JPH108934A - 内燃機関およびその内燃機関を用いたガスヒートポンプ装置 - Google Patents
内燃機関およびその内燃機関を用いたガスヒートポンプ装置Info
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- JPH108934A JPH108934A JP15994896A JP15994896A JPH108934A JP H108934 A JPH108934 A JP H108934A JP 15994896 A JP15994896 A JP 15994896A JP 15994896 A JP15994896 A JP 15994896A JP H108934 A JPH108934 A JP H108934A
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Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 厳冬期等でのサブオイルパン内のエンジンオ
イルの流動性を向上させ、もってエンジンオイルの劣化
防止やエンジン各部の磨耗防止等を実現した内燃機関お
よびその内燃機関を用いたガスヒートポンプ装置を提供
する。 【解決手段】 ガスヒートポンプ装置用のエンジン31
には、放熱器109を収納した別体のサブオイルパン1
11が付設されている。サブオイルパン111は、メイ
ンオイルパン105に連通パイプ113を介して連通し
ている。放熱器109は、銅管の一部をコイル状に成形
したもので、一端がシリンダヘッド103とサーモスタ
ット35とを接続する冷却水配管87に連通し、他端が
室外熱交換器19と冷却水ポンプ39とを接続する冷却
水配管93に連通している。
イルの流動性を向上させ、もってエンジンオイルの劣化
防止やエンジン各部の磨耗防止等を実現した内燃機関お
よびその内燃機関を用いたガスヒートポンプ装置を提供
する。 【解決手段】 ガスヒートポンプ装置用のエンジン31
には、放熱器109を収納した別体のサブオイルパン1
11が付設されている。サブオイルパン111は、メイ
ンオイルパン105に連通パイプ113を介して連通し
ている。放熱器109は、銅管の一部をコイル状に成形
したもので、一端がシリンダヘッド103とサーモスタ
ット35とを接続する冷却水配管87に連通し、他端が
室外熱交換器19と冷却水ポンプ39とを接続する冷却
水配管93に連通している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サブオイルパンを
有する内燃機関およびその内燃機関を用いたガスヒート
ポンプ装置に係り、詳しくはサブオイルパン内のエンジ
ンオイルを加熱する技術に関する。
有する内燃機関およびその内燃機関を用いたガスヒート
ポンプ装置に係り、詳しくはサブオイルパン内のエンジ
ンオイルを加熱する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パッケージエアコン等に用いられ
る業務用冷凍機では、内燃機関であるガスエンジン(以
下、単にエンジンと記す)をコンプレッサの駆動源とし
た、ガスヒートポンプが採用されることが多くなってい
る。
る業務用冷凍機では、内燃機関であるガスエンジン(以
下、単にエンジンと記す)をコンプレッサの駆動源とし
た、ガスヒートポンプが採用されることが多くなってい
る。
【0003】ガスヒートポンプ型空気調和機では、エン
ジンにより冷凍機のコンプレッサを駆動し、四方弁を切
換えて冷暖房を行う他、エンジンの冷却水や排気ガスの
熱エネルギーを捕集して暖房に利用する。そのため、エ
ンジンの冷却水回路には、冷却水から冷媒に熱エネルギ
ーを伝達させる室外熱交換器や冷媒熱交換器と、排気ガ
スから冷却水に熱エネルギーを伝達させる排気熱交換器
とが設けられている。ガスヒートポンプ型空気調和機で
は、冷却水や排気ガスから冷媒に熱エネルギーが伝達す
るため、外気温が零度以下になるような厳冬期等にも十
分な暖房を行うことができる。
ジンにより冷凍機のコンプレッサを駆動し、四方弁を切
換えて冷暖房を行う他、エンジンの冷却水や排気ガスの
熱エネルギーを捕集して暖房に利用する。そのため、エ
ンジンの冷却水回路には、冷却水から冷媒に熱エネルギ
ーを伝達させる室外熱交換器や冷媒熱交換器と、排気ガ
スから冷却水に熱エネルギーを伝達させる排気熱交換器
とが設けられている。ガスヒートポンプ型空気調和機で
は、冷却水や排気ガスから冷媒に熱エネルギーが伝達す
るため、外気温が零度以下になるような厳冬期等にも十
