JPH108767A - 建築物の土台と基礎の免震結合構造 - Google Patents
建築物の土台と基礎の免震結合構造Info
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- JPH108767A JPH108767A JP16158796A JP16158796A JPH108767A JP H108767 A JPH108767 A JP H108767A JP 16158796 A JP16158796 A JP 16158796A JP 16158796 A JP16158796 A JP 16158796A JP H108767 A JPH108767 A JP H108767A
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- foundation
- base
- displacement
- bolt
- joint
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- Pending
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Foundations (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 地震等により発生した震動が基礎から土台
側、ひいては建築物へ伝達されるのを可能な限り低減さ
せることができる建築物の土台と基礎の新規な結合構造
を提供する。 【解決手段】 土台を基礎に対して水平方向に変位可能
に接合するためのスライド接合部材を配設するととも
に、土台が基礎に対して変位した際にその変位を所定範
囲内に納めるように制止するための変位制止用アンカー
ボルトを配設する。スライド接合部材は、上部接合部材
と、下部接合部材と、対向する面間に充填される滑性剤
とで構成した。変位制止用アンカーボルトは、ボルト部
と、アンカー部と、ボルト部とアンカー部の離間距離の
許容範囲を規定する第一継手部およびその第一継手部の
繋ぎ止めによる最大離間距離の規定作用時における衝撃
を前もって緩和するように離間距離を弾力的に制止する
第二継手部とで構成した。
側、ひいては建築物へ伝達されるのを可能な限り低減さ
せることができる建築物の土台と基礎の新規な結合構造
を提供する。 【解決手段】 土台を基礎に対して水平方向に変位可能
に接合するためのスライド接合部材を配設するととも
に、土台が基礎に対して変位した際にその変位を所定範
囲内に納めるように制止するための変位制止用アンカー
ボルトを配設する。スライド接合部材は、上部接合部材
と、下部接合部材と、対向する面間に充填される滑性剤
とで構成した。変位制止用アンカーボルトは、ボルト部
と、アンカー部と、ボルト部とアンカー部の離間距離の
許容範囲を規定する第一継手部およびその第一継手部の
繋ぎ止めによる最大離間距離の規定作用時における衝撃
を前もって緩和するように離間距離を弾力的に制止する
第二継手部とで構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、居住用住宅等の建
築物の土台とその基礎を結合するための免震結合構造に
係り、詳しくは、地震等により発生する振動を建築物側
へ伝達させないようにすることができる免震結合構造に
関するものである。
築物の土台とその基礎を結合するための免震結合構造に
係り、詳しくは、地震等により発生する振動を建築物側
へ伝達させないようにすることができる免震結合構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、居住用住宅等の建築物は、地盤
上に施工した基礎(コンクリート基礎)の上に建築物の
土台(土台柱など)をアンカーボルト等により堅固に固
定して一体化するという結合構造を採用している。
上に施工した基礎(コンクリート基礎)の上に建築物の
土台(土台柱など)をアンカーボルト等により堅固に固
定して一体化するという結合構造を採用している。
【0003】このような結合構造においては、地震等に
よる振動が発生した場合、その振動の大半がそのまま建
築物に伝わるため不快な思いをしたり、場合によっては
建築物に悪影響(損傷など)を及ぼすという問題があっ
た。
よる振動が発生した場合、その振動の大半がそのまま建
築物に伝わるため不快な思いをしたり、場合によっては
建築物に悪影響(損傷など)を及ぼすという問題があっ
た。
【0004】そこで、かかる問題点を解消するため、例
えば、特公平7−58012号公報には、全体がL字形
のアンカーボルトとしてその中間部から上部にかけてス
プリング部を形成したものを使用し、そのスプリング部
が挿通する土台に円錐形の逃げ穴を設けた上で、土台と
基礎とを上記アンカーボルトで結合するという技術が提
案されている。
えば、特公平7−58012号公報には、全体がL字形
のアンカーボルトとしてその中間部から上部にかけてス
プリング部を形成したものを使用し、そのスプリング部
が挿通する土台に円錐形の逃げ穴を設けた上で、土台と
基礎とを上記アンカーボルトで結合するという技術が提
案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術によ
れば、基礎の振動に伴ってアンカーボルトが揺動しても
スプリング部の作用により振動が吸収ないし緩衝され、
土台への振動伝達が阻止されるということになってい
る。しかし、この従来技術では、スプリング部の詳しい
機能やその有効能力の程度が明示されておらず、そのた
め地震のような比較的大きな振動が発生した場合には、
その振動をスプリング部ですべて吸収等することができ
ない可能性が高く、結局のところ、その振動が土台側へ
伝わってしまうというおそれがある。
れば、基礎の振動に伴ってアンカーボルトが揺動しても
スプリング部の作用により振動が吸収ないし緩衝され、
土台への振動伝達が阻止されるということになってい
る。しかし、この従来技術では、スプリング部の詳しい
機能やその有効能力の程度が明示されておらず、そのた
め地震のような比較的大きな振動が発生した場合には、
その振動をスプリング部ですべて吸収等することができ
ない可能性が高く、結局のところ、その振動が土台側へ
伝わってしまうというおそれがある。
【0006】また、従来においては、地震等により発生
した振動が基礎から土台側へ伝達しないようにするため
の一般家屋向けの簡易で有効な技術もこの他には特に提
案されていない。
した振動が基礎から土台側へ伝達しないようにするため
の一般家屋向けの簡易で有効な技術もこの他には特に提
案されていない。
【0007】本発明はこのような実情に基づいて鑑みさ
れたもので、その目的とするところは、地震等により発
生した震動が基礎から土台側、ひいては建築物へ伝達さ
れるのを可能な限り低減させることができる建築物の土
台と基礎の新規な結合構造を提供することにある。
れたもので、その目的とするところは、地震等により発
生した震動が基礎から土台側、ひいては建築物へ伝達さ
れるのを可能な限り低減させることができる建築物の土
台と基礎の新規な結合構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の免震結合構造
は、建築物の土台と複数の通風口が間隔をあけて形成さ
れる基礎とを結合するに当たり、基礎の通風口を形成し
ない部位と当該部位に対向する土台部分との間に、土台
を基礎に対して水平方向に変位可能に接合するためのス
ライド接合部材を配設するとともに、基礎の通風口を形
成する部位と当該部位に対向する土台部分との間に、土
台が基礎に対して変位した際にその変位を所定範囲内に
納めるように制止するための変位制止用アンカーボルト
を配設する免震結合構造であって、上記スライド接合部
材は、土台の下面側に取り付けられる上部接合部材と、
その上部接合部材と対向するように基礎の上面側に取り
付けられる下部接合部材とで構成され、上部接合部材と
下部接合部材の対向する面に滑性を付与したものであ
り、かつ、上記変位制止用アンカーボルトは、土台側に
固定されるボルト部と、基礎側に固定されるアンカー部
と、そのボルト部とアンカー部の間に共に取り付けられ
る、ボルト部とアンカー部の離間距離の許容範囲を繋ぎ
止めるようにして規定する第一継手部およびその第一継
手部の繋ぎ止めによる最大離間距離の規定作用時におけ
る衝撃を前もって緩和するように離間距離を弾力的に制
止する第二継手部とで構成したものである。
は、建築物の土台と複数の通風口が間隔をあけて形成さ
れる基礎とを結合するに当たり、基礎の通風口を形成し
ない部位と当該部位に対向する土台部分との間に、土台
を基礎に対して水平方向に変位可能に接合するためのス
ライド接合部材を配設するとともに、基礎の通風口を形
成する部位と当該部位に対向する土台部分との間に、土
台が基礎に対して変位した際にその変位を所定範囲内に
納めるように制止するための変位制止用アンカーボルト
を配設する免震結合構造であって、上記スライド接合部
材は、土台の下面側に取り付けられる上部接合部材と、
その上部接合部材と対向するように基礎の上面側に取り
付けられる下部接合部材とで構成され、上部接合部材と
下部接合部材の対向する面に滑性を付与したものであ
り、かつ、上記変位制止用アンカーボルトは、土台側に
固定されるボルト部と、基礎側に固定されるアンカー部
と、そのボルト部とアンカー部の間に共に取り付けられ
る、ボルト部とアンカー部の離間距離の許容範囲を繋ぎ
止めるようにして規定する第一継手部およびその第一継
手部の繋ぎ止めによる最大離間距離の規定作用時におけ
る衝撃を前もって緩和するように離間距離を弾力的に制
止する第二継手部とで構成したものである。
【0009】上記のスライド接合部材は、土台を基礎に
対して水平方向に変位可能に接合することができるもの
であれば特に制約されるものではないが、例えば、その
上部接合部材および下部接合部材がいずれも弾性部材と
対向面側に配する板材とからなり、また、滑性を付与し
て対向させた上部接合部材および下部接合部材の側部を
カバー部材により一体的に覆ってなるものが望ましい。
この場合、弾性部材の存在は、基礎上面と土台下面の接
合部の平滑性を得るのに有効である。
対して水平方向に変位可能に接合することができるもの
であれば特に制約されるものではないが、例えば、その
上部接合部材および下部接合部材がいずれも弾性部材と
対向面側に配する板材とからなり、また、滑性を付与し
て対向させた上部接合部材および下部接合部材の側部を
カバー部材により一体的に覆ってなるものが望ましい。
この場合、弾性部材の存在は、基礎上面と土台下面の接
合部の平滑性を得るのに有効である。
【0010】上記の変位制止用アンカーボルトは、土台
が基礎に対して変位した際にその変位を所定範囲内に納
めるように制止することができるものであれば特に制約
されるものではないが、例えば、次のように構成するこ
とができる。すなわち、その第一継手部については、一
端側にリング部を形成した2つの棒材からなり、そのリ
ング部どうしを離間する方向に移動した際にリング部端
部が突き当たるように連結するとともにその棒材の他端
側をボルト部またはアンカー部にそれぞれ取り付けるよ
うに構成し、また、その第二継手部については、一端側
にリング部を他端側にスプリング部を形成した2つの線
材からなり、そのリング部どうしが離間する方向に移動
した際にリング部端部が突き当たるように連結するとと
もにそのスプリング部の終端側をボルト部またはアンカ
ー部にそれぞれ取り付けるように構成することができ
る。
が基礎に対して変位した際にその変位を所定範囲内に納
めるように制止することができるものであれば特に制約
されるものではないが、例えば、次のように構成するこ
とができる。すなわち、その第一継手部については、一
端側にリング部を形成した2つの棒材からなり、そのリ
ング部どうしを離間する方向に移動した際にリング部端
部が突き当たるように連結するとともにその棒材の他端
側をボルト部またはアンカー部にそれぞれ取り付けるよ
うに構成し、また、その第二継手部については、一端側
にリング部を他端側にスプリング部を形成した2つの線
材からなり、そのリング部どうしが離間する方向に移動
した際にリング部端部が突き当たるように連結するとと
もにそのスプリング部の終端側をボルト部またはアンカ
ー部にそれぞれ取り付けるように構成することができ
る。
【0011】また、本発明の免震結合構造は、基礎の通
風口に対向する土台部分に、その土台部分の周囲を囲繞
するような形態で固定されるとともに変位制止用アンカ
ーボルトのボルト部が固定される本体部と、その本体部
の下面側に通風口の側面部に対して所定の間隔をあけて
対向するように立設される2つの変位制止板とからなる
土台保護部材を取り付けたものである。この場合は、ア
ンカーボルトを土台に対して直接、過剰な負荷をかけた
りすることなく堅固に固定することができる。また、土
台が通風口の側面方向へ大きく変位しても、変位制止板
が通風口側面部に突き当たることにより所定の範囲内で
その変位を食い止めることができる。
風口に対向する土台部分に、その土台部分の周囲を囲繞
するような形態で固定されるとともに変位制止用アンカ
ーボルトのボルト部が固定される本体部と、その本体部
の下面側に通風口の側面部に対して所定の間隔をあけて
対向するように立設される2つの変位制止板とからなる
土台保護部材を取り付けたものである。この場合は、ア
ンカーボルトを土台に対して直接、過剰な負荷をかけた
りすることなく堅固に固定することができる。また、土
台が通風口の側面方向へ大きく変位しても、変位制止板
が通風口側面部に突き当たることにより所定の範囲内で
その変位を食い止めることができる。
【0012】この土台保護部材を設けた免震結合構造に
おいては、土台保護部材の本体部の屋内側に、基礎の屋
内側側面部に対して所定の間隔をあけて対向する変位制
止板を設けることが好ましい。この場合は、土台が屋内
側から屋外方向へ大きく変位しても、変位制止板が基礎
の屋内側側面部に突き当たることにより所定の範囲内で
その変位を食い止めることができる。
おいては、土台保護部材の本体部の屋内側に、基礎の屋
内側側面部に対して所定の間隔をあけて対向する変位制
止板を設けることが好ましい。この場合は、土台が屋内
側から屋外方向へ大きく変位しても、変位制止板が基礎
の屋内側側面部に突き当たることにより所定の範囲内で
その変位を食い止めることができる。
【0013】また同様に、基礎の屋内又は屋外側側面部
の一部に、土台の変位による位置ずれを修復するに際し
てスライド接合部材に微振動を付与する高周波振動発生
装置を取り付けるためのボルト付き設置用基板を埋設す
ることが好ましい。この場合は、スライド接合部材が高
周波振動によりスライドしやすい状態になるため、土台
の位置ずれ修復を円滑に行なうことができる。
の一部に、土台の変位による位置ずれを修復するに際し
てスライド接合部材に微振動を付与する高周波振動発生
装置を取り付けるためのボルト付き設置用基板を埋設す
ることが好ましい。この場合は、スライド接合部材が高
周波振動によりスライドしやすい状態になるため、土台
の位置ずれ修復を円滑に行なうことができる。
【0014】また同様に、土台が変位して生じる位置ず
れを修復する際に使用する間隔調整用器具の一端を取り
付けるための器具取付部を土台保護用部材の変位制止板
に設けるとともに、その他端を取り付けるための器具取
付部を基礎の通風口の側面部に埋設することが好まし
い。この場合は、間隔収縮用治具を簡単に設置すること
ができるとともに、その治具による位置ずれ修復を円滑
に行なうことができる。
れを修復する際に使用する間隔調整用器具の一端を取り
付けるための器具取付部を土台保護用部材の変位制止板
に設けるとともに、その他端を取り付けるための器具取
付部を基礎の通風口の側面部に埋設することが好まし
い。この場合は、間隔収縮用治具を簡単に設置すること
ができるとともに、その治具による位置ずれ修復を円滑
に行なうことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【0016】図1は、本発明の免震結合構造の一実施形
態例を示すものである。この免震結合構造は、基本的
に、基礎1の通風口2を形成しない部位とその部位に対
向する土台3の部位との間にスライド部材4を配設し、
また、基礎1の通風口2を形成する部位とその部位に対
向する土台の部位との間に変位制止用アンカーボルト5
を配設し、さらに、通風口2に対向する土台部分に土台
保護部材6を取り付けたものである。このうち基礎1
は、コンクリート等により地盤上に施工されるものをい
う。
態例を示すものである。この免震結合構造は、基本的
に、基礎1の通風口2を形成しない部位とその部位に対
向する土台3の部位との間にスライド部材4を配設し、
また、基礎1の通風口2を形成する部位とその部位に対
向する土台の部位との間に変位制止用アンカーボルト5
を配設し、さらに、通風口2に対向する土台部分に土台
保護部材6を取り付けたものである。このうち基礎1
は、コンクリート等により地盤上に施工されるものをい
う。
【0017】スライド部材4は、図1や図2aに例示す
るように、土台3の下面側に取り付けられる上部接合部
材40と、その上部接合部材40と対向するように基礎
1の上面側に取り付けられる下部接合部材41と、上部
接合部材40と下部接合部材41が対向する面間に充填
される滑性剤(潤滑剤)42とでその主要部が構成され
ている。より詳しくは、上部接合部材40および下部接
合部材41は、そのいずれも大きな荷重に対しても長期
にわたって弾性を保持できる弾性部材43と、両接合部
材40,41が対向する面側に配される金属板等からな
るプレート44、45にて構成し、また、滑性剤42を
充填して対向させた上部接合部材40および下部接合部
材41の側部については、ゴム等からなるカバー部材4
6により一体的に覆っている。弾性部材43のプレート
配設面とは反対側には、基礎1や土台3に固着する際に
使用する両面テープや接着剤等からなる接着剤層49が
設けられている。さらに、潤滑剤42を充填した面間の
外周部には、その潤滑剤42が漏出しないようにシール
材等によるシール処理47を施している。
るように、土台3の下面側に取り付けられる上部接合部
材40と、その上部接合部材40と対向するように基礎
1の上面側に取り付けられる下部接合部材41と、上部
接合部材40と下部接合部材41が対向する面間に充填
される滑性剤(潤滑剤)42とでその主要部が構成され
ている。より詳しくは、上部接合部材40および下部接
合部材41は、そのいずれも大きな荷重に対しても長期
にわたって弾性を保持できる弾性部材43と、両接合部
材40,41が対向する面側に配される金属板等からな
るプレート44、45にて構成し、また、滑性剤42を
充填して対向させた上部接合部材40および下部接合部
材41の側部については、ゴム等からなるカバー部材4
6により一体的に覆っている。弾性部材43のプレート
配設面とは反対側には、基礎1や土台3に固着する際に
使用する両面テープや接着剤等からなる接着剤層49が
設けられている。さらに、潤滑剤42を充填した面間の
外周部には、その潤滑剤42が漏出しないようにシール
材等によるシール処理47を施している。
【0018】また、潤滑剤42を充填する面間の一方を
形成する下部接合部材41のプレート45における上側
プレート45aの上面は、平滑面であってもよいが、潤
滑剤42が保留されやすいようにするため必要に応じ
て、図2bに示すように所定の溝48を形成してもよ
い。潤滑剤42は、上部接合部材40と下部接合部材4
1が使用状態において円滑に摺動するようなものであれ
ば従来公知の潤滑剤等として市販されているような材料
等を使用することができ、その材質等については特に限
定されない。なお、この例では、上部接合部材40と下
部接合部材41の対向する面に滑性を付与する手段とし
て潤滑剤42を対向面間に充填する手法について例示し
ているが、その滑性付与手段はこれに制約されるもので
はなく、例えば、プレート44,45としてそれ自体が
潤滑剤を含浸したものを使用したり、或いは、そのプレ
ート自体が優れた滑性を有する材料にて形成したものを
使用してもよい。この他にも、上記の滑性付与手段とし
ては、ベアリング等を上部及び下部部材の間に介在させ
て両部材どうしを相対的にスライド可能な構造とした機
構を採用することも可能である。
形成する下部接合部材41のプレート45における上側
プレート45aの上面は、平滑面であってもよいが、潤
滑剤42が保留されやすいようにするため必要に応じ
て、図2bに示すように所定の溝48を形成してもよ
い。潤滑剤42は、上部接合部材40と下部接合部材4
1が使用状態において円滑に摺動するようなものであれ
ば従来公知の潤滑剤等として市販されているような材料
等を使用することができ、その材質等については特に限
定されない。なお、この例では、上部接合部材40と下
部接合部材41の対向する面に滑性を付与する手段とし
て潤滑剤42を対向面間に充填する手法について例示し
ているが、その滑性付与手段はこれに制約されるもので
はなく、例えば、プレート44,45としてそれ自体が
潤滑剤を含浸したものを使用したり、或いは、そのプレ
ート自体が優れた滑性を有する材料にて形成したものを
使用してもよい。この他にも、上記の滑性付与手段とし
ては、ベアリング等を上部及び下部部材の間に介在させ
て両部材どうしを相対的にスライド可能な構造とした機
構を採用することも可能である。
【0019】このように構成されたスライド部材4は、
図3に示すように、潤滑剤42の層を境にして上部結合
部剤40と下部結合部剤41が相対的に水平移動できる
ようになっている。従って、このスライド部材4を基礎
1と土台3の間に設置することにより、土台3は基礎1
に対して水平方向に自由に変位する状態におかれること
になる。
図3に示すように、潤滑剤42の層を境にして上部結合
部剤40と下部結合部剤41が相対的に水平移動できる
ようになっている。従って、このスライド部材4を基礎
1と土台3の間に設置することにより、土台3は基礎1
に対して水平方向に自由に変位する状態におかれること
になる。
【0020】一方、変位制止用アンカーボルト5は、図
1や図4〜5に示すように、土台3側に固定されるボル
ト部7と、基礎1側に固定されるアンカー部8と、その
ボルト部7とアンカー部8の間に共に取り付けられる第
一継手部9および第二継手部10とでその主要部が構成
されている。このアンカーボルト5においては、必要に
応じて、第一継手部9および第二継手部10を覆うため
のカバーをボルト部7とアンカー部8の間に設けてもよ
い。
1や図4〜5に示すように、土台3側に固定されるボル
ト部7と、基礎1側に固定されるアンカー部8と、その
ボルト部7とアンカー部8の間に共に取り付けられる第
一継手部9および第二継手部10とでその主要部が構成
されている。このアンカーボルト5においては、必要に
応じて、第一継手部9および第二継手部10を覆うため
のカバーをボルト部7とアンカー部8の間に設けてもよ
い。
【0021】ボルト部7は、少なくとも土台3の厚さ方
向に貫通する長さを有する棒状体からなるものである。
そして、その上端側にはナット締めするためのネジ部7
aが土台2の上面から突出するように形成されており、
その下端側には土台3の下面に当接するフランジ部7b
が形成されているとともに第一および第二継手部9、1
0の連結部材11がネジ止めされる接続用ネジ孔7cが
開設されている。
向に貫通する長さを有する棒状体からなるものである。
そして、その上端側にはナット締めするためのネジ部7
aが土台2の上面から突出するように形成されており、
その下端側には土台3の下面に当接するフランジ部7b
が形成されているとともに第一および第二継手部9、1
0の連結部材11がネジ止めされる接続用ネジ孔7cが
開設されている。
【0022】また、アンカー部8は、少なくとも基礎1
の内部に堅固に固定されるような全体がL字形状の棒状
体からなるものであり、その上端側にはフランジ部8a
が形成されているとともに第一および第二継手部9、1
0の連結継手12がネジ止めされる接続用ネジ孔8bが
開設されている。
の内部に堅固に固定されるような全体がL字形状の棒状
体からなるものであり、その上端側にはフランジ部8a
が形成されているとともに第一および第二継手部9、1
0の連結継手12がネジ止めされる接続用ネジ孔8bが
開設されている。
【0023】さらに、第一継手部9は、ボルト部7とア
ンカー部8の離間距離Hの許容範囲(L1〜L3)を繋ぎ
止めるようにして規定するという機能を果たすものであ
り、本例では、次のような構成からなるものを使用して
いる。すなわち、一端側にリング部13、14を形成し
た2つの棒材15、16を使用し、そのリング部13、
14どうしを向かい合わせた状態で鎖状に連結するとと
もに、棒材15、16の他端側を前記した連結部材1
1、12を介してボルト部7またはアンカー部8にそれ
ぞれ着脱自在に取り付けるようなっている。
ンカー部8の離間距離Hの許容範囲(L1〜L3)を繋ぎ
止めるようにして規定するという機能を果たすものであ
り、本例では、次のような構成からなるものを使用して
いる。すなわち、一端側にリング部13、14を形成し
た2つの棒材15、16を使用し、そのリング部13、
14どうしを向かい合わせた状態で鎖状に連結するとと
もに、棒材15、16の他端側を前記した連結部材1
1、12を介してボルト部7またはアンカー部8にそれ
ぞれ着脱自在に取り付けるようなっている。
【0024】リング部13、14は、図6aに示すよう
に、そのいずれも最長内径rの長孔形状からなるもので
あり、相対的に離間する方向Xに移動した際にリング部
端部(13a、14a)が相手側のリング部端部に突き
当たってそれ以上離間する方向Xに移動しないようにな
っている(図6c)。この例では、ボルト部7(連結部
材11)とアンカー部8(連結継手12)の離間距離H
が初期値「L1」のときに、リング部13、14は最大
の寸法Dだけ離間方向Xに移動できる状態になってい
る。つまり、図6cに示すようにボルト部7とアンカー
部8を、最大で離間距離Hが「L3=L1+D」になるま
で自由に離間させ得ると同時にそれ以上は離間させない
ように規定している。なお、ここでいう離間方向Xは垂
直方向というよりも、実際には斜め上方方向を主に意味
している。また、上記寸法Dは適宜設定されるものであ
るが、例えば土台3が1辺120mmの角柱である場合
には60〜90mm程度に設定される。
に、そのいずれも最長内径rの長孔形状からなるもので
あり、相対的に離間する方向Xに移動した際にリング部
端部(13a、14a)が相手側のリング部端部に突き
当たってそれ以上離間する方向Xに移動しないようにな
っている(図6c)。この例では、ボルト部7(連結部
材11)とアンカー部8(連結継手12)の離間距離H
が初期値「L1」のときに、リング部13、14は最大
の寸法Dだけ離間方向Xに移動できる状態になってい
る。つまり、図6cに示すようにボルト部7とアンカー
部8を、最大で離間距離Hが「L3=L1+D」になるま
で自由に離間させ得ると同時にそれ以上は離間させない
ように規定している。なお、ここでいう離間方向Xは垂
直方向というよりも、実際には斜め上方方向を主に意味
している。また、上記寸法Dは適宜設定されるものであ
るが、例えば土台3が1辺120mmの角柱である場合
には60〜90mm程度に設定される。
【0025】また、第二継手部10は、第一継手部9の
繋ぎ止めによる最大離間距離(L1+D)の規定作用時
における衝撃を前もって緩和するように離間距離を弾力
的に制止するものであり、本例では次のように構成した
ものを使用している。すなわち、一端側にリング部1
7、18を他端側にスプリング部20、21を形成した
2つの線材22、23を使用し、そのリング部17、1
8どうしを向かい合わせた状態で鎖状に連結するととも
に、スプリング部20、21の終端側を連結部材11、
12を介してボルト部7またはアンカー部8にそれぞれ
着脱自在に取り付けるようになっている。
繋ぎ止めによる最大離間距離(L1+D)の規定作用時
における衝撃を前もって緩和するように離間距離を弾力
的に制止するものであり、本例では次のように構成した
ものを使用している。すなわち、一端側にリング部1
7、18を他端側にスプリング部20、21を形成した
2つの線材22、23を使用し、そのリング部17、1
8どうしを向かい合わせた状態で鎖状に連結するととも
に、スプリング部20、21の終端側を連結部材11、
12を介してボルト部7またはアンカー部8にそれぞれ
着脱自在に取り付けるようになっている。
【0026】リング部17、18は、図6aに示すよう
に,そのいずれも最長内径sの長孔形状からなるもので
あり、相対的に離間する方向Xに移動した際にリング部
端部(17a、18a)が相手側のリング部端部に突き
当たってそれ以上離間方向Xに移動しないようになって
いる(図6b)。この例では、ボルト部7(連結部材1
1)とアンカー部8(連結継手12)の離間距離Hが初
期値「L1」のときに、リング部17、18は最大で寸
法E(<D)だけ離間方向Xに移動できるようになって
いる。つまり、この2つのリング部によりボルト部7と
アンカー部8を、離間距離Hが「L2=L1+E」になる
まで自由に離間移動させ得ると同時にそれ以上は離間さ
せないように規定しているのである。これは、第一継手
部9のリング部13、14が寸法Dだけ移動する前にそ
れよりも短い寸法Eだけ移動した時点でその離間距離H
が最大(L3=L1+D)になる一歩手前の段階で規定し
ていることになる。このリング部17、18が寸法Eだ
け離間移動する間は、スプリング部20、21に張力は
かからない。
に,そのいずれも最長内径sの長孔形状からなるもので
あり、相対的に離間する方向Xに移動した際にリング部
端部(17a、18a)が相手側のリング部端部に突き
当たってそれ以上離間方向Xに移動しないようになって
いる(図6b)。この例では、ボルト部7(連結部材1
1)とアンカー部8(連結継手12)の離間距離Hが初
期値「L1」のときに、リング部17、18は最大で寸
法E(<D)だけ離間方向Xに移動できるようになって
いる。つまり、この2つのリング部によりボルト部7と
アンカー部8を、離間距離Hが「L2=L1+E」になる
まで自由に離間移動させ得ると同時にそれ以上は離間さ
せないように規定しているのである。これは、第一継手
部9のリング部13、14が寸法Dだけ移動する前にそ
れよりも短い寸法Eだけ移動した時点でその離間距離H
が最大(L3=L1+D)になる一歩手前の段階で規定し
ていることになる。このリング部17、18が寸法Eだ
け離間移動する間は、スプリング部20、21に張力は
かからない。
【0027】そして、リング部17、18が寸法Eだけ
離間移動した以降は、引き続いてスプリング部20、2
1が引き伸ばされるようになっている(図6b,c)。
つまり、スプリング部20、21は、リング部17、1
8が寸法Eだけ離間した時点から引き伸ばされ始め(G
1 )、第一継手部9のリング部による最大離間距離Dに
なるまで引き伸ばされる(G2 >G1 )。これにより、
ボルト部7とアンカー部9は、図6b,cに示すように
離間距離L2 (=L1 +E)から最大離間距離L3(=
L1+D)になるまで離間移動する間(D−E)は、ス
プリング部20、21の弾性復元力が作用して比較的緩
やかに離間移動するようになる。なお、上記の寸法Eや
スプリング部の最大伸長G2 は適宜設定されるが、例え
ば、土台3が1辺120mmの角柱である場合には寸法
Eは20mm前後、最大伸長G2 は90mm前後になる
ように設定することができる。
離間移動した以降は、引き続いてスプリング部20、2
1が引き伸ばされるようになっている(図6b,c)。
つまり、スプリング部20、21は、リング部17、1
8が寸法Eだけ離間した時点から引き伸ばされ始め(G
1 )、第一継手部9のリング部による最大離間距離Dに
なるまで引き伸ばされる(G2 >G1 )。これにより、
ボルト部7とアンカー部9は、図6b,cに示すように
離間距離L2 (=L1 +E)から最大離間距離L3(=
L1+D)になるまで離間移動する間(D−E)は、ス
プリング部20、21の弾性復元力が作用して比較的緩
やかに離間移動するようになる。なお、上記の寸法Eや
スプリング部の最大伸長G2 は適宜設定されるが、例え
ば、土台3が1辺120mmの角柱である場合には寸法
Eは20mm前後、最大伸長G2 は90mm前後になる
ように設定することができる。
【0028】結局、変位制止用アンカーボルト5は、図
5に示すように、第一継手部9と第二継手部10がその
上端側を連結部材11に、その下端側を連結部材12に
それぞれ固定して一体化し、その連結部材11をボルト
部7のネジ孔7cに、その連結部材12をアンカー部8
のネジ孔8にそれぞれネジ止めすることにより、組み立
てられるようになっている。この例では、連結部材1
1、12は逆方向のネジ山がそれぞれ切られており、こ
れにより第一継手部9および第二継手部10の全体をあ
る一定方向に回した場合には連結部材11、12をボル
ト部7およびアンカー部8に同時にネジ止めすることが
でき、その反対方向に回した場合には連結部材11、1
2を同時にボルト部7及びアンカー部8から取り外せる
ようになっている。しかも、連結部材11、12は、ボ
ルト部7およびアンカー部8にネジ止めした際に、締め
付け用ナット19により最終的に強固に固定するように
なっている。
5に示すように、第一継手部9と第二継手部10がその
上端側を連結部材11に、その下端側を連結部材12に
それぞれ固定して一体化し、その連結部材11をボルト
部7のネジ孔7cに、その連結部材12をアンカー部8
のネジ孔8にそれぞれネジ止めすることにより、組み立
てられるようになっている。この例では、連結部材1
1、12は逆方向のネジ山がそれぞれ切られており、こ
れにより第一継手部9および第二継手部10の全体をあ
る一定方向に回した場合には連結部材11、12をボル
ト部7およびアンカー部8に同時にネジ止めすることが
でき、その反対方向に回した場合には連結部材11、1
2を同時にボルト部7及びアンカー部8から取り外せる
ようになっている。しかも、連結部材11、12は、ボ
ルト部7およびアンカー部8にネジ止めした際に、締め
付け用ナット19により最終的に強固に固定するように
なっている。
【0029】土台保護部材6は、図7に示すように、通
風口2に対向する土台部分の周囲を屋内側および屋外側
からそれぞれ囲繞するように2分割された鋼板等の本体
部60、61にて構成されている。そして、この本体部
60、61は、土台3を間に挟むようにした状態でその
上面側、下面側および側面側の所定箇所においてボルト
締め63することにより土台3に取り付けるようになっ
ている。なお、この例では、本体部60、61の上面側
および下面側にはアンカーボルト5のボルト部7を挿通
するための取り付け孔を開設しており、また、本体部6
0、61の内面側には取り付け時に土台3の表面内部に
食い込ませるためのくさび状の突起片64を設けてい
る。
風口2に対向する土台部分の周囲を屋内側および屋外側
からそれぞれ囲繞するように2分割された鋼板等の本体
部60、61にて構成されている。そして、この本体部
60、61は、土台3を間に挟むようにした状態でその
上面側、下面側および側面側の所定箇所においてボルト
締め63することにより土台3に取り付けるようになっ
ている。なお、この例では、本体部60、61の上面側
および下面側にはアンカーボルト5のボルト部7を挿通
するための取り付け孔を開設しており、また、本体部6
0、61の内面側には取り付け時に土台3の表面内部に
食い込ませるためのくさび状の突起片64を設けてい
る。
【0030】また、この本体部60、61の下面側に
は、図1や図7、図8に示すように、通風口2の側面部
2aに対して所定の間隔Pをあけて対向する2つの変位
制止板65を下方側(通風口2の上面部)にむけて設け
ている。そして、その変位制止板65の表面側には、通
風口の側面部2aとの衝突時に発生する衝撃を和らげる
ための緩衝材66を付設している。ここで、上記間隔P
は適宜設定すればよいが、例えば通風口2が間口150
mm×400mmのものである場合には60mm前後に
設定することができる。
は、図1や図7、図8に示すように、通風口2の側面部
2aに対して所定の間隔Pをあけて対向する2つの変位
制止板65を下方側(通風口2の上面部)にむけて設け
ている。そして、その変位制止板65の表面側には、通
風口の側面部2aとの衝突時に発生する衝撃を和らげる
ための緩衝材66を付設している。ここで、上記間隔P
は適宜設定すればよいが、例えば通風口2が間口150
mm×400mmのものである場合には60mm前後に
設定することができる。
【0031】さらに、土台保護部材6には、図8や図9
に示すように、その本体部60の屋内側に、基礎1の屋
内側側面部1aに対して所定の間隔Qをあけて対向する
2つの変位制止板67を設けている。変位制止板67
は、本体部60の屋内側に突設したアーム部68を介し
て設けられているとともに、その表面側には基礎屋内側
側面部1cとの衝突時の衝撃を和らげるための緩衝材6
9を付設している。
に示すように、その本体部60の屋内側に、基礎1の屋
内側側面部1aに対して所定の間隔Qをあけて対向する
2つの変位制止板67を設けている。変位制止板67
は、本体部60の屋内側に突設したアーム部68を介し
て設けられているとともに、その表面側には基礎屋内側
側面部1cとの衝突時の衝撃を和らげるための緩衝材6
9を付設している。
【0032】このような構成からなる免震結合構造は、
例えば、以下のような手順で施工される。
例えば、以下のような手順で施工される。
【0033】まず、基礎1を施工する際に、その通風口
2の形成位置に変位制止用アンカーボルト5のアンカー
部8を埋設する。また、基礎1が完成した後は、その通
風口2のない基礎上面部位にスライド接合部材4を下部
接合部材41を下方にして接着剤層49を介して固着す
る。一方、通風口2に対向する土台3の部位に土台保護
部材6を取り付けるとともに変位制止用アンカーボルト
5のボルト部7をナット7bで仮止めする。次いで、上
記の土台3を基礎1の上に位置合わせしながら載置す
る。この際、土台3の下面にスライド接合部材4の上部
接合部材40を固着する。最後に、変位制止用アンカー
ボルト5の第一継手部9と第二継手部10を結合部材を
介してボルト部7とアンカー部8に取り付け、仮止めし
たアンカーボルト5のボルト部7を本止めする。以上の
手順で完成させることができる。なお、この結合構造の
施工手順が上記の手順例に限定されないことは言うまで
もない。
2の形成位置に変位制止用アンカーボルト5のアンカー
部8を埋設する。また、基礎1が完成した後は、その通
風口2のない基礎上面部位にスライド接合部材4を下部
接合部材41を下方にして接着剤層49を介して固着す
る。一方、通風口2に対向する土台3の部位に土台保護
部材6を取り付けるとともに変位制止用アンカーボルト
5のボルト部7をナット7bで仮止めする。次いで、上
記の土台3を基礎1の上に位置合わせしながら載置す
る。この際、土台3の下面にスライド接合部材4の上部
接合部材40を固着する。最後に、変位制止用アンカー
ボルト5の第一継手部9と第二継手部10を結合部材を
介してボルト部7とアンカー部8に取り付け、仮止めし
たアンカーボルト5のボルト部7を本止めする。以上の
手順で完成させることができる。なお、この結合構造の
施工手順が上記の手順例に限定されないことは言うまで
もない。
【0034】次に、この免震結合構造の機能動作につい
て説明する。
て説明する。
【0035】基本的には、基礎1と土台3は、スライド
接合部材4により水平方向に変位可能な状態に保たれて
いるととともに、変位制止用アンカーボルト5により所
定量以上変位する場合にその変位が制止されるようにな
っている。
接合部材4により水平方向に変位可能な状態に保たれて
いるととともに、変位制止用アンカーボルト5により所
定量以上変位する場合にその変位が制止されるようにな
っている。
【0036】具体的に説明すると、平常時においては、
基礎1と土台3は建築当初のままの一定した位置関係に
ある。すなわち、スライド接合部材4はその上部および
下部接合部材40、41が特に変位することがなく変位
可能な状態を保っているのみであり、また、変位制止用
アンカーボルト5は図6aに示すように基礎1と土台3
の離間距離HをH=L1の状態に保っているのみであ
る。
基礎1と土台3は建築当初のままの一定した位置関係に
ある。すなわち、スライド接合部材4はその上部および
下部接合部材40、41が特に変位することがなく変位
可能な状態を保っているのみであり、また、変位制止用
アンカーボルト5は図6aに示すように基礎1と土台3
の離間距離HをH=L1の状態に保っているのみであ
る。
【0037】一方、地震等により震動が発生した場合に
おいては、最初に基礎1が震動する。基礎1に伝わった
震動は、従来の一般的な結合構造であればそのまま土台
3に伝達されるが、この免震結合構造では基礎1と土台
3とがスライド接合部材4により水平方向に変位可能な
状態になっているため、その基礎1が土台3の下方で震
動(変位)するだけであって、その基礎1の上にある土
台3(建築物)は慣性の法則により震動発生前の位置に
留まって何ら変位しない。この結果、震動は基礎1のと
ころで遮断される恰好となり、基礎1から土台3側に伝
わることはない。
おいては、最初に基礎1が震動する。基礎1に伝わった
震動は、従来の一般的な結合構造であればそのまま土台
3に伝達されるが、この免震結合構造では基礎1と土台
3とがスライド接合部材4により水平方向に変位可能な
状態になっているため、その基礎1が土台3の下方で震
動(変位)するだけであって、その基礎1の上にある土
台3(建築物)は慣性の法則により震動発生前の位置に
留まって何ら変位しない。この結果、震動は基礎1のと
ころで遮断される恰好となり、基礎1から土台3側に伝
わることはない。
【0038】この際、変位制止用アンカーボルト5は、
その震動による基礎1と土台3の相対的位置ずれ量(変
位量)に相当する分だけ第一継手部9や第二継手部10
が離間移動するが、その変位量が第一継手部9のリング
部における最大離間距離Dよりも大きくなりそうな場合
には、以下のように機能する。
その震動による基礎1と土台3の相対的位置ずれ量(変
位量)に相当する分だけ第一継手部9や第二継手部10
が離間移動するが、その変位量が第一継手部9のリング
部における最大離間距離Dよりも大きくなりそうな場合
には、以下のように機能する。
【0039】すなわち、基礎1と土台3の変位は、最初
に第二継手部10のリング部により最大離間距離E内に
おさめるべく制止を受けた後、同じ第二継手部10のス
プリング部による弾性復元力により抑制されつつ、第一
継手部9のリング部により最大離間距離D内におさめる
べく最終的な制止を受ける。このように変位制止用アン
カーボルト5は、最終的に基礎1と土台3の変位が、第
一継手部9のリング部による最大離間距離Dを越えない
範囲内におさまるようにしている。そして、この第一継
手部9のリング部による最終的な制止を受ける際には、
本来、ボルト部7とアンカー部8がひいては土台3がリ
ング部の制止作用により瞬間的な衝撃を受けることにな
るが、第二継手部10による上記したような弾性的な制
止作用によりその衝撃の発生が緩和されるようになって
いる。
に第二継手部10のリング部により最大離間距離E内に
おさめるべく制止を受けた後、同じ第二継手部10のス
プリング部による弾性復元力により抑制されつつ、第一
継手部9のリング部により最大離間距離D内におさめる
べく最終的な制止を受ける。このように変位制止用アン
カーボルト5は、最終的に基礎1と土台3の変位が、第
一継手部9のリング部による最大離間距離Dを越えない
範囲内におさまるようにしている。そして、この第一継
手部9のリング部による最終的な制止を受ける際には、
本来、ボルト部7とアンカー部8がひいては土台3がリ
ング部の制止作用により瞬間的な衝撃を受けることにな
るが、第二継手部10による上記したような弾性的な制
止作用によりその衝撃の発生が緩和されるようになって
いる。
【0040】これ以外にも、この免震結合構造において
は、基礎1と土台3が基礎1(通風口2)の長手方向に
大きく変位した際には、変位制止板65が通風口の側面
部2aに突き当たることによりそれ以上の変位が阻止さ
れるようになっている。また、基礎1と土台3が屋内側
又は屋外側に大きく変位した際には、変位制止板67が
基礎の屋内側側面部1aに突き当たることによりそれ以
上の変位が阻止されるようになっている。このように、
基礎1と土台3が大きく変位した場合であっても、上記
変位制止板65,67の制止作用によりその変位量が所
定範囲内に納まるようになっているため、土台3が基礎
1上から外れ落ちるようなことが防止されるようになっ
ている。
は、基礎1と土台3が基礎1(通風口2)の長手方向に
大きく変位した際には、変位制止板65が通風口の側面
部2aに突き当たることによりそれ以上の変位が阻止さ
れるようになっている。また、基礎1と土台3が屋内側
又は屋外側に大きく変位した際には、変位制止板67が
基礎の屋内側側面部1aに突き当たることによりそれ以
上の変位が阻止されるようになっている。このように、
基礎1と土台3が大きく変位した場合であっても、上記
変位制止板65,67の制止作用によりその変位量が所
定範囲内に納まるようになっているため、土台3が基礎
1上から外れ落ちるようなことが防止されるようになっ
ている。
【0041】また、この免震結合構造においては、震動
により基礎1と土台3とが相対的に位置ずれを起こした
場合(図12参照)には、その位置ずれを修復する必要
がある。なお、位置ずれが発生した場合、変位制止用ア
ンカーボルト5の第一継手部9と第二継手部10は原則
として(ボルト部7とアンカー部8から)取り外し(図
10,図11参照)、修復後新しいものに交換する。
により基礎1と土台3とが相対的に位置ずれを起こした
場合(図12参照)には、その位置ずれを修復する必要
がある。なお、位置ずれが発生した場合、変位制止用ア
ンカーボルト5の第一継手部9と第二継手部10は原則
として(ボルト部7とアンカー部8から)取り外し(図
10,図11参照)、修復後新しいものに交換する。
【0042】このような位置ずれ修復のため、本免震結
合構造では、例えば図10に例示するような構成を採用
している。すなわち、基礎1の屋内又は屋外側の側面部
の一部に、高周波振動発生装置を取り付けるためのボル
ト付き設置用基板30を予め埋設する。
合構造では、例えば図10に例示するような構成を採用
している。すなわち、基礎1の屋内又は屋外側の側面部
の一部に、高周波振動発生装置を取り付けるためのボル
ト付き設置用基板30を予め埋設する。
【0043】この場合、土台3の位置ずれ修復を行うに
当たっては、ボルト付き設置用基板30に所定の高周波
振動発生装置を取り付けるとともに、通風口2内に油圧
ジャッキ31を設置する。この油圧ジャッキ31は、例
えば土台保護部材6の変位制止板65に当接させるよう
に設置すればよい。また、油圧ジャッキ31はすべての
通風口2内に設置することが好ましい。そして、高周波
振動発生装置を作動させつつ油圧ジャッキ31により土
台3を元の位置に復元する方向に押圧することにより、
土台3が基礎1と合致した状態に修復される。この際、
高周波振動発生装置から発っせられる高周波微振動が基
礎1を介してスライド接合部材4に伝わることにより、
スライド接合部材4の上部接合部材40と下部接合部材
41がよりスライドしやすい状態になるため、その修復
作業を円滑に進めることができる。
当たっては、ボルト付き設置用基板30に所定の高周波
振動発生装置を取り付けるとともに、通風口2内に油圧
ジャッキ31を設置する。この油圧ジャッキ31は、例
えば土台保護部材6の変位制止板65に当接させるよう
に設置すればよい。また、油圧ジャッキ31はすべての
通風口2内に設置することが好ましい。そして、高周波
振動発生装置を作動させつつ油圧ジャッキ31により土
台3を元の位置に復元する方向に押圧することにより、
土台3が基礎1と合致した状態に修復される。この際、
高周波振動発生装置から発っせられる高周波微振動が基
礎1を介してスライド接合部材4に伝わることにより、
スライド接合部材4の上部接合部材40と下部接合部材
41がよりスライドしやすい状態になるため、その修復
作業を円滑に進めることができる。
【0044】この他、図11に例示するように、位置ず
れ修復に使用する間隔調整用器具32(例えばターンバ
ックル)の一端を取り付けるための器具取付部33を土
台保護用部材6の変位制止板65に設けるとともに、そ
の他端を取り付けるための器具取付部34を基礎の通風
口2の側面部2aに埋設する。間隔調整用器具32は、
器具本体内に貫通するネジ孔35を設け、その両端側か
らアーム36,37をそれぞれネジ式により差し込んだ
ものであり、器具本体を一方向に回すことによりアーム
36,37がネジ孔35内に徐々に入り込み、アーム3
6,37の先端に取り付けたものどうしの間隔を次第に
縮めるようになっている。変位制止板65に設ける器具
取付部33は、例えば、アーム36,37を通して取り
付けることが可能な開口を開設すればよい。また、通風
口2の側面部2aに埋設する器具取付部34は、例え
ば、アーム37の先端部を接続するための金具38を基
礎施工時に埋め込んでおけばよい。
れ修復に使用する間隔調整用器具32(例えばターンバ
ックル)の一端を取り付けるための器具取付部33を土
台保護用部材6の変位制止板65に設けるとともに、そ
の他端を取り付けるための器具取付部34を基礎の通風
口2の側面部2aに埋設する。間隔調整用器具32は、
器具本体内に貫通するネジ孔35を設け、その両端側か
らアーム36,37をそれぞれネジ式により差し込んだ
ものであり、器具本体を一方向に回すことによりアーム
36,37がネジ孔35内に徐々に入り込み、アーム3
6,37の先端に取り付けたものどうしの間隔を次第に
縮めるようになっている。変位制止板65に設ける器具
取付部33は、例えば、アーム36,37を通して取り
付けることが可能な開口を開設すればよい。また、通風
口2の側面部2aに埋設する器具取付部34は、例え
ば、アーム37の先端部を接続するための金具38を基
礎施工時に埋め込んでおけばよい。
【0045】この場合は、間隔調整用器具32のアーム
36の先端部を変位制止板65に設けた器具取付部33
に固定し、アーム37の先端部を変位制止板65に設け
た器具取付部33を挿通させた状態で側面部2aに設け
た器具取付部34に固定する。そして、間隔調整用器具
32の本体部を一定方向に回すことにより、器具取付部
33と器具取付部34の間隔が縮まり、この結果、土台
3が基礎1と合致した位置に修復される。
36の先端部を変位制止板65に設けた器具取付部33
に固定し、アーム37の先端部を変位制止板65に設け
た器具取付部33を挿通させた状態で側面部2aに設け
た器具取付部34に固定する。そして、間隔調整用器具
32の本体部を一定方向に回すことにより、器具取付部
33と器具取付部34の間隔が縮まり、この結果、土台
3が基礎1と合致した位置に修復される。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の免震結合
構造によれば、簡易な構成でもって、地震等により発生
した震動が基礎から土台側、ひいては建築物へ伝達され
るのを可能な限り低減させることができる。また、この
結合構造の施工も、従来工法に比べて特に煩雑で高度な
作業工程を必要としないため、簡単に行うことができ
る。さらに、震動により土台が基礎に対して位置ずれを
起こした場合であっても、その位置ずれを簡便に修復す
ることができる。
構造によれば、簡易な構成でもって、地震等により発生
した震動が基礎から土台側、ひいては建築物へ伝達され
るのを可能な限り低減させることができる。また、この
結合構造の施工も、従来工法に比べて特に煩雑で高度な
作業工程を必要としないため、簡単に行うことができ
る。さらに、震動により土台が基礎に対して位置ずれを
起こした場合であっても、その位置ずれを簡便に修復す
ることができる。
【図1】 本発明に係る免震結合構造の一実施形態例を
示す概略正面図である。
示す概略正面図である。
【図2】 スライド接合部材の一構成例を示すもので、
(a)はその断面図、(b)はそのプレート表面の一例
を示す一部平面図である。
(a)はその断面図、(b)はそのプレート表面の一例
を示す一部平面図である。
【図3】 スライド接合部材のスライドした状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図4】 変位制止用アンカーボルトの配設状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】 変位制止用アンカーボルトの分解説明図であ
る。
る。
【図6】 変位制止用アンカーボルトの第一継手部およ
び第二継手部の構成と動作過程を示す説明図である。
び第二継手部の構成と動作過程を示す説明図である。
【図7】 土台保護部材の一構成例を示すもので、
(a)はその断面図、(b)はその上面図、(c)はそ
の下面図である。
(a)はその断面図、(b)はその上面図、(c)はそ
の下面図である。
【図8】 土台保護部材に設ける各変位制止板を示す正
面図である。
面図である。
【図9】 土台保護部材の屋内側側面部に設ける変位制
止板を示す側面図である。
止板を示す側面図である。
【図10】 位置ずれ修復用設備を施した免震結合構造
の一例を示す概略正面図図である。
の一例を示す概略正面図図である。
【図11】 位置ずれ修復用設備を施した免震結合構造
の他の例を示す概略正面図である。
の他の例を示す概略正面図である。
【図12】 土台と基礎が位置ずれを起こした状態の一
例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
1…基礎、2…通風口、3…土台、4…スライド接合部
材、5…変位制止用アンカーボルト、6…土台保護部
材、7…ボルト部、8…アンカー部、9…第一継手部、
10…第二継手部、13,14,17,18…リング
部、20,21…スプリング部、30…ボルト付き設置
用基盤、32…間隔調整用器具、33,34…器具取付
け部、40…上部接合部材、41…下部接合部材、42
…滑性剤、43…弾性部材、44,45…プレート、6
0,61…本体部、65,67…変位制止板。
材、5…変位制止用アンカーボルト、6…土台保護部
材、7…ボルト部、8…アンカー部、9…第一継手部、
10…第二継手部、13,14,17,18…リング
部、20,21…スプリング部、30…ボルト付き設置
用基盤、32…間隔調整用器具、33,34…器具取付
け部、40…上部接合部材、41…下部接合部材、42
…滑性剤、43…弾性部材、44,45…プレート、6
0,61…本体部、65,67…変位制止板。
Claims (7)
- 【請求項1】 建築物の土台と複数の通風口が間隔をあ
けて形成される基礎とを結合するに当たり、基礎の通風
口を形成しない部位と当該部位に対向する土台部分との
間に、土台を基礎に対して水平方向に変位可能に接合す
るためのスライド接合部材を配設するとともに、基礎の
通風口を形成する部位と当該部位に対向する土台部分と
の間に、土台が基礎に対して変位した際にその変位を所
定範囲内に納めるように制止するための変位制止用アン
カーボルトを配設する免震結合構造であって、 上記スライド接合部材は、少なくとも、土台の下面側に
取り付けられる上部接合部材と、その上部接合部材と対
向するように基礎の上面側に取り付けられる下部接合部
材とで構成され、上部接合部材と下部接合部材の対向す
る面に滑性を付与したものであり、 かつ、上記変位制止用アンカーボルトは、土台側に固定
されるボルト部と、基礎側に固定されるアンカー部と、
そのボルト部とアンカー部の間に共に取り付けられる、
ボルト部とアンカー部の離間距離の許容範囲を繋ぎ止め
るようにして規定する第一継手部およびその第一継手部
の繋ぎ止めによる最大離間距離の規定作用時における衝
撃を前もって緩和するように離間距離を弾力的に制止す
る第二継手部とで構成したものであることを特徴とする
建築物の土台と基礎の免震結合構造。 - 【請求項2】 スライド接合部材は、その上部接合部材
および下部接合部材がいずれも弾性部材と対向面側に配
する板状部材とからなり、また、滑性を付与して対向さ
せた上部接合部材および下部接合部材の側部をカバー部
材により一体的に覆ってなる請求項1記載の免震結合構
造。 - 【請求項3】 変位制止用アンカーボルトの第一継手部
は、一端側にリング部を形成した2つの棒材からなり、
そのリング部どうしを離間する方向に移動した際にリン
グ部端部が突き当たるように連結するとともにその棒材
の他端側をボルト部またはアンカー部にそれぞれ取り付
けるように構成されており、また、その第二継手部は、
一端側にリング部を他端側にスプリング部を形成した2
つの線材からなり、そのリング部どうしを離間する方向
に移動した際にリング部端部が突き当たるように連結す
るとともにそのスプリング部の終端側をボルト部または
アンカー部にそれぞれ取り付けるように構成されている
請求項1記載の免震結合構造。 - 【請求項4】 基礎の通風口に対向する土台部分に、そ
の土台部分の周囲を囲繞するような形態で固定されると
ともに変位制止用アンカーボルトのボルト部が固定され
る本体部と、その本体部の下面側に通風口の側面部に対
して所定の間隔をあけて対向するように立設される2つ
の変位制止板とからなる土台保護部材を取り付けた請求
項1〜3のいずれかに記載の免震結合構造。 - 【請求項5】 土台保護部材の本体部の屋内側に、基礎
の屋内側側面部に対して所定の間隔をあけて対向する変
位制止板を設けた請求項4記載の免震結合構造。 - 【請求項6】 基礎の屋内又は屋外側側面部の一部に、
土台の変位による位置ずれを修復するに際してスライド
接合部材に微振動を付与する高周波振動発生装置を取り
付けるためのボルト付き設置用基板を埋設した請求項4
記載の免震結合構造。 - 【請求項7】 土台が変位して生じる位置ずれを修復す
る際に使用する間隔調整用器具の一端を取り付けるため
の器具取付部を土台保護用部材の変位制止板に設けると
ともに、その他端を取り付けるための器具取付部を基礎
の通風口の側面部に埋設した請求項4記載の免震結合構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16158796A JPH108767A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 建築物の土台と基礎の免震結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16158796A JPH108767A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 建築物の土台と基礎の免震結合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH108767A true JPH108767A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15737971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16158796A Pending JPH108767A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 建築物の土台と基礎の免震結合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH108767A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4822529A (en) * | 1984-10-31 | 1989-04-18 | Takemoto Yushi Kabushiki Kaisha | Antistatic agents for synthetic fibers and methods of producing same |
| KR101249129B1 (ko) | 2012-03-12 | 2013-04-02 | 태연기계주식회사 | 나사산 철근을 이용한 기초 앵커 볼트 |
| WO2014158839A1 (en) * | 2013-03-14 | 2014-10-02 | Hayes Timothy A | Structural connection mechanisms for providing discontinuous elastic behavior in structural framing systems |
| JP2015025543A (ja) * | 2013-07-29 | 2015-02-05 | 鹿島建設株式会社 | 免震滑り支承 |
| US9745741B2 (en) | 2013-03-14 | 2017-08-29 | Timothy A. Hayes | Structural connection mechanisms for providing discontinuous elastic behavior in structural framing systems |
| CN109653380A (zh) * | 2019-01-10 | 2019-04-19 | 石铁英 | 一种截断式预埋件钢连接结构 |
| EP3569786A1 (de) * | 2018-05-15 | 2019-11-20 | Getzner Werkstoffe Holding GmbH | Gebäude mit schwingungsdämmender lagereinrichtung und verfahren zum nachträglichen einbau schwingungsdämmender lagereinrichtung |
-
1996
- 1996-06-21 JP JP16158796A patent/JPH108767A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN109653380A (zh) * | 2019-01-10 | 2019-04-19 | 石铁英 | 一种截断式预埋件钢连接结构 |
| CN109653380B (zh) * | 2019-01-10 | 2020-11-06 | 广西盛隆钢铁材料研究院 | 一种截断式预埋件钢连接结构 |
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