JPH1088905A - 開口枠用枠材及びこれを用いた開口枠 - Google Patents

開口枠用枠材及びこれを用いた開口枠

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JPH1088905A
JPH1088905A JP24778396A JP24778396A JPH1088905A JP H1088905 A JPH1088905 A JP H1088905A JP 24778396 A JP24778396 A JP 24778396A JP 24778396 A JP24778396 A JP 24778396A JP H1088905 A JPH1088905 A JP H1088905A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用性があり、切断作業が容易で、装飾性が
高い開口枠用枠材及びこれを用いた開口枠を提供するこ
と。 【解決手段】 建物の開口部の縦縁部及び横縁部に取り
付けられて開口枠を形成する開口枠用枠材40におい
て、略コ字形の横断面をなし、切断用の目印と装飾を兼
ねる模様46,48を側面の所定位置に長手方向に沿っ
て備えること、を特徴とする開口枠用枠材40。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開口枠用枠材及び
これを用いた開口枠に関し、特に、汎用性があり、装飾
性が高く、かつ切断作業が容易な開口枠用枠材及びこれ
を用いた開口枠に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】建物の建
築工法の一つとして、複数のパネルを組み合わせて各パ
ネルに耐力を持たせるパネル工法が知られている。そし
て、このパネル工法により構築される建物の開口部に
は、建築用パネルの端面を隠すと共に開口部に生じた歪
を矯正して開口部を美的に処理するため、縁部に沿って
開口枠が取り付けられる。
【0003】ここで、従来は、現場で建築用パネルの表
面に石膏ボードを取り付ける必要があったため、図12
に示すような横断面形状を有する開口枠用枠材11から
なる開口枠10が使用されることが多かった。
【0004】同図において、開口枠用枠材11は、厚み
のある縦長の平板であって、一方の面に、石膏ボード2
6をはめ込むための2本の溝16が、所定間隔をおいて
長手方向に沿って形成されている。また、溝16の外側
には、長手方向に同一の断面形状を有する凸状部14が
形成され、さらに、凸状部14の側面には段差部12が
形成されている。そして、両側端面11aの角部には面
取りが施されている。
【0005】このような横断面形状を有する開口枠用枠
材11からなる開口枠10を開口部の縁部に取り付ける
場合は、同図に示すように、各開口枠用枠材11の溝1
6が形成された面を開口部を形成する建築用パネル20
の端面20a側に向け、端面20aとの間にパッキング
18を挟んで接着剤により固定する。そして、石膏ボー
ド26の端部を溝16にはめ込むようにして取り付け
る。また、建築用パネルの端部や壁の角部等で、交差方
向に突き抜ける開口部が隣接させて形成される場合は、
図13に示すように、各開口部の開口枠10が一部接合
された状態で取り付けられる。この接合部においては、
隣接する開口枠10の収まりを良くするため、一方又は
双方の開口枠用枠材11の一部を長手方向に沿って切断
して取り付ける。同図においては、端面20a側に取り
付けられた枠材11の、隣接する開口枠10側の凸状部
14がa−a線(図12参照)に沿って切断されてい
る。なお、段差部12がa−a線の目印となる。また、
建築用パネル20は、矩形に組まれた枠体22の両パネ
ル面に面材24を張り付けて構成されている。
【0006】しかし、本出願人は、近年、工場で表面仕
上げ処理がなされ、現場において石膏ボードを取り付け
る必要がない表面仕上げ済みパネルの実用化を検討して
いる。そのため、これにあわせて、石膏ボードの有無に
関わらず使用できる開口枠が要望されるようになった。
【0007】また、図12に示すa−a線以外の位置で
枠材11を切断したい場合もあり、その場合には、切断
のための目印をその都度付けなければならず、作業が煩
雑であった。このため、特に切断頻度が高い位置に、予
め印を付けておきたいという要請が生じた。
【0008】さらに、この印が開口枠の装飾を兼ねたも
のであり、切断して他の枠材と接合しても装飾性が損な
われないものであれば、開口枠の取付によって開口部の
外観を良くすることができるため、好ましい。
【0009】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、汎用性があり、切断作業が容易
で、装飾性が高い開口枠用枠材及びこれを用いた開口枠
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、建物の開口部の縦縁部及び
横縁部に取り付けられて開口枠を形成する開口枠用枠材
において、略コ字形の横断面をなし、切断用の目印と装
飾を兼ねる模様を側面の所定位置に長手方向に沿って備
えること、を特徴とする。
【0011】請求項1記載の発明によれば、開口枠を形
成する開口枠用枠材が略コ字形の横断面をなすため、凹
部を開口部の縁部の端面に被せるようにして、開口枠を
簡単に取り付けることができる。ここで、石膏ボード専
用の溝が形成されていないため、建築用パネルに石膏ボ
ードを取り付ける必要があるか否かに関わらず、使用す
ることができる。また、開口枠用枠材の横断面形状が単
純であるため、長手方向に沿って切断することで、取付
位置に適した横断面形状に容易に整形することができ
る。従って、汎用性が高い開口枠用枠材を得ることがで
きる。
【0012】ここで、開口枠用枠材の側面には、長手方
向に沿って切断用の目印となる模様があるため、現場に
おける切断作業を迅速かつ的確に行うことが可能とな
る。さらに、この模様は装飾をも兼ねるため、装飾性の
高い開口枠用枠材を得ることができる。従って、切断作
業が容易で装飾性の高い開口枠を得ることが可能とな
る。
【0013】なお、この目的を達成するため、模様は、
最も切断頻度の高い位置に設けられることが好ましい。
また、この模様には、溝や段差、ペイント等、種々の方
法によって作り出されるあらゆる模様を含む。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、前記開口枠用枠材は、全体的にほぼ一様な厚みを有
し、前記模様は、少なくとも前記横断面における角部の
頂点を挟んだ両側に形成されていること、を特徴とす
る。
【0015】請求項2記載の発明によれば、角部の頂点
を挟んだ両側に模様があるため、開口枠用枠材切断にお
ける切断し易い位置及び方向の選択の幅が広がる。
【0016】また、開口枠用枠材が全体的にほぼ一様な
厚みを有するように形成されることにより、角部等で交
差方向で隣接させて取り付けられる2以上の開口枠用枠
材の接合部分の段差を少なくすることができる。このた
め、角部等で隣接する開口枠を美的に取り付けることが
可能となる。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2において、前記模様は、溝又は段差として形成され
ること、を特徴とする。
【0018】請求項3記載の発明によれば、溝又は段差
として模様が形成されることにより、模様の部分の横断
面の厚みが他の部分より薄くなるため、一層切断し易く
なる。また、摩擦等によって消えにくいため、確実に目
印としての役割を果たすことができると共に、長く装飾
的効果を維持することができる。さらに、角部で隣接す
る2以上の開口枠の接合部分が目立たなくなるため、美
的に仕上げることが可能となる。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項1から請求
項3までのいずれかにおいて、前記開口枠用枠材は、前
記角部で挟まれた側面に、長手方向に沿って形成された
戸当り取り付け用の溝を備えること、を特徴とする。
【0020】請求項4記載の発明によれば、戸当り取り
付け用の溝を備えるため、この溝に戸当りをはめ込んで
簡単に取り付けることができる。また、この溝の底部に
釘等を打ち込むことによって、開口枠用枠材を一層確実
に固定することが可能となる。なお、溝の底部に釘を打
ち込んでも、戸当りによって隠されるため、開口枠の美
感が損なわれることはない。
【0021】請求項5記載の発明は、建物の矩形の開口
部の縁部に取り付けられる開口枠において、請求項1か
ら請求項4までのいずれかに記載した開口枠用枠材から
なり、前記開口枠用枠材は、前記横断面における凹部を
外方に向けて配置されること、を特徴とする。
【0022】請求項5記載の発明によれば、汎用性があ
り、切断作業が容易で、装飾性の高い開口枠を得ること
が可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明にかかる開口枠用枠材の第
一の実施形態を示す横断面図である。
【0025】同図において、開口枠用枠材40は、平板
状の第一の化粧板42と、この第一の化粧板42の裏面
側において両端からほぼ直角に突出するように形成され
た第二の化粧板44とを備え、凹部47を備える略コ字
形の横断面をなすように形成されている。
【0026】ここで、第一の化粧板42は、使用される
建築用パネル50(図2参照)の厚さよりも幅が広く形
