JPH1089348A - 流体軸受装置 - Google Patents
流体軸受装置Info
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- JPH1089348A JPH1089348A JP8241765A JP24176596A JPH1089348A JP H1089348 A JPH1089348 A JP H1089348A JP 8241765 A JP8241765 A JP 8241765A JP 24176596 A JP24176596 A JP 24176596A JP H1089348 A JPH1089348 A JP H1089348A
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- fixed shaft
- lubricant
- groove
- inner peripheral
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軸受の高速回転で、潤滑剤が飛散したり、油
膜切れやコスレ、焼き付きを生じる事を防止する。 【解決手段】 (1)スリーブ4A開放端部の内周面の
内周面の、ラジアル側動圧発生溝4Cの近隣にヘリカル
溝11を有している。また、前記スリーブ4A内周部
は、潤滑剤10で充満されている。また、固定軸22の
他端が固定軸22より小径の小径軸を有し、前記小径軸
と隣接するスラスト板27の内周部に、ヘリカル溝35
を有している。本発明は、上記した構成により、モータ
の回転時においても、ヘリカル溝のポンプ力によってス
リーブ内部側へ潤滑剤が供給されるため、流体軸受の潤
滑剤が外へにじみ出すことなく、動圧発生溝に確実に保
持され、長期にわたり安定した回転が得られる。
膜切れやコスレ、焼き付きを生じる事を防止する。 【解決手段】 (1)スリーブ4A開放端部の内周面の
内周面の、ラジアル側動圧発生溝4Cの近隣にヘリカル
溝11を有している。また、前記スリーブ4A内周部
は、潤滑剤10で充満されている。また、固定軸22の
他端が固定軸22より小径の小径軸を有し、前記小径軸
と隣接するスラスト板27の内周部に、ヘリカル溝35
を有している。本発明は、上記した構成により、モータ
の回転時においても、ヘリカル溝のポンプ力によってス
リーブ内部側へ潤滑剤が供給されるため、流体軸受の潤
滑剤が外へにじみ出すことなく、動圧発生溝に確実に保
持され、長期にわたり安定した回転が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転する磁気ディ
スクから信号の記録再生を行うディスク記録装置等に用
いられる、動圧型の流体軸受装置に関するものである。
スクから信号の記録再生を行うディスク記録装置等に用
いられる、動圧型の流体軸受装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下図面を参照しながら、従来の流体軸
受装置の一例について説明する。図5は従来の流体軸受
装置の断面図である。41はベース、42は軸であり、
片端がベース41に固定され、また他端にフランジ43
が固定されている。軸42の外周にはスリーブ44Aを
有するハブ44が、回転自在に取り付けられ、軸42の
外周または、スリーブ44Aの内周にはラジアル側動圧
発生溝44B、44Cが設けられている。また、軸42
の他端に固定されたフランジ43に対向かつ近接してス
ラスト板47がハブ44に結合されている。スラスト板
47のフランジ43と対向する位置にはスラスト側動圧
発生溝47Aを有し、これらラジアル側動圧発生溝44
B、44C、スラスト側動圧発生溝47Aは潤滑剤50
で充満されている。ベース41にはモータステータ45
が、またハブ44にはモータロータ46が固定されてい
る。ハブ44はディスク48A、48Bとスペーサ49
Aが取り付け可能な形状になっている。
受装置の一例について説明する。図5は従来の流体軸受
装置の断面図である。41はベース、42は軸であり、
片端がベース41に固定され、また他端にフランジ43
が固定されている。軸42の外周にはスリーブ44Aを
有するハブ44が、回転自在に取り付けられ、軸42の
外周または、スリーブ44Aの内周にはラジアル側動圧
発生溝44B、44Cが設けられている。また、軸42
の他端に固定されたフランジ43に対向かつ近接してス
ラスト板47がハブ44に結合されている。スラスト板
47のフランジ43と対向する位置にはスラスト側動圧