分な暖房を行うことができる。
【0004】ところで、ガスヒートポンプ用のエンジン
は、その稼働率が高く且つ長時間に亘って連続運転され
ることが多いため、自動車用エンジン等に比べてエンジ
ンオイルが短期間で劣化する。また、エンジン本体が筐
体の中に収納されているため、オイル交換の際のアクセ
スも一般には良好でない。そこで、オイル交換のインタ
ーバルを長くするべく、エンジン本体に付設されたメイ
ンオイルパンの他に、比較的大容量のサブオイルパンを
併設して総油量を増大させたものが出現している。
は、その稼働率が高く且つ長時間に亘って連続運転され
ることが多いため、自動車用エンジン等に比べてエンジ
ンオイルが短期間で劣化する。また、エンジン本体が筐
体の中に収納されているため、オイル交換の際のアクセ
スも一般には良好でない。そこで、オイル交換のインタ
ーバルを長くするべく、エンジン本体に付設されたメイ
ンオイルパンの他に、比較的大容量のサブオイルパンを
併設して総油量を増大させたものが出現している。
【0005】通常、サブオイルパンとメインオイルパン
とは連通管により連通されており、重力の作用により、
エンジンオイルが両オイルパン間を移動する。例えば、
エンジンが運転されると、メインオイルパン内のエンジ
ンオイルがエンジン本体の動弁系や各部の軸受等に圧送
され、メインオイルパン内の油面が低下する。これによ
り、両オイルパンの油面間には高低差が生じ、サブオイ
ルパン内のエンジンオイルがメインオイルパンに流入す
る。また、エンジンの停止直後には、エンジン各部から
メインオイルパンにエンジンオイルが環流し、メインオ
イルパンの油面が上昇する。これにより、やはり両オイ
ルパンの油面間には高低差が生じることになり、メイン
オイルパン内のエンジンオイルがサブオイルパンに流入
する。
とは連通管により連通されており、重力の作用により、
エンジンオイルが両オイルパン間を移動する。例えば、
エンジンが運転されると、メインオイルパン内のエンジ
ンオイルがエンジン本体の動弁系や各部の軸受等に圧送
され、メインオイルパン内の油面が低下する。これによ
り、両オイルパンの油面間には高低差が生じ、サブオイ
ルパン内のエンジンオイルがメインオイルパンに流入す
る。また、エンジンの停止直後には、エンジン各部から
メインオイルパンにエンジンオイルが環流し、メインオ
イルパンの油面が上昇する。これにより、やはり両オイ
ルパンの油面間には高低差が生じることになり、メイン
オイルパン内のエンジンオイルがサブオイルパンに流入
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ガスヒートポンプ用の
エンジンは空気調和機の室外ユニット内に配置されるた
め、外気温が著しく低下する厳冬期等においては、サブ
オイルパン内でエンジンオイルの粘度が上昇し流動性が
著しく悪くなる。このような状況では、メインオイルパ
ン内での油面が低下しても、サブオイルパンのエンジン
オイルがメインオイルパンへ移動し難くなり、エンジン
がメインオイルパン内のエンジンオイルのみにより潤滑
されることになる。そのため、メインオイルパンの容量
が少ない場合にはエンジンオイルが短期間で劣化し、エ
ンジン各部にスラッジを生成させたり、動弁系や軸受等
の磨耗を進行させることがあった。
エンジンは空気調和機の室外ユニット内に配置されるた
め、外気温が著しく低下する厳冬期等においては、サブ
オイルパン内でエンジンオイルの粘度が上昇し流動性が
著しく悪くなる。このような状況では、メインオイルパ
ン内での油面が低下しても、サブオイルパンのエンジン
オイルがメインオイルパンへ移動し難くなり、エンジン
がメインオイルパン内のエンジンオイルのみにより潤滑
されることになる。そのため、メインオイルパンの容量
が少ない場合にはエンジンオイルが短期間で劣化し、エ
ンジン各部にスラッジを生成させたり、動弁系や軸受等
の磨耗を進行させることがあった。
【0007】本発明は上記状況に鑑みなされたもので、
厳冬期等でのサブオイルパン内のエンジンオイルの流動
性を向上させ、もってエンジンオイルの劣化防止やエン
ジン各部の磨耗防止等を実現した内燃機関およびその内
燃機関を用いたガスヒートポンプ装置を提供することを
目的とする。
厳冬期等でのサブオイルパン内のエンジンオイルの流動
性を向上させ、もってエンジンオイルの劣化防止やエン
ジン各部の磨耗防止等を実現した内燃機関およびその内
燃機関を用いたガスヒートポンプ装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、エンジン本体に付設されたメイ
