JPH1088959A - 立坑掘削土の搬出方法およびその装置 - Google Patents
立坑掘削土の搬出方法およびその装置Info
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- JPH1088959A JPH1088959A JP24332196A JP24332196A JPH1088959A JP H1088959 A JPH1088959 A JP H1088959A JP 24332196 A JP24332196 A JP 24332196A JP 24332196 A JP24332196 A JP 24332196A JP H1088959 A JPH1088959 A JP H1088959A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 排土用バケットを安定的に支持しつつ、立坑
内における垂直移動と坑外地上部における水平移動を連
続的に行なえる作業効率および安全性に優れた立坑掘削
土の搬出方法および搬出装置を提供する。 【解決手段】 立坑50内に垂下する垂直リーダー21
と直交する水平リーダー22を坑口上方に設ける。垂直
走行部1Aと水平走行部1Bを着脱自在としたキャッチ
ャー装置1を用い、垂直リーダー21に沿っての昇降を
垂直走行部1Aと水平走行部1Bを合体させた状態で行
う。立坑50底部で掘削土砂を水平走行部1Bより吊り
支持した排土用バケット2に積み込み、坑口まで上昇さ
せたら、水平走行部1Bを分離し、水平走行部1Bのみ
水平リーダー22に沿って摺動させる。この間、排土用
バケット2は土砂の積み降ろし、積み替えを行うことな
く運土車両31が待機する土砂搬出位置まで連続的に移
動させる。
内における垂直移動と坑外地上部における水平移動を連
続的に行なえる作業効率および安全性に優れた立坑掘削
土の搬出方法および搬出装置を提供する。 【解決手段】 立坑50内に垂下する垂直リーダー21
と直交する水平リーダー22を坑口上方に設ける。垂直
走行部1Aと水平走行部1Bを着脱自在としたキャッチ
ャー装置1を用い、垂直リーダー21に沿っての昇降を
垂直走行部1Aと水平走行部1Bを合体させた状態で行
う。立坑50底部で掘削土砂を水平走行部1Bより吊り
支持した排土用バケット2に積み込み、坑口まで上昇さ
せたら、水平走行部1Bを分離し、水平走行部1Bのみ
水平リーダー22に沿って摺動させる。この間、排土用
バケット2は土砂の積み降ろし、積み替えを行うことな
く運土車両31が待機する土砂搬出位置まで連続的に移
動させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、機械化による立
坑掘削土の搬出方法および搬出作業に用いる垂直・水平
方向連続搬出装置に関するもので、例えば深礎杭の構築
等に利用することができる。
坑掘削土の搬出方法および搬出作業に用いる垂直・水平
方向連続搬出装置に関するもので、例えば深礎杭の構築
等に利用することができる。
【0002】
【従来の技術】従来、立坑掘削土の搬出方法として最も
一般的な方法は、地上坑口部の櫓に装備したウインチと
人力を主とする搬出方法であり、次のような手順で作業
を行う。
一般的な方法は、地上坑口部の櫓に装備したウインチと
人力を主とする搬出方法であり、次のような手順で作業
を行う。
【0003】掘削作業中の立坑底部で、予め搬入した
小型バックホウあるいは人力によって、掘削土を排土用
バケットに積み込む。
小型バックホウあるいは人力によって、掘削土を排土用
バケットに積み込む。
【0004】坑内底部の作業者が排土用バケットに過
大な掘削土の積み込みがないかを確認し、地上坑口のウ
インチ担当者に合図を送る。ウインチ担当者は、合図を
受けて排土用バケットを坑底より30cm程度巻き上げ、
停止する。
大な掘削土の積み込みがないかを確認し、地上坑口のウ
インチ担当者に合図を送る。ウインチ担当者は、合図を
受けて排土用バケットを坑底より30cm程度巻き上げ、
停止する。
【0005】巻き上げワイヤーの垂直性を保つため
に、排土用バケットには横揺れが発生するが、坑底の作
業者が人力により排土用バケットの横揺れを静止し、ウ
インチ担当者に合図を送った後、坑内底部の安全な位置
に退避する。
に、排土用バケットには横揺れが発生するが、坑底の作
業者が人力により排土用バケットの横揺れを静止し、ウ
インチ担当者に合図を送った後、坑内底部の安全な位置
に退避する。
【0006】ウインチの巻き上げにより排土用バケッ
トを坑底から坑口まで引き上げる。ウインチ担当者は、
排土用バケットの横揺れや積荷の落下による危険がない
よう手動動作で配慮しながらウインチを運転する。その
間、坑底の作業者は、作業を止めて、落下物抑止用のガ
ード設備の下で待機する。
トを坑底から坑口まで引き上げる。ウインチ担当者は、
排土用バケットの横揺れや積荷の落下による危険がない
よう手動動作で配慮しながらウインチを運転する。その
間、坑底の作業者は、作業を止めて、落下物抑止用のガ
ード設備の下で待機する。
【0007】ウインチ担当者は、排土用バケットを地
上の所定位置で停止させ、人力で横方向に引き寄せなが
ら作業台上に降下させる。
上の所定位置で停止させ、人力で横方向に引き寄せなが
ら作業台上に降下させる。
【0008】排土用バケットを作業台上で転倒させ
て、掘削土をベルトコンベヤーに積み込み、ダンブトラ
ックへと搬出する。
て、掘削土をベルトコンベヤーに積み込み、ダンブトラ
ックへと搬出する。
【0009】ウインチ担当者は、空になった排土用バ
ケットを作業台から坑口へ戻し、坑底の作業者に待機合
図を送って、排土用バケットの降下作業を行う。
ケットを作業台から坑口へ戻し、坑底の作業者に待機合
図を送って、排土用バケットの降下作業を行う。
【0010】また、より機械化された搬出方法として
は、地上坑口部の櫓にウインチ本体を水平移動可能とし