発生溝47Aを有し、これらラジアル側動圧発生溝44
B、44C、スラスト側動圧発生溝47Aは潤滑剤50
で充満されている。ベース41にはモータステータ45
が、またハブ44にはモータロータ46が固定されてい
る。ハブ44はディスク48A、48Bとスペーサ49
Aが取り付け可能な形状になっている。
【0003】以上のように構成された従来の流体軸受装
置について、以下その動作について説明する。まず、モ
ータステータ45に通電がされ、回転磁界が発生させら
れるとモータロータ46はハブ44を回転駆動する。こ
の時ハブ44はスラスト板47、ディスク48A、48
B、スペーサ49A、と共に回転する。この時ラジアル
側動圧発生溝44B、44Cとスラスト側動圧発生溝4
7Aは、それぞれ潤滑剤50をポンピングして圧力を発
生し、ハブ44は浮上して非接触回転を行う。
置について、以下その動作について説明する。まず、モ
ータステータ45に通電がされ、回転磁界が発生させら
れるとモータロータ46はハブ44を回転駆動する。こ
の時ハブ44はスラスト板47、ディスク48A、48
B、スペーサ49A、と共に回転する。この時ラジアル
側動圧発生溝44B、44Cとスラスト側動圧発生溝4
7Aは、それぞれ潤滑剤50をポンピングして圧力を発
生し、ハブ44は浮上して非接触回転を行う。
【0004】また、スリーブ44Aの開放端部は約15
度のテーパ部51になっており、潤滑剤溜まりを形成し
ている。
度のテーパ部51になっており、潤滑剤溜まりを形成し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、次の様な問題点がある。図5におい
て、スリーブ44Aが高速回転すると、テーパ部51の
潤滑剤50に遠心力が働き、50Aに示すように潤滑剤
50は流出し、潤滑剤溜まりは空になってしまう。従っ
てヘリングボーン形状のラジアル側動圧発生溝44C
は、特にその下部(図中矢印A)では油膜切れが生じ、
時にはコスレや焼き付きを生じる事もあった。
ような構成では、次の様な問題点がある。図5におい
て、スリーブ44Aが高速回転すると、テーパ部51の
潤滑剤50に遠心力が働き、50Aに示すように潤滑剤
50は流出し、潤滑剤溜まりは空になってしまう。従っ
てヘリングボーン形状のラジアル側動圧発生溝44C
は、特にその下部(図中矢印A)では油膜切れが生じ、
時にはコスレや焼き付きを生じる事もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の流体軸受装置は、次の構成を有してい
る。
めに、本発明の流体軸受装置は、次の構成を有してい
る。
【0007】すなわち、スリーブ解放端部の内周面に、
ラジアル側動圧発生溝の近隣にヘリカル溝を形成してい
る。また、前記ラジアル側動圧発生溝は潤滑剤で充満さ
れている。
ラジアル側動圧発生溝の近隣にヘリカル溝を形成してい
る。また、前記ラジアル側動圧発生溝は潤滑剤で充満さ
れている。
【0008】また、固定軸の他端が固定軸外径より小径
の小径軸を有し、前記小径軸が貫通しているスラスト板
の内周部に、ヘリカル溝を形成している。
の小径軸を有し、前記小径軸が貫通しているスラスト板
の内周部に、ヘリカル溝を形成している。
【0009】本発明は、上記した構成によって、高速回
転中でもヘリカル溝によって内部の潤滑剤が流出するこ
となく、ラジアル側動圧発生溝あるいは、スラスト側動
圧発生溝に潤滑剤が供給され、油膜切れが生じない。ま
た、小径軸外周部の潤滑剤が遠心力により飛散すること
が少なくなるため、上記と同様の効果が得られる。
転中でもヘリカル溝によって内部の潤滑剤が流出するこ
となく、ラジアル側動圧発生溝あるいは、スラスト側動
圧発生溝に潤滑剤が供給され、油膜切れが生じない。ま
た、小径軸外周部の潤滑剤が遠心力により飛散すること
が少なくなるため、上記と同様の効果が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施形態につ
いて、図1〜図2を参照しながら説明する。
いて、図1〜図2を参照しながら説明する。
【0011】図1において、ベース1には固定軸2がそ
の一端において固定されている。固定軸2にはディスク
8A、8Bとスペーサ9Aを固定するためのハブ4がス
リーブ4Aと一体となっており、固定軸2に回転自在に
填め合わされている。固定軸2の上端側近傍には略リン
グ状のフランジ3が固定され、このフランジ3はハブ4
の凹部に収納されている。また、フランジ3に対向かつ
近接してスラスト板7がハブ4に結合されている。固定
