JPH1088623A - 作業機械におけるアクチュエータの制御方法および同装置 - Google Patents
作業機械におけるアクチュエータの制御方法および同装置Info
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- JPH1088623A JPH1088623A JP24187196A JP24187196A JPH1088623A JP H1088623 A JPH1088623 A JP H1088623A JP 24187196 A JP24187196 A JP 24187196A JP 24187196 A JP24187196 A JP 24187196A JP H1088623 A JPH1088623 A JP H1088623A
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2203—Arrangements for controlling the attitude of actuators, e.g. speed, floating function
- E02F9/2207—Arrangements for controlling the attitude of actuators, e.g. speed, floating function for reducing or compensating oscillations
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 急操作のうち、オペレータの意思による反復
的な急操作を判別し、ショック回避手段の働きを制限し
てオペレータの意思通りの作業の実行を可能とする。 【解決手段】 操作レバー11の急操作時に一律にショ
ック回避作用を働かせるのではなく、オペレータの意思
による急操作である反復急操作が行われた場合に、操作
量検出器12からの操作信号に基づいてコントローラ1
3で反復急操作を判別し、信号抑制作用を解除する構成
とした。
的な急操作を判別し、ショック回避手段の働きを制限し
てオペレータの意思通りの作業の実行を可能とする。 【解決手段】 操作レバー11の急操作時に一律にショ
ック回避作用を働かせるのではなく、オペレータの意思
による急操作である反復急操作が行われた場合に、操作
量検出器12からの操作信号に基づいてコントローラ1
3で反復急操作を判別し、信号抑制作用を解除する構成
とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧ショベルやホイ
ールローダ、油圧クレーン等の作業機械におけるアクチ
ュエータ(油圧シリンダ、油圧モータ)の作動を制御す
るアクチュエータの制御装置に関するものである。
ールローダ、油圧クレーン等の作業機械におけるアクチ
ュエータ(油圧シリンダ、油圧モータ)の作動を制御す
るアクチュエータの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、作業機械において、図9に示すよ
うにオペレータによって手動操作される操作レバー1の
操作量をポテンショメータ等の操作量検出器2により電
気信号(操作信号)に変換してコントローラ3に入力
し、このコントローラ3で操作信号を作動指令信号に変
換して、アクチュエータ制御回路の制御弁4および可変
容量形油圧ポンプ5のレギュレータ(吐出量制御器)6
に送り、制御弁4の開度およびポンプ吐出量を制御して
油圧アクチュエータ7の作動速度を制御するものが一般
に知られている。
うにオペレータによって手動操作される操作レバー1の
操作量をポテンショメータ等の操作量検出器2により電
気信号(操作信号)に変換してコントローラ3に入力
し、このコントローラ3で操作信号を作動指令信号に変
換して、アクチュエータ制御回路の制御弁4および可変
容量形油圧ポンプ5のレギュレータ(吐出量制御器)6
に送り、制御弁4の開度およびポンプ吐出量を制御して
油圧アクチュエータ7の作動速度を制御するものが一般
に知られている。
【0003】このようなアクチュエータ制御装置におい
て、オペレータの過失によって操作レバー1が入れまた
は戻し方向に急操作されてアクチュエータ速度が急変
し、機械にショックを与える場合がある。
て、オペレータの過失によって操作レバー1が入れまた
は戻し方向に急操作されてアクチュエータ速度が急変
し、機械にショックを与える場合がある。
【0004】そこで従来、急操作が行われた場合に、コ
ントローラ3での信号処理によって入、出力間に一次遅
れ特性を持たせる等、急操作によるショックを回避する
手段を講じたものが公知である(たとえば特開平2−1
15421号)。
ントローラ3での信号処理によって入、出力間に一次遅
れ特性を持たせる等、急操作によるショックを回避する
手段を講じたものが公知である(たとえば特開平2−1
15421号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
ショック回避手段を講じると、弊害として、オペレータ
の意思による急操作時、すなわち、 油圧ショベルのように土や泥の掘削作業を行う機械
において、バケットを上下に激しく揺動させ、そのショ
ックによって付着した土や泥を落す操作、 クローラ式走行装置を備えた作業機械において、ク
ローラを激しく前後進させてクローラシュー間に付着し
た土、泥を落す操作が行われた場合にも、過失による急
操作の場合と同じようにショック回避作用が働いてしま
い、上記の作業ができなくなるという問題が生じる。
ショック回避手段を講じると、弊害として、オペレータ
の意思による急操作時、すなわち、 油圧ショベルのように土や泥の掘削作業を行う機械
において、バケットを上下に激しく揺動させ、そのショ
ックによって付着した土や泥を落す操作、 クローラ式走行装置を備えた作業機械において、ク
ローラを激しく前後進させてクローラシュー間に付着し
た土、泥を落す操作が行われた場合にも、過失による急
操作の場合と同じようにショック回避作用が働いてしま
い、上記の作業ができなくなるという問題が生じる。
【0006】なお、スイッチの切換操作によってショッ
ク回避作用を解除するようにすることが考えられるが、
操作が煩雑となり、オペレータの負担が大きくなる。
ク回避作用を解除するようにすることが考えられるが、
操作が煩雑となり、オペレータの負担が大きくなる。
【0007】そこで本発明は、オペレータの過失による
単発的な急操作と、オペレータの意思による反復的な急
操作とを判別し、後者の場合にはショック回避手段の働
きを制限してオペレータの意思通りの作業を行うことが