た門型クレーンを設置し、同設備により上記〜の作
業の機械化を図ったものがある。
は、地上坑口部の櫓にウインチ本体を水平移動可能とし
た門型クレーンを設置し、同設備により上記〜の作
業の機械化を図ったものがある。
【0011】その場合の排土用バケットの昇降用設備と
しては、立坑の掘進長に合わせて坑口から坑底へ垂直リ
ーダーを設置し、排土用バケットを垂直リーダー沿って
昇降させることで、排土用バケットの横揺れを抑止し、
安全確保を図っている。しかし、垂直リーダーが坑底部
と坑口部の端部分で切れているため、垂直リーダーの上
下端部では人力による排土用バケットの脱着作業が必要
となる。
しては、立坑の掘進長に合わせて坑口から坑底へ垂直リ
ーダーを設置し、排土用バケットを垂直リーダー沿って
昇降させることで、排土用バケットの横揺れを抑止し、
安全確保を図っている。しかし、垂直リーダーが坑底部
と坑口部の端部分で切れているため、垂直リーダーの上
下端部では人力による排土用バケットの脱着作業が必要
となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、いず
れも排土用バケットの坑底での離着時に、坑底の作業者
が掘削作業を中断して、排土用バケットの位置決めや脱
着を行う必要があり、また排土用バケットが坑底に位置
する間は、掘削のための作業面積が縮小されるため、掘
削作業の効率化が難しい。
れも排土用バケットの坑底での離着時に、坑底の作業者
が掘削作業を中断して、排土用バケットの位置決めや脱
着を行う必要があり、また排土用バケットが坑底に位置
する間は、掘削のための作業面積が縮小されるため、掘
削作業の効率化が難しい。
【0013】従来のウインチと人力に頼った方法では、
排土用バケットが昇降するとき、吊り長さが非常に長く
なるため、水平方向に揺れを生じ坑壁に接触する危険が
あること、安全確保のためには昇降速度が低速となり効
率が悪いこと、また坑底の作業者は、その間、排土用バ
ケットが頭上に位置する上下作業となり、危険性が非常
に高く、落下物抑止用のガード下に待避する必要がある
ことなどから、作業効率と安全性の両面で課題が多い。
排土用バケットが昇降するとき、吊り長さが非常に長く
なるため、水平方向に揺れを生じ坑壁に接触する危険が
あること、安全確保のためには昇降速度が低速となり効
率が悪いこと、また坑底の作業者は、その間、排土用バ
ケットが頭上に位置する上下作業となり、危険性が非常
に高く、落下物抑止用のガード下に待避する必要がある
ことなどから、作業効率と安全性の両面で課題が多い。
【0014】一方、横揺れ防止のため坑壁に垂直リーダ
ーを設ける場合、工程上、垂直リーダーの設置作業が負
担となる。また、掘削進行に伴い坑内で垂直リーダーの
伸長作業を要すること、さらに垂直リーダーの上下端部
においては、排土用バケットを垂直リーダーに着脱する
人力補助作業が発生することなどからも、作業効率の向
上が難しい。
ーを設ける場合、工程上、垂直リーダーの設置作業が負
担となる。また、掘削進行に伴い坑内で垂直リーダーの
伸長作業を要すること、さらに垂直リーダーの上下端部
においては、排土用バケットを垂直リーダーに着脱する
人力補助作業が発生することなどからも、作業効率の向
上が難しい。
【0015】また、立坑内での垂直方向の移動に加え、
地上作業として、通常、坑口より5〜10m程度離れた
搬出位置(ダンプトラック等への積み込み位置)までの
水平移動が必要であるが、垂直移動と水平移動を連続さ
せるための設備がないため、作業効率が悪い。特に、坑
口から坑外へ出るときに排土用バケットに横揺れが生じ
やすく、人力での静止が行われているが、坑口付近での
積み降ろし、積み替えなどの作業は、作業者や積荷の落
下の危険性が高いという問題がある。
地上作業として、通常、坑口より5〜10m程度離れた
搬出位置(ダンプトラック等への積み込み位置)までの
水平移動が必要であるが、垂直移動と水平移動を連続さ
せるための設備がないため、作業効率が悪い。特に、坑
口から坑外へ出るときに排土用バケットに横揺れが生じ
やすく、人力での静止が行われているが、坑口付近での
積み降ろし、積み替えなどの作業は、作業者や積荷の落
下の危険性が高いという問題がある。
【0016】本願発明は上述のような課題の解決を図っ
たものであり、排土用バケットを安定的に支持しつつ、
立坑内における垂直移動と坑外地上部における水平移動
を連続的に行なえる作業効率および安全性に優れた立坑
掘削土の搬出方法および搬出装置を提供することを目的
としている。
たものであり、排土用バケットを安定的に支持しつつ、
立坑内における垂直移動と坑外地上部における水平移動
を連続的に行なえる作業効率および安全性に優れた立坑
掘削土の搬出方法および搬出装置を提供することを目的
としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に係る立
坑掘削土の搬出方法は、垂直走行部と水平走行部とを着
脱自在に組み合わせてなるキャッチャー装置の前記水平
走行部の下方に吊り材を介して排土用バケットを吊り支
持してなる掘削土搬出装置を用い、この掘削土搬出装
置を坑口より立坑内に垂下させた垂直リーダーに沿って
前記垂直走行部を摺動させて立坑内に降下させる工程
と、立坑底部で掘削された土砂を前記排土用バケット
に積み込み、前記垂直リーダーに沿って前記垂直走行部
を摺動させて坑口まで上昇させる工程と、前記垂直リ
ーダーが坑口上方に設置した水平リーダーと直交する位
置で、キャッチャー装置の前記水平走行部を前記垂直走
行部から分離して前記水平リーダーに沿って土砂搬出位
置まで水平方向に移動させ、前記排土用バケット内の掘
削土砂を積み降ろす工程と、空の排土用バケットを吊
り支持した状態で前記水平走行部を水平リーダーに沿っ
て前記垂直リーダーと直交する位置まで戻し、前記垂直
走行部と合体させる工程を、必要回数繰り返すことを特
徴とする。
坑掘削土の搬出方法は、垂直走行部と水平走行部とを着