軸2の外周面またはスリーブ4Aの内周面のいずれか一
方には少なくとも2組の、例えばヘリングボーン形状の
ラジアル側動圧発生溝4B、4Cが設けられ、フランジ
3の端面とスラスト板7の対向面のいずれか一方にはス
ラスト側動圧発生溝7Aが設けられ、それぞれの溝4
B、4C、7Aには潤滑剤10が注油されている。ハブ
4にはモータロータ6が、またベース1にはモータステ
ータ5が固定されている。更にスリーブ4Aの開放端部
内周面には、ラジアル側動圧発生溝4Cの近隣に、ヘリ
カル溝11を形成している。
の一端において固定されている。固定軸2にはディスク
8A、8Bとスペーサ9Aを固定するためのハブ4がス
リーブ4Aと一体となっており、固定軸2に回転自在に
填め合わされている。固定軸2の上端側近傍には略リン
グ状のフランジ3が固定され、このフランジ3はハブ4
の凹部に収納されている。また、フランジ3に対向かつ
近接してスラスト板7がハブ4に結合されている。固定
軸2の外周面またはスリーブ4Aの内周面のいずれか一
方には少なくとも2組の、例えばヘリングボーン形状の
ラジアル側動圧発生溝4B、4Cが設けられ、フランジ
3の端面とスラスト板7の対向面のいずれか一方にはス
ラスト側動圧発生溝7Aが設けられ、それぞれの溝4
B、4C、7Aには潤滑剤10が注油されている。ハブ
4にはモータロータ6が、またベース1にはモータステ
ータ5が固定されている。更にスリーブ4Aの開放端部
内周面には、ラジアル側動圧発生溝4Cの近隣に、ヘリ
カル溝11を形成している。
【0012】以上のように構成された流体軸受装置につ
いて、その動作を説明する。図1において、モータステ
ータ5に通電され、回転磁界が発生させられると、モー
タロータ6はハブ4を回転駆動する。この時ハブ4はス
ラスト板7と共に回転する。この時ラジアル側動圧発生
溝4B、4Cと、スラスト側動圧発生溝7Aは、それぞ
れ潤滑剤10をポンピングして圧力を発生し、スラスト
板7およびスリーブ4Aを浮上させ非接触回転を行わせ
る。この時、図2に示すように、ヘリカル溝11に溜ま
っていた潤滑剤10は、回転により生じるポンプ力によ
ってラジアル側動圧発生溝4C側へ供給される。また停
止中は潤滑剤10は表面張力により軸受部にとどまる。
いて、その動作を説明する。図1において、モータステ
ータ5に通電され、回転磁界が発生させられると、モー
タロータ6はハブ4を回転駆動する。この時ハブ4はス
ラスト板7と共に回転する。この時ラジアル側動圧発生
溝4B、4Cと、スラスト側動圧発生溝7Aは、それぞ
れ潤滑剤10をポンピングして圧力を発生し、スラスト
板7およびスリーブ4Aを浮上させ非接触回転を行わせ
る。この時、図2に示すように、ヘリカル溝11に溜ま
っていた潤滑剤10は、回転により生じるポンプ力によ
ってラジアル側動圧発生溝4C側へ供給される。また停
止中は潤滑剤10は表面張力により軸受部にとどまる。
【0013】以上のように、本実施例によれば、モータ
の回転時においても、ヘリカル溝11のポンプ力によっ
て潤滑剤10がラジアル側動圧発生溝4C側へ供給され
るため、流体軸受内の潤滑剤10が外へにじみ出すこと
なく、ラジアル側動圧発生溝4Cに確実に保持され、長
期にわたり安定した回転が得られる。
の回転時においても、ヘリカル溝11のポンプ力によっ
て潤滑剤10がラジアル側動圧発生溝4C側へ供給され
るため、流体軸受内の潤滑剤10が外へにじみ出すこと
なく、ラジアル側動圧発生溝4Cに確実に保持され、長
期にわたり安定した回転が得られる。
【0014】また、スリーブ4Aには図3に示すよう
に、ラジアル側動圧発生溝4Cとヘリカル溝11との間
に、ヘリカル溝方向に内径の小さくなるテーパ部11A
を設けることにより、回転時の遠心力が利用されオイル
シール性能は更に良くなり、オイル流出を完全に阻止す
る事ができる。また、ラジアル側動圧発生溝4B、4C
はスリーブ4Aの内周に形成した場合について説明した
が、固定軸2の外周面に形成してもよい。
に、ラジアル側動圧発生溝4Cとヘリカル溝11との間
に、ヘリカル溝方向に内径の小さくなるテーパ部11A
を設けることにより、回転時の遠心力が利用されオイル
シール性能は更に良くなり、オイル流出を完全に阻止す
る事ができる。また、ラジアル側動圧発生溝4B、4C
はスリーブ4Aの内周に形成した場合について説明した
が、固定軸2の外周面に形成してもよい。
【0015】なお、本実施形態においては、スリーブ4
Aとハブ4は別部材である場合について説明したが、ダ
イキャスト構成品、プレス構成品等からなる完全な一体
物であっても同じである。
