JPH108876A - 中折れ式シールド掘進機及びその姿勢制御方法並びに地下空間の構築方法 - Google Patents
中折れ式シールド掘進機及びその姿勢制御方法並びに地下空間の構築方法Info
- Publication number
- JPH108876A JPH108876A JP8356997A JP8356997A JPH108876A JP H108876 A JPH108876 A JP H108876A JP 8356997 A JP8356997 A JP 8356997A JP 8356997 A JP8356997 A JP 8356997A JP H108876 A JPH108876 A JP H108876A
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- shield
- rolling
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- shield machine
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シールド掘進機の分解作業の手間をかけずに
運搬を行うことのできる中折れ式シールド掘進機を提供
すること。 【解決手段】 トンネルを掘進する中折れ式シールド掘
進機である。そして、トンネルを掘削するカッタ24・
26と、カッタ24・26を駆動する駆動手段34と、
を内蔵した複数の前胴部10を有する。さらに、前胴部
10の後部に配設され、トンネル内周面を形成するセグ
メント76を組み立てる後胴部70を有する。さらに、
前胴部10及び後胴部70にて囲繞された空間内であっ
て、前胴部10と後胴部70との間に介在され、一又は
複数の前胴部10のそれぞれと後胴部70を取り外し自
在に連結される中折れジャッキ50を有する。
運搬を行うことのできる中折れ式シールド掘進機を提供
すること。 【解決手段】 トンネルを掘進する中折れ式シールド掘
進機である。そして、トンネルを掘削するカッタ24・
26と、カッタ24・26を駆動する駆動手段34と、
を内蔵した複数の前胴部10を有する。さらに、前胴部
10の後部に配設され、トンネル内周面を形成するセグ
メント76を組み立てる後胴部70を有する。さらに、
前胴部10及び後胴部70にて囲繞された空間内であっ
て、前胴部10と後胴部70との間に介在され、一又は
複数の前胴部10のそれぞれと後胴部70を取り外し自
在に連結される中折れジャッキ50を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中折れ式シールド
掘進機及びその姿勢制御方法並びに地下空間の構築方法
に関する。
掘進機及びその姿勢制御方法並びに地下空間の構築方法
に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
鉄道、地下道等のトンネルを構築するシールド工法が知
られている。このシールド工法において、円形のシール
ド掘進機を用いるのが一般的で、このシールド掘進機
は、特に、カッター部分の機械重量が大きいため運搬が
困難で、一度掘削が終了した後は、再利用されないこと
が多く、機械製作費、建設費等がかかるという問題点が
ある。
鉄道、地下道等のトンネルを構築するシールド工法が知
られている。このシールド工法において、円形のシール
ド掘進機を用いるのが一般的で、このシールド掘進機
は、特に、カッター部分の機械重量が大きいため運搬が
困難で、一度掘削が終了した後は、再利用されないこと
が多く、機械製作費、建設費等がかかるという問題点が
ある。
【0003】仮に、シールド掘進機を運搬しようとし
て、シールド掘進機を分解したとしても、その分解作業
に手間かがかかるという問題点がある。特に、大断面の
トンネルを掘削するシールド掘進機においては前述の問
題点が顕著である。また、トンネル断面の断面積の有利
性の観点から、矩形シールド掘進機が用いられている。
具体的には、例えば、地下水道、地下道路、共同溝等を
掘削する場合には、円形トンネルを掘削すると、トンネ
ル断面に不要な箇所が生じることとなり、そのため目的
の断面形状に近づけた矩形断面の掘削を行う矩形シール
ド掘進機が用いられる。
て、シールド掘進機を分解したとしても、その分解作業
に手間かがかかるという問題点がある。特に、大断面の
トンネルを掘削するシールド掘進機においては前述の問
題点が顕著である。また、トンネル断面の断面積の有利
性の観点から、矩形シールド掘進機が用いられている。
具体的には、例えば、地下水道、地下道路、共同溝等を
掘削する場合には、円形トンネルを掘削すると、トンネ
ル断面に不要な箇所が生じることとなり、そのため目的
の断面形状に近づけた矩形断面の掘削を行う矩形シール
ド掘進機が用いられる。
【0004】この矩形シールド掘進機は、円形シールド
掘進機に比してその掘削されるトンネル断面は小さい
が、それでも、ある程度大きい断面積のトンネル空間を
形成しようとすると、シールド掘進機は運搬に適さない
ものとなり、再度、発進立坑まで搬送することが困難と
なる。また、通常の円形シールド掘進機では、多少、そ
の姿勢が傾いても、トンネル形状自体が円形であるた
め、傾きは問題にならないが、矩形シールド掘進機で
は、姿勢が傾くと、トンネルの矩形断面が傾いて捻れ等
が生じてしまうこととなる。
掘進機に比してその掘削されるトンネル断面は小さい
が、それでも、ある程度大きい断面積のトンネル空間を
形成しようとすると、シールド掘進機は運搬に適さない
ものとなり、再度、発進立坑まで搬送することが困難と
なる。また、通常の円形シールド掘進機では、多少、そ
の姿勢が傾いても、トンネル形状自体が円形であるた
め、傾きは問題にならないが、矩形シールド掘進機で
は、姿勢が傾くと、トンネルの矩形断面が傾いて捻れ等
が生じてしまうこととなる。
【0005】本発明は、上記した技術の問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであって、その目的と
するところは、シールド掘進機を容易に運搬可能とし、
シールド掘進機を繰り返し使用することができ、比較的
安価で建設コストを削減可能な中折れ式シールド掘進機
及び地下空間の構築方法を提供することにある。また、
本発明の他の目的は、シールド掘進機の姿勢が傾いて
も、その姿勢を良好に制御することのできる中折れ式シ
ールド掘進機の姿勢制御方法を提供することにある。
ることを課題としてなされたものであって、その目的と
するところは、シールド掘進機を容易に運搬可能とし、
シールド掘進機を繰り返し使用することができ、比較的
安価で建設コストを削減可能な中折れ式シールド掘進機
及び地下空間の構築方法を提供することにある。また、
本発明の他の目的は、シールド掘進機の姿勢が傾いて
も、その姿勢を良好に制御することのできる中折れ式シ
ールド掘進機の姿勢制御方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る中折れ式シールド掘進機は、前胴部と、該前胴部の
後部に配設される後胴部と、を有し、前記前胴部を前記
後胴部に対して中折れ可能にしたシールド掘進機におい
て、前記前胴部は、前記後胴部に対して複数設けられ、
各前記前胴部が前記後胴部に対して取り外し可能に形成
されていることを特徴とする。
係る中折れ式シールド掘進機は、前胴部と、該前胴部の
後部に配設される後胴部と、を有し、前記前胴部を前記
後胴部に対して中折れ可能にしたシールド掘進機におい
て、前記前胴部は、前記後胴部に対して複数設けられ、
各前記前胴部が前記後胴部に対して取り外し可能に形成
されていることを特徴とする。
【0007】請求項1に記載の発明によれば、重量の重
い前胴部が複数に形成され、しかも取り外しができるの
で、複数の前胴部を取り外して、個々の比較的軽量な前
胴部を容易に運搬することができ、一旦、掘進を終了し
た後、元の発進立坑まで搬送して組立てることで、何度
でも繰り返し、効果的に使用することができ、分解等の
手間を要することなく、比較的安価で、建設コストの削
減を図ることもできる。尚、後胴部は、単にリング状の
筒状構造となっているため、重量も軽く搬送が容易であ
るので、単一ユニットとして構成しても問題はない。
い前胴部が複数に形成され、しかも取り外しができるの
で、複数の前胴部を取り外して、個々の比較的軽量な前
胴部を容易に運搬することができ、一旦、掘進を終了し
た後、元の発進立坑まで搬送して組立てることで、何度
でも繰り返し、効果的に使用することができ、分解等の
手間を要することなく、比較的安価で、建設コストの削
減を図ることもできる。尚、後胴部は、単にリング状の
筒状構造となっているため、重量も軽く搬送が容易であ
るので、単一ユニットとして構成しても問題はない。
【0008】請求項2に記載の発明に係る中折れ式シー
ルド掘進機は、請求項1において、前記各前胴部は、前
記後胴部に対して独立して方向自在に制御可能とされて
いることを特徴とする。請求項2に記載の発明によれ
ば、例えば、縦長のシールド掘進機で、縦方向に長い細
長い地下空間を掘削している場合に、シールド掘進機自
体が左右方向にローリングした場合でも、縦方向に連結
されたボックスシールド掘進機の上部と下部の各前胴部
の方向を制御することにより、その地盤反力でローリン
グを修正し、その姿勢制御を行うことが可能となる。加
えて、各前胴部は、上下方向にも方向制御自在に形成す
ることで、シールド掘進機のピッチング方向に対する姿
勢制御を行うこともできる。また、横長のシールド掘進
機においても前記同様、各前胴部をローリング又はピッ
チングした方向に方向制御することで、シールド掘進機
自体の姿勢を制御することができる。
ルド掘進機は、請求項1において、前記各前胴部は、前
記後胴部に対して独立して方向自在に制御可能とされて
いることを特徴とする。請求項2に記載の発明によれ
ば、例えば、縦長のシールド掘進機で、縦方向に長い細
長い地下空間を掘削している場合に、シールド掘進機自
体が左右方向にローリングした場合でも、縦方向に連結
されたボックスシールド掘進機の上部と下部の各前胴部
の方向を制御することにより、その地盤反力でローリン
グを修正し、その姿勢制御を行うことが可能となる。加
えて、各前胴部は、上下方向にも方向制御自在に形成す
ることで、シールド掘進機のピッチング方向に対する姿
勢制御を行うこともできる。また、横長のシールド掘進
機においても前記同様、各前胴部をローリング又はピッ
チングした方向に方向制御することで、シールド掘進機
自体の姿勢を制御することができる。
【0009】請求項3に記載の発明に係る中折れ式シー
ルド掘進機は、請求項1又は2において、前記後胴部
は、前記前胴部の周壁と前記後胴部の周壁との境界領域
にて、該後胴部より延設されて前記前胴部の周壁の内周
面に係合される被係合部を有し、前記前胴部は、前記被
係合部と係合する係合部を有し、前記被係合部と前記係
合部との間には、前記前胴部及び前記後胴部にて囲繞さ
れた空間内への泥水の侵入を防止する止水手段が介在配
設されることを特徴とする。
ルド掘進機は、請求項1又は2において、前記後胴部
は、前記前胴部の周壁と前記後胴部の周壁との境界領域
にて、該後胴部より延設されて前記前胴部の周壁の内周
面に係合される被係合部を有し、前記前胴部は、前記被
係合部と係合する係合部を有し、前記被係合部と前記係
合部との間には、前記前胴部及び前記後胴部にて囲繞さ
れた空間内への泥水の侵入を防止する止水手段が介在配
設されることを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明によれば、前胴部の
係合部と、後胴部の被係合部との間に止水手段が配設さ
れているので、各部の地下水がシールド掘進機内に侵入
するのを防止できる。請求項4に記載の発明に係る姿勢