脱自在に組み合わせてなるキャッチャー装置の前記水平
走行部の下方に吊り材を介して排土用バケットを吊り支
持してなる掘削土搬出装置を用い、この掘削土搬出装
置を坑口より立坑内に垂下させた垂直リーダーに沿って
前記垂直走行部を摺動させて立坑内に降下させる工程
と、立坑底部で掘削された土砂を前記排土用バケット
に積み込み、前記垂直リーダーに沿って前記垂直走行部
を摺動させて坑口まで上昇させる工程と、前記垂直リ
ーダーが坑口上方に設置した水平リーダーと直交する位
置で、キャッチャー装置の前記水平走行部を前記垂直走
行部から分離して前記水平リーダーに沿って土砂搬出位
置まで水平方向に移動させ、前記排土用バケット内の掘
削土砂を積み降ろす工程と、空の排土用バケットを吊
り支持した状態で前記水平走行部を水平リーダーに沿っ
て前記垂直リーダーと直交する位置まで戻し、前記垂直
走行部と合体させる工程を、必要回数繰り返すことを特
徴とする。
【0018】本発明によれば、排土用バケットをキャッ
チャー装置を介して短い吊り長さで安定的に支持した状
態で、立坑内での垂直方向の移動と、地上部での水平方
向の移動を連続的に行うことができる。
チャー装置を介して短い吊り長さで安定的に支持した状
態で、立坑内での垂直方向の移動と、地上部での水平方
向の移動を連続的に行うことができる。
【0019】なお、吊り材はキャッチャー装置に直接設
けることも可能であるが、通常は、坑口の櫓に設置した
ウインチのワイヤー等を吊り材とし、キャッチャー装置
の水平走行部に設けたガイド部を介して排土用バケット
を吊り支持することで、実質的な吊り長さを短くし、安
定させることができる。
けることも可能であるが、通常は、坑口の櫓に設置した
ウインチのワイヤー等を吊り材とし、キャッチャー装置
の水平走行部に設けたガイド部を介して排土用バケット
を吊り支持することで、実質的な吊り長さを短くし、安
定させることができる。
【0020】また、キャッチャー装置は垂直走行部と水
平走行部とを着脱自在に組合せたものであり、垂直リー
ダーと水平リーダーの直交位置で分離(土砂搬出時)ま
たは合体(坑内への吊降ろし時)させることで、積み替
えなしで土砂の連続的な搬出作業が行なえる。
平走行部とを着脱自在に組合せたものであり、垂直リー
ダーと水平リーダーの直交位置で分離(土砂搬出時)ま
たは合体(坑内への吊降ろし時)させることで、積み替
えなしで土砂の連続的な搬出作業が行なえる。
【0021】本願の請求項2は、請求項1において立坑
内に垂下させる垂直リーダーの昇降方法および長手方向
への継ぎ足し方法を限定したものであり、垂直リーダー
の長手方向にラックギアを設けておき、これと噛み合う
ように立坑の坑口の櫓に設けたピニオンギアを駆動する
ことにより、垂直リーダーが立坑内を昇降し、垂直リー
ダーを長手方向に継ぎ足すことで、掘削の進行に応じて
その長さを調整することができる。
内に垂下させる垂直リーダーの昇降方法および長手方向
への継ぎ足し方法を限定したものであり、垂直リーダー
の長手方向にラックギアを設けておき、これと噛み合う
ように立坑の坑口の櫓に設けたピニオンギアを駆動する
ことにより、垂直リーダーが立坑内を昇降し、垂直リー
ダーを長手方向に継ぎ足すことで、掘削の進行に応じて
その長さを調整することができる。
【0022】したがって、坑底部での垂直リーダーの面
倒な接続作業が不要となり、作業の中断や作業スペース
が狭まるといったことでの掘削作業効率の低下が防げ
る。
倒な接続作業が不要となり、作業の中断や作業スペース
が狭まるといったことでの掘削作業効率の低下が防げ
る。
【0023】本願の請求項3に係る掘削土搬出装置は、
請求項1記載の搬出方法に利用するための装置であり、
坑口より立坑内に垂下させた垂直リーダーと、坑口上方
で前記垂直リーダーと直交する水平リーダーと、前記垂
直リーダーに沿って摺動可能な垂直走行部と前記水平リ
ーダーに沿って摺動可能な水平走行部とを着脱自在に組
み合わせてなるキャッチャー装置と、前記キャッチャー
装置の水平走行部より吊り材を介して吊り支持される排
土用バケットとからなることを特徴とする。
請求項1記載の搬出方法に利用するための装置であり、
坑口より立坑内に垂下させた垂直リーダーと、坑口上方
で前記垂直リーダーと直交する水平リーダーと、前記垂
直リーダーに沿って摺動可能な垂直走行部と前記水平リ
ーダーに沿って摺動可能な水平走行部とを着脱自在に組
み合わせてなるキャッチャー装置と、前記キャッチャー
装置の水平走行部より吊り材を介して吊り支持される排
土用バケットとからなることを特徴とする。
【0024】このような構成により、掘削土の搬出に関
し、垂直・水平方向の連続作業が可能であり、かつ排土
用バケットを安定的に支持することができ、作業の効率
化および安全性の向上が図れる。
し、垂直・水平方向の連続作業が可能であり、かつ排土
用バケットを安定的に支持することができ、作業の効率
化および安全性の向上が図れる。
【0025】請求項4は、上記請求項3に係る装置につ
いて、キャッチャー装置の水平走行部の上方にウインチ
が配置され、排土用バケットを前記ウインチのワイヤー
で前記水平走行部に設けたガイド部を介して吊り支持し
ている場合を限定したものである。
いて、キャッチャー装置の水平走行部の上方にウインチ
が配置され、排土用バケットを前記ウインチのワイヤー
で前記水平走行部に設けたガイド部を介して吊り支持し
ている場合を限定したものである。
【0026】請求項5は、請求項3または4記載の装置
について、前記水平リーダーが、少なくとも前記垂直リ
ーダーとの直交位置で前記キャッチャー装置の水平走行
部を挟み込む形で左右に開閉自在となっており、水平リ
ーダーを閉じた状態で、水平リーダーに設けた水平レー
ルと前記キャッチャー装置の水平走行部が係合し、水平
走行部を前記水平レールに沿って摺動可能としている場
合を限定したものである。
について、前記水平リーダーが、少なくとも前記垂直リ