できる作業機械におけるアクチュエータの制御装置を提
供するものである。
単発的な急操作と、オペレータの意思による反復的な急
操作とを判別し、後者の場合にはショック回避手段の働
きを制限してオペレータの意思通りの作業を行うことが
できる作業機械におけるアクチュエータの制御装置を提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明(制御方
法)は、手動操作されて操作量に応じた操作信号を出力
する操作手段と、この操作手段の急操作に基づくアクチ
ュエータの急作動によるショックを回避するショック回
避手段とを備えた作業機械において、上記操作手段が反
復して急操作された場合に上記ショック回避手段の作動
を制限するものである。
法)は、手動操作されて操作量に応じた操作信号を出力
する操作手段と、この操作手段の急操作に基づくアクチ
ュエータの急作動によるショックを回避するショック回
避手段とを備えた作業機械において、上記操作手段が反
復して急操作された場合に上記ショック回避手段の作動
を制限するものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の方法におい
て、操作手段からの操作信号が、正負両側に所定の幅を
持って設定した基準域を、設定時間内で設定回数、横切
った場合に反復急操作と判別するものである。
て、操作手段からの操作信号が、正負両側に所定の幅を
持って設定した基準域を、設定時間内で設定回数、横切
った場合に反復急操作と判別するものである。
【0010】請求項3の発明(制御装置)は、手動操作
されて操作量に応じた操作信号を出力する操作手段と、
上記操作信号に基づいてアクチュエータ作動指令信号を
出力するコントローラと、このコントローラからの作動
指令信号に基づいてアクチュエータの作動を制御するア
クチュエータ制御手段とを具備し、上記コントローラ
は、上記操作手段の急操作に基づくアクチュエータの急
作動によるショックを回避するショック回避手段を有す
る作業機械において、上記操作手段が反復して急操作さ
れたことを検出する反復急操作検出手段と、この反復急
操作検出手段によって反復急操作が検出された場合に上
記ショック回避手段の作動を制限する制限手段が設けら
れたものである。
されて操作量に応じた操作信号を出力する操作手段と、
上記操作信号に基づいてアクチュエータ作動指令信号を
出力するコントローラと、このコントローラからの作動
指令信号に基づいてアクチュエータの作動を制御するア
クチュエータ制御手段とを具備し、上記コントローラ
は、上記操作手段の急操作に基づくアクチュエータの急
作動によるショックを回避するショック回避手段を有す
る作業機械において、上記操作手段が反復して急操作さ
れたことを検出する反復急操作検出手段と、この反復急
操作検出手段によって反復急操作が検出された場合に上
記ショック回避手段の作動を制限する制限手段が設けら
れたものである。
【0011】請求項4の発明は、請求項3の構成におい
て、反復急操作検出手段は、操作手段からの操作信号
が、正負両側に所定の幅を持って設定された基準域を、
設定時間内で設定回数、横切ったことを検出するように
構成されたものである。
て、反復急操作検出手段は、操作手段からの操作信号
が、正負両側に所定の幅を持って設定された基準域を、
設定時間内で設定回数、横切ったことを検出するように
構成されたものである。
【0012】請求項5の発明は、請求項4の構成におい
て、アクチュエータ制御手段として、アクチュエータに
対する圧油の給排を制御する制御弁を備え、基準域がこ
の制御弁の不感帯に設定されたものである。
て、アクチュエータ制御手段として、アクチュエータに
対する圧油の給排を制御する制御弁を備え、基準域がこ
の制御弁の不感帯に設定されたものである。
【0013】請求項6の発明は、請求項5の構成におい
て、基準域が、制御弁の不感帯に代えて、操作手段が最
大操作位置から中立位置に戻された際の操作信号のオー
バーシュートの正負両側最大値間の領域に設定されたも
のである。
て、基準域が、制御弁の不感帯に代えて、操作手段が最
大操作位置から中立位置に戻された際の操作信号のオー
バーシュートの正負両側最大値間の領域に設定されたも
のである。
【0014】請求項7の発明は、請求項3乃至6のいず
れかの構成において、アクチュエータが油圧ショベルに
おけるバケットを駆動するバケットシリンダであり、ア
クチュエータ制御手段が、このバケットシリンダ制御用
の制御弁と、バケットシリンダに対する圧油供給源であ
る可変容量形油圧ポンプの吐出量を制御するレギュレー
タとを具備するものである。
れかの構成において、アクチュエータが油圧ショベルに
おけるバケットを駆動するバケットシリンダであり、ア
クチュエータ制御手段が、このバケットシリンダ制御用
の制御弁と、バケットシリンダに対する圧油供給源であ
る可変容量形油圧ポンプの吐出量を制御するレギュレー
タとを具備するものである。
【0015】請求項8の発明は、請求項3乃至6のいず
れかの構成において、アクチュエータがクローラ式走行
体を駆動する走行モータであり、アクチュエータ制御手
段が、この走行モータ制御用の制御弁と、走行モータに
対する圧油供給源である可変容量形油圧ポンプの吐出量
を制御するレギュレータとを具備するものである。
れかの構成において、アクチュエータがクローラ式走行
体を駆動する走行モータであり、アクチュエータ制御手
段が、この走行モータ制御用の制御弁と、走行モータに
対する圧油供給源である可変容量形油圧ポンプの吐出量
を制御するレギュレータとを具備するものである。
【0016】請求項9の発明は、請求項3乃至8のいず
れかの構成において、ショック回避手段が、急操作時の
操作信号を抑制するように構成され、制限手段が、この
ショック回避手段による信号抑制作用を解除するように
構成され、コントローラは、操作信号と上記抑制信号と
の差が予め設定された値以上の場合には制限手段を作動
させないように構成されたものである。
れかの構成において、ショック回避手段が、急操作時の
操作信号を抑制するように構成され、制限手段が、この
ショック回避手段による信号抑制作用を解除するように
構成され、コントローラは、操作信号と上記抑制信号と
の差が予め設定された値以上の場合には制限手段を作動
させないように構成されたものである。
【0017】請求項10の発明は、請求項3乃至9のい
ずれかの構成において、コントローラは、操作信号の振
幅が予め設定された割合以上に減衰する場合には制限手
段を作動させないように構成されたものである。