制御方法は、複数の前胴部と、該前胴部の後部に配設さ
れる後胴部と、を有し、各前記前胴部を前記後胴部に対
して中折れ可能にしたシールド掘進機を用いた姿勢制御
方法であって、地盤を掘削しながら各前記前胴部を中折
れ操作し、その地盤反力を用いて、姿勢を制御すること
を特徴とする。
係合部と、後胴部の被係合部との間に止水手段が配設さ
れているので、各部の地下水がシールド掘進機内に侵入
するのを防止できる。請求項4に記載の発明に係る姿勢
制御方法は、複数の前胴部と、該前胴部の後部に配設さ
れる後胴部と、を有し、各前記前胴部を前記後胴部に対
して中折れ可能にしたシールド掘進機を用いた姿勢制御
方法であって、地盤を掘削しながら各前記前胴部を中折
れ操作し、その地盤反力を用いて、姿勢を制御すること
を特徴とする。
【0011】請求項4に記載の発明によれば、各前胴部
を後胴部に対して中折れ操作することで、掘進中にシー
ルド掘進機に傾き等が生じた場合に容易に姿勢制御を行
うことができ、掘進後のトンネル空間に捻れ等が生じる
のを防止して、トンネル空間を良好に形成することがで
きる。請求項5に記載の発明に係る姿勢制御方法は、請
求項4において、以下の少なくともいずれかの工程を有
することを特徴とする。(a)ローリングが発生した場
合には、ローリング発生方向へ、前記各前胴部を鉛直方
向を軸として独立に方向移動させ、ローリングを修正す
る工程。(b)ピッチングが発生した場合には、ピッチ
ング発生方向へ、前記各前胴部を掘進方向と交差する水
平方向を軸として独立に方向移動させ、ピッチングを修
正する工程。(c)ヨーイングが発生した場合には、ヨ
ーイング発生方向へ、前記各前胴部を鉛直方向を軸とし
て独立に方向移動させ、ヨーイングを修正する工程。
を後胴部に対して中折れ操作することで、掘進中にシー
ルド掘進機に傾き等が生じた場合に容易に姿勢制御を行
うことができ、掘進後のトンネル空間に捻れ等が生じる
のを防止して、トンネル空間を良好に形成することがで
きる。請求項5に記載の発明に係る姿勢制御方法は、請
求項4において、以下の少なくともいずれかの工程を有
することを特徴とする。(a)ローリングが発生した場
合には、ローリング発生方向へ、前記各前胴部を鉛直方
向を軸として独立に方向移動させ、ローリングを修正す
る工程。(b)ピッチングが発生した場合には、ピッチ
ング発生方向へ、前記各前胴部を掘進方向と交差する水
平方向を軸として独立に方向移動させ、ピッチングを修
正する工程。(c)ヨーイングが発生した場合には、ヨ
ーイング発生方向へ、前記各前胴部を鉛直方向を軸とし
て独立に方向移動させ、ヨーイングを修正する工程。
【0012】請求項5に記載の発明によれば、ローリン
グが発生した場合には、ローリング発生方向へ、各前胴
部を独立に方向移動させる。これにより、シールド掘進
機のローリングを修正することができる。加えて、ピッ
チングが発生した場合には、ピッチング発生方向へ、各
前胴部を独立に方向移動させる。これにより、シールド
掘進機のピッチングを修正することができる。さらに加
えて、ヨーイングが発生した場合には、ヨーイング発生
方向へ、各前胴部を独立に方向移動させる。これによ
り、シールド掘進機のヨーイングを修正することができ
る。
グが発生した場合には、ローリング発生方向へ、各前胴
部を独立に方向移動させる。これにより、シールド掘進
機のローリングを修正することができる。加えて、ピッ
チングが発生した場合には、ピッチング発生方向へ、各
前胴部を独立に方向移動させる。これにより、シールド
掘進機のピッチングを修正することができる。さらに加
えて、ヨーイングが発生した場合には、ヨーイング発生
方向へ、各前胴部を独立に方向移動させる。これによ
り、シールド掘進機のヨーイングを修正することができ
る。
【0013】請求項6に記載の発明に係る地下空間の構
築方法は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の中折
れ式シールド掘進機を用いた地下空間の構築方法であっ
て、発進立坑から到達立坑まで、前記シールド掘進機を
掘進させながら前記地下空間形成領域の一部を構成する
第1のシールドトンネルを形成する第1掘進工程と、前
記到達立坑に到達した前記シールド掘進機の前記各前胴
部を前記後胴部より取り外し、前記前胴部及び前記後胴
部を前記発進立坑へ搬送して組立てる搬送組立て工程
と、再度発進立坑から到達立坑まで、前記組立てたシー
ルド掘進機により掘進して、前記地下空間形成領域の一
部であって前記第1のシールドトンネルに隣接する第2
のシールドトンネルを形成する第2掘進工程と、前記搬
送組立て工程及び第2掘進工程を繰り返して前記地下空
間形成領域外周を掘削する工程と、を含むことを特徴と
する。
築方法は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の中折
れ式シールド掘進機を用いた地下空間の構築方法であっ
て、発進立坑から到達立坑まで、前記シールド掘進機を
掘進させながら前記地下空間形成領域の一部を構成する
第1のシールドトンネルを形成する第1掘進工程と、前
記到達立坑に到達した前記シールド掘進機の前記各前胴
部を前記後胴部より取り外し、前記前胴部及び前記後胴
部を前記発進立坑へ搬送して組立てる搬送組立て工程
と、再度発進立坑から到達立坑まで、前記組立てたシー
ルド掘進機により掘進して、前記地下空間形成領域の一
部であって前記第1のシールドトンネルに隣接する第2
のシールドトンネルを形成する第2掘進工程と、前記搬
送組立て工程及び第2掘進工程を繰り返して前記地下空
間形成領域外周を掘削する工程と、を含むことを特徴と
する。
【0014】請求項6に記載の発明によれば、到達立坑
に達したシールド掘進機は、重量の重い前胴部分が複数
に分解され、元の発進立坑まで搬送することができるた
め、何度でも繰り返し、効果的に使用することができ
る。このため、大深度地下空間等を形成する場合に、複
数の矩形シールド掘進機を大量に用意する必要がなく、
建設運搬費、機械製作費を抑えることができると共に、
作業性も向上する。
に達したシールド掘進機は、重量の重い前胴部分が複数
に分解され、元の発進立坑まで搬送することができるた
め、何度でも繰り返し、効果的に使用することができ
る。このため、大深度地下空間等を形成する場合に、複
数の矩形シールド掘進機を大量に用意する必要がなく、
建設運搬費、機械製作費を抑えることができると共に、
作業性も向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
の一例について図面を参照して具体的に説明する。 [実施の形態1] 〈シールド掘進機について〉先ず、シールド掘進機の概
略を図1を用いて説明する。図1は、本発明に係るシー
ルド掘進機の全体構成の一例を示す断面図である。
の一例について図面を参照して具体的に説明する。 [実施の形態1] 〈シールド掘進機について〉先ず、シールド掘進機の概
略を図1を用いて説明する。図1は、本発明に係るシー
ルド掘進機の全体構成の一例を示す断面図である。
【0016】本例の矩形シールド掘進機1の機械的構造
は、断面矩形状のトンネルを構成する矩形状のセグメン
ト76と略同形の矩形状に形成され、図1に示すよう
に、シールド掘進機1の掘進方向(図1との矢印F方
向)先端部に形成される上下複数、例えば3個、の前胴
部10と、該複数の各前胴部10の後部に配設される一
体の後胴部70と、シールド掘進機1内で各前胴部10
と後胴部70との間に介在される複数の曲線施工用の中
折れジャッキ50と、を含んで構成される。
は、断面矩形状のトンネルを構成する矩形状のセグメン
ト76と略同形の矩形状に形成され、図1に示すよう
に、シールド掘進機1の掘進方向(図1との矢印F方
向)先端部に形成される上下複数、例えば3個、の前胴
部10と、該複数の各前胴部10の後部に配設される一
体の後胴部70と、シールド掘進機1内で各前胴部10
と後胴部70との間に介在される複数の曲線施工用の中
折れジャッキ50と、を含んで構成される。
【0017】各前胴部10は、地山を掘削する左右一対
のドラムカッタ24と、該ドラムカッタ24間に配設さ
れる上下一対のリングカッタ26と、隔壁20を介して
ドラムカッタ24及びリングカッタ26に連結支持され
る複数のギヤケース32と、を含んで構成される。
のドラムカッタ24と、該ドラムカッタ24間に配設さ
れる上下一対のリングカッタ26と、隔壁20を介して
ドラムカッタ24及びリングカッタ26に連結支持され
る複数のギヤケース32と、を含んで構成される。
【0018】この各ギヤケース32内には、ドラムカッ
タ24及びリングカッタ26を駆動する駆動手段として
のカッタ駆動用電動機34と、このカッタ駆動用電動機
34より各前胴部10のドラムカッタ24及びリングカ
ッタ26に動力を伝達する複数のギヤと、が収納され、
カッタ駆動用電動機34より図示せぬギヤを介して、ド
ラムカッタ24及びリングカッタ26が回転するように
なっている。これら各前胴部10の一対の各ドラムカッ
タは独立に回転方向、回転数を制御できる。
タ24及びリングカッタ26を駆動する駆動手段として
のカッタ駆動用電動機34と、このカッタ駆動用電動機
34より各前胴部10のドラムカッタ24及びリングカ
ッタ26に動力を伝達する複数のギヤと、が収納され、
カッタ駆動用電動機34より図示せぬギヤを介して、ド
ラムカッタ24及びリングカッタ26が回転するように
なっている。これら各前胴部10の一対の各ドラムカッ
タは独立に回転方向、回転数を制御できる。
【0019】また、ドラムカッタ24の側面外縁部に
は、側方に進退可能なオーバーカッタ36が配設され
る。各ドラムカッタ24は、外周面内側に側面間に亘っ
て複数のスポーク22をそれぞれ備え、このうちの1
本、又は複数本のスポーク22に、オーバーカッタ36
の収納部を形成し、この収納部内に油圧シリンダ及びオ
ーバーカッタ36を収納し、ドラムカッタ24の側面外
周縁よりオーバーカッタ36を側方に進退可能にしてい
る。また、各ドラムカッタ24にそれぞれ一つ、合計4
つのオーバーカッタ36が設けられるようになってい
る。このオーバーカッタ36により、ドラムカッタ24
側方の地盤を余堀りすることで曲線施工が容易になされ
る。
は、側方に進退可能なオーバーカッタ36が配設され
る。各ドラムカッタ24は、外周面内側に側面間に亘っ
て複数のスポーク22をそれぞれ備え、このうちの1
本、又は複数本のスポーク22に、オーバーカッタ36
の収納部を形成し、この収納部内に油圧シリンダ及びオ
ーバーカッタ36を収納し、ドラムカッタ24の側面外
周縁よりオーバーカッタ36を側方に進退可能にしてい
る。また、各ドラムカッタ24にそれぞれ一つ、合計4
つのオーバーカッタ36が設けられるようになってい
る。このオーバーカッタ36により、ドラムカッタ24
側方の地盤を余堀りすることで曲線施工が容易になされ
る。
【0020】さらに、前胴部10では、周壁14が張り
出され、この周壁14によってシールド掘進機1の先端
部を画成することでシールドチャンバ16を形成せしめ
ている。この前胴部10は、隔壁20とドラムカッタ2
4との間のシールドチャンバ16内をシールド掘進機1
に設けた送泥管90により加圧した泥水で満たし、ドラ
ムカッタ24の前面地山の安定を図ると共に、掘削した
土砂を泥水中に取り込み排泥水として排泥管92によ
り、地上へと流体輸送するようになっている。
出され、この周壁14によってシールド掘進機1の先端
部を画成することでシールドチャンバ16を形成せしめ
ている。この前胴部10は、隔壁20とドラムカッタ2
4との間のシールドチャンバ16内をシールド掘進機1
に設けた送泥管90により加圧した泥水で満たし、ドラ
ムカッタ24の前面地山の安定を図ると共に、掘削した
土砂を泥水中に取り込み排泥水として排泥管92によ
り、地上へと流体輸送するようになっている。