ンオイルパンと、このメインオイルパンに連通路を介し
て連通されたサブオイルパンとを有する内燃機関におい
て、当該サブオイルパン内のエンジンオイルを加熱する
加熱手段を備えたことを特徴とする。
に、請求項1の発明は、エンジン本体に付設されたメイ
ンオイルパンと、このメインオイルパンに連通路を介し
て連通されたサブオイルパンとを有する内燃機関におい
て、当該サブオイルパン内のエンジンオイルを加熱する
加熱手段を備えたことを特徴とする。
【0009】この発明によれば、例えば、エンジンの運
転時に、外気温等に応じて加熱手段によりサブオイルパ
ン内のエンジンオイルを加熱する。これにより、サブオ
イルパン内のエンジンオイルの流動性が向上し、メイン
オイルパンへの移動が滞りなく行われる。
転時に、外気温等に応じて加熱手段によりサブオイルパ
ン内のエンジンオイルを加熱する。これにより、サブオ
イルパン内のエンジンオイルの流動性が向上し、メイン
オイルパンへの移動が滞りなく行われる。
【0010】また、請求項2の発明によれば、エンジン
本体に付設されたメインオイルパンと、このメインオイ
ルパンより大容量であり且つ当該メインオイルパンに連
通路を介して連通されたサブオイルパンとを有する内燃
機関において、当該サブオイルパン内のエンジンオイル
を加熱する加熱手段を備えたことを特徴とする。
本体に付設されたメインオイルパンと、このメインオイ
ルパンより大容量であり且つ当該メインオイルパンに連
通路を介して連通されたサブオイルパンとを有する内燃
機関において、当該サブオイルパン内のエンジンオイル
を加熱する加熱手段を備えたことを特徴とする。
【0011】この発明によれば、例えば、比較的小容量
のメインオイルパンを備えた自動車用エンジン等でも、
大容量のサブオイルパンを併設することによって、総油
量を多くすることができる。これにより、エンジン本体
に改造を施すことなく、ガスヒートポンプ等への流用が
容易に行える。
のメインオイルパンを備えた自動車用エンジン等でも、
大容量のサブオイルパンを併設することによって、総油
量を多くすることができる。これにより、エンジン本体
に改造を施すことなく、ガスヒートポンプ等への流用が
容易に行える。
【0012】また、請求項3の発明によれば、エンジン
本体に付設されたメインオイルパンと、このメインオイ
ルパンに連通路を介して連通されたサブオイルパンとを
有する内燃機関において、当該サブオイルパン内に配設
された放熱器と、この放熱器に前記エンジン本体の冷却
に供される冷却液を導入する冷却液導入路とを備えたこ
とを特徴とする。
本体に付設されたメインオイルパンと、このメインオイ
ルパンに連通路を介して連通されたサブオイルパンとを
有する内燃機関において、当該サブオイルパン内に配設
された放熱器と、この放熱器に前記エンジン本体の冷却
に供される冷却液を導入する冷却液導入路とを備えたこ
とを特徴とする。
【0013】この発明によれば、エンジンの暖機が進行
して冷却液の温度が上昇すると、放熱器に導入された冷
却液がサブオイルパン内のエンジンオイルを加熱する。
これにより、専用の熱源を用いることなく、サブオイル
パン内のエンジンオイルの流動性を高めることができ、
装置コストやランニングコストが低減できる。
して冷却液の温度が上昇すると、放熱器に導入された冷
却液がサブオイルパン内のエンジンオイルを加熱する。
これにより、専用の熱源を用いることなく、サブオイル
パン内のエンジンオイルの流動性を高めることができ、
装置コストやランニングコストが低減できる。
【0014】また、請求項4の発明によれば、エンジン
本体に付設されたメインオイルパンと、このメインオイ
ルパンに連通路を介して連通されたサブオイルパンとを
有する内燃機関において、当該サブオイルパン内に配設
された放熱器と、この放熱器に前記エンジン本体の冷却
に供される冷却液を当該エンジン本体とサーモスタット
との間から導入する冷却液導入路とを備えたことを特徴
とする この発明によれば、エンジンの運転中には、サーモスタ
ットの開弁状態に拘わらず、冷却液が放熱器に導入され
る。これにより、サーモスタットが閉弁しやすい厳冬期
においても、サブオイルパン内のエンジンオイルが加熱
されてその流動性が高まる。
本体に付設されたメインオイルパンと、このメインオイ
ルパンに連通路を介して連通されたサブオイルパンとを
有する内燃機関において、当該サブオイルパン内に配設
された放熱器と、この放熱器に前記エンジン本体の冷却
に供される冷却液を当該エンジン本体とサーモスタット
との間から導入する冷却液導入路とを備えたことを特徴