Aとハブ4は別部材である場合について説明したが、ダ
イキャスト構成品、プレス構成品等からなる完全な一体
物であっても同じである。
【0016】以下本発明の第2の実施形態について、図
4を参照しながら説明する。図4において、下ケース2
1には固定軸22がその一端において固定され、その他
端はオネジまたは、凸部22Aになっている。固定軸2
2にはディスク28A、28B、28C、28Dとスペ
ーサ29A、29B、29Cを固定するためのハブ24
がスリーブ24Aと一体となっており、固定軸22に回
転自在に填め合わされている。また、固定軸22の上端
側近傍には略リング状のフランジ23が固定され、この
フランジ23はハブ24の凹部に収納されている。また
フランジ23に対向かつ近接してスラスト板27がハブ
24にリング33によりOリング34と共に固定されて
いる。固定軸22の外周面またはスリーブ24Aの内周
面のいずれか一方には少なくとも2組の、例えばヘリン
グボーン形状のラジアル側動圧発生溝24B、24Cが
設けられ、また、スリーブ24Aの端面とフランジ23
の対向面のいずれか一方には下側スラスト動圧発生溝2
3Aが設けられ、また、フランジ23と、スラスト板2
7の対向面のいずれか一方には上側スラスト動圧発生溝
27Aが設けられている。それぞれの溝23A、24
B,24C、27Aには潤滑剤30が充満されている。
ハブ24にはモータロータ26が、また下ケース21に
はモータステータ25が固定されている。固定軸22上
部のオネジまたは、凸部22Aはナットまたは、リング
状部材32により上カバー11に取り付けられている。
更に、固定軸22の他端と隣接するスラスト板27の内
周部に、ヘリカル溝35を設けた構成を有している。ま
たスリーブ24A内周部は潤滑剤30で充満されてい
る。
4を参照しながら説明する。図4において、下ケース2
1には固定軸22がその一端において固定され、その他
端はオネジまたは、凸部22Aになっている。固定軸2
2にはディスク28A、28B、28C、28Dとスペ
ーサ29A、29B、29Cを固定するためのハブ24
がスリーブ24Aと一体となっており、固定軸22に回
転自在に填め合わされている。また、固定軸22の上端
側近傍には略リング状のフランジ23が固定され、この
フランジ23はハブ24の凹部に収納されている。また
フランジ23に対向かつ近接してスラスト板27がハブ
24にリング33によりOリング34と共に固定されて
いる。固定軸22の外周面またはスリーブ24Aの内周
面のいずれか一方には少なくとも2組の、例えばヘリン
グボーン形状のラジアル側動圧発生溝24B、24Cが
設けられ、また、スリーブ24Aの端面とフランジ23
の対向面のいずれか一方には下側スラスト動圧発生溝2
3Aが設けられ、また、フランジ23と、スラスト板2
7の対向面のいずれか一方には上側スラスト動圧発生溝
27Aが設けられている。それぞれの溝23A、24
B,24C、27Aには潤滑剤30が充満されている。
ハブ24にはモータロータ26が、また下ケース21に
はモータステータ25が固定されている。固定軸22上
部のオネジまたは、凸部22Aはナットまたは、リング
状部材32により上カバー11に取り付けられている。
更に、固定軸22の他端と隣接するスラスト板27の内
周部に、ヘリカル溝35を設けた構成を有している。ま
たスリーブ24A内周部は潤滑剤30で充満されてい
る。
【0017】以上のように構成された流体軸受装置につ
いて、その動作を説明する。図4において、モータステ
ータ25に通電され、回転磁界が発生すると、モータロ
ータ26は、ハブ24、スリーブ24A、スラスト板2
7、ディスク28A、28B、28C、28D、スペー
サ29A、29B、29Cと共に回転を始める。この
時、ラジアル側動圧発生溝24B、24Cは潤滑剤30
をかき集め、ポンピング作用により圧力を発生し、ま
た、下側スラスト動圧発生溝23A、上側スラスト動圧
発生溝27Aも潤滑剤30をかき集め、これらの発生圧
力によりスリーブ24Aやスラスト板27等の回転体は
リング33により、Oリング34と共にハブ24に強く
固定されており、更に、スラスト板27の内周部に、ヘ
リカル溝35を設けてあるので、遠心力等で潤滑剤30
が外へ流出するのを防ぐことができる。スラスト板27
の内周部に対向する軸の径Dは固定軸22の最大径より
小径でもよい。この場合、スラスト板27の内周部に対
向する軸の径Dは小さい程その外周部に存在する潤滑剤
が遠心力により飛散することも少なくなり、軸受の必要
箇所に保持されることとなる。更に、スリーブ24A下