【0021】中折れジャッキ50は、各前胴部10のそ
れぞれと後胴部70とを取り外し自在に連結する機能を
有する。また、この中折れジャッキ50は、各前胴部1
0と後胴部70との間に配置され、ジャッキ部分を図示
しない機構にて回転可能に形成することで、各前胴部1
0が後胴部70に対して各々独立に、かつ、方向自在に
回動できるよう構成される。尚、中折れジャッキ50
は、各前胴部10の周方向にわたり複数、例えば、12
個設けられている。
れぞれと後胴部70とを取り外し自在に連結する機能を
有する。また、この中折れジャッキ50は、各前胴部1
0と後胴部70との間に配置され、ジャッキ部分を図示
しない機構にて回転可能に形成することで、各前胴部1
0が後胴部70に対して各々独立に、かつ、方向自在に
回動できるよう構成される。尚、中折れジャッキ50
は、各前胴部10の周方向にわたり複数、例えば、12
個設けられている。
【0022】さらに、中折れジャッキ50は、その操作
で曲線施工ができる。すなわち、複数の中折れジャッキ
50によって、各前胴部10の方向を、各々、水平、鉛
直方向に方向自在に独立に制御し、縦方向に細長い地下
空間を掘削する場合で、シールド掘進機1が水平、鉛直
方向に傾いてローリングやピッチングあるいはヨーイン
グ等が生じた場合でも、上部と下部の各前胴部10の方
向を制御することで、その掘進反力でローリングやピッ
チングあるいはヨーイング等を逆方向に制御し、その姿
勢制御を行うことができる。
で曲線施工ができる。すなわち、複数の中折れジャッキ
50によって、各前胴部10の方向を、各々、水平、鉛
直方向に方向自在に独立に制御し、縦方向に細長い地下
空間を掘削する場合で、シールド掘進機1が水平、鉛直
方向に傾いてローリングやピッチングあるいはヨーイン
グ等が生じた場合でも、上部と下部の各前胴部10の方
向を制御することで、その掘進反力でローリングやピッ
チングあるいはヨーイング等を逆方向に制御し、その姿
勢制御を行うことができる。
【0023】後胴部70は、前胴部10の後部に配設さ
れたシールドジャッキ84を含み構成される。このシー
ルドジャッキ84は、周方向に沿って複数、例えば、1
2本形成され、このシールドジャッキ84を伸長しセグ
メント76の先端に当接させてシールド掘進機1を推進
させるようにしている。尚、シールドジャッキは図示し
ない油圧等の駆動手段にて駆動される。また、セグメン
ト76は、シールド掘進機1内に配設したエレクタ86
をエレクタ旋回用油圧モータ88により作動させて組立
られるようになっている。
れたシールドジャッキ84を含み構成される。このシー
ルドジャッキ84は、周方向に沿って複数、例えば、1
2本形成され、このシールドジャッキ84を伸長しセグ
メント76の先端に当接させてシールド掘進機1を推進
させるようにしている。尚、シールドジャッキは図示し
ない油圧等の駆動手段にて駆動される。また、セグメン
ト76は、シールド掘進機1内に配設したエレクタ86
をエレクタ旋回用油圧モータ88により作動させて組立
られるようになっている。
【0024】また、シールド掘進機1の後胴部70で
は、テールシール74を介し、テールプレート72とセ
グメント76との間がシールされるようになっている。
さらに、後胴部70には、前胴部10の周壁14と後胴
部70のテールプレート72との境界領域にて、後胴部
70より延設されて前胴部10の周壁14の内周面に係
合される被係合部80を有する。そして、前胴部10
に、被係合部80と係合する係合部68を形成すること
で互いに接続されている。この被係合部80と係合部6
8との間には、シールド掘進機1内への地下水の侵入を
防止する止水手段としてのシール材82が介在配設され
る。これにより、各前胴部10が各方向に回動している
場合であっても、侵水が防止される。
は、テールシール74を介し、テールプレート72とセ
グメント76との間がシールされるようになっている。
さらに、後胴部70には、前胴部10の周壁14と後胴
部70のテールプレート72との境界領域にて、後胴部
70より延設されて前胴部10の周壁14の内周面に係
合される被係合部80を有する。そして、前胴部10
に、被係合部80と係合する係合部68を形成すること
で互いに接続されている。この被係合部80と係合部6
8との間には、シールド掘進機1内への地下水の侵入を
防止する止水手段としてのシール材82が介在配設され
る。これにより、各前胴部10が各方向に回動している
場合であっても、侵水が防止される。
【0025】本例におけるシールド掘進機1は、上記の
ように構成されており、以下その動作を図1を用いて説
明する。先ず、送泥管90から泥水をシールドチャンバ
16内に供給すると共に、カッタ駆動用電動機34をそ
れぞれ作動させ、上側及び下側の各前胴部10のドラム
カッタ24及びリングカッタ26を回転させ、地盤を矩
形に掘削する。また、掘削により生じたズリは、泥水と
共に排泥管92から排出される。
ように構成されており、以下その動作を図1を用いて説
明する。先ず、送泥管90から泥水をシールドチャンバ
16内に供給すると共に、カッタ駆動用電動機34をそ
れぞれ作動させ、上側及び下側の各前胴部10のドラム
カッタ24及びリングカッタ26を回転させ、地盤を矩
形に掘削する。また、掘削により生じたズリは、泥水と
共に排泥管92から排出される。
【0026】この状態で、シールドジャッキ84を伸張
させ、先端のセグメント76に反力をもたせて、シール
ド掘進機1を掘進させる。この場合、シールド掘進機1
は、予め決めた計画線に沿い掘進するよう進路調整がさ
れ、シールド掘進機1の位置をレーザ計測器やレベル計
を用いて実測し、この実測データと計画線との偏差をコ
ンピュータで求め、この偏差がゼロとなるように進路調
整する。そして、ローリングやピッチングあるいはヨー
イング等が発生した場合には、後胴部70に対して独立
して方向移動又は回動できる前胴部10の各前胴部10
を中折れジャッキ50により、方向自在に制御し、ロー
リングやピッチングあるいはヨーイング等を修正でき
る。
させ、先端のセグメント76に反力をもたせて、シール
ド掘進機1を掘進させる。この場合、シールド掘進機1
は、予め決めた計画線に沿い掘進するよう進路調整がさ
れ、シールド掘進機1の位置をレーザ計測器やレベル計
を用いて実測し、この実測データと計画線との偏差をコ
ンピュータで求め、この偏差がゼロとなるように進路調
整する。そして、ローリングやピッチングあるいはヨー
イング等が発生した場合には、後胴部70に対して独立
して方向移動又は回動できる前胴部10の各前胴部10
を中折れジャッキ50により、方向自在に制御し、ロー
リングやピッチングあるいはヨーイング等を修正でき
る。
【0027】〈ローリング・ピッチング・ヨーイング等
の修正について〉ここで、縦方向に前胴部10を複数、
例えば、3機連結した場合のローリング修正方法につい
て、図2を用いて説明する。図2は、各シールド掘進機
の前胴部の動きを示す概略説明図であり、(A)は前胴
部を動作させない状態での正面図、(B)は前胴部を鉛
直方向へ動作させた状態を示す側面図、(C),(D)
は前胴部を水平方向へ動作させた状態を示す正面図であ
る。
の修正について〉ここで、縦方向に前胴部10を複数、
例えば、3機連結した場合のローリング修正方法につい
て、図2を用いて説明する。図2は、各シールド掘進機
の前胴部の動きを示す概略説明図であり、(A)は前胴
部を動作させない状態での正面図、(B)は前胴部を鉛
直方向へ動作させた状態を示す側面図、(C),(D)
は前胴部を水平方向へ動作させた状態を示す正面図であ
る。
【0028】図2(A)では、シールド掘進機1の前胴
部10−1、10−2、10−3が縦長に3機連結さ
れ、これら前胴部10−1、10−2、10−3は、上
述の通り中折れジャッキ50により、図2(B)に示す
b、b′方向(上下方向)に回動可能であると共に、図
2(C)に示すように、掘進方向と交差する鉛直方向を
軸としてa、a′方向(水平方向)にも各々独立に方向
移動できる。
部10−1、10−2、10−3が縦長に3機連結さ
れ、これら前胴部10−1、10−2、10−3は、上
述の通り中折れジャッキ50により、図2(B)に示す
b、b′方向(上下方向)に回動可能であると共に、図
2(C)に示すように、掘進方向と交差する鉛直方向を
軸としてa、a′方向(水平方向)にも各々独立に方向
移動できる。
【0029】このため、図2(B)に示すように、矢印
B方向にピッチングが発生した場合には、矢印b方向に
各前胴部10−1、10−2、10−3を移動させるこ
とで、この地盤反力によりピッチングの修正がなされ
る。この場合、各前胴部10−1、10−2、10−3
の下側一辺の中折れジャッキの群Iを操作することによ
り行われる。尚、矢印B′方向にピッチングが発生した
場合は、これとは逆に、各前胴部10−1、10−2、
10−3の上側一辺の中折れジャッキの群Dを操作する
ことにより修正が行われる。
B方向にピッチングが発生した場合には、矢印b方向に
各前胴部10−1、10−2、10−3を移動させるこ
とで、この地盤反力によりピッチングの修正がなされ
る。この場合、各前胴部10−1、10−2、10−3
の下側一辺の中折れジャッキの群Iを操作することによ
り行われる。尚、矢印B′方向にピッチングが発生した
場合は、これとは逆に、各前胴部10−1、10−2、
10−3の上側一辺の中折れジャッキの群Dを操作する
ことにより修正が行われる。
【0030】また、図2(C)に示すように、矢印A方
向にローリングが発生した場合には、矢印a方向に各前
胴部10−1、10−3を移動させることで、その地盤
反力によりローリングの修正がなされる。つまり、図2
(C)においてθだけローリングした場合には、θだけ
修正できるように、上部の前胴部10−1を矢印a1方
向へ、下部の前胴部10−3を矢印a2′方向へ移動さ
せることで、その地盤反力a1′、a2 によりローリン
グによる位置ずれを解消できる。この場合、前胴部10
−1の左側一辺の中折れジャッキの群Eと、前胴部10
−3の右側一辺の中折れジャッキの群Cを操作すること
により行われる。
向にローリングが発生した場合には、矢印a方向に各前
胴部10−1、10−3を移動させることで、その地盤
反力によりローリングの修正がなされる。つまり、図2
(C)においてθだけローリングした場合には、θだけ
修正できるように、上部の前胴部10−1を矢印a1方
向へ、下部の前胴部10−3を矢印a2′方向へ移動さ
せることで、その地盤反力a1′、a2 によりローリン
グによる位置ずれを解消できる。この場合、前胴部10
−1の左側一辺の中折れジャッキの群Eと、前胴部10
−3の右側一辺の中折れジャッキの群Cを操作すること
により行われる。
【0031】また、図2(D)のような、図2(C)と
逆のA′方向にローリングが発生した場合も同様に、先
と逆方向に操作することで修正できる。すなわち、前胴
部10−1の右側一辺の中折れジャッキの群Cと、前胴
部10−3の左側一辺の中折れジャッキの群Eを操作す
ることにより行われる。
逆のA′方向にローリングが発生した場合も同様に、先
と逆方向に操作することで修正できる。すなわち、前胴
部10−1の右側一辺の中折れジャッキの群Cと、前胴
部10−3の左側一辺の中折れジャッキの群Eを操作す
ることにより行われる。
【0032】尚、ヨーイング(図2(C)のa、a′方
向へのずれ)が発生した場合についても同様にして各前
胴部10−1、10−2、10−3をそれぞれa方向又
はa′方向へ移動させることで容易にヨーイングを修正
できる。すなわち、a方向へヨーイングが発生した場合
は、前胴部10−1、10−2、10−3の左側一辺の
中折れジャッキの群Eを操作することにより行われる。
a′方向へヨーイングが発生した場合は、上記と逆に前
胴部10−1、10−2、10−3の右側一辺の中折れ