成されており、両端部の4つの角隅には、総て面取りが
施されている。また、第二の化粧板44を備える面と反
対側の面には、第一の化粧板42と第二の化粧板44と
が接続される角部の裏面側の角隅45に対応する位置
に、それぞれ、縦溝46が長手方向に沿って形成されて
いる。このため、縦溝46を、同図に示すB−B線で切
断したい場合の目印とすることができる。また、縦溝4
6は、V字形の断面形状をなし、このV字形の傾斜角度
と面取りの角度とがほぼ等しく形成される。これによ
り、表面側角部周辺の見栄えが向上させ、開口枠30の
装飾的効果を高めることが可能となる。
【0027】第二の化粧板44は、第一の化粧板42と
厚みがほぼ等しく形成されているが、側面に段差部48
を備えるため、厳密には、その分だけ第一の化粧板42
よりもやや薄くなっている。また、第二の化粧板44の
幅は、第一の化粧板42よりもかなり狭く形成されてい
る。なお、段差部48の開始位置は、第一の化粧板42
と第二の化粧板44の接続部であり、裏面側の角隅45
に対応する。これにより、第二の化粧板44の一方又は
双方を、同図に示すA−A線に沿って切断したい場合
に、段差部48を目印として、容易かつ迅速に切断を行
うことができる。また、この段差部48も、縦溝46と
同様に、開口枠30の表面装飾的役割を果たす。
【0028】開口枠用枠材40の材質としては、木や合
成樹脂等、種々の材質を使用することができる。
【0029】また、開口枠用枠材40の長さは、形成さ
れる開口枠の大きさに応じて、種々設定することが可能
である。なお、開口枠の大きさは、それが取り付けられ
る開口部の大きさによって決定される。
【0030】本発明の第一の実施形態は、上述のように
構成されており、次に、この開口枠用枠材の開口部の縁
部への取付方法について説明する。なお、以下の説明に
おいて、同様な位置で切断された開口枠用枠材について
は、同一の符号を付し、切断位置等の説明を重複して行
わないものとする。
【0031】図2は、本発明の第一の実施形態を開口部
100の縁部に取り付ける場合の基本的な取付方法を示
す一部拡大斜視図である。
【0032】同図において、開口枠用枠材40は、第一
の化粧板42が建築用パネル50の側端面50aを覆
い、第二の化粧板44が面材54の側端部を覆うように
取り付けられている。
【0033】ここで、建築用パネル50は、矩形に組ま
れた枠体52の両面に面材54が張り付けられて構成さ
れ、面材54の表面には、予め仕上げ処理が施されてい
る。このため、面材54の上に、改めて石膏ボードを取
り付け、壁仕上げ処理を行う必要がない。
【0034】また、開口枠用枠材40は、釘打ちによっ
て美感が損なわれることを防ぐため、接着剤によって建
築用パネル50に固定されている。
【0035】図3は、建築用パネル50の側端部で2つ
の開口部が90度の角度をなして隣接する場合における
第一の実施形態の取付例を示す横断面図である。
【0036】同図において、開口枠用枠材60,62
は、それぞれ、上述の開口枠用枠材40を一部切断して
形成したものである。具体的には、開口枠用枠材60
は、図1に示すA−A線及び一方のB−B線に沿って切
断され、第一の化粧板42が当初よりやや短い状態で残
るように形成されている。また、開口枠用枠材62は、
図1に示すA−A線に沿って第二の化粧板の一方を切断
し、横断面がL字形状をなすように形成されている。そ
して、建築用パネル50の側端面50aを第一の化粧板
42で覆い、第二の化粧板44で一方の面材54の側端
部を覆うように、開口枠用枠材62が取り付けられ、他
方の面材54の側端部周辺を覆うように開口枠用枠材6
0が取り付けられている。このとき、開口枠用枠材60
は、B−B線で切断された側の端面が開口枠用枠材62
の第一の化粧板42の端部裏面と接合される。ここで、
第二の化粧板44は、段差部48の大きさをあわせる
と、第一の化粧板42と厚さが等しくなるように形成さ
れているため、端面62aと開口枠用枠材60の表面と
の間に段差が生じない。また、縦溝46の横断面の角度
と表面側角隅の面取り角度がほぼ等しくなっているた
め、開口枠用枠材60と開口枠用枠材62との接合部分
が、縦溝46と同様な状態を作り出す。これにより、接
合部が目立たなくなると共に装飾性が向上する。さら
に、外観上、開口枠用枠材62の端部62aが開口枠用
枠材60の端部をも兼ねることになるため、見た目のバ
ランスがよくなる。従って、開口枠用枠材が90度の角
度をなして隣接させて取り付けられる角部を、美的に処
理することが可能となる。
【0037】なお、開口枠用枠材の切断作業は、現場に
おいて必要に応じて行われる。このとき、縦溝46又は
段差部48が切断時のガイド的役割を果たすため、切断
作業を迅速かつ確実に行うことが可能となる。