ずれかの構成において、コントローラは、操作信号の振
幅が予め設定された割合以上に減衰する場合には制限手
段を作動させないように構成されたものである。
【0018】請求項11の発明は、請求項10の構成に
おいて、コントローラは、操作信号の1回前に現れた極
小値と極大値の差ΔH1と、2回前に現れた極小値と極
大値の差ΔH2とを比較し、ΔH1がΔH2に対して予
め設定された減衰率以上に減衰する場合に制限手段を作
動させないように構成されたものである。
おいて、コントローラは、操作信号の1回前に現れた極
小値と極大値の差ΔH1と、2回前に現れた極小値と極
大値の差ΔH2とを比較し、ΔH1がΔH2に対して予
め設定された減衰率以上に減衰する場合に制限手段を作
動させないように構成されたものである。
【0019】上記発明によると、急操作時には一律にシ
ョック回避作用が働くのではなく、オペレータの意思に
よる急操作である反復急操作が行われた場合には、(請
求項3〜の発明ではこれが反復急操作検出手段により検
出されて制限手段が作用し、)ショック回避手段の働き
が制限される。
ョック回避作用が働くのではなく、オペレータの意思に
よる急操作である反復急操作が行われた場合には、(請
求項3〜の発明ではこれが反復急操作検出手段により検
出されて制限手段が作用し、)ショック回避手段の働き
が制限される。
【0020】これにより、オペレータの過失による単発
的な急操作時のショック回避機能を生かしながら、前記
した油圧ショベルのバケット(請求項7)やクローラシ
ュー(請求項8)の土落し作業等のショックを必要とす
る作業を行うことができる。
的な急操作時のショック回避機能を生かしながら、前記
した油圧ショベルのバケット(請求項7)やクローラシ
ュー(請求項8)の土落し作業等のショックを必要とす
る作業を行うことができる。
【0021】しかも、オペレータがとくに意識せずに、
反復急操作という従来通りの操作を行えばよく、特別な
操作も余分なスイッチ操作も不要であるため、操作が煩
雑になってオペレータの負担が増加したり操作性が悪く
なったりする不都合が生じない。
反復急操作という従来通りの操作を行えばよく、特別な
操作も余分なスイッチ操作も不要であるため、操作が煩
雑になってオペレータの負担が増加したり操作性が悪く
なったりする不都合が生じない。
【0022】この場合、請求項2,4の発明によると、
操作信号が予め設定された基準域を一定時間内に一定回
数横切ったという、土落し作業時の最も自然な操作に基
づく操作信号の変化を検出するため、単発的な急操作お
よび緩やかな反復操作との混同が生じず、正確な検出を
行うことができる。
操作信号が予め設定された基準域を一定時間内に一定回
数横切ったという、土落し作業時の最も自然な操作に基
づく操作信号の変化を検出するため、単発的な急操作お
よび緩やかな反復操作との混同が生じず、正確な検出を
行うことができる。
【0023】また、請求項4の構成において、基準域
を、制御弁の不感帯(アクチュエータが動き始めるまで
の弁ストローク範囲)に設定した請求項3の構成による
と、アクチュエータの動きに悪影響を与えるおそれがな
い。
を、制御弁の不感帯(アクチュエータが動き始めるまで
の弁ストローク範囲)に設定した請求項3の構成による
と、アクチュエータの動きに悪影響を与えるおそれがな
い。
【0024】一方、基準域を、操作手段が最大操作位置
から中立位置に戻された際の操作信号のオーバーシュー
トの正負両側最大値間の領域に設定した請求項6の構成
によると、反復急操作とこのオーバーシュート(操作手
段の振動)とを明確に区別することができる。
から中立位置に戻された際の操作信号のオーバーシュー
トの正負両側最大値間の領域に設定した請求項6の構成
によると、反復急操作とこのオーバーシュート(操作手
段の振動)とを明確に区別することができる。
【0025】但し、この構成は、操作手段の特性として
オーバーシュートの最大値がオペレータの意思による反
復急操作による信号値よりも小さい場合に有効となる。
オーバーシュートの最大値がオペレータの意思による反
復急操作による信号値よりも小さい場合に有効となる。
【0026】ところで、急操作によってショック回避手
段による信号抑制作用が働いている状態で、反復急操作
が検出されて制限手段が作用した場合、操作信号と抑制
信号の差が大きいと、アクチュエータ作動指令信号もス
テップ的に急変してアクチュエータが急作動し、ショッ
クが発生する。
段による信号抑制作用が働いている状態で、反復急操作
が検出されて制限手段が作用した場合、操作信号と抑制
信号の差が大きいと、アクチュエータ作動指令信号もス
テップ的に急変してアクチュエータが急作動し、ショッ
クが発生する。
【0027】そこで、請求項9の発明においては、操作
信号と抑制信号の差が大きい場合には制限手段を作動さ
せない(信号抑制作用を制限しない)構成をとってい
る。これにより、制限手段を設けたことによる上記弊害
を防止することができる。
信号と抑制信号の差が大きい場合には制限手段を作動さ
せない(信号抑制作用を制限しない)構成をとってい
る。これにより、制限手段を設けたことによる上記弊害
を防止することができる。
【0028】一方、請求項10,11の構成によると、
操作手段が最大操作位置から中立位置に戻された際のオ
ーバーシュートによる信号と、反復急操作による信号の
挙動が類似している場合に、操作信号の振幅が予め設定
された割合以上に減衰するというオーバーシュート信号
に特有な特性に基づいて両者を明確に区別することがで
きる。
操作手段が最大操作位置から中立位置に戻された際のオ
ーバーシュートによる信号と、反復急操作による信号の
挙動が類似している場合に、操作信号の振幅が予め設定
された割合以上に減衰するというオーバーシュート信号
に特有な特性に基づいて両者を明確に区別することがで
きる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1〜図8に
よって説明する。
よって説明する。
【0030】図1において、11はオペレータによって
手動操作される操作レバー、12はこの操作レバー11
の操作量を電気信号である操作信号Mに変換するポテン
ショメータ等の操作量検出器で、これらによって操作手
段が構成され、操作量検出器12からの操作信号Mが、
ショック回避手段、反復急操作検出手段、制限手段とし
てのコントローラ13に入力される。
手動操作される操作レバー、12はこの操作レバー11
の操作量を電気信号である操作信号Mに変換するポテン
ショメータ等の操作量検出器で、これらによって操作手
段が構成され、操作量検出器12からの操作信号Mが、