ジャッキの群Cを操作することにより行われる。
向へのずれ)が発生した場合についても同様にして各前
胴部10−1、10−2、10−3をそれぞれa方向又
はa′方向へ移動させることで容易にヨーイングを修正
できる。すなわち、a方向へヨーイングが発生した場合
は、前胴部10−1、10−2、10−3の左側一辺の
中折れジャッキの群Eを操作することにより行われる。
a′方向へヨーイングが発生した場合は、上記と逆に前
胴部10−1、10−2、10−3の右側一辺の中折れ
ジャッキの群Cを操作することにより行われる。
【0033】〈姿勢制御の詳細について〉ここで、本発
明のシールド掘進機1には、シールド掘進機1内部に図
示しない計測手段が設置され、各ローリング値、ピッチ
ング値、ヨーイング値が計測される。これら各値に基づ
いて、修正方向への移動量が決定される。この関係をブ
ロック図として図3に示す。
明のシールド掘進機1には、シールド掘進機1内部に図
示しない計測手段が設置され、各ローリング値、ピッチ
ング値、ヨーイング値が計測される。これら各値に基づ
いて、修正方向への移動量が決定される。この関係をブ
ロック図として図3に示す。
【0034】本例の姿勢制御装置は、シールド掘進機1
と、シールド掘進機1内に配設されて、各種計測を行う
計測手段40と、該計測手段40の計測結果に基づき各
種補正を行う第1の修正手段54と、を含んで構成され
る。計測手段40は、シールド掘進機1がローリングし
た場合のローリング値を計測する第1の計測手段42
と、シールド掘進機1がピッチングした場合のピッチン
グ値を計測する第2の計測手段44と、シールド掘進機
1がヨーイングした場合のヨーイング値を計測する第3
の計測手段46と、を含み構成される。
と、シールド掘進機1内に配設されて、各種計測を行う
計測手段40と、該計測手段40の計測結果に基づき各
種補正を行う第1の修正手段54と、を含んで構成され
る。計測手段40は、シールド掘進機1がローリングし
た場合のローリング値を計測する第1の計測手段42
と、シールド掘進機1がピッチングした場合のピッチン
グ値を計測する第2の計測手段44と、シールド掘進機
1がヨーイングした場合のヨーイング値を計測する第3
の計測手段46と、を含み構成される。
【0035】第1の計測手段42は、例えばローリング
計等を使用することが好ましい。第2の計測手段44
は、例えば水レベル計、ピッチング計、ローリング計等
を使用することが好ましい。第3の計測手段46は、例
えばジャイロコンパス、ジャッキストローク、ローリン
グ計等を使用することが好ましい。尚、ローリングが発
生した場合には、図4のようにその回動中心がO1 、O
2、O3 とずれる場合が想定される。このため、この計
測にあっては、以下のような手法を採ることが好まし
い。ここで、図4は、図1のシールド掘進機がローリン
グした場合の状況を説明する概略説明図であり、(A)
は回転中心がシールド掘進機の中心と一致する場合、
(B)は回転中心がシールド掘進機の鉛直方向の中心軸
上の任意の点にある場合、(C)は回転中心がシールド
掘進機の下端である場合を示す。
計等を使用することが好ましい。第2の計測手段44
は、例えば水レベル計、ピッチング計、ローリング計等
を使用することが好ましい。第3の計測手段46は、例
えばジャイロコンパス、ジャッキストローク、ローリン
グ計等を使用することが好ましい。尚、ローリングが発
生した場合には、図4のようにその回動中心がO1 、O
2、O3 とずれる場合が想定される。このため、この計
測にあっては、以下のような手法を採ることが好まし
い。ここで、図4は、図1のシールド掘進機がローリン
グした場合の状況を説明する概略説明図であり、(A)
は回転中心がシールド掘進機の中心と一致する場合、
(B)は回転中心がシールド掘進機の鉛直方向の中心軸
上の任意の点にある場合、(C)は回転中心がシールド
掘進機の下端である場合を示す。
【0036】同図において、シールド掘進機中心軸上の
中心O1 から等距離の位置に2点d1 、d2 のローリン
グ観測点を設ける。そして、後方のトランシットより同
タイミングで各ターゲットを視準し、その時の角度変化
量の比からローリング回転中心を計算する。この計測
は、複数回の測定により、中心位置を指定することが好
ましい。
中心O1 から等距離の位置に2点d1 、d2 のローリン
グ観測点を設ける。そして、後方のトランシットより同
タイミングで各ターゲットを視準し、その時の角度変化
量の比からローリング回転中心を計算する。この計測
は、複数回の測定により、中心位置を指定することが好
ましい。
【0037】第1の修正手段54は、シールド掘進機1
の前胴部と後胴部との間に介在配設されてローリングが
発生した場合にローリングを修正する方向に姿勢を修正
制御する第1の駆動手段55と、シールド掘進機1の前
胴部と後胴部との間に介在配設されてピッチングが発生
した場合にピッチングを修正する方向に姿勢を修正制御
する第2の駆動手段56と、シールド掘進機1の前胴部
と後胴部との間に介在配設されてヨーイングが発生した
場合にヨーイングを修正する方向に姿勢を修正制御する
第3の駆動手段57と、を含み構成される。
の前胴部と後胴部との間に介在配設されてローリングが
発生した場合にローリングを修正する方向に姿勢を修正
制御する第1の駆動手段55と、シールド掘進機1の前
胴部と後胴部との間に介在配設されてピッチングが発生
した場合にピッチングを修正する方向に姿勢を修正制御
する第2の駆動手段56と、シールド掘進機1の前胴部
と後胴部との間に介在配設されてヨーイングが発生した
場合にヨーイングを修正する方向に姿勢を修正制御する
第3の駆動手段57と、を含み構成される。
【0038】これら第1〜第3の各駆動手段55、5
6、57は、ローリング・ピッチンク・ヨーイング等の
状況に応じて、複数の中折れジャッキ50を制御する機
能を有する。
6、57は、ローリング・ピッチンク・ヨーイング等の
状況に応じて、複数の中折れジャッキ50を制御する機
能を有する。
【0039】すなわち、第1の駆動手段55は、第1の
計測手段42の計測結果からローリングが発生したと判
断した場合に、前胴部10をローリングを修正する方向
に駆動させる。この場合、ローリングを修正するため
に、第1の駆動手段55は、例えば、図2(A)に示す
複数の中折れジャッキ50のうちC部を選択可動させる
こととなる。
計測手段42の計測結果からローリングが発生したと判
断した場合に、前胴部10をローリングを修正する方向
に駆動させる。この場合、ローリングを修正するため
に、第1の駆動手段55は、例えば、図2(A)に示す
複数の中折れジャッキ50のうちC部を選択可動させる
こととなる。
【0040】また、第2の駆動手段56は、第2の計測
手段44の計測結果からピッチングが発生したと判断し
た場合に、前胴部10をピッチングを修正する方向に駆
動させる。この場合、ピッチングを修正するために、第
2の駆動手段56は、例えば、図2(A)に示す複数の
中折れジャッキ50のうちD部を選択して可動させるこ
ととなる。
手段44の計測結果からピッチングが発生したと判断し
た場合に、前胴部10をピッチングを修正する方向に駆
動させる。この場合、ピッチングを修正するために、第
2の駆動手段56は、例えば、図2(A)に示す複数の
中折れジャッキ50のうちD部を選択して可動させるこ
ととなる。
【0041】さらに、第3の駆動手段は、第3の計測手
段46の計測結果からヨーイングが発生したと判断した
場合に、前胴部10をヨーイングを修正する方向に駆動
させる。この場合、ヨーイングを修正するために、第3
の駆動手段57は、例えば、図2(A)に示す複数の中
折れジャッキ50のうちE部を選択して可動させること
となる。尚、これら各駆動手段55、56、57による
中折れジャッキ50の可動選択を、ファジー推論により
求めても良い。
段46の計測結果からヨーイングが発生したと判断した
場合に、前胴部10をヨーイングを修正する方向に駆動
させる。この場合、ヨーイングを修正するために、第3
の駆動手段57は、例えば、図2(A)に示す複数の中
折れジャッキ50のうちE部を選択して可動させること
となる。尚、これら各駆動手段55、56、57による
中折れジャッキ50の可動選択を、ファジー推論により
求めても良い。
【0042】また、図5には、ローリング、ヨーイン
グ、ピッチングが発生した場合の制御点P1 、Q1 が設
定されている。図5は、図1のシールド掘進機の姿勢状
態を示す図であり、(A)はローリングした状態を示す
正面図、(B)はヨーイングした状態を示す平面図、
(C)はピッチングした状態を示す側面図である。同図
に示す各制御点P1 、Q1 は、回転中心が中心軸上にな
いため、制御点P1 、Q1の座標演算、標高計算にロー
リングの要素を加味する必要がある。さらに、位置計算
では、ジャイロ、ジャッキストローク、水レベル計の他
にローリング計からのデータを用いて制御点の座標、標
高計算を行い補正することとなる。
グ、ピッチングが発生した場合の制御点P1 、Q1 が設
定されている。図5は、図1のシールド掘進機の姿勢状
態を示す図であり、(A)はローリングした状態を示す
正面図、(B)はヨーイングした状態を示す平面図、
(C)はピッチングした状態を示す側面図である。同図
に示す各制御点P1 、Q1 は、回転中心が中心軸上にな
いため、制御点P1 、Q1の座標演算、標高計算にロー
リングの要素を加味する必要がある。さらに、位置計算
では、ジャイロ、ジャッキストローク、水レベル計の他
にローリング計からのデータを用いて制御点の座標、標
高計算を行い補正することとなる。
【0043】〈姿勢制御方法について〉ここで、ローリ
ング等が生じた場合の姿勢の修正方法について図2〜図
5を用いて順次説明する。 (1)ローリング修正工程 ローリングが発生した場合、図3の第1の計測手段4
2、例えば、図4に示す中心軸上の最上部の前胴部と、
最下部の前胴部に配設した計測器d1 、d2 に基づい
て、ローリング回転中心を算出する。そして、ローリン
グ値を計測する。尚、回転中心位置は、ローリング回転
中心位置を断面中心鉛直軸上の点として設定する。ま
た、ずれ差は、後胴部70の先端部領域を基準とする。
ング等が生じた場合の姿勢の修正方法について図2〜図
5を用いて順次説明する。 (1)ローリング修正工程 ローリングが発生した場合、図3の第1の計測手段4
2、例えば、図4に示す中心軸上の最上部の前胴部と、
最下部の前胴部に配設した計測器d1 、d2 に基づい
て、ローリング回転中心を算出する。そして、ローリン
グ値を計測する。尚、回転中心位置は、ローリング回転
中心位置を断面中心鉛直軸上の点として設定する。ま
た、ずれ差は、後胴部70の先端部領域を基準とする。
【0044】次いで、制御点の位置を求める。この制御
点位置は、前胴部中心軸上とし、フードから任意の距離
で設定可能とする。そして、制御点位置からシールド掘
進機の4隅角点の位置計算をピッチング、ローリング値
から計算する。
点位置は、前胴部中心軸上とし、フードから任意の距離
で設定可能とする。そして、制御点位置からシールド掘
進機の4隅角点の位置計算をピッチング、ローリング値
から計算する。
【0045】各前胴部10の移動を行う。尚、この修正
は、表示部等にて表示し、操作部等により手動操作で修
正することを可能とする構成であっても良い。尚、表示
部では、ローリング情報を図化して、ローリング回転中
心を任意に設定可能に構成しても良い。
は、表示部等にて表示し、操作部等により手動操作で修
正することを可能とする構成であっても良い。尚、表示
部では、ローリング情報を図化して、ローリング回転中
心を任意に設定可能に構成しても良い。
【0046】尚、ローリングが発生してから修正を行う
までの間に、ローリング回転中心とシールド掘進機のロ