端部にも図2〜図3に示す第1実施形態におけるヘリカ
ル溝11と同様の形状を有するヘリカル溝36を設けて
もよい。
いて、その動作を説明する。図4において、モータステ
ータ25に通電され、回転磁界が発生すると、モータロ
ータ26は、ハブ24、スリーブ24A、スラスト板2
7、ディスク28A、28B、28C、28D、スペー
サ29A、29B、29Cと共に回転を始める。この
時、ラジアル側動圧発生溝24B、24Cは潤滑剤30
をかき集め、ポンピング作用により圧力を発生し、ま
た、下側スラスト動圧発生溝23A、上側スラスト動圧
発生溝27Aも潤滑剤30をかき集め、これらの発生圧
力によりスリーブ24Aやスラスト板27等の回転体は
リング33により、Oリング34と共にハブ24に強く
固定されており、更に、スラスト板27の内周部に、ヘ
リカル溝35を設けてあるので、遠心力等で潤滑剤30
が外へ流出するのを防ぐことができる。スラスト板27
の内周部に対向する軸の径Dは固定軸22の最大径より
小径でもよい。この場合、スラスト板27の内周部に対
向する軸の径Dは小さい程その外周部に存在する潤滑剤
が遠心力により飛散することも少なくなり、軸受の必要
箇所に保持されることとなる。更に、スリーブ24A下
端部にも図2〜図3に示す第1実施形態におけるヘリカ
ル溝11と同様の形状を有するヘリカル溝36を設けて
もよい。
【0018】以上のように、本実施形態によれば、モー
タの回転時においても、遠心力等によって流体軸受の潤
滑剤が外へ飛散したりにじみ出すことなく、動圧発生溝
に確実に保持され、長期にわたり安定した回転が得られ
る。
タの回転時においても、遠心力等によって流体軸受の潤
滑剤が外へ飛散したりにじみ出すことなく、動圧発生溝
に確実に保持され、長期にわたり安定した回転が得られ
る。
【0019】なお、ラジアル側動圧発生溝4B、4Cは
スリーブ24Aの内周に形成した場合について説明した
が、固定軸22の外周面に形成しても同じ事である。
スリーブ24Aの内周に形成した場合について説明した
が、固定軸22の外周面に形成しても同じ事である。
【0020】なお、本実施形態においては、スリーブ2
4Aとハブ24は別部材である場合について説明した
が、ダイキャスト構成品、プレス構成品等からなる完全
な一体物であっても同じである。
4Aとハブ24は別部材である場合について説明した
が、ダイキャスト構成品、プレス構成品等からなる完全
な一体物であっても同じである。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、スリーブ開放端
部あるいはスラスト板の内周面にヘリカル溝を形成する
ことにより、潤滑剤の流出を防ぎ、油膜切れ、あるいは
コスレや、焼き付きを生じる事もなく、回転装置の信頼
性を大幅に向上させる事ができる。またスラスト板の内
周部に対向する軸の径を小さくすることによりその外周
部に存在する潤滑剤が遠心力により飛散することも少な
くなり、上記と同様の効果を得ることができる。
部あるいはスラスト板の内周面にヘリカル溝を形成する
ことにより、潤滑剤の流出を防ぎ、油膜切れ、あるいは
コスレや、焼き付きを生じる事もなく、回転装置の信頼
性を大幅に向上させる事ができる。またスラスト板の内
周部に対向する軸の径を小さくすることによりその外周
部に存在する潤滑剤が遠心力により飛散することも少な
くなり、上記と同様の効果を得ることができる。
【図1】本発明の一実施形態の流体軸受装置の断面図
【図2】図1に示す流体軸受装置のスリーブの詳細図
【図3】図1に示す流体軸受装置のスリーブの詳細図
【図4】本発明の第2の実施形態における流体軸受装置
の断面図
の断面図
【図5】従来の流体軸受装置の断面図
1 ベース 2 固定軸 3 フランジ 4 ハブ 4A スリーブ 4B、4C ラジアル側動圧発生溝 4D 内径小部 5 モータステータ 6 モータロータ 7 スラスト板 7A スラスト側動圧発生溝 8A、8B、8C ディスク 9A、9B スペーサ 10 潤滑油 11 ヘリカル溝 11A テーパ部 21 下ケース 22 固定軸 22A オネジまたは凸部 23 フランジ 23A 下側スラスト動圧発生溝 24 ハブ 24A スリーブ 24B、24C ラジアル側動圧発生溝 25 モータステータ 26 モータロータ 27 スラスト板 27A 上側スラスト動圧発生溝 28A、28B、28C、29C スペーサ 30 潤滑剤 31 上カバー 32 ナットまたはリング状部材 33 リング 34 Oリング 35 ヘリカル溝 36 ヘリカル溝