とする この発明によれば、エンジンの運転中には、サーモスタ
ットの開弁状態に拘わらず、冷却液が放熱器に導入され
る。これにより、サーモスタットが閉弁しやすい厳冬期
においても、サブオイルパン内のエンジンオイルが加熱
されてその流動性が高まる。
【0015】また、請求項5の発明によれば、請求項1
〜4に記載の内燃機関を圧縮機の駆動源としたガスヒー
トポンプ装置が提供される。
〜4に記載の内燃機関を圧縮機の駆動源としたガスヒー
トポンプ装置が提供される。
【0016】この発明によれば、エンジンオイルの劣化
等が防止できるため、ガスヒートポンプ装置の保守イン
ターバルを確実に延長することが可能となる。
等が防止できるため、ガスヒートポンプ装置の保守イン
ターバルを確実に延長することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき詳細に説明する。
に基づき詳細に説明する。
【0018】図1はガスヒートポンプ型空気調和機の概
略構成図であり、同図中には、太い一点鎖線で冷媒回路
を示し、太い実線で冷却水回路を示してある。空気調和
機は、室内ユニット1と室外ユニット3とから構成され
ており、室内ユニット1側には分流器5が付設された室
内熱交換器7やファン9等が設置されている。また、室
外ユニット3側には、冷媒回路の要素部品として、圧縮
機11、電磁式の四方弁13、冷媒熱交換器15、分流
器17が付設された室外熱交換器19、ファン21等が
設置され、冷却水回路の要素部品として、エンジン3
1、排気熱交換器33、サーモスタット35、電動式の
三方弁37、電動式の冷却水ポンプ39等が設置されて
いる。図中、43は排気熱交換器33内に接続された排
気管、45は冷却水ポンプ39の回転数制御に供される
インバータ、47はファン21を駆動するファンモー
タ、49はエンジン31と圧縮機11とを連結するフレ
キシブルカップリングである。
略構成図であり、同図中には、太い一点鎖線で冷媒回路
を示し、太い実線で冷却水回路を示してある。空気調和
機は、室内ユニット1と室外ユニット3とから構成され
ており、室内ユニット1側には分流器5が付設された室
内熱交換器7やファン9等が設置されている。また、室
外ユニット3側には、冷媒回路の要素部品として、圧縮
機11、電磁式の四方弁13、冷媒熱交換器15、分流
器17が付設された室外熱交換器19、ファン21等が
設置され、冷却水回路の要素部品として、エンジン3
1、排気熱交換器33、サーモスタット35、電動式の
三方弁37、電動式の冷却水ポンプ39等が設置されて
いる。図中、43は排気熱交換器33内に接続された排
気管、45は冷却水ポンプ39の回転数制御に供される
インバータ、47はファン21を駆動するファンモー
タ、49はエンジン31と圧縮機11とを連結するフレ
キシブルカップリングである。
【0019】室外ユニット3の内部には、四方弁13、
電動三方弁37、インバータ45、ファンモータ47等
を駆動制御するコントロールユニット61が設置されて
いる。コントロールユニット61は、CPUを始め、入
出力インタフェースやROM,RAM,タイマカウンタ
等から構成されており、その入力インタフェースには、
エンジン31とサーモスタット35との間の冷却水配管
87に設けられた水温センサ63、室外熱交換器19に
取り付けられた熱交温度センサ65、排気管43に設け
られた排気温センサ67、外壁面に取り付けられた外気
温度センサ69等が接続している。また、コントロール
ユニット61は、室内ユニット1側の図示しないコント
ロールユニットと接続されており、相互に信号の授受を
行う。
電動三方弁37、インバータ45、ファンモータ47等
を駆動制御するコントロールユニット61が設置されて
いる。コントロールユニット61は、CPUを始め、入
出力インタフェースやROM,RAM,タイマカウンタ
等から構成されており、その入力インタフェースには、
エンジン31とサーモスタット35との間の冷却水配管
87に設けられた水温センサ63、室外熱交換器19に
取り付けられた熱交温度センサ65、排気管43に設け
られた排気温センサ67、外壁面に取り付けられた外気
温度センサ69等が接続している。また、コントロール
ユニット61は、室内ユニット1側の図示しないコント
ロールユニットと接続されており、相互に信号の授受を
行う。
【0020】次に、暖房運転時における冷媒および冷却
水の流れを説明する。
水の流れを説明する。
【0021】冷媒配管71から室外ユニット3側に流入
した液冷媒は、冷媒熱交換器15、冷媒配管73、分流
器17を経由し、ガス冷媒となって室外熱交換器19に
流入し、両熱交換器15,19を通過する間に加熱され
る。尚、冷媒熱交換器15では冷媒配管の周囲を冷却水
が通過する二重管型式が採られており、室外熱交換器1
9では冷媒配管と冷却水配管とがプレートフィンを介し
て接続されたプレートフィン型式が採られている。両熱
交換器15,19で加熱されたガス冷媒は、冷媒配管7
5、四方弁13、冷媒配管77を経由して圧縮機11に
流入し、ここで圧縮されることにより更に加熱される。
圧縮機11から吐出された高温のガス冷媒は、冷媒配管
79、四方弁13、冷媒配管81を経由して室内ユニッ
ト1側の室内熱交換器19に流入し、ファン9により送
風された室内気に熱エネルギーを放出して暖房を行った
後、液冷媒となって冷媒配管71から再び室外ユニット
3側に流入する。
した液冷媒は、冷媒熱交換器15、冷媒配管73、分流
器17を経由し、ガス冷媒となって室外熱交換器19に
流入し、両熱交換器15,19を通過する間に加熱され
る。尚、冷媒熱交換器15では冷媒配管の周囲を冷却水
が通過する二重管型式が採られており、室外熱交換器1
9では冷媒配管と冷却水配管とがプレートフィンを介し
て接続されたプレートフィン型式が採られている。両熱
交換器15,19で加熱されたガス冷媒は、冷媒配管7
5、四方弁13、冷媒配管77を経由して圧縮機11に
流入し、ここで圧縮されることにより更に加熱される。
圧縮機11から吐出された高温のガス冷媒は、冷媒配管
79、四方弁13、冷媒配管81を経由して室内ユニッ
ト1側の室内熱交換器19に流入し、ファン9により送
風された室内気に熱エネルギーを放出して暖房を行った
後、液冷媒となって冷媒配管71から再び室外ユニット
3側に流入する。
【0022】一方、冷却水ポンプ39から吐出された冷
却水は、冷却水配管85を経由して排気熱交換器33内
に流入し、排気ガスにより加熱された後にエンジン31
に流入する。エンジン31の冷却を行って高温となった
冷却水は、冷却水配管87、サーモスタット35、冷却
水配管89を経由して室外熱交換器19に流入して、熱
エネルギーを放出する。室外熱交換器19で熱エネルギ
ーを放出した冷却水は、冷却水配管91、電動三方弁3
7、冷却水配管93を経由して再び冷却水ポンプ39に
環流する。
却水は、冷却水配管85を経由して排気熱交換器33内
に流入し、排気ガスにより加熱された後にエンジン31
に流入する。エンジン31の冷却を行って高温となった
冷却水は、冷却水配管87、サーモスタット35、冷却
水配管89を経由して室外熱交換器19に流入して、熱
エネルギーを放出する。室外熱交換器19で熱エネルギ
ーを放出した冷却水は、冷却水配管91、電動三方弁3
7、冷却水配管93を経由して再び冷却水ポンプ39に
環流する。
【0023】この際、コントロールユニット61により
電動三方弁37が切換えられていた場合、冷却水は、冷
却水配管95を経由して冷媒熱交換器15に流入し、こ
こで熱エネルギーを放出した後に冷却水配管97、冷却
水配管93を経由して冷却水ポンプ39に環流する。ま
た、エンジン31出口の冷却水温が下限設定値(本実施
形態では、60℃)に至るまでは、冷却水は、室外熱交
換器19側に流れず、全量がサーモスタット35からバ
イパス配管99を経由して冷却水ポンプ39に環流す
る。そして、冷却水温が下限設定値と上限設定値(本実
施形態では、70℃)との間では、冷却水はサーモスタ
ット35からバイパス配管99と冷却水配管89との双
方に流れ、冷却水温が上限設定値を超えた時点で全量が
冷却水配管89に流れる。
電動三方弁37が切換えられていた場合、冷却水は、冷
却水配管95を経由して冷媒熱交換器15に流入し、こ
こで熱エネルギーを放出した後に冷却水配管97、冷却
水配管93を経由して冷却水ポンプ39に環流する。ま
た、エンジン31出口の冷却水温が下限設定値(本実施
形態では、60℃)に至るまでは、冷却水は、室外熱交
換器19側に流れず、全量がサーモスタット35からバ
イパス配管99を経由して冷却水ポンプ39に環流す
る。そして、冷却水温が下限設定値と上限設定値(本実
施形態では、70℃)との間では、冷却水はサーモスタ
ット35からバイパス配管99と冷却水配管89との双
方に流れ、冷却水温が上限設定値を超えた時点で全量が
冷却水配管89に流れる。
【0024】図2には、エンジン31周りの概略構成を
示してある。本実施形態のエンジン31は、乗用車用ガ
ソリンエンジンの燃料系統等を天然ガス用に改造したも
のであり、シリンダブロック101の上部には図示しな
い動弁機構を収納したシリンダヘッド103が載置さ