ショック回避手段、反復急操作検出手段、制限手段とし
てのコントローラ13に入力される。
【0031】コントローラ13は、アナログ入力信号を
ディジタル信号に変換する入力部14と、後述する基準
域等の各種データを記憶する記憶部15と、入力される
操作信号Mと記憶データとを用いて後述する種々の演算
処理を行う演算処理部16と、この演算処理部16から
の出力信号を電圧(または電流)の作動指令信号として
出力する出力部17とから成り、この出力部17からの
作動指令信号が、アクチュエータ制御回路の制御弁18
および油圧ポンプ19のレギュレータ20に送られて油
圧アクチュエータ21(たとえば油圧ショベルにおける
バケットシリンダ、クローラ式走行体の走行モータ)の
作動速度が制御される。
ディジタル信号に変換する入力部14と、後述する基準
域等の各種データを記憶する記憶部15と、入力される
操作信号Mと記憶データとを用いて後述する種々の演算
処理を行う演算処理部16と、この演算処理部16から
の出力信号を電圧(または電流)の作動指令信号として
出力する出力部17とから成り、この出力部17からの
作動指令信号が、アクチュエータ制御回路の制御弁18
および油圧ポンプ19のレギュレータ20に送られて油
圧アクチュエータ21(たとえば油圧ショベルにおける
バケットシリンダ、クローラ式走行体の走行モータ)の
作動速度が制御される。
【0032】コントローラ13が行う各作用を次に説明
する。
する。
【0033】I.信号抑制作用 図2実線で示す操作信号Mの時間当りの変化量が、予め
設定された値よりも大きい場合に、同図破線で示すよう
に時間当りの変化量を設定値に抑えた抑制信号Maに変
換する。
設定された値よりも大きい場合に、同図破線で示すよう
に時間当りの変化量を設定値に抑えた抑制信号Maに変
換する。
【0034】これにより、急操作によるショックの発生
を回避する。
を回避する。
【0035】II.反復急操作の判別・処理作用 II−1 基本的判別 基本的には、図3に示すように操作信号Mの値が、予め
0を挾んで正負両側に一定の幅(+Z,−Z)をもって
設定された基準域Bを、予め設定された時間Ts内に、
予め設定された回数(ここでは2回)、横切った場合に
反復急操作と判別し、前記したショック回避のための信
号抑制作用(図4の実線で示す操作信号Mを破線の抑制
信号Maに変換する作用)を解除する。
0を挾んで正負両側に一定の幅(+Z,−Z)をもって
設定された基準域Bを、予め設定された時間Ts内に、
予め設定された回数(ここでは2回)、横切った場合に
反復急操作と判別し、前記したショック回避のための信
号抑制作用(図4の実線で示す操作信号Mを破線の抑制
信号Maに変換する作用)を解除する。
【0036】すなわち、ケース(イ)では、操作信号M
が設定時間Ts内に基準域Bを2回横切っているため、
反復急操作と判別し、原則として信号抑制作用を解除す
る。
が設定時間Ts内に基準域Bを2回横切っているため、
反復急操作と判別し、原則として信号抑制作用を解除す
る。
【0037】一方、ケース(ロ)では、操作信号Mが設
定時間Ts内に1回も横切っておらず、ケース(ハ)で
は1回しか横切っていないため、いずれも反復急操作で
ないとして信号抑制作用を維持する。
定時間Ts内に1回も横切っておらず、ケース(ハ)で
は1回しか横切っていないため、いずれも反復急操作で
ないとして信号抑制作用を維持する。
【0038】こうして、反復急操作時に信号抑制作用を
解除することにより、油圧ショベルにおいてバケットを
上下に激しく揺動させ、あるいは油圧ショベルやクロー
ラクレーンにおいてクローラを激しく前後進させて付着
した土、泥を落す作業を行うことができる。
解除することにより、油圧ショベルにおいてバケットを
上下に激しく揺動させ、あるいは油圧ショベルやクロー
ラクレーンにおいてクローラを激しく前後進させて付着
した土、泥を落す作業を行うことができる。
【0039】ここで、基準域Bは、 図1の制御弁18の不感帯、すなわち、操作レバー
11が操作されて油圧アクチュエータ21に圧油が供給
され始める(アクチュエータ21が動き始める)までの
ストローク範囲で出力される操作信号の範囲 操作レバー11が最大操作位置から放されて中立位
置に戻った際の操作信号のオーバーシュートの正負両側
の最大値間の領域のいずれかに設定される。
11が操作されて油圧アクチュエータ21に圧油が供給
され始める(アクチュエータ21が動き始める)までの
ストローク範囲で出力される操作信号の範囲 操作レバー11が最大操作位置から放されて中立位
置に戻った際の操作信号のオーバーシュートの正負両側
の最大値間の領域のいずれかに設定される。
【0040】上記の不感帯に設定すれば、アクチュエ
ータ21が動き始めた後に信号抑制作用が解除されてア
クチュエータ21の動きが急変する等、アクチュエータ
21の動きに悪影響を与えるおそれがない。
ータ21が動き始めた後に信号抑制作用が解除されてア
クチュエータ21の動きが急変する等、アクチュエータ
21の動きに悪影響を与えるおそれがない。
【0041】一方、のオーバーシュート最大値間の領
域に設定すれば、反復急操作とこのオーバーシュート
(操作レバー11の振動)とを明確に区別することがで
きる。
域に設定すれば、反復急操作とこのオーバーシュート
(操作レバー11の振動)とを明確に区別することがで
きる。
【0042】但し、これは、操作レバー11の特性とし
て、オーバーシュートの最大値がオペレータの意思によ
る反復急操作による信号値よりも小さい場合に限り有効
となり、オーバーシュートの最大値が基準域を超える場
合は次のようにして反復急操作とオーバーシュートとが
区別される。
て、オーバーシュートの最大値がオペレータの意思によ
る反復急操作による信号値よりも小さい場合に限り有効
となり、オーバーシュートの最大値が基準域を超える場
合は次のようにして反復急操作とオーバーシュートとが
区別される。
【0043】II−2 オーバーシュートとの区別 オーバーシュートの場合、操作信号Mは図4に示すよう
に時間とともに振幅が減衰する。
に時間とともに振幅が減衰する。
【0044】そこで、操作信号Mが1制御周期前には0
以上の値であって現在の制御周期では0以下(負側)の
値となるように0を横切る時点(図4中の○点)、およ
び操作信号Mが1制御周期前には0以下の値であって現
在の制御周期では0以上の値となるように0を横切る時
点(同△点)を判定し、△〜△の極小値と、○〜○の極
大値を順次求める。
以上の値であって現在の制御周期では0以下(負側)の
値となるように0を横切る時点(図4中の○点)、およ