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも一端がケースに固定された固
定軸と、前記固定軸の他端部近傍に固定されたフランジ
部材と、前記固定軸に回転自在に挿入されたスリーブを
有し、前記スリーブに連設されるハブまたは、前記スリ
ーブの端面近傍に固定され、前記フランジ部材に対向か
つ近接するスラスト板を有し、前記固定軸の外周面また
はスリーブ内周面の少なくともいずれか一方にラジアル
側動圧発生溝を有し、前記フランジ部材又はスラスト板
の互いに対向する面のいずれか一方の面にスラスト側動
圧発生溝を有し、これら前記ラジアル側動圧発生溝及び
スラスト側動圧発生溝の溝部には潤滑剤が保持され、前
記ケースにはモータステータが、また前記ハブにはモー
タロータを有し、前記スリーブの開放端部のスリーブ内
周面にヘリカル溝を有し、前記スリーブ内周面は潤滑剤
で充満された流体軸受装置。 - 【請求項2】 少なくとも一端がケースに固定された固
定軸と、前記固定軸の他端部近傍に固定されたフランジ
部材と、前記固定軸に回転自在に挿入されたスリーブを
有し、前記スリーブに連設されるハブまたは、前記スリ
ーブの端面近傍に固定され、前記フランジ部材に対向か
つ近接するスラスト板を有し、前記固定軸の外周面また
はスリーブ内周面の少なくともいずれか一方にラジアル
側動圧発生溝を有し、前記フランジ部材又はスラスト板
の互いに対向する面のいずれか一方の面にスラスト側動
圧発生溝を有し、これら前記ラジアル側動圧発生溝及び
スラスト側動圧発生溝の溝部には潤滑剤が保持され、前
記ケースにはモータステータが、また前記ハブにはモー
タロータを有し、前記固定軸の前記スラスト板を貫通す
る部分の外径を前記固定軸の最大外径よりも小さくする
とともに、前記固定軸が貫通する前記スラスト板の内周
部にヘリカル溝を有する流体軸受装置。 - 【請求項3】 スリーブの開放端部のスリーブ内周面に
ヘリカル溝を有し、前記スリーブ内周面は潤滑剤で充満
された請求項2記載の流体軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8241765A JPH1089348A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 流体軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8241765A JPH1089348A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 流体軸受装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1089348A true JPH1089348A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17079202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8241765A Pending JPH1089348A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 流体軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1089348A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112739919A (zh) * | 2018-09-20 | 2021-04-30 | 皇家飞利浦有限公司 | 自润滑的滑动轴承 |
-
1996
- 1996-09-12 JP JP8241765A patent/JPH1089348A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112739919A (zh) * | 2018-09-20 | 2021-04-30 | 皇家飞利浦有限公司 | 自润滑的滑动轴承 |
| CN112739919B (zh) * | 2018-09-20 | 2023-10-13 | 皇家飞利浦有限公司 | 自润滑的滑动轴承 |
| US11920630B2 (en) | 2018-09-20 | 2024-03-05 | Koninklijke Philips N.V. | Self-lubricated sliding bearing |
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