れ、シリンダブロック101の底部にはオイルパン(以
下、メインオイルパンと記す)105が取り付けられて
いる。メインオイルパン105は、乗用車用のものがそ
のまま用いられており、比較的小容量(本実施形態で
は、4リットル)となっている。図中、107はオイル
ストレーナであり、シリンダブロック101内の図示し
ないオイルポンプに接続されている。
示してある。本実施形態のエンジン31は、乗用車用ガ
ソリンエンジンの燃料系統等を天然ガス用に改造したも
のであり、シリンダブロック101の上部には図示しな
い動弁機構を収納したシリンダヘッド103が載置さ
れ、シリンダブロック101の底部にはオイルパン(以
下、メインオイルパンと記す)105が取り付けられて
いる。メインオイルパン105は、乗用車用のものがそ
のまま用いられており、比較的小容量(本実施形態で
は、4リットル)となっている。図中、107はオイル
ストレーナであり、シリンダブロック101内の図示し
ないオイルポンプに接続されている。
【0025】エンジン31には、放熱器109を収納し
た別体のサブオイルパン111が付設されている。サブ
オイルパン111は、メインオイルパン105に連通パ
イプ113を介して連通しており、比較的大容量(本実
施形態では、30リットル)に設定されている。放熱器
109は、銅管の一部(サブオイルパン111に収納さ
れる部分)をコイル状に成形したもので、一端がシリン
ダヘッド103とサーモスタット35とを接続する冷却
水配管87に連通し、他端が室外熱交換器19と冷却水
ポンプ39とを接続する冷却水配管93に連通してい
る。
た別体のサブオイルパン111が付設されている。サブ
オイルパン111は、メインオイルパン105に連通パ
イプ113を介して連通しており、比較的大容量(本実
施形態では、30リットル)に設定されている。放熱器
109は、銅管の一部(サブオイルパン111に収納さ
れる部分)をコイル状に成形したもので、一端がシリン
ダヘッド103とサーモスタット35とを接続する冷却
水配管87に連通し、他端が室外熱交換器19と冷却水
ポンプ39とを接続する冷却水配管93に連通してい
る。
【0026】以下、本実施形態の作用を述べる。
【0027】空気調和機の運転が開始されると、コント
ロールユニット61の指令によりエンジン31が始動
し、フレキシブルカップリング49を介して圧縮機11
が駆動される。これにより、冷媒回路内を冷媒が循環
し、上述した手順で暖房運転が行われたり、四方弁13
の切換えにより冷房運転が行われる。この際、エンジン
31内では、メインオイルパン105内のエンジンオイ
ル121が各部に圧送され、動弁機構や各摺動部位の潤
滑や冷却に供される。また、冷却水ポンプ39に吐出さ
れた冷却水が、シリンダブロック101からシリンダヘ
ッド103を経由し、冷却水回路を循環する。
ロールユニット61の指令によりエンジン31が始動
し、フレキシブルカップリング49を介して圧縮機11
が駆動される。これにより、冷媒回路内を冷媒が循環
し、上述した手順で暖房運転が行われたり、四方弁13
の切換えにより冷房運転が行われる。この際、エンジン
31内では、メインオイルパン105内のエンジンオイ
ル121が各部に圧送され、動弁機構や各摺動部位の潤
滑や冷却に供される。また、冷却水ポンプ39に吐出さ
れた冷却水が、シリンダブロック101からシリンダヘ
ッド103を経由し、冷却水回路を循環する。
【0028】さて、エンジン31が始動すると、図2に
示したように、メインオイルパン105内のエンジンオ
イル121がオイルストレーナ107を介してオイルポ
ンプに吸い込まれ、油面が二点鎖線の位置から実線で示
した位置まで低下する。そして、厳冬時等に空気調和機
が長時間停止されていた場合には、サブオイルパン11
1内のエンジンオイル123は、低温となることによっ
て粘度が高くなり、流動性の悪化によりメインオイルパ
ン105に流入し難くなる。
示したように、メインオイルパン105内のエンジンオ
イル121がオイルストレーナ107を介してオイルポ
ンプに吸い込まれ、油面が二点鎖線の位置から実線で示
した位置まで低下する。そして、厳冬時等に空気調和機
が長時間停止されていた場合には、サブオイルパン11
1内のエンジンオイル123は、低温となることによっ
て粘度が高くなり、流動性の悪化によりメインオイルパ
ン105に流入し難くなる。
【0029】ところが、本実施形態の場合では、冷却水
がサブオイルパン111内の放熱器109に導入されて
いるため、エンジン31の暖機に伴って冷却水温度が上
昇すると、エンジンオイル123も加熱されて温度が次