ーリング前の中心との偏差を予め求めておく。これによ
り、ローリング修正時の誤差を解消して、計画線に沿っ
たシールド掘進機の制御を最適に行うことができる。
までの間に、ローリング回転中心とシールド掘進機のロ
ーリング前の中心との偏差を予め求めておく。これによ
り、ローリング修正時の誤差を解消して、計画線に沿っ
たシールド掘進機の制御を最適に行うことができる。
【0047】そして、第1の駆動手段55により、例え
ば、図2(A)に示すC部の中折れジャッキ50を駆動
させる。これにより、各前胴部10を左右に方向移動さ
せ、地盤の反力を利用して姿勢を修正し、ローリングの
修正が行われる。 (2)ピッチング修正工程 ピッチングが発生して前胴部10を上下方向に姿勢を修
正する制御を行う場合には、第2の駆動手段56によ
り、例えば、図2(A)に示すD又はIの中折れジャッ
キ50の群を駆動させる。これにより、前胴部10−
1、10−2、10−3の中折れジャッキ50の群D又
はIを用いて、図2(B)に示す矢印b又はb′方向に
水平方向を軸として回動させ、前胴部10を独立に首振
りさせることにより、地盤の反力を利用して姿勢を修正
し、ピッチングの修正が行われる。 (3)ヨーイング修正工程 ヨーイングが発生して前胴部10を左右方向に姿勢を修
正する制御を行う場合には、第3の駆動手段57によ
り、例えば、図2(A)に示すE又はCの中折れジャッ
キ50の群を駆動させる。これにより、前胴部10−
1、10−2、10−3の中折れジャッキ50の群E又
はCを用いて、図2(C)に示す矢印a又はa′方向に
鉛直方向を軸として回動させ、前胴部10を独立に首振
りさせることにより、地盤の反力を利用して姿勢を修正
し、ヨーイングの修正が行われる。
ば、図2(A)に示すC部の中折れジャッキ50を駆動
させる。これにより、各前胴部10を左右に方向移動さ
せ、地盤の反力を利用して姿勢を修正し、ローリングの
修正が行われる。 (2)ピッチング修正工程 ピッチングが発生して前胴部10を上下方向に姿勢を修
正する制御を行う場合には、第2の駆動手段56によ
り、例えば、図2(A)に示すD又はIの中折れジャッ
キ50の群を駆動させる。これにより、前胴部10−
1、10−2、10−3の中折れジャッキ50の群D又
はIを用いて、図2(B)に示す矢印b又はb′方向に
水平方向を軸として回動させ、前胴部10を独立に首振
りさせることにより、地盤の反力を利用して姿勢を修正
し、ピッチングの修正が行われる。 (3)ヨーイング修正工程 ヨーイングが発生して前胴部10を左右方向に姿勢を修
正する制御を行う場合には、第3の駆動手段57によ
り、例えば、図2(A)に示すE又はCの中折れジャッ
キ50の群を駆動させる。これにより、前胴部10−
1、10−2、10−3の中折れジャッキ50の群E又
はCを用いて、図2(C)に示す矢印a又はa′方向に
鉛直方向を軸として回動させ、前胴部10を独立に首振
りさせることにより、地盤の反力を利用して姿勢を修正
し、ヨーイングの修正が行われる。
【0048】そして、カッタ24、26により所定距離
矩形状に掘削した後、エレクタ旋回用油圧モータ88に
よりエレクタ86を作動させて矩形状のセグメント76
を組み立てていけば、矩形状のトンネルを構築できる。 〈大断面地下空間の構築方法について〉ここで、上記の
ようなシールド掘進機1を用いて、大断面地下空間を形
成する場合の構築方法について図6(A)〜(C)を用
いて説明する。
矩形状に掘削した後、エレクタ旋回用油圧モータ88に
よりエレクタ86を作動させて矩形状のセグメント76
を組み立てていけば、矩形状のトンネルを構築できる。 〈大断面地下空間の構築方法について〉ここで、上記の
ようなシールド掘進機1を用いて、大断面地下空間を形
成する場合の構築方法について図6(A)〜(C)を用
いて説明する。
【0049】この地下構造体100は、図6(A)に示
すように、道路トンネル、鉄道トンネル、地下駐車場、
電力洞道、あるいは共同溝等に用いられるものである。
この地下構造体100は、図6(C)に示すように、セ
グメントにて形成された複数のシールドトンネル102
と、隣接する各シールドトンネル102を連結する連結
部104と、を含んで構成され、これら複数のシールド
トンネル102及び連結部104によって囲繞される隣
接した2つの矩形断面の地下空間106を形成するよう
になっている。
すように、道路トンネル、鉄道トンネル、地下駐車場、
電力洞道、あるいは共同溝等に用いられるものである。
この地下構造体100は、図6(C)に示すように、セ
グメントにて形成された複数のシールドトンネル102
と、隣接する各シールドトンネル102を連結する連結
部104と、を含んで構成され、これら複数のシールド
トンネル102及び連結部104によって囲繞される隣
接した2つの矩形断面の地下空間106を形成するよう
になっている。
【0050】尚、隣接する各シールドトンネル102
は、所定の間隔をおいて掘削形成され、地下空間の大き
さの変化に容易に対応できるようにされている。上記の
ような地下構造体100を構築するには、先ず、中折れ
ジャッキ50による姿勢制御を行いながらシールド掘進
機1を発進立坑から到達立坑まで掘進させて、矩形のセ
グメントを組立て地下構造体100の一部を構成するシ
ールドトンネル102を形成する。
は、所定の間隔をおいて掘削形成され、地下空間の大き
さの変化に容易に対応できるようにされている。上記の
ような地下構造体100を構築するには、先ず、中折れ
ジャッキ50による姿勢制御を行いながらシールド掘進
機1を発進立坑から到達立坑まで掘進させて、矩形のセ
グメントを組立て地下構造体100の一部を構成するシ
ールドトンネル102を形成する。
【0051】そして、到達立坑に到達したシールド掘進
機1の中折れジャッキ50を取り外し、各前胴部10を
後胴部70より取り外し、前胴部10及び後胴部70を
再び発進立坑へ搬送する。その後、発進立坑に到達した
各前胴部10を後胴部70に取り付け、前記既設のシー
ルドトンネル102と連結部104との間隔を置いて、
隣接位置から到達立坑まで、中折れジャッキ50を用い
た姿勢制御を行いながら掘進させて、隣接するシールド
トンネル102を形成する。
機1の中折れジャッキ50を取り外し、各前胴部10を
後胴部70より取り外し、前胴部10及び後胴部70を
再び発進立坑へ搬送する。その後、発進立坑に到達した
各前胴部10を後胴部70に取り付け、前記既設のシー
ルドトンネル102と連結部104との間隔を置いて、
隣接位置から到達立坑まで、中折れジャッキ50を用い
た姿勢制御を行いながら掘進させて、隣接するシールド
トンネル102を形成する。
【0052】次いで、シールドトンネル102間の地山
を掘削して、連結部104を形成する。この連結部10
4を形成するには、シールドトンネル102をシールド
掘進機1により掘進してセグメントにより覆工した後、
隣接する2つの各シールドトンネル102、102間の
地山に図示しない山留板を挿入する。そして、各山留板
及び各セグメントにて囲繞された空間内の地山を掘削
し、シールドトンネル102同士を連結した後、シール
ドトンネル102及び連結部104内にコンクリートを
流し込むことで一体形成される。
を掘削して、連結部104を形成する。この連結部10
4を形成するには、シールドトンネル102をシールド
掘進機1により掘進してセグメントにより覆工した後、
隣接する2つの各シールドトンネル102、102間の
地山に図示しない山留板を挿入する。そして、各山留板
及び各セグメントにて囲繞された空間内の地山を掘削
し、シールドトンネル102同士を連結した後、シール
ドトンネル102及び連結部104内にコンクリートを
流し込むことで一体形成される。
【0053】このようにして、シールド掘進機1の搬送
組立てと隣接するシールドトンネル102の掘削を繰り
返して大深度地下空間形成領域の外周に地下構造体10
0が形成される。そして、この地下構造体100で囲ま
れた地山を掘削することで、地下空間106が形成され
る。以上のように本実施の形態によれば、以下の効果を
有する。
組立てと隣接するシールドトンネル102の掘削を繰り
返して大深度地下空間形成領域の外周に地下構造体10
0が形成される。そして、この地下構造体100で囲ま
れた地山を掘削することで、地下空間106が形成され
る。以上のように本実施の形態によれば、以下の効果を
有する。
【0054】(1)到達立坑に達したシールド掘進機
は、重量の重い前胴部が複数に形成され、しかも取り外
しができるので、シールド掘進機を分解する必要がな
く、分解に要する手間が省ける。また、元の発進立坑ま
で搬送することができ、何度でも繰り返し、効果的に使
用することができる。このため、大深度地下空間等を形
成する場合でも、複数の矩形シールド掘進機を大量に用
意する必要がなく、建設運搬費、機械製作費を抑えるこ
とができると共に、作業性も向上する。尚、後胴部は、
単にリング状の筒状構造となっているため、重量も軽く
搬送が容易であるので、単一ユニットとして構成しても
問題はない。
は、重量の重い前胴部が複数に形成され、しかも取り外
しができるので、シールド掘進機を分解する必要がな
く、分解に要する手間が省ける。また、元の発進立坑ま
で搬送することができ、何度でも繰り返し、効果的に使
用することができる。このため、大深度地下空間等を形
成する場合でも、複数の矩形シールド掘進機を大量に用
意する必要がなく、建設運搬費、機械製作費を抑えるこ
とができると共に、作業性も向上する。尚、後胴部は、
単にリング状の筒状構造となっているため、重量も軽く
搬送が容易であるので、単一ユニットとして構成しても
問題はない。
【0055】(2)縦長のシールド掘進機で、縦方向に
長い細長い地下空間を掘削している場合に、シールド掘
進機自体が左右方向にローリングした場合でも、縦方向
に連結されたボックスシールド掘進機の上部と下部の各
前胴部の方向を制御することにより、その掘進反力でロ
ーリングを修正し、その姿勢制御を行うことが可能とな
る。加えて、各ユニットは、上下方向にも方向制御自在
に形成されるので、シールド掘進機のピッチング方向に
対する姿勢制御を行うこともできる。さらに加えて、各
ユニットは、左右方向にも方向制御自在に形成されるの
で、シールド掘進機のヨーイング方向に対する姿勢制御
を行うこともできる。
長い細長い地下空間を掘削している場合に、シールド掘
進機自体が左右方向にローリングした場合でも、縦方向
に連結されたボックスシールド掘進機の上部と下部の各
前胴部の方向を制御することにより、その掘進反力でロ
ーリングを修正し、その姿勢制御を行うことが可能とな
る。加えて、各ユニットは、上下方向にも方向制御自在
に形成されるので、シールド掘進機のピッチング方向に
対する姿勢制御を行うこともできる。さらに加えて、各
ユニットは、左右方向にも方向制御自在に形成されるの
で、シールド掘進機のヨーイング方向に対する姿勢制御
を行うこともできる。
【0056】(3)前胴部の係合部と、後胴部の被係合
部との間に止水手段が配設されているので、各前胴部が
各方向に回動している場合であっても、外部の地下水が
シールド掘進機内に侵入するのを防止できる。 (4)前胴部と後胴部との間に配設される中折れジャッ
キを用いることで容易に姿勢制御を行うことができるの
で、掘進後のトンネル空間を良好に形成することができ
る。すなわち、ローリングが発生した場合には、ローリ
ング発生方向へ、各前胴部を鉛直方向を軸にして独立に
方向移動させる。これにより、シールド掘進機のローリ
ングを修正することができる。加えて、ピッチングが発
生した場合には、ピッチング発生方向へ、各前胴部を水
平方向を軸として独立に方向移動させる。これにより、
シールド掘進機のピッチングを修正することができる。
さらに加えて、ヨーイングが発生した場合には、ヨーイ
ング発生方向へ、各前胴部を鉛直方向を軸として独立に