ーダーとの直交位置で前記キャッチャー装置の水平走行
部を挟み込む形で左右に開閉自在となっており、水平リ
ーダーを閉じた状態で、水平リーダーに設けた水平レー
ルと前記キャッチャー装置の水平走行部が係合し、水平
走行部を前記水平レールに沿って摺動可能としている場
合を限定したものである。
【0027】水平リーダーは、通常、垂直リーダーとの
直交位置側が開くようにすればよいが、全体が平行に開
閉するようなものでもよい。閉じた状態では水平リーダ
ーの水平レールとキャッチャー装置の水平走行部が係合
することで、排土用バケットを吊り支持する水平走行部
が水平方向に摺動可能となり、開いた状態では摺動でき
ないようになっている。
直交位置側が開くようにすればよいが、全体が平行に開
閉するようなものでもよい。閉じた状態では水平リーダ
ーの水平レールとキャッチャー装置の水平走行部が係合
することで、排土用バケットを吊り支持する水平走行部
が水平方向に摺動可能となり、開いた状態では摺動でき
ないようになっている。
【0028】請求項6は、請求項5記載の装置におい
て、さらにキャッチャー装置の垂直走行部と水平走行部
が係合手段によって互いに着脱自在となっており、水平
リーダーを閉じる際の水平リーダーの移動により、その
一部が前記係合手段の係合解除手段を押圧し、その押圧
力により垂直走行部と水平走行部の係合が解除されるよ
う構成してある場合を限定したものである。
て、さらにキャッチャー装置の垂直走行部と水平走行部
が係合手段によって互いに着脱自在となっており、水平
リーダーを閉じる際の水平リーダーの移動により、その
一部が前記係合手段の係合解除手段を押圧し、その押圧
力により垂直走行部と水平走行部の係合が解除されるよ
う構成してある場合を限定したものである。
【0029】このように構成することで、キャッチャー
装置の垂直走行部と水平走行部の分離、あるいはさらに
合体を、人力によらず自動的に行うことができ、作業効
率の向上が図れる他、最も危険な坑口での作業が省略で
きることで安全性の向上につながる。
装置の垂直走行部と水平走行部の分離、あるいはさらに
合体を、人力によらず自動的に行うことができ、作業効
率の向上が図れる他、最も危険な坑口での作業が省略で
きることで安全性の向上につながる。
【0030】請求項7に係る垂直・水平方向連続搬出装
置は、請求項1の搬出方法に利用可能な搬出装置とし
て、より一般的な搬出装置を与えるものであり、垂直リ
ーダーに沿って摺動可能な垂直走行部と前記垂直リーダ
ーと直交する水平リーダーに沿って摺動可能な水平走行
部とを着脱自在に組み合わせてなるキャッチャー装置
と、前記キャッチャー装置の水平走行部より吊り材を介
して吊り支持されるバケットとからなることを特徴とす
る。
置は、請求項1の搬出方法に利用可能な搬出装置とし
て、より一般的な搬出装置を与えるものであり、垂直リ
ーダーに沿って摺動可能な垂直走行部と前記垂直リーダ
ーと直交する水平リーダーに沿って摺動可能な水平走行
部とを着脱自在に組み合わせてなるキャッチャー装置
と、前記キャッチャー装置の水平走行部より吊り材を介
して吊り支持されるバケットとからなることを特徴とす
る。
【0031】この装置は、掘削土の搬出はもちろん、深
礎杭施工における立坑内外の物体の搬出、さらにはそれ
以外の用途にも使用可能であり、垂直・水平方向の搬出
作業を連続的に効率よく行うことができる。
礎杭施工における立坑内外の物体の搬出、さらにはそれ
以外の用途にも使用可能であり、垂直・水平方向の搬出
作業を連続的に効率よく行うことができる。
【0032】
【発明の実施の形態】図1〜5は、本願各発明の好まし
い一実施形態として、本願発明を深礎杭施工における掘
削土砂の搬出作業に用いる場合の設備・装置構成を示し
たものである。
い一実施形態として、本願発明を深礎杭施工における掘
削土砂の搬出作業に用いる場合の設備・装置構成を示し
たものである。
【0033】図1は掘削土搬出方法全体の概要を示した
もので、地上部坑口に掘削設備の一部として構築されて
いる櫓30から立坑50内に垂直リーダー21を垂下さ
せ、坑口上方位置に垂直リーダー21と直交させて水平
リーダー22を設ける。本願発明ではこれらの垂直リー
ダー21と水平リーダー22に沿って、垂直走行部1A
と水平走行部1Bとを着脱自在としたキャッチャー装置
1を摺動させる。
もので、地上部坑口に掘削設備の一部として構築されて
いる櫓30から立坑50内に垂直リーダー21を垂下さ
せ、坑口上方位置に垂直リーダー21と直交させて水平
リーダー22を設ける。本願発明ではこれらの垂直リー
ダー21と水平リーダー22に沿って、垂直走行部1A
と水平走行部1Bとを着脱自在としたキャッチャー装置
1を摺動させる。
【0034】全体設備としては、主として一階部分に排
土用バケット2の水平移動空間と油圧ユニットを設け、
二階部分にウインチ設備、垂直リーダー組払い作業台、
クレーン、ゴンドラ設備等を設ける。
土用バケット2の水平移動空間と油圧ユニットを設け、
二階部分にウインチ設備、垂直リーダー組払い作業台、
クレーン、ゴンドラ設備等を設ける。
【0035】垂直リーダー21に沿っての昇降は、キャ
ッチャー装置1の垂直走行部1Aと水平走行部1Bを合
体させた状態で行い、立坑50底部で掘削された土砂を
キャッチャー装置1の水平走行部1Bより吊り支持した
排土用バケット2に積み込み、坑口まで上昇させる。続
いて、坑口上部の垂直リーダー21と水平リーダー22
の交点位置で、キャッチャー装置1の水平走行部1Bを
分離し、垂直走行部1Aを残して水平走行部1Bのみ水
平リーダー22に沿って摺動させる。
ッチャー装置1の垂直走行部1Aと水平走行部1Bを合
体させた状態で行い、立坑50底部で掘削された土砂を
キャッチャー装置1の水平走行部1Bより吊り支持した
排土用バケット2に積み込み、坑口まで上昇させる。続
いて、坑口上部の垂直リーダー21と水平リーダー22
の交点位置で、キャッチャー装置1の水平走行部1Bを