び操作信号Mが1制御周期前には0以下の値であって現
在の制御周期では0以上の値となるように0を横切る時
点(同△点)を判定し、△〜△の極小値と、○〜○の極
大値を順次求める。
【0045】そして、2回前に現れた極大値Mmax(N-
2)と、2回前に現れた極小値Mmin(N-2)の差ΔH
2、および1回前に現れた極大値Mmax(N-1)と、1回
前に現れた極小値Mmin(N-1)の差ΔH1を求め、これ
ら比率が、予め設定された値ζよりも小さい場合、すな
わち、 条件1:ΔH1/ΔH2<ζ を満足した場合に、操作信号Mが減衰している、すなわ
ち、操作レバー11の中立復帰時のオーバーシュートで
あって反復急操作でないことが判別される。
2)と、2回前に現れた極小値Mmin(N-2)の差ΔH
2、および1回前に現れた極大値Mmax(N-1)と、1回
前に現れた極小値Mmin(N-1)の差ΔH1を求め、これ
ら比率が、予め設定された値ζよりも小さい場合、すな
わち、 条件1:ΔH1/ΔH2<ζ を満足した場合に、操作信号Mが減衰している、すなわ
ち、操作レバー11の中立復帰時のオーバーシュートで
あって反復急操作でないことが判別される。
【0046】II−3 信号抑制作用解除の例外 基本的には、操作信号Mが上記I、II−1,II−2の各
条件を満たしていれば信号抑制作用は解除される。
条件を満たしていれば信号抑制作用は解除される。
【0047】しかし、反復急操作が判別されて信号抑制
作用が解除された場合、図2に示すように操作信号Mと
抑制信号Maの差が大きいと、アクチュエータ作動指令
信号もステップ的に急変してアクチュエータ21が急作
動し、ショックが発生する。
作用が解除された場合、図2に示すように操作信号Mと
抑制信号Maの差が大きいと、アクチュエータ作動指令
信号もステップ的に急変してアクチュエータ21が急作
動し、ショックが発生する。
【0048】そこで、操作信号Mと抑制信号Maの差Δ
eが、予め設定された値mよりも大きい場合には信号抑
制作用は解除しないこととしている。
eが、予め設定された値mよりも大きい場合には信号抑
制作用は解除しないこととしている。
【0049】上記の各作用を含めて本装置による制御ア
ルゴリズムを図7,8を併用して説明する。
ルゴリズムを図7,8を併用して説明する。
【0050】図7,8において、fUp1,fDn1は
操作信号M(絶対値、以下同じ)が基準域Bの正負両側
最大値+Z,−Zの絶対値よりも大きい場合に「1」を
立てるフラグ、fUp2,fDn2はfUp1,fUp
1が「0」になった時点から設定時間Tsの間、「1」
を立てるフラグである。
操作信号M(絶対値、以下同じ)が基準域Bの正負両側
最大値+Z,−Zの絶対値よりも大きい場合に「1」を
立てるフラグ、fUp2,fDn2はfUp1,fUp
1が「0」になった時点から設定時間Tsの間、「1」
を立てるフラグである。
【0051】また、fMaは、 条件2:fUp1=1 & fUp2=1 & fDn2=
1 または fDn1=1 & fUp2=1 & fDn2=1 が成立した場合に「1」を立て、操作信号Mが基準域B
の正負両側最大値+Z,−Zの絶対値よりも小さくなっ
たとき(基準域内にあるとき)に「0」を立てるフラグ
である。
1 または fDn1=1 & fUp2=1 & fDn2=1 が成立した場合に「1」を立て、操作信号Mが基準域B
の正負両側最大値+Z,−Zの絶対値よりも小さくなっ
たとき(基準域内にあるとき)に「0」を立てるフラグ
である。
【0052】MaOnは、信号抑制作用を実行するか
(MaDn=1)解除するか(MaDn=0)を判定す
るフラグである。
(MaDn=1)解除するか(MaDn=0)を判定す
るフラグである。
【0053】制御開始後、ステップS1でM>+Zの判
断がなされ、YESの場合はステップS2でfUp1=
1とし、NOの場合はステップS3でfUp1=0とす
る。
断がなされ、YESの場合はステップS2でfUp1=
1とし、NOの場合はステップS3でfUp1=0とす
る。
【0054】ここでfUp1=0の場合は、続くステッ
プS4でfUp1=0になった時点から設定時間Tsの
間だけfUp2=1とし、設定時間Ts経過後にfUp
2=0とする。
プS4でfUp1=0になった時点から設定時間Tsの
間だけfUp2=1とし、設定時間Ts経過後にfUp
2=0とする。
【0055】ステップS5〜ステップS8ではステップ
S1〜ステップS4と同様な処理を行い、fDn1とf
Dn2の状態を判定する。
S1〜ステップS4と同様な処理を行い、fDn1とf
Dn2の状態を判定する。
【0056】次に、ステップS9からまでは、操作信
号Mが設定時間Ts内に基準域Bを2回横切ったか否か
を判別する。
号Mが設定時間Ts内に基準域Bを2回横切ったか否か
を判別する。
【0057】すなわち、ステップS9において、前記し
た条件2を満足した場合はfMa=1とし(ステップS
10)、そうでない場合はfMa=0とする。
た条件2を満足した場合はfMa=1とし(ステップS
10)、そうでない場合はfMa=0とする。
【0058】ステップS11でfMa=1でなければ、
ステップS14でMaOn=1としてステップS17に
進む。
ステップS14でMaOn=1としてステップS17に
進む。
【0059】一方、ステップS11でfMa=1であれ
ばステップS12に進み、ここで|M|<|Z|であれ
ばfMa=0(ステップS13)、MaOn=1(ステ
ップS14としてステップS17に進む。
ばステップS12に進み、ここで|M|<|Z|であれ
ばfMa=0(ステップS13)、MaOn=1(ステ
ップS14としてステップS17に進む。
【0060】また、ステップS12で|M|>|Z|で
あればステップS15に進み、ここでM−Ma>mであ
ればMaOn=1(ステップS14)としてに、また
M−Ma<mであればMaOn=0(ステップS17)
としてに進む。
あればステップS15に進み、ここでM−Ma>mであ
ればMaOn=1(ステップS14)としてに、また
M−Ma<mであればMaOn=0(ステップS17)
としてに進む。
【0061】すなわち、ステップS15によって操作信
号Mと抑制信号Maの差が設定値m以上にかけ離れてい
る場合には、前記したようにアクチュエータ作動の急変
を防止するために信号抑制作用を解除しないようにして
いる。
号Mと抑制信号Maの差が設定値m以上にかけ離れてい
る場合には、前記したようにアクチュエータ作動の急変
を防止するために信号抑制作用を解除しないようにして
いる。
【0062】ステップS17からステップS21の手前
までは、操作信号Mの振幅の減衰を判断基準として信号
抑制作用解除となるような操作をオペレータが行おうと
しているのか、オーバーシュートによるものかの判別を
行う。
までは、操作信号Mの振幅の減衰を判断基準として信号
抑制作用解除となるような操作をオペレータが行おうと
しているのか、オーバーシュートによるものかの判別を
行う。
【0063】すなわち、ステップS17、ステップS1
8では、前記したように図4の○〜○間の極大値Mmax
(N-2),Mmax(N-1)、△〜△間の極小値Mmin(N-
2),Mmin(N-1)を求める。
8では、前記したように図4の○〜○間の極大値Mmax
(N-2),Mmax(N-1)、△〜△間の極小値Mmin(N-
2),Mmin(N-1)を求める。
【0064】次にステップS19に進み、前記した条件
1の ΔH1/ΔH2<ζ の判断を行う。
1の ΔH1/ΔH2<ζ の判断を行う。
【0065】ここで、YESであれば、ステップS20
でMaOn=1としてステップS21に進み、NOであ
れば直接ステップS21に進む。
でMaOn=1としてステップS21に進み、NOであ
れば直接ステップS21に進む。
【0066】次に、ステップS21では操作信号Mと基
準域最大値の絶対値Zとを比較し、操作信号Mが基準域
にあれば(YESの場合)、ステップS23で操作信号
Mと抑制信号Maの差を設定値mと比較し、|M−Ma
|<mであればMaOn=0(信号抑制作用を解除しな
い)としてステップS24に進む。
準域最大値の絶対値Zとを比較し、操作信号Mが基準域
にあれば(YESの場合)、ステップS23で操作信号
Mと抑制信号Maの差を設定値mと比較し、|M−Ma
|<mであればMaOn=0(信号抑制作用を解除しな
い)としてステップS24に進む。
【0067】一方、ステップS21でNOの場合、つま
り操作信号Mが基準域Bを超えている場合、およびステ
ップS23でNOの場合、つまり|M−Ma|>mの場
合は直接ステップS24に進む。
り操作信号Mが基準域Bを超えている場合、およびステ
ップS23でNOの場合、つまり|M−Ma|>mの場
合は直接ステップS24に進む。
【0068】ここで、ステップS21、ステップS22
の意義を説明する。
の意義を説明する。
【0069】第1の意義 ステップS21の手前までの判定では、操作信号Mが基
準域B内にある状態で常に信号抑制作用が実行されてい
る状態になる。
準域B内にある状態で常に信号抑制作用が実行されてい
る状態になる。
【0070】この状態で反復急操作が行われると、操作
信号Mが基準域Bを横切る間にも信号抑制作用が働き、
反復急操作を判別してこの信号抑制作用を解除する時点
で操作信号Mと抑制信号Maが大きくかけ離れているこ
とになる。
信号Mが基準域Bを横切る間にも信号抑制作用が働き、
反復急操作を判別してこの信号抑制作用を解除する時点
で操作信号Mと抑制信号Maが大きくかけ離れているこ
とになる。
【0071】この場合、ステップS21,22が無けれ
ば、図5の各時点(fUp1=1、またはfDn=1と
なるはじめの時点)a,b,cで操作信号Mと抑制信号
Maが大きくかけ離れていることから、ステップS15
での判定によって信号抑制作用が解除されない。
ば、図5の各時点(fUp1=1、またはfDn=1と
なるはじめの時点)a,b,cで操作信号Mと抑制信号
Maが大きくかけ離れていることから、ステップS15
での判定によって信号抑制作用が解除されない。
【0072】これに対し、ステップS21,22を設け
ることにより、操作信号Mが基準域B内にあって、|M
−Ma|<mの場合には信号抑制作用が解除される。
ることにより、操作信号Mが基準域B内にあって、|M
−Ma|<mの場合には信号抑制作用が解除される。
【0073】第2の意義 基準域Bを図1の制御弁18の不感帯に設定した場合に
おいて、図6のような操作を行うと、操作信号Mが基準
域Bにある状態で信号抑制作用が実行されると図6中の
一点鎖線で示す抑制信号Ma1によって制御弁18の通
過流量はほぼ0となり、アクチュエータ21は作動しな
い。このため、図中のΔtの時間だけ応答が遅れる。
おいて、図6のような操作を行うと、操作信号Mが基準
域Bにある状態で信号抑制作用が実行されると図6中の
一点鎖線で示す抑制信号Ma1によって制御弁18の通
過流量はほぼ0となり、アクチュエータ21は作動しな
い。このため、図中のΔtの時間だけ応答が遅れる。
【0074】これに対し、ステップS21,22を設け
ることにより、操作信号Mが基準域Bを超えた後に信号
抑制作用が働いて図6中の破線で示す抑制信号Ma2と
なり、応答遅れがなくなる。
ることにより、操作信号Mが基準域Bを超えた後に信号
抑制作用が働いて図6中の破線で示す抑制信号Ma2と
なり、応答遅れがなくなる。
【0075】次に、ステップS24でMaOn=1であ
ればステップS25で信号抑制作用が実行され、MaO
n=0であればステップS26で信号抑制作用が解除さ
れる。
ればステップS25で信号抑制作用が実行され、MaO
n=0であればステップS26で信号抑制作用が解除さ
れる。
【0076】ところで、上記実施形態では、反復急操作
の基本的判別手法として、図3に示すように操作信号M
が設定時間Ts内で基準域Bを2回横切った場合に反復
急操作と判別するようにしたが、この横切り回数は任意
に設定することができる。
の基本的判別手法として、図3に示すように操作信号M
が設定時間Ts内で基準域Bを2回横切った場合に反復
急操作と判別するようにしたが、この横切り回数は任意
に設定することができる。
【0077】また、基準域Bも、制御弁の不感帯、オー
バーシュートの正負両側最大値間の領域以外に種々設定
することができる。
バーシュートの正負両側最大値間の領域以外に種々設定
することができる。
【0078】さらに、反復急操作を検出する手段として
は、上記実施形態で挙げた操作信号の挙動を判断基準と
として判別する以外の手段を用いてもよい。
は、上記実施形態で挙げた操作信号の挙動を判断基準と
として判別する以外の手段を用いてもよい。
【0079】
【発明の効果】上記のように本発明によるときは、急操
作時に一律にショック回避作用を働かせるのではなく、
オペレータの意思による急操作である反復急操作が行わ
れた場合に、ショック回避手段の働き(信号抑制作用)
を制限する構成としたから、オペレータの過失による単
発的な急操作時のショック回避機能を生かしながら、油
圧ショベルのバケット(請求項7)やクローラシュー
(請求項8)の土落し作業等のショックを必要とする作
業を行うことができる。
作時に一律にショック回避作用を働かせるのではなく、
オペレータの意思による急操作である反復急操作が行わ
れた場合に、ショック回避手段の働き(信号抑制作用)
を制限する構成としたから、オペレータの過失による単
発的な急操作時のショック回避機能を生かしながら、油
圧ショベルのバケット(請求項7)やクローラシュー
(請求項8)の土落し作業等のショックを必要とする作
業を行うことができる。
【0080】しかも、オペレータがとくに意識せずに、
反復急操作という従来通りの操作を行えばよく、特別な
操作も余分なスイッチ操作も不要であるため、操作が煩
雑になってオペレータの負担が増加したり操作性が悪く
なったりする不都合が生じない。
反復急操作という従来通りの操作を行えばよく、特別な
操作も余分なスイッチ操作も不要であるため、操作が煩
雑になってオペレータの負担が増加したり操作性が悪く
なったりする不都合が生じない。
【0081】この場合、請求項2,4の発明によると、
操作信号が予め設定された基準域を一定時間内に一定回
数横切ったという、土落し作業時の最も自然な操作に基
づく操作信号の変化を検出するため、単発的な急操作お
よび緩やかな反復操作との混同が生じず、正確な検出を
行うことができる。
操作信号が予め設定された基準域を一定時間内に一定回
数横切ったという、土落し作業時の最も自然な操作に基
づく操作信号の変化を検出するため、単発的な急操作お
よび緩やかな反復操作との混同が生じず、正確な検出を
行うことができる。
【0082】また、請求項4の構成を前提として、基準
域を、制御弁の不感帯(アクチュエータが動き始める前
の弁ストローク範囲)に設定した請求項5の発明による
と、アクチュエータの動きに悪影響を与えるおそれがな
い。
域を、制御弁の不感帯(アクチュエータが動き始める前
の弁ストローク範囲)に設定した請求項5の発明による
と、アクチュエータの動きに悪影響を与えるおそれがな
い。
【0083】一方、操作手段の特性としてオーバーシュ
ートの最大値がオペレータの意思による反復急操作によ
る信号値よりも小さい場合に、基準域を、操作手段が最
大操作位置から中立位置に戻された際の操作信号のオー
バーシュートの正負両側最大値間の領域に設定した請求
項6の発明によると、反復急操作とこのオーバーシュー
ト(操作手段の振動)とを明確に区別することができ
る。
ートの最大値がオペレータの意思による反復急操作によ
る信号値よりも小さい場合に、基準域を、操作手段が最
大操作位置から中立位置に戻された際の操作信号のオー
バーシュートの正負両側最大値間の領域に設定した請求
項6の発明によると、反復急操作とこのオーバーシュー
ト(操作手段の振動)とを明確に区別することができ
る。
【0084】また、請求項9の発明によると、操作信号
と抑制信号の差が大きい場合には制限手段を作動させな
い(信号抑制作用を制限しない)構成をとっているた
め、制限手段を設けたことによる弊害である、急操作に
よってショック回避手段による信号抑制作用が働いてい
る状態で、反復急操作が検出されて制限手段が作用した
場合に、操作信号と抑制信号の差が大きいと、アクチュ
エータ作動指令信号もステップ的に急変してアクチュエ
ータが急作動し、ショックが発生するという問題を解消
することができる。
と抑制信号の差が大きい場合には制限手段を作動させな
い(信号抑制作用を制限しない)構成をとっているた
め、制限手段を設けたことによる弊害である、急操作に
よってショック回避手段による信号抑制作用が働いてい
る状態で、反復急操作が検出されて制限手段が作用した
場合に、操作信号と抑制信号の差が大きいと、アクチュ
エータ作動指令信号もステップ的に急変してアクチュエ
ータが急作動し、ショックが発生するという問題を解消
することができる。
【0085】一方、請求項10,11の発明によると、
操作手段が最大操作位置から中立位置に戻された際のオ
ーバーシュートによる信号と、反復急操作による信号の
挙動が類似している場合に、操作信号の振幅が予め設定
された割合以上に減衰するというオーバーシュート信号
に特有な特性に基づいて両者を明確に区別することがで
きる。
操作手段が最大操作位置から中立位置に戻された際のオ
ーバーシュートによる信号と、反復急操作による信号の
挙動が類似している場合に、操作信号の振幅が予め設定
された割合以上に減衰するというオーバーシュート信号
に特有な特性に基づいて両者を明確に区別することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるアクチュエータ制御
装置の全体ブロック構成図である。
装置の全体ブロック構成図である。
【図2】同装置において急操作時に操作信号を抑制する
作用を説明するための信号特性図である。
作用を説明するための信号特性図である。
【図3】同装置において反復急操作を判別する手法を説
明するための操作信号の特性図である。
明するための操作信号の特性図である。
【図4】同装置において、反復急操作と、操作レバーの
中立復帰時のオーバーシュートとを区別するための手法
を説明するための信号特性図である。
中立復帰時のオーバーシュートとを区別するための手法
を説明するための信号特性図である。
【図5】同装置において、操作信号が基準域にあって、
かつ、操作信号と抑制信号の差が設定値を超えていない
場合に信号抑制作用を解除する第1の意義を説明するた
めの信号特性図である。
かつ、操作信号と抑制信号の差が設定値を超えていない
場合に信号抑制作用を解除する第1の意義を説明するた
めの信号特性図である。
【図6】同第2の意義を説明するための信号特性図であ
る。
る。
【図7】同装置による制御アルゴリズムを説明するため
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図8】図7の続きのフローチャートである。
【図9】従来装置の全体ブロック構成図である。
11 操作手段を構成する操作レバー 12 同操作量検出器 13 ショック回避手段、反復急操作検出手段、制限手
段としてのコントローラ 15 コントローラ内の演算処理部 16 同記憶部 18 アクチュエータ制御手段を構成する制御弁 19 可変容量形油圧ポンプ 20 アクチュエータ制御手段を構成するポンプのレギ
ュレータ 21 油圧アクチュエータ M 操作信号 Ma 抑制信号 B 基準域
段としてのコントローラ 15 コントローラ内の演算処理部 16 同記憶部 18 アクチュエータ制御手段を構成する制御弁 19 可変容量形油圧ポンプ 20 アクチュエータ制御手段を構成するポンプのレギ
ュレータ 21 油圧アクチュエータ M 操作信号 Ma 抑制信号 B 基準域
Claims (11)
- 【請求項1】 手動操作されて操作量に応じた操作信号
を出力する操作手段と、この操作手段の急操作に基づく
アクチュエータの急作動によるショックを回避するショ
ック回避手段とを備えた作業機械において、上記操作手
段が反復して急操作された場合に上記ショック回避手段
の作動を制限することを特徴とする作業機械におけるア
クチュエータの制御方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の作業機械におけるアクチ
ュエータの制御方法において、操作手段からの操作信号
が、正負両側に所定の幅を持って設定した基準域を、設
定時間内で設定回数、横切った場合に反復急操作と判別
することを特徴とする作業機械におけるアクチュエータ
の制御方法。 - 【請求項3】 手動操作されて操作量に応じた操作信号
を出力する操作手段と、上記操作信号に基づいてアクチ
ュエータ作動指令信号を出力するコントローラと、この
コントローラからの作動指令信号に基づいてアクチュエ
ータの作動を制御するアクチュエータ制御手段とを具備
し、上記コントローラは、上記操作手段の急操作に基づ
くアクチュエータの急作動によるショックを回避するシ
ョック回避手段を有する作業機械において、上記操作手
段が反復して急操作されたことを検出する反復急操作検
出手段と、この反復急操作検出手段によって反復急操作
が検出された場合に上記ショック回避手段の作動を制限
する制限手段が設けられたことを特徴とする作業機械に
おけるアクチュエータの制御装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の作業機械におけるアクチ
ュエータの制御装置において、反復急操作検出手段は、
操作手段からの操作信号が、正負両側に所定の幅を持っ
て設定された基準域を、設定時間内で設定回数、横切っ
たことを検出するように構成されたことを特徴とするア
クチュエータの制御装置。 - 【請求項5】 請求項4記載のアクチュエータの制御装
置において、アクチュエータ制御手段として、アクチュ
エータに対する圧油の給排を制御する制御弁を備え、基
準域がこの制御弁の不感帯に設定されたことを特徴とす
るアクチュエータの制御装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の作業機械におけるアクチ
ュエータの制御装置において、基準域が、制御弁の不感
帯に代えて、操作手段が最大操作位置から中立位置に戻
された際の操作信号のオーバーシュートの正負両側最大
値間の領域に設定されたことを特徴とするアクチュエー
タの制御装置。 - 【請求項7】 請求項3乃至6のいずれかに記載の作業
機械におけるアクチュエータの制御装置において、アク
チュエータが油圧ショベルにおけるバケットを駆動する
バケットシリンダであり、アクチュエータ制御手段が、
このバケットシリンダ制御用の制御弁と、バケットシリ
ンダに対する圧油供給源である可変容量形油圧ポンプの
吐出量を制御するレギュレータとを具備することを特徴
とする作業機械におけるアクチュエータの制御装置。 - 【請求項8】 請求項3乃至6のいずれかに記載の作業
機械におけるアクチュエータの制御装置において、アク
チュエータがクローラ式走行体を駆動する走行モータで
あり、アクチュエータ制御手段が、この走行モータ制御
用の制御弁と、走行モータに対する圧油供給源である可
変容量形油圧ポンプの吐出量を制御するレギュレータと
を具備することを特徴とする作業機械におけるアクチュ
エータの制御装置。 - 【請求項9】 請求項3乃至8のいずれかに記載の作業
機械におけるアクチュエータの制御装置において、ショ
ック回避手段が、急操作時の操作信号を抑制するように
構成され、制限手段が、このショック回避手段による信
号抑制作用を解除するように構成され、コントローラ
は、操作信号と上記抑制信号との差が予め設定された値
以上の場合には制限手段を作動させないように構成され
たことを特徴とする作業機械におけるアクチュエータの
制御装置。 - 【請求項10】 請求項3乃至9のいずれかに記載の作
業機械におけるアクチュエータの制御装置において、コ
ントローラは、操作信号の振幅が予め設定された割合以
上に減衰する場合には制限手段を作動させないように構
成されたことを特徴とする作業機械におけるアクチュエ
ータの制御装置。 - 【請求項11】 請求項10記載の作業機械におけるア
クチュエータの制御装置において、コントローラは、操
作信号の1回前に現れた極小値と極大値の差ΔH1と、
2回前に現れた極小値と極大値の差ΔH2とを比較し、
ΔH1がΔH2に対して予め設定された減衰率以上に減
衰する場合に制限手段を作動させないように構成された
作業機械におけるアクチュエータの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24187196A JPH1088623A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 作業機械におけるアクチュエータの制御方法および同装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24187196A JPH1088623A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 作業機械におけるアクチュエータの制御方法および同装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1088623A true JPH1088623A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17080775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24187196A Withdrawn JPH1088623A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 作業機械におけるアクチュエータの制御方法および同装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1088623A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-09-12 JP JP24187196A patent/JPH1088623A/ja not_active Withdrawn
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