
0.1mmHg下にて、10時間固相重合し、融点31
7℃、極限粘度[η]が1.35dl/g、末端の封止
率が90%である白色のポリアミドを得た。次に、この
ポリアミドを、シリンダ温度340〜350℃、金型温
度100℃で射出成形した。得られたポリアミドは分解
温度350℃以下の融点を持ち溶融成形が可能であっ
た。
【0024】参考例3〜8 参考例2において1,9−ノナンジアミンの代わりに等
モル数の1,6−ヘキサンジアミン、1,7−ヘプタン
ジアミン、1,8−オクタンジアミン、1,10−デカ
ンジアミン、1,11−ウンデカンジアミンおよび1,
12−ドデカンジアミンを用いた以外は同様の方法でポ
リアミドを合成した。得られたポリアミドの融点、分解
温度、溶融成形性を表1にまとめて示す。1,6−ヘキ
サンジアミンの融点は分解温度より高いため、溶融成形
は不可能であったが、炭素数7から12のジアミンは融
点が分解温度以下であり、溶融成形可能であった。
モル数の1,6−ヘキサンジアミン、1,7−ヘプタン
ジアミン、1,8−オクタンジアミン、1,10−デカ
ンジアミン、1,11−ウンデカンジアミンおよび1,
12−ドデカンジアミンを用いた以外は同様の方法でポ
リアミドを合成した。得られたポリアミドの融点、分解
温度、溶融成形性を表1にまとめて示す。1,6−ヘキ
サンジアミンの融点は分解温度より高いため、溶融成形
は不可能であったが、炭素数7から12のジアミンは融
点が分解温度以下であり、溶融成形可能であった。
【表1】
【0025】参考例9 ヘキシルアルデヒド10.0g(0.10mol)、メ
タノール29.5gおよびラネーニッケル触媒0.5g
を100mlオートクレーブに仕込み、オートクレーブ
内を水素置換した。常圧に戻した後にアンモニア10.
0gを圧送した後、水素圧を100kg/cm2 まで張
り込み、120℃で4時間反応を行った。得られた反応
液を分析したところ、ヘキシルアルデヒドは全て消失
し、ヘキシルアミン8.2g、ジヘキシルアミン0.7
7gが生成していることがわかった。ヘキシルアルデヒ
ド基準の転化率は100%であり、選択率はヘキシルア
ミン81.2%、ジヘキシルアミン15.3%であっ
た。
タノール29.5gおよびラネーニッケル触媒0.5g
を100mlオートクレーブに仕込み、オートクレーブ
内を水素置換した。常圧に戻した後にアンモニア10.
0gを圧送した後、水素圧を100kg/cm2 まで張
り込み、120℃で4時間反応を行った。得られた反応
液を分析したところ、ヘキシルアルデヒドは全て消失
し、ヘキシルアミン8.2g、ジヘキシルアミン0.7
7gが生成していることがわかった。ヘキシルアルデヒ
ド基準の転化率は100%であり、選択率はヘキシルア
ミン81.2%、ジヘキシルアミン15.3%であっ
た。
【0026】参考例10 1,9−ノナンジアール15.6g(0.10mo
l)、メタノール23.9gおよびラネーニッケル触媒
0.5gを100mlオートクレーブに仕込み、オート
クレーブ内を水素置換した。常圧に戻した後にアンモニ
ア10.0gを圧送した後、水素圧を100kg/cm
2 まで張り込み、120℃で4時間反応を行った。得ら
れた反応液を分析したところ、1,9−ノナンジアール
は全て消失し、1,9−ノナンジアミン4.1gおよび
多量のポリアミンが生成していることが分かった。1,
9−ノナンジアール基準の転化率は100%であり、
1,9−ノナンジアミンの選択率は26.0%であっ
た。モノアルデヒドの還元アミノ化反応に対し、ジアル
デヒドの還元アミノ化反応の選択性は極めて低いことが
明らかになった。
l)、メタノール23.9gおよびラネーニッケル触媒
0.5gを100mlオートクレーブに仕込み、オート
クレーブ内を水素置換した。常圧に戻した後にアンモニ
ア10.0gを圧送した後、水素圧を100kg/cm
2 まで張り込み、120℃で4時間反応を行った。得ら
れた反応液を分析したところ、1,9−ノナンジアール
は全て消失し、1,9−ノナンジアミン4.1gおよび
多量のポリアミンが生成していることが分かった。1,
9−ノナンジアール基準の転化率は100%であり、
1,9−ノナンジアミンの選択率は26.0%であっ
た。モノアルデヒドの還元アミノ化反応に対し、ジアル
デヒドの還元アミノ化反応の選択性は極めて低いことが
明らかになった。
【0027】
【発明の効果】一般式(II)におけるRが炭素数5から
10の脂肪属炭化水素である一級ジアミン、即ち炭素数
7から12の一級ジアミンは安価なテレフタル酸と縮合
重合することにより溶融成形可能な耐熱性ポリアミドに
変換できるが、これらのポリアミドは表1に記載したよ
うに、融点がポリアミドの分解温度より10℃以上低く
溶融成形が可能であり、また該ポリアミドは優れた耐熱
性を有する。これに対し、炭素数6以下の脂肪族一級ジ
アミンとテレフタル酸とからなるポリアミドは高結晶性
であり、融点がポリアミドの分解温度より高いため、溶