方向移動させる。これにより、シールド掘進機のヨーイ
ングを修正することができる。
部との間に止水手段が配設されているので、各前胴部が
各方向に回動している場合であっても、外部の地下水が
シールド掘進機内に侵入するのを防止できる。 (4)前胴部と後胴部との間に配設される中折れジャッ
キを用いることで容易に姿勢制御を行うことができるの
で、掘進後のトンネル空間を良好に形成することができ
る。すなわち、ローリングが発生した場合には、ローリ
ング発生方向へ、各前胴部を鉛直方向を軸にして独立に
方向移動させる。これにより、シールド掘進機のローリ
ングを修正することができる。加えて、ピッチングが発
生した場合には、ピッチング発生方向へ、各前胴部を水
平方向を軸として独立に方向移動させる。これにより、
シールド掘進機のピッチングを修正することができる。
さらに加えて、ヨーイングが発生した場合には、ヨーイ
ング発生方向へ、各前胴部を鉛直方向を軸として独立に
方向移動させる。これにより、シールド掘進機のヨーイ
ングを修正することができる。
【0057】[実施の形態2]次に、本発明に係る実施
の形態2について、図7及び図8に基づいて説明する。
尚、前記実施の形態1と実質的に同様の構成要素に関し
ては説明を省略し、異なる部分について述べる。本実施
の形態2と上記実施の形態1との相違点は、シールド掘
進機の前胴部の前胴部を横長に連結した点にある。ま
た、セグメントを組み立てるエレクターも横型用の横長
のものとなる。
の形態2について、図7及び図8に基づいて説明する。
尚、前記実施の形態1と実質的に同様の構成要素に関し
ては説明を省略し、異なる部分について述べる。本実施
の形態2と上記実施の形態1との相違点は、シールド掘
進機の前胴部の前胴部を横長に連結した点にある。ま
た、セグメントを組み立てるエレクターも横型用の横長
のものとなる。
【0058】ここで、図7に示すように、横長に連結し
た場合でも、上記実施の形態1同様に、シールド掘進機
110の前胴部112(112−1・112−2・11
2−3)を、後胴部114に対して、ローリング、ピッ
チング、ヨーイングが発生した場合に、これら発生方向
へ移動させることで修正し、これらを解消できる。具体
的には、図7(C)に示す矢印Gのようなローリングが
発生した場合には、矢印g方向に前胴部112−3を移
動させると共に、前胴部112−1を矢印g′方向に移
動させれば良い。また、図7(D)に示す矢印G′のよ
うなローリングが発生した場合には、矢印g方向に前胴
部112−1を移動させると共に、前胴部112−3を
矢印g′方向に移動させれば良い。さらに、図7(B)
に示す矢印Hのようにピッチングが発生した場合には、
前胴部112を同図の矢印h方向に移動させれば良い。
さらにまた、ヨーイングが発生した場合にも前同部11
2をヨーイング発生方向に動作させれば良い。
た場合でも、上記実施の形態1同様に、シールド掘進機
110の前胴部112(112−1・112−2・11
2−3)を、後胴部114に対して、ローリング、ピッ
チング、ヨーイングが発生した場合に、これら発生方向
へ移動させることで修正し、これらを解消できる。具体
的には、図7(C)に示す矢印Gのようなローリングが
発生した場合には、矢印g方向に前胴部112−3を移
動させると共に、前胴部112−1を矢印g′方向に移
動させれば良い。また、図7(D)に示す矢印G′のよ
うなローリングが発生した場合には、矢印g方向に前胴
部112−1を移動させると共に、前胴部112−3を
矢印g′方向に移動させれば良い。さらに、図7(B)
に示す矢印Hのようにピッチングが発生した場合には、
前胴部112を同図の矢印h方向に移動させれば良い。
さらにまた、ヨーイングが発生した場合にも前同部11
2をヨーイング発生方向に動作させれば良い。
【0059】また、図8には、上記のようなシールド掘
進機110にローリング、ピッチング、ヨーイングが発
生した場合の前胴部112及び後胴部114の姿勢状態
が示されている。具体的には、図8(A)は、ローリン
グした状態を示し、この場合の制御点は同図のO2′位
置となる。図8(B)は、ピッチングした状態を示し、
この場合の制御点は、同図のP2 位置となる。同8
(C)は、ヨーイングした状態を示し、この場合の制御
点は同図のQ2 位置となる。これら各制御点による制御
方法等は上記実施の形態1と同様である。
進機110にローリング、ピッチング、ヨーイングが発
生した場合の前胴部112及び後胴部114の姿勢状態
が示されている。具体的には、図8(A)は、ローリン
グした状態を示し、この場合の制御点は同図のO2′位
置となる。図8(B)は、ピッチングした状態を示し、
この場合の制御点は、同図のP2 位置となる。同8
(C)は、ヨーイングした状態を示し、この場合の制御
点は同図のQ2 位置となる。これら各制御点による制御
方法等は上記実施の形態1と同様である。
【0060】このようにして、横長のシールド掘進機に
おいても前記同様、各前胴部をローリング、ヨーイング
又はピッチングした方向に方向制御することで、シール
ド掘進機自体の姿勢を制御することができる。このよう
に、横長にシールド掘進機を連結して使用した場合で
も、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
おいても前記同様、各前胴部をローリング、ヨーイング
又はピッチングした方向に方向制御することで、シール
ド掘進機自体の姿勢を制御することができる。このよう
に、横長にシールド掘進機を連結して使用した場合で
も、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
【0061】[実施の形態3]次に、本発明に係る実施
の形態3について、図9〜図13に基づいて説明する。
尚、前記実施の形態1と実質的に同様の構成要素に関し
ては説明を省略し、異なる部分について述べる。本実施
の形態3は、上記実施の形態1にて開示された中折れジ
ャッキを含むシールド掘進機を、ローリング修正システ
ムに適用した全体実施例である。図9は、本発明のシー
ルド掘進機の姿勢制御装置の他の実施の形態の一例の概
略を示すブロック図である。
の形態3について、図9〜図13に基づいて説明する。
尚、前記実施の形態1と実質的に同様の構成要素に関し
ては説明を省略し、異なる部分について述べる。本実施
の形態3は、上記実施の形態1にて開示された中折れジ
ャッキを含むシールド掘進機を、ローリング修正システ
ムに適用した全体実施例である。図9は、本発明のシー
ルド掘進機の姿勢制御装置の他の実施の形態の一例の概
略を示すブロック図である。
【0062】本例の姿勢制御装置、すなわち、ローリン
グ修正システムは、図9に示すように、シールド掘進機
200と、前記シールド掘進機200内に配設されて、
各種計測を行う計測手段210と、該計測手段200の
計測結果に基づき各種補正を行う第1の修正手段220
・第2の修正手段228・第3の修正手段330・第4
の修正手段232・第5の修正手段234・第6の修正
手段236と、これら各修正手段を計測手段210の計
測結果に基づき選択制御する制御手段240と、この制
御を操作する操作部246・制御状況を表示する表示部
248と、を含んで構成される。
グ修正システムは、図9に示すように、シールド掘進機
200と、前記シールド掘進機200内に配設されて、
各種計測を行う計測手段210と、該計測手段200の
計測結果に基づき各種補正を行う第1の修正手段220
・第2の修正手段228・第3の修正手段330・第4
の修正手段232・第5の修正手段234・第6の修正
手段236と、これら各修正手段を計測手段210の計
測結果に基づき選択制御する制御手段240と、この制
御を操作する操作部246・制御状況を表示する表示部
248と、を含んで構成される。
【0063】計測手段210は、シールド掘進機200
がローリングした場合のローリング値を計測する第1の
計測手段212と、シールド掘進機200がピッチング
した場合のピッチング値を計測する第2の計測手段21
4と、シールド掘進機200がヨーイングした場合のヨ
ーイング値を計測する第3の計測手段216と、を含み
構成される。
がローリングした場合のローリング値を計測する第1の
計測手段212と、シールド掘進機200がピッチング
した場合のピッチング値を計測する第2の計測手段21
4と、シールド掘進機200がヨーイングした場合のヨ
ーイング値を計測する第3の計測手段216と、を含み
構成される。
【0064】第1の修正手段220は、シールド掘進機
200の前胴部と後胴部との間に介在配設されてローリ
ングが発生した場合にローリングを修正する方向に姿勢
を修正制御する第1の駆動手段222と、シールド掘進
機200の前胴部と後胴部との間に介在配設されてピッ
チングが発生した場合にピッチングを修正する方向に姿
勢を修正制御する第2の駆動手段224と、シールド掘
進機200の前胴部と後胴部との間に介在配設されてヨ
ーイングが発生した場合にヨーイングを修正する方向に
姿勢を修正制御する第3の駆動手段226と、を含み構
成される。
200の前胴部と後胴部との間に介在配設されてローリ
ングが発生した場合にローリングを修正する方向に姿勢
を修正制御する第1の駆動手段222と、シールド掘進
機200の前胴部と後胴部との間に介在配設されてピッ
チングが発生した場合にピッチングを修正する方向に姿
勢を修正制御する第2の駆動手段224と、シールド掘
進機200の前胴部と後胴部との間に介在配設されてヨ
ーイングが発生した場合にヨーイングを修正する方向に
姿勢を修正制御する第3の駆動手段226と、を含み構
成される。
【0065】これら第1〜第3の各駆動手段222・2
24・226は、上記実施の形態1同様、ローリング・
ピッチング・ヨーイング等の状況に応じて、複数の中折
れジャッキを制御する機能を有する。
24・226は、上記実施の形態1同様、ローリング・
ピッチング・ヨーイング等の状況に応じて、複数の中折
れジャッキを制御する機能を有する。
【0066】第2〜第6の各修正手段(228・230
・232・234・236)は、主としてシールド掘進
機200にローリングが発生した場合にローリングを修
正する機能を有し、例えばオーバーカッタ、中折れジャ
ッキ、偏向ジャッキ、カッター回転方向、可動そり修正
機構、スタビライザ等が挙げられる。
・232・234・236)は、主としてシールド掘進
機200にローリングが発生した場合にローリングを修
正する機能を有し、例えばオーバーカッタ、中折れジャ
ッキ、偏向ジャッキ、カッター回転方向、可動そり修正
機構、スタビライザ等が挙げられる。
【0067】制御手段240は、第1の計測手段210
のローリング値の大きさに応じて第1〜第6の各修正手
段(220・228・230・232・234・23
6)のうちのいくつかを選択するためのローリング値の
レベルを判定するレベル判定部242と、前記レベル判
定部242のレベル判定に基づき、各修正手段のいずれ
かを選択する選択部244と、を含み構成される。
のローリング値の大きさに応じて第1〜第6の各修正手
段(220・228・230・232・234・23
6)のうちのいくつかを選択するためのローリング値の
レベルを判定するレベル判定部242と、前記レベル判
定部242のレベル判定に基づき、各修正手段のいずれ
かを選択する選択部244と、を含み構成される。
【0068】操作部246は、制御手段240の選択部
244等を選択する機能を有する。表示部248は、こ
れら制御経過を表示する機能を有し、ディスプレイ、プ
リンタ等が挙げられる。
244等を選択する機能を有する。表示部248は、こ
れら制御経過を表示する機能を有し、ディスプレイ、プ
リンタ等が挙げられる。
【0069】ここで、ローリング修正効果としては、数
値計算上、中折れジャッキ>偏向ジャッキ>カッター回