分離し、垂直走行部1Aを残して水平走行部1Bのみ水
平リーダー22に沿って摺動させる。
【0036】この間、排土用バケット2は土砂の積み降
ろし、積み替えを行うことなく、ダンプトラック等の運
土車両31が待機する土砂搬出位置まで連続的に移動さ
せることができる。
ろし、積み替えを行うことなく、ダンプトラック等の運
土車両31が待機する土砂搬出位置まで連続的に移動さ
せることができる。
【0037】なお、この例では櫓30の二階部分に設け
たウインチ3のワイヤー3aをキャッチャー装置1の水
平走行部1Bをガイドとして排土用バケット2を吊り支
持している。吊り長さは水平走行部1Bのガイド部から
排土用バケット2の吊り点までの距離となり、揺れのほ
とんどない安定した支持が可能となる。
たウインチ3のワイヤー3aをキャッチャー装置1の水
平走行部1Bをガイドとして排土用バケット2を吊り支
持している。吊り長さは水平走行部1Bのガイド部から
排土用バケット2の吊り点までの距離となり、揺れのほ
とんどない安定した支持が可能となる。
【0038】また、ウインチ3はキャッチャー装置1の
水平走行部1Bとともに櫓30上で水平方向に移動でき
るようにしているが、ウインチ3を固定とし、キャッチ
ャー装置1の水平走行部1Bを独自に水平方向に移動さ
せるようにすることもでき、その場合、垂直方向の移動
の場合と同様、ワイヤー3aの送り出し、巻き上げによ
って吊り高さを維持することが可能である。
水平走行部1Bとともに櫓30上で水平方向に移動でき
るようにしているが、ウインチ3を固定とし、キャッチ
ャー装置1の水平走行部1Bを独自に水平方向に移動さ
せるようにすることもでき、その場合、垂直方向の移動
の場合と同様、ワイヤー3aの送り出し、巻き上げによ
って吊り高さを維持することが可能である。
【0039】運土車両31に土砂を積み込んだ後の空の
排土用バケット2の戻しは、逆の手順で水平走行部1B
を水平移動し、坑口で垂直走行部1Aと合体させ、ウイ
ンチ3のワイヤー3aを送り出しながら垂直走行部1A
で垂直リーダー21に沿って摺動させ、排土用バケット
2を坑底の土砂積み込み位置まで戻す。
排土用バケット2の戻しは、逆の手順で水平走行部1B
を水平移動し、坑口で垂直走行部1Aと合体させ、ウイ
ンチ3のワイヤー3aを送り出しながら垂直走行部1A
で垂直リーダー21に沿って摺動させ、排土用バケット
2を坑底の土砂積み込み位置まで戻す。
【0040】この例で、垂直リーダー21は一本の長さ
が4m程度のものを複数本継ぎ足しており、櫓30上で
その継足し・撤去の作業を行うことができる。また、垂
直リーダー21の左右面には昇降を目的としたラックギ
ア(図示省略)が設けられており、櫓30上段に設けた
ピニオンギア23を駆動する動力装置により垂直リーダ
ー21全体を昇降可能としている。
が4m程度のものを複数本継ぎ足しており、櫓30上で
その継足し・撤去の作業を行うことができる。また、垂
直リーダー21の左右面には昇降を目的としたラックギ
ア(図示省略)が設けられており、櫓30上段に設けた
ピニオンギア23を駆動する動力装置により垂直リーダ
ー21全体を昇降可能としている。
【0041】垂直リーダー21の横揺れ防止策として
は、必要に応じ、例えば10mごと程度で坑壁に横揺れ
防止ガイドを設置するなどの手段がある。
は、必要に応じ、例えば10mごと程度で坑壁に横揺れ
防止ガイドを設置するなどの手段がある。
【0042】図2は垂直リーダー21と昇降時のキャッ
チャー装置1との位置関係を示したもので、垂直リーダ
ー21の左右側面に突出するリーダーパイプ24と、キ
ャッチャー装置1の垂直走行部1A側の半割りパイプか
らなるガイド部4とが係合し、垂直走行部1Aと水平走
行部1Bが合体した状態で、キャッチャー装置1が垂直
リーダー21に沿って昇降する。
チャー装置1との位置関係を示したもので、垂直リーダ
ー21の左右側面に突出するリーダーパイプ24と、キ
ャッチャー装置1の垂直走行部1A側の半割りパイプか
らなるガイド部4とが係合し、垂直走行部1Aと水平走
行部1Bが合体した状態で、キャッチャー装置1が垂直
リーダー21に沿って昇降する。
【0043】キャッチャー装置1の垂直走行部1Aと水
平走行部1Bとは、垂直走行部1Aの凸部5が水平方向
の凹部6に嵌まり込む形(接触面を円錐面に近い曲面と
して3点支持状態を確保できるようにしている)で、左
右両側面において係合している。
平走行部1Bとは、垂直走行部1Aの凸部5が水平方向
の凹部6に嵌まり込む形(接触面を円錐面に近い曲面と
して3点支持状態を確保できるようにしている)で、左
右両側面において係合している。
【0044】図中、7はその係合状態を保つためのスト
ッパーであり、垂直走行部1Aの凸部5の上下において
左右に合計2対突出しており、ばね8で外向きに付勢さ
れている。このストッパー7の先端が水平走行部1B側
の凹部6を形成する左右側壁の係合溝9に貫入すること
で、係合状態が維持され、後述するようにストッパー7
上下の受圧ピン10が左右両面から水平リーダー22の
押圧ピン25(第3図(a) 参照)を介して間のばね8が
押圧され、押し縮められることでストッパー7による係
合状態が解除されるようになっている。
ッパーであり、垂直走行部1Aの凸部5の上下において
左右に合計2対突出しており、ばね8で外向きに付勢さ
れている。このストッパー7の先端が水平走行部1B側
の凹部6を形成する左右側壁の係合溝9に貫入すること
で、係合状態が維持され、後述するようにストッパー7
上下の受圧ピン10が左右両面から水平リーダー22の
押圧ピン25(第3図(a) 参照)を介して間のばね8が
押圧され、押し縮められることでストッパー7による係
合状態が解除されるようになっている。
【0045】排土用バケット2の支持は、キャッチャー
装置1の水平走行部1Bに設けたガイド孔11に通した
ウインチワイヤー3aによって行われ、ウインチ3でワ
イヤー3aを送り出したり巻き取ったりすることで、キ
ャッチャー装置1およびそれに支持される排土用バケッ
ト2が昇降する。
装置1の水平走行部1Bに設けたガイド孔11に通した
ウインチワイヤー3aによって行われ、ウインチ3でワ
イヤー3aを送り出したり巻き取ったりすることで、キ
ャッチャー装置1およびそれに支持される排土用バケッ
ト2が昇降する。
【0046】図3は垂直リーダー21と水平リーダー2
2の直交位置でのこれらとキャッチャー装置1との位置
関係を示したもので、櫓30上段から水平に吊り支持さ
れ、一端部を垂直リーダー21にガイドされている水平
リーダー22が左右に開閉するようになっており、水平
リーダー22を閉じることで、垂直リーダー21に沿っ
て昇降移動したキャッチャー装置1の水平走行部1Bが
垂直走行部1Aから分離し、水平走行部1Bのみ水平リ
ーダー22に沿って移動できるようになっている。
2の直交位置でのこれらとキャッチャー装置1との位置
関係を示したもので、櫓30上段から水平に吊り支持さ
れ、一端部を垂直リーダー21にガイドされている水平
リーダー22が左右に開閉するようになっており、水平
リーダー22を閉じることで、垂直リーダー21に沿っ
て昇降移動したキャッチャー装置1の水平走行部1Bが
垂直走行部1Aから分離し、水平走行部1Bのみ水平リ
ーダー22に沿って移動できるようになっている。
【0047】キャッチャー装置1を分離したり、結合し
たりする機械的動作は、水平リーダー22の左右の間隔
を広くする開動作と間隔を狭める閉動作によって行われ
る。
たりする機械的動作は、水平リーダー22の左右の間隔
を広くする開動作と間隔を狭める閉動作によって行われ
る。
【0048】排土用バケット2が地上部での水平移動が
可能となる所定の高さに達したとき、垂直リーダー21
に沿った上昇を停止し、次に、垂直リーダー21と直交
する左右の水平リーダー22の間隔を狭める(閉動作)
と、水平リーダー22に内向きに設けた押圧ピン25が
上述した受圧ピン10に当接し、ばね8を押し縮める。
この動作によりストッパー7の係合が外れ、垂直走行部
1Aを残したまま、水平走行部1Bが分離し、水平リー
ダー22に沿って水平方向に移動可能となる。
可能となる所定の高さに達したとき、垂直リーダー21
に沿った上昇を停止し、次に、垂直リーダー21と直交
する左右の水平リーダー22の間隔を狭める(閉動作)
と、水平リーダー22に内向きに設けた押圧ピン25が
上述した受圧ピン10に当接し、ばね8を押し縮める。
この動作によりストッパー7の係合が外れ、垂直走行部
1Aを残したまま、水平走行部1Bが分離し、水平リー
ダー22に沿って水平方向に移動可能となる。
【0049】この例では、水平リーダー22の高さ方向
中央部の左右に水平レール22aが形成され、分離した
キャッチャー装置1の水平走行部1B両側面のガイド部
12が水平レール22aに沿って摺動するようになって
いる。
中央部の左右に水平レール22aが形成され、分離した
キャッチャー装置1の水平走行部1B両側面のガイド部
12が水平レール22aに沿って摺動するようになって
いる。
【0050】なお、図3において、26は水平リーダー
を開閉するための油圧ジャッキ、27は緩衝部材であ
る。
を開閉するための油圧ジャッキ、27は緩衝部材であ
る。
【0051】図4は水平リーダー22と水平移動時のキ
ャッチャー装置1の位置関係を示したものである。櫓3
0上のウインチ3を水平方向に移動可能に設置した場合
は、ウインチ3の水平移動に伴い、キャッチャー装置1
の水平走行部1Bおよび排土用バケット2が引っ張られ
る状態で水平移動する。
ャッチャー装置1の位置関係を示したものである。櫓3
0上のウインチ3を水平方向に移動可能に設置した場合
は、ウインチ3の水平移動に伴い、キャッチャー装置1
の水平走行部1Bおよび排土用バケット2が引っ張られ
る状態で水平移動する。
【0052】排土用バケット2が運土車両31等の待機
する所定位置に達したら、排土用バケット2を上下転倒
させて排土し、空の排土用バケット2とキャッチャー装
置1の水平走行部1Bを坑口へ戻す。
する所定位置に達したら、排土用バケット2を上下転倒
させて排土し、空の排土用バケット2とキャッチャー装
置1の水平走行部1Bを坑口へ戻す。
【0053】キャッチャー装置1の垂直走行部1Aと水
平走行部1Bが係合可能な位置まできたら、水平リーダ
ー22の開動作を行うことで、ストッパー7が働き合体
する。
平走行部1Bが係合可能な位置まできたら、水平リーダ
ー22の開動作を行うことで、ストッパー7が働き合体
する。
【0054】図5は立坑50昇降時のキャッチャー装置
1のウインチワイヤー3aへの固定手段の一例を示した
ものである。図示した例において、ウインチワイヤー3
aはキャッチャー装置1の水平走行部1Bのガイド孔1
1には直接固定されておらず、キャッチャー装置1が排
土用バケット2とともに、垂直リーダー21に沿って高
速で降下するとき、キャッチャー装置1と排土用バケッ
ト2はそのままでは降下速度が異なってしまう。
1のウインチワイヤー3aへの固定手段の一例を示した
ものである。図示した例において、ウインチワイヤー3
aはキャッチャー装置1の水平走行部1Bのガイド孔1
1には直接固定されておらず、キャッチャー装置1が排
土用バケット2とともに、垂直リーダー21に沿って高
速で降下するとき、キャッチャー装置1と排土用バケッ
ト2はそのままでは降下速度が異なってしまう。
【0055】これを防止する目的で、図5の例ではキャ
ッチャー装置1内にワイヤーロック機構を付加した。す
なわち、水平走行部1Bのガイド孔11に通したワイヤ
ー3aに対し、ブレーキパッド13をばね14の力を利
用して押し付けておくことで、大きな摩擦力を与え、キ
ャッチャー装置1とワイヤー3aおよびその先端に接続
された排土用バケット2が同時に昇降できるようにして
ある。
ッチャー装置1内にワイヤーロック機構を付加した。す
なわち、水平走行部1Bのガイド孔11に通したワイヤ
ー3aに対し、ブレーキパッド13をばね14の力を利
用して押し付けておくことで、大きな摩擦力を与え、キ
ャッチャー装置1とワイヤー3aおよびその先端に接続
された排土用バケット2が同時に昇降できるようにして
ある。
【0056】水平走行時については、キャッチャー装置
1の側面に突出する受圧ピン15が水平リーダー12の
閉動作の際に押され、閉状態においてばね14による押
圧力に逆らってブレーキパッド13をワイヤー3aから
遠ざけることで、ロックが解除される。
1の側面に突出する受圧ピン15が水平リーダー12の
閉動作の際に押され、閉状態においてばね14による押
圧力に逆らってブレーキパッド13をワイヤー3aから
遠ざけることで、ロックが解除される。
【0057】また、立坑50の坑底部で排土用バケット
2を移動させる場合には操作杆16等で操作し、ロック
を解除することができる。
2を移動させる場合には操作杆16等で操作し、ロック
を解除することができる。
【0058】
【発明の効果】 本願発明の搬出方法によれば、排土用バケットをキ
ャッチャー装置を介して短い吊り長さで安定的に支持し
た状態で支持することができ、しかもキャッチャー装置
は垂直走行部と水平走行部とを着脱自在に組合せたもの
であるから、垂直リーダーと水平リーダーの直交位置で
分離・合体させることで、積み替えなしで土砂の連続的
な搬出作業が行なえる。また、排土用バケットの揺れが
少ないことで、移動速度の高速化、作業効率の向上が図
れる。
ャッチャー装置を介して短い吊り長さで安定的に支持し
た状態で支持することができ、しかもキャッチャー装置
は垂直走行部と水平走行部とを着脱自在に組合せたもの
であるから、垂直リーダーと水平リーダーの直交位置で
分離・合体させることで、積み替えなしで土砂の連続的
な搬出作業が行なえる。また、排土用バケットの揺れが
少ないことで、移動速度の高速化、作業効率の向上が図
れる。
【0059】 人力による補助的な作業が大幅に省略
されるため、作業効率の向上、安全性の向上が図れる。
されるため、作業効率の向上、安全性の向上が図れる。
【0060】 ほとんどの作業が地上部あるいは櫓上
の作業となるため、狭い立坑底部での作業に比べ、作業
効率および安全性の面で優れている。
の作業となるため、狭い立坑底部での作業に比べ、作業
効率および安全性の面で優れている。
【0061】 本願の請求項2に係る発明によれば、
垂直リーダーの長手方向にラックギアを設けておき、こ
れと噛み合うように立坑の坑口の櫓に設けたピニオンギ
アを駆動することにより、垂直リーダーが立坑内を昇降
し、垂直リーダーを長手方向に継ぎ足すことで、掘削の
進行に応じてその長さを調整することができる。したが
って、坑底部での垂直リーダーの面倒な接続作業が不要
となり、作業の中断や作業スペースが狭まるといったこ
とでの掘削作業効率の低下が防げる。
垂直リーダーの長手方向にラックギアを設けておき、こ
れと噛み合うように立坑の坑口の櫓に設けたピニオンギ
アを駆動することにより、垂直リーダーが立坑内を昇降
し、垂直リーダーを長手方向に継ぎ足すことで、掘削の
進行に応じてその長さを調整することができる。したが
って、坑底部での垂直リーダーの面倒な接続作業が不要
となり、作業の中断や作業スペースが狭まるといったこ
とでの掘削作業効率の低下が防げる。
【0062】 本願の請求項3に係る掘削土搬出装置
によれば、掘削土の搬出に関し、垂直・水平方向の連続
作業が可能であり、かつ排土用バケットを安定的に支持
することができ、作業の効率化および安全性の向上が図
れる。
によれば、掘削土の搬出に関し、垂直・水平方向の連続
作業が可能であり、かつ排土用バケットを安定的に支持
することができ、作業の効率化および安全性の向上が図
れる。
【0063】 本願の請求項6の装置によれば、水平
リーダーを開閉する際の水平リーダーの移動を利用して
キャッチャー装置の垂直走行部と水平走行部の分離、あ
るいはさらに合体を、人力によらず自動的に行うことが
でき、作業効率の向上が図れる他、最も危険な坑口での
作業が省略できることで安全性の向上につながる。
リーダーを開閉する際の水平リーダーの移動を利用して
キャッチャー装置の垂直走行部と水平走行部の分離、あ
るいはさらに合体を、人力によらず自動的に行うことが
でき、作業効率の向上が図れる他、最も危険な坑口での
作業が省略できることで安全性の向上につながる。
【図1】本願発明の掘削土搬出方法の概要を示す鉛直断
面図である。
面図である。
【図2】垂直リーダーと立坑昇降時のキャッチャー装置
との位置関係を示したもので、(a) は平面図、(b) は正
面図である。
との位置関係を示したもので、(a) は平面図、(b) は正
面図である。
【図3】垂直リーダーと水平リーダーの直交位置でのこ
れらとキャッチャー装置との位置関係を示したもので、
(a) は平面図、(b) は正面図である。
れらとキャッチャー装置との位置関係を示したもので、
(a) は平面図、(b) は正面図である。
【図4】水平リーダーと水平移動時のキャッチャー装置
との位置関係を示したもので、(a) は平面図、(b) は正
面図である。
との位置関係を示したもので、(a) は平面図、(b) は正
面図である。
【図5】立坑昇降時のキャッチャー装置の吊りワイヤー
への固定手段の一例を示す平面図である。
への固定手段の一例を示す平面図である。
1…キャッチャー装置、1A…垂直走行部、1B…水平
走行部、2…排土用バケット、3…ウインチ、3a…ワ
イヤー、4…ガイド部、5…凸部、6…凹部、7…スト
ッパー、8…ばね、9…係合溝、10…受圧ピン、11
…ガイド孔、12…ガイド部、13…ブレーキパッド、
14…ばね、15…受圧ピン、16…操作杆、21…垂
直リーダー、22…水平リーダー、22a…水平レー
ル、23…ピニオンギア、24…リーダーパイプ、25
…押圧ピン、26…油圧ジャッキ、27…緩衝部材、3
0…櫓、31…運土車両、50…立坑