融成形できない。また、一般式(II)におけるRが炭素
数5から10の脂環式炭化水素である一級ジアミン、即
ち炭素数7から12の脂環式一級ジアミンはテレフタル
酸などのジカルボン酸と縮合重合することにより非晶質
の透明性ポリアミドに変換できる。例えば、3(4),
8(9)−ビスアミノメチルトリシクロ[5.2.1.
0]デカンとテレフタル酸とからなるポリアミドは非晶
性で、優れた透明性を有することが特開昭47−122
44号公報に開示されている。本発明により、溶融成形
可能な耐熱性ポリアミド、および非晶性・透明性ポリア
ミドの原料となる一級ジアミンを合成するための有用な
中間体となる一級ジオキシムを提供した。
10の脂肪属炭化水素である一級ジアミン、即ち炭素数
7から12の一級ジアミンは安価なテレフタル酸と縮合
重合することにより溶融成形可能な耐熱性ポリアミドに
変換できるが、これらのポリアミドは表1に記載したよ
うに、融点がポリアミドの分解温度より10℃以上低く
溶融成形が可能であり、また該ポリアミドは優れた耐熱
性を有する。これに対し、炭素数6以下の脂肪族一級ジ
アミンとテレフタル酸とからなるポリアミドは高結晶性
であり、融点がポリアミドの分解温度より高いため、溶
融成形できない。また、一般式(II)におけるRが炭素
数5から10の脂環式炭化水素である一級ジアミン、即
ち炭素数7から12の脂環式一級ジアミンはテレフタル
酸などのジカルボン酸と縮合重合することにより非晶質
の透明性ポリアミドに変換できる。例えば、3(4),
8(9)−ビスアミノメチルトリシクロ[5.2.1.
0]デカンとテレフタル酸とからなるポリアミドは非晶
性で、優れた透明性を有することが特開昭47−122
44号公報に開示されている。本発明により、溶融成形
可能な耐熱性ポリアミド、および非晶性・透明性ポリア
ミドの原料となる一級ジアミンを合成するための有用な
中間体となる一級ジオキシムを提供した。
Claims (4)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、Rは炭素数5から10の脂肪族または脂環式の
炭化水素基を表す。)で示される一級ジオキシム - 【請求項2】 1,9−ノナンジアールジオキシム
- 【請求項3】 2−メチル−1,8−オクタンジアール
ジオキシム - 【請求項4】 トリシクロ[5.2.1.0]デカン−
3(4),8(9)−ジカルバルデヒドジオキシム
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24060796A JPH1087593A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 一級ジオキシム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24060796A JPH1087593A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 一級ジオキシム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1087593A true JPH1087593A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17062015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24060796A Pending JPH1087593A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 一級ジオキシム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1087593A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112441898A (zh) * | 2019-08-27 | 2021-03-05 | 捷恩智株式会社 | 二醛化合物、聚合物、环氧树脂、聚酯树脂及聚碳酸酯树脂 |
-
1996
- 1996-09-11 JP JP24060796A patent/JPH1087593A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112441898A (zh) * | 2019-08-27 | 2021-03-05 | 捷恩智株式会社 | 二醛化合物、聚合物、环氧树脂、聚酯树脂及聚碳酸酯树脂 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060214 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060627 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |