JPH1088086A - 粘着ラベル - Google Patents
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- JPH1088086A JPH1088086A JP23894096A JP23894096A JPH1088086A JP H1088086 A JPH1088086 A JP H1088086A JP 23894096 A JP23894096 A JP 23894096A JP 23894096 A JP23894096 A JP 23894096A JP H1088086 A JPH1088086 A JP H1088086A
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- Japan
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- paper
- pulp
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ダンボールに貼り付けたり、ダンボールを封
緘する用途において、ダンボールに似た風合いと色調を
備え、熱転写記録適性および印刷適性に優れ、かつ水性
インキのスタンプで捺印が容易に行える粘着ラベル。 【解決手段】 パルプを主成分とする基紙の裏面に粘着
剤層が設けられ、前記粘着剤層に剥離シートが貼り合わ
せられてなる粘着ラベルにおいて、前記基紙が、(a)
未晒クラフトパルプを全パルプ原料中に30〜100重
量%含有するか、あるいは(b)故紙パルプを全パルプ
原料中に20〜100重量%と、着色顔料および/また
は染料を全パルプ原料に対して0.01〜1.0重量%
含有してなり、前記基紙の坪量が20〜120g/m2
であり、さらに基紙の色調が、JIS P 8730に
規定される表示において、L値が50〜65、a値が1
〜10、b値が10〜25の範囲である条件を満足する
粘着ラベル。
緘する用途において、ダンボールに似た風合いと色調を
備え、熱転写記録適性および印刷適性に優れ、かつ水性
インキのスタンプで捺印が容易に行える粘着ラベル。 【解決手段】 パルプを主成分とする基紙の裏面に粘着
剤層が設けられ、前記粘着剤層に剥離シートが貼り合わ
せられてなる粘着ラベルにおいて、前記基紙が、(a)
未晒クラフトパルプを全パルプ原料中に30〜100重
量%含有するか、あるいは(b)故紙パルプを全パルプ
原料中に20〜100重量%と、着色顔料および/また
は染料を全パルプ原料に対して0.01〜1.0重量%
含有してなり、前記基紙の坪量が20〜120g/m2
であり、さらに基紙の色調が、JIS P 8730に
規定される表示において、L値が50〜65、a値が1
〜10、b値が10〜25の範囲である条件を満足する
粘着ラベル。
Description
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、表示用としてダン
ボールに貼り付けする粘着ラベル、またはダンボール箱
を封緘する粘着ラベルに関する。
ボールに貼り付けする粘着ラベル、またはダンボール箱
を封緘する粘着ラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ダンボール箱は、各種の製品や
商品を収納し、輸送、保管するために使用され、ダンボ
ール箱に収納される内容物の情報を表記するために、通
常は、あらかじめダンボール箱の製箱時に印刷して用い
られている。しかし、多種多様の製品を出荷するため
に、製箱時に印刷されたダンボール箱を使用する場合に
は、同じサイズのダンボール箱でも各々の表示のダンボ
ール箱を常時多量に在庫する必要があり、さらに、内容
物が変更されてダンボール箱の表示を変えるには、その
都度、新たに印刷に使用する版を変更する必要があり、
その作業は非常に煩雑である。また、ダンボール紙は、
ダンボール中芯の凹凸の影響を受けて、ダンボール表面
のライナー部分も凹凸を生じて平滑性が不十分であり、
ダンボール表面にバーコードなどの鮮明な印刷を施すこ
とも困難である。
商品を収納し、輸送、保管するために使用され、ダンボ
ール箱に収納される内容物の情報を表記するために、通
常は、あらかじめダンボール箱の製箱時に印刷して用い
られている。しかし、多種多様の製品を出荷するため
に、製箱時に印刷されたダンボール箱を使用する場合に
は、同じサイズのダンボール箱でも各々の表示のダンボ
ール箱を常時多量に在庫する必要があり、さらに、内容
物が変更されてダンボール箱の表示を変えるには、その
都度、新たに印刷に使用する版を変更する必要があり、
その作業は非常に煩雑である。また、ダンボール紙は、
ダンボール中芯の凹凸の影響を受けて、ダンボール表面
のライナー部分も凹凸を生じて平滑性が不十分であり、
ダンボール表面にバーコードなどの鮮明な印刷を施すこ
とも困難である。
【0003】そこで、あらかじめ内容物の情報を印刷な
どにより表記したラベルを用いて、ダンボール箱に貼り
付ける方法により、簡便にかつ短時間に多量のダンボー
ル箱に表記できるようになり、手作業ではなく、機械で
効率よく梱包、表示、出荷が可能になった。しかし、従
来のラベルは印刷には適していても、ダンボール箱に貼
り付けた場合に、ラベルの表面材がダンボールに使用さ
れる表面紙と異なり、例えば、上質紙や、PVC、PE
T、PPなどのフイルムを使用しているために、ダンボ
ールに貼り付けるとラベルの部分の色や素材(基材)が
異なるので、製箱時に印刷した元のダンボール箱の風合
いを損なうという問題があった。
どにより表記したラベルを用いて、ダンボール箱に貼り
付ける方法により、簡便にかつ短時間に多量のダンボー
ル箱に表記できるようになり、手作業ではなく、機械で
効率よく梱包、表示、出荷が可能になった。しかし、従
来のラベルは印刷には適していても、ダンボール箱に貼
り付けた場合に、ラベルの表面材がダンボールに使用さ
れる表面紙と異なり、例えば、上質紙や、PVC、PE
T、PPなどのフイルムを使用しているために、ダンボ
ールに貼り付けるとラベルの部分の色や素材(基材)が
異なるので、製箱時に印刷した元のダンボール箱の風合
いを損なうという問題があった。
【0004】従来から主にダンボール箱を封緘する目的
で使用されるクラフト粘着テープの場合には、クラフト
紙の片面に、ラミネート法などによりポリエチレンなど
の熱可塑性樹脂からなる樹脂層を設け、必要によりスー
パーカレンダーを用いて樹脂層を平滑化させ、さらにこ
の樹脂層上に粘着テープの粘着剤が付着しないように剥
離剤が塗布される。クラフト粘着テープの剥離剤層に
は、通常撥水性の高い剥離剤が塗布されているために、
一般に熱転写記録や凸版印刷では鮮明な印字、印刷は得
られず、また水性スタンプインキもはじいてしまい捺印
できない。
で使用されるクラフト粘着テープの場合には、クラフト
紙の片面に、ラミネート法などによりポリエチレンなど
の熱可塑性樹脂からなる樹脂層を設け、必要によりスー
パーカレンダーを用いて樹脂層を平滑化させ、さらにこ
の樹脂層上に粘着テープの粘着剤が付着しないように剥
離剤が塗布される。クラフト粘着テープの剥離剤層に
は、通常撥水性の高い剥離剤が塗布されているために、
一般に熱転写記録や凸版印刷では鮮明な印字、印刷は得
られず、また水性スタンプインキもはじいてしまい捺印
できない。
【0005】そこで、クラフト粘着テープの剥離剤層上
に印刷を行うために、例えば、剥離剤層に繰り返しコロ
ナ放電処理を施して、印刷を行う方法が特開平5−14
8461号公報に記載されている。しかしこの方法で
は、印刷するインキの種類が限られ、輸送中などにダン
ボール間の摩擦により印刷された印字面のインクが脱落
し易いという欠点がある。さらには、ダンボール箱封緘
時に、水性インキを用いたスタンプで封印したり、ロッ
トナンバー、製造日等を捺印することができなかった。
に印刷を行うために、例えば、剥離剤層に繰り返しコロ
ナ放電処理を施して、印刷を行う方法が特開平5−14
8461号公報に記載されている。しかしこの方法で
は、印刷するインキの種類が限られ、輸送中などにダン
ボール間の摩擦により印刷された印字面のインクが脱落
し易いという欠点がある。さらには、ダンボール箱封緘
時に、水性インキを用いたスタンプで封印したり、ロッ
トナンバー、製造日等を捺印することができなかった。
【0006】さらに、ダンボールに色調、風合いが近似
するラベル上紙としては、例えば、クルッパック加工し
たクラフト紙を基材とするラベルがあるが、紙の表面に
細かなシワを有するため、この表面に熱転写記録により
鮮明な印字や画像を記録を得ることは困難であり、また
凸版印刷する場合にも、印刷抜けなどの問題がある。ダ
ンボール紙の表面に使用されるライナー(Kライナー、
Bライナー、Cライナー、Dライナー)の場合には、紙
の色調と風合いはダンボールと同様であるが、紙の表面
の平滑性が不十分で、印刷適性が劣り、また一般に坪量
が大きく、ラベル加工しても、紙の反発力が強過ぎて曲
面接着性やダンボール箱封緘時の「I貼り」で、ラベル
が剥がれてしまうなどの問題が生じると考えられる。
するラベル上紙としては、例えば、クルッパック加工し
たクラフト紙を基材とするラベルがあるが、紙の表面に
細かなシワを有するため、この表面に熱転写記録により
鮮明な印字や画像を記録を得ることは困難であり、また
凸版印刷する場合にも、印刷抜けなどの問題がある。ダ
ンボール紙の表面に使用されるライナー(Kライナー、
Bライナー、Cライナー、Dライナー)の場合には、紙
の色調と風合いはダンボールと同様であるが、紙の表面
の平滑性が不十分で、印刷適性が劣り、また一般に坪量
が大きく、ラベル加工しても、紙の反発力が強過ぎて曲
面接着性やダンボール箱封緘時の「I貼り」で、ラベル
が剥がれてしまうなどの問題が生じると考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ダンボールに貼り付け
たり、封緘する用途の粘着ラベルにおいて、ダンボール
に似た風合いと色調を備え、熱転写記録適性、印刷適性
に優れ、かつ水性インキのスタンプで捺印が行える粘着
ラベルを提供することにある。
たり、封緘する用途の粘着ラベルにおいて、ダンボール
に似た風合いと色調を備え、熱転写記録適性、印刷適性
に優れ、かつ水性インキのスタンプで捺印が行える粘着
ラベルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の粘着ラベルは、
パルプを主成分とする基紙の裏面に粘着剤層が設けら
れ、前記粘着剤層に剥離シートが貼り合わせられてなる
粘着ラベルにおいて、前記基紙が、(a)未晒クラフト
パルプを全パルプ原料中に30〜100重量%含有する
か、あるいは(b)故紙パルプを全パルプ原料中に20
〜100重量%と、着色顔料および/または染料を全パ
ルプ原料に対して0.01〜1.0重量%含有してな
り、前記基紙の坪量が20〜120g/m2 であり、さ
らに下記条件(1)および(2)を満足することを特徴
とするものである。 (1)基紙の色調が、JIS P 8730に規定され
る表示において、L値が50〜65、a値が1〜10、
b値が10〜25の範囲である。 (2)基紙の表面のベック平滑度が100〜500秒
で、かつ裏面の平滑度が1〜30秒である。
パルプを主成分とする基紙の裏面に粘着剤層が設けら
れ、前記粘着剤層に剥離シートが貼り合わせられてなる
粘着ラベルにおいて、前記基紙が、(a)未晒クラフト
パルプを全パルプ原料中に30〜100重量%含有する
か、あるいは(b)故紙パルプを全パルプ原料中に20
〜100重量%と、着色顔料および/または染料を全パ
ルプ原料に対して0.01〜1.0重量%含有してな
り、前記基紙の坪量が20〜120g/m2 であり、さ
らに下記条件(1)および(2)を満足することを特徴
とするものである。 (1)基紙の色調が、JIS P 8730に規定され
る表示において、L値が50〜65、a値が1〜10、
b値が10〜25の範囲である。 (2)基紙の表面のベック平滑度が100〜500秒
で、かつ裏面の平滑度が1〜30秒である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明者らは、ダンボールに貼り
付ける粘着ラベルにおいて、ダンボールに印刷した風合
いと優れた印刷特性をもち、ダンボールに貼り付けた後
に水性インキのスタンプで捺印が行える粘着ラベルにつ
いて鋭意研究を行った結果、特定のパルプを用いて基紙
(ラベルの上紙)を抄紙し、抄紙後の基紙の色調と基紙
の表裏面の平滑度を特定の範囲内にすることにより上記
課題を解決できることを見出したのである。
付ける粘着ラベルにおいて、ダンボールに印刷した風合
いと優れた印刷特性をもち、ダンボールに貼り付けた後
に水性インキのスタンプで捺印が行える粘着ラベルにつ
いて鋭意研究を行った結果、特定のパルプを用いて基紙
(ラベルの上紙)を抄紙し、抄紙後の基紙の色調と基紙
の表裏面の平滑度を特定の範囲内にすることにより上記
課題を解決できることを見出したのである。
【0010】本発明の粘着ラベルの構成については、特
に限定するものではないが、例えば図1に示すように、
ラベル上紙1の裏面側に粘着剤層2を形成してなり、ラ
ベルの粘着剤塗布面側に、少なくとも片面に剥離剤を塗
布した剥離紙3が貼り合わせられてなる構成を有する。
さらに、必要によりラベル上紙の裏面と粘着剤層間に下
塗り剤を介在させることなども勿論可能である。
に限定するものではないが、例えば図1に示すように、
ラベル上紙1の裏面側に粘着剤層2を形成してなり、ラ
ベルの粘着剤塗布面側に、少なくとも片面に剥離剤を塗
布した剥離紙3が貼り合わせられてなる構成を有する。
さらに、必要によりラベル上紙の裏面と粘着剤層間に下
塗り剤を介在させることなども勿論可能である。
【0011】本発明のラベル用基紙はパルプを主成分と
し、未晒クラフトパルプ、あるいは故紙パルプを特定量
含有し、基紙の色調が、JIS P 8730に規定さ
れる表示において、L値が50〜65、a値が1〜1
0、b値が10〜25の範囲であることが重要であり、
ダンボールに貼り付けたり、封緘した場合にダンボール
に似た色調と風合いを備えた粘着ラベルが得られる。ま
たJIS L 1013に規定される基紙の白色度W
(Lab)は、35〜63%が好ましい。
し、未晒クラフトパルプ、あるいは故紙パルプを特定量
含有し、基紙の色調が、JIS P 8730に規定さ
れる表示において、L値が50〜65、a値が1〜1
0、b値が10〜25の範囲であることが重要であり、
ダンボールに貼り付けたり、封緘した場合にダンボール
に似た色調と風合いを備えた粘着ラベルが得られる。ま
たJIS L 1013に規定される基紙の白色度W
(Lab)は、35〜63%が好ましい。
【0012】未晒クラフトパルプとしては、例えばNU
KP、LUKPなどの未晒しの木材パルプが挙げられ、
パルプ原料中に30〜100重量%使用され、好ましく
は50〜100重量%使用される。未晒クラフトパルプ
の使用量が30重量%未満ではダンボールに似た色調と
風合いを得ることができない。その他サイズ剤、歩留向
上剤、紙力増強剤などの薬品が添加される。
KP、LUKPなどの未晒しの木材パルプが挙げられ、
パルプ原料中に30〜100重量%使用され、好ましく
は50〜100重量%使用される。未晒クラフトパルプ
の使用量が30重量%未満ではダンボールに似た色調と
風合いを得ることができない。その他サイズ剤、歩留向
上剤、紙力増強剤などの薬品が添加される。
【0013】故紙パルプの場合には、パルプ原料中に2
0〜100重量%使用され、未晒しクラフトパルプを主
体とするクラフト紙と同様の色を再現するために染料や
着色顔料が抄紙パルプに内添される。染料としては、水
溶性染料が好ましく使用され、例えば直接染料、塩基性
染料、酸性染料、硫化染料、分散染料、ロイコ染料など
が使用され、特にアミン塩または第4級アンモニウム塩
型の水溶性塩基性染料が好ましく使用される。また着色
顔料としては、例えばアゾ系顔料や多環式顔料が使用さ
れる。着色顔料および染料の合計使用量は、全パルプ原
料に対して0.01〜1.0重量%である。パルプ溶液
中に着色顔料や染料を混合する際には、着色顔料や染料
を適度に分散させ、パルプ繊維への浸透性を高めて、着
色し易くさせるために、pH調整剤、顔料水分散剤、界
面活性剤、固着剤などが適宜配合される。
0〜100重量%使用され、未晒しクラフトパルプを主
体とするクラフト紙と同様の色を再現するために染料や
着色顔料が抄紙パルプに内添される。染料としては、水
溶性染料が好ましく使用され、例えば直接染料、塩基性
染料、酸性染料、硫化染料、分散染料、ロイコ染料など
が使用され、特にアミン塩または第4級アンモニウム塩
型の水溶性塩基性染料が好ましく使用される。また着色
顔料としては、例えばアゾ系顔料や多環式顔料が使用さ
れる。着色顔料および染料の合計使用量は、全パルプ原
料に対して0.01〜1.0重量%である。パルプ溶液
中に着色顔料や染料を混合する際には、着色顔料や染料
を適度に分散させ、パルプ繊維への浸透性を高めて、着
色し易くさせるために、pH調整剤、顔料水分散剤、界
面活性剤、固着剤などが適宜配合される。
【0014】基紙の坪量は20〜120g/m2 であ
り、50〜90g/m2 が好ましい。坪量が20g/m
2 未満の場合には基紙の強度が低下し、ダンボール封緘
用途に支障をきたし、一方、120g/m2 を越える
と、紙のこし(反発力)が強くなり、曲面接着性、ダン
ボールの封緘性に支障をきたす。
り、50〜90g/m2 が好ましい。坪量が20g/m
2 未満の場合には基紙の強度が低下し、ダンボール封緘
用途に支障をきたし、一方、120g/m2 を越える
と、紙のこし(反発力)が強くなり、曲面接着性、ダン
ボールの封緘性に支障をきたす。
【0015】本発明の基紙は、パルプ原料として未晒ク
ラフトパルプや故紙パルプを用いるものであり、これら
は併用することも勿論可能であり、また品質要求に応じ
て、例えば、半晒木材パルプ、晒木材パルプなどの木材
パルプや、あるいは、木綿パルプ、わらパルプ、竹パル
プ、バガスパルプ、マニラ麻パルプ、麻パルプ、楮パル
プ、雁皮パルプ、みつまたパルプなどを併用することも
可能である。
ラフトパルプや故紙パルプを用いるものであり、これら
は併用することも勿論可能であり、また品質要求に応じ
て、例えば、半晒木材パルプ、晒木材パルプなどの木材
パルプや、あるいは、木綿パルプ、わらパルプ、竹パル
プ、バガスパルプ、マニラ麻パルプ、麻パルプ、楮パル
プ、雁皮パルプ、みつまたパルプなどを併用することも
可能である。
【0016】内添サイズ剤としては、例えばアルキルケ
テンダイマー系サイズ剤、アルケニル無水コハク酸系サ
イズ剤、無水ステアリン酸系サイズ剤、石油樹脂系サイ
ズ剤、石油樹脂系サイズ剤、ロジン系サイズ剤、ワック
ス系サイズ剤などを挙げることができる。歩留向上剤、
濾水性向上剤としては、例えば、Al、Fe、Sn、Z
nなどの多価金属化合物(硫酸バンド、塩化アルミニウ
ムなど)がある。紙力増強剤としては、各種生澱粉、各
種加工澱粉、各種ポリアクリルアミド、各種ポリビニル
アルコールなどがある。また、湿潤紙力増強剤として、
メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、尿素−ホルムアルデ
ヒド樹脂、エポキシ化ポリアミドポリアミン樹脂、ポリ
エチレンイミンなどが挙げられる。
テンダイマー系サイズ剤、アルケニル無水コハク酸系サ
イズ剤、無水ステアリン酸系サイズ剤、石油樹脂系サイ
ズ剤、石油樹脂系サイズ剤、ロジン系サイズ剤、ワック
ス系サイズ剤などを挙げることができる。歩留向上剤、
濾水性向上剤としては、例えば、Al、Fe、Sn、Z
nなどの多価金属化合物(硫酸バンド、塩化アルミニウ
ムなど)がある。紙力増強剤としては、各種生澱粉、各
種加工澱粉、各種ポリアクリルアミド、各種ポリビニル
アルコールなどがある。また、湿潤紙力増強剤として、
メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、尿素−ホルムアルデ
ヒド樹脂、エポキシ化ポリアミドポリアミン樹脂、ポリ
エチレンイミンなどが挙げられる。
【0017】主に表面強度の向上を目的として、表面サ
イズ処理をすることができる。表面サイズ剤としては、
例えば、各種加工澱粉、各種ポリアクリルアミド、各種
ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、
アクリル酸エステル系共重合体、1−オレフィン−無水
マレイン酸共重合体、スチレン−アクリル系共重合体、
ラテックスなどを挙げることができる。
イズ処理をすることができる。表面サイズ剤としては、
例えば、各種加工澱粉、各種ポリアクリルアミド、各種
ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、
アクリル酸エステル系共重合体、1−オレフィン−無水
マレイン酸共重合体、スチレン−アクリル系共重合体、
ラテックスなどを挙げることができる。
【0018】一般に、ダンボールの表面に使用される紙
基材は、未晒のパルプを主体に使用するKライナーと故
紙を多く配合するジュートライナー(Dライナー、Cラ
イナー、Bライナー)が殆どである。また、近年、紙に
含まれる故紙の割合が増加しており、Kライナーやジュ
ートライナーの表層のパルプ中に黄色、赤、青、緑など
の色を呈する顔料や染料を混合し、紙を黄色〜茶色に呈
するように着色することにより、未晒のパルプの色調を
調整し、抄紙を行っている。ライナーを用いたダンボー
ルの色調は、黄色〜褐色である。本発明の粘着ラベル上
紙の表面は、これらのダンボールに似た自然な風合い、
および色調などを備えるものである。
基材は、未晒のパルプを主体に使用するKライナーと故
紙を多く配合するジュートライナー(Dライナー、Cラ
イナー、Bライナー)が殆どである。また、近年、紙に
含まれる故紙の割合が増加しており、Kライナーやジュ
ートライナーの表層のパルプ中に黄色、赤、青、緑など
の色を呈する顔料や染料を混合し、紙を黄色〜茶色に呈
するように着色することにより、未晒のパルプの色調を
調整し、抄紙を行っている。ライナーを用いたダンボー
ルの色調は、黄色〜褐色である。本発明の粘着ラベル上
紙の表面は、これらのダンボールに似た自然な風合い、
および色調などを備えるものである。
【0019】本発明においては、基紙の表面が熱転写記
録適性や、印刷適性に優れ、かつ基紙の裏面が粘着剤と
の良好な密着性を有するためには、基紙の表面のベック
平滑度が100〜500秒であり、かつ裏面のベック平
滑度が1〜30秒であることが必要である。ここでベッ
ク平滑度はJIS P 8119に規定される値であ
る。基紙の表面の平滑度が100秒未満の場合には、熱
転写記録や、印刷時に印字のヌケが生じ易く画像が不鮮
明となる。一方、表面の平滑度は高いほど、熱転写記録
適性や、印刷適性は向上すると考えられるが、クラフト
紙として得られる平滑度は現状では500秒程度が上限
である。
録適性や、印刷適性に優れ、かつ基紙の裏面が粘着剤と
の良好な密着性を有するためには、基紙の表面のベック
平滑度が100〜500秒であり、かつ裏面のベック平
滑度が1〜30秒であることが必要である。ここでベッ
ク平滑度はJIS P 8119に規定される値であ
る。基紙の表面の平滑度が100秒未満の場合には、熱
転写記録や、印刷時に印字のヌケが生じ易く画像が不鮮
明となる。一方、表面の平滑度は高いほど、熱転写記録
適性や、印刷適性は向上すると考えられるが、クラフト
紙として得られる平滑度は現状では500秒程度が上限
である。
【0020】基紙の裏面のベック平滑度が1〜30秒の
場合には、粘着剤を塗布した際(特に、転写法で粘着剤
を塗布した際)に、基紙への粘着剤含浸率が適度とな
り、粘着剤塗工層と紙の密着強度が適度となる。裏面の
ベック平滑度が30秒を越える場合には、基紙への粘着
剤含浸量が不十分となり、粘着剤塗工層と紙の密着強度
が十分に発現されず、また裏面のベック平滑度が1未満
では、逆に紙への粘着剤含浸量が過剰となり、基紙に粘
着剤がしみだしてラベル上紙に「しみ」が発生し、外観
上好ましくない。また基紙への粘着剤含浸率としては粘
着剤塗布量の5〜30重量%が好ましい。
場合には、粘着剤を塗布した際(特に、転写法で粘着剤
を塗布した際)に、基紙への粘着剤含浸率が適度とな
り、粘着剤塗工層と紙の密着強度が適度となる。裏面の
ベック平滑度が30秒を越える場合には、基紙への粘着
剤含浸量が不十分となり、粘着剤塗工層と紙の密着強度
が十分に発現されず、また裏面のベック平滑度が1未満
では、逆に紙への粘着剤含浸量が過剰となり、基紙に粘
着剤がしみだしてラベル上紙に「しみ」が発生し、外観
上好ましくない。また基紙への粘着剤含浸率としては粘
着剤塗布量の5〜30重量%が好ましい。
【0021】基紙表面の平滑度を高め、基紙裏面の平滑