転方向>可動そり修正機構>スタビライザの順に効果が
高いので、順位の高いものの組み合わせを使用すること
が好ましい。
値計算上、中折れジャッキ>偏向ジャッキ>カッター回
転方向>可動そり修正機構>スタビライザの順に効果が
高いので、順位の高いものの組み合わせを使用すること
が好ましい。
【0070】ここで、各修正手段について簡単に説明す
ると、オーバーカッタのセグメント1リング掘削による
オーバーカット量は約前胴部長さ分であり、ローリング
修正効果が現れるのはセグメント2リング先ぐらいであ
るものを採用している。中折れジャッキは、上記のよう
に角度差による地盤反力を利用してローリング修正を行
うものである。カッター回転方向制御は、縦型では、1
ユニット内で左右逆回転を行う。また、横型では、両端
ユニットは左右逆回転、中央ユニットはユニット内で左
右逆回転させることで制御を行うものである。このよう
に、左右のカッターを逆回転させることによる地盤反力
を利用してローリング修正する。また、可動そり修正機
構は、そりに加わる地盤反力を利用してローリング修正
を行うものであり、ストロークの自動制御を行う。尚、
可動そり修正機構の制御はファジー制御を行う。制御量
については、手動にて操作をしたデータにより決定す
る。入力変数としては、ローリング量とローリング変化
率を採用する。偏向ジャッキは、シールドジャッキの側
部に、該側部に直交する方向に力を付与するジャッキを
取り付けて、セグメントを反力とした回転モーメントに
よりローリングを修正するものである。スタビライザ
は、ドラムカッタ間に可動羽根を取り付けて、可動羽根
の出し入れ及び回転を行うもので、羽根への地盤反力を
利用してローリング修正する機能を有する。
ると、オーバーカッタのセグメント1リング掘削による
オーバーカット量は約前胴部長さ分であり、ローリング
修正効果が現れるのはセグメント2リング先ぐらいであ
るものを採用している。中折れジャッキは、上記のよう
に角度差による地盤反力を利用してローリング修正を行
うものである。カッター回転方向制御は、縦型では、1
ユニット内で左右逆回転を行う。また、横型では、両端
ユニットは左右逆回転、中央ユニットはユニット内で左
右逆回転させることで制御を行うものである。このよう
に、左右のカッターを逆回転させることによる地盤反力
を利用してローリング修正する。また、可動そり修正機
構は、そりに加わる地盤反力を利用してローリング修正
を行うものであり、ストロークの自動制御を行う。尚、
可動そり修正機構の制御はファジー制御を行う。制御量
については、手動にて操作をしたデータにより決定す
る。入力変数としては、ローリング量とローリング変化
率を採用する。偏向ジャッキは、シールドジャッキの側
部に、該側部に直交する方向に力を付与するジャッキを
取り付けて、セグメントを反力とした回転モーメントに
よりローリングを修正するものである。スタビライザ
は、ドラムカッタ間に可動羽根を取り付けて、可動羽根
の出し入れ及び回転を行うもので、羽根への地盤反力を
利用してローリング修正する機能を有する。
【0071】本例のローリング修正システムは、上記の
ような構成からなり、以下作用を説明する。図10は、
上記システムの処理手順を示すフローチャートである。
先ず、計測手段により、ローリングデータを計測する
(ステップ「以下、Sと称する」10)と共に、ローリ
ングデータ等が管理限界ローリング量の範囲内である場
合(S12)は、ローリング修正レベルを設定する(S
14)。
ような構成からなり、以下作用を説明する。図10は、
上記システムの処理手順を示すフローチャートである。
先ず、計測手段により、ローリングデータを計測する
(ステップ「以下、Sと称する」10)と共に、ローリ
ングデータ等が管理限界ローリング量の範囲内である場
合(S12)は、ローリング修正レベルを設定する(S
14)。
【0072】ここで、例えばローリング修正基準値とし
てはテールクリアランスから決まる管理限界ローリング
値を3段階に分け、それぞれ修正レベル1〜3に対応さ
せる。例として、管理限界ローリング値が50の場合
は、0〜20をレベル1、21〜35をレベル2、35
〜50をレベル3に設定する。尚、これらは初期設定値
で変更できるものとする。このようにして、修正の難易
度レベルであるローリング値の大小によるローリング修
正レベルを設定する(S16)。
てはテールクリアランスから決まる管理限界ローリング
値を3段階に分け、それぞれ修正レベル1〜3に対応さ
せる。例として、管理限界ローリング値が50の場合
は、0〜20をレベル1、21〜35をレベル2、35
〜50をレベル3に設定する。尚、これらは初期設定値
で変更できるものとする。このようにして、修正の難易
度レベルであるローリング値の大小によるローリング修
正レベルを設定する(S16)。
【0073】そして、修正レベル毎に採用するローリン
グ修正装置の組み合わせを設定する。そして、各レベル
を操作部246の操作あるいは自動操作により、制御手
段240にてローリングの修正を行う(S18)。この
時、制御手段24は、ローリング修正レベル1〜3に応
じて、第1〜第6の各修正手段220・228・230
・232・234・236のうちのいずれかを選択的に
可動させる。尚、例えば本例で、第1の修正手段220
として中折れジャッキ、第2の修正手段228として偏
向ジャッキ、第3の修正手段230としてカッター回転
方向、第4の修正手段232として可動そり修正機構、
第5の修正手段234としてスタビライザ、第6の修正
手段236としてオーバーカッタを使用するとする。こ
こで、例えば各レベル1〜3に応じた各修正手段の選択
パターンを縦型、横型で設定する場合の一例として例え
ば図11のようなものが挙げられる。このように設定す
ると、例えば図11より横型で、レベル1である場合に
は、制御手段240は第1の修正手段220を選択す
る。そして、第1の駆動手段222は上記各実施の形態
同様ローリングが修正されるように複数の中折れジャッ
キを選択的に可動させ、各前胴部を首振りさせること
で、ローリングを修正できる。
グ修正装置の組み合わせを設定する。そして、各レベル
を操作部246の操作あるいは自動操作により、制御手
段240にてローリングの修正を行う(S18)。この
時、制御手段24は、ローリング修正レベル1〜3に応
じて、第1〜第6の各修正手段220・228・230
・232・234・236のうちのいずれかを選択的に
可動させる。尚、例えば本例で、第1の修正手段220
として中折れジャッキ、第2の修正手段228として偏
向ジャッキ、第3の修正手段230としてカッター回転
方向、第4の修正手段232として可動そり修正機構、
第5の修正手段234としてスタビライザ、第6の修正
手段236としてオーバーカッタを使用するとする。こ
こで、例えば各レベル1〜3に応じた各修正手段の選択
パターンを縦型、横型で設定する場合の一例として例え
ば図11のようなものが挙げられる。このように設定す
ると、例えば図11より横型で、レベル1である場合に
は、制御手段240は第1の修正手段220を選択す
る。そして、第1の駆動手段222は上記各実施の形態
同様ローリングが修正されるように複数の中折れジャッ
キを選択的に可動させ、各前胴部を首振りさせること
で、ローリングを修正できる。
【0074】尚、ヨーイング、ピッチングについても同
様の構成として処理を行うことで修正を実現できる。ま
た、表示部248の各種モードのレイアウトは、縦型の
場合は図12、横型の場合は、図13のようなものが好
ましい。そして、これらの画面上にて選択されたレベル
に応じて、好適な修正手段をメニュー画面により選択し
て、ローリング修正を行うことができる。
様の構成として処理を行うことで修正を実現できる。ま
た、表示部248の各種モードのレイアウトは、縦型の
場合は図12、横型の場合は、図13のようなものが好
ましい。そして、これらの画面上にて選択されたレベル
に応じて、好適な修正手段をメニュー画面により選択し
て、ローリング修正を行うことができる。
【0075】以上のように本実施の形態3によれば、実
施の形態1の中折れジャッキに加えて、他の各種修正手
段を組み入れることで、必要に応じて選択的に使用で
き、さらに修正精度の高い、高精度のローリング修正を
行うことが可能となる。さらに、方向制御での掘進作業
項目による補正演算を省略することができる。また、ロ
ーリング修正システムを備えることで、制御量補正(コ
ピー、掘進速度、中折れ)は必要なくなり、加えてニュ
ーラルネットワークによる学習も必要なくなる。
施の形態1の中折れジャッキに加えて、他の各種修正手
段を組み入れることで、必要に応じて選択的に使用で
き、さらに修正精度の高い、高精度のローリング修正を
行うことが可能となる。さらに、方向制御での掘進作業
項目による補正演算を省略することができる。また、ロ
ーリング修正システムを備えることで、制御量補正(コ
ピー、掘進速度、中折れ)は必要なくなり、加えてニュ
ーラルネットワークによる学習も必要なくなる。
【0076】尚、本発明に係る装置と方法はそのいくつ
かの特定の実施の形態に従って説明してきたが、当業者
は本発明の主旨及び範囲から逸脱することなく本発明の
本文に記述した実施の形態に対して以下に示すような種
々の変形が可能である。例えば本例においては、泥水加
圧式のシールド工法について説明したが、この例に限ら
ず、土圧系シールド工法、推進工法等にも適用し得るも
のである。
かの特定の実施の形態に従って説明してきたが、当業者
は本発明の主旨及び範囲から逸脱することなく本発明の
本文に記述した実施の形態に対して以下に示すような種
々の変形が可能である。例えば本例においては、泥水加
圧式のシールド工法について説明したが、この例に限ら
ず、土圧系シールド工法、推進工法等にも適用し得るも
のである。
【0077】また、上記例では、左右一対のドラムタッ
タを有するカッタユニットについて説明したが、この例
に限らず、1つのカッタユニットで複数のドラムカッタ
及びリングカッタを構成する場合の他、前記以外の複数
のカッタユニットを種々に組み合わせて複数の前胴部を
構成する場合にも適用し得るものである。さらに、トン
ネル断面は、断面略長方形状のものについて説明した
が、トンネルの断面が多角形状の構成であっても良い。
タを有するカッタユニットについて説明したが、この例
に限らず、1つのカッタユニットで複数のドラムカッタ
及びリングカッタを構成する場合の他、前記以外の複数
のカッタユニットを種々に組み合わせて複数の前胴部を
構成する場合にも適用し得るものである。さらに、トン
ネル断面は、断面略長方形状のものについて説明した
が、トンネルの断面が多角形状の構成であっても良い。
【図1】本発明に係るシールド掘進機の全体構成の一例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】前胴部を縦長に配列した状態での各前胴部の動
きを示す概略説明図であり、(A)は前胴部を動作させ
ない状態での正面図、(B)は前胴部を鉛直方向へ動作
させた状態を示す側面図、(C)(D)は前胴部を水平
方向へ動作させた状態を示す正面図である。
きを示す概略説明図であり、(A)は前胴部を動作させ
ない状態での正面図、(B)は前胴部を鉛直方向へ動作
させた状態を示す側面図、(C)(D)は前胴部を水平
方向へ動作させた状態を示す正面図である。
【図3】本発明に係るシールド掘進機の姿勢制御装置の
実施の形態の一例の概略を示すブロック図である。
実施の形態の一例の概略を示すブロック図である。
【図4】図1のシールド掘進機がローリングした場合の
状況を説明する概略説明図であり、(A)は回転中心が
シールド掘進機の中心と一致する場合、(B)は回転中
心がシールド掘進機の鉛直方向の中心軸上の任意の点に
ある場合、(C)は回転中心がシールド掘進機の下端で
ある場合を示す。
状況を説明する概略説明図であり、(A)は回転中心が
シールド掘進機の中心と一致する場合、(B)は回転中
心がシールド掘進機の鉛直方向の中心軸上の任意の点に
ある場合、(C)は回転中心がシールド掘進機の下端で
ある場合を示す。
【図5】図1のシールド掘進機の姿勢状態を示す図であ
り、(A)はローリングした状態を示す正面図、(B)
はヨーイングした状態を示す平面図、(C)はピッチン
グした状態を示す側面図である。
り、(A)はローリングした状態を示す正面図、(B)
はヨーイングした状態を示す平面図、(C)はピッチン
グした状態を示す側面図である。
【図6】図1のシールド掘進機にて掘削された後に、地
下空間が構築された様子を示す斜視図であり、(A)は
部分施工、(B)は同時施工、(C)は完成した状態を
示す。
下空間が構築された様子を示す斜視図であり、(A)は
部分施工、(B)は同時施工、(C)は完成した状態を
示す。
【図7】本発明に係るシールド掘進機の他の実施の形態
の一例であって、前胴部を横長に配列した状態での各前
胴部の動きを示す概略説明図であり、(A)は前胴部を
動作させない状態での正面図、(B)は側面図、(C)
(D)は前胴部と水平方向へ動作させた状態を示す正面
図である。
の一例であって、前胴部を横長に配列した状態での各前
胴部の動きを示す概略説明図であり、(A)は前胴部を
動作させない状態での正面図、(B)は側面図、(C)
(D)は前胴部と水平方向へ動作させた状態を示す正面
図である。
【図8】図7のシールド掘進機の姿勢状態を示す図であ
り、(A)はローリングした状態を示す正面図、(B)
はピッチングした状態を示す側面図、(C)はヨーイン
グした状態を示す平面図である。
り、(A)はローリングした状態を示す正面図、(B)
はピッチングした状態を示す側面図、(C)はヨーイン
グした状態を示す平面図である。
【図9】本発明に係るシールド掘進機の姿勢制御装置の
他の実施の形態の一例の概略を示すブロック図である。
他の実施の形態の一例の概略を示すブロック図である。
【図10】図9の姿勢制御装置の動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図11】図9の姿勢制御装置において、シールド掘進
機がローリングした場合のローリングの度合いに応じ
て、姿勢制御装置の各種修正手段を選択する場合の例を
示す説明図であり、シールド掘進機を縦長に連結して使
用する場合、横長に連結して使用する場合の好適な例を
示す。
機がローリングした場合のローリングの度合いに応じ
て、姿勢制御装置の各種修正手段を選択する場合の例を
示す説明図であり、シールド掘進機を縦長に連結して使
用する場合、横長に連結して使用する場合の好適な例を
示す。
【図12】図9の姿勢制御装置を縦長に連結されたシー
ルド掘進機に適用した場合において、該姿勢制御装置の
表示部に表示される制御データの一例を示す図である。
ルド掘進機に適用した場合において、該姿勢制御装置の
表示部に表示される制御データの一例を示す図である。
【図13】図9の姿勢制御装置を横長に連結されたシー
ルド掘進機に適用した場合において、該姿勢制御装置の
表示部に表示される制御データの一例を示す図である。
ルド掘進機に適用した場合において、該姿勢制御装置の
表示部に表示される制御データの一例を示す図である。
1 シールド掘進機 10 前胴部 24 ドラムカッタ 26 リングカ
ッタ 34 カッタ駆動用電動機 50 中折れジ
ャッキ 68 係合部 70 後胴部 76 セグメント 80 被係合部 82 シール材 84 シールド
ジャッキ
ッタ 34 カッタ駆動用電動機 50 中折れジ
ャッキ 68 係合部 70 後胴部 76 セグメント 80 被係合部 82 シール材 84 シールド
ジャッキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠原 満 東京都中央区京橋1−7−1 戸田建設株 式会社内 (72)発明者 宇佐美 彰 東京都中央区京橋1−7−1 戸田建設株 式会社内 (72)発明者 柳楽 毅 東京都中央区京橋1−7−1 戸田建設株 式会社内 (72)発明者 高本 耕平 岡山県玉野市玉3丁目1番1号 三井造船 株式会社玉野事業所内 (72)発明者 小川 憲二 岡山県玉野市玉3丁目1番1号 三井造船 株式会社玉野事業所内 (72)発明者 管野谷 清明 岡山県玉野市玉3丁目1番1号 三井造船 株式会社玉野事業所内 (72)発明者 松中 信恭 岡山県玉野市玉3丁目1番1号 三井造船 株式会社玉野事業所内 (72)発明者 広瀬 孝義 東京都中央区築地5丁目6番4号 三井造 船株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 前胴部と、該前胴部の後部に配設される
後胴部と、を有し、前記前胴部を前記後胴部に対して中
折れ可能にしたシールド掘進機において、 前記前胴部は、前記後胴部に対して複数設けられ、 各前記前胴部が前記後胴部に対して取り外し可能に形成
されていることを特徴とする中折れ式シールド掘進機。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記各前胴部は、前記後胴部に対して独立して方向自在
に制御可能とされていることを特徴とする中折れ式シー
ルド掘進機。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、 前記後胴部は、前記前胴部の周壁と前記後胴部の周壁と
の境界領域にて、該後胴部より延設されて前記前胴部の
周壁の内周面に係合される被係合部を有し、 前記前胴部は、前記被係合部と係合する係合部を有し、 前記被係合部と前記係合部との間には、前記前胴部及び
前記後胴部にて囲繞された空間内への泥水の侵入を防止
する止水手段が介在配設されることを特徴とする中折れ
式シールド掘進機。 - 【請求項4】 複数の前胴部と、該前胴部の後部に配設
される後胴部と、を有し、各前記前胴部を前記後胴部に
対して中折れ可能にしたシールド掘進機を用いた姿勢制
御方法であって、 地盤を掘削しながら各前記前胴部を中折れ操作し、その
地盤反力を用いて、姿勢を制御することを特徴とする姿
勢制御方法。 - 【請求項5】 請求項4において、 以下の少なくともいずれかの工程を有することを特徴と
する姿勢制御方法。 (a)ローリングが発生した場合には、ローリング発生
方向へ、前記各前胴部を鉛直方向を軸として独立に方向
移動させ、ローリングを修正する工程。 (b)ピッチングが発生した場合には、ピッチング発生
方向へ、前記各前胴部を掘進方向と交差する水平方向を
軸として独立に方向移動させ、ピッチングを修正する工
程。 (c)ヨーイングが発生した場合には、ヨーイング発生
方向へ、前記各前胴部を鉛直方向を軸として独立に方向
移動させ、ヨーイングを修正する工程。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
中折れ式シールド掘進機を用いた地下空間の構築方法で
あって、 発進立坑から到達立坑まで、前記シールド掘進機を掘進
させながら前記地下空間形成領域の一部を構成する第1
のシールドトンネルを形成する第1掘進工程と、 前記到達立坑に到達した前記シールド掘進機の前記各前
胴部を前記後胴部より取り外し、前記前胴部及び前記後
胴部を前記発進立坑へ搬送して組立てる搬送組立て工程
と、 再度発進立坑から到達立坑まで、前記組立てたシールド
掘進機により掘進して、前記地下空間形成領域の一部で
あって前記第1のシールドトンネルに隣接する第2のシ
ールドトンネルを形成する第2掘進工程と、 前記搬送組立て工程及び第2掘進工程を繰り返して前記
地下空間形成領域外周を掘削する工程と、 を含むことを特徴とする地下空間の構築方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8356997A JPH108876A (ja) | 1996-04-12 | 1997-04-02 | 中折れ式シールド掘進機及びその姿勢制御方法並びに地下空間の構築方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-91227 | 1996-04-12 | ||
| JP9122796 | 1996-04-12 | ||
| JP8356997A JPH108876A (ja) | 1996-04-12 | 1997-04-02 | 中折れ式シールド掘進機及びその姿勢制御方法並びに地下空間の構築方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH108876A true JPH108876A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=26424603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8356997A Pending JPH108876A (ja) | 1996-04-12 | 1997-04-02 | 中折れ式シールド掘進機及びその姿勢制御方法並びに地下空間の構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH108876A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011032779A (ja) * | 2009-08-04 | 2011-02-17 | Alpha Civil Engineering:Kk | 矩形掘進機のローリング修正装置 |
| JP2012167521A (ja) * | 2011-02-16 | 2012-09-06 | Kumagai Gumi Co Ltd | 管設置装置及び管設置方法 |
| CN104389613A (zh) * | 2014-09-26 | 2015-03-04 | 上海隧道工程有限公司 | 泥水平衡盾构穿越危险地下管线的施工方法 |
| JP2015135018A (ja) * | 2014-01-17 | 2015-07-27 | ジャパントンネルシステムズ株式会社 | 合体型掘進機及びこれを用いた掘進方法並びにトンネル構築方法 |
-
1997
- 1997-04-02 JP JP8356997A patent/JPH108876A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011032779A (ja) * | 2009-08-04 | 2011-02-17 | Alpha Civil Engineering:Kk | 矩形掘進機のローリング修正装置 |
| JP2012167521A (ja) * | 2011-02-16 | 2012-09-06 | Kumagai Gumi Co Ltd | 管設置装置及び管設置方法 |
| JP2015135018A (ja) * | 2014-01-17 | 2015-07-27 | ジャパントンネルシステムズ株式会社 | 合体型掘進機及びこれを用いた掘進方法並びにトンネル構築方法 |
| CN104389613A (zh) * | 2014-09-26 | 2015-03-04 | 上海隧道工程有限公司 | 泥水平衡盾构穿越危险地下管线的施工方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040401 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060414 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060425 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060822 |