第に上昇する。その結果、エンジンオイル123は、そ
の粘度が徐々に低下して流動性も高くなり、連通パイプ
113を経由してサブオイルパン111からメインオイ
ルパン105に流入する。また、エンジン31が停止す
ると、エンジン各部からメインオイルパン105にエン
ジンオイル121が流下し、これに伴う油面の上昇によ
り、メインオイルパン105からサブオイルパン111
にエンジンオイル121が環流する。
がサブオイルパン111内の放熱器109に導入されて
いるため、エンジン31の暖機に伴って冷却水温度が上
昇すると、エンジンオイル123も加熱されて温度が次
第に上昇する。その結果、エンジンオイル123は、そ
の粘度が徐々に低下して流動性も高くなり、連通パイプ
113を経由してサブオイルパン111からメインオイ
ルパン105に流入する。また、エンジン31が停止す
ると、エンジン各部からメインオイルパン105にエン
ジンオイル121が流下し、これに伴う油面の上昇によ
り、メインオイルパン105からサブオイルパン111
にエンジンオイル121が環流する。
【0030】このように、本実施形態では、エンジン3
1の起動・停止が繰り返される度に、両オイルパン10
5,111間でのエンジンオイル121,123の循環
が滞りなく行われ、エンジンオイルの短期間での劣化や
エンジン各部でのスラッジの生成が防止されるのであ
る。
1の起動・停止が繰り返される度に、両オイルパン10
5,111間でのエンジンオイル121,123の循環
が滞りなく行われ、エンジンオイルの短期間での劣化や
エンジン各部でのスラッジの生成が防止されるのであ
る。
【0031】以上で具体的実施形態の説明を終えるが、
本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、コイル状に形成した銅パイ
プをからなる放熱器を用いたが、多管円筒型等の放熱器
や電気式加熱器等を採用してもよい。また、連通パイプ
等に油ポンプを装着し、エンジンオイルの循環を強制的
に行うようにしてもよい。また、その他の部分の具体的
構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜
変更可能である。更に、上記実施形態は空気調和機用の
内燃機関に関するものであるが、サブオイルパンを有す
る発電用等の内燃機関等にも好適である。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、コイル状に形成した銅パイ
プをからなる放熱器を用いたが、多管円筒型等の放熱器
や電気式加熱器等を採用してもよい。また、連通パイプ
等に油ポンプを装着し、エンジンオイルの循環を強制的
に行うようにしてもよい。また、その他の部分の具体的
構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜
変更可能である。更に、上記実施形態は空気調和機用の
内燃機関に関するものであるが、サブオイルパンを有す
る発電用等の内燃機関等にも好適である。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の内燃機関に
よれば、メインオイルパンとサブオイルパンとを有する
内燃機関において、サブオイルパン内のエンジンオイル
を加熱する加熱手段を備えるようにしたため、厳冬時等
においてもサブオイルパンからメインオイルパンへのエ
ンジンオイルの流動が滞りなく行われ、エンジンオイル
の劣化やスラッジの生成を防止することが可能となる。
また、この内燃機関を用いたガスヒートポンプ装置によ
れば、保守インターバルを確実に延長することが可能と
なる
よれば、メインオイルパンとサブオイルパンとを有する
内燃機関において、サブオイルパン内のエンジンオイル
を加熱する加熱手段を備えるようにしたため、厳冬時等
においてもサブオイルパンからメインオイルパンへのエ
ンジンオイルの流動が滞りなく行われ、エンジンオイル
の劣化やスラッジの生成を防止することが可能となる。
また、この内燃機関を用いたガスヒートポンプ装置によ
れば、保守インターバルを確実に延長することが可能と
なる
【図1】本発明の一実施形態に係る空気調和機の概略構
成図である。
成図である。
【図2】実施形態に係るエンジン周りの概略構成図であ
る。
る。
1 室外ユニット 3 室内ユニット 31 エンジン 35 サーモスタット 87,93 冷却水配管 101 シリンダブロック 103 シリンダヘッド 105 メインオイルパン 109 放熱器 111 サブオイルパン 113 連通パイプ 121,123 エンジンオイル
Claims (5)
- 【請求項1】 エンジン本体に付設されたメインオイル
パンと、このメインオイルパンに連通路を介して連通さ
れたサブオイルパンとを有する内燃機関において、当該
サブオイルパン内のエンジンオイルを加熱する加熱手段
を備えたことを特徴とする内燃機関。 - 【請求項2】 エンジン本体に付設されたメインオイル
パンと、このメインオイルパンより大容量であり且つ当
該メインオイルパンに連通路を介して連通されたサブオ
イルパンとを有する内燃機関において、当該サブオイル
パン内のエンジンオイルを加熱する加熱手段を備えたこ
とを特徴とする内燃機関。 - 【請求項3】 エンジン本体に付設されたメインオイル
パンと、このメインオイルパンに連通路を介して連通さ
れたサブオイルパンとを有する内燃機関において、当該
サブオイルパン内に配設された放熱器と、この放熱器に
前記エンジン本体の冷却に供される冷却液を導入する冷
却液導入路とを備えたことを特徴とする内燃機関。 - 【請求項4】 エンジン本体に付設されたメインオイル
パンと、このメインオイルパンに連通路を介して連通さ
れたサブオイルパンとを有する内燃機関において、当該
サブオイルパン内に配設された放熱器と、この放熱器に
前記エンジン本体の冷却に供される冷却液を当該エンジ
ン本体とサーモスタットとの間から導入する冷却液導入
路とを備えたことを特徴とする内燃機関。 - 【請求項5】 請求項1〜4に記載の内燃機関を圧縮機
の駆動源としたことを特徴とするガスヒートポンプ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15994896A JPH108934A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 内燃機関およびその内燃機関を用いたガスヒートポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15994896A JPH108934A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 内燃機関およびその内燃機関を用いたガスヒートポンプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH108934A true JPH108934A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15704664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15994896A Pending JPH108934A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 内燃機関およびその内燃機関を用いたガスヒートポンプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH108934A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006077602A (ja) * | 2004-09-07 | 2006-03-23 | Yanmar Co Ltd | オイル循環機構 |
| KR20200062873A (ko) * | 2018-11-27 | 2020-06-04 | 엘지전자 주식회사 | 가스엔진 히트펌프 |
| JP2022174420A (ja) * | 2021-05-11 | 2022-11-24 | 株式会社豊田自動織機 | ガスヒートポンプエンジン |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP15994896A patent/JPH108934A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006077602A (ja) * | 2004-09-07 | 2006-03-23 | Yanmar Co Ltd | オイル循環機構 |
| KR20200062873A (ko) * | 2018-11-27 | 2020-06-04 | 엘지전자 주식회사 | 가스엔진 히트펌프 |
| JP2022174420A (ja) * | 2021-05-11 | 2022-11-24 | 株式会社豊田自動織機 | ガスヒートポンプエンジン |
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