度を低くする方法としては、例えばヤンキードライヤー
のように、紙の抄紙工程の乾燥方法において、湿紙の片
面のみを鏡面のシリンダーに接して乾燥させるさせるこ
とにより、片面の平滑な基紙を得ることが可能であり、
一般に平滑なF面側を基紙表面とし、W面を基紙裏面と
して用いることができる。さらに必要により、スーパー
カレンダー処理により平滑度を調整することも可能であ
る。
度を低くする方法としては、例えばヤンキードライヤー
のように、紙の抄紙工程の乾燥方法において、湿紙の片
面のみを鏡面のシリンダーに接して乾燥させるさせるこ
とにより、片面の平滑な基紙を得ることが可能であり、
一般に平滑なF面側を基紙表面とし、W面を基紙裏面と
して用いることができる。さらに必要により、スーパー
カレンダー処理により平滑度を調整することも可能であ
る。
【0022】表裏の平滑度の差のある紙としては、片艶
クラフト紙、晒片艶クラフト紙、および純白ロール紙な
どの包装紙が知られている。中でも片艶クラフト紙は、
その色調、外観がダンボールに近似するものであり、こ
れに粘着加工を施し、ダンボール用途として所望の粘着
ラベルを得ることもできる。
クラフト紙、晒片艶クラフト紙、および純白ロール紙な
どの包装紙が知られている。中でも片艶クラフト紙は、
その色調、外観がダンボールに近似するものであり、こ
れに粘着加工を施し、ダンボール用途として所望の粘着
ラベルを得ることもできる。
【0023】本発明の粘着ラベルに使用される粘着剤
は、従来公知のものでよく、例えば、イソプレンを主体
とする天然ゴム、スチレン−イソプレン−スチレンブロ
ック共重合体(SIS)、スチレン−ブタジエン−スチ
レン共重合体(SBS)、シリコーンゴムなどのゴムを
主体とするゴム系粘着剤、アルキル部分の炭素数が4〜
18であるアクリル酸エステルまたはメタクリル酸エス
テルを主成分とするアクリル系粘着剤等が広く用いられ
る。上記ゴム系粘着剤やアクリル系粘着剤の粘着性能を
改善するために、タッキファイヤー、オイル、架橋剤等
を配合して用いてもよい。
は、従来公知のものでよく、例えば、イソプレンを主体
とする天然ゴム、スチレン−イソプレン−スチレンブロ
ック共重合体(SIS)、スチレン−ブタジエン−スチ
レン共重合体(SBS)、シリコーンゴムなどのゴムを
主体とするゴム系粘着剤、アルキル部分の炭素数が4〜
18であるアクリル酸エステルまたはメタクリル酸エス
テルを主成分とするアクリル系粘着剤等が広く用いられ
る。上記ゴム系粘着剤やアクリル系粘着剤の粘着性能を
改善するために、タッキファイヤー、オイル、架橋剤等
を配合して用いてもよい。
【0024】ダンボールにラベルを貼り付けたまま、故
紙原料とするためには、故紙原料製造時にラベルの粘着
剤を除去する工程を簡素化するために、粘着剤として水
溶性、あるいは水膨潤性のある粘着剤を使用するのが好
ましい。水膨潤性粘着剤、または水溶性粘着剤は、不飽
和カルボン酸含有モノマーとアクリル酸エステル系モノ
マーを構成単位とする共重合体からなり、その共重合体
同士がからみあったり、架橋していて、水と接触すると
有限膨張あるいは溶解するなどの特性を有する粘着剤で
ある。また、実用上、その粘着剤の水溶性あるいは粘着
特性を変化させる必要がある場合には、通常使用される
親水性可塑剤あるいは親水性エポキシ化合物を上記水膨
潤性粘着剤と組み合わせて用いてもよい。係る水膨潤性
粘着剤あるいは水溶性粘着剤としては、例えば特公昭4
9−23294号公報に記載されているような粘着剤を
用いることができる。
紙原料とするためには、故紙原料製造時にラベルの粘着
剤を除去する工程を簡素化するために、粘着剤として水
溶性、あるいは水膨潤性のある粘着剤を使用するのが好
ましい。水膨潤性粘着剤、または水溶性粘着剤は、不飽
和カルボン酸含有モノマーとアクリル酸エステル系モノ
マーを構成単位とする共重合体からなり、その共重合体
同士がからみあったり、架橋していて、水と接触すると
有限膨張あるいは溶解するなどの特性を有する粘着剤で
ある。また、実用上、その粘着剤の水溶性あるいは粘着
特性を変化させる必要がある場合には、通常使用される
親水性可塑剤あるいは親水性エポキシ化合物を上記水膨
潤性粘着剤と組み合わせて用いてもよい。係る水膨潤性
粘着剤あるいは水溶性粘着剤としては、例えば特公昭4
9−23294号公報に記載されているような粘着剤を
用いることができる。
【0025】粘着剤の塗工量は、粘着ラベルの使用され
る条件、目的に応じて塗工量を設定されるが、通常3〜
150g/m2 が好ましく、5〜100g/m2 がより
好ましい。一般に、ダンボール用途の粘着ラベルとして
は、JIS Z 0237に規定されるラベルの粘着力
がSUS板に対して50〜5,000gf/25mmが
好ましく、またダンボールに対しては50〜2,500
gf/25mm程度が好ましく、通常の使用環境では剥
がれることがない。例えば、ラベルをダンボール箱に貼
り、そのダンボール箱を再利用する場合には、ラベルを
きれいにダンボール箱から剥がす必要があり、SUS板
に対する粘着力は50〜1,000gf/25mmが好
ましく、またダンボールに対する粘着力は50〜500
gf/25mm程度が好ましい。
る条件、目的に応じて塗工量を設定されるが、通常3〜
150g/m2 が好ましく、5〜100g/m2 がより
好ましい。一般に、ダンボール用途の粘着ラベルとして
は、JIS Z 0237に規定されるラベルの粘着力
がSUS板に対して50〜5,000gf/25mmが
好ましく、またダンボールに対しては50〜2,500
gf/25mm程度が好ましく、通常の使用環境では剥
がれることがない。例えば、ラベルをダンボール箱に貼
り、そのダンボール箱を再利用する場合には、ラベルを
きれいにダンボール箱から剥がす必要があり、SUS板
に対する粘着力は50〜1,000gf/25mmが好
ましく、またダンボールに対する粘着力は50〜500
gf/25mm程度が好ましい。
【0026】粘着シートの製造方法としては、通常剥離
紙の剥離剤塗工層に粘着剤を塗布し、必要により乾燥し
て粘着剤塗工層を得てから、ラベル上紙と貼り合わせて
巻取られる。粘着剤を直接ラベル上紙に塗工し、剥離紙
の剥離剤塗工面と貼り合わせて巻取る方法を用いても構
わない。粘着塗布面は発泡、凹凸がないことが望まし
い。粘着塗布面が発泡、塗布ムラなどの原因による凹凸
があるとラベルの上紙も凹凸の形状を有し、印刷、印字
する際に印字適性が低下する。
紙の剥離剤塗工層に粘着剤を塗布し、必要により乾燥し
て粘着剤塗工層を得てから、ラベル上紙と貼り合わせて
巻取られる。粘着剤を直接ラベル上紙に塗工し、剥離紙
の剥離剤塗工面と貼り合わせて巻取る方法を用いても構
わない。粘着塗布面は発泡、凹凸がないことが望まし
い。粘着塗布面が発泡、塗布ムラなどの原因による凹凸
があるとラベルの上紙も凹凸の形状を有し、印刷、印字
する際に印字適性が低下する。
【0027】剥離シートは、基材の片面にあるいは両面
に、ポリオキシシロキサンを主成分とするシリコーン系
剥離剤や、長鎖アルキル基含有ポリマー、フッ素樹脂、
セラック樹脂などの離型剤を塗工して得られる。離型剤
層の塗工量は、乾燥後の塗工量が0.01〜5g/m2
が好ましく、0.01〜3g/m2 がより好ましい。剥
離シート用の基材としては、例えばポリエチレンテレフ
タレート(PET)、2軸延伸ポリプロピレン(OP
P)、ポリ塩化ビニル(PVC)などのフィルムや上質
紙、グラシン紙、クラフト紙、含浸紙などの紙や前記紙
にラミネート加工を行ったものや目止め層をコートした
ものが通常使われ、粘着剤を塗布し、熱風で乾燥後にボ
コツキが少ないものが好ましい。
に、ポリオキシシロキサンを主成分とするシリコーン系
剥離剤や、長鎖アルキル基含有ポリマー、フッ素樹脂、
セラック樹脂などの離型剤を塗工して得られる。離型剤
層の塗工量は、乾燥後の塗工量が0.01〜5g/m2
が好ましく、0.01〜3g/m2 がより好ましい。剥
離シート用の基材としては、例えばポリエチレンテレフ
タレート(PET)、2軸延伸ポリプロピレン(OP
P)、ポリ塩化ビニル(PVC)などのフィルムや上質
紙、グラシン紙、クラフト紙、含浸紙などの紙や前記紙
にラミネート加工を行ったものや目止め層をコートした
ものが通常使われ、粘着剤を塗布し、熱風で乾燥後にボ
コツキが少ないものが好ましい。
【0028】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、もちろん本発明はそれらに限定されるもの
ではない。なお、以下において「部」および「%」はす
べて「重量部」および「重量%」を示す。
説明するが、もちろん本発明はそれらに限定されるもの
ではない。なお、以下において「部」および「%」はす
べて「重量部」および「重量%」を示す。
【0029】実施例1 ラベル上紙として、NUKPを80部、LUKPを20
部、カチオン澱粉0.2部、アクリルアミド系紙力増強
剤(商品名:ポリストロン191、荒川化学工業(株)
製)を0.1部、および水5,000部を混合した後、
抄紙機で湿紙を形成し、この湿紙の片面(表面側)をヤ
ンキードライヤーの表面に密着させて水分75%から1
0%まで乾燥させて60g/m2 の基紙を得た。また、
剥離シートとして、青グラシン紙82g/m2 の剥離原
紙にシリコーン系剥離剤(商標;KS−772、信越化
学(株)製)を乾燥後の塗工量が1.0g/m2 となる
ようにメイヤーバーで塗布、乾燥し、剥離紙を得た。上
記の剥離紙に市販のアクリル系粘着剤(商標:AT−5
48、サイデン化学(株)製)を乾燥後の塗工量が3
0.0g/m2 となるようにコンマコーターで塗布し、
乾燥後に粘着剤塗布面とラベル上紙の粗面(裏面側)と
を貼り合わせて、粘着ラベルを作製した。得られた粘着
ラベルの粘着力は、JIS Z 0237に基づいて測
定し、SUS板に対する粘着力は2,000gf/25
mmであった。
部、カチオン澱粉0.2部、アクリルアミド系紙力増強
剤(商品名:ポリストロン191、荒川化学工業(株)
製)を0.1部、および水5,000部を混合した後、
抄紙機で湿紙を形成し、この湿紙の片面(表面側)をヤ
ンキードライヤーの表面に密着させて水分75%から1
0%まで乾燥させて60g/m2 の基紙を得た。また、
剥離シートとして、青グラシン紙82g/m2 の剥離原
紙にシリコーン系剥離剤(商標;KS−772、信越化
学(株)製)を乾燥後の塗工量が1.0g/m2 となる
ようにメイヤーバーで塗布、乾燥し、剥離紙を得た。上
記の剥離紙に市販のアクリル系粘着剤(商標:AT−5
48、サイデン化学(株)製)を乾燥後の塗工量が3
0.0g/m2 となるようにコンマコーターで塗布し、
乾燥後に粘着剤塗布面とラベル上紙の粗面(裏面側)と
を貼り合わせて、粘着ラベルを作製した。得られた粘着
ラベルの粘着力は、JIS Z 0237に基づいて測
定し、SUS板に対する粘着力は2,000gf/25
mmであった。
【0030】実施例2 ラベル上紙として、故紙パルプ100部、カチオン澱粉
0.2部、アクリルアミド系紙力増強剤(商品名:ポリ
ストロン191、荒川化学工業(株)製)0.2部、水
5,000部、およびカチオン系染料(Paper F
ast Brown Z−BRK84%、バイエル株式
会社製)を5部混合した後、抄紙機で湿紙を形成し、こ
の湿紙の片面(表面側)をヤンキードライヤーの表面に
密着させて水分75%から10%まで乾燥させて60g
/m2 の基紙を得た。ラベル上紙として、得られた基紙
を用いた以外は実施例1と同様の方法により粘着ラベル
を作製した。
0.2部、アクリルアミド系紙力増強剤(商品名:ポリ
ストロン191、荒川化学工業(株)製)0.2部、水
5,000部、およびカチオン系染料(Paper F
ast Brown Z−BRK84%、バイエル株式
会社製)を5部混合した後、抄紙機で湿紙を形成し、こ
の湿紙の片面(表面側)をヤンキードライヤーの表面に
密着させて水分75%から10%まで乾燥させて60g
/m2 の基紙を得た。ラベル上紙として、得られた基紙
を用いた以外は実施例1と同様の方法により粘着ラベル
を作製した。
【0031】比較例1 ラベル上紙として、ゴールド色の半晒クラフト紙(商品
名:OKゴールド、新王子製紙(株)製、70g/
m2 )を用いた以外は、実施例1と同様の方法により粘
着ラベルを作製した。
名:OKゴールド、新王子製紙(株)製、70g/
m2 )を用いた以外は、実施例1と同様の方法により粘
着ラベルを作製した。
【0032】比較例2 ラベル上紙として、クリーム色の上質紙(商品名:OT
クリーム、新王子製紙(株)製、70g/m2 )を用い
た以外は、実施例1と同様の方法により粘着ラベルを得
た。
クリーム、新王子製紙(株)製、70g/m2 )を用い
た以外は、実施例1と同様の方法により粘着ラベルを得
た。
【0033】比較例3 ラベルの上紙として、上質紙81.4g/m2 を用いた
以外は、実施例1と同様の方法により粘着ラベルを得
た。
以外は、実施例1と同様の方法により粘着ラベルを得
た。
【0034】評価方法 上記実施例および比較例で得られた粘着ラベル(または
使用したラベル上紙)を、下記の方法により評価を行
い、それらの結果を表1に示した。なお、下記評価にお
いて、○レベルは実用に適するが、△レベル以下は不十
分で実用には適さない。 〔上紙の色調〕上紙表面の色調は、JIS P 814
8に規定される光電色差計(商品名:分光白色度測色計
SC−10WN、スガ試験機(株)製)を用いて、光源
を標準光Cとし、2゜視野における三刺激値より、JI
S Z 8730に規定されるL値、a値、b値を求め
た。
使用したラベル上紙)を、下記の方法により評価を行
い、それらの結果を表1に示した。なお、下記評価にお
いて、○レベルは実用に適するが、△レベル以下は不十
分で実用には適さない。 〔上紙の色調〕上紙表面の色調は、JIS P 814
8に規定される光電色差計(商品名:分光白色度測色計
SC−10WN、スガ試験機(株)製)を用いて、光源
を標準光Cとし、2゜視野における三刺激値より、JI
S Z 8730に規定されるL値、a値、b値を求め
た。
【0035】〔ベック平滑度〕上紙表裏のベック平滑度
は、JIS P 8119に基づいて測定した。
は、JIS P 8119に基づいて測定した。
【0036】〔ラベルの風合い〕ラベルの風合いとして
は、K−7ライナー(商品名:NRKライ製ナー280
g/m2 、本州製紙(株)製)を表面基材とするダンボ
ール紙にラベルを貼り、ラベルとダンボールの質感を目
視により観察して官能評価した。 (評価基準) ◎:ダンボール表面とラベル部分の色調、風合いは極め
て類似している。 ○:ダンボール表面とラベル部分の色調はよく似てお
り、風合いは僅かに異なる程度。 △:ダンボール表面とラベル部分の色調、風合いはかな
り異なる。 ×:ダンボール表面とラベル部分の色調、風合いは全く
異なる。
は、K−7ライナー(商品名:NRKライ製ナー280
g/m2 、本州製紙(株)製)を表面基材とするダンボ
ール紙にラベルを貼り、ラベルとダンボールの質感を目
視により観察して官能評価した。 (評価基準) ◎:ダンボール表面とラベル部分の色調、風合いは極め
て類似している。 ○:ダンボール表面とラベル部分の色調はよく似てお
り、風合いは僅かに異なる程度。 △:ダンボール表面とラベル部分の色調、風合いはかな
り異なる。 ×:ダンボール表面とラベル部分の色調、風合いは全く
異なる。
【0037】〔印刷適性〕 (a)熱転写印字適性 熱転写記録適性は、ワープロ(商品名:OASYS L
X−2000、富士通(株)製)を用いて、印字密度4
00dpi(10.5ポイント文字:60×60ドッ
ト)、印字速度190文字/秒で印字した文字の印字ム
ラを目視により観察して官能評価した。 (評価基準) ○:印字ムラ(印字ヌケ)無し。 △:印字ムラ(印字ヌケ)少ない。 ×:印字ムラ(印字ヌケ)あり。
X−2000、富士通(株)製)を用いて、印字密度4
00dpi(10.5ポイント文字:60×60ドッ
ト)、印字速度190文字/秒で印字した文字の印字ム
ラを目視により観察して官能評価した。 (評価基準) ○:印字ムラ(印字ヌケ)無し。 △:印字ムラ(印字ヌケ)少ない。 ×:印字ムラ(印字ヌケ)あり。
【0038】(b)凸版印刷適性 RIテスター(商品名:RI−3、(株)明製作所製)
を用いて、オフセット用墨インク(商品名:Graf−
G、大日本インキ化学工業(株)製)を0.2ml計量
後、ショア硬度75のゴムロールを用いて、均一に練っ
た後、ラベル上紙面に30m/分の速度で転写した。ラ
ベル上紙面に転写されたインクの転写ムラを目視により
観察して官能評価した。 (評価基準) ○:転写ムラ無し。 △:転写ムラ少ない。 ×:転写ムラあり。
を用いて、オフセット用墨インク(商品名:Graf−
G、大日本インキ化学工業(株)製)を0.2ml計量
後、ショア硬度75のゴムロールを用いて、均一に練っ
た後、ラベル上紙面に30m/分の速度で転写した。ラ
ベル上紙面に転写されたインクの転写ムラを目視により
観察して官能評価した。 (評価基準) ○:転写ムラ無し。 △:転写ムラ少ない。 ×:転写ムラあり。
【0039】(c)スタンプ印字適性 スタンプインクとしては、シャチハタ工業(株)製シャ
チハタゾルスタンプ台H−3(黒)を用いて、スタンプ
印字し、1分経過後の文字の印字ムラを目視により観察
して官能評価した。 (評価基準) ○:印字ムラ(印字ヌケ)無し。 △:印字ムラ(印字ヌケ)少ない。 ×:印字ムラ(印字ヌケ)あり。
チハタゾルスタンプ台H−3(黒)を用いて、スタンプ
印字し、1分経過後の文字の印字ムラを目視により観察
して官能評価した。 (評価基準) ○:印字ムラ(印字ヌケ)無し。 △:印字ムラ(印字ヌケ)少ない。 ×:印字ムラ(印字ヌケ)あり。
【0040】〔粘着剤の含浸率〕次式より粘着剤の含浸
率を算出した。 (粘着剤の含浸率(重量%))=A/B×100 ここでAは粘着剤の含浸量を表し、またBは粘着剤塗工
量を表し、それぞれ下記式により算出される。 A(g/m2 )=(粘着剤剥取り後の基材重量)−(粘
着剤塗工前の基材重量) B(g/m2 )=(粘着剤塗工後の基材重量)−(粘着
剤塗工前の基材重量)
率を算出した。 (粘着剤の含浸率(重量%))=A/B×100 ここでAは粘着剤の含浸量を表し、またBは粘着剤塗工
量を表し、それぞれ下記式により算出される。 A(g/m2 )=(粘着剤剥取り後の基材重量)−(粘
着剤塗工前の基材重量) B(g/m2 )=(粘着剤塗工後の基材重量)−(粘着
剤塗工前の基材重量)
【0041】〔粘着剤の密着性〕粘着剤の密着性は、粘
着ラベルの粘着面同士を貼り合わせ、180゜方向に剥
離(「T」ピール)し、粘着面の剥離状態を観察した。 (評価基準) ○:粘着剤層/粘着剤層間で剥離する、または紙破れす
る。 △:紙表面/粘着剤塗工面で剥離する状態がランダムに
発現する。 ×:紙表面/粘着剤塗工面で剥離する。
着ラベルの粘着面同士を貼り合わせ、180゜方向に剥
離(「T」ピール)し、粘着面の剥離状態を観察した。 (評価基準) ○:粘着剤層/粘着剤層間で剥離する、または紙破れす
る。 △:紙表面/粘着剤塗工面で剥離する状態がランダムに
発現する。 ×:紙表面/粘着剤塗工面で剥離する。
【0042】
【表1】
【0043】表1から明らかなように実施例で得られた
粘着ラベルは、ラベル上紙表面の色調が、Lab系表示
において、L値50〜65、a値1〜10、b値10〜
25であり、ダンボールによく似た風合いを有し、また
ラベル上紙表面の平滑度が100〜500秒の範囲であ
るために、熱転写適性、印刷適性、スタンプ捺印性に優
れ、かつ、ラベル上紙裏面の平滑度が1〜30秒の範囲
であるため、粘着剤の基紙への密着性が良好であった。
粘着ラベルは、ラベル上紙表面の色調が、Lab系表示
において、L値50〜65、a値1〜10、b値10〜
25であり、ダンボールによく似た風合いを有し、また
ラベル上紙表面の平滑度が100〜500秒の範囲であ
るために、熱転写適性、印刷適性、スタンプ捺印性に優
れ、かつ、ラベル上紙裏面の平滑度が1〜30秒の範囲
であるため、粘着剤の基紙への密着性が良好であった。
【0044】
【発明の効果】ダンボールに貼り付けたり、ダンボール
を封緘する用途において、ダンボールに似た風合いと色
調を備え、熱転写記録適性、印刷適性に優れ、かつ水性
インキのスタンプで捺印が行える粘着ラベルを実用する
ことが可能となり、産業界に寄与するところが大であ
る。
を封緘する用途において、ダンボールに似た風合いと色
調を備え、熱転写記録適性、印刷適性に優れ、かつ水性
インキのスタンプで捺印が行える粘着ラベルを実用する
ことが可能となり、産業界に寄与するところが大であ
る。
【図1】第1図は、本発明の粘着ラベルの構成を示す側
面図の1例である。
面図の1例である。
1:ラベル上紙(基紙) 2:粘着剤塗工層 3:剥離紙
Claims (1)
- 【請求項1】 パルプを主成分とする基紙の裏面に粘着
剤層が設けられ、前記粘着剤層に剥離シートが貼り合わ
せられてなる粘着ラベルにおいて、前記基紙が、(a)
未晒クラフトパルプを全パルプ原料中に30〜100重
量%含有するか、あるいは(b)故紙パルプを全パルプ
原料中に20〜100重量%と、着色顔料および/また
は染料を全パルプ原料に対して0.01〜1.0重量%
含有してなり、前記基紙の坪量が20〜120g/m2
であり、さらに下記条件(1)および(2)を満足する
ことを特徴とする粘着ラベル。 (1)基紙の色調が、JIS P 8730に規定され
る表示において、L値が50〜65、a値が1〜10、
b値が10〜25の範囲である。 (2)基紙の表面のベック平滑度が100〜500秒
で、かつ裏面の平滑度が1〜30秒である。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23894096A JPH1088086A (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 粘着ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23894096A JPH1088086A (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 粘着ラベル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1088086A true JPH1088086A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17037550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23894096A Pending JPH1088086A (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 粘着ラベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1088086A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000221884A (ja) * | 1999-02-01 | 2000-08-11 | Bridgestone Corp | タイヤ用表示ラベル |
| JP2009058951A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-03-19 | Kyocera Mita Corp | 機器情報表示体、表示シート及びこれを備えた電子機器、画像形成装置 |
| JP2011226051A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Neenah Gessner Gmbh | 環境に配慮した粘着テープ紙及びそれから作られた粘着テープ |
| JP2013177489A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 粘着テープ及び粘着テープ巻取体 |
| JP2017071673A (ja) * | 2015-10-06 | 2017-04-13 | 王子ホールディングス株式会社 | 木質繊維を含む組成物 |
| IT202000015823A1 (it) * | 2020-07-01 | 2022-01-01 | Cyklop S R L | “etichetta o nastro per scatole o pacchi” |
-
1996
- 1996-09-10 JP JP23894096A patent/JPH1088086A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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