【0038】図4は、建築用パネル50の側端部で開口
部が3方に形成される場合の例を示す横断面図である。
【0039】同図において、建築用パネル50の端面5
0a側に開口枠用枠材64が取り付けられ、両パネル面
側にそれぞれ開口枠用枠材60が取り付けられている。
ここで、開口枠用枠材64は、図1におけるA−A線で
第二の化粧板を両方とも切断して形成されている。そし
て、各開口枠用枠材60は、B−B線で切断された側を
端面50a側に向けて、面材54に張り付けられてお
り、開口枠用枠材64は、この開口枠用枠材60の端面
及び建築用パネル50の端面50aを覆うように張り付
けられている。
【0040】このように取り付けることにより、3方向
に開口部が形成される部分での開口枠用枠材の収まりを
美的に仕上げることができる。
【0041】図5及び図6は、2枚の建築用パネル50
が接合された角部における取付例を示す横断面図であ
る。これらの図において、一の建築用パネル50の一方
の側面の側端部に他の建築用パネル50の側端面50a
が接合され、壁部の角部が形成されている。
【0042】図5は、一方向にのみ開口部が形成される
場合の例を示す。
【0043】同図において、開口枠用枠材62は、第一
の化粧板42が両建築用パネル50,50の接合部及び
一の建築用パネル50の端面50aを覆い、残された第
二の化粧板44が、この一の建築用パネル50の一方の
面材54を覆うように取り付けられている。これによ
り、建築用パネル50,50の接合部が隠され、壁面の
美感が向上する。
【0044】図6は、角部において2方向に開口部が形
成される場合の例を示す。
【0045】同図においても、建築用パネル50,50
の接合部が開口枠用枠材64によって覆われるため、壁
面を美的に仕上げることができる。また、隣接する開口
枠用枠材60,64の納まりが美しくなる。
【0046】図7は、本発明にかかる開口枠用枠材を平
面に取り付ける場合の例を示す横断面図である。
【0047】同図において、2枚の建築用パネル50,
50は、側端面同士が接合され、この接合部を覆うよう
に、開口枠用枠材64が取り付けられている。このよう
に取り付けることにより、建築用パネル50,50の接
合部が覆い隠され、壁部の仕上がりが美しくなる。ま
た、開口枠用枠材64は平板状であるため、壁面に取り
付け易い。
【0048】図8は、建築用パネルのパネル面に石膏ボ
ード及び壁紙を取り付けて壁面が仕上げられる場合にお
ける本発明の適用状況を示す横断面図である。
【0049】同図においては、建築用パネル70の端面
70aにパッキング用合板90が取り付けられ、このパ
ッキング用合板90の両端面及び面材74の全面を覆う
ように石膏ボード76が張り付けられ、さらに、この石
膏ボード76の端面及びパッキング用合板90を覆うよ
うに、開口枠用枠材66が取り付けられている。そし
て、石膏ボード76の表面には、開口枠用枠材66で覆
われた部分を避けて、壁紙78が取り付けられている。
【0050】ここで、開口枠用枠材66は、図1に示す
開口枠用枠材40と基本的に同じ構成を有する。ただ
し、第一の化粧板67の幅が、開口枠用枠材40よりも
石膏ボード70の分だけ広く形成されている。
【0051】一方、建築用パネル70は、矩形の枠体7
2の両面に面材74が張り付けられて構成されている。
そして、面材74としては、合板等の壁仕上げ処理がな
されていないものが使用されている。
【0052】このように取り付けることにより、石膏ボ
ードを取り付ける必要がある場合においても、本発明に
かかる開口枠用枠材を適用することが可能となる。な
お、パッキング用部材の取付は、作業現場において行わ
れる。
【0053】図9は、図2から図7までに示す取付方法
の組み合わせ例を示す壁部の横断面図である。
【0054】同図においては、開口部100が6つ形成
されており、各開口部100に開口枠用枠材が取り付け
られている。
【0055】ここで、各開口部100を挟んで対面する
一対の開口枠用枠材の少なくとも上部は、各開口部10
0の上方の横縁に沿って取り付けられる開口枠用枠材に
よって接続され、開口枠が形成されている。なお、各開
口部100の下方の横縁には、開口枠用枠材が取り付け
られる場合と、取り付けられない場合とがある。
【0056】図10は、本発明の第一の実施形態を、笠
木として用いる場合の例を示す斜視図である。
【0057】同図において、階段部80,82の境界に
手摺壁84が設けられ、この手摺壁84の上端部を覆う
ように、開口枠用枠材40が取り付けられている。連続
する溝46及び段差部48が装飾となって、高級感漂う
笠木を形成している。このように、本発明は、開口枠と
してのみならず、他の用途にも使用し得る利用価値の高
い開口枠用枠材であるということができる。
【0058】図11は、本発明にかかる開口枠用枠材の
第二の実施形態を示す横断面図である。
【0059】同図において、開口枠用枠材110は、図
1に示す開口枠用枠材40と基本的に同じ構成を有す
る。ただし、第一の化粧板112の表面側のほぼ中央
に、長手方向に沿って、戸当り取り付け用の溝118が
形成されている。この溝118は、縦溝116よりも幅
及び深さが大きく形成されている。また、横断面が凹字
形状になっている。
【0060】このような横断面形状を有する開口枠用枠
材110は、上述した第一の実施形態の場合と同様な方
法により取り付けられる。なお、溝118の底部は戸当
り(図示せず)で隠されるため、開口枠用枠材110の
取付の際、この溝118の底部に釘(図示せず)等を打
ち込んでもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、開口枠を形成する開口枠用枠材が単純な横
断面形状をしており、かつ、側面に所定の模様を備える
ことにより、汎用性があり、装飾性が高く、かつ切断作
業が容易な開口枠用枠材を得ることができる。
【0062】請求項2記載の発明によれば、切断容易な
位置及び方向の自由度が高まり、かつ、隣接する開口部
同士の接合部を美的に仕上げることが可能となる。
【0063】請求項3記載の発明によれば、模様が溝又
は段差として形成されることにより、切断作業が一層容
易な開口枠用枠材を得ることが可能となる。
【0064】請求項4記載の発明によれば、戸当り取り
付け用の溝を備えるため、開口枠の固定及び戸当りの取
付が容易な開口枠用枠材を得ることができる。
【0065】請求項5記載の発明によれば、汎用性があ
り、装飾性が高く、切断作業が容易な開口枠を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる開口枠用枠材の第一の実施形態
を示す横断面図である。
【図2】本発明の第一の実施形態の取付例を示す一部拡
大斜視図である。
【図3】本発明の第一の実施形態の他の取付例を示す横
断面図である。
【図4】本発明の第一の実施形態の他の取付例を示す横
断面図である。
【図5】本発明の第一の実施形態の他の取付例を示す横
断面図である。
【図6】本発明の第一の実施形態の他の取付例を示す横
断面図である。
【図7】本発明の第一の実施形態の他の取付例を示す横
断面図である。
【図8】建築用パネルの表面に石膏ボードが取り付けら
れる場合における本発明の第一の実施形態の取付例を示
す横断面図である。
【図9】図1から図7までの取付例の組み合わせ例を示
す壁部の横断面図である。
【図10】本発明の第一の実施形態を笠木として用いる
場合の例を示す斜視図である。
【図11】本発明にかかる開口枠用枠材の第二の実施形
態を示す横断面図である。
【図12】従来例を示す横断面図である。
【図13】従来例を示す横断面図である。
【符号の説明】
40,60,62,64,66,110 開口枠用枠材 47 凹部 46,116 縦溝 48 段差 118 戸当り取り付け用の縦溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の開口部の縦縁部及び横縁部に取り
    付けられて開口枠を形成する開口枠用枠材において、 略コ字形の横断面をなし、切断用の目印と装飾を兼ねる
    模様を側面の所定位置に長手方向に沿って備えること、
    を特徴とする開口枠用枠材。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記開口枠用枠材は、 全体的にほぼ一様な厚みを有
    し、 前記模様は、少なくとも前記横断面における角部の頂点
    を挟んだ両側に形成されていること、を特徴とする開口
    枠用枠材。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、 前記模様は、溝又は段差として形成されること、を特徴
    とする開口枠用枠材。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれかに
    おいて、 前記角部で挟まれた側面に、長手方向に沿って形成され
    た戸当り取り付け用の溝を備えること、を特徴とする開
    口枠用枠材。
  5. 【請求項5】 建物の矩形の開口部の縁部に取り付けら
    れる開口枠において、 請求項1から請求項4までのいずれかに記載した開口枠
    用枠材からなり、 前記開口枠用枠材は、前記横断面における凹部を外方に
    向けて配置されること、を特徴とする開口枠。
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