走行部、2…排土用バケット、3…ウインチ、3a…ワ
イヤー、4…ガイド部、5…凸部、6…凹部、7…スト
ッパー、8…ばね、9…係合溝、10…受圧ピン、11
…ガイド孔、12…ガイド部、13…ブレーキパッド、
14…ばね、15…受圧ピン、16…操作杆、21…垂
直リーダー、22…水平リーダー、22a…水平レー
ル、23…ピニオンギア、24…リーダーパイプ、25
…押圧ピン、26…油圧ジャッキ、27…緩衝部材、3
0…櫓、31…運土車両、50…立坑
Claims (7)
- 【請求項1】 垂直走行部と水平走行部とを着脱自在に
組み合わせてなるキャッチャー装置の前記水平走行部の
下方に吊り材を介して排土用バケットを吊り支持してな
る掘削土搬出装置を、坑口より立坑内に垂下させた垂直
リーダーに沿って前記垂直走行部を摺動させて立坑内に
降下させる工程と、立坑底部で掘削された土砂を前記排
土用バケットに積み込み、前記垂直リーダーに沿って前
記垂直走行部を摺動させて坑口まで上昇させる工程と、
前記垂直リーダーが坑口上方に設置した水平リーダーと
直交する位置で、キャッチャー装置の前記水平走行部を
前記垂直走行部から分離して前記水平リーダーに沿って
土砂搬出位置まで水平方向に移動させ、前記排土用バケ
ット内の掘削土砂を積み降ろす工程と、空の排土用バケ
ットを吊り支持した状態で前記水平走行部を前記水平リ
ーダーに沿って前記垂直リーダーと直交する位置まで戻
し、水平走行部を前記垂直走行部と合体させる工程を、
必要回数繰り返すことを特徴とする立坑掘削土の搬出方
法。 - 【請求項2】 前記垂直リーダーは、その長手方向にラ
ックギアを有しており、立坑の坑口に組んだ櫓に設けた
ピニオンギアの駆動により立坑内を昇降可能となってお
り、立坑の掘削の進行に応じて前記垂直リーダーを長手
方向に継ぎ足して行く請求項1記載の立坑掘削土の搬出
方法。 - 【請求項3】 坑口より立坑内に垂下させた垂直リーダ
ーと、坑口上方で前記垂直リーダーと直交する水平リー
ダーと、前記垂直リーダーに沿って摺動可能な垂直走行
部と前記水平リーダーに沿って摺動可能な水平走行部と
を着脱自在に組み合わせてなるキャッチャー装置と、前
記キャッチャー装置の水平走行部より吊り材を介して吊
り支持される排土用バケットとからなることを特徴とす
る掘削土搬出装置。 - 【請求項4】 前記キャッチャー装置の水平走行部の上
方にはウインチが配置され、前記排土用バケットを前記
ウインチのワイヤーで前記水平走行部に設けたガイド部
を介して吊り支持している請求項3記載の掘削土搬出装
置。 - 【請求項5】 前記水平リーダーは、少なくとも前記垂
直リーダーとの直交位置で前記キャッチャー装置の水平
走行部を挟み込む形で左右に開閉自在となっており、水
平リーダーを閉じた状態で、水平リーダーに設けた水平
レールと前記キャッチャー装置の水平走行部が係合し、
水平走行部を前記水平レールに沿って摺動可能としてい
る請求項3または4記載の掘削土搬出装置。 - 【請求項6】 前記キャッチャー装置の垂直走行部と水
平走行部は、係合手段によって互いに着脱自在となって
おり、前記水平リーダーを閉じる際の水平リーダーの移
動により、水平リーダーの一部が前記係合手段の係合解
除手段を押圧し、その押圧力により前記垂直走行部と水
平走行部の係合が解除されるよう構成してある請求項5
記載の掘削土搬出装置。 - 【請求項7】 垂直リーダーに沿って摺動可能な垂直走
行部と前記垂直リーダーと直交する水平リーダーに沿っ
て摺動可能な水平走行部とを着脱自在に組み合わせてな
るキャッチャー装置と、前記キャッチャー装置の水平走
行部より吊り材を介して吊り支持されるバケットとから
なることを特徴とする垂直・水平方向連続搬出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24332196A JPH1088959A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 立坑掘削土の搬出方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24332196A JPH1088959A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 立坑掘削土の搬出方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1088959A true JPH1088959A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17102099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24332196A Withdrawn JPH1088959A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 立坑掘削土の搬出方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1088959A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108374443A (zh) * | 2018-05-07 | 2018-08-07 | 中国水利水电第五工程局有限公司 | 一种小硐室大断面集水井开挖装置及开挖方法 |
-
1996
- 1996-09-13 JP JP24332196A patent/JPH1088959A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108374443A (zh) * | 2018-05-07 | 2018-08-07 | 中国水利水电第五工程局有限公司 | 一种小硐室大断面集水井开挖装置及开